JP5283884B2 - ポイント管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザが保有する金銭的価値を表すポイントを管理するシステムに関し、特に、ユーザ間におけるポイントの移転処理に関するものである。
商品の購入又はサービスの利用に応じて、ユーザにポイントを付与するサービスが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
付与されたポイントは、決済代金の全部又は一部として利用したりプレゼント等の特典と交換したりすることができるが、ユーザ間での移転は制限されている。
一方、リアルマネーとの等価交換により、ユーザに電子マネーを付与するサービスも知られている。交換の手段としては、金融機関の口座を利用するもの(例えば、特許文献1参照)や、クレジットカードを用いるもの(例えば、特許文献2参照)がある。
付与された電子マネーは、決済代金の全部又は一部として利用したりプレゼント等の特典と交換したりすることができるほか、いわゆるオープン・ループ型システムではユーザ間で移転することも可能である。
なお、電子マネー等をユーザ間で移転するしくみとして、電子メールを利用するものが知られている(例えば、特許文献3の「第2の実施形態」,特許文献4の「第一の送金処理」及び「第二の送金処理」,特許文献5の「第3実施形態」,特許文献6の「第2の実施の形態」参照)。
本発明も、ユーザ間での金銭的価値を表すポイントの移転に電子メールを利用する。
特開2006−053846号公報 特開2006−133857号公報 特開2004−272470号公報 特許第3929402号公報 特開2002−245248号公報 特開2002−197389号公報 楽天株式会社、"楽天スーパーポイント利用規約(楽天会員向け)"、[online]、2004年4月1日改定、インターネット<URL:http://point.rakuten.co.jp/doc/kiyaku.html>
本発明は、ユーザのポイントを管理するシステムにおいて、個人を特定し得る情報(例えば、氏名,ID,口座番号等)を相手方に伝えることなく、ユーザ間でポイントを安全に移転するしくみを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の一形態に係るポイント管理システムは、端末を介してアクセスするユーザ間において金銭的価値を表すポイントを移転するポイント管理システムであって、転ポイント数と、ポイントの移転を知らせるポイント移転通知メールの送信先メールアドレスと、ポイント送信元ユーザが設定した確認項目と、該確認項目に対する回答とを少なくとも含むポイント移転情報を、ポイント送信元ユーザの端末から受信して、ポイント移転情報記憶手段に格納するポイント移転情報受信手段と、移転ポイント数を受取るためのポイント受取ページを特定するURLを含むポイント移転通知メールを生成し、受信したポイント移転情報に含まれる送信先メールアドレス宛に送信するポイント移転通知メール送信手段と、ポイント送信元ユーザが設定し、ポイント移転通知メールに基づいてポイント受取側ユーザが認識した確認項目に対する回答を含む移転ポイントの受取情報を、該移転ポイントを受取る該ポイント受取側ユーザの端末から受信するポイント受取ページの応答受信手段と、受取情報を受信したとき、ポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取情報に対応するポイント移転情報をもとに、該受取情報に含まれる確認項目に対する回答が正しいか否かを判定する確認項目判定手段と、確認項目判定手段によって確認項目に対する回答が正しいと判定されたときに限りユーザが保有する利用可能なポイント数をユーザごとに記憶するポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取情報に対応するポイント移転情報の移転ポイント数の分を、ポイント数情報記憶手段に記憶しているポイント送信元ユーザの利用可能なポイント数から、ポイント受取側ユーザの利用可能なポイント数に移転するポイント移転手段と、を備える、ことを特徴とする。
また、別の形態に係るポイント管理システムでは、ポイント移転情報受信手段により受信したポイント移転情報に含まれる移転ポイント数を、ポイント数情報記憶手段に記憶しているポイント送信元ユーザの利用可能なポイント数から減算し、受取待ちのポイント数に加算するポイント確保手段と、ポイント送信元ユーザの端末からの要求に応じて、ポイント移転情報を入力するポイント移転情報入力ページを、該ポイント送信元ユーザの端末に送信するポイント移転情報入力ページ送信手段と、ユーザの端末からの、ポイント移転通知メールに記載されたURLにより特定されるポイント受取ページの送信要求に応じて、ポイント移転情報記憶手段より読み出した該送信要求に対応するポイント移転情報をもとにポイント受取ページを生成し、該ユーザの端末に送信するポイント受取ページ送信手段と、を更に備え、ポイント数情報記憶手段は、更に受取待ちのポイント数をユーザごとに記憶し、ポイント移転通知メール送信手段は、ポイント確保手段によって移転ポイント数のポイントが確保できたときにのみ、ポイント移転通知メールを生成してもよい。
前記ポイント管理システムにおいて、前記ポイントは、リアルマネーとの等価交換により発行されたポイントであり、前記ポイント確保手段は、リアルマネーとの等価交換により発行されたポイント以外のポイントを確保の対象外とすることを特徴としてもよい。
前記いずれかのポイント管理システムにおいて、さらに、ユーザが利用登録をしている会員であることを認証する会員認証手段を備え、前記ポイント送信元ユーザが会員でないとき、前記ポイント移転情報入力ページ送信手段は、前記ポイント移転情報入力ページを送信せず、前記ユーザが会員でないとき、前記ポイント受取ページ送信手段は、前記ポイント受取ページを送信しないことを特徴としてもよい。
前記いずれかのポイント管理システムにおいて、前記確認項目判定手段が前記受信した受取情報に含まれる確認項目の回答が正しくないと判定したとき、前記ポイント受取ページ送信手段は、前記ポイント受取ページを再度送信し、前記確認項目判定手段が前記受信した受取情報に含まれる確認項目の回答が正しくないと所定回数連続して判定したとき、前記ポイント受取ページ送信手段は、前記ポイント受取ページを送信しないことを特徴としてもよい。
前記いずれかのポイント管理システムにおいて、前記ポイント受取ページの応答受信手段は、前記ポイント受取ページを介して、さらに、前記確保されたポイントの受取辞退情報を、ポイント受取側ユーザの端末から受信し、前記ポイント受取ページの応答受信手段が前記受取辞退情報を受信したとき、前記ポイント移転手段は、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取辞退情報に対応するポイント移転情報の移転ポイント数を、前記ポイント数情報記憶手段に記憶している前記ポイント送信元ユーザの受取待ちのポイント数から減算し、利用可能なポイント数に加算することを特徴としてもよい。
前記いずれかのポイント管理システムにおいて、さらに、前記ポイント送信元ユーザの端末からの送信要求に応じて、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該送信要求に対応するポイント移転情報をもとにポイント移転情報閲覧ページを生成し、該ポイント送信元ユーザの端末に送信するポイント移転情報閲覧ページ送信手段と、前記ポイント移転情報閲覧ページを介して、前記ポイント移転通知メールの再送情報を、前記ポイント送信元ユーザの端末から受信するポイント移転情報閲覧ページの応答受信手段とを備え、前記ポイント移転情報閲覧ページの応答受信手段が前記再送情報を受信したとき、前記ポイント移転通知メール送信手段は、前記ポイント移転通知メールを再度送信することを特徴としてもよい。このとき、前記ポイント移転情報閲覧ページの応答受信手段は、前記ポイント移転情報閲覧ページを介して、さらに、前記ポイントの移転の取消情報を、前記ポイント送信元ユーザの端末から受信し、前記ポイント移転情報閲覧ページの応答受信手段が前記取消情報を受信したとき、前記ポイント移転手段は、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該取消情報に対応するポイント移転情報の移転ポイント数を、前記ポイント数情報記憶手段に記憶している前記ポイント送信元ユーザの受取待ちのポイント数から減算し、利用可能なポイント数に加算することを特徴としてもよい。また、前記ポイント移転情報記憶手段に記憶しているポイント移転情報は、さらに、ポイントの移転処理の進捗状況を示すステータス情報を含み、前記ポイント移転情報閲覧ページ送信手段は、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した前記ポイント移転情報閲覧ページの送信要求に対応するポイント移転情報のステータス情報をもとにポイントの受取が可能な状態か否かを判定し、ポイントの受取が可能な状態でないと判定したとき、前記ポイント移転情報閲覧ページを送信しないことを特徴としてもよい。
前記ポイント移転情報記憶手段に記憶しているポイント移転情報がポイントの移転処理の進捗状況を示すステータス情報を含むとき、前記ポイント管理システムにおいて、前記ポイント受取ページ送信手段は、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した前記ポイント受取ページの送信要求に対応するポイント移転情報のステータス情報をもとにポイントの受取が可能な状態か否かを判定し、ポイントの受取が可能な状態でないと判定したとき、前記ポイント受取ページを送信しないことを特徴としてもよい。このとき、前記ポイント移転情報受信手段は、前記受信したポイント移転情報に、さらに該ポイント移転情報を受信した受信日の情報を付加して前記ポイント移転情報記憶手段に格納し、前記ポイント移転通知メール送信手段は、前記ステータス情報をもとに前記ポイント移転情報記憶手段よりポイントの受取が可能な状態にあるポイント移転情報を読み出して、前記受信日の情報をもとに該ポイント移転情報の受信日から所定日数経過した日であるか否かを判定し、該ポイント移転情報の受信日から所定日数経過した日であると判定したとき、該ポイント移転情報に対応するポイント移転通知メールを再度送信することを特徴としてもよい。また、前記ポイント移転手段は、前記ステータス情報をもとに前記ポイント移転情報記憶手段よりポイントの受取が可能な状態にあるポイント移転情報を読み出して、前記受信日の情報をもとにポイントの受取期限が経過しているか否かを判定し、該受取期限が経過していると判定したとき、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取期限が経過していると判定したポイント移転情報の移転ポイント数を、前記ポイント数情報記憶手段に記憶している前記ポイント送信元ユーザの受取待ちのポイント数から減算し、利用可能なポイント数に加算することを特徴としてもよい。
前記いずれかのポイント管理システムにおいて、前記確認項目の回答は、前記ポイント送信元ユーザが選択した確認項目の区分と、該ポイント送信元ユーザが設定したその回答との組であることを特徴としてもよい。このとき、前記確認項目の区分は、前記ポイント送信元ユーザが設定した確認項目の区分であることを特徴としてもよい。
また、本発明の一形態に係るポイント移転方法は、端末を介してアクセスするユーザ間において金銭的価値を表すポイントを移転するポイントの移転方法であって、転ポイント数と、ポイントの移転を知らせるポイント移転通知メールの送信先メールアドレスと、ポイント送信元ユーザが設定した確認項目と、該確認項目に対する回答とを少なくとも含むポイント移転情報を、ポイント送信元ユーザの端末から受信して、ポイント移転情報記憶手段に格納するポイント移転情報受信ステップと、移転ポイント数を受取るためのポイント受取ページを特定するURLを含むポイント移転通知メールを生成し、受信したポイント移転情報に含まれる送信先メールアドレス宛に送信するポイント移転通知メール送信ステップと、ポイント送信元ユーザが設定し、ポイント移転通知メールに基づいてポイント受取側ユーザが認識した確認項目に対する回答を含む移転ポイントの受取情報を、該移転ポイントを受取る該ポイント受取側ユーザの端末から受信するポイント受取ページの応答受信ステップと、受取情報を受信したとき、ポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取情報に対応するポイント移転情報をもとに、該受取情報に含まれる確認項目に対する回答が正しいか否かを判定する確認項目判定ステップと、確認項目判定ステップにおいて、確認項目に対する回答が正しいと判定されたときに限りユーザが保有する利用可能なポイント数をユーザごとに記憶するポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取情報に対応するポイント移転情報の移転ポイント数の分を、ポイント数情報記憶手段に記憶しているポイント送信元ユーザの利用可能なポイント数から、ポイント受取側ユーザの利用可能なポイント数に移転するポイント移転ステップと、を備える、ことを特徴とする。
前記いずれかのポイント管理システムの各手段をコンピュータに機能として実現させるためのプログラムも本発明である。
本発明のシステムは、送信元ユーザに対し、送信先の情報として受取側ユーザが使用可能なメールアドレスのみを要求する一方で、ポイントの受取に必要な確認項目の区分とその回答を設定させることとしている。
また、本発明のシステムは、受取側のユーザに対し、ポイント受取ページのURL及び送信元ユーザが設定した確認項目の回答の双方を知っている場合に限り、ポイントを受取らせることとしている。
その結果、本発明のシステムを利用すれば、送信側ユーザと受取側ユーザとの間で、本人が敢えて入力した場合を除き、自己を特定するための情報(例えば、氏名,ID,口座番号等)を相手方に一切通知することなく、ポイントを安全に移転することが可能になる。
以降、本発明の実施形態の一例を、図1〜図30を参照して説明する。
本実施形態のシステムは、金銭的価値を表すポイントを総合的に管理するサービス(ポイント管理サービス)の一機能として、ユーザに対し、電子メールを利用して他のユーザにポイントを送信するサービス(ポイント送信サービス)を提供する。
前提として、ポイント管理サービスは、会員登録をしているユーザ(会員)を対象としている。
また、ポイント送信サービスを利用して送信可能なポイントは、リアルマネーとの等価交換により発行されたポイント(リアルマネーとの等価交換により自ら獲得したポイント及び他のユーザから移転されたポイント)に限定されているものとする。なお、説明に用いる図面中では、リアルマネーとの等価交換により発行されたポイントを「●●キャッシュ」という標章で表している。
ただし、これらは実施の一形態であり、サービス提供の対象者や送信可能なポイントの範囲は、適宜変更することができる。
例えば、ポイント管理サービスを未登録のユーザに提供してもよい。また、所定の店舗(例えば、仮想商店街に出店している店舗等)における商品等の購入に応じて獲得したポイントを送信可能としてもよい。
<本実施形態の説明>
(1.本実施形態のシステムの概要)
本実施形態のシステムの概要を、図1を用いて簡単に説明する。
以下の説明は、あるユーザA(送信元ユーザ)が、本実施形態のシステムを利用してポイント送信の連絡メールを送信することにより、自己のポイントを他のユーザB(受取側ユーザ)に移転する場合の例である。
(1−1.本実施形態のシステムの構成)
図1に示すように、本実施形態のシステムは、ポイント管理サービスを提供するポイント管理サーバ10,ポイントとリアルマネーとを等価交換する銀行システム20,仮想商店街サービスを管理・運営する仮想商店街管理システム30,送信元ユーザAの端末50a及び受取側ユーザBの端末50bにより構成される。
これらは、インターネット等の電気通信回線を通じたネットワーク40を介して相互に接続している。また、ポイント管理サーバ10は、専用線41を介して銀行システム20と、専用線42を介して仮想商店街管理システム30と、それぞれ接続している。
(1−2.本実施形態のシステムの特徴)
従来例との比較において、本実施形態のシステムは、下記(a)〜(c)の特徴を有する。
(a)送信元ユーザAは、ポイントの受取に必要な確認項目の区分とその回答を、より柔軟に設定することができる。
(b)ポイント送信の連絡メールの宛先に指定するメールアドレスは、受取側ユーザBが使用可能であれば十分であり、受取側ユーザBのメールアドレスとして登録されている必要がない。
(c)送信元ユーザA及び受取側ユーザBには、本人自身が敢えて入力した場合を除き、相手方を特定するための情報(例えば、氏名,ID,口座番号等)を一切通知しない。
上記の特徴により、本実施形態のシステムを利用すれば、送信元ユーザAは、個人情報等により受取側ユーザBを特定することなく、(ア)ポイント受取ページのURL(確認用URL)及び(イ)送信元ユーザAが設定した確認項目の回答の双方を知っている受取側ユーザBに、ポイントを受取らせることが可能となる。
一方、本実施形態のシステムがポイントの受取に際して要求する確認項目の回答は、ポイント移転の取引ごとに送信元ユーザが設定する一種のワンタイムパスワードであり、その性質上セキュリティ強度は比較的高いものである。しかも、その回答として送信元ユーザAと受取側ユーザBの共通の知識(例えば、ポイント移転の契機となった取引の注文番号,該取引に用いた当事者のハンドルネーム等)を設定すれば、相手方に予め通知しておく必要がなくなる。
このように、本実施形態のシステムは、当事者の匿名性を確保しつつ、金銭的価値を表すポイントを安全に移転することができる。
なお、本実施形態のシステムは、送信元ユーザAと受取側ユーザBとの間でシステム外の適当な手段(例えば、電子メール,ファクシミリ,手紙,電話等)により示し合わせた上で回答を設定するという利用態様にも対応することができる。
また、本実施形態のシステムは、送信元ユーザA及び受取側ユーザBの双方を把握し、取引の履歴を記録として残している。したがって、ポイントの送信に関連してユーザの間で万が一トラブルが発生したとしても、その記録をもとに解決を図ることができる。
(1−3.ポイント送信サービスの概略)
ポイント送信サービスは、(ア)送信元ユーザAによるポイントの送信及び(イ)受取側ユーザBによるポイントの受取の2段階の手順により、送信元ユーザAから受取側ユーザBへポイントを移転するサービスである。
なお、受取側ユーザBがポイントの受取申請をしない限り、ポイントは移転しない。したがって、送信の手順と受取の手順との間には連続性がない。
(ア)送信元ユーザAによるポイントの送信
送信元ユーザAは、ユーザ端末50aを操作してポイント管理サービスにログインし、ポイントの受取に必要な確認項目の回答を設定した上で、受取側ユーザBがユーザ端末50bを用いて使用可能なメールアドレス宛にポイント送信の連絡メールを送信すべき旨をポイント管理サーバ10に申請する。
送信の申請を受付けたポイント管理サーバ10は、確認用URLを記載したポイント送信の連絡メールを生成し、上記メールアドレス宛に送信する。
(イ)受取側ユーザBによるポイントの受取
受取側ユーザBは、ユーザ端末50bを操作して、受信したポイント送信の連絡メールに記載されている確認用URLにより特定されるポイント受取ページをポイント管理サーバ10に要求し、会員であることの認証を経て、送信元ユーザAが設定した確認項目に回答した上で、ポイントの受取をポイント管理サーバ10に申請する。
受取の申請を受付けたポイント管理サーバ10は、送信元ユーザAのポイント口座に確保されている指定数の受取待ちポイントを、受取側ユーザBのポイント口座に移転する。
(1−4.ポイント管理サービスの概略)
ポイント管理サービスは、リアルマネーとの等価交換により獲得したポイントだけでなく、「所定の店舗における商品等の購入により獲得したポイント」を含むすべてのポイントの獲得・利用を管理するサービスである。
ポイントの獲得・利用の主要な態様を、図1を用いて例示する。以下は、いずれもユーザが自己のユーザ端末を操作して行なうものである。
なお、ポイント管理サービスでは、ポイント口座という単位で会員のポイントを管理している。
(a)獲得
・ポイント管理サーバ10を利用したポイント送信により、他のユーザから送信されたポイントを受取り、ポイント口座に蓄積する。
・銀行システム20で管理されている預金口座からの引落しにより、リアルマネーと等価交換されたポイントをポイント口座にチャージする。
・仮想商店街管理システム30に出店している所定の加盟店で商品等を購入することにより、購入金額に応じたポイントをポイント口座に蓄積する。
(b)利用
・ポイント管理サーバ10を利用して、ポイント口座にチャージしたポイント又は他のユーザから移転されたポイントを他のユーザに送信する。
・銀行システム20を利用して、ポイント口座にチャージしたポイント又は他のユーザから移転されたポイントの一部又は全部を一定額のリアルマネーに換金する。
・仮想商店街管理システム30を利用して、所定の加盟店における商品等の購入の代金の一部又は全部として、ポイント口座にチャージし又は蓄積したポイントを支払う。
(2.本実施形態のシステムの詳細)
本実施形態のシステムの構成を、図1及び図2を用いて詳細に説明する。
ここでは、ポイントの送信に必要な部分を中心に説明する。銀行システム20及び仮想商店街管理システム30は、いずれもポイントの移転処理には関係がないので、詳細な説明を割愛する。
(2−1.ポイント管理サーバ)
図1において、ポイント管理サーバ10は、会員が保有するポイントを総合的に管理するサーバである。ここでは、ポイント送信サービスの提供に必要な部分を説明する。
なお、ポイント管理サーバ10は、Webページを生成・送信する機能を有し、ユーザ端末50a,ユーザ端末50b等からの要求に応じて、Webページを生成し送信することができる。また、ポイント管理サーバ10は電子メールを送信する機能を有し、ユーザ端末50a,ユーザ端末50b等に対して、電子メールを送信することができる。
(2−2.口座情報データベース)
図1において、口座情報データベース11は、本実施形態のシステムが提供するポイント管理サービスを利用する会員のポイント口座の情報(以下、「口座情報」という。)を記憶しているデータベースである。ここでは、ポイント管理サービスの一機能であるポイント送信サービスの提供に必要な部分のみを説明する。
なお、本実施形態においては、口座情報データベース11をポイント管理サーバ10に内蔵された記憶装置に構築しているが、記憶している情報の読出しが可能であれば他の独立した記憶装置に構築してもよい。
図2(a)に、口座情報の主要な項目を示す。
図2(a)において、「会員ID」は、会員に一意の識別情報である。「パスワード」は、その会員の認証に用いるパスワードである。「メールアドレス」は、その会員が使用するメールアドレスであり、ポイント送信サービスの各段階においてポイント管理サーバ10から送信される確認メール又は連絡メールの送信先となる。
同じく図2(a)において、「利用可能ポイント数」は、その会員が保有する利用可能なポイント(リアルマネーとの等価交換により発行された送信対象となるポイント)の総数であり、商品等の購入に応じて蓄積されたポイントと区別して管理している。「受取待ちポイント数」は、その会員が他のユーザに送信したポイントのうち受取手続が完了していないポイント数であり、その会員自身が利用することはできない。
同じく図2(a)において、「取引履歴」は、その会員が過去に行なったポイントに関する取引の履歴であり、後述の取引情報に付与されている取引番号が記録されている。「会員情報」は、その会員の個人情報(例えば、氏名,性別,住所,電話番号等)である。
なお、会員の認証(ログイン)には、口座情報の項目のうち「会員ID」及び「パスワード」を用いる。
(2−3.取引情報データベース)
図1に戻り、取引情報データベース12は、本実施形態のシステムが提供するポイント管理サービスを利用して行なったポイントに関する取引の情報(以下、「取引情報」という。)を記憶しているデータベースである。
ここでは、ポイント管理サービスの一機能であるポイント送信サービスの提供に必要な部分として、ポイントの送信段階の取引に係る取引情報(以下、「送信取引情報」という。)と、ポイントの受取段階の取引に係る取引情報(以下、「受取取引情報」という。)とを、各別に説明する。
なお、本実施形態においては、取引情報データベース12をポイント管理サーバ10に内蔵された記憶装置に構築しているが、記憶している情報の読出しが可能であれば他の独立した記憶装置に構築してもよい。また、送信取引情報と受取取引情報とは、1つの情報(例えば、移転取引情報)としてまとめて管理してもよい。
(a)送信取引情報
図2(b)に、送信取引情報の主要な項目を示す。
図2(b)において、「取引番号」は、ポイント管理サービスを利用した送信段階の取引に一意の識別情報である。この取引番号は、「[識別子]−[年月日(yyyymmdd)]−[識別番号]」の形式で付与される。識別子としては、例えば、ポイントの補充サービス(チャージ)に「1」,ポイントの送信サービス(ギフト)に「2」,ポイントの換金サービスに「3」を割り当てる。年月日は、ポイントの送信日(後述するポイント送信の申請情報の受信日)を表す。識別番号は、すべての取引情報に一意の番号である。「対応取引番号」は、その送信段階の取引に対応する受取段階の取引の取引番号であり、送信取引情報に受取取引情報を紐付けている。
同じく、図2(b)において、「送信元会員ID」は、その送信段階の取引を行なった会員のIDであり、送信取引情報に口座情報を紐付けている。「送信先メールアドレス」は、その送信段階の取引において指定されたポイント送信の連絡メールの送信先メールアドレスである。「取引ポイント数」は、その送信段階の取引で送信されたポイントの合計数であり、所定の手数料及び消費税が含まれる。「手数料等負担者区分」は、その送信段階の取引に課される手数料(消費税を含む)の負担者を示す区分(「送信元」又は「受取先」)である。
同じく、図2(b)において、「確認項目区分」は、その送信段階の取引で送信されたポイントの受取に必要な確認項目の区分(本実施形態においては、「受取人氏名」,「受注番号」,「受取人携帯電話番号」)であり、送信元ユーザがいずれか一区分を選択する。「確認項目回答」は、その送信段階の取引で送信されたポイントの受取に必要な確認項目に対する回答であり、送信元ユーザが設定する。
同じく、図2(b)において、「送信元メッセージ」は、その送信段階の取引に関して受取側ユーザに宛てたメッセージであり、送信元ユーザが入力する。「送信ステータス」は、その送信段階の取引の進捗状況を示す区分(本実施形態においては、「受取待ち」,「受取完了」,「受取辞退」,「送信取消」,「差戻し」)であり、初期値を「受取待ち」とする。
(b)受取取引情報
図2(c)に、受取取引情報の主要な項目を示す。
図2(c)において、「取引番号」は、ポイント管理サービスを利用した受取段階の取引に一意の識別情報である。形式は、送信取引情報の「取引番号」(図2(b))と同じである。「対応取引番号」は、その受取段階の取引に対応する送信段階の取引に付与されている取引番号であり、受取取引情報に送信取引情報を紐付けている。
同じく、図2(c)において、「受取側会員ID」は、その受取段階の取引を行なった会員のIDであり、受取取引情報に口座情報を紐付けている。「受取側メッセージ」は、その受取段階の取引に関して送信元ユーザに宛てたメッセージであり、受取側ユーザが入力する。「受取ステータス」は、その受取段階の取引の結果を示す区分(本実施形態においては、「受取」又は「辞退」)である。
(2−4.銀行システム)
図1に戻り、銀行システム20は、リアルマネーとポイントとの交換処理(チャージ及び換金)を行なう銀行のシステムである。銀行システム20は、専用線41を介してポイント管理サーバ10と接続しており、リアルマネーとポイントとの交換処理に関してポイント管理サーバ10と連携している。また、銀行システム20とポイント管理サーバ10との間では、データを暗号化して送受信している。
なお、本実施形態では、ポイント管理サーバ10と銀行システム20は専用線41を介して接続しているが、暗号化等によりデータを安全に送受信することができる限り、インターネット等のネットワーク40を介して接続してもよい。
(2−5.仮想商店街管理システム)
図1において、仮想商店街管理システム30は、会員と加盟店との間における商品等の売買取引を管理・運営する仮想商店街サービスを提供するシステムである。仮想商店街管理システム30は、専用線42を介してポイント管理サーバ10と接続しており、受注・決済等の管理処理に関してポイント管理サーバ10と連携している。また、仮想商店街管理システム30とポイント管理サーバ10との間では、データを暗号化して送受信している。
なお、本実施形態では、ポイント管理サーバ10と仮想商店街管理システム30は専用線42を介して接続しているが、暗号化等によりデータを安全に送受信することができる限り、インターネット等のネットワーク40を介して接続してもよい。
(2−6.ユーザ端末)
ユーザ端末50aは、ポイント送信サービスを利用してポイントを送信する送信元ユーザAが用いる端末である。一方、ユーザ端末50bは、ポイント送信サービスを利用してポイントを受取る受取側ユーザBが用いる端末である。本実施形態において、ユーザ端末50a及びユーザ端末50bは、いずれも通信機能を有する端末(例えば、パソコン等)である。
ユーザ端末50a及びユーザ端末50bは、いずれもブラウザを有しており、インターネット等のネットワーク40を介してポイント管理サーバ10に接続することにより、ポイントの送信又は受取を申請することができる。また、ユーザ端末50a及びユーザ端末50bは、いずれもメーラを有しており、ポイント管理サーバ10が送信した電子メールを受信することができる。
(3.ポイントの送信手順)
ポイントの送信手順を、図3のシーケンス図及び図4〜図7のページ・メールの例を用いて詳細に説明する。
以下の説明は、送信元ユーザAがユーザ端末50aを操作して、ユーザ端末50bを使用する受取側ユーザBにポイントを送信する場合の例である。
なお、図3のシーケンス図は、送信元ユーザAがポイント管理サービスにログインし、トップページにおいてポイント送信機能を選択した後の流れを示している。送信元ユーザAがポイント管理サービスのトップページにおいてポイント送信機能を選択すると、ユーザ端末50aはポイント管理サーバ10にポイントの送信に必要な項目の入力ページを要求する。
また、図3には、参照すべき他の図面の番号を示している。
(3−1.必要項目の入力)
図3に示すように、入力ページの要求を受けると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50aにポイントの送信に必要な項目の入力ページを送信し、送信元ユーザAにポイントの送信に必要な項目を入力させる(S305)。
ユーザ端末50aが上記入力ページを受信すると、送信元ユーザAは、該ページの所定欄にポイントの送信に必要な項目を入力する。また、ポイントの受取に必要となる確認項目の回答を設定し、メッセージとともに入力する。入力された情報は、ユーザ端末50aからポイント管理サーバ10に送信される。
図4に、ポイントの送信に必要な項目の入力ページを例示する。
入力ページ400は、ポイント管理サービスのトップページにおいて、「ポイントを送る」と表示されているボタン等のクリックによりポイントの送信機能が選択されたときに、ポイント管理サーバ10からユーザ端末50aに送信されるページである。
入力ページ400は、進捗状況表示欄410,保有ポイント数表示欄420,送信情報選択・入力欄430及びボタン440により構成される。
進捗状況表示欄410には、ポイント送信手順の進捗状況を表示する。ここでは、「(1)必要項目入力」を強調して表示する。
保有ポイント数表示欄420には、送信元ユーザAが保有するポイントの総数を表示する。
送信情報選択・入力欄430では、ポイントの送信に関する情報を選択・入力させる。
指定欄432では、受取側ユーザBに送信するポイントの数を、所定の選択肢から選択させ、又は50ポイント〜送信可能ポイント数(表示欄431に表示されているポイント数)の範囲内において1ポイント単位で入力させる。なお、表示欄431に表示する送信可能ポイント数は、送信元ユーザAの口座情報の「利用可能ポイント数」を基準とし、所定の上限数,下限数(例えば、1月あたりの送信上限数,1回あたりの送信上限数・送信下限数等)を考慮した数とする。
入力欄433には、受取側ユーザBが使用可能なメールアドレスを入力させる。受取側ユーザBのメールアドレスとして登録されているか否かを問わない。
選択欄434aでは、確認項目の区分として「受取人氏名」,「受注番号」,「受取人携帯電話番号」のいずれかを選択させる。
入力欄434bには、確認項目の回答として送信元ユーザAが任意に設定した文字列を入力させる。回答の内容は、現実を正しく反映していない仮のものも許容する。「受取人氏名」の場合は全角カナのみ、「受注番号」の場合は半角英数字、「受取人携帯電話番号」の場合は半角数字のみを許容し、いずれも全角50文字に相当する文字数内で入力させる。
入力欄435には、ポイントの送信に関して送信元ユーザAが受取側ユーザBに伝達するメッセージを入力させる。例えば、送信の経緯や内容を入力させることで、ポイント送信の送り状のように使用させる。この入力欄435に、確認項目の回答のヒント等を入力してもよい。全角255文字以内で入力させる。
入力欄436には、送信元ユーザAが設定した任意の文字列を入力させる。送信元氏名は、ハンドルネーム等のニックネームも許容する。全角171文字以内で入力させる。
選択欄437では、手数料負担者の区分として「送信元負担」又は「受取先負担」を選択させる。
入力ページ400において、制限された範囲内ですべての項目を選択・入力し、「確認画面へ」と表示されているボタン440をクリックすると、選択・入力された情報がポイント管理サーバ10に送信される。
(3−2.入力内容の確認)
図3に戻り、入力された情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50aにポイントの送信の確認ページを送信し、送信元ユーザAに入力内容を確認させる(S310)。
ユーザ端末50aが上記確認ページを受信すると、送信元ユーザAは、入力内容を確認するとともに、パスワードを入力する。確認及び入力された情報は、ポイント送信の申請情報としてユーザ端末50aからポイント管理サーバ10に送信される。
図5に、ポイントの送信の確認ページを例示する。
確認ページ500は、入力ページ400(図4)において、図示したとおりに各項目が入力され、「確認画面へ」と表示されているボタン440がクリックされたときに、ユーザ端末50aに送信されるページである。
確認ページ500は、進捗状況表示欄510,保有ポイント数表示欄520,送信情報確認・入力欄530及びボタン540により構成される。
進捗状況表示欄510には、ポイント送信手順の進捗状況を表示する。ここでは、「(2)入力内容確認」を強調して表示する。
保有ポイント数表示欄520には、送信元ユーザAが保有するポイントの総数を表示する。表示する内容は、保有ポイント数表示欄420(図4)と同じである。
送信情報確認・入力欄530には、送信情報選択・入力欄430(図4)で選択・入力させた内容を表示する。なお、欄431〜欄437は、それぞれ欄531〜欄537に対応している。
表示欄538には、送信段階の取引に利用されるポイントの総数を表示する。選択欄437(図4)において「送信元負担」が指定されている場合、指定欄432(図4)で指定された送信ポイント数と、手数料として支払うポイント数との合算値を表示する。
入力欄539には、確認のため送信元ユーザAの会員パスワードを入力させる。
確認ページ500において、送信元ユーザAの会員パスワードを入力し、「確定する」と表示されているボタン540をクリックすると、確認・入力された情報がポイント管理サーバ10に送信される。
(3−3.送信申請の受付)
図3に戻り、ポイント送信の申請情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50aにポイントの送信の完了ページを送信し、送信元ユーザAにポイント送信の申請を受付けた旨及び取引番号を通知する(S315)。
ユーザ端末50aが上記完了ページを受信すると、送信元ユーザAは、表示内容を確認する。送信元ユーザAによるポイント送信の申請手続はここで終了する。
図6に、ポイントの送信の完了ページを例示する。
完了ページ600は、確認ページ500(図5)において、「確定する」と表示されているボタン540がクリックされたときに、ユーザ端末50aに送信されるページである。
完了ページ600は、進捗状況表示欄610,保有ポイント数表示欄620,取引番号表示欄630及び送信情報表示欄640により構成される。
進捗状況表示欄610には、ポイント送信手順の進捗状況を表示する。ここでは、「(3)申請手続完了」を強調して表示する。
保有ポイント数表示欄620には、送信元ユーザAが保有するポイントの総数を表示する。ここでは、送信前の保有ポイント数から、表示欄538(図5)に表示した送信段階の取引に利用されるポイントの総数を差引いたポイント数を表示する。
取引番号表示欄630には、ポイント送信の申請を受付けた旨とともに、その送信段階の取引に付与された取引番号を表示する。
送信情報表示欄640には、その送信段階の取引に関する情報を表示する。
(3−4.取引情報の生成)
図3に戻り、ユーザ端末50aに完了ページを送信すると、ポイント管理サーバ10は、送信元ユーザAに通知した取引番号をキーとして送信取引情報を生成する(S320)。送信取引情報の主要な項目は、図2(b)に示すとおりである。
ここでは、生成した送信取引情報の「対応取引番号」は空のままとする。
(3−5.口座情報の更新)
続いて、ポイント管理サーバ10は、前の処理(S320)で生成した送信取引情報をもとに、送信元ユーザAの口座情報を更新する(S325)。口座情報の主要な項目は、図2(a)に示すとおりである。
ここでは、もとになる送信取引情報の「取引ポイント数」と同数のポイントを送信元ユーザAの口座情報の「利用可能ポイント数」から減算するとともに、同じく「取引ポイント数」と同数のポイントを送信元ユーザAの口座情報の「受取待ちポイント数」に加算することで、ポイントの送信枠を確保する。また、もとになる送信取引情報の「取引番号」を送信元ユーザAの口座情報の「取引履歴」に追加することで、送信元ユーザAの口座情報に送信取引情報を紐付ける。
なお、もとになる送信取引情報の「手数料負担者区分」が「受取先」である場合には、「取引ポイント数」から手数料及び消費税の合計額に相当するポイント数を控除したポイント数を送信枠として確保する。
(3−6.ポイント送信の通知・送信完了の通知)
以上の処理が完了すると、ポイント管理サーバ10は、確認用URL等が記載されたポイント送信の連絡メールをユーザ端末50bに送信し、送信元ユーザAからポイントが送信された旨を受取側ユーザBに通知する(S330a)。
同時に、ポイント管理サーバ10は、送信段階の取引の取引番号等が記載されたポイント送信の確認メールをユーザ端末50aに送信し、ポイント送信が完了した旨を送信元ユーザAに通知する(S330b)。
なお、確認用URLには、送信取引情報に対応するパラメータ(例えば、暗号化された送信取引情報等)が含まれている。そのため、ポイント受取ページの要求を受けたポイント管理サーバ10は、該URLから対応する送信取引情報を特定し、ポイント受取ページを生成することができる。
図7(a)に、ポイント送信の連絡メールを例示する。連絡メール700aは、ポイント管理サーバ10から受取側ユーザBのユーザ端末50bに送信されるメールである。
連絡メール700aは、宛先欄710a,件名欄720a及び本文欄730aにより構成される。
宛先欄710aの宛先は、入力欄433(図4)に入力させた受取側ユーザBのメールアドレスとする。
件名欄720aには、ポイントが送信された旨を判別しやすい件名を記載する。
本文欄730aには、ポイントが送信された旨(731a),会員登録をすればポイントの受取が可能になる旨(732a),確認用URL(733a)等を記載する。
図7(b)に、ポイント送信の確認メールを例示する。確認メール700bは、ポイント管理サーバ10から送信元ユーザAのユーザ端末50aに送信されるメールである。
確認メール700bは、宛先欄710b,件名欄720b及び本文欄730bにより構成される。
宛先欄710bの宛先は、送信元ユーザAの口座情報の「メールアドレス」とする。
件名欄720bには、ポイント送信の確認である旨を判別しやすい件名を記載する。
本文欄730bには、ポイントの送信が完了した旨(731b),取引番号(732b)等を記載する。
(4.ポイントの受取手順)
ポイントの受取手順を、図8のシーケンス図及び図9〜図13のページ・メールの例を用いて詳細に説明する。
以下の説明は、受取側ユーザBがユーザ端末50bを操作して、送信元ユーザAから送信されたポイントを受取る場合の例である。
なお、図8のシーケンス図は、受取側ユーザBがユーザ端末50bを操作して送信元ユーザAから送信されたポイント送信の連絡メールに記載されている確認用URLを指定してポイント管理サーバ10にアクセスした後の流れを示している。また、図8には、参照すべき他の図面の番号を示している。
(4−1.受取側ユーザの認証)
図8に示すように、ユーザ端末50bからアクセスがあると、ポイント管理サーバ10は、受取側ユーザBを認証するログインページをユーザ端末50bに送信し、ポイントの受取人となるべき受取側ユーザBが会員登録をしている会員であることを認証する(S805)。
ユーザ端末50bが上記ログインページを受信すると、受取側ユーザBは、会員ID及びパスワードを入力する。入力された情報は、認証要求の応答としてユーザ端末50bからポイント管理サーバ10に送信される。
図9に、ポイントの受取側のユーザを認証するログインページを例示する。
ログインページ900は、受取側ユーザBがユーザ端末50bを操作して送信元ユーザAから送信されたポイント送信の連絡メールに記載されている確認用URLを指定してポイント管理サーバ10にアクセスしたときに、ユーザ端末50bに送信されるログインページである。
ログインページ900は、進捗状況表示欄910,認証要求選択欄920及び会員登録要求選択欄930により構成される。
進捗状況表示欄910には、ポイント受取手順の進捗状況を表示する。ここでは、「(1)認証」を強調して表示する。
認証要求選択欄920には、ポイント受取に際しての注意事項等を表示する。受取側ユーザBが入力欄921に会員IDを、入力欄922に会員パスワードをそれぞれ入力し、「次へ」と表示されているボタン923をクリックすると、認証要求の応答がポイント管理サーバ10に送信される。
会員登録要求選択欄930には、会員登録の募集文等を表示する。受取側ユーザBが「ご登録はこちら(無料)」と表示されているボタン931をクリックすると、会員登録要求の応答がポイント管理サーバ10に送信され、所定の会員登録処理が開始される。
(4−2.回答の入力・受取の選択)
図8に戻り、認証要求の応答を受信すると、ポイント管理サーバ10は、受取側ユーザBが会員であることを認証した上で、ユーザ端末50bにポイントの受取/辞退の選択ページを送信し、受取側ユーザBにポイントの受取/辞退を選択させる(S810)。
ポイントを受取る場合、ユーザ端末50bが上記選択ページを受信すると、受取側ユーザBは、確認項目の回答を入力し、ポイントの受取を選択する。入力された確認項目の回答は、ポイント受取の選択情報としてユーザ端末50bからポイント管理サーバ10に送信される。
図10に、ポイントの受取/辞退の選択ページを例示する。
選択ページ1000は、ログインページ900(図9)において、入力欄921に会員ID、入力欄922に会員パスワードがそれぞれ適切に入力された上で、「次へ」と表示されているボタン923がクリックされたときに、ポイント管理サーバ10からユーザ端末50bに送信されるページである。
選択ページ1000は、進捗状況表示欄1010,送信情報表示欄1020,受取情報入力欄1030並びにボタン1040a及びボタン1040bにより構成される。
進捗状況表示欄1010には、ポイント受取手順の進捗状況を表示する。ここでは、「(2)受取/辞退 選択」を強調して表示する。
送信情報表示欄1020には、ポイントの送信に関する情報を表示する。
受取情報入力欄1030には、ポイントの受取りに関する情報を入力させる。
入力欄1031には、上段に表示した確認項目の区分にしたがい、下段にその回答を入力させる。辞退の場合には入力を求めない。
入力欄1032には、ポイントの受取に関して受取側ユーザBが送信元ユーザAに伝達するメッセージを入力させる。例えば、ポイントの送信に対するお礼や辞退の理由等を入力させる。全角255文字以内で入力させる。
選択ページ1000において、制限された範囲内ですべての項目を入力し、「規約に同意して受取る」と表示されているボタン1040aをクリックすると、入力された情報を含むポイント受取の選択情報がポイント管理サーバ10に送信される。
一方、選択ページ1000において、「辞退する」と表示されているボタン1040bをクリックすると、入力された情報を含むポイント受取辞退の選択情報がポイント管理サーバ10に送信される。
(4−3.受取内容の確認)
図8に戻り、ポイント受取の選択情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、確認項目の回答が正しいことを確認した上で、ユーザ端末50bにポイントの受取の確認ページを送信し、受取側ユーザBに受取内容を確認させる(S815)。
ユーザ端末50bが上記確認ページを受信すると、受取側ユーザBは、送信者の氏名や送信されたポイントの数等を確認し、ポイントの受取を申請する。ポイント受取の申請情報は、ユーザ端末50bからポイント管理サーバ10に送信される。
図11に、ポイントの受取の確認ページを例示する。
確認ページ1100は、選択ページ1000(図10)において、図示したとおりに各項目が入力され、「規約に同意して受取る」と表示されているボタン1040aがクリックされたときに、ポイント管理サーバ10からユーザ端末50bに送信されるページである。
確認ページ1100は、進捗状況表示欄1110,送信情報表示欄1120,受取情報表示欄1130並びにボタン1140a及びボタン1140bにより構成される。
進捗状況表示欄1110には、ポイント受取手順の進捗状況を表示する。ここでは、「(3)入力内容確認」を強調して表示する。
送信情報表示欄1120には、ポイントの送信に関する情報を表示する。
受取情報表示欄1130には、ポイントの受取に関する情報を表示する。
確認ページ1100において、「受取確定する」と表示されているボタン1140aをクリックすると、確認された情報を含むポイント受取の申請情報がポイント管理サーバ10に送信される。
一方、確認ページ1100において、「戻る」と表示されているボタン1140bをクリックすると、選択ページ1000(図10)に戻る。
(4−4.受取申請の受付)
図8に戻り、ポイント受取の申請情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50bにポイントの受取の完了ページを送信し、受取側ユーザBにポイント受取の申請を受付けた旨及び取引番号を通知する(S820)。
ユーザ端末50bが上記完了ページを受信すると、受取側ユーザBは、表示内容を確認する。受取側ユーザBによるポイント受取の申請手続はここで終了する。
図12に、ポイントの受取の完了ページを例示する。
完了ページ1200は、確認ページ1100(図11)において、「受取確定する」と表示されているボタン1140aがクリックされたときに、ポイント管理サーバ10からユーザ端末50bに送信されるページである。
完了ページ1200は、進捗状況表示欄1210,取引番号表示欄1220,送信情報表示欄1230及び受取情報表示欄1240により構成される。
進捗状況表示欄1210には、ポイント受取手順の進捗状況を表示する。ここでは、「(4)申請手続完了」を強調して表示する。
取引番号表示欄1220には、ポイント受取の申請を受付けた旨とともに、その受取段階の取引に付与された取引番号を表示する。
送信情報表示欄1230には、ポイントの送信に関する情報を表示する。
受取情報表示欄1240には、ポイントの受取に関する情報を表示する。
(4−5.受取取引情報の生成)
図8に戻り、ユーザ端末50bに完了ページを送信すると、ポイント管理サーバ10は、受取側ユーザBに通知した取引番号をキーとして受取取引情報を生成する(S825)。受取取引情報の主要な項目は、図2(c)に示すとおりである。
ここでは、「対応取引番号」に、対応する送信取引情報の取引番号を入力する。また、「受取ステータス」を「受取」とする。
なお、この受取取引情報の生成処理(S825)に伴い、その対応する送信取引情報の「対応取引番号」にも、ここ(S825)で生成した受取取引情報の取引番号を入力する。
(4−6.口座情報の更新)
続いて、ポイント管理サーバ10は、前の処理(S825)で生成した受取取引情報に紐付けられている送信取引情報をもとに、送信元ユーザA及び受取側ユーザBの口座情報を更新する(S830)。口座情報の主要な項目は、図2(a)に示すとおりである。
ここでは、もとになる送信取引情報の「取引ポイント数」と同数のポイントを送信元ユーザAの口座情報の「受取待ちポイント数」から減算するとともに、同じく「取引ポイント数」と同数のポイントを受取側ユーザBの口座情報の「利用可能ポイント数」に加算することで、ポイントを移転する。また、前の処理(S825)で生成した受取取引情報に付与されている取引番号を、受取側ユーザBの口座情報の「取引履歴」に追加する。
なお、もとになる送信取引情報の「手数料負担者区分」が「受取先」である場合には、「取引ポイント数」から手数料及び消費税の合計額に相当するポイント数を控除したポイント数を移転することとする。
(4−7.受取完了の通知)
以上の処理が完了すると、ポイント管理サーバ10は、送信取引情報の取引番号等が記載されたポイント受取の確認メールをユーザ端末50bに送信し、ポイント受取が完了した旨を受取側ユーザBに通知する(S835a)。
同時に、ポイント管理サーバ10は、送信取引情報の取引番号等が記載されたポイント受取の連絡メールをユーザ端末50aに送信し、ポイント受取が完了した旨を送信元ユーザAに通知する(S835b)。
図13(a)に、ポイント受取の確認メールを例示する。確認メール1300aは、ポイント管理サーバ10から送信取引情報の送信先メールアドレス宛に送信されるメールであり、ここではポイントを受け取った受取側ユーザBが受信する。
確認メール1300aは、宛先欄1310a,件名欄1320a及び本文欄1330aにより構成される。
宛先欄1310aの宛先は、送信取引情報の「送信先メールアドレス」(送信元ユーザAが入力欄433(図4)に入力した受取側ユーザBのメールアドレス)とする。
件名欄1320aには、ポイント受取の確認である旨を判別しやすい件名を記載する。
本文欄1330aには、ポイントの受取が完了した旨(1331a),送信取引情報の取引番号(1332a)等を記載する。その他、本文欄1330aには、受取取引情報の取引番号を併記してもよい。
図13(b)に、ポイント受取の連絡メールを例示する。連絡メール1300bは、ポイント管理サーバ10から送信元ユーザAのユーザ端末50aに送信されるメールである。
連絡メール1300bは、宛先欄1310b,件名欄1320b及び本文欄1330bにより構成される。
宛先欄1310bの宛先は、送信元ユーザAの口座情報の「メールアドレス」とする。
件名欄1320bには、ポイント受取の連絡である旨を判別しやすい件名を記載する。
本文欄1330bには、ポイントの受取が完了した旨(1331b),送信取引情報の取引番号(1332b)等を記載する。
(5.受取側ユーザのアクションに対応する処理)
ポイント送信後の受取側ユーザのアクションに対応するサーバの処理を、図14のフローチャート並びに図9〜図13及び図15〜図19のページ・メールの例を用いて詳細に説明する。
以下の説明は、受取側ユーザBによる下記(a)及び(b)の手続に対応してポイント管理サーバ10が行なう処理の例である。
(a)ポイントの受取の申請手続
(b)ポイントの受取の辞退の申請手続
なお、図14のフローチャートは、図8のシーケンス図と同様に、受取側ユーザBがユーザ端末50bを操作して、送信元ユーザAから送信されたポイント送信の連絡メールに記載されている確認用URLをもとにポイント管理サーバ10にアクセスした後の流れを示している。
また、図14には、参照すべき他の図面の番号を示している。さらに、図8のシーケンス図に示した処理と同一の処理には同一の符号を付しており、詳細な説明を省略している。
(5−1.受取側ユーザの認証・新規会員登録)
図14に示すように、ユーザ端末50bからアクセスがあると、ポイント管理サーバ10は、受取側ユーザBを認証するログインページ(例えば、ログインページ900(図9))をユーザ端末50bに送信し、ポイントの受取人となるべき受取側ユーザBにログイン又は会員登録のいずれかを選択させる(S1401)。
ユーザ端末50bが上記ログインページを受信すると、受取側ユーザBは、ログイン又は会員登録のいずれかを選択する。ログインを選択する場合には、予め所定の入力欄に会員ID及びパスワードを入力しておく。
受取側ユーザBがログインを選択したとき、ユーザ端末50bは、受取側ユーザBが入力した会員ID及びパスワードを含む認証要求の応答をポイント管理サーバ10に送信する。一方、受取側ユーザBが会員登録を選択したとき、ユーザ端末50bは、ポイント管理サーバ10に会員登録要求の応答を送信する。
応答を受信すると、ポイント管理サーバ10は、受信した応答の内容をもとに受取側ユーザBが会員登録されているユーザ(会員)であるか否かを判定する(S1403)。ここでは、応答が認証要求である場合に会員であると判定し、応答が会員登録要求である場合に会員でないと判定する。
受取側ユーザBが会員であると判定したとき(S1403でYes)、ポイント管理サーバ10は、受取側ユーザBに対する会員認証処理を行ない(S805)、認証に成功したか否かを判定する(S1405)。会員認証処理においては、認証要求の応答に含まれる会員IDをキーとする口座情報を参照して、同じく認証要求の応答に含まれるパスワードがその口座情報のパスワードに一致するか否かを照合する。ここでは、認証要求の応答に含まれる会員IDをキーとする口座情報が登録されており、かつ、そのパスワードが正しい場合に限り、会員として認証される。その他の場合(S1405でNo)には、例えば別途エラーを通知し、会員ID及びパスワードを再度入力させるなどした上で、受取側ユーザBに対する会員認証処理(S805)を再度行なう。
一方、受取側ユーザBが会員でないと判定したとき(S1403でNo)、ポイント管理サーバ10は、受取側ユーザBの会員登録処理を行なう(S1410)。会員登録処理においては、ポイントの受取には会員登録が必要である旨を通知した上で、例えば、ユーザ端末50bにユーザ情報の入力ページを送信し、受取側ユーザBに必要項目を登録させる。
(5−2.受取の可否の判定)
受取側ユーザBの認証に成功したとき(S1405でYes)又は会員登録処理(S1410)が完了したとき、ポイント管理サーバ10は、続いて、対象となっているポイントの受取が可能か否かを判定する(S1415)。この判定は、送信取引情報の「送信ステータス」が「受取待ち」であるか否かにより行う。
ポイントの受取が可能でないと判定したとき(S1415でNo)、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50bに所定のエラーページを送信し、確認用URLの有効期限が経過しているためポイントの受取が不可能である旨を受取側ユーザBに通知する(S1420)。処理はここで終了する。
なお、確認用URLの有効期限が経過しているとして受取側ユーザBにエラーが通知されるのは、下記(a)〜(d)の場合である。括弧内は、対象となっている送信取引情報の「送信ステータス」を示している。
(a)ポイントの受取が完了している場合(「受取完了」ステータス)
(b)ポイント受取の辞退が完了している場合(「受取辞退」ステータス)
(c)ポイント送信の取消が完了している場合(「送信取消」ステータス)
(d)ポイントの受取期限が経過している場合(「差戻し」ステータス)
図15に、ポイントの受取が不可能である場合のエラーページを例示する。
エラーページ1500は、ポイントの受取が不可能である場合に、ポイント管理サーバ10からユーザ端末50bに送信されるページである。
エラーページ1500は、エラー表示欄1510により構成される。
エラー表示欄1510には、確認用URLが無効である旨(1511)及びその理由(1512)を表示する。
(5−3.応答の内容の判定)
図14に戻り、一方、ポイントの受取が可能であると判定したとき(S1415でYes)、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50bにポイントの受取/辞退の選択ページ(例えば、選択ページ1000(図10))を送信し、受取側ユーザBにポイントの受取/辞退を選択させる(S810)。
上記選択ページを受信すると、ユーザ端末50bは、受取側ユーザBによる選択にしたがい、受取又は辞退の選択情報をポイント管理サーバ10に応答する。なお、受取の選択情報には受取側ユーザBが入力した確認項目の回答も含まれる。
応答を受信すると、ポイント管理サーバ10は、受信した応答の内容を判定する(S1425)。
(5−4.受取手続への対応)
受信した応答が受取の選択情報であると判定したとき(S1425で「受取」)、ポイント管理サーバ10は、続いて、受取の選択情報に含まれる確認項目の回答が正しいか否かを判定する(S1430)。
確認項目の回答が正しくない(回答ミス)と判定したとき(S1430でNo)、ポイント管理サーバ10は、続いて、回答ミスが所定回数連続したか否かを判定する(S1435)。本実施形態では、所定回数を「10回」に設定している。
回答ミスが所定回数連続していないと判定したとき(S1435でNo)、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50bに所定のエラーページを送信し、確認項目の回答が正しくない旨を受取側ユーザBに通知する(S1440)とともに、ポイントの受取/辞退の選択(受取を選択する場合には、さらに回答の入力)を再度求める(S810)。
上記エラーページを受信すると、ユーザ端末50bは、受取側ユーザBによる選択にしたがい、受取又は辞退の選択情報をポイント管理サーバ10に再度応答する。なお、受取の選択情報には、受取側ユーザBが再度入力した確認項目の回答も含まれる。
応答を再度受信すると、ポイント管理サーバ10は、受信した応答の内容を再度判定し(S1425)、以降の処理を進める。
図16に、確認項目の回答が正しくない場合のエラーページを例示する。
エラーページ1600は、選択ページ1000(図10)において、確認項目の回答が入力されず、又は正しくない回答が入力され、「規約に同意して受取る」と表示されているボタン1040aがクリックされたときにポイント管理サーバ10からユーザ端末50bに送信されるページである。
なお、受取側ユーザBがポイントを受取ろうとする場合であって、すでにユーザ端末50bにエラーページ1600が送信された後は、回答ミスが所定回数(本実施形態においては、10回)に達するまでエラーページ1600が連続して送信されることになる。
エラーページ1600は、進捗状況表示欄1610,エラー表示欄1620,送信情報表示欄1630,受取情報入力欄1640並びにボタン1650a及びボタン1650bにより構成される。基本的な構成は、選択ページ1000(図10)と同様である。
進捗状況表示欄1610には、ポイント受取手順の進捗状況を表示する。ここでは、「(2)受取/辞退 選択」を強調して表示する。
エラー表示欄1620には、入力内容に不備がある旨等を表示する。
送信情報表示欄1630には、ポイントの送信に関する情報を表示する。
受取情報入力欄1640には、ポイントの受取に関する情報を表示する。また、「10000」(図10)において入力欄1031に入力させた回答をそのまま表示した上で、ミスの箇所と内容を具体的に指摘する(1641)。
エラーページ1600において、改めて確認項目の回答を入力し、「規約に同意して受取る」と表示されているボタン1650aをクリックすると、入力された情報を含むポイント受取の選択情報がポイント管理サーバ10に送信される。
一方、エラーページ1600において、「辞退する」と表示されているボタン1650bをクリックすると、入力された情報を含むポイント受取辞退の選択情報がポイント管理サーバ10に送信される。
図14に戻り、一方、回答ミスが所定回数連続したか否かを判定する処理(S1435)において、回答ミスが所定回数連続したと判定したとき(S1435でYes)、ポイント管理サーバ10は、受取側ユーザBに対するポイント送信サービスの提供を停止する(S1445)。処理はここで終了する。
なお、このときポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50bに所定のエラーページを送信し、受取側ユーザBにポイント送信サービスの提供を停止する旨を通知してもよい。また、送信された「受取待ち」状態のポイントを送信元ユーザAに差戻す処理を併せて行なうこととしてもよい。
一方、確認項目の回答が正しいか否かを判定する処理(S1430)において、確認項目の回答が正しいと判定したとき(S1430でYes)、ポイント管理サーバ10は、ポイントの受取の手続に対応する処理を進める(S815〜S835)。
なお、ポイントの受取の手続に対応する処理は、「(4.ポイントの受取手順)」において、図8のシーケンス図等を用いて説明したとおりである。
(5−5.受取辞退手続への対応)
一方、受信した応答の内容を判定する処理(S1425)において、受信した応答が受取辞退の選択情報であると判定したとき(S1425で「辞退」)、ポイント管理サーバ10は、ポイントの受取辞退の手続に対応する処理を進める(S1450〜S1470)。
(5−5(1).辞退内容の確認)
ポイント受取辞退の選択情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50bにポイントの受取辞退の確認ページを送信し、受取側ユーザBに辞退内容を確認させる(S1450)。
ユーザ端末50bが上記確認ページを受信すると、受取側ユーザBは、送信者の氏名や送信されたポイントの数等を確認し、ポイントの受取辞退を申請する。ポイント受取辞退の申請情報は、ユーザ端末50bからポイント管理サーバ10に送信される。
図17に、ポイントの受取辞退の確認ページを例示する。
確認ページ1700は、選択ページ1000(図10)において「辞退する」と表示されているボタン1040bがクリックされたとき、又はエラーページ1600(図16)において「辞退する」と表示されているボタン1650bがクリックされたときに、ポイント管理サーバ10からユーザ端末50bに送信されるページである。
確認ページ1700は、進捗状況表示欄1710,送信情報表示欄1720,受取情報表示欄1730並びにボタン1740a及びボタン1740bにより構成される。基本的な構成は、確認ページ1100(図11)と同様である。
進捗状況表示欄1710には、ポイント受取手順の進捗状況を表示する。ここでは、「(3)入力内容確認」を強調して表示する。
送信情報表示欄1720には、ポイントの送信に関する情報を表示する。
受取情報表示欄1730には、ポイントの受取に関する情報を表示する。なお、受取情報表示欄1730には確認項目の回答は表示されない。ポイントの受取を辞退する場合には、確認項目に対する回答を求めないからである。
確認ページ1700において、「辞退確定する」と表示されているボタン1740aをクリックすると、確認された情報を含むポイント受取辞退の申請情報がポイント管理サーバ10に送信される。
一方、確認ページ1700において、「戻る」と表示されているボタン1740bをクリックすると、選択ページ1000(図10)又はエラーページ1600(図16)に戻る。
(5−5(2).受取辞退申請の受付)
図14に戻り、ポイント受取辞退の申請情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50bにポイントの受取辞退の完了ページを送信し、受取側ユーザBにポイント受取辞退の申請を受付けた旨及び取引番号を通知する(S1455)。
ユーザ端末50bが上記完了ページを受信すると、受取側ユーザBは、表示内容を確認する。受取側ユーザBによるポイント受取辞退の申請手続はここで終了する。
図18に、ポイントの受取辞退の完了ページを例示する。
完了ページ1800は、確認ページ1700(図17)において、「辞退確定する」と表示されているボタン1740aがクリックされたときに、ポイント管理サーバ10からユーザ端末50bに送信されるページである。
完了ページ1800は、進捗状況表示欄1810,取引番号表示欄1820,送信情報表示欄1830及び受取情報表示欄1840により構成される。基本的な構成は、完了ページ1200(図12)と同様である。
進捗状況表示欄1810には、ポイント受取手順の進捗状況を表示する。ここでは、「(4)申請手続完了」を強調して表示する。
取引番号表示欄1820には、ポイント受取辞退の申請を受付けた旨とともに、その受取段階の取引に付与された取引番号を表示する。
送信情報表示欄1830には、ポイントの送信に関する情報を表示する。
受取情報表示欄1840には、ポイントの受取に関する情報を表示する。
(5−5(3).取引情報の生成)
図14に戻り、ユーザ端末50bに完了ページを送信すると、ポイント管理サーバ10は、受取側ユーザBに通知した取引番号をキーとして受取取引情報を生成する(S1460)。受取取引情報の主要な項目は、図2(c)に示すとおりである。
ここでは、「対応取引番号」に、対応する送信取引情報の取引番号を入力する。また、「受取ステータス」を「辞退」とする。
なお、この処理に伴い、その対応する送信取引情報の「対応取引番号」に、ここ(S1460)で生成した受取取引情報の取引番号を入力する。
(5−5(4).口座情報の更新)
続いて、ポイント管理サーバ10は、前の処理(S1460)で生成した受取取引情報に紐付けられている送信取引情報をもとに、送信元ユーザAの口座情報を更新する(S1465)。口座情報の主要な項目は、図2(a)に示すとおりである。
ここでは、もとになる送信取引情報の「取引ポイント数」と同数のポイントを送信元ユーザAの口座情報の「受取待ちポイント数」から減算するとともに、同じく「取引ポイント数」と同数のポイントを「利用可能ポイント数」に加算することで、ポイントを差戻す。また、前の処理(S1460)で生成した受取取引情報に付与されている取引番号を、受取側ユーザBの口座情報の「取引履歴」に追加する。
なお、もとになる送信取引情報の「手数料負担者区分」が「受取先」であっても、「取引ポイント数」から手数料及び消費税の合計額に相当するポイント数を控除したポイント数を差戻すこととする。
(5−5(5).受取辞退完了の通知)
以上の処理が完了すると、ポイント管理サーバ10は、送信取引情報の取引番号等が記載されたポイント受取辞退の確認メールをユーザ端末50bに送信し、ポイント受取辞退が完了した旨を受取側ユーザBに通知する(S1470)。
同時に、ポイント管理サーバ10は、送信取引情報の取引番号等が記載されたポイント受取辞退の連絡メールをユーザ端末50aに送信し、ポイントの受取が辞退された旨を送信元ユーザAに通知する(S1470)。
図19(a)に、ポイント受取辞退の確認メールを例示する。確認メール1900aは、ポイント管理サーバ10から送信取引情報の送信先メールアドレス宛に送信されるメールであり、ここではポイントの受取を辞退した受取側ユーザBが受信する。
確認メール1900aは、宛先欄1910a,件名欄1920a及び本文欄1930aにより構成される。
宛先欄1910aの宛先は、送信取引情報の「送信先メールアドレス」(送信元ユーザAが入力欄433(図4)に入力した受取側ユーザBのメールアドレス)とする。
件名欄1920aには、ポイント受取辞退の確認である旨を判別しやすい件名を記載する。
本文欄1930aには、ポイントの受取辞退が完了した旨(1931a),送信取引情報の取引番号(1932a)等を記載する。その他、本文欄1330aには、受取取引情報の取引番号を併記してもよい。
図19(b)に、ポイント受取辞退の連絡メールを例示する。連絡メール1900bは、ポイント管理サーバ10から送信元ユーザAのユーザ端末50aに送信されるメールである。
連絡メール1900bは、宛先欄1910b,件名欄1920b及び本文欄1930bにより構成される。
宛先欄1910bの宛先は、送信元ユーザAの口座情報の「メールアドレス」とする。
件名欄1920bには、ポイント受取辞退の連絡である旨を判別しやすい件名を記載する。
本文欄1930bには、ポイントの受取が完了した旨(1931b),送信取引情報の取引番号(1932b)等を記載する。
(6.送信元ユーザのアクションに対応するサーバの処理)
ポイント送信後の送信元ユーザのアクションに対応するサーバの処理を、図20のフローチャート並びに図7及び図21〜図28のページ・メールの例を用いて詳細に説明する。
以下の説明は、送信元ユーザAによる下記(a)及び(b)の手続に対応してポイント管理サーバ10が行う処理の例である。
(a)ポイント送信の連絡メールの再送の申請手続
(b)ポイント送信の取消の申請手続
なお、図20のフローチャートは、ポイントの送信時とは別の時点で、送信元ユーザAがユーザ端末50aを操作して、ポイント管理サービスのトップページからポイント管理サーバ10に取引履歴の閲覧要求をした後の流れを示している。
また、図20には、参照すべき他の図面の番号を示している。
(6−1.送信元ユーザの認証)
図20に示すように、取引履歴の閲覧要求を受信すると、ポイント管理サーバ10は、送信元ユーザAを認証するログインページをユーザ端末50aに送信し、送信元ユーザAを認証する(S2005)。
上記ログインページを受信すると、ユーザ端末50aは、送信元ユーザAが入力した会員ID及びパスワードを、認証要求情報としてポイント管理サーバ10に送信する。
受信した認証要求情報から送信元ユーザAが会員であることの認証が完了すると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50aに取引履歴の一覧ページを送信し、送信元ユーザAに所望の取引履歴を選択させる(S2010)。
上記一覧ページを受信すると、ユーザ端末50aは、送信元ユーザAが取引履歴の一覧の中から選択した送信取引履歴の情報を、取引選択情報としてポイント管理サーバ10に送信する。
図21に、取引履歴の一覧ページを例示する。
取引履歴一覧ページ2100は、ポイント管理サービスのトップページにおいて、「ポイントの獲得利用履歴」と表示されているボタン等のクリックによりポイントの履歴管理機能が選択されたときに、ポイント管理サーバ10からユーザ端末50aに送信されるページである。
取引履歴一覧ページ2100は、取引履歴表示欄2110により構成される。
取引履歴表示欄2110には、各取引履歴を表形式で表示する。表示する項目は、「発行日/利用日」,「サービス」,「内容」,「ポイント(獲得,利用)」,「ステータス」である。ポイントの送信又は受取の情報については、「備考」の項目欄の「詳細」と表示されているリンクをクリックすることで、詳細ページを表示させることができる。
(6−2.送信ステータスの判定)
図20に戻り、取引選択情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、受信した取引選択情報に対応する送信取引情報を取引情報データベース12から読み出す(S2015)。
続いて、ポイント管理サーバ10は、読み出した送信取引情報の「送信ステータス」が「受取待ち」であるか否かを判定する(S2020)。
「送信ステータス」が「受取待ち」でないと判定したとき(S2020でNo)、ポイント管理サーバ10は、所定のエラーページをユーザ端末50aに送信し、受取待ちの状態ではないためポイント送信の連絡メールの再送/ポイント送信の取消ができない旨を送信元ユーザAに通知する(S2025)。処理はここで終了する。
なお、このとき、エラーページの代わりに、ポイント送信の連絡メールの再送やポイント送信の取消に対応しない取引履歴の詳細ページを送信してもよい。この取引履歴の詳細ページの基本的な構成は、後述の取引履歴詳細ページ2300(図23)と同じである。
図22に、再送/取消が不可能である場合のエラーページを例示する。
エラーページ2200は、取引履歴一覧ページ2100(図21)において、「詳細」と表示されているリンク2112,リンク2113又はリンク2114がクリックされたときに、ポイント管理サーバ10からユーザ端末50aに送信されるページである。
エラーページ2200は、エラー表示欄2210により構成される。
エラー表示欄2210には、ステータスが「受取待ち」でない旨(2211)及び再送/取消が不可能である旨(2212)を表示する。
(6−3.応答の内容の判定)
図20に戻り、一方、「送信ステータス」が「受取待ち」であると判定したとき(S2020でYes)、ポイント管理サーバ10は、受信した取引選択情報に対応する送信取引情報をもとに取引履歴の詳細ページを生成し、ユーザ端末50aに送信する(S2030)。
上記詳細ページを受信すると、ユーザ端末50aは、送信元ユーザAによる選択にしたがい、ポイント送信の連絡メールの再送又はポイント送信の取消の選択情報をポイント管理サーバ10に応答する。
応答を受信する(S2035)と、ポイント管理サーバ10は、受信した応答の内容を判定する(S2040)。
図23に、取引履歴の詳細ページを例示する。
取引履歴詳細ページ2300は、取引履歴一覧ページ2100(図21)において、「詳細」と表示されているリンク2111がクリックされたときに、ポイント管理サーバ10からユーザ端末50aに送信されるページである。
取引履歴詳細ページ2300は、送信情報表示欄2310及びボタン2320により構成される。
送信情報表示欄2310には、取引情報データベース12に記憶されている送信取引情報(図2(b))の各項目を表示する。
ここで、「利用ポイント数」(2311)は、送信取引情報の「取引ポイント数」と同数である。また、「(内訳 送信ポイント数)」(2312)は、「利用ポイント数」(2311)から「(内訳 手数料)」(2313)を差引いたポイント数である。
なお、取引履歴詳細ページ2300はステータスが「受取待ち」である送信取引情報の各項目を表示するページであるから、「受取側メッセージ」(2314)は空欄となる。
取引履歴詳細ページ2300において、「メール再送」と表示されているボタン2315aをクリックすると、ポイント送信の連絡メールの再送の選択情報がポイント管理サーバ10に送信される。一方、「差戻し」と表示されているボタン2315bをクリックすると、ポイント送信の取消の選択情報がポイント管理サーバ10に送信される。
また、取引履歴詳細ページ2300において、「履歴一覧に戻る」と表示されているボタン2320をクリックすると、取引履歴一覧ページ2100(図21)に戻る。
(6−4.ポイント送信の連絡メール等の再送)
図20に戻り、受信した応答の内容を判定する処理(S2040)において、受信した応答がポイント送信の連絡メールの再送の選択情報であると判定したとき(S2040で「メール再送」)、ポイント管理サーバ10は、ポイント送信の連絡メールの再送の手続に対応する処理を進める(S2045〜S2055)。
(6−4(1).再送内容の確認)
図20において、ポイント送信の連絡メールの再送の選択情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50aにポイント送信の連絡メールの再送の確認ページを送信し、送信元ユーザAに再送の内容を確認させる(S2045)。
ユーザ端末50aが上記確認ページを受信すると、送信元ユーザAは、再送内容を確認する。確認された情報は、ポイント送信の連絡メールの再送の申請情報としてユーザ端末50aからポイント管理サーバ10に送信される。
図24に、ポイント送信の連絡メールの再送の確認ページを例示する。
確認ページ2400は、取引履歴詳細ページ2300(図23)において、「メール再送」と表示されているボタン2315aがクリックされたときに、ユーザ端末50aに送信されるページである。
確認ページ2400は、再送内容表示欄2410並びにボタン2420a及びボタン2420bにより構成される。
再送内容表示欄2410には、ポイントの送信に関する情報を表示する。
確認ページ2400において、「メールの再送を実行する」と表示されているボタン2420aをクリックすると、ポイント送信の連絡メールの再送の申請情報がポイント管理サーバ10に送信される。一方、「戻る」と表示されているボタン2420bをクリックすると、取引履歴詳細ページ2300(図23)に戻る。
(6−4(2).再送申請の受付)
図20に戻り、ポイント送信の連絡メールの再送の申請情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50aにポイント送信の連絡メールの再送の完了ページを送信し、送信元ユーザAにポイント送信の連絡メールの再送の申請を受付けた旨を通知する(S2050)。
なお、ポイント送信の連絡メールの再送は、既に送信したポイント送信の連絡メールを再度送信するだけの手続であるから、新たな取引番号が付与されることはない。
ユーザ端末50aが上記完了ページを受信すると、送信元ユーザAは、表示内容を確認する。送信元ユーザAによるポイント送信の連絡メールの再送の申請手続はここで終了する。
図25に、ポイント送信の連絡メールの再送の完了ページを例示する。
完了ページ2500は、確認ページ2400(図24)において、「メールの再送を実行する」と表示されているボタン2420aがクリックされたときに、ユーザ端末50aに送信されるページである。
完了ページ2500は、再送内容表示欄2510及びボタン2520により構成される。
再送内容表示欄2510には、ポイントの送信に関する情報を表示する。
完了ページ2500において、「ポイント送信詳細に戻る」と表示されているボタン2520をクリックすると、取引履歴詳細ページ2300(図23)に戻る。
(6−4(3).ポイント送信の連絡メール等の再送)
図20に戻り、以上の処理が完了すると、ポイント管理サーバ10は、確認用URL等が記載されたポイント送信の連絡メール(例えば、連絡メール700a(図7(a)))をユーザ端末50bに再度送信し、送信元ユーザAからポイントが送信された旨を受取側ユーザBに再度通知する(S2055)。
同時に、ポイント管理サーバ10は、送信取引情報の取引番号等が記載されたポイント送信の確認メール(例えば、確認メール700b(図7(b)))をユーザ端末50aに再度送信し、ポイント送信の連絡メールの再送が完了した旨を送信元ユーザAに通知する(S2055)。
なお、再送されるメールの件名欄(図7(a)の720a,図7(b)の720b)に、再送である旨を追記してもよい。
(6−5.ポイント送信の取消)
図20に戻り、一方、受信した応答の内容を判定する処理(S2040)において、受信した応答がポイント送信の取消の選択情報であると判定したとき(S2040で「送信取消」)、ポイント管理サーバ10は、ポイント送信の取消の手続に対応する処理を進める(S2060〜S2075)。
(6−5(1).取消内容の確認)
図20において、ポイント送信の取消の選択情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50aにポイント送信の取消の確認ページを送信し、送信元ユーザAに取消の内容を確認させる(S2060)。
ユーザ端末50aが上記確認ページを受信すると、送信元ユーザAは、取消の内容を確認する。確認された情報は、ポイント送信の取消の申請情報としてユーザ端末50aからポイント管理サーバ10に送信される。
図26に、ポイント送信の取消の確認ページを例示する。確認ページ2600は、取引履歴詳細ページ2300(図23)において、「差戻し」と表示されているボタン2315bがクリックされたときに、ユーザ端末50aに送信されるページである。
確認ページ2600は、取消内容表示欄2610,差戻内容表示欄2620並びにボタン2630a及びボタン2630bにより構成される。
取消内容表示欄2610には、ポイントの送信に関する情報を表示する。
差戻内容表示欄2620には、取消の確定後に送信元ユーザAに差戻されるポイントの情報を表示する。
なお、送信取引情報の「手数料負担者区分」が「受取先負担」であっても、差戻しの場合には送信元ユーザAに手数料の負担を求めることとする。したがって、差戻しポイント数(2622)は、「利用ポイント数」(2611)から送信元ユーザAが負担することとなっていた手数料(2612)又は受取側ユーザBが負担することとなっていた手数料(2621)を控除したポイント数となる。
確認ページ2600において、「差戻しを実行する」と表示されているボタン2630aをクリックすると、ポイント送信の取消の申請情報がポイント管理サーバ10に送信される。一方、「戻る」と表示されているボタン2630bをクリックすると、取引履歴詳細ページ2300(図23)に戻る。
(6−5(2).取消申請の受付)
図20に戻り、ポイント送信の取消の申請情報を受信すると、ポイント管理サーバ10は、ユーザ端末50aにポイント送信の取消の完了ページを送信し、送信元ユーザAにポイント送信の取消の申請を受付けた旨を通知する(S2065)。
ユーザ端末50aが上記完了ページを受信すると、送信元ユーザAは、表示内容を確認する。送信元ユーザAによるポイント送信の取消の申請手続はここで終了する。
図27に、ポイント送信の取消の完了ページを例示する。
完了ページ2700は、確認ページ2600(図26)において、「差戻しを実行する」と表示されているボタン2630aがクリックされたときに、ユーザ端末50aに送信されるページである。
完了ページ2700は、取消内容表示欄2710及びボタン2720により構成される。
取消内容表示欄2710には、ポイントの送信に関する情報及び送信元ユーザAに差戻されるポイントの情報を表示する。
完了ページ2700において、「ポイント送信詳細に戻る」と表示されているボタン2720をクリックすると、取引履歴詳細ページ2300(図23)に戻る。
(6−5(3).取引情報の更新・口座情報の更新)
図20に戻り、続いて、ポイント管理サーバ10は、取消に係る送信取引情報の「送信ステータス」を、「送信取消」に更新する(S2070)。
また、取消に係る取引情報をもとに、送信元ユーザAの口座情報を更新する(S2070)。口座情報の主要な項目は、図2(a)に示すとおりである。
ここでは、取消に係る送信取引情報の「取引ポイント数」と同数のポイントを送信元ユーザAの口座情報の「受取待ちポイント数」から減算するとともに、同じく「取引ポイント数」と同数のポイントを「利用可能ポイント数」に加算することで、ポイントを差戻す。
なお、もとになる取引情報の「手数料負担者区分」が「受取先」であっても、「取引ポイント数」から手数料及び消費税の合計額に相当するポイント数を控除したポイント数を差戻すこととする。
(6−5(4).取消手続の完了通知)
以上の処理が完了すると、ポイント管理サーバ10は、送信取引情報の取引番号等が記載されたポイント送信取消の確認メールをユーザ端末50aに送信し、ポイントの送信が取消された旨を送信元ユーザAに通知する(S2075)。
同時に、ポイント管理サーバ10は、送信取引情報の取引番号等が記載されたポイント送信取消の連絡メールをユーザ端末50bに送信し、ポイントの送信が取消された旨を受取側ユーザBに通知する(S2075)。
図28(a)に、ポイント送信取消の確認メールを例示する。確認メール2800aは、ポイント管理サーバ10から送信元ユーザAのユーザ端末50aに送信されるメールである。
確認メール2800aは、宛先欄2810a,件名欄2820a及び本文欄2830aにより構成される。
宛先欄2810aの宛先は、送信元ユーザAの口座情報の「メールアドレス」とする。
件名欄2820aには、ポイント送信取消の確認である旨を判別しやすい件名を記載する。
本文欄2830aには、ポイント送信の取消が完了した旨(2831a),送信取引情報の取引番号(2832a)等を記載する。
図28(b)に、ポイント送信取消の連絡メールを例示する。連絡メール2800bは、ポイント管理サーバ10から受取側ユーザBのユーザ端末50bに送信されるメールである。
連絡メール2800bは、宛先欄2810b,件名欄2820b及び本文欄2830bにより構成される。
宛先欄2810bの宛先は、入力欄433(図4)に入力させた受取側ユーザBのメールアドレスとする。
件名欄2820bには、ポイント送信取消の連絡である旨を判別しやすい件名を記載する。
本文欄2830bには、ポイント送信の取消が完了した旨(2831b),送信取引情報の取引番号(2832b)等を記載する。
(7.「受取待ち」取引情報の処理)
受取待ち状態にある取引情報に対応するサーバの処理を、図29のフローチャート並びに図7及び図30のメールの例を用いて詳細に説明する。
以下の説明は、一定期間「受取待ち」状態にある送信取引情報に関して、ポイント管理サーバ10が定期的に起動して行う下記(a)及び(b)の処理の例である。
(a)ポイント送信の連絡メールの再送
(b)ポイントの差戻
なお、図29のフローチャートは、送信ステータスが「受取待ち」状態にある送信取引情報を一括処理する場合の流れを示している。本実施形態においては、1日1回のバッチ処理を行なっている。
また、図29には、参照すべき他の図面の番号を示している。
(7−1.処理対象となる取引情報の検索)
図29に示すように、ポイント管理サーバ10は、取引情報データベース12から「送信ステータス」が「受取待ち」である送信取引情報を検索し、順次読み出す(S2905)。
なお、「送信ステータス」が「受取待ち」でない送信取引情報は、ポイントの帰属が確定しているので対象外となる。
(7−2.ポイント送信の連絡メールの再送)
続いて、ポイント管理サーバ10は、取引情報データベース12から読み出した送信取引情報について、送信日(送信の申請情報の受信日)から所定日数が経過した日に当たるか否かを判定する(S2910)。本実施形態においては、所定日数を「30日」に設定している。
なお、上述のとおり、取引番号は「[識別子]−[年月日(yyyymmdd)]−[番号]」の形式で付与される。したがって、各送信取引情報の送信日(送信の申請情報の受信日)は、取引番号をもとに特定することができる。
送信日から所定日数が経過した日に当たると判定したとき(S2910でYes)、ポイント管理サーバ10は、確認用URL等が記載されたポイント送信の連絡メール(例えば、連絡メール700a(図7(a)))をユーザ端末50bに再度送信し、送信元ユーザAからポイントが送信された旨を受取側ユーザBに再度通知する(S2915)。
同時に、ポイント管理サーバ10は、送信取引情報の取引番号等が記載されたポイント送信の確認メール(例えば、確認メール700b(図7(b)))をユーザ端末50aに再度送信し、ポイント送信の連絡メールが再送された旨を送信元ユーザAに通知する(S2915)。その送信取引情報の処理はここで終了する。
(7−3.ポイントの差戻し)
一方、送信日から所定の日数が経過した日に当たらないと判定したとき(S2910でNo)、ポイント管理サーバ10は、ポイント送信の連絡メールの再送処理を行なわずに、その送信取引情報について、受取期限が経過しているか否かを判定する(S2920)。本実施形態においては、受取期間を「送信日から45日間」に設定しているので、受取期限は「送信日から45日目」に当たる日となる。
なお、各送信取引情報の送信日は、「(7−2.ポイント送信の連絡メールの再送)」の場合と同様に、取引番号をもとに特定する。
受取期限が経過していると判定したとき(S2920でYes)、ポイント管理サーバ10は、その送信取引情報を更新する(S2925)。ここでは、その送信取引情報の「送信ステータス」を「差戻し」に更新する。
また、その送信取引情報をもとに、送信元ユーザAの口座情報を更新する(S2925)。ここでは、その送信取引情報の「取引ポイント数」と同数のポイントを送信元ユーザAの口座情報の「受取待ちポイント数」から減算するとともに、同じく「取引ポイント数」と同数のポイントを「利用可能ポイント数」に加算することで、ポイントを差戻す。
なお、その送信取引情報の「手数料負担者区分」が「受取先」であっても、「取引ポイント数」から手数料及び消費税の合計額に相当するポイント数を控除したポイント数を差戻すこととする。
ポイントの差戻し処理が完了すると、ポイント管理サーバ10は、送信取引情報の取引番号等が記載されたポイント差戻しの連絡メールをユーザ端末50aに送信し、ポイントが差戻された旨を送信元ユーザAに通知する(S2930)。
一方、受取期限が経過していないと判定したとき(S2920でNo)、ポイント管理サーバ10は、ポイントの差戻処理を行なわずに処理を終了する。
図30に、ポイント差戻しの連絡メールを例示する。連絡メール3000は、ポイント管理サーバ10から送信元ユーザAのユーザ端末50aに送信されるメールである。
連絡メール3000は、宛先欄3010,件名欄3020及び本文欄3030により構成される。
宛先欄3010の宛先は、送信元ユーザAの口座情報の「メールアドレス」とする。
件名欄3020には、ポイント差戻しの連絡である旨を判別しやすい件名を記載する。
本文欄3030には、ポイントの差戻しが完了した旨(3031),送信取引情報の取引番号(3032)等を記載する。
<他の利用例1の説明>
上述の<本実施形態の説明>においては、送信元ユーザAが、本実施形態のシステムを利用してポイント送信の連絡メールを送信することにより、自己のポイントを受取側ユーザBに移転する場合の例を示した。
これに対し、本実施形態のシステムを利用すれば、受取側ユーザBは、送信元ユーザAが第三者である受取側ユーザCが受取ることを想定して送信の申請をしたポイント送信の連絡メール(例えば、連絡メール700a(図7(a)))を受取側ユーザCから転送してもらうことにより、上述のポイントの受取手順と同様の手順で送信元ユーザAが受取側ユーザC向けに送信したポイントを受取ることができる。
これにより、ポイントの流通性を高めることができる。なお、この場合にも、個人を特定し得る情報を相手方に一切伝えることなく、送信元ユーザAと受取側ユーザBとの間で、ポイントを移転することが可能である。
一方、この場合には、ポイント受取の確認メール(例えば、確認メール1300a(図13(a)))の宛先は、送信取引情報の「送信先メールアドレス」(例えば、送信元ユーザAが入力欄433(図4)に入力した受取側ユーザCのメールアドレス)となる。そのため、この確認メールは、ポイントの受取が完了した後、ポイントを実際に受け取った受取側ユーザBではなく、送信元ユーザAがポイントを受取るユーザとして想定していた受取側ユーザCが受信することになる。その結果、受取側ユーザCは、ポイントの受取があった事実を確認することができる。
ただし、実際にポイントを受け取ったユーザがポイント受取の手続においてメッセージ欄に自らがポイントを受け取った旨を入力していた場合を除き、受取側ユーザCは、実際にポイントを受取ったユーザを特定することができない。そのため、ポイント送信の連絡メールを転送することにより、転送の当事者である受取側ユーザCと受取側ユーザBとの間でも、匿名性を確保しつつポイントの移転と同一の効果を挙げることができる。
<他の利用例2の説明>
上述の<本実施形態の説明>においては、送信元ユーザAが、本実施形態のシステムを利用してポイント送信の連絡メールを送信することにより、自己のポイントを受取側ユーザBに移転する場合の例を示した。
これに対し、本実施形態のシステムを利用すれば、送信元ユーザAは、ポイント送信の連絡メール(例えば、連絡メール700a(図7(a)))の送信先にメーリングリストのメールアドレスを指定することにより、ポイント送信の連絡メールを一度に多数の受取側ユーザに送信することができる。この連絡メールを受信した受取側ユーザBは、同じくこの連絡メールを受信した他のいずれのユーザよりも先にポイント受取の手続を完了させた場合に限り、上述のポイントの受取手順と同様の手順でポイントを受取ることができる。
これにより、本実施形態のシステムを、例えば、クイズ形式の懸賞金付きのキャンペーン等に利用することができる。なお、この場合にも、個人を特定し得る情報を相手方に一切伝えることなく、送信元ユーザAと受取側ユーザBとの間で、ポイントを移転することが可能である。
一方、この場合には、ポイント受取の確認メール(例えば、確認メール1300a(図13(a)))の宛先は、送信取引情報の「送信先メールアドレス」(例えば、送信元ユーザAが入力欄433(図4)に入力したメーリングリストのメールアドレス)となる。そのため、この確認メールは、ポイントの受取が完了した後、メーリングリストのメンバー全員が受信することになる。その結果、送信元ユーザAは、特別な操作を要することなく、ポイントの受取があった事実(例えば、上述のキャンペーンに利用する例では、キャンペーンが終了したという事実)をメーリングリストのメンバー全員に一斉に通知することができる。
ただし、実際にポイントを受け取ったユーザがポイント受取の手続においてメッセージ欄に自らがポイントを受け取った旨を入力した場合を除き、メーリングリストの各メンバーは、実際にポイントを受取ったユーザを特定することができない。そのため、同一のメーリングリストに登録されているメンバー間でも、匿名性を確保することができる。
<他の実施形態1の説明>
上述の実施形態においては、ポイントの受取を申請する受取側ユーザBに、送信元ユーザAが設定した確認項目の回答の入力を求めている。
これに対し、ポイントの受取を申請する受取側ユーザBに、確認項目の区分を択一的に選択させた上で、その選択させた確認項目の回答の入力を求めることとしてもよい。
この実施形態を実現する場合、ポイント管理サーバ10は、応答を受信する処理(図14のS810)において、送信元ユーザAが任意に選択したいずれかの確認項目の区分(「受取人氏名」,「受注番号」,「受取人携帯電話番号」のいずれかの区分)を受取側ユーザBに択一的に選択させた上で、その選択させた確認項目の回答の入力を求めることとする。これは、例えば、選択ページ1000(図10)の入力欄1031において、確認項目の区分をラジオボタン等により選択肢として表示することにより実現する。
また、ユーザ端末50bは、選択された区分と入力された回答との組を、ポイント受取の選択情報に含めてポイント管理サーバ10に応答する。そして、ポイント管理サーバ10は、確認項目の回答が正しいか否かを判定する処理(図14のS1430)において、択一的に選択された区分と入力された回答との組が正しいか否かを判定する。
これにより、送信元ユーザAは、確認項目の区分とその回答との組を知っている受取側ユーザBにポイントを送信することが可能になる。その結果、ポイント送信のセキュリティを高めることができる。
<他の実施形態2の説明>
上述の実施形態においては、ポイントの送信を申請する送信元ユーザAに、確認項目の区分を選択させた上で、回答の設定を求めている。
これに対し、ポイントの送信を申請する送信元ユーザAに、確認項目の区分として一定の文字列を入力させた上で、その入力させた確認項目について回答の設定を求めることとしてもよい。
この実施形態を実現する場合、確認項目の回答を設定させる処理(図3のS305)において、送信元ユーザAに確認項目の区分を入力させた上で、その入力させた確認項目の回答の設定を求めることとする。これは、例えば、入力ページ400(図4)の選択欄434aにおいて、確認項目の区分を選択するラジオボタンを1つ増やし、区分の名称の部分をテキストボックスとすることにより実現する。
また、ユーザ端末50aは、選択された区分と入力された回答との組を、ポイント送信の申請情報に含めてポイント管理サーバ10に送信する。そして、ポイント管理サーバ10は、送信取引情報を生成する処理(図3のS320)において、送信取引情報の「確認項目区分」を入力された区分とし、「確認項目回答」を設定された回答とする。
さらに、応答を受信する処理(図14のS810)において、受取側ユーザBに確認項目の区分を入力させた上で、その入力させた確認項目の回答の入力を求めることとする。これは、例えば、選択ページ1000(図10)の入力欄1031において、確認項目の区分にテキストボックス等の入力欄を設けることにより実現する。
また、ユーザ端末50bは、入力された区分とその回答との組を、ポイント受取の選択情報に含めてポイント管理サーバ10に応答する。そして、ポイント管理サーバ10は、確認項目の回答が正しいか否かを判定する処理(図14のS1430)において、入力された区分と入力された回答との組が正しいか否かを判定する。
これにより、送信元ユーザAは、自ら設定した確認項目の区分とその回答との組を知っている受取側ユーザBにポイントを受取らせることが可能になる。その結果、ポイント送信のセキュリティをさらに高めることができる。
<他の実施形態2の変形例の説明>
なお、上述の他の実施形態2における応答を受信する処理(図14のS810)を、予め表示した確認項目の区分に対する回答の入力を求める処理に変形することも可能である。これは、例えば、選択ページ1000(図10)の入力欄1031に、送信元ユーザAが設定した確認項目の区分を予め表示しておくことにより実現する。
この変形例を利用すれば、例えば、送信元ユーザAが確認項目の区分として質問文,確認項目の回答としてその質問に対する答えを設定しておくことにより、受取側ユーザBは、その質問に答える形式で確認項目の回答を入力することができる。
実施形態のシステムの構成例を示す図である。 (a)口座情報,(b)送信取引情報,(c)受取取引情報の主要な項目を示す図である。 ポイントの送信手順を示すシーケンス図である。 ポイントの送信に必要な項目の入力ページの例を示す図である。 ポイントの送信の確認ページの例を示す図である。 ポイントの送信の完了ページの例を示す図である。 (a)ポイント送信の連絡メール,(b)ポイント送信の確認メールの例を示す図である。 ポイントの受取手順を示すシーケンス図である。 ポイントの受取側のユーザを認証するログインページの例を示す図である。 ポイントの受取/辞退の選択ページの例を示す図である。 ポイントの受取の確認ページの例を示す図である。 ポイントの受取の完了ページの例を示す図である。 (a)ポイント受取の確認メール,(b)ポイント受取の連絡メールの例を示す図である。 ポイントの受取処理/辞退処理の流れを示すフローチャートである。 ポイントの受取が不可能である場合のエラーページの例を示す図である。 確認項目の回答が正しくない場合のエラーページの例を示す図である。 ポイントの受取辞退の確認ページの例を示す図である。 ポイントの受取辞退の完了ページの例を示す図である。 (a)ポイント受取辞退の確認メール,(b)ポイント受取辞退の連絡メールの例を示す図である。 ポイント送信の連絡メールの再送処理/ポイント送信の取消処理の流れを示すフローチャートである。 取引履歴の一覧ページの例を示す図である。 「送信ステータス」が「受取待ち」でない場合のエラーページの例を示す図である。 取引履歴の詳細ページの例を示す図である。 ポイント送信の連絡メールの再送の確認ページの例を示す図である。 ポイント送信の連絡メールの再送の完了ページの例を示す図である。 ポイント送信の取消の確認ページの例を示す図である。 ポイント送信の取消の完了ページの例を示す図である。 (a)ポイント送信取消の確認メール,(b)ポイント送信取消の連絡メールの例を示す図である。 「受取処理待ち」状態の取消情報の処理の流れを示すフローチャートである。 ポイント差戻の連絡メールの例を示す図である。
符号の説明
10 ポイント管理サーバ
11 口座情報データベース
12 取引情報データベース
20 銀行システム
30 仮想商店街管理システム
40 ネットワーク
41 専用線
42 専用線
50a ユーザ端末
50b ユーザ端末
400 ポイントの送信に必要な項目の入力ページ
500 ポイントの送信の確認ページ
600 ポイントの送信の完了ページ
700a ポイント送信の連絡メール
700b ポイント送信の確認メール
900 ポイントの受取側のユーザを認証するログインページ
1000 ポイントの受取/辞退の選択ページ
1100 ポイントの受取の確認ページ
1200 ポイントの受取の完了ページ
1300a ポイント受取の確認メール
1300b ポイント受取の連絡メール
1500 ポイントの受取が不可能である場合のエラーページ
1600 確認項目の回答が正しくない場合のエラーページ
1700 ポイントの受取辞退の確認ページ
1800 ポイントの受取辞退の完了ページ
1900a ポイント受取辞退の確認メール
1900b ポイント受取辞退の連絡メール
2100 取引履歴の一覧ページ
2200 「送信ステータス」が「受取待ち」でない場合のエラーページ
2300 取引履歴の詳細ページ
2400 ポイント送信の連絡メールの再送の確認ページ
2500 ポイント送信の連絡メールの再送の完了ページ
2600 ポイント送信の取消の確認ページ
2700 ポイント送信の取消の完了ページ
2800a ポイント送信取消の確認メール
2800b ポイント送信取消の連絡メール
3000 ポイント差戻の連絡メール

Claims (16)

  1. 端末を介してアクセスするユーザ間において金銭的価値を表すポイントを移転するポイント管理システムであって、
    転ポイント数と、ポイントの移転を知らせるポイント移転通知メールの送信先メールアドレスと、ポイント送信元ユーザが設定した確認項目と、該確認項目に対する回答とを少なくとも含むポイント移転情報を、前記ポイント送信元ユーザの端末から受信して、ポイント移転情報記憶手段に格納するポイント移転情報受信手段と、
    記移転ポイント数を受取るためのポイント受取ページを特定するURLを含むポイント移転通知メールを生成し、前記受信したポイント移転情報に含まれる送信先メールアドレス宛に送信するポイント移転通知メール送信手段と、
    記ポイント送信元ユーザが設定し、前記ポイント移転通知メールに基づいてポイント受取側ユーザが認識した確認項目に対する回答を含む前記移転ポイントの受取情報を、該移転ポイントを受取る該ポイント受取側ユーザの端末から受信するポイント受取ページの応答受信手段と、
    前記受取情報を受信したとき、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取情報に対応するポイント移転情報をもとに、該受取情報に含まれる確認項目に対する回答が正しいか否かを判定する確認項目判定手段と、
    前記確認項目判定手段によって前記確認項目に対する回答が正しいと判定されたときに限り、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取情報に対応するポイント移転情報の前記移転ポイント数の分を、ユーザが保有する利用可能なポイント数をユーザごとに記憶するポイント数情報記憶手段に記憶している前記ポイント送信元ユーザの利用可能なポイント数から、前記ポイント受取側ユーザの利用可能なポイント数に移転するポイント移転手段と、を備える、ことを特徴とするポイント管理システム。
  2. 請求項1に記載のポイント管理システムにおいて、
    前記ポイント移転情報受信手段により受信した前記ポイント移転情報に含まれる移転ポイント数を、前記ポイント数情報記憶手段に記憶している前記ポイント送信元ユーザの利用可能なポイント数から減算し、受取待ちのポイント数に加算するポイント確保手段と、
    前記ポイント送信元ユーザの端末からの要求に応じて、前記ポイント移転情報を入力するポイント移転情報入力ページを、該ポイント送信元ユーザの端末に送信するポイント移転情報入力ページ送信手段と、
    ユーザの端末からの、前記ポイント移転通知メールに記載されたURLにより特定されるポイント受取ページの送信要求に応じて、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該送信要求に対応する前記ポイント移転情報をもとにポイント受取ページを生成し、該ユーザの端末に送信するポイント受取ページ送信手段と、
    を更に備え、
    前記ポイント数情報記憶手段は、更に受取待ちのポイント数をユーザごとに記憶し、
    前記ポイント移転通知メール送信手段は、前記ポイント確保手段によって前記移転ポイント数のポイントが確保できたときにのみ、前記ポイント移転通知メールを生成することを特徴とするポイント管理システム。
  3. 請求項に記載のポイント管理システムにおいて、
    前記ポイントは、リアルマネーとの等価交換により発行されたポイントであり、
    前記ポイント確保手段は、リアルマネーとの等価交換により発行されたポイント以外のポイントを確保の対象外とする
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  4. 請求項又はに記載のポイント管理システムにおいて、
    さらに、ユーザが利用登録をしている会員であることを認証する会員認証手段を備え、
    前記ポイント送信元ユーザが会員でないとき、前記ポイント移転情報入力ページ送信手段は、前記ポイント移転情報入力ページを送信せず、
    前記ユーザが会員でないとき、前記ポイント受取ページ送信手段は、前記ポイント受取ページを送信しない
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載のポイント管理システムにおいて、
    前記確認項目判定手段が前記受信した受取情報に含まれる確認項目の回答が正しくないと判定したとき、前記ポイント受取ページ送信手段は、前記ポイント受取ページを再度送信し、
    前記確認項目判定手段が前記受信した受取情報に含まれる確認項目の回答が正しくないと所定回数連続して判定したとき、前記ポイント受取ページ送信手段は、前記ポイント受取ページを送信しない
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  6. 請求項2〜5のいずれかに記載のポイント管理システムにおいて、
    前記ポイント受取ページの応答受信手段は、前記ポイント受取ページを介して、さらに、前記確保されたポイントの受取辞退情報を、ポイント受取側ユーザの端末から受信し、
    前記ポイント受取ページの応答受信手段が前記受取辞退情報を受信したとき、前記ポイント移転手段は、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取辞退情報に対応するポイント移転情報の移転ポイント数を、前記ポイント数情報記憶手段に記憶している前記ポイント送信元ユーザの受取待ちのポイント数から減算し、利用可能なポイント数に加算する
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  7. 請求項2〜6のいずれかに記載のポイント管理システムにおいて、
    さらに、前記ポイント送信元ユーザの端末からの送信要求に応じて、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該送信要求に対応するポイント移転情報をもとにポイント移転情報閲覧ページを生成し、該ポイント送信元ユーザの端末に送信するポイント移転情報閲覧ページ送信手段と、
    前記ポイント移転情報閲覧ページを介して、前記ポイント移転通知メールの再送情報を、前記ポイント送信元ユーザの端末から受信するポイント移転情報閲覧ページの応答受信手段と
    を備え、
    前記ポイント移転情報閲覧ページの応答受信手段が前記再送情報を受信したとき、前記ポイント移転通知メール送信手段は、前記ポイント移転通知メールを再度送信する
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  8. 請求項に記載のポイント管理システムにおいて、
    前記ポイント移転情報閲覧ページの応答受信手段は、前記ポイント移転情報閲覧ページを介して、さらに、前記ポイントの移転の取消情報を、前記ポイント送信元ユーザの端末から受信し、
    前記ポイント移転情報閲覧ページの応答受信手段が前記取消情報を受信したとき、前記ポイント移転手段は、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該取消情報に対応するポイント移転情報の移転ポイント数を、前記ポイント数情報記憶手段に記憶している前記ポイント送信元ユーザの受取待ちのポイント数から減算し、利用可能なポイント数に加算する
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  9. 請求項又はに記載のポイント管理システムにおいて、
    前記ポイント移転情報記憶手段に記憶しているポイント移転情報は、さらに、ポイントの移転処理の進捗状況を示すステータス情報を含み、
    前記ポイント移転情報閲覧ページ送信手段は、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した前記ポイント移転情報閲覧ページの送信要求に対応するポイント移転情報のステータス情報をもとにポイントの受取が可能な状態か否かを判定し、ポイントの受取が可能な状態でないと判定したとき、前記ポイント移転情報閲覧ページを送信しない
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  10. 請求項に記載のポイント管理システムにおいて、
    前記ポイント受取ページ送信手段は、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した前記ポイント受取ページの送信要求に対応するポイント移転情報のステータス情報をもとにポイントの受取が可能な状態か否かを判定し、ポイントの受取が可能な状態でないと判定したとき、前記ポイント受取ページを送信しない
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  11. 請求項又は10のいずれかに記載のポイント管理システムにおいて、
    前記ポイント移転情報受信手段は、前記受信したポイント移転情報に、さらに該ポイント移転情報を受信した受信日の情報を付加して前記ポイント移転情報記憶手段に格納し、
    前記ポイント移転通知メール送信手段は、前記ステータス情報をもとに前記ポイント移転情報記憶手段よりポイントの受取が可能な状態にあるポイント移転情報を読み出して、前記受信日の情報をもとに該ポイント移転情報の受信日から所定日数経過した日であるか否かを判定し、該ポイント移転情報の受信日から所定日数経過した日であると判定したとき、該ポイント移転情報に対応するポイント移転通知メールを再度送信する
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  12. 請求項11に記載のポイント管理システムにおいて、
    前記ポイント移転手段は、前記ステータス情報をもとに前記ポイント移転情報記憶手段よりポイントの受取が可能な状態にあるポイント移転情報を読み出して、前記受信日の情報をもとにポイントの受取期限が経過しているか否かを判定し、該受取期限が経過していると判定したとき、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取期限が経過していると判定したポイント移転情報の移転ポイント数を、前記ポイント数情報記憶手段に記憶している前記ポイント送信元ユーザの受取待ちのポイント数から減算し、利用可能なポイント数に加算する
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載のポイント管理システムにおいて、
    前記確認項目の回答は、前記ポイント送信元ユーザが選択した確認項目の区分と、該ポイント送信元ユーザが設定したその回答との組である
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  14. 請求項13に記載のポイント管理システムにおいて、
    前記確認項目の区分は、前記ポイント送信元ユーザが設定した確認項目の区分である
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  15. 端末を介してアクセスするユーザ間において金銭的価値を表すポイントを移転するポイントの移転方法であって、
    転ポイント数と、ポイントの移転を知らせるポイント移転通知メールの送信先メールアドレスと、ポイント送信元ユーザが設定した確認項目と、該確認項目に対する回答とを少なくとも含むポイント移転情報を、前記ポイント送信元ユーザの端末から受信して、ポイント移転情報記憶手段に格納するポイント移転情報受信ステップと、
    記移転ポイント数を受取るためのポイント受取ページを特定するURLを含むポイント移転通知メールを生成し、前記受信したポイント移転情報に含まれる送信先メールアドレス宛に送信するポイント移転通知メール送信ステップと、
    記ポイント送信元ユーザが設定し、前記ポイント移転通知メールに基づいてポイント受取側ユーザが認識した確認項目に対する回答を含む前記移転ポイントの受取情報を、該移転ポイントを受取る該ポイント受取側ユーザの端末から受信するポイント受取ページの応答受信ステップと、
    前記受取情報を受信したとき、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取情報に対応するポイント移転情報をもとに、該受取情報に含まれる確認項目に対する回答が正しいか否かを判定する確認項目判定ステップと、
    前記確認項目判定ステップにおいて、前記確認項目に対する回答が正しいと判定されたときに限り、前記ポイント移転情報記憶手段より読み出した該受取情報に対応するポイント移転情報の前記移転ポイント数の分を、ユーザが保有する利用可能なポイント数をユーザごとに記憶するポイント数情報記憶手段に記憶している前記ポイント送信元ユーザの利用可能なポイント数から、前記ポイント受取側ユーザの利用可能なポイント数に移転するポイント移転ステップと、を備える、ことを特徴とするポイント移転方法。
  16. 請求項1〜14のいずれかに記載のポイント管理システムの各手段をコンピュータに機能として実現させるためのプログラム。
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