JP6851799B2 - 出改札システム - Google Patents
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Description
実施形態に係る出改札システムは、利用者が所持する乗車券に基づいて利用者の通行を制御するシステムである。本実施形態に係る出改札システムは、発行機、改札機および精算機などの複数の駅務端末(端末装置)と、各駅務端末との通信が可能なサーバ(上位装置)とを含むシステムである。
図1に示すように、出改札システム1は、サーバ2、発行機3、改札機4、及び、精算機5を有し、鉄道などの駅務を行うための駅務システムである。発行機3、改札機4および精算機5は、駅務端末(端末装置)であり、システム1内においてそれぞれが複数設けられる。例えば、発行機3、改札機4および精算機5は、複数の駅に複数台設置される。これらの発行機3、改札機4および精算機5などの駅務端末(端末装置)に対して、サーバ2は、上位装置である。サーバ2は、発行機3、改札機4および精算機5と通信可能に構成される。図1に示す構成例では、サーバ2は、ネットワークを介して、発行機3、改札機4および精算機5に通信接続される。
サーバ2は、乗車券として利用される情報を管理し、各駅務端末から受信する情報に応じて、アカウントの登録、通行判定、料金の算出、及び料金の精算などの駅務処理の少なくとも一部を実行する。例えば、乗車券は、利用の度に発行される普通乗車券、および、金額チャージ処理によって利用可能な金額(SF:ストアードフェア)情報が設定されるICカードなどの媒体がある。サーバ2は、乗車券として利用される情報として、乗車券利用情報、SF情報、SF利用履歴情報などを管理し、各駅務端末からの要求に応じて処理を実行する。
プロセッサ21は、演算処理を実行する演算素子(例えば、CPU)である。プロセッサ21は、ROM22又は記憶部24などの記憶装置に記憶されているプログラムに基づいて種々の処理を行う。プロセッサ21は、ROM22又は記憶部24に格納されているプログラムを実行することにより、種々の処理機能を実現する処理部として機能する。
RAM23は、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAM23は、プロセッサ21の処理中のデータなどを一時的に格納する。また、RAM23は、プロセッサ21が実行するプログラムを一時的に格納する。
発行機3は、乗車券として利用される媒体(乗車券媒体)の発行又は更新(SFの金額チャージなど)を行う。発行機3は、例えば、利用者が入力した情報と乗車券の発行(又は更新)要求をサーバ2へ送信し、サーバ2の指示に応じた処理(乗車券の発行又は更新)を行う。
プロセッサ31は、演算処理を実行する演算素子(例えば、CPU)である。プロセッサ31は、ROM32又は記憶部34に記憶されているプログラムなどのデータに基づいて種々の処理を行う。プロセッサ31は、ROM32又は記憶部34に格納されているプログラムを実行することにより、種々の処理機能を実現する処理部として機能する。
RAM33は、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAM33は、プロセッサ31の処理中のデータなどを一時的に格納する。また、RAM33は、プロセッサ31が実行するプログラムを一時的に格納する。
改札機4は、利用者が提示する乗車券媒体に応じて当該利用者の通行を制御する装置である。改札機4は、例えば、並行に配置される一対の筐体によって通路を形成し、通路側に通行制御用のドアが設けられる。改札機4は、通路を通行する利用者が提示する乗車券媒体から情報を読み取り、読み取った情報をサーバ2に送信する。改札機4は、サーバ2に送信した情報に対してサーバ2から返信される通行判定結果などの情報を受け取り、受け取った通行判定結果に応じて利用者の通行を制御する。
RAM43は、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAM43は、プロセッサ41の処理中のデータなどを一時的に格納する。また、RAM43は、プロセッサ41が実行するプログラムを一時的に格納する。
通信部45は、他の電子機器と通信を行う為の回路である。通信部45は、例えば、ネットワークに接続可能に構成される。通信部45は、ネットワークを介して他の電子機器と通信を行う。例えば、通信部45は、サーバ2と通信を行う。
通行制御部48は、通路側に設けられる利用者の通行を阻止するためのドアを開閉する開閉機能により構成される。通行制御部48は、プロセッサ41からの動作指示に応じてドアを開閉させる。
精算機5は、乗車券として利用される媒体(乗車券媒体)に対する料金精算又はSFの金額チャージなどの処理を行う。精算機5は、例えば、乗車券媒体の識別情報および精算駅情報などの情報とともに精算処理要求をサーバ2へ送信し、サーバ2からの精算処理結果に応じた処理を行う。
プロセッサ51は、演算処理を実行する演算素子(例えば、CPU)である。プロセッサ51は、ROM52、又は記憶部54に記憶されているプログラムに基づいて種々の処理を行う。プロセッサ51は、ROM52又は記憶部54に格納されているプログラムを実行することにより、種々の処理機能を実現する処理部として機能する。
RAM53は、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAM53は、プロセッサ51の処理中のデータなどを一時的に格納する。また、RAM53は、プロセッサ51が実行するプログラムを一時的に格納する。
図6は、サーバ2が有する機能を説明するための模式図である。
図6に示すように、サーバ2は、出札処理モジュール61、改札処理モジュール62、および、データベース24cの機能を有する。出札処理モジュール61は、プロセッサ21が記憶領域24aに記憶した出札処理用のプログラムを実行することにより実現される処理機能である。例えば、出札処理モジュール61は、乗車券の発券情報の生成及び登録などの処理を含むサーバ2での発券処理(乗車券発行情報登録)、および、SF乗車券に金額(SF残額)をチャージするサーバでのチャージ処理(チャージ額登録)などの処理を行う。
権利情報は、乗車券による権利(効力、有効性)を示す情報であり、例えば、有効区間、有効期間などの情報である。権利情報は、サーバ2の出札処理モジュール61による出札処理としての乗車券発行情報登録によってIDに対応づけてデータベース24cに記録される。また、権利情報は、サーバ2の出札処理モジュール61による出札処理としてのチャージ額登録などの更新処理によって更新される。
本実施形態における出札処理とは、乗車券としての効力(アカウント)を生成し、生成した乗車券としての情報をデータベース24cに登録する処理である。本実施形態では、出改札システムによる出札処理として、発行機3で利用者が指定する条件に応じた乗車券(普通乗車券、SF乗車券など)を発券する処理(発券処理)と発行機3で利用者が提示する乗車券媒体(SF乗車券、定期券など)に対して利用者が指示する条件に応じて更新処理を行う場合について説明する。なお、出札処理としての更新処理には、利用者が提示するSF乗車券に金額(SF残額)をチャージする処理(金額チャージ処理)、或は、既存の定期券を更新する処理(継続定期券の発行処理など)などの処理を想定される。ただし、以下の説明では、主に、更新処理が金額チャージ処理である場合を想定して説明するものとする。
発行機3のプロセッサ31は、待機状態において、表示部37に操作案内を表示し、操作部36による利用者からの指示入力を受付ける(ST11)。例えば、新規に乗車券を購入する利用者は、操作部36により乗車券の発券を指示する。また、SF乗車券への金額のチャージ又は定期券の更新などの既存の乗車券媒体に対する処理(更新処理)を行う場合、利用者は、既存の乗車券媒体を媒体処理部38に挿入(又は提示)するとともに、処理内容(チャージ金額又は定期券の更新)を操作部36により指示する。
図8は、本実施形態に係るサーバ2による駅務端末からのコマンド電文に応じた処理の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図8では、駅務端末としての発行機3からのコマンド電文に応じたサーバ2による処理の例を示している。
出改札システム1において、サーバ2は、常時、各駅務端末(発行機3、改札機4、精算機5)からのコマンド電文の受信待ちの状態となっている。サーバ2のプロセッサ21は、コマンド電文を受信すると、直ちにコマンド電文で指示された処理を実行する。
まず、出改札システム1における改札機4を用いた改札処理の動作について説明する。
図9は、改札機4における改札処理の流れを説明するためのフローチャートである。
改札機4のプロセッサ41は、待機状態において、表示部47に通行案内を表示し、媒体処理部46による利用者が提示する乗車券媒体を受付ける。プロセッサ41は、待機状態において、利用者が提示する乗車券媒体を検知すると(ST41)、媒体処理部46により利用者が提示する乗車券媒体からIDを読取る処理を実行する(ST42)。媒体処理部46がIDを読取れなかった場合(ST43、NO)、プロセッサ41は、通行不可態様の処理として、通行制御部48により当該利用者の通行を阻止する(ST49)。
すなわち、通行を許可する旨の処理結果を含む応答電文をサーバ2から受信した場合、プロセッサ41は、当該乗車券媒体を提示した利用者の通行を許可するものと判断する。通行を許可すると判断した場合(ST47、YES)、プロセッサ41は、表示部47に通行可の案内を表示し、ドアを開放することによって利用者を通行させる処理(通行許可対応の処理)を行う(ST48)。
また、通行許可又は通行不可対応の処理をした後、プロセッサ41は、当該利用者の通行又は退出を検知する。利用者の通行又は退出を検知した場合、プロセッサ41は、当該利用者に対する一連の改札処理が終了したものと判断し、改札処理の終了をサーバ2へ通知する。
図10は、精算機5における精算処理の流れを説明するためのフローチャートである。
精算機5のプロセッサ51は、待機状態において、表示部57に操作案内を表示し、操作部56による利用者からの精算の指示入力を受付ける(ST51)。例えば、既存の乗車券媒体に対する精算を行う利用者は、操作部56により精算開始を指示するとともに、精算の対象とする乗車券媒体を媒体処理部58に挿入(又は提示)する。これにより、プロセッサ51は、操作部56に入力される精算開始の指示に応じて精算処理を受付け、利用者が提示する乗車券媒体に対する精算処理を実行する。
すなわち、精算を許可する旨の処理結果を含む応答電文をサーバ2から受信した場合(ST57、YES)、プロセッサ51は、精算額の収受及び精算券の発券などの処理(精算不可対応の処理)を実行する(ST58)。例えば、プロセッサ51は、表示部57に精算額を表示し、精算額を決済処理部29により収受する。決済処理部29により精算額が収受できた場合、プロセッサ51は、精算券の発券、又は、精算対象のSF乗車券に精算額分の金額チャージを行う。精算処理が正常に行えた場合、プロセッサ51は、精算が正常に終了したことを示す通知をサーバ2へ通知し、一連の精算処理を終了する。
図11は、本実施形態に係るサーバ2による駅務端末からのコマンド電文に応じた処理の例を説明するためのフローチャートである。図11では、図8に示す処理において受信したコマンド電文が出札処理でない場合(改札機4又は精算機5からのコマンド電文である場合)におけるサーバ2の動作例を示している。
例えば、プロセッサ21は、当該IDに対応する情報から特定される入場駅からコマンド電文で指定される利用駅(出場駅)までの料金がSF残額から収受可能か否かにより通行(出場)の可否を判断する。
以下、上述した実施形態に係る出改札システムの変形例について説明する。
本実施形態の変形例に係る出改札システムでは、駅務端末がサーバ2へ送信するコマンド電文において処理モジュールを指定するだけでなく、サーバ2に要求する処理において参照すべきデータも指定するものである。駅務端末からのコマンド電文で処理モジュールと共に、データベースにおける参照すべきデータを指定することにより、サーバ2での処理がさらに高速化できる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載した内容を付記する。
[1]
改札処理を行う改札機および精算処理を行う精算機を含む複数の端末装置とサーバとが接続される出改札システムであって、
前記改札機は、
前記サーバと通信する第1の通信部と、
改札処理の対象となる乗車券媒体から乗車券の識別情報を読取る第1の媒体処理部と、 前記第1の媒体処理部が乗車券媒体から読み取った識別情報を含む改札処理を要求する第1のコマンド電文を前記サーバへ送信し、前記第1のコマンド電文に対する前記サーバからの応答に応じて通行制御を行う改札処理部と、を有し、
前記精算機は、
前記サーバと通信する第2の通信部と、
精算処理の対象となる乗車券媒体から乗車券の識別情報を読取る第2の媒体処理部と、 前記第2の媒体処理部が乗車券媒体から読み取った識別情報を含む精算処理を要求する第2のコマンド電文を前記サーバへ送信し、前記第2のコマンド電文に対する前記サーバからの応答に応じて精算額の決済を行う精算処理部と、を有し、
前記サーバは、
前記改札機および前記精算機を含む各端末装置と通信する第3の通信部と、
前記改札機から前記第1のコマンド電文を受信した場合には乗車券の識別情報に対応づけた情報を記憶するデータベースを参照して改札判定を実行し、前記精算機から前記第2のコマンド電文を受信した場合には前記データベースを参照して精算判定を実行し、改札判定又は精算判定の結果を含む応答電文を前記第1又は第2のコマンド電文の送信元の前記改札機又は前記精算機へ送信し、前記応答電文に応じた前記改札機又は前記精算機での処理内容に従って前記データベースを更新する改札処理モジュールと、を有する、
出改札システム。
[2]
前記サーバは、前記データベースを具備する、
[1]に記載の出改札システム。
[3]
前記サーバは、さらに、前記第3の通信部により通信可能な端末装置の1つとしての発行機から受信する乗車券の発券を要求する第3のコマンド電文に応じて乗車券としての効力を示す乗車券の権利情報を生成し、前記乗車券の権利情報を含む応答を前記発行機へ送信し、前記権利情報をデータベースに記録する出札処理モジュールを有する、
[1]又は[2]の何れかに記載の出改札システム。
[4]
前記改札機の改札処理部は、前記第1のコマンド電文に前記サーバが前記改札判定において参照すべきデータを示す情報を付加し、
前記精算機の精算処理部は、前記第2のコマンド電文に前記サーバが前記精算判定において参照すべきデータを示す情報を付加し、
前記サーバの前記改札処理モジュールは、前記第1又は第2のコマンド電文に付加される参照すべきデータを示す情報に基づいて前記改札判定又は精算判定において参照するデータを特定する、
[1]乃至[3]の何れか1つに記載の出改札システム。
[5]
改札処理を行う改札機および精算処理を行う精算機を含む駅務端末と接続されるサーバにおいて、
各駅務端末と通信する通信部と、
前記改札機から改札処理の要求を受けた場合にはデータベースが記憶する情報に基づく改札判定を含む処理を実行して処理結果を処理要求元の前記改札機へ送信し、前記精算機からの精算処理の要求を受けた場合にはデータベースが記憶する情報に基づく精算判定を含む処理を実行して処理結果を処理要求元の前記精算機へ送信し、前記送信した処理結果に応じた前記改札機又は前記精算機での処理内容に従って前記データベースを更新する改札処理モジュールと、
を有するサーバ。
[6]
乗車券に関する情報を個々の乗車券を識別する識別情報に対応づけて記憶するデータベースをさらに具備し、
前記改札処理モジュールは、前記改札機又は前記精算機の何れかからの処理要求において指定される乗車券の識別情報を特定し、前記データベースから指定された識別情報に対応する情報を特定する、
[5]に記載のサーバ。
[7]
さらに、前記通信部により駅務端末の1つとしての発行機から受信する乗車券の発券要求に応じて乗車券としての効力を示す乗車券の権利情報を生成し、生成した権利情報を前記発行機へ送信し、前記権利情報をデータベースに記録する出札処理モジュールを有する、
[5]又は[6]の何れかに記載のサーバ。
[8]
前記改札処理モジュールは、前記改札機又は前記精算機の何れかからの処理要求において指定される参照すべきデータを示す情報に基づいて、前記改札判定又は精算判定において参照する前記データベースにおけるデータを特定する、
[5]乃至[7]の何れか1つに記載のサーバ。
[9]
駅務処理の少なくとも一部をサーバが実行する駅務システムを構成する駅務端末において、
前記サーバと通信する通信部と、
駅務処理の対象となる乗車券媒体から乗車券の識別情報を読取る媒体処理部と、
前記媒体処理部が乗車券媒体から読み取った識別情報を指定した前記駅務処理を要求するコマンド電文を前記サーバへ送信し、前記コマンド電文に対する前記サーバからの応答に応じて駅務処理を行う処理部と、を有し、
前記処理部は、さらに、前記駅務処理に対応して前記サーバが実行する処理において参照すべきデータを示す情報を前記コマンド電文に付加する、
駅務端末。
Claims (4)
- 改札処理を行う改札機および精算処理を行う精算機を含む複数の端末装置とサーバとが接続される出改札システムであって、
前記改札機は、
前記サーバと通信する第1の通信部と、
改札処理の対象となる乗車券媒体から乗車券の識別情報を読取る第1の媒体処理部と、
前記第1の媒体処理部が乗車券媒体から読み取った識別情報と改札処理モジュールと入場モード又は出場モードとを含む第1のコマンド電文を前記サーバへ送信し、前記第1のコマンド電文に対する前記サーバからの応答に応じて通行制御を行う改札処理部と、を有し、
前記精算機は、
前記サーバと通信する第2の通信部と、
精算処理の対象となる乗車券媒体から乗車券の識別情報を読取る第2の媒体処理部と、
前記第2の媒体処理部が乗車券媒体から読み取った識別情報と改札処理モジュールと精算モードとを含む第2のコマンド電文を前記サーバへ送信し、前記第2のコマンド電文に対する前記サーバからの応答に応じて精算額の決済を行う精算処理部と、を有し、
前記サーバは、
前記改札機および前記精算機を含む各端末装置と通信する第3の通信部と、
改札処理における運賃の算出と精算処理における精算額の算出とを行うアルゴリズムを含む改札処理用のプログラムを記憶する記憶部と、
前記第3の通信部により受信したコマンド電文が改札処理モジュールを指定する場合に前記改札処理用のプログラムを起動し、
前記第3の通信部により受信したコマンド電文が入場又は出場モードを指定する場合にはデータベースが記憶する当該コマンド電文に含まれる乗車券の識別情報に対応づけた情報に基づく改札判定を前記改札処理用のプログラムにより実行し、前記改札判定の結果を含む応答電文を当該コマンド電文の送信元の端末装置へ送信し、
前記第3の通信部により受信したコマンド電文が精算モードを指定する場合には前記データベースが記憶する当該コマンド電文に含まれる乗車券の識別情報に対応づけた情報に基づく精算判定を前記改札処理用のプログラムにより実行し、前記精算判定の結果を含む応答電文を当該コマンド電文の送信元の端末装置へ送信するプロセッサと、を有する、
出改札システム。 - 前記サーバは、前記第1のコマンド電文に対応する応答電文を送信した改札機での処理内容、および、前記第2のコマンド電文に対する応答電文を送信した前記精算機での処理内容に従って前記データベースを更新する、
請求項1に記載の出改札システム。 - 前記記憶部は、さらに、出札処理用のプログラムを記憶し、
前記サーバは、さらに、前記第3の通信部により通信可能な端末装置の1つとしての発行機から受信する乗車券の発券を要求する第3のコマンド電文に応じて前記出札処理用のプログラムを実行することにより乗車券としての効力を示す乗車券の権利情報を生成し、前記乗車券の権利情報を含む応答を前記発行機へ送信し、前記権利情報を前記データベースに記録する、
請求項1又は2の何れかに記載の出改札システム。 - 前記改札機の改札処理部は、前記第1のコマンド電文に前記サーバが前記改札判定において参照すべきデータを示す情報を付加し、
前記精算機の精算処理部は、前記第2のコマンド電文に前記サーバが前記精算判定において参照すべきデータを示す情報を付加し、
前記サーバの前記プロセッサは、前記第1又は第2のコマンド電文に付加される参照すべきデータを示す情報に基づいて前記改札判定又は精算判定において参照するデータを特定する、
請求項1乃至3の何れか1項に記載の出改札システム。
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