JP6858673B2 - 吸音材取付構造 - Google Patents
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Description
また、ワッシャーなどの皿状部材や板状部材をかしめ部に用いる必要があるので、吸音材が露出する表面積が減ってしまい、消音効果が不十分になることがある。
そして、吸音材の一部が穴に入り込んでいるので、気流が吹き付けても、係止爪から吸音材周縁部が引き出されるのが阻止されて、係止爪による保持力を維持できるので、通気環境におかれた吸音材の取付状態を適切に維持できる。
図1には、吸音ダクトの全体構成を分解斜視図で示し、図2には、ダクトロワケース単体と吸音材の斜視図を示している。そして、図3は、吸音材が配設された部分の、ダクトの軸方向に沿った平面における断面図(X−X断面図)、図4は、吸音材が配設された部分の、ダクトの軸方向と直交する平面における断面図(Y−Y断面図)である。図5は、ロワケースを吸音材取付面の面直方向から見た図である。
ロワケース3の膨出部31の周縁のコーナー部や辺、すなわち、取付領域Sの周縁に、係止爪32,32が設けられている。本実施形態においては、係止爪32,32は、矩形状の取付領域Sのコーナー部の他に、矩形状の取付領域Sがケース両端部30に面する側の辺のほぼ中央にも、係止爪32,32が配置されている。これら係止爪32は、ケース両端部30の底面とほぼ同じ高さで、吸音材周縁から吸音材の内側に向かう方向に、取付面31aとほぼ平行に延在する形状で設けられており、係止爪32と取付面31aの間の空間に吸音材4の周縁部が配置されて、吸音材4が係止爪32と取付面31aの間に挟持されるように係止されることによって、係止爪32により、吸音材4の周縁部が取付領域Sに対して面直方向に保持される。この時、係止爪32と取付面31aとによる吸音材4の挟持は、吸音材が両者の間でやや圧縮気味となるよう挟持される。即ち、係止爪32,32が吸音材4を取付領域Sの面直方向に押圧するように、係止爪32が吸音材4の周縁に係止する。
上記実施形態によれば、取付領域Sの面直方向に吸音材4を押圧する係止爪32に、吸音材4の周縁を係止することにより、取付領域に対して、吸音材4を簡単に取付固定できる。即ち、粘着剤や接着剤を用いる箇所を減らし、吸音材の弾力性を利用して、吸音材の取付作業を行うことができ、その作業が簡単である。そして、取付作業が煩雑となる原因であった、接着剤や粘着材の使用や、ピン部材のかしめ工程が必要になる箇所を減らすことができ、吸音材取付工程の工程簡易化に効果的である。
図12の第2実施形態では、係止爪35が吸音材4を取付領域面直方向に押圧するように吸音材の周縁に設けられる点は、第1実施形態と同様であるが、係止爪35には、係止爪の根元側部分に穴36が設けられている。ここで、係止爪の根元側部分とは、取付領域Sと略平行に延在する係止爪35の先端部を除いた部分のことである。根元側部分には、係止爪の中央部が含まれていてもよい。根元側部分に穴が設けられることにより、係止爪35が額縁状もしくは枠状になっていることが好ましい。
第3実施形態では、係止爪35と、係止爪35の根元側部分に設けられた穴36は第2実施形態と同様に設けられている。第3実施形態では、さらに、第1実施形態のような、取付領域面直方向に沿って見た際に、係止爪35の外形と略合致する形状の穴37も設けられている。このような実施形態であっても、係止爪35によって押圧された吸音材周縁部の一部が、弾力性によって、穴36,37に入り込み、吸音材周縁部が係止爪35から引き出されにくくなり、同様の効果が得られる。
2 アッパケース
3 ロワケース
31 膨出部
32,35 係止爪
34,36,37 穴
S 吸音材取付領域
31a 取付面
4 吸音材
4C 切込み
Claims (4)
- 通気経路の一部を構成する部材の内周面に設けられた取付領域に、
弾力性を有する樹脂発泡材からなる平板状の吸音材を取付けた吸音材取付構造であって、
吸音材の周縁には係止爪が設けられており、
係止爪が吸音材を取付領域面直方向に押圧するように、係止爪が吸音材周縁に係止すると共に、
前記取付領域には、取付領域面直方向に沿って見た際に、係止爪と略合致する形状の穴が設けられており、
係止爪によって押圧された部分で、吸音材の一部が前記穴に入り込んでいる
吸音材取付構造。 - 通気経路の一部を構成する部材の内周面に設けられた取付領域に、
弾力性を有する樹脂発泡材からなる平板状の吸音材を取付けた吸音材取付構造であって、
吸音材の周縁には係止爪が設けられており、
係止爪が吸音材を取付領域面直方向に押圧するように、係止爪が吸音材周縁に係止すると共に、
前記係止爪には、係止爪の根元側部分に穴が設けられており、
係止爪によって押圧された部分で、吸音材の一部が前記穴に入り込んでいる
吸音材取付構造。 - 吸音材には、前記穴に入り込む部分に切込みが入れられている
請求項1または請求項2に記載の吸音材取付構造。 - 前記穴が貫通穴である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の吸音材取付構造。
Priority Applications (1)
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JP2017164340A JP6858673B2 (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 吸音材取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017164340A JP6858673B2 (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 吸音材取付構造 |
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JP2019040164A JP2019040164A (ja) | 2019-03-14 |
JP6858673B2 true JP6858673B2 (ja) | 2021-04-14 |
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Family Applications (1)
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JP2017164340A Active JP6858673B2 (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 吸音材取付構造 |
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2017
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