JP6862662B2 - 偏光板、粘着剤付き偏光板及び液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源側の偏光板、粘着剤付き偏光板及び液晶表示装置に関するものである。
偏光板は通常、吸収型偏光フィルムの少なくとも片面に樹脂フィルムが積層された構成であり、必要により樹脂フィルムに又は樹脂フィルムに代えて光学フィルムが積層される。そして、偏光板は、液晶セルや他の部材と組み合わされて液晶表示装置を構成する(特許文献1)。液晶表示装置においては、それを構成する偏光板が、他の構成部材と接触することがあり、その結果、偏光板に接触した部材の表面形状が偏光板表面に転写される、いわゆる「インプリンティング」が生じることがあった。インプリンティングが生じると、画像を表示した際に転写痕が見えるため、表示品質が著しく低下するという問題があった。
特開2013−190779号公報
本発明の課題は、上記のインプリンティングが生じにくい偏光板を提供することにある。
本発明は、以下の偏光板、この偏光板に粘着剤層を設けた粘着剤付き偏光板及びこの粘着剤付き偏光板を適用した液晶表示装置を提供する。
[1]吸収型偏光フィルムの片面に、第一の保護フィルムが積層されている偏光板であって、第一の保護フィルムは、厚みが10〜50μmである反射型偏光フィルムであり、吸収型偏光フィルムとは反対側の表面のビッカース硬さが10〜30kgf/mmであることを特徴とする背面側偏光板。
[2]前記吸収型偏光フィルムと前記第一の保護フィルムとが粘着剤又は接着剤を介して積層された[1]に記載の背面側偏光板
[3]前記吸収型偏光フィルムと前記第一の保護フィルムとがアクリル系粘着剤を介して積層された[1]又は[2]に記載の背面側偏光板
[4]前記吸収型偏光フィルムの片面に、最表面のビッカース硬さが10〜30kgf/mmである前記第一の保護フィルムが積層され、他方の面に第二の保護フィルムが積層されている[1]〜[3]のいずれかに記載の背面側偏光板。
[5][1]〜[3]のいずれかに記載の背面側偏光板における前記吸収型偏光フィルム側に粘着剤層が形成されていることを特徴とする粘着剤付き背面側偏光板。
[6][4]に記載の背面側偏光板における前記第二の保護フィルム側に粘着剤層が形成されていることを特徴とする粘着剤付き背面側偏光板。
[7][5]又は[6]に記載の粘着剤付き背面側偏光板が、液晶セルに積層されていることを特徴とする液晶表示装置。
[8]粘着剤付き背面側偏光板が、その粘着剤層側で液晶セルの光源側に積層されている[7]に記載の液晶表示装置。
本発明の偏光板によれば、偏光板の最表面(保護フィルムの吸収型偏光フィルムとは反対側の表面)のビッカース硬さを一定以上とすることで、偏光板を他の部材と組み合わせて液晶表示装置とした際に、その表面に生じるインプリンティングが抑制される。したがって、本発明の液晶表示装置は、表示品質に優れる。
本発明の偏光板及び粘着剤付き偏光板の層構成の一例を示す断面模式図である。 本発明の液晶表示装置の層構成の一例を示す断面模式図である。 偏光板のビッカース硬さを測定する際の断面模式図である。
〈吸収型偏光フィルム〉
偏光板は、吸収型偏光フィルムの片側又は両側に保護フィルムを有するものである。吸収型偏光フィルムとしては、通常、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性色素が吸着配向されたものが用いられる。吸収型偏光フィルムを構成するポリビニルアルコール系樹脂は、ポリ酢酸ビニル系樹脂をケン化することにより得られる。ポリ酢酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルの他、酢酸ビニル及びこれと共重合可能な他の単量体の共重合体などが例示される。酢酸ビニルに共重合される他の単量体としては、例えば、不飽和カルボン酸、オレフィン、ビニルエーテル、不飽和スルホン酸、アンモニウム基を有するアクリルアミドなどが挙げられる。ポリビニルアルコール系樹脂のケン化度は、通常85〜100モル%程度、好ましくは98モル%以上である。このポリビニルアルコール系樹脂はさらに変性されていてもよく、例えば、アルデヒドで変性されたポリビニルホルマールやポリビニルアセタールなども使用し得る。またポリビニルアルコール系樹脂の重合度は、通常1,000〜10,000程度、好ましくは 1,500〜 5,000程度である。具体的なポリビニルアルコール系樹脂や二色性色素としては、例えば特開2012-159778 号公報に例示されているポリビニルアルコール系樹脂や二色性色素が挙げられる。
ポリビニルアルコール系樹脂を製膜したものが、吸収型偏光フィルムの原反フィルムとして用いられる。ポリビニルアルコール系樹脂を製膜する方法は特に限定されるものでなく、公知の方法で製膜することができる。ポリビニルアルコール系樹脂からなる原反フィルムの厚さは特に限定されないが、例えば150μm 以下である。延伸のしやすさ等も考慮すれば、その膜厚は、好ましくは3μm 以上であり、また75μm 以下であるのが好ましい。
吸収型偏光フィルムは、例えば、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを一軸延伸する工程で延伸し、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを二色性色素で染色してその二色性色素を吸着させる工程、二色性色素が吸着されたポリビニルアルコール系樹脂フィルムをホウ酸水溶液で処理する工程、及びこのホウ酸水溶液による処理後に水洗する工程を経て、最後に乾燥させて製造される。また、吸収型偏光フィルムは、例えば特開2012-159778 号に記載されている方法に準じて製造されてもよい。この方法では、基材フィルムにポリビニルアルコール系樹脂をコーティングすることで、吸収型偏光フィルムとなるポリビニルアルコール系樹脂層を形成することができる。吸収型偏光フィルムの厚さは、通常、2〜40μm であり、好ましくは3〜30μm 程度である。
〈第一の保護フィルム〉
偏光板は、吸収型偏光フィルムの少なくとも一方の面に第一の保護フィルムが積層される。本発明の偏光板は、吸収型偏光フィルムの少なくとも片面に第一の保護フィルムが積層されていればよく、図1に示すように、吸収型偏光フィルム1の片面にのみ第一の保護フィルム3を設けてもよいし〔図1(A)〕、吸収型偏光フィルム1の片面に第一の保護フィルム3を、他方の面に第二の保護フィルム5を積層してもよい〔図1(B)〕。
吸収型偏光フィルムの片面に積層される第一の保護フィルム3は、例えば、熱可塑性樹脂から形成される熱可塑性樹脂フィルム、反射型偏光フィルム、反射型偏光フィルムと熱可塑性樹脂フィルムとの積層体などが挙げられる。
(熱可塑性樹脂フィルム)
熱可塑性樹脂から形成される熱可塑性樹脂フィルムは、透明性や均一な光学特性、機械強度、熱安定性等に優れる樹脂からなることが好ましい。熱可塑性樹脂の具体例としては、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロースのようなセルロース系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフタレートのようなポリエステル系樹脂、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチル(メタ)アクリレートのような(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィン系樹脂、ポリノルボルネン系樹脂を挙げることができる。なかでも、セルロース系樹脂、ポリエステル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、及びポリオレフィン系樹脂から形成される樹脂フィルムが好ましい。ここで、(メタ)アクリレートとは、メタクリレート又はアクリレートのどちらでもよいことを指し、そのほか(メタ)アクリル酸などと言うときの「(メタ)」も同様である。
これらの熱可塑性樹脂フィルムには、適宜の市販品を使用することができる。セルロース系樹脂フィルムの市販品の例を挙げると、それぞれ商品名で、富士フイルム株式会社製の“フジタック(登録商標) TD80”、“フジタック(登録商標) TD80UF”及び“フジタック(登録商標) TD80UZ ”、コニカミノルタ株式会社製の“KC2UAW”、“KC8UX2M”及び“KC8UY”などが挙げられる。
ポリエステル系樹脂フィルムには、適宜の市販品を使用することができる。ポリエステル系樹脂フィルムの市販品の例を挙げると、それぞれ商品名で、三菱樹脂株式会社製の“ダイアホイル(登録商標)”、東レ株式会社製の“ルミラー(登録商標)”、東洋紡株式会社製の“コスモシャイン(登録商標)”などが挙げられる。
(メタ)アクリル系樹脂フィルムには、適宜の市販品を使用することができる。(メタ)アクリル系樹脂フィルムの市販品の例を挙げると、それぞれ商品名で、住友化学株式会社製の“テクノロイ(登録商標)”、三菱レイヨン株式会社製の“アクリプレン(登録商標)”などが挙げられる。
ポリカーボネート系樹脂フィルムには、適宜の市販品を使用することができる。ポリカーボネート系樹脂フィルムの市販品の例を挙げると、それぞれ商品名で、帝人株式会社製の“パンライト(登録商標)”などが挙げられる。
ポリオレフィン系樹脂の市販品の例としては、Topas Advanced Polymers GmbH社製で、ポリプラスチックス株式会社から販売されている“Topas”、JSR株式会社から販売されている“アートン”(ARTON )(登録商標)、日本ゼオン株式会社から販売されている“ゼオノア(ZEONOR)(登録商標)”及び“ゼオネックス(ZEONEX)(登録商標)”、三井化学株式会社から販売されている“アペル”(登録商標)(以上、いずれも商品名)などがあり、これらからフィルムを作製することができる。また、ポリオレフィン系樹脂フィルムを使用してもよく、例えば、JSR株式会社から販売されている“アートンフィルム”(「アートン」は同社の登録商標)、積水化学工業株式会社から販売されている“エスシーナ”(登録商標)、日本ゼオン株式会社から販売されている“ゼオノアフィルム”(登録商標)などが挙げられる。
熱可塑性樹脂フィルムの厚さは、通常5〜100μm 、好ましくは10〜50μm である。
(反射型偏光フィルム)
反射型偏光フィルムとしては、グリッド型偏光フィルム、屈折率差を有する2種以上の材料による2層以上の多層薄膜積層体、ビームスプリッターなどに用いられる屈折率の異なる蒸着多層薄膜、複屈折を有する2種以上の材料による2層以上の複屈折層多層薄膜積層体、複屈折を有する2種以上の樹脂を用いた2層以上の樹脂積層体を延伸したもの、直線偏光を直交する軸方向で反射/透過することで分離するものなどが挙げられる。
反射型偏光フィルムとしては、例えば、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネートに代表される延伸により位相差を発生する材料と、ポリメチルメタクリレートに代表されるアクリル系樹脂、JSR株式会社製の“アートン”(登録商標)に代表されるノルボルネン系樹脂等の位相差発現量の少ない樹脂とを交互に多層積層体として一軸延伸して得られるものを用いることができる。反射型偏光フィルムの具体例としては、3M社製の“DBEF”(登録商標)、“APF‐V3”(製品名)及び“APF‐V2”(製品名)等があげられる。反射型偏光フィルムの厚さは、通常、5〜100μm 、好ましくは10〜50μm である。
(反射型偏光フィルム/熱可塑性樹脂フィルムの積層体)
反射型偏光フィルム及び熱可塑性樹脂フィルムの積層体は、これらのフィルムを、例えば粘着剤又は接着剤を介して積層したものであることができる。粘着剤又は接着剤には、適宜の公知のものを選択すればよい。接着作業の簡便性や光学歪みの発生防止等の観点から、粘着剤を使用することが好ましい。粘着剤としては、例えば、アクリル系重合体、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテル等をベースポリマーとするものを採用することができる。なかでも、アクリル系粘着剤のように、光学的な透明性に優れ、適度な濡れ性や凝集力を保持し、反射型偏光フィルム及び熱可塑性樹脂フィルムとの接着性にも優れ、さらには良好な耐熱性を有し、高温環境下で浮き剥がれ等の剥離問題を生じないものを選択して用いることが好ましい。
粘着剤から形成される粘着剤層は、必要に応じて光散乱性を示すための微粒子を含有していてもよく、ガラス繊維、ガラスビーズ、樹脂ビーズ、金属粉やその他の無機粉末のような充填剤、顔料、着色料、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を含有していてもよい。紫外線吸収剤には、サリチル酸エステル系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、シアノアクリレート系化合物、ニッケル錯塩系化合物等がある。
第一の保護フィルム3は、偏光フィルムとの貼合面とは反対側の面にハードコード層を設けたものでもよい。これにより、偏光板を加工する際に生じる引っかき傷などを防止することができる。ハードコート層を設ける場合、保護性と屈曲性を両立させる観点から、ハードコート層の厚さは1〜8μm であることが好ましく、1〜6μm であることがより好ましい。ハードコート層の厚さが8μm を超える場合には、屈曲性が低くなり、屈曲時にクラックが入り易くなる傾向がある。一方、ハードコート層の厚さが1μm 未満の場合には、屈曲性は良好であるが、面内均一性の観点から十分な特性が得られないことが多い傾向にある。
ハードコート層は、樹脂被膜層により形成することができる。樹脂被膜層を形成する樹脂材料は、樹脂皮膜層形成後の皮膜として十分な強度を持ち、透明性のあるものを特に制限なく使用できる。前記樹脂としては熱硬化型樹脂、熱可塑型樹脂紫外線硬化型樹脂及び電子線硬化型樹脂等の活性エネルギー線硬化型樹脂、二液混合型樹脂などが挙げられる。なかでも、紫外線硬化型樹脂は、紫外線の照射により樹脂の硬化ができ、簡単な加工操作で効率よく樹脂被膜層を形成することができるほか、防眩処理層等の光拡散層も形成することができるため、好適である。紫外線硬化型樹脂としては、ポリエステル系、アクリル系、ウレタン系、アミド系、シリコーン系、エポキシ系等の各種のものが挙げられ、紫外線硬化型のモノマー、オリゴマー、ポリマー等が含まれる。好ましく用いられる紫外線硬化型樹脂としては、例えば、紫外線重合性の官能基を有するもの、なかでも当該官能基を2個以上、特に3〜6個有するアクリル系のモノマーやオリゴマー成分を含むものが挙げられる。また、紫外線硬化型樹脂には、紫外線重合開始剤が配合されている。
樹脂被膜層の形成方法は、適宜の公知の方法を採用することができ、例えば、前記樹脂(塗工液)を、第一の保護フィルム3に塗工し、乾燥する方法がある。硬化性樹脂を用いた場合には、乾燥後に硬化処理する。前記塗工液の塗工方法は、ファンテン、ダイコーター、キャスティング、スピンコート、ファンテンメタリング、グラビア等の方法を採用できる。なお、塗工にあたり、前記塗工液は、トルエン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソプロピルアルコール、エチルアルコール等の一般的な溶剤で希釈してもよく、希釈することなくそのまま塗工することもできる。
本発明の偏光板10は、吸収型偏光フィルム1の少なくとも片面に、上記した第一の保護フィルム3が積層されたものであり、この第一の保護フィルム3として、吸収型偏光フィルム1が積層される面とは反対側の面のビッカース硬さが10kgf/mm2 以上であるものを採用することが重要である。ビッカース硬さが10kgf/mm2 以上であると、この偏光板を液晶表示装置に適用した際に、偏光板10にインプリンティングが発生するのを回避できる。また、第一の保護フィルム3の吸収型偏光フィルム1が積層される面とは反対側の面のビッカース硬さが10kgf/mm2 以上であれば、液晶表示装置に適用しうる。ビッカース硬さは、30kgf/mm2以下であるのが好ましい。
〈第二の保護フィルム〉
第二の保護フィルム5は、上記した熱可塑性樹脂フィルムと同様のものであることができる。第一の保護フィルム3が熱可塑性樹脂フィルムである場合、第二の保護フィルム5は、第一の保護フィルム3と同じものであってもよいし、異なるものであってもよい。
〈偏光板〉
偏光板10は、吸収型偏光フィルム1及び第一の保護フィルム3を積層したものである。吸収型偏光フィルム及び保護フィルムを積層する方法としては、通常、接着剤又は粘着剤でこれらフィルムを積層する方法が採用される。吸収型偏光フィルムの両面に保護フィルムを積層する場合、同種の接着剤又は粘着剤を用いてもよいし、異種の接着剤又は粘着剤を用いてもよい。
接着剤としては、水系接着剤、光硬化性接着剤などを挙げることができる。水系接着剤は、接着剤成分を水に溶解したもの又は接着剤成分を水に分散させたものであり、接着剤層を薄くすることができる。水系接着剤としては、例えば、接着剤(組成物)の主成分がポリビニルアルコール系樹脂やウレタン樹脂であるものが、好ましい接着剤として挙げられる。
ポリビニルアルコール系樹脂は、部分ケン化ポリビニルアルコールや完全ケン化ポリビニルアルコールのほか、カルボキシル基変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール、メチロール基変性ポリビニルアルコール、アミノ基変性ポリビニルアルコールなどの、変性されたポリビニルアルコール系樹脂であってもよい。接着剤成分としてポリビニルアルコール系樹脂を用いた場合、該接着剤は、ポリビニルアルコール系樹脂の水溶液として調製されることが多い。接着剤中のポリビニルアルコール系樹脂の濃度は、水100重量部に対して、通常1〜10重量部程度、好ましくは1〜5重量部である。
主成分としてポリビニルアルコール系樹脂を含む接着剤には、接着性を向上させるために、グリオキザールや水溶性エポキシ樹脂などの硬化性成分又は架橋剤を添加することが好ましい。水溶性エポキシ樹脂としては、例えば、ジエチレントリアミンやトリエチレンテトラミンのようなポリアルキレンポリアミンとアジピン酸のようなジカルボン酸との反応で得られるポリアミドポリアミンに、エピクロロヒドリンを反応させて得られるポリアミドポリアミンエポキシ樹脂を挙げることができる。かかるポリアミドポリアミンエポキシ樹脂の市販品としては、それぞれ商品名で、田岡化学工業株式会社から販売されている“スミレーズレジン(登録商標) 650(30)”及び“スミレーズレジン(登録商標) 675”、星光PMC株式会社から販売されている“WS−525”などがあり、これらを好適に用いることができる。これら硬化性成分又は架橋剤の添加量は、ポリビニルアルコール系樹脂100重量部に対して、通常1〜100重量部、好ましくは1〜50重量部である。その添加量が少ないと、接着性向上効果が小さくなり、一方でその添加量が多いと、接着剤層が脆くなる傾向にある。
水系接着剤を介して接合された積層体は、通常乾燥処理が施され、接着剤層の乾燥、硬化が行なわれる。乾燥処理は、例えば熱風を吹き付けることにより行なうことができる。乾燥温度は、40〜100℃程度、好ましくは60〜100℃の範囲から適宜選択される。乾燥時間は、例えば20〜 1,200秒程度である。乾燥後の接着剤層の厚さは、通常0.001〜5μm程度であり、好ましくは0.01μm以上、また好ましくは2μm 以下、さらに好ましくは1μm 以下である。接着剤層の厚さが大きくなりすぎると、偏光板の外観不良となりやすい。
乾燥処理の後、室温以上の温度で少なくとも半日間、通常は1日間以上の養生を施して十分な接着強度を得てもよい。かかる養生は、典型的には、ロール状に巻き取られた状態で行なわれる。好ましい養生温度は、30〜50℃の範囲であり、さらに好ましくは35℃以上、45℃以下である。養生温度が50℃を超えると、ロール巻き状態において、いわゆる「巻き締まり」が起こりやすくなる。なお、養生時の湿度は、例えば、相対湿度が70%以下の範囲となるように、適宜選択されることが好ましい。養生時間は、通常1〜10日程度、好ましくは2〜7日程度である。
光硬化性接着剤としては、例えば、光硬化性エポキシ樹脂と光カチオン重合開始剤との混合物などを挙げることができる。光硬化性エポキシ樹脂としては、例えば、脂環式エポキシ樹脂、脂環式構造を有さないエポキシ樹脂、及びそれらの混合物などが挙げられる。また、光硬化性接着剤として、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、オキタセン樹脂、ウレタン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂などにラジカル重合型開始剤及び/又はカチオン重合型開始剤を加えたものも用いることができる。
光硬化性接着剤を介して接合された積層体は、積層後、活性エネルギー線を照射することによって光硬化性接着剤を硬化させる。活性エネルギー線の光源は、例えば、波長400nm以下に発光分布を有する活性エネルギー線が好ましく、具体的には、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、ケミカルランプ、ブラックライトランプ、マイクロウェーブ励起水銀灯、メタルハライドランプ等が好ましく用いられる。光硬化性接着剤への光照射強度は、該光硬化性接着剤の組成によって適宜決定され、特に限定されないが、重合開始剤の活性化に有効な波長領域の照射強度が 0.1〜6,000mW/cm2であることが好ましい。該照射強度が0.1mW/cm2以上である場合、反応時間が長くなりすぎず、6,000mW/cm2以下である場合、光源から輻射される熱及び光硬化性接着剤の硬化時の発熱によるエポキシ樹脂の黄変や偏光板の劣化を生じる恐れが少ない。
光硬化性接着剤への光照射時間は、硬化させる光硬化性接着剤ごとに制御されるものであるが、上記の照射強度と照射時間との積として表される積算光量が10〜10,000mJ/cm2となるように設定されることが好ましい。光硬化性接着剤への積算光量が10mJ/cm2 以上である場合、重合開始剤由来の活性種を十分量発生させて硬化反応をより確実に進行させることができ、10,000mJ/cm2以下である場合、照射時間が長くなりすぎず、良好な生産性を維持できる。なお、活性エネルギー線照射後の接着剤層の厚さは、通常0.001〜5μm 程度であり、好ましくは0.01μm 以上、また好ましくは2μm 以下、さらに好ましくは1μm 以下である。
活性エネルギー線の照射によって光硬化性接着剤を硬化させる場合、偏光フィルムの偏光度、透過率及び色相、ならびに保護フィルム等の透明フィルムの透明性などの偏光板の諸機能が低下しない条件で硬化を行なうことが好ましい。
吸収型偏光フィルム及び保護フィルムを積層する方法としては、粘着剤で積層する方法も採用される。粘着剤としては、例えば、アクリル系重合体、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテル等をベースポリマーとするものを採用することができる。さらに、これらベースポリマーに、ポリイソシアネート化合物等の架橋剤、シランカップリング剤、イオン性化合物等の帯電防止剤等を配合することもできる。
〈粘着剤付き偏光板〉
粘着剤付き偏光板は、偏光板を構成する保護フィルムの片面に粘着剤層を設けたものである。図1を参照し、本発明では、第一の透明保護フィルム3を吸収型偏光フィルム1の片面にのみ積層する場合は吸収型偏光フィルム1の表面に、第一の透明保護フィルム3を吸収型偏光フィルム1の片面に積層し、他方の面に第二の保護フィルム5を積層する場合は第二の保護フィルム5の表面に、粘着剤層15を設けることができる。
粘着剤層15を形成する粘着剤は、光学フィルムに用いられる諸特性(透明性、耐久性、リワーク性等)を満たしていればよく、例えば、(メタ)アクリル酸エステルを主成分とし、さらに少量の、官能基を有する(メタ)アクリルモノマーを含有するアクリル系単量体組成物を重合開始剤の存在下ラジカル重合してなる、ガラス転移温度(Tg)が0℃以下のアクリル系樹脂と、架橋剤とを含有するアクリル系粘着剤が用いられる。
〈液晶表示装置〉
上記の粘着剤付き偏光板20は、液晶表示装置に好適に用いられる。図2を参照し、液晶表示装置55は、液晶パネルを備えるものであり、液晶パネルは、液晶セル30の片面に粘着剤付き偏光板20がその粘着剤層を介して積層され、他方の面には同一又は異なる粘着剤層を介して偏光板25が積層されたものである。この液晶セルは、IPSモード、VAモード、TNモードなど、従来公知のいかなるモードであってもよい。
本発明の粘着剤付き偏光板20を貼合した液晶セルの反対側には、同種の偏光板又は公知の偏光板を積層することができる。また、粘着剤付き偏光板20は、液晶表示装置55における背面側(バックライト側)に配置されることが好ましく、第一の保護フィルム3がバックライト側になるように配置されることがより好ましい。
以下、実施例を示して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。例中、含有量又は使用量で表す%及び部は、特記ない限り重量基準である。
[実施例1]
(A)第一の保護フィルムの作製
厚さ25μm のトリアセチルセルロースフィルム〔コニカミノルタ株式会社製の商品名“KC2UAW”〕に、アクリル系のハードコート層が積層されたフィルムを第一の保護フィルムとして用いた。この第一の保護フィルムにおいては、トリアセチルセルロースフィルムにおけるアクリル系のハードコート層が積層されていない面を、吸収型偏光フィルムを積層する面とした。
第一の保護フィルムにおいて、吸収型偏光フィルムを積層する面とは反対側の表面を測定面とし、JIS Z 2244:2009「ビッカース硬さ試験−試験方法」に準拠した方法で、フィッシャー・インストルメンツ社製 超微小硬度計HM2000を用いて第一の保護フィルムのビッカース硬さを測定した。測定面に付与する測定荷重は、300mN/10sとし、3点測定してその平均値を測定値とした。結果を表1に示す。
(B)水系接着剤の調製
水100部に対し、カルボキシル基変性ポリビニルアルコール〔株式会社クラレから入手した商品名“KL−318”〕を3部配合し、その水溶液に水溶性エポキシ樹脂であるポリアミドエポキシ系添加剤〔田岡化学工業株式会社から入手した商品名“スミレーズレジン(登録商標) 650(30)”、固形分濃度30%の水溶液〕を1.5部添加して、水系接着剤を調製した。
(C)吸収型偏光フィルムの作製
平均重合度約2,400、ケン化度99.9モル%以上で厚さ75μm のポリビニルアルコールフィルムを、乾式で約5倍に一軸延伸し、さらに緊張状態を保ったまま、60℃の純水に1分間浸漬した後、ヨウ素/ヨウ化カリウム/水の重量比が 0.05/5/100の水溶液に28℃で60秒間浸漬した。その後、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水の重量比が8.5/8.5/100の水溶液に72℃で300秒間浸漬した。引き続き26℃の純水で20秒間洗浄した後、65℃で乾燥して、ポリビニルアルコールにヨウ素が吸着配向している吸収型偏光フィルムを作製した。
(D)偏光板の作製
上記(C)で作製した吸収型偏光フィルムの片面に、上記(B)で調製した水系接着剤を介して上記(A)で作製した第一の保護フィルムを積層し、吸収型偏光フィルムの他方の面に、片面にコロナ放電処理を施した厚さ23μm の環状オレフィン系樹脂フィルム〔日本ゼオン株式会社の商品名“ゼオノアフィルム(登録商標) ZF14”〕を、上記(B)で調製した水系接着剤を介してそのコロナ放電処理面で積層し、偏光板を作製した。接着剤の乾燥は、フィルムを積層した後、80℃で5分間乾燥することにより行った。得られた偏光板は、その後、40℃で168時間静置した。
(耐インプリンティング性の評価)
まず、[図3]に示すように、偏光板10、プリズムパターンが直交となるように2枚重ねた光拡散シート60〔3M社製の商品名“BEF”〕、アルミ板65をこの順に、かつ偏光板10の第一の保護フィルムが光拡散シート60側になるように重ねた。次いで、偏光板10側から 0.125g/mm2 の荷重をかけ、85℃で24hr静置し、その後、BEFの跡が偏光板に転写しているか、目視で確認を行った。偏光板にBEFの跡が確認されなかった場合を「○」、BEFの跡が確認された場合を「×」とした。
[実施例2]
第一の保護フィルムとして、3M社より入手した商品名“Advanced Polarized Film, Version 3(APF−V3)” にアクリル系のハードコート層が積層されたフィルムを用いた。その後実施例1と同様にして偏光板を作製した。第一の保護フィルムにおけるビッカース硬さの測定、及び偏光板の耐インプリンティング性の評価は、実施例1と同様に行った。
[実施例3]
第一の保護フィルムとして、ハードコート層を形成していない“Advanced Polarized Film, Version 3(APF−V3) ”を用いた以外は、実施例2と同様にして偏光板を作製した。第一の保護フィルムにおけるビッカース硬さの測定、及び偏光板の耐インプリンティング性の評価は、実施例1と同様に行った。
[実施例4]
第一の保護フィルムとして、コニカミノルタ株式会社の商品名“KC2UAW”と3M社より入手した“APF−V3”の積層体を使用した以外は、実施例1と同様にして、偏光板を作製した。これらフィルムの積層は、“KC2UAW”上に、市販の粘着剤層の厚さが5μm であるアクリル系粘着剤シートを積層し、この粘着剤層を介して“APF−V3”をさらに積層することで行い、“KC2UAW”側を吸収型偏光フィルムに積層する面とした。第一の保護フィルムにおけるビッカース硬さの測定、及び偏光板の耐インプリンティング性の評価は、実施例1と同様にして行った。
[比較例1]
第一の保護フィルムとして、3M社より入手した商品名“Advanced Polarized Film, Version 2(APF−V2)” を使用したこと以外は、実施例4と同様にして偏光板を作製した。第一の保護フィルムにおけるビッカース硬さの測定、及び偏光板の耐インプリンティング性の評価は、実施例1と同様に行った。
Figure 0006862662
1……吸収型偏光フィルム、
3……第一の保護フィルム、
5……第二の保護フィルム、
10……偏光板、
15……粘着剤層、
20……粘着剤付き偏光板、
25……偏光板(視認側)、
30……液晶セル、
40……光拡散板、
50……バックライト、
55……液晶表示装置、
60……プリズムパターンが直行するように重ねた2枚の光拡散シート、
65……アルミ板。

Claims (5)

  1. 吸収型偏光フィルムの片面に、接着剤のみを介して第一の保護フィルムが積層され、他方の面に接着剤のみを介して第二の保護フィルムが積層されている偏光板であって、
    前記第一の保護フィルムは、厚みが10〜50μmであり、ハードコート層を形成していない反射型偏光フィルムであり、吸収型偏光フィルムとは反対側の表面のビッカース硬さが16.9〜30kgf/mmであり、液晶表示装置における光源側に配置されることを特徴とする背面側偏光板。
  2. 前記接着剤が水系接着剤である請求項1に記載の背面側偏光板
  3. 請求項1または請求項2に記載の背面側偏光板における前記吸収型偏光フィルム側に粘着剤層が形成されていることを特徴とする粘着剤付き背面側偏光板。
  4. 請求項に記載の粘着剤付き背面側偏光板が、液晶セルに積層されていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 粘着剤付き背面側偏光板が、その粘着剤層側で液晶セルの光源側に積層されている請求項に記載の液晶表示装置。
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