JPH086110A - フォーカルプレーンシャッタ - Google Patents

フォーカルプレーンシャッタ

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Publication number
JPH086110A
JPH086110A JP6164527A JP16452794A JPH086110A JP H086110 A JPH086110 A JP H086110A JP 6164527 A JP6164527 A JP 6164527A JP 16452794 A JP16452794 A JP 16452794A JP H086110 A JPH086110 A JP H086110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shutter
focal plane
curtain
plane shutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6164527A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Matsubara
隆 松原
Masanori Hasuda
雅徳 蓮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP6164527A priority Critical patent/JPH086110A/ja
Publication of JPH086110A publication Critical patent/JPH086110A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幕間漏光の危険がなく、かつ耐久性の非常に
高い1/8000秒以上の超高速シャッターを、簡単に
かつ安価に提供する。 【構成】 分割羽根で構成された先幕および後幕と、先
幕または後幕と摺動する位置に設けられる板状部材とを
具備し、板状部材の、先幕または後幕と摺動する部分に
は、塗装を施さない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラに使用される横
走りまたは縦走りフォーカルプレーンシャッタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フィルム感度の向上や新しい映像
表現の欲求などの理由から、カメラのシャッタスピード
やストロボ同調速度の高速化の要望があり、実際に1/
8000秒までの高速シャッタスピードや同調速度1/
250秒を実現したカメラが提供されている。
【0003】このようなカメラのフォーカルプレーンシ
ャッタは、公知のように基板とカバー板により形成され
た空間内に先羽根及び後羽根が移動可能に取り付けられ
ており、基板、カバー板、先羽根、および後羽根の間に
は、これらを区切るための少なくとも1枚の仕切り板が
配置されている。したがって羽根の移動によって先羽根
および後羽根の各々の羽根同士及び羽根とそれに隣接す
る各仕切板は、摺動することになる。そのため従来は、
摺動性を向上させる目的で羽根や仕切り板に、塗装が施
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら最近シャ
ッターの機能について次のような問題のあることが分か
ってきた。
【0005】すなわち、1/8000秒以上の高速シャ
ッターにおいて、高速で走行することにより、羽根同士
や羽根と仕切り板とのこすれが生じるが、一方の羽根や
仕切り板の表面に施されている塗装、特に仕切り板の塗
装が剥がれ落ち、羽根の表面に再付着し、さらにはその
塗装粉が再付着後、羽根同士のこすれにより磨かれて、
光ってしまう。塗装は、もともと梨地状に仕上げられて
おり、幕間漏光を防いでいるが、この表面の変化と再付
着による膜厚増加のため、幕間漏光の危険が生じる事に
なる。耐久回数が増えても機能を安定維持するため、解
決しなければならない重要な問題となっている。なお、
こうした現象はその程度に違いがあり、初期の慣らし走
行でこうした現象の兆候が見られなければ機能上は問題
ないが、逆に出荷前の慣らし走行で初めて不良品となる
こともあるため、重要な問題となっている。
【0006】このように、現在1/8000秒を実現し
ているシャッターは、その改善が待たれている状況であ
り、またさらに最近では、1/8000秒を越える更に
速い超高速シャッターも要求されつつある。このような
高速シャッターのカメラで、羽根や仕切り板の表面に施
されている塗装が剥がれ落ちると、先羽根および後羽根
の走行抵抗が変化して幕速が変化することになるが、幕
速が変化すると1/8000秒を越えるような高速シャ
ッターにおいては幕速が制御できず、シャッター秒時が
不正確となる問題点がある。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、幕間漏光の危険がなく、かつ耐久性の非常に高
い1/8000秒以上の超高速シャッターを、簡単にか
つ安価に提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のフォーカルプレーンシャッタは、分割羽根
で構成された先幕および後幕と、先幕または後幕と摺動
する位置に設けられる板状部材とを具備し、板状部材
の、先幕または後幕と摺動する部分には、塗装を施さな
いように構成されている。
【0009】
【作用】上記構成のフォーカルプレーンシャッタにおい
ては、塗装剥がれが良く起こる仕切り板の塗装を廃止し
たことにより塗装の再付着が起こらず、幕間漏光の心配
もなくなり、耐久回数が増えても機能を安定維持する事
が可能となり、1/8000秒以上の高速シャッターの
耐久性を飛躍的に延ばすことが可能となる。さらに出荷
前の慣らし走行で始めて不良品となる様なことも回避で
きるため、検査工程も省略することができ、非常に大き
なコスト低減となる。
【0010】また、塗装剥がれが起こらないので、先幕
および後幕の走行抵抗が変化せず、高速シャッターにお
いても幕速を正確に制御できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1〜図3は、本発明によるフォーカルプ
レーンシャッタの一実施例を示し、図1および図2は先
幕および後幕の移動状態を示す正面図、図3は板状部材
を含む羽根室の分解斜視図である。この実施例のフォー
カルプレーンシャッタは、先幕10と、後幕20と、シ
ャッタ基板30および33、遮光板41、中間板42、
C形中間板43および44などから構成されている。
【0013】先幕10は、4枚の分割羽根11〜14か
ら構成されている。アーム15および16は、それぞれ
の分割羽根11〜14を支持するためのものであり、こ
れらのアーム15および16は、シャッタ基板30に植
設された軸X1およびX2に回転可能に連結されている。
そして、分割羽根11〜14は、それぞれカシメピン1
1 〜174 及びカシメピン181 〜184によりア
ーム15および16に回転可能に連結されている。
【0014】また、アーム16の孔16aには、駆動軸
31が取り付けられており、この駆動軸31は、シャッ
タ駆動時に周知のシャッタ駆動装置からの駆動力を受け
て先幕10を開閉する。後幕20も、同様に、4枚の分
割羽根21〜24から構成されている。アーム25およ
び26は、それぞれの分割羽根21〜24を支持するた
めのものであり、これらアーム25および26は、シャ
ッタ基板30に植設された軸X3およびX4に回転可能に
連結されている。そして、分割羽根21〜24は、それ
ぞれカシメピン271〜274及び281〜284によりア
ーム25および26に回転可能に連結されている。
【0015】また、アーム26の孔26aには、駆動軸
32が取り付けられており、この駆動軸32は、シャッ
タ駆動時に周知のシャッタ駆動装置からの駆動力を受け
て後幕20を開閉する。アーム15および16、アーム
25および26、軸X1〜X4、カシメピン17および1
8、カシメピン27および28、駆動軸31および32
は、分割羽根11〜14および21〜24を移動させる
駆動機構19および29をそれぞれ構成している。
【0016】なお、図1は露光前のシャッタの状態を示
しており、先羽根10が展開されて前記基板30に開け
られた露光用の開口部30aを覆い、後羽根20が開口
部30aの上部に畳まれて開口部30aを開放した状態
を示している。この状態から先羽根10が下方向に移動
し、開口部30aを開放すると露光が開始される。そし
て先羽根10が移動を開始してからある決められた時間
後に後羽根が下方向に移動し、開口部30aを覆い、露
光が終了する。露光終了状態を図2に示す。その後公知
のチャージ手段によりチャージ動作が行われて、図2か
ら図1の状態になる。
【0017】図3は羽根室の構成を示す斜視図である。
【0018】前記基板30とカバー板33が軸51、5
2、53を介して相対するように取り付けられていて、
基板30とカバー板33との間に空間(羽根室と称す)
が形成されている。この羽根室内に前記先羽根10と後
羽根20が配置され、前述したようにそれぞれ開口部3
0aを覆う位置と展開する位置との間を移動可能に構成
されている。なお穴30bと33bは前記駆動軸31が
通る穴、穴30cと33cは前記駆動軸32が通る穴で
ある。
【0019】そして先羽根10と後羽根20との間に
は、2枚の仕切板(遮光板41および中間板42)が配
置され、これらの仕切板(遮光板41および中間板4
2)は前記軸51、52にその穴41b、41c、42
b、42cを挿入するようにして取り付けられている。
なお遮光板41、中間板42にはそれぞれ開口部30a
とほぼ同位置に、ほぼ同じ大きさの開口部41a、42
aが開けられている。さらに先羽根10と基板30との
間には別の仕切板(C型中間板43)が、後羽根20と
カバー板33との間にはさらに別の仕切板(C型中間板
44)が配置され、これらの仕切板(C型中間板43、
44)は前記軸51、52にその穴43a、43b、4
4a、44bを挿入するようにして取り付けられてい
る。なおC型中間板43、44は各々先羽根10、後羽
根20の先端部附近に位置している。遮光板41、中間
板42、C型中間板43、44は前述したように軸5
1、52に挿入されているので、軸方向には移動可能で
ある。
【0020】図3では説明のために基板30とカバー板
33の位置を離して描いているが、実際には両者は接近
しており、そのため羽根室の寸法は狭く、先羽根10は
遮光板41およびC型中間板43と接触しており、また
後羽根20は中間板42およびC型中間板44と接触し
ている。したがって前述した露光動作やチャージ動作で
は先羽根10、後羽根20はこれらの仕切板としゅうど
うしながら移動する。
【0021】つぎに、この実施例のシャッタ幕につい
て、さらに詳しく説明する。
【0022】先幕をまず説明すると、FRPから所定の
羽根形状に打ち抜いて、羽根本体11a〜14aを形成
する。羽根本体11a〜14aのレンズ側の表面には、
厚さ3〜6μmの白色化塗装を施して、高反射率部11
c〜14cを形成し、その後に、羽根11〜14のフィ
ルム側の表面とスリット側の端面に厚さ3〜6μmの黒
色化塗装を行って低反射率部11b〜14bを形成す
る。白色化塗装の反射率は7〜30%、黒色化塗装の反
射率は15%以下、好ましくは9%以下、特に好ましく
は6%以下とした。さらに、分割羽根11〜14にアー
ム15および16を連結して先幕が完成する。
【0023】後幕についても、FRPから所定の羽根形
状に打ち抜くが、塗装は施さず、羽根本体21〜24を
形成する。先幕と同様に、分割羽根21〜24にアーム
25および26を連結して後幕が完成する。最後に、シ
ャッター基盤30に組み上げて、図1に示すフォーカル
プレーンシャッタSが完成する。
【0024】仕切り板(C形中間板43および44、遮
光板41、中間板42など)の板材の素材としては、従
来の鉄鋼だけでなく、FRPやチタン、アルミ合金等の
軽量金属やプラスチックや軽量セラミックが使用でき
る。
【0025】鉄鋼、チタン、アルミ合金等の金属には酸
化膜による黒色化処理を施すことが好ましい。さらにF
RPの場合にはそれ自体黒色であるためそのまま表面処
理をせずに使用可能であり、特に好ましいのがFRPの
持つ振動吸収特性の高さにより、走行中及び停止直後の
羽根の波うちを非常に小さく抑え、また仮に波うって
も、その波うち(振動)状態を素早く収めるため、羽根
が波うったまま次のシャッター動作を行って羽根同士ま
たはアパーチャ(画角を決定するもの)に衝突し、羽根
が破損したり、シャッターが動作不能になったりするこ
ともなく、非常に高い耐久性能を実現する事が可能とな
る。
【0026】FRPは、繊維強化樹脂の英文表現の略称
であり、繊維とマトリックス樹脂からなる。繊維には、
炭素繊維の連続繊維の外、芳香族ポリアミド繊維の連続
繊維又は超高分子量ポリエチレン等の連続繊維を使用す
ることができる。特に中間層には炭素繊維以外を用いる
ことができる。また、3層構造(表側の表材層と中間層
と裏側の表材層の3層)における中間層には、連続繊維
ではなく短繊維を用いることもできる。
【0027】マトリックス樹脂には、(1)セルロイ
ド、セルロースアセテート、セルロースプロピオネー
ト、セルロースブチレート、6−ナイロン、6,6−ナ
イロン、ABS、AS樹脂、高密度ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリエーテ
ルイミド、ポリアリレート、ポリアミドエラストマー、
アイオノマー、液晶ポリマー、ポリイミド、ポリアミド
イミド、フッ素樹脂、PPS、変性ポリフェニレンオキ
サイド等の熱可塑性樹脂、或いは(2)エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル、ポリウレタン、ポリイミドなどの
熱硬化性樹脂が使用できる。
【0028】炭素繊維を用いた場合には、炭素繊維は黒
いので、FRPは一応の遮光性がある。しかし、遮光性
を高めるため、プリプレグ・シートを作製する際に、マ
トリックス樹脂の前駆体となる樹脂液中にカーボンブラ
ックを予め添加分散させておいてもよい。あるいは、カ
ーボンブラックを高濃度に混合した樹脂液を別途用意
し、これをロールコーター等を使用して通常のプリプレ
グ・シートに圧入浸透させてもよい。仕切り板は特に遮
光性を必要としないが、カーボンブラックは、羽根や仕
切り板の滑りを良くする効果がある。
【0029】カーボンブラックは、平均粒子径0.07
μm以下特に0.01μm以下のものが好ましい。カー
ボンブラックの配合量は樹脂液(固形分100重量部)
に対し3〜15重量%が好ましい。15重量%以上では
繊維の配列が悪くなりすぎ平面性に悪影響を及ぼす。ま
た樹脂液の流動性も悪くなりすぎるため内部に空孔が発
生したり、層間剥離が起きたりする。プリプレグ・シー
トの樹脂量は、30〜50重量%特に38〜48%が適
当である。樹脂量が少ないと、外観上、空孔や微細クラ
ックが見られ、塗装性も悪化する。更に、素材表面に凹
凸が生じるので、羽根の耐摩耗性、潤滑性が劣り、さら
には美観が悪化する。そのほか、樹脂量が少ないと樹脂
フローの際、縞模様となって現れる事があり、これも外
観を悪化させる。
【0030】プリプレグ・シートの繊維目付(1m2
り何gの繊維が含まれるか)は、10g/m2〜60g
/m2である。プリプレグ・シート1層の厚さは、15
〜70μmである。プリプレグ・シートは全て同じ板厚
である必要はない。中立面に対して厚さ方向に面対称に
なるように使用すれば、種々の板厚、種々の目付のもの
を組み合わせることも可能である。もし、板厚が規定値
以内に入るものであれば、全体の曲げ剛性を上げるため
中間層の板厚や目付を表材層(この場合は、表面または
裏面の1層のみを指す)よりも厚くあるいは多くする方
が有利となる。
【0031】プリプレグ・シートは、表材層と中間層と
が繊維の方向が互いに直交またはほぼ直交するように、
かつ中央面から厚さ方向に面対称となるように、少なく
とも3枚以上、例えば3枚、4枚、5枚を重ね合わせ、
その上で加熱プレス成形して板材とする。これにより未
硬化の熱硬化性樹脂液は、架橋硬化して固まる。こうし
てFRP製の板状の素材(厚さ70〜120μm)が得
られる。
【0032】本実施例では、第一に羽根と摺動する遮光
板41、中間板42、C型中間板43、44をCFRP
またはプラスチックで構成し、かつ塗装を施さずに使用
した。第二に遮光板41、中間板42、C型中間板4
3、44を酸化処理により黒色化または黒っぽい色の表
面処理を施したチタンまたはチタン合金またはアルミニ
ウム合金または鉄鋼で構成した。
【0033】以上のような構成を有するフォーカルプレ
ーンシャッタSと、従来のような黒色塗装を施した仕切
り板を使用して完成させたフォーカルプレーンシャッタ
とをそれぞれ耐久試験をかけて、幕間漏光の有無や塗装
の再付着状況を観察したところ、従来のフォーカルプレ
ーンシャッタは、5〜10万回で、10台試験のうちの
1台に幕間漏光が認められ、10台全数に塗装の再付着
が確認された。
【0034】しかしながら、フォーカルプレーンシャッ
タSには、10万回を越えても幕間漏光や、塗装の再付
着はほとんど確認されなかった。また走行上の異常も確
認されなかった。
【0035】なお、本実施例では1台のフォーカルプレ
ーンシャッタでは遮光板41、中間板42、C型中間板
43、44を同一材料としたが、これらの材料を組み合
わせてシャッタを構成しても構わないことは明らかであ
る。
【0036】また仕切板全面でなくても、羽根と仕切板
との接触面さらには接触部分に本発明を適用すれば良い
ことも明らかであり、仕切板の製造方法等により適当な
構造にすればよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明のフォーカルプレ
ーンシャッタによれば、板状部材の、先幕または後幕と
摺動する部分には、塗装を施さないように構成したの
で、塗装剥がれが起こらず、従って、幕間漏光の危険が
なく、かつ耐久性の非常に高い1/8000秒以上の超
高速シャッターを、簡単にかつ安価に提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの一
実施例を示す正面図である。
【図2】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの一
実施例を示す正面図である。
【図3】本発明によるフォーカルプレーンシャッタの一
実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 先幕 20 後幕 11〜14、21〜24 分割羽根 15、16、25、26 アーム 17、18、27、28 カシメピン 19、29 駆動機構 30 シャッタ基板 31、32 駆動軸 33 シャッタ基板 41 遮光板 42 中間板 43 C形中間板 44 C形中間板 X1〜X4

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分割羽根で構成された先幕および後幕と、 前記先幕または前記後幕と摺動する位置に設けられる板
    状部材とを具備し、 前記板状部材の、前記先幕または前記後幕と摺動する部
    分には、塗装を施さないことを特徴とするフォーカルプ
    レーンシャッタ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記板状部材を黒色系素材で構成したことを特徴とする
    フォーカルプレーンシャッタ。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記板状部材は、炭素繊維強化樹脂により形成されてい
    ることを特徴とするフォーカルプレーンシャッタ。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記板状部材は、酸化処理により黒色化表面処理が施さ
    れていることを特徴とするフォーカルプレーンシャッ
    タ。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記板状部材は、チタン、チタン合金、アルミニウム合
    金または鉄鋼により形成されていることを特徴とするフ
    ォーカルプレーンシャッタ。
JP6164527A 1994-06-23 1994-06-23 フォーカルプレーンシャッタ Pending JPH086110A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6709362B2 (en) 2000-09-05 2004-03-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electric oil pump control device
JP2017173770A (ja) * 2016-03-27 2017-09-28 日本電産コパル株式会社 フォーカルプレンシャッタ及び撮像装置

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