JP6840979B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置においては、帯電装置により感光体の表面が帯電され、画像データに基づくレーザー光を感光体の表面に照射(露光)することにより静電潜像が形成される。そして、静電潜像が形成された感光体へ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像が可視化されてトナー像が形成される。さらに、このトナー像を直接又は間接的に用紙に転写させた後、定着させることにより用紙に画像が形成される。
例えば特許文献1には、帯電ワイヤーと当該帯電ワイヤーを格納するシールドケースとを有する帯電装置を備える画像形成装置が開示されている。帯電装置のシールドケースには、感光体の感光面に対向する開口部と、シールドケース内に外気を取り込む導入口と、シールドケースから排気を行う排気口とが形成されている。また、この画像形成装置は、シールドケースの排気口側に隣接し、画像形成装置の外部に排気を行う排出ダクトと、シールドケースの導入口の開閉を行うシャッターとその開閉動作を行う開閉機構とを有するシャッター装置と、帯電装置による感光体に対する帯電動作中はシャッターが導入口を閉じた閉塞状態とし、帯電動作が終了するとシャッターが導入口を開いた開放状態となるように開閉機構を制御する制御部と、を備えている。
また、例えば特許文献2には、コロナ帯電器と、コロナ帯電器の開口を開閉するシャッターと、湿度を検知する湿度センサーと、画像形成終了からシャッターで開口を閉めるまでの時間を湿度センサーが取得する湿度に基づき制御する制御手段と、を有する画像形成装置が開示されている。
特開2014−238530号公報 特開2011−186228号公報
特許文献1に開示された手法によれば、帯電動作の終了後にシールドケースの導入口が開かれるので、導入口から排気口への流れを作ることができる。これにより、帯電ワイヤー周囲の放電生成物(コロナ放電時に発生するオゾンや窒素酸化物等)が排気口から排出されるので、帯電ワイヤーに放電生成物が付着するといった事態を抑制することができる。しかしながら、この手法においては、帯電装置と対向する感光体表面における放電生成物を排出することができない。
一方、特許文献2に開示された手法によれば、シャッターを閉めることにより帯電装置と対向する感光体表面における放電生成物の上昇を抑制することができる。しかしながら、放電生成物による帯電ワイヤーの汚れが発生するという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、帯電部材及び感光体における放電生成物を効果的に排出し、画像不良を抑制することができる画像形成装置を提供することである。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、感光体と、感光体の表面を帯電させるために所定の電圧が印加される帯電部材、及び帯電部材を内部に収容するシールドケースを有する帯電装置と、画像形成装置に関する制御を行う制御部と、を有し、シールドケースは、感光体の表面に臨むように設けられている帯電開口と、外部から吸気を行う吸気ダクトが接続される吸気口と、外部に排気を行う排気ダクトが接続される排気口と、吸気口から帯電部材を経由して排気口へと至るケース内流路と、を有し、ケース内流路は、感光体からみて前記帯電部材よりも遠い側の流路領域に対応する第1流路部と、感光体からみて前記帯電部材よりも近い側の流路領域に対応する第2流路部と、を含み排気口は、第1流路部に連通する第1排気口部と、第2流路部に連通する第2排気口部と、第1排気口部を開閉するシャッター部材と、を有し、制御部は、帯電部材の帯電動作を停止した後に、シャッター部材を動作させて第1排気口部を閉じることにより第2流路部の風量を帯電動作の実行期間中よりも増加させる風量増加制御を行うことを特徴とする。
ここで、第1の発明は、第2流路部に流れる風量を調整する調整部材をさらに有し、制御部は、調整部材を制御して風量増加制御を行うことが好ましい。
また、第1の発明において、制御部は、帯電部材の帯電動作を停止してから規定時間が経過した後に、風量増加制御を行うことが好ましい。
また、第1の発明において、制御部は、規定時間として、第1規定時間と、当該第1規定時間よりも長い第2規定時間とを有し、第1規定時間と第2規定時間とを択一的に切り替えて使用することが好ましい。
また、第1の発明は、湿度の情報を取得する湿度情報取得部をさらに有し、制御部は、湿度情報取得部から得られる湿度が予め定められた高湿度状態を判定する判定値以上となる場合には、規定時間として第1規定時間を選択し、湿度情報取得部から得られる湿度が判定値よりも小さい場合には、規定時間として第2規定時間を選択することが好ましい。
また、第1の発明において、制御部は、感光体が印刷に供された運転時間に係るカウント値が予め定められた経年状態を判定する判定値以上となる場合には、規定時間として第1規定時間を選択し、カウント値が判定値よりも小さい場合には、規定時間として第2規定時間を選択することが好ましい。
また、第2の発明は、感光体と、当該感光体の表面を帯電させる帯電装置とを備える画像形成装置において、所定の電圧が印加される帯電部材と、帯電部材を内部に収容するシールドケースと、画像形成装置に関する制御を行う制御部と、を有し、シールドケースは、感光体の表面に臨むように設けられている帯電開口と、外部から吸気を行う吸気ダクトが接続される吸気口と、外部に排気を行う排気ダクトが接続される排気口と、を有し、排気口は、帯電部材を基準に感光体から遠い側に設けられる第1排気口部と、帯電部材を基準に感光体に近い側に設けられる第2排気口部と、第1排気口部を開閉するシャッター部材と、を有し、制御部は、帯電部材の帯電動作を停止した後に、第1排気口部が帯電動作の実行期間中よりも閉じるようにシャッター部材を制御することを特徴とする。
ここで、第2の発明において、制御部は、帯電部材の帯電動作を停止してから規定時間が経過した後に、第1排気口部が帯電動作の実行期間中よりも閉じるようにシャッター部材を動作することが好ましい。
また、第2の発明において、制御部は、規定時間として、第1規定時間と、当該第1規定時間よりも長い第2規定時間とを有し、第1規定時間と第2規定時間とを択一的に切り替えて使用することが好ましい。
また、第2の発明は、湿度の情報を取得する湿度情報取得部をさらに有し、制御部は、湿度情報取得部から得られる湿度が予め定められた高湿度状態を判定する判定値以上となる場合には、規定時間として第1規定時間を選択し、湿度情報取得部から得られる湿度が判定値よりも小さい場合には、規定時間として第2規定時間を選択することが好ましい。
また、第2の発明において、制御部は、感光体が印刷に供された運転時間に係るカウント値が予め定められた経年状態を判定する判定値以上となる場合には、規定時間として第1規定時間を選択し、カウント値が判定値よりも小さい場合には、規定時間として第2規定時間を選択することが好ましい。
本発明によれば、帯電部材及び感光体における放電生成物を効果的に排出することができるので、画像不良を抑制することができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す構成図 第1の実施形態に係る帯電装置の構成を示す説明図 第1の実施形態に係る帯電装置の動作手順を示すフローチャート 帯電装置の空気の流れを示す説明図 帯電装置の空気の流れを示す説明図 第2の実施形態に係る帯電装置の構成を示す説明図 第2の実施形態に係る帯電装置の動作手順を示すフローチャート 帯電装置の空気の流れを示す説明図 帯電装置の空気の流れを示す説明図
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す構成図である。本実施形態に係る画像形成装置は、例えば電子写真方式の画像形成装置であり、フルカラーの画像を形成する、いわゆるタンデム型カラー画像形成装置である。
画像形成装置は、原稿読取装置SC、4組の画像形成部10Y,10M,10C,10K、用紙搬送部20、定着装置50及び制御部70を主体に構成されている。
原稿読取装置SCは、照明装置により原稿の画像を照明し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取ることで、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データとして制御部70に入力される。なお、制御部70に入力される画像データとしては、原稿読取装置SCで読み取ったものに限らず、例えば、画像形成装置に接続されたパーソナルコンピューターや他の画像形成装置から受信したものや、USBメモリといった可搬性の記録媒体から読み込んだものであってもよい。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kは、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部10Y、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部10M、シアン(C)の画像を形成する画像形成部10C及びブラック(K)の画像を形成する画像形成部10Kから構成されている。
画像形成部10Yは、感光体ドラム1Y並びにその周辺に配置された帯電装置2Y、光書込部3Y、現像装置4Y及びドラムクリーナー5Yで構成されている。感光体ドラム1Yは、帯電装置2Yによりその表面(感光面)が一様に帯電させられており、光書込部3Yによる走査露光により、感光体ドラム1Yには潜像が形成される。現像装置4Yは、トナーで現像することによって感光体ドラム1Y上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラム1Y上には、イエローに対応する画像(トナー画像)が形成される。感光体ドラム1Y上に形成された画像は、1次転写ローラー7Yにより、無端ベルトである中間転写ベルト8上の所定位置へと逐次転写される。
画像形成部10M,10C,10Kは、感光体ドラム1M,1C,1K、並びにその周辺に配置された帯電装置2M,2C,2K、光書込部3M,3C,3K、現像装置4M,4C,4K及びドラムクリーナー5M,5C,5Kで構成されており、これらの詳細は、画像形成部10Yのそれと同様である。
中間転写ベルト8は、2次転写対向ローラー、ベルト従動ローラーを含む複数のローラーに掛け渡されている。中間転写ベルト8上に転写された画像は、2次転写ローラー9により、用紙搬送部20により所定のタイミングで搬送される用紙Pに転写される。2次転写ローラー9は、中間転写ベルト8を介して2次転写対向ローラーに圧接されている。
用紙搬送部20は、用紙Pを搬送経路に沿って搬送する。用紙Pは用紙トレイ21に収容されており、当該用紙トレイ21に収容された用紙Pは、給紙部22によって取り込まれ、搬送経路へと送り出される。搬送経路には、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラーが設けられている。
定着装置50は、転写された画像を用紙Pに定着させる定着処理を行う。定着装置50は、互いに圧接して配置されることによりニップ(定着ニップ)を形成する一対の定着ローラー51,52と、画像が転写された面に対応する定着ローラー52を加熱する加熱手段53とを備えている。加熱手段53としては、ハロゲンランプなどのヒーターを用いることができる。定着装置50は、用紙Pを搬送するとともに、一対の定着ローラー51,52による圧力定着及び加熱手段53による熱定着を行うことで、用紙Pに画像を定着させる。
定着処理が施された用紙Pは、定着ニップ下流側の搬送経路を経て、筐体側面に取り付けられた排紙トレイ30に排出される。用紙Pの裏面にも画像形成を行う場合には、切替ゲート45を切り替えることで、表面の画像形成を終えた用紙Pは、用紙Pを反転した上で搬送経路の上流側まで搬送する反転搬送経路へと送り出される。
操作パネル60は、ディスプレイ上に表示される情報に従い入力操作を行うことが可能なタッチパネル方式の入力部である。ユーザーは、操作パネル60に対する操作を通じて、印刷ジョブに関する設定、例えば用紙Pに関する情報(紙種など)、画像の濃度や倍率などを設定することができる。設定された情報は、制御部70に取得される。また、操作パネル60は、制御部70に制御されることにより、当該操作パネル60を介してユーザーに種々の情報を表示する。
制御部70は、画像形成装置に関する制御を行う。制御部70としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。CPUは、各種プログラムを実行する(プロセッサー)。ROMは、CPUが実行する各種プログラムを、当該CPUが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納する。また、ROMは、プログラムの実行に必要となるデータを記憶する。RAMは、作業用の記憶領域となるメモリである。ROMに格納されたプログラム及びデータは、CPUにより読み出されると、RAM上に展開される。そして、CPUは、RAM上に展開したプログラム及びデータに基づいて、各種の処理を行う。
以下、本実施形態に係る帯電装置2の構成について説明する。この帯電装置2は、4組の画像形成部10Y,10M,10C,10Kが備えるそれぞれの帯電装置2Y,2M,2C,2Kに相当する。ここで、図2は、本実施形態に係る帯電装置2の構成を示す説明図である。この図2において、帯電装置2の下方に示されている感光体ドラム1は、4組の画像形成部10Y,10M,10C,10Kが備えるそれぞれの感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kに相当する。
帯電装置2は、帯電ワイヤー200と、シールドケース210とを主体に構成されている。
帯電ワイヤー200は、所定の電圧が印加されて感光体ドラム1の感光面にコロナ放電を行う。プロセススピードの高速化に対応するため、本実施形態の帯電装置2は、帯電ワイヤー200を2本備える構成となっている。
シールドケース210は、ステンレス等の導電性材料からなり、例えば略直方体の箱体である。このシールドケース210は、その長手方向が感光体ドラム1の回転軸に沿った状態で画像形成装置内に配置されている。シールドケース210は、画像形成装置に対して着脱可能に取り付けられており、帯電装置2全体を交換することが可能となっている。
シールドケース210の内部には、2つの帯電ワイヤー200が張架した状態で支持されている。具体的には、帯電ワイヤー200の両端は、当該帯電ワイヤー200が感光体ドラム1の回転軸に沿うように、シールドケース210の長手方向の両端に位置する端壁にそれぞれ取り付けられている。2つの帯電ワイヤー200は、所定の距離だけ離れて配置されている。各帯電ワイヤー200は、例えばタングステンからなり、表面に金メッキが施されている。
シールドケース210は、長手方向の壁面である正面部210aが感光体ドラム1の感光面に臨むように配置されている。この正面部210aには、そのほぼ全体が開放された帯電開口211が形成されている。
この帯電開口211には、帯電ワイヤー200のコロナ放電を感光体ドラム1の感光面に対して均一に行うためのグリッド230が、その全体を覆うように設けられている。グリッド230は、板状又はシート状に形成されている。グリッド230は、導電性を備える部材、例えばステンレスから形成されており、レーザー加工又はエッチング加工がそのほぼ全域に施されることにより、メッシュ構造とされている。
また、シールドケース210において、正面部210aに隣接し、感光体ドラム1の回転方向の下流側に連設された長手方向の壁面である側面部には、当該側面部が開放された吸気口212が設けられている。一方、シールドケース210において、正面部210aに隣接し、感光体ドラム1の回転方向の上流側に位置する側面部には、当該側面部が開放された排気口213が設けられている。
吸気口212は、帯電ワイヤー200を基準として感光体ドラム1から遠い位置に設けられた第1吸気口部212aと、帯電ワイヤー200を基準として感光体ドラム1から近い位置に設けられた第2吸気口部212bと、で構成されている。この吸気口212には、画像形成装置の外部から吸気を行う吸気ダクト240が接続されている。
排気口213は、帯電ワイヤー200を基準として感光体ドラム1から遠い位置に設けられた第1排気口部213aと、帯電ワイヤー200を基準として感光体ドラム1から近い位置に設けられた第2排気口部213bと、で構成されている。この排気口213には、画像形成装置の外部に排気を行う排気ダクト250が接続されている。
この排気ダクト250には、排気方向へ送風を行うファン(図示せず)が設けられている。したがって、ファンの駆動により、排気口213から積極的に吸引を行い、機外への排気を行うことが可能となる。
ここで、吸気口212に対応するシールドケース210の側面部と、排気口213に対応するシールドケース210の側面部とは、帯電ワイヤー200を挟んで対向する関係にある。これにより、シールドケース210は、吸気口212から帯電ワイヤー200を経由して排気口213へと至るケース内流路215を備える。
また、第1吸気口部212aと第1排気口部213aとは対向した関係にあり、両者の間には第1流路部215aが構成される。同様に、第2吸気口部212bと第2排気口部213bとは対向した関係にあり、両者の間には第2流路部215bが構成される。換言すれば、第1流路部215aは、感光体ドラム1からみて帯電ワイヤー200よりも遠い側の流路領域に対応し、一方、第2流路部215bは、感光体ドラム1からみて帯電ワイヤー200よりも近い側の流路領域に対応する。
また、排気口213の第1排気口部213aには、当該第1排気口部213aを開閉するシャッター部材216が設けられている。シャッター部材216は、図示しない駆動機構を駆動させることで、第1排気口部213aを閉じる閉位置と、第1排気口部213aを開く開位置とで切り替えを行うことができる。シャッター部材216の動作は、制御部70によって制御される。
帯電ワイヤー200とグリッド230とには、高電圧回路260が接続されており、これらの間に高電圧を印加することにより、帯電ワイヤー200からグリッド230を介して感光体ドラム1の感光面にコロナ放電を行うことができる。したがって、コロナ放電中に感光体ドラム1を一定速度で回転させることにより、その感光面を正又は負極性に均一に帯電することができる。帯電ワイヤー200の帯電動作の実行と停止は制御部70によって制御される。
このような構成の帯電装置2について、制御部70は以下に示す制御を行う。具体的には、制御部70は、帯電ワイヤー200の帯電動作を停止した後に、第2流路部215bの風量を帯電動作の実行期間中よりも増加させる風量増加制御を行う。本実施形態においては、シャッター部材216を動作させて第1排気口部213aを閉じることにより風量増加制御が実現される。
制御部70には、このような制御を行うために必要となる情報が入力されている。湿度情報取得部71は、湿度の情報を取得するものであり、例えば周囲の湿度を検出する湿度センサーで構成されている。ただし、湿度情報取得部71は、湿度センサーで構成する以外にも、操作パネル60を通じてユーザーが入力した湿度の情報を取得するものであってもよいし、ネットワーク環境を通じて外部から湿度の情報を取得するものであってもよい。
以下、本実施形態に係る画像形成装置に適用された帯電装置2の動作を説明する。ここで、図3は、本実施形態に係る帯電装置2の動作手順を示すフローチャートであり、図4及び図5は、帯電装置2の空気の流れを示す説明図である。このフローチャートに示す処理は、帯電ワイヤー200の帯電動作の実行開始をトリガーとして呼び出され、制御部70により実行される。なお、帯電動作を開始すると、制御部70は、排気ダクト250に設けられたファンを所定の風量で動作させる。
まず、ステップ1(S1)において、制御部70は、帯電動作中である否かを判断する。帯電動作中である場合には、ステップ2(S2)に進む。一方、帯電動作を停止すると、それ以降は、ステップ3(S3)に進む。
ステップ2において、制御部70は、排気口213の第1排気口部213a及び第2排気口部213bをそれぞれ開状態に設定する。本実施形態では、第2排気口部213bは常時開状態とされている。そのため、制御部70は、シャッター部材216を開位置に制御し、第1排気口部213aを開状態とする。
排気口213の第1排気口部213a及び第2排気口部213bがそれぞれ開状態とされることで、第1流路部215a及び第2流路部215bのそれぞれでは、吸気口212側から排気口213側にかけて空気が流れる。これにより、帯電ワイヤー200周囲に存する放電生成物が機外へと排気される。また、第2流路部215bを流れる空気の一部は、帯電開口211により感光体ドラム1の感光面に沿って流れる。これにより、感光体ドラム1の感光面に存する放電生成物もその一部が排気される(図4(a)参照)。
一方、帯電動作を停止すると、それ以降は放電生成物の発生量が減少するが、それまでに生成されて帯電ワイヤー200周囲に存在していた放電生成物が、第1流路部215a及び第2流路部215bの空気の流れにより排気される。
ステップ3において、制御部70は、判定条件を具備するか否かを判断する。本実施形態において、風量増加制御は、帯電ワイヤー200の帯電動作を停止してから規定時間が経過した後に実行される。この場合において、制御部70は、この制御に用いる規定時間として、第1規定時間と、当該第1規定時間よりも長い第2規定時間とを有し、この判定条件に従って第1規定時間と第2規定時間とを択一的に切り替えて使用することとしている。
この判定条件は、例えば以下に示す2つの条件のうち少なくとも1つの条件を具備することである。
(条件1)湿度情報取得部71から得られる湿度が、予め定められた高湿度状態を判定する判定値以上となること
(条件2)感光体ドラム1が印刷に供された運転時間に係るカウント値(運転時間の積算値)が、予め定められた経年状態を判定する判定値以上となること
判定条件を具備する場合には、ステップ3において肯定判定され、ステップ4(S4)に進む。一方、判定条件を具備しない場合には、ステップ3において否定判定され、ステップ5(S5)に進む。
ステップ4において、制御部70は、帯電動作の停止からの経過時間をカウントし、第1規定時間が経過するまで待機する。
一方、ステップ5において、制御部70は、帯電動作の停止からの経過時間をカウントし、第2規定時間が経過するまで待機する。
ステップ4又はステップ5の処理により帯電動作の停止から規定時間が経過することで、第1流路部215a及び第2流路部215bを流れる空気により、帯電ワイヤー200周囲に存する放電生成物は排気された状態となる(図4(b))。
ステップ6において、制御部70は、排気口213の第1排気口部213aを閉状態に、第2排気口部213bを開状態に設定する。具体的には、制御部70は、シャッター部材216を閉位置に動作させ、第1排気口部213aを帯電動作の実行期間中よりも閉じる(本実施形態では全閉)(図5(a))。
第1排気口部213aが閉じられることにより、第2流路部215bの風量が帯電動作の実行期間中よりも増加する。したがって、感光体ドラム1に近い流路領域である第2流路部215bの風量が増加する。その結果、感光体ドラム1の感光面に沿う流れの風量も増加することとなる。これにより、感光体ドラム1の感光面に存する放電生成物が積極的に排気されることとなる(図5(b)参照)。
このように本実施形態において、画像形成装置は、感光体ドラム1と、当該感光体ドラム1の表面(感光面)を帯電させる帯電装置2とを備える装置であって、所定の電圧が印加される帯電ワイヤー200(帯電部材)と、帯電ワイヤー200を収容するシールドケース210と、画像形成装置に関する制御を行う制御部70と、を有している。
この場合、シールドケース210は、感光体ドラム1の感光面に臨むように設けられている帯電開口211と、外部から吸気を行う吸気ダクト240が接続される吸気口212と、外部に排気を行う排気ダクト250が接続される排気口213と、吸気口212から帯電ワイヤー200を経由して排気口213へと至るケース内流路215と、を有している。このケース内流路215は、感光体ドラム1からみて帯電ワイヤー200よりも遠い側の流路領域に対応する第1流路部215aと、感光体ドラム1からみて帯電ワイヤー200よりも近い側の流路領域に対応する第2流路部215bと、を含んでいる。そして、制御部70は、帯電ワイヤー200の帯電動作を停止した後に、第2流路部215bの風量を帯電動作の実行期間中よりも増加させる風量増加制御を行う。
この構成によれば、帯電動作の期間中は、第1流路部215a及び第2流路部215bのそれぞれに空気が流れるので、帯電ワイヤー200の周囲に存する放電生成物を適切に排気することができる。また、帯電動作を停止した後には、第2流路部215bの風量が増加する。そのため、感光体ドラム1の感光面に沿う流れの風量も増加することとなる。これにより、感光体ドラム1の感光面に存する放電生成物を積極的に排気することができる(図5(b)参照)。その結果、帯電ワイヤー200及び感光体ドラム1における放電生成物を効果的に排出し、画像不良を抑制することができる。
特に本実施形態にあっては、排気口213は、第1流路部215aに連通する第1排気口部213aと、第2流路部215bに連通する第2排気口部213bと、第1排気口部213aを開閉するシャッター部材216と、を有している。そして、制御部70は、シャッター部材216を動作させて第1排気口部213aを閉じることにより風量増加制御を行っている。
換言すれば、この画像形成装置において、排気口213は、帯電ワイヤー200を基準に感光体ドラム1から遠い位置に設けられた第1排気口部213aと、帯電ワイヤー200を基準に感光体ドラム1に近い位置に設けられた第2排気口部213bと、第1排気口部213aを開閉するシャッター部材216と、を有している。そして、制御部70は、帯電ワイヤー200の帯電動作を停止した後に、第1排気口部213aが帯電動作の実行期間中よりも閉じるようにシャッター部材216を制御している。
この構成によれば、シャッター部材216により第1排気口部213aを閉じることで、第1排気口部213aを通過する空気の流れを遮断することができる。その結果、第1吸気口部212aから第1流路部215aに流れた空気が、第2流路部215bへと合流し、当該第2流路部215bの風量が増加することとなる。これにより、第2流路部215bの風量を効果的に増加させることができる。
また、本実施形態において、制御部70は、帯電ワイヤー200の帯電動作を停止してから規定時間が経過した後に、風量増加制御を行っている。
この構成によれば、帯電動作を停止した後も暫くは空気の流れが、帯電動作の実行中と同様に確保される。これにより、帯電ワイヤー200の周囲に存する放電生成物を適切に排気することができる。
また、本実施形態において、制御部70は、規定時間として、第1規定時間と、当該第1規定時間よりも長い第2規定時間とを有し、第1規定時間と第2規定時間とを択一的に切り替えている。
この構成によれば、規定時間を短い時間とそれよりも長い時間とで切り替えることができる。これにより、帯電動作の停止後、早期に風量増加制御に切り替えたり、長い時間を経た後に風量増加制御に切り替えたりするといった制御を使い分けることができる。そのため、感光体ドラム1の感光面に放電生成物が多量に存するといった状況では、第1規定時間を選択することで、感光体ドラム1側に大きな風量が流れる時間を長く確保することができる。これにより、画像不良を抑制することができる。
また、本実施形態において、画像形成装置は、湿度の情報を取得する湿度情報取得部71をさらに有している。そして、制御部70は、湿度情報取得部71から得られる湿度が予め定められた高湿度状態を判定する判定値以上となる場合には、規定時間として第1規定時間を選択し、湿度情報取得部71から得られる湿度が判定値よりも小さい場合には、規定時間として第2規定時間を選択する。
この構成によれば、高湿度状態にあっては放電生成物による画像不良が発生しやい。そのため、第1規定時間を選択することで、感光体ドラム1側に大きな風量が流れる状況を長期にわたって確保することができる。これにより、放電生成物による画像不良を抑制することができる。
また、本実施形態において、制御部70は、感光体ドラム1の印刷時間に係るカウント値が予め定められた経年状態を判定する判定値以上となる場合には、規定時間として第1規定時間を選択し、カウント値が判定値よりも低い場合には、規定時間として第2規定時間を選択する。
画像形成装置を運転する際には、感光体ドラム1の経年劣化に対して帯電性能を維持するために、放電電流を増加させる制御が行われる。このように放電電流を増加させた際には、放電生成物による画像不良が発生しやすい。そのため、第1規定時間を選択することで、感光体ドラム1側に大きな風量が流れる状況を長期にわたって確保することができる。これにより、放電生成物による画像不良を抑制することができる。
(第2の実施形態)
図6は、本実施形態に係る帯電装置2の構成を示す説明図である。この第2の実施形態に係る帯電装置2が、第1の実施形態のそれと相違する点は、第2流路部215bを流れる空気の風量を独立して制御する点である。なお、第1の実施形態と共通する構成についての説明は省略することとし、以下、相違点を中心に説明を行う。
本実施形態において、排気ダクト250は、第1排気口部213aと第2排気口部213bとに対応してそれぞれ分割された第1排気ダクト250aと第2排気ダクト250bとで構成されている。各排気ダクト250a,250bには、ファン251a,251bがそれぞれ設けられている。各ファン251a,251bの動作量は、制御部70により制御される。
以下、本実施形態に係る帯電装置2の動作を説明する。ここで、図7は、本実施形態に係る帯電装置2の動作手順を示すフローチャートであり、図8及び図9は、帯電装置2の空気の流れを示す説明図である。このフローチャートに示す処理は、帯電ワイヤー200の帯電動作の実行開始をトリガーとして呼び出され、制御部70により実行される。なお、帯電動作を開始すると、制御部70は、排気ダクト250a,250bに設けられたファン251a,251bを所定の風量で動作させる。
まず、ステップ10(S10)において、制御部70は、帯電動作中であるか否かを判断する。帯電動作中である場合には、ステップ10に戻る。一方、帯電動作を停止すると、それ以降は、ステップ11(S11)に進む。
帯電動作の実行中は、ファン251a,251bの動作により、第1流路部215a及び第2流路部215bのそれぞれでは、吸気口212側から排気口213側にかけて空気が流れる。これにより、帯電ワイヤー200周囲に存する放電生成物が機外へと排気される。また、第2流路部215bを流れる空気の一部は、帯電開口211により感光体ドラム1の感光面に沿って流れる。これにより、感光体ドラム1の感光面に存する放電生成物もその一部が排気される(図8(a)参照)。
一方、帯電動作を停止すると、それ以降は放電生成物の発生量が減少するが、それまでに生成されて帯電ワイヤー200周囲に存在していた放電生成物が、第1流路部215a及び第2流路部215bの空気の流れにより排気される。
ステップ11において、制御部70は、判定条件を具備するか否かを判断する。この判定条件は、第1の実施形態のステップ3に示すものと同様である。判定条件を具備する場合には、ステップ11において肯定判定され、ステップ12(S12)に進む。一方、判定条件を具備しない場合には、ステップ11において否定判定され、ステップ13(S13)に進む。
ステップ12において、制御部70は、帯電動作の停止からの経過時間をカウントし、第1規定時間が経過するまで待機する。
一方、ステップ13において、制御部70は、帯電動作の停止からの経過時間をカウントし、第2規定時間が経過するまで待機する。
ステップ12又はステップ13の処理により帯電動作から規定時間が経過することで、第1流路部215a及び第2流路部215bを流れる空気により、帯電ワイヤー200周囲に存する放電生成物は排気された状態となる(図8(b))。
ステップ14において、制御部70は、第2排気ダクト250bのファン251bの動作量を増加させる(風量増加制御)(図9(a))。この際、第1排気ダクト250aのファン251aの動作を停止させる。
このステップ14において第2排気ダクト250bのファン251bが制御されることで、第2流路部215bの風量が帯電動作の期間中よりも増加する。したがって、感光体ドラム1に近い流路領域である第2流路部215bの風量が増加する。その結果、感光体ドラム1の感光面に沿う流れの風量も増加することとなる。これにより、感光体ドラム1の感光面に存する放電生成物が積極的に排気されることとなる(図9(b)参照)。
このように本実施形態において、制御部70は、帯電ワイヤー200による帯電動作を停止した後に、第2流路部215bの風量を帯電動作の期間中よりも増加させる風量増加制御を行っている。
この構成によれば、帯電動作の期間中は、第1流路部215a及び第2流路部215bのそれぞれに空気が流れるので、帯電ワイヤー200の周囲に存する放電生成物を適切に排気することができる。また、帯電動作を停止した後には、第2流路部215bの風量が増加する。そのため、感光体ドラム1の感光面に沿う流れの風量も増加することとなる。これにより、感光体ドラム1の感光面に存する放電生成物を積極的に排気することができる(図9(b)参照)。その結果、帯電ワイヤー200及び感光体ドラム1における放電生成物を効果的に排出し、画像不良を抑制することができる。
この第2の実施形態に示すように、第2流路部215bの風量を帯電動作の期間中よりも増加させる風量増加制御については、第1の実施形態に示すシャッター部材216の開閉制御以外にも、第2流路部215bの風量を調整する種々の手法を利用することができる。
以上、本発明の実施形態にかかる画像形成装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば、画像形成装置を構成する帯電装置それ自体も本発明の一部として機能する。
また、本実施形態においては、シャッター部材又は個別のファンで第2流路部の風量を調整する手法を述べたが、第2流路部の風量を増加させることができれば、これ以外の手法を利用してもよい。
10Y,10M,10C,10K 画像形成部
1(1Y,1M,1C,1K) 感光体ドラム(感光体)
2(2Y,2M,2C,2K) 帯電装置
200 帯電ワイヤー(帯電部材)
210 シールドケース
210a 正面部
211 帯電開口
212 吸気口
212a 第1吸気口部
212b 第2吸気口部
213 排気口
213a 第1排気口部
213b 第2排気口部
215 ケース内流路
215a 第1流路部
215b 第2流路部
216 シャッター部材
230 グリッド
240 吸気ダクト
250 排気ダクト
260 高電圧回路
3Y,3M,3C,3K 光書込部
4Y,4M,4C,4K 現像装置
5Y,5M,5C,5K ドラムクリーナー
8 中間転写ベルト
9 2次転写ローラー
20 用紙搬送部
50 定着装置
70 制御部

Claims (11)

  1. 感光体と、
    前記感光体の表面を帯電させるために所定の電圧が印加される帯電部材、及び前記帯電部材を内部に収容するシールドケースを有する帯電装置と、
    画像形成装置に関する制御を行う制御部と、を有し、
    前記シールドケースは、
    前記感光体の表面に臨むように設けられている帯電開口と、
    外部から吸気を行う吸気ダクトが接続される吸気口と、
    外部に排気を行う排気ダクトが接続される排気口と、
    前記吸気口から前記帯電部材を経由して前記排気口へと至るケース内流路と、を有し、
    前記ケース内流路は、
    前記感光体からみて前記帯電部材よりも遠い側の流路領域に対応する第1流路部と、
    前記感光体からみて前記帯電部材よりも近い側の流路領域に対応する第2流路部と、を含み、
    前記排気口は、
    前記第1流路部に連通する第1排気口部と、
    前記第2流路部に連通する第2排気口部と、
    前記第1排気口部を開閉するシャッター部材と、を有し、
    前記制御部は、前記帯電部材の帯電動作を停止した後に、前記シャッター部材を動作させて前記第1排気口部を閉じることにより前記第2流路部の風量を前記帯電動作の実行期間中よりも増加させる風量増加制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2流路部に流れる風量を調整する調整部材をさらに有し、
    前記制御部は、前記調整部材を制御して前記風量増加制御を行うことを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記帯電部材の帯電動作を停止してから規定時間が経過した後に、前記風量増加制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記規定時間として、第1規定時間と、当該第1規定時間よりも長い第2規定時間とを有し、前記第1規定時間と前記第2規定時間とを択一的に切り替えて使用することを特徴とする請求項に記載された画像形成装置。
  5. 湿度の情報を取得する湿度情報取得部をさらに有し、
    前記制御部は、前記湿度情報取得部から得られる湿度が予め定められた高湿度状態を判定する判定値以上となる場合には、前記規定時間として前記第1規定時間を選択し、前記湿度情報取得部から得られる湿度が前記判定値よりも小さい場合には、前記規定時間として前記第2規定時間を選択することを特徴とする請求項に記載された画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記感光体が印刷に供された運転時間に係るカウント値が予め定められた経年状態を判定する判定値以上となる場合には、前記規定時間として前記第1規定時間を選択し、前記カウント値が前記判定値よりも小さい場合には、前記規定時間として前記第2規定時間を選択することを特徴とする請求項又はに記載された画像形成装置。
  7. 感光体と、
    前記感光体の表面を帯電させるために所定の電圧が印加される帯電部材、及び前記帯電部材を内部に収容するシールドケースを有する帯電装置と、
    画像形成装置に関する制御を行う制御部と、を有し、
    前記シールドケースは、
    前記感光体の表面に臨むように設けられている帯電開口と、
    外部から吸気を行う吸気ダクトが接続される吸気口と、
    外部に排気を行う排気ダクトが接続される排気口と、を有し、
    前記排気口は、
    前記帯電部材を基準に前記感光体から遠い側に設けられる第1排気口部と、
    前記帯電部材を基準に前記感光体に近い側に設けられる第2排気口部と、
    前記第1排気口部を開閉するシャッター部材と、を有し、
    前記制御部は、前記帯電部材の帯電動作を停止した後に、前記第1排気口部が前記帯電動作の実行期間中よりも閉じるように前記シャッター部材を制御することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記帯電部材の帯電動作を停止してから規定時間が経過した後に、前記第1排気口部が前記帯電動作の実行期間中よりも閉じるように前記シャッター部材を制御することを特徴とする請求項に記載された画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記規定時間として、第1規定時間と、当該第1規定時間よりも長い第2規定時間とを有し、前記第1規定時間と前記第2規定時間とを択一的に切り替えて使用することを特徴とする請求項に記載された画像形成装置。
  10. 湿度の情報を取得する湿度情報取得部をさらに有し、
    前記制御部は、前記湿度情報取得部から得られる湿度が予め定められた高湿度状態を判定する判定値以上となる場合には、前記規定時間として前記第1規定時間を選択し、前記湿度情報取得部から得られる湿度が前記判定値よりも小さい場合には、前記規定時間として前記第2規定時間を選択することを特徴とする請求項に記載された画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記感光体が印刷に供された運転時間に係るカウント値が予め定められた経年状態を判定する判定値以上となる場合には、前記規定時間として前記第1規定時間を選択し、前記カウント値が前記判定値よりも小さい場合には、前記規定時間として前記第2規定時間を選択することを特徴とする請求項又は10に記載された画像形成装置。
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