JP6833369B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、シートを搬送するシート搬送装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。
シートを搬送するシート搬送装置において、搬送されるシートの斜行が補正される。シートの斜行を補正する方式としては、レジストレーションローラ対のニップにシート先端を突き当てながらシートを撓ませることで斜行を補正する方式が一般的である。
このような方式の場合、シートを撓ませる空間を確保することが重要である。特許文献1においては、シートの撓み方向に移動可能なガイドを設ける構成が提案されている。ガイドはシートが撓むことによりシートから押圧力を付与されると、その押圧力に応じた分だけ移動する。これにより、搬送ローラとレジストレーションローラ対との間におけるシートを撓ませる空間が確保できる。
特開2010−70272号公報
しかしながら、昨今、より厚い(剛性の高い)シートや薄い(剛性の低い)シートに画像形成できることが要望されている。従前の斜行補正の技術では、より厚い(剛性の高い)シートやより薄い(剛性の低い)シートに対応することが難しかった。
本発明は、シートを搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送されるシートが突き当てられる突き当て部と、を有し、先端が前記突き当て部に突き当たった状態でシートを前記搬送部が搬送することでシートを撓ませる、シートの斜行の補正動作を行うシート搬送装置であって、前記搬送部と前記突き当て部との間に配置され、前記補正動作の際にシートに押されて第1待機位置から移動する第1ガイド部と、前記搬送部と前記突き当て部との間に配置され、前記補正動作の際にシートに押されて、前記第1待機位置とはシートの厚さ方向で異なる第2待機位置から移動する第2ガイド部と、前記第1ガイド部および前記第2ガイド部がガイドするシートの面と同じ側の面をガイドする固定ガイドと、を有し、前記第2ガイド部は、前記第1ガイド部の、シートの搬送方向に直交するシートの幅方向における両側に配置され、前記第1ガイド部および前記第2ガイド部はシートに押されることで前記固定ガイドへ向けて移動するように配置され、前記第2ガイド部の前記第2待機位置は、シートの厚さ方向において前記第1ガイド部の前記第1待機位置よりも前記固定ガイドから離れた位置であることを特徴とするシート搬送装置である。
本発明では、剛度の高いシートを搬送する際でも剛度の低いシートを搬送する際でも良好なシートの斜行の補正を行うことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成を示す断面図。 プリンタに設けられた斜行補正部の構成を説明する斜視図。 斜行補正部における薄いシートの斜行補正の動作を説明する断面図。 斜行補正部における厚いシートの斜行補正の動作を説明する断面図。 プリンタに設けられた第2の実施形態における斜行補正部の構成を説明する斜視図。 第2の実施形態における斜行補正部における斜行補正の動作を説明する断面図。 斜行の補正動作時シート先端の推移を表すグラフ。
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
図1から図3を参照して、第1の実施の形態について説明する。
図1において、100は画像形成装置としてのプリンタである。プリンタ100は、シートを搬送するシート搬送装置を内包したプリンタ本体101と、プリンタ本体101の上部に配置された画像読取装置130とによって構成される。
画像読取装置130は、自動原稿給送装置120によって搬送される原稿やプラテンガラス120aに載置された原稿の画像を読み取る。
プリンタ本体101には、画像形成手段102と、画像形成手段102にシートSを給送するシート給送装置103及び手差し給紙部104が設けられている。
画像形成手段102には、レーザースキャナーユニット111、感光ドラム112、現像器113等が設けられている。
シート給送装置103は、シートSを収容してプリンタ本体101に着脱自在な複数のシート収納庫11、及びシート収納庫11に収納されたシートSを送り出すシート給送手段であるピックアップローラ21等を備えている。
手差し給紙部104は、プリンタ本体101の側面に開閉自在に設けられ、シートSを積載する給紙トレイ71、及び給紙トレイ71に積載されたシートSを送り出すシート給送手段である給紙ローラ51等を備えている。手差し給紙部104を使用する場合は、給紙トレイ71を開放してシートの給送が可能となる位置に突出させ、突出している給紙トレイ71に使用者が所望のシートをセットして給送する。なお、図1において、Cは制御部である。
次に、プリンタ100の動作について説明する。プリンタ本体101に設けられている制御部Cから画像読取装置130に画像読取信号が出力されると、画像読取装置130により画像が読み取られる。レーザースキャナーユニット111から、この電気信号に対応したレーザ光が感光ドラム112上に照射される。
感光ドラム112は、予め帯電されており、光が照射されることによって静電潜像が形成され、次いで静電潜像を現像器113によって現像することにより、感光体ドラム上にトナー像が形成される。感光ドラム112に形成したトナー像が中間転写ベルト110の外周に一次転写されることにより中間転写ベルト110上にトナー像が形成される。
制御部Cから給紙信号がシート給送装置103に出力されると、シート収納部であるシート収納庫11からシートSがピックアップローラ21により送り出される。制御部Cから給紙信号が手差し給紙部104に出力されると、シート収納部である給紙トレイ71からシートSが給紙ローラ51により送り出される。この後、送り出されたシートSはレジストレーションローラ対57等からなる斜行補正部201により斜行が補正された後、中間転写ベルト110上のトナー画像と同期を取って中間転写ベルト110と二次転写ローラ118とにより構成される転写部に送られる。
転写部は、送られてきたシートにトナー像を転写する。トナー像が転写されたシートは、定着部114に搬送される。定着部114により加熱及び加圧されることにより、シートSに未定着転写画像が永久定着される。画像が定着されたシートは排出ローラ116によりプリンタ本体101から排紙トレイ117に排出される。
次に、図2、3を用いて、搬送されるシートの斜行を補正する斜行補正部201の構成を説明する。
図2は、斜行補正部201の斜視図である。図3は、斜行補正部201の断面図である。
図2に示したように、搬送ローラ対59とレジストレーションローラ対57との間には、固定ガイドである湾曲したレジ前ガイド61が配置されている。
レジ前ガイド61は、レジ前ガイド61と対向する対向ガイド63(図3参照)と共に、搬送ローラ対59からレジストレーションローラ対57へ向かうシートが通過する搬送路を形成している。なお、図2においては、斜行補正部201の構成を理解しやすくするために対向ガイド63の描図を省略している。
レジ前ガイド61には可動ガイド60が配置されている。可動ガイド60は、シートの搬送方向と直交するシート幅方向における内側に配置された内側ガイド部(第1ガイド部)60bと、内側ガイド部60bの外側に配置された外側ガイド部(第2ガイド部)60aとを備えている。
内側ガイド部60bは、図2で示したように幅方向において並んだ2つの部材によって構成されている。内側ガイド部60bを構成する2つのガイド部材は、シートの搬送方向の中心(幅方向における中心)に対して対称に配置されている。内側ガイド部60bを構成する2つのガイド部材のそれぞれは、シートSの撓みを押し返す方向に付勢バネ62bにより付勢されている。つまり、付勢手段としての付勢バネ62bは内側ガイド部60bを所定の第1待機位置(シートが搬送されないときの位置)に付勢している。本実施形態では、第1付勢手段としての付勢バネ62bが内側ガイド部60bを対向ガイド63へ向けて付勢していて、不図示のストッパに内側ガイド部60bが突き当たって第1待機位置で内側ガイド部60bが待機している。
内側ガイド部60bのシートの幅方向における両側には外側ガイド部60aが配置されている。外側ガイド部60aは、図2で示したように幅方向において並んだ2つの部材によって構成されている。外側ガイド部60aを構成する2つのガイド部材は、シートの搬送方向の中心(幅方向における中心)に対して対称に配置されている。外側ガイド部60aを構成する2つのガイド部材のそれぞれは、シートSの撓みを押し返す方向に付勢バネ62aにより付勢されている。つまり、第2付勢手段としての付勢バネ62aは外側ガイド部60aを所定の第2待機位置(シートが搬送されないときの位置)に付勢している。本実施形態では、付勢バネ62aが外側ガイド部60aを対向ガイド63へ向けて付勢していて、不図示のストッパに外側ガイド部60aが突き当たって第2待機位置で外側ガイド部60aが待機している。
シートSが通過していない状態では、外側ガイド部60aは、シートの厚さ方向において、内側ガイド部60bよりも固定ガイド61から離れた位置で(対向ガイド63側により近い位置で)待機している(図3(a)参照)。
外側ガイド部60aを付勢する付勢バネ62aの付勢力は、内側ガイド部60bを付勢する付勢バネ62bの付勢力よりも小さく設定されている。また、外側ガイド部60aがレジ前ガイド61の方向に移動し始める時の力(付勢バネ62aのバネ圧)は、内側ガイド部60bが移動し始めるときの力(付勢バネ62bのバネ圧)よりも小さい。
本実施形態においては薄いシートS1がレジストレーションローラ対57に到達するまでは、外側ガイド部60aが第2待機位置から動かない。そして、レジストレーションローラ対57に到達後、シートS1の撓みにより外側ガイド部60aが第2待機位置から沈むように付勢バネ62aのバネ力を設定してある。なお、本実施形態では、薄いシートとして坪量52g/mから105g/mまでの間のシートを想定しているがこれに限定するものではない。
また、厚いシートS2がレジストレーションローラ対57に到達するまでは、内側ガイド部60bが第1待機位置から動かない。そして、レジストレーションローラ対57に到達後シートS2の撓みにより内側ガイド部60bが第1待機位置から沈むように付勢バネ62bのバネ圧を設定してある。本実施形態ではここでの厚いシートとして、坪量106g/mから300g/mまでの間のシートを想定しているが、これに限定するものではない。
図3及び図4を用いて、シートの斜行の補正動作を含んだシートの搬送動作を説明する。
まず、薄いシート(剛性の低いシート)が搬送される場合の動作について図3を用いて説明する。
薄いシートS1は外側ガイド部60aによってガイドされながら搬送ローラ対59によってレジストレーションローラ対57へ向けて搬送される。搬送ローラ対59によって搬送されるシートは、回転が停止されたレジストレーションローラ対57に到達する(図3(a)参照)。
その後、レジストレーションローラ対57の回転を停止させたままでシートS1は搬送ローラ対59によりさらに送り込まれる。即ち、レジストレーションローラ対57に先端が突き当てられた状態で搬送部としての搬送ローラ対59がシートを搬送することでシートを撓ませる、シートの斜行の補正動作を斜行補正部201は開始する。すると、図3(b)のようにレジストレーションローラ対57と搬送ローラ対59の間でシートS1は撓む。シートが撓むときのその撓む力により、付勢バネ62aの力に打ち勝って外側ガイド部60aは固定ガイド61の方(対向ガイド63から離れる方)へ移動する。図3(b)では、点線で外側ガイド部60aの第2待機位置を示し、実線によってシートに押されることによって内側ガイド部60bの第1待機位置まで移動した状態の外側ガイド部60aを示している。外側ガイド部60aが沈み込むように固定ガイド61の方へ移動することで、斜行を補正するには十分な所定の撓みを薄いシートS1に作ることができる。
次に、厚いシート(剛性の高いシート)が搬送される場合のシートの搬送動作について図4を用いて説明する。
厚いシートS2は外側ガイド部60aにガイドされながら搬送ローラ対59によってレジストレーションローラ対57へ向けて搬送される。ここで厚いシートS2は腰が強いので、厚いシートS2は、レジストレーションローラ対57に到達する前に、付勢バネ62aのバネの力に打ち勝って外側ガイド部60aを移動させる。そして、シートS2は外側ガイド部60aを内側ガイド部60bの第1待機位置まで押し込む。シートは、内側ガイド部60bにガイドされながら搬送され、回転を停止したレジストレーションローラ対57に到達する(図4(a)参照)。
その後、シートS2は搬送ローラ対59によりさらに送り込まれると、図4(b)のようにレジストレーションローラ対57と搬送ローラ対59の間でシートS2は撓む。シートS2が撓むときのその撓む力により付勢バネ62a、62bに打ち勝って外側ガイド部60aおよび内側ガイド部60bは固定ガイド61の方(対向ガイド63から離れる方)へ移動する。図4(b)では、点線で内側ガイド部60bの第1待機位置を示し、実線によってシートに押されることによって移動した内側ガイド部60bの状態を示している。外側ガイド部60aおよび内側ガイド部60bが沈み込むように固定ガイド61の方へ移動することで、所定の斜行を補正するには十分な撓みを厚いシートS2に作ることができる。
以上説明したように搬送ローラ対59によって搬送される剛度の低いシートがレジストレーションローラ対57に到達する前、外側ガイド部60aを移動させずにシートは通過していく。そして、レジストレーションローラ対57に先端が到達した後に、シートが撓むのに従い外側ガイド部60aが内側ガイド部60bの第1待機位置までシートのループ部分によって押し込まれる。シートの先端がレジストレーションローラ対57に止められた状態で良好にシートが撓むので、レジストレーションローラ対57にシートの先端が整列して精度よく斜行を補正できる。
また、搬送ローラ対59によって搬送される剛度の高いシートがレジストレーションローラ対57に到達する前、シートは外側ガイド部60aを内側ガイド部60bの待機位置まで押し込みながら通過していく。そして、レジストレーションローラ対57に先端が到達後、シートは撓むことで内側ガイド部60bおよび外側ガイド部60aを押し込むように移動させる。シートの先端がレジストレーションローラ対57に止められた状態で良好にシートが撓むので、レジストレーションローラ対57にシートの先端が整列して精度よく斜行を補正できる。
以上のように薄いシートにおいても厚いシートにおいても良好な斜行補正を得ることができる。
なお、シートの搬送方向に直交するシートの幅方向における外側に配置された外側ガイド部60aの待機位置である第2待機位置を、内側ガイド部60bの待機位置である第1待機位置よりも対向ガイド63側にする形態を例示した。しかし、内側ガイド部60bの待機位置を、外側ガイド部60aの待機位置よりも対向ガイド63側にしてもよい。
(第2実施形態)
図5を用いて、第2の実施の形態における斜行補正部の構成を説明する。
上記の第1実施形態では、内側ガイド部60bを幅方向に並んだ2つの部材で構成していた。第2の実施形態では内側ガイド部60bを幅方向における中央に配置された1つの部材によって構成している点が第1実施形態と異なる。
また、内側ガイド部60bがレジ前ガイド61側に最も押し込まれた状態は、レジ前ガイド61よりも内側ガイド部60bは突出している。さらに、内側ガイド部60bがレジ前ガイド61側に最も押し込まれた状態は、外側ガイド部60aがレジ前ガイド61側に最も押し込まれた状態よりも、対向ガイド63側である。つまり、レジ前ガイド61へ向かう方向の内側ガイド部60bの移動は不図示のストッパで規制される。ストッパによって移動が規制されたときの内側ガイド部60bのガイド面は、レジ前ガイド61側に最も押し込まれた状態の外側ガイド部60aのガイド面の位置よりも対向ガイド63側である。
なお、第2実施形態では、外側ガイド部60aは、そのガイド面がレジ前ガイド61のガイド面とシートの厚さ方向で同じとなる位置までシートに押されて押し込まれることができるように構成されている。
薄いシートが搬送される際の動作は第1実施例と同様であるので省略する。
厚いシート(剛性の高いシート)が搬送される場合の装置の動作について図4、6を用いて説明する。
厚いシートS2はレジストレーションローラ対57に到達する前に外側ガイド部60aを内側ガイド部60bの待機値まで押し込む。シートは内側ガイド部60bにガイドされた状態で搬送され、回転を停止したレジストレーションローラ対57に到達する(図4(a)参照)。
その後、シートS2は搬送ローラ対59によってさらに送り込まれると、レジストレーションローラ対57と搬送ローラ対59の間でシートS2は撓み、その撓む力により付勢バネ62bに打ち勝って、外側ガイド部60aはレジ前ガイド61まで沈み込む。一方、内側ガイド部60bは図6のようにレジ前ガイド61より突出した位置、つまり外側ガイド部60よりも対向ガイド63側の位置で止まる。この状態でも斜行補正するには十分な撓みを作ることができる。
シートが斜行した状態で搬送されるとき、搬送方向と直交するシートの幅方向におけるシートの一方側は、搬送方向において、シートの他方側よりも進んでいる。以下では、搬送方向へ進んでいるシートの側を進み側と呼び、シートの進み側とは反対側をシートの遅れ側と呼ぶ。レジストレーションローラ対に先端が当接されたシートの進み側の撓みが大きくなりすぎると、撓んだ部分が外側ガイド部60a又はレジ前ガイド61に押されることによって潰れる。このように進み側での撓みが制限されことによって、図7(a)のように一旦、シートの進み側の先端と遅れ側の先端がレジローラニップ位置で揃った後にまたずれてしまう現象が生じる。
本実施形態では、外側ガイド部60aが内側ガイド部60bよりもレジ前ガイド61側に移動できるように構成されている。したがって、進み側のシート撓みが外側ガイド部60a又はレジ前ガイド61に押されて潰れることを防止することが可能となる。よって、図7(b)のようにシートの進み側の先端と遅れ側の先端がレジストレーションローラ対57のニップ位置で揃った状態を維持できる。よって、薄いシートにおいても厚いシートにおいても良好な斜行補正を行うことができる。
なお、以上の説明では、レジストレーションローラ対(突き当て部)57のニップに先端を突き当てた状態で搬送ローラ対59がシートを搬送してシートを撓ませるシートの斜行の補正動作を実行する。ここで補正動作時に、レジストレーションローラ対の回転を停止させている形態を例示した。しかし、上記補正動作時には、レジストレーションローラ対57の回転を停止させる形態に代えてレジストレーションローラ対57を搬送方向と反対に逆転させるようにしてもよい。
また、補正動作時にシートの先端が突き当てる突き当て部としてレジストレーションローラ対を例示しているが、搬送路から待機できるシャッタ部材を用いてもよい。
また、シートに画像を形成する画像形成手段として電子写真方式の画像形成手段を例示したが例えばインクジェット方式の画像形成手段であってもよい。
57 レジストレーションローラ対
59 搬送ローラ対
60a 内側ガイド部
60b 外側ガイド部
61 レジ前ガイド
62 付勢バネ

Claims (5)

  1. シートを搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送されるシートが突き当てられる突き当て部と、を有し、先端が前記突き当て部に突き当たった状態でシートを前記搬送部が搬送することでシートを撓ませる、シートの斜行の補正動作を行うシート搬送装置であって、
    前記搬送部と前記突き当て部との間に配置され、前記補正動作の際にシートに押されて第1待機位置から移動する第1ガイド部と、
    前記搬送部と前記突き当て部との間に配置され、前記補正動作の際にシートに押されて、前記第1待機位置とはシートの厚さ方向で異なる第2待機位置から移動する第2ガイド部と、前記第1ガイド部および前記第2ガイド部がガイドするシートの面と同じ側の面をガイドする固定ガイドと、を有し、
    前記第2ガイド部は、前記第1ガイド部の、シートの搬送方向に直交するシートの幅方向における両側に配置され、
    前記第1ガイド部および前記第2ガイド部はシートに押されることで前記固定ガイドへ向けて移動するように配置され、
    前記第2ガイド部の前記第2待機位置は、シートの厚さ方向において前記第1ガイド部の前記第1待機位置よりも前記固定ガイドから離れた位置であることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第1ガイド部を前記第1待機位置に付勢する第1付勢手段と、
    前記第2ガイド部を前記第2待機位置に付勢する第2付勢手段と、を有し、
    前記第2付勢手段の付勢力は前記第1付勢手段の付勢力よりも小さいことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  3. 前記第1ガイド部がシートによって最も押し込まれる位置よりも、前記第2ガイド部はシートによって前記固定ガイドの方へ移動できるように構成されていることを特徴とする請求項またはに記載のシート搬送装置。
  4. 前記固定ガイドに対向して配置された対向ガイドを備え、
    前記第1ガイド部は、前記固定ガイドよりも前記対向ガイド側の位置でシートに押される方向の移動が規制されることを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  5. シートを搬送する請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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