JP2017167226A - フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】繰り返し動作に対する耐久性が高く、撮像した画像の画質低下を抑制することができるフォーカルプレンシャッタを提供する。【解決手段】露光用の開口部を有する地板(1)及び補助地板(2)と、前記地板と前記補助地板との間に形成される羽根室に収容され、前記開口部の開閉状態を切り替えるよう動作可能な羽根(4、5)と、を備え、前記羽根が動作時に接触する部材には凹凸(3a〜3e)が形成されている、フォーカルプレンシャッタを提供する。【選択図】図2
Description
本発明の一態様は、カメラなどに用いられるフォーカルプレンシャッタなどに関する。
羽根群によって開口部(画枠)を開閉することで撮像素子またはフィルムに対する露光を行うフォーカルプレンシャッタでは、地板と補助地板との間に形成された羽根室に配置された羽根群を駆動機構により駆動することで開口部の開閉状態を変化させ、露光が行われる構成となっている。このようなフォーカルプレンシャッタにおいて、羽根群と地板または補助地板との間には、羽根群のバタつきを抑えるために羽根押え板が配置される構成となることが多く、羽根群の動作時には羽根押え板と羽根群とが摩擦しながら摺動することとなる。このとき、羽根押え板と羽根群との摺動性を高めるために、摺動部分には固体潤滑剤などが塗られている。また、地板、補助地板、羽根押え板、及び地板と補助地板との間に配置された中間板などには、羽根室となる空間を確保するためのワッシャー(平座)が配置されている。このような従来のフォーカルプレンシャッタとしては、例えば特許文献1または特許文献2に記載のような技術が開示されている。
上記従来のフォーカルプレンシャッタでは、羽根群が動作するときに、羽根群と羽根押え板との間に摺動による摩擦が生じる。しかしながら、撮像のために羽根群を何度も繰り返し動作させると、摺動による摩擦によって羽根群や羽根押え板に塗られた固体潤滑剤が剥がれ落ちたり、破損が生じたりすることがあった。また、羽根室となる空間を確保するためのワッシャー(平座)は、部品点数が増加する一因となっていた。
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
露光用の開口部を有する地板(1)及び補助地板(2)と、
前記地板と前記補助地板との間に形成される羽根室に収容され、前記開口部の開閉状態を切り替えるよう動作可能な羽根(4、5)と、を備え、
前記羽根が動作時に接触する部材には凹凸(3a〜3e)が形成されている、
フォーカルプレンシャッタである。
露光用の開口部を有する地板(1)及び補助地板(2)と、
前記地板と前記補助地板との間に形成される羽根室に収容され、前記開口部の開閉状態を切り替えるよう動作可能な羽根(4、5)と、を備え、
前記羽根が動作時に接触する部材には凹凸(3a〜3e)が形成されている、
フォーカルプレンシャッタである。
上記構成のフォーカルプレンシャッタによれば、羽根が動作する際には、羽根に接触する部材の凸部と接しながら摺動することとなる。これにより、羽根と、羽根に接触する部材(例えば羽根押え板)との摺動面積を従来よりも減少させ、摩擦抵抗を軽減させることができる。ひいては、羽根、及び羽根と接触する部材の摩耗や破損を抑制し、耐久性に優れたフォーカルプレンシャッタを提供することなどが可能となる。さらには、破損部材や剥がれ落ちた固体潤滑剤などが撮像素子やレンズ等に付着して撮像した画像の画質が低下することなどを防止することが可能となる。また、羽根が接触する部材に形成された凹凸によって、ワッシャー(平座)を備えることなく羽根室を確保することが可能となり、フォーカルプレンシャッタの部品点数を減少させることが可能となる。
上記フォーカルプレンシャッタにおいて、好ましくは、
前記羽根を押さえるよう前記羽根室に配置され、前記羽根と接触する面に凹凸が形成された羽根押え板(3)をさらに備える。
前記羽根を押さえるよう前記羽根室に配置され、前記羽根と接触する面に凹凸が形成された羽根押え板(3)をさらに備える。
上記構成のフォーカルプレンシャッタによれば、羽根押え板が凹凸を有することで、羽根と羽根押え板との間の摺動面積を減少させ、摩擦抵抗を軽減させることができる。
上記フォーカルプレンシャッタにおいて、好ましくは、
前記凹凸が形成された部材は、表面性状がRa0.4以下になっている。
前記凹凸が形成された部材は、表面性状がRa0.4以下になっている。
上記構成のフォーカルプレンシャッタによれば、羽根の摺動性をさらに高めることが可能となる。
上記フォーカルプレンシャッタにおいて、好ましくは、
前記凹凸は、断面が三角形状またはR形状となっている。
前記凹凸は、断面が三角形状またはR形状となっている。
上記構成のフォーカルプレンシャッタによれば、羽根と、羽根に接触する部材(例えば羽根押え板)との摺動面積を効果的に減少させることが可能となる。
また、本発明は、上記いずれかのフォーカルプレンシャッタを備える、カメラなどの撮像装置を含む。
上記構成の撮像装置によれば、耐久性に優れ、高品質な画像を撮像可能な撮像装置を提供することなどが可能となる。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
2.補足事項
1.実施形態
2.補足事項
<1.実施形態>
本実施形態のフォーカルプレンシャッタは、羽根群を押さえる羽根押え板の、羽根群と接触する部分に凹凸(凸部)が形成されている構成に特徴のひとつがある。以下、本実施形態のフォーカルプレンシャッタについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態のフォーカルプレンシャッタは、羽根群を押さえる羽根押え板の、羽根群と接触する部分に凹凸(凸部)が形成されている構成に特徴のひとつがある。以下、本実施形態のフォーカルプレンシャッタについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本実施形態のフォーカルプレンシャッタの平面図である。図2は本実施形態のフォーカルプレンシャッタにおいて、補助地板2を外した状態の分解斜視図である。図3は羽根押え板の斜視図である。図4(a)は羽根押え板の平面図、図4(b)は羽根押え板の断面図である。これらの羽根押え板は、いずれも接触する羽根群側から見た図である。図5は、フォーカルプレンシャッタの断面図である。
図1などに示されるように、本実施形態のフォーカルプレンシャッタは、地板1、補助地板2、羽根押え板、羽根群4及び5、並びに駆動機構部6などを含んで構成される。羽根群4及び5は、それぞれアーム4a及び4b、並びにアーム5a及び5bに連結軸を介して接続されており、アーム4a、4b、5a及び5bは駆動機構部6に連結されている。羽根群4及び5は、それぞれ先羽根群及び後羽根群と呼ばれることもあるが、本発明の本質部分ではなく、従来構成と同様の機能を有するものであるため、先羽根群及び後羽根群についての具体的な説明は省略する。また、図2に示されるように、フォーカルプレンシャッタには羽根群4のみが搭載された所謂単幕構成であってもよい。また、羽根群4と羽根群5との間には、開口部が形成された中間板を配置することが多い。
<地板1>
地板1は、フォーカルプレンシャッタの基板部分であって、露光開口(画枠)として機能する矩形状の開口部1aが形成されている。図1に示されるように、地板1には駆動機構部6が搭載される。図5の断面図に示されるように、地板1には、羽根押え板3、羽根群4及び5、及び補助地板2が積み重なるよう配置される。
地板1は、フォーカルプレンシャッタの基板部分であって、露光開口(画枠)として機能する矩形状の開口部1aが形成されている。図1に示されるように、地板1には駆動機構部6が搭載される。図5の断面図に示されるように、地板1には、羽根押え板3、羽根群4及び5、及び補助地板2が積み重なるよう配置される。
<補助地板2>
補助地板2は、地板1と対向する位置に、地板1に対して所定の間隔を空けて取り付けられる。補助地板2には、地板1に形成された開口部1aと類似した矩形状の開口部2aが形成されている。
補助地板2は、地板1と対向する位置に、地板1に対して所定の間隔を空けて取り付けられる。補助地板2には、地板1に形成された開口部1aと類似した矩形状の開口部2aが形成されている。
地板1及び補助地板2に形成された開口部1a及び2aが重なる領域が、露光用の開口として機能する露光開口(画枠)となる。露光開口(画枠)は、駆動機構部6に駆動された羽根群4(及び5)が移動してその開閉状態が変化することで、被写体側からの光を撮像素子またはフィルム側に通過させる。被写体側からこの露光開口を通過した光が、フォーカルプレンシャッタの先に配置された撮像素子またはフィルム等に到達することで撮像が行われる。地板1と補助地板2との間には、羽根群4(及び5)が収容される羽根室が形成される。この羽根室には、羽根群4(及び5)の他に、羽根押え板3、及び中間板(図示せず)などが配置される(図5参照)。なお、撮像素子及びフィルムを総称して撮像部と呼ぶことがある。
<羽根押え板3>
羽根押え板3は、上記のとおり地板1と補助地板2との間の羽根室に配置される。羽根押え板3は、図1〜図4に示されるように、羽根群4の、アーム4a及び4bが接続された端部とは逆の端部近傍を覆うコ型(U字型)形状で、地板1の上に配置され、羽根群4の動作時の揺れを軽減するよう機能する。図1〜図4に示されるように、羽根押え板3には、地板1と対向する(接触する)面とは逆の面(すなわち羽根群4と対向する面)に複数の凸部3a〜3eが形成されている。図4(b)の側面図は、その右側の面が地板1と対向する面であり、その左側が羽根群4と対向する面である。図4などに示されるように、この凸部3a〜3eはR形状であって、羽根群4の延在方向と同じ方向に延在するよう形成される。羽根押え板3に形成された凸部は、羽根群4と羽根押え板3の平面部との間に所定の空間を形成するためにも利用され(図5参照)、この構成によると、羽根群4と羽根押え板3との間にワッシャー(平座)を配置することなく羽根室となる空間を確保する構成とすることができる。また、羽根押え板3の表面性状は、羽根群4(及び5)の摺動性を高めるため、Ra(算術平均粗さ)0.4以下にすることが好ましい。羽根押え板3は、モールド成形により表面が樹脂で形成されることが好ましく、モールド形成を用いれば射出成型よりも高い剛性を有する。ただし、羽根押え板3の形成方法を限定するものではない。なお、凸部3a〜3eは、R形状でなく、断面が三角形状になるような形状でも良い。
羽根押え板3は、上記のとおり地板1と補助地板2との間の羽根室に配置される。羽根押え板3は、図1〜図4に示されるように、羽根群4の、アーム4a及び4bが接続された端部とは逆の端部近傍を覆うコ型(U字型)形状で、地板1の上に配置され、羽根群4の動作時の揺れを軽減するよう機能する。図1〜図4に示されるように、羽根押え板3には、地板1と対向する(接触する)面とは逆の面(すなわち羽根群4と対向する面)に複数の凸部3a〜3eが形成されている。図4(b)の側面図は、その右側の面が地板1と対向する面であり、その左側が羽根群4と対向する面である。図4などに示されるように、この凸部3a〜3eはR形状であって、羽根群4の延在方向と同じ方向に延在するよう形成される。羽根押え板3に形成された凸部は、羽根群4と羽根押え板3の平面部との間に所定の空間を形成するためにも利用され(図5参照)、この構成によると、羽根群4と羽根押え板3との間にワッシャー(平座)を配置することなく羽根室となる空間を確保する構成とすることができる。また、羽根押え板3の表面性状は、羽根群4(及び5)の摺動性を高めるため、Ra(算術平均粗さ)0.4以下にすることが好ましい。羽根押え板3は、モールド成形により表面が樹脂で形成されることが好ましく、モールド形成を用いれば射出成型よりも高い剛性を有する。ただし、羽根押え板3の形成方法を限定するものではない。なお、凸部3a〜3eは、R形状でなく、断面が三角形状になるような形状でも良い。
<羽根群4及び5>
羽根群4及び5は、駆動機構部6により駆動され、開口部1a及び2aにより画定される露光開口(画枠)を開閉するよう動作する。羽根群4及び5は、それぞれ複数枚の羽根により構成され、アーム4a、4b、5a、または5aを介して駆動機構部6に連結される。
羽根群4及び5は、駆動機構部6により駆動され、開口部1a及び2aにより画定される露光開口(画枠)を開閉するよう動作する。羽根群4及び5は、それぞれ複数枚の羽根により構成され、アーム4a、4b、5a、または5aを介して駆動機構部6に連結される。
<駆動機構部6>
駆動機構部6は、地板1上に配置され、電磁石またはバネ等を利用した動力によって、羽根群を動作させるよう構成される。ユーザによりカメラ等の撮像装置のレリーズが行われると、駆動機構部6が動作し、その動力はアーム4a、4b、5a及び5bを介して羽根群4及び5に伝達される。これにより、羽根群4及び5が動作して撮像素子またはフィルムに対する露光が行われる。
駆動機構部6は、地板1上に配置され、電磁石またはバネ等を利用した動力によって、羽根群を動作させるよう構成される。ユーザによりカメラ等の撮像装置のレリーズが行われると、駆動機構部6が動作し、その動力はアーム4a、4b、5a及び5bを介して羽根群4及び5に伝達される。これにより、羽根群4及び5が動作して撮像素子またはフィルムに対する露光が行われる。
上記のように、本実施形態のフォーカルプレンシャッタでは、羽根押え板3に凹凸が形成されており、この凸部で羽根群4(及び5)に接触して摺動する構成としているため、羽根群4(及び5)と、羽根押え板3との摺動面積を従来よりも減少させ、摩擦抵抗を軽減させることができる。これにより、羽根群4(及び5)と羽根押え板3との間の摩耗や破損を抑制し、耐久性に優れたフォーカルプレンシャッタを提供することなどが可能となる。さらには、破損部材が、撮像装置の撮像素子やレンズ等に付着して撮像した画像の画質が低下することなどを防止することが可能となる。また、羽根押え板3に形成された凹凸によって、ワッシャー(平座)を備えることなく羽根室を確保することが可能となり、フォーカルプレンシャッタの部品点数を減少させることが可能となる。
また、本実施形態の構成のフォーカルプレンシャッタでは、羽根押え板3の表面性状がRa0.4以下になっているため、羽根群4(及び5)の摺動性をさらに高めることが可能である。
また、本実施形態の構成のフォーカルプレンシャッタでは、羽根押え板3に、断面形状が三角形状またはR形状の凸部を形成することで凹凸を形成しているため、羽根群4(及び5)と、羽根押え板3との摺動面積を効果的に減少させることが可能となる。
さらに、本実施形態のフォーカルプレンシャッタを備えたカメラ等の撮像装置では、従来構成と比較して、耐久性に優れ、高品質な画像を撮像可能な構成とすることが可能となる。
<2.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態のフォーカルプレンシャッタの羽根押え板3には、断面が三角形状またはR形状となる、羽根群4(及び5)の延在方向と同じ方向に延びる形状の凸部3a〜3eが形成されていたが、必ずしもこのような形状に限定されるものではない。すなわち、羽根押え板3は、平面視で円状に盛り上がる形状、三角錐形状、または四角錐形状などの頂点を有する形状の凸部を備える構成としてもよい。このような構成にすると、羽根押え板3と羽根群4(または5)との接点が点となり、摺動面積をさらに減少させることができる。ただし、このような形状を採用すると、実施形態の形状と比較して羽根群4(または5)の特定の位置に摩擦による負荷が集中することとなるため、羽根群4(及び5)並びに羽根押え板3の素材や設計などに応じて、いずれかを選択して設計することが好ましい。
また、上記実施形態では羽根押え板3のみが凹凸を有する形状について説明したが、羽根群と接触する部分のいずれか、またはすべてに凹凸を形成するような構成を採用することも可能である。より具体的には、羽根群4及び羽根群5のように複数の羽根群を備える構成では、羽根群4に接触する羽根押え板3及び/または中間板と、羽根群5に接触する中間板及び/または補助地板2に凸部が形成される構成などとしてもよい。
また、上記実施形態の構成では、摺動部分にのみ摺動をスムーズにする潤滑処理などを施す構成としてもよいため、例えば、羽根押え板3では、凸部の頂点付近にのみ固体潤滑剤などを塗る構成とすることもできる。
本発明のフォーカルプレンシャッタは、例えば耐久性を高めた撮像装置用のシャッタ装置などとして利用される。
1…地板
2…補助地板
1a、2a…開口部
3…羽根押え板
3a〜3e…凸部
4、5…羽根群
4a、4b、5a、5b…アーム
6…駆動機構部
2…補助地板
1a、2a…開口部
3…羽根押え板
3a〜3e…凸部
4、5…羽根群
4a、4b、5a、5b…アーム
6…駆動機構部
Claims (5)
- 露光用の開口部を有する地板及び補助地板と、
前記地板と前記補助地板との間に形成される羽根室に収容され、前記開口部の開閉状態を切り替えるよう動作可能な羽根と、を備え、
前記羽根が動作時に接触する部材には凹凸が形成されている、
フォーカルプレンシャッタ。 - 前記羽根を押さえるよう前記羽根室に配置され、前記羽根と接触する面に凹凸が形成された羽根押え板をさらに備える、
請求項1に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 前記凹凸が形成された部材は、表面性状がRa0.4以下になっている、
請求項1または請求項2に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 前記凹凸は、断面が三角形状またはR形状となっている、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のフォーカルプレンシャッタを備える撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016050355A JP2017167226A (ja) | 2016-03-15 | 2016-03-15 | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020034712A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 日本電産コパル株式会社 | フォーカルプレンシャッタ、及び撮像装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012093618A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Nisca Corp | 光量調整装置 |
JP2015125370A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | 日本電産コパル株式会社 | フォーカルプレンシャッタ及びカメラ |
-
2016
- 2016-03-15 JP JP2016050355A patent/JP2017167226A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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