JP6695175B2 - フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 - Google Patents
フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6695175B2 JP6695175B2 JP2016050356A JP2016050356A JP6695175B2 JP 6695175 B2 JP6695175 B2 JP 6695175B2 JP 2016050356 A JP2016050356 A JP 2016050356A JP 2016050356 A JP2016050356 A JP 2016050356A JP 6695175 B2 JP6695175 B2 JP 6695175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- opening
- blade
- focal plane
- plane shutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Shutters For Cameras (AREA)
Description
方形状または略方形状に形成された露光用の開口部(1a)を有する地板(1)と、
前記開口部の開閉状態を切り替えるよう動作する羽根(5、6)と、
前記羽根と対向する位置に配置された板状部材(羽根押え板4、または中間板3)と、を備え
前記板状部材の前記開口部の一辺に対応する辺は、前記開口部の前記一辺に沿った略直線状の上下部分(4a、4b)と、前記上下部分よりも前記開口部の前記一辺に対して離間した中央部分(c)とを有する、
フォーカルプレンシャッタである。
方形状または略方形状に形成され、前記開口部と共に露光用の開口を形成する補助開口部を有する補助地板であって、前記地板との間の空間に前記羽根が収容される羽根室を形成する補助地板をさらに備え、
前記板状部材は、前記羽根を押さえるよう前記羽根室に配置された羽根押え板である。
前記板状部材の中央部分は、波打ち形状になっている。
1.実施形態
2.補足事項
本実施形態のフォーカルプレンシャッタは、羽根群を押さえる羽根押え板、及び/または中間板の、開口部の短辺に沿った辺の中央部分が波打ち形状に形成されている点に特徴のひとつがある。以下、本実施形態のフォーカルプレンシャッタについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
地板1は、フォーカルプレンシャッタの基板部分であって、露光開口(画枠)として機能する矩形状の開口部1aが形成されている(図1、図2、及び図4参照)。図1に示されるように、地板1には駆動機構部7が搭載される。本実施形態のフォーカルプレンシャッタを搭載する撮像装置では、開口部1aの先(被写体とは反対側)には撮像素子が配置される。ただし、露光開口の形状は、たとえば一辺が略V字状となっている形状や、角の部分が異型となっている略矩形であってもよい。さらに、露光開口が正方形または略正方形であってもよい。なお、矩形および正方形はまとめて「方形」という事がある。
補助地板2は、地板1と対向する位置に、地板1に対して所定の間隔を空けて取り付けられる。補助地板2には、地板1に形成された開口部1aと類似した矩形状の開口部2aが形成されている(図1、及び図2参照)。地板1と補助地板2との間の空間は、先羽根群5及び後羽根群6を含む部材が収容される羽根室と呼ばれる。
中間板3は、地板1と補助地板2との間の羽根室に配置される(図4参照)。図4に示されるように、地板1と中間板3との間には、先羽根群5が配置され、補助地板2と中間板3との間には、羽根押え板4及び後羽根群6が配置される。中間板3には、地板1の開口部1aと補助地板2の開口部2aと重なり合うように、開口部3dが形成されている。開口部3dを形成する辺のうち短辺となる一辺(図1、図2、及び図4における右側の辺)は、その一部が波打ち形状に形成されている。すなわち、中間板3の一の短辺は、その長辺側と接する上下部分においては、地板1(または補助地板2)の開口部1a(または2a)に沿った略直線形状となっており、この略直線形状から先の中央部分においては、地板(または補助地板2)の開口部1a(または2a)からやや離間した波打ち形状(波状)に形成されている。
羽根押え板4は、地板1と補助地板2との間の羽根室であって、中間板3と後羽根群6との間に配置される(図4参照)。特に図3に示されるように、羽根押え板4は、後羽根群6の、アーム6a及び6bが接続された端部とは逆の端部近傍を覆うコ型(U字型)形状となっている。羽根押え板4の内側の一辺は、地板1の開口部1aと補助地板2の開口部2aの一の短辺に沿うような形状に形成されているが、特に本実施形態では、この羽根押え板4の内側の一辺に特徴がある。すなわち、羽根押え板4の開口部1a及び2aに対応する一辺は、開口部1a及び2aの長辺側と接する上下部分においては、地板1(または補助地板2)の開口部1a(または2a)に沿った略直線形状となっており、この略直線形状から先の中央部分においては、地板(または補助地板2)の開口部1a(または2a)からやや離間した波打ち形状(波状)に形成されている。すなわち、羽根押え板4の開口部1a及び2aに対応する一辺は、中間板3と対応する一辺と類似形状となっている。羽根押え板4は、後羽根群6の動作時の揺れを軽減するよう機能する。
先羽根群5は、地板1と補助地板2により画定される羽根室において、地板1と中間板3との間に配置される。先羽根群5は、駆動機構部7により駆動され、これによって開口部1a及び2aにより画定される露光開口(画枠)を開閉するよう動作する。先羽根群5は複数枚の羽根により構成され、アーム5a及び5bを介して駆動機構部7に連結される。
後羽根群6は、地板1と補助地板2により画定される羽根室において、羽根押え板4と補助地板2との間に配置される。後羽根群6は、駆動機構部7により駆動され、これによって開口部1a及び2aにより画定される露光開口(画枠)を開閉するよう動作する。後羽根群6は複数枚の羽根により構成され、アーム6a及び6bを介して駆動機構部7に連結される。
駆動機構部7は、地板1に搭載され、電磁石またはバネ等を利用した動力によって、羽根群を動作させるよう構成される。ユーザによりカメラ等の撮像装置のレリーズが行われると、駆動機構部7が動作し、その動力はアーム5a、5b、6a及び6bを介して先羽根群5及び後羽根群6に伝達される。これにより、先羽根群5及び後羽根群6が動作して露光開口(画枠)を開閉し、撮像素子に対する露光(入射光の照射)が行われる。
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
2…補助地板
3…中間板
1a、2a、3d…開口部
4…羽根押え板
5…先羽根群
6…後羽根群
5a、6a…アーム
7…駆動機構部
Claims (4)
- 方形状または略方形状に形成された露光用の開口部を有する地板と、
前記開口部の開閉状態を切り替えるよう動作する羽根と、
前記羽根と対向する位置に配置された板状部材と、
前記羽根を動作させる駆動機構部と、を備え
前記板状部材は、前記開口部の一辺に対応し、前記開口部を挟んで前記駆動機構部の反対側に位置する辺を有し、
前記辺は、前記開口部の前記一辺に沿った略直線状の上下部分と、前記上下部分よりも前記開口部の前記一辺に対して離間した中央部分とを有し、
前記中央部分は、複数の凹凸を有する波打ち形状であって、前記辺の略中央部が前記開口部から最も離間する波打ち形状になっている、
フォーカルプレンシャッタ。 - 前記板状部材は、前記開口部と重なるように形成された中間開口部を有する中間板であって、前記地板との間の空間に前記羽根が収容される羽根室を形成する中間板である、
請求項1に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 方形状または略方形状に形成され、前記開口部と共に露光用の開口を形成する補助開口部を有する補助地板であって、前記地板との間の空間に前記羽根が収容される羽根室を形成する補助地板をさらに備え、
前記板状部材は、前記羽根を押さえるよう前記羽根室に配置された羽根押え板である、
請求項1に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のフォーカルプレンシャッタを備える撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016050356A JP6695175B2 (ja) | 2016-03-15 | 2016-03-15 | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016050356A JP6695175B2 (ja) | 2016-03-15 | 2016-03-15 | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017167227A JP2017167227A (ja) | 2017-09-21 |
JP6695175B2 true JP6695175B2 (ja) | 2020-05-20 |
Family
ID=59908840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016050356A Active JP6695175B2 (ja) | 2016-03-15 | 2016-03-15 | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6695175B2 (ja) |
-
2016
- 2016-03-15 JP JP2016050356A patent/JP6695175B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017167227A (ja) | 2017-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20110079225A (ko) | 포컬 플레인 셔터 및 이를 구비하는 촬상 장치 | |
JP2012042683A (ja) | バリア装置及び撮像装置 | |
JP2004138865A (ja) | 絞り装置、撮像装置および絞り装置の製造方法 | |
JP6695175B2 (ja) | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 | |
JP5645379B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2011085762A (ja) | カメラ | |
JP3713149B2 (ja) | 一眼レフ式デジタルスチルカメラ | |
JP5753070B2 (ja) | フォーカルプレーンシャッタ及びそれを備えた光学機器 | |
JP2013076763A (ja) | フォーカルプレーンシャッタ及び光学機器 | |
JP2006074654A (ja) | 撮像装置 | |
JP2012108413A (ja) | 一眼レフカメラ | |
JP2007102015A (ja) | デジタルカメラ用フォーカルプレンシャッタ | |
JP6692193B2 (ja) | シャッタ装置及び撮像装置 | |
JP2015121599A (ja) | カメラ用フォーカルプレンシャッタ、及びそれを備えたカメラ | |
JP4904778B2 (ja) | カメラ | |
WO2016068321A1 (ja) | シャッタ装置および撮像装置 | |
JP2005106970A (ja) | カメラ用露光調整装置 | |
JP2013080168A (ja) | カメラ | |
KR101726694B1 (ko) | 촬영장치 | |
JP2017173770A (ja) | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 | |
JP2006215323A (ja) | 光量調節装置及び光学機器 | |
JP2004093875A (ja) | カメラ用フォーカルプレンシャッタ | |
JP6839007B2 (ja) | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 | |
JP2003015191A (ja) | フォーカルプレンシャッタを備えたデジタルカメラ | |
JP2017167226A (ja) | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200107 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200407 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200421 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6695175 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |