JP6849184B2 - 汚泥吸引車及びそれに用いられる汚泥回収機構 - Google Patents

汚泥吸引車及びそれに用いられる汚泥回収機構 Download PDF

Info

Publication number
JP6849184B2
JP6849184B2 JP2016213111A JP2016213111A JP6849184B2 JP 6849184 B2 JP6849184 B2 JP 6849184B2 JP 2016213111 A JP2016213111 A JP 2016213111A JP 2016213111 A JP2016213111 A JP 2016213111A JP 6849184 B2 JP6849184 B2 JP 6849184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
sludge
vacuum pump
cooling
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016213111A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018071210A5 (ja
JP2018071210A (ja
Inventor
徹 畠中
徹 畠中
満徳 斉藤
満徳 斉藤
広也 澤田
広也 澤田
智大 船川
智大 船川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanta Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hanta Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hanta Machinery Co Ltd filed Critical Hanta Machinery Co Ltd
Priority to JP2016213111A priority Critical patent/JP6849184B2/ja
Publication of JP2018071210A publication Critical patent/JP2018071210A/ja
Publication of JP2018071210A5 publication Critical patent/JP2018071210A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6849184B2 publication Critical patent/JP6849184B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

本発明は、汚泥吸引車及びそれに用いられる汚泥回収機構に関し、特に、乾式真空ポンプが搭載された汚泥吸引車及びそれに用いられる汚泥回収機構に関する。
従来、道路の側溝等に溜まった汚泥を回収する汚泥吸引車がある(特許文献1)。汚泥吸引車は、例えば道路上を走行しながら側溝の汚泥を吸引する。汚泥をバキューム吸引するために、汚泥吸引車には湿式真空ポンプ又は空冷式の乾式真空ポンプが搭載されている。
湿式真空ポンプにおいては、ポンプのケーシングの内壁とロータとの間に水を流すことにより、ケーシングの内壁とロータとの間を密閉するとともに、ポンプの冷却を行っている。これにより、湿式ポンプでは、一般に例えば−93kPa程度の真空が実現される。
乾式真空ポンプは、真空室内に水やオイルを用いない真空ポンプである。乾式真空ポンプにおいては、真空室内で水やオイルを用いないため、水やオイル等が吸気側及び排気側に飛散しない。しかしながら、乾式真空ポンプは、湿式真空ポンプのようなケーシングの内壁とロータとの間に水を流す機構を有さないため、ポンプが冷却されにくい。そのため、CVD(Chemical Vapor Deposition)のチャンバーを減圧する乾式真空ポンプにおいては、冷却ジャケットが装着されることにより、真空ポンプの冷却を行うものがある(特許文献2)。
特許4064603号 特開昭64−24181
湿式真空ポンプにおいては、封鎖された真空ポンプの真空室内で水(封水)が使用され、この封水は蒸発によって減少する。そのため、真空ポンプ内に水を補給する必要があり、水源のない場所では使用できない。また、封水の管理を怠り封水が減少した場合には、発熱してポンプ内でケーシングとロータとが接触し、真空ポンプの破損につながる。また、寒冷地で使用される場合には、封水が凍結することにより不具合が発生する。更に、封水の飽和蒸気圧以下の圧力には減圧できないため、十分な真空度が得られない。
空冷式の乾式真空ポンプにおいては、真空ポンプが十分に冷却されない。したがって、運転中に真空ポンプの温度が高くなり長時間にわたる連続運転が困難となる。また、空冷式の乾式真空ポンプにおいては、ロータ等が膨張するため、ケーシングの内壁とロータとの間のクリアランスが大きくとられている。したがって、汚泥吸引車に搭載される乾式真空ポンプでは、ケーシングの内壁とロータとの間隔が大きくなってしまい、一般に例えば−60kPa程度の真空度しか実現することができない。その結果、乾式真空ポンプを搭載した汚泥吸引車においては、十分な吸引力を得ることができない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、乾式真空ポンプを搭載し、所望の吸引力を有する汚泥吸引車及びそれに用いられる汚泥回収機構を提供することにある。
本発明に係る汚泥吸引車は、汚泥回収機構を搭載した汚泥吸引車であって、汚泥回収機構は、回収した汚泥を貯留する貯槽と、ケーシングとロータとを有し、上記貯槽内部を減圧する乾式真空ポンプと、上記乾式真空ポンプを冷却する冷却手段とを備える。
上記構成によると、冷却手段によって乾式真空ポンプが冷却される。そのため、乾式真空ポンプのケーシングの内壁とロータとの間のクリアランスを大きくとる必要がなく、より高い真空度を得ることができる。その結果、乾式真空ポンプを搭載し、所望の吸引力を有する汚泥吸引車を提供することができる。
また、通常、乾式真空ポンプを用いる場合には、吸気側の構成の内部に異物が詰まった場合等に当該真空ポンプの能力以上の高真空状態が発生してしまうと、乾式真空ポンプの破損の原因となる。そのため、吸気側の構成内における減圧状態を緩和するための安全バルブを吸気側の構成に設ける必要がある。しかしながら、上記構成を採用した場合には、乾式真空ポンプによって吸気側が閉塞した状態となっても連続運転が可能であるため、減圧状態を緩和させる機構が不要となり、−100kPaG以下の高真空状態を得ることが可能である。従って、吸気側の構成の内部に異物が詰まった場合等であっても当該真空ポンプの運転に支障がない。よって、吸気側の構成に安全バルブを設けなくてもよい。その結果、汚泥吸引車を安価に製造できるとともに、汚泥吸引車の生産性を向上させることができる。また、安全バルブを開いた状態での乾式真空ポンプの運転時に発生する騒音を抑制することができる。
好ましくは、上記冷却手段は、上記ケーシングの外表面を覆うように配置され、第1ポート及び第2ポートを有し、当該第1ポートから内部に流入した冷却液が当該第2ポートから流出する冷却器具を備える。
上記構成によると、第1ポートから冷却液を流入させ、第2ポートから冷却液を流出させることで、循環された冷却液によってケーシングの外表面から乾式真空ポンプの放熱が効果的に行われる。
好ましくは、上記冷却器具は、複数の配水管を有し、上記各配水管は、一方端が上記第1ポートに接続され、他方端が上記第2ポートに接続されており、上記冷却器具の内部において、上記ケーシングの外表面付近に分散されて配置されており、上記各配水管の内部を上記冷却液が流れる。
上記構成によると、第1ポートから流入された冷却液が確実に第2ポートから流出されるので、冷却液を確実に循環させることができ、乾式真空ポンプを効果的に冷却することができる。また、複数の配水管がケーシングの外表面付近に分散されて配置されているので、乾式真空ポンプ全体を効果的に冷却することができる。
好ましくは、上記冷却器具は、複数の上記第1ポートと、上記第1ポートと同数の上記第2ポートと、上記第1ポートと同数の上記配水管とを有している。
上記構成によると、冷却器具内における配水管の配置を単純化させることができる。
好ましくは、上記冷却手段は、冷却液を冷却するための放熱器と、上記冷却手段において上記放熱器を介して上記冷却液を循環するための液体ポンプとを備える。
上記構成によると、冷却液は放熱器で冷却後、循環して使用することにより乾式真空ポンプが効率的に冷却される。そのため、乾式真空ポンプの発熱を効率的に抑制することができるので、乾式真空ポンプのケーシングの内壁とロータとの間のクリアランスを大きくとる必要がなく、乾式真空ポンプのケーシングの内壁とロータとの間のクリアランスを最小限に設定することができる。したがって、到達圧力(乾式真空ポンプにより達成できる真空度)を低くすることができ、かつ乾式真空ポンプの長時間の運転が可能となる。
好ましくは、上記放熱器は、上記汚泥回収機構の側面部に配置されている。
上記構成によると、放熱器が汚泥回収機構において外気に接しやすい場所に配置されているため、放熱器によって冷却液を効率的に冷却することができる。ここで、側面部とは、
汚泥回収機構の周縁に近い部分を意味し、上面部、前面部、後面部などを含む。
好ましくは、上記冷却手段は、上記冷却液を貯留するタンクを備え、上記タンクは、上記汚泥回収機構の側面部に配置されている。
上記構成によると、液体タンクが汚泥回収機構において操作者が操作しやすい位置に配置されているため、冷却液の注入等、液体タンクのメンテナンスを行うことが容易となる。
好ましくは、上記冷却液は、不凍冷却液である。
上記構成によると、冷却液が凍結することが抑制されるため、汚泥吸引車を寒冷地で使用することができる。
好ましくは、上記汚泥回収機構には、上記乾式真空ポンプより吸気側に、外気の侵入を調整するための安全バルブが備えられていない。
上記構成によると、汚泥回収機構において乾式真空ポンプより吸気側の真空度を調整することができる。
好ましくは、上記乾式真空ポンプの吸気口に接続された吸気管と、上記吸気管の外周表面に、周方向に周回されて貼り付けられた帯状の吸音材とを備える。
上記構成によると、吸気管の外周表面に張り付けられた吸音材が、吸気管の振動を抑制する。そのため、乾式真空ポンプが発する騒音を抑制することができる。
本発明に係る吸音材は、汚泥吸引車に搭載される乾式真空ポンプの吸気口に接続された吸気管の外周表面に、周方向に周回されて貼り付けられた帯状である。
上記構成によれば、吸気管の外周表面に張り付けられた吸音材が、吸気管の振動を抑制する。そのため、乾式真空ポンプが発する騒音を抑制することができる。
本発明によれば、乾式真空ポンプとともに冷却手段が汚泥吸引車に搭載されるため、乾式真空ポンプを搭載した汚泥吸引車において、所望の吸引力を有することができる。
また、本発明は、汚泥吸引車に搭載される汚泥回収機構であって、上記と同様の構成及び効果を有する。
図1は、汚泥吸引車1の外観を示す側面図である。 図2は、汚泥吸引車1の外観を示す平面図である。 図3は、汚泥回収機構2の構成を示す概略構成図である。 図4は、冷却ジャケット90の外観を示す斜視図である。 図5は、冷却ジャケット90の外観を示す平面図である。 図6は、冷却ジャケット90の外観を示す正面図である。 図7は、冷却ジャケット90へのクーラント液の入出力経路を示す正面図である。 図8は、冷却機構10を示す平面図である。 図9は、第3配管73に周回して貼り付けられた吸音材130の外観を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
<汚泥吸引車1>
図1は、汚泥吸引車1の外観を示す側面図であり、図2は、汚泥吸引車1の外観を示す平面図である。
汚泥吸引車1は、道路の側溝の汚泥を吸引する車であり、車体に、汚泥回収機構2を備えたものである。
<汚泥回収機構2の構成>
図3は、汚泥回収機構2の構成を示す概略構成図である。
汚泥回収機構2は、サクションホース3、レシーバタンク(貯槽)4、2次キャッチャ5、フィルタタンク6、乾式真空ポンプ7、及び、サイレンサ8を備えている。
サクションホース3は、可撓性を有する円筒形状のホースであり、例えばゴム製である。サクションホース3の一方端(吸込口11)は、汚泥吸引車1の外部に露出され、他方端(吐出口12)は、レシーバタンク4の内部に挿入されている。
サクションホース3の途中には、吸込口バルブ13が備えられており、吸込口バルブ13が開かれることで、サクションホース3の吸込口11と吐出口12とが連通され、吸込口バルブ13が閉じられることで、サクションホース3の吸込口11と吐出口12との間が閉塞される。また、吸込口バルブ13の開閉具合を調節することにより、サクションホース3における吸込口バルブ13の位置の内径を変化させることができる。
レシーバタンク4は、両端部が閉塞された円筒形状であり、内部が空洞な容器である。レシーバタンク4は、挿入口21、圧送口22、及び排気口23を備えている。
挿入口21は、レシーバタンク4の側壁24に設けられ、レシーバタンク4の内部と外部とを連通する貫通孔である。挿入口21には、サクションホース3が挿通されており、挿入口21の内周面とサクションホース3の外周面との間は、液密かつ気密にシールされている。
圧送口22は、レシーバタンク4の側壁24の下端部に設けられ、レシーバタンク4の内部と外部とを連通する貫通孔である。圧送口22には、圧送口バルブ25が設けられている。圧送口バルブ25が開かれることで、圧送口22においてレシーバタンク4の内部と外部とが連通され、圧送口バルブ25が閉じられることで、圧送口22が閉塞される。また、圧送口バルブ25の開閉具合を調節することにより、圧送口22の内径を変化させることができる。
排気口23は、レシーバタンク4の円筒壁26の上部に設けられ、レシーバタンク4の内部と外部とを連通する貫通孔である。排気口23には、汚泥流出防止機構30が設けられている。
汚泥流出防止機構30は、外ケース31、ストッパ32、及び満量フロートボール33を備えている。
外ケース31は、両端部が閉塞された円筒形状であり、内部が空洞に形成されている。外ケース31は、円筒形状における上下方向に沿った軸方向の下側の略半分がレシーバタンク4の内部に位置し、上側の残りの半分がレシーバタンク4の外部に位置するように配置されている。外ケース31の円筒部分34の外周面とレシーバタンク4の排気口23の内周面との間は、液密かつ気密にシールドされている。外ケース31におけるレシーバタンク4の内部に位置する部分、具体的に、例えば外ケース31の円筒部分34においてレシーバタンク4の内部に位置する領域には、外ケース31の内部とレシーバタンク4の内部とを連通するように貫通する流入口35が備えられている。また、外ケース31におけるレシーバタンク4の外部に位置する部分、具体的に、例えば外ケース31の円筒部分34においてレシーバタンク4の外部に位置する領域には、外ケース31の内部と外部(具体的には、後述する第1配管51の内部)とを連通するように貫通する排気口36が備えられている。
ストッパ32は、上下方向の中央付近において、水平方向に広がる仮想平面に沿って、外ケース31の円筒部分34の内周面から内側に向けて延出している。すなわち、ストッパ32は、水平方向に沿って広がり、中心に開口37を有するドーナツ盤形状を有している。
満量フロートボール33は、外ケース31の内部におけるストッパ32より下側に配置された球形の物体である。満量フロートボール33の直径は、開口37の直径より大きい。満量フロートボール33は、水より比重の軽い材料により形成されている。
2次キャッチャ5は、サイクロン41及び回収容器42を備えている。サイクロン41は、吸気口43、排気口44、及び排出口45を有している。回収容器42は、排出口45を覆うようにサイクロン41の下側に配置されている。
外ケース31の排気口36と2次キャッチャ5の吸気口43とは、第1配管51によって連通されている。
第1配管51の途中には、吸圧切換バルブ52が設けられている。吸圧切換バルブ52により、吸圧切換バルブ52の位置において第1配管の開閉及び内径の大きさを調節することができる。
また、第1配管51における吸圧切換バルブ52と2次キャッチャ5の吸気口43との間には、負荷開放バルブ53が設けられている。負荷開放バルブ53は、第1配管5における外部へ向けた開口の開閉及び開口の大きさを調節するものである。
フィルタタンク6は、タンクケース61とフィルタ62とを備えている。タンクケース61は、両端部が閉塞された円筒形状であり、内部が空洞に形成されている。タンクケース61は、タンクケース61の内部と外部とを連通するように貫通された吸気口63と排気口64とを有している。フィルタ62は、タンクケース61の内部において排気口64を封鎖する位置に設けられている。タンクケース61の吸気口63と2次キャッチャ5の排気口44とは、第2配管65によって連通されている。第2配管65には、第2配管65内部の真空度を計測するためのフィルタ真空計66が設けられている。また、タンクケース61には、真空安全バルブ(安全バルブ)67が設けられている。真空安全バルブ67は、タンクケース61の内部と外部とを連通する開口の開閉及び開口の大きさを調節するものである。
なお、真空安全バルブ67は、吸気側の構成の内部に異物が詰まった場合等に開かれることにより、吸気側の構成内の真空度を調節するものである。本実施形態では、念のために真空安全バルブ67が設けられているが、本構成によれば、吸気側が閉塞した状態となっても連続運転が実現できるので、真空安全バルブ67を設ける必要がないという特有の効果を得ることが可能となる。その結果、汚泥吸引車1を安価に製造できるとともに、汚泥吸引車1の生産性を向上させることができる。また、真空安全バルブ67を開いた状態での乾式真空ポンプ7の運転時に発生する騒音を抑制することができる。
乾式真空ポンプ7は、吸込口(吸気口)71及び吐出口72を有している。吸込口71とタンクケース61の排気口64とは、第3配管(吸気管)73によって連通されている。第3配管73には、第3配管73内部の真空度を計測するための真空計74が設けられている。
乾式真空ポンプ7は、油や水などの液体を真空室内に使用しない機械式の真空ポンプである。乾式真空ポンプ7は、ケーシング75によって形成される真空室内にロータ76を備えている。ケーシング75の内壁に沿ってロータ76が真空室内を移動することにより、吸込口71から流入した空気を吐出口72から排気する。これによって、吐出口72に接続された管内(第1配管51内、第2配管65内、第3配管73内)及び容器内(レシーバタンク4内、2次キャッチャ5内、フィルタタンク6内)が減圧される。
乾式真空ポンプ7の吐出口72には、第4配管81が接続されており、第4配管81における乾式真空ポンプ7と反対側の端部には、サイレンサ8が接続されている。サイレンサ8により、乾式真空ポンプ7からの排気音が抑制される。第4配管81には、吸圧切換バルブ82が設けられている。吸圧切換バルブ82は、吸圧切換バルブ82の位置における第4配管81の開口及び内径を調節するものである。
第1配管51と第4配管81とは、第5配管83によって連通されている。第5配管83の一方端は、第1配管51における汚泥流出防止機構30の排気口36と吸圧切換バルブ52との間の位置に接続され、他方端は、第4配管81における乾式真空ポンプ7と吸圧切換バルブ83との間の位置に接続されている。
第5配管83の途中には、吸圧切換バルブ84が備えられている。吸圧切換バルブ84によって、第5配管83の開閉及び開閉量が調整される。また、第5配管83における吸圧切換バルブ84と第4配管81との間の位置には、圧送計85が備えられている。
第4配管81と第5配管83とは、第6配管86によって連通されている。第6配管86の一方端は、第4配管81における吸圧切換バルブ82とサイレンサ8との間の位置に接続され、他方端は、第5配管83における圧送計85より第4配管81側の位置に接続されている。第6配管86には、吐出安全バルブ87が備えられている。吐出安全バルブ87は、圧縮コイルばねを備え、圧縮コイルばねによる付勢により、第5配管83側から圧力が加わっていない場合には閉状態にあり、第5配管83側から圧力が加わったときに開状態になる。
<汚泥回収機構2の動作>
操作者が乾式真空ポンプ7の動作スイッチをオンすると、乾式真空ポンプ7の動作が開始する。吸圧切換バルブ52及び吸圧切換バルブ82が開かれ、圧送口バルブ25、負荷開放バルブ53、及び吸圧切換バルブ84が閉じられた状態で、乾式真空ポンプ7の動作が開始され、サクションホース3の吸込口11が汚泥に近接した状態で、吸込口バルブ13が開かれると、レシーバタンク4、第1配管51、2次キャッチャ5、第2配管65、フィルタタンク6、及び、第3配管73を介して乾式真空ポンプ7の吸込口71と接続されたサクションホース3の吸込口11から汚泥が吸い込まれる。吸い込まれた汚泥は、サクションホース3の吐出口12からレシーバタンク4内に向けて吐出される。
吐出された汚泥は、レシーバタンク4内の下部に堆積される。また、汚泥とともに吸い込まれた空気は、汚泥流出防止機構30を介して第1配管51に流入する。この空気には、汚泥の一部等が浮遊して含まれている可能性がある。
第1配管51を通って2次キャッチャ5に流入した空気は、2次キャッチャ5のサイクロン41の働きにより、浮遊した汚泥の微粒子等が回収容器42に収容され、微粒子等がほぼ除去された空気が排気口44から第2配管65に流入する。
第2配管65に流入した空気は、フィルタタンク6のフィルタケース61内に流入し、フィルタ62を介して排気口64から第3配管73に流入する。フィルタケース61内に流入した空気に含まれる微粒子は、フィルタ62によって、ほぼ完全に除去される。
真空安全バルブ67は、汚泥回収機構2内の真空状態を解除するために用いられる。
第3配管73に流入した空気は、乾式真空ポンプ7によって第4配管81に流入し、サイレンサ8を通って汚泥回収機構2外へ排出される。
汚泥流出防止機構30の満量フロートボール33は、汚泥(又は水)より比重が低いため、汚泥に浮く。そのため、レシーバタンク4内に堆積された汚泥の上面が満量フロートボール33の下端に接触した後は、汚泥の上面が上昇するにつれて、満量フロートボール33が上昇する。満量フロートボール33の直径は、ストッパ32による開口37の直径より大きいため、満量フロートボール33が上昇すると、満量フロートボール33が開口37を閉栓する。これにより、サクションホース3からの汚泥の吸い込みが停止する。
レシーバタンク4内に堆積した汚泥は、乾式真空ポンプ7が停止した状態で、圧送口バルブ25を開くことでレシーバタンク4外に排出することができる。
また、吸圧切換弁52、82、84を調整することにより、乾式真空ポンプ7からの排気の一部又は全部を第5配管に送り、吸気側の真空度を調整することができる。第5配管内の気圧が所定の気圧より高くなったときには、吐出安全弁87を介して、第5配管内の空気が第4配管及びサイレンサ8を通して外部に排気される。
<冷却ジャケット90及び冷却機構10の構成>
図4は、冷却ジャケット(冷却器具)90の外観を示す斜視図であり、図5は、冷却ジャケット90の外観を示す平面図であり、図6は、冷却ジャケット90の外観を示す正面図であり、図7は、冷却ジャケット90へのクーラント液の入出力経路を示す正面図であり、図8は、冷却機構(冷却手段)10を示す平面図である。なお、図7において、実線による矢印は、冷却ジャケット90の正面にある流入口への冷却液の流入及び正面にある流出口からの冷却液の流出を示すものであり、点線による矢印は、冷却ジャケット90の背面にある流入口への冷却液の流入及び背面にある流出口からの冷却液の流出を示すものである。
乾式真空ポンプ7は、冷却ジャケット90を備えている。冷却ジャケット90は、所定の厚みを有しており、乾式真空ポンプ7のケーシング75全体を外側から覆うように配置されている。冷却ジャケット90は、例えば金属やアルミ合金により形成されている。
冷却ジャケット90の内部には、冷却液を流すための配水管(後述する第1配水管101、第2配水管102、第3配水管103、第4配水管104、及び第5配水管106)が形成されている。配水管は、図8に示すクーラント液のフロー経路に沿って配置されている。冷却液は、冷却用の液体であればどのようなものであってもよいが、例えばクーラント液(不凍冷却液)である。
具体的には、冷却ジャケット90は、第1流入口(第1ポート)91、第2流入口(第1ポート)92、第3流入口(第1ポート)93、第4流入口(第1ポート)94、第5流入口(第1ポート)95、第1流出口(第2ポート)96、第2流出口(第2ポート)97、第3流出口(第2ポート)98、第4流出口(第2ポート)99、及び、第5流出口(第2ポート)100を備えている。第1流入口91と第1流出口96とは、第1配水管101によって連通されている。第2流入口92と第2流出口97とは、第2配水管102によって連通されている。第3流入口93と第3流出口98とは、第3配水管103によって連通されている。第4流入口94と第4流出口99とは、第4配水管104によって連通されている。第5流入口95と第5流出口100とは、第5配水管105によって連通されている。第1配水管101、第2配水管102、第3配水管103、第4配水管104、及び第5配水管105は、冷却ジャケット90の内部に配置され、乾式真空ポンプ7のケーシング75の外面に沿って分散されて配置されている。
汚泥吸引車1は、液体タンク111、液体ポンプ112、及び、オイルクーラ(放熱器)113を備えている。
液体タンク111は、冷却液を貯留するためのタンクであり、例えば、クーラント液が貯留されている。
液体ポンプ112の流入口114は、液体タンク111の流出口115と配水管116によって連通されている。液体ポンプ112の流出口117は、冷却ジャケット90の第1流入口91、第2流入口92、第3流入口93、第4流入口94、及び第5流入口95に配水管118によって連通されている。
オイルクーラ113は、クーラント液を冷却するためのものであり、例えばラジエータである。オイルクーラ113を通過するクーラント液は、ラジエータの機能により冷却される。オイルクーラ113の流入口119は、冷却ジャケット90の第1流出口96、第2流出口97、第3流出口98、第4流出口99、及び第5流出口100に配水管120によって連通されている。オイルクーラ113の流出口121は、液体タンク111の流入口122に配水管123によって連通されている。
<冷却機構10の動作>
液体ポンプ112が駆動されることにより、液体ポンプ112は、液体タンク111に貯留されているクーラント液を、第1流入口91、第2流入口92、第3流入口93、第4流入口94、及び第5流入口95から、それぞれ第1配水管101、第2配水管102、第3配水管103、第4配水管104、及び第5配水管105に流入させる。
第1配水管101、第2配水管102、第3配水管103、第4配水管104、及び第5配水管105から流出したクーラント液は、第1流出口96、第2流出口97、第3流出口98、第4流出口99、及び第5流出口100から、配水管120に流出し、オイルクーラ113に流入する。オイルクーラ113は、流入したクーラント液を冷却して排出する。
オイルクーラ113によって冷却されたクーラント液は、液体タンク111に流入される。
これにより、液体タンク111内のクーラント液は、液体ポンプ112、冷却ジャケット90、及びオイルクーラ113を循環し、常に冷却されたクーラント液が冷却ジャケット90内に送り込まれる。よって、乾式真空ポンプ7が効果的に冷却される。
<吸音材130>
図9は、第3配管73に周回して貼り付けられた吸音材130の外観を示す図である。
吸音材130は、帯状を有しており、第3配管73に周回して貼り付けられている。これにより、吸音材130は、第3配管73の振動を抑制し、乾式真空ポンプ7の騒音が抑制される。
<作用効果>
以上のように、汚泥吸引車1は、汚泥回収機構2を搭載した汚泥吸引車1であって、汚泥回収機構2は、回収した汚泥を貯留するレシーバタンク4と、ケーシング75とロータ76とを有し、レシーバタンク4の内部を減圧する乾式真空ポンプ7と、乾式真空ポンプ7を冷却する冷却機構10とを備える。
冷却機構10によって乾式真空ポンプ7が冷却されるため、乾式真空ポンプ7のケーシング75の内壁とロータ76との間のクリアランスを大きくとる必要がなく、より高い真空度を得ることができる。その結果、乾式真空ポンプ7を搭載し、所望の吸引力を有する汚泥吸引車1を提供することができる。
冷却機構10は、ケーシング75の外表面を覆うように配置され、第1流入口91、第2流入口92、第3流入口93、第4流入口94、第5流入口95、第1流出口96、第2流出口97、第3流出口98、第4流出口99、及び第5流出口100を有し、第1流入口91、第2流入口92、第3流入口93、第4流入口94、及び第5流入口95から内部に流入したクーラント液がそれぞれ第1流出口96、第2流出口97、第3流出口98、第4流出口99、及び第5流出口100から流出する冷却ジャケット90を備える。
これにより、循環されたクーラント液によってケーシング75の外表面から乾式真空ポンプ7の放熱が効果的に行われる。
冷却ジャケット90は、複数の第1配水管101、第2配水管102、第3配水管103、第4配水管104、及び第5配水管105を有し、これらの各配水管は、それぞれ一方端が第1流入口91、第2流入口92、第3流入口93、第4流入口94、及び第5流入口95に接続され、他方端が第1流出口96、第2流出口97、第3流出口98、第4流出口99、及び第5流出口100に接続されており、冷却ジャケット90の内部において、ケーシング75の外表面付近に分散されて配置されており、各配水管の内部をクーラント液が流れる。
各流入口91、92、93、94、95から流入されたクーラント液が確実に各流出口96、97、98、99、100から流出されるので、クーラント液を確実に循環させることができ、乾式真空ポンプ7を効果的に冷却することができる。また、複数の配水管101、102、103、104、105がケーシング75の外表面付近に分散されて配置されているので、乾式真空ポンプ7全体を効果的に冷却することができる。
各配水管101、102、103、104、105に流入口91、92、93、94、95と流出口96、97、98、99、100とが設けられているため、冷却ジャケット90内における配水管の配置を単純化させることができる。
冷却機構10は、クーラント液を冷却するためのオイルクーラ113と、冷却ジャケット90とオイルクーラ113との間でクーラント液を循環するための液体ポンプ112とを備えるので、乾式真空ポンプ7が効率的に冷却される。
オイルクーラ113は、汚泥回収機構2の側面部に配置されており、外気に接しやすいため、オイルクーラ113によってクーラント液を効率的に冷却することができる。
冷却機構10は、クーラント液を貯留する液体タンク111を備え、液体タンク111は、汚泥回収機構2の側面部に配置されている。液体タンク111は、操作者が操作しやすい位置に配置されているため、クーラント液の注入等、液体タンク111のメンテナンスを行いやすい。
冷却液は、クーラント液であるため、冷却液が凍結することが抑制され、汚泥吸引車1を寒冷地で使用することができる。
汚泥回収機構2は、乾式真空ポンプ7より吸気側に、外気の侵入を調整するための真空 安全バルブ67を備えている。そのため、汚泥回収機構2において乾式真空ポンプ7より吸気側の真空度を調整することができる。
乾式真空ポンプ7の吸込口71に接続された第3配管73の外周表面には、周方向に周回されて帯状の吸音材130が貼り付けられている。そのため、第3配管73の外周表面に張り付けられた吸音材130が、第3配管73の振動を抑制する。よって、乾式真空ポンプ7が発する騒音を抑制することができる。
<変形例>
上記の実施形態は、種々の形態に変更されて実施されることができる。
例えば、上記の実施形態においては、冷却ジャケット90内に配水管(第1配水管101、第2配水管102、第3配水管103、第4配水管104、及び第5配水管105)が分散されて配置されており、この配水管の内部をクーラント液が流れることによって、乾式真空ポンプ7が冷却された。しかしながら、これに代えて、冷却ジャケット90が冷却ジャケット90の内部のほぼ全体に広がる空洞を有しており、この空洞をクーラント液が流れるように構成されていてもよい。これにより、乾式真空ポンプ7のより広い領域がクーラント液と接することができ、より効果的に冷却されうる。
また、冷却液は必ずしもクーラント液である必要はない。クーラント液を用いた場合には、汚泥吸引車が寒冷地などで使用された場合でも、冷却液が凍結することが抑制される。また、クーラント液には、凍結しにくい液であればクーラント液と呼ばれる液体以外のものも含まれる。
また、冷却機構10により、乾式真空ポンプ7によって吸気側が閉塞した状態となっても連続運転が可能であるため、吸気側の構成に真空安全バルブ67を設けなくてもよい。その結果、汚泥吸引車1を安価に製造できるとともに、汚泥吸引車1の生産性を向上させることができる。また、真空安全バルブ67を開いた状態での乾式真空ポンプ7の運転時に発生する騒音を抑制することができる。
以上、本発明を詳細に説明してきたが、前述の説明はあらゆる点において本発明の例示にすぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。本明細書に記載された各構成は、それぞれ、単独の発明として成立する。
1 汚泥吸引車
2 汚泥回収機構
3 サクションホース
4 レシーバタンク(貯槽)
5 2次キャッチャ
6 フィルタタンク
7 乾式真空ポンプ
8 サイレンサ
10 冷却機構(冷却手段)
11 吸込口
12 吐出口
13 吸込口バルブ
21 挿入口
22 圧送口
23 排気口
24 側壁
25 圧送口バルブ
26 円筒壁
30 汚泥流出防止機構
31 外ケース
32 ストッパ
33 満量フロートボール
34 円筒部分
35 流入口
36 排気口
37 開口
41 サイクロン
42 回収容器
43 吸気口
44 排気口
45 排出口
51 第1配管
52 吸圧切換バルブ
53 負荷開放バルブ
61 タンクケース
62 フィルタ
63 吸気口
64 排気口
65 第2配管
66 フィルタ真空計
67 真空安全バルブ(安全バルブ)
71 吸込口(吸気口)
72 吐出口
73 第3配管(吸気管)
74 真空計
75 ケーシング
76 ロータ
81 第4配管
82 吸圧切換バルブ
83 第5配管
84 吸圧切換バルブ
85 圧送計
86 第6配管
87 吐出安全バルブ
90 冷却ジャケット(冷却器具)
91 第1流入口(第1ポート)
92 第2流入口(第1ポート)
93 第3流入口(第1ポート)
94 第4流入口(第1ポート)
95 第5流入口(第1ポート)
96 第1流出口(第2ポート)
97 第2流出口(第2ポート)
98 第3流出口(第2ポート)
99 第4流出口(第2ポート)
100 第5流出口(第2ポート)
101 第1配水管(配水管)
102 第2配水管(配水管)
103 第3配水管(配水管)
104 第4配水管(配水管)
105 第5配水管(配水管)
111 液体タンク(タンク)
112 液体ポンプ
113 オイルクーラ(放熱器)
114 流入口
115 流出口
116 配水管
117 流出口
118 配水管
119 流入口
120 配水管
121 流出口
122 流入口
123 配水管
130 吸音材

Claims (12)

  1. 汚泥回収機構を搭載した汚泥吸引車であって、
    汚泥回収機構は、
    回収した汚泥を貯留する貯槽と、
    ケーシングとロータとを有し、上記貯槽内部を減圧する乾式真空ポンプと、
    上記乾式真空ポンプの上記ケーシングの外表面を冷却する冷却手段とを備え、
    上記汚泥回収機構には、上記乾式真空ポンプより吸気側に、外気の侵入を調整するための安全バルブが備えられていないことを特徴とする汚泥吸引車。
  2. 上記冷却手段は、
    上記ケーシングの外表面を覆うように配置され、第1ポート及び第2ポートを有し、当該第1ポートから内部に流入した冷却液が当該第2ポートから流出する冷却器具を備える請求項1に記載の汚泥吸引車。
  3. 上記冷却器具は、複数の配水管を有し、
    上記各配水管は、一方端が上記第1ポートに接続され、他方端が上記第2ポートに接続されており、上記冷却器具の内部において、上記ケーシングの外表面付近に分散されて配置されており、上記各配水管の内部を上記冷却液が流れる、請求項2に記載の汚泥吸引車。
  4. 上記冷却器具は、複数の上記第1ポートと、上記第1ポートと同数の上記第2ポートと、上記第1ポートと同数の上記配水管とを有している、請求項2又は3に記載の汚泥吸引車。
  5. 上記冷却手段は、
    冷却液を冷却するための放熱器と、
    上記冷却手段において上記放熱器を介して上記冷却液を循環するための液体ポンプと、を備える請求項1〜4のいずれかに記載の汚泥吸引車。
  6. 上記放熱器は、上記汚泥回収機構の側面部に配置されている、請求項5に記載の汚泥吸引車。
  7. 上記冷却手段は、冷却液を貯留するタンクを備え、
    上記タンクは、上記汚泥回収機構の側面部に配置されている、請求項1〜6のいずれかに記載の汚泥吸引車。
  8. 冷却液は、不凍冷却液である請求項1〜7のいずれかに記載の汚泥吸引車。
  9. 上記乾式真空ポンプの吸気口に接続された吸気管と、
    上記吸気管の外周表面に、周方向に周回されて貼り付けられた帯状の吸音材と、を備える請求項1〜のいずれかに記載の汚泥吸引車。
  10. 汚泥吸引車に搭載される汚泥回収機構であって、
    回収した汚泥を貯留する貯槽と、
    ケーシングとロータとを有し、上記貯槽内部を減圧する乾式真空ポンプと、
    上記乾式真空ポンプの上記ケーシングの外表面を冷却する冷却手段とを備え、
    上記乾式真空ポンプより吸気側に、外気の侵入を調整するための安全バルブが備えられていないことを特徴とする汚泥回収機構。
  11. 上記冷却手段は、
    上記ケーシングの外表面を覆うように配置され、第1ポート及び第2ポートを有し、当該第1ポートから内部に流入した冷却液が当該第2ポートから流出する冷却器具を備える請求項10に記載の汚泥回収機構。
  12. 上記冷却器具は、複数の配水管を有し、
    上記各配水管は、一方端が上記第1ポートに接続され、他方端が上記第2ポートに接続されており、上記冷却器具の内部において、上記ケーシングの外表面付近に分散されて配置されており、上記各配水管の内部を上記冷却液が流れる、請求項11に記載の汚泥回収機構。
JP2016213111A 2016-10-31 2016-10-31 汚泥吸引車及びそれに用いられる汚泥回収機構 Active JP6849184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016213111A JP6849184B2 (ja) 2016-10-31 2016-10-31 汚泥吸引車及びそれに用いられる汚泥回収機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016213111A JP6849184B2 (ja) 2016-10-31 2016-10-31 汚泥吸引車及びそれに用いられる汚泥回収機構

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018071210A JP2018071210A (ja) 2018-05-10
JP2018071210A5 JP2018071210A5 (ja) 2019-09-05
JP6849184B2 true JP6849184B2 (ja) 2021-03-24

Family

ID=62114046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016213111A Active JP6849184B2 (ja) 2016-10-31 2016-10-31 汚泥吸引車及びそれに用いられる汚泥回収機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6849184B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109138143A (zh) * 2018-10-18 2019-01-04 东北大学 一种干式真空泵吸污车
CN111075009A (zh) * 2020-01-08 2020-04-28 武汉楷迩环保设备有限公司 一种泥水分离吸污车
JP7132578B1 (ja) 2021-09-29 2022-09-07 株式会社マルホウ 吸引装置及びそれを備えた吸引車

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52109368U (ja) * 1976-02-16 1977-08-19
JPS6424181A (en) * 1987-07-17 1989-01-26 Kokusai Electric Co Ltd Dry vacuum pump system
JPH05340497A (ja) * 1992-06-10 1993-12-21 Nikon Corp 防振装置
JPH0742693A (ja) * 1993-08-02 1995-02-10 Hitachi Ltd ドライ真空ポンプ
JP2000258010A (ja) * 1999-03-05 2000-09-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 冷凍車
JP4643049B2 (ja) * 2001-03-29 2011-03-02 兼松エンジニアリング株式会社 真空ポンプにおける冷却水戻し装置及びこの装置を備えた真空ポンプ並びにこのポンプを備えた吸引処理装置及び吸引作業車
KR100408153B1 (ko) * 2001-08-14 2003-12-01 주식회사 우성진공 드라이 진공펌프
JP2003083273A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Ebara Corp ドライ真空ポンプ
JP3703420B2 (ja) * 2001-10-11 2005-10-05 川崎重工業株式会社 有機性廃棄物の処理方法及び装置
JP2003181211A (ja) * 2001-12-19 2003-07-02 Hokkaido Regional Development Bureau 固液分離方法及び装置
JP4014944B2 (ja) * 2002-06-14 2007-11-28 株式会社東芝 汚泥処理装置および汚泥処理方法
JP3092699U (ja) * 2002-09-10 2003-03-20 有限会社ブイ・アイ・シーインターナショナル 除振ダンパ
JP2004254637A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Toshiba Corp 真空マイクロ波解凍機
JP4633370B2 (ja) * 2004-02-17 2011-02-16 財団法人国際科学振興財団 真空装置
JP2011206696A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Jx Nippon Mining & Metals Corp 廃熱を利用した澱物乾燥装置
JP5897857B2 (ja) * 2011-09-29 2016-04-06 株式会社御池鐵工所 減圧発酵乾燥装置
JP6385137B2 (ja) * 2014-05-26 2018-09-05 株式会社モリタホールディングス 吸引作業車
JP6249307B2 (ja) * 2016-06-07 2017-12-20 株式会社リコー 冷却装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018071210A (ja) 2018-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6849184B2 (ja) 汚泥吸引車及びそれに用いられる汚泥回収機構
BRPI0513348B1 (pt) Módulo de agente de refrigeração de óleo
JP2017001571A (ja) 燃料タンク構造
JP5041507B2 (ja) 燃料電池用冷却水タンク及びこれを含む燃料電池システム
JP6120852B2 (ja) 液体燃料捕捉装置
WO2007074725A1 (ja) アキュームレータ
JP6622184B2 (ja) 圧縮空気乾燥システム
JP6738494B2 (ja) 商用車用のスクリュコンプレッサ
US20210180843A1 (en) Receiver/drier for a refrigerant fluid circuit equipping a vehicle, in particular a motor vehicle
JP6222460B2 (ja) エンジンの冷却回路
KR100736982B1 (ko) 블로바이 가스 환원장치의 결빙방지장치
JP2017030655A (ja) 車載用バッテリ装置
JP2016089756A (ja) 車両のオイルキャッチタンク
JP2012092762A (ja) リザーブタンク
KR20170004812A (ko) 냉매 회로의 액상 냉매 분리 및 집수 장치
JP2010179708A (ja) 車両の前部構造
JP2017067023A (ja) エンジンのブリーザ装置
JP6567871B2 (ja) オイルセパレータ
JP2020015394A (ja) 車両用熱交換装置
JP2003184662A (ja) 蒸発燃料排出抑制装置
KR101149898B1 (ko) 에어 드라이어
KR100787061B1 (ko) 진공 청소기의 전원선 냉각장치
KR102271219B1 (ko) 상용차용 스크루-타입 압축기
JP2006336524A (ja) 燃料供給装置
JP6126045B2 (ja) 空気圧ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20161122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190725

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6849184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150