JP6831686B2 - ロボット及びその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ロボット及びその運転方法に関する。
食品を容器に詰める装置として、例えば、特許文献1の食品盛り付けロボットが知られている。このロボットは、食品が収容された食品運搬用容器を把持して盛り付け容器の上方に運搬し、食品運搬用容器に収容された食品を盛り付け容器に盛り付けている。この食品運搬用容器は、その底板がばねによって引っ張られ、食品が収容されている状態において閉じられている。そして、食品を盛り付ける際に、ロボットがプランジャによって、底板に取り付けられているフックを押して、ばねの引っ張り力に打ち勝って底板を開放し、食品を落下させている。
特開2003−128002号公報
上記特許文献1の食品運搬用容器の底板を開放する際、底板が下方に傾くため、食品運搬用容器を盛り付け容器に近づけることができない。よって、盛り付け容器の所望の位置に食品を盛り付けることが困難である。
また、食品運搬用容器には、底板、ばね、及びフックの複数の部品が取り付けられているため、食品がこれらに溜まり易い。しかも、複雑な形状の食品運搬用容器を洗浄することが困難である。このため、衛生上に問題が生じ易い。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、食品を所望の位置に盛り付けることができる衛生的なロボット及びその運転方法を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係るロボットは、食品を容器に詰めるロボットであって、板状部を移動させる第1アームと、上側開口及び下側開口を有する筒状部を移動させる第2アームと、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記食品が収容された前記筒状部の前記下側開口を前記板状部で覆いながら前記筒状部及び前記板状部を前記容器上へ移動し、前記容器上において前記板状部を移動させて前記下側開口を開放するように前記第1アーム及び前記第2アームを動作させる。
この構成によれば、板状部をスライドさせることにより、筒状部の下側開口を開放するための距離を容器との間に大きく採る必要がなく、下側開口を開放する際に筒状部を容器に近づけることができる。このため、近接する筒状部から容器の所望の位置に食品を盛り付けることができる。また、下側開口を開放するための部材が筒状部及び板状部に取り付けられていないため、筒状部及び板状部が簡素である。よって、これらに食品が溜まり難い上、これらを洗浄し易いため、衛生的に保つことができる。
このロボットでは、前記制御装置は、コンテナに収容されている前記食品を前記板状部で寄せるように前記第1アームを動作させてもよい。この構成によれば、コンテナにおいて食品を寄せることにより、食品の厚み及び密度を均一にすることができ、コンテナから所定量の食品をすくい上げることができる。
このロボットでは、前記制御装置は、コンテナに収容されている前記食品を前記板状部ですくって載置面上に載置された前記筒状部に前記上側開口から入れるように前記第1アームを動作させてもよい。この構成によれば、板状部が、筒状部の下側開口を塞ぐ底、及び、食品を筒状部に入れるヘラとして兼用され、部品点数及びコストの削減が図られる。
このロボットでは、前記制御装置は、前記食品を収容した前記筒状部の上側縁に前記板状部の一端を当てて滑らせて、前記上側縁よりも上にある前記食品を取り除くように前記第1アームを動作させてもよい。この構成によれば、筒状部からはみ出している食品を取り除くことにより、所定量の食品を筒状部内に収容することができる。
このロボットでは、前記第1アームに設けられた押下部をさらに備え、前記制御装置は、前記下側開口が開放された前記筒状部に収容されている前記食品を前記押下部で押し下げるように前記第1アームを動作させてもよい。この構成によれば、ご飯などの筒状部に密着する食品は、筒状部の下側開口を開放するだけで落下しないことがある。この場合、押下部により筒状部の食品を押し下げることにより、食品を筒状部から落下させて容器に盛り付けることができる。
このロボットでは、前記第2アームに設けられた把持部と、前記筒状部に設けられた被把持部と、をさらに備え、前記制御装置は、前記把持部が前記被把持部を把持して前記筒状部を移動するように前記第2アームを動作させてもよい。この構成によれば、サイズ及び形状等が異なる筒状部を複数、用意し、食品に応じた筒状部を選択する。この筒状部の被把持部を把持部により把持することにより、筒状部を適宜、使い分けることができる。
本発明に係るロボットの運転方法は、板状部を移動させる第1アームと、上側開口及び下側開口を有する筒状部を移動させる第2アームと、制御装置と、を備え、食品を容器に詰めるロボットの運転方法であって、前記制御装置は、前記食品が収容された前記筒状部の前記下側開口を前記板状部で覆いながら前記筒状部及び前記板状部を前記容器上へ移動し、前記容器上において前記板状部を移動させて前記下側開口を開放するように前記第1アーム及び前記第2アームを動作させる。この方法によれば、筒状部を容器に近接することができるため、筒状部から容器の所望の位置に食品を盛り付けることができる。また、板状部及び筒状部がシンプルな形状であって、食品が溜まり難い上、洗浄し易いため、これらを衛生的に保つことができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、食品を所望の位置に盛り付けることができる衛生的なロボット及びその運転方法を提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係るロボットの概略構成を示す模式図である。 図2は、図1に示すロボットの制御装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 図3は、図1に示す平板状部によりコンテナの食品を寄せている状態を示す斜視図である。 図4は、図3に示す平板状部により食品をすくい上げている状態を示す斜視図である。 図5は、図4に示す平板状部により食品を筒状部に入れている状態を示す斜視図である。 図6は、図5に示す平板状部により筒状部からはみ出た食品を取り除いている状態を示す斜視図である。 図7は、図6に示す平板状部により筒状部の下側開口を塞いで食品を運んでいる状態を示す斜視図である。 図8は、図7に示す平板状部を筒状部の下側開口から外して下側開口を開放している状態を示す斜視図である。 図9は、図8に示す筒状部の食品を押下部により押し下げている状態を示す斜視図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係るロボットを示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、全ての図面において、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、全ての図面において、本発明を説明するための構成要素を抜粋して図示しており、その他の構成要素については図示を省略している場合がある。さらに、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
(実施の形態1)
[ロボットの構成]
本実施の形態1に係るロボット100は、図1に示すように、食品を容器に詰めるロボット100であって、第1アーム20、第2アーム30及び制御装置40を備えている。ロボット100には、例えば、水平多関節型ロボットが用いられる。ただし、ロボット100は、これに限定されず、垂直多関節型ロボット等のロボットであってもよい。
ロボット100は台車11を備え、台車11の下面には車輪12及び固定部13が設けられている。ロボット100は、車輪12により移動可能で、固定部13により床に固定されるように構成されている。この台車11内には、制御装置40が収納されている。
また、台車11の上面には基軸14が固定されている。基軸14には、当該基軸14の軸心を通る回転軸線L1周りに回動可能に第1アーム20及び第2アーム30が設けられている。第1アーム20と第2アーム30とが上下に高低差を有するように設けられている。なお、第1アーム20及び第2アーム30は、独立して動作したり、互いに関連して動作したりすることができるように構成されている。
第1アーム20は、第1アーム部21、第1リスト部22、第1ハンド部23を有している。第2アーム30は、第2アーム部31、第2リスト部32、第2ハンド部33を有している。なお、ここでは、第1アーム20及び第2アーム30は、第1ハンド部23、第2ハンド部33を除いて、実質的に同じ構成とする形態を採用したが、これに限定されない。例えば、各アーム部21、31及び各リスト部22、32が、第1アーム20と第2アーム30とで異なる構成である形態を採用してもよい。
第1アーム部21は略直方体状の第1aリンク21a及び第1bリンク21bで構成され、第2アーム部31は略直方体状の第2aリンク31a及び第2bリンク31bで構成されている。各リンク21a、31aは、その基端部に回転関節J1が設けられていて、先端部に回転関節J2が設けられている。各リンク21a、31aは、その基端部が回転関節J1を介して基軸14と連結されていて、回転関節J1により回転軸線L1周りに回動することができる。
各リンク21b、31bは、その基端部が各リンク21a、31aの先端部と回転関節J2を介して連結されていて、回転関節J2によって回転軸線L2周りに回動することができる。各リンク21b、31bは、その先端部に直動関節J3が設けられている。
各リスト部22、32は、各リンク21b、31bの先端部に直動関節J3を介して連結されていて、各リンク21b、31bに対し昇降移動可能である。各リスト部22、32の下端部には回転関節J4が設けられていて、回転関節J4の下端部には各装着部24、34が設けられている。
各装着部24、34は、各ハンド部23、33を着脱可能に構成されている。例えば、各装着部24、34は、その間隔が調整可能に構成されている、一対の棒部材を有している。各装着部24、34は、当該一対の棒部材で各ハンド部23、33を挟み込むことにより、各ハンド部23、33を各リスト部22、32に装着することができる。これにより、各ハンド部23、33は、回転関節J4によって回転軸線L3周りに回動することができる。なお、棒部材は先端部分が折れ曲がっていてもよい。
第1ハンド部23は、第1アーム20の先端に設けられており、第1装着部24により脱着可能に装着された平板状部25及び押下部26により構成されている。第2ハンド部33は、第2アーム30の先端に設けられており、第2装着部34により脱着可能に装着された筒状部35により構成されている。なお、第1ハンド部23及び第2ハンド部33の詳細については後述する。
なお、第1アーム20及び第2アーム30の各関節J1〜J4には、それぞれ、各関節が連結する2つの部材を相対的に回転又は昇降させるアクチュエータの一例としての駆動モータ(図示せず)が設けられている。駆動モータは、例えば、制御装置40によってサーボ制御されるサーボモータであってもよい。また、各関節J1〜関節J4には、それぞれ、駆動モータの回転位置を検出する回転センサ(図示せず)と、駆動モータの回転を制御する電流を検出する電流センサ(図示せず)と、が設けられている。回転センサは、例えば、エンコーダであってもよい。
次に、制御装置40について、図2を参照しながら説明する。制御装置40は、CPU等の演算部40aと、ROM、RAM等の記憶部40bと、サーボ制御部40cとを備え、例えばマイクロコントローラ等のコンピュータを備えたロボットコントローラである。なお、制御装置40は、集中制御する単独の制御装置40によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置40によって構成されていてもよい。また、記憶部40bが制御装置40内に配置されている形態を採用したが、これに限定されず、記憶部40bが制御装置40と別体に設けられている形態を採用してもよい。
記憶部40bには、ロボットコントローラとしての基本プログラム、各種固定データ等の情報が記憶されている。演算部40aは、記憶部40bに記憶された基本プログラム等のソフトウェアを読み出して実行することにより、ロボット100の各種動作を制御する。すなわち、演算部40aは、ロボット100の制御指令を生成し、これをサーボ制御部40cに出力する。サーボ制御部40cは、演算部40aにより生成された制御指令に基づいて、ロボット100の各アーム20、30の関節J1〜J4に対応するサーボモータの駆動を制御するように構成されている。例えば、制御装置40は、食品が収容された筒状部35の下側開口を平板状部25で覆いながら筒状部35及び平板状部25を容器上へ移動するように第1アーム20及び第2アーム30を動作させる。
次に、第1アーム20の第1ハンド部23について、図3〜図9を参照しながら説明する。第1ハンド部23は平板状部25及び押下部26により構成され、第2ハンド部33は、上側開口及び下側開口を有する筒状部35により構成されている。
平板状部25は、厚みが薄い板状体であって、例えば矩形状の平板である。平板状部25は、第1取付具27により第1リスト部22に取り付けられている。第1取付具27は、アクチュエータ等の駆動部(図示せず)が設けられており、この駆動部によって第1取付具27は、上下方向に延びる第1リスト部22の軸に対して垂直な方向の回転軸を中心に回転する。なお、平板状部25は板状体であれば、曲がっていてもよい。
平板状部25は、その長手方向において第1端25bよりも第2端25cに近い位置であって、短手方向において一対の側端との中心に第1取付具27が接続している。この第1端25b及び第2端25cは第1取付具27の回転軸に対して平行に直線状に延び、一対の側端は第1取付具27の回転軸に対して垂直に延びる。平板状部25は、その長手方向において第1取付具27の接続位置から第1端25b側及び第2端25c側へ突出する。例えば、平板状部25は、その長手方向において第1取付具27の接続位置と第1端25bとの間の部分(第1部分)が第1取付具27の接続位置と第2端25cとの間の部分(第2部分)よりも長い。
平板状部25は、第1取付具27が接続する第1主面と、第1主面に対向する第2主面とを有する。第1主面及び第2主面は、第1取付具27に対して垂直に設けられ、第1取付具27の回転によって、第1リスト部22の軸に対して平行、垂直、及びこれらの間の傾斜する位置を採る。
平板状部25の一対の側端には、突条部25aが設けられている。突条部25aは、第1端25bと第2端25cとの間を各側端に沿って延び、第1主面側から突出する。このように平板状部25は、全くの平板ではなく、その一部が窪んでいたり突出していたりしてもよい。なお、突条部25aは平板状部25に設けられていなくてもよく、平板状部25は平板であってもよい。
押下部26は、柱形状であって、その底面26aは筒状部35の上側開口と同じ形状を有し、その底面26aのサイズは筒状部35の上側開口と同じ又はそれよりも少し小さなサイズを有している。押下部26は、第1取付具27により第1リスト部22に取り付けられている。押下部26は、第1取付具27の回転軸を挟んで平板状部25と反対側で第1取付具27に接続する。押下部26は、第1取付具27の回転軸よりも平板状部25の第2端25c側に配置されている。
押下部26は、第1取付具27が接続する第3主面と、第3主面に対向する第4主面(底面)26aとを有する。底面26aは、平板状部25の第1主面及び第2主面に平行に設けられ、第1取付具27の回転によって、第1リスト部22の軸に対して平行、垂直、及びこれらの間の傾斜する位置を採る。
この平板状部25及び押下部26は、回転関節J1、J2、J4(図1)により第1アーム20の各部が各回転軸線L1、L2、L3(図1)周りを回動することにより、左右及び前後方向に移動することができる。また、平板状部25及び押下部26は、直動関節J3(図1)により第1アーム20の第1リスト部22が第1bリンク21bに対し昇降移動することにより、上下方向に移動することができる。このように第1アーム20は平板状部25及び押下部26を移動させることができる。
筒状部35は、上側及び下側が開口する筒形状であって、例えば、上側開口及び下側開口が矩形状である。筒状部35の下側開口のサイズは、平板状部25の第1部分と同じ又はそれよりも小さい。筒状部35は、第2取付具36により第2リスト部32に取り付けられている。
第2取付具36は略直方体形状であって、その上面が第2リスト部32に接続している。第2取付具36の側面(取付面)36aは上面に垂直であり、取付面36aの下部に筒状部35が取り付けられている。取付面36aは、筒状部35の上側開口よりも上に延び、筒状部35の上側縁に対して垂直に設けられる。取付面36aに平行に延びる筒状部35の長さ(幅)は、平板状部25の第1端25bの長さと同じ又は大きく、第2端25cの長さと同じ又は小さい。
この筒状部35は、回転関節J1、J2、J4(図1)による第2アーム30の各部が各回転軸線L1、L2、L3(図1)周りを回動することにより、左右及び前後方向に移動することができる。また、筒状部35は、直動関節J3(図1)による第2アーム30の第2リスト部32が第2bリンク31bに対し昇降移動することにより、上下方向に移動することができる。このように第2アーム30は筒状部35を移動させることができる。
[盛り付けシステムの構成]
次に、盛り付けシステム200の構成について、図3〜図9を参照しながら説明する。盛り付けシステム200は、ロボット100及び載置面201aにより構成されている。載置面201aは、筒状部35を載置する面であって、例えば載置部201の上面である。載置部201は、直方体形状であって、食品15を収容するコンテナ16の第1側壁16aに沿って配置されている。載置面201aは筒状部35の下側開口と同じ又はそれよりも大きく、載置面201aはその上に載置された筒状部35の下側開口を塞ぐ。載置面201aに載置された筒状部35の上側縁はコンテナ16の上側縁よりも上になるように、載置部201の高さは設定されている。載置面201aに載置された筒状部35の上側開口はコンテナ106の開口と隣接する。
例えば、コンテナ16がロボット100の前に配置され、容器17がロボット100の右側に配置され、載置部201がコンテナ16と容器17との間に配置されている。容器17は移動可能な作業台に配置されていてもよい。例えば、複数のロボット100が盛り付けシステム200に備えられており、各ロボット100が異なる食品15を盛り付ける。この場合、複数のロボット100に順に作業台を移動させることにより、複数のロボット100がそれぞれの食品15を容器17に盛り付けることができる。
[ロボットの動作方法]
次に、本実施の形態1に係るロボット100の動作方法について、図3〜図9を参照しながら説明する。この動作方法は制御装置40により実行される。ここでは、コンテナ16に入ったご飯(食品)15を容器17(弁当箱)に盛り付ける場合について説明する。
ただし、容器17は、その上面が開口したものであれば、弁当箱に限定されない。食品15は、固体であればご飯に限定されない。
まず、図3に示すように、制御装置40は、コンテナ16に収容されている食品15を平板状部25で寄せるように第1アーム20を動作させる。ここで、平板状部25の第1端25bが第2端25cよりも下になるように、平板状部25の第1主面をコンテナ16の底面26aに対して垂直又はほぼ垂直になるように傾ける。そして、第1端25bをコンテナ16の底面に当接させ、コンテナ16の第1側壁16aに対向する第2側壁16b側から第1側壁16a側へ平板状部25を移動させる。これにより、食品15が、載置部201が隣接するコンテナ16の第1側壁16a側に寄せられる。また、このように、食品15を寄せることにより、コンテナ16に収容される食品15の厚み及び密度が均一になる。
続いて、図4に示すように、制御装置40は、コンテナ16に収容されている食品15を平板状部25ですくって載置面201a上に載置された筒状部35にその上側開口から入れるように第1アーム20を動作させる。ここで、食品15よりも上に平板状部25を移動させ、平板状部25の第1主面を第2主面よりも上にし、第1主面をコンテナ16の底面26aに対して平行又はほぼ平行に傾ける。そして、食品15よりもコンテナ16の第2側壁16b側に平板状部25を移動させ、平板状部25の第1端25bをコンテナ16の底面26aに当接させながら、第2側壁16b側から第1側壁16a側へ平板状部25を移動させる。これにより、食品15が平板状部25の第1部分の第1主面上に載る。そして、平板状部25を所定距離、移動させた後に、食品15よりも上に平板状部25を移動させる。これにより、所定量の食品15が平板状部25により取り出される。
また、図5に示すように、第1主面上に食品15が載った平板状部25を筒状部35へ移動させ、平板状部25の第1端25bを筒状部35の上側縁に当てて、平板状部25の第2端25cが第1端25bよりも上になるように平板状部25を傾ける。これにより、食品15は、傾斜する第1主面を滑り落ち、筒状部35の上側開口から筒状部35内に入る。また、この際、第1主面の一対の側端から上方に突条部25aが突出しているため、一対の側端から外へ食品15が落ちることが防がれる。
さらに、平板状部25を滑り落ちる食品15が筒状部35の上側開口を超えそうになることがある。この場合、筒状部35の上側縁に対して垂直に設けられる第2取付具36の取付面36aに食品15が当たり、その下に設けられた筒状部35の上側開口へ落ちる。よって、食品15は筒状部35に入る。
また、平板状部25の第1端25bの長さが筒状部35の幅と同じ又は小さいため、第1端25bが筒状部35の幅からはみ出さない。よって、第1端25bと筒状部35との隙間から筒状体の外へ食品15がこぼれない。
さらに、筒状部35は載置面201a上に載置されて、筒状部35の下側開口は載置面201aにより覆われている。このため、食品15は筒状部35内に収容される。
続いて、図6に示すように、制御装置40は、食品15を収容した筒状部35の上側縁に平板状部25の第2端25c(一端)を当てて滑らせて、上側縁よりも上にある食品15を取り除くように第1アーム20を動作させる。
ここで、平板状部25の第2端25cが第1端25bよりも下にし、平板状部25の第1主面をコンテナ16の底面26aに対して垂直又はほぼ垂直に傾ける。そして、第2端25cを筒状部35の上側縁に当接させ、第2取付具36側からコンテナ16側へ平板状部25を移動させる。筒状部35の上側開口はコンテナ16の開口よりも上にあってコンテナ16の開口と隣接する。これにより、上側縁よりも上にある食品15は平板状部25によって取り除かれ、コンテナ16へ落ちる。このため、所定量の食品15を筒状部35内に残すことができる。
続いて、図7に示すように、制御装置40は、食品15が収容された筒状部35の下側開口を平板状部25で覆いながら筒状部35及び平板状部25を容器17上へ移動するように第1アーム20及び第2アーム30を動作させる。ここで、まず、平板状部25の第1主面を第2主面よりも上であって水平にして、載置部201の載置面201aと筒状部35の下側縁との間に平板状部25を差し入れる。これにより、筒状部35の下側開口が平板状部25によって覆われ、平板状部25が筒状部35の底として機能する。そして、平板状部25により下側開口を覆った状態で、筒状部35及び平板状部25を容器17上へ移動させる。これにより、食品15は容器17上へ運ばれる。
続いて、図8に示すように、制御装置40は、容器17上において平板状部25を移動させて筒状部35の下側開口を開けるように第1アーム20を動作させる。ここで、容器17内の所望の位置上に筒状部35が至ると、筒状部35の下側縁に沿って水平方向に平板状部25を移動させ、平板状部25を筒状部35から離す。これにより、平板状部25により覆われていた筒状部35の下側開口が開放される。このように、平板状部25が筒状部35の下側縁に沿ってスライドすることにより、筒状部35と容器17との間隔を小さくすることができる。
続いて、図9に示すように、制御装置40は、筒状部35に収容されている食品15を押下部26で押し下げるように第1アーム20を動作させる。ここで、第1取付具27を回転させて、押下部26を平板状部25よりも下にし、押下部26の底面26aを水平にする。そして、押下部26を筒状部35の上側開口上に移動させて、押下部26を下方へ移動させる。これにより、筒状部35内の食品15が押下部26の底面26aにより下方へ押されて落下し、容器17内の所望の位置に盛り付けられる。このように、近距離から食品15を容器17に入れることができる。また、下側開口を開放しただけでは落下しない食品15も押下部26により落下させて、容器17に確実に入れることができる。
上記構成によれば、平板状部25により筒状部35の下側開口を塞ぐことにより、容器17上において平板状部25を筒状部35からスライドして下側開口を開放することができる。このように、平板状部25が容器17側へほとんど移動しないため、筒状部35を容器17に近づけることができる。よって、近接する筒状部35から食品15を容器17の所望の位置に落下させて盛り付けることができる。
また、平板状部25を筒状部35に対して移動させることにより、筒状部35の下側開口を閉塞及び開放することができる。このため、平板状部25及び筒状部35に下側開口を閉塞及び開放するための機構が必要なく、このような機構に食品15が溜まり難い。しかも、平板状部25及び筒状部35がシンプルになり、洗浄し易いため、これらを衛生的に保つことができる。
さらに、平板状部25を、食品15を寄せるための道具、食品15をすくうための道具、食品15を筒状部35に入れるための道具、筒状部35からはみ出た食品15を取り除くための道具、及び、筒状部35の下側開口を塞ぐための道具として機能させることができる。このため、部品点数及びコストの削減につながる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るロボット100は、第2アーム30に設けられた把持部37と、筒状部35は設けられた被把持部38と、をさらに備えている。また、実施の形態2に係るロボット100は、第1ハンドに押下部26が設けられていない。
被把持部38は、筒状部35の上側縁から上側開口と反対側に延びるベース板39上に設けられ、ベース板39から上方へ突出している。把持部37は、脱着可能に筒状部35を把持し、例えば、一対の棒状部材を有している。一対の棒状部材は、互いの間隔が変化するようにアクチュエータ等の駆動部(図示せず)により駆動する。把持部37は、一対の棒状部材の間隔を狭くして被把持部38を挟持し、一対の棒状部材の間隔を拡げて被把持部38を放す。なお、一対の挟持部分が互いに対向する挟持部分の辺は被把持部38に当接するように被把持部38の表面に沿って湾曲していてもよい。
制御装置40は、把持部37が被把持部38を把持して筒状部35を移動するように第2アーム30を動作させる。また、押下部26が第1アーム20に備えられていないことにより、押下部26により筒状内の食品15を押下する動作が省略される。これ以外のロボット100の動作方法については、実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。
このように、把持部37及び被把持部38によって筒状部35を脱着可能に第2アーム部31に取り付けることができる。このため、例えば、サイズ及び形状などが異なる複数の筒状部35を用意しておき、食品15の種類及びサイズ等に応じた筒状部35を第2アーム30に取り付けることができる。
(その他の実施の形態)
なお、上記実施の形態1において第1ハンドに平板状部25及び押下部26が備えられていたが、第1ハンドに押下部26が備えられておらず、平板状部25だけが備えられていてもよい。例えば、食品15が筒状部35と密着性が小さい場合、筒状部35の下側開口を覆う平板状部25をスライドさせて下側開口を開放するだけで筒状部35から食品15が落下することがある。このような場合、押下部26により筒状部35内の食品15を押下する必要がないため、押下部26を省略して、コスト及び盛り付け作業の手間を省くことができる。
さらに、上記実施の形態1において第2取付具36に、サイズ及び形状等が異なる複数の筒状部35が取り付けられていてもよい。この場合、回転関節J4により第2取付具36を回転させることにより、食品15の種類及びサイズ等に応じた筒状部35を選択して用いることができる。
また、上記実施の形態2において第1ハンドに押下部26が備えられていないが、備えられていてもよい。例えば、食品15が筒状部35と密着性が大きい場合、筒状部35の下側開口を開放しただけでは食品15が筒状部35から落下しない場合がある。このような場合、押下部26により筒状部35内の食品15を押し下げることにより、食品15を落下させて容器17に盛り付けることができる。
さらに上記全ての実施の形態において、ロボット100は、食品15を寄せる処理、食品15をすくう処理、食品15を筒状部35に入れる処理、筒状部35からはみ出た食品15を取り除く処理、筒状部35の下側開口を平板状部25により塞いで食品15を移動させる処理、平板状部25を筒状部35から離して下側開口を開放する処理、押下部26により食品15を押し下げる処理を行った。ただし、これらの全ての処理を行わなくてもよく、このうちの一部の処理を省略してもよい。また、これらの処理に加えて、別の処理を行ってもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良又は他の実施の形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明のロボット及びその運転方法は、食品を所望の位置に盛り付けることができる衛生的なロボット及びその運転方法等として有用である。
15 :食品
17 :コンテナ
18 :容器
20 :第1アーム
25 :平板状部(板状部)
26 :押下部
30 :第2アーム
35 :筒状部
37 :把持部
38 :被把持部
40 :制御装置
100 :ロボット
201a :載置面

Claims (9)

  1. 食品を容器に詰めるロボットであって、
    板状部を移動させる第1アームと、
    上側開口及び下側開口を有する筒状部を移動させる第2アームと、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は
    コンテナに収容されている前記食品を前記板状部で寄せるように前記第1アームを動作させ
    前記食品が収容された前記筒状部の前記下側開口を前記板状部で覆いながら前記筒状部及び前記板状部を前記容器上へ移動し、前記容器上において前記板状部を移動させて前記下側開口を開放するように前記第1アーム及び前記第2アームを動作させ、ロボット。
  2. 食品を容器に詰めるロボットであって、
    板状部を移動させる第1アームと、
    上側開口及び下側開口を有する筒状部を移動させる第2アームと、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は
    コンテナに収容されている前記食品を前記板状部ですくって載置面上に載置された前記筒状部に前記上側開口から入れるように前記第1アームを動作させ
    前記食品が収容された前記筒状部の前記下側開口を前記板状部で覆いながら前記筒状部及び前記板状部を前記容器上へ移動し、前記容器上において前記板状部を移動させて前記下側開口を開放するように前記第1アーム及び前記第2アームを動作させ、ロボット。
  3. 食品を容器に詰めるロボットであって、
    板状部を移動させる第1アームと、
    上側開口及び下側開口を有する筒状部を移動させる第2アームと、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記食品を収容した前記筒状部の上側縁に前記板状部の一端を当てて滑らせて、前記上側縁よりも上にある前記食品を取り除くように前記第1アームを動作させ
    前記食品が収容された前記筒状部の前記下側開口を前記板状部で覆いながら前記筒状部及び前記板状部を前記容器上へ移動し、前記容器上において前記板状部を移動させて前記下側開口を開放するように前記第1アーム及び前記第2アームを動作させ、ロボット。
  4. 食品を容器に詰めるロボットであって、
    板状部を移動させる第1アームと、
    上側開口及び下側開口を有する筒状部を移動させる第2アームと、
    制御装置と、
    前記第1アームに設けられた押下部と、を備え、
    前記制御装置は
    前記食品が収容された前記筒状部の前記下側開口を前記板状部で覆いながら前記筒状部及び前記板状部を前記容器上へ移動し、前記容器上において前記板状部を移動させて前記下側開口を開放するように前記第1アーム及び前記第2アームを動作させ
    前記下側開口が開放された前記筒状部に収容されている前記食品を前記押下部で押し下げるように前記第1アームを動作させる、ロボット。
  5. 前記第2アームに設けられた把持部と、
    前記筒状部に設けられた被把持部と、をさらに備え、
    前記制御装置は、前記把持部が前記被把持部を把持して前記筒状部を移動するように前記第2アームを動作させる、請求項1〜のいずれか一項に記載のロボット。
  6. 板状部を移動させる第1アームと、
    上側開口及び下側開口を有する筒状部を移動させる第2アームと、
    制御装置と、を備え、食品を容器に詰めるロボットの運転方法であって、
    前記制御装置は
    コンテナに収容されている前記食品を前記板状部で寄せるように前記第1アームを動作させ
    前記食品が収容された前記筒状部の前記下側開口を前記板状部で覆いながら前記筒状部及び前記板状部を前記容器上へ移動し、前記容器上において前記板状部を移動させて前記下側開口を開放するように前記第1アーム及び前記第2アームを動作させ、ロボットの運転方法。
  7. 板状部を移動させる第1アームと、
    上側開口及び下側開口を有する筒状部を移動させる第2アームと、
    制御装置と、を備え、食品を容器に詰めるロボットの運転方法であって、
    前記制御装置は、
    コンテナに収容されている前記食品を前記板状部ですくって載置面上に載置された前記筒状部に前記上側開口から入れるように前記第1アームを動作させ、
    前記食品が収容された前記筒状部の前記下側開口を前記板状部で覆いながら前記筒状部及び前記板状部を前記容器上へ移動し、前記容器上において前記板状部を移動させて前記下側開口を開放するように前記第1アーム及び前記第2アームを動作させる、ロボットの運転方法。
  8. 板状部を移動させる第1アームと、
    上側開口及び下側開口を有する筒状部を移動させる第2アームと、
    制御装置と、を備え、食品を容器に詰めるロボットの運転方法であって、
    前記制御装置は、
    前記食品を収容した前記筒状部の上側縁に前記板状部の一端を当てて滑らせて、前記上側縁よりも上にある前記食品を取り除くように前記第1アームを動作させ、
    前記食品が収容された前記筒状部の前記下側開口を前記板状部で覆いながら前記筒状部及び前記板状部を前記容器上へ移動し、前記容器上において前記板状部を移動させて前記下側開口を開放するように前記第1アーム及び前記第2アームを動作させる、ロボットの運転方法。
  9. 板状部を移動させる第1アームと、
    上側開口及び下側開口を有する筒状部を移動させる第2アームと、
    制御装置と、
    前記第1アームに設けられた押下部と、を備え、食品を容器に詰めるロボットの運転方法であって、
    前記制御装置は、
    前記食品が収容された前記筒状部の前記下側開口を前記板状部で覆いながら前記筒状部及び前記板状部を前記容器上へ移動し、前記容器上において前記板状部を移動させて前記下側開口を開放するように前記第1アーム及び前記第2アームを動作させ、
    前記下側開口が開放された前記筒状部に収容されている前記食品を前記押下部で押し下げるように前記第1アームを動作させる、ロボットの運転方法。
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