JP6837665B2 - コンタクトプローブ - Google Patents

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Description

本発明は、被検査物(例えば、半導体デバイスやウェハー、回路基板、集積回路等)の電気的特性を検査する際に用いられるコンタクトプローブに関する。
従来、被検査物(例えば、半導体デバイスやウェハー、回路基板、集積回路等)の電気的特性を検査する際に用いられるコンタクトプローブとして、導電性およびバネ性を有する薄板によって、接触部と変形部とが一体に形成された電気接触子が知られている(特許文献1)。
特許第5103566号公報
ところで、被検査物にコンタクトプローブの接触部を接触させたとき、その接触面には抵抗(接触抵抗)が生じ、さらにこの接触抵抗にはバラツキが生じるのが通常である。この接触抵抗及びバラツキが増大すると、被検査物の正確な検査結果を得ることができない。そのため、被検査物の正確な検査結果を得るためには、接触抵抗及びバラツキを低減するための対策が必要不可欠である。
本発明者は、この接触抵抗及びバラツキを低減するため試行錯誤を繰り返した結果、接触抵抗及びバラツキを低減するためには、被検査物と接触する接触部の加工精度を向上させることが最重要課題の1つであることを見出した。
その点、特許文献1に記載の電気接触子は金型を用いて形成されるため、接触部に高精度な加工(例えば、微小な凹凸の無いR加工等)を施すことが難しいという問題があった。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたものであり、接触抵抗及びバラツキを低減させることが可能なコンタクトプローブを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るコンタクトプローブは、導電性及びバネ性を有し軸方向に伸縮可能なバネ体と、このバネ体に着脱可能に連結されるプランジャと、を備えることを特徴とする。
本発明に係るコンタクトプローブによれば、プランジャをバネ体に着脱可能な別部材としたことで、バネ体とプランジャとを別々に成形することができる。そのため、プランジャの接触部を高精度に加工することができ、コンタクトプローブと被検査物の接触性を高めて、接触抵抗及びバラツキを低減させることができる。
なお、プランジャをバネ体から取り外して、プランジャのみに再加工や再メッキ等のクリーニングを施したり、プランジャ自体を交換することも可能であり、コンタクトプローブのメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記バネ体と前記プランジャとの間には、連結手段が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の好ましい形態では、前記連結手段は、軸方向に突出する突起部と、この突起部が挿入される連結穴部と、を有していることを特徴とする。
このような構成とすることにより、プランジャをバネ体へ容易に取り付けることができる。
本発明の好ましい形態では、前記バネ体は、導電性及びバネ性を有する変形部と、前記プランジャに連結する連結部と、を備え、前記変形部は、前記バネ体の軸方向に延びる第1導電部と、前記バネ体の軸方向と交差する方向に延びる第2導電部と、を有し、前記第2導電部の断面積は、前記第1導電部の断面積よりも大きく形成されていることを特徴とする。
このように、第2導電部の断面積を第1導電部の断面積よりも大きく形成することにより、電気抵抗を低減し、発熱を抑えて、所望の導電性を確保することができる。
本発明の好ましい形態では、前記第1導電部及び前記第2導電部は、略同一平面上に形成されていることを特徴とする。
このように前記第1導電部と前記第2導電部を略同一平面上に設けることにより、変形部を電気鋳造や金属成形、エッチング等の手法で高精度に成形することができる。
本発明の好ましい形態では、前記第1導電部は、前記連結部の隅部に接続されていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、バネ体の限られた長さの中で、圧縮できる距離(ストローク量)を大きくとることができ、所望のバネ性を確保することができる。
本発明の好ましい形態では、前記バネ体は、銅、銀、金、白金の何れかを含む合金により形成されていることを特徴とする。
このように、バネ体を銅、銀、金、白金の何れかを含む合金により形成することにより、好ましい導電性及びバネ性を有したコンタクトプローブとすることができる。
本発明の好ましい形態では、プローブブロックの収容部に収容されるコンタクトプローブであって、前記プランジャの外周面には、前記収容部の内周面に沿って摺動可能な摺動面が設けられていることを特徴とする。
このように、プランジャの外周面に摺動面を設けたことにより、導電経路に摺動箇所を形成することなく、プランジャの摺動方向を設定することができる。
本発明によれば、接触抵抗及びバラツキを低減させることが可能なコンタクトプローブを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るコンタクトプローブの正面図である。 本発明の一実施形態に係るコンタクトプローブの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るバネ体の変形部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係るバネ体の連結部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係るプランジャの正面図である。 本発明の一実施形態に係るプランジャの他の形状を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るコンタクトプローブをプローブブロックに収容した様子を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るコンタクトプローブをプローブブロックに収容した様子を示す図6のA‐B‐C‐D‐E‐F線組合せ断面図である。 本発明の一実施形態に係るプローブブロックを示す断面図である。
以下、本発明を図面に示した好ましい一実施形態について図1〜図9を用いて詳細に説明する。本発明の技術的範囲は、添付図面に示した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、適宜変更が可能である。
図1〜図6は本実施形態に係るコンタクトプローブPを説明する図であり、図7〜図9はコンタクトプローブPが配置されるプローブブロック3を説明する図である。
この本実施形態に係るコンタクトプローブPは、図7〜図9に示すようなプローブブロック3の収容部31に収容される検査用プローブであり、被検査物に近接させられて、プローブブロック3が装着された検査装置と被検査物とを電気的に接続するものである。
なお、本実施形態に示すプローブブロック3は、本発明のコンタクトプローブPが用いられる一例であり、プローブブロック3の構成や形状は検査装置に合わせて変更が可能であるし、プローブブロック3を用いない方法を採用してもよい。
本実施形態に係るコンタクトプローブPは、図1及び図2に示すように、導電性及びバネ性を有し軸方向に伸縮可能なバネ体1と、このバネ体1に着脱可能に連結されるプランジャ2と、を備えている。
図1は、本実施形態に係るコンタクトプローブPの正面図であり、図1(a)はプランジャ2がバネ体1と連結した状態を示し、図1(b)は離脱した状態を示している。
図2は、本実施形態に係るコンタクトプローブPの斜視図であり、図2(a)はプランジャ2がバネ体1と連結した状態を示し、図2(b)は離脱した状態を示している。
バネ体1は、導電性及びバネ性を有する変形部11と、プランジャ2と連結する連結部12と、を有している。このバネ体1は、幅W1よりも厚みTが小さい薄肉に形成されており、全体として、軸方向に延びる蛇状に形成されている(図1(b)及び図2(b)参照)。
このバネ体1は、例えば、長さLが15.1mm、幅W1が0.8mm、厚さTが0.2mmに設定されている。
図3は、本実施形態に係るバネ体1の変形部11の一例を示す拡大図である。
変形部11は、バネ体1の軸方向に延びる第1導電部111と、バネ体1の軸方向と交差する方向に延びる第2導電部112と、第1導電部111と第2導電部112の間に形成される屈曲部113と、を有し、バネ体1の軸方向に伸縮可能な構成となっている。全体としては、複数の第1導電部111と第2導電部112と屈曲部113とが繰り返し連続することにより、蛇状のバネ体1を形成している。
この第2導電部112の断面積は、第1導電部111の断面積よりも大きく形成されていることが望ましい。このように、第2導電部112の断面積を大きく形成することにより、バネ体1の電気抵抗を低減することができる。
この第1導電部111は、例えば、長さが0.13mm、幅が0.05mm、厚さが0.2mmに設定されている。
また、第2導電部112は、例えば、長さが0.25mm、幅が0.1mm、厚さが0.2mmに設定されている。
なお、第2導電部112の断面積をより大きくするため、第2導電部112の厚さを第1導電部111の厚さよりも大きく設定してもよい。
また、屈曲部113は、第1導電部111から第2導電部112に向かって漸次断面積が拡大するよう形成されている。
また、第1導電部111が延びる方向と、第2導電部112が延びる方向とがなす角度θが、90度以下であることが望ましい(図3においては70度)。このように、第1導電部111と第2導電部112とがなす角度を90度以下に設定することにより、バネ体1が軸方向の内側に向かってに収縮した際に、変形部11が幅方向に広がらないよう構成することができる。
なお、このバネ体1は、バネ性を付与する第1導電部111及び屈曲部113と、導電性を向上させる第2導電部112と、を有することにより、コンタクトプローブPに望ましい所望のバネ性と導電性を両立している。すなわち、このバネ体1は、応力がかかり変形する箇所(撓む箇所)を第1導電部111及び屈曲部113に限定し、かつ、第2導電部112は断面積を大きくして導電性の向上にあてた点に特徴がある。
図4は、本実施形態に係る連結部12の一例を示す拡大図である。
連結部12は、二股状に分岐する一対の突起部121を有し、この突起部121がプランジャ2の連結穴部24に挿入されることで、バネ体1とプランジャ2が連結されるよう構成されている。
突起部121は、幅方向の外側に向けて膨らむように形成され連結穴部24の内周面に当接される膨らみ部1211と、この突起部121同士が近づくように撓ませる撓み部1212と、を有している。
この一対の膨らみ部1211の外縁部が形成する幅W2は、連結穴部24の内径D3よりも大きく設定されている(W2>D3)。これにより、突起部121の挿入時に幅方向の内側に向けて撓んだ撓み部1212が外側に向かって反発する力によって、膨らみ部1211が連結穴部24の内周面241に押し付けられることで、連結部12と連結穴部24とが固定・位置決めされている。
また、この幅W2は、例えば、0.6mmに設定されている。
また、変形部11と連結部12は一体に形成されており、変形部11の端部に形成された第1導電部111が、連結部12の隅部122に接続されている。このように、第1導電部111を連結部12の隅部122に接続することで、バネ体1の圧縮距離(ストローク量)を大きくとることができる。
前述したように、変形部11は、第1導電部111と屈曲部113と第2導電部112の繰り返しにより、所望の導電性とバネ性を確保しており、特に、第1導電部111及び屈曲部113に応力がかかることで、変形部11全体がバネ体1の軸方向内側に向かって撓むよう構成されている。
仮に、連結部12の中央寄りに第1導電部111を接続する場合には、連結部12に接続された第1導電部111の距離だけ、撓みに寄与しない無駄なスペースが形成されてしまい、その分圧縮距離(ストローク量)を稼ぐことができない。
このバネ体1は、金型を用いた型抜き等の慣用の手法により形成することができるが、バリ・カエリ・ひずみ・たわみ等の材料変形の心配が少ない電気鋳造や金属成形、エッチング加工により形成されることが望ましい。
このバネ体1の材料としては、例えば硬鋼線等の導電性及びバネ性を有した材料を採用することができるが、より好ましく用いられる材料としては、銅、銀、金、白金の何れかを含む合金が挙げられる。
図5は、本実施形態に係るプランジャ2の一例を示す図である。
プランジャ2は、被検査物と接触される接触部21と、プローブブロック3の収容部31内を摺動する摺動面22と、この摺動面22中に設けられる段部23と、バネ体1の突起部121が挿入される連結穴部24と、を有している。
接触部21は、概略円錐状(または切頭円錐状)に形成されており、基端側から先端側へ向かうに従い漸次径方向の内側へ向けて傾斜するテーパー面211と、このテーパー面211の先端側に配置されるとともに先端側へ向けて凸となる球状面212と、を有している。
テーパー面211は、例えば、外側の直径が0.78mm、内側の直径が0.35mmに設定されている。
球状面212は、例えば、直径0.35mm、曲率半径0.25mmに設定されている。
摺動面22は、小径摺動面221と、この小径摺動面221の基端側に配置される大径摺動面222と、を有している。
小径摺動面221は、コンタクトプローブPがプローブブロック3内に収容された際に、収容部31の小径内周面311に当接される径D1に設定されている。この径D1は、例えば、0.78mmに設定されている。
また、大径摺動面222は、コンタクトプローブPがプローブブロック3内に収容された際に、収容部31の大径内周面312に当接される径D2に設定されている。この径D2は、例えば、0.88mmに設定されている。
段部23は、小径摺動面221と大径摺動面222の間に設けられている。この段部23は、収容部31に設けられた係合段部313に係合することで、プランジャ2の位置を位置決めできるよう構成されている。
連結穴部24は、内径D3に設定された内周面241と、この内周面241の開口側に形成されるテーパー面242と、を有している。テーパー面242は、内周面241の基端側から径方向の外側に向けて広がる傾斜を有し、突起部121を挿入しやすいよう構成されている。
このプランジャ2は、高精度な加工が可能な切削や研磨等により成形されることが望ましい。なお、このプランジャ2の材料としては、銅又は真鍮,ベリリウム銅合金等の銅合金,銀又は銀タングステン,銀パラジウム等の銀合金,タングステン又はレニウムタングステン等のタングステン合金,金及び金合金,プラチナ又はプラチナ合金,ロジウム又はロジウム合金,イリジウム又はイリジウム合金、SK材等を採用することができる。
このように、プランジャ2の材料は被検査物に応じて、最適な材料を選択することが可能であり、さらには、バネ体1と別材料のプランジャ2組み合わせることが可能である。また、SK材を採用する場合には、プランジャ2の耐久性を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、プランジャ2の外形として、概略円柱状を例示したが、これに限られず、収容部31の内周面に合わせて、概略多角柱状や概略円錐状等を採用することも可能である。
また、このプランジャ2は、測定する被検査物に適した接触部形状のプランジャ2に変更することができる。例えば、図6の(a)〜(f)に示す様な形状を例示することができる。
図6(a)は、接触部が尖った1本の針状に形成されたプランジャの正面図を示している。図6(b)は、4本の山がクラウン状に配列したプランジャの正面図を示している。図(c)は、テーパーが設けられた1本の針状に形成されたプランジャの正面図を示している。図6(d)は、先端に平坦面を有する形状に形成されたプランジャの正面図を示している。図6(e)は、先端にギザギザ状の複数の山が形成されたプランジャの正面図を示している。図6(f)は、基端側に凹んだ窪みが形成されたプランジャの正面図を示している。
例示した図6(a)〜(f)の形状の他にも、被検査物の形状に応じた様々な形状のプランジャ2を用いることが可能である。
次に、図7〜図9を参照して、本実施形態に係るコンタクトプローブPを収容可能なプローブブロック3について説明する。
図7は、コンタクトプローブPが収容されたプローブブロック3の平面図である。図8は、図7のA‐B‐C‐D‐E‐F線組合せ断面図である。図9は、プローブブロック3の構成を説明する分解図である。
プローブブロック3は、コンタクトプローブPを収容する収容部31と、このプローブブロック3を検査装置に取り付けるための貫通孔32と、を有している。
収容部31は、コンタクトプローブPの小径摺動面221と当接される小径内周面311と、大径摺動面222と当接される大径内周面312と、段部23に当接される係合段部313と、を有している。
また、プローブブロック3は、図9に示す様に、第1筐体3Aと、第2筐体3Bと、これら第1筐体3Aと第2筐体3Bとを連結する連結体3Cと、を備えている。コンタクトプローブPを収容する際や取り出す際には、ネジNを取り外し、第1筐体3Aと第2筐体3Bとを分離することで、コンタクトプローブPの収容および取り出しが行われる。
具体的には、第1筐体3A及び第2筐体3Bに、連結体3Cが収納される連結体収納部33が形成されており、この連結体収納部33に連通するに貫通孔34からネジNを挿通して連結体3Cに螺合することにより、プローブブロック3が構成されている。
また、第2筐体3Bの貫通孔34にはネジNのネジ山部分を収容可能な凹部333が形成されており、被検査物にコンタクトプローブPが接触する妨げにならないよう設計されている。
本発明によれば、バネ体1とプランジャ2を別部材としたことにより、バネ体1とプランジャ2とを別々に成形することができため、プランジャ2の成形(加工)方法や形状、材質(材料)が、バネ体1の成形方法や形状、材質に制限されることがない。
すなわち、被検査物に適したプランジャ2の形状を選択でき、かつ、接触部21表面に微小な凹凸等の無い高精度な加工を施すことができるため、接触抵抗を低減させることができる。
また、バネ体1にはバネ性と導電性を両立する材料を、プランジャ2には接触抵抗を低減できる材料を採用することができ、コンタクトプローブ全体として接触抵抗を低減させることができる。
また、本発明によれば、プランジャ2の摺動面22がプローブブロック3の収容部31の内周面に沿って摺動することで、プランジャ2がプローブブロック3内に沈みこむよう構成されている。そのため、プランジャ2を別部材とすることで、プランジャ2の摺動面22の加工精度についても向上させることができ、プランジャ2の摺動方向の精度を向上させることができる。
すなわち、プランジャ2摺動時のガタツキや傾きを抑制し、接触箇所がずれてしまうこと等を抑制することで、測定の精度を向上させることができる。また、繰り返しの使用によっても劣化を抑制することができ、耐久性も向上する。
また、本発明によれば、第1導電部111が、連結部12の隅部122に接続されていることにより、バネ体1の圧縮距離(ストローク量)を大きくとることができる。これにより、プランジャ2が被検査物に接触する際の衝撃を和らげて、被検査物やコンタクトプローブPが破損してしまうことを抑制することにより、コンタクトプローブPと被検査物の接触を良好に保つことができる。
P コンタクトプローブ
1 バネ体
11 変形部
12 連結部
2 プランジャ
21 接触部
22 摺動面
23 段部
24 連結穴部
3 プローブブロック
31 収容部
32 貫通孔

Claims (7)

  1. 導電性及びバネ性を有し軸方向に伸縮可能なバネ体と、
    このバネ体に着脱可能に連結されるプランジャと、を備え
    前記バネ体は、導電性及びバネ性を有する変形部と、前記プランジャに連結する連結部と、を備え、
    前記変形部は、前記バネ体の軸方向に延びる第1導電部と、前記バネ体の軸方向と交差する方向に延びる第2導電部と、を有し、
    前記第2導電部の断面積は、前記第1導電部の断面積よりも大きく形成されていることを特徴とする、コンタクトプローブ。
  2. 前記バネ体と前記プランジャとの間には、連結手段が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のコンタクトプローブ。
  3. 前記連結手段は、軸方向に突出する突起部と、
    この突起部が挿入される連結穴部と、を有していることを特徴とする、請求項2に記載のコンタクトプローブ。
  4. 前記第1導電部及び前記第2導電部は、略同一平面上に形成されていることを特徴とする、請求項3に記載のコンタクトプローブ。
  5. 前記第1導電部は、前記連結部の隅部に接続されていることを特徴とする、請求項3又は請求項4に記載のコンタクトプローブ。
  6. 前記バネ体は、銅、銀、金、白金の何れかを含む合金により形成されていることを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載のコンタクトプローブ。
  7. プローブブロックの収容部に収容されるコンタクトプローブであって、
    前記プランジャは、前記収容部の内周面に沿って摺動可能な摺動面を有していることを特徴とする、請求項1〜6の何れかに記載のコンタクトプローブ。
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