JP2017173770A - フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】部分ごとに揺れ方の異なる羽根群の揺れを調整可能なフォーカルプレンシャッタを提供する。【解決手段】露光用の開口部を有する地板と、露光用の開口部を有し、前記地板と所定間隔を隔てて配置された補助地板と、前記地板と前記補助地板との間に配置された中間板と、前記地板と前記中間板との間に配置された第1羽根群と、前記補助地板と前記中間板との間に配置された第2羽根群と、を備え、前記中間板は、互いに分離した第1中間板と第2中間板とを有している、フォーカルプレンシャッタを提供する。【選択図】図1
Description
本発明の一態様は、カメラなどの撮像装置に用いられるフォーカルプレンシャッタなどに関する。
羽根群によって開口部(画枠)を開閉することで撮像素子またはフィルムに対する露光を行うフォーカルプレンシャッタには、地板と補助地板との間に形成された羽根室に配置された羽根群を駆動機構により駆動することで開口部の開閉状態を変化させ、露光が行われる構成となっているものがある。このようなフォーカルプレンシャッタでは、地板と補助地板との間に中間板を配置し、地板、補助地板、及び中間板の3枚によって2つに仕切られた羽根室に、それぞれ先羽根群と後羽根群とを配置した所謂2幕構成のものがある。このような2幕構成のフォーカルプレンシャッタの例としては種々の技術があるが、例えば特許文献1に記載のようなものがある。
ところで、フォーカルプレンシャッタを備えるカメラ等の撮像装置では、搭載された撮像素子などのセンサーのフォーマットや大きさによりシャッタのサイズが異なるため、露光動作などの動作時の羽根群の揺れ方が異なってくる。また、羽根群や中間板を形成する材料も異なることがあるため、やはり羽根群の揺れ方が変化する。さらに、この羽根群の揺れ方は、その羽根群の場所(例えば先端側か根本側か)によっても変化する。しかしながら、従来のフォーカルプレンシャッタにおける中間板は薄い1枚の板材によって形成されており、羽根群の揺れ方に対応できるような微妙な調整をすることが困難であった。
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
露光用の開口部を有する地板(1)と、
露光用の開口部を有し、前記地板と所定間隔を隔てて配置された補助地板(2)と、
前記地板と前記補助地板との間に配置された中間板(3)と、
前記地板と前記中間板との間に配置された第1羽根群(先羽根群4)と、
前記補助地板と前記中間板との間に配置された第2羽根群(後羽根群5)と、を備え、
前記中間板は、互いに分離した第1中間板(3a)と第2中間板(3b)とを有している、
フォーカルプレンシャッタである。
露光用の開口部を有する地板(1)と、
露光用の開口部を有し、前記地板と所定間隔を隔てて配置された補助地板(2)と、
前記地板と前記補助地板との間に配置された中間板(3)と、
前記地板と前記中間板との間に配置された第1羽根群(先羽根群4)と、
前記補助地板と前記中間板との間に配置された第2羽根群(後羽根群5)と、を備え、
前記中間板は、互いに分離した第1中間板(3a)と第2中間板(3b)とを有している、
フォーカルプレンシャッタである。
上記構成のフォーカルプレンシャッタによれば、中間板が、例えば右側と左側とに分けられているため、例えば、第1羽根群及び第2羽根群の先端側(駆動機構から離れている部分)と根本側(駆動機構と連結している部分及びその周辺部分)とで独立した中間板を配置することが可能となる。これによって、羽根群の位置に応じた適切な素材や厚さなどで形成された中間板を利用することが可能となり、場所ごとの羽根群の揺れ(ばたつき)を効果的に防止することなどが可能となる。
上記フォーカルプレンシャッタにおいて、好ましくは、
前記第1中間板は、前記第2中間板とは異なる厚みに形成されている。
前記第1中間板は、前記第2中間板とは異なる厚みに形成されている。
上記構成のフォーカルプレンシャッタによれば、第1中間板と第2中間板とが互いに異なる厚さで形成されているため、例えば羽根群の揺れが大きくなる羽根群の先端側では比較的厚い中間板を用い、羽根群の根本側では比較的薄い中間板を用いるなど、羽根群の場所に応じた適切な厚さの中間板を用いることなどが可能となる。
また、上記フォーカルプレンシャッタにおいて、好ましくは、
前記第1中間板は、前記第2中間板と異なる素材で形成されている。
前記第1中間板は、前記第2中間板と異なる素材で形成されている。
上記構成のフォーカルプレンシャッタによれば、第1中間板と第2中間板とが互いに異なる素材で形成されているため、例えば羽根群の揺れが大きくなる羽根群の先端側では比較的硬度の高い中間板を用い、羽根群の根本側では比較的硬度の低い中間板を用いるなど、羽根群の場所に応じた適切な素材の中間板を用いることなどが可能となる。
また、本発明は、上記いずれかのフォーカルプレンシャッタを備える、カメラなどの撮像装置を含む。
上記構成の撮像装置によれば、従来構成と比較して、より効果的に羽根群の揺れを調整可能なシャッタを備える構成とすることができる。ひいては、安定的かつ高速に撮像可能な撮像装置を構成することなどが可能となる。さらには、羽根群の摩耗や破損を防止することで、より高耐久で、長期間使用しても画質が低下しづらい撮像装置を構成することなどが可能となる。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
2.補足事項
1.実施形態
2.補足事項
<1.実施形態>
本実施形態のフォーカルプレンシャッタは、地板と補助地板との間に配される中間板が右側と左側とに分離されている点に特徴のひとつがある。以下、本実施形態のフォーカルプレンシャッタについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、従来の一般的なフォーカルプレンシャッタと同様の構成についてはその説明を省略することがある。
本実施形態のフォーカルプレンシャッタは、地板と補助地板との間に配される中間板が右側と左側とに分離されている点に特徴のひとつがある。以下、本実施形態のフォーカルプレンシャッタについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、従来の一般的なフォーカルプレンシャッタと同様の構成についてはその説明を省略することがある。
図1及び図2は、本実施形態のフォーカルプレンシャッタの平面図であって、図1は羽根走行前の状態を示しており、図2は羽根走行後の状態を示している。図3は、図1のA−A´の場所における断面図である。図1〜図3に示されるように、本実施形態のフォーカルプレンシャッタは、地板1、補助地板2、第1中間板3a、第2中間板3b、先羽根群4、後羽根群5、駆動機構部6、押さえピン7、及び間座8などを含んで構成される。なお、第1中間板3a及び第2中間板3bを総称して中間板3と呼ぶことがある。また、先羽根群4及び後羽根群5を総称して羽根群と呼ぶことがある。
<地板1>
地板1は、フォーカルプレンシャッタの基板部分であって、露光開口(画枠)として機能する矩形状の開口部1aが形成されている。図1に示されるように、地板1には駆動機構部6が搭載される。
地板1は、フォーカルプレンシャッタの基板部分であって、露光開口(画枠)として機能する矩形状の開口部1aが形成されている。図1に示されるように、地板1には駆動機構部6が搭載される。
<補助地板2>
補助地板2は、地板1と対向する位置に、地板1に対して所定の間隔を空けて取り付けられる。補助地板2には、地板1に形成された開口部1aと類似した矩形状の開口部2aが形成されている。地板1と補助地板2との間に画定された空間は、中間板3、先羽根群4、及び後羽根群5などが収容される羽根室となる。
補助地板2は、地板1と対向する位置に、地板1に対して所定の間隔を空けて取り付けられる。補助地板2には、地板1に形成された開口部1aと類似した矩形状の開口部2aが形成されている。地板1と補助地板2との間に画定された空間は、中間板3、先羽根群4、及び後羽根群5などが収容される羽根室となる。
<中間板3>
中間板3は、図1において右側に配置された第1中間板3aと、左側に配置された第2中間板3bとを含んで構成される。これらの第1中間板3a及び第2中間板3bは、地板1と補助地板2とにより画定された羽根室に収容される。第1中間板3aと第2中間板3bとが組み合わされて形成される中間板3には、地板1及び補助地板2にそれぞれ形成された開口部1a及び2aと類似した矩形状の開口部3cが形成さる。中間板3は、羽根室内において先羽根群4と後羽根群5とが収容される空間を区別するために配置される。そのため、例えば地板1と中間板3との間には先羽根群4が配置され、補助地板2と中間板3との間には後羽根群5が配置されることとなる。
中間板3は、図1において右側に配置された第1中間板3aと、左側に配置された第2中間板3bとを含んで構成される。これらの第1中間板3a及び第2中間板3bは、地板1と補助地板2とにより画定された羽根室に収容される。第1中間板3aと第2中間板3bとが組み合わされて形成される中間板3には、地板1及び補助地板2にそれぞれ形成された開口部1a及び2aと類似した矩形状の開口部3cが形成さる。中間板3は、羽根室内において先羽根群4と後羽根群5とが収容される空間を区別するために配置される。そのため、例えば地板1と中間板3との間には先羽根群4が配置され、補助地板2と中間板3との間には後羽根群5が配置されることとなる。
第1中間板3aと第2中間板3bとは、図3に示されるように、互いに異なる厚みで形成されている。図3に示されるように、本実施形態の構成では、先羽根群4及び後羽根群5の先端側(駆動機構部6から離れた部分)に対向する第1中間板3aの方が、先羽根群4及び後羽根群5の根本側(駆動機構部6に近接する部分)に対向する第2中間板3bよりも、厚く形成されている。本実施形態のフォーカルプレンシャッタでは、このように第1中間板3aを第2中間板3bよりも厚く形成することで、羽根群の揺れが比較的大きくなる羽根群の先端側において、その揺れを抑制することを可能としている。
地板1、補助地板2、及び中間板3に形成された開口部1a、2a、及び3cが重なる領域が、フォーカルプレンシャッタにおける露光用の開口として機能する露光開口(画枠)となる。露光開口の被写体とは逆側には、例えばC−MOSやCCDなどの光電変換素子が撮像素子(図示せず)として配置されている。この光電変換素子は、露光開口及びレンズ等を通過して被写体側から通過してきて光が照射されることで、光を電気信号に変換する機能を有する素子であるが、C−MOSやCCDに限定されるものではない。露光開口(画枠)は、駆動機構部6により駆動された先羽根群4及び後羽根群5が移動することで開閉状態が変化し、露光開口が開放状態のときに被写体側からの光を撮像素子側に通過させる。被写体側からこの露光開口を通過した入射光が、フォーカルプレンシャッタの先に配置された撮像素子に到達し、撮像素子が受光した光を電気信号に変換して制御部(図示せず)などに出力することで、撮像が行われる。なお、上記の撮像素子に代えてフィルムなどが配置されていてもよく、これらの撮像素子やフィルムなどを総称して本発明においては撮像部と呼ぶことがある。
<先羽根群4及び後羽根群5>
先羽根群4及び後羽根群5は、それぞれ駆動機構部6により駆動され、開口部1a、2a、及び3cにより画定される露光開口(画枠)を開閉するよう動作する。先羽根群4及び後羽根群5は、それぞれ複数枚の短冊状(露光開口より長手方向に細長い矩形状または略矩形状)の羽根により構成され、アーム(図示せず)を介して駆動機構部6に連結される。すなわち、駆動機構部6で発生した動力は、アームを介して先羽根群4及び後羽根群5に伝達され、これによって先羽根群4及び後羽根群5が走行動作をすることとなる。
先羽根群4及び後羽根群5は、それぞれ駆動機構部6により駆動され、開口部1a、2a、及び3cにより画定される露光開口(画枠)を開閉するよう動作する。先羽根群4及び後羽根群5は、それぞれ複数枚の短冊状(露光開口より長手方向に細長い矩形状または略矩形状)の羽根により構成され、アーム(図示せず)を介して駆動機構部6に連結される。すなわち、駆動機構部6で発生した動力は、アームを介して先羽根群4及び後羽根群5に伝達され、これによって先羽根群4及び後羽根群5が走行動作をすることとなる。
<駆動機構部6>
駆動機構部6は、地板1上に配置され、電磁石またはバネ等を利用した動力によって、羽根群4及び5を動作させるよう構成される。ユーザによって、カメラ等の撮像装置のレリーズが行われると、駆動機構部6が動作し、その動力はアームを介して先羽根群4及び後羽根群5に伝達される。これにより、先羽根群4及び後羽根群5が動作(走行)して撮像素子に対する露光が行われる。
駆動機構部6は、地板1上に配置され、電磁石またはバネ等を利用した動力によって、羽根群4及び5を動作させるよう構成される。ユーザによって、カメラ等の撮像装置のレリーズが行われると、駆動機構部6が動作し、その動力はアームを介して先羽根群4及び後羽根群5に伝達される。これにより、先羽根群4及び後羽根群5が動作(走行)して撮像素子に対する露光が行われる。
<押さえピン7>
押さえピン7は、地板1上に、第1中間板3aと第2中間板3bとが近接した位置の中間近傍に配置され、第1中間板3aと第2中間板3bとを地板1に対して持ち上げるよう構成されている。すなわち、従来の中間板が2枚に分けられることで、この中間板の分かれ目部分では羽根室を画定することが困難になることがある。そこで、このように第1中間板3aと第2中間板3bとの間に押さえピン7を配置することで、中間板3と地板1との間に形成される羽根室を適切に確保することが可能となっている。
押さえピン7は、地板1上に、第1中間板3aと第2中間板3bとが近接した位置の中間近傍に配置され、第1中間板3aと第2中間板3bとを地板1に対して持ち上げるよう構成されている。すなわち、従来の中間板が2枚に分けられることで、この中間板の分かれ目部分では羽根室を画定することが困難になることがある。そこで、このように第1中間板3aと第2中間板3bとの間に押さえピン7を配置することで、中間板3と地板1との間に形成される羽根室を適切に確保することが可能となっている。
<間座8>
間座8は、地板1と補助地板2との間に配置され、地板1と補助地板2との間に羽根室のスペースを確保するよう、地板1と補助地板2との離間状態を維持するよう構成される。間座8は、地板1と補助地板2とを連結する軸に取り付けられる。
間座8は、地板1と補助地板2との間に配置され、地板1と補助地板2との間に羽根室のスペースを確保するよう、地板1と補助地板2との離間状態を維持するよう構成される。間座8は、地板1と補助地板2とを連結する軸に取り付けられる。
上記のように、本実施形態のフォーカルプレンシャッタでは、中間板を、第1中間板3aと第2中間板3bとに分けているため、例えば、先羽根群4及び後羽根群5の先端側と根本側とで独立した中間板を配置することが可能となる。これによって、羽根群の位置に応じた適切な厚さで形成された中間板を利用することが可能となり、場所ごとの羽根群の揺れ(ばたつき)を効果的に防止することなどが可能となる。
また、本実施形態のフォーカルプレンシャッタを備えたカメラ等の撮像装置では、従来の1枚の中間板を利用する構成のフォーカルプレンシャッタと比較して、より効果的に羽根群の揺れを調整することができる。これにより、安定的かつ高速に撮像可能な撮像装置を構成することなどが可能となる。また、羽根群の揺れを適切に抑制することができれば、羽根群が地板1、補助地板2、または中間板3などと摩擦したり衝突したりすることで発生する塵を抑制することが可能となる。よって、本実施形態のフォーカルプレンシャッタを備える撮像装置では、羽根群や羽根群と摺動する部材に対する摩耗や破損を防止することが可能となり、より高耐久で、長期間使用しても画質が低下しづらい撮像装置を構成することなどが可能となる。
<2.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態のフォーカルプレンシャッタでは、第1中間板3aと第2中間板3bとは、互いに厚さが異なるよう形成されていたが、例えば、第1中間板3aと第2中間板3bとを異なる素材により構成してもよい。この場合、例えば、羽根群の先端側に位置する第1中間板3aでは、金属などの比較的硬い素材を用いることにより羽根群の揺れを抑えながら、羽根群の根本側に位置する第2中間板3bでは、樹脂などの従来同様の比較的柔らかい素材を用いる構成としてもよい。また、第1中間板3aと第2中間板3bとで、厚みと素材との双方を異なるものとする構成を採ってもよい。
また、上記実施形態のフォーカルプレンシャッタでは、中間板を2枚に分割する例について説明したが、中間板は3枚以上に分割されてもよい。この場合、3枚の中間板の中間部分には、それぞれ押さえピンが配置される構成とする。このように、中間板を3枚以上有する構成とした場合には、羽根群の位置によってさらに細かく厚さや素材を変更することなどが可能となる。ただし、フォーカルプレンシャッタの部品点数を増加させることなく適度な効果を得るためには、中間板を2枚に分割した本実施形態の構成が好ましい。
また、上記実施形態では、地板1、補助地板2、及び中間板3にそれぞれ矩形状の開口部1a、2a及び3aが形成されている例について説明したが、これらの地板1、補助地板2、及び中間板3に形成される開口部は矩形状、または略矩形状に限定されるものではない。すなわち、これらの開口部は、方形状、または略方形状に形成されてもよいし、その他の形状であってもよい。
本発明のフォーカルプレンシャッタは、羽根群の揺れを効果的に抑制可能なカメラなどの撮像装置の構成として利用される。
1…地板
2…補助地板
3、3a、3b…中間板
1a、2a、3c…開口部
4…先羽根群
5…後羽根群
6…駆動機構部
7…押さえピン
8…間座
2…補助地板
3、3a、3b…中間板
1a、2a、3c…開口部
4…先羽根群
5…後羽根群
6…駆動機構部
7…押さえピン
8…間座
Claims (4)
- 露光用の開口部を有する地板と、
露光用の開口部を有し、前記地板と所定間隔を隔てて配置された補助地板と、
前記地板と前記補助地板との間に配置された中間板と、
前記地板と前記中間板との間に配置された第1羽根群と、
前記補助地板と前記中間板との間に配置された第2羽根群と、を備え、
前記中間板は、互いに分離した第1中間板と第2中間板とを有している、
フォーカルプレンシャッタ。 - 前記第1中間板は、前記第2中間板とは異なる厚みに形成されている、
請求項1に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 前記第1中間板は、前記第2中間板と異なる素材で形成されている、
請求項1または請求項2に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のフォーカルプレンシャッタを備える撮像装置。
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JP2016062917A JP2017173770A (ja) | 2016-03-27 | 2016-03-27 | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016062917A JP2017173770A (ja) | 2016-03-27 | 2016-03-27 | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
Publications (1)
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JP2017173770A true JP2017173770A (ja) | 2017-09-28 |
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JP2016062917A Pending JP2017173770A (ja) | 2016-03-27 | 2016-03-27 | フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0545659U (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-18 | 株式会社コパル | フオーカルプレーンシヤツター |
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JPH09127575A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-16 | Copal Co Ltd | カメラ用フォーカルプレンシャッタ |
JP2012234024A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Nidec Copal Corp | カメラ用フォーカルプレンシャッタ |
-
2016
- 2016-03-27 JP JP2016062917A patent/JP2017173770A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200218 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20201006 |