JP6862756B2 - 粉体収容装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉体を収容するための粉体収容装置およびそのような粉体収容装置を備えた画像形成装置に関する。
粉体を容器の中に収容する場合、多くの粉体を容器の中に収容できることが望ましい。たとえば画像形成装置においては、クリーニングブレード等によって像担持体の表面からトナーが除去された後、そのトナーは容器の中で堆積する。より多くのトナーを容器の中に収容できることが望ましい。
粉体(複数の粉体の集まり)は流動性を有しているが、特段の対策を施していない場合には、粉体を容器の底面上で広く分散させることは容易ではない。粉体が容器内で偏って堆積した場合には、容器内の空間の利用効率が低下し、多くの粉体を容器の中に収容することは難しくなる。
粉体収容装置とは技術分野が異なるが、特開2015−92223号公報(特許文献1)には、トナーを搬送するための通路の底面に複数の突起を設け、当該突起を振動させることによってトナーを一方向に搬送するという技術が開示されている。特開平11−334840号公報(特許文献2)には、粉体を搬送するための管路の内壁に鋸波状の突起を設け、当該突起を振動させることによって粉体を一方向に搬送するという技術が開示されている。
特開2015−92223号公報 特開平11−334840号公報
特許文献1,2に記載された技術を粉体収容装置に適用した場合、容器の底面上に堆積した粉体は、容器の底面上で一方向にのみ移動することとなる。したがってこれらの文献に開示された技術を粉体収容装置に適用できたとしても、粉体を容器の底面上で広く分散させることは困難であり、粉体収容量の増加は期待できない。
本発明は上述のような実情に鑑みて創作されたものであって、粉体収容量の増加を企図することが可能な粉体収容装置、およびそのような粉体収容装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に基づく粉体収容装置は、底部を有し、粉体を収容するための容器と、上記容器の上記底部に対して略垂直な方向に上記底部を振動させる加振機構と、を備え、上記底部の内表面は、複数の第1突起が設けられた第1領域と、複数の第2突起が設けられた第2領域と、を含み、複数の上記第1突起の各々は、上記加振機構に振動させられることによって上記粉体を第1の方向に移動させる第1斜面を有し、複数の上記第2突起の各々は、上記加振機構に振動させられることによって上記粉体を第2の方向に移動させる第2斜面を有し、上記第1の方向と上記第2の方向とは、互いに異なる方向であり、上記第1領域は、第1範囲と、上記粉体が上記第1範囲よりも多く流入する第2範囲と、を含み、上記第2範囲内に設けられている複数の上記第1突起は、上記第1範囲内に設けられている複数の上記第1突起に比べて、上記底部の単位面積当たりの設置数が多くなるように形成されているか、上記第1の方向に対して垂直な方向の上記第1斜面の平均長さが長くなるように形成されているか、上記底部に対して垂直な方向に沿って上記底部を平面視した場合に規定される上記第1斜面の密度が高くなるように形成されているか、あるいは、上記底部に対する上記第1斜面の傾斜角度が大きくなるように形成されている。
上記粉体収容装置において好ましくは、上記容器の上記底部は、長手方向に沿って延在する形状を有しており、上記第1領域および上記第2領域は、上記底部の上記長手方向において並んでおり、複数の上記第1突起の各々に形成されている上記第1斜面および複数の上記第2突起の各々に形成されている上記第2斜面は、上記底部の上記長手方向に対して垂直な方向に延在する形状を有しており、上記第1の方向は、上記底部の上記長手方向における一方の外側から内側へ向かう方向であり、上記第2の方向は、上記底部の上記長手方向における他方の外側から内側へ向かう方向である。
上記粉体収容装置において好ましくは、上記第1領域内に設けられている複数の上記第1突起と上記第2領域内に設けられている複数の上記第2突起とは、上記底部の上記長手方向における中心部を通り且つ上記長手方向に対して垂直な平面を対称の基準面として面対称の形状をなすように設けられている。
上記粉体収容装置において好ましくは、上記第1領域内に設けられている複数の上記第1突起は、上記底部の上記長手方向における上記一方の外側の方が上記内側よりも上記底部の単位面積当たりの設置数が多くなるように形成されており、上記第2領域内に設けられている複数の上記第2突起は、上記底部の上記長手方向における上記他方の外側の方が上記内側よりも上記底部の単位面積当たりの設置数が多くなるように形成されている。
上記粉体収容装置において好ましくは、上記底部の上記内表面は、平坦領域をさらに含み、上記平坦領域は、平坦な表面形状を有し、上記長手方向において上記第1領域と上記第2領域との間に位置している。
上記粉体収容装置において好ましくは、上記第1領域内に設けられている複数の上記第1突起は、上記底部の上記長手方向における上記一方の外側の方が上記内側よりも上記底部に対して垂直な方向に沿って上記底部を平面視した場合に規定される上記第1斜面の密度が高くなるように形成されており、上記第2領域内に設けられている複数の上記第2突起は、上記底部の上記長手方向における上記他方の外側の方が上記内側よりも上記底部に対して垂直な方向に沿って上記底部を平面視した場合に規定される上記第2斜面の密度が高くなるように形成されている。
上記粉体収容装置において好ましくは、上記第1領域内に設けられている複数の上記第1突起は、上記底部の上記長手方向における上記一方の外側の方が上記内側よりも上記底部に対する傾斜角度が大きくなるように形成されており、上記第2領域内に設けられている複数の上記第2突起は、上記底部の上記長手方向における上記他方の外側の方が上記内側よりも上記底部に対する傾斜角度が大きくなるように形成されている。
上記粉体収容装置において好ましくは、上記第1領域内に設けられている複数の上記第1突起は、上記底部の上記長手方向における上記一方の外側の方が上記内側よりも上記第1の方向に対して垂直な方向の上記第1斜面の長さが長くなるように形成されており、上記第2領域内に設けられている複数の上記第2突起は、上記底部の上記長手方向における上記他方の外側の方が上記内側よりも上記第2の方向に対して垂直な方向の上記第2斜面の長さが長くなるように形成されている。
上記粉体収容装置において好ましくは、上記底部の上記内表面は、複数の第3突起が設けられ、上記第1の方向に対して垂直な方向において上記第1領域に隣り合う第3領域と、複数の第4突起が設けられ、上記第2の方向に対して垂直な方向において上記第2領域に隣り合う第4領域と、をさらに含み、複数の上記第3突起の各々は、上記加振機構に振動させられることによって上記粉体を上記第2の方向に移動させる第3斜面を有し、複数の上記第4突起の各々は、上記加振機構に振動させられることによって上記粉体を上記第1の方向に移動させる第4斜面を有している。
上記粉体収容装置において好ましくは、上記第3領域内に設けられている複数の上記第3突起は、上記底部の上記長手方向における上記一方の外側の方が上記内側よりも上記底部の単位面積当たりの設置数が少なくなるように形成されており、上記第4領域内に設けられている複数の上記第4突起は、上記底部の上記長手方向における上記他方の外側の方が上記内側よりも上記底部の単位面積当たりの設置数が少なくなるように形成されている。
上記粉体収容装置において好ましくは、上記第3領域内に設けられている複数の上記第3突起は、上記底部の上記長手方向における上記一方の外側の方が上記内側よりも上記第2の方向に対して垂直な方向の上記第3斜面の長さが短くなるように形成されており、上記第4領域内に設けられている複数の上記第4突起は、上記底部の上記長手方向における上記他方の外側の方が上記内側よりも上記第1の方向に対して垂直な方向の上記第4斜面の長さが短くなるように形成されている。
本発明に基づく画像形成装置は、本発明に基づく上記の粉体収容装置と、像担持体と、を備え、上記容器は、上記像担持体から除去された上記粉体としてのトナーを収容する。
上記の構成によれば、容器の底面上で堆積した粉体は、振動する第1突起および第2突起からの搬送力を受けて容器の底面上で互いに異なる2つの方向に移動することとなり、粉体が容器の底面上で少なくとも2つの方向に分散するため、粉体収容量の増加を企図することが可能となる。
実施の形態1における画像形成装置100を示す模式図である。 図2(A)は、ブレード29と、容器31の受け部35および底部36とを示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36などを平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。図2(B)は、図2(A)中におけるII(B)−II(B)線に沿った矢視断面図である。 実施の形態1における画像形成装置100、粉体収容装置30の動作を説明するための断面図である。 実施の形態1における画像形成装置100、粉体収容装置30の動作を説明するための平面図である。 実施の形態1における画像形成装置100、粉体収容装置30の動作を説明するための他の平面図である。 実施の形態1における変形例を説明するための断面図である。 図7(A)は、実施の形態2における粉体収容装置に関し、容器31の底部36を示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。図7(B)は、図7(A)中におけるVII(B)−VII(B)線に沿った矢視断面図である。 図8(A)は、実施の形態3における粉体収容装置に関し、容器31の底部36を示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。図8(B)は、図8(A)中におけるVIII(B)−VIII(B)線に沿った矢視断面図である。 図9(A)は、実施の形態4における粉体収容装置に関し、容器31の底部36を示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。図9(B)は、図9(A)中におけるIX(B)−IX(B)線に沿った矢視断面図である。 実施の形態5における粉体収容装置に関し、容器31の底部36を示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。 実施の形態6における粉体収容装置に関し、容器31の底部36を示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。
実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。同一の部品および相当部品には同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
[実施の形態1]
(画像形成装置100)
図1は、実施の形態1における画像形成装置100を示す模式図である。画像形成装置100は、画像形成部10Y,10M,10C,10K、中間転写ベルト17(像担持体)、支持ローラー18、2次転写ローラー19、カセット20、給紙ローラー21、定着装置22、排紙部23、1次クリーニング装置24、2次クリーニング装置27、読取装置28を備える。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kの各々は、感光体11、帯電装置12、露光装置13、現像装置14、1次転写ローラー15、クリーニング装置16を含む。感光体11の表面は、帯電装置12によって一様に帯電される。露光装置13は、読取装置28からの画像情報に基づき、感光体11の表面を露光する。感光体11の表面には、静電潜像が形成される。
現像装置14が静電潜像を現像することによって、感光体11の表面には画像情報に対応するトナー像が形成される。トナー像は、感光体11と1次転写ローラー15との間の1次転写部において、中間転写ベルト17上に転写される。感光体11の表面上に残留したトナーは、クリーニング装置16によって、感光体11の表面から除去される。
中間転写ベルト17は、複数の支持ローラー18によって張架されており、駆動力を受けて走行する。画像形成部10Y,10M,10C,10Kの各々によって形成されたトナー像は、中間転写ベルト17上で重ね合わされる。カセット20内の転写紙Pは、給紙ローラー21を介して送り出される。
中間転写ベルト17上のトナー像は、支持ローラー18と2次転写ローラー19との間の2次転写部において、転写紙P上に転写される。転写紙P上のトナー像は、定着装置22によって加熱および加圧され、転写紙P上に定着する。その後、転写紙Pは排紙部23へと排出される。
1次クリーニング装置24は、容器25およびブレード26を有する。中間転写ベルト17の表面上に残留したトナーのほとんどは、ブレード26によって中間転写ベルト17の表面から除去される。中間転写ベルト17の表面上に残留したトナーは、次述する2次クリーニング装置27によって、中間転写ベルト17の表面からさらに除去される。
(2次クリーニング装置27)
2次クリーニング装置27は、ブレード29および粉体収容装置30を有する。ブレード29は、中間転写ベルト17の回転方向において、1次クリーニング装置24のブレード26よりも下流側に位置し、中間転写ベルト17の表面に当接している。
1次クリーニング装置24のブレード26と同様に、ブレード29は、板状の形状を有し、中間転写ベルト17の幅方向に対して垂直な方向に延在している。中間転写ベルト17の幅方向とは、感光体11や支持ローラー18の長手方向(回転軸の方向)に対して平行な方向である。
(粉体収容装置30)
粉体収容装置30は、ブレード29によって中間転写ベルト17の表面から除去されたトナー(粉体)を収容する。具体的には、粉体収容装置30は、容器31および加振機構32を備える。容器31は、受け部35および底部36を有する。容器31の内部には中空の収容空間が形成されており、容器31は、ブレード29によって中間転写ベルト17の表面から除去されたトナー(粉体)を当該収容空間の中に収容する。
図2(A)は、ブレード29と、容器31の受け部35および底部36とを示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36などを平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。図2(B)は、図2(A)中におけるII(B)−II(B)線に沿った矢視断面図である。
受け部35および底部36は、いずれも、長手方向AR1に沿って延在する長尺状の形状を有している。ここで言う長手方向AR1とは、中間転写ベルト17の幅方向(感光体11や支持ローラー18の長手方向(回転軸の方向))に対して平行な方向である。受け部35は、ブレード29の重力方向における下方に配置される。
受け部35の内表面35Sは、ブレード29から遠ざかるにつれて重力方向の下方に向かうように、重力方向に対して傾斜した面形状を有している(図1参照)。底部36は、板状の形状を有しており、受け部35の下端に連設されている。図1には、底部36が水平方向に対しておおむね平行となるように配置されている様子が描かれている。底部36の内表面36S(図2)は、受け部35から遠ざかるにつれて重力方向の下方に向かうように、重力方向に対して傾斜した面形状を有していてもよい。
加振機構32(図1参照)は、容器31の底部36に対して略垂直な方向(図3中に示す矢印AR3を参照)に底部36を振動させる。本実施の形態の加振機構32は、揺動可能に支持されたレバー33と、駆動源34と、スプリングとを有する。駆動源34がレバー33を駆動すると、レバー33はスプリングの弾性力に抗して回動する。駆動が解除された時、レバー33はスプリングの弾性復元力を受けて急峻に回動し、レバー33は容器31に適度な衝撃力を付与する。容器31の底部36は、底部36に対して略垂直な方向(矢印AR3)に振動することとなる。
図2(A)に示すように、容器31の底部36の内表面36Sを平面視した場合、内表面36Sは、長手方向AR1における一方の外側36Aに位置する端部から、同方向における他方の外側36Bに位置する端部に向かって、長方形状(帯状)に延在している。説明上の便宜のため、内表面36Sの長手方向AR1における丁度中心の位置には、中心部36Cが定義される。
(第1領域A1・第2領域A2)
底部36の内表面36Sは、第1領域A1および第2領域A2を含む。第1領域A1および第2領域A2は、いずれも矩形状の外形を有しており、内表面36Sの長手方向AR1において相互に並んでいる。中心部36Cは、内表面36Sを、第1領域A1と第2領域A2とに2分割するように、第1領域A1と第2領域A2との間で直線状に延びている。
(第1突起T1)
第1領域A1の中には、複数の第1突起T1が設けられている。複数の第1突起T1の各々は、三角柱状の形状を有しており、図2(A)の中に示す矢印AR2の方向に沿って直線状に延在している。矢印AR2の方向とは、長手方向AR1に対して垂直な方向である。矢印AR2の方向とは、底部36の厚さ方向(底部36に対して垂直な方向)に対して垂直な方向でもある。
図2(B)に示すように、複数の第1突起T1は、全体として略鋸歯状の断面形状を有しており、複数の第1突起T1の各々は、第1斜面S1と第1側面L1とを有している(図3も参照)。第1斜面S1は、中心部36Cに近い側の部分の高さが相対的に低く、一方の外側36Aに近い側の部分の高さが相対的に高くなるように、重力方向に対して傾斜した面形状を有している。
底部36が板状の形状を有している場合、たとえば、底部36の裏面36T(図3)に対して平行な基準平面PL(図3)が定義される。第1斜面S1が基準平面PLに対してなす傾斜角度θ1(図3)は、0°よりも大きく、90°よりも小さい。本実施の形態の第1側面L1は、基準平面PLに対して垂直な面形状を有している。
底部36が加振機構32(図1)からの衝撃力(加振力)を受けた場合、底部36は底部36に対して略垂直な方向(矢印AR3)に振動する。上記のような形状を有する複数の第1斜面S1の各々は、振動させられることにより、トナーを図3中に示す矢印DR1aの方向に移動させる。
具体的には、第1斜面S1が振動させられると、第1斜面S1上に堆積していたトナーは、第1斜面S1に対して略垂直な方向の力(搬送力)を受け、第1斜面S1に対して略垂直な方向に飛翔する。トナーは、重力の作用により、放物線を描くようにして落下する。トナーがこの移動を繰り返すことで、トナーの全体が第1の方向DR1bに移動することとなる。本実施の形態においては、第1の方向DR1bとは、底部36の長手方向AR1における一方の外側36Aから内側(中心部36C)へ向かう方向である。
(第2突起T2)
第2領域A2の中には、複数の第2突起T2が設けられている。複数の第2突起T2の各々は、三角柱状の形状を有しており、図2(A)の中に示す矢印AR2の方向に沿って直線状に延在している。矢印AR2の方向とは、長手方向AR1に対して垂直な方向である。矢印AR2の方向とは、底部36の厚さ方向(底部36に対して垂直な方向)に対して垂直な方向でもある。
図2(B)に示すように、複数の第2突起T2は、全体として略鋸歯状の断面形状を有しており、複数の第2突起T2の各々は、第2斜面S2と第2側面L2とを有している(図3も参照)。第2斜面S2は、中心部36Cに近い側の部分の高さが相対的に低く、他方の外側36Bに近い側の部分の高さが相対的に高くなるように、重力方向に対して傾斜した面形状を有している。
底部36が板状の形状を有している場合、たとえば、底部36の裏面36T(図3)に対して平行な基準平面PL(図3)が定義される。第2斜面S2が基準平面PLに対してなす傾斜角度θ2(図3)は、0°よりも大きく、90°よりも小さい。本実施の形態の第2側面L2は、基準平面PLに対して垂直な面形状を有している。
底部36が加振機構32(図1)からの衝撃力(加振力)を受けた場合、底部36は底部36に対して略垂直な方向(矢印AR3)に振動する。上記のような形状を有する複数の第2斜面S2の各々は、振動させられることにより、トナーを図3中に示す矢印DR2aの方向に移動させる。
具体的には、第2斜面S2が振動させられると、第2斜面S2上に堆積していたトナーは、第2斜面S2に対して略垂直な方向の力(搬送力)を受け、第2斜面S2に対して略垂直な方向に飛翔する。トナーは、重力の作用により、放物線を描くようにして落下する。トナーがこの移動を繰り返すことで、トナーの全体が第2の方向DR2bに移動することとなる。本実施の形態においては、第2の方向DR2bとは、底部36の長手方向AR1における他方の外側36Bから内側(中心部36C)へ向かう方向であり、第1の方向DR1bと第2の方向DR2bとは、互いに異なる方向である。
(作用および効果)
冒頭でも述べたとおり、粉体(複数の粉体の集まり)は流動性を有しているが、特段の対策を施していない場合には、粉体を容器の底面上で広く分散させることは容易ではない。粉体が容器内で偏って堆積した場合には、容器内の空間の利用効率が低下し、多くの粉体を容器の中に収容することは難しくなる。
たとえば画像形成装置においては、1次クリーニング装置24のブレード26が(図1参照)、中間転写ベルト17の表面からトナーを除去する。ここで、長手方向AR1の両外側において相対的に多くのトナーがブレード26をすり抜けて、同方向の中央側(内側)において相対的に少ないトナーがブレード26をすり抜ける場合がある。トナーがブレード26をすり抜けるとは、トナーがブレード26によって除去されずに中間転写ベルト17上にそのまま残留して下流側に移動することを意味する。
図4を参照して、上記のような場合には、長手方向AR1の両外側M1,M2において相対的に多くのトナーがブレード29によって除去され、同方向の中央側(内側N1,N2)において相対的に少ないトナーがブレード29によって除去されることとなる。結果として、長手方向AR1の両外側M1,M2においてはトナーが早く堆積し、同方向の中央側(内側N1,N2)においてはトナーが遅く堆積する。
特段の対策を施していない場合には、トナーが容器31の底部36(内表面36S)上で広く分散することはほとんどない。たとえば、長手方向AR1の両外側M1,M2にトナーが偏って堆積した場合には、容器31内の空間の利用効率が低下し、多くの粉体を容器31の中に収容することは難しくなる。図4中の点線で示すように、長手方向AR1の両外側M1,M2において多く堆積したトナーがブレード29にまで到達すると、ブレード29からトナーがすり抜けやすくなり、結果として画像不良が発生しやすくなる。
図5を参照して、上記の実施の形態1の構成によれば、容器31の底面(底部36の内表面36S)上で堆積したトナーは、振動する第1突起T1および第2突起T2からの搬送力を受けて容器31の底面上で互いに異なる2つの方向(すなわち第1の方向DR1bおよび第2の方向DR2b)に移動することとなり、トナーが容器31の底面上で少なくとも2つの方向に分散するため、トナー収容量の増加を企図することが可能となる。
上記の実施の形態1の画像形成装置100は、長手方向AR1の両外側M1,M2において相対的に多くのトナーがブレード29によって除去され、同方向の中央側(内側N1,N2)において相対的に少ないトナーがブレード29によって除去されるような場合に特に有効に活用されることができる。
(変形例)
図6を参照して、上述の実施の形態1では、第1突起T1の第1側面L1は、基準平面PLに対して垂直な面形状を有している。図6に示すように、第1突起T1の第1側面L1は、基準平面PLに対して交差するような面形状を有していてもよい。第2突起T2の第2側面L2についても同様である。第1側面L1や第2側面L2が、基準平面PLに対して90°未満の傾斜角度を有していると、金型を用いて容器31の底部36を作製する際に、底部36を金型から容易に離型させることが可能となる。
加振機構32(図1)および容器31は、加振機構32によって容器31の底部36(内表面36S)が振動させられた際にその振動の周波数が数Hz〜数百Hzに設定されるように構成されるとよい。当該構成によれば、トナーの落下に合うように第1斜面S1および第2斜面S2が振動することとなるため、より効率よくトナーを搬送ないし分散させることが可能となる。
底部36の厚さ方向(底部36に対して垂直な方向)に対して平行な方向を「高さ」と定義すると、第1突起T1および第2突起T2の高さは、上述の実施の形態1ではいずれも同一であるが、互いに異なっていてもよい。高さが低い程、より小さな振動の振幅でトナーを搬送ないし分散させることが可能となるため、トナー収容量のさらなる増加を企図することが可能となる。
底部36の長手方向AR1における中心部36Cを通り且つ長手方向AR1に対して垂直な平面を基準面C(図2(B)参照)と定義したとする。第1領域A1内に設けられている複数の第1突起T1と第2領域A2内に設けられている複数の第2突起T2とは、本実施の形態においては、基準面Cを対称の基準面として面対称の形状をなすように設けられている。この構成に限られず、複数の第1突起T1と複数の第2突起T2とは、基準面Cを対称の基準面として非対称の形状をなすように設けられていてもよい。
[実施の形態2]
図7(A)は、実施の形態2における粉体収容装置に関し、容器31の底部36を示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。図7(B)は、図7(A)中におけるVII(B)−VII(B)線に沿った矢視断面図である。実施の形態1,2の粉体収容装置は、以下の点において互いに相違している。
第1領域A1内に設けられている複数の第1突起T1は、底部36の長手方向AR1における一方の外側36Aの方が内側(中心部36Cに近い側)よりも、底部36の単位面積当たりの設置数が多くなるように形成されている。たとえば、第1領域A1の中の第1範囲R1aと第2範囲R1bとを比較した場合、外側に位置する第2範囲R1bの中には、単位面積U1当たり3つの第1突起T1が設けられており、内側に位置する第1範囲R1aの中には、単位面積U1当たり2つの第1突起T1が設けられている。第1斜面S1の形状等によっては設置数が多い程より多くの搬送力が得られることがあり、たとえば、第1範囲R1aよりも第2範囲R1bにトナーが多く流入するような場合に、当該構成は特に有効に活用されることができる。
第2領域A2内に設けられている複数の第2突起T2は、底部36の長手方向AR1における他方の外側36Bの方が内側(中心部36Cに近い側)よりも、底部36の単位面積当たりの設置数が多くなるように形成されている。たとえば、第2領域A2の中の第1範囲R2aと第2範囲R2bとを比較した場合、外側に位置する第2範囲R2bの中には、単位面積U2当たり3つの第2突起T2が設けられており、内側に位置する第1範囲R1aの中には、単位面積U2当たり2つの第2突起T2が設けられている。第2斜面S2の形状等によっては設置数が多い程より多くの搬送力が得られることがあり、たとえば、第1範囲R2aよりも第2範囲R2bにトナーが多く流入するような場合に、当該構成は特に有効に活用されることができる。
本実施の形態においてはさらに、第1領域A1内に設けられている複数の第1突起T1は、底部36の長手方向AR1における一方の外側36Aの方が内側(中心部36Cに近い側)よりも、底部36(図3に示す基準平面PL)に対する第1斜面S1の傾斜角度(図3に示す傾斜角度θ1)が大きくなるように形成されている。たとえば、第1領域A1の中の第1範囲R1aと第2範囲R1bとを比較した場合、外側に位置する第2範囲R1bの中に形成された第1突起T1の第1斜面S1の傾斜角度は相対的に大きく、内側に位置する第1範囲R1aの中に形成された第1突起T1の第1斜面S1の傾斜角度は相対的に小さい。第1斜面S1の形状等によっては傾斜角度θ1が大きい程より多くの搬送力が得られることがあり、たとえば、第1範囲R1aよりも第2範囲R1bにトナーが多く流入するような場合に、当該構成は特に有効に活用されることができる。第1斜面S1の傾斜角度の大小に関する当該技術的思想は、第1突起T1の設置数の多少に関する上記の技術的思想と組み合わせて実施することも可能であるし、第1突起T1の設置数の多少に関する上記の技術的思想と組み合わせずに実施することも可能である。
本実施の形態においてはさらに、第2領域A2内に設けられている複数の第2突起T2は、底部36の長手方向AR1における他方の外側36Bの方が内側(中心部36Cに近い側)よりも、底部36(図3に示す基準平面PL)に対する第2斜面S2の傾斜角度(図3に示す傾斜角度θ2)が大きくなるように形成されている。たとえば、第2領域A2の中の第1範囲R2aと第2範囲R2bとを比較した場合、外側に位置する第2範囲R2bの中に形成された第2突起T2の第2斜面S2の傾斜角度は相対的に大きく、内側に位置する第1範囲R2aの中に形成された第2突起T2の第2斜面S2の傾斜角度は相対的に小さい。第2斜面S2の形状等によっては傾斜角度θ2が大きい程より多くの搬送力が得られることがあり、たとえば、第1範囲R2aよりも第2範囲R2bにトナーが多く流入するような場合に、当該構成は特に有効に活用されることができる。第2斜面S2の傾斜角度の大小に関する当該技術的思想は、第2突起T2の設置数の多少に関する上記の技術的思想と組み合わせて実施することも可能であるし、第2突起T2の設置数の多少に関する上記の技術的思想と組み合わせずに実施することも可能である。
[実施の形態3]
図8(A)は、実施の形態3における粉体収容装置に関し、容器31の底部36を示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。図8(B)は、図8(A)中におけるVIII(B)−VIII(B)線に沿った矢視断面図である。実施の形態1,3の粉体収容装置は、以下の点において互いに相違している。
第1領域A1内に設けられている複数の第1突起T1は、底部36の長手方向AR1における一方の外側36Aの方が内側(中心部36Cに近い側)よりも、底部36の単位面積当たりの設置数が多くなるように形成されている。当該構成は、上述の実施の形態2では、異なる形状を有する複数の第1突起T1によって実現されている。本実施の形態では、同一の形状を有する複数の第1突起T1によって実現されている。複数の第1突起T1の間の間隔は、底部36の長手方向AR1における一方の外側36Aの方が内側(中心部36Cに近い側)よりも、狭い。互いの間に間隔を空けて離れて隣り合うように配置された2つの第1突起T1の間には、底部36の平坦な表面(内表面36S)が形成されている。第1斜面S1の形状等によっては設置数が多い程より多くの搬送力が得られることがあり、たとえば、第1突起T1の設置数が少ない範囲よりも、第1突起T1の設置数が多い範囲にトナーが多く流入するような場合に、当該構成は特に有効に活用されることができる。
第2領域A2内に設けられている複数の第2突起T2は、底部36の長手方向AR1における他方の外側36Bの方が内側(中心部36Cに近い側)よりも、底部36の単位面積当たりの設置数が多くなるように形成されている。当該構成は、上述の実施の形態2では、異なる形状を有する複数の第2突起T2によって実現されている。本実施の形態では、同一の形状を有する複数の第2突起T2によって実現されている。複数の第2突起T2の間の間隔は、底部36の長手方向AR1における他方の外側36Bの方が内側(中心部36Cに近い側)よりも、狭い。互いの間に間隔を空けて離れて隣り合うように配置された2つの第2突起T2の間には、底部36の平坦な表面(内表面36S)が形成されている。第2斜面S2の形状等によっては設置数が多い程より多くの搬送力が得られることがあり、たとえば、第2突起T2の設置数が少ない範囲よりも、第2突起T2の設置数が多い範囲にトナーが多く流入するような場合に、当該構成は特に有効に活用されることができる。
本実施の形態においてはさらに、第1領域A1内に設けられている複数の第1突起T1は、底部36の長手方向AR1における一方の外側36Aの方が内側よりも、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に規定される(あるいは視認される)第1斜面S1の密度が高くなるように形成されている。上述の実施の形態2(図7(A)参照)においては、底部36の第1領域A1を上記のように平面視した場合、第1領域A1内のすべての領域を埋め尽くすように、複数の第1斜面S1が視認されることとなる。一方で本実施の形態においては、底部36の第1領域A1を上記のように平面視した場合、複数の第1斜面S1は、一方の外側36Aの方が内側よりも密度が高くなるように配置されている様子が視認されることとなる。第1斜面S1の形状等によっては密度(配置密度)が高い程より多くの搬送力が得られることがあり、たとえば、第1斜面S1の配置密度が少ない範囲よりも、第1斜面S1の配置密度が高い範囲にトナーが多く流入するような場合に、当該構成は特に有効に活用されることができる。第1斜面S1の配置密度の高低に関する当該技術的思想は、第1突起T1の設置数の多少に関する上記の技術的思想と組み合わせて実施することも可能であるし、第1突起T1の設置数の多少に関する上記の技術的思想と組み合わせずに実施することも可能である。
本実施の形態においてはさらに、第2領域A2内に設けられている複数の第2突起T2は、底部36の長手方向AR1における他方の外側36Bの方が内側よりも、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に規定される(あるいは視認される)第2斜面S2の密度が高くなるように形成されている。上述の実施の形態2(図7(A)参照)においては、底部36の第2領域A2を上記のように平面視した場合、第2領域A2内のすべての領域を埋め尽くすように、複数の第2斜面S2が視認されることとなる。一方で本実施の形態においては、底部36の第2領域A2を上記のように平面視した場合、複数の第2斜面S2は、他方の外側36Bの方が内側よりも密度が高くなるように配置されている様子が視認されることとなる。第2斜面S2の形状等によっては密度(配置密度)が高い程より多くの搬送力が得られることがあり、たとえば、第2斜面S2の配置密度が少ない範囲よりも、第2斜面S2の配置密度が高い範囲にトナーが多く流入するような場合に、当該構成は特に有効に活用されることができる。第2斜面S2の配置密度の高低に関する当該技術的思想は、第2突起T2の設置数の多少に関する上記の技術的思想と組み合わせて実施することも可能であるし、第2突起T2の設置数の多少に関する上記の技術的思想と組み合わせずに実施することも可能である。
[実施の形態4]
図9(A)は、実施の形態4における粉体収容装置に関し、容器31の底部36を示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。図9(B)は、図9(A)中におけるIX(B)−IX(B)線に沿った矢視断面図である。実施の形態1,4の粉体収容装置は、以下の点において互いに相違している。
底部36の内表面36Sは、平坦領域A5をさらに含んでおり、平坦領域A5は、平坦な表面形状を有し、長手方向AR1において第1領域A1と第2領域A2との間に位置している。上述の各実施の形態においては、複数の第1突起T1が設けられた第1領域A1と、複数の第2突起T2が設けられた第2領域A2とが、底部36の内表面36Sのすべての範囲におよぶように形成されている。この構成は必須ではなく、本実施の形態のように、複数の第1突起T1が設けられた第1領域A1と、複数の第2突起T2が設けられた第2領域A2とは、底部36の内表面36Sの一部の範囲におよぶように形成されていても構わない。たとえば、平坦領域A5に比べて第1領域A1や第2領域A2にトナーが多く流入するような場合に、本実施の形態の構成は特に有効に活用されることができる。
[実施の形態5]
図10は、実施の形態5における粉体収容装置に関し、容器31の底部36を示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。実施の形態1,5の粉体収容装置は、以下の点において互いに相違している。
本実施の形態では、第1領域A1が平面視で直角三角形の外形を有しており、第1領域A1内に設けられている複数の第1突起T1は、底部36の長手方向AR1における一方の外側36Aの方が内側(中心部36Cに近い側)よりも、第1斜面S1の長さLT1が長くなるように形成されている。第1斜面S1の長さLT1とは、第1の方向DR1bに対して垂直な方向の長さのことであり、第1の方向DR1bに対して垂直な方向の第1斜面S1の長さLT1とは、たとえば、第1斜面S1の第1の方向DR1bにおける丁度中央に位置する部分P1,P2の間の距離である。部分P1とは、矢印AR2の方向において第1斜面S1の一方側の端部の中央に位置する部分である。部分P2とは、矢印AR2の方向において第1斜面S1の他方側の端部の中央に位置する部分である。矢印AR2の方向とは、長手方向AR1に対して垂直な方向である。たとえば、第1領域A1の中の第1範囲R1aと第2範囲R1bとを比較した場合、外側に位置する第2範囲R1bの中に含まれる複数の第1突起T1の長さLT1の平均値(平均長さ)は、内側に位置する第1範囲R1aの中に含まれる複数の第1突起T1の長さLT1の平均値(平均長さ)よりも、長い。第1斜面S1の形状等によっては長さLT1が長い程より多くの搬送力が得られることがあり、たとえば、第1範囲R1aよりも第2範囲R1bにトナーが多く流入するような場合に、当該構成は特に有効に活用されることができる。
本実施の形態では、第2領域A2が平面視で直角三角形の外形を有しており、第2領域A2内に設けられている複数の第2突起T2は、底部36の長手方向AR1における他方の外側36Bの方が内側(中心部36Cに近い側)よりも、第2斜面S2の長さLT2が長くなるように形成されている。第2斜面S2の長さLT2とは、第2の方向DR2bに対して垂直な方向の長さのことであり、第2の方向DR2bに対して垂直な方向の第2斜面S2の長さLT2とは、たとえば、第2斜面S2の第2の方向DR2bにおける丁度中央に位置する部分P1,P2の間の距離である。部分P1とは、矢印AR2の方向において第2斜面S2の一方側の端部の中央に位置する部分である。部分P2とは、矢印AR2の方向において第2斜面S2の他方側の端部の中央に位置する部分である。矢印AR2の方向とは、長手方向AR1に対して垂直な方向である。たとえば、第2領域A2の中の第1範囲R2aと第2範囲R2bとを比較した場合、外側に位置する第2範囲R2bの中に含まれる複数の第2突起T2の長さLT2の平均値(平均長さ)は、内側に位置する第1範囲R2aの中に含まれる複数の第2突起T2の長さLT2の平均値(平均長さ)よりも、長い。第2斜面S2の形状等によっては長さLT2が長い程より多くの搬送力が得られることがあり、たとえば、第1範囲R2aよりも第2範囲R2bにトナーが多く流入するような場合に、当該構成は特に有効に活用されることができる。
[実施の形態6]
図11は、実施の形態6における粉体収容装置に関し、容器31の底部36を示した平面図であり、底部36に対して垂直な方向に沿って底部36を平面視した場合に視認される様子を模式的に描いている。実施の形態5,6の粉体収容装置は、以下の点において互いに相違している。
底部36の内表面36Sは、第1領域A1および第2領域A2に加えて、第3領域A3および第4領域A4をさらに含む。第3領域A3および第4領域A4は、いずれも平面視で直角三角形の外形を有している。第3領域A3は、第1の方向DR1bに対して垂直な方向において上記の第1領域A1に隣り合っており、第4領域A4は、第2の方向DR2bに対して垂直な方向において上記の第2領域A2に隣り合っている。
(第3突起T3)
第3領域A3の中には、複数の第3突起T3が設けられている。複数の第3突起T3の各々は、三角柱状の形状を有しており、矢印AR2の方向に沿って直線状に延在している。矢印AR2の方向とは、長手方向AR1に対して垂直な方向である。矢印AR2の方向とは、底部36の厚さ方向(底部36に対して垂直な方向)に対して垂直な方向でもある。複数の第3突起T3は、全体として略鋸歯状の断面形状を有しており、複数の第3突起T3の各々は、第3斜面S3を有している。第3斜面S3は、中心部36Cに近い側の部分の高さが相対的に高く、一方の外側36Aに近い側の部分の高さが相対的に低くなるように、重力方向に対して傾斜した面形状を有している。底部36が加振機構32(図1)からの衝撃力(加振力)を受けた場合、底部36は底部36に対して略垂直な方向に振動する。上記のような形状を有する複数の第3斜面S3は、振動させられることにより、トナーを図11中に示す第2の方向DR2bの方向に移動させる。
(第4突起T4)
第4領域A4の中には、複数の第4突起T4が設けられている。複数の第4突起T4の各々は、三角柱状の形状を有しており、矢印AR2の方向に沿って直線状に延在している。矢印AR2の方向とは、長手方向AR1に対して垂直な方向である。矢印AR2の方向とは、底部36の厚さ方向(底部36に対して垂直な方向)に対して垂直な方向でもある。複数の第4突起T4は、全体として略鋸歯状の断面形状を有しており、複数の第4突起T4の各々は、第4斜面S4を有している。第4斜面S4は、中心部36Cに近い側の部分の高さが相対的に高く、他方の外側36Bに近い側の部分の高さが相対的に低くなるように、重力方向に対して傾斜した面形状を有している。底部36が加振機構32(図1)からの衝撃力(加振力)を受けた場合、底部36は底部36に対して略垂直な方向に振動する。上記のような形状を有する複数の第4斜面S4は、振動させられることにより、トナーを図11中に示す第1の方向DR1bの方向に移動させる。
(作用および効果)
第1領域A1の中に流入したトナーは、第1の方向DR1bに搬送される。第1領域A1の中に設けられている複数の第1突起T1の第1の方向DR1bにおける前方には、複数の第3突起T3が存在している。第1領域A1から第3領域A3の中へと流入したトナーは、第2の方向DR2bに搬送される方向の搬送力を受ける。第1の方向DR1bと第2の方向DR2bとは、互いに逆向きである。第1の方向DR1bに搬送されるトナーと、第2の方向DR2bに搬送されるトナーとが互いに押し合うことで、トナーの一部は矢印AR2に示す方向に流れる。第1領域A1および第3領域A3の周囲(第1領域A1および第3領域A3が全体として矩形状を呈している領域の周囲)は、内壁あるいは段差などによって囲まれているため、第1領域A1から第3領域A3の中へと流入したトナーは、矢印AR2aに示す方向に流れやすく、矢印AR2bに示す方向には流れにくい。結果として、第1領域A1から第3領域A3の中へと流入したトナーは、矢印AR2に示す方向のうち、主として図11紙面上方に向かう方向(矢印AR2a)へと流れることとなる。同様に、第3領域A3から第1領域A1の中へと流入したトナーは、内壁や段差の存在によって矢印AR2bに示す方向に流れやすく、矢印AR2aに示す方向には流れにくい。結果として、第3領域A3から第1領域A1の中へと流入したトナーは、矢印AR2に示す方向のうち、主として図11紙面下方に向かう方向(矢印AR2b)へと流れることとなる。トナーは、全体として第1領域A1および第3領域A3の中で周回移動することとなる。トナーが容器31の底面上(第1領域A1および第3領域A3上)で偏って堆積することは抑制されるため、トナー収容量の増加を企図することが可能となる。
第2領域A2の中に流入したトナーは、第2の方向DR2bに搬送される。第2領域A2の中に設けられている複数の第2突起T2の第2の方向DR2bにおける前方には、複数の第4突起T4が存在している。第2領域A2から第4領域A4の中へと流入したトナーは、第1の方向DR1bに搬送される方向の搬送力を受ける。第2の方向DR2bと第1の方向DR1bとは、互いに逆向きである。第2の方向DR2bに搬送されるトナーと、第1の方向DR1bに搬送されるトナーとが互いに押し合うことで、トナーの一部は矢印AR2に示す方向に流れる。第2領域A2および第4領域A4の周囲(第2領域A2および第4領域A4が全体として矩形状を呈している領域の周囲)は、内壁あるいは段差などによって囲まれているため、第2領域A2から第4領域A4の中へと流入したトナーは、矢印AR2aに示す方向に流れやすく、矢印AR2bに示す方向には流れにくい。結果として、第2領域A2から第4領域A4の中へと流入したトナーは、矢印AR2に示す方向のうち、主として図11紙面上方に向かう方向(矢印AR2a)へと流れることとなる。同様に、第4領域A4から第2領域A2の中へと流入したトナーは、内壁や段差の存在によって矢印AR2bに示す方向に流れやすく、矢印AR2aに示す方向には流れにくい。結果として、第4領域A4から第2領域A2の中へと流入したトナーは、矢印AR2に示す方向のうち、主として図11紙面下方に向かう方向(矢印AR2b)へと流れることとなる。トナーは、全体として第2領域A2および第4領域A4の中で周回移動することとなる。トナーが容器31の底面上(第2領域A2および第4領域A4上)で偏って堆積することは抑制されるため、トナー収容量の増加を企図することが可能となる。
(変形例)
本実施の形態で説明した周回移動に関する特徴は、上述の実施の形態1〜4のいずれか1つまたは複数の構成と組み合わせて実施することが可能である。
たとえば、本実施の形態の構成において、上述の実施の形態2,3で説明したように、第3領域A3内に設けられている複数の第3突起T3は、底部36の長手方向AR1における一方の外側36Aの方が内側よりも底部36の単位面積当たりの設置数が少なくなるように形成されており、第4領域A4内に設けられている複数の第4突起T4は、底部36の長手方向AR1における他方の外側36Bの方が内側よりも底部36の単位面積当たりの設置数が少なくなるように形成されていてもよい。
本実施の形態の構成において、上述の実施の形態5で説明したように、第3領域A3内に設けられている複数の第3突起T3は、底部36の長手方向AR1における一方の外側36Aの方が内側よりも第2の方向DR2bに対して垂直な方向の第3斜面S3の長さが短くなるように形成されており、第4領域A4内に設けられている複数の第4突起T4は、底部36の長手方向AR1における他方の外側36Bの方が内側よりも第1の方向DR1bに対して垂直な方向の第4斜面S4の長さが短くなるように形成されていてもよい。
すなわち、上述の実施の形態1,2,3,4,5,6において説明した特徴は、これらの各実施の形態の中から1つのみを単独で実施することが可能であり、あるいは2つを組み合わせて、あるいは3つを組み合わせて、あるいは4つを組み合わせて、あるいは5つを組み合わせて、あるいは6つを組み合わせて実施することが可能である。
以上、実施の形態について説明したが、上記の開示内容はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10C,10K,10M,10Y 画像形成部、11 感光体、12 帯電装置、13 露光装置、14 現像装置、15 1次転写ローラー、16 クリーニング装置、17 中間転写ベルト、18 支持ローラー、19 2次転写ローラー、20 カセット、21 給紙ローラー、22 定着装置、23 排紙部、24 1次クリーニング装置、25,31 容器、26,29 ブレード、27 2次クリーニング装置、28 読取装置、30 粉体収容装置、32 加振機構、33 レバー、34 駆動源、35 受け部、35S,36S 内表面、36 底部、36A 一方の外側、36B 他方の外側、36C 中心部、36T 裏面、100 画像形成装置、A1 第1領域、A2 第2領域、A3 第3領域、A4 第4領域、A5 平坦領域、AR1 長手方向、AR2,AR2a,AR2b,AR3,DR1a,DR2a 矢印、C 基準面、DR1b 第1の方向、DR2b 第2の方向、L1 第1側面、L2 第2側面、LT1,LT2 長さ、N1,N2 内側、P 転写紙、P1,P2 部分、PL 基準平面、R1a,R2a 第1範囲、R1b,R2b 第2範囲、S1 第1斜面、S2 第2斜面、S3 第3斜面、S4 第4斜面、T1 第1突起、T2 第2突起、T3 第3突起、T4 第4突起、U1,U2 単位面積。

Claims (12)

  1. 底部を有し、粉体を収容するための容器と、
    前記容器の前記底部に対して略垂直な方向に前記底部を振動させる加振機構と、を備え、
    前記底部の内表面は、
    複数の第1突起が設けられた第1領域と、
    複数の第2突起が設けられた第2領域と、を含み、
    複数の前記第1突起の各々は、前記加振機構に振動させられることによって前記粉体を第1の方向に移動させる第1斜面を有し、
    複数の前記第2突起の各々は、前記加振機構に振動させられることによって前記粉体を第2の方向に移動させる第2斜面を有し、
    前記第1の方向と前記第2の方向とは、互いに異なる方向であり、
    前記第1領域は、第1範囲と、前記粉体が前記第1範囲よりも多く流入する第2範囲と、を含み、
    前記第2範囲内に設けられている複数の前記第1突起は、前記第1範囲内に設けられている複数の前記第1突起に比べて、
    前記底部の単位面積当たりの設置数が多くなるように形成されているか、
    前記第1の方向に対して垂直な方向の前記第1斜面の平均長さが長くなるように形成されているか、
    前記底部に対して垂直な方向に沿って前記底部を平面視した場合に規定される前記第1斜面の密度が高くなるように形成されているか、あるいは、
    前記底部に対する前記第1斜面の傾斜角度が大きくなるように形成されている、
    粉体収容装置。
  2. 前記容器の前記底部は、長手方向に沿って延在する形状を有しており、
    前記第1領域および前記第2領域は、前記底部の前記長手方向において並んでおり、
    複数の前記第1突起の各々に形成されている前記第1斜面および複数の前記第2突起の各々に形成されている前記第2斜面は、前記底部の前記長手方向に対して垂直な方向に延在する形状を有しており、
    前記第1の方向は、前記底部の前記長手方向における一方の外側から内側へ向かう方向であり、
    前記第2の方向は、前記底部の前記長手方向における他方の外側から内側へ向かう方向である、
    請求項1に記載の粉体収容装置。
  3. 前記第1領域内に設けられている複数の前記第1突起と前記第2領域内に設けられている複数の前記第2突起とは、前記底部の前記長手方向における中心部を通り且つ前記長手方向に対して垂直な平面を対称の基準面として面対称の形状をなすように設けられている、
    請求項2に記載の粉体収容装置。
  4. 前記第1領域内に設けられている複数の前記第1突起は、前記底部の前記長手方向における前記一方の外側の方が前記内側よりも前記底部の単位面積当たりの設置数が多くなるように形成されており、
    前記第2領域内に設けられている複数の前記第2突起は、前記底部の前記長手方向における前記他方の外側の方が前記内側よりも前記底部の単位面積当たりの設置数が多くなるように形成されている、
    請求項または3に記載の粉体収容装置。
  5. 前記底部の前記内表面は、平坦領域をさらに含み、
    前記平坦領域は、平坦な表面形状を有し、前記長手方向において前記第1領域と前記第2領域との間に位置している、
    請求項からのいずれか1項に記載の粉体収容装置。
  6. 前記第1領域内に設けられている複数の前記第1突起は、前記底部の前記長手方向における前記一方の外側の方が前記内側よりも前記底部に対して垂直な方向に沿って前記底部を平面視した場合に規定される前記第1斜面の密度が高くなるように形成されており、
    前記第2領域内に設けられている複数の前記第2突起は、前記底部の前記長手方向における前記他方の外側の方が前記内側よりも前記底部に対して垂直な方向に沿って前記底部を平面視した場合に規定される前記第2斜面の密度が高くなるように形成されている、
    請求項からのいずれか1項に記載の粉体収容装置。
  7. 前記第1領域内に設けられている複数の前記第1突起は、前記底部の前記長手方向における前記一方の外側の方が前記内側よりも前記底部に対する傾斜角度が大きくなるように形成されており、
    前記第2領域内に設けられている複数の前記第2突起は、前記底部の前記長手方向における前記他方の外側の方が前記内側よりも前記底部に対する傾斜角度が大きくなるように形成されている、
    請求項からのいずれか1項に記載の粉体収容装置。
  8. 前記第1領域内に設けられている複数の前記第1突起は、前記底部の前記長手方向における前記一方の外側の方が前記内側よりも前記第1の方向に対して垂直な方向の前記第1斜面の長さが長くなるように形成されており、
    前記第2領域内に設けられている複数の前記第2突起は、前記底部の前記長手方向における前記他方の外側の方が前記内側よりも前記第2の方向に対して垂直な方向の前記第2斜面の長さが長くなるように形成されている、
    請求項からのいずれか1項に記載の粉体収容装置。
  9. 前記底部の前記内表面は、
    複数の第3突起が設けられ、前記第1の方向に対して垂直な方向において前記第1領域に隣り合う第3領域と、
    複数の第4突起が設けられ、前記第2の方向に対して垂直な方向において前記第2領域に隣り合う第4領域と、をさらに含み、
    複数の前記第3突起の各々は、前記加振機構に振動させられることによって前記粉体を前記第2の方向に移動させる第3斜面を有し、
    複数の前記第4突起の各々は、前記加振機構に振動させられることによって前記粉体を前記第1の方向に移動させる第4斜面を有している、
    請求項に記載の粉体収容装置。
  10. 前記第3領域内に設けられている複数の前記第3突起は、前記底部の前記長手方向における前記一方の外側の方が前記内側よりも前記底部の単位面積当たりの設置数が少なくなるように形成されており、
    前記第4領域内に設けられている複数の前記第4突起は、前記底部の前記長手方向における前記他方の外側の方が前記内側よりも前記底部の単位面積当たりの設置数が少なくなるように形成されている、
    請求項に記載の粉体収容装置。
  11. 前記第3領域内に設けられている複数の前記第3突起は、前記底部の前記長手方向における前記一方の外側の方が前記内側よりも前記第2の方向に対して垂直な方向の前記第3斜面の長さが短くなるように形成されており、
    前記第4領域内に設けられている複数の前記第4突起は、前記底部の前記長手方向における前記他方の外側の方が前記内側よりも前記第1の方向に対して垂直な方向の前記第4斜面の長さが短くなるように形成されている、
    請求項または10に記載の粉体収容装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の粉体収容装置と、
    像担持体と、を備え、
    前記容器は、前記像担持体から除去された前記粉体としてのトナーを収容する、
    画像形成装置。
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