JP6854705B2 - フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 - Google Patents
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Description
露光用の開口部を有する地板(1)と、
前記開口部の開閉状態を切り替えるよう動作する羽根(4、5)と、
前記羽根を駆動する駆動機構部(8)と、を備え、
前記駆動機構部(8)は、第1部材(例えば先羽根群4または後羽根群5)と第2部材(例えばアーム6)とを連結する連結具(7)を含んでおり、
前記連結具は、
頭部(7a)と軸部(7b)とを有しており、
前記軸部(7b)の端部を押圧されることで前記第1部材と前記第2部材とをかしめるよう構成され、
かしめられた前記軸部の前記端部には粘着剤が配置されている、
フォーカルプレンシャッタである。
前記粘着剤はフッ素を含有している。
前記連結具には表面処理が施されている。
前記連結具には鍍金処理が施されている。
1.実施形態
2.補足事項
本実施形態のフォーカルプレンシャッタは、駆動機構部において部材を連結する連結具のかしめられた軸部部分に粘着剤が塗布され、かしめられた軸部部分から発生する金属片や金属粉を捕獲する構成となっている点を特徴のひとつとする。以下、本実施形態のフォーカルプレンシャッタについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
地板1は、フォーカルプレンシャッタの基板部分であって、露光開口(画枠)として機能する矩形状の開口部1aが形成されている。図1に示されるように、地板1には、駆動機構部8を構成する部材が搭載される。なお、開口部1aの形状は矩形に限らず、任意の形状を採用してもよい。
補助地板2は、地板1と対向する位置に、地板1に対して所定の間隔を空けて取り付けられる。地板1と補助地板2との間には、先羽根群4及び後羽根群5が収容される羽根室が形成される。この羽根室には、先羽根群4及び後羽根群5の他に、中間板3などが配置される。補助地板2には、開口部1aと類似した略矩形状の開口部2aが形成されている。なお、開口部2aの形状は矩形に限らず、任意の形状を採用してもよい。
中間板3は、地板1と補助地板2との間に配置される。中間板3には、開口部1a及び2aと類似した略矩形状の開口部3aが形成されている。なお、開口部3aの形状は矩形に限らず、任意の形状を採用してもよい。
先羽根群4及び後羽根群5は、羽根室に配置され、アーム6を含む駆動機構部8に連結される。先羽根群4及び後羽根群5は、駆動機構部8に含まれるアーム6を介して駆動され、露光開口(画枠)を開閉するよう動作する。先羽根群4及び後羽根群5は、それぞれ複数枚(本実施形態では4枚)の羽根により構成される。先羽根群4及び後羽根群5は、アルミニウムなどの金属、カーボンファイバー、または樹脂により形成される。先羽根群4及び後羽根群5は、連結具7によってそれぞれアーム6に連結される。なお、先羽根群4及び後羽根群5は、必ずしも複数枚の羽根を含む構成に限定されず、それぞれ1枚の羽根を有する構成であってもよい。
アーム6は、駆動機構部8の一部であって、連結具7によって、先羽根群4、後羽根群5、または駆動機構部8の駆動ピン(図示省略)と連結される。アーム6は、駆動機構部8の駆動力を先羽根群4及び後羽根群5に伝達するよう構成される。
駆動機構部8は、地板1上の開口部1aの側方位置に配置され、外部から与えられた電力によって駆動されるモータまたは電磁アクチュエータの駆動力により、アーム6を介して羽根群を動作させるよう構成される。ユーザによって、カメラ等の撮像装置のレリーズが行われると、駆動機構部8が動作し、その動力はアーム6を介して先羽根群4及び後羽根群5に伝達される。これにより、先羽根群4及び後羽根群5が動作(走行)して撮像素子に対する露光が行われる。
連結具7は、金属で形成され、アーム6と、先羽根群4、後羽根群5、または駆動機構部8の駆動ピン(図示省略)とを、かしめられることで連結する。連結具7は、羽根ダボなどとも称される。
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
1a…開口部
2…補助地板
2a…開口部
3…中間板
3a…開口部
4…先羽根群
5…後羽根群
6…アーム
7…連結具
7a…頭部
7b…軸部
7c…底部
7d…亀裂
8…駆動機構部
9…工具
9a…本体
9b…先端部
Claims (5)
- 露光用の開口部を有する地板と、
前記開口部の開閉状態を切り替えるよう動作する羽根と、
前記羽根を駆動する駆動機構部と、を備え、
前記駆動機構部は、第1部材と第2部材とを連結する連結具を含んでおり、
前記連結具は、
頭部と軸部とを有しており、
前記軸部の端部を押圧されることで前記第1部材と前記第2部材とをかしめるよう構成され、
かしめられた前記軸部の前記端部には粘着剤が配置されている、
フォーカルプレンシャッタ。 - 前記粘着剤はフッ素を含有している、
請求項1に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 前記連結具には表面処理が施されている、
請求項1または請求項2に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 前記連結具には鍍金処理が施されている、
請求項1または請求項2に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフォーカルプレンシャッタと、
撮像素子と、を備える、
撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017107614A JP6854705B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017107614A JP6854705B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018205393A JP2018205393A (ja) | 2018-12-27 |
JP6854705B2 true JP6854705B2 (ja) | 2021-04-07 |
Family
ID=64957686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017107614A Active JP6854705B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
Country Status (1)
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2017
- 2017-05-31 JP JP2017107614A patent/JP6854705B2/ja active Active
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