JP2017126007A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンドレスベルトの構成を複雑化することなく、エンドレスベルトの回転トルクの上昇や弾性層の摩耗を抑制することができる定着装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置は、エンドレスベルト111と、エンドレスベルト111の内側に配置され、加圧ローラとの間でエンドレスベルト111を挟むニップ部材と、エンドレスベルト111の周方向に直交する幅方向の外側に配置され、エンドレスベルト111の幅方向の端面に当接する規制部230とを備える。エンドレスベルト111は、基材81と、基材81の外周面81Aに形成された弾性層82とを有する。弾性層82の端面82Eは、基材81の端面81Eよりもエンドレスベルト111の幅方向内側に位置しており、幅方向一方側における基材81の端面81Eの位置P1から弾性層82の端面82Eまでの最大距離D11が弾性層82の厚みT2よりも小さくなっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、加熱ユニットと加圧ユニットとの間でシートに現像剤像を熱定着する定着装置、および、当該定着装置を備えた画像形成装置に関する。
定着装置に用いられるエンドレスベルトとして、樹脂や金属などからなる基材の外周面に、ゴム材料などからなる弾性層を有するものが知られている。このような構成のエンドレスベルトは、その周方向に直交する幅方向の端面が、幅方向の外側に配置された規制部材に当接するときに、弾性層も接触すると、エンドレスベルトの回転トルクが上昇したり、弾性層が摩耗したりする可能性がある。
そこで、例えば、特許文献1には、端部に潤滑剤を保持する潤滑剤保持部を設けることで、潤滑剤保持部に溜まった潤滑剤によりエンドレスベルトの端面と規制部材との摺動抵抗を低く維持することが可能なエンドレスベルトが開示されている。
特開2008−185661号公報
ところで、特許文献1のエンドレスベルトは、その端部に、潤滑剤保持部として、多孔質体を設けたり、凹溝を形成するための凹溝形成部材を設けたりする必要があるので、エンドレスベルトの構成が複雑になるという問題があった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、エンドレスベルトの構成を複雑化することなく、エンドレスベルトの回転トルクの上昇や弾性層の摩耗を抑制することができる定着装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、加熱ユニットと加圧ユニットとの間でシートに現像剤像を熱定着する定着装置である。
加熱ユニットおよび加圧ユニットの少なくとも一方は、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置され、加圧ユニットまたは加熱ユニットとの間でエンドレスベルトを挟むニップ部材と、エンドレスベルトの周方向に直交する幅方向の外側に配置され、エンドレスベルトの幅方向の端面に当接する規制部材と、を備える。
エンドレスベルトは、基材と、基材の外周面に形成された弾性層とを有する。
弾性層の端面は、少なくとも一部が基材の端面よりも前記幅方向内側に位置しており、前記幅方向一方側における基材の端面の位置から弾性層の端面までの最大距離が弾性層の厚みよりも小さい。
また、前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、加熱ユニットと加圧ユニットとの間でシートに現像剤像を熱定着する定着装置を備えた画像形成装置である。
加熱ユニットおよび加圧ユニットの少なくとも一方は、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置され、加圧ユニットまたは加熱ユニットとの間でエンドレスベルトを挟むニップ部材と、エンドレスベルトの周方向に直交する幅方向の外側に配置され、エンドレスベルトの幅方向の端面に当接する規制部材と、を備える。
エンドレスベルトは、基材と、基材の外周面に形成された弾性層とを有する。
弾性層の端面は、少なくとも一部が基材の端面よりも前記幅方向内側に位置しており、前記幅方向一方側における基材の端面の位置から弾性層の端面までの最大距離が弾性層の厚みよりも小さい。
以上のような構成によれば、弾性層の端面の少なくとも一部が基材の端面よりもエンドレスベルトの幅方向内側に位置しているので、弾性層の端面と規制部材とが接触しにくくなる。これにより、エンドレスベルトの構成を複雑化することなく、エンドレスベルトの回転トルクの上昇や弾性層の摩耗を抑制することができる。
また、エンドレスベルトの幅方向一方側における基材の端面の位置から弾性層の端面までの最大距離が弾性層の厚みよりも小さいので、弾性層は、基材の端近くまで形成されることになる。これにより、弾性層によって基材の端を支えることができるので、基材の端面が規制部材に当接した際の基材の変形を抑制することができる。
本発明によれば、エンドレスベルトの構成を複雑化することなく、エンドレスベルトの回転トルクの上昇や弾性層の摩耗を抑制することができる。
実施形態に係る画像形成装置の断面図である。 実施形態に係る定着装置の断面図である。 加熱ユニットの斜視図である。 エンドレスベルトの構成を示す図2のA−A断面図である。 実施形態のエンドレスベルトの端面が規制部材に当接したときの図(a)と、比較例のエンドレスベルトの端面が規制部材に当接したときの図(b)である。 変形例に係るエンドレスベルトの構成を示す断面図である。 他の変形例に係るエンドレスベルトの構成を示す断面図である。
次に、発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、方向は、図1における紙面に向かって右側を「前」、紙面に向かって左側を「後」とし、紙面に向かって手前側を「左」、紙面に向かって奥側を「右」とする。また、図1における紙面に向かって上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタ1は、筐体2と、給紙部3と、画像形成部4とを主に備えている。
給紙部3は、筐体2内の下部に設けられ、用紙Sを収容する給紙トレイ31と、給紙機構32とを主に備えている。給紙部3は、給紙トレイ31内の用紙Sを、給紙機構32によって1枚ずつ分離して画像形成部4に供給する。
画像形成部4は、露光ユニット5と、プロセスユニット6と、転写ユニット7と、定着装置100とを主に備えている。
露光ユニット5は、筐体2内の上部に設けられ、図示しない光源装置やポリゴンミラー、複数のレンズ、複数の反射鏡などを備えている。露光ユニット5は、破線で示す、画像データに基づく光ビームを、感光体ドラム61の表面で走査することで、感光体ドラム61を露光する。
プロセスユニット6は、給紙トレイ31と露光ユニット5の間に配置され、前後に配列された4つの感光体ドラム61と、各感光体ドラム61に対し1つずつ設けられた帯電器62および現像カートリッジ63とを主に備えている。各現像カートリッジ63は、それぞれ、現像ローラ64や供給ローラ65、層厚規制ブレード66、現像剤の一例としてのトナーを収容する収容部67などを備え、筐体2に対して着脱可能に装着されるように構成されている。
カラーレーザプリンタ1は、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色のトナーを収容する現像カートリッジ63Y,63M,63C,63Kが、前側からこの順で並んで配置されており、用紙Sにカラー画像を形成可能に構成されている。
転写ユニット7は、給紙トレイ31とプロセスユニット6との間に配置され、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、搬送ベルト73と、転写ローラ74とを主に備えている。搬送ベルト73は、駆動ローラ71と従動ローラ72の間に張設された無端状のベルトであり、感光体ドラム61に対向して配置されている。転写ローラ74は、感光体ドラム61に対応して4つ設けられ、対応する感光体ドラム61との間で搬送ベルト73を挟むように配置されている
定着装置100は、プロセスユニット6の後方に配置されている。定着装置100の詳細な構成については後述する。
画像形成部4は、感光体ドラム61の表面を、帯電器62によって一様に帯電し、露光ユニット5からの光ビームによって露光することで、感光体ドラム61上に静電潜像を形成する。次に、画像形成部4は、現像カートリッジ63からトナーを感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給することで、静電潜像を可視像化し、感光体ドラム61上に現像剤像としてのトナー像を形成する。
その後、画像形成部4は、給紙部3から供給された用紙Sを、感光体ドラム61と転写ローラ74の間で搬送することで、感光体ドラム61上に形成されたトナー像を用紙Sに転写する。そして、画像形成部4は、トナー像が転写された用紙Sを、定着装置100で搬送することで、トナー像を熱定着する。トナー像が熱定着された用紙Sは、搬送ローラ23や排出ローラ24によって排紙トレイ22に排出される。
次に、定着装置100の詳細な構成について説明する。なお、本実施形態においては、左右方向が「エンドレスベルトの周方向に直交する幅方向」に相当する。
図2に示すように、定着装置100は、加熱ユニット110と、加圧ユニットの一例としての加圧ローラ120とを主に備え、加熱ユニット110と加圧ローラ120との間で用紙Sを搬送することで、用紙Sにトナー像を熱定着するように構成されている。
加熱ユニット110は、エンドレスベルト111と、熱源の一例としてのハロゲンランプ112と、ニップ部材113と、反射部材114と、ステイ115と、カバー部材200とを主に備えている。
エンドレスベルト111は、可撓性を有する筒状のベルトである。エンドレスベルト111は、その内周面が、カバー部材200に設けられたニップ下流ガイド部210や内周ガイド部220によって回転がガイドされることで、所定の回転方向、本実施形態では、図2の時計回りに回転可能となっている。エンドレスベルト111の詳細な構成については後述する。
ハロゲンランプ112は、通電によって発光し、輻射熱によりニップ部材113を加熱するヒータであり、エンドレスベルト111の内側に配置されている。
ニップ部材113は、ハロゲンランプ112からの輻射熱を受ける板状の部材である。ニップ部材113は、エンドレスベルト111の内側において、エンドレスベルト111の内周面に接触して加圧ローラ120との間でエンドレスベルト111を挟むように配置されている。ニップ部材113は、ハロゲンランプ112から受けた輻射熱をエンドレスベルト111に伝達し、さらに用紙S上のトナーに伝達する。ニップ部材113は、熱伝導率が大きい金属、例えば、アルミニウム板などから形成されている。
反射部材114は、ハロゲンランプ112からの輻射熱をニップ部材113に向けて反射する部材であり、エンドレスベルト111の内側でハロゲンランプ112を取り囲むように配置されている。
ステイ115は、反射部材114を介してニップ部材113を支持することで加圧ローラ120から荷重が加わるニップ部材113の変形を抑制する部材であり、反射部材114を覆うように配置されている。ステイ115は、比較的剛性が大きい金属、例えば、鋼板などを折り曲げることで形成されている。
カバー部材200は、ステイ115を挟んでハロゲンランプ112とは反対側でステイ115を覆う部材であり、左右方向に長く延びるように形成されている。カバー部材200は、上側壁201と、上側壁201の前端から下方に延びる前側壁202と、上側壁201の後端から下方に延びる後側壁203とを主に有している。カバー部材200は、ニップ部材113およびステイ115より熱伝導率が低い樹脂から形成されている。
図3に示すように、カバー部材200には、ガイド部材の一例としてのニップ下流ガイド部210および内周ガイド部220と、規制部材の一例としての規制部230とが一体に設けられている。
ニップ下流ガイド部210は、後側壁203のエンドレスベルト111の幅方向にわたる範囲で、後側壁203の下端部から後方に突出している。
ニップ下流ガイド部210の、エンドレスベルト111の内周面に対面する面は、エンドレスベルト111の内周面に接触してエンドレスベルト111の回転をガイドするガイド面211となっている。ガイド面211は、エンドレスベルト111の回転に伴って、ニップ部材113と加圧ローラ120との間のニップから出たエンドレスベルト111の内周面を受け、当該内周面をガイドすることで、エンドレスベルト111を内周ガイド部220に向けてガイドする。
内周ガイド部220は、エンドレスベルト111の幅方向の両端部に1つずつ配置されている。図2に示すように、各内周ガイド部220は、エンドレスベルト111の回転方向における後側壁203の上端部から上側壁201を経て前側壁202にわたる範囲で、後側壁203、上側壁201および前側壁202からエンドレスベルト111の厚み方向外側へ向けて突出している。
内周ガイド部220の、エンドレスベルト111の内周面に対面する面は、エンドレスベルト111の内周面に接触してエンドレスベルト111の回転をガイドするガイド面221となっている。ガイド面221は、エンドレスベルト111の回転に伴って、ニップ下流ガイド部210によって案内されてきたエンドレスベルト111の内周面を受け、当該内周面をガイドすることで、エンドレスベルト111をニップ部材113と加圧ローラ120との間のニップに向けてガイドする。ガイド面211とガイド面221は、エンドレスベルト111の幅方向の両端部において滑らかにつながっている。
図3に示すように、規制部230は、エンドレスベルト111の幅方向の外側に1つずつ配置されている。各規制部230は、エンドレスベルト111の回転方向におけるガイド面211の上部からガイド面221にわたる範囲で、エンドレスベルト111の幅方向におけるガイド面211,221の外側部分からエンドレスベルト111の厚み方向外側へ向けて壁状に突出している。
規制部230は、エンドレスベルト111の幅方向内側の面に、平面状の規制面231を有している。規制面231は、回転するエンドレスベルト111が幅方向に変位した場合に、エンドレスベルト111の幅方向の端面に当接することで、エンドレスベルト111の幅方向の位置を規制する。
規制部230は、摺動性の高い樹脂から形成されている。エンドレスベルト111の幅方向両側の規制面231,231間の距離は、エンドレスベルト111の幅方向の寸法よりも少し大きい値となっている。これにより、規制面231とエンドレスベルト111は、エンドレスベルト111が幅方向の中央から幅方向に変位した場合にのみ接触する。
図2に示すように、加圧ローラ120は、筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が入力されて図2の反時計回りに回転駆動することで、エンドレスベルト111を従動回転させるローラである。これにより、定着装置100は、加熱ユニット110と加圧ローラ120との間で、用紙Sを所定の搬送方向、本実施形態では、前から後に向けて搬送する。加圧ローラ120は、ニップ部材113との間でエンドレスベルト111を挟むようにして加熱ユニット110の下方に配置されている。加圧ローラ120は、金属製のシャフト121と、シャフト121の外周に設けられたゴムなどの弾性材料からなるローラ本体122とを主に有して構成されている。
次に、エンドレスベルト111の詳細な構成について説明する。
図4に示すように、エンドレスベルト111は、基材81と、弾性層82と、離型層83とを有している。本実施形態において、エンドレスベルト111は、その幅方向の両端部が略同様の構成となっている。ここで、図4は、幅方向一方側におけるエンドレスベルト111および規制部230の左側の断面を示したものである。また、図4は、図2のA−Aに示すようにガイド面221の最も上側の部分を示している。
基材81は、耐熱性を有する樹脂からなる、エンドレスベルト111のベースとなる部材であり、周方向に無端で左右方向に長い筒状に形成されている。一例として、基材81は、ポリイミド樹脂などからなる。基材81の厚みT1は、一例として、30μm〜50μmなどとすることができる。
弾性層82は、耐熱性を有するゴムからなる層であり、基材81の外周面81Aを覆うように形成されている。一例として、弾性層82は、シリコーンゴムなどからなる。弾性層82の厚みT2は、基材81の厚みT1よりも大きくなっている。具体的に、弾性層82の厚みT2は、一例として、300μmなどとすることができる。
弾性層82の端面82Eは、その全体が、基材81の端面81Eよりもエンドレスベルト111の幅方向内側(図4の右側)に位置している。言い換えると、弾性層82の端面82Eは、その全体が、基材81の端面81Eよりも規制部230の規制面231から離れた位置に配置されている。
これにより、本実施形態において、基材81の外周面81Aは、弾性層82の端面82Eよりも幅方向外側(図4の左側)の部分が外部から臨めるように露出している。言い換えると、エンドレスベルト111は、基材81の幅方向の端部が、弾性層82の端面82Eよりも規制部230の規制面231に向けて突出している。
弾性層82の端面82Eは、略平らな面となっており、基材81に近づくにつれて幅方向外側に位置している。さらに言えば、弾性層82の端面82Eは、基材81に向かうにつれて、規制部230の規制面231に近づくような傾斜面となっている。
弾性層82の端面82Eは、エンドレスベルト111の幅方向での基材81の端面81Eの位置P1から当該弾性層82の端面82Eまでの最大距離D11が、当該弾性層82の厚みT2よりも小さくなっている。言い換えると、弾性層82の端面82Eは、位置P1から外周面82Aの端E3までの距離(最大距離D11)が、厚みT2よりも小さくなっている。
これにより、基材81の端部の、弾性層82の端面82Eからのエンドレスベルト111の幅方向外側への突出量D12は、弾性層82の厚みT2よりも小さくなっている。さらに、本実施形態においては、弾性層82の端面82Eがエンドレスベルト111の内側に向かうにつれて規制面231に近づくような傾斜面となっているので、突出量D12は、最大距離D11よりも小さくなっている。
離型層83は、フッ素樹脂からなる層であり、弾性層82の外周面82Aを覆うように形成されている。一例として、離型層83は、PFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)などからなるチューブ状の部材を、弾性層82が形成された基材81に被せるようにして形成されている。離型層83の厚みT3は、一例として、50μmなどとすることができる。エンドレスベルト111は、最も外側に離型層83を有することで、当該エンドレスベルト111の外周面へのトナーの付着を抑制することができるようになっている。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。ここで、図5(b)は、比較例のエンドレスベルト90を示している。
比較例のエンドレスベルト90は、基材91と、基材91の外周面91Aに形成された弾性層92と、弾性層92の外周面92Aに形成された離型層93とを有している。そして、エンドレスベルト90は、実施形態のエンドレスベルト111と同様に、弾性層92の端面92Eが、基材91の端面91Eよりもエンドレスベルト90の幅方向内側に位置している。
一方で、エンドレスベルト90は、実施形態のエンドレスベルト111とは異なり、幅方向での基材91の端面91Eの位置から弾性層92の端面92Eまでの距離D92が、弾性層92の厚みT92よりも大きくなっている。このため、基材91の端部の、弾性層92の端面92Eからのエンドレスベルト90の幅方向外側への突出量(D92)は、弾性層92の厚みT92よりも大きくなっている。
比較例のエンドレスベルト90が回転中に矢印で示す幅方向の一方側に変位した場合、基材91の端面91Eが、規制部230の規制面231に当接する。そして、エンドレスベルト90にさらに幅方向の一方側に変位させる力が作用した場合、エンドレスベルト90は、薄い基材91の端部の突出量(D92)が弾性層92の厚みT92よりも大きくなっているため、二点鎖線で示すように、基材91の端部が、内周ガイド部220のガイド面221から離れる方向へ折れ曲がるように変形する可能性がある。基材91の端部が変形すると、エンドレスベルト90の回転が不安定になったり、基材91の端部が破損したりするという問題が生じうる。
一方、図5(a)に示すように、本実施形態のエンドレスベルト111が矢印で示す幅方向の一方側に変位した場合、まず、基材81の端面81Eが、規制部230の規制面231に当接する。本実施形態のエンドレスベルト111は、幅方向での基材81の端面81Eの位置から端面82Eまでの最大距離D11が厚みT2よりも小さいので、弾性層82は、基材81の端近くまで形成されている。
これにより、エンドレスベルト111にさらに幅方向の一方側に変位させる力が作用した場合であっても、厚い弾性層82によって基材81の端を支えることができるので、基材81の端面81Eが規制部230に当接した際の基材81の変形を抑制することができる。その結果、エンドレスベルト111の回転の不安定化や、基材91の端部の破損を好適に抑制することができる。
また、弾性層82の端面82Eが基材81の端面81Eよりもエンドレスベルト111の幅方向内側に位置しているので、弾性層82の端面82Eと規制部230の規制面231とが接触しにくくなっている。これにより、従来技術のようにエンドレスベルトの端部に多孔質体や凹溝形成部材などを設ける必要がないので、エンドレスベルト111の構成を複雑化することなく、エンドレスベルト111の回転トルクの上昇や弾性層82の摩耗を抑制することができる。
特に本実施形態のエンドレスベルト111は、前述したように、弾性層82が基材81の端を支えることで基材81の変形を抑制できるため、弾性層82の端面82Eと規制部230の規制面231との接触をより確実に抑制することができるようになっている。
また、基材81の外周面81Aは、弾性層82の端面82Eよりも幅方向外側の部分が露出しているので、前述したように、基材81の端部は、弾性層82の端面82Eよりも幅方向外側に突出することになる。これにより、弾性層82の端面82Eと規制部230との接触をより抑制することができ、エンドレスベルト111の回転トルクの上昇や弾性層82の摩耗をより確実に抑制することができる。
また、弾性層82の端面82Eが基材81に近づくにつれて幅方向外側に位置する傾斜面となっているので、弾性層82の端面82Eと規制部230との接触を抑制しつつ、弾性層82によって基材81の端を良好に支えることができる。これにより、基材81の端面81Eが規制部230に当接した際の基材81の変形をより抑制することができる。
また、弾性層82の厚みT2が基材81の厚みT1よりも大きいので、エンドレスベルト111の外周面側において十分な弾性を確保することができる。これにより、用紙Sへのトナー像の定着性を向上させることができる。特に本実施形態のようなカラーレーザプリンタ1では、用紙S上に複数色のトナー像が転写される場合があるので、エンドレスベルト111の弾性を十分に確保できることで、加熱ユニット110と加圧ローラ120との間で複数色のトナー像を用紙Sに良好に熱定着することができる。
また、本発明は、基材81が樹脂からなら構成において特に有効である。なぜなら、一般に、樹脂製の基材81は金属製の基材よりも剛性が低いので端部が変形しやすいが、弾性層82で端を支えることができることで、基材81が剛性の低い材質から形成されていても、基材81の端面81Eが規制部230に当接した際の基材81の変形を好適に抑制することができるからである。
また、エンドレスベルト111が離型層83を有するので、エンドレスベルト111へのトナーの付着を抑制することができる。さらに、弾性層82と離型層83とによって基材81の端を支えることができるため、基材81の端面81Eが規制部230に当接した際の基材81の変形をより抑制することができる。
また、カバー部材200がエンドレスベルト111の回転をガイドするニップ下流ガイド部210および内周ガイド部220を有するので、エンドレスベルト111の形状をニップ下流ガイド部210および内周ガイド部220によって規定することができる。これにより、エンドレスベルト111の端面と規制部230との当接位置を規定することができる。そのため、例えば、規制部230を小型化したり、規制部230のエンドレスベルト111が当接する面にピンポイントで潤滑剤を塗布するなどして摺動性を高めるような加工を行ったりすることができる。
また、規制部230がニップ下流ガイド部210および内周ガイド部220から突出しているので、規制部230の規制面231とニップ下流ガイド部210および内周ガイド部220のガイド面211,221との間に隙間ができない構成となっている。これにより、基材81の端面81Eが規制部230に当接した際に基材81の端部をニップ下流ガイド部210および内周ガイド部220によって内側から支えることができるので、基材81の端部が内側に折れ曲がるように変形することを抑制することができる。
以上、発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、弾性層82の端面82Eが、基材81に近づくにつれてエンドレスベルト111の幅方向外側に位置する傾斜面となっていたが、これに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、弾性層82の端面82Eは、エンドレスベルト111の幅方向に直交する面となっていてもよい。言い換えれば、弾性層82の端面82Eは、エンドレスベルト111の厚み方向に平行な面となっていてもよい。
また、前記実施形態や図6に示した形態では、基材81の外周面81Aが、弾性層82の端面82Eよりも幅方向外側の部分が外部から臨めるように露出していたが、これに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、基材81の外周面81Aは、外部から臨めないような構成であってもよい。言い換えると、弾性層82は、基材81の外周面81Aの全体を覆うように形成されていてもよい。
図7に示す形態では、弾性層82の端面82Eは、その一部、具体的には、基材81との境界部分よりも外周面82A側の大部分が、外周面82Aに向かうにつれて規制部230から離れるように、基材81の端面81Eよりも幅方向内側に位置している。そして、弾性層82の端面82Eは、エンドレスベルト111の幅方向での基材81の端面81Eの位置P1から端面82Eまでの最大距離D11が厚みT2よりも小さくなっている。
前記実施形態では、弾性層82の端面82Eが略平らな面となっていたが、これに限定されるものではない。例えば、弾性層の端面は、基材に近づくにつれて幅方向外側に位置する曲面となっていてもよい。
前記実施形態では、基材81が樹脂からなる構成であったが、これに限定されず、例えば、基材は、ステンレス鋼などの金属からなる構成であってもよい。これによれば、基材が樹脂からなる場合よりも、例えば、ニップ部材との接触による基材の摩耗を抑えることができるので、エンドレスベルトの長寿命化を図ることができる。
前記実施形態では、弾性層82の厚みT2が基材81の厚みT1よりも大きい構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、弾性層の厚みが、基材の厚みよりも小さい構成であってもよい。また、弾性層の厚みと基材の厚みが、同じ構成であってもよい。
前記実施形態では、エンドレスベルト111が、基材81と、弾性層82と、離型層83とを有する3層構造であったが、これに限定されるものではない。例えば、エンドレスベルトは、離型層を備えない、2層構造であってもよい。また、エンドレスベルトは、基材、弾性層および離型層のほか、さらに、これら以外の層を1層以上有する4層以上の構造であってもよい。
前記実施形態では、カバー部材200に、ガイド部材の一例としてのニップ下流ガイド部210および内周ガイド部220と、規制部材の一例としての規制部230とが一体に設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、ガイド部材や規制部材は、カバー部材とは別の部品として設けられていてもよい。また、ガイド部材と規制部材も、互いに別の部品として設けられていてもよい。
前記実施形態では、加熱ユニット110がエンドレスベルト111、ニップ部材113および規制部材としての規制部230を備え、加圧ユニットがローラとして構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、加圧ユニットがエンドレスベルト、ニップ部材および規制部材を備え、加熱ユニットが金属からなる円筒状のローラ(いわゆる加熱ローラ)として構成されていてもよい。この場合、加圧ユニットのニップ部材は、加熱ユニットとの間でエンドレスベルトを挟むように配置されることとなる。また、定着装置は、加熱ユニットおよび加圧ユニットの両方が、それぞれ、エンドレスベルト、ニップ部材および規制部材を備える構成であってもよい。
前記実施形態では、ニップ部材113を加熱する熱源として、輻射熱を利用するハロゲンランプ112を例示したが、これに限定されず、例えば、熱源は、抵抗体の発熱を利用するセラミックヒータやカーボンヒータなどであってもよい。また、ニップ部材が、エンドレスベルトを加熱するヒータとして構成されていてもよい。また、定着装置は、エンドレスベルトを誘導加熱するIH(Induction Heating)ヒータなどを備える構成であってもよい。また、エンドレスベルトやニップ部材を加熱する装置は、エンドレスベルトの内側ではなく、外側に配置されていてもよい。
前記実施形態では、画像形成装置として、用紙Sにカラー画像を形成可能に構成されたカラーレーザプリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、用紙にモノクロ画像のみを形成可能に構成されたプリンタであってもよい。
1 カラーレーザプリンタ
81 基材
81A 外周面
81E 端面
82 弾性層
82A 外周面
82E 端面
83 離型層
100 定着装置
110 加熱ユニット
111 エンドレスベルト
112 ハロゲンランプ
113 ニップ部材
120 加圧ローラ
210 ニップ下流ガイド部
220 内周ガイド部
230 規制部
D11 最大距離
S 用紙
T1 厚み
T2 厚み

Claims (12)

  1. 加熱ユニットと加圧ユニットとの間でシートに現像剤像を熱定着する定着装置であって、
    前記加熱ユニットおよび前記加圧ユニットの少なくとも一方は、
    エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記加圧ユニットまたは前記加熱ユニットとの間で前記エンドレスベルトを挟むニップ部材と、
    前記エンドレスベルトの周方向に直交する幅方向の外側に配置され、前記エンドレスベルトの前記幅方向の端面に当接する規制部材と、を備え、
    前記エンドレスベルトは、基材と、前記基材の外周面に形成された弾性層とを有し、
    前記弾性層の端面は、少なくとも一部が前記基材の端面よりも前記幅方向内側に位置しており、前記幅方向一方側における前記基材の端面の位置から前記弾性層の端面までの最大距離が前記弾性層の厚みよりも小さいことを特徴とする定着装置。
  2. 前記基材の外周面は、前記弾性層の端面よりも前記幅方向外側の部分が露出していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記弾性層の端面は、前記基材に近づくにつれて前記幅方向外側に位置していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記弾性層の厚みは、前記基材の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記基材は、樹脂からなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記エンドレスベルトは、前記弾性層の外周面に形成された離型層を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記弾性層は、ゴムからなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記エンドレスベルトの内周面に接触して前記エンドレスベルトの回転をガイドするガイド部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 前記規制部材は、前記ガイド部材の前記幅方向外側から前記エンドレスベルトの厚み方向外側へ突出していることを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記加熱ユニットは、前記エンドレスベルトと、前記ニップ部材と、前記規制部材と、前記エンドレスベルトの内側に配置されて前記ニップ部材を加熱する熱源と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 前記加圧ユニットは、駆動力が入力されて回転することで前記エンドレスベルトを回転させるローラであることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. 加熱ユニットと加圧ユニットとの間でシートに現像剤像を熱定着する定着装置を備えた画像形成装置であって、
    前記加熱ユニットおよび前記加圧ユニットの少なくとも一方は、
    エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記加圧ユニットまたは前記加熱ユニットとの間で前記エンドレスベルトを挟むニップ部材と、
    前記エンドレスベルトの周方向に直交する幅方向の外側に配置され、前記エンドレスベルトの前記幅方向の端面に当接する規制部材と、を備え、
    前記エンドレスベルトは、基材と、前記基材の外周面に形成された弾性層とを有し、
    前記弾性層の端面は、少なくとも一部が前記基材の端面よりも前記幅方向内側に位置しており、前記幅方向一方側における前記基材の端面の位置から前記弾性層の端面までの最大距離が前記弾性層の厚みよりも小さいことを特徴とする画像形成装置。
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