JP2023080885A - 共通基盤システムおよび共通基盤プログラム - Google Patents

共通基盤システムおよび共通基盤プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023080885A
JP2023080885A JP2021194435A JP2021194435A JP2023080885A JP 2023080885 A JP2023080885 A JP 2023080885A JP 2021194435 A JP2021194435 A JP 2021194435A JP 2021194435 A JP2021194435 A JP 2021194435A JP 2023080885 A JP2023080885 A JP 2023080885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
user
service
transportation
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021194435A
Other languages
English (en)
Inventor
貴行 吉岡
Takayuki Yoshioka
俊介 横田
Shunsuke Yokota
義史 岡本
Yoshifumi Okamoto
彩薫 中西
Ayaka Nakanishi
賢二 宮崎
Kenji Miyazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2021194435A priority Critical patent/JP2023080885A/ja
Publication of JP2023080885A publication Critical patent/JP2023080885A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】様々なサービスを容易に提供できる共通基盤システム及び共通基盤プログラムを提供する。【解決手段】共通基盤システムとしての共通プラットフォーム10は、交通機関の業務に用いられる交通業務機器と通信する機器インターフェース20と、交通機関の事業者とは異なるサービス事業者と通信するネットワーク通信部26と、機器インターフェースにより交通業務機器が媒体から読み取った識別情報を受信した場合に交通業務機器から受信した識別情報によって特定する利用者が保有する券情報に基づく交通機関利用の可否を示す情報を交通業務機器へ通知する業務処理部21と、ネットワーク通信部によりサービス事業者が運用する処理端末が媒体から読み取った識別情報を受信した場合、処理端末から受信した識別情報にて特定する利用者が保有するサービス事業者が提供するサービスの利用券の情報を処理端末へ通知する認証部241と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、共通基盤システムおよび共通基盤プログラムに関する。
鉄道などの交通機関では、個々の利用者に対して発券する乗車券又はICカードなどを用いて改札業務などの駅務を実行する駅務システムが運用されている。従来の駅務システムは、各鉄道会社が設置する改札機などを含む駅務機器で構成するローカルなシステムである。このため、従来の駅務システムは、既存の駅務機器やシステムを更新したり新規の駅務機器を設置したりするための個々の鉄道会社による設備投資が大きくなる。
一方、駅周辺の飲食店や観光施設あるいは遊戯施設などのサービス事業者は、交通機関の利用者に対して積極的にサービスを提供したいという要望がある。しかしながら、従来の駅務システムは、各鉄道会社が運用するローカルなシステムであるため、異業種の事業者と連携したサービスを利用者に提供することが簡単ではない。例えば、従来の駅務システムでは、交通機関とサービス事業者とが連携した企画券などを用いた新たなサービスを提供するには交通機関とサービス事業者とが事前に協議して新たなサービスの実施を決定し、さらに、新たなサービスを実施するための仕組みを既存の駅務システムに組み込む作業が必要になるという問題がある。
特開2017-167612号公報
本発明は、上述した課題を解決するため、様々なサービスを容易に提供できる共通基盤システムおよび共通基盤プログラムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、共通基盤システムは、機器インターフェースとネットワーク通信部と業務処理部と認証部とを有する。機器インターフェースは、交通機関の業務に用いられる交通業務機器と通信する。ネットワーク通信部は、交通機関の事業者とは異なるサービス事業者と通信する。業務処理部は、機器インターフェースにより交通業務機器が媒体から読み取った識別情報を受信した場合には交通業務機器から受信した識別情報によって特定する利用者が保有する券情報に基づく交通機関の利用の可否を示す情報を交通業務機器へ通知する。認証部は、ネットワーク通信部によりサービス事業者が運用する処理端末が媒体から読み取った識別情報を受信した場合には処理端末から受信した識別情報により特定する利用者が保有する当該サービス事業者が提供するサービスの利用券を示す情報を処理端末へ通知する。
図1は、実施形態に係る共通基盤システムとしての共通プラットフォームの構成例を概略的に示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る共通基盤システムとしての共通プラットフォームにおいてサービス事業者が作成した企画券を登録する処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図3は、実施形態に係る共通基盤システムとしての共通プラットフォームによる動作例を説明するためのフローチャートである。 図4は、実施形態に係る共通プラットフォームによって利用者が購入した企画券に含まれるサービスの利用券をサービス事業者へ提供する処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る共通基盤システムとしての共通プラットフォーム10の構成例を示す概念図である。
共通プラットフォーム10は、鉄道又はバスなどの交通機関における業務に関する情報のデータ処理を実行するとともに、交通機関以外のサービス事業者がサービスを提供することを支援する処理を実行するシステムである。すなわち、共通プラットフォーム10は、鉄道又はバスなどの交通機関における業務だけでなく、交通機関以外のサービス事業者によるサービスを提供するためのシステムである。
例えば、共通プラットフォーム10は、交通機関における改札業務などの業務に関する情報を管理する。共通プラットフォーム10を使用する交通機関は、複数の交通事業者であって良い。共通プラットフォーム10を使用する交通事業者としては、駅務機器を用いて駅務を実施する鉄道事業者および券処理機を用いてパスの乗降を処理するバス事業者などが想定される。なお、以下の本実施形態では、主として交通機関が鉄道事業者であることを想定して説明するものとする。
また、共通プラットフォーム10を使用する交通機関以外のサービス事業者は、複数であっても良く、特定の事業者に限定されるものではない。共通プラットフォーム10を使用するサービス事業者としては、交通機関と連携してサービスを提供する事業者が想定される。例えば、共通プラットフォーム10を使用するサービス事業者は、飲食店、宿泊施設、観光施設、博物館、美術館あるいは遊戯施設などを運営する事業者が想定される。また、共通プラットフォーム10を使用するサービス事業者は、駅又はパスの利用者が利用するタクシー、レンタルサイクル、あるいは、レンタカーなどを運営する事業者であっても良い。
共通プラットフォーム10は、コンピュータ、記憶装置、および、インターフェース機器などで構成される。共通プラットフォーム10は、プロセッサ、各種メモリおよび各種インターフェースなどを備えるサーバ装置で実現しても良いし、複数のサーバ装置、複数のインターフェース装置、および、複数の記憶装置を組み合わせて実現するようにしても良い。
図1に示す構成例において、共通プラットフォーム10は、業務処理部21、決済処理部22、収入処理部23、および、情報処理部24などの処理機能を有する。これらの処理機能は、共通プラットフォーム10を構成する1又は複数のサーバ装置がメモリに記憶したプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。
図1に示す構成例において、共通プラットフォーム10は、各交通機関の各業務(駅務)機器111、各交通事業者のシステム11(11A、11B、11C)、決済事業者システム12、利用者端末13、サービス事業者システム14などと通信する。共通プラットフォーム10は、機器インターフェース(I/F)20、および、ネットワーク通信部26などの通信用のインターフェースを有する。
機器インターフェース20は、各交通機関で利用する各機器(駅務機器)111(111A、111B、…、111a)と通信するためのインターフェースである。ネットワーク通信部26は、ネットワークを介してサービス事業者システム14および利用者端末13などの外部装置と通信するためのインターフェース(通信部)を有する。また、決済処理部22は、決済事業者システム12と通信するための通信用のインターフェースを含むものとする。
業務処理部21は、機器から取得した情報に応じた業務(駅務)として業務処理(駅務処理)を実行する。業務処理部21は、機器インターフェース20を介して駅務機器から取得した情報に基づく駅務に関わるデータ処理を実行し、その処理結果を駅務機器へ送信する。
図1に示す構成例において、業務処理部21は、駅務処理の一例としての通行判定を行う通行判定部211を有する。通行判定部211は、機器インターフェース20を介して改札機111A、111B、…又は券処理機111aが読み取った識別情報に基づいて通行の可否を判定する。改札機111A、111B、…は、駅の改札口などに設置され、利用者に対する駅構内への入場又は駅構外への出場などを制御する改札業務を実施する駅務機器である。
例えば、改札機111A、111B、…は、利用者が提示する媒体から読み取った識別情報に基づく通行判定部211による判定結果に応じて利用者の通行を制御する。すなわち、改札機111A(111B、…)は、利用者を特定する識別情報を含む情報を利用者が提示する媒体から読み取る。
利用者が提示する媒体は、改札機111A、…、券処理機111a、および、後述するサービス事業者の処理端末15が利用者の識別情報を読み取れる媒体であれば良い。例えば、利用者が提示する媒体としては、スマートフォンなどの携帯端末であっても良いし、クレジットカードなどのICカードであっても良いし、識別情報を含む情報を券面に印字した券であっても良い。
例えば、利用者が提示する媒体が表示部を有する携帯端末である場合、携帯端末は、識別情報を含むコード情報を表示部に表示する。改札機111A、111B、…、券処理機111a、および、処理端末15は、利用者が提示する携帯端末が表示する識別情報を含むコード情報を光学的に読み取るリーダを備えるものとする。例えば、利用者が提示する媒体がクレジットカードなどの非接触式ICカードあるいは非接触式ICカードと同等の機能を有する携帯端末である場合、改札機111A、111B、…、券処理機111a、および、処理端末15は、利用者が提示する非接触ICカードから利用者の識別情報を含むデータを非接触通信によって読み取るリーダを備える構成とする。
通行判定部211は、改札機111Aが読み取った識別情報を取得し、改札機111Aが読み取った識別情報により利用者を特定する。通行判定部211は、特定した利用者が所有する乗車券に関する情報(以下、乗車券情報とも称する)と当該利用者の入出場履歴などに基づいて当該改札機111Aが設置されている改札口の通行の可否を判定する。通行判定部211は、通行の判定結果を改札機111Aへ通知することにより改札機111Aに利用者の通行制御を実行させる。
決済処理部22は、決済事業者システム12と通信することにより決済処理を実行する。例えば、決済処理部22は、業務処理部21の処理結果に基づく乗車料金の精算などに伴う決済処理を決済事業者システム12と通信することにより実行する。また、決済処理部22は、後述する情報処理部24の処理によって生じた決済処理を決済事業者システム12と通信することにより実行する。
収入処理部23は、交通事業者ごとに収入を管理するための収入処理を実行する。収入処理部23は、利用者が各交通事業者に対して支払った乗車料金などを管理する。収入処理部23は、各交通事業者のシステム11に対応するインターフェースを有する。収入処理部23は、各交通機関用のインターフェースを介して交通事業者ごとの収入などの情報を各交通機関へ通知する。
情報処理部24は、各種の情報処理を実行する。例えば、情報処理部24は、サービス事業者が提供するサービスを利用者に提供するための情報処理を実行する。図1に示す構成例において、情報処理部24は、認証部241、および、チケット管理部242を有する。
認証部241は、利用者が保有するチケットを認証するチケット認証部として機能する。認証部241は、利用者が提示する媒体からサービス事業者の処理端末15が読み取った情報を取得する。認証部241は、媒体から読み取った情報に含まれる識別情報によって利用者を特定し、特定した利用者が保有するチケットを特定する。
チケット管理部242は、サービス事業者が企画したチケットに関する情報を管理する。例えば、チケット管理部242は、交通事業者が運用する交通機関を利用するための乗車券とサービス事業者が提供するサービスの利用券とをセットした企画券を管理する。サービス事業者は、サービスの利用券を交通事業者の乗車券とセットした企画券として企画する。チケット管理部242は、サービス事業者からの要求に応じてサービス事業者が企画する企画券を管理する。
記憶部25は、各種の情報を記憶する。記憶部25は、1又は複数の記憶装置で構成される。記憶部25は、情報処理部24による各種の処理に用いるデータなどを記憶する。図1に示す構成例において、記憶部25は、利用者データベース251およびチケットデータベース252を有する。
利用者データベース251は、利用者に関する情報を格納する。利用者データベース251は、個々の利用者ごとの識別情報に対応づけて各種の情報を格納する。例えば、認証部241は、利用者データベース251に登録された利用者の識別情報に基づいて処理端末15が媒体から読み取った識別情報の利用者を特定する。
チケットデータベース252は、各種のチケットに関する情報を格納する。チケットデータベース252は、チケット管理部242によって管理されるチケットに関する情報を格納する。本実施形態において、チケットデータベース252は、チケット管理部242で管理するサービス事業者が提供するチケットに関する情報を格納する。
例えば、チケット管理部242は、サービス事業者が企画した企画券をチケットデータベース252に登録する。チケット管理部242は、利用者が企画券を購入するごとに、企画券を示す情報と企画券を購入した利用者の識別情報と対応づけてチケットデータベース252に登録する。認証部241は、処理端末15が媒体から読み取る識別情報によって特定される利用者が保有する企画券を特定する。
また、記憶部25は、業務処理部21による処理に用いるデータなどを記憶するようにしても良い。例えば、記憶部25は、通行判定部211が交通機関における通行判定に用いる交通機関の運賃を示す運賃データを記憶しても良い。
ネットワーク通信部26は、ネットワークを介して外部機器と通信するインターフェースである。図1に示す構成例において、共通プラットフォーム10は、ネットワーク通信部26によりサービス事業者が運用するシステム(サービス事業者システム)14および処理端末15と通信する。また、共通プラットフォーム10は、ネットワーク通信部26により利用者が所持する携帯端末などの利用者端末13と通信する。
次に、共通プラットフォーム10における記憶部25の利用者データベース251に記憶する情報の例ついて詳細に説明する。
利用者データベース251は、利用者(登録者)ごとに、個人情報、決済情報、保有券情報、入出場情報、などの情報を記憶する。
個人情報は、登録者(利用者)の識別情報、認証情報(パスワード、生体情報)、利用者の連絡先(メールアドレス等)、氏名、性別、年齢、生年月日、住所、電話番号などの情報である。
個人情報は、共通プラットフォーム10を利用する利用者が事前に登録する情報である。例えば、個人情報は、利用者自身が利用者端末13を所定手順で操作することにより利用者データベース251に登録(格納)される。利用者端末13は、ネットワークを介して共通プラットフォーム10と通信できる端末機器であれば良く、例えば、パーソナルコンピュータ、あるいは、携帯端末(スマートフォン、携帯電話、タブレットPC)などである。また、利用者の個人情報は、例えば、駅などに設置される駅器(券売機、登録用の装置など)を用いて利用者データベース251に登録されるようにしても良い。また、個人情報は、駅などの係員が操作する装置を用いて利用者データベース251に登録するようにしても良い。
決済情報は、運賃などの入出場に伴って発生する料金を決済するための決済方法を示す情報である。例えば、決済情報は、クレジットカードの情報であっても良いし、料金引き落としのための口座情報などであっても良いし、料金決済のために予め入金されている金額の残額を示す情報などであっても良い。
保有券情報は、登録者としての利用者が保有している券(乗車券、定期券、企画券など)に関する情報である。例えば、サービス事業者が企画した企画券を利用者が購入した場合、利用者データベース251には、当該利用者の保有券情報として、購入した企画券に関する情報が記憶される。また、保有券情報として登録する乗車券としては、決済情報によって料金を決済する交通系の電子マネーを示す情報であっても良いし、都度購入する乗車券であっても良い。
入出場情報は、利用者ごとの交通機関における駅の入出場又はバスや列車などの乗降を示す情報である。入出場情報は、入出場(乗降)の履歴を示す情報として、例えば、入出場駅(乗降場所)、入出場日時、入出場方向、精算状況などの情報が登録される。入出場情報としては、1件分の利用履歴として、入出場駅(乗降場所)、入出場日時、入出場方向および精算状況が順番に登録される。
入出場駅は、入場駅又は出場駅を示す情報である。入出場日時は、入場又は出場した日時を示す情報である。入出場方向は、通路の通行方向が入場方向(駅構内への入場)であるか出場方向(駅構内からの出場)であるかを示す情報である。精算状況は、当該入出場に対する料金の精算処理が済んでいるか否かを示す情報である。例えば、精算状況は、初期値として精算が「未」の状態として登録され、精算処理後に精算「済」に更新される。
次に、共通プラットフォーム10における記憶部25のチケットデータベース252に格納する情報の例ついて詳細に説明する。
上述したように、チケットデータベース252は、チケット管理部242によって管理されるチケットに関する情報を格納する。サービス事業者は、交通機関の乗車券とサービス事業者が提供するサービスの利用券とをセットしたセット券(企画券)を作成(企画)する。チケット管理部242は、サービス事業者が作成した企画券が販売可能な券であれば、当該企画券に関する情報をチケットデータベース252に登録する。
共通プラットフォーム10は、事前に交通事業者から承認を得た交通機関の乗車券にサービス事業者が提供するサービスの利用券をセットした企画券の販売を許容する。チケット管理部242は、ネットワーク通信部26を介してサービス事業者システム14と通信し、サービス事業者が作成した企画券を新規に販売する旨の申請を受け付ける。チケット管理部242は、申請を受けた企画券の内容を審査し、当該企画券の販売を許可する場合、当該企画券に関する情報をチケットデータベース252に登録する。チケット管理部242は、企画券をチケットデータベース252に登録した後、当該企画券を購入した利用者に関する情報を管理する。
共通プラットフォーム10は、サービス事業者が作成した企画券を受け付け、受け付けた企画券をWebなどのネットワーク上で販売するようにしても良い。この場合、チケット管理部252は、企画券をチケットデータベース252に登録し、チケットデータベース252に登録した企画券をネットワーク上で販売する。チケット管理部252は、ネットワーク通信部26を介して利用者端末13と通信し、利用者端末13を操作する利用者に対して決済処理部22を用いて企画券の代金を決済することにより企画券を販売する。チケット管理部252は、販売した企画券に関する情報を当該利用者の保有券情報として利用者データベース251に登録する。
また、サービス事業者が作成した企画券は、共通プラットフォーム10によって登録された後にサービス事業者が販売する形態としても良い。この場合、チケット管理部252は、企画券をチケットデータベース252に登録した後、当該企画券を販売した利用者を示す情報をサービス事業者から取得し、当該利用者の保有券情報として販売した企画券に関する情報を利用者データベース251に登録する。
次に、実施形態に係る共通プラットフォーム10においてサービス事業者が作成した企画券を登録する処理について説明する。
図2は、実施形態に係る共通プラットフォーム10においてサービス事業者が作成した企画券を登録する処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、サービス事業者は、交通機関の乗車券とサービス事業者が提供するサービスの利用券とをセットした企画券(セット券)を作成(企画)する。ここで、サービス事業者は、作成した企画券に対する利用条件(例えば、利用可能な日時)などを設定しても良い。
企画券を作成したサービス事業者は、サービス事業者システム14により共通プラットフォーム10に接続する。共通プラットフォーム10は、ネットワーク通信部26によりサービス事業者システム14と通信する。共通プラットフォーム10と通信接続したサービス事業者システム14は、作成した企画券を新規に販売する旨の申請を共通プラットフォーム10へ送信する。共通プラットフォーム10においては、チケット管理部242が、任意のタイミングでサービス事業者からの企画券の申請を受け付ける。
チケット管理部242は、サービス事業者からの企画券の申請を受け付けた場合(ST11、YES)、サービス事業者から申請された企画券が販売可能な内容であるか否かを審査する(ST12)。
例えば、共通プラットフォーム10は、サービス事業者が企画券等として販売を許可する乗車券の内容および条件を事前に各交通事業者と取り決めた規約によって規定する。この場合、チケット管理部242は、交通事業者と取り決めた規約に基づいて、サービス事業者が申請した企画券に含まれる乗車券の内容が販売可能なものである否かを判定する。
また、共通プラットフォーム10は、企画券に含まれるサービスの利用券部分についても販売可能とする条件などを事前に設定しておくようにしても良い。この場合、チケット管理部242は、サービス事業者が申請した企画券に含まれるサービスの利用券が販売可能とする条件を満たすか否かにより企画券が販売可能な内容であるか否かを判定するようにしても良い。
サービス事業者から申請された企画券が販売可能であると判定した場合(ST12)、チケット管理部242は、販売を許可した企画券に関する情報をチケットデータベース252に登録する(ST13)。チケット管理部242は、企画券をチケットデータベース252に登録した後、チケットデータベース252に登録した企画券が利用者に対して販売される。
上述したように、チケットデータベース252に登録した企画券は、共通プラットフォーム10を用いてネットワーク上で販売するようにしても良いし、企画券を作成したサービス事業者が販売するようにしても良い。
チケット管理部252は、利用者が企画券を購入した場合(ST14、YES)、当該企画券を購入した利用者の識別情報を含む企画券の販売情報を取得する(ST15)。企画券の販売情報を取得すると、チケット管理部252は、販売した企画券に関する情報を購入者である利用者の保有券情報として利用者データベース251に登録する(ST16)。
例えば、ネットワーク通信部26を介して通信する利用者端末13を操作する利用者に企画券を販売した場合、チケット管理部252は、販売した企画券に関する情報を当該利用者の保有券情報として利用者データベース251に登録する。当該企画券を販売した利用者を示す情報をサービス事業者から取得した場合、チケット管理部252は、当該利用者の保有券情報として販売した企画券に関する情報を利用者データベース251に登録する。
次に、実施形態に係る共通プラットフォーム10によって管理される交通業務機器としての改札機を利用者が通過する場合の処理について説明する。
図3は、実施形態に係る共通プラットフォーム10によって管理される改札機を利用者が通過する場合の通行制御処理の流れを説明するためのフローチャートである。
共通プラットフォーム10は、機器インターフェース20により改札機111A、…および券処理機111aなどの各駅務機器が接続される。共通プラットフォーム10に接続される改札機111Aは、改札口を通過しようとする利用者が提示する媒体から識別情報を含む情報を読み取る。改札機111Aは、利用者が提示する媒体から読み取った情報を共通プラットフォーム10へ送信する。
共通プラットフォーム10において、業務処理部21は、機器インターフェース20により改札機111Aが媒体から読み取った情報を受信すると(ST21、YES)、改札機111Aが媒体から読み取った情報に含まれる利用者の識別情報を抽出する。利用者の識別情報を取得すると、業務処理部21は、当該識別情報の利用者が企画券の購入者であるか否かを判定する(ST22)。例えば、業務処理部21は、利用者データベース251において当該識別情報に対応づけた企画券が登録されている否かにより、当該識別情報の利用者が企画券の購入者(企画券を保有する人物)であるか否かを判定する。
当該識別情報の利用者が企画券の購入者である場合(ST22、YES)、業務処理部21は、当該人物が保有する企画券のうち当該改札機111Aで利用可能な企画券が存在するか否かを判定する(ST23)。例えば、業務処理部21は、当該人物が保有する企画券に有効な乗車券を含む企画券があるか否かにより利用可能な企画券が存在するか否かを判定する。また、当該人物が保有する企画券に利用条件などが設定されている場合、業務処理部21は、利用条件を満たすか否かを含めて利用可能な企画券が存在するか否かを判定する。
当該識別情報の利用者が企画券の購入者でない場合(ST22、NO)、又は、利用可能な企画券が存在しない場合(ST23、NO)、業務処理部21は、通行判定部211により企画券以外での通行判定を実行する(ST31)。通行判定部211は、利用者データベース251に登録されている当該利用者が保有する乗車券情報によって通行の可否を判定する。例えば、通行判定部211は、交通系の電子マネーによる通行料金の決済あるいは定期券情報などに基づいて通行の可否を判定する。業務処理部21は、通行判定部211による通行の可否の判定結果を改札機111Aへ通知し(ST32)、当該改札機111Aの通行結果を通行履歴情報として記憶する(ST33)。
当該識別情報の利用者が利用可能な企画券が存在する場合(ST23、YES)、業務処理部21は、利用可能な企画券に含まれる乗車券に用いて利用者が改札機111Aを通行可能であるか否かを通行判定部211により判定する(ST24)。
企画券に含まれる乗車券で改札機111Aが通行可であると判定した場合(ST24、YES)、業務処理部21は、通行可を示す情報を改札機111Aへ通知する(ST27)。ここで、業務処理部21は、当該利用者が保有する企画券で通行が許可された旨を改札機111Aの表示部に表示するようにしても良い。また、業務処理部21は、当該利用者の個人情報として登録されているメールアドレスなどの利用者本人の連絡先に企画券で改札機を通行した旨の情報を通知するようにしても良い。
また、業務処理部21は、通行可を改札機111Aへ通知する場合、企画券を用いて改札機111Aを通過したことを示す情報を記録する(ST28)。例えば、業務処理部21は、企画券に含まれる乗車券を利用した日時および場所などの情報を企画券の利用履歴情報として利用者の識別情報に対応づけて記憶部25に記憶する。これにより、共通プラットフォーム10は、企画券に含まれる乗車券の利用履歴を管理できる。
また、利用者が保有する利用可能な企画券だけでは通行可と判定されない場合(ST24、NO)、業務処理部21は、当該企画券に含まれる乗車券の精算処理を実行するようにしても良い(ST25)。例えば、業務処理部21は、企画券に含まれる乗車券では不足する乗車料金を当該利用者が事前に設定した決済方法によって精算する。
例えば、不足分の料金に対する決済方法は、利用者による設定に応じて利用者データベースに登録しておくようにしても良い。この場合、業務処理部21は、利用者データベースに登録されている当該利用者の決済方法に従って決済処理部22を用いて不足分の乗車料金を精算する。また、利用者が改札機111Aに提示する媒体が即時決済可能なクレジットカードである場合、当該クレジットカードの決済機能によって不足分の乗車料金を精算する。
ただし、企画券に含まれる乗車券は、当該企画券の利用条件として、改札機を通過する際の精算処理を実行しないように設定おくようにしても良い。このような設定である場合、業務処理部21は、当該利用者が保有する企画券だけでは通行可と判定されない場合(ST24、NO)、ST31へ進み、企画券以外での通行判定処理を実行するようにしても良い。
当該企画券に含まれる乗車券に対する精算が完了した場合(ST26、YES)、業務処理部21は、ST27へ進み、通行可を示す情報を改札機111Aへ通知し、企画券を用いて改札機111Aを通過したことを示す情報を記録する。
また、当該企画券に含まれる乗車券に対する精算が不可であった場合(ST26、NO)、業務処理部21は、通行不可を示す情報を改札機111Aへ通知し(ST29)、企画券を用いた改札機111Aの通過を不可としたことを示す情報を記録する(ST30)。
次に、実施形態に係る共通プラットフォーム10によって利用者が購入した企画券に含まれるサービスの利用券をサービス事業者へ提供する処理について説明する。
図4は、実施形態に係る共通プラットフォーム10によって利用者が購入した企画券に含まれるサービスの利用券をサービス事業者へ提供する処理の流れを説明するためのフローチャートである。
共通プラットフォーム10は、ネットワーク通信部26によりサービス事業者の処理端末15に接続される。共通プラットフォーム10に接続される処理端末15は、企画券に含まれるサービスの利用券に応じてサービスを提供するサービス事業者が使用する。サービス事業者は、企画券を保有する利用者が現れると、処理端末15により当該利用者が提示する媒体から識別情報を含む情報を読み取る。処理端末15は、利用者が提示する媒体から読み取った情報と当該サービス事業者を示す情報と共に、当該サービス事業者が提供可能なサービスの利用券に関する情報を要求する認証要求を共通プラットフォーム10へ送信する。
共通プラットフォーム10において、情報処理部24の認証部241は、機器インターフェース20により処理端末15から受信する認証要求を取得する(ST41、YES)。認証部241は、処理端末15から認証要求と共に取得する利用者の媒体から読み取った情報における利用者の識別情報を抽出する。
認証部241は、当該識別情報の利用者が当該サービス事業者で提供するサービスの利用券を含む企画券の購入者であるか否かを判定する(ST42)。例えば、認証部241は、利用者データベース251において当該識別情報に対応づけて当該サービス事業者が提供するサービスの利用券を含む企画券が登録されている否かを判定する。これにより、認証部241は、当該識別情報の利用者が当該サービス事業者の利用券を含む企画券の購入者(企画券を保有する人物)であるか否かを判定する。
当該識別情報の利用者が当該サービス事業者の利用券を含む企画券の購入者でない場合(ST42、NO)、認証部241は、媒体を提示した利用者が当該サービス事業者で提供するサービスの利用券を保有していない旨を認証要求元の処理端末15へ通知し(ST43)、一連の処理を終了する。
当該識別情報の利用者が当該サービス事業者の利用券を含む企画券の購入者である場合(ST42、YES)、認証部241は、当該利用者が保有する企画券に含まれるサービスの利用券が有効な状態であるか否かを判定する(ST44)。例えば、認証部241は、当該利用者が保有する企画券に含まれるサービスの利用券に利用条件などが設定されている場合、利用条件を満たすか否かにより当該企画券に含まれるサービスの利用券が存在するか否かを判定する。
当該識別情報の利用者が保有する企画券に含まれるサービスの利用券が有効な状態でないと判定した場合(ST44、NO)、認証部241は、媒体を提示した利用者が保有する企画券に含まれるサービスの利用券が無効である旨を認証要求元の処理端末15へ通知する(ST45)。ここで、認証部241は、期限切れなどの企画券に含まれるサービスの利用券が無効となった理由を処理端末15へ通知するようにしても良い。これにより、処理端末15は、媒体を提示した利用者に企画券が無効である理由を報知することができる。
当該識別情報の利用者が保有する企画券に含まれるサービスの利用券が有効であると判定した場合(ST44、YES)、認証部241は、利用者が保有する企画券に含まれるサービスの利用券の内容を示す情報を認証結果として認証要求元の処理端末15へ送信する(ST46)。
これにより、処理端末15は、認証要求に対して共通プラットフォーム10から媒体を提示した利用者に提供可能なサービスの内容を示す情報を取得する。処理端末15は、企画券に含まれるサービスの利用券に基づいてサービスを提供した場合、つまり、利用者が企画券に含まれるサービスの利用券を使用した場合、共通プラットフォーム10に対して利用実績を示す情報を通知する。
チケット管理部242は、処理端末15から情報に基づいて企画券に含まれるサービスの利用券が使用されたことを管理する。すなわち、認証部241が認証結果として利用可能なサービスの内容を示す情報を送信した後、チケット管理部242は、当該企画券に含まれるサービスの利用券を使用したことを示す通知を受け付ける(ST47)。
サービス事業者の処理端末15から企画券に含まれるサービスの利用券を使用したことを示す情報を受信した場合(ST47、YES)、チケット管理部242は、当該企画券に含まれるサービスの利用実績を記録する(ST48)。例えば、チケット管理部242は、利用者データベース251において当該利用者が保有する企画券に含まれるサービスの利用券を使用したことを記録する。
以上の処理によれば、共通プラットフォームは、交通事業者とは異なるサービス事業者が企画する交通事業者の乗車券とサービス事業者が提供するサービスの利用券とをセットしたセット(企画)券を管理する。共通プラットフォームは、改札機に利用者が自身の識別情報を示す媒体を提示した場合、改札機が読み取った識別情報の利用者が保有する企画券を特定して当該企画券に含まれる乗車券による改札処理を実行する。また、共通プラットフォームは、サービス事業者の処理端末に利用者が自身の識別情報を示す媒体を提示した場合、処理端末が読み取った識別情報の利用者が保有する企画券を特定して当該企画券に含まれるサービスの利用券に基づいて提供すべきサービスの内容をサービス事業者へ通知する。
これにより、交通事業者ではないサービス事業者は、サービスの利用券と交通事業者の乗車券とをセットした企画券を企画および販売でき、サービスの利用促進、および、交通機関の利用の促進を図ることができる。また、サービス事業者は、事前に交通事業者と協議することなく、任意のタイミングで交通事業者の乗車券をセットした企画券を販売できるため、サービスの利用状況などに応じてサービスの利用(販売)の促進を図ることができる。
例えば、サービス事業者の一例としての飲食店は、乗車券(切符)と飲食店で利用可能なクーポン券とをセットした企画券を任意のタイミングで企画して利用者に販売することができる。また、サービス事業者の他の例として、アミューズメントパークや美術館などの各種の施設は、乗車券(切符)と施設の入場券やアトラクションの利用チケットとをセットした企画券を任意のタイミングで企画して利用者に販売することもできる。例えば、雨などでサービスの利用者の減少が見込まれる場合に当該サービスを割引で提供するサービスの利用券と交通機関の乗車券とを企画券として販売することにより、サービスの利用促進を図れる。
なお、上記した各処理はいくつかのソフトウェアによって実行することが可能である。このため、上記処理の手順を実行するいくつかのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこれらプログラムを遠隔操作装置にインストールして実行することで、上記処理を容易に実現することができる。例えば、遠隔操作装置は、プログラムをネットワーク経由でダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを記憶することで、プログラムをインストールするようにしても良い。また、遠隔操作装置は、上記プログラムを各種の情報記憶媒体から読み取り、読み取ったプログラムを記憶することで、プログラムをインストールするようにしても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…共通プラットフォーム、12…決済事業者システム、13…利用者端末、14…サービス事業者システム、15…処理端末、20…機器インターフェース、21…業務処理部、22…決済処理部、23…収入処理部、24…情報処理部、25…記憶部、26…ネットワーク通信部、111A、111B…改札機、111a…券処理機、211…通行判定部、241…認証部、242…チケット管理部、251…利用者データベース、252…チケットデータベース。

Claims (6)

  1. 交通機関の業務に用いられる交通業務機器と通信する機器インターフェースと、
    前記交通機関の事業者とは異なるサービス事業者と通信するネットワーク通信部と、
    前記機器インターフェースにより前記交通業務機器が媒体から読み取った識別情報を受信した場合には前記交通業務機器から受信した識別情報によって特定する利用者が保有する券情報に基づく前記交通機関の利用の可否を示す情報を前記交通業務機器へ通知する業務処理部と、
    前記ネットワーク通信部により前記サービス事業者が運用する処理端末が媒体から読み取った識別情報を受信した場合には前記処理端末から受信した識別情報により特定する利用者が保有する当該サービス事業者が提供するサービスの利用券を示す情報を前記処理端末へ通知する認証部と、
    を有する共通基盤システム。
  2. さらに、前記ネットワーク通信部により通信する前記サービス事業者から前記交通機関の乗車券と前記サービス事業者が提供するサービスの利用券とをセットした企画券の申請を受け付けるチケット管理部と、
    前記チケット管理部が受け付けた企画券に含まれる乗車券とサービスの利用券とを示す情報を記憶する記憶部と、有し、
    前記業務処理部は、前記交通業務機器から受信した識別情報によって特定する利用者が前記企画券を購入した利用者であれば、前記企画券に含まれる乗車券に基づく前記交通機関の利用の可否を示す情報を前記交通業務機器へ通知し、
    前記認証部は、前記処理端末から受信した識別情報により特定する利用者が前記企画券を購入した利用者であれば、前記企画券に含まれるサービスの利用券示す情報を前記処理端末へ通知する、
    請求項1に記載の共通基盤システム。
  3. 前記記憶部は、サービス事業者からの申請を受け付けた企画券に含まれる乗車券に関する情報と前記企画券に含まれるサービスの利用券の内容を示す情報とを格納するチケットデータベースを記憶し、
    前記業務処理部は、前記チケットデータベースに格納された情報により前記交通業務機器から受信した識別情報によって特定される利用者が購入した企画券に含まれる乗車券に関する情報を特定し、
    前記認証部は、前記チケットデータベースに登録された情報により前記処理端末から受信した識別情報により特定する利用者が購入した企画券に含まれるサービスの利用券の内容を示す情報を特定する、
    請求項2に記載の共通基盤システム。
  4. 前記記憶部は、さらに、利用者の識別情報を含む利用者情報を格納する利用者データベースを記憶し、
    前記チケット管理部は、前記利用者データベースにおいて前記企画券を購入した利用者の識別情報に対応づけて前記企画券を示す情報を格納し、
    前記業務処理部は、前記利用者データベースにおいて前記交通業務機器から受信した識別情報と一致する識別情報に対応する企画券に含まれる乗車券に関する情報に基づく前記交通機関の利用の可否を示す情報を前記交通業務機器へ通知し、
    前記認証部は、前記利用者データベースにおいて前記処理端末から受信した識別情報と一致する識別情報に対応する企画券に含まれるサービスの利用券の内容を示す情報を前記処理端末へ通知する、
    請求項2に記載の共通基盤システム。
  5. 交通機関の業務に用いられる交通業務機器と通信する機器インターフェースと前記交通機関の事業者とは異なるサービス事業者と通信するネットワーク通信部とを有するコンピュータに、
    前記機器インターフェースにより前記交通業務機器が媒体から読み取った識別情報を受信した場合には前記交通業務機器から受信した識別情報によって特定する利用者が保有する券情報に基づく前記交通機関の利用の可否を示す情報を前記交通業務機器へ通知し、
    前記ネットワーク通信部により前記サービス事業者が運用する処理端末が媒体から読み取った識別情報を受信した場合には前記処理端末から受信した識別情報により特定する利用者が保有する当該サービス事業者が提供するサービスの利用券を示す情報を前記処理端末へ通知する、
    ことを実行させる共通基盤プログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    さらに、前記ネットワーク通信部により通信する前記サービス事業者から前記交通機関の乗車券と前記サービス事業者が提供するサービスの利用券とをセットした企画券の申請を受け付け、
    前記サービス事業者から申請された前記企画券を受け付けた場合に前記企画券に含まれる乗車券とサービスの利用券とを示す情報を記憶部に登録し、
    前記交通業務機器から受信した識別情報によって特定する利用者が前記企画券を購入した利用者であれば、前記企画券に含まれる乗車券に基づく前記交通機関の利用の可否を示す情報を前記交通業務機器へ通知し、
    前記処理端末から受信した識別情報により特定する利用者が前記企画券を購入した利用者であれば、前記企画券に含まれるサービスの利用券示す情報を前記処理端末へ通知する、
    ことを実行させる請求項5に記載の共通基盤プログラム。
JP2021194435A 2021-11-30 2021-11-30 共通基盤システムおよび共通基盤プログラム Pending JP2023080885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021194435A JP2023080885A (ja) 2021-11-30 2021-11-30 共通基盤システムおよび共通基盤プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021194435A JP2023080885A (ja) 2021-11-30 2021-11-30 共通基盤システムおよび共通基盤プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023080885A true JP2023080885A (ja) 2023-06-09

Family

ID=86656535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021194435A Pending JP2023080885A (ja) 2021-11-30 2021-11-30 共通基盤システムおよび共通基盤プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023080885A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4847451B2 (ja) 旅客輸送システムおよび該システム内でチケットを取得する方法
US6609658B1 (en) Travel system and methods utilizing multi-application traveler cards
US6910628B1 (en) Travel system and methods utilizing multi-application airline passenger cards
US6926203B1 (en) Travel system and methods utilizing multi-application traveler devices
US6732922B2 (en) System enablement of automatic fare collection devices using a network
EP2452313B1 (en) Transit account management with mobile device messaging
AU2010271244B2 (en) Predictive techniques in transit alerting
AU2002309828A1 (en) System enablement of automatic fare collection devices using a network
US6708878B2 (en) Service providing method
JP2023080885A (ja) 共通基盤システムおよび共通基盤プログラム
KR20020093200A (ko) 예매시스템, 모바일 티켓, 스마트카드를 이용한 문화/교통패스카드 시스템 및 그 운용방법
JP2023080889A (ja) 共通基盤システムおよび共通基盤プログラム
JP4215419B2 (ja) サービス提供システム及びその管理装置並びに端末装置
JP2001331815A (ja) 乗車券の購入申し込み方法、乗車券の販売方法、駅務機器、自動改札機、自動精算機、端末機器、および管理装置
JPH10269386A (ja) Icカードを利用した旅行者管理装置
JP2004005499A (ja) 情報管理サーバ及び情報管理方法
Sharmila et al. Digitized Bus Ticketing Framework
JP7191651B2 (ja) チケット管理システム及びチケット管理方法
JP7203129B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、プログラム及び情報処理方法
JP7272536B2 (ja) 交通機関の利用料金算定システムおよびコンピュータプログラム
JP6649079B2 (ja) 改札機
JP2785830B2 (ja) 改札システム
JP2002319044A (ja) 自動計算方法
JP2022068786A (ja) タクシー予約支援システム
JP2022124378A (ja) 車両運賃算出システム及び車両運賃算出装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20230105

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240319