JP6859680B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録シートに現像剤像を熱定着する定着装置および画像形成装置に関する。
従来、定着ベルトを介して加圧回転体に圧接してニップ部を形成するニップ部材を有する定着装置が知られている(特許文献1参照)。このニップ部材は、周方向に沿って、シート部材(低摩擦シート)によって覆われている。シート部材は、シート部材の両端部が重なり合う重畳部を有している。重畳部が板状部材とニップ部材との間に挟まれることでシート部材がニップ部材に固定されている。
特開2013−152435号公報
しかしながら、シート部材を従来技術のように、ニップ部材と板状部材に挟んで固定しただけであると、シート部材が緩んで固定されてしまうおそれがある。シート部材に緩みができてしまうと、シート部材に皺が発生して、ニップ圧が安定せず、画質が悪化するという問題がある。
そこで、本発明は、エンドレスベルトに接触するシート部材の緩みを抑えることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の定着装置は、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、エンドレスベルトの内側に配置され、エンドレスベルトに接触するシート部材と、ベース部材との間で前記シート部材を挟む固定部材と、を備える。
ベース部材は、エンドレスベルトとの間でシート部材を挟む第1面と、第1面と異なる第2面と、を有する。第2面には、凹部が形成され、シート部材は、エンドレスベルトと第1面に挟まれた第1部位と、第1部位の一端から延びる第2部位と、第1部位の他端から延びる第3部位と、を有する。固定部材は、凹部内に配置される複数の係合爪を有し、複数の係合爪は、シート部材の第2部位に係合する第1係合爪と、シート部材の第3部位に係合する第2係合爪と、を含む。エンドレスベルトの回転軸と垂直な断面において、第1係合爪が係合する箇所から第2係合爪が係合する箇所までの前記シート部材の長さは、ベース部材の外周長よりも短い。
この構成によれば、シート部材の第2部位が第1係合爪で係合されるとともに、シート部材の第3部位が第2係合爪で係合され、第1係合爪および第2係合爪が、ベース部の凹部内に配置されているので、固定部材は、シート部材を凹部内へ引っ張った状態(テンションがかかった状態)で固定することができる。また、第1係合爪が第2部位に係合し、第2係合爪が第3部位に係合することで、シート部材が緩みにくい。
前記課題を解決するため、本発明の定着装置は、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、エンドレスベルトの内側に配置され、エンドレスベルトに接触するシート部材と、ベース部材との間でシート部材を挟む固定部材と、を備える。
ベース部材は、エンドレスベルトとの間でシート部材を挟む第1面と、第1面と異なる第2面と、を有する。第2面には、凹部が形成され、シート部材は、エンドレスベルトと第1面に挟まれた第1部位と、第1部位の一端から延びる第2部位と、第1部位の他端から延びる第3部位と、を有し、ベース部材は、前記シート部材の第2部位を係止する係止部を有する。固定部材は、シート部材の第3部位と係合した状態で凹部内に配置される係合爪を有する。エンドレスベルトの回転軸と垂直な断面において、ベース部材の係止部が係止する箇所から係合爪が係合する箇所までのシート部材の長さは、ベース部材の外周長よりも短い。
この構成によれば、シート部材の第2部位がベース部材に係止された状態で、シート部材の第3部位が係合爪で係合され、係合爪がベース部材の凹部内に配置されているので、固定部材は、シート部材の第3部位を凹部内へ引っ張りながら固定することができる。また、係合爪が第3部位に係合することで、シート部材が緩みにくい。
前記課題を解決するため、本発明の定着装置は、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、エンドレスベルトの内側に配置され、エンドレスベルトに接触するシート部材と、ベース部材との間でシート部材を挟む固定部材と、を備える。
ベース部材は、エンドレスベルトとの間でシート部材を挟む第1面と、第1面と異なる第2面と、を有し、第2面には、凹部が形成されている。シート部材は、エンドレスベルトと第1面に挟まれた第1部位と、第1部位の一端から延びる第2部位と、第1部位の他端から延びる第3部位と、第2部位および第3部位が重なった重畳部と、を有する。固定部材は、凹部内に配置され、重畳部に係合する係合爪を有する。エンドレスベルトの回転軸と垂直な断面において、係合爪が第2部位に係合する箇所から係合爪が第3部位に係合する箇所までのシート部材の長さは、ベース部材の外周長よりも短い。
この構成によれば、シート部材の第2部位と第3部位が重なった重畳部が、係合爪に係合され、係合爪がベース部材の凹部内に配置されているので、固定部材は、シート部材の第2部位および第3部材を凹部内へ引っ張りながら固定することができる。また、係合爪が重畳部に係合することで、シート部材が緩みにくい。
前記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、記録シートに現像剤像を形成するプロセス部と、記録シート上に現像剤像を定着させる定着部と、を備える。
定着部は、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、エンドレスベルトの内側に配置され、エンドレスベルトに接触するシート部材と、ベース部材との間で前記シート部材を挟む固定部材と、を備える。ベース部材は、エンドレスベルトとの間でシート部材を挟む第1面と、第1面と異なる第2面と、を有する。第2面には、凹部が形成され、シート部材は、エンドレスベルトと第1面に挟まれた第1部位と、第1部位の一端から延びる第2部位と、第1部位の他端から延びる第3部位と、を有する。固定部材は、凹部内に配置される複数の係合爪を有する。複数の係合爪は、シート部材の第2部位に係合する第1係合爪と、シート部材の第3部位に係合する第2係合爪と、を含み、エンドレスベルトの回転軸と垂直な断面において、第1係合爪が係合する箇所から第2係合爪が係合する箇所までのシート部材の長さは、ベース部材の外周長よりも短い。
前記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、記録シートに現像剤像を形成するプロセス部と、記録シート上に現像剤像を定着させる定着部と、を備える。
定着部は、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、エンドレスベルトの内側に配置され、エンドレスベルトに接触するシート部材と、ベース部材との間でシート部材を挟む固定部材と、を備える。ベース部材は、エンドレスベルトとの間でシート部材を挟む第1面と、第1面と異なる第2面と、を有する。第2面には、凹部が形成され、シート部材は、エンドレスベルトと第1面に挟まれた第1部位と、第1部位の一端から延びる第2部位と、第1部位の他端から延びる第3部位と、を有する。ベース部材は、シート部材の第2部位を係止する係止部を有する。固定部材は、シート部材の第3部位と係合した状態で凹部内に配置される係合爪を有し、エンドレスベルトの回転軸と垂直な断面において、ベース部材の係止部が係止する箇所から係合爪が係合する箇所までのシート部材の長さは、ベース部材の外周長よりも短い。
前記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、記録シートに現像剤像を形成するプロセス部と、記録シート上に現像剤像を定着させる定着部と、を備える。
定着部は、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、エンドレスベルトの内側に配置され、エンドレスベルトに接触するシート部材と、ベース部材との間でシート部材を挟む固定部材と、を備える。 ベース部材は、エンドレスベルトとの間でシート部材を挟む第1面と、第1面と異なる第2面と、を有する。第2面には、凹部が形成され、シート部材は、エンドレスベルトと第1面に挟まれた第1部位と、第1部位の一端から延びる第2部位と、第1部位の他端から延びる第3部位と、第2部位および第3部位が重なった重畳部と、を有する。固定部材は、凹部内に配置され、重畳部に係合する係合爪を有する。エンドレスベルトの回転軸と垂直な断面において、係合爪が第2部位に係合する箇所から係合爪が第3部位に係合する箇所までのシート部材の長さは、ベース部材の外周長よりも短い。
本発明によれば、エンドレスベルトに接触するシート部材(低摩擦シート)の緩みを抑えることができる。
本発明に係る定着装置を備えた画像形成装置の断面図である。 実施形態に係る定着装置の要部を示す断面図である。 反射部材、ステイ、断熱部材、固定部材、ベース部材およびシート部材を分解して示す斜視図である。 図2のベース部材の周辺の拡大図である。 固定部材の斜視図(a)と、固定部材を下側からみた図(b)である。 固定部材をベース部材に組み付ける前を示す図(a)と、固定部材がシート部材に接触したときを示す図(b)と、固定部材をベース部材に組み付けた後を示す図(c)である。 第1変形例におけるベース部材の周辺の拡大断面図である。 第2変形例におけるベース部材の周辺の拡大断面図である。 第3変形例におけるベース部材の周辺の拡大断面図である。 係合爪の変形例を示す図(a),(b)である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に断りがないかぎり図1に示した上下方向を上下、図1における右側を前、左側を後、紙面の手前側を左、紙面の奥側を右として、各方向を示す。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、筐体2と、記録シートの一例としての用紙Pを供給する給紙部3と、用紙Pにトナー像を形成するためのプロセス部4と、定着部の一例としての定着装置100と、を主に備えている。
給紙部3は、筐体2内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ31と、給紙トレイ31内の用紙Pをプロセス部4に向けて搬送する給紙機構32と、を備えている。
プロセス部4は、筐体2内に収容されており、露光装置5と、プロセスカートリッジ6と、転写ローラ63と、を備えている。
露光装置5は、筐体2内の上部に配置され、レーザ光を、後述する感光体ドラム61の表面に高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ6は、露光装置5の下方に配置され、筐体2に対して着脱可能となっている。プロセスカートリッジ6は、静電潜像が形成される感光体ドラム61と、帯電器62と、現像剤の一例としてのトナーを収容するトナー収容部65と、トナー収容部65内のトナーを感光体ドラム61に供給する供給ローラ66および現像ローラ64を備えている。
このプロセスカートリッジ6では、帯電器62が、回転する感光体ドラム61の表面を一様に帯電する。露光装置5は、感光体ドラム61の表面にレーザ光を出射して、感光体ドラム61の表面を露光することで、感光体ドラム61の表面に画像データに基づく静電潜像を形成する。
次いで、回転駆動される現像ローラ64が感光体ドラム61の静電潜像にトナーを供給して、感光体ドラム61の表面上にトナー像を形成する。その後、感光体ドラム61の表面上に担持されたトナー像は、用紙Pが感光体ドラム61と転写ローラ63の間で搬送される際に、転写ローラ63に引き寄せられて用紙P上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ6の後方に設けられている。用紙P上に転写されたトナー像は、定着装置100を通過することで用紙P上に熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Pは、搬送ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
図2に示すように、定着装置100は、エンドレスベルト110と、ハロゲンランプ120と、反射部材130と、ステイ140と、断熱部材150と、ベース部材160と、シート部材170と、固定部材180と、加圧部材としての加圧ローラ190とを主に備えている。
エンドレスベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状のベルトであり、ステンレス鋼などの金属から形成された素管と、素管の表面に形成されたフッ素樹脂などからなるコート層とを主に有して構成されている。エンドレスベルト110は、その両端部が図示せぬサイドガイドによって回転可能に支持されている。そして、エンドレスベルト110の内側には、ハロゲンランプ120、反射部材130、ステイ140、断熱部材150、ベース部材160およびシート部材170が配置されている。エンドレスベルト110の左右方向(エンドレスベルト110の回転軸方向)の幅は、エンドレスベルト110の内部の各部材(ハロゲンランプ120、反射部材130、ステイ140、断熱部材150、ベース部材160およびシート部材170)の左右方向の幅よりも小さくなっている。
ハロゲンランプ120は、エンドレスベルト110を加熱する発熱体であり、エンドレスベルト110の内周面111から所定の間隔を隔てて配置されている。ハロゲンランプ120は、左右方向に長い長尺状に構成されている。
反射部材130は、ハロゲンランプ120からの輻射熱をエンドレスベルト110の内周面111に向けて反射する部材であり、ハロゲンランプ120から所定の間隔を隔てて配置されている。反射部材130は、アルミニウムなどの金属からなる。
ステイ140は、反射部材130の下に配置されており、主に、左右方向に長いベース部141と、ベース部141の前後方向の各端部から上方に延びる2つのフランジ部142とを有している。各フランジ部142の上端は、反射部材130の下面に接触している。ステイ140は、反射部材130よりも剛性が大きい、例えば、鋼板などの金属からなっている。
断熱部材150は、ステイ140を下側から覆うように、反射部材130の下に配置されている。断熱部材150の下面には、上方に向けて凹む凹形状部153が形成されている。断熱部材150は、ステイ140よりも熱伝導性の低い材料、例えば液晶ポリマー等の耐熱性のある樹脂などからなっている。
ベース部材160は、加圧ローラ190との間でエンドレスベルト110を挟むことで、エンドレスベルト110と加圧ローラ190との間にニップ部NPを形成するための部材である。ベース部材160の外周面には、シート部材170が配置されている。
固定部材180は、ベース部材160の上面に配置され、ベース部材160との間でシート部材170の端部を挟んでシート部材170を固定している。固定部材180は、ベース部材160に嵌合し、固定されている。
加圧ローラ190は、筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されることで回転駆動するように構成されており、回転駆動することでエンドレスベルト110との摩擦力によりエンドレスベルト110を従動回転させる。トナー像が転写された用紙Pは、加圧ローラ190と加熱されたエンドレスベルト110との間を搬送されることでトナー像が熱定着されることとなる。
加圧ローラ190は、エンドレスベルト110を介してベース部材160との間で用紙Pを搬送するローラであり、ベース部材160との間でエンドレスベルト110を挟むようにしてベース部材160の下方に配置されている。加圧ローラ190は、金属製のシャフト191と、シャフト191の外周に設けられた弾性を有するローラ本体192とを主に有している。なお、加圧ローラ190およびベース部材160は、一方が他方に対して押圧された状態で配置されている。
ベース部材160は、樹脂などからなり、左右方向に長い略矩形の板状部材として構成されている。ベース部材160の材料としては、例えば液晶ポリマー等の耐熱性のある樹脂が挙げられる。ここで、ベース部材160の長手方向は、左右方向に対応している。ベース部材160は、エンドレスベルト110の内側で、断熱部材150とエンドレスベルト110との間に配置されている。
図3に示すように、ベース部材160は、エンドレスベルト110との間でシート部材170を挟む第1面F1と、第1面F1とは異なる面である第2面F2、第3面F3、第4面F4、第5面F5および第6面F6とを有している。第1面F1および第2面F2は、上下方向に直交する面であり、第2面F2は、第1面F1よりも上方に配置されている。詳しくは、第2面F2は、第1面F1とは反対側に位置する面である。第2面F2の前後方向における略中央部には、当該第2面F2から下方に向けて凹む、左右方向に沿って長い凹部162が形成されている。
第3面F3は、前後方向に直交する面であり、第1面F1の前端と第2面F2の前端とを繋いでいる。第4面F4は、前後方向に直交する面であり、第1面F1の後端と第2面F2の後端とを繋いでいる。
第5面F5は、左右方向に直交する面であり、第1面F1、第2面F2、凹部162、第3面F3および第4面F4の左側の各端縁を繋いでいる。第6面F6は、左右方向に直交する面であり、第1面F1、第2面F2、凹部162、第3面F3および第4面F4の右側の各端縁を繋いでいる。
凹部162は、左右方向に沿って延びる底面162Aと、底面162Aの一端である後の端縁から第2面F2に向けて延びる第1側面の一例としての第1傾斜面162Bと、底面162Aの他端である前の端縁から第2面F2に向けて延びる第2側面の一例としての第2傾斜面162Cと、を有している。底面162Aには、前後方向の中央に左右方向に等間隔に並ぶ3つの穴165が形成されている。
底面162Aは、上下方向に直交する面であり、ベース部材160の左右方向の一端から他端まで形成されている。穴165は、固定部材180を固定するためのネジ186と係合する。
第1傾斜面162Bおよび第2傾斜面162Cは、底面162Aに対して傾斜する面であり、ベース部材160の左右方向の一端から他端まで形成されている。詳しくは、第1傾斜面162Bは、底面162Aの後側の端縁から後方および上方に向けて斜めに延びており、ベース部材160と固定部材180の嵌合方向、すなわちベース部材160と固定部材180が並ぶ方向(上下方向)に対して傾斜している。第2傾斜面162Cは、底面162Aの前側の端縁から前方および上方に向けて斜めに延びており、嵌合方向、すなわちベース部材160と固定部材180が並ぶ方向に対して傾斜している。
第2面F2のうち凹部162よりも前側に位置する前側部分F21には、第2面F2から突出する矩形の突出部164が複数設けられている。複数の突出部164は、それぞれ左右方向に長い突起であり、左右方向に沿って互いに間隔を空けて並んでいる。
また、第2面F2のうち凹部162よりも後側に位置する後側部分F22にも、第2面F2から突出する矩形の突出部164が複数設けられている。これらの突出部164も、それぞれ左右方向に長い突起であり、左右方向に沿って互いに間隔を空けて並んでいる。そして、第2面F2の前側部分F21および後側部分F22に設けられた複数の突出部164の上端は、断熱部材150に接触している。
シート部材170は、ガラス繊維等で形成された布にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等の低摩擦材料が含浸された織物である。シート部材170は、エンドレスベルト110の内側に配置され、エンドレスベルト110に接触し、ベース部材160の外周に沿って配置されている。シート部材170の厚みは、例えば0.05〜0.55mmとすることができる。なお、シート部材170は、織物でなく、ポリイミド等の樹脂を押し出し成型したシートであってもよい。
なお、シート部材170は、エンドレスベルト110に対する動摩擦力が、エンドレスベルト110に対するベース部材160の動摩擦力よりも小さくなるように構成されていればよく、シート部材170の材料や潤滑剤の有無・種類などは適宜選択することができる。
シート部材170は、矩形のシート状の部材であり、エンドレスベルト110と第1面F1に挟まれた第1部位171と、第1部位171の前後方向の一端(後端)から延びる第2部位172と、第1部位171の前後方向の他端(前端)から延びる第3部位173とを有している。なお、図3においては、便宜上、第1部位171と第2部位172または第3部位173との境界を、2点鎖線で示している。
第2部位172には、第2面F2の後側部分F22に設けられた複数の突出部164に対応する複数の第1逃げ孔172Aが形成されている。各第1逃げ孔172Aは、各突出部164が遊嵌可能な矩形の孔である。
第3部位173には、第2面F2の前側部分F21に設けられた複数の突出部164に対応する複数の第2逃げ孔173Aが形成されている。各第2逃げ孔173Aは、各突出部164が遊嵌可能な矩形の孔である。
図4に示すように、シート部材170の第2部位172の先端部は、ベース部材160の凹部162内に入り込んだ状態で、固定部材180によってベース部材160に固定されている。シート部材170の第3部位173の先端部は、ベース部材160の凹部162内に入り込んだ状態で、固定部材180によってベース部材160に固定されている。固定部材180は、ネジ186によりベース部材160に固定されている。
詳しくは、シート部材170がベース部材160に固定された状態において、シート部材170の第1部位171は、第1面F1に接触し、第2部位172は、第4面F4、第2面F2の後側部分F22および凹部162の第1傾斜面162Bに接触している。また、シート部材170がベース部材160に固定された状態において、シート部材170の第3部位173は、第3面F3、第2面F2の前側部分F21および凹部162の第2傾斜面162Cに接触している。
図3に示すように、固定部材180は、ベース部材160の凹部162内に配置され、ベース部材160に嵌合する凸部181を有している。凸部181は、中央部181Aと、中央部181Aの一端である後の端縁から上方に向けて延びる第1延出部181Bと、中央部181Aの他端である前の端縁から上方に向けて延びる第2延出部181Cを有している。中央部181Aは、上下方向に直交する板状をしている。中央部181Aの左右方向の長さは、ベース部材160と略同じ長さであり、前後方向の長さは、ベース部材160の底面162Aの前後方向の長さと略同じである。中央部181Aは、固定部材180をネジ186によりベース部材160に固定するための台座185を3つ有している。3つの台座185は、左右方向に等間隔に並んでいる。
図4に示すように、第1延出部181Bは、ベース部材160の第1傾斜面162Bに沿って延びる板状をしており、第1傾斜面162Bと対向する第1対向面182を有している。
第2延出部181Cは、ベース部材160の第2傾斜面162Cに沿って延びる板状をしており、第2傾斜面162Cと対向する第2対向面183を有している。各対向面は、対応する傾斜面と平行となることが望ましいが、対向面と傾斜面の角度が異なっていてもよい。固定部材180の材料としては、金属板が挙げられるが、耐熱性のある樹脂などであってもよい。
第1対向面182には、複数の第1係合爪182Aが配置されている。第1係合爪182Aは、凹部162内でシート部材170の第2部位172に係合する爪である。図5(a)に示すように、第1係合爪182Aは、左右方向で等間隔に複数並んで、列をなしており、列が前後方向で等間隔に3列並んでいる。各第1係合爪182Aは、隣の列の隣接する2つの第1係合爪182Aの中間に配置されている。つまり、複数の第1係合爪182Aは、隣接する2つの第1係合爪182A同士が左右方向(エンドレスベルト110の回転軸方向)および前後方向(エンドレスベルト110の回転軸方向と直交する方向)にずれるように千鳥状に配列されている。
第1係合爪182Aは、プレス加工により、金属板の一部を三角形に切り起こして形成した先端が尖った爪である。切り起こす三角形は、頂点P1が中央部181Aに向いており、頂点P1を形成する2辺を切り起こして形成される。第1係合爪182Aの延びる方向である第1方向H1は、頂点P1の対辺S1の中点から頂点P1に向かう方向とする。第1方向H1は、第1傾斜面162Bに対して傾斜している(図4参照)。第1対向面182から第1係合爪182Aの先端までの高さ、すなわち第1係合爪182Aの突出量は、シート部材170の厚みより小さくなっている。
第2対向面183には、複数の第2係合爪183Aが配置されている。第2係合爪183Aは、凹部162内でシート部材170の第3部位173に係合する爪である。第2係合爪183Aは、左右方向で等間隔に複数並んで、列をなしており、列が前後方向で等間隔に3列並んでいる。各第2係合爪183Aは、隣の列の隣接する2つの第2係合爪183Aの中間に配置されている。つまり、複数の第2係合爪183Aは、隣接する2つの第2係合爪183A同士が左右方向および前後方向にずれるように千鳥状に配列されている。
図5(b)に示すように、第2係合爪183Aは、左右方向(エンドレスベルト110の回転軸方向)において、第1係合爪182Aとずれた位置、具体的には左にずれて配置されている。各第2係合爪183Aは、左右方向において、隣接する2つの第1係合爪182Aの中間に配置されている。
第2係合爪183Aは、第1係合爪182Aと同じように形成されるので、説明を省略する。第2係合爪183Aの延びる方向である第2方向H2は、頂点P1の対辺S1の中点から頂点P1に向かう方向とする。第2方向H2は、第2傾斜面162Cに対して傾斜している(図4参照)。
図4に示すように、固定部材180によって、シート部材170がベース部材160に固定された状態においては、第1係合爪182Aは、第2部位172の端部に係合してシート部材170にくい込んでいる。同様に、第2係合爪183Aは、第3部位173の端部に係合してシート部材170にくい込んでいる。エンドレスベルト110の回転軸と垂直な断面において、第1係合爪182Aが係合する箇所から第2係合爪183Aが係合する箇所までのシート部材170の長さは、ベース部材160の外周長よりも短くなっている。ベース部材160の外周長は、第1面F1と、第3面F3と、第4面F4と、第2面F2の前側部分F21と、第2面F2の後側部分F22と、凹部162の底面162Aと、凹部162の第1傾斜面162Bと、凹部162の第2傾斜面162Cと、の長さを足したものである。
次に、シート部材170を固定部材180によりベース部材160に固定する過程を説明する。
図3に示すように、固定部材180をベース部材160に固定するときには、まず、シート部材170の第1部位171をベース部材160の第1面F1に沿わせる。次に、シート部材170の第2部位172の第1逃げ孔172Aを突出部164に係合させ、第2部位172の端部を第1傾斜面162Bに沿わせる。次に、シート部材170の第3部位173の第2逃げ孔173Aを突出部164に係合させ、第3部位173の端部を第2傾斜面162Cに沿わせる(図6(a)参照)。
そして、図6(b)に示すように、固定部材180を凹部162に近づけると、第1係合爪182Aが第2部位172に、第2係合爪183Aが第3部位173に、それぞれ接触する。
そして、図6(c)に示すように、固定部材180をベース部材160に嵌合させて、底面162Aに向けて押し込むと、第1係合爪182A,第2係合爪183Aがシート部材170にくい込み、第1係合爪182Aが第2部位172と係合し、第2係合爪183Aが第3部位173と係合する。固定部材180の中央部181Aが底面162Aに接触するまで押し込むと、第1係合爪182Aおよび第2係合爪183Aが第2部位172および第3部位173を底面162Aに向けて引っ張ることとなる。この後、固定部材180をベース部材160にネジ186で固定させると、第1係合爪182Aおよび第2係合爪183Aが、第2部位172および第3部位173を底面162Aに向けて引っ張った状態(テンションがかかった状態)のまま維持される。
以上に説明した本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態によれば、シート部材170の第2部位172が第1係合爪182Aで係合するとともに、第3部位173が第2係合爪183Aと係合し、第1係合爪182Aおよび第2係合爪183Aがベース部材160の凹部162内に配置されるので、固定部材180は、シート部材170を凹部162内へ引っ張った状態(テンションがかかった状態)で固定することができる。また、第1係合爪182Aが第2部位172に係合し、第2係合爪183Aが第3部位173に係合するので、シート部材170が緩みにくい。
また、第2係合爪183Aは、エンドレスベルト110の回転軸方向において、第1係合爪182Aとずれた位置に複数配置されているので、各係合爪182A,183Aがシート部材170に係合しているときに、シート部材170にかかる力が分散し、シート部材170が破れにくい。
また、第1傾斜面162Bが第1対向面182と対向し、第2傾斜面162Cが第2対向面183と対向しており、凸部181が凹部162に嵌合するので、ベース部材160が固定部材180を安定して保持することができる。
また、第1傾斜面162Bおよび第2傾斜面162Cが嵌合方向に対して傾斜しているため、ベース部材160を固定部材180に組み付けるときに、固定部材180を嵌合方向に移動させることで、第1傾斜面162Bおよび第2傾斜面162Cに沿ってシート部材170を引っ張ることができる。このため、各係合爪182A,183Aがシート部材170を引っ張りやすくなり、シート部材170をテンションがかかった状態で安定して固定することができる。
第1係合爪182A、第2係合爪183Aの各爪が千鳥状に配列されているので、各爪が均等な力でシート部材170と係合することができる。このため、シート部材170を確実に固定することができる。
第1係合爪182A、第2係合爪183Aの突出量は、シート部材170の厚みより小さいので、第1係合爪182A、第2係合爪183Aがシート部材170を貫通することを抑制できる。第1係合爪182A、第2係合爪183Aがシート部材170を貫通しないことで、シート部材170が破れにくい。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
[第1変形例]
前記実施形態では、ベース部材に配置されるシート部材の両端に固定部材の係合爪がそれぞれ係合する構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、シート部材の一端が固定され、他端にのみ係合爪が係合する構成であってもよい。
例えば、図7に示すように、第1変形例の定着装置は、前記実施形態と異なる構成のベース部材260と、シート部材270と、固定部材280と、を備えている。
ベース部材260の凹部262は、底面162Aと、第2傾斜面162Cと、を有し、底面162Aの一端である後方向の端縁から第2面F2に向けて延びる第1側面262Bが、底面162Aから垂直に延びている。
シート部材270は、エンドレスベルト110と第1面F1に挟まれた第1部位271と、第1部位271の一端から延びる第2部位272と、第1部位271の他端から延びる第3部位273と、を有している。第2部位272は、前記実施形態よりも短くなっており、ベース部材260の凹部262までは達していない。
固定部材280の凸部281は、中央部181Aと、第2延出部181Cと、を有しており、第2延出部181Cの対向面には、第2係合爪183Aが配置されている。そして、凸部181は、中央部181Aの一端である後方向の端縁から第2面F2に向けて中央部181Aから垂直に延びる第1延出部281Bを有しており、第1延出部281Bは、係合爪を有していない。
第2部位272の第1逃げ孔172Aが、係止部の一例としての突出部164に係止される。つまり、第2部位272は、ベース部材160に係止されている。
固定部材280の係合爪183Aは、凹部262内で、シート部材270の第3部位273と係合する。エンドレスベルト110の回転軸と垂直な断面において、ベース部材260の係止部(後側の突出部164)が係止される箇所から係合爪183Aが係合する箇所までのシート部材270の長さは、ベース部材260の外周長よりも短い。ベース部材260の外周長は、第1面F1と、第3面F3と、第4面F4と、第2面F2の前側部分F21と、第2面F2の後側部分F22と、凹部162の底面162Aと、凹部262の第1側面262Bと、凹部162の第2傾斜面162Cと、の長さを足したものである。
この第1変形例の構成によっても、シート部材270の第2部位272の第1逃げ孔172Aが突出部164に係止されている状態で、シート部材270の第3部位273が係合爪183Aに係合され、係合爪183Aがベース部材260の凹部262内に配置されるので、固定部材280は、シート部材270を凹部162内へ引っ張った状態(テンションがかかった状態)で固定することができる。また、第2係合爪183Aが第3部位273に係合するので、シート部材270が緩みにくい。
[第2変形例]
前記実施形態では、ベース部材に配置されるシート部材の両端に固定部材の係合爪がそれぞれ係合する構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、シート部材の両端が重なった重畳部を有し、重畳部を係合爪で係合する構成であってもよい。
例えば、図8に示すように、第2変形例の定着装置は、前記実施形態と異なる構成の断熱部材350と、ベース部材360と、シート部材370と、固定部材380と、を備えている。
ベース部材360は、エンドレスベルト110との間でシート部材370を挟む第1面F1と、第1面F1とは異なる面である第2面F2と、を主に有している。ベース部材360の第2面F2には、凹部362が形成されている。凹部362は、内部にスポンジなどの圧縮可能なバックアップ部材365が充填されている。
シート部材370は、第2部位372および第3部位373が、前記実施形態より長くなっており、第2部位372および第3部位373が重なった重畳部374を有している。
断熱部材350は、下方に向けて突出する押付部352を有している。押付部352は、固定部材380と接触して、固定部材380を下方に押し付けて、固定部材380を固定する。
固定部材380は、平面部381と、平面部381から下方に突出した、凹部362内に配置される凸部382を有している。凸部382は、凸部382の前後方向の中央に、左右方向に等間隔に並ぶ係合爪384を有している。
係合爪384は、下方に向けて延びる先端が尖った爪である。係合爪384は、凹部362内に配置され、重畳部374に係合している。固定部材380をベース部材360に取り付けるときには、バックアップ部材365の上に位置していた係合爪384が重畳部374に突き刺さって係合したあと、凸部382および係合爪384が重畳部374を下方に押し下げるので、バックアップ部材365が圧縮されて、重畳部374が凹部362内に押し下げられる。重畳部374が凹部362内に配置されると、第2部位372および第3部位373が引っ張られて、シート部材370にテンションがかかった状態となる。固定部材380は、断熱部材350が有する押付部352によって、固定される。
エンドレスベルト110の回転軸と垂直な断面において、係合爪384が第2部位372に係合する箇所から係合爪384が第3部位373に係合する箇所までのシート部材370の長さは、ベース部材360の外周長よりも短い。ベース部材360の外周長は、第1面F1と、第3面F3と、第4面F4と、第2面F2の前側部分F21と、第2面F2の後側部分F22と、凹部362の内側面と、の長さを足したものである。
この第2変形例の構成によっても、第2部位372および第3部位373が重なった重畳部374に、係合爪384が凹部362内で係合するので、固定部材380は、シート部材370を凹部362内へ引っ張った状態(テンションがかかった状態)で固定することができる。
[第3変形例]
前記実施形態では、固定部材がベース部材に固定されている構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、ステイがベース部材に固定される構成であってもよい。
例えば、図9に示すように、第3変形例における固定部材480は、第1延出部181Bの中央部181Aと反対側の端部から後に延びる第1水平部482Bと、第2延出部181Cの中央部181Aと反対側の端部から前に延びる第2水平部482Cと、を有している。第1水平部482Bは、突出部164の上面まで延びており、突出部164の上面と断熱部材150に挟まれている。第2水平部482Cは、突出部164の上面まで延びており、突出部164の上面と断熱部材150に挟まれている。断熱部材150は、固定部材480とステイ140に挟まれている。ステイ140は、固定部材480と断熱部材150をベース部材460との間で挟んで支持している。ステイ140は、ネジ186によりベース部材160に固定されている。
前記実施形態では、係合爪が金属板の一部を三角形に切り起こした形状であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図12(a)に示すように、係合爪701が半円状に切り起こされた形状であってもよい。
前記実施形態では、固定部材は、片側の対向面に複数の係合爪を有していたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図12(b)に示すように、固定部材180の対向面182に左右方向の一端側から他端側まで延びた係合爪702を1つのみ有していてもよい。
前記実施形態では、係合爪の突出量は、シート部材の厚みより小さい構成としたが、シート部材の厚み以上であってもよい。
前記実施形態では、ベース部材を樹脂製としたが、本発明はこれに限定されず、例えばベース部材を金属などの樹脂以外の材料で形成してもよい。
前記実施形態では、凹部が形成される第2面を、ベース部材のうちエンドレスベルトとの間でシート部材を挟む第1面とは反対側の面としたが、本発明はこれに限定されず、凹部が形成される第2面は、第1面と異なる面であればよく、例えば第1面と隣接した前側または後の側面であってもよい。
前記実施形態では、左右方向に等間隔に並ぶ3つのネジで各部材をベース部材に固定していたが、等間隔でなくともよい。また、ネジの数が1つや2つでもよく、4つ以上であってもよい。
前記実施形態では、ネジによって、固定部やステイなどの各部材をベース部材に固定していたが、本発明はこれに限定されず、他の方法で固定してもよい。例えば、ベース部材の突出部を延長して各部材に係合させ、突出部の先端をかしめることにより各部材をベース部材に固定してもよい。
前記実施形態では、熱源としてハロゲンランプ120を例示したが、本発明はこれに限定されず、熱源は、例えばカーボンヒータなどであってもよい。また、熱源は、誘導加熱方式のヒータであってもよい。
前記実施形態では、記録媒体として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Pを例示したが、本発明はこれに限定されず、記録媒体は、例えばOHPシートであってもよい。
前記実施形態では、ベース部材に対して圧接される加圧部材として加圧ローラ190を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ベルト状の加圧部材などであってもよい。また、ベース部材は、ハロゲンランプを内部に収容する加熱ローラと接触する加圧ベルト(エンドレスベルト)の内部に配置されていてもよい。
なお、前記実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 レーザプリンタ
100 定着装置
110 エンドレスベルト
111 内周面
140 ステイ
150 断熱部材
160 ベース部材
162 凹部
162A 底面
162B 第1傾斜面
162C 第2傾斜面
164 突出部(係止部)
170 シート部材
171 第1部位
172 第2部位
173 第3部位
180 固定部材
181 凸部
182 第1対向面
182A 第1係合爪
183 第2対向面
183A 第2係合爪
F1 第1面
F2 第2面

Claims (20)

  1. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、
    前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記エンドレスベルトに接触するシート部材と、
    前記ベース部材との間で前記シート部材を挟む固定部材と、を備え、
    前記ベース部材は、前記エンドレスベルトとの間で前記シート部材を挟む第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有し、
    前記第2面には、凹部が形成され、
    前記シート部材は、前記エンドレスベルトと前記第1面に挟まれた第1部位と、当該第1部位の一端から延びる第2部位と、前記第1部位の他端から延びる第3部位と、を有し、
    前記固定部材は、前記凹部内に配置される複数の係合爪を有し、
    前記複数の係合爪は、前記シート部材の前記第2部位に係合する第1係合爪と、前記シート部材の前記第3部位に係合する第2係合爪と、を含み、
    前記第1係合爪は、前記エンドレスベルトの回転軸方向において、複数配置され、
    前記第2係合爪は、前記エンドレスベルトの回転軸方向において、前記第1係合爪とずれた位置に複数配置されていることを特徴とする定着装置。
  2. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、
    前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記エンドレスベルトに接触するシート部材と、
    前記ベース部材との間で前記シート部材を挟む固定部材と、を備え、
    前記ベース部材は、前記エンドレスベルトとの間で前記シート部材を挟む第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有し、
    前記第2面には、凹部が形成され、
    前記シート部材は、前記エンドレスベルトと前記第1面に挟まれた第1部位と、当該第1部位の一端から延びる第2部位と、前記第1部位の他端から延びる第3部位と、を有し、
    前記固定部材は、前記凹部内に配置される複数の係合爪を有し、
    前記複数の係合爪は、前記シート部材の前記第2部位に係合する第1係合爪と、前記シート部材の前記第3部位に係合する第2係合爪と、を含み、
    前記凹部は、
    前記第2部位と接触する第1傾斜面であって、前記ベース部材と前記固定部材が並ぶ方向である嵌合方向に対して傾斜する第1傾斜面と、
    前記第3部位と接触する第2傾斜面であって、前記嵌合方向に対して傾斜する第2傾斜面と、を有し、
    前記固定部材が前記ベース部材に固定された状態において、前記第1係合爪と前記第2係合爪が前記シート部材にくい込んで、前記シート部材を引っ張っていることを特徴とする定着装置。
  3. 前記エンドレスベルトの回転軸と垂直な断面において、
    前記凹部は、底面と、前記底面の一端から延びる第1側面とを有し、
    前記第1係合爪は、前記第1側面に対して傾斜した第1方向に沿って延びており、前記第1側面上で前記シート部材の前記第2部位に係合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記固定部材は、前記凹部内に配置される凸部を有し、
    前記凸部は、前記第1側面と対向する第1対向面を有し、
    前記第1係合爪は、前記第1対向面に配置されていることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  5. 前記エンドレスベルトの回転軸と垂直な断面において、
    前記凹部は、前記底面の他端から延びる第2側面を有し、
    前記第2係合爪は、前記第2側面に対して傾斜した第2方向に沿って延びており、前記第2側面上で前記シート部材の前記第3部位に係合することを特徴とする請求項または請求項に記載の定着装置。
  6. 前記固定部材は、前記凹部内に配置される凸部を有し、
    前記凸部は、前記第2側面と対向する第2対向面を有し、
    前記第2係合爪は、前記第2対向面に配置されていることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  7. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、
    前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記エンドレスベルトに接触するシート部材と、
    前記ベース部材との間で前記シート部材を挟む固定部材と、を備え、
    前記ベース部材は、前記エンドレスベルトとの間で前記シート部材を挟む第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有し、
    前記第2面には、凹部が形成され、
    前記シート部材は、前記エンドレスベルトと前記第1面に挟まれた第1部位と、当該第1部位の一端から延びる第2部位と、前記第1部位の他端から延びる第3部位と、を有し、
    前記ベース部材は、前記シート部材の前記第2部位を係止する係止部を有し、
    前記固定部材は、前記シート部材の前記第3部位と係合した状態で前記凹部内に配置される係合爪を有することを特徴とする定着装置。
  8. 前記エンドレスベルトの回転軸と垂直な断面において、
    前記凹部は、底面と、前記底面の他端から延びる第2側面を有し、
    前記係合爪は、前記第2側面に対して傾斜した第2方向に沿って延びており、前記第2側面上で前記シート部材の前記第3部位に係合することを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記固定部材は、前記凹部内に配置される凸部を有し、
    前記凸部は、前記第2側面と対向する第2対向面を有し、
    前記係合爪は、前記第2対向面に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記第2面は、前記第1面の反対側に位置することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 前記係合爪の突出量は、前記シート部材の厚みより小さいことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、
    前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記エンドレスベルトに接触するシート部材と、
    前記ベース部材との間で前記シート部材を挟む固定部材と、を備え、
    前記ベース部材は、前記エンドレスベルトとの間で前記シート部材を挟む第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有し、
    前記第2面には、凹部が形成され、
    前記シート部材は、前記エンドレスベルトと前記第1面に挟まれた第1部位と、当該第1部位の一端から延びる第2部位と、前記第1部位の他端から延びる第3部位と、前記第2部位および前記第3部位が重なった重畳部と、を有し、
    前記固定部材は、前記凹部内に配置され、前記重畳部に係合する係合爪を有することを特徴とする定着装置。
  13. 前記固定部材は、前記凹部内に配置される凸部を有し、
    前記係合爪は、前記凸部に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の定着装置。
  14. 前記固定部材は、ネジにより前記ベース部材に固定されていることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の定着装置。
  15. 前記エンドレスベルトの内側に配置されたステイを備え、
    前記ステイは、前記固定部材をベース部材との間で挟んで支持していることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の定着装置。
  16. 前記ステイは、ネジにより前記ベース部材に固定されていることを特徴とする請求項15に記載の定着装置。
  17. 前記係合爪は、複数設けられ、隣接する2つの前記係合爪同士が前記エンドレスベルトの回転軸方向および回転軸方向に直交する方向にずれるように千鳥状に配列されていること特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の定着装置。
  18. 記録シートに現像剤像を形成するプロセス部と、
    前記記録シート上に前記現像剤像を定着させる定着部と、を備え、
    前記定着部は、
    エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、
    前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記エンドレスベルトに接触するシート部材と、
    前記ベース部材との間で前記シート部材を挟む固定部材と、を備え、
    前記ベース部材は、前記エンドレスベルトとの間で前記シート部材を挟む第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有し、
    前記第2面には、凹部が形成され、
    前記シート部材は、前記エンドレスベルトと前記第1面に挟まれた第1部位と、当該第1部位の一端から延びる第2部位と、前記第1部位の他端から延びる第3部位と、を有し、
    前記固定部材は、前記凹部内に配置される複数の係合爪を有し、
    前記複数の係合爪は、前記シート部材の前記第2部位に係合する第1係合爪と、前記シート部材の前記第3部位に係合する第2係合爪と、を含み、
    前記第1係合爪は、前記エンドレスベルトの回転軸方向において、複数配置され、
    前記第2係合爪は、前記エンドレスベルトの回転軸方向において、前記第1係合爪とずれた位置に複数配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  19. 記録シートに現像剤像を形成するプロセス部と、
    前記記録シート上に前記現像剤像を定着させる定着部と、を備え、
    前記定着部は、
    エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、
    前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記エンドレスベルトに接触するシート部材と、
    前記ベース部材との間で前記シート部材を挟む固定部材と、を備え、
    前記ベース部材は、前記エンドレスベルトとの間で前記シート部材を挟む第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有し、
    前記第2面には、凹部が形成され、
    前記シート部材は、前記エンドレスベルトと前記第1面に挟まれた第1部位と、当該第1部位の一端から延びる第2部位と、前記第1部位の他端から延びる第3部位と、を有し、
    前記ベース部材は、前記シート部材の前記第2部位を係止する係止部を有し、
    前記固定部材は、前記シート部材の前記第3部位と係合した状態で前記凹部内に配置される係合爪を有することを特徴とする画像形成装置。
  20. 記録シートに現像剤像を形成するプロセス部と、
    前記記録シート上に前記現像剤像を定着させる定着部と、を備え、
    前記定着部は、
    エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、
    前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記エンドレスベルトに接触するシート部材と、
    前記ベース部材との間で前記シート部材を挟む固定部材と、を備え、
    前記ベース部材は、前記エンドレスベルトとの間で前記シート部材を挟む第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有し、
    前記第2面には、凹部が形成され、
    前記シート部材は、前記エンドレスベルトと前記第1面に挟まれた第1部位と、当該第1部位の一端から延びる第2部位と、前記第1部位の他端から延びる第3部位と、前記第2部位および前記第3部位が重なった重畳部と、を有し、
    前記固定部材は、前記凹部内に配置され、前記重畳部に係合する係合爪を有することを特徴とする画像形成装置。
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