JP6836448B2 - 水処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、河川水等のろ過処理に適用できる水処理方法に関する。
従来の凝集−沈殿−砂濾過−塩素滅菌工程を経る水浄化システムに代わって、膜分離技術を適用した水浄化システムが注目されている。たとえば、中空糸膜を用いた全量ろ過やクロスフロー濾過が実施されている。クロスフロー濾過とは、分離膜の一方の膜面(原水供給側分離膜面)に原水を供給し、分離膜を透過した透過水を分離膜の他方の膜面(透過水側分離膜面)から回収する際、原水供給側分離膜面に平行に原水を流して濾過を行うことにより、分離膜表面に付着した原水に含まれていた濁質物質をその膜表面からはぎ取る効果を有する濾過方法をいう。しかし、クロスフロー濾過によっても、濾過時間の経過によって原水中に含まれる濁質物質が分離膜表面に積層して、分離膜の目詰まりを生ずる。
この目詰まりは水浄化システムの濾過運転エネルギーを上昇させるだけでなく、運転中断の原因となるため、この目詰まりを解消あるいは予防する方法として、一般に逆圧洗浄(以下、「逆洗」と称する場合がある)が行われており、分離膜の長期使用を可能とするため、原水濁度、透過水量、透過水圧等の各種変化量等に基づいて逆洗頻度、逆洗時間等を変化させる方法が提案されている。たとえば、クロスフロー濾過における逆洗としては、原水濁度に依存した定期的な逆洗を行う方法、水質と濾過量の変動による濾過量低下傾向時に膜の逆洗条件を変更させる方法、原水濁度の変動に応じて逆洗の頻度を調節し、分離膜を閉鎖させる危険を排除し、かつ用水の回収率を高める方法などが知られている。特許文献1には、逆洗の直前又は直後に濾過過程の休止過程を設けること、殺菌剤を含む逆洗水を用いることが開示されている。特許文献2には、逆洗処理工程、次亜塩素酸塩注入浸漬工程、硫酸注入浸漬工程を有し、浸漬洗浄時間が10〜60分である濾過膜の洗浄方法が開示されている。しかし、河川水等の原水処理において、原水濁度が急激に高まった場合、ろ過処理運転を一旦中止し、目詰まりを解消あるいは予防するために逆洗を長時間行う必要があり、ろ過処理運転を継続することができないため問題となる。
一方、中空糸膜モジュールは、各種水処理分野において汎用されており、一般に流体の出入口を有したケーシング、キャップ、中空糸膜束及び中空糸膜束の端部を樹脂封止固定した樹脂封止部分から構成されているものが多い(特許文献3の図1)。
特許文献4の中空糸膜モジュールは、円筒ケース内の中心部に配置された集水管の周囲に中空糸膜束が配置されており、集水管と中空糸膜束が封止用樹脂で一体化されている。そして、前記封止用樹脂で一体化された集水管と中空糸膜束が、前記集水管の端面が前記中空糸膜束の端面よりも内側に引っ込んだ状態で固定されている。
集水管の開口部付近の内周壁は、他部材、例えば、パイプと接続できるような内部構造(例えば、ねじ込むためのねじ山、嵌め込むための段差を有している)をしており、特許文献1の図1のような公知の中空糸膜モジュールと同様に両端側に液出入口を有するキャップを被せられることが記載されている(段落番号0014、0015)。
特許文献5は、上記の中空糸膜モジュールについて、円筒ケースハウジング端部に被せたキャップに対する補強機能が高められた中空糸膜モジュールが記載されている。
特開平8−197053号公報 特開2005−87887号公報 米国特許出願公開第2003/0150807号明細書 特開2010−36122号公報 特開2014−226607号公報
一般に中空糸膜モジュールは、中空糸膜の内側から外側へ移液しながらろ過を行う内圧式の中空糸膜モジュールと、中空糸膜の外側から内側へ移液しながらろ過を行う外圧式の中空糸膜モジュールに分類される。
内圧式の中空糸膜モジュールのろ過有効膜面積は、同じ寸法の中空糸膜を同じ本数使用した外圧式モジュールのそれに比べ小さく、被処理水(原水)の濁度が高まった場合に、中空糸膜面部に懸濁物質が付着・堆積することによる流路の閉塞化が早まる恐れがある。そのためろ過有効膜面積が広く、単位面積当たりの懸濁物質の付着・堆積を軽減できる外圧式の中空糸膜モジュールに取り換えると閉塞化を抑制できるが、前記内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールとでは、原水入口、ろ過水出口及び濃縮水出口の位置が異なるため、中空糸膜モジュール外の配管の取り付けに工夫を要し、取り換えが困難である。
本発明は、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の膜モジュールを取り換えることにより、中空糸膜モジュールの目詰まりを防止し、継続してろ過処理運転ができるろ過処理システム、及びそれを用いた水処理方法を提供することを課題とする。
さらに本発明は、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の膜モジュールとの原水入口、ろ過水出口及び濃縮水出口の位置をそれぞれ同じとする特定の中空糸膜モジュールにすることにより、中空糸膜モジュールの取り換えが容易なろ過処理システム、及びそれを用いた水処理方法を提供することを課題とする。
本発明は、課題の解決手段として、
ろ過処理システムであって、
前記ろ過処理システムが、少なくとも原水タンク、中空糸膜モジュール及びろ過水タンクを備えており、原水タンクと中空糸膜モジュールの原水入口が送りラインで接続され、中空糸膜モジュールのろ過水出口とろ過水タンクがろ過水ラインで接続され、中空糸膜モジュールの濃縮水出口と送りラインが戻りラインで接続されたものであり、
前記中空糸膜モジュールが、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールを交換することができる、ろ過処理システムに関する。
また本発明は、前記ろ過処理システムを用いた水処理方法であって、
前記水処理方法がろ過工程と中空糸膜モジュール交換工程とを有しており、
前記中空糸膜モジュール交換工程が、前記中空糸膜モジュールを、内圧式の中空糸膜モジュールから外圧式の中空糸膜モジュール、又は外圧式の中空糸膜モジュールから内圧式の中空糸膜モジュールに交換する工程である、水処理方法に関する。
本発明のろ過処理システム及びそれを用いた水処理方法は、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の膜モジュールを取り換えることにより、中空糸膜モジュールの目詰まりを防止し、継続してろ過処理運転をすることができる。
さらに本発明のろ過処理システム及びそれを用いた水処理方法は、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールとの原水入口、ろ過水出口及び濃縮水出口の位置をそれぞれ同じとする特定の中空糸膜モジュールにすることにより、中空糸膜モジュールの取り換えが容易である。
従って、本発明のろ過処理システム及びそれを用いた水処理方法を用いれば、河川水等の原水処理において、原水濁度が急激に高まった場合、目詰まり防止のための逆洗に長時間費やすことなく、濁度等に応じて中空糸膜モジュールの種類を交換するという簡易な方法をとることにより、ろ過処理運転を継続することができる。
また、本発明のろ過処理システム及びそれを用いた水処理方法を用いれば、濁度の異なる複数の原水を処理する際に、1つしかないろ過処理プラントを使い廻しするしかない場合に、濁度等に応じて中空糸膜モジュールの種類を交換するという簡易な方法をとることにより、ろ過処理運転を継続することができる。
本発明のろ過処理システムの概略図。 本発明の内圧式の中空糸膜モジュールの軸方向(縦方向)への断面図。 本発明の外圧式の中空糸膜モジュールの軸方向(縦方向)への断面図。 図3の部分断面図。 本発明の中空糸膜モジュールで使用する集水管の部分断面図。 (a)は図3の集水管の部分断面図、(b)は他実施形態の集水管の部分断面図。 図3の他実施形態である第1キャップ側の部分断面図。 (a)は図7の入口連結管の正面図、(b)は第2連結管の通水孔を通る部分の半径方向の断面図。
<ろ過処理システム>
本発明の水処理方法で用いるろ過処理システムについて説明する。図1に示すろ過処理システムは、原水タンク1、プレフィルター2、中空糸膜モジュール3、ろ過水タンク4を備えている。なお、原水の汚れが小さいような場合には、プレフィルター2は設置しなくてもよい。
原水タンク1とプレフィルター2の間は、第1送りライン11aで接続されており、開閉バルブ21と原水ポンプ5が設置されている。
プレフィルター2と中空糸膜モジュール3の原水入口3aの間は、第2送りライン11b(プレフィルター2から開閉バルブ23までのライン)と第3送りライン11c(開閉バルブ23から原水入口3aまでのライン)で接続されている。
第2送りライン11bには、プレフィルター2側から順に、開閉バルブ22、循環ポンプ6、開閉バルブ23が設置されている。
第3送りライン11cには、開閉バルブ24が設置された逆圧洗浄排水の排水ライン17が接続されている。
中空糸膜モジュール3のろ過水出口3bと貯水タンク4の間は、ろ過水ライン12で接続されている。ろ過水ライン12には、開閉バルブ25、26が設置されている。
貯水タンク4の底部とろ過水ライン12の開閉バルブ25、26の間は、逆圧洗浄ライン14で接続されている。逆圧洗浄ライン14には、貯水タンク4に近い方から順に、開閉バルブ30、逆圧洗浄ポンプ7、開閉バルブ31が設置されている。
中空糸膜モジュール3の濃縮水出口3cと第2送りライン11bの開閉バルブ22と循環ポンプ6の間は、第1戻りライン13a(濃縮水出口3cから開閉バルブ27までのライン)と第2戻りライン13b(開閉バルブ27から第2送りライン11bまでのライン)で接続されている。
第1戻りライン13aには、開閉バルブ28を備えた濃縮水排水ライン15が接続されている。
中空糸膜モジュール3は、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールを交換することができるものであり、図1に示すように三つの液出口3a、3b、3cを有し、中空糸膜束を収容する特定の内圧式の中空糸膜モジュール又は特定の外圧式の中空糸膜モジュールである。
中空糸膜モジュール3は、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールの取り換え容易性の観点から、図2の内圧式の中空糸膜モジュール110又は図3の外圧式の中空糸膜モジュール210に示すように、原水入口(図2の141、図3の241)を有する第1端部(図2の111a、図3の211a)と、前記第1端部と軸方向反対側の第2端部(図2の111b、図3の211b)を有する円筒ケースハウジング(図2の111、図3の211)内に中空糸膜束(図2の113、図3の213)が収容されており、前記円筒ケースハウジングの前記第1端部側が前記原水入口を有する第1キャップ(図2の140、図3の240)で閉塞され、前記円筒ケースハウジングの第2端部側がろ過水出口(図2の151、図3の251)と濃縮水出口(図2の152、図3の252)を有する第2キャップ(図2の150、図3の250)で閉塞されている中空糸膜モジュール(図2の110、図3の210))が好ましい。
さらに中空糸膜モジュール3は、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールの取り換え容易性の観点から、図2の内圧式の中空糸膜モジュール110又は図3の外圧式の中空糸膜モジュール210に示すように、第2キャップ(図2の150、図3の250)のろ過水出口(図2の151、図3の251)が円筒ケースハウジング(図2の111、図3の211)の軸方向に形成され、濃縮水出口(図2の152、図3の252)が前記円筒ケースハウジングの軸方向と直交する方向に形成されていることがより好ましい。この場合、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールとの原水入口、ろ過水出口及び濃縮水出口の位置がそれぞれ同じであるため、中空糸モジュール外の配管に工夫を要せず、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールとの取り換えがより容易である。
さらに本発明の中空糸膜モジュール3は、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールの取り換え容易性の観点から、より具体的には、図2に示す内圧式の中空糸膜モジュール110と図3、図4に示す外圧式の中空糸膜モジュール210を用いるのが特に好適である。
(1)図2の内圧式の中空糸膜モジュール
図2に示す内圧式の中空糸膜モジュール110は、円筒ケースハウジング111内に多孔筒状体からなる集水管112と中空糸膜束113が収容されており、
集水管112の周囲に中空糸膜束113が配置され、円筒ケースハウジング111の少なくとも第2端部111b側の中空糸膜束113が、樹脂脂封止部135bにて封止用樹脂で円筒ケースハウジング111および集水管112と共に一体化されており、
円筒ケースハウジング111の第1端部111aが原水入口141を有する第1キャップ140で閉塞され、円筒ケースハウジング111の第2端部111b側がろ過水出口151と濃縮水出口152を有する第2キャップ150で閉塞され、
集水管112の第1キャップ140側が閉塞され、第2キャップ150側が開口されており、
中空糸膜束113の第1キャップ140側の端部113a、及び第2キャップ150側の端部113bが開口され、両端部側が第1キャップ140内部または第2キャップ150内部に面しており、
ろ過水出口151と集水管112の第2キャップ150側の開口部が連結管170で連結されている。
図2に示す内圧式の中空糸膜モジュール110は、特許文献3又は5に記載された態様のものを用いることができる。
(2)図3、図4の外圧式の中空糸膜モジュール
外圧式の中空糸膜モジュール210は、円筒状のケースハウジング211内に多孔筒状体からなる集水管212と中空糸膜束213が収容されている。
またケースハウジング211は、原水入口241を有する第1端部211aと、前記第1端部211aと軸方向反対側の第2端部211bを有し、第1端部211a側が原水入口241を有する第1キャップ240で閉塞され、前記円筒ケースハウジングの第2端部211b側がろ過水出口251と濃縮水出口252を有する第2キャップ250で閉塞されている。
ケースハウジング211の第1端部211aと第2端部211bには、ヘッダー215a又は215bが取り付けられている。これらのヘッダー215a又は215bに対して、第1キャップ240又は第2キャップ250が被せられており、これらの接続は、それぞれの材質に応じて、ねじ合わせ、接着剤による接着、溶接などの方法を適用することができる。
ケースハウジング211、集水管212、ヘッダー215a、ヘッダー215b、第1キャップ240、第2キャップ250は、ポリ塩化ビニル、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂製や金属製のものを用いることができる。
前記の合成樹脂を使用するときは、ケースハウジング211、集水管212、ヘッダー215a、ヘッダー215b、第1キャップ240、第2キャップ250の強度を高めたり光を遮断したりする目的で、充填剤や顔料等を含有させることができる。
ケースハウジング211内では、集水管212の周囲に中空糸膜束213が配置され、少なくとも第2端部211b側の中空糸膜束213が、樹脂封止部235bにて封止用樹脂でケースハウジング211および集水管212と共に一体化されており、好ましくは中空糸膜束213の第1端部211a側と第2端部211b側のそれぞれが、樹脂封止部235a又は235bにて封止用樹脂でケースハウジング211および集水管212と共に一体化されている。
また中空糸膜束213において、中空糸膜束213の第1キャップ240側の端部213aが閉塞され、第2キャップ250側の端部213bが開口され、両端部側が第1キャップ240内部または第2キャップ250内部に面している。
中空糸膜束213は、数百〜数千本の公知の中空糸膜が束ねられたものである。
中空糸膜は公知のものであり、外径が好ましくは1〜3mm、より好ましくは1.3〜1.6mmの親水性膜(酢酸セルロースなどのセルロース系膜)または疎水性膜(ポリフッ化ビニリデン、ポリスルホン、ポリエーテルスルホンなど)を使用することができる。
中空糸膜束213の第1端部211a側が、樹脂封止部235aにて封止用樹脂で前記円筒ケースハウジングおよび前記集水管と共に一体化されている場合、中空糸膜束213の第1キャップ240内部に面した部分は、封止用樹脂235aを厚さ方向に貫通して形成された複数の原水導入孔214を有してもよい。
複数の原水導入孔214は、封止用樹脂層235aを貫通して形成されているものであり、導入孔の先端部が封止用樹脂で固定されていない中空糸膜束213の内部にまで到達されていてもよいが、封止用樹脂層235bには到達していない。
原水導入孔214の開口面積は特に制限されないが、中空糸膜束213の半径方向の断面積に対して1〜15%の範囲にすることが好ましい。
中空糸膜束213の第1端部213a側と第2端部213b側は、中空糸膜束213の間に配置された筒部材230と共に樹脂封止部235a又は235bにて封止用樹脂で一体化されていてもよい。
筒部材230を用いた場合、筒部材230の周壁部231の外周面231aと中空糸膜束213が封止用樹脂で固着されており、集水管212は樹脂と接していない。
なお、集水管212自体の長さをより長くして、筒部材230の長さをより短くすることで、集水管212の端部と筒部材230の両方が樹脂と接触するようにしてもよい。
筒部材230は、周壁部231の下方において、下部外周壁部232aと下部内周壁部232bの間に形成された筒状溝部233を有している。
筒部材230の内側には、筒状溝部233と軸方向に対向する位置に環状段差面231cが形成されている。
筒部材230と集水管212は、筒部材230の筒状溝部233内に集水管212の端部が嵌め込まれた状態で固定されている。
筒部材230は、目視で反対側の樹脂封止部235a又は235bが容易に見える程度の透明性を有するものにすることができる。
筒部材230を透明にするときは、PET樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂製のものが好ましい。
樹脂封止部235a又は235bを形成するために用いる封止用樹脂としては、尿素樹脂接着剤、メラミン樹脂接着剤、フェノール樹脂接着剤、レソルシノール樹脂接着剤、エポキシ樹脂接着剤、ポリウレタン接着剤、ビニルウレタン接着剤を挙げることができ、これらの中でもポリウレタン接着剤が好ましい。
集水管212は周面に多孔を有する多孔筒状体であり、集水管212は第1キャップ240側と第2キャップ250側が共に開口されている。集水管212は、公知のパイプを使用できるほか、コルゲート管を使用することができる。
集水管(コルゲート管)212は各種分野において汎用されているものであり、図5及び図6に示すように、周方向に連続して形成された凹部221と周方向に連続して形成された凸部222が、それぞれ軸方向に交互に形成されたものである。
集水管(コルゲート管)212は、図5に示すように、周面の凹部221に通水孔225を有しているものである。通水孔225は凹部221のみに形成され、凸部222には形成されていない。
通水孔221は、1つの凹部221に等間隔で2〜12個形成されていることが好ましく、4〜10個形成されていることがより好ましく、6〜8個形成されていることがさらに好ましい。
例えば、1つの凹部221に10個の通水孔225が形成され、凹部221が全体で100あれば、合計で1000個の通水孔225が形成されていることになる。
表面が平滑な集水管の場合、余りに多くの通水孔を形成すると、集水管自体の強度が低下して実用できなくなるが、集水管212としてコルゲート管を使用すると、凸部222が補強用のリブとして作用することから、表面が平滑な集水管と比べるより多くの通水孔を形成することができる。
通水孔225の開口部径は、集水管212の大きさにより調整することができるが、2〜10mmが好ましく、3〜8mmがより好ましく、4〜5mmがさらに好ましい。なお、通水孔225が円形の場合には前記開口部径は内径であり、円形以外の場合には同面積の円に換算したときの内径である。
上記したとおり、コルゲート管を使用することによって、表面が平滑な集水管と比べるとより多くの通水孔225を形成することができるため、通水孔225全体の総開口面積を大きくしたまま(あるいは従来と同程度に維持したまま)、開口部径を小さくすることができる。通水孔225の開口部径を小さくすることで、集水管212から通水孔225へ原水が流出するときの水圧を減少させることができるため、通水孔225に近接する位置にある中空糸膜213への影響を小さくできるので好ましい。
通水孔225の総開口面積は、集水管212の半径方向断面積の3倍以上であることが好ましく、3〜6倍であることがより好ましい。なお、集水管212の半径方向断面積は、半径方向に正対する凹部同士間の断面積である。
前記断面積比が3以上であると、集水管212から通水孔225へ原水が流出するときの水圧をより減少させることができるため好ましい。
集水管(コルゲート管)212の凹凸部の軸方向断面形状は、図6(a)、(b)に示すような台形状のものが好ましく、前記台形の角部分は中空糸膜213と接触した場合でも損傷させることがないように丸みを付けたものが好ましい。
図6(a)は、凸部222が閉塞面220で閉塞されたものであり、図6(b)は、閉塞面220に相当するものがなく、凸部222が開口したものであり、どちらの構造のものでも使用することができる。
軸方向に隣接する凸部222同士の間隔(p1)は、軸方向に隣接する凹部221同士の間隔と同じであるから、凹部221に形成する通水孔225の開口径を考慮して決定される。
凸部222の高さ(凹部21の深さ)(h1)は6〜8mm程度にすることができる。
外圧式の中空糸膜モジュール210は、濃縮水出口252と、集水管212の第2キャップ250側の開口部とを連結する出口連結管270を有している。
出口連結管270は、濃縮水出口または濃縮水ラインとして使用される。また筒部材230を用いる場合、出口連結管270を筒部材230に固定して、集水管212と連結してもよい。
出口連結管270は、周壁部271と、集水管に近い開口部側に形成されたフランジ部272を有していてもよい。
出口連結管270は、フランジ部272の半径方向の環状周面273が筒部材230の内周面231bに当接されている。
また、出口連結管270は、フランジ部の環状平面272aが筒部材の環状段差面231cに当接された状態であってもよい。
出口連結管270は、連結管のフランジ部272、連結管の周壁部271の外周面、および連結管の周壁部271の外周面に正対する筒部材の内周面231bにより形成される筒状空間(接着部260)内に充填された接着剤により筒部材230に対して固定されている。
また出口連結管270の形状及び構造、並びに筒部材230の形状及び構造は、上記とは異なる態様として、特許文献5の図3、図4に図示され、段落0031〜0036に記載された態様のものも用いることができる。
第2キャップ250において、ろ過水出口251と濃縮水出口252は、円筒ケースハウジング211の軸方向、又は軸方向と異なる方向、好ましくは軸方向と直交する方向のいずれに形成されてもよいが、ろ過水出口251が円筒ケースハウジング211の軸方向に形成され、濃縮水出口252が円筒ケースハウジング211の軸方向と異なる方向、好ましくは軸方向と直交する方向に形成されることが好ましい。
第2キャップ250において、ろ過水出口251が円筒ケースハウジング211の軸方向の位置に形成され、濃縮水出口252が円筒ケースハウジング11の軸方向と異なる方向、好ましくは軸方向と直交する方向に形成される場合、出口連結管270は、円筒ケースハウジング211の軸方向と平行でない位置、好ましくは軸方向と直交する方向の位置に形成された濃縮水出口252と連結される。
出口連結管270は、集水管212の第2キャップ250側の開口部と連結する側に、エルボ管等の屈曲管274を用いて、円筒ケースハウジング211の軸方向と直交する方向に形成された濃縮水出口252と連結されてもよい。屈曲管274は90°のエルボ管を用いても良く、90°以外のエルボ管を用いてもよい。
また屈曲管274と濃縮水出口252との間に可撓性の管(パイプ)275を介して連結されてもよい。可撓性の管(パイプ)275は、可撓性を有する樹脂配管を用いればよく、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリウレタン系などのエラストマー樹脂、塩化ビニル樹脂、軟質ポリエチレン樹脂等を用いることができる。
第1キャップ240において、原水入口241は、図3に示すように、円筒ケースハウジング211の軸方向と異なる方向、好ましくは軸方向と直交する方向に形成されていてもよく、図7に示すように、円筒ケースハウジング211の軸方向に形成されていてもよい。原水入口241の位置は、取り換え容易性の観点から、取り換える内圧式の中空糸膜モジュールの原水入口の位置に応じて、上記態様を選択することができる。
第1キャップ240において、原水入口241が円筒ケースハウジング211の軸方向に形成されている場合、図7、8に示すように、原水入口241と、集水管212の第1キャップ240側の開口部とを入口連結管280で連結させてもよい。入口連結管280を用いることで、集水管212への原水供給が効率的となり、ろ過効率もよくなる。入口連結管280と集水管212を連結させる態様は、上記した出口連結管270と集水管212を連結させる態様と同じであってよい。
入口連結管280には、図7、8に示すように、周面に通水孔281を有しても良い。入口連結管280に通水孔281が形成されると、中空糸膜束213に封止用樹脂235aが厚さ方向に貫通して形成された複数の原水導入孔214を有している場合に、通水孔281を通して、原水を原水導入孔214に供給することができる。集水管212と原水導入孔214へ原水が供給されることで効率の良いろ過が可能となる。
通水孔281は、入口連結管280の周面に等間隔で、2〜12個形成されていることが好ましく、4〜8個形成されていることがより好ましい。
通水孔281の開口部径は、入口連結管280の大きさにより調整することができるが、5〜50mmが好ましく、10〜30mmがより好ましい。なお、通水孔281が円形の場合には、前記開口部径は内径であり、円形以外の場合には同面積の円に換算したときの内径である。
次に図3〜図4に示す外圧式の中空糸膜モジュールの作製方法を説明する。
本発明の中空糸膜モジュールは、周知の遠心接着法(特開昭51−93788号公報、特開昭52−38797号公報、特開昭61−171503号公報、特開昭61−171504号公報等)のほか、特開2005−52736号公報の段落番号0029〜0031に記載された製造方法、特開2006−281051号公報の段落番号0010〜0024に記載された製造方法を利用することで、集水管212、中空糸膜(束)213、ケースハウジング211、及び筒部材230を封止用樹脂で一体化することで製造することができる。
その後、樹脂封止部235bを切断して中空糸膜(束)213の端部を開口させる。なお樹脂封止部235aは、切断により中空糸膜(束)213の端部を開口させない。
その後、出口連結管270を所定位置に配置した状態で、筒状空間(接着部260)内に接着剤を充填して筒部材230に対して固定する。
その後、第1キャップ240及び第2キャップ250を取り付ける。キャップ250は、濃縮水出口252と出口連結管270が連結するようにして、開口周縁部をヘッダー215bに対して嵌め込んで取り付ける。第1キャップ240又は第2キャップ250とヘッダー215a又は215bとの接触部分にもシール部材を介在させることができる。
ここで、第2キャップ250の濃縮水出口252が円筒ケースハウジング211の軸方向と直交する方向に形成される場合、出口連結管270に屈曲管274と可撓性の管(パイプ)275を用いると、屈曲管274により筒部材230により固定された出口連結管270を軸方向から軸方向と直交する方向に向きを変更でき、また可撓性の管(パイプ)275を介することで濃縮水出口252と容易に連結することができる。
集水管として、図5に示すようなコルゲート管を使用した図3〜図4に示す外圧式の中空糸膜モジュールの濾過運転方法について説明する。
中空糸膜モジュール210の運転時においては、集水管212を通過する源水は、集水管212の凹部221に形成されている通水孔225を通って、中空糸膜束213内部に入り、ろ過される。ここで中空糸膜束213の第1端部211a側が、樹脂封止部235aにて封止用樹脂で円筒ケースハウジング211および集水管212と共に一体化され、中空糸膜束213に封止用樹脂235aを厚さ方向に貫通して形成された複数の原水導入孔214を有している場合、原水が中空糸膜束213の中心部と中心部以外の周囲にも供給されながらろ過されることから、原水流の偏りが小さくなるため、中空糸膜の表面に懸濁物質に由来する堆積物層も形成され難くなり、ろ過効率もよくなる。
その後、中空糸膜束213で濾過して得られたろ過水は、第2キャップ250内の空間253内を満たした後、ろ過水出口251を経て排水されるか、又は透過水タンクに送られて貯水される。透過水タンクに貯水された透過水は中空糸膜束213の逆圧洗浄等に再利用することができる。
また透過水の生成に伴って生じる濃縮水は、集水管212、集水管212の端部に接続された筒部材230、出口連結管270および濃縮水出口252を経て排水される。
<ろ過処理システムを用いた水処理方法>
次に、ろ過処理システムを用いた水処理方法について説明する。水処理方法は、ろ過工程と中空糸膜モジュール交換工程とを有している。
ろ過工程では、原水ポンプ5を作動させ、原水タンク1から、第1送りライン11a、第2送りライン11b、第3送りライン11cを通して、中空糸膜モジュールに原水を送る。この過程においては、プレフィルター2により、大きめの異物が除去される。なお、ろ過工程では、以下のようにして各開閉バルブを開閉状態にしておく。
(開けておく開閉バルブ)
原水タンク1から中空糸膜モジュール3までの全ての開閉バルブ
ろ過水ライン12の開閉バルブ25、26
(閉じておく開閉バルブ)
第1戻りライン13aの開閉バルブ27
第2戻りライン13bの開閉バルブ32
逆圧洗浄排水の排水ライン17の開閉バルブ24
濃縮水排水ライン15の開閉バルブ28
逆圧洗浄ライン14の開閉バルブ30、31
中空糸膜モジュール3でろ過されたろ過水は、ろ過水ライン12を通ってろ過水タンク4に送られ、貯水される。なお、ろ過運転の実施状態に応じて、濃縮水排水ライン15の開閉バルブ28を開けて、膜モジュール3内の濃縮水を排水する。
中空糸膜モジュール3において、ろ過運転条件(透水速度等)は、原水の量や原水中の濁質成分の濃度に応じて適宜設定することができるが、例えば、透水速度0.5〜5.0m/日で、10〜1500分間濾過運転する。
中空糸膜モジュール交換工程は、中空糸膜モジュール3を、ろ過性能(透水速度等で判断できる)が低下した場合、又は原水の濁度に応じて、内圧式の中空糸膜モジュールから外圧式の中空糸膜モジュール、又は外圧式の中空糸膜モジュールから内圧式の中空糸膜モジュールに交換する工程である。これにより、目詰まり防止のための逆洗に長時間費やすことなく、中空糸膜モジュールの種類を交換するという簡易な方法をとることで、ろ過処理運転を継続することができる。
中空糸膜モジュール交換工程において、さらに本発明の内圧式の中空糸膜モジュール110と外圧式の中空糸膜モジュール210を用いた場合、原水入口、ろ過水出口及び濃縮水出口の位置をそれぞれ同じにすることができるため、中空糸モジュール外の配管に工夫を要せず、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールとの取り換えが容易となり好適である。
中空糸膜モジュールの交換タイミングは、ろ過処理する原水の濁度、電気電導度、特定物質の濃度、pH値、BOD値、TOC値、所定の容器内における吸光度、透過率等のろ過処理に影響する監視項目の数値に応じて予め決定されていることが好適である。
本発明の水処理方法は、濁度が変化しやすい河川、湖沼等の天然水系から取水した天然水をろ過して飲料水や工業用水として利用するための水処理方法として適している。
また本発明の水処理方法は、濁度の異なる複数の原水を処理する際に、1つのろ過処理プラントでろ過処理するための水処理方法としても適している。
1 原水タンク
2 プレフィルター
3 中空糸膜モジュール
4 貯水タンク
5 原水ポンプ
6 循環ポンプ
7 逆圧洗浄ポンプ
21−32 開閉バルブ
110 内圧式の中空糸膜モジュール
210 外圧式の中空糸膜モジュール

Claims (7)

  1. ろ過処理システムであって、
    前記ろ過処理システムが、少なくとも原水タンク、中空糸膜モジュール及びろ過水タンクを備えており、原水タンクと中空糸膜モジュールの原水入口が送りラインで接続され、中空糸膜モジュールのろ過水出口とろ過水タンクがろ過水ラインで接続され、中空糸膜モジュールの濃縮水出口と送りラインが戻りラインで接続されたものであり、
    前記中空糸膜モジュールが、内圧式の中空糸膜モジュールと外圧式の中空糸膜モジュールを交換することができるものであり、
    前記内圧式の中空糸膜モジュール及び前記外圧式の中空糸膜モジュールが、前記原水入口を有する第1端部と、前記第1端部と軸方向反対側の第2端部を有する円筒ケースハウジング内に中空糸膜束が収容されており、前記円筒ケースハウジングの第1端部側が前記原水入口を有する第1キャップで閉塞され、前記円筒ケースハウジングの第2端部側が前記ろ過水出口と前記濃縮水出口を有する第2キャップで閉塞されているものであり、
    前記外圧式の中空糸膜モジュールが、前記円筒ケースハウジング内に多孔筒状体からなる集水管と前記中空糸膜束が収容されており、前記集水管の周囲に前記中空糸膜束が配置され、少なくとも前記第2端部側の中空糸膜束が封止用樹脂で前記円筒ケースハウジングおよび集水管と共に一体化されており、前記集水管の前記第1キャップ側と前記第2キャップ側が開口されており、前記中空糸膜束の前記第1キャップ側の端部が閉塞され、前記第2キャップ側の端部が開口され、両端部側が前記第1キャップ内部または前記第2キャップ内部に面しており、前記濃縮水出口と前記集水管の前記第2キャップ側の開口部が連結管で連結されているものである、ろ過処理システム。
  2. 前記内圧式の中空糸膜モジュール及び前記外圧式の中空糸膜モジュールが、前記第2キャップの前記ろ過水出口が前記円筒ケースハウジングの軸方向に形成され、前記濃縮水出口が前記円筒ケースハウジングの軸方向と直交する方向に形成されたものである、請求項に記載のろ過処理システム。
  3. 前記内圧式の中空糸膜モジュールが、前記円筒ケースハウジング内に多孔筒状体からなる集水管と前記中空糸膜束が収容されており、
    前記集水管の周囲に前記中空糸膜束が配置され、少なくとも前記第2端部側の中空糸膜束が封止用樹脂で前記円筒ケースハウジングおよび集水管と共に一体化されており、
    前記集水管の前記第1キャップ側が閉塞され、前記第2キャップ側が開口されており、
    前記中空糸膜束の前記第1キャップ側の端部、及び前記第2キャップ側の端部が開口され、両端部側が前記第1キャップ内部または前記第2キャップ内部に面しており、
    前記ろ過水出口と前記集水管の前記第2キャップ側の開口部が連結管で連結されているものである、請求項又はに記載のろ過処理システム。
  4. 前記ろ過処理システムが、天然水をろ過するためのものである、請求項1〜の何れか1項に記載のろ過処理システム。
  5. 請求項1〜の何れか1項に記載のろ過処理システムを用いた水処理方法であって、
    前記水処理方法がろ過工程と中空糸膜モジュール交換工程とを有しており、
    前記中空糸膜モジュール交換工程が、前記中空糸膜モジュールを、内圧式の中空糸膜モジュールから外圧式の中空糸膜モジュール、又は外圧式の中空糸膜モジュールから内圧式の中空糸膜モジュールに交換する工程である、水処理方法。
  6. 前記中空糸膜モジュール交換工程が、ろ過処理する原水の濁度、電気電導度、特定物質の濃度、pH値、BOD値、TOC値、所定の試料測定容器内における吸光度、透過率のいずれか1つの閾値に応じて、内圧式の中空糸膜モジュールから外圧式の中空糸膜モジュール、又は外圧式の中空糸膜モジュールから内圧式の中空糸膜モジュールに交換する工程である、請求項に記載の水処理方法。
  7. 前記水処理方法が、天然水をろ過するためのものである、請求項又はに記載の水処理方法。
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