JP6078520B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙にトナー像を定着させる定着装置と、この定着装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンターなどの電子写真方式の画像形成装置は、用紙などの記録媒体にトナー像を定着させる定着装置を備えている。
例えば、特許文献1には、定着ベルトと、定着ベルトに圧接して定着ニップを形成する加圧部材(特許文献1の「加圧ローラ22」参照)と、定着ベルトの端部に挿入される挿入部を有する形状規制部材(特許文献1の「ベルト保持部材40」参照)と、を備えた定着装置が開示されている。
特開2013−145288号公報
上記のような構成の定着装置において、形状規制部材の挿入部が円弧状を成している場合には、挿入部の周方向端部との接触によって定着ベルトの端部が摩耗し、定着ベルトの割れにつながる恐れが有る。また、定着ベルトの内周面に塗装が施されている場合に、挿入部の周方向端部との接触によって上記の塗装が剥がれる恐れがある。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、形状規制部材の挿入部の周方向端部との接触による定着ベルトの端部の摩耗や定着ベルトの内周面の塗装剥がれを抑制することを目的とする。
本発明の定着装置は、回転可能に設けられる定着ベルトと、前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成し、回転可能に設けられる加圧部材と、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、前記定着ベルトの端部に挿入される円弧状の挿入部を有し、前記定着ベルトの形状を規制する形状規制部材と、前記挿入部の周方向端部に取り付けられる弾性体と、を備えていることを特徴とする。
このような構成を採用することで、定着ベルトの端部が挿入部の周方向端部に接触しにくくなる。これに伴って、挿入部の周方向端部との接触による定着ベルトの端部の摩耗を抑制し、定着ベルトの割れを防止することが可能となる。また、定着ベルトの内周面に塗装が施されている場合に、挿入部の周方向端部との接触によって上記の塗装が剥がれるのを防止することができる。
前記挿入部には、前記定着ニップと周方向の位置が対応する部分に切欠部が設けられ、前記挿入部の前記周方向端部は、前記定着ベルトの回転方向において前記切欠部の上流側に形成される上流側端部と、前記定着ベルトの回転方向において前記切欠部の下流側に形成される下流側端部と、であり、前記弾性体は、少なくとも前記上流側端部に取り付けられていても良い。
このような構成を採用することで、挿入部の周方向端部との接触による定着ベルトの端部の摩耗を効果的に抑制することが可能となる。
前記弾性体は、前記挿入部の前記周方向端部の外周面に固定されていても良い。
このような構成を採用することで、挿入部の周方向端部の内周面に弾性体が固定される場合と比べて、挿入部の周方向端部と定着ベルトの端部の接触を抑制しやすくなる。そのため、挿入部の周方向端部との接触による定着ベルトの端部の摩耗を効果的に抑制することが可能となる。
前記挿入部の前記周方向端部の外周面には、前記弾性体を嵌挿可能な凹部が設けられていても良い。
このような構成を採用することで、凹部を設けない場合と比べて挿入部の周方向端部の外周面と弾性体の基端部の間に発生する段差を小さくすることが可能となる。これに伴って、弾性体の基端部との接触による定着ベルトの端部の摩耗を抑制することが可能となる。
前記弾性体の表面は、前記弾性体よりも摩擦係数の低い材料によってコーティングされていても良い。
このような構成を採用することで、定着ベルトの端部の摩耗をより一層効果的に抑制することが可能となる。
前記弾性体は、前記挿入部の前記周方向端部の外周面に固定される部分よりも先端側の部分において、前記挿入部の内径側に向かって屈曲されていても良い。
このような構成を採用することで、弾性体の先端部との接触による定着ベルトの端部の摩耗を抑制することが可能となる。
前記弾性体のヤング率Eは、10Mpa≦E≦23Mpaを満たしても良い。
このような構成を採用することで、許容限界を超える応力が定着ベルトにかかるのを防止しつつ、定着ベルトの変位量を一定範囲内に規制することが可能となる。
本発明の画像形成装置は、上記したいずれかの定着装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、形状規制部材の挿入部の周方向端部との接触による定着ベルトの端部の摩耗や定着ベルトの内周面の塗装剥がれを抑制することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置の前端部を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置において、形状規制部材及び弾性体を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置において、形状規制部材及び弾性体を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る定着装置において、形状規制部材及び弾性体を示す正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る定着装置において、形状規制部材及び弾性体を示す正面図である。 本発明の第4の実施形態に係る定着装置において、形状規制部材及び弾性体を示す正面図である。 本発明の第5の実施形態に係る定着装置において、形状規制部材及び弾性体を示す正面図である。 弾性体の構成と定着ベルトの割れが発生する印字枚数の関係を示すグラフである。 弾性体のヤング率の設定可能範囲を示すグラフである。
<第1の実施形態>
まず、図1を用いて、プリンター1(画像形成装置)の全体の構成について説明する。以下、図1における紙面手前側を、プリンター1の前側とする。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれプリンター1の前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。
プリンター1は、箱型形状のプリンター本体2を備えており、プリンター本体2の下部には、用紙(記録媒体)を収納する給紙カセット3が収容され、プリンター本体2の上面には排紙トレイ4が設けられている。プリンター本体2の上面には、排紙トレイ4の側方に上カバー5が開閉可能に取り付けられ、上カバー5の下方にはトナーコンテナ6が収納されている。
プリンター本体2の上部には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器7が排紙トレイ4の下方に配置され、露光器7の下方には、画像形成部8が設けられている。画像形成部8には、像担持体である感光体ドラム10が回転可能に設けられており、感光体ドラム10の周囲には、帯電器11と、現像器12と、転写ローラー13と、クリーニング装置14とが、感光体ドラム10の回転方向(図1の矢印X参照)に沿って配置されている。
プリンター本体2の内部には、用紙の搬送経路15が設けられている。搬送経路15の上流端には給紙部16が設けられ、搬送経路15の中流部には、感光体ドラム10と転写ローラー13によって構成される転写部17が設けられ、搬送経路15の下流部には定着装置18が設けられ、搬送経路15の下流端には排紙部19が設けられている。搬送経路15の下方には、両面印刷用の反転経路20が形成されている。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。
プリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着装置18の温度設定等の初期設定が実行される。そして、プリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器11によって感光体ドラム10の表面が帯電された後、露光器7からのレーザー光(図1の二点鎖線P参照)により感光体ドラム10に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、現像器12がトナーによりトナー像に現像する。
一方、給紙部16によって給紙カセット3から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて転写部17へと搬送され、転写部17において感光体ドラム10上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、搬送経路15を下流側へと搬送されて定着装置18に進入し、この定着装置18において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部19から排紙トレイ4に排出される。なお、感光体ドラム10上に残留したトナーは、クリーニング装置14によって回収される。
次に、図2〜図6を用いて、定着装置18について詳細に説明する。図2の矢印Yは、用紙の搬送方向を示している。図3〜図5の矢印Iは前後方向内側を示し、図3〜図5の矢印Oは前後方向外側を示している。
図2、図3等に示されるように、定着装置18は、定着ベルト22と、定着ベルト22の下側(外側)に配置される加圧ローラー23(加圧部材)と、定着ベルト22の内径側に配置されるヒーター24(熱源)と、定着ベルト22の内径側においてヒーター24の下側に配置される反射板25(反射部材)と、定着ベルト22の内径側において反射板25の下側に配置される支持部材26と、定着ベルト22の内径側において支持部材26の下側に配置される押圧部材27と、定着ベルト22の内径側において支持部材26の前後両端部に固定されるカバー部材28と、定着ベルト22の前後両端部に装着される形状規制部材30と、各形状規制部材30に取り付けられる一対の弾性体31と、を備えている。なお、図3においては、定着ベルト22の内部が透視されている。
定着ベルト22は、前後方向に長い略円筒状を成している。定着ベルト22は、前後方向に延びる回転軸Aの周りを回転可能に設けられている。つまり、本実施形態では、前後方向が定着ベルト22の回転軸方向である。定着ベルト22は、通紙領域R1と、通紙領域R1の前後両側(通紙領域R1の前後方向外側)に設けられる非通紙領域R2と、を備えている。通紙領域R1は、最大サイズの用紙が通過する領域である。非通紙領域R2は、最大サイズの用紙が通過しない領域である。
定着ベルト22は、可撓性を有しており、周方向には無端状である。定着ベルト22は、例えば、基材層35と、この基材層35に周設される弾性層36と、この弾性層36を被覆する離型層37と、を備えている。定着ベルト22の基材層35は、例えばSUSやニッケルなどの金属によって形成されている。なお、定着ベルト22の基材層35は、PI(ポリイミド)などの樹脂によって形成されていても良い。定着ベルト22の弾性層36は、例えばシリコンゴムによって形成されている。定着ベルト22の弾性層36の厚みは、例えば200μmである。定着ベルト22の離型層37は、例えばPFAチューブによって形成されている。定着ベルト22の離型層37の厚みは、例えば10μmである。定着ベルト22の内周面には、定着ベルト22の摺動性及び熱吸収性を向上させるための塗装が施されている。
加圧ローラー23は、前後方向に長い略円柱状を成している。加圧ローラー23は、定着ベルト22に圧接しており、定着ベルト22と加圧ローラー23の間には定着ニップ39が形成されている。加圧ローラー23は、回転可能に設けられている。加圧ローラー23は、モーターなどによって構成される駆動源43に接続されている。
加圧ローラー23は、例えば、円柱状の芯材40と、この芯材40に周設される弾性層41と、この弾性層41を被覆する離型層42と、を備えている。加圧ローラー23の芯材40は、例えば、鉄等の金属によって形成されている。加圧ローラー23の弾性層41は、例えば、シリコンゴムによって形成されている。加圧ローラー23の離型層42は、例えば、PFAチューブによって形成されている。
ヒーター24は、例えば、ハロゲンヒーターによって構成されている。ヒーター24は、定着ベルト22の内部空間の上部(加圧ローラー23から離間する側の部分)に配置されており、定着ベルト22の回転軸Aに対して上側(加圧ローラー23から離間する側)に偏った位置に設けられている。そのため、本実施形態では、定着ベルト22の上端部22aが定着ベルト22のうちで最もヒーター24に接近する部分となっている。
反射板25は、前後方向に長い形状を成している。反射板25は、例えば、光輝アルミニウム等の金属によって形成されている。反射板25は、ヒーター24と支持部材26の間に配置されている。反射板25の断面は、上側(加圧ローラー23から離間する側)に向かって凸となるコ字状を成している。
反射板25は、略水平に設けられる本体部44と、本体部44の左右両端部(用紙の搬送方向における上流側と下流側の端部)から下方に向かって屈曲されるガイド部45と、を備えている。本体部44の上面は、ヒーター24に対向しており、ヒーター24から放射される輻射熱を定着ベルト22の内周面に向かって反射する反射面(鏡面)である。
支持部材26は、前後方向に長い形状を成している。支持部材26の上部は、反射板25の各ガイド部45の間に挿入されている。支持部材26は、スペーサー51を介して反射板25を支持しており、反射板25と直接的には接触していない。
支持部材26は、例えばSECC(亜鉛メッキ鋼板)等から成る一対のL字状の板金52を組み合わせることで形成されており、四角筒状(中空状)を成している。支持部材26の左下隅部には、下方に向かって突出する係合突起53が設けられている。係合突起53は、一方の板金52を下方に延出させることによって形成されている。支持部材26の両側壁26aは、上下方向に沿って延びており、互いに平行に設けられている。
押圧部材27は、前後方向に長い平板状を成している。押圧部材27は、例えば、LCP(液晶ポリマー)等の耐熱性樹脂によって形成されている。押圧部材27の上面の左端部には、係合凹部55が設けられている。係合凹部55には、支持部材26の係合突起53が係合している。押圧部材27の上面には、複数のボス56が突設されている。各ボス56の上端部は、支持部材26の下面に当接している。以上のような構成により、支持部材26によって押圧部材27が支持されており、押圧部材27の反りが規制されている。
押圧部材27の下面の左側部分(用紙の搬送方向下流側の部分)は、右側(用紙の搬送方向上流側)から左側(用紙の搬送方向下流側)に向かって下側(加圧ローラー23側)に傾斜している。押圧部材27の下面は、定着ベルト22を下側(加圧ローラー23側)に向かって押圧している。
各カバー部材28は、正面視で略U字状を成している。各カバー部材28は、定着ベルト22の各非通紙領域R2と前後方向の位置が対応しており、ヒーター24から定着ベルト22の各非通紙領域R2に向かう輻射熱を遮断する機能を有している。
各カバー部材28は、上方に向かって円弧状に湾曲する湾曲部57と、湾曲部57の左右両端部(用紙の搬送方向における上流側と下流側の端部)から下方に向かって屈曲される取付部58と、を備えている。湾曲部57は、定着ベルト22の内周面に沿って配置されている。各取付部58の下端部は、支持部材26の左右両側面に取り付けられている。
各形状規制部材30は、各カバー部材28よりも前後方向外側に配置されている。各形状規制部材30は、規制片60と、規制片60に取り付けられるリング片61と、を備えている。
各形状規制部材30の規制片60は、基台部62と、基台部62の前後方向内側の面に突設される挿入部63と、を備えている。
図4等に示されるように、各形状規制部材30の規制片60には、基台部62と挿入部63を貫通する貫通穴64が前後方向に沿って設けられており、この貫通穴64をヒーター24及び支持部材26が貫通している。
図5、図6等に示されるように、各形状規制部材30の規制片60の挿入部63は、貫通穴64の外周に沿って湾曲しており、円弧状(下向きC字状)を成している。挿入部63は、定着ベルト22の前後両端部に挿入されている。これにより、定着ベルト22の形状が規制されている(定着ベルト22の変形が抑制されている)。挿入部63の下部(定着ニップ39と周方向の位置が対応する部分)には、切欠部65が設けられている。切欠部65の右側(定着ベルト22の回転方向Cにおける上流側)には、挿入部63の上流側端部66(周方向端部)が形成されている。切欠部65の左側(定着ベルト22の回転方向Cにおける下流側)には、挿入部63の下流側端部67(周方向端部)が形成されている。つまり、挿入部63の上流側端部66と下流側端部67は、切欠部65を挟んで対向している。
図4等に示されるように、各形状規制部材30のリング片61は、円環状を成している。リング片61は、規制片60の挿入部63の外周に装着されている。リング片61は、定着ベルト22の前後両端部の前後方向外側に配置されており、定着ベルト22の蛇行(前後方向外側への移動)を規制している。リング片61の上部は、規制片60の基台部62の前後方向内側に配置されており、これにより、リング片61の前後方向外側への移動が規制されている。なお、図5以降の各図では、リング片61の記載が省略されている。
各弾性体31は、例えば、シリコンゴムやNBR(ニトリルゴム)等の熱伝導性の低い材料によって形成されている。これにより、定着ベルト22から各弾性体31への熱伝導が抑制されている。
図5、図6等に示されるように、各弾性体31は、各形状規制部材30の規制片60の挿入部63の上流側端部66と下流側端部67(以下、「挿入部63の周方向両端部66、67」と称する)に取り付けられており、挿入部63の周方向両端部66、67に形成されるエッジ部68を覆っている。各弾性体31は、挿入部63の周方向両端部66、67の外周面に貼着(固定)されており、定着ベルト22の両端部と挿入部63の周方向両端部66、67の間に挟み込まれている。各弾性体31は、基端部31aから先端部31bまでの全域に亘って、挿入部63の周方向に沿って円弧状に湾曲している。各弾性体31の先端部31bは、挿入部63の周方向両端部66、67よりも左右方向内側(切欠部65側)に突出している。
上記のように構成された定着装置18において、用紙にトナー像を定着させる際には、駆動源43によって加圧ローラー23を回転させる(図2の矢印B参照)。このように加圧ローラー23が回転すると、加圧ローラー23に圧接する定着ベルト22が加圧ローラー23とは逆方向に従動回転する(図2の矢印C参照)。このように定着ベルト22が回転すると、定着ベルト22が押圧部材27に対して摺動する。
また、用紙にトナー像を定着させる際には、ヒーター24を稼働させる。このようにヒーター24が稼働すると、ヒーター24から輻射熱が放射される。ヒーター24から放射された輻射熱の一部は、図2に矢印Dで示されるように、定着ベルト22の内周面に直接照射され、吸収される。また、ヒーター24から放射された輻射熱の別の一部は、図2に矢印Eで示されるように、反射板25の本体部44の上面によって定着ベルト22の内周面に向かって反射され、定着ベルト22の内周面に吸収される。以上のような作用により、ヒーター24によって定着ベルト22が加熱される。この状態で、用紙が定着ニップ39を通過すると、トナー像が加熱されて溶融し、用紙にトナー像が定着される。
ところで、本実施形態では上記のように、各形状規制部材30の規制片60の挿入部63が円弧状を成している。そのため、上記のように定着ベルト22を回転させると、挿入部63の周方向両端部66、67(特に、エッジ部68)との接触によって定着ベルト22の前後両端部が摩耗し、定着ベルト22の割れにつながる恐れが有る。また、定着ベルト22の内周面に施された塗装が、挿入部63の周方向両端部66、67との接触によって剥がれる恐れがある。
しかしながら、本実施形態では上記のように、挿入部63の周方向両端部66、67に弾性体31が取り付けられているため、定着ベルト22の前後両端部が挿入部63の周方向両端部66、67に接触しにくくなる。これに伴って、挿入部63の周方向両端部66、67との接触による定着ベルト22の前後両端部の摩耗を抑制し、定着ベルト22の割れを防止することが可能となる。また、定着ベルト22の内周面に施された塗装が挿入部63の周方向両端部66、67との接触によって剥がれるのを防止することができる。
また、本実施形態では、加圧ローラー23の回転に従動して定着ベルト22が回転する構成を採用している。このような構成を採用すると、定着ニップ39の右側(定着ベルト22の回転方向Cにおける上流側)の領域では、定着ベルト22が定着ニップ39側に引き込まれるため、定着ニップ39の左側(定着ベルト22の回転方向Cにおける下流側)の領域と比べて、定着ベルト22にかかる負荷(圧力)が大きくなる。これに伴って、切欠部65の右側(定着ベルト22の回転方向Cにおける上流側)の領域では、切欠部65の左側(定着ベルト22の回転方向Cにおける下流側)の領域と比べて、定着ベルト22の前後両端部にかかる負荷(圧力)が大きくなり、定着ベルト22の割れが発生しやすくなる。
この点に関して、本実施形態では、切欠部65の右側の領域において定着ベルト22の前後両端部にかかる大きな負荷を、挿入部63の上流側端部66に取り付けられた弾性体31によって吸収することが可能となる。これに伴って、定着ベルト22の前後両端部の摩耗を効果的に抑制することが可能となる。
また、各弾性体31は、挿入部63の周方向両端部66、67の外周面に固定されている。このような構成を採用することで、挿入部63の周方向両端部66、67の内周面に各弾性体31が固定される場合と比べて、挿入部63の周方向両端部66、67と定着ベルト22の前後両端部の接触を抑制しやすくなる。そのため、挿入部63の周方向両端部66、67との接触による定着ベルト22の前後両端部の摩耗を効果的に抑制することが可能となる。
本実施形態では、各形状規制部材30の規制片60の挿入部63の周方向両端部66、67に各弾性体31が取り付けられている場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、各形状規制部材30の規制片60の挿入部63の周方向両端部66、67のいずれか一方のみに弾性体31が取り付けられていても良い。
本実施形態では、各形状規制部材30が規制片60とリング片61を備えている場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、各形状規制部材30が規制片60のみを備えており、リング片61を備えていなくても良い。
本実施形態では、ハロゲンヒーターをヒーター24として用いる場合について説明したが、他の異なる実施形態では、セラミックヒーターなどをヒーター24として用いても良い。
本実施形態では、プリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、挿入部63の周方向両端部66、67の外周面に各弾性体31が固定されていた。これに対して、第2の実施形態では、図7に示されるように、挿入部63の周方向両端部66、67の内周面に各弾性体31が固定されている。
<第3の実施形態>
第1の実施形態の各弾性体31は、基端部31aから先端部31bまでの全域に亘って、挿入部63の周方向に沿って円弧状に湾曲していた。換言すると、第1の実施形態の各弾性体31は、屈曲部を有していなかった。これに対して、第3の実施形態の各弾性体31は、図8に示されるように、挿入部63の周方向両端部66、67の外周面に固定される部分よりも先端側に屈曲部71を備えており、この屈曲部71において各弾性体31が上側(挿入部63の内径側)に向かって屈曲されている。このような構成を採用することで、各弾性体31の先端部31bとの接触による定着ベルト22の前後両端部の摩耗を抑制することが可能となる。
<第4の実施形態>
第1の実施形態では、挿入部63の周方向両端部66、67の外周面に凹部が設けられていなかった。これに対して、第4の実施形態では、図9に示されるように、挿入部63の周方向両端部66、67の外周面に凹部70が設けられており、この凹部70に各弾性体31が嵌挿されている。このような構成を採用することで、凹部70を設けない場合と比べて挿入部63の外周面と各弾性体31の基端部31aの間に発生する段差を小さくすることが可能となる。これに伴って、各弾性体31の基端部31aとの接触による定着ベルト22の前後両端部の摩耗を抑制することが可能となる。
本実施形態では特に、挿入部63の外周面と各弾性体31の基端部31aが面一になっている(図9のR部分参照)。即ち、挿入部63の外周面と各弾性体31の基端部31aの間に段差が無い。そのため、各弾性体31の基端部31aとの接触による定着ベルト22の前後両端部の摩耗をより一層効果的に抑制することが可能となる。
また、上記のように凹部70に各弾性体31を嵌挿することで、貼着等の固定方法を用いることなく、挿入部63の周方向両端部66、67に各弾性体31を容易に固定することが可能となる。
<第5の実施形態>
第1の実施形態では、各弾性体31の表面が露出していた。これに対して、第5の実施形態では、図10に示されるように、各弾性体31の表面がコート層72によってコーティングされている。コート層72は、各弾性体31よりも摩擦係数の低い材料(例えば、PTFEなどのフッ素系樹脂)によって形成されている。このような構成を採用することで、定着ベルト22の前後両端部の摩耗をより一層効果的に抑制することが可能となる。
<比較実験>
比較例に係る定着装置(挿入部63の周方向両端部66、67に弾性体31が取り付けられていない定着装置)及び第1〜第5の実施形態に係る定着装置18について、定着ベルト22の割れが発生する印字枚数(K枚=1000枚)を測定した。なお、定着ベルト22に割れが発生していない場合であっても、測定は200K枚で終了した。
図11に示されるように、第1〜第5の実施形態に係る定着装置18では、比較例に係る定着装置と比べて、定着ベルト22の割れが発生する印字枚数が多い。このことから、第1〜第5の実施形態に係る定着装置18では、比較例に係る定着装置と比べて、定着ベルト22の割れが発生しにくいことが分かる。特に、挿入部63の周方向両端部66、67の外周面に各弾性体31を固定する場合(第1、第3〜第5の実施形態)には、比較例に係る定着装置と比べて、定着ベルト22の割れがはるかに発生しにくいことが分かる。
<弾性体31のヤング率>
次に、図12を用いて、弾性体31のヤング率の設定可能範囲について説明する。
弾性体31のヤング率が10MPa未満になると、定着ベルト22の変位量が許容限界(1.0mm)を超えてしまい、定着ベルト22の周囲に配置される部材(例えば、定着ベルト22から用紙を分離する分離部材や定着ベルト22の温度を検出するサーミスター)に定着ベルト22が接触してしまう恐れがある。一方で、弾性体31のヤング率が23MPaを超えると、定着ベルト22にかかる最大応力が許容限界(800MPa)を超えてしまい、定着ベルト22の割れが発生する恐れがある。そこで、弾性体31のヤング率Eが、10Mpa≦E≦23Mpaを満たせば、許容限界を超える応力が定着ベルト22にかかるのを防止しつつ、定着ベルト22の変位量を一定範囲内に規制することが可能となる。
なお、図12に示されるように、弾性体31の表面がコーティングされている場合(第5の実施形態参照)には、弾性体31の表面がコーティングされていない場合(第1の実施形態参照)と比べて、定着ベルト22にかかる最大応力を小さくすることができる。これに伴って、弾性体31のヤング率の設定可能範囲を広くすることが可能となる。
1 プリンター(画像形成装置)
18 定着装置
22 定着ベルト
23 加圧ローラー(加圧部材)
27 押圧部材
30 形状規制部材
31 弾性体
39 定着ニップ
63 挿入部
65 切欠部
66 上流側端部(周方向端部)
67 下流側端部(周方向端部)
70 凹部
71 屈曲部
72 コーティング層

Claims (8)

  1. 回転可能に設けられる定着ベルトと、
    前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成し、回転可能に設けられる加圧部材と、
    前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、
    円弧状とされ、外周面における周方向端部の両方にエッジ部が形成され、前記定着ベルトの端部に挿入され挿入部を有し、前記定着ベルトの形状を規制する形状規制部材と、
    記外周面に固定さ、前記エッジ部から突出して前記エッジ部を覆う覆い部材と、
    を備えていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記挿入部には、前記定着ニップと周方向の位置が対応する部分に切欠部が設けられ、
    前記挿入部の前記周方向端部は、
    前記定着ベルトの回転方向において前記切欠部の上流側に形成される上流側端部と、
    前記定着ベルトの回転方向において前記切欠部の下流側に形成される下流側端部と、であり、
    前記覆い部材は、少なくとも前記上流側端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記覆い部材は、前記挿入部の前記周方向端部の外周面の両側に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記挿入部の前記周方向端部の外周面には、前記覆い部材を嵌挿可能な凹部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記覆い部材の表面は、前記覆い部材よりも摩擦係数の低い材料によってコーティングされていることを特徴とする請求項3又は4に記載の定着装置。
  6. 前記覆い部材は、前記挿入部の前記周方向端部の外周面に固定される部分よりも先端側の部分において、前記挿入部の内径側に向かって屈曲されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記覆い部材のヤング率Eは、10Ma≦E≦23Maを満たすことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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