JP6929132B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、シート搬送装置、及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置、或いは画像読取装置に適用されるシート搬送装置では、搬送ローラ対を離間させるように構成されたものが提案されている(特許文献1参照)。また、この特許文献1のものは、上述の上流側にあるローラ対を離間させるときにシート搬送路を形成する可動ガイド板も駆動し、シート搬送路の経路幅を拡げることで、さらにシートの搬送抵抗を低減するように構成されている。
特開2013−1547号公報
上記特許文献1のものは、ローラ対を離間させるためのアーム部が、シート搬送路に対してシート幅方向の外側に配置されている。このため、装置が大型化してしまうという問題がある。
そこで本発明は、簡易な構成でかつ小型化が可能なシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係るシート搬送装置は、第1ローラと、前記第1ローラに当接してニップを形成し、かつ前記第1ローラから離間自在な第2ローラと、を有し、シートを搬送する搬送手段と、シート搬送路を形成し、前記搬送手段によって搬送されるシートを案内するガイド部材と、駆動力を出力する駆動手段と、シートを案内するガイド面を有し、前記駆動手段により駆動されて移動することで、前記第1ローラから離間するように前記第2ローラを移動させる移動部材と、を備え、前記第2ローラは、シート搬送方向に直交するシート幅方向において前記シート搬送路の中央部であるシート搬送中心を線対象として、軸方向の複数個所に配置される複数のローラを有し、前記ガイド部材は、前記シート搬送路の中央部に開口部を有し、前記移動部材の前記ガイド面が、前記開口部に対応するように配置されることを特徴とする。
本発明によると、第2ローラを第1ローラから離間させる移動部材が、第2ローラの側でシートを案内するシート搬送路を形成するガイド面を有しているので、装置の小型化を図ることができる。また、第2ローラは、シート搬送中心を線対象として軸方向の複数個所に配置される複数のローラを有しているが、ガイド部材が、シート搬送路の中央部に開口部を有し、移動部材のガイド面が開口部に対応するように配置されているので、部品点数を少なくすることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図。 本実施形態に係る手差し給送装置及び斜行補正装置を示す模式図。 手差し給送装置及び斜行補正装置の駆動力の伝達経路と制御部を示すブロック図。 (a)はレジストローラ対に斜行したシートが搬送されてきた状態を示す模式図、(b)はレジストローラ対に斜行したシートが突き当たった状態を示す模式図、(c)はレジストローラ対によるシートの搬送を開始した状態を示す模式図。 レジストローラ対によるシートの搬送を開始したときにレジ前ローラ対を離間させた状態を示す模式図。 (a)はレジストローラ対によるシートの搬送を開始した場合にレジ前ローラ対を圧接させたままにした状態を示す模式図、(b)はレジ前ローラ対を圧接させたままにしたときのシートの位置を示す模式図。 レジ前従動ガイドユニットをシート搬送路の反対側から視た状態を示す斜視図。 ガイド補強板を取り外したレジ前従動ガイドユニットをシート搬送路の反対側から視た状態を示す斜視図。 レジ前従動ガイドユニットにおける離間機構を示す拡大斜視図。 レジ前従動ガイドユニットをシート搬送路の側から視た状態を示す斜視図。 レジ前ローラ対を圧接させた状態のレジ前従動ガイドユニットを示す断面図。 レジ前ローラ対を離間させた状態のレジ前従動ガイドユニットを示す断面図。 レジ前従動ガイドユニットにおける離間板の配置スペースを説明するための断面図。
[画像形成装置の構成]
以下、図面を参照しながら、本実施形態に係るシート搬送装置及び画像形成装置について説明する。本実施形態に係る画像形成装置1は、パーソナルコンピュータ等の外部機器から入力される画像情報に基づいて、シートSに画像を形成するフルカラーレーザービームプリンタである。ただし、シートSとは、普通紙、厚紙、封筒等の用紙を含む紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート(OHT)等のプラスチックフィルム、布などの薄層状の記録媒体を指す。
画像形成装置1は、図1に示すように、装置本体1Aの内部に、シートSに画像を形成する画像形成部1B及びシートSに画像を定着させる定着部20等を備えている。装置本体1Aの上方には、原稿の画像データを読み取る画像読取装置2が、原稿の載置面が略水平となる姿勢で配置されている。画像読取装置2と装置本体1Aとの間に形成されたシート排出空間には、排出トレイ23が設けられている。また、装置本体1Aには、画像形成部1BにシートSを給送するシート給送部30が設けられている。シート給送部30は、装置本体1Aの下部に配置される単数又は複数(図示した例では4つ)のシート給送装置31,32,33,34と、手差し給送装置35とを含む。シート給送装置31,32,33,34のそれぞれは、複数のシートSからなるシート束を収容するカセット41,42,43,44を有している。また、シート給送装置31,32,33,34のそれぞれは、カセット41,42,43,44のシート束の最上のシートを1枚ずつ給送するためのピックアップローラ5a、フィードローラ5b、リタードローラ5cを有している。また、手差し給送装置35は、シートを積載可能な給送トレイ45、積載されたシート束の最上のシートを1枚ずつ給送するためのピックアップローラ65、給送分離ローラ対64を有している。なお、この手差し給送装置35の構成については、詳しくは後述する。
画像形成手段としての画像形成部1Bは、レーザスキャナ10と、4個のプロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dと、中間転写ユニット1Cとを備えた、所謂4ドラムフルカラー方式の構成である。これらのカートリッジは、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックのトナー画像を形成する。各プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dは、感光体である感光ドラム12と、帯電器13と、現像器14と、不図示のクリーナ等を備えている。なお、画像形成部1Bの上方には、各色のトナーを収容したトナーカートリッジ15が装置本体1Aに対して着脱自在に装着されている。
中間転写ユニット1Cは、中間転写体である中間転写ベルト16が駆動ローラ16a及びテンションローラ16b等に巻き掛けられて構成され、4つのプロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dの上方に配置されている。中間転写ベルト16は、各プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dの感光ドラム12に接触した状態で、不図示の駆動部に駆動される駆動ローラ16aによって、図中反時計回り方向に回転する。中間転写ユニット1Cは、各感光ドラム12と対向する位置において中間転写ベルト16の内周面に当接する一次転写ローラ17を備えている。また、画像形成部1Bは、駆動ローラ16aと対向する位置において中間転写ベルト16の外周面に当接する二次転写ローラ19を備えている。
上述の各プロセスカートリッジ1a,1b,1c,1dにおいて、感光ドラム12の表面には、レーザスキャナ10によって静電潜像が描き込まれた後、現像器14からトナーが供給されることで負極性に帯電した各色のトナー像が形成される。これらのトナー像は、一次転写ローラ17に正極性の転写バイアス電圧が印加されることで、中間転写ベルト16へと多重転写(一次転写)されて、中間転写ベルト16にフルカラーのトナー像が形成される。
このようなトナー像の形成プロセスに並行して、シート給送部30から給送されたシートSが、引抜ローラ対63、レジ前ローラ対62、レジストローラ対61を有する斜行補正手段としての斜行補正装置60へ向けて搬送される。そして、斜行補正装置60によってシートの斜行が補正される。レジストローラ対61は、中間転写ベルト16に形成されたフルカラーのトナー像の転写タイミングに合わせて、中間転写ベルト16と二次転写ローラ19との間に形成される二次転写部にシートSを搬送する。中間転写ベルト16に担持されているトナー像は、二次転写ローラ19に正極性の転写バイアス電圧が印加されることでシートSへと二次転写される。なお、この斜行補正装置60の構成については、詳しくは後述する。
トナー像を転写されたシートSが、定着部20において加熱及び加圧されると、トナー像がカラー画像としてシートSに定着する。画像が定着したシートSは、排出ローラ対25aによって排出トレイ23へと排出されて積載される。なお、シートSの両面に画像を形成する場合には、定着部20を通過したシートSが、反転搬送部1Dに設けられる正逆転可能な反転ローラ対25bによってスイッチバックされる。そして、シートSが再搬送通路R1を介して画像形成部1Bへと再び搬送されると、シートSの裏面に画像が形成され、排出トレイ23へと排出されて両面印刷が完了する。
[シート搬送装置の構成]
続いて、手差し給送装置35及び斜行補正装置60を備えるシート搬送装置90について図2及び図3を用いて説明する。なお、本実施形態の画像形成装置1におけるシート搬送装置90とは、広義として、手差し給送装置35を含むシート給送部30にセットされたシートを画像形成部1Bに搬送し、さらに画像形成されたシートを排出トレイ23まで搬送する装置を指す。しかしながら、シート搬送装置90は、狭義として、手差し給送装置35から給送したシートを斜行補正装置60により斜行を補正して画像形成部1Bまで搬送する装置としても構わない。
図2に示すように、手差し給送装置35は、給送トレイ45、ピックアップローラ65、給送分離ローラ対64を有している。ピックアップローラ65は、ピックアップローラ昇降機構300が有するピックアーム66によって上下方向に搖動自在に支持されている。また、リタードローラ64bは、シート搬送路Pを挟んで、図示しないスプリングによりフィードローラ64aに圧接されている。
また、斜行補正装置60は、引抜ローラ対63、搬送手段としてのレジ前ローラ対62、レジストローラ対61を有している。引抜ローラ対63は、引抜駆動ローラ63a及び引抜従動ローラ63bを有しており、引抜従動ローラ63bは、シート搬送路Pを挟んで、図示しないスプリングにより引抜駆動ローラ63aに圧接されている。また同様に、レジ前ローラ対62は、第1ローラ或いは駆動ローラとしてのレジ前駆動ローラ62a及び第2ローラ或いは従動ローラとしてのレジ前従動ローラ62bを有している。レジ前従動ローラ62bは、シート搬送路Pを挟んで、図示しないスプリングによりレジ前駆動ローラ62aに圧接されている。なお、レジスト駆動ローラ61a及びレジスト従動ローラ61bを有するレジストローラ対61の詳細な構成は後述する。
また、上述の各種ローラは、それぞれのガイドユニットに収納され、各ガイドユニットが対向配置され、かつそれぞれがシートを案内するガイド面を有することによって、シートを搬送する経路としてのシート搬送路Pが形成されている。即ち、上記フィードローラ64a及び引抜従動ローラ63bは、フィードローラガイドユニット75に収納されている。リタードローラ64b及び引抜駆動ローラ63aは、フィードローラガイドユニット75に対向配置された引抜駆動ガイドユニット76に収納されている。また、レジ前駆動ローラ62aは、レジ前駆動ガイドユニット74に収納され、レジ前従動ローラ62bは、レジ前駆動ガイドユニット74に対向配置されたレジ前従動ガイドユニット73に収納されている。そして、レジスト駆動ローラ61aは、レジスト駆動ガイドユニット72に収納され、レジスト従動ローラ61bは、レジスト駆動ガイドユニット72に対向配置されたレジスト従動ガイドユニット71に収納されている。
次に、手差し給送装置35及び斜行補正装置60における駆動経路について説明する。図3に示すように、手差し給送装置35には、駆動力を出力する給送モータM3が備えられており、斜行補正装置60には、駆動手段としての駆動力を出力するレジ前モータM2、及び駆動力を出力するレジモータM1が備えられている。これら各モータは、制御部100に接続されて、正転方向又は逆転方向に駆動制御される。なお、制御部100には、CPU101、RAM102、ROM103、HDD104等が備えられているものを例示しているが、特にこれらの構成に限定されるものではない。
駆動経路の分割は、シートを斜行補正するにあたり、斜行補正能力に直結するため重要である。本実施形態においては、以下のように配置した。レジスト駆動ローラ61aは単独のレジモータM1で駆動し、レジ前駆動ローラ62a及び引抜駆動ローラ63aはレジ前モータM2で同一駆動とした。また、ピックアップローラ65、フィードローラ64a、リタードローラ64bは給送モータM3の同一駆動とした。
詳細には、上記給送モータM3は、正転回転を伝達する不図示のワンウェイクラッチを介してピックアップローラ65、フィードローラ64a、リタードローラ64bに接続され、給送モータM3が正転駆動されることで同期して回転駆動される。なお、リタードローラ64bは、ギヤ等を介してシート搬送方向とは反対側に向けて逆転回転される。また、給送モータM3は、逆転回転を伝達する不図示のワンウェイクラッチを介してピックアップローラ昇降機構に接続され、給送モータM3が逆転駆動されることでピックアーム66及びピックアップローラ65が上下方向に駆動されて、つまり昇降される。さらに、上記レジ前モータM2は、正転回転を伝達する不図示のワンウェイクラッチを介してレジ前駆動ローラ62a及び引抜駆動ローラ63aに接続され、レジ前モータM2が正転駆動されることで同期して回転駆動される。また、レジ前モータM2は、逆転回転を伝達する不図示のワンウェイクラッチを介してレジ前従動ローラ接離機構200に接続されている。レジ前モータM2が逆転駆動されることで詳しくは後述するようにレジ前従動ローラ62bがレジ前駆動ローラ62aに対して接離される。レジ前モータM2は、シート搬送路に対してレジ前従動ローラ接離機構200と同じ側に配置されている。そして、レジスト駆動ローラ61aは、レジモータM1に接続され、正転駆動又は逆転駆動される。
ここで、大まかなシートの給送及び斜行補正の動作について説明する。給送トレイ45に積載されたシートを給送する際は、まず、給送モータM3が逆転回転され、ピックアップローラ昇降機構300が駆動され、ピックアップローラ65が最上のシートに当接される。その後、給送モータM3が正転回転され、ピックアップローラ65、フィードローラ64a、リタードローラ64bが回転され、ピックアップローラ65により給送分離ローラ対64にシートが送られる。この際、例えば複数のシートが給送分離ローラ対64に送られると、フィードローラ64aが上側のシートを搬送し、かつリタードローラ64bが下側のシートを給送トレイ45に押戻し、これによって1枚ずつシートが分離されて給送が行われる。また、レジ前モータM2が正転回転されて引抜駆動ローラ63a及びレジ前駆動ローラ62aが回転駆動され、フィードローラ64aから分離されて給送されたシートが、引抜ローラ対63によって引き抜かれ、レジ前ローラ対62に搬送される。そして、レジ前ローラ対62によってレジストローラ対61にシートが搬送される。
一方、レジモータM1は停止しており、レジ前ローラ対62によって搬送されているシートは、停止しているレジストローラ対61に突き当たる。これにより、シートに撓みが形成されつつ、シートの先端の斜行がレジストローラ対61に倣うように補正される。なお、この際、レジモータM1を逆転回転されることで、レジストローラ対61にシートの先端の食い込みを解消し、シートをシート幅方向に対して回転し易くすることができる。また、詳しくは後述するようにレジ前モータM2を逆転回転させ、レジ前従動ローラ接離機構200を駆動して、レジ前従動ローラ62bをレジ前駆動ローラ62aから離間させることで、シートの搬送抵抗を低減することができる。その後、レジモータM1を正転回転することで、レジストローラ対61によるシートの搬送を再開することで、斜行が補正されたシートが画像形成部1Bに向けて搬送される。
続いて、斜行補正装置60における斜行補正動作の詳細について図4乃至図6を用いて説明する。なお、図4乃至図6において、実線は斜行して搬送されてきたシートを示しており、点線は斜行せずに搬送されてきたシートを示している。また、シート搬送路Pにおけるシート幅方向の設計上の中心をシート搬送中心CTとして示し、シート搬送方向を矢印Aで示している。また、図4乃至図6に示す各ローラ対において、網掛けで示すローラ対は圧接状態にあり、網掛けが無いローラ対が離間状態にあることを示している。また、レジストローラ対61とレジ前ローラ対62との間におけるシート搬送中心CT付近にはレジセンサSN1が、レジ前ローラ対62と引抜ローラ対63との間におけるシート搬送中心CT付近には引抜センサSN2が、それぞれ配置されている。これらレジセンサSN1及び引抜センサSN2によってシートの有無を検知することで、シートの搬送の遅延や滞留を判定でき、また、検知したタイミングによってシートの撓み量を判定できる。
図4(a)に示すように、まず、斜行してきたシートSがレジ前ローラ対62及び引抜ローラ対63によって搬送される。この際の斜行したシートSの例として、図4(a)中の左側が進むように斜行してシートSを示す。その後、図4(b)に示すように、停止しているレジストローラ対61にシートSの先端が突き当てられ、シートSの先端の斜行が補正される。この際、レジストローラ対61とレジ前ローラ対62の間でシートSが撓むことで、シートSの先端の斜行を補正している。シートSの撓み量は、レジセンサSN1でシートSを検知したタイミングで撓み量を制御している。その後、図4(c)に示すように、レジストローラ対61を回転させることで、シートSの先端を補正した状態で搬送する。
ここで、図6(a)に示すように、レジストローラ対61を回転させ、先端の斜行を補正したシートSを搬送する際に、レジ前ローラ対62によって挟持して搬送を続けると、シートSの後端が拘束される。すると、図6(b)に示すように、破線の位置と比較し、実線の位置が左側に大きく移動していることが分かる。つまり、シートSの後端がレジ前ローラ対62で拘束されていると、そのズレ量tは大きくなる。なお、模式図では、分かりやすいように極端に表示しているが、特に図4(c)のレジストローラ対61を回転開始後のシート搬送で顕著にシートSの位置ズレが生じる。これは、レジストローラ対61とレジ前ローラ対62との間で形成したシートSの撓み形状によるものである。つまり、シートSの後端がシート搬送方向上流のローラであるレジ前ローラ対62で拘束されることにより、シートが矢印Bで示す方向に旋回できないことに原因がある。
一方、図5に示すように、レジストローラ対61の回転開始後において、レジ前ローラ対62を離間させると、シートが矢印Bで示す方向に旋回し易くなり、上記のズレ量tも図6(b)と比較して小さくなる。これは、シートSの先端の補正後の搬送中に、なるべく早い段階でシート後端を自由状態にすることで、シートSの斜送区間を低減しているためである。また、レジストローラ対61とレジ前ローラ対62との間でシートSを撓ませることは、特に薄紙等の剛度の小さいシートに対して、シートを座屈させる虞があり、紙詰まりが発生する虞もある。従って、このようにレジ前ローラ対62を離間することで、無理なシートの撓みを無くし、シートの挙動を安定化させることができる。
[レジ前従動ガイドユニットの詳細]
まず、通常、ローラ対を離間する手法として、駆動ローラを離間する、従動ローラを離間する、両ローラを離間する、の3通りの手法が考えられる。しかしながら、駆動ローラを離間する、或いは両ローラを離間する手法は、構成上複雑化する。即ち、駆動ローラを駆動する機構にはギヤが含まれており、モータからギヤを介して駆動力が伝達される。そのため、駆動ローラを離間する手法では、ギヤを含めて移動させる必要が生じ、リンクやカップリング等の部品が必要となるので、構成が複雑化する上、コストも増大する。そこで、従動ローラを離間する手法が、簡易な構成でかつコスト増大も防止できるので、本実施形態におけるレジ前ローラ対62についても、レジ前従動ローラ62bを離間する構造を採用している。
図7乃至図12に示すように、レジ前従動ガイドユニット73は、ガイド部材としての画像形成装置1に移動不能に配置される筐体112と、その筐体112を補強するように取付けられる補強板116を有している。筐体112及び補強板116の内部には、補強板116を外した状態の図8に示すように、レジ前従動ローラ62b、支持軸114、圧縮バネ115、レジ前従動ローラ接離機構200等が内蔵されている。
レジ前従動ローラ62bは、筐体112に対してレジ前駆動ローラ62aの対向方向に移動可能な支持軸114に回転自在に支持されている。また、支持軸114は付勢手段としての圧縮バネ115によって筐体112に対してレジ前駆動ローラ62aに向けて付勢されている。即ち、圧縮バネ115の座面は補強板116により位置決め保持されており、圧縮バネ115は、レジ前従動ローラ62bを支持軸114を介してレジ前駆動ローラ62aに向けて離間自在に加圧する。
図8及び図9に示すように、レジ前従動ローラ接離機構200は、移動部材としての離間板117、離間軸118、離間アーム119、離間ギヤ120、付勢バネ121を有して構成されている。離間板117は、離間軸118の一端部にネジ等により固定されており、離間軸118の他端部には離間アーム119がネジ等で固定されている。離間軸118に固定された離間アーム119は、そのアーム部119aが離間ギヤ120と連動する離間カム122の表面に付勢バネ121によって常時当接している。そのため、レジ前モータM2によって離間カム122と共に離間ギヤ120が回転すると、離間アーム119のアーム部119aが離間カム122の表面形状に沿って移動し、離間アーム119のアーム部119aが離間軸118を回転中心として揺動する。そして、離間アーム119が揺動することで、離間軸118を介して離間板117も揺動し、離間板117に係合する支持軸114を圧縮バネ115の付勢力に抗して移動させることでレジ前従動ローラ62bを移動させ、レジ前ローラ対62のニップを離間する。なお、レジ前従動ローラ62bの、レジ前駆動ローラ62aに対する当接位置及び離間位置は、離間アーム119近傍に取り付けられたフォトセンサ123によって離間アーム119の位置を検知することで判別している。
また、本実施形態においては、図7、図8、及び図10に示すように、離間板117をシート搬送方向に直交するシート幅方向において中央部に配置し、つまりシート搬送中心CTに配置している。また、レジ前従動ローラ62bは、複数であり、シート搬送中心CTを線対象として、軸方向、つまりシート幅方向の複数個所(本実施形態では2箇所)に配置されている。即ち、シート幅方向において、2つのレジ前従動ローラ62bでシートを搬送すると、シートの2箇所を拘束支持するため、例えば1箇所のローラで搬送するよりもシートの斜送を低減することでき、旋回し難い構成である。この構成において、支持軸114に支持されたレジ前従動ローラ62bを離間するに際し、シート幅方向において2つのレジ前従動ローラ62bの中央部の支持軸114を離間板117にて支持することが、部品点数を少なくする上で最適であると考える。例えば離間板117を2つのレジ前従動ローラ62bの中央ではなく、シート搬送中心CTからレジ前従動ローラ62bの反対側で支持しようとする。すると、2つのレジ前従動ローラ62bを精度良く離間するためには、図8中に示す位置C及び位置Dのように2箇所に離間板117を設ける必要がある。この場合は、離間板117の部品を追加する必要が生じ、部品点数を増加させてコストアップとなる。そのため、本実施形態では、離間板117の最適位置として、シート搬送中心CTに対してシートの厚み方向、即ちシート搬送路の厚み方向に直交する位置に配置して、シートの幅方向の中央が離間板117に接するようにしている。
以上のようにレジ前従動ローラ接離機構200の各部品は、シート搬送路Pに対してレジ前従動ローラ62bの側だけに配置されており、離間板117によって支持軸114を移動させることが可能である。従って、シート搬送路Pを跨ぐような部品が不要であるので、レジ前従動ガイドユニット73をシート幅方向において、シート搬送路Pよりも大幅に長くする必要がなく、簡易な構成でかつ小型化が図れる。
[離間板について]
上述したように、離間板117の第1の機能としては、支持軸114を移動させ、レジ前従動ローラ62bを離間位置或いは当接位置に移動することである。また、離間板117の第2の機能としては、シート搬送路Pを形成するガイド面117aを有して、シートの案内が可能となっていることである。一般的に、シートを案内するガイド部材は、例えばフラッパ等を除き、可動しない方が望ましい。これは、様々な紙等のシートの状態(所謂カール紙等)に対応するためであり、ガイド部材が可動することでシートの案内位置がバラつき、紙詰まりを誘発する虞が生じるためである。しかしながら、以下の理由により、離間板117の第2の機能を有するように構成している。
図10に示すように、レジ前従動ガイドユニット73は、筐体112のシート搬送路Pを形成するガイド面112aを有している。そのガイド面112aの一部には、シート搬送中心CTの付近に、搬送されるシートの遅延や滞留などを検知するためのセンサが配置されるため、その検知領域を確保するための開口部112cが形成されている。つまり開口部112cを介して搬送されるシートをセンサが検知している。例えば離間板117がシートのガイド部材を兼ねない場合、図13に示すように、シート搬送路Pを形成するガイド面が実線のよう屈曲した形状になるガイド部材212を配置して、開口部112cにおけるガイド面を形成する必要がある。即ち、図13の点線で示す仮想ガイド面112vのようにガイド面を形成してしまうと、領域Xが無くなり、センサの検知領域が無くなってしまう。ここで、図13の実線で示したように屈曲したガイド面を形成するガイド部材212を配置してしまうと、支持軸114との距離d3が小さく、離間板117を格納する隙間が小さくなり、離間板117を挿入する隙間が確保できないという問題がある。この問題の解決手段として、レジ前従動ローラ62bの外径を大きくしたり、離間板117をシート幅方向にオフセットした位置に配置したりすること等が考えられるが、何れの場合でもコストアップが生じる。
本実施形態においては、図10乃至図12に示すように、離間板117にガイド面117a及びガイド面117bを有しているので、離間板117のシート搬送路Pの側に別のガイド部材を配置することを不要とすることができる。即ち、離間板117が直接シートのガイド面に兼ねることで、シートのガイド面を離間板117の肉厚で考慮すれば良いことになる。また、レジ前従動ローラ接離機構200を構成するにあたり、シート搬送路Pと支持軸114との距離も小さくすることができ、装置の小型化もできる。また、離間板117のガイド面117a及びガイド面117bは、筐体112のレジ前駆動ローラ62aの側のガイド面112aよりも支持軸114の側にオフセットされた位置に位置している。これにより、凹み部分が形成され、上述したセンサの検知領域が確保されている。
このように構成された離間板117の詳細な構成について図10、図11及び図12を用いて説明する。図10及び図11に示すように、筐体112には離間板117を露出する開口部112cが形成されている。また、開口部112cのシート搬送方向の下流側には、筐体112と一体に形成されている下流側ガイド面としてのガイド面112bを有している。この筐体112のガイド面112bのシート搬送方向の下流側の先端112dと、離間板117のシート搬送方向の上流側の先端117cとの繋ぎ部分は、レジ前ローラ対62のニップNよりもシート搬送方向の下流側に位置している。
また、ニップNの中心を通る線をニップ線NL、即ちレジ前駆動ローラ62aとレジ前従動ローラ62bとの共通接線をニップ線NLとする。レジ前従動ローラ62bがレジ前駆動ローラ62aに当接している状態で、離間板117の先端117cとニップ線NLとの距離d1は、筐体112のガイド面112bの先端112dとニップ線NLとの距離d2よりも小さくなるように配置されている。即ち、距離d2>距離d1>0の関係を満たすように離間板117が配置される。従って、離間板117の先端117cは、筐体112のガイド面112bの先端112dよりもニップ線NLに近い位置に位置している。このように離間板117を配置することで、レジ前ローラ対62にシートが挟持されて搬送された後に上記繋ぎ部分を通過する際、シートが引っ掛かることなく、安定して搬送することができる。また、図12に示すように、レジ前従動ローラ62bがレジ前駆動ローラ62aから離間している状態でも、距離d2>距離d1>0の関係を満たすように構成されているので、シートの引っ掛かることがなく、安定して搬送することができる。
また、図12に示すように、レジ前従動ローラ62bがレジ前駆動ローラ62aから離間している状態で、離間板117のガイド面117aと上記ニップ線NLとがなす角度θaを45度以下となるように離間板117を構成して配置している。この位置関係を達成することにより、シートの搬送中において、例えば端部がカールしたようなシートでも、ガイド面117aに接触した際の引っ掛かりを防止することができ、シートの状態に左右されない安定した搬送が可能となる。また、シートの搬送中において、シートがガイド面117aから受ける抵抗も小さくすることができるため、シートの搬送効率を向上することができ、また、シートの斜送を低減することが可能となる。
以上説明したように、レジ前従動ローラ62bをレジ前駆動ローラ62aから離間させる離間板117が、レジ前従動ローラ62bの側でシートを案内するシート搬送路Pを形成するガイド面117a及びガイド面117bを有している。従って、シート搬送路Pに対してシート幅方向の外側に離間板117を駆動する部品を配置することが不要となる。これにより、斜行補正時にシートの搬送抵抗を低減する構造を、簡易な構成にすることができ、かつ小型化を図ることができる。
なお、本実施形態においては、斜行補正装置60を備えるシート搬送装置90を画像形成部1Bに斜行を補正してシートを搬送するものとして説明した。しかし、これに限らず、例えば画像読取部に自動で原稿となるシートを搬送する自動原稿搬送装置において、画像読取部に斜行を補正してシートを搬送するものであってもよい。
また、本実施形態においては、離間板117のガイド面117a及びガイド面117bが、筐体112のガイド面112aよりも凹んだ位置、つまりシート搬送路Pとは反対側に位置するものを説明した。しかしながら、レジ前従動ローラ62bがレジ前駆動ローラ62aに当接した状態で、離間板117のガイド面117a及びガイド面117bが、筐体112のガイド面112aと同じ位置にあっても構わない。
また、本実施形態においては、レジ前従動ローラ62bが複数であり、離間板117が1つであるものを説明した。しかしながら、これに限らず、レジ前従動ローラ62bが複数でかつ離間板117が複数でもよく、レジ前従動ローラ62bが1つでかつ離間板117が複数でもよい。
また、本実施形態においては、レジストローラ対61のシート搬送方向上流側で、レジストローラ対61の搬送開始時に離間させるローラ対としてレジ前ローラ対62について説明した。しかしながら、これに限らず、レジストローラ対61の搬送開始時に離間させ、シートの後端の拘束を解除できるローラ対であれば、何れのローラ対であってもよい。
また、本実施形態においては、離間するローラ対としてレジ前ローラ対62を例示した。しかしながら、搬送路内のいずれのローラ対にも本発明は適用できる。
1…画像形成装置:1B…画像形成部:60…斜行補正手段(斜行補正装置):62…搬送手段(レジ前ローラ対):62a…第1ローラ、駆動ローラ(レジ前駆動ローラ):62b…第2ローラ、従動ローラ(レジ前従動ローラ):90…シート搬送装置:112…ガイド部材(筐体):112c…開口部:112b…下流側ガイド面:112d…先端:114…支持軸:115…付勢手段(圧縮バネ):117…移動部材(離間板):117a、117b…ガイド面:117c…先端:M2…駆動手段(レジ前モータ):N…ニップ:NL…ニップ線:P…シート搬送路:S…シート:SN1…センサ(レジセンサ):X…検知領域

Claims (8)

  1. 第1ローラと、前記第1ローラに当接してニップを形成し、かつ前記第1ローラから離間自在な第2ローラと、を有し、シートを搬送する搬送手段と、
    シート搬送路を形成し、前記搬送手段によって搬送されるシートを案内するガイド部材と、
    駆動力を出力する駆動手段と、
    シートを案内するガイド面を有し、前記駆動手段により駆動されて移動することで、前記第1ローラから離間するように前記第2ローラを移動させる移動部材と、を備え、
    前記第2ローラは、シート搬送方向に直交するシート幅方向において前記シート搬送路の中央部であるシート搬送中心を線対象として、軸方向の複数個所に配置される複数のローラを有し、
    前記ガイド部材は、前記シート搬送路の中央部に開口部を有し、
    前記移動部材の前記ガイド面が、前記開口部に対応するように配置される、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記搬送手段は、前記第2ローラを回転自在に支持する支持軸を備え、
    前記移動部材は、前記支持軸と係合して前記第2ローラを移動させ、
    前記移動部材のガイド面は、前記第2ローラが前記第1ローラに当接した状態で、前記ガイド部材の前記第1ローラの側の面よりも、前記支持軸の側にオフセットされた位置に位置する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  3. 搬送されるシートを検知するセンサを備え、
    前記移動部材のガイド面が前記ガイド部材の前記第1ローラの側の面よりも前記第2ローラの側にオフセットされることで形成された凹み部分は、前記センサの検知領域である、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記第1ローラは、駆動力により駆動される駆動ローラであり、
    前記第2ローラは、前記第1ローラにより従動される従動ローラであり、
    前記搬送手段は、前記第2ローラを前記第1ローラに向けて付勢する付勢手段を有し、
    前記移動部材は、前記駆動手段により駆動されることで前記第2ローラを前記付勢手段の付勢力に抗して前記第1ローラから離間する方向に移動する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記移動部材よりもシート搬送方向の下流側に移動不能に配置され、シート搬送路を形成する共に前記ガイド面により案内されたシートを案内する下流側ガイド面を備え、
    前記移動部材のガイド面のシート搬送方向の下流側の先端及び前記下流側ガイド面のシート搬送方向の上流側の先端は、前記搬送手段よりも前記シート搬送方向の下流側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記移動部材のシート搬送方向の下流側の先端は、前記下流側ガイド面のシート搬送方向の上流側の先端よりも、前記第1ローラ及び前記第2ローラの共通接線であるニップ線に近い位置に位置する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  7. シートの斜行を補正するために搬送されてくるシートが突き当てられる斜行補正手段を備え、
    前記搬送手段は、前記斜行補正手段にシートを搬送する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置により搬送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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