JP6858961B2 - ポイント決済装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ポイント決済装置に関する。
近年、いわゆるポイントサービスが普及しつつある。ポイントサービスとは、商品購入時、ポイントサービスの会員に対し、購入金額に対する所定の割合がポイントとして付与されるものである。付与されたポイントは、次回以降の購入時の決済時に、購入代金の全部又は一部に充当される。
例えば、特許文献1には、加盟店側における、共通ポイントサービスに要する導入コストを低減するポイント管理システム等が開示されている。
具体的には、ポイント管理システムは、加盟店クライアント端末と、加盟店クライアント端末とネットワーク接続された加盟店処理サーバと、会員携帯端末と、会員携帯端末とネットワーク接続されている会員処理サーバと、加盟店処理サーバおよび会員処理サーバとネットワーク接続されたポイント決済サーバと、加盟店処理サーバ、会員処理サーバおよびポイント決済サーバとネットワーク接続され会員ポイント決済処理に必要なデータを格納したデータベース装置とから構成されている。
ポイント決済サーバは、加盟店クライアント端末からポイント取引内容を受信すると、ポイント取引毎に照合用の識別子を発行する。また、ポイント決済サーバは、照合用の識別子を含み、データベース装置に格納される第1の照合用情報と、照合用の識別子を含み、加盟店サーバに送信する第2の照合用情報とを作成する取引用データ生成部と、第2の照合用情報であって、加盟店処理サーバ、加盟店クライアントサーバ、会員携帯端末、を経由して会員処理サーバからポイント決済サーバに戻った第2の照合用情報の照合用の識別子と、第1の照合用情報の照合用の識別子とを照合する照合部と、照合部で、第1の照合用情報の照合用の識別子と第2の照合用情報の照合用の識別子とが一致した場合に、ポイントの決済を実行するポイント決済部と、を有する。
特開2012−168611号公報
ポイントサービスの会員は、同一のポイントサービスを提供する加盟店のみで、付与されたポイントを使用することができる。しかし、ポイントには有効期限が設定されているものがあり、有効期限が経過すると保有しているポイントが失効する。また、複数のポイントサービスの会員となると、保有するポイントの種類が増加するため、使用できずにポイントが失効する可能性が高くなる。
そこで、本発明は、ポイントサービスの会員が保有するポイントを効率的に利用することが可能なポイント決済装置を提供することを目的とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
ポイント決済装置は、ポイントサービスの会員が所有し電子マネー決済を行う個人端末と、会員が保有する複数種類のポイント及び電子マネーのチャージ残高を、会員ごとに管理するポイント管理サーバと、を備えている。個人端末は、電子マネーのチャージ残高を格納する情報格納部を有し、ポイント管理サーバは、会員ごとの会員ページと、ポイント決済実行部と、を有している。個人端末は、電子マネーチャージを行うとき、会員を特定する会員情報及びチャージ金額を指定するチャージ金額情報をポイント管理サーバへ出力する。
ポイント決済実行部は、入力された会員情報に基づいて、対応する会員が保有するポイントのポイント残高を一覧にした保有ポイント情報を生成し、生成した保有ポイント情報及びチャージ金額情報に基づいて、対応するチャージ金額に相当するポイント消費量を算出し、算出したポイント消費量に関するポイント消費情報を、対応する会員の会員ページへ表示させ、対応する会員の会員ページへアクセスするためのアクセス情報を生成し、生成したアクセス情報を、対応する会員の個人端末へ出力する。対応する会員の個人端末は、アクセス情報を取得すると、取得したアクセス情報に基づいて、対応する会員の会員ページへアクセスし、生成されたポイント消費情報を取得する。
対応する会員の個人端末からポイント消費情報の許諾の指示を受け取ると、ポイント決済実行部は、ポイント消費情報に基づいたチャージ金額のポイント決済を行い、決済されたチャージ金額と、対応する会員のチャージ残高と、を合算した電子マネーチャージ後のチャージ残高を算出し、算出した電子マネーチャージ後のチャージ残高に関する情報を含むポイント決済完了情報を、対応する会員の個人端末へ出力する。対応する会員の個人端末は、ポイント決済完了情報に基づいて、情報格納部に格納されているチャージ残高を、電子マネーチャージ後のチャージ残高に更新する。
本発明の代表的な実施の形態によれば、ポイントサービスの会員が保有するポイントを効率的に利用することが可能なポイント決済装置を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係るポイント決済装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るポイント決済の概要の一例を示す図である。 ポイント消費情報の構成の一例を示す図である。 ポイント消費情報が表示された個人端末の一例を示す図である。 消費ポイント選択画面が表示された個人端末の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る電子マネー決済の概要の一例を示す図である。 情報を暗号化する方法の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るポイント決済装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るポイント決済の概要の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全ての図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
<ポイント決済装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係るポイント決済装置の構成の一例を示すブロック図である。ポイント決済装置1は、例えば、図1に示すように、個人端末10、ポイント管理サーバ30、ネットワーク40等を備えている。
個人端末10は、ポイントサービスの会員が所有する端末である。それぞれの会員は、自身が所有する個人端末10を用いてポイントサービスを利用することができ、個人端末10により、ポイントサービスを利用した電子マネー決済を行うことができる。個人端末10は、例えば、スマートフォン、携帯電話、いわゆるタブレット端末等のネットワーク40と接続可能な各種機器で構成されている。
個人端末10は、図1に示すように、例えば、撮像部11、表示部13、ネットワーク通信部15、情報格納部17、セキュリティ管理部(第1のセキュリティ管理部)18、近距離無線通信部(第1の近距離無線通信部)19等を備えている。撮像部11は、レンズ等で構成されたカメラであり、風景や人物等の撮像を行う。
表示部13は、例えば、液晶パネルや有機EL(Electroluminescence)パネル等で構成されている。表示部13は、例えば、個人端末10の各種機能を呼び出す画像、ポイントサービス(ポイント決済等)等のアプリケーション用の各種画像等を表示する。例えば、表示部13は、ポイントサービスのアプリケーション実行中、ポイントサービスの会員を特定する会員情報、後述のアクセス情報、後述のポイント消費情報等の各種情報を表示する。
なお、個人端末10には、表示部13とは別体で、1又は複数の操作用ボタンが設けられてもよい。また、表示部13がタッチパネル機能を備えるときには、必要に応じてこれらのボタンが表示部13に表示されてもよい。
ネットワーク通信部15は、有線又は無線によりネットワーク40と接続されている。これにより、個人端末10は、ネットワーク通信部15を介してネットワーク40と接続される。また、個人端末10は、ネットワーク40を介してポイント管理サーバ30等と接続され、ポイント管理サーバ30との間で各種情報の入出力を行う。
セキュリティ管理部18は、各種情報の暗号化・復号を行う。例えば、セキュリティ管理部18は、ポイント管理サーバ30から出力された、暗号化された情報が入力されると、この暗号化された情報の復号を行う。これにより、セキュリティ管理部18は、暗号化された情報に基づいて元の情報の復元を行う。また、セキュリティ管理部18は、例えば、個人端末10の内部で生成された各種情報の暗号化を行う。暗号化された情報は、例えば、ネットワーク通信部15を介してポイント管理サーバ30へ出力される。暗号化及び復号についての詳細については後述する。
情報格納部17は、例えば、不揮発性メモリや、揮発性メモリで構成されている。情報格納部17は、例えば、ポイントサービスの会員を特定する会員情報や、後述する電子マネーのチャージ残高等の各種情報を格納する。
近距離無線通信部(第1の近距離無線通信部)19は、近距離無線通信により、他の機器との各種情報の入出力を行う。近距離無線通信は、例えば、1m以内の近距離で行われる無線通信である。近距離無線通信には、例えば、NFC(Near field communication)等の国際規格が用いられる。近距離無線通信を介して、店舗での購入代金や、交通機関での運賃等に関する電子マネー決済が行われる。
ポイント管理サーバ30は、ポイントサービスの会員が保有する複数種類のポイント及び電子マネーのチャージ残高を、会員ごとに管理する。ポイント管理サーバ30は、図1に示すように、複数の会員ページ31、ポイント決済実行部35、ネットワーク通信部37、セキュリティ管理部(第2のセキュリティ管理部)38、ストレージ39等を備えている。
会員ページ31は、会員ごとに設けられている。したがって、ポイント管理サーバ30には、会員数に応じて複数の会員ページ31が設けられている。それぞれの会員ページ31は、対応する会員を特定する会員情報、対応する会員が保有する複数種類のポイント等を表示する。また、ポイントに有効期限が設けられている場合、会員ページ31は、種類ごとにポイントの有効期限に関する情報も表示する。
また、それぞれの会員ページ31は、例えば、対応する会員の、種類ごとのポイント残高及びポイントの有効期限を一覧にした保有ポイント情報等の各種情報を表示する。また、それぞれの会員ページ31は、ポイント決済実行部35から出力される通知等を表示する。また、それぞれの会員ページ31は、対応する会員の電子マネー決済に関する情報、電子マネーチャージに関する情報、チャージ残高等の情報を格納する。
ポイント決済実行部35は、会員が保有するポイントに基づいて、電子マネーチャージのポイント決済を行う。例えば、ポイント決済実行部35は、個人端末10から出力された会員情報及びチャージ金額情報に基づいて、会員が保有するポイントから、チャージ金額に相当するポイント消費量を算出し、算出した前記ポイント消費量に関するポイント消費情報を生成する。
対応する会員の個人端末10からポイント消費情報の許諾の指示を受け取ると、ポイント決済実行部35は、ポイント消費情報に基づいたチャージ金額のポイント決済を行う。また、ポイント決済実行部35は、ポイント決済されたチャージ金額と、対応する会員のチャージ残高と、を合算した電子マネーチャージ後のチャージ残高を算出し、算出した電子マネーチャージ後のチャージ残高に関する情報を含むポイント決済完了情報を、対応する会員の個人端末10へ出力する。
ネットワーク通信部37は、有線又は無線によりネットワーク40と接続されている。これにより、ポイント管理サーバ30は、ネットワーク通信部37を介してネットワーク40と接続される。また、ポイント管理サーバ30は、ネットワーク40を介して個人端末10と接続され、個人端末10との間で各種情報の入出力を行う。
セキュリティ管理部38は、各種情報の暗号化・復号を行う。例えば、セキュリティ管理部38は、個人端末10から出力された、暗号化された情報が入力されると、この暗号化された情報の復号を行う。これにより、セキュリティ管理部38は、暗号化された情報に基づいて元の情報の復元を行う。また、セキュリティ管理部38は、例えば、ポイント管理サーバ30の内部で生成された各種情報の暗号化を行う。暗号化された情報は、例えば、個人端末10へ出力される。暗号化及び復号についての詳細については後述する。
ストレージ39は、それぞれの会員に関する各種情報を格納する。例えば、ストレージ39は、それぞれの会員を特定する会員情報、対応する会員が保有する複数種類のポイント等を格納する。また、ストレージ39は、ポイントの有効期限に関する情報や、会員ごとのポイント残高及びポイントの有効期限を一覧にした保有ポイント情報等の各種情報を格納する。また、ストレージ39は、会員への通知の内容等を格納する。
また、ストレージ39は、ポイント決済に関する詳細情報等を格納する。ポイント決済が実行された場合、ストレージ39は、例えば、会員情報、ポイント決済が実行された時刻、消費されたポイントの種類及びポイント数、チャージ金額、電子マネーチャージ後のチャージ残高等の各種情報を格納する。また、ストレージ39は、例えば、電子マネー決済が実行された場合、購入した商品、利用した交通機関の乗降箇所(駅、バス停等)や運賃、電子マネー決済後のチャージ残高等の各種情報を格納する。また、ポイント決済が実行されなかった場合、例えば、ポイント決済を実行しようとした時刻、会員情報、ポイント決済が実行されなかった理由(例えば、ポイント残高の不足、会員によるポイント決済の拒否)等の各種情報を格納する。
<ポイント決済に関する処理>
次に、本実施の形態におけるポイント決済の概要について説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係るポイント決済の概要の一例を示す図である。図2では、会員10A、個人端末10、ポイント管理サーバ30間におけるポイント決済の概要が示されている。なお、ここでは、電子マネーチャージを行う場合を例にして、ポイント決済の概要を説明する。
<<ステップS10>>
会員10Aは、ポイント決済による電子マネーチャージの申請を、ポイント管理サーバ30に行う。このとき、会員10Aは、例えば、個人端末10に、ポイントサービス用のアプリケーションを起動させ、会員認証等の処理を経てポイントサービスへログインする。
会員10Aは、ポイントサービスへログインすると、例えば、アプリケーションのメニュー画面を操作して、希望するチャージ金額を入力する。個人端末10は、会員を特定する会員情報及びチャージ金額を指定するチャージ金額情報等の各種情報をネットワーク40を介してポイント管理サーバ30へ出力する。
<<ステップS30>>
ポイント決済実行部35は、入力された会員情報に基づいて、対応する会員10Aが保有するポイントのポイント残高一覧にした保有ポイント情報を生成する。ポイント決済実行部35は、生成した保有ポイント情報及びチャージ金額情報に基づいて、消費するポイントの種類を選択する。例えば、ポイント決済実行部35は、会員10Aの保有ポイント情報を参照し、有効期限が最も早いポイントを消費するポイント消費情報を生成する。ポイント決済実行部35は、選択したポイントを含む、チャージ金額に相当するポイント消費量を算出する。
このとき、選択した有効期限が最も早いポイントの残高が、チャージ金額に相当するポイント消費量より少ない場合、ポイント決済実行部35は、その次に有効期限が早いポイントを選択し、選択したポイントにおける、不足分のチャージ金額に相当するポイント消費量を算出する。そして、ポイント決済実行部35は、算出したポイント消費量に関する情報を一覧にしたポイント消費情報を生成する。
図3は、ポイント消費情報の構成の一例を示す図である。ポイント消費情報31Aには、図3に示すように、例えば、ポイントの種類及びポイント消費量が含まれている。複数種類のポイントが選択された場合、ポイント消費情報31Aには、それぞれのポイントの種類とポイント消費量とが対応付けて示されている。また、ポイント消費情報31Aには、図3に示すように、それぞれのポイントの有効期限が含まれてもよい。ポイント決済実行部35は、生成したポイント消費情報31Aを会員10Aの会員ページ31へ出力し、表示させる。
<<ステップS40>>
また、ポイント決済実行部35は、会員10Aの会員ページ31へアクセスするためのアクセス情報を生成する。例えば、ポイント決済実行部35は、1次元コードや、QRコード(登録商標)等の2次元コードで構成されたアクセス情報を生成する。ポイント決済実行部35は、生成したアクセス情報を、対応する会員10Aの個人端末10へ出力する。なお、ポイント決済実行部35は、生成したポイント消費情報の出力処理(S30)と並行してアクセス情報の生成、出力に関する処理(S40)を行ってもよい。
<<ステップS70〜S80>>
個人端末10がアクセス情報を取得すると、会員10Aは、個人端末10を操作し、取得したアクセス情報に基づいて、会員10Aの会員ページ31へアクセスする(S70)。そして、会員10Aの個人端末10は、会員10Aの会員ページ31から、ポイント決済実行部35で生成されたポイント消費情報31Aを取得する(S80)。会員10Aの個人端末10は、取得したポイント消費情報31Aを表示部13へ表示する。
図4は、ポイント消費情報が表示された個人端末の一例を示す図である。例えば、ポイント消費情報31Aが表示されているとき、表示部13には、ポイント消費情報31Aの他に、ポイント消費情報31Aの内容を許諾するかどうかを選択する選択ボタン13A、13Bが表示される。例えば、選択ボタン13Aは、ポイント消費情報31Aの内容を許諾する場合に押下(タップ)されるボタンであり、選択ボタン13Bは、ポイント消費情報31Aの内容を拒絶する場合に押下(タップ)されるボタンである。
<<ステップS90>>
会員10Aは、自身の個人端末10に表示されたポイント消費情報31Aの内容を確認する。そして、会員10Aは、ポイント消費情報31Aの内容を許諾する場合、図4に示す選択ボタン13Aを押下(タップ)する。これにより、個人端末10は、ポイント消費情報31Aの内容の許諾を指示するポイント消費情報許諾信号をポイント管理サーバ30へ出力する。
<<ステップS100>>
ポイント消費情報許諾信号を受け取ると、ポイント決済実行部35は、ポイント消費情報31Aに基づいたチャージ金額のポイント決済を行う。ポイント決済実行部35は、ポイント決済を行うと、ポイント決済されたチャージ金額と、対応する会員10Aのチャージ残高と、を合算した電子マネーチャージ後のチャージ残高を算出する。また、ポイント決済実行部35は、算出した電子マネーチャージ後のチャージ残高に関する情報を含むポイント決済完了情報を、対応する会員10Aの個人端末10へ出力する。
<<ステップS120>>
ポイント決済が実行されると、ストレージ39は、例えば、会員情報、ポイント決済が実行された時刻、消費されたポイントの種類及びポイント数、チャージ金額、電子マネーチャージ後のチャージ残高等の各種情報を格納する。これにより、ポイント管理サーバ30に、ポイント決済の履歴が残される。
ポイント決済完了情報を受け取ると、対応する会員10Aの個人端末10は、ポイント決済完了情報に基づいて、情報格納部17に格納されているチャージ残高を、電子マネーチャージ後のチャージ残高に更新する。このように、ポイントサービスを用いた電子マネーチャージの処理が行われる。
<<ポイント消費情報が拒絶された場合の処理>>
ステップS90において、会員10Aは、ポイント消費情報31Aの内容を拒絶する場合には、図4に示す選択ボタン13Bを押下(タップ)する。これにより、個人端末10は、ポイント消費情報31Aの拒絶を指示するポイント消費情報拒絶信号をポイント管理サーバ30へ出力する。
ポイント消費情報拒絶信号を受け取ると、ポイント決済実行部35は、消費するポイントを、対応する会員10Aに選択させる。例えば、ポイント決済実行部35は、生成した保有ポイント情報に基づき、対応する会員10Aの個人端末10に消費ポイント選択画面を表示させる消費ポイント選択画面用データを生成する。ポイント決済実行部35は、生成した消費ポイント選択画面用データを、対応する会員10Aの会員ページ31へ出力する。
また、ポイント決済実行部35は、例えば、ステップS40で述べたアクセス情報データを、対応する会員10Aの個人端末10へ出力する。対応する会員10Aの個人端末10は、例えばステップS70で述べた方法により会員10Aの会員ページ31へアクセスし、消費ポイント選択画面用データを取得する。そして、会員10Aの個人端末10は、取得した消費ポイント選択画面用データに基づいて消費ポイント選択画面を表示部13に表示する。図5は、消費ポイント選択画面が表示された個人端末の一例を示す図である。図5に示すように、消費ポイント選択画面14には、対応する会員10Aが保有するポイントの種類、ポイント残高、及びポイントの有効期限が対応付けて表示されている。また、消費ポイント選択画面14には、図5に示すように、それぞれのポイントの種類に対応する複数の選択ボタン14A、選択した内容を確定させる確定ボタン14Bが設けられている。
会員10Aは、自身の個人端末10に表示された消費ポイント選択画面14を参照し、選択ボタン14Aを押下(タップ)することにより消費するポイントの種類を選択する。なお、図5には示されていないが、消費ポイント選択画面14には、選択したポイントの種類ごとに、消費するポイント数を入力するポイント消費量入力欄が設けられてもよい。
消費するポイントの種類が選択され、あるいは種類ごとのポイント消費量が入力されると、会員10Aは、確定ボタン14Bを押下(タップ)する。これにより、会員10Aの個人端末10は、選択されたポイントの種類に関する情報、あるいは入力されたポイント消費量に関する情報をポイント管理サーバ30へ出力する。
ポイント決済実行部35は、選択されたポイントの種類の関する情報、あるいは入力されたポイント消費量に関する情報に基づいた新たなポイント消費情報を生成し、対応する会員10Aの会員ページに表示させる。以降は、ステップS40〜S80で述べた処理が行われる。生成したポイント消費情報が許諾されると、ステップS90〜S120で述べた処理が行われる。
<電子マネー決済に関する処理>
次に、電子マネー決済に関する処理について説明する。図6は、本発明の実施の形態1に係る電子マネー決済の概要の一例を示す図である。図6では、会員10A、個人端末10、電子マネー決済端末50、ポイント管理サーバ30間における電子マネー決済の概要が示されている。
電子マネー決済端末50は、例えば、店舗、交通機関(例えば、駅の改札口や車両の乗降口等)に設けられている。店舗に設けられた電子マネー決済端末50は、例えば、キャッシュレジスタやPOS(Point Of Sales)等と一体で構成されてもよい。電子マネー決済端末50は、図6に示すように、近距離無線通信部59を備えている。個人端末10と電子マネー決済端末50との間では、近距離無線通信により、電子マネー決済に関する各種情報の入出力が行われる。
<<ステップS210>>
会員10Aは、例えば、商品の購入時、店舗に設置された電子マネー決済端末50に自身の個人端末10を近づける(タッチさせる)。そうすると、個人端末10から、近距離無線通信部19を介して、会員情報やチャージ残高等の各種情報が出力される。出力された各種情報は、近距離無線通信部59を介して、電子マネー決済端末50へ入力される。
電子マネー決済端末50は、購入金額とチャージ残高とを比較し、チャージ残高が購入金額以上であれば、購入金額分の電子マネー決済を行い、決済金額(購入金額)分の電子マネーの引き落としを行う。電子マネー決済端末50は、電子マネー決済を行うと、決済金額、購入した商品、決済時刻等の各種情報を含む決済完了情報を出力する。
なお、チャージ残高が購入金額より少ない場合、ステップS10〜S120の処理により電子マネーチャージが行われた後、電子マネー決済が実行されてもよい。
一方、例えば、交通機関への入場時、会員10Aは、改札口に設けられた電子マネー決済端末50に自身の個人端末10を近づける(タッチさせる)。このとき、個人端末10から会員情報やチャージ残高等の各種情報が出力される。電子マネー決済端末50は、例えば、乗車駅や、利用した改札口を特定する情報、入場時刻等の各種情報からなる入場記録情報を出力し、会員10Aの入場を許可する。個人端末10は、入力された入場記録情報を、例えば情報格納部17に格納する。
なお、入場時において、電子マネー決済端末50は、利用する交通機関の初乗り運賃とチャージ残高とを比較し、チャージ残高が初乗り運賃以上であれば、会員10Aの入場を許可するようにしてもよい。
次に、交通機関からの出場時、会員10Aは、降車駅の改札口に設けられた電子マネー決済端末50に自身の個人端末10を再び近づける(タッチさせる)。このとき、個人端末10から会員情報、チャージ残高、出場記録情報等の各種情報が出力される。降車駅の電子マネー決済端末50は、入場記録情報に基づいて会員10Aが乗車した駅を特定し、乗車駅から降車駅までの運賃を算出する。
そして、降車駅の電子マネー決済端末50は、運賃とチャージ残高とを比較し、チャージ残高が運賃以上であれば、運賃分の電子マネー決済を行い、決済金額(運賃)分の電子マネーの引き落としを行う。降車駅の電子マネー決済端末50は、電子マネー決済を行うと、決済金額、利用区間(乗車駅や降車駅)、改札口を特定する情報、決済時刻(出場時刻)等の各種情報を含む決済完了情報(出場記録情報)を出力する。
なお、チャージ残高が運賃より少ないとき、降車駅の電子マネー決済端末50は、電子マネーが実行できないことを会員10Aに通知し、電子マネーチャージを行うことを要求する。そして、電子マネーチャージが実行されると、降車駅の電子マネー決済端末50は、運賃分の電子マネー決済を行う。
<<ステップS220>>
決済完了情報が入力されると、対応する会員10Aの個人端末10は、電子マネー決済における決済金額をチャージ残高から減算し、電子マネー決済後のチャージ残高を算出する。個人端末10は、情報格納部17が格納するチャージ残高を、算出した電子マネー決済後のチャージ残高に更新する。また、個人端末10は、例えば、算出した電子マネー決済後のチャージ残高に関する情報や、決済完了情報等を含む電子マネー決済情報をポイント管理サーバ30へ出力する。
<<ステップS230>>
ポイント管理サーバ30は、入力された電子マネー決済情報に基づいて、ストレージ39が格納する、対応する会員10Aのチャージ残高を、電子マネー決済後のチャージ残高に更新する。また、ポイント管理サーバ30は、電子マネー決済情報に基づいて、電子マネー決済に関する各種情報を、対応する会員10Aの会員ページ31へ出力し、表示する。
<<ステップS240>>
また、ポイント管理サーバ30は、チャージ残高が所定の金額より少なくなると、対応する会員10Aの個人端末10へ、電子マネーチャージの実行を要求するチャージ要求情報を出力する。チャージ要求情報が入力されると、会員10Aは、個人端末10を操作して、電子マネーチャージを行うかどうかを選択する。このとき、電子マネーチャージの実行が選択されると、ステップS10〜S120の処理が行われる。
<各種情報の構成について>
ここまで、ポイント決済に関する処理(ステップS10〜S120)、及び電子マネー決済に関する処理(ステップS210〜S240)について説明したが、それぞれのステップにおいて、生成され、入出力される各種情報は、例えば、1次元コードやQRコード(登録商標)等の2次元コードで構成されている。また、本実施の形態では、個人端末10とポイント管理サーバ30との間では、暗号化された各種情報が入出力される。
例えば、ポイント決済が行われると、セキュリティ管理部38は、ポイント決済後のチャージ残高に関する情報を暗号化する。ポイント管理サーバ30は、暗号化された電子マネーチャージ後のチャージ残高に関する情報を、対応する会員10Aの個人端末10へ出力する。
暗号化された電子マネーチャージ後のチャージ残高に関する情報が、個人端末10に入力されると、対応するセキュリティ管理部18は、暗号化された電子マネーチャージ後のチャージ残高に関する情報を復号する。また、個人端末10は、復号された電子マネーチャージ後のチャージ残高に関する情報に基づいて、情報格納部17に格納されているチャージ残高を、電子マネーチャージ後のチャージ残高に更新する。
一方、電子マネー決済が行われると、対応する会員10Aの個人端末10のセキュリティ管理部18は、電子マネー決済後のチャージ残高に関する情報を含む電子マネー決済情報を暗号化する。個人端末10は、暗号化された電子マネー決済情報を、ポイント管理サーバ30へ出力する。
暗号化された電子マネー決済情報が、ポイント管理サーバ30に入力されると、セキュリティ管理部38は、暗号化された電子マネー決済情報を復号する。ポイント管理サーバ30は、復号された電子マネー決済情報に基づいて、対応する会員10Aのチャージ残高を、電子マネー決済後のチャージ残高に更新する。
また、これら以外にも、例えば、アクセスコード等の各種情報についても、暗号化・復号が行われてもよい。
<<暗号化・復号の方法>>
次に、暗号化の方法について説明する。図7は、情報を暗号化する方法の一例を示す図である。図7では、2次元コードで構成された情報を暗号化するときの方法が示されている。図7(a)には、2次元コードで構成された情報61が示されている。
セキュリティ管理部18、38は、図7(b)に示すように、2次元コードで構成された情報61を複数の部分61a〜61eに分解する。セキュリティ管理部18、38は、2次元コードを任意の領域に分割し、2次元コードを複数の部分61a〜61eに分解してもよいし、例えば、ファインダパターンやアライメントパターン等の各構成要素ごとに、2次元コードを分解してもよい。
なお、図7(b)では、分解された部分61a〜61eが分かりやすくなるよう、情報61の具体的構成は省略されている。そして、セキュリティ管理部18、38は、分解したそれぞれの部分61a〜61eを数値化することによりチャージ残高等に関する各種情報を暗号化する。
次に、復号の方法について説明する。セキュリティ管理部18、38は、数値化されたそれぞれの部分61a〜61eを元の部分61a〜61eに変換する。そして、セキュリティ管理部18、38は、変換後のそれぞれの部分61a〜61eを結合して元の2次元コードを復元することにより、暗号化されたチャージ残高等に関する各種情報を復号する。
このように、暗号化された情報の入出力が行われる場合、ポイント管理サーバ30は、いわゆるトークンサーバとしても機能する。
<本実施の形態による効果>
本実施の形態によれば、チャージ金額に相当するポイント決済が行われる。この構成によれば、ポイント消費量に応じた金額を電子マネーとしてチャージすることができるので、ポイントサービスの会員10Aが保有するポイントを効率的に消費することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、個人端末10とポイント管理サーバ30との間では、暗号化された各種情報が入出力される。また、個人端末10及びポイント管理サーバ30は、暗号化された各種情報が入力されると、暗号化された各種情報を復号する。
例えば、チャージ残高等に関する情報61が2次元コードで構成されており、セキュリティ管理部18、38は、2次元コードを複数の部分61a〜61eに分解し、分解したそれぞれの部分61a〜61eを数値化することによりチャージ残高等に関する情報61を暗号化する。また、個人端末10及びポイント管理サーバ30は、数値化されたそれぞれの部分61a〜61eを元の部分61a〜61eに変換し、変換後のそれぞれの部分61a〜61eを結合して元の2次元コードを復元することにより、暗号化されたチャージ残高等に関する情報61を復号する。
この構成によれば、情報の内容が第三者に知られにくくなるので、取引の安全性を向上させることが可能となる。また、この構成によれば、情報の入出力を行う度に、個人端末10の認証を行う必要がないので、暗号化された各種情報の入出力が迅速に行われる。
また、本実施の形態によれば、ポイント決済実行部35は、有効期限が最も早いポイントを消費するポイント消費情報を生成する。この構成によれば、有効期限の経過によるポイントの失効が抑えられるので、会員10Aが保有するポイントを、より効率的に利用することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ポイント決済実行部35は、複数種類のポイントを組み合わせたポイント消費情報を生成する。この構成によれば、複数種類のポイントを消費してポイント決済が行われるので、会員10Aが保有するポイントを、より効率的に利用することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ポイント決済実行部35は、有効期限が早い複数種類のポイントを組み合わせたポイント消費情報を生成する。この構成によれば、有効期限の経過によるポイントの失効がより一層抑えられるので、会員10Aが保有するポイントをより一層効率的に利用することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ポイント決済実行部35は、ポイント決済を実行すると、ポイント決済が実行されたことを示す情報を、対応する会員10Aの会員ページ31へ表示させる。この構成によれば、会員ページ31に会員10Aのポイント決済の履歴が表示されるので、ポイント決済後も、会員10Aによるポイント決済の詳細の確認が可能となる。
また、本実施の形態によれば、会員10Aが、ポイント消費情報31Aの内容を拒絶する場合、ポイント決済実行部35は、対応する会員10Aに、消費するポイントを選択させ、選択されたポイントに基づいた新たなポイント消費情報31Aを生成する。この構成によれば、ポイント決済で消費するポイントが会員10Aにより任意に選択されるので、使用状況に応じて、会員10Aが保有するポイントを適切に消費することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、電子マネー決済が行われると、個人端末10は、電子マネー決済後のチャージ残高に関する情報を含む電子マネー決済情報をポイント管理サーバ30へ出力する。そして、ポイント管理サーバ30は、電子マネー決済情報に基づいて、対応する会員10Aのチャージ残高を、電子マネー決済後のチャージ残高に更新する。
この構成によれば、電子マネー決済後のチャージ残高がポイント管理サーバ30においても管理されるので、個人端末10の変更や紛失が発生しても、チャージ残高等の各種情報を保持することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ポイント管理サーバ30は、チャージ残高が所定の金額より少なくなると、対応する会員10Aの個人端末10へ、電子マネーチャージの実行を要求するチャージ要求情報を出力する。この構成によれば、会員10Aは、チャージ残高が少なくなっていることを認識することができるので、電子マネー決済時においてチャージ残高が不足するおそれが低減される。
また、本実施の形態によれば、個人端末10は、近距離無線通信部19を介した近距離無線通信により電子マネー決済を行う。この構成によれば、電子マネー決済用の各種情報を個人端末10に表示させなくてもよいので、電子マネー決済を迅速に行うことが可能となる。また、この構成によれば、近距離で情報の入出力が行われるので、取引の安全性を維持することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、チャージ残高等に関する情報61が2次元コードで構成されている。この構成によれば、2次元コードの生成、読み取り等を行うための既存のハードウェア及びソフトウェアを利用することができるので、ポイント決済や電子マネー決済の導入に要するコストが低減される。
また、本実施の形態によれば、個人端末10が、市販されているスマートフォン等の機器で構成され、スマートフォン等が有する機能を利用してポイント決済が実行されるので、ポイント決済用の専用端末を用意することなくポイントサービスを導入することが可能となる。これにより、ポイントサービスの導入に要するコストが低減される。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態では、電子マネーチャージ端末を介して電子マネーチャージを行う場合について説明する。なお、以下では、前述の実施の形態と重複する箇所については、原則としてその説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態2に係るポイント決済装置の構成の一例を示すブロック図である。ポイント決済装置101は、例えば、図8に示すように、個人端末10、ポイント管理サーバ30、ネットワーク40、電子マネーチャージ端末120等を備えている。なお、電子マネーチャージ端末120が店舗に設けられる場合、電子マネーチャージ端末120は、キャッシュレジスタやPOSと一体で構成されてもよい。
電子マネーチャージ端末120は、図8に示すように、表示部123、ネットワーク通信部125、セキュリティ管理部128、近距離無線通信部(第2の近距離無線通信部)129等を備えている。表示部123は、例えば、液晶パネルや有機ELパネル等で構成されている。表示部123は、例えば、会員情報、チャージ金額、チャージ残高等の各種情報や、電子マネーチャージの進捗状況に関する情報等を表示する。
ネットワーク通信部125は、有線又は無線によりネットワーク40と接続されている。これにより、電子マネーチャージ端末120は、ネットワーク通信部125を介してネットワーク40と接続される。また、電子マネーチャージ端末120は、ネットワーク40を介してポイント管理サーバ30等と接続され、ポイント管理サーバ30との間で各種情報の入出力を行う。
セキュリティ管理部(第3のセキュリティ管理部)128は、各種情報の暗号化・復号を行う。例えば、セキュリティ管理部128は、ポイント管理サーバ30から出力された、暗号化された情報が入力されると、この暗号化された情報の復号を行う。これにより、セキュリティ管理部128は、暗号化された情報に基づいて元の情報の復元を行う。また、セキュリティ管理部128は、例えば、個人端末10や電子マネーチャージ端末120のメニュー画面から入力された各種情報の暗号化を行う。暗号化された情報は、例えば、個人端末10やネットワーク通信部30へ出力される。暗号化及び復号に関しては、前述の実施の形態と同様の処理が行われる。
近距離無線通信部129は、近距離無線通信により、例えば、個人端末10との間で、電子マネーチャージに関する各種情報の入出力を行う。近距離無線通信には、例えば、NFC等の国際規格が用いられる。
<ポイント決済に関する処理>
次に、本実施の形態におけるポイント決済の概要について説明する。図9は、本発明の実施の形態2に係るポイント決済の概要の一例を示す図である。図9では、会員10A、個人端末10、電子マネーチャージ端末120、ポイント管理サーバ30間におけるポイント決済の概要が示されている。なお、ここでも、電子マネーチャージを行う場合を例にして、ポイント決済の概要を説明する。
<<ステップS310〜S320>>
会員10Aは、個人端末10に、ポイントサービス用のアプリケーションを起動させ、会員認証等の処理を経てポイントサービスへログインする。また、会員10Aは、電子マネーチャージ端末120の所定箇所に、自身の個人端末10を近づける。あるいは、会員10Aは、電子マネーチャージ端末120の所定箇所に、自身の個人端末10を配置してもよい。
そして、会員10Aは、ポイント決済による電子マネーチャージの申請を、電子マネーチャージ端末120を介して、ポイント管理サーバ30に行う。例えば、会員10Aは、個人端末10で実行中のポイントサービス用のアプリケーションから、電子マネーチャージの申請を行ってもよいし、電子マネーチャージ端末120の表示部123に表示されたメニュー画面を操作して電子マネーチャージの申請を行ってもよい。
また、会員10Aは、例えば、アプリケーションのメニュー画面を操作して、希望するチャージ金額を入力する。あるいは、会員10Aは、電子マネーチャージ端末120の表示部123に表示されたメニュー画面を操作して、希望するチャージ金額を入力する。
個人端末10は、会員を特定する会員情報及びチャージ金額を指定するチャージ金額情報等の各種情報を、近距離無線通信により、電子マネーチャージ端末120へ出力する。なお、チャージ金額が電子マネーチャージ端末120に直接入力された場合、個人端末10は、会員情報等の各種情報のみを出力する(S310)。
電子マネーチャージ端末120は、入力された会員情報及びチャージ金額情報等の各種情報を、ネットワーク40を介してポイント管理サーバ30へ出力する(S320)。
<<ステップS330〜S350>>
ステップS330では、前述の実施の形態におけるステップS30と同様の処理が行われる。
ステップS340では、前述の実施の形態におけるステップS40と、概ね同様の処理が行われる。ステップS340では、ポイント決済実行部35は、生成したアクセス情報を、電子マネーチャージ端末120へ出力する。なお、この端末は、対応する会員10Aの会員情報等の各種情報を出力した電子マネーチャージ端末120である。
ステップS350では、電子マネーチャージ端末120は、入力されたアクセス情報を、近距離無線通信により、対応する会員10Aの個人端末10へ出力する。
<<ステップS370〜S390>>
ステップS370〜S390では、前述の実施の形態におけるステップS70〜S90と同様の処理が行われる。
<<ステップS400〜S420>>
ステップS400では、前述の実施の形態におけるステップS100と、概ね同様の処理が行われる。ステップS400では、ポイント決済実行部35は、算出した電子マネーチャージ後のチャージ残高に関する情報を含むポイント決済完了情報を、電子マネーチャージ端末120へ出力する。なお、この端末も、対応する会員10Aの会員情報等の各種情報を出力した電子マネーチャージ端末120である。
ステップS410では、電子マネーチャージ端末120は、入力されたポイント決済完了情報を、対応する会員10Aの個人端末10へ出力する。また、電子マネーチャージ端末120は、ポイント決済完了情報に基づいて、ポイント決済が実行されたことを示す情報を表示する。
ステップS420では、前述の実施の形態におけるステップS120と同様の処理が行われる。
<各種情報の構成について>
本実施の形態においても、個人端末10とポイント管理サーバ30との間では、暗号化された各種情報が入出力される。また、電子マネーチャージ端末120を介して、個人端末10とポイント管理サーバ30との間で各種情報が入出力される場合においても、暗号化された各種情報が入出力される。
このように、電子マネーチャージ端末120は、各種情報の中継を行うとき、入力された、暗号化された各種情報をそのまま出力してもよい。すなわち、電子マネーチャージ端末120は、入力された各種情報を、復号及び再暗号化の処理を行うことなく出力してもよい。
また、電子マネーチャージ端末120は、表示部123に表示されたメニュー画面を操作して入力された各種情報(例えば、チャージ金額情報等)をポイント管理サーバ30へ出力するとき、セキュリティ管理部128において暗号化された各種情報を出力する。一方、電子マネーチャージ端末120が、ポイント管理サーバ30から出力された各種情報(例えば、ポイント決済完了情報等)に基づいた各種処理を行うとき、セキュリティ管理部128は、入力された、暗号化された各種情報を復号する。
また、個人端末10と電子マネーチャージ端末120との間においてのみ入出力される各種情報は、暗号化されてもよいし、暗号化されなくてもよい。
<本実施の形態による効果>
本実施の形態によれば、前述の実施の形態における各効果に加え、以下の効果が得られる。本実施の形態によれば、電子マネーチャージ端末120を介して、個人端末10とポイント管理サーバ30との間で各種情報の入出力を行うことにより、電子マネーチャージのポイント決済が行われる。この構成によれば、電子マネーチャージ端末120を利用することができるので、ポイント決済による電子マネーチャージの利用が促進される。また、これにより、会員10Aが保有するポイントの消費が促進される。また、この構成によれば、電子マネーチャージに関する処理における個人端末10の負荷が軽減される。
また、本実施の形態によれば、個人端末10は、近距離無線通信部19と電子マネーチャージ端末120の近距離無線通信部129との間で近距離無線通信を行うことにより、電子マネーチャージ端末120を介した電子マネーチャージを行う。この構成によれば、個人端末10と電子マネーチャージ端末120との間における各種情報の入出力が容易に行われるので、電子マネーチャージに関する処理が迅速に行われる。
また、本実施の形態によれば、ポイント決済実行部35は、ポイント決済を実行すると、ポイント決済が実行されたことを示す情報を、電子マネーチャージ端末120へ表示させる。この構成によれば、電子マネーチャージ端末120の表示部123に表示された情報により、ポイント決済が行われたことを認識することができるので、会員10Aは、電子マネーチャージに関する処理の進捗状況を容易に把握することが可能となる。
なお、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各部の大きさは、図面等の記載に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
1…ポイント決済装置、10…個人端末、15…ネットワーク通信部、17…情報格納部、18…セキュリティ管理部、19…近距離無線通信部、30…ポイント管理サーバ、31…会員ページ、35…ポイント決済実行部、37…ネットワーク通信部、38…セキュリティ管理部、40…ネットワーク、101…ポイント決済装置、120…電子マネーチャージ端末、125…ネットワーク通信部、128…セキュリティ管理部、129…近距離無線通信部

Claims (26)

  1. ポイントサービスの会員が所有し電子マネー決済を行う個人端末と、
    前記会員が保有する複数種類のポイント及び電子マネーのチャージ残高を、前記会員ごとに管理するポイント管理サーバと、
    を備え、
    前記個人端末は、電子マネーの前記チャージ残高を格納する情報格納部を有し、
    前記ポイント管理サーバは、前記会員ごとの会員ページと、ポイント決済実行部と、を有し、
    前記個人端末は、電子マネーチャージを行うとき、前記会員を特定する会員情報及びチャージ金額を指定するチャージ金額情報を前記ポイント管理サーバへ出力し、
    前記ポイント決済実行部は、入力された前記会員情報に基づいて、対応する前記会員が保有する前記ポイントのポイント残高を一覧にした保有ポイント情報を生成し、生成した前記保有ポイント情報及び前記チャージ金額情報に基づいて、前記チャージ金額に相当するポイント消費量を算出し、算出した前記ポイント消費量に関するポイント消費情報を、対応する前記会員の前記会員ページへ表示させ、対応する前記会員の前記会員ページへアクセスするためのアクセス情報を生成し、生成した前記アクセス情報を、対応する前記会員の前記個人端末へ出力し、
    対応する前記会員の前記個人端末は、前記アクセス情報を取得すると、取得した前記アクセス情報に基づいて、対応する前記会員の前記会員ページへアクセスし、生成された前記ポイント消費情報を取得し、
    対応する前記会員の前記個人端末から前記ポイント消費情報の許諾の指示を受け取ると、前記ポイント決済実行部は、前記ポイント消費情報に基づいた前記チャージ金額のポイント決済を行い、前記ポイント決済された前記チャージ金額と、対応する前記会員の前記チャージ残高と、を合算した前記電子マネーチャージ後のチャージ残高を算出し、算出した前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に関する情報を含むポイント決済完了情報を、対応する前記会員の前記個人端末へ出力し、
    対応する前記会員の前記個人端末は、前記ポイント決済完了情報に基づいて、前記情報格納部に格納されている前記チャージ残高を、前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に更新する、
    ポイント決済装置。
  2. 請求項1に記載のポイント決済装置において、
    前記個人端末は、第1のセキュリティ管理部を備え、
    前記ポイント管理サーバは、第2のセキュリティ管理部を備え、
    前記ポイント決済が行われると、
    前記第2のセキュリティ管理部は、前記ポイント決済後の前記チャージ残高に関する前記情報を暗号化し、
    前記ポイント管理サーバは、暗号化された前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に関する前記情報を、対応する前記会員の前記個人端末へ出力し、
    暗号化された前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に関する前記情報が、対応する前記会員の前記個人端末に入力されると、
    対応する前記第1のセキュリティ管理部は、暗号化された前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に関する前記情報を復号し、
    対応する前記会員の前記個人端末は、復号された前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に関する前記情報に基づいて、前記情報格納部に格納されている前記チャージ残高を、前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に更新し、
    前記電子マネー決済が行われると、
    対応する前記第1のセキュリティ管理部は、前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報を暗号化し、
    対応する前記会員の前記個人端末は、暗号化された前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報を、前記ポイント管理サーバへ出力し、
    暗号化された前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報が、前記ポイント管理サーバに入力されると、
    前記第2のセキュリティ管理部は、暗号化された前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報を復号し、
    前記ポイント管理サーバは、復号された前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報に基づいて、対応する前記会員の前記チャージ残高を、前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に更新する、
    ポイント決済装置。
  3. 請求項2に記載のポイント決済装置において、
    前記チャージ残高に関する前記情報が、2次元コードで構成されており、
    前記第1のセキュリティ管理部及び前記第2のセキュリティ管理部は、前記2次元コードを複数の部分に分解し、分解したそれぞれの前記部分を数値化することにより前記チャージ残高に関する前記情報を暗号化し、数値化されたそれぞれの前記部分を元の前記部分に変換し、変換後のそれぞれの前記部分を結合して元の2次元コードを復元することにより、暗号化された前記チャージ残高に関する前記情報を復号する、
    ポイント決済装置。
  4. 請求項1に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイントに有効期限が設けられている場合、
    前記ポイント決済実行部は、前記有効期限が最も早い前記ポイントを消費する前記ポイント消費情報を生成する、
    ポイント決済装置。
  5. 請求項1に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイント決済実行部は、複数種類の前記ポイントを組み合わせた前記ポイント消費情報を生成する、
    ポイント決済装置。
  6. 請求項5に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイントに有効期限が設けられている場合、
    前記ポイント決済実行部は、前記有効期限が早い複数種類の前記ポイントを組み合わせた前記ポイント消費情報を生成する、
    ポイント決済装置。
  7. 請求項1に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイント決済実行部は、前記ポイント決済を実行すると、前記ポイント決済が実行されたことを示す情報を、対応する前記会員の前記会員ページへ表示させる、
    ポイント決済装置。
  8. 請求項1に記載のポイント決済装置において、
    対応する前記会員の前記個人端末から前記ポイント消費情報の拒絶の指示を受け取ると、前記ポイント決済実行部は、対応する前記会員に、消費する前記ポイントを選択させ、選択された前記ポイントに基づいた新たな前記ポイント消費情報を生成する、
    ポイント決済装置。
  9. 請求項1に記載のポイント決済装置において、
    前記電子マネー決済が行われると、
    前記個人端末は、前記電子マネー決済における決済金額を前記チャージ残高から減算して前記電子マネー決済後の前記チャージ残高を算出し、算出した前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報を含む電子マネー決済情報を前記ポイント管理サーバへ出力し、
    前記ポイント管理サーバは、前記電子マネー決済情報に基づいて、対応する前記会員の前記チャージ残高を、前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に更新する、
    ポイント決済装置。
  10. 請求項1に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイント管理サーバは、前記チャージ残高が所定の金額より少なくなると、対応する前記会員の前記個人端末へ、前記電子マネーチャージの実行を要求するチャージ要求情報を出力する、
    ポイント決済装置。
  11. 請求項1に記載のポイント決済装置において、
    前記個人端末は、近距離無線通信部を備え、前記近距離無線通信部を介した近距離無線通信により前記電子マネー決済を行う、
    ポイント決済装置。
  12. 請求項1に記載のポイント決済装置において、
    前記チャージ残高に関する前記情報が2次元コードで構成されている、
    ポイント決済装置。
  13. ポイントサービスの会員が所有し電子マネー決済を行う個人端末と、
    前記会員が保有する複数種類のポイント及び電子マネーのチャージ残高を、前記会員ごとに管理するポイント管理サーバと、
    前記個人端末へ電子マネーのチャージを行う電子マネーチャージ端末と、
    を備え、
    前記個人端末は、電子マネーの前記チャージ残高を格納する情報格納部を有し、
    前記ポイント管理サーバは、前記会員ごとの会員ページと、ポイント決済実行部と、を有し、
    前記個人端末は、電子マネーチャージを行うとき、前記会員を特定する会員情報及びチャージ金額を指定するチャージ金額情報を、電子マネーチャージ端末を介して前記ポイント管理サーバへ出力し、
    前記ポイント決済実行部は、入力された前記会員情報に基づいて、対応する前記会員が保有する前記ポイントのポイント残高を一覧にした保有ポイント情報を生成し、生成した前記保有ポイント情報及び前記チャージ金額情報に基づいて、前記チャージ金額に相当するポイント消費量を算出し、算出した前記ポイント消費量に関するポイント消費情報を、対応する前記会員の前記会員ページへ表示させ、対応する前記会員の前記会員ページへアクセスするためのアクセス情報を生成し、生成した前記アクセス情報を、前記電子マネーチャージ端末を介して、対応する前記会員の前記個人端末へ出力し、
    対応する前記会員の前記個人端末は、前記アクセス情報を取得すると、取得した前記アクセス情報に基づいて、対応する前記会員の前記会員ページへアクセスし、生成された前記ポイント消費情報を取得し、
    対応する前記会員の前記個人端末から前記ポイント消費情報の許諾の指示を受け取ると、前記ポイント決済実行部は、前記ポイント消費情報に基づいた前記チャージ金額のポイント決済を行い、前記ポイント決済された前記チャージ金額と、対応する前記会員の前記チャージ残高と、を合算した前記電子マネーチャージ後のチャージ残高を算出し、算出した前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に関する情報を含むポイント決済完了情報を、前記電子マネーチャージ端末を介して、対応する前記会員の前記個人端末へ出力し、
    対応する前記会員の前記個人端末は、前記ポイント決済完了情報に基づいて、前記情報格納部に格納されている前記チャージ残高を、前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に更新する、
    ポイント決済装置。
  14. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    前記個人端末は、第1のセキュリティ管理部を備え、
    前記ポイント管理サーバは、第2のセキュリティ管理部を備え、
    前記ポイント決済が行われると、
    前記第2のセキュリティ管理部は、前記ポイント決済後の前記チャージ残高に関する前記情報を暗号化し、
    前記ポイント管理サーバは、暗号化された前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に関する前記情報を、前記電子マネーチャージ端末を介して、対応する前記会員の前記個人端末へ出力し、
    暗号化された前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に関する前記情報が、対応する前記会員の前記個人端末に入力されると、
    対応する前記第1のセキュリティ管理部は、暗号化された前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に関する前記情報を復号し、
    対応する前記会員の前記個人端末は、復号された前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に関する前記情報に基づいて、前記情報格納部に格納されている前記チャージ残高を、前記電子マネーチャージ後の前記チャージ残高に更新し、
    前記電子マネー決済が行われると、
    対応する前記第1のセキュリティ管理部は、前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する情報を暗号化し、
    対応する前記会員の前記個人端末は、暗号化された前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報を、前記電子マネーチャージ端末を介して、前記ポイント管理サーバへ出力し、
    暗号化された前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報が、前記ポイント管理サーバに入力されると、
    前記第2のセキュリティ管理部は、暗号化された前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報を復号し、
    前記ポイント管理サーバは、復号された前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報に基づいて、前記会員の前記チャージ残高を、前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に更新する、
    ポイント決済装置。
  15. 請求項14に記載のポイント決済装置において、
    前記チャージ残高に関する前記情報が、2次元コードで構成されており、
    前記第1のセキュリティ管理部及び前記第2のセキュリティ管理部は、前記2次元コードを複数の部分に分解し、分解したそれぞれの前記部分を数値化することにより前記チャージ残高に関する前記情報を暗号化し、数値化されたそれぞれの前記部分を元の前記部分に変換し、変換後のそれぞれの前記部分を結合して元の2次元コードを復元することにより、暗号化された前記チャージ残高に関する前記情報を復号する、
    ポイント決済装置。
  16. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    前記個人端末は、第1の近距離無線通信部を備え、前記第1の近距離無線通信部を介した近距離無線通信により前記電子マネー決済を行う、
    ポイント決済装置。
  17. 請求項16に記載のポイント決済装置において、
    前記電子マネーチャージ端末は、第2の近距離無線通信部を備え、
    前記個人端末は、前記第1の近距離無線通信部と前記第2の近距離無線通信部との間で前記近距離無線通信を行うことにより、前記電子マネーチャージ端末を介した前記電子マネーチャージを行う、
    ポイント決済装置。
  18. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイントに有効期限が設けられている場合、
    前記ポイント決済実行部は、前記有効期限が最も早い前記ポイントを消費する前記ポイント消費情報を生成する、
    ポイント決済装置。
  19. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイント決済実行部は、複数種類の前記ポイントを組み合わせた前記ポイント消費情報を生成する、
    ポイント決済装置。
  20. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイントに有効期限が設けられている場合、
    前記ポイント決済実行部は、前記有効期限が早い複数種類の前記ポイントを組み合わせた前記ポイント消費情報を生成する、
    ポイント決済装置。
  21. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイント決済実行部は、前記ポイント決済を実行すると、前記ポイント決済が実行されたことを示す情報を、対応する前記会員の前記会員ページへ表示させる、
    ポイント決済装置。
  22. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    対応する前記会員の前記個人端末から前記ポイント消費情報の拒絶の指示を受け取ると、前記ポイント決済実行部は、対応する前記会員に、消費する前記ポイントを選択させ、選択された前記ポイントに基づいた新たな前記ポイント消費情報を生成する、
    ポイント決済装置。
  23. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    前記電子マネー決済が行われると、
    前記個人端末は、前記電子マネー決済における決済金額を前記チャージ残高から減算して前記電子マネー決済後の前記チャージ残高を算出し、算出した前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に関する前記情報を含む電子マネー決済情報を前記ポイント管理サーバへ出力し、
    前記ポイント管理サーバは、前記電子マネー決済情報に基づいて、対応する前記会員の前記チャージ残高を、前記電子マネー決済後の前記チャージ残高に更新する、
    ポイント決済装置。
  24. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイント管理サーバは、前記チャージ残高が所定の金額より少なくなると、対応する前記会員の前記個人端末へ、前記電子マネーチャージの実行を要求するチャージ要求情報を出力する、
    ポイント決済装置。
  25. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    前記チャージ残高に関する前記情報が2次元コードで構成されている、
    ポイント決済装置。
  26. 請求項13に記載のポイント決済装置において、
    前記ポイント決済実行部は、前記ポイント決済を実行すると、前記ポイント決済が実行されたことを示す情報を、前記電子マネーチャージ端末へ表示させる、
    ポイント決済装置。
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