JP6856163B1 - 粘着シート及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
従来、粘着シートの粘着剤層については粘着性や難燃性などの物性を考慮して設計されている一方で、部材への施工後には表面に出ない層であることから人体への安全性については優先度が低かった。
一方、最近では専門業者だけでなく一般ユーザーが粘着シートを取り扱うケースも多くあり、又、一般ユーザー自身での貼り替え作業のニーズも高まってきている。
このような背景から、粘着剤層を介した感染のリスクとその対策による安心、安全のニーズは今後増加していくと考えられる。
上記した漆喰含有層は、強アルカリ性を示すので、抗菌機能、防カビ機能、抗ウイルス機能を備えている(特許文献1の段落[0016])。
また、従来、「粘着シート」ではないが、化粧シートの最表面のコーティング樹脂中に銀系無機添加剤又は亜鉛系無機添加剤を配合した抗ウイルス性を有する「内装用化粧シート」が知られている(特許文献2の段落[0018]及び図1参照)。
また、本発明の一態様に係る粘着シートは、前記粘着剤層の前記フィルム層と反対の面側に形成された複数の溝部を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る粘着シートは、前記抗ウイルス剤が、銀系材料であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る粘着シートは、前記抗ウイルス剤の粒径のピークが、複数存在することを特徴とする。
本発明の一態様に係る粘着シートは、前記抗ウイルス剤の粒径の前記ピークが、1μm以上5μm未満の範囲である第1ピークと、5μm以上15μm以下の範囲である第2ピークとを含むことを特徴とする。
本発明の一態様に係る粘着シートは、前記粘着剤層が、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤の少なくとも一種を含む界面活性剤が添加されていることを特徴とする。
本発明の実施形態1について、以下に図面を参照して説明する。
ここで、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造等が下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
本実施形態に係る粘着シート10は、図1に示すように、フィルム層20と、フィルム層20の一方の面(以下、「裏面21」と呼ぶ)側に形成された粘着剤層30とを備えている。また、粘着剤層30のフィルム層20と反対の面(以下「粘着面31」と呼ぶ)側には、剥離性シート40が貼り付けられている。粘着シート10は、例えば、壁紙に好適なものである。
フィルム層20は、第一基材層50と、第一基材層50の粘着剤層30側の面側に配置された第二基材層60を備える。
なお、第一基材層50の第二基材層60側の表面61には絵柄層70を、第一基材層50の第二基材層60と逆側の表面51には表面保護層80を配置しても良い。
第一基材層50は、第二基材層60とともに粘着シート10のベースとなるシート状の部材である。
第一基材層50を構成する樹脂としては、ポリプロピレン樹脂を用いる。また、第一基材層50は、絵柄層70を視認可能な透明性を有する。
第一基材層50の厚さは、目標とする十分な強度等の諸物性を付与しつつ、隠蔽性や防火性能等の他の諸物性を満たすために、50μm以上150μm以下とすることが好ましい。
50μmより小さい場合には、十分な強度や隠蔽性等の諸物性を付与できない。また、150μmより大きい場合には、防火性能等の他の諸物性が満たされない。
第二基材層60は、第一基材層50とともに粘着シート10のベースとなるシート状の部材である。
第二基材層60を構成する樹脂としては、第二基材層60のフィルムと同様に、耐熱性、耐寒性、及び機械的強度の点から、ポリプロピレン樹脂を用いる。
また、第二基材層60の厚さは、目標とする十分な強度や隠蔽性等の諸物性とを付与しつつ、防火性能等の他の諸物性を満たすために、50μm以上100μm以下とすることが好ましい。
50μmより小さい場合には、十分な強度や隠蔽性等の諸物性を付与できない。また、100μmより大きい場合には、防火性能等の他の諸物性が満たされない。
絵柄層70は、絵柄模様により粘着シート10の表層側を加飾するための層である。
絵柄層70としては、第二基材層60の表面61に絵柄模様を印刷することで形成され、印刷インキの塗膜を用いる。
印刷インキは、壁紙に一般的に求められるような耐光性、発色性及び使用成分の安全性の要件を満たしていれば、特に限定されるものではない。安全性の要件としては、例えば、顔料や添加剤として重金属や硫黄化合物を含まない等が挙げられる。
表面保護層80は、第一基材層50及び絵柄層70を保護するための層である。
表面保護層80は、絵柄層70を視認可能な透明性を有するとともに、保護に必要な十分な強度、耐汚染性、耐候性等の物性を有する。
表面保護層80としては、例えば、第一基材層50の絵柄層70と反対側の面、すなわち表面51に、メチルエチルケトン等の溶媒とポリウレタン系樹脂とイソシアネート系の硬化剤とを含むコート剤を塗布・乾燥させた後に紫外線照射により硬化させることで形成される塗膜を用いる。また、表面保護層80を構成する樹脂としては、他にも、アクリル樹脂系コート剤等を用いても良い。表面保護層80の坪量は、表面強度の高さの点から、2.0g/m2以上7.0g/m2以下とすることが好ましい。
このときの抗ウイルス剤は後述する段落0025で挙げる材料系を用いることができる。
また、抗ウイルス剤の添加量は0.2質量部以上10質量部以下の範囲内であることが好ましい。抗ウイルス剤の添加量が0.2質量部以上である場合、抗ウイルス剤が効果的に作用し、抗ウイルス性が向上する。抗ウイルス剤の添加量が10質量部以下である場合、それ以上である場合と比べて耐傷性が良好になる。
また、抗ウイルス剤の平均粒径は、1μm以上10μm以下であることが望ましい。抗ウイルス剤の平均粒径が1μm以上である場合、表面保護層80と抗ウイルス剤との接触面積が向上し、抗ウイルス性が良好になる。抗ウイルス剤の平均粒径が10μm以下である場合、それ以上である場合と比べて耐傷性が良好になる。
抗ウイルス剤の粒径のピークは、1μm以上5μm以下の範囲である第1ピークと、5μm以上10μm以下の範囲である第2ピークとを含んでいることが好ましい。ここで、抗ウイルス剤の粒径の第2ピークは、第1ピークより大きい値とする。抗ウイルス剤の粒径のピークは複数存在していることにより、抗ウイルス剤の充填密度がより向上し、抗ウイルス剤をより多く添加することができる。このため、抗ウイルス剤との接触面積が拡大し、抗ウイルス自体の表面積も拡大することにより、抗ウイルス性が向上する。
すなわち、本実施形態1の説明においては、後述するが、粘着剤層30についてのみ、抗ウイルス剤を含んでいる場合について説明し、後述する実施形態2以降においては、粘着剤層30に加え、表面保護層80に抗ウイルス剤を添加した場合について説明する。
粘着剤層30は、フィルム層20に粘着性をもたせるための層である。
粘着剤層30の粘着面31には、複数の溝部90を形成しても良い。
各溝部90は、粘着剤層30の外周部分で終端するか、或いは粘着剤層30の外周部分で終端する他の溝部90と連通している。これにより、粘着シート10を被着体に貼り付けるときに、粘着剤層30と被着体との間に閉じこめられた空気を周囲へ流出可能となっている。そして、空気が周囲に流出した後、溝部90の底部を被着体の表面と密着させ消失可能となっている。また、溝部90の底部を被着体の表面と密着させることで、耐衝撃性及び耐寒性を向上可能となっている。
溝部90の断面形状としては、例えば、V字型、U字型、長方形型、台形型を採用できる。
溝部90が占める体積は、例えば、粘着剤層30の直径500μmの円の面積当たり1×103μm3以上とする。溝部90の形成方法としては、例えば、フィルム層20の第二基材層60の裏面21に粘着剤を均一に塗布した後に、溝部90の形成用の凹凸を有する型を用いて型押することで、溝部90を形成する方法を採用できる。また、例えば、溝部90の形成用の凹凸を有する剥離性シート40を貼り付けることで、溝部90を形成する方法も採用できる。
粘着剤層30を構成する粘着剤組成物としては、アクリル酸又はアクリル酸エステルを出発原料とするアクリル系感圧接着剤を用いる。
アクリル系感圧接着剤としては、例えば、米国特許第3239478号明細書、同第3935338号明細書、同第5169727号明細書、再発行特許第24906号明細書、米国特許第4952650号明細書及び同第4181752号明細書に開示されている接着剤を採用できる。
粘着剤層30には、抗ウイルス性を向上させる抗ウイルス剤を含んでいる。
抗ウイルス剤は、銀系材料であることが好ましい。抗ウイルス剤としては、無機化合物のゼオライト、アパタイト、ジルコニアなどの物質に、銀イオン、銅イオン、亜鉛イオンのいずれかの金属イオンを取り込んで形成した抗菌性ゼオライト、抗菌性アパタイト、抗菌性ジルコニア等の無機系抗菌剤が使用できる。また、抗ウイルス剤としてジンクピリジオン2−(4−チアゾリル)−ベンゾイミダゾール、10、10−オキシビスフェノキサノジン、有機チツソイオウハロゲン系、ピリジン−2−チオール−オキシド等が使用できるが、抗ウイルス効果の点で銀系抗ウイルス剤が優れている。
抗ウイルス剤の添加量は、0.2質量部以上20質量部以下の範囲内であることが好ましい。
抗ウイルス剤の添加量が0.2質量部以上である場合、抗ウイルス剤が効果的に作用し始め、抗ウイルス性が向上する。抗ウイルス剤の添加量が20質量部以上である場合、粘着性が著しく低下する。
なお、10質量部を超えると、粘着性の低下が見られ始めるため、10質量部以下であることがより好ましい。
抗ウイルス剤の平均粒径は、1μm以上15μm以下であることが望ましい。
抗ウイルス剤の平均粒径が1μm以上である場合、粘着剤層30と抗ウイルス剤との接触面積が向上し、抗ウイルス性が良好になる。抗ウイルス剤の平均粒径が15μmより大きい場合、抗ウイルス剤の表面積が小さくなり抗ウイルス性が低下する。
抗ウイルス剤の粒径のピークは、図2に示すように、複数存在していることが好ましい。
抗ウイルス剤の粒径のピークは複数存在していることにより、抗ウイルス剤の充填密度がより向上し、抗ウイルス剤をより多く添加することができる。
このため、抗ウイルス剤との接触面積が拡大し、抗ウイルス自体の表面積も拡大することにより、抗ウイルス性が向上する。
具体的には、抗ウイルス剤の粒径のピークは、0.5μm以上5μm未満の範囲である第1ピークと、5μm以上15μm以下の範囲である第2ピークとを含んでいることがより好ましい。
粘着剤層30には、界面活性剤が添加されていても良い。
界面活性剤は、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤の少なくとも一種を選択できる。
界面活性剤が添加されていることにより、銀系抗ウイルス剤と表面保護層のバインダ中の相溶性が良好となり、塗工中の抗ウイルス剤の沈殿等による濃度のばらつきが抑制された粘着シート10を得ることができる。
粘着剤組成物の塗布方法としては、例えば、ロールコーティング、ナイフコーティングを採用できる。
粘着剤層30の最厚部の厚さ、つまり、溝部90が存在しない部分の厚さは、耐衝撃性の低下及び耐寒性の低下の抑制のために、粘着剤組成物の塗布後に乾燥を経た段階において、20μm以上100μm未満であることが好ましい。
20μm未満である場合には、耐衝撃性の低下及び耐寒性の低下を著しく生じるが、これらの物性をより維持したい場合は50μm以上であることが好ましい。
100μmより大きい場合には、ISO5660(発熱性試験法)による総発熱量が大きくなり、防火性能の低下を生じる。また、粘着剤層30の最大高低差は、耐衝撃性及びエア抜き性能の点から、粘着剤層30の最厚部の厚さの3%以上50%以下であることが好ましい。
3%未満である場合には、粘着剤層30と被着体との間に閉じこめられた空気を流出させることができず、エア抜き性能が低下する。一方、50%より大きい場合には、粘着シート10の耐衝撃性が低下する。
剥離性シート40は、粘着剤層30に貼り付けられるシート状の部材である。
剥離性シート40としては、例えば、プラスチックフィルムや紙等の適宜な基材の表面にシリコーン樹脂等を主体とする剥離性層を積層した積層体、ポリエチレンフィルム等のポリオレフィン樹脂フィルム、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムを採用できる。
剥離性シート40の粘着剤層30の側の面、すなわち隣接面41に、溝部90にはまり合う凹凸を形成する方法としては、例えば、ローラ状の金型を用いて凹凸を型押しする方法、ローラ状の金型と流動性の樹脂組成物とを用いて、プラスチックフィルム等の表面に樹脂製の凹凸を形成する方法を採用できる。
上記粘着シート10の製造方法は、次の通りである。
粘着シート10は、(1)フィルム層20、(2)粘着剤層30、(3)剥離性シート40の順に積層して形成する。
フィルム層20については、第二基材層60として、厚さ70μmの着色ポリプロピレンフィルム(リケンテクノス社製)を用意した。
つぎに、第二基材層60の表面61に、グラビア印刷により、布目模様を印刷して絵柄層70を形成した。印刷インキとしては、アクリル樹脂系油性インキ(東洋インキ社製)を用いた。
第二基材層60の表面61に、第一基材層50として、厚さ80μmのポリプロピレンフィルム(プライムポリマー社製)をラミネートした。
第一基材層50の表面51に、グラビア印刷により、アクリル樹脂系コート剤(DICグラフィック社製)を塗布して表面保護層80を形成した。
ポリウレタン樹脂系コート剤の塗布量は、乾燥重量で6.0g/m2とした。これにより、フィルム層20を作製した。
フィルム層20の裏面21に、抗ウイルス剤としてアクリル系樹脂組成物に平均粒径5μmの銀系無機添加剤(タイショーテクノス社製、ビオサイドTB−B100)を5質量部添加したアクリル系感圧接着剤(東洋インキ社製、BPS6113)を、コーティング機により塗布・乾燥を行って、粘着剤層30を形成した。
粘着剤層30の乾燥後の最厚部の厚さは、80μmとした。
なお、このとき、抗ウイルス剤の有効成分は、無機材料により担持されており、又、抗ウイルス剤の粒径の第1ピークは3μm、第2ピークは7μmとした。
剥離性シート40として、厚さ120μmのサンエー化研社製のSHA80を用意した。
SHA80は、ポリプロピレンフィルム層の上層にシリコーン樹脂等を主体とする剥離性層を積層し、ポリプロピレンフィルム層の下層に紙層をラミネートしたシートである。
続いて、剥離性シート40にエンボス加工を行って、剥離性シート40に溝部90の形成用の凹凸を形成した。
その後、粘着剤層30に剥離性シート40を加圧接着した。これにより、粘着剤層30の粘着面31に複数の溝部90を形成して、実施例1の粘着シート10を作製した。
抗ウイルス剤として例示した「ビオサイドTB−B100」の粒度分布が、図2に示すように、5μm未満と5μm以上との間に、少なくとも2つのピークを持つ場合には、そのまま使用する。
これに対し、「ビオサイドTB−B100」の粒度分布が、少なくとも2つのピークを持っていない場合には、平均粒径5μmのものと、平均粒径のものを微粉砕若しくは前記平均粒径と粒径の異なるメッシュのふるいにかけ、抽出した粒径の異なるものとを混在させても良い。
例えば、粒度分布計を用いて測定した前記「ビオサイドTB−B100」の「平均粒径」は、「6.86μm」であった。これが1つ目のピークである。
2つ目のピークは、抗ウイルス剤の固有のものであっても良いし、或いは人工的に2つ目のピークを持たせても良い。
例えば、前記「ビオサイドTB−B100」を微粉砕し、平均粒径を0.49μmとした。
また、微粉砕に限らず、前記「ビオサイドTB−B100」を、「平均粒径」を超える10μmメッシュのふるいにかけても良い。逆に、「平均粒径」未満、例えば「5.0μm」未満のメッシュのふるいにかけても良い。
実施形態の作用・効果は、次の通りである。
(1)本実施形態1によれば、粘着シート10が、フィルム層20と、フィルム層20の一方の面、すなわち裏面21側に形成された粘着剤層30とを備えるようにした。また、フィルム層20を構成する樹脂を、ポリプロピレン樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体樹脂又はポリカーボネート樹脂とした。すなわち、耐熱性と機械的性質に優れた樹脂とした。
さらに、本実施形態1によれば、粘着剤層30に抗ウイルス剤を含ませることで粘着剤層30に抗ウイルス性を持つ粘着シート10を提供することができる。
すなわち、粘着剤層30に抗ウイルス剤を含むことで、貼り替え作業などに、不特定多数の人間が粘着シートの脱着を行う際に、粘着剤層30からのウイルス感染リスクを低減することができる。
すなわち、抗ウイルス剤の添加量が0.2質量部以上である場合、抗ウイルス剤が効果的に作用し始め、抗ウイルス性が向上する。
すなわち、抗ウイルス剤の添加量が20質量部以上である場合、粘着性が著しく低下する。
なお、10質量部を超えると、粘着性の低下が見られ始めるため、10質量部以下であることがより好ましい。
すなわち、複数の溝部90により、粘着シート10を被着体に貼り付けるときに、粘着剤層30と被着体(図示せず)との間に閉じこめられた空気を周囲へ流出できる。
そして、空気が周囲に流出した後、溝部90の底部を被着体の表面と密着させ消失できる。また、溝部90の底部を被着体の表面と密着させることで、耐衝撃性及び耐寒性を向上できる。
すなわち、抗ウイルス効果の点で銀系抗ウイルス剤が優れている。
すなわち、抗ウイルス剤の平均粒径が1μm以上である場合、粘着剤層30と抗ウイルス剤との接触面積が向上し、抗ウイルス性が良好になる。
抗ウイルス剤の平均粒径が15μmより大きい場合、抗ウイルス剤の表面積が小さくなり抗ウイルス性が低下する。
すなわち、抗ウイルス剤の充填密度がより向上し、抗ウイルス剤をより多く添加することができる。
このため、抗ウイルス剤との接触面積が拡大し、抗ウイルス剤自体の表面積も拡大することにより、抗ウイルス性が向上する。
また、表面に露出させるためには粒径が大きいことが望ましく、銀イオンを発生させやすくするためには、粒径が小さく、表面積を広くした方が望ましく、その両方の効果を発現させることができる。
すなわち、表面に露出させるためには粒径が大きく、すなわち5μm以上15μm以下の範囲である第2ピークが望ましく、銀イオンを発生させやすくするためには、粒径が小さく表面積を広くした方、すなわち1μm以上5μm未満の範囲である第1ピークが望ましく、その両方の効果を発現させることができる。
すなわち、界面活性剤が添加されていることにより、銀系抗ウイルス剤と表面保護層のバインダ中の相溶性が良好となり、塗工中の抗ウイルス剤の沈殿等による濃度のばらつきが抑制された粘着シート10を得ることができる。
すなわち、抗ウイルス剤の充填密度がより向上し、抗ウイルス剤をより多く添加することができる。
このため、抗ウイルス剤との接触面積が拡大し、抗ウイルス剤自体の表面積も拡大することにより、抗ウイルス性が向上する。
実施形態2は、粘着剤層30に第1の抗ウイルス剤を添加したことに加え、フィルム層20の最表層、例えば表面保護層80に第2の抗ウイルス剤を添加した粘着シート10を提供するものである。
ここで、「最表層」として、表面保護層80を例示したが、これに限定されず、表面保護層80を省略した場合には、フィルム層20の第一基材層50でも良いし、或いは表面保護層80及び第一基材層50を省略した場合には、第二基材層60でも良い。
また、「第1の抗ウイルス剤」は、実施形態1で説明した抗ウイルス剤の意味である。
「第2の抗ウイルス剤」は、「第1の抗ウイルス剤」と同一であっても良いし、異ならせても良い。
本実施形態2によれば、粘着剤層30及びフィルム層20の最表層に抗ウイルス剤を含むことで、貼り替え作業などに、不特定多数の人間が粘着シートの脱着を行う際に、粘着剤層及びフィルム層20の最表層からのウイルス感染リスクを低減することができる。
(1)粘着シートであって、フィルム層と、前記フィルム層の一方の面側に形成された粘着剤層とを備え、前記粘着剤層及び前記フィルム層の最表層には、抗ウイルス剤を含み、前記粘着剤層に対する抗ウイルス剤の添加量は、0.2質量部以上20質量部以下であることを特徴とする。
(2)前記フィルム層の前記最表層は、表面保護層であることを特徴とする。
本実施形態3によれば、フィルム層20の最表層に抗ウイルス剤を含むことで、貼り替え作業などに、不特定多数の人間が粘着シートの脱着を行う際に、フィルム層20の最表層からのウイルス感染リスクを低減することができる。
(1)粘着シートであって、フィルム層と、前記フィルム層の一方の面側に形成された粘着剤層とを備え、前記フィルム層の最表層には、抗ウイルス剤を含み、前記粘着剤層に対する抗ウイルス剤の添加量は、0.2質量部以上20質量部以下であることを特徴とする。
(2)前記フィルム層の前記最表層は、表面保護層であることを特徴とする。
実施例1は、第二基材層60として、厚さ70μmの着色ポリプロピレンフィルム(リケンテクノス社製)を用意した。
続いて、第二基材層60の表面61に、グラビア印刷により、布目模様を印刷して絵柄層70を形成した。
印刷インキとしては、アクリル樹脂系油性インキ(東洋インキ社製)を用いた。
つぎに、第二基材層60の表面61に、第一基材層50として、厚さ80μmのポリプロピレンフィルム(プライムポリマー社製)をラミネートした。
続いて、第一基材層50の表面51に、グラビア印刷により、アクリル樹脂系コート剤(DICグラフィック社製)を塗布して表面保護層80を形成した。
続いて、フィルム層20の裏面21に、抗ウイルス剤としてアクリル系樹脂組成物に平均粒径5μmの銀系無機添加剤(タイショーテクノス社製、ビオサイドTB−B100)を5質量部添加したアクリル系感圧接着剤(東洋インキ社製、BPS6113)を、コーティング機により塗布・乾燥を行って、粘着剤層30を形成した。粘着剤層30の乾燥後の最厚部の厚さは、80μmとした。
なお、このとき抗ウイルス剤の有効成分は無機材料により担持されており、又、抗ウイルス剤の粒径の第1ピークは3μm、第2ピークは7μmとした。
続いて、剥離性シート40にエンボス加工を行って、剥離性シート40に溝部90の形成用の凹凸を形成した。
最後に、粘着剤層30に剥離性シート40を加圧接着した。これにより、粘着剤層30の粘着面31に複数の溝部90を形成して、実施例1の粘着シート10を作製した。
実施例2〜実施例17では、後述する表1の各項目の通りに変更した以外は実施例1と同様にして、粘着シート10を作製した。
すなわち、実施例2及び実施例3は、実施例1の粘着剤層30最厚部の厚さ80μmを、実施例2では20μm、実施例3では100μmにそれぞれ変更し、他は実施例1と同じ条件で、実施例2及び実施例3の粘着シート10をそれぞれ得た。
実施例4は、実施例1の抗ウイルス剤の平均粒径5μmを、1μmに変更し、実施例1の粒径の第1ピークの3μmを、0.5μmに変更し、且つ実施例1の粒径の第2ピークの7μmを、15μmに変更し、他は実施例1と同じ条件で、実施例4の粘着シート10を得た。
実施例5は、実施例1の粒径の第1ピークの3μmを、0.5μmに変更し、且つ実施例1の粒径の第2ピークの7μmを、15μmに変更し、他は実施例1と同じ条件で、実施例5の粘着シート10を得た。
実施例7は、実施例1の抗ウイルス剤の平均粒径5μmを、15μmに変更し、実施例1の粒径の第1ピークの3μmを、0.5μmに変更し、且つ実施例1の粒径の第2ピークの7μmを、15μmに変更し、他は実施例1と同じ条件で、実施例7の粘着シート10を得た。
実施例8は、実施例1の抗ウイルス剤の平均粒径5μmを、10μmに変更し、他は実施例1と同じ条件で、実施例8の粘着シート10を得た。
実施例9は、実施例1の粒径の第1ピークの3μmを、0.3μmに変更し、他は実施例1と同じ条件で、実施例9の粘着シート10を得た。
実施例10は、実施例1の抗ウイルス剤の平均粒径5μmを、10μmに変更し、且つ実施例1の粒径の第2ピークの7μmを、18μmに変更し、他は実施例1と同じ条件で、実施例10の粘着シート10を得た。
実施例11〜実施例13は、実施例1の抗ウイルス剤の添加量5質量部を、実施例11では0.2質量部、実施例12では10質量部、実施例13では20質量部にそれぞれ変更し、他は実施例1と同じ条件で、実施例11〜実施例13の粘着シート10をそれぞれ得た。
実施例14は、実施例1の抗ウイルス剤の平均粒径5μmを、比較例1では0.8μmに変更し、実施例1の粒径の第1ピークの3μmを、0.5μmに、且つ実施例1の粒径の第2ピークの7μmを、5μmにそれぞれ変更し、他は実施例1と同じ条件で、実施例14の粘着シート10を得た。
実施例15は、実施例1の抗ウイルス剤の平均粒径5μmを、比較例1では18μmに変更し、実施例1の粒径の第1ピークの3μmを、4μmに、且つ実施例1の粒径の第2ピークの7μmを、20μmに変更し、他は実施例1と同じ条件で、実施例15の粘着シート10を得た。
実施例16は、実施例1の粒径の第2ピークの7μmを、「なし」とし、他は実施例1と同じ条件で、実施例16の粘着シート10をそれぞれ得た。
実施例17は、実施例1の粒径の第1ピークの3μmを、「なし」とし、他は実施例1と同じ条件で、実施例17の粘着シート10を得た。
比較例1〜比較例3では、後述する表1の各項目の通りに変更した以外は実施例1と同様にして、粘着シート10を作製した。
比較例1は、実施例1の抗ウイルス剤の添加量5質量部を、0.1質量部に変更し、他は実施例1と同じ条件で、比較例1の粘着シート10を得た。
比較例2は、実施例1の抗ウイルス剤の添加量5質量部を、25質量部に変更し、他は実施例1と同じ条件で、比較例2の粘着シート10を得た。
比較例3は、実施例1の抗ウイルス剤の添加量5質量部を、「0」質量部、すなわち抗ウイルス剤を添加せず、他は実施例1と同じ条件で、比較例3の粘着シート10を得た。
上述した実施例1〜実施例17及び比較例1〜比較例3で得られた粘着シート10について、以下の方法で抗ウイルス性及び粘着性の評価を行った。
(抗ウイルス性)
実施例1〜実施例17及び比較例1〜比較例3の粘着シート10を、それぞれ剥離性シート40を剥がして除去した後の粘着面31を試験面とした供試試料とし、ISO 21702に準じて抗ウイルス試験を実施した。
なお、抗ウイルス加工試料としては実施例1〜実施例17及び比較例1〜比較例3の粘着シート10から用意したそれぞれの供試試料を、無加工試料としては比較例7の粘着シート10から用意した供試試料を、それぞれ使用した。
供試試料を滅菌シャーレ内に置き、0.4mLのウイルス液を試料上に接種した。このとき、ウイルス液は、エンペロープウイルス(インフルエンザウイルス)を含むウイルス液を使用した。その後、試料上に40mm四方のポリエチレンフィルムを被せた。シャーレに蓋をした後、25℃・湿度90%以上の条件で、試料とウイルスを接種させた。所定時間後、10mLのSCDLP培地をシャーレに注ぎ、ウイルスを洗い出した。洗い出し液は、プラーク法にてウイルス感染価を測定した。
宿主細胞を6ウェルプレート上に単層培養し、階段希釈した洗い出し液をウェルに0.1mLずつ接種した。5%CO2・37℃の条件で1時間培養し、細胞にウイルスを吸着させた後、6ウェルプレートに寒天培地を注いで更に2〜3日培養した。培養後、細胞を固定・染色し、形成したプラークの数を計測した。
以下の式に伴い、試料1cm2当たりのウイルス感染価を算出した。
V=(10×C×D×N)/A
V:試料1cm2当たりのウイルス感染価(PFU/cm2)
C:計測したプラーク数
D:プラークを計測したウェルの希釈倍率
N:SCDLP量
A:試料とウイルスの接触面積(ポリエチレンフィルムの面積)
以下の式に伴い、抗ウイルス活性値を算出した。
抗ウイルス活性値=log(Vb)−log(Vc)
Log(Vb):24時間後の無加工試料1cm2当たりのウイルス感染価の常用対数値
Log(Vc):24時間後の抗ウイルス加工試料1cm2当たりのウイルス感染価の常用対数値
(評価基準)
◎:抗ウイルス活性値3log10以上である場合
○:抗ウイルス活性値2.5log10以上である場合
△:抗ウイルス活性値2log10以上である場合
×:抗ウイルス活性値2log10未満である場合
実施例1〜実施例17及び比較例1〜比較例3の粘着シート10を、それぞれ剥離性シートを剥がして除去した後の粘着面31をSUS板に貼り付けた後、シートの上から19.6Nの荷重で圧着した。その後、シートに1inch幅の切り込みを入れて端部を剥がし、180°の剥離強度を測定した。
測定した数値に応じて以下の「◎」、「○」、「×」の3段階で評価した。
◎:剥離強度が17.6N/inch以上である場合
○:剥離強度が15N/inch以上である場合
×:剥離強度が15N/inch未満である場合
粘着シート10の評価結果は、次の表1の通りである。
また、実施例1〜実施例8のように平均粒径が1μm以上15μm以下の場合には、実施例14及び実施例15のように平均粒径が1μm未満又は15μmを超える場合に比べて、抗ウイルス性が高いことがわかった。
また、実施例1〜実施例15のように抗ウイルス剤の粒径のピークが複数存在する場合には、実施例16及び実施例17のように抗ウイルス剤の粒径のピークが複数存在しない場合に比べて、抗ウイルス性が高いことがわかった。
なお、本開示の粘着シート10は、上記の実施例1〜実施例17に限定されるものではなく、発明の特徴を損なわない範囲に置いて種々の変更が可能である。
20 フィルム層
21 裏面
30 粘着剤層
31 粘着面
40 剥離性シート
41 隣接面
50 第一基材層
51 表面
60 第二基材層
61 表面
70 絵柄層
80 表面保護層
90 溝部
Claims (9)
- フィルム層と、前記フィルム層の一方の面側に形成された粘着剤層と、前記粘着剤層の、前記フィルム層と反対の面である粘着面に貼り付けられた剥離性シートとを備え、
前記剥離性シートを剥離し、前記粘着剤層の前記粘着面を被着体に脱着できる建装材に用いられる粘着シートであって、
前記粘着剤層には、抗ウイルス剤を含み、
前記抗ウイルス剤の添加量は、0.2質量部以上20質量部以下であることを特徴とする粘着シート。 - 前記フィルム層の最表層には、前記抗ウイルス剤が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の粘着シート。
- 前記粘着剤層の前記フィルム層と反対の面側に形成された複数の溝部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粘着シート。
- 前記抗ウイルス剤は、銀系材料であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の粘着シート。
- 前記抗ウイルス剤の平均粒径は、1μm以上15μm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の粘着シート。
- 前記抗ウイルス剤の粒径のピークは、複数存在することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の粘着シート。
- 前記抗ウイルス剤の粒径の前記ピークは、1μm以上5μm未満の範囲である第1ピークと、5μm以上15μm以下の範囲である第2ピークとを含むことを特徴とする請求項6に記載の粘着シート。
- 前記粘着剤層は、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤又は非イオン性界面活性剤の少なくとも一種を含む界面活性剤が添加されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の粘着シート。
- フィルム層と、前記フィルム層の一方の面側に形成された粘着剤層と、前記粘着剤層の、前記フィルム層と反対の面である粘着面に貼り付けられた剥離性シートとを備え、
前記粘着剤層及び前記フィルム層には、抗ウイルス剤を含み、
前記抗ウイルス剤には、
平均粒径のものと、
平均粒径のものを微粉砕若しくは前記平均粒径と粒径の異なるメッシュのふるいにかけ、抽出した粒径の異なるものとを混在させ、
前記剥離性シートを剥離し、前記粘着剤層の前記粘着面を被着体に脱着できる建装材に用いられる粘着シートの製造方法。
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