JP6851118B2 - 部品良否判定装置及び電子部品装着機 - Google Patents

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Description

本発明は、部品良否判定装置及び電子部品装着機に関する。
特許文献1には、ICチップをプラスチック樹脂でモールドした部品本体と、部品本体の側面から引き出された複数の電極部とを備えた電子部品において、部品本体の底面の中央部に金属製の放熱部を設ける技術が開示されている。この電子部品は、放熱部を基板にはんだ付けすることにより、部品本体に発生した熱を基板に放熱する。
特開2016−103604号公報
上記した電子部品を基板に装着するにあたり、放熱部と基板上面との間隔(スタンドオフ)が一定の範囲を超えると、基板に対する放熱部のはんだ付けが適正になされず、放熱部の熱を基板へ放熱することができない。従って、放熱部と基板上面との間隔が一定の範囲を超えた電子部品は、基板に対する装着を行う前に、不適な電子部品として除外することが望ましい。
本明細書は、基板に対する放熱部のはんだ付けを適正に行えるか否かを判定する部品良否判定装置及び電子部品装着機を提供することを目的とする。
本明細書は、部品本体及び複数の電極部を備えた電子部品の良否を、前記電子部品が保持装置に保持された状態で判定する部品良否判定装置を開示する。前記部品本体は、底面に設けられる金属製の部位であって、前記電子部品を装着する基板に対してはんだ付けされる放熱部を備え、前記部品良否判定装置は、前記放熱部に設けた放熱部測定点の三次元位置、及び、前記複数の電極部の各々に設けた電極部測定点の三次元位置を測定する測定ユニットと、前記保持装置に保持された状態での前記電子部品の姿勢を示す基準平面を、前記放熱部測定点の三次元位置又は前記電極部測定点の三次元位置に基づいて算出する平面算出部と、少なくとも1つの前記放熱部測定点から定められる放熱部基準と、最も下方に位置する前記電極部測定点を少なくとも含む1又は複数の前記電極部測定点から定められる電極部基準との距離を算出する距離算出部と、前記放熱部基準と前記電極部基準との距離が所定の範囲内である前記電子部品を良品と判定する良否判定部と、を備える。
前記電極部基準は、複数の前記電極部の各々に設けた複数の前記電極部測定点のうち、前記放熱部基準から最も離れた位置にある前記電極部測定点を含む3点以上の前記電極部測定点により算出される第一仮想平面である。
また、本明細書は、上記した部品良否判定装置を備えた電子部品装着機を開示する。
本開示の部品良否判定装置によれば、部品良否判定装置は、電子部品が保持装置に保持された状態で、電子部品の良否を判定する。そして、距離算出部は、放熱部基準と電極部基準との距離を算出し、その算出した距離が所定の範囲内である電子部品を良品と判定する。これにより、部品良否判定装置は、電子部品を基板に装着する前に、基板に対して放熱部を適正に接合できないような電子部品を不良品として判定することができる。
また、本開示の電子部品装着機によれば、部品良否判定装置は、不良品である電子部品が装着された基板及び基板に装着した他の部品が、不良品となり、廃棄されることを未然に防止できる。よって、電子部品装着機は、部品コストの低減を図ることができる。
本明細書の一実施形態における部品良否判定装置を用いた部品装着機の平面図である。 制御装置のブロック図である。 電子部品の底面図である。 図3のIV−IV線における電子部品の断面図である。 吸着ノズルと測定ユニットとの位置関係を示す模式図である。 電子部品の部分拡大側面図である。 制御装置により実行される電子部品装着処理を示すフローチャートである。 制御装置により実行される良否判定処理を示すフローチャートである。
1.部品装着機1の構成
以下、本明細書に開示する部品良否判定装置及び電子部品装着機を適用した実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、図1を参照して、部品良否判定装置100を用いた電子部品装着機1(以下「部品装着機1」と称す)の構成について説明する。
図1に示すように、部品装着機1は、基板搬送装置10と、部品供給装置20と、部品移載装置30と、部品カメラ41と、基板カメラ42と、制御装置50とを主に備える。なお、以下において、部品装着機1の水平幅方向(図1左右方向)をX軸方向、部品装着機1の水平長手方向(図1上下方向)をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に垂直な鉛直方向(図1紙面垂直方向)をZ軸方向とする。
基板搬送装置10は、ベルトコンベア等により構成され、基板KをX軸方向へ順次搬送する。基板搬送装置10は、部品装着機1の機内における所定位置に基板Kを位置決めする。そして、位置決めされた基板Kに対する部品の装着処理が終了すると、基板搬送装置10は、基板Kを部品装着機1の機外へ搬出する。
部品供給装置20は、基板Kに装着する部品を供給する。部品供給装置20は、X軸方向に配列された複数のスロットを備え、それら複数のスロットの各々には、フィーダ21が着脱可能にセットされる。部品供給装置20は、フィーダ21によってキャリアテープを送り移動させ、フィーダ21の先端側(図1上側)に設けられた取出し部に部品を供給する。
また、部品供給装置20は、リード部品等の比較的大型の部品を、トレイ22上に並べて状態で供給する。部品供給装置20は、上下方向に区画された収納棚23に複数のトレイ22を収納し、装着処理に応じて所定のトレイ22を引き出し、取出し部に部品を供給する。
部品移載装置30は、取出し部に供給された部品を保持し、保持した部品を位置決めされた基板Kに装着する。部品移載装置30は、ヘッド駆動装置31と、移動台32と、装着ヘッド33とを主に備える。ヘッド駆動装置31は、直動機構により移動台32をX軸方向及びY軸方向へ移動可能に構成される。装着ヘッド33は、部品を保持する保持装置であり、移動台32に対して着脱可能に構成される。そして装着ヘッド33に設けられたノズルホルダ34には、部品を保持可能な複数の吸着ノズル35(図5参照)が着脱可能に設けられる。
各々の吸着ノズル35は、装着ヘッド33に対し、Z軸方向に平行な軸まわりに回転可能に、且つ、昇降可能に支持する。吸着ノズル35は、取出し部に供給された部品を吸着により保持し、その保持した部品を位置決めされた基板Kに装着する。
部品カメラ41及び基板カメラ42は、CCDやCMOS等の撮像素子を有するデジタル式の撮像装置である。部品カメラ41は、光軸をZ軸方向へ向けた状態で部品装着機1の基台に固定され、保持装置である装着ヘッド33の吸着ノズル35に保持された部品を下方から撮像する。基板カメラ42は、光軸をZ軸方向へ向けた状態で移動台32に固定され、基板Kを上方から撮像する。
図2に示すように、制御装置50は、主として、CPUや各種メモリ、制御回路により構成される。制御装置50は、装着制御部51と、記憶装置52と、モータ制御回路53と、撮像制御回路54とを主に備え、装着制御部51及び記憶装置52は、入出力インターフェース55を介して、モータ制御回路53及び撮像制御回路54に接続される。
装着制御部51は、モータ制御回路53を介して装着ヘッド33の位置や吸着機構の動作を制御する。具体的に、装着制御部51は、部品装着機1に設けられた各種センサから得られる情報や、各種認識処理の結果を入力する。そして、装着制御部51は、記憶装置52に記憶された制御プログラム、各種センサによる情報、画像処理や認識処理の結果に基づき、モータ制御回路53に制御信号を送信する。これにより、装着ヘッド33に支持された吸着ノズル35の位置及び回転角度が制御される。
モータ制御回路53は、装着制御部51から受信した制御信号に基づき、部品移載装置30に設けられた各種モータの制御に用いられる。これにより、装着ヘッド33の位置決めがなされると共に、吸着ノズル35のZ軸方向位置及び回転角度が割り出される。
撮像制御回路54は、制御装置50から受信した制御信号に基づいて、部品カメラ41及び基板カメラ42による撮像を制御する。また、撮像制御回路54は、部品カメラ41及び基板カメラ42の撮像による画像データを取得し、入出力インターフェース55を介して記憶装置52に記憶する。
制御装置50は、部品カメラ41の撮像により取得した画像データに基づき、吸着ノズル35に吸着された部品の吸着姿勢の誤差や回転角のずれ等を確認する。そして、制御装置50は、必要に応じて部品の吸着姿勢を調整する制御や、装着が困難な部品を廃棄する制御を行う。また、制御装置50は、基板カメラ42の撮像により取得した画像データに画像処理を行うことにより、基板Kに付された位置決めマークを認識し、基板Kの位置決め状態を認識する。そして、制御装置50は、基板Kの位置決め状態に応じて移動台32の位置を補正する。
また、部品装着機1は、部品の良否を判定する部品良否判定装置100を更に備える。部品良否判定装置100は、部品装着機1の一部として組み込まれ、装着ヘッド33の吸着ノズル35に部品が保持された状態で、部品の良否判定を行う。
ここで、図3及び図4に示すように、部品良否判定装置100が良否判定を行う対象は、ICチップ(図示せず)をプラスチック樹脂によりモールドした部品本体202と、部品本体202の側面から引き出された複数の電極部203とを備えた電子部品200である。電極部203は、電子部品200が基板Kの上面に載置された後、基板Kのランドにはんだ付けされる。なお、本実施形態では、電極部203がリードである場合を例に挙げて説明するが、電極部203は、チップ部品に設けられる突起状の端子等であってもよい。
そして、部品本体202の底面には、金属製の放熱部204が設けられる。放熱部204は、電子部品200が基板Kの上面に載置された後、基板Kのランドにはんだ付けされる。放熱部204は、部品本体202に発生した熱を基板Kに放熱するために設けられた部位である。従って、電子部品200は、基板Kに接合された状態において、放熱部204と基板Kとの双方にはんだが接触していることが不可欠である。
そこで、部品良否判定装置100は、電子部品200を基板K上に載置した状態における基板Kの上面と放熱部204との距離であるスタンドオフSの理論値の算出を、電子部品200が部品移載装置30の吸着ノズル35に保持された状態で行う。そして、部品良否判定装置100は、スタンドオフSの理論値が予め定めた所定の範囲内である電子部品200を良品と判定する。
2.部品良否判定装置100の詳細
続いて、部品良否判定装置100について、具体的に説明する。図2に示すように、部品良否判定装置100は、測定ユニット110と、平面算出部120と、平坦度検査部130と、距離算出部150と、良否判定部160とを備える。なお、部品良否判定装置100のうち、測定ユニット110は、部品装着機1の機内に設定され、平坦度検査部130、距離算出部150及び良否判定部160は、制御装置50に組み込まれている。
図5に示すように、測定ユニット110は、2つのプロジェクタ111,112と、測定カメラ113と、形状測定部114とを備える。プロジェクタ111,112は、光源の光を利用してスリット又は透過型の液晶等により所定のパターン光を生成し、投影レンズを用いて当該パターン光を対象物に投影する。
測定カメラ113は、撮像素子を有するデジタルカメラである。測定カメラ113は、2つのプロジェクタ111,112に対し、パターン光の配列方向へ離間した位置に設けられ、対象物に投影されたパターン光を撮像する。測定カメラ113は、制御装置50に対して通信可能に接続され、制御装置50から受信した制御信号に基づいて撮像を行い、当該撮像により取得した画像データを制御装置50に送信する。
なお、測定カメラ113による撮像を行う際、電極部203及び放熱部204が金属で構成されているので、電極部203及び放熱部204を同じ条件で撮像することができる。この場合、測定ユニット110は、電極部203及び放熱部204を同時に撮像することができるので、測定カメラ113による撮像に要する時間の短縮を図ることができる。
ここで、記憶装置52には、電子部品200の形状データが予め記憶され、その形状データには、複数の電極部測定点115及び4つの放熱部測定点116が設定されている。複数の電極部測定点115は、各々の電極部203の下面であって電極部203の先端から間隔を空けた位置に1つずつ設定される。4つの放熱部測定点116は、放熱部204の底面であって放熱部204の各角部付近に1つずつ設定される。
形状測定部114は、複数の電極部測定点115及び4つの放熱部測定点116と、測定カメラ113の撮像により取得した複数の画像データとに基づき、対象物の立体形状を測定する。形状測定部114は、例えば、測定ユニット110の座標系を基準として、電極部測定点115及び放熱部測定点116のXY座標に対するZ座標を算出し、電極部測定点115及び放熱部測定点116の三次元位置を測定する。
平面算出部120は、複数の電極部測定点115の三次元位置に基づいて基準平面121を算出する。図6に示すように、基準平面121とは、吸着ノズル35に保持された状態での電子部品200の姿勢を示す基準となる仮想平面であり、複数の電極部測定点115の三次元位置に基づく近似平面を、例えば、最小自乗法を用いて算出することにより決定される。なお、基準平面121は、全ての電極部測定点115の三次元位置に基づいて算出してもよく、全ての電極部測定点115のうち三次元位置が下方となる3つ以上の電極部測定点115の三次元位置に基づいて算出してもよい。
平坦度検査部130は、複数の電極部203の下端の平坦度を検査する。平坦度は、複数の電極部203の下端の均一性を示すものであり、電子部品200を基板Kに載置した際に、全ての電極部203を基板Kに対して適正に接合可能であるか否かの基準となる。具体的に、平坦度検査部130は、図6に示すように、基準平面121に許容値を加えた平坦度許容範囲Tcに、全ての電極部測定点115が含まれるか否かを判定する。そして、平坦度検査部130は、全ての電極部測定点115が平坦度許容範囲Tcに含まれる電子部品200を、平坦度を充足した良品であると判定する。
距離算出部150は、スタンドオフSの理論値を算出する。図6に示すように、スタンドオフSとは、放熱部204と基板Kの上面との距離である。スタンドオフSは、電子部品200の良否を判定する指標の一つであり、電子部品200を基板Kに装着する際に、放熱部204がはんだにより基板Kの上面に適正に接合されるか否かの判断基準となる。本実施形態では、放熱部測定点116と基準平面121との距離が、スタンドオフSの理論値として算出される。
具体的に、距離算出部150は、最初に、全ての電極部測定点115のうち、最も下方に位置する電極部測定点115を含む3点以上の電極部測定点115により算出される第一仮想平面を電極部基準115Pと定義する。また、距離算出部150は、4つの放熱部測定点116のうち、最も上方に位置する放熱部測定点116を含む3点以上の放熱部測定点116により算出される第二仮想平面を放熱部基準116Pと定義する。そして、距離算出部150は、電極部基準115Pと放熱部基準116Pとの距離を測定することにより、スタンドオフSの理論値の算出を行う。これに加え、距離算出部150は、電極部基準115Pに対する放熱部基準116Pの傾斜角度Anを算出する。
なお、本実施形態において、距離算出部150は、複数の電極部測定点115の三次元位置に基づいて算出した基準平面121を電極部基準115Pとして利用し、基準平面121から放熱部基準116Pまでの距離を測定する。これにより、部品良否判定装置100は、基準平面121とは別個に電極部基準115Pの算出を行う必要がなくなるので、距離算出部150による電子部品200の良否判定に要する時間の短縮を図ることができる。
良否判定部160は、算出されたスタンドオフSの理論値に基づき、電子部品200の良否を判定する。具体的に、良否判定部160は、スタンドオフSの理論値が予め定めた所定の範囲内である電子部品200を良品と判定する。ここで、良否判定部160による判定に用いる範囲は、例えば、基板Kと放熱部204とを接合するはんだの厚さ寸法に基づいて決定される。即ち、良否判定部160は、スタンドオフの理論値が範囲を超える電子部品200を、基板Kに対する放熱部204のはんだ付けを行うことが困難な不適な電子部品であると判定する。
本実施形態において、距離算出部150は、電極部基準115Pと放熱部基準116Pとの距離を測定するにあたり、第一仮想平面を電極部基準115Pとし、第二仮想平面を放熱部基準116Pとする。この場合、良否判定部160が良品と判定した電子部品200において、基板Kに対する放熱部204のはんだ付けを確実に行うことができるので、部品良否判定装置100は、電子部品200の良否判定を正確に行うことができる。
また、良否判定部160は、電極部基準115Pに対する放熱部基準116Pの傾斜角度Anが所定角度以下であるか否かを判定する。そして、良否判定部160は、傾斜角度Anが所定角度を超える電子部品200を、基板Kに対する放熱部204のはんだ付けを適正に行うことが困難な不適な電子部品であると判定する。
3.電子部品装着処理
次に、図7に示すフローチャートを参照しながら、制御装置50により実行される電子部品装着処理について説明する。この電子部品装着処理は、基板Kに装着する全ての電子部品200の装着処理が終了するまで、繰り返し実行される。
図7に示すように、電子部品装着処理において、装着制御部51は、最初に、吸着ノズル35によって電子部品200を保持する吸着処理を実行する(S1)。続いて、装着制御部51は、装着ヘッド33を部品カメラ41の上方へ移動させた後、吸着ノズル35に保持された電子部品200を部品カメラ41により撮像する撮像処理を実行する(S2)。S2の処理において、装着制御部51は、部品カメラ41の撮像により取得した画像データに基づき、必要に応じて電子部品200の吸着姿勢の調整を行い、装着が困難であると判断した電子部品200については、廃棄処理を行う。
S2の処理後、制御装置50は、装着制御部51が装着ヘッド33を測定ユニット110の上方へ移動させる制御を行った後に、部品良否判定装置100による電子部品200の良否判定処理を行う(S3)。S3の処理の結果、部品良否判定装置100による良否判定処理を行った電子部品200が不適な部品であると判定した場合(S4:Yes)、部品良否判定装置100は、装着制御部51に対し、回復処理の要請を行う(S5)。この回復処理には、不適な部品と判定された電子部品200の修正や廃棄や、S1からS3までの処理の再実行等が含まれる。
S5の処理において、装着制御部51は、要請に応じた回復処理を行う。そして、回復処理の中で実行される部品良否判定装置100による良否判定処理において、電子部品200が良品であると判定された場合に、電子部品装着処理は、S5の処理へ移行する。
一方、S3の処理の結果、部品良否判定装置100から回復処理の要請がなければ(S4:No)、即ち、部品良否判定装置100による良否判定処理において、電子部品200が良品であると判定された場合、制御装置50は、S5の処理をスキップし、S6の処理へ移行する。S6の処理において、装着制御部51は、装着ヘッド33を位置決めされた基板Kの上方へ移動させた後、電子部品200を基板Kに装着する装着処理を実行し、電子部品装着処理は、本処理を終了する。
続いて、図8に示すフローチャートを参照しながら、部品良否判定装置100により実行される良否判定処理(S3)について説明する。図8に示すように、良否判定処理(S3)において、制御装置50は、最初に、測定ユニット110の測定カメラ113の上方まで移動した装着ヘッド33の吸着ノズル35に保持された電子部品200を、測定カメラ113により撮像する(S31)。続いて、形状測定部114は、S31の処理により取得した電子部品200の画像データを用いて、三次元座標に示される電子部品200の立体的な形状の測定処理を実行し、電子部品200の電極部測定点115の三次元位置及び放熱部測定点116の三次元位置を取得する(S32)。
S32の処理後、平面算出部120は、複数の電極部測定点115の三次元位置に基づき、基準平面121を算出する(S33)。続いて、平坦度検査部130は、基準平面121と全ての電極部測定点115とを用いて、複数の電極部203の下端の平坦度を検査する(S34)。そして、S34の処理の結果、複数の電極部203の下端の平坦度が不足している場合(S35:No)、平坦度検査部130は、装着制御部51に対して回復処理の要請を行う(S36)。一方、S34の処理の結果、複数の電極部203の下端の平坦度を充足していれば(S35:Yes)、部品良否判定処理は、S37の処理へ移行する。
S37の処理において、距離算出部150は、スタンドオフSの理論値の算出、即ち、電極部基準115Pとしての基準平面121と放熱部基準116Pとの距離を算出する。続いて、距離算出部150は、電極部基準115P(基準平面121)に対する放熱部基準116Pの傾斜角度を算出する(S38)。
そして、良否判定部160は、S37の処理で算出した電極部基準115P(基準平面121)と放熱部基準116Pとの距離が、所定の範囲内であるか否かの判定を行う(S39)。続いて、良否判定部160は、電極部基準115Pに対する放熱部基準116Pの傾斜角度が所定角度以下であるか否かの判定を行う(S40)。それらの結果、電極部基準115Pと放熱部基準116Pとの距離が範囲を超える場合(S39:No)、又は、電極部基準115Pに対する放熱部基準116Pの傾斜角度が所定角度を超える場合(S40:NO)、良否判定部160は、装着制御部51に対して回復処理の要請を行う(S36)。一方、電極部基準115Pと放熱部基準116Pとの距離が範囲内であって(S39:Yes)、電極部基準115Pに対する放熱部基準116Pの傾斜角度が所定角度以下であれば(S40:Yes)、良否判定部160は、電子部品200が良品であると判定する。この場合、部品良否判定装置100は、良否判定処理(S3)を終了し、装着処理(S4)へ移行する。
以上説明したように、部品良否判定装置100は、電子部品200が吸着ノズル35に吸着保持された状態で、電極部基準115Pと放熱部基準116Pとの距離を算出する。そして、電極部基準115Pと放熱部基準116Pとの距離が所定の範囲内であると判定された場合に、部品装着機1は、電子部品200を基板Kに装着する。
これにより、部品装着機1は、基板Kに電子部品200を装着するにあたり、放熱部204と基板Kとをはんだによって確実に接合することができる。つまり、部品良否判定装置100は、電子部品200を基板Kに装着する前に、基板Kに対して放熱部204を適切に接合できないような電子部品200を不良品として判定することができる。また、部品良否判定装置100は、電極部基準115Pに対する放熱部基準116Pの傾斜角度Anが所定角度を超える電子部品200を不良品として判定することができる。よって、部品良否判定装置100は、不良品である電子部品200が装着された基板K及び基板Kに装着した他の部品が、不良品となり、廃棄されることを未然に防止できるので、部品装着機1は、部品コストの低減を図ることができる。
また、上記した良否判定処理(S3)において、部品良否判定装置100は、平坦度検査部130により複数の電極部203の平坦度が予め定めた基準を満たす(全ての電極部測定点115が平坦度許容範囲Tcに含まれる)と判定し、且つ、吸着ノズル35に吸着保持された電子部品200の姿勢が適正であると判定した電子部品200に対し、良否判定部160による良否判定を行う。
ここで、複数の電極部203が平坦度を充足しない場合や電子部品200の姿勢が適正でない状態で、電子部品200の良否判定を行った場合、部品良否判定装置100が、良品である電子部品200を不良品であるとの誤った判定を行うおそれがある。これに対し、良否判定処理(S3)において、部品良否判定装置100は、複数の電極部203が平坦度を充足し、且つ、姿勢が適正であると判定された電子部品200に対し、良否判定を行うので、正確な判定結果を得ることができる。さらに、良否判定部160は、傾斜角度Anが所定角度以下である電子部品200を良品と判定するので、電子部品200の良否判定を正確に行うことができる。
4.その他
以上、上記実施形態に基づいて本明細書に開示するテープ保持装置について説明したが、上記形態に何ら限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、平面算出部120が、複数の電極部測定点115の三次元位置に基づいて基準平面121を算出する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、平面算出部120は、複数の電極部測定点115の三次元位置と複数の放熱部測定点116の三次元位置とに基づいて、基準平面121を算出してもよい。この場合、距離算出部150は、基準平面121とは別に電極部基準115Pを算出し、基準平面121と電極部基準115Pとの距離、及び、基準平面121と放熱部基準116Pとの距離に基づき、電極部基準115Pと放熱部基準116Pとの距離を算出する。
また、上記実施形態では、電極部基準115Pが、最も下方に位置する電極部測定点115を含む3点以上の電極部測定点115により算出される第一仮想平面である場合について説明したが、これに限られるものではない。即ち、距離算出部150は、放熱部基準116Pから最も離れた位置にある電極部測定点115、つまり、最も下方に位置する電極部測定点115を電極部基準115Pとしてもよい。この場合、距離算出部150による電極部基準115Pの算出を簡素化できるので、部品良否判定装置100は、良否判定に要する時間の短縮を図ることができる。
同様に、上記実施形態では、放熱部基準116Pが、最も上方に位置する放熱部測定点116を含む3点以上の放熱部測定点116により算出される第二仮想平面である場合について説明したが、これに限られるものではない。即ち、距離算出部150は、電極部基準115Pから最も離れた位置にある放熱部測定点116、つまり、最も上方に位置する放熱部測定点116を放熱部基準116Pとしてもよい。この場合、距離算出部150による放熱部基準116Pの算出を簡素化できるので、部品良否判定装置100は、良否判定に要する時間の短縮を図ることができる。
1:電子部品装着機(部品装着機)、 33:装着ヘッド(保持装置)、 100:部品良否判定装置、 110:測定ユニット、 115:電極部測定点、 115P:電極部基準、 116:放熱部測定点、 116P:放熱部基準、 120:平面算出部、 121:基準平面、 130:平坦度検査部、 150:距離算出部、 160:良否判定部、 200:電子部品、 202:部品本体、 203:電極部、 204:放熱部、 K:基板

Claims (7)

  1. 部品本体及び複数の電極部を備えた電子部品の良否を、前記電子部品が保持装置に保持された状態で判定する部品良否判定装置であって、
    前記部品本体は、底面に設けられる金属製の部位であって、前記電子部品を装着する基板に対してはんだ付けされる放熱部を備え、
    前記部品良否判定装置は、
    前記放熱部に設けた放熱部測定点の三次元位置、及び、前記複数の電極部の各々に設けた電極部測定点の三次元位置を測定する測定ユニットと、
    前記保持装置に保持された状態での前記電子部品の姿勢を示す基準平面を、前記放熱部測定点の三次元位置又は前記電極部測定点の三次元位置に基づいて算出する平面算出部と、
    少なくとも1つの前記放熱部測定点から定められる放熱部基準と、最も下方に位置する前記電極部測定点を少なくとも含む1又は複数の前記電極部測定点から定められる電極部基準との距離を算出する距離算出部と、
    前記放熱部基準と前記電極部基準との距離が所定の範囲内である前記電子部品を良品と判定する良否判定部と、
    を備え
    前記電極部基準は、複数の前記電極部の各々に設けた複数の前記電極部測定点のうち、前記放熱部基準から最も離れた位置にある前記電極部測定点を含む3点以上の前記電極部測定点により算出される第一仮想平面である部品良否判定装置。
  2. 部品本体及び複数の電極部を備えた電子部品の良否を、前記電子部品が保持装置に保持された状態で判定する部品良否判定装置であって、
    前記部品本体は、底面に設けられる金属製の部位であって、前記電子部品を装着する基板に対してはんだ付けされる放熱部を備え、
    前記部品良否判定装置は、
    前記放熱部に設けた放熱部測定点の三次元位置、及び、前記複数の電極部の各々に設けた電極部測定点の三次元位置を測定する測定ユニットと、
    前記保持装置に保持された状態での前記電子部品の姿勢を示す基準平面を、前記放熱部測定点の三次元位置又は前記電極部測定点の三次元位置に基づいて算出する平面算出部と、
    少なくとも1つの前記放熱部測定点から定められる放熱部基準と、最も下方に位置する前記電極部測定点を少なくとも含む1又は複数の前記電極部測定点から定められる電極部基準との距離を算出する距離算出部と、
    前記放熱部基準と前記電極部基準との距離が所定の範囲内である前記電子部品を良品と判定する良否判定部と、
    を備え
    前記放熱部基準は、前記放熱部に設けた3点以上の前記放熱部測定点のうち、前記放熱部基準から最も離れた位置にある前記放熱部測定点を含む3点以上の前記放熱部測定点により算出される第二仮想平面である部品良否判定装置。
  3. 前記良否判定部は、前記基準平面に対する前記放熱部基準の傾斜角度が所定角度以下である前記電子部品を良品と判定する、請求項に記載の部品良否判定装置。
  4. 部品本体及び複数の電極部を備えた電子部品の良否を、前記電子部品が保持装置に保持された状態で判定する部品良否判定装置であって、
    前記部品本体は、底面に設けられる金属製の部位であって、前記電子部品を装着する基板に対してはんだ付けされる放熱部を備え、
    前記部品良否判定装置は、
    前記放熱部に設けた放熱部測定点の三次元位置、及び、前記複数の電極部の各々に設けた電極部測定点の三次元位置を測定する測定ユニットと、
    前記保持装置に保持された状態での前記電子部品の姿勢を示す基準平面を、前記放熱部測定点の三次元位置又は前記電極部測定点の三次元位置に基づいて算出する平面算出部と、
    少なくとも1つの前記放熱部測定点から定められる放熱部基準と、最も下方に位置する前記電極部測定点を少なくとも含む1又は複数の前記電極部測定点から定められる電極部基準との距離を算出する距離算出部と、
    前記放熱部基準と前記電極部基準との距離が所定の範囲内である前記電子部品を良品と判定する良否判定部と、
    を備え
    前記放熱部基準は、前記放熱部に設けた複数の前記放熱部測定点のうち、前記電極部基準から最も離れた位置にある前記放熱部測定点である部品良否判定装置。
  5. 部品本体及び複数の電極部を備えた電子部品の良否を、前記電子部品が保持装置に保持された状態で判定する部品良否判定装置であって、
    前記部品本体は、底面に設けられる金属製の部位であって、前記電子部品を装着する基板に対してはんだ付けされる放熱部を備え、
    前記部品良否判定装置は、
    前記放熱部に設けた放熱部測定点の三次元位置、及び、前記複数の電極部の各々に設けた電極部測定点の三次元位置を測定する測定ユニットと、
    前記保持装置に保持された状態での前記電子部品の姿勢を示す基準平面を、複数の前記放熱部測定点の三次元位置に基づいて算出する平面算出部と、
    少なくとも1つの前記放熱部測定点から定められる放熱部基準と、最も下方に位置する前記電極部測定点を少なくとも含む1又は複数の前記電極部測定点から定められる電極部基準との距離を算出する距離算出部と、
    前記放熱部基準と前記電極部基準との距離が所定の範囲内である前記電子部品を良品と判定する良否判定部と、
    前記基準平面と複数の前記電極部測定点とに基づき、前記複数の電極部の平坦度を検査する平坦度検査部と、
    を備え
    前記距離算出部は、前記基準平面から前記放熱部基準までの距離を算出し、
    前記良否判定部は、前記複数の電極部の平坦度が予め定めた基準を満たすと判定した前記電子部品に対し、前記放熱部基準と前記電極部基準との距離が前記範囲内であるか否かの判定を行う、部品良否判定装置。
  6. 前記電極部基準は、複数の前記電極部の各々に設けた複数の前記電極部測定点のうち、最も下方に位置する前記電極部測定点である、請求項2−5の何れか一項に記載の部品良否判定装置。
  7. 請求項1−の何れか一項に記載の部品良否判定装置を備えた電子部品装着機。
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