JP6847706B2 - 二重構造容器成形用プリフォーム組立体 - Google Patents

二重構造容器成形用プリフォーム組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP6847706B2
JP6847706B2 JP2017031553A JP2017031553A JP6847706B2 JP 6847706 B2 JP6847706 B2 JP 6847706B2 JP 2017031553 A JP2017031553 A JP 2017031553A JP 2017031553 A JP2017031553 A JP 2017031553A JP 6847706 B2 JP6847706 B2 JP 6847706B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
preform
cylinder preform
container
outer cylinder
inner cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017031553A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018134813A (ja
Inventor
典男 阿久沢
典男 阿久沢
市川 健太郎
健太郎 市川
裕喜 飯野
裕喜 飯野
伴成 田嶋
伴成 田嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd, Toyo Seikan Group Holdings Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP2017031553A priority Critical patent/JP6847706B2/ja
Publication of JP2018134813A publication Critical patent/JP2018134813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6847706B2 publication Critical patent/JP6847706B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、延伸ブロー成形により二重構造容器(エアレスボトル)を製造するために使用されるプリフォーム組立体に関するものであり、より詳細には、外容器用形成用外筒プリフォーム内に、内袋形成用のプリフォームが挿入されて保持されている構造を有する二重構造容器成形用プリフォーム組立体に関する。
従来、内袋と外筒とからなる二重構造を有している二重構造容器は、エアレスボトルと呼ばれ、醤油等の調味液が収容される容器として実用されている。即ち、かかるエアレスボトルは、逆止弁付のキャップと組み合わせで使用されるものであり、ボトルの胴部壁を外部から押圧して凹ませることにより、内袋に充填されている内容物がキャップに形成されている注出路から排出され、ボトルの胴部壁の押圧を停止することにより内容物の排出を終了させると、逆止弁の作用により、空気は内袋には導入されず、キャップの注出路とは異なる流路を通って、内袋と外筒との間の空間に導入されることとなる。これにより、内袋は、内容物が排出された分だけ収縮することとなり、内容物を排出する毎に、内袋が収縮していく。このような方法により内容物が排出されるデラミボトルでは、内容物を小出しできると共に、内容物が充填されている内袋への空気の侵入が有効に防止されるため、内容物の酸化劣化を有効に回避でき、内容物の鮮度を長期間にわたって保持できるという利点がある。
このような二重構造容器は、一般に、ダイレクトブロー成形により製造されている。即ち、溶融押出しにより、二重構造のパイプを形成し、このパイプの下端部をピンチオフし、次いでブロー流体を吹き込むことによりボトルの形態に賦形することにより製造される。
しかるに、ダイレクトブロー成形により二重構造容器を製造する場合には、溶融押出からボトルの成形までの工程が一挙に行われることから、多数個取りが難しく、生産性が低いため、コストが高いという問題がある。
このため、延伸ブロー成形による二重構造容器の製造方法が検討されている。即ち、延伸ブロー成形法は、射出成形等により、一旦、試験管形状の容器用プリフォームを成形しておき、このプリフォームを延伸成形温度(ガラス転移点以上融点未満)に加熱し、この状態でブロー流体を吹き込んで容器の形状に賦形するという方法であり、容器用プリフォームの量産が可能であり、生産性が高く、また、容器重量や内容積のバラつきも少なく、安定した品質の容器を製造できるという利点があり、特にコストの低減が可能となるからである。更に、延伸ブロー成形においては透明性の高いPET等の樹脂を使用できるため内容物の視認性を向上することも可能となる。
例えば、特許文献1〜4には、このような延伸ブロー成形により二重構造容器を製造する方法が開示されている。
しかしながら、延伸ブロー成形により作製された二重構造容器では、外容器の胴部をスクイズして内容液を内袋から排出していく操作を繰り返し行っていくと、内容液の減少に伴い、内容液を排出し難くなるという問題があった。即ち、内容液が減少するにしたがい、外容器の胴部を強く押圧して大きく凹ませなければ内容液を排出できないという不都合を生じていた。
また、特許文献5は、ダイレクトブロー成形により得られた二重構造容器についてではあるが、内袋形成の樹脂として曲げ弾性の小さな柔軟性を有する樹脂を用いることが開示されており、このような樹脂として、ナイロン樹脂が記載されている。即ち、このような柔軟性の高い樹脂を用いて内袋を形成することにより、内袋と外容器と剥離し易くなり、優れた初期デラミ性が得られるというものである。
しかるに、上記のような曲げ弾性の小さな樹脂を用いて内袋用のプリフォームを形成し、延伸ブロー成形により二重構造容器を成形した場合においても、上記のような問題を解決するには至っていない。
特許第3796595号 特許第4281454号 特許第3745897号 特開2016−210181号公報 特許第3915933号公報
従って、本発明の目的は、延伸ブロー成形により二重構造容器、即ちエアレスボトルを製造するために使用されるプリフォーム組立体であって、内容液の減少した場合においても初期同様、外容器の胴部をスクイズして内容液の排出を速やかに行うことが可能なエアレスボトルを成形し得るプリフォーム組立体を提供することにある。
本発明者等は、内筒プリフォームと外筒プリフォームとを用いての延伸ブロー成形により製造される二重構造容器に生じる内容液の排出性低下の問題について検討した結果、このような容器では、内筒プリフォームの延伸条件が外筒プリフォームの延伸条件に依存するため、内筒プリフォームから得られる内袋が剛性を示し、この結果として、内容液の流出に内袋が追随しきれず、外容器のスクイズによる内容液の排出が困難となっていると推定し、この推定の基に本発明を完成するに至った。
本発明によれば、それぞれ、試験管形状を有しており、かつ上部の非延伸部と該非延伸部から下方に伸びている延伸部とからなる外筒プリフォームと内筒プリフォームとを含み、該内筒プリフォームが外筒プリフォームの内部に挿入された二重構造を有しているエアレスボトル成形用プリフォーム組立体において、
前記外筒プリフォーム及び内筒プリフォームの何れもがポリエステル樹脂により形成されており、
前記外筒プリフォームの延伸部下端の内面と、前記内筒プリフォームの延伸部下端の外面との間に空隙が形成されるように前記内筒プリフォームが外筒プリフォーム内に保持されていると共に、
前記外筒プリフォームの延伸部の軸方向内面側長さをL としたとき、前記内筒プリフォームの延伸部の軸方向外面側長さL は、下記式(1):
=kL (1)
式中、kは0.5〜0.95の数である、
で表され、
前記外筒プリフォームの延伸部の軸方向中心部での内面の周長をP としたとき、該軸方向中心部に対応する位置での内筒プリフォームの延伸部外面での周長P は、下記式(2):
=qP (2)
式中、qは0.3〜0.8の数である、
で表されることを特徴とするエアレスボトル成形用プリフォーム組立体が提供される。
本発明のエアレスボトル成形用プリフォーム組立体では、試験管形状の外筒プリフォームの内部に試験管形状の内筒プリフォームが挿入された状態で保持されており、この状態で、内筒プリフォーム内にブロー流体が吹き込まれてブロー成形が行われるが、重要な特徴は、内筒プリフォームの延伸成形部の先端外面(即ち、下端外面)と外筒プリフォームの延伸成形部の先端内面(即ち、下端内面)との間に、空隙部が形成されている点にある。このような空隙の形成は、内筒プリフォームは、外筒プリフォームよりも大きく延伸成形されることを意味している。
なお、以下の説明においては、エアレスボトルを二重構造容器と呼ぶ。
即ち、外筒プリフォームから成形される外容器は、形態保持性や剛性が要求されるため、その薄肉化が制限されるため、限界まで延伸されることはなく、外筒プリフォームの延伸倍率はある程度制限されている。従って、外筒プリフォーム内に挿入保持された内筒プリフォーム内にブロー流体を吹き込んでブロー成形を行う方式では、当然、内筒プリフォームの延伸倍率も同様の制限を受けることとなる。外筒プリフォームの膨張変形は、ブロー延伸されている内筒プリフォームの膨張変形によるものだからである。このため、内筒プリフォームにより得られる内袋も、ある程度の剛性を有するものとなってしまう。この場合、内筒プリフォームの肉厚を薄く設定しておけば、延伸倍率が制限されている条件下でのブロー成形においても、剛性を示さない程度に薄肉化された内袋を得ることが原理的には可能である。しかしながら、内筒プリフォームには、取扱い上、一定の形態保持性や強度が要求されるため、内筒プリフォームの厚みにより、制限された条件下で内袋を薄肉化するという手段も限界があり、内袋の剛性を大きく低下させることはできない。
このように、試験管形状の外筒プリフォームの内部に試験管形状の内筒プリフォームが挿入された状態での延伸ブロー成形により得られる従来公知の二重構造容器では、内袋の薄肉化が制限されているため、内袋が剛性を示すものとなる。この結果、内袋内に収容された内容液の排出に伴う容積減少に内袋が追随できず、内容液を排出していくと、内袋の容積が残存している内容液の容積に比して大きなものとなり、内容液の排出に伴い、外容器の胴部をスクイズしての内容液の排出が困難になるという不都合が発生するものと信じられる。
しかるに、本発明では、上記のように、外筒プリフォーム内に挿入保持された内筒プリフォームの外面と外筒プリフォームの内面との間に空隙が形成されており、この状態で延伸ブロー成形が行われるため、この空隙の大きさを調節しておくことにより、外筒プリフォームの延伸条件が制限されているにもかかわらず、内筒プリフォームを成形限界或いは成形限界に近い領域まで延伸して薄肉化でき、この結果、剛性が著しく抑制された薄肉の内袋を得ることができ、従って、内容液の排出に伴う内容液の排出性低下の問題を有効に解決することが可能となる。
本発明の二重構造容器成形用プリフォーム組立体を示す側断面図。 図1のプリフォーム組立体を構成する外筒用プリフォーム及び内筒プリフォームを示す側断面図。 図1の二重構造容器成形プリフォームから得られる二重構造容器の側断面図。 図3の二重構造容器の口部に逆止弁付キャップが装着された状態を示す側断面図。
図1及び図2を参照して、全体として20で示されている本発明の二重構造容器成形用のプリフォーム組立体は、何れも試験管形状を有している外筒プリフォーム1と内筒プリフォーム3とからなっており、図2(a)に示されている内筒プリフォーム3を、図2(b)に示されている外筒プリフォーム1の内部に挿入して嵌合固定することにより組み立てられている。
この外筒プリフォーム1は、後述する二重構造容器の外筒体に相当するものであり、内筒プリフォーム3は、二重構造容器の内袋に相当し、この内袋の内部に容器内容物が充填される。
このようなプリフォーム組立体20、外筒プリフォーム1及び内筒プリフォーム3では、その上部が延伸成形されない固定領域(非延伸部)Xとなっており、固定領域(非延伸部)Xの下側がブロー延伸される延伸部Yとなっている。即ち、このプリフォーム組立体20をブロー延伸して得られる多重容器において、固定領域Xは、逆止弁付キャップとの係合部を備えたノズル部に相当し、延伸部Yは、ノズル部の下端に連なる肩部、胴部及び底部に相当する。
また、上記の固定領域(非延伸部)X内には、外筒プリフォーム1の内面と内筒プリフォーム3の外面とが密着している嵌合部Aが存在する。
このようなプリフォーム組立体20において、内筒プリフォーム3の固定領域(非延伸部)Xとなる部分は、外筒プリフォーム1の固定領域(非延伸部)Xとなる部分よりも長く、図1に示されているように、内筒プリフォーム3の上部が外筒プリフォーム1から突出した状態にあり、外筒プリフォーム1の上端部分が嵌合部Aとなっており、この嵌合部Aの下方部分の外面には、サポートリング5が形成されており、このサポートリング5を把持部として外筒プリフォーム1の搬送などが行われる。
かかる外筒プリフォーム1の嵌合部Aの下側でサポートリング5の上方部分には、図2に示されているように、空気導入口7が設けられている。即ち、このサポートリング5は、後述する逆止弁付キャップと協同して、空気導入口7への空気流路を規制する部材としての機能も有している。
一方、外筒プリフォーム1内に挿入される内筒プリフォーム3において、外筒プリフォーム1から突出している部分の外面には、キャップ固定用突起として機能する螺条9が設けられており、この螺条9の下側には、周状突部11が設けられている。
この周状突部11は、この内筒プリフォーム3の搬送などの際の把持部材として使用されるが、プリフォーム組立体20における外筒プリフォーム1の上端位置を規制する規制部材として機能する。即ち、図1から理解されるように、プリフォーム組立体20において、外筒プリフォーム1の上端は、内筒プリフォーム3の周状突部11の下端に当接するものであり、これにより、外筒プリフォーム1に挿入された内筒プリフォーム3が一定位置に位置決めされることとなる。また、このような構成とすることにより、使用済みの二重構造容器を廃棄する際、内袋を外容器から引き抜いての分別廃棄も容易に行うことができる。
さらに、この周状突部11は、空気導入口7への空気導入路を確保するため、外筒プリフォーム1のサポートリング5よりも小さく、サポートリング5が周状突部11よりも大径となっている。
尚、空気導入口7は、外筒プリフォーム1の壁部を穿孔して形成された孔であってもよいし(図1及び図2(b)では孔として示されている)、外筒プリフォーム1の上端から密封部Aの下側まで延びている切欠きであってもよい。
上記のようなプリフォーム組立体20では、図1に示されているように、固定領域(非延伸部)X中の嵌合部Aにおいて、外筒プリフォーム1の内面が内筒プリフォーム3の外面と密着し、これにより、外筒プリフォーム1と内筒プリフォーム3とがガタツキなく安定に保持されると共に、両者の間に確実なシールが形成され、以下に述べる空気導入口7を通しての空気導入路を確保することが可能となる。
上述した外筒プリフォーム1及び内筒プリフォーム3は、何れも延伸成形可能な熱可塑性樹脂であるポリエステル樹脂を用いての射出成形により成形される。
このようなポリエステル樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、及びこれらの共重合ポリエステル等を例示することができ、特に外筒プリフォーム1(即ち、外容器)は、透明性等の特性に優れていることから、PETが最も好適である。
また、内筒プリフォーム1(即ち、内袋)も、延伸成形性が良好であると同時に、ガスバリア性に優れていることから、PETが好適である。
図1のプリフォーム組立体20を用いての延伸成形は、従来公知の方法で行われる。即ち、この組立体20を所定のブロー成形型内に保持せしめ、外筒プリフォーム1及び内筒プリフォーム3を所定の延伸成形温度(樹脂のガラス転移点以上融点未満)に加熱した状態で、内筒プリフォーム3内に適宜ストレッチロッドを侵入させて縦方向に延ばしながら、エア等のブロー流体を吹き込むことにより、内筒プリフォーム3を縦方向及び周方向に膨張させることにより行われる。これにより、内筒プリフォーム3の膨張変形に伴い、外側に位置する外筒プリフォーム1が膨張変形し、成形型で規定される容器形状に賦形され、この成形型で冷却され、安定した形状の二重構造容器が得られる。
例えば、図3において、このようにして得られる二重構造容器は全体として30で示されている。かかる二重構造容器30は、外筒プリフォーム1の成形により得られた外容器31と、外容器31内に収容されている内袋33とからなっている。
図3から理解されるように、外容器31は、首部(ノズル部)31a,首部31aに連なる肩部31b、胴部31c及び底部31dからなっており、この首部31aは、外筒プリフォーム1の固定領域(非延伸部)X(即ち、延伸成形されていない部分)と同じ形状を有しており、この首部31aには、サポートリング5を有しており、さらに空気導入口7が形成されている。また、肩部31b、胴部31c及び底部31dは、外筒プリフォーム1の延伸成形部Yが膨張変形した部分である。
一方、内袋33も、外容器31と同様、内筒プリフォーム3の固定領域(非延伸部)X(即ち、延伸成形されていない部分)と同じ形状の首部33aを備えており、この首部33aは、螺条9及び周状突起11を備えている。また、内袋33は、内筒プリフォーム3の延伸成形部Yの膨張変形により形成された袋状部33bを有している。
このような形態から理解されるように、内袋33は、プリフォーム組立体20と全く同様、首部31aと首部33aとの嵌合により、外容器31にしっかりと保持された構造となっている。また、外容器31が、内筒プリフォーム3の膨張変形によって外筒プリフォーム1を所定の容器形状に賦形したものであるため、内袋33の袋状部33bの外面は、外容器31の肩部31b、胴部31c及び底部33dの内面にぴったりと密着している。
図3に示されている二重構造容器30は、内袋33内に内容液を充填して、内容液を充填した後、それ自体公知の逆止弁付キャップを使用して使用されるものであり、内容液の排出は、この容器30を傾けた状態で外容器31の胴部31cをスクイズして凹ませることにより行われる。スクイズを停止し容器30を正立状態に復帰させると、外容器31の凹んだ部分は、その弾性により原形に復帰するが、内袋33の袋状部33bは弾性を有していないため外容器31の原形復帰には追随せず、変形し収縮した形態がそのまま維持され、同時に、内袋33の袋状部33bと外容器31との間には、空気導入口7から空気が導入されることとなる。これにより、次に同様の操作により内容液を排出する際にも、外容器31を初回と同程度にスクイズすればよい。袋状部33bと外容器31との間に空気層が存在しており、空気層を介して外容器31の胴部31bの変形(凹み)が袋状部33bに伝達されるからである。
再び図1及び図2に戻って、上述したプリフォーム組立体20において、本発明では、外筒プリフォーム1の延伸部下端1aの内面と、内筒プリフォーム3の延伸部下端3aの外面との間に空隙CLを形成している点に大きな特徴を有している。即ち、本発明では、外筒プリフォーム1の延伸部Yの軸方向外面側長さLに対して、内筒プリフォーム3の延伸部Yの軸方向内面側長さL(内面側短く設定されており、これにより、内筒プリフォーム3を外筒プリフォーム1の内部に挿入し、図1に示されている構造のプリフォーム組立体20を組み立てたとき、上記の空隙CLが形成される。このような空隙CLが形成されているプリフォーム組立体20を用いて前述したように延伸ブロー成形を行うと、外筒プリフォーム1から外容器31への延伸倍率に比して、高延伸倍率で内筒プリフォーム3から内袋33を成形することができ、内筒プリフォーム3を薄肉化し、得られる内袋33(袋状部33b)は、剛性を有していない柔軟性ないし可撓性に富んだものとなる。
即ち、図3に示されているような二重構造容器30では、当然、外容器31は、形態保持性や強度が要求されるため、適度な剛性を有している。従って、外容器31は、ある程度の肉厚を有していることが必要であり、このため、外筒プリフォーム1から外容器31を延伸ブロー成形する場合、その延伸倍率は制限される。例えば、PETを用いて外容器31を成形する場合、その面積延伸倍率は、4〜12倍程度である。
しかるに、前述した延伸ブロー成形により二重構造容器30を製造するとき、内筒プリフォーム3の膨張変形により外筒プリフォーム1を変形させて外容器31を成形するため、内筒プリフォーム3から内袋33を成形する際の延伸成形条件は、外容器30を得るための延伸成形条件に依存することとなる。即ち、内筒プリフォーム3から内袋33を成形するには、外筒プリフォーム1から成形される外容器31が、十分な剛性を示すようブロー延伸しなければならず、内筒プリフォーム3の延伸倍率が制限されることとなり、このことは、内筒プリフォーム3から得られる内袋33(袋状部33b)の薄肉化が制限され、この内袋33が剛性を示すものとなることを意味する。この場合、内筒プリフォーム3の延伸成形部Yの厚みを薄くしておくことにより、制限された延伸倍率条件下の中で剛性を示さない程度に内袋33(袋状部33b)の薄肉化を図ることは原理的には可能である。しかしながら、内筒プリフォーム3は、プリフォーム成形後の搬送性や、外筒プリフォーム1内に挿入してプリフォーム組立体20への組み立て性を考慮すると、一定の剛性を有するものでなければならず、その薄肉化には限界があり、結局、延伸条件を制限せざるを得ないというのが現状である。
一方、内容液の排出に伴い、内袋33内に収容されている内容液の容量が減少していくが、この容量減少に内袋33の袋状部33bが追随していかず、袋状部33bの容積と内容液の容積との間に大きな差が生じるおそれがある(袋状部33bの容積に比して内容液の容積が小さい)。このため、外容器31の胴部31cをスクイズし、袋状部33b内に内容液が満杯に充填されている初期と同程度に凹ませたとしても、内容液を押し出せるほど袋状部33bが絞られず、結果として、外容器31の胴部31cを大きく凹ませなければならなくなってしまう。即ち、内容液を排出し、袋状部33b内の内容液の量が減少するほど、内容液の排出性が低下していくことになる。
上記の説明から理解されるように、上記の問題は、内袋33の袋状部33bが剛性を有していることに由来している本発明者等は推定し、この剛性を生じさせないようにするために、外筒プリフォーム1の延伸部下端1aの内面と、内筒プリフォーム3の延伸部下端3aの外面との間に空隙CLを形成したわけである。
このように、空隙CLを形成しておくことにより、外筒プリフォーム1から外容器1をブロー延伸するときの延伸倍率等の延伸条件が制限されているにもかかわらず、内筒プリフォーム3から内袋33(袋状部33b)への延伸ブローを延伸限界に近い条件で行うことが可能となり、剛性を示さない程度に内袋33(袋状部33b)を薄肉化することが可能となったわけである。
因みに、内袋33(内筒プリフォーム3)の素材として、PETを用いたとき、材料や成形条件によって多少の差はあるが、過延伸白化を抑制して成形すると、その内筒プリフォーム3の縦延伸倍率(縦軸方向延伸倍率)の限界は約3.8倍、内周延伸倍率(周方向延伸倍率)の限界は約4.6倍であり、従って面積延伸倍率の限界値は約17.5倍であり、外容器31を形成するPETで採用される面積延伸倍率に比してかなり大きいが、本発明では、空隙CLの大きさを調整することにより、限界値に近い面積延伸倍率でブロー延伸を行うことができる。
即ち、前述した空隙CLが大きいほど、内筒プリフォーム3の面積延伸倍率は高くなり、剛性を示さない程度に薄肉化されるように、この空隙CLの大きさを設定すればよい。具体的な大きさは、内筒プリフォーム3を形成する樹脂の種類等によっても異なり、一概に規定することはできないが、例えば、外筒プリフォーム1の延伸部Yの軸方向内面側長さをL、内筒プリフォーム3の延伸部Yの軸方向外面側長をLとして、下記式(1):
=kL (1)
式中、kは0.5〜0.95
を満足するように、空隙Lの大きさを設定することが好ましい。このkの値が小さ過ぎると、縦軸方向での延伸が過延伸に近い状態となり、クラックの発生等を生じ易くなり、kの値が大きく、1に近くなる程、内筒プリフォーム3から得られる内袋33(袋状部33b)を、剛性を示さない程度に薄肉化することが困難となる。
また、図1を参照して、外筒プリフォーム1の延伸部Yの軸方向中心部Zでの内面の周長をPとしたとき、この軸方向中心部Zに対応する位置での内筒プリフォーム3の延伸部Y外面での周長Pは、下記式(2):
=qP (2)
式中、qは0.3〜0.8
を満足していることがより好適である。これにより、周方向にも過延伸とならない程度に十分に延伸され、面積延伸倍率が限界値に近い条件で延伸ブローが行われ、内袋33(袋状部33b)を十分に薄肉化することができる。
上記のように空隙CLが形成されているプリフォーム組立体20を延伸成形して得られる二重構造容器30(図3参照)は、内袋33に内容物を収容した後、このノズル部33a(内筒用プリフォーム3の固定領域(非延伸部)X)に逆止弁付キャップを装着して使用に供される。
図4には、このような逆止弁付キャップが装着された上記容器30のノズル部33aの状態が示されている。
即ち、全体として50で示されている逆止弁付キャップは、従来公知の構造を有しているものでよく、例えば、ノズル部33aに被せられているキャップ本体51と、ノズル部33aの上端の開口部に嵌め込まれている中栓53とを備えている。
尚、図4では省略されているが、キャップ本体51には、通常、上蓋はヒンジ連結されており、この上蓋を開放した状態で内容物の排出が行われる。
キャップ本体51は、頂板部55と、頂板部55の周縁から降下している筒状側壁57とから形成されている。
頂板部55には、中央部に内容物注出用の開口59が形成されており、この開口59の周縁から、注ぎ出される内容物の案内となる注出筒61が上方に延びている。また、この頂板部55には、注出筒61の外側となる位置に、空気導入用の開口63が形成されている。
さらに、筒状側壁57の内面には、二重結合容器30のノズル部33a(内筒用プリフォーム3の固定領域(非延伸部)X)の外面に設けられている螺条9と係合する螺子突起65が形成されており、螺条9と螺子突起65との螺子係合により、このキャップ本体51は、ノズル部31に被せられた状態で安定に保持される。
尚、螺条9および螺子突起65はそのどちらか、あるいは両側が断続的に切りかかれており、互いが係合している状態であっても、切り欠かれた部分を空気が流れるようになっている。また、筒状側壁55の下端部分は、その内面がノズル部33a(外筒プリフォーム1の固定領域(非延伸部))のサポートリング5の上面から周縁部分にかけて密着しており、この部分から空気が漏洩しないようにされている。勿論、筒状側壁55の下端部分は、空気導入口7よりも下側の部分でノズル部31aの外面(外筒プリフォーム1の固定領域(非延伸部))に密着していればよい。
一方、中栓53は、ノズル部31の開口部に嵌め込まれる筒状形状を有する第1の栓体71と、この第1の栓体71に嵌め込まれた第2の栓体73とから構成されている。
第1の栓体71は、その下端部(底部)が第1の弁71aにより閉じられており、内容物の排出に際しては、容器内圧によって、この弁71aは上方に開き、開いた部分を内容物が通るようになっている。
また、第1の栓体71の上方部分には、外方に延びているフランジ71bが設けられており、このフランジ71bの下端がノズル部31の上端面にしっかりと密着することにより、第1の栓体71がノズル部31にしっかりと保持される。
第2の栓体73は、この第1の栓体71の上部開口に嵌め込まれるため、第1の栓体1と同様、筒状形状を有しているが、その上端には、外方に延びている環状形状の第2の弁73aが設けられている。この第2の弁73aは、常態では、キャップ本体51の頂板部55に形成されている開口63を閉じるように位置しているが、内容物の排出終了後には、垂れ下がって開口63を開放し、この開口63を通って空気が流れるようになっている。
即ち、図4を参照して、内袋33に内容液が充填されている二重構造容器30から内容液を排出するには、逆止弁付キャップ50に設けられている上蓋を開けた後、この容器30の胴部(外容器31の胴部31c)の外面を押圧し、これを凹ませる。これにより、内袋33の袋状部33bも凹まされ、その押圧力により、内袋33内の内容液は、第1の弁71aを上方に開け、矢線Pに示されているように、中栓53(第1の栓体71及び第2の栓体73)の内部を通り、さらに開口59及び注出筒61を通って外部に排出されることとなる。
この際、本発明のプリフォーム組立体20から成形されている内袋33(袋状部33b)は剛性を示さず、内容液の排出に速やかに追随するため、内袋33内に充填された内容物は、内袋33が凹まされた分だけ排出されることとなる。
一方、外容器31の胴部31cの外面の押圧を停止すると、この外面は、元の形態に弾性復帰するが、内袋33の袋状部33bは元の状態に弾性復帰しないため、袋状部33bと外容器31との間に、大気圧よりも低い減圧状態の空隙が生じる。このため、第2の栓体73の第1の弁73aが下方に垂れ下がり、開口63が開放され、この結果、矢印Qに示されているように、空気が開口63を通ってノズル部31の外面とキャップ本体51(筒状側壁57)の内面との間を通り、ノズル部31aに形成されている空気導入口7を通り、内袋33と外容器31との間に形成される空隙に空気が導入されることとなる。
このように、内袋43と外筒体41との間に形成される空隙に空気が導入された後、再び外容器31の胴部31cの外面を押圧すると、空隙に導入された空気は、第2の弁73により開口63が閉じられるために外部に放出されることがなく、従って、内袋43は空気層を介して押圧されて凹み、この結果、再び、内袋33内の内容液は、上記と同様、凹まされた分だけ外部に排出されることとなる。
このようにして、内袋33に充填された内容液は、押圧された凹んだ分ずつ排出されていくわけであるが、内容液が排出された場合にも内袋33内に空気が導入されることはなく、従って、内容物の酸化劣化が有効に防止され、この内容物の鮮度が有効に保持されることとなる。
因みに、外容器用および内袋用の樹脂としてポリエチレンテレフタレート(PET)を使用し、図1における空隙CLがゼロとなるように、外筒プリフォーム1及び内筒プリフォーム3を成形し、プリフォーム組立体20(但しCL=0)を作製し、外筒プリフォーム1についての延伸倍率が縦2.3倍、周方向3.2倍として延伸ブロー成形を行い、内容積(内袋33の初期容積)が450mlの二重構造容器を製造し、この容器について内容液の排出性を評価したところ、次のような結果であった。
即ち、上記二重構造容器の内袋33に醤油を満杯に充填し、公知の逆止弁付キャップを装着し、内容液(醤油)の排出操作を繰り返し行ったところ、醤油の排出量が100mlを超えた段階から、徐々に排出に際して、外容器31の胴部31cを強く押圧することが必要となり、排出量が370mlを超えた段階で、それ以上の排出ができなくなった。
一方、前述した式(1)中のkが0.65、式(2)中のqが0.42となる大きさの内筒プリフォーム3を成形し、空隙CLが形成されるようにプリフォーム組立体20を作製した以外は、上記と同様にして二重構造容器30を製造し、その排出性を評価した。その結果、醤油の排出量が100mlを超えた段階でも初期と同程度に、外容器31の胴部31cを押圧することにより、醤油を排出することができた。また、排出量が370mlを超えたときにも、外容器31の胴部31cを押圧することにより、醤油の排出を行うことができた。
上記の結果から、本発明のプリフォーム組立体20を用いることにより製造される二重構造容器30では、延伸ブロー成形により製造される二重構造容器に特有の内容液の排出性が改善されていることが理解される。
1:外筒プリフォーム
3:内筒プリフォーム
5:サポートリング
7:空気導入口
9:螺条
11:周状突部
20:プリフォーム組立体
30:二重構造容器
31:外容器
33:内袋
33b:袋状部
CL:空隙

Claims (1)

  1. それぞれ、試験管形状を有しており、かつ上部の非延伸部と該非延伸部から下方に伸びている延伸部とからなる外筒プリフォームと内筒プリフォームとを含み、該内筒プリフォームが外筒プリフォームの内部に挿入された二重構造を有しているエアレスボトル成形用プリフォーム組立体において、
    前記外筒プリフォーム及び内筒プリフォームの何れもがポリエステル樹脂により形成されており、
    前記外筒プリフォームの延伸部下端の内面と、前記内筒プリフォームの延伸部下端の外面との間に空隙が形成されるように前記内筒プリフォームが外筒プリフォーム内に保持されていると共に、
    前記外筒プリフォームの延伸部の軸方向内面側長さをL としたとき、前記内筒プリフォームの延伸部の軸方向外面側長さL は、下記式(1):
    =kL (1)
    式中、kは0.5〜0.95の数である、
    で表され、
    前記外筒プリフォームの延伸部の軸方向中心部での内面の周長をP としたとき、該軸方向中心部に対応する位置での内筒プリフォームの延伸部外面での周長P は、下記式(2):
    =qP (2)
    式中、qは0.3〜0.8の数である、
    で表されることを特徴とするエアレスボトル成形用プリフォーム組立体。
JP2017031553A 2017-02-22 2017-02-22 二重構造容器成形用プリフォーム組立体 Active JP6847706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017031553A JP6847706B2 (ja) 2017-02-22 2017-02-22 二重構造容器成形用プリフォーム組立体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017031553A JP6847706B2 (ja) 2017-02-22 2017-02-22 二重構造容器成形用プリフォーム組立体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018134813A JP2018134813A (ja) 2018-08-30
JP6847706B2 true JP6847706B2 (ja) 2021-03-24

Family

ID=63366434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017031553A Active JP6847706B2 (ja) 2017-02-22 2017-02-22 二重構造容器成形用プリフォーム組立体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6847706B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7443720B2 (ja) * 2018-11-19 2024-03-06 東洋製罐グループホールディングス株式会社 二重構造体
JP7342372B2 (ja) * 2019-02-19 2023-09-12 東洋製罐グループホールディングス株式会社 多重容器
JP7279398B2 (ja) * 2019-02-19 2023-05-23 東洋製罐グループホールディングス株式会社 多重容器
JP2020183249A (ja) * 2019-04-26 2020-11-12 大日本印刷株式会社 多層容器および多層プリフォーム
JP2020193005A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社吉野工業所 プリフォーム組立体、積層剥離容器、及び積層剥離容器の製造方法
JP7311318B2 (ja) 2019-06-19 2023-07-19 東洋製罐グループホールディングス株式会社 二重構造容器の成形に使用されるスタックプリフォーム
JP7305275B2 (ja) * 2019-09-30 2023-07-10 株式会社吉野工業所 プリフォーム組立体、積層剥離容器、及び積層剥離容器の製造方法
KR20230165827A (ko) * 2021-04-05 2023-12-05 교라꾸 가부시끼가이샤 프리폼, 이중 용기 및 그 제조 방법
WO2023199822A1 (ja) * 2022-04-11 2023-10-19 キョーラク株式会社 二重容器、再生樹脂の製造方法、プリフォーム、二重容器の内袋の引き抜き方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58187319A (ja) * 1982-04-26 1983-11-01 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 多層ボトルの製造方法
JPH0639906A (ja) * 1991-05-27 1994-02-15 Keisuke Ito 多層成形容器及びその製造方法
JP4281454B2 (ja) * 2003-07-31 2009-06-17 株式会社吉野工業所 ブロー成形二重容器および合成樹脂製二重容器の製造方法
JP6867111B2 (ja) * 2015-05-08 2021-04-28 東洋製罐グループホールディングス株式会社 二重構造容器成形用プリフォーム及び二重構造容器
JP6788389B2 (ja) * 2016-06-17 2020-11-25 北海製罐株式会社 ブロー成形多重ボトル用プリフォーム及び多重ボトル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018134813A (ja) 2018-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6847706B2 (ja) 二重構造容器成形用プリフォーム組立体
JP6867111B2 (ja) 二重構造容器成形用プリフォーム及び二重構造容器
JP5127243B2 (ja) ブロー成形ボトル用プリフォーム
KR102350004B1 (ko) 이너백 용기용 프리폼 및 이중 구조 용기
EP3375592B1 (en) Container
JP6112385B2 (ja) ブロー成形容器及びその製造方法
US20090206524A1 (en) Moulding Apparatus and Method
JP6661477B2 (ja) 容器製造方法
CA2546605C (en) A preform of a plastic container particularly for packaging foodstuffs
JP6587829B2 (ja) 延伸ブロー二重容器及びその製造方法
JP5392654B2 (ja) 合成樹脂製二重容器
JP6914634B2 (ja) スタック型二重構造容器成形用プリフォーム
CN110382203B (zh) 容器制造方法
KR20040044989A (ko) 수지제 튜브형 용기 및 그 예비성형품
JP6751306B2 (ja) 液体ブロー成形による容器製造方法
EP4011596A1 (en) Preform, synthetic resin container, and method for manufacturing synthetic resin container
JP4078098B2 (ja) 瓶状容器の延伸ブロー成形方法
JP2004175406A (ja) 容器およびその減容化方法
JP7200489B2 (ja) 内袋容器の収縮性に優れた二重構造容器
EP3647016B1 (en) Method of manufacturing liquid container
US10093472B2 (en) Stretch blow-molded plastic container, in particular plastic bottle, for compensating volume changes of the filling material, and preform
JP2022151145A (ja) 容器蓋付き二重構造容器
JP2021155068A (ja) 液体入り容器
JP2002205720A (ja) 内溶液を残りなく注出可能にした液体中空容器
JPH02196621A (ja) 把手付延伸中空容器の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6847706

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250