JP6856182B1 - エレベーターのおもりブロック運搬治具 - Google Patents

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Abstract

エレベーターのおもりブロックを容易に持ち上げることができるエレベーターのおもりブロック運搬治具を提供する。この発明に係るエレベーターのおもりブロック運搬治具は、エレベーターの最上段のおもりブロックの上面に配置される本体部と、最上段のおもりブロックの一側に配置される固定把持部と、最上段のおもりブロックの下方に向けて水平方向に突き出した楔状の固定挿入部と、本体部に水平方向に移動自在に連結され、最上段のおもりブロックの他側に配置される可動把持部と、最上段のおもりブロックに向けて水平方向に突き出した楔状の可動挿入部と、最上段のおもりブロックの一側から固定挿入部を最上段のおもりブロックの下方に挿入させ、最上段のおもりブロックの他側から可動挿入部を最上段のおもりブロックの下方に挿入させるねじ体と、を備えた。

Description

本開示は、エレベーターのおもりブロック運搬治具に関する。
特許文献1は、エレベーターのおもりブロック運搬治具を開示する。当該おもりブロック運搬治具の挿入部は、エレベーターのおもりブロックの下に挿入される。
日本特開2019−006589号公報
しかしながら、特許文献1に記載のおもりブロック運搬治具において、挿入部は、工具により上下方向に繰り返し微小移動させる必要がある。このため、おもりブロックを容易に持ち上げることができない。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、エレベーターのおもりブロックを容易に持ち上げることができるエレベーターのおもりブロック運搬治具を提供することである。
本開示に係るエレベーターのおもりブロック運搬治具は、エレベーターのおもり枠の内部において鉛直方向に積み重ねられた複数のおもりブロックのうちの最上段のおもりブロックの上面に配置される本体部と、前記本体部に連結され、前記本体部が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された際に前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の一側に配置される固定把持部と、前記固定把持部に連結され、前記最上段のおもりブロックの下方に向けて水平方向に突き出した楔状の固定挿入部と、前記本体部に水平方向に移動自在に連結され、前記本体部が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された際に前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の他側に配置される可動把持部と、前記可動把持部に連結され、前記最上段のおもりブロックに向けて水平方向に突き出した楔状の可動挿入部と、前記本体部における前記可動把持部の側に設けられ、前記本体が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された状態において前記可動把持部を前記最上段のおもりブロックに近づく方向に移動させることで、前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の一側から前記固定挿入部を前記最上段のおもりブロックの下方に挿入させ、前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の他側から前記可動挿入部を前記最上段のおもりブロックの下方に挿入させることにより、前記最上段のおもりブロックと前記最上段のおもりブロックの直下のおもりブロックとの間に隙間を形成するねじ体と、を備えた。
本開示に係るエレベーターのおもりブロック運搬治具は、エレベーターのおもり枠の内部において鉛直方向に積み重ねられた複数のおもりブロックのうちの最上段のおもりブロックの上面に配置される本体部と、前記本体部に連結され、前記本体部が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された際に前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の一側に配置される固定把持部と、前記固定把持部に連結され、前記最上段のおもりブロックの下方に向けて水平方向に突き出した楔状の固定挿入部と、前記本体部に水平方向に移動自在に連結され、前記本体部が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された際に前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の他側に配置される可動把持部と、前記可動把持部に連結され、前記最上段のおもりブロックに向けて水平方向に突き出した楔状の可動挿入部と、前記本体部における前記可動把持部の側に設けられ、前記本体部が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された状態において前記可動把持部を前記最上段のおもりブロックに近づく方向に移動させることで、前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の一側から前記固定挿入部を前記最上段のおもりブロックの下方に挿入させ、前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の他側から前記可動挿入部を前記最上段のおもりブロックの下方に挿入させるねじ体と、を備えた。



本開示によれば、可動把持部がねじ体により最上段のおもりブロックに近づく方向に移動されることで、固定挿入部および可動挿入部がおもりブロックの下方に挿入される。このため、エレベーターのおもりブロックを容易に持ち上げることができる。
実施の形態1におけるエレベーターのおもりブロック運搬治具が適用されるエレベーターの構成図である。 実施の形態1におけるエレベーターのおもりブロック運搬治具の正面図である。 実施の形態1におけるエレベーターのおもりブロック運搬治具の斜視図である。 実施の形態1におけるエレベーターのおもりブロック運搬治具によるおもりブロックの運搬作業を説明するための図である。 実施の形態1におけるエレベーターのおもりブロック運搬治具によるおもりブロックの運搬作業を示す図である。
実施の形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエレベーターのおもりブロック運搬治具が適用されるエレベーターの構成図である。
図1のエレベーターにおいて、昇降路1は、建築物の各階を貫く。複数の乗場2は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場2の各々は、昇降路1に対向する。複数の乗場2の各々は、乗場扉3を備える。
巻上機4は、昇降路1の上部に設けられる。巻上機4は、綱車5を備える。そらせ車6は、昇降路1の上部に設けられる。
一対のかごガイドレール7は、昇降路1に設けられる。一対のかごガイドレール7の各々は、鉛直方向に延びる。一対のかごガイドレール7は、互いに平行である。一対のかごガイドレール7は、互いに対向する。
一対のおもりガイドレール8は、昇降路1に設けられる。一対のおもりガイドレール8の各々は、鉛直方向に延びる。一対のおもりガイドレール8は、互いに平行である。一対のおもりガイドレール8は、互いに対向する。
主ロープ9は、綱車5とそらせ車6とに巻き掛けられる。
かご10は、昇降路1の内部において一対のかごガイドレール7に沿って昇降し得るように設けられる。かご10は、主ロープ9の一側に支持される。かご10は、かご扉11を備える。
釣合いおもり12は、昇降路1の内部において一対のおもりガイドレール8に沿って昇降し得るように設けられる。釣合いおもり12は、主ロープ9の他側に支持される。釣合いおもり12は、おもり枠13と複数のおもりブロック14とを備える。
かごバッファー15は、昇降路1の底部に設けられる。かごバッファー15は、かご10の下方に設けられる。
おもりバッファー16は、昇降路1の底部に設けられる。おもりバッファー16は、釣合いおもり12の下方に設けられる。
次に、図2と図3とを用いて、おもりブロック運搬治具の構成を説明する。
図2は実施の形態1におけるエレベーターのおもりブロック運搬治具の正面図である。図3は実施の形態1におけるエレベーターのおもりブロック運搬治具の斜視図である。
図2と図3とに示されるように、おもりブロック運搬治具18は、本体部19とねじこみボス20と一対のフック部21とねじ体22と持ち手23と固定把持部24と固定挿入部25と可動把持部26と可動挿入部27とを備える。
本体部19は、長手方向と短手方向とを有する平面形状の部材である。例えば、本体部19は、切り欠き部を有する。切り欠き部は、本体部19の長手方向に沿って長穴状かつU字状に形成される。切り欠き部の開部は、本体部19の一方の短手側の端部に設けられる。
ねじこみボス20は、ナット状部材である。ねじこみボス20は、本体部19の切り欠き部の開部に隣接して設けられる。例えば、ねじこみボス20は、本体部19と一体に形成される。例えば、ねじこみボス20は、本体部19の一部をバーリング等で加工することにより形成される。ねじこみボス20は、開口部を有する。当該開口部は、ねじこみボス20の中心に円形状に開口する。当該開口部の中心軸は、本体部19の長手方向と平行となるような方向になるように設けられる。例えば、ねじこみボス20の開口部の中心軸は、本体部19の切り欠き部の中心軸と同一である。
例えば、一対のフック部21の一方は、本体部19の長手側の一側面に設けられる。例えば、一対のフック部21の他方は、本体部19の長手側の他側面に設けられる。例えば、一対のフック部21のそれぞれは、本体部19を挟んで対称な位置に設けられる。例えば、一対のフック部21のそれぞれは、本体部19を挟んで対称な位置から上下方向にずれて設けられる。例えば、一対のフック部21のそれぞれは、本体部19を挟んで対称な位置から左右方向にずれて設けられる。
持ち手23は、U字状部材である。例えば、持ち手23は、本体部19の上面に設けられる。
固定把持部24は、平板状に形成される。固定把持部24は、本体部19の長手方向に対して垂直下方向に延びる。固定把持部24の一端部は、本体部19の他方の短手側端部に連結される。固定把持部24の一方の端部は、本体部19に対して直交する。
固定把持部24は、固定把持部緩衝体24aを備える。固定把持部緩衝体24aは、弾性材である。例えば、固定把持部緩衝体24aはウレタンで形成される。例えば、固定把持部緩衝体24aは、ゴムで形成される。固定把持部緩衝体24aは、可動把持部26に対向する固定把持部24の側面に沿って設けられる。固定把持部緩衝体24aは、テーパー状に形成される。具体的には、固定把持部緩衝体24aの厚みは、本体部19に向かって小さくなる。
固定挿入部25は、楔状に形成される。固定挿入部25の一端部は、固定把持部24の他端部に連結される。固定挿入部25は、固定把持部24に対して直交する。固定挿入部25は、本体部19に対して平行になる。固定挿入部25の他端部は、本体部19の一側に近づく方向に延びる。例えば、固定挿入部25の他端部は、テーパー状に形成される。具体的には、固定挿入部25の他端部の厚みは、先端に向かって小さくなる。例えば、固定挿入部25の他端部の上面は、先端に向けて下る。例えば、固定挿入部25の他端部の下面は、勾配のない水平な面である。例えば、固定挿入部25の他端部の下面は、先端に向けて上る。
可動把持部26は、平板状に形成される。可動把持部26は、本体部19の長手方向に対して垂直下方向に延びる。可動把持部26は、本体部19に対してスライド可能に接続される。例えば、可動把持部26の上部は、本体部19の切り欠き部の上方に設けられる。例えば、可動把持部26の下部は、本体部19の切り欠き部を貫通する。
可動把持部26は、可動把持部緩衝体26aを備える。可動把持部緩衝体26aは、弾性材である。例えば、可動把持部緩衝体26aはウレタンで形成される。例えば、可動把持部緩衝体26aは、ゴムで形成される。可動把持部緩衝体26aは、固定把持部24に対向する可動把持部26の側面に沿って設けられる。可動把持部緩衝体26aは、テーパー状に形成される。具体的には、可動把持部緩衝体26aの厚みは、本体部19に向かって小さくなる。
可動挿入部27は、楔状に形成される。可動挿入部27の一端部は、可動把持部26の他端部に連結される。可動挿入部27は、可動把持部26に対して直交する。可動挿入部27は、本体部19に対して平行になる。可動挿入部27の他端部は、本体部19の他側に近づく方向に延びる。例えば、可動挿入部27の他端部は、テーパー状に形成される。具体的には、可動挿入部27の他端部の厚みは、先端に向かって小さくなる。例えば、可動挿入部27の他端部の上面は、先端に向けて下る。例えば、可動挿入部27の他端部の下面は、勾配のない水平な面である。例えば、可動挿入部27の他端部の下面は、先端に向けて上る。
ねじ体22は、本体部19の一側から本体部19のねじこみボス20に挿入される。ねじ体22は、ねじこみボス20にねじ込まれた際に可動把持部26に近づく方向に移動し、可動把持部26の上部に接する。ねじ体22は、可動把持部26を固定把持部24に近づく方向に本体部19上を移動させる。
例えば、ねじ体22は、ハンドル部を有する。具体的には、ハンドル部は、棒状に形成される。ハンドル部は、ねじ体22の他方の端部においてねじ体22の垂直方向に挿入される。ハンドルが回転されると、ねじ体22は、ねじこみボス20にねじ込まれる。その結果、可動把持部26は、固定把持部24に近づく方向に本体部19の長手方向に沿って移動する。
例えば、ねじ体22の他方の端部には、一般的な電動ドライバーの回転軸部が接続可能である。この場合、電動ドライバーを接続された状態で電動ドライバーの回転軸部が回転されると、ねじ込み部Dは、ねじこみボス20にねじ込まれる。その結果、可動把持部26は、固定把持部24に近づく方向に本体部19の長手方向に沿って移動する。
次に、図4および図5を用いて、おもりブロック14の運搬作業を説明する。
図4および図5は実施の形態1におけるエレベーターのおもりブロック運搬治具によるおもりブロックの運搬作業を説明するための図である。
図4に示されるように、複数のおもりブロック14は、おもり枠13に形成された図示されない一対の溝にそれぞれ案内される。複数のおもりブロック14は、おもり枠13の間に鉛直方向に積み重ねられる。最上段のおもりブロック14において、おもりブロック運搬治具18は、おもりブロック14の中心部よりも左右のいずれかの側に寄って取り付けられる。この際、持ち手23は、作業員に掴まれる。
具体的には、おもりブロック運搬治具18において、本体部19は、長手方向が最上段のおもりブロック14の長手方向に直交するように最上段のおもりブロック14の上面に配置される。固定把持部24は、最上段のおもりブロック14の長手側の一側面に対面するように配置される。可動把持部26は、最上段のおもりブロック14の長手側の他側面に対面するように配置される。
この際、固定挿入部25の先端部は、複数のおもりブロック14の一方の長手側の側面から最上段のおもりブロック14の下面とその直下のおもりブロック14の上面との境界線上に配置される。具体的には、固定挿入部25の先端部は、最上段のおもりブロック14の下面とその直下のおもりブロック14の上面との境界面に最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向から接するように配置される。
次に、可動把持部26は、本体部19に長手方向に沿って移動させられる。
この際、可動挿入部27の先端部は、複数のおもりブロック14の他方の長手側の側面から最上段のおもりブロック14の下面とその直下のおもりブロック14の上面との境界線上に配置される。具体的には、可動挿入部27の先端部は、最上段のおもりブロック14の下面とその直下のおもりブロック14の上面との境界面に最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向から接するように配置される。
その結果、固定把持部24と可動把持部26とは、最上段のおもりブロック14を挟み込むように配置される。
次に、ねじ体22は、電動ドライバー等によりねじ込まれる。可動把持部26の上部は、ねじ体22がねじ込まれる力により、最上段のおもりブロック14に近づく方向に移動する。可動挿入部27は、可動把持部26の移動に追従して、最上段のおもりブロック14の下面とその直下のおもりブロック14の上面との境界面に入り込む。同時に、固定挿入部25は、最上段のおもりブロック14の下面とその直下のおもりブロック14の上面との境界面に入り込む。
その結果、最上段のおもりブロック14とその直下のおもりブロック14との間において、隙間が形成される。最上段のおもりブロック14の荷重は、固定挿入部25と可動挿入部27とにより支持される。この際、固定把持部24と可動把持部26とがそれぞれ最上段のおもりブロック14に接する位置に配置されると、固定挿入部25と可動挿入部27とがそれぞれ負担するおもりブロック14の荷重が均一化する。
次に、吊りロープ17は、一対のフック部21のそれぞれに取り付けられる。
次に、図5に示されるように、吊りロープ17は、最上段のおもりブロック14を吊り上げる。この際、最上段のおもりブロック14は、一端部の側がより上方となるように斜めに吊り上げられる。その後、最上段のおもりブロック14がおもり枠13から取り外される。
これらの手順が、複数のおもりブロック14に対して順々に行われる。その結果、全てのおもりブロック14がおもり枠13から取り外される。
以上で説明した実施の形態1によれば、可動把持部26がねじ体22により最上段のおもりブロック14に近づく方向に移動されることで、固定挿入部25および可動挿入部27がおもりブロック14の下方に挿入される。このため、エレベーターのおもりブロック14を容易に持ち上げることができる。
また、可動把持部26は、本体部19に設けられた切り欠き部に沿って移動する。このため、おもりブロック14に合わせて自在に可動把持部26を配置することができる。
また、本体部19は、持ち手23を備える。このため、ねじ体22を安定してねじ込むことができる。
また、本体部19は、一対のフック部21を備える。吊りロープ17は、一対のフック部21のそれぞれに取り付けられる。このため、おもりブロック14を安定して吊るすことができる。
また、ねじ体22は、電動ドライバーの回転軸に接続される。ねじ体22は、電動ドライバーによりねじ込まれる。このため、作業員は、可動挿入部27をおもりブロック14の下に容易に挿入させることができる。
また、おもりブロック運搬治具18は、固定把持部緩衝体24aと可動把持部緩衝体26aとを備える。固定把持部緩衝体24aと可動把持部緩衝体26aとは、弾性変形した状態でおもりブロック14を把持する。このため、おもりブロック14を安定して把持することができる。
なお、おもりブロック運搬治具18は、おもりブロック14の一端部の側に寄せて取り付けることができる。このため、おもりブロック14は、一端部の側がより上方となるように斜めに吊り上げられる。その結果、おもりブロック14をおもり枠13からより容易に取り外すことができる。
また、巻上機4が昇降路1の下部に設けられたエレベーターまたは巻上機4が昇降路1の直上に設けられた機械室に設けられたエレベーターに実施の形態1のおもりブロック運搬治具18を適用してもよい。
以上のように、本開示に係るエレベーターのおもりブロック運搬治具は、エレベーターに利用できる。
1 昇降路、 2 乗場、 3 乗場扉、 4 巻上機、 5 綱車、 6 そらせ車、 7 かごガイドレール、 8 おもりガイドレール、 9 主ロープ、 10 かご、 11 かご扉、 12 釣合いおもり、 13 おもり枠、 14 おもりブロック、 15 かごバッファー、 16 おもりバッファー、 17 吊りロープ、 18 おもりブロック運搬治具、 19 本体部、 20 ねじこみボス、 21 フック部、 22 ねじ体、 23 持ち手、 24 固定把持部、 24a 固定把持部緩衝体、 25 固定挿入部、 26 可動把持部、 26a 可動把持部緩衝体、 27 可動挿入部

Claims (6)

  1. エレベーターのおもり枠の内部において鉛直方向に積み重ねられた複数のおもりブロックのうちの最上段のおもりブロックの上面に配置される本体部と、
    前記本体部に連結され、前記本体部が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された際に前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の一側に配置される固定把持部と、
    前記固定把持部に連結され、前記最上段のおもりブロックの下方に向けて水平方向に突き出した楔状の固定挿入部と、
    前記本体部に水平方向に移動自在に連結され、前記本体部が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された際に前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の他側に配置される可動把持部と、
    前記可動把持部に連結され、前記最上段のおもりブロックに向けて水平方向に突き出した楔状の可動挿入部と、
    前記本体部における前記可動把持部の側に設けられ、前記本体が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された状態において前記可動把持部を前記最上段のおもりブロックに近づく方向に移動させることで、前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の一側から前記固定挿入部を前記最上段のおもりブロックの下方に挿入させ、前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の他側から前記可動挿入部を前記最上段のおもりブロックの下方に挿入させることにより、前記最上段のおもりブロックと前記最上段のおもりブロックの直下のおもりブロックとの間に隙間を形成するねじ体と、
    を備えたエレベーターのおもりブロック運搬治具。
  2. 前記可動把持部は、前記本体部に設けられた切り欠き部に沿って移動する請求項1に記載のエレベーターのおもりブロック運搬治具。
  3. 前記本体部に設けられた持ち手、
    を備えた請求項1または請求項2に記載のエレベーターのおもりブロック運搬治具。
  4. 前記本体部に設けられ、吊りロープが取り付けられるフック部、
    を備えた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエレベーターのおもりブロック運搬治具。
  5. 前記ねじ体は、電動ドライバーの回転軸に接続され得るように設けられ、前記電動ドライバーによりねじ込まれる請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のエレベーターのおもりブロック運搬治具。
  6. エレベーターのおもり枠の内部において鉛直方向に積み重ねられた複数のおもりブロックのうちの最上段のおもりブロックの上面に配置される本体部と、
    前記本体部に連結され、前記本体部が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された際に前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の一側に配置される固定把持部と、
    前記固定把持部に連結され、前記最上段のおもりブロックの下方に向けて水平方向に突き出した楔状の固定挿入部と、
    前記本体部に水平方向に移動自在に連結され、前記本体部が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された際に前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の他側に配置される可動把持部と、
    前記可動把持部に連結され、前記最上段のおもりブロックに向けて水平方向に突き出した楔状の可動挿入部と、
    前記本体部における前記可動把持部の側に設けられ、前記本体部が前記最上段のおもりブロックの上面に配置された状態において前記可動把持部を前記最上段のおもりブロックに近づく方向に移動させることで、前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の一側から前記固定挿入部を前記最上段のおもりブロックの下方に挿入させ、前記最上段のおもりブロックの長手方向に直交する方向の他側から前記可動挿入部を前記最上段のおもりブロックの下方に挿入させるねじ体と、
    前記可動把持部に対向する前記固定把持部の側面に沿ってテーパー状に形成された固定把持部緩衝体と、
    前記固定把持部に対向する前記可動把持部の側面に沿ってテーパー状に形成された可動把持部緩衝体と、
    を備えたエレベーターのおもりブロック運搬治具。
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