JP2019078828A - 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像容器内のトナーの堆積を抑制し、且つ、内圧を逃がすためのフィルターの目詰まりを抑制可能な現像装置およびそれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】現像装置は、現像ローラー31と、トナー供給ローラー30と、ケーシングと、トナー堆積部37と、振動発生装置40と、フィルター保持部60と、フィルター38と、を備える。現像ローラーは、像担持体にトナーを供給する。トナー供給ローラーは、現像ローラーとの対向領域において現像ローラーにトナーを供給する。トナー堆積部は、ケーシング内において現像ローラー又はトナー供給ローラーと対向する。振動発生装置は、トナー堆積部を振動させる。フィルター保持部は、トナー堆積部の下方に配置され、ケーシングの外部と連通する通気口60aを有する。フィルターは、通気口を塞ぐように設けられる。振動発生装置は、トナー堆積部を介してフィルター保持部に連結される。【選択図】図8

Description

本発明は、像担持体に現像剤を供給する現像装置およびそれを備えた電子写真方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、原稿画像から読み取られた画像情報、或いはコンピューター等の外部機器から伝送等された画像情報に基づく光を像担持体(感光体ドラム)の周面に照射して静電潜像を形成し、この静電潜像に現像装置からトナーを供給してトナー像を形成させた後、当該トナー像を用紙に転写する。転写処理後の用紙は、トナー像の定着処理が施されたのち外部へ排出される。
ところで、近年、画像形成装置において、カラー印刷化や高速処理化の進行に伴い装置構成が複雑になると共に、高速処理化に対応するべく現像装置内でのトナー攪拌部材の高速回転が余儀なくされ、これにより現像装置の内圧が大気圧より高い正圧になり易くなっている。現像装置内が正圧になると、現像装置内からトナーが感光体ドラムへ供給されるに際し、トナーの一部が飛散トナーとなって感光体ドラムに対向する現像装置の開口部(トナー供給口)から漏出し、画像形成装置の内部を汚染する。
特に、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を用い、現像剤を担持する磁気ローラー(現像剤担持体)と、トナーのみを担持する現像ローラー(トナー担持体)とを用いる現像方式では、現像ローラーと磁気ローラーとの対向部分において、磁気ローラー上に形成された磁気ブラシによって現像ローラーから現像に使用されなかったトナーが引き剥がされる。そのため、現像ローラーと磁気ローラーとの対向部分の近傍においてトナーの浮遊が発生し易くなり、浮遊したトナーが飛散トナーとなって漏出する。
そこで、例えば特許文献1の現像装置では、現像容器には、通気口を通過するトナーを捕捉するフィルターが通気口を塞ぐように設けられている。現像容器の外部には、現像容器内の空気を通気口から現像容器の外部に排出する吸気ファンがフィルターに接触するように設けられている。フィルターに捕捉されたトナーは、吸気ファンの振動によって落下する。
特開2017−111302号公報
特許文献1の構成では、フィルターの目詰まりを防止するために吸気ファンとしてフィルターの厚み方向に振動する圧電ファンを用いている。即ち、フィルターの目詰まりを防止するための部材が必要となり、コストアップに繋がる。また、浮遊トナーの堆積によってトナー落ち等の不具合を引き起こす規制ブレードから離れた位置で内圧を逃がす構成のため、規制ブレードへのトナー堆積を抑制する効果が弱く、トナー落ちを確実に解消することはできなかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、現像容器内のトナーの堆積を抑制し、且つ、内圧を逃がすためのフィルターの目詰まりを抑制可能な現像装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、現像ローラーと、トナー供給ローラーと、ケーシングと、トナー堆積部と、振動発生装置と、フィルター保持部と、フィルターと、を備えた現像装置である。現像ローラーは、静電潜像が形成される像担持体と対向して配置され、像担持体との対向領域において像担持体にトナーを供給する。トナー供給ローラーは、現像ローラーと対向して配置され、現像ローラーとの対向領域において現像ローラーにトナーを供給する。ケーシングは、現像ローラーおよびトナー供給ローラーを収容する。トナー堆積部は、ケーシング内において現像ローラー又はトナー供給ローラーと対向する。振動発生装置は、トナー堆積部を振動させる。フィルター保持部は、トナー堆積部の下方に配置され、ケーシングの外部と連通する通気口を有する。フィルターは、通気口を塞ぐように設けられる。振動発生装置は、トナー堆積部を介してフィルター保持部に連結される。
本発明の第1の構成によれば、振動発生装置の振動によってケーシング内のトナー堆積部に堆積したトナーを振い落とすことにより、トナー堆積部におけるトナーの堆積、およびトナー落ちの発生を効果的に抑制できる。また、フィルターおよび通気口を設けることで、ケーシングの内圧を低下させることができ、ケーシングの外部へのトナー飛散も効果的に抑制することができる。さらに、トナー堆積部を振動させる際にフィルターを同時に振動させてフィルターの目詰まりを抑制することができる。その結果、フィルターを頻繁に交換する必要がなくなるとともに、フィルターを振動させる機構を別途設ける必要もなくなる。
本発明の現像装置3a〜3dが搭載されたカラープリンター100の概略構成図 カラープリンター100に搭載される本発明の第1実施形態に係る現像装置3aの側面断面図 第1実施形態の現像装置3aに用いられるトナー受け支持部材35を現像容器20の内側から見た斜視図 第1実施形態の現像装置3aに用いられるトナー受け支持部材35の分解斜視図 振動発生装置42の分解斜視図 第1実施形態の現像装置3aに用いられるトナー受け支持部材35の内部構成を示す側面断面図であって、振動モーター43付近の断面を示す図 第1実施形態の現像装置3aに用いられるトナー受け支持部材35の内部構成を示す側面断面図であって、コイルバネ40を含む断面を示す図 第1実施形態の現像装置3aにおける穂切りブレード33およびフィルター保持部60周辺の断面拡大図 本発明の第2実施形態に係る現像装置3aの側面断面図 第2実施形態の現像装置3aにおける穂切りブレード33周辺の断面拡大図 第2実施形態の現像装置3aにおける穂切りブレード33およびフィルター保持部60周辺の断面拡大図 第1実施形態の現像装置3aの変形例における穂切りブレード33およびフィルター保持部60周辺の断面拡大図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の現像装置3a〜3dが搭載された画像形成装置の概略断面図であり、ここではタンデム方式のカラープリンターについて示している。カラープリンター100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、PcおよびPdが、搬送方向上流側(図1では右側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエローおよびブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像および転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの画像を順次形成する。
これらの画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1cおよび1dがそれぞれ配設されており、さらに図1において時計回り方向に回転する中間転写ベルト8が各画像形成部Pa〜Pdに隣接して設けられている。
パソコン等の上位装置から画像データが入力されると、先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させる。次いで露光装置5によって画像データに応じて光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置3a〜3dには、トナーコンテナ4a〜4dによりシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各色のトナーを含む二成分現像剤が所定量充填されており、現像装置3a〜3dによって感光体ドラム1a〜1d上に現像剤中のトナーが供給され、静電的に付着する。これにより、露光装置5からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、一次転写ローラー6a〜6dにより一次転写ローラー6a〜6dと感光体ドラム1a〜1dとの間に所定の転写電圧で電界が付与され、感光体ドラム1a〜1d上のシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。一次転写後に感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナー等はクリーニング装置7a〜7dにより除去される。
トナー像が転写される転写紙Pは、画像形成装置100内の下部に配置された用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラー12aおよびレジストローラー対12bを介して転写紙Pが所定のタイミングで中間転写ベルト8に隣接して設けられた二次転写ローラー9と中間転写ベルト8のニップ部(二次転写ニップ部)へ搬送される。トナー像が二次転写された転写紙Pは定着部13へと搬送される。
定着部13に搬送された転写紙Pは、定着ローラー対13aにより加熱および加圧されてトナー像が転写紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写紙Pは、そのまま(或いは分岐部14において反転搬送路18に振り分けられ、両面に画像が形成された後)排出ローラー対15によって排出トレイ17に排出される。
図2は、カラープリンター100に搭載される本発明の第1実施形態に係る現像装置3aの側面断面図である。なお、図2は図1の背面側から見た状態を示しており、現像装置3a内の各部材の配置は図1と左右が逆になっている。また、以下の説明では図1の画像形成部Paに配置される現像装置3aを例示するが、画像形成部Pb〜Pdに配置される現像装置3b〜3dの構成についても基本的に同様であるため説明を省略する。
図2に示すように、現像装置3aは、トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤(以下、単に現像剤と呼ぶ)が収納される現像容器(ケーシング)20を備えており、現像容器20は仕切壁20aによって攪拌搬送室21、供給搬送室22に区画されている。攪拌搬送室21および供給搬送室22には、トナーコンテナ4a(図1参照)から供給されるトナー(正帯電トナー)をキャリアと混合して攪拌し、帯電させるための攪拌搬送スクリュー25aおよび供給搬送スクリュー25bがそれぞれ回転可能に配設されている。
そして、攪拌搬送スクリュー25aおよび供給搬送スクリュー25bによって現像剤が攪拌されつつ軸方向(図2の紙面と垂直な方向)に搬送され、仕切壁20aの両端部に形成された不図示の現像剤通過路を介して攪拌搬送室21、供給搬送室22間を循環する。即ち、攪拌搬送室21、供給搬送室22、現像剤通過路によって現像容器20内に現像剤の循環経路が形成されている。
現像容器20は図2の右斜め上方に延在しており、現像容器20内において供給搬送スクリュー25bの上方にはトナー供給ローラー30が配置され、トナー供給ローラー30の右斜め上方には現像ローラー31が対向配置されている。そして、現像ローラー31は現像容器20の開口側(図2の右側)において感光体ドラム1a(図1参照)に対向しており、それぞれの回転軸周りに関してトナー供給ローラー30、現像ローラー31は図2において反時計回り方向に回転する。
攪拌搬送室21には、攪拌搬送スクリュー25aと対面してトナー濃度センサー28が配置されている。トナー濃度センサー28は、現像剤中のキャリアに対するトナーの割合(T/C)を検知するものであり、例えば、現像容器20内における現像剤の透磁率を検出する透磁率センサーが用いられる。本実施形態においては、トナー濃度センサー28により現像剤の透磁率を検出し、その検出結果に相当する電圧値を後述する制御部(図示せず)に出力するよう構成されており、制御部によってトナー濃度センサー28の出力値からトナー濃度が決定されるようになっている。制御部は、決定されたトナー濃度に応じてトナー補給モーター(図示せず)に制御信号を送信し、トナーコンテナ4aからトナー補給口(図示せず)を介して攪拌搬送室21に所定量のトナーが補給されるようになっている。
トナー供給ローラー30は、図2において反時計回り方向に回転する非磁性の回転スリーブと、回転スリーブに内包される複数の磁極を有する固定マグネット体で構成されている。
現像ローラー31は、図2において反時計回り方向に回転する円筒状の現像スリーブと、現像スリーブ内に固定された現像ローラー側磁極で構成されており、トナー供給ローラー30と現像ローラー31とはその対面位置(対向位置)において所定のギャップをもって対向している。現像ローラー側磁極は、固定マグネット体の対向する磁極(主極)と異極性である。
また、現像容器20には穂切りブレード33がトナー供給ローラー30の長手方向(図2の紙面と垂直な方向)に沿って取り付けられている。穂切りブレード33は、トナー供給ローラー30の回転方向(図2の反時計回り方向)において、現像ローラー31とトナー供給ローラー30との対向位置よりも上流側に位置付けられている。そして、穂切りブレード33の先端部とトナー供給ローラー30表面との間には僅かな隙間(ブレードギャップ)が形成されている。
現像ローラー31には、直流電圧(以下、Vslv(DC)という)および交流電圧(以下、Vslv(AC)という)が印加され、トナー供給ローラー30には、直流電圧(以下、Vmag(DC)という)および交流電圧(以下、Vmag(AC)という)が印加されている。これらの直流電圧および交流電圧は、現像バイアス電源からバイアス制御回路(いずれも図示せず)を経由して現像ローラー31およびトナー供給ローラー30に印加される。
前述のように、攪拌搬送スクリュー25aおよび供給搬送スクリュー25bによって、現像剤が攪拌されつつ現像容器20内の攪拌搬送室21および供給搬送室22を循環してトナーを帯電させ、供給搬送スクリュー25bによって現像剤がトナー供給ローラー30に搬送される。そして、トナー供給ローラー30上に磁気ブラシ(図示せず)を形成し、トナー供給ローラー30上の磁気ブラシは穂切りブレード33によって層厚規制された後、トナー供給ローラー30と現像ローラー31との対向位置に搬送される。磁気ブラシはトナー供給ローラー30に印加されるVmag(DC)と現像ローラー31に印加されるVslv(DC)との電位差ΔV、および磁界によって現像ローラー31上にトナー薄層を形成する。
トナー供給ローラー30上の磁気ブラシとの接触によって現像ローラー31上に形成されたトナー薄層は、現像ローラー31の回転によって感光体ドラム1aと現像ローラー31との対向部分(現像領域)に搬送される。現像ローラー31にはVslv(DC)およびVslv(AC)が印加されているため、現像ローラー31と感光体ドラム1aとの間の電位差によって現像ローラー31から感光体ドラム1aにトナーが飛翔し、感光体ドラム1a上の静電潜像が現像される。
現像に用いられずに残ったトナーは、再度現像ローラー31とトナー供給ローラー30との対向位置に搬送され、トナー供給ローラー30上の磁気ブラシによって回収される。そして、磁気ブラシは固定マグネット体の同極部分でトナー供給ローラー30から引き剥がされた後、供給搬送室22内に落下する。
その後、トナー濃度センサー28の検知結果に基づいてトナー補給口(不図示)から所定量のトナーが補給され、供給搬送室22および攪拌搬送室21を循環する間に再び適正なトナー濃度で均一に帯電された二成分現像剤となる。この現像剤が再び供給搬送スクリュー25bによりトナー供給ローラー30上に供給されて磁気ブラシを形成し、穂切りブレード33へ搬送される。
現像容器20における図2の右側壁において現像ローラー31の近傍には、現像容器20の内側に突出する断面三角形状のトナー受け支持部材35が設けられている。図2に示すように、トナー受け支持部材35は現像容器20の長手方向(図2の紙面と垂直な方向)に沿って配置されており、トナー受け支持部材35の上面はトナー供給ローラー30および現像ローラー31に対向するとともに、現像ローラー31側からトナー供給ローラー30側に向かって下方に傾斜する壁部を構成している。トナー受け支持部材35の上面には長手方向に沿って、現像ローラー31から引き剥がされて落下するトナーを受けるトナー受け部材37が取り付けられている。
また、穂切りブレード33の下方にはフィルター保持部60が配置されている。フィルター保持部60には現像容器20の内圧を逃がすための通気口60aが形成されており、通気口60aにはフィルター38が設けられている。フィルター保持部60は現像容器20と一体形成されていてもよいし、別部材であってもよい。
図3は、第1実施形態の現像装置3a〜3dに用いられるトナー受け支持部材35を現像容器20の内側(図2の左側)から見た斜視図、図4は、トナー受け支持部材35の分解斜視図である。
トナー受け部材37は板金製であって、長手方向に沿って屈曲部37aが形成された屈曲形状であり、屈曲部37aを挟んで現像ローラー31(図2参照)に対向するトナー受け面37bと、トナー供給ローラー30に対向する略垂直なトナー落下面37cとに区画される。また、トナー受け部材37は2本のコイルバネ40を介して樹脂製の支持部材本体36に支持されている。具体的には、トナー受け部材37の両端部の2箇所にコイルバネ40の一端が係合する係合部37dが折り曲げ形成されており、コイルバネ40の他端にはバネ台座39(図7参照)が装着されている。バネ台座39は支持部材本体36のバネ台座保持部36aに保持される。また、トナー受け部材37の略中央部には振動発生装置42を支持するホルダー保持部37eが折り曲げ形成されている。
振動発生装置42内には振動モーター43(図5参照)と、振動モーター43の駆動を制御するための回路や電子部品が実装された基板(図示せず)が配置されており、振動モーター43に電力を供給するためのリード線45が接続されている。
トナー受け部材37の表面にはシート部材41a、41b(図6参照)が貼り付けられている。シート部材41a、41bは、トナー受け部材37へのトナー付着を抑制するために、トナー受け部材37よりもトナーが付着し難い材質で形成されている。シート部材41a、41bの材質としては、例えばフッ素樹脂製シート等が挙げられる。
シート部材41aは穂切りブレード33側の支持部材本体36とトナー受け部材37との境界を含むトナー受け部材37の表面(トナー落下面37c)を覆うように貼り付けられている。また、シート部材41bはシール部材44側の支持部材本体36とトナー受け部材37との境界、係合部37d、およびホルダー保持部37eを含むトナー受け面37bの全域を覆うように貼り付けられている。シート部材41a、41bは、トナー受け面37b、トナー落下面37cへのトナーの付着を抑制するとともに、支持部材本体36とトナー受け部材37との境界からトナー受け支持部材35の内部へのトナーの進入や、トナーの進入に起因する振動モーター43の動作不良を防止する。
また、支持部材本体36の上端にはフィルム状のシール部材44が設けられている。シール部材44は、先端部が感光体ドラム1aの表面に接触するように支持部材本体36の長手方向(図3の左右方向)に延在しており、現像容器20(図2参照)内のトナーが外部に漏出しないように遮蔽する機能を有している。
図5は、図4における振動発生装置42の分解斜視図である。振動発生装置42は、振動モーター43と、振動モーター43が固定されるモーター取付板42aとカバー部材42bとで構成され、振動モーター43の出力軸43aには加振用ウェイト50が固定されている。また、振動モーター43は出力軸43aがトナー受け部材37の長手方向に沿うように固定されている。
加振用ウェイト50は、振動モーター43の出力軸43aに対し非対称な形状(例えばカム形状)となっている。出力軸43aが所定以上の速度で回転するとき、加振用ウェイト50には不均一な遠心力が加わる。この遠心力が出力軸43aに伝達されることにより、振動モーター43が振動する。なお、加振用ウェイト50の形状はカム形状に限定されず、出力軸43aに対し重心がずれるような任意の形状とすることができる。
図6および図7は、第1本実施形態の現像装置3aに用いられるトナー受け支持部材35の内部構成を示す側面断面図である。なお、図6はトナー受け支持部材35の振動モーター43付近の断面(図4のXX′矢視断面)を示し、図7はトナー受け支持部材35のコイルバネ40を含む断面(図4のYY′矢視断面)を示している。
トナー受け部材37は現像ローラー31に対向するトナー受け面37bがトナー供給ローラー30側から感光体ドラム1a側に向かって上り勾配となるように傾斜し、トナー供給ローラー30に対向するトナー落下面37cが略垂直になるように配置されている。また、トナー受け面37bに堆積したトナーが重力や現像装置3aの駆動に伴う振動等によって自然に落下しないように、トナー受け面37bの角度や表面粗さ(摩擦係数)が調整されている。
図6および図7に示すように、トナー受け部材37はトナー供給ローラー30側の端縁37fのみが支持部材本体36に当接しており、反対側(感光体ドラム1a側)の端縁37gは自由端となっている。そして、トナー受け面37bの幅方向(図6の左右方向)の略中央部は振動発生装置42を介して支持部材本体36に支持されている。これにより、トナー受け部材37は端縁37fを支点として揺動可能に構成されている。また、振動モーター43は、出力軸43aがトナー受け部材37の長手方向と略平行になるように配置されている。
非画像形成時に振動モーター43の出力軸43aを高速回転(例えば10,000rpm程度)させることにより、加振用ウェイト50も出力軸43aと共に高速回転する。このとき、加振用ウェイト50には不均一な遠心力が加わるため、出力軸43aを介して振動モーター43およびモーター取付ホルダー42を含む振動発生装置42が振動する。そして、振動発生装置42が取り付けられたトナー受け部材37も振動する。具体的には、トナー受け部材37のトナー受け面37bは端縁37fを支点として端縁37gに向かうにつれて振幅が大きくなるように振動する。このトナー受け部材37の振動により、トナー受け面37bの端縁37g側に堆積したトナーは端縁37f側(白矢印方向)に跳ね上げられ、少しずつ端縁37f側に移動する。
トナー受け面37bの振動により、図7に示すように、トナー受け面37bに堆積したトナーTはトナー受け面37bの傾斜に沿って下方(図7の白矢印方向)に滑り落ち、略垂直なトナー落下面37cとトナー供給ローラー30とで挟まれた領域Rに自由落下する。領域Rに落下したトナーの一部は、そのまま穂切りブレード33とトナー供給ローラー30の隙間を通過して供給搬送室22内に落下する。
本実施形態では、領域Rに落下したトナーを供給搬送室22へ戻すために、非画像形成時に現像ローラー31およびトナー供給ローラー30を画像形成時とは逆方向(図6の時計回り方向)に回転(逆回転)させる。トナー供給ローラー30を逆回転させることにより、領域Rに落下して穂切りブレード33の先端に堆積したトナーはトナー供給ローラー30の磁気ブラシによって掻き取られ、トナー供給ローラー30の表面に連れ回りしてトナー供給ローラー30と穂切りブレード33との隙間を通過し、固定マグネット体の同極部分でトナー供給ローラー30から引き剥がされた後、供給搬送室22へ強制的に戻される。
現像ローラー31およびトナー供給ローラー30を逆回転させる場合、トナー供給ローラー30に形成される磁気ブラシの穂が長くなるように穂切りブレード33と対向する固定マグネット体の磁極(規制極)の磁力や配置を調整することで、穂切りブレード33の先端に堆積したトナーの掻き取り効果が高くなる。また、現像ローラー31およびトナー供給ローラー30を逆回転させると、攪拌搬送スクリュー25aおよび供給搬送スクリュー25bも逆回転するため、現像容器20内の現像剤がトナー補給口から溢出したり、現像容器20内で現像剤の偏りが発生してトナー濃度センサー28のノイズが発生したりするおそれがある。そのため、現像ローラー31およびトナー供給ローラー30を逆回転させた後は、現像ローラー31およびトナー供給ローラー30を一定時間順回転させることが好ましい。
なお、トナー受け部材37を振動させる際に、トナー供給ローラー30および現像ローラー31を順回転させることもできる。トナー供給ローラー30を順回転させることにより、トナー受け面37bから領域Rに落下したトナーの一部は、トナー供給ローラー30上の磁気ブラシに付着する。トナー供給ローラー30上の磁気ブラシに付着しなかった残りのトナーはトナー供給ローラー30と穂切りブレード33との隙間を通過して供給搬送室22内に落下する。
本実施形態では、振動モーター43の出力軸43aを、出力軸43aのトナー受け部材37に対向する側の外周面が、トナー受け部材37の自由端(端縁37e)から支点(端縁37d)に向かって移動する方向(図6の反時計回り方向)に回転させている。出力軸43aをこの方向に回転させることで、トナー受け部材37はトナー受け面37bに堆積したトナーを端縁37g側から端縁37f側に移動させるように振動する。
一方、出力軸43aを逆方向(図6の時計回り方向)に回転させた場合は、トナー受け部材37の振動によってトナーを端縁37f側から端縁37g側にせり上がるように移動させてしまうため、トナー受け面37bに堆積したトナーが滑り落ちない。従って、本実施形態のように振動モーター43の出力軸43aを回転させることで、トナー受け面37bに堆積したトナーを下り勾配に沿って領域Rへ効果的に落下させることができる。
さらに、トナー受け部材37の表面にはシート部材41a、41bが貼り付けられているため、トナー受け部材37へのトナーの付着を抑制することができる。また、シート部材41a、41bは支持部材本体36とトナー受け部材37との境界、および係合部37d、ホルダー保持部37eを覆うように貼り付けられているため、支持部材本体36とトナー受け部材37との境界からトナー受け支持部材35の内部へのトナーの進入や、トナーの進入に起因する振動モーター43の動作不良も防止することができる。
トナー受け部材37を振動させるタイミングとしては、印字動作の終了毎に行っても良いし、印字枚数が所定枚数に到達した時点や現像装置3a内の温度が所定以上になった時点等、所定のタイミングで行うようにしても良い。また、トナー受け部材37を振動させるタイミングと現像ローラー31およびトナー供給ローラー30を逆回転(または順回転)させるタイミングは同じでも異なっていても良い。また、所定の印字枚数に到達する毎にトナー受け部材37を振動させることにより、印字枚数に応じてトナー受け部材37の振動が自動的に実行される。従って、ユーザー自身がトナー受け部材37の振動を手動で設定する必要がなくなり、設定ミスや設定忘れ、或いは不必要な振動の実行を回避することができる。
ところで、現像容器20内に浮遊するトナー量が非常に多くなると、振動モーター43によるトナー受け部材37の振動の合間、即ち画像形成時においても、現像装置3a〜3dの駆動時の振動によってトナー受け部材37に堆積したトナーが滑り落ち、トナー落ちが発生することがある。そこで、本実施形態では、現像容器20内に浮遊するトナー量を低減するために、穂切りブレード33の下方に通気口60aを設けて現像容器20の内圧を逃がす構成としている。
図8は、第1実施形態の現像装置3aにおける穂切りブレード33およびフィルター保持部60周辺の断面拡大図である。図8に示すように、現像容器20には穂切りブレード33の下方に連結されるフィルター保持部60が配置されている。フィルター保持部60は現像容器20の長手方向(図8の紙面と垂直な方向)に延びる中空状の部材であり、下端部に通気口60aが形成されている。そして、通気口60aを塞ぐようにフィルター38が固定されている。なお、フィルター38のメッシュサイズはトナー粒子径(約4〜5μm)よりも小さいサイズ(約1〜3μm)に形成されており、フィルター38はトナーを通過させない。
また、穂切りブレード33を貫通する複数の通気路61が長手方向(図8の紙面と垂直な方向)に所定の間隔を隔てて形成されている。これにより、現像容器20の内部から通気口60a、フィルター保持部60、通気路61、トナー受け支持部材35を介して現像容器20の開口20bまで連通する連通部が設けられる。従って、現像容器20の内圧を逃がして現像容器20内の浮遊トナー量を低減することができ、トナー受け部材37に堆積したトナーが滑り落ちてトナー供給ローラー30に付着することによるトナー落ちの発生を抑制することができる。また、フィルター38および通気口60aは、トナー飛散の発生し易い穂切りブレード33の近傍に配置されているため、現像容器20の外部へのトナー飛散も効果的に抑制することができる。
さらに、フィルター保持部60は穂切りブレード33の下面に接触するように配置されている。即ち、振動発生装置42は、トナー受け部材37、トナー受け支持部材35、穂切りブレード33を介してフィルター保持部60と連結されている。これにより、振動発生装置42の振動がトナー受け部材37、トナー受け支持部材35、穂切りブレード33、およびフィルター保持部60を介してフィルター38に伝達される。従って、トナー受け部材37を振動させる際にフィルター38を同時に振動させてフィルター38の目詰まりを抑制することができる。その結果、フィルター38を頻繁に交換する必要がなくなるため、現像装置3a〜3dのメンテナンス性を向上させることができる。
また、フィルター38を振動させるための振動部材を別途設ける必要がないので、部品点数の増加を抑制することができる。フィルター38から振るい落とされたトナーは供給搬送室22内に落下し、攪拌されて再び現像動作に用いられるので、トナー消費量も抑えることができる。
図9は、本発明の第2実施形態に係る現像装置3aの側面断面図である。本実施形態では、トナー受け支持部材35およびトナー受け部材37は設けられておらず、穂切りブレード33の上面にトナーが堆積する構成となっている。穂切りブレード33はトナー供給ローラー30側の端部33aが低くなるように傾斜した姿勢で支持ステー63に支持されている。支持ステー63はトナー供給ローラー33a側の端部を支点としてフィルター保持部60に支持されている。支持ステー63の下面には振動発生装置42が取り付けられている。振動発生装置42の構成は第1実施形態の図5と同様である。
図10は、第2実施形態の現像装置3aにおける穂切りブレード33周辺の断面拡大図である。非画像形成時に振動発生装置42を振動させることにより、振動発生装置42が取り付けられた支持ステー63が振動し、支持ステー63に支持された穂切りブレード33も振動する。
より詳細には、振動モーター43の出力軸43aを、出力軸43aのトナー受け部材37に対向する側の外周面が、支持ステー63の自由端(トナー供給ローラー30と反対側の端部)から支点(トナー供給ローラー30側の端部)に向かって移動する方向(図10の反時計回り方向)に回転させる。これにより、穂切りブレード33はトナー供給ローラー30と反対側(感光体ドラム1a側)の端部に向かうにつれて振幅が大きくなるように振動する。また、支持ステー63のトナー供給ローラー30側の端部がフィルター保持部60に支持されるため、穂切りブレード33が振動しても穂切りブレード33とトナー供給ローラー30との隙間(ブレードギャップ)が変動しにくい構成となっている。
穂切りブレード33の振動により、穂切りブレード33の上面に堆積したトナーTは端部33a側(図10の白矢印方向)に跳ね上げられ、穂切りブレード33の傾斜に沿って少しずつ端部33a側に移動する。そして、端部33aまで移動したトナーTは穂切りブレード33とトナー供給ローラー30とで挟まれた領域Rに自由落下する。領域Rに落下したトナーの一部は、そのまま穂切りブレード33とトナー供給ローラー30の隙間を通過して供給搬送室22内に落下する。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、現像ローラー31およびトナー供給ローラー30を画像形成時とは逆方向(図10の時計回り方向)に回転(逆回転)させることにより、穂切りブレード33の先端に堆積したトナーをトナー供給ローラー30の磁気ブラシによって掻き取るようにしてもよい。或いは、トナー供給ローラー30および現像ローラー31を順回転させることにより、穂切りブレード33から領域Rに落下したトナーの一部がトナー供給ローラー30上の磁気ブラシに付着するようにしてもよい。
図11は、第2実施形態の現像装置3aにおける穂切りブレード33およびフィルター保持部60周辺の断面拡大図である。フィルター保持部60は支持ステー63の下端部に接触するように配置されている。即ち、フィルター保持部60は支持ステー63を介して穂切りブレード33を支持する支持部材を兼ねている。
フィルター保持部60は現像容器20の長手方向(図11の紙面と垂直な方向)に延びる中空状の部材であり、下端部に通気口60aが形成されている。そして、通気口60aを塞ぐようにフィルター38が固定されている。
また、フィルター保持部60の側面には現像容器20の外部に連通する通気路61が形成されている。これにより、現像容器20の内部から通気口60a、フィルター保持部60、通気路61を介して現像容器20の外部に連通する連通部が設けられる。従って、現像容器20の内圧を逃がして現像容器20内の浮遊トナー量を低減することができ、穂切りブレード33に堆積したトナーが滑り落ちることによるトナー落ちの発生を抑制することができる。また、フィルター38および通気口60aは、浮遊トナーの発生し易い穂切りブレード33の近傍に配置されているため、現像容器20の外部へのトナー飛散も効果的に抑制することができる。
さらに、フィルター保持部60は支持ステー63の下端部に接触するように配置されており、支持ステー63には振動発生装置42が取り付けられているため、振動発生装置42は、支持ステー63を介してフィルター保持部60と連結されている。これにより、振動発生装置42の振動が支持ステー63、フィルター保持部60を介してフィルター38に伝達される。従って、第1実施形態と同様に、穂切りブレード33を振動させる際にフィルター38を同時に振動させてフィルター38の目詰まりを抑制することができる。その結果、フィルター38を交換する必要がなくなるため、現像装置3a〜3dのメンテナンス性を向上させることができる。
また、フィルター38を振動させるための振動部材を別途設ける必要がないので、部品点数の増加を抑制することができる。フィルター38から振るい落とされたトナーは供給搬送室22内に落下し、撹拌されて再び現像動作に用いられるので、トナー消費量も抑えることができる。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態に示したトナー受け支持部材35やトナー受け部材37、フィルター保持部60の形状や構成は一例であって上記各実施形態に特に限定されるものではなく、これらは装置構成等に応じて適宜設定することができる。
例えば図12に示すように、第1実施形態の現像装置3a〜3dにおいても、第2実施形態と同様にフィルター保持部60に通気路61を形成し、通気口60aが、フィルター保持部60および通気路61を介して現像容器20の外部と連通するようにしてもよい。
本発明は、像担持体と現像ローラーとの対向領域と規制ブレードとの間において現像ローラーと対向するトナー受け部材を有する現像装置を備えた画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、規制ブレード上へのトナーの堆積を抑制しつつ、内圧を逃がすためのフィルターの目詰まりを抑制可能な現像装置を提供することができる。
Pa〜Pd 画像形成部
1a〜1d 感光体ドラム(像担持体)
3a〜3d 現像装置
4a〜4d トナーコンテナ
20 現像容器(ケーシング)
30 トナー供給ローラー
31 現像ローラー
33 穂切りブレード(規制ブレード)
35 トナー受け支持部材
35a 先端部
36 支持部材本体
37 トナー受け部材(トナー堆積部)
37a 屈曲部
37b トナー受け面
37c トナー落下面
38 フィルター
40 振動発生装置
41a、41b シート部材
60 フィルター保持部
60a 通気口
61 通気路
63 支持ステー
100 カラープリンター(画像形成装置)

Claims (11)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と対向して配置され、前記像担持体との対向領域において前記像担持体にトナーを供給する現像ローラーと、
    前記現像ローラーと対向して配置され、前記現像ローラーとの対向領域において前記現像ローラーにトナーを供給するトナー供給ローラーと、
    前記現像ローラーおよび前記トナー供給ローラーを収容するケーシングと、
    前記ケーシング内において前記現像ローラー又は前記トナー供給ローラーと対向するトナー堆積部と、
    前記トナー堆積部を振動させる振動発生装置と、
    を備えた現像装置において、
    前記トナー堆積部の下方に配置され、前記ケーシングの外部と連通する通気口を有するフィルター保持部と、
    前記通気口を塞ぐように設けられるフィルターと、
    が設けられており、
    前記振動発生装置は、前記トナー堆積部を介して前記フィルター保持部に連結されることを特徴とする現像装置。
  2. 前記トナー供給ローラーに所定の間隔を隔てて対向配置される規制ブレードと、
    前記規制ブレードの上面に接触するように配置され、前記規制ブレードと前記像担持体との間において前記現像ローラー又は前記トナー供給ローラーと対向するトナー受け支持部材と、
    前記トナー受け支持部材の長手方向に沿って前記像担持体側から前記トナー供給ローラー側に向かって下り勾配となるように配置され、前記現像ローラーから落下するトナーを受けるトナー受け面を有するトナー受け部材と、
    を備え、
    前記トナー堆積部は前記トナー受け部材および前記トナー受け支持部材で構成されており、前記振動発生装置は、前記トナー受け部材、前記トナー受け支持部材、および前記規制ブレードを介して前記フィルター保持部に連結されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記トナー受け部材は前記トナー供給ローラー側の端部を支点として前記トナー受け支持部材に支持されており、前記トナー受け部材の下面に前記振動発生装置が取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記フィルター保持部および前記トナー受け支持部材は中空状であり、
    前記規制ブレードには、前記フィルター保持部の内部と前記トナー受け支持部材の内部とを連通する通気路が形成されており、
    前記通気口は、前記フィルター保持部、前記通気路および前記トナー受け支持部材を介して前記ケーシングの外部と連通することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記フィルター保持部は中空状であり、前記フィルター保持部の内部と前記ケーシングの外部とを連通する通気路が形成されており、
    前記通気口は、前記フィルター保持部および前記通気路を介して前記ケーシングの外部と連通することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の現像装置。
  6. 前記トナー堆積部は、前記トナー供給ローラー側の端部が低くなるように前記トナー供給ローラーと所定の間隔を隔てて対向配置される規制ブレードと、前記規制ブレードを支持する支持ステーと、で構成されており、
    前記振動発生装置は、前記支持ステーを介して前記フィルター保持部に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  7. 前記支持ステーは前記トナー供給ローラー側の端部を支点として前記フィルター保持部に支持されており、前記支持ステーの下面に前記振動発生装置が取り付けられることを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記フィルター保持部は中空状であり、前記フィルター保持部の内部と前記ケーシングの外部とを連通する通気路が形成されており、
    前記通気口は、前記フィルター保持部および前記通気路を介して前記ケーシングの外部と連通するとともに、前記振動発生装置は前記フィルター保持部の内部に配置されることを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記振動発生装置の駆動中に前記現像ローラーおよび前記トナー供給ローラーを画像形成時と逆方向に回転させることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の現像装置。
  10. 前記振動発生装置の駆動が終了した後、前記現像ローラーおよび前記トナー供給ローラーを一定時間継続して画像形成時と同方向に回転させることを特徴とする請求項9に記載の現像装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の現像装置を備えた画像形成装置。
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