JP6830673B2 - 交流−直流高電圧リーク検出のためのシステムおよび方法 - Google Patents

交流−直流高電圧リーク検出のためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6830673B2
JP6830673B2 JP2018559666A JP2018559666A JP6830673B2 JP 6830673 B2 JP6830673 B2 JP 6830673B2 JP 2018559666 A JP2018559666 A JP 2018559666A JP 2018559666 A JP2018559666 A JP 2018559666A JP 6830673 B2 JP6830673 B2 JP 6830673B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high voltage
electrode
detection
package
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018559666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019505006A (ja
JP2019505006A5 (ja
Inventor
スタウファー、オリバー
スタウファー、チャールズ
ウルフ、ハインツ
ベクター、ウンドラー
Original Assignee
パッケージング テクノロジーズ アンド インスペクション、エルエルシイ
パッケージング テクノロジーズ アンド インスペクション、エルエルシイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パッケージング テクノロジーズ アンド インスペクション、エルエルシイ, パッケージング テクノロジーズ アンド インスペクション、エルエルシイ filed Critical パッケージング テクノロジーズ アンド インスペクション、エルエルシイ
Publication of JP2019505006A publication Critical patent/JP2019505006A/ja
Publication of JP2019505006A5 publication Critical patent/JP2019505006A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6830673B2 publication Critical patent/JP6830673B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/40Investigating fluid-tightness of structures by using electric means, e.g. by observing electric discharges
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/04Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point
    • G01M3/16Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using electric detection means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means

Landscapes

  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

この発明は、リーク検出、具体的には高電圧リーク検出の技術分野に関し、これに限定されないが、腐敗しやすい生鮮食品または腐敗しない商品のためのバイアル、シリンジ、アンプル、パウチ、アルミパウチ、およびI.V.袋を含む包装容器のリーク、裂け目、破損、または他の不完全性を検出して通知するために使用される方法を実装ずる方法およびシステムに関する。
リーク検出の分野では、高電圧リーク検出(HVLD)を使用するための2つの確立された技術がある。AC高電圧リーク検出は、慣用的なHVLDと呼ばれ、高電圧値で純粋なAC電流を使用する。DC高電圧リーク検出は、DC HVLDと呼ばれ、高電圧値で純粋なDC電圧を使用する。慣用的なHVLDとDC HVLDの両方ともリークを最終的に検出するために高電圧を使用するけれども、この2つの方法ではAC電圧とDC電圧の固有の差異に基づく非常に異なる技術が使用される。慣用的なHVLDおよびDC HVLDによって使用されるこれらの異なる技術のために、各方法は、そこに含まれる特定の包装容器および製品を試験する際に、それぞれ長所および短所が異なる。
慣用型HVLDの場合、AC高電圧が容器に印加されて、製品および容器の抵抗を破壊する。次に、参照容器を流れる電流と試験された容器を流れる電流との差を検出することによって、リークの存在が判定される。差が十分に大きい場合、リークが存在すると判断される。
慣用型HVLDの原理を図1A〜図1Dに示す。慣用型HVLDによって検査され、液体製品で満たされ、欠陥のない参照バイアル001が図1Aに示されている。図1Bにおいて、図1Aの参照バイアルの試験は、単純化された電気等価回路で示されている。液体製品で満たされた欠陥バイアル002の試験は図1Cに示され、慣用型HVLDによって検査される。図1Dは、図1Cの欠陥バイアルの単純化された電気等価回路を表す。しかし、電気等価回路は単純化モデルに基づいており、より複雑なモデルを作成できることに注意することが重要である。
図1Aおよび図1Cに示すように、慣用型HVLD試験では、2つの電極003,005の間に容器007を配置し、1つの電極が検査電極003であり、もう1つの電極が検出電極005であるAC高電圧023が回路に印加される。いずれの電極とも物理的に接触することなく、試験されるべき容器が2つの電極の間に配向されるように配向される。容器は、2つの固有インピーダンスと1つの固有抵抗を有する。すなわち、検査電極から容器壁での固有インピーダンスR+(1/jwC)、検出電極から容器壁での固有インピーダンスR+(1/jwC)、および容器内の製品の固有抵抗RProである。欠陥のない容器を通って得られた電流は、IWDとして表される。
しかし、容器にリークがあれば、図1Cに示すように、放電電流がピンホール、亀裂、またはシールの欠陥を介して容器に流れる。容器内のリークは、図1Dに示すように、インピーダンスのうちの1つが失われる結果となる。結果として生じる、欠陥のある容器を通る電流は、固有インピーダンスの喪失のために異なる値(I)を有する電流を生じる。次いで、製品を通る信号が検出電極によって検出される。この電流の変化を検出することにより、欠陥の存在を次のように認識することができる。
Figure 0006830673
リークがあると、インピーダンスの1つが失われる。欠陥のある容器を流れる電流は次のようになる。
Figure 0006830673
欠陥のある容器は、欠陥のない容器(IWD)よりも大きい電流(I)を有する。電流の差は、容器に欠陥があるかどうかを決定し、これは、次の式で示される。
Figure 0006830673
、R、C、R、RProは可変であり、印加されるAC高電圧の振幅、材料特性(容器および液体製品の絶縁耐力など)、および液体製品の導電率に応じて変化する。印加電圧が高いほど、C、R、C、R、RProのインピーダンスは低くなる。大きすぎる電圧を印加するリスクは、高電圧を印加すると上記のインピーダンスを超えるアークまたはスパークが発生し、誤ったリークとしてあらわれることがあるということである。したがって、慣用型HVLD技術では、リーク検出のより良い感度を得るために、容器の周りでスパークさせることなく、容器自体および容器内の液体製品の絶縁を破壊することなく、可能な最高電圧に到達する必要がある。慣用型HVLDを使用して誤ってリークを検出するリスクは、低電導度の製品では特に高くなる。
慣用型HVLDの使用は、リーク検出に使用された場合の偽陽性の危険性を無視しても、検査された容器内に保持された製品の完全性にもリスクをもたらすものである。慣用型HVLDで使用されている純粋なAC高電圧は、高減衰なしに良好な容器の容量性インピーダンスを貫通し、容器内の製品をAC高電圧に直接暴露することになる。これにより、良好な容器内の製品に潜在的に有害で望ましくない高電圧の暴露をもたらし、これが、未知の副作用を伴う結果となる。この問題は、試験中の高電圧の暴露が医薬品を変性させたり、その他の害悪をもたらすかもしれない製薬分野にとって、とくに重要である。
慣用型HVLDを使用する試験装置を作成するのに必要な構成要素は重くて扱いにくいので、慣用型HVLDは機械的な欠点にも直面する。このため、慣用型HVLDはベンチトップツールとして実用的ではない。
慣用型HVLDの別の欠点は、AC高電圧がオゾンを効果的に生成してしまうので、検査中に過剰のオゾンを生成することである。
DC HVLDでは、リーク検査の対象となる容器は、そうではなくて、純粋にDC高電圧で充電される。リークの存在は、充電電流および中和電流の検出によって決定される。Takeda Chemical IndustriesのDC HVLDシステムは、米国特許第4,125,805号(以下ではTakedaという)において説明され、典型的なDC HVLDシステムの代表例である。
Takedaシステムは、図2に示すように、容器を充電するためにDC高電圧を使用する。容器105は、流体製品を内部に含み、アノードロッド109、補助電極ロッド111、およびカソードプレート107の間に配置される。アノードロッド109は直流高電圧源115の正側に接続されている。カソードプレート107および補助ロッド111は、図2に示すように、測定抵抗117およびスイッチ119をそれぞれ介して直流高電圧源115の負側に接続されている。
スイッチ119がオフになると、補助電極111は直流高電圧源115の負側に接続されず、充電も放電も行われない。しかしながら、スイッチ119をオンにすると、補助電極111が直流高電圧源115の負側に接続され、同時に補助電極111とアノードロッド109との間で火花放電が発生し、これが、同時に、アンプル105のネック部分の電荷を放電させる。他方、弁別回路121は、抵抗117の両端に発生する電位を検出するために、抵抗117の両端で使用される。
補助電極ロッド111からカソードプレート107には中和電流iが流れ、弁別回路121で検出される。中和電流iは、通常、補助電極111の放電開始直後に最大値に達し、上述したような状態では、アンプルが所定の量の流体を含んだ良好なサンプル(ピンホール等の欠陥がない)である場合には、図3に示すように、流れる中和電流(i)が1単位のピーク値を得る。
他方、アンプルに2ミクロン以上のピンホールなどの欠陥がある場合には、図3に示すように、中和電流iが約2単位以上流され、ここで、iは欠陥のない容器の中和電流であり、iは欠陥のある容器の中和電流である。図4は、図2に示すTakedaのDC HVLDシステムの等価回路を示す。
DC HVLDの方法およびシステムの主要な欠点は、試験の連続性および一貫性の欠如である。Takedaでは、DC HVLDシステムは、離散的に生成され、サンプリングされる不連続な信号であるため、不連続テストである。試験された各パッケージは、1回の測定のために弁別回路を通して放電される前に充電されなければならない。パッケージの充放電は次々に行われる。これにより、低速で不連続な性質のため、生産ラインでのオンライン検査にDC HVLDシステムを使用することはほとんど不可能である。
DC HVLDシステムのもう一つの欠点は、充放電が必要なため、試験中に印加される信号が不連続な性質をともなうことである。TakedaのDC HVLDシステムで使用される高電圧放電は、非常に確率的である可能性がある。検出された信号は離散波形であるため、DC HVLDの信号には特定の周波数、位相、または振幅がない。その振幅は、発生する充放電の量に依存して強く変化し、電極と欠陥との間の距離に基づいて変化してしまう。
さらに、DC HVLD法は、アノードロッドが容器の頂部に固定される必要がある。この技術は、アンプルの検査にのみにしか使用できない。アルミニウムキャップを備えたバイアルまたは金属針付きシリンジのような容器は、金属が、ガラスまたはプラスチックと比較して導電性が高く、偽陽性の結果につながるため、DC HVLDによって検査することができない。DC HVLDは、また、カソードプレートがパッケージと接触することを必要とする。試験中のパッケージとの接触は、剛性電極を用いたオンライン試験では望ましくない。そのような接触はオンライン試験の破壊的方法であると考えられるから
米国特許第4,125,805号明細書である。
この発明は、慣用型のHVLDの高電圧、望ましくないレベルの電圧への傷つきやすい製品の露出、好ましくないレベルのオゾン生成、および誤ったリーク検出、並びに、DC HVLDの構造的柔軟性、オンライン検査限界、および変動性を、DCオフセット付きでAC電圧をリーク検出用に印加することにより解決するものであり、これは図6A〜図6Dの簡略化された電気等価回路を用いて説明でき、これらの図において、AC電流は回路内のすべての要素を通じて流れることができ、他方、DC電流はコンデンサがない経路を通じてのみ流れることができる。しかしながら、電気等価回路は単純化モデルに基づいており、より複雑なモデルを作成できることに注意することが重要である。交流−直流高電圧(ADHV)技術は、検出電極と検査電極との間に検査対象容器を配置することを含む。高電圧発生回路は、高電圧発生のために使用され、高電圧発生回路は、パルス自動変換器、高電圧整流器、および高電圧制御ボードを含む。さらに、容器は、検査電極と検出電極との間に配置される。
DCで電圧オフセットを伴う高電圧のAC電圧が、つぎに、高電圧発生回路を介して生成され、もって、電流が検査電極を介して容器に加えられ、容器を通る電流が検出電極によって検出され、検出ボードによって処理される。コンテナを通る電流は、電気等価回路に基づいて説明することができる。
次に、容器を通る、検出電極における電流が処理され、容器内のリークが、電流の変化に基づいて識別され、これは式ΔI=I−IWDであり、ここで、
Figure 0006830673
WDは欠陥のないコンテナを通る電流であり、Iは欠陥のあるコンテナを通る電流である。「AC HV」は高電圧のAC部分である。「DC HV」は、高電圧のDCオフセットである。「C」および「R」はそれぞれコンテナの第1の壁の固有キャパシタンスおよび抵抗である。「C」および「R」はそれぞれ容器の第2の壁の固有容量および抵抗である。Rはコンテナの第1の壁の固有の高オーム抵抗である。Rはコンテナの第2の壁の固有の高オーム抵抗である。PProは容器内の液体製品の固有の高オーム抵抗である。「f」は交流高電圧の周波数である。
ADHVリーク検出のための装置の好ましい実施例は:高電圧整流器に電気的に接続された検査電極と;パルス自動変換器に電気的に接続された第1のDC電圧電源であって、上記パルス自動変換器はされに高電圧制御ボードおよび高電圧整流器に電気的に接続された、上記第1のDC電圧電源と;上記高電圧制御ボード、検出ボード、プログラマブルロジックコントローラ、およびディスプレイに電気的に接続されてこれらに電力を供給する第2の直流電圧電源と;検出ボードに電気的に接続された検出電極であって、上記検出ボードはさらに上記プログラマブルロジックコントローラに電気的に接続され、上記プログラマブルロジックコントローラはさらに上記ディスプレイに電気的に接続される、上記検出電極とを有し;上記検出電極および上記検査電極の間にパッケージがフィットするように上記検出電極および上記検査電極が配置され、DC高電圧オフセットを有するAV高電圧が上記検査電極を通じて印加される。
ADHVリーク検出のための方法の好ましい実施例は:高電圧を発生させる高電圧発生回路を通じて接続された検出電極および検査電極の間に容器を配置するステップであって、上記高電圧発生回路は、パルス自動変換委、DC電圧電源、高電圧整流器および高電圧制御ボードを含む、上記配置するステップと;製品および上記検出電極の間、並びに上記検査電極および製品の間に容量性インピーダンスを生成するステップと;高電圧を上記高電圧発生回路を通じて生成し、もって、電流および電圧が上記検査電極を通じて上記容器に印加され、上記容器を通じて流れる電流が上記検出電極によって検出され、上記検出回路によって処理されるステップと;上記容器を通じて上記検出電極において流れる電流の変化を処理するステップと;上記電流の変化を通じて上記容器におけるリークを識別するステップとを含む。
この開示内容の構造的、機能的、および有益な側面は、以下の詳細な説明および図面を参照することによってさらに理解できる。
実施例、先行技術、および実例は、図面を参照して、単なる一例として記載される。
慣用型のHVLDシステムを使用して試験される欠陥なしのパッケージを示すことによって従来技術を実例説明する。 図1Aのパッケージおよび慣用型HVLDテスト回路の等価電気回路を示す。 慣用型HVLDシステムを用いて試験された欠陥のあるパッケージを示すことによって従来技術を実例説明する。 図1Cの欠陥のあるパッケージおよび慣用型HVLD試験回路の等価電気回路を示す。 DC HVLDシステムの図示によって従来技術を実例説明する。 図2に示すDC HVLDシステムの検出信号を示すことによって従来技術を実例説明する。 図2のDC HVLDシステムの等価電気回路を示すことによって従来技術を実例説明する。 ADHVリーク検出システムの好ましい実施例の図表を示す。 ADHVシステムの一実施例を使用して試験される欠陥のないパッケージを示す。 図6AのパッケージおよびADHV試験回路の等価電気回路を示す。 慣用型HVLDシステムを用いて試験される欠陥のあるパッケージを示す。 図6CのパッケージおよびADHVテスト回路の等価電気回路を示す図である。 バイアルを試験するように構成されたオフラインADHVリーク検出システムの実施例を示す図である。 図8は、図7のオフラインADHVリーク検出システムの実施例を示し、パッケージに沿った検査電極および検出電極の移動を強調する。 異なるタイプのバイアルを試験するように構成されたオフラインADVHリーク検出システムの実施例を示す。 異なるタイプのパッケージ、すなわちシリンジを試験するように構成されたオフラインADHVリーク検出システムの実施例を示す。 オンラインADHVリーク検出システムの実施例を示す。 検出電極に受け取られた、容器を通る、DC電圧オフセットを伴うAC高電圧の測定結果のグラフ表示である。 パッケージに印加されたときのオフセットDC高電圧を伴うAC高電圧の測定結果のグラフ表示である。 パッケージの外壁における、慣用型HVLDリーク検出の露出試験の際に収集されたデータのグラフである。 内部液体製品における、慣用型HVLDの露出試験中に収集されたデータのグラフである。 図16は、内部液体製品におけるADHVリーク検出の露出試験中に収集されたデータのグラフである。 パッケージの外壁でのADHVリーク検出の露出試験中に収集されたデータのグラフである。 慣用型HVLDの感度試験中に収集されたデータのグラフであり、欠陥パッケージおよび非欠陥パッケージの終了時電圧の両方を示す。 ADHVリーク検出試験の感度試験中に収集されたデータのグラフであり、欠陥パッケージおよび非欠陥パッケージの終了時電圧の両方を示す。 異なるタイプのパッケージ、すなわち三重点シール・ガセット・パッケージを試験するように構成されたオフラインADVHリーク検出システムの実施例を示す。
この開示内容の様々な実施例および側面は、以下に説明する詳細を参照して説明される。以下の説明および参照された図面は、この開示内容の例示であり、この開示内容を限定するものとして解釈されるべきではない。図面は必ずしも縮尺通りではない。多数の具体的な詳細は、この開示内容の様々な実施例の完全な理解を提供するために記載される。しかしながら、ある場合には、この開示内容の実施例の簡潔な議論を提供するために、周知または従来の詳細は記載されていない。
ここで使用されるように、用語「ADHV」は、DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧の使用に関する交流−直流高電圧の略語である。
ここで使用されるように、用語「電気的に接続される」は、電気信号または電流が物体間で伝送されるように、電気回路内の1つまたは複数の物体または要素を接続する任意の既知の方法を指す。一般に、電気回路内の1つまたは複数のオブジェクトを電気的に接続するために、ワイヤ、ケーブル、ラインなどの製品が使用される。
パッケージングにおけるリークを検出する方法300の好ましい実施例は、回路内にDC高電圧オフセットを有するAC高電圧を生成することを含む。パッケージ305は、回路内に位置する検査電極301と検出電極303との間に配置される。検査電極301は、DC高電圧オフセット329を有するAC高電圧323をパッケージ305に印加する。その後、パッケージを流れる電流は、検出電極によって検出される。次いで、検出ボードは、リーク311がパッケージ内に存在するかどうかを判定するために、電流フローを処理する。リークが存在する場合、信号をディスプレイに送信してユーザに通知する。
ADHVを使用してリークを検出する方法を示すために、複数の図が提供される。図6Aは、ADHV法を用いて試験される、欠陥がないパッケージ305を示す。図6Bは、図6Aの試験の等価電気回路表現319を示す。図6Cは、ADHV法を用いて試験される欠陥があるパッケージ305を示す。図6Dは、図6Cの試験の等価電気回路表現321を示す。図6A〜図6Dにおいて、Cはパッケージの第1壁の固有容量、Rはパッケージの第1の壁の固有抵抗、Cはパッケージの第2の壁の固有容量、Rはパッケージの第2の壁の固有抵抗、RProはコンテナ内の液体材料の固有高オーム抵抗を表し、fはAC高電圧の周波数を表し、Lは、AC電流を遮断するための簡略化等価回路の理想インダクタを表し、CはDC電流を遮断するための簡略化等価回路の理想キャパシタを表し、IWDは欠陥のない容器を通る電流307を表し、Iは欠陥のある容器を通る電流309を表す。C、R、C、R、R、R、RProは可変であり、印加されるAC高電圧の振幅、印加されるDC高電圧オフセットのレベル、容器および液体製品の絶縁耐力のような材料特性、液体製品の導電率に依存して変化する。
回路にACおよびDCの両方の電圧を印加すると、パッケージに欠陥がある場合、パッケージ内の材料はDC高電圧にさらされる。典型的には、パッケージは、印加されたDC高電圧を強く減衰させる絶縁体からなる。
ADHV法は、AC電圧およびDC電圧の両方を印加するため、AC電流およびDC電流の両方が検査パッケージに流れる。図6Bの単純化された電気回路では、AC電流が回路内のすべての構成要素を通って流れることができ、一方、DC電流は、キャパシタなしの経路を通ってしか流れることができない。図6Bは、欠陥のないパッケージの試験を示し、図6Bの電流の全電流IWDは、以下の式を用いてAC電流およびDC電流の和として求めることができる。
Figure 0006830673
AC電流およびDC電流の両方は不良パッケージにも流れる。図6Dの単純化された電気回路では、AC電流は回路内のすべての構成要素を通って流れることができ、DC電流はキャパシタなしの経路を通ってしか流れることができない。欠陥パッケージの試験を示す図6Dの電流の総電流Iは、以下の式を用いてAC電流およびDC電流の和として求めることができる。
Figure 0006830673
パッケージにリークが存在すると、コンデンサCが電気回路から欠落し、RとRの値がゼロになる。したがって、欠陥のあるパッケージを通る電流は、欠陥のないパッケージを流れる電流よりも大きい。欠陥のあるパッケージを通る電流と欠陥のないパッケージを通る電流との間の差異は、次の式を使用してリークの検出を可能にする。
Figure 0006830673
ここで、ΔI>0の場合、リークが存在する。
DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧は、パルス自動変換器またはパルス変換器のいずれか、高電圧制御ボード、高電圧整流器、およびDC電圧電源を使用して生成される。
検査電極は、ブラシ、ロッド、スチール、または類似の形状の物体の形態で、剛性、半剛性、または可撓性であってもよい。さらに、検査電極は、金属、導電性ポリマー、または他の種類の導電性材料で作ることができる。DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧の印加中に、検査電極がパッケージに接触するか、またはパッケージと検査電極との間に小さな空隙が存在する可能性がある。
検出電極は、ブラシ、ロッド、スチール、または同様の形状の物体の形態の剛性、半剛性、または可撓性であってもよい。さらに、検出電極は、金属、金属合金、導電性ポリマー、または他の種類の導電性材料で作ることができる。DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧で生成された電流の検出中に、検出電極がパッケージに接触するか、またはパッケージと検出電極との間に小さな空隙が存在する可能性がある。
パッケージは、バイアル、シリンジ、アンプル、ポーチ、バッグ、ブローシール、および他の種類の容器の形態であっても良く、これは、プラスチック、ガラス、アルミニウムホイル、または他の適切な種類の材料で作られて良く、これは、医薬品、食品、または同様の生鮮食品または傷つきやすい製品で満たされるのに最適である。
パッケージングにおけるリークを検出する方法の別の実施例では、DC高電圧オフセットを有するAC高電圧が回路内に生成される。パッケージは、回路内に位置する検査電極と検出電極との間に配置される。パッケージは、検査電極と検出電極との間で単一の軸に沿って回転される。さらに、検査電極および検出電極は、パッケージが回転するにつれてパッケージの長さに沿って移動する。検査電極は、パッケージにDC高電圧オフセットを加えたAC高電圧を印加する。パッケージを流れる電流は、検出電極によって検出される。次いで、検出ボードは、電流フローを処理して、好ましい実施例と同じ式を使用してパッケージ内にリークが存在するかどうかを判定する。リークが存在する場合、ユーザが視覚化するための信号がディスプレイに送られる。
DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧は、パルス自動変換器またはパルス変換器のいずれか、高電圧制御ボード、および高電圧整流器を使用して生成される。
検査電極は、ブラシ、ロッド、スチール、または類似の形状の物体の形態で、剛性、半剛性、または可撓性であってもよい。さらに、検査電極は、金属、導電性ポリマー、または他の種類の導電性材料で作ることができる。DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧の印加中に、検査電極がパッケージに接触するか、またはパッケージと検査電極との間に小さな空隙が存在する可能性がある。
検出電極は、ブラシ、ロッド、スチール、または同様の形状の物体の形態の剛性、半剛性、または可撓性であってもよい。さらに、検出電極は、金属、金属合金、導電性ポリマー、または他の種類の導電性材料で作ることができる。DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧で生成された電流の検出中に、検出電極がパッケージに接触するか、またはパッケージと検出電極との間に小さな空隙が存在する可能性がある。
パッケージは、バイアル、シリンジ、アンプル、パウチ、および、任意の他の種類の容器の形態であって良く、これはプラスチック、ガラス、アルミニウム箔、または任意の他の種類の材料で製造されて良く、これに、薬品、食品、または他の類似の製品で満たされて好適である。
この方法のさらなる実施例は、回路内にDC高電圧オフセットを有するAC高電圧を生成することを含む。パッケージがコンベア上に置かれる。コンベアは、回路内に位置する検査電極と検出電極との間でパッケージを移動させる。検査電極は、パッケージにDC高電圧オフセットを加えたAC高電圧を印加する。パッケージを流れる電流は、検出電極によって検出される。次いで、検出ボードは、電流フローを処理して、好ましい実施例と同じ式を使用してパッケージ内にリークが存在するかどうかを判定する。リークが存在する場合、ユーザが視覚化するための信号がディスプレイに送られる。
DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧は、パルス自動変換器またはパルス変換器のいずれか、高電圧整流器およびDC電圧電源を使用して生成される。
検査電極は、ブラシ、ロッド、スチール、または類似の形状の物体の形態で、剛性、半剛性、または可撓性であってもよい。さらに、検査電極は、金属、導電性ポリマー、または他の種類の導電性材料で作ることができる。DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧の印加中に、検査電極がパッケージに接触するか、またはパッケージと検査電極との間に小さな空隙が存在する可能性がある。
検出電極は、ブラシ、ロッド、スチール、または同様の形状の物体の形態の剛性、半剛性、または可撓性であってもよい。さらに、検出電極は、金属、金属合金、導電性ポリマー、または他の種類の導電性材料で作ることができる。DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧で生成された電流の検出中に、検出電極がパッケージに接触するか、またはパッケージと検出電極との間に小さな空隙が存在する可能性がある。
パッケージは、バイアル、シリンジ、アンプル、ポーチ、バッグ、ブローシール、および他の任意の容器であって良く、これはプラスチック、ガラス、アルミニウムホイル、または他の適切な種類の材料で作られて良く、医薬品、食品、または同様の生鮮食品または傷つきやすい製品で満たされていて良い。
ADHV検査方法を適用するための装置の多くの実施例が存在する。そのような実施例は、検査されるパッケージのタイプや、パッケージが一度に1つずつテストされるかどうか(オフラインテストとしても知られる)、または複数のパッケージがユーザ操作なしで連続的にテストされるか(ラインテストとしても知られている)に応じて変化する。
図5に示すように、リーク検出回路200の好ましい実施例は、高電圧ケーブル203によって高電圧整流器205に接続された検査電極201を含み、この高電圧整流器205はパルス自動変換器208にさらに電気的に接続され、第1のDC電圧電源209がパルス自動変換器208に電気的に接続され、パルス自動変換器208は高電圧制御ボード211に電気的に接続され、高電圧制御ボード211はプログラマブルロジックコントローラ217に電気的に接続され、検出電極227はシールドケーブル225を介して検出ボード219に電気的に接続され、検出ボード219はプログラマブルコントローラに電気的に接続され、ディスプレイ215はプログラマブルロジックコントローラに電気的に接続され、第2のDC電源213は高電圧制御ボード211、検出ボード219、プログラマブルロジックコントローラ217、およびディスプレイ215に電気的に接続され、ここで、検査電極201および検査電極201は、パッケージがこれら検査電極201および検査電極201の間にフィットするように配置され、一旦、このパッケージが検査電極201および検出電極の間に配置されると、DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧がこのパッケージに印加される。DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧は、DC電圧電源213、高電圧整流器205、および高電圧制御器を伴うパルス自動変換器208以外の当技術分野で知られている手段によって生成されて良く、これに限定されないが、DC電圧電源213、高電圧整流器205、および高電圧制御器を伴うパルス自動変換器208によって生成されて良い。そのような場合、検査電極201は、高電圧整流器205に電気的に接続され、この高電圧整流器205はパルス変換器208に電気的に接続される。
DC電源209、高電圧制御ボード211、および、高電圧パルス自動変換器208の組み合わせ、または、DC電源209、高電圧制御ボード211、パルス変換器208の組み合わせのいずれかがAC高電圧を発生する。
高電圧制御ボード211は、これに限定されるものではないが、マイクロプロセッサとMOSFETまたはIGBTとの組み合わせであって良い。マイクロプロセッサは、所定のデュレーションおよびデューティサイクルのパルスを生成することによりMOSFETまたはIGBTをオンおよびオフにし、これは、高電圧パルス自動変換器208または高電圧パルス変換器208を通じてDC電源209から流れる電流の流れをオンおよびオフする。高電圧パルス自動変換器208または高電圧パルス変換器208を通る電流がオンおよびオフに切り替えられるので、AC高電圧が、高電圧パルス自動変換器208または高電圧パルス変換器208の出力端に形成される。高電圧制御ボード211は、生成されたAC高電圧の振幅を、パルスのデュレーションおよびデューティサイクルを変更することによって調整する。
高電圧整流器205は、AC高電圧を整流し、AC高電圧にDCオフセットを付与する。DCオフセットを伴うAC高電圧は、高電圧ケーブル203および検査電極201を介してパッケージに印加される。
DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧が検査電極201を介してパッケージ202に、一旦、印加されると、検出電極227は結果としてパッケージ202を流れる電流を受け取る。電流は電流検出ボード219に進み、電流が処理されてリークが存在するか否かを決定される。
検出ボード219はプログラマブルロジックコントローラ217に電気的に接続されている。検出ボード219は受信信号を処理し、処理された信号をプログラマブルロジックコントローラ217に送り、ディスプレイはリークがあるかどうかを示す。プログラマブルロジックコントローラ217は、電流検出ボード219に電気的に接続されており、もって、プログラマブルロジックコントローラ217は、所望の方法で検出ボード219と相互作用するようにプログラムすることができる。プログラマブルロジックコントローラ217は、高電圧制御ボード211に電気的に接続されており、もってプログラマブルロジックコントローラ217は、所望の方法で高電圧制御ボード211と相互作用するようにプログラムすることができる。ディスプレイ215は、プログラマブルロジックコントローラ217に電気的に接続され、オーディオおよびビジュアル情報を含むプログラマブルロジックコントローラに格納された情報をユーザに提供する。第2の直流電圧電源は、高電圧制御ボード211、検出ボード219、プログラマブルロジックコントローラ217、ディスプレイ215に接続され、これらに電力を供給するようになっている。
DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧は、DC電圧電源209、高電圧制御ボード211、および高電圧整流器205を伴うパルス自動変換器207以外の当技術分野で知られている手段によって生成されてもよく、例えば、これに限定されないが、DC電圧電源209、高電圧制御ボード211、高電圧整流器205を伴うパルス変換器208によって生成されて良い。そのような場合、検査電極201は、高電圧整流器205に電気的に接続され、これは、パルス自動変換器207またはパルス変換器208に電気的に接続されている。
パッケージ202は、バイアル、シリンジ、アンプル、または他の類似のポーチ、ボトル、容器、または密閉されたホルダであって良い。さらに、パッケージ202は、プラスチック、ガラス、または、容量性および抵抗性の特性を示す別の材料で作ることができる。パッケージは、典型的には製品で満たされ、これは、制約的ではないが、食品、医薬品、生物学的製剤、または他の同様の製品を含む。試験中にパッケージ202を固定するためにホルダを使用することができる。ホルダは、これに限定されないが、トレイ、固定機構を備えたロッド、ベルト、または他の同様の装置を含んで良い。さらに、ホルダは、ホルダおよびパッケージを検査電極および検出電極の間で回転させる回転機構に取り付けて良い。
検査電極201および検出電極227の両方は、その用途に応じて異なる形状にすることができ、異なる材料で作ることができる。検査電極201および検出電極227は、金属、金属合金、導電性ポリマー、磁性材料、または他の種類の導電性材料で作ることができる。検査電極201および検出電極227は、剛性、半剛性、または可撓性であってもよく、ブラシ、ロッド、くしまたは類似の形状の物体の形態であってもよい。DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧で生成された電流の印加および検出中に、検査電極201および検出電極227の両方がパッケージ202に接触することができる。逆に、パッケージ202と検査電極201と検出電極227との間に小さな空隙204を設けることができる。小さい空隙204は、検査電極201とパッケージとの間、及び検出電極227とパッケージ202との間にあってもよい。検査電極201と検出電極227は、検査中に互いに接触すべきではなく、アーク放電を防止するのに十分離れて配置されるべきである。
検査電極201および検出電極227は、パッケージに対して移動可能であっても良い。検査電極および検出電極の一方または双方にスライド機構を取り付けることができる。スライド機構は、パッケージの長さに沿って、パッケージの方に、またはパッケージから離れる方向に移動することができる。この動きは、検査電極と検出電極との間のパッケージの設置および取り外し中に電極を離れるように動かすことを可能にする。スライド機構によってもたらされる動きにより、検査電極および検出電極は、試験中に傾斜、曲線または不規則な形状を有するパッケージとの接触を維持するか、またはパッケージからの距離を均一に維持することができる。
オンライン検査のためにリーク検出回路200と共にコンベアを使用することもできる。検査電極201と検出電極227との間でパッケージを移動させるコンベア上に1つ以上のパッケージが配置される。検査されるパッケージのタイプに応じて、検査電極201および検出電極227は、試験中、パッケージ202と接触するように構成されて良く、あるいは、電極201および227と227とパッケージ202との間に空隙を設けるように間隔を空けて配置するように構成されて良い。コンベアは、検査電極201を、DC高電圧オフセットを伴うAC高電圧をパッケージ202の一方の表面に印加するような態様で位置付けるのを可能にし、検出電極227を、パッケージ202の反対側の表面に得られる電流を受け取るように位置付けることを可能にするように構成される。図11は、コンベアと連結されたリーク検出回路200の1つの実現可能な実施例の例を提供する。図11において、コンベアは、一連のローラであり、検出電極が2つのローラの間に配置され、検査電極がコンベアの上にぶら下がっている。もう1つの実現可能な構成は、2つのベルトを備えたコンベアシステムである。電極201および227は、2つのコンベアベルトの間に互いに所定の距離をおいて配置され、電極間の直接的なスパークを防止する。リーク検出システム200を備えたコンベアの使用は、検討した好ましい実施例の要素の構造的多様性を限定するものではない。
図7は、具体的に試験インターフェース402において、リーク検出システム400の別の実施例を示し、ここで、パッケージ409は、検査電極401と検出電極403との間に固定される。ホルダ411は、この実施例では倍あるとして示される、パッケージ409を、試験中に水平に固定する。回転機構413は、試験中にホルダ411およびパッケージ409を同軸に回転させる。この実施例では、検査電極401および検出電極403は、検査中にパッケージ409の傷またはマーキングを防止するために、パッケージ409に接触しない。
検査用スライド機構417は検査電極401に取り付けられている。検査用スライド機構417は検査中に検査電極401をパッケージ409の長さに沿って前後に水平に移動させる。検出用スライド機構415は、検出電極403に取り付けられている。検出用スライド機構415は、検査中に検出電極403をパッケージ409の長さに沿って前後に水平移動させる。
図8は、リーク検出システム400の同一の実施例を示す。ただし、図8は、検査電極401および検出電極403が検査用スライド機構417および検出用スライド機構415にそれぞれ取り付けられたときに実現可能な、検査電極401および検出電極403の位置付けの実例を説明する。図7は、検査電極401および検出電極403が中央に位置付けられているのを示し、図8は、電極401および403のズレを示し、こえは、スライド機構415および417によって電極401および403を、試験中、パッケージ409の長さ方向に沿って前後にスライドさせることができることを示す。
高電圧ケーブル405は、図7に示される実施例の検査電極401をリーク検出回路200の残りの要素に接続し、これは好ましい実施例で説明され、図5において示される。同様に、シールドケーブル407は、リーク検出回路200の残りの要素に接続され、これ好ましい実施例で説明され、図5において示される。
図9は、リーク検出システム500の別の実施例を示し、具体的には、試験インターフェース502において、これを示し、ここで、パッケージ505が検査電極501および検出電極503の間に固定されている。ホルダ517は、この実施例では、パッケージ505、この実施例ではバイアルを、試験中に水平に固定する。回転機構519は、試験中にホルダ517およびパッケージ505を同軸に回転させる。トレイ515は、パッケージ505の下に配置される。この実施例でも、検査電極501および検出電極503は、検査中にパッケージ505の傷またはマーキングを防止するために、パッケージ505に接触しない。
検査用スライド機構509は検査電極501に取り付けられている。検査用スライド機構509は検査中に検査電極501をパッケージ505の長さに沿って前後に水平移動させる。検出用スライド機構507は、検出電極503に取り付けられている。検出用スライド機構507は、試験中に検出電極503をパッケージ505の長さに沿って前後に水平に移動させる。電極501および503は、図9において、ズレており、これは、スライド機構507および509が、試験中に、パッケージ501の長さに沿って電極501および503を前後にスライドさせることができることを示す。残りの要素、それらの変形、および構造上の連携は、好ましい実施例で説明されるとおりである。
高電圧ケーブル511は、図9に示される実施例の検査電極501を、リーク検出回路200の残りの要素に接続し、これは、好ましい実施例において説明され、図5に示される。同様に、シールドケーブル513は、検出電極503を、リーク検出回路200の残りの要素に接続し、これは、好ましい実施例において説明され、図5に示される。残りの要素、それらの変形形態、および構造上の連携は、好ましい実施例で説明されるとおりである。
図10は、リーク検出システム600のさらに別の実施例を示し、特に、検査インターフェース602において、これを示し、ここで、検査電極601および検出電極603の間にパッケージ613が固定されている。ホルダ609は、パッケージ613を、試験中、水平に固定し、この実施例ではシリンジとして示す。回転機構611は、試験中にホルダ609およびパッケージ613を同軸に回転させる。トレイ615は、パッケージ613の下に配置される。検査電極601および検出電極603は、この実施例では、パッケージ613に接触しないので、検査中のパッケージ613の傷またはマーキングを防止する。
検査用スライド機構605は検査電極601に取り付けられている。検査用スライド機構605は試験中に検査電極601をパッケージ613の長さに沿って前後に水平移動させる。検出用スライド機構607は、検出電極603に取り付けられている。検出用スライド機構607は、試験中に検出電極603をパッケージ613の長さに沿って前後に水平に移動させる。電極601および603は、図10と同様の相対位置にあるが、前の実施例で説明したようにパッケージ613の長さに沿って独立してスライドすることができる。
図10に示す実施例の検査電極601は、リーク検出回路200に関連する残りの要素に接続され、これは、好ましい実施例で説明され、図5に示される。同様に、検出電極603は、リーク検出回路200に関連する、残りの構成要素に接続され、これは、好ましい実施例で説明され、図5に示される。残りの要素、それらの変形形態、および構造上の連携は、好ましい実施例で説明するとおりである。
図11は、リーク検出システム700のコンベアの実施例を示し、特にこれを試験インターフェース702において示し、ここで、パッケージ709は1または複数の検査電極701と検出電極703との間で搬送される。コンベア707は、先行する実施例においてパッケージ709を固定するホルダと同一の機能を実現し、これは、この実施例において非堅固なIVバッグとして示され、これは検査電極701および検出電極703の間にある。好ましい実施例と同様に、図11に示すコンベアの実施例は、他の形状、寸法、材料、およびデザインのパッケージを試験するのに使用されて良く、これは、バイアル、アンプル、シリンジ、パウチ、および類似の容器を含むが、これに限定されない。さらに、好ましい実施例と同様に、検査電極701および検出電極703は、ブラシのみに限定される必要はなく、好ましい実施例で提供される変形を含んで良い。
この実施例では、検査電極701および検出電極703は、先の実施例に示すような、ロッドの代わりにブラシを用いる。検査電極701および検出電極703は、コンベア707がパッケージ709を2つの電極701と703との間を通過する際に、パッケージ709の対向する面でパッケージ709に接触する。電極701と703は、試験中、十分に離間されており、もって、アーク放電を防止する。
電極用スライド機構705が検査電極701に取り付けられている。電極用スライド機構705は試験中に検査電極701をコンベア707の幅方向に往復移動させる。図11には示されていないが、同様の電極用スライド機構を検出電極703に取り付けることにより、試験中に検出電極をコンベア707の幅に沿って前後にスライドさせることができる。
図11に示す実施例の検査電極701は、リーク検出回路200に関連する残りの要素に接続され、これは好ましい実施例において説明され、図5において示される。同様に、検出電極703は、リーク検出回路200に関連する残りの要素に接続され、これは好ましい実施例において説明され、図5において示される。残りの要素、これらの変形、および構造上の連携は好ましい実施例において説明されるとおりである。
図20は、さらに別の実施例のリーク検出システム800を示し、とくに、これを検査インターフェース802において示し、ここで、パッケージ813が検査電極801および検出電極803の間に固定されている。トレイ815は、試験中、パッケージ813の下に配置され、パッケージを固定する。この実施形例でも、検査電極801および検出電極803は、試験中にパッケージ813に接触せず、パッケージ813の傷またはマーキングを防止する。
検査用スライド機構805は検査電極801に取り付けられている。検査用スライド機構805は試験中に検査電極801をパッケージ813の長さに沿って前後に水平移動させる。検出用スライド機構807は、検出電極803に取り付けられている。検出用スライド機構807は、試験中に検出電極803をパッケージ813の長さに沿って前後に水平に移動させる。電極801および803は、図20と同様の相対位置にあるが、先行する実施例で説明したようにパッケージ813の長さに沿って独立してスライドすることができる。
この実施例800では、主に試験されるパッケージ813は、ガセットポーチ、または3重シールポイントを有するパッケージである。検査電極805は、パウチのガセットの下に配置され、その点は、パッケージの三重シール点にガセット側から接触する。
図20に示す実施例の検査電極801は、リーク検出回路200に関連する残りの要素に接続され、これは、好ましい実施例において説明され図5に示されている。同様に、検出電極803は、リーク検出回路200に関連する残りの要素に接続され、これは、好ましい実施例において説明され図5に示されている。残りの要素、それらの変形例、および構造上の連携は、好ましい実施例において説明されるとおりである。パッケージは、薬品、食品、または他の製品で満たされ、トレイ815内に、直立状態になるように載置される。
[例]
[例1]
[慣用型HVLD露出]
どのようなHVLD技術においても、容器の周りでスパークを発生させることなく、容器内の液体および製品の絶縁を破壊することなく、欠陥に対して高い信号応答を生成するために可能な限り高い電圧に到達する必要があり、同時に、リーク検出の感度を高めるために容器を導電性にするひつようがある。
慣用型のHVLD技術がリーク検出に使用される場合、印加された純粋なAC高電圧は、良好な容器の容量性インピーダンスを高い減衰なしに通り抜け、容器内の製品をAC高電圧に直接暴露することになる。この結果、良好な容器内の製品が高電圧に露出され、これは潜在的に有害であり好ましくなく、負の副作用をもたらす。
慣用型のHVLD試験中に容器内の製品がどれだけの電圧の露出を受けるかを決定するために、18.5kVPkのAC高電圧下に15mLのバイアルを入れ、容器内の電圧を測定した。バイアルには欠陥がなく、水道水で満たされていた。この測定には、1:1000の比のTektronix P6015A高電圧プローブとTektronix TDS2024オシロスコープを使用した。水道水の導電率は87.5μSであった。電圧測定プローブを、尖った検査電極の近くのバイアルの内壁に配置した。図15は、慣用型のHVLDシステムによる試験中のバイアル内部の水の測定電圧を示す。図14は、慣用型のHVLD(18.5kVPk)による試験中にバイアルの外壁に印加された測定電圧を示す。この測定には、1:1000の比のTektronix P6015A高電圧プローブとTektronix TDS2024オシロスコープを使用した。
図15に示すように、バイアル内部の水道水の測定電圧は約7kVPkであった。この実験結果は、慣用型のHVLDシステムで試験した場合、バイアル内部の高感度の薬品が直接高電圧に曝されていることを示す。バイアル内の製品に対するこの高電圧の影響は、熱感受性または他の要因によって変化する。
[例2]
[ADHV露出]
慣用型のHVLD技術に対するADHV試験の主な利点の1つは、容器内の製品が高電圧に直接さらされないことである。シリンジ、バイアル、および他の容器は、ガラスまたはプラスチック製である。ガラスおよびプラスチックは電気絶縁体であり、これは、性質上容量性であり、本質的に、同じ大きさのAC高電圧よりもDC高電圧を完全に遮断または減衰する。容器内の製品は、DC高電圧オフセットから完全に絶縁されているか、比較的低いDC電圧にのみさらされている。製品は、容器のリークの存在の下、DC高電圧に晒されるだけである。
ADHVによる試験中に容器内の製品が高電圧にさらされないことを証明するために、慣用型のHVLDシステム(水道水で満たされた15mLのバイアル)で例1で使用したのと同じサンプルを試験した。水道水の導電率は87.5μSであった。ADHVシステムに印加された電圧のピーク振幅は−18.5kVPkであった。
実験用バイアルには欠陥がなかった。この測定には、1:1000の比のTektronix P6015A高電圧プローブとTektronix TDS2024オシロスコープを使用した。
ADHVをバイアルの外壁に印加したときに測定されたADHV電圧を図18に示す。この図から、AC成分の振幅は約5kVPPであり、DC高電圧オフセットは約16kVであることがわかる。この測定には、1:1000の比のTektronix P6015A高電圧プローブとTektronix TDS2024オシロスコープを使用した。
図16に示すように、ADHVに基づくHVLD技術による試験中のバイアル内部の製品の測定電圧は約−300VPkであった。電圧測定プローブは、検査電極の近くのバイアルの内壁に配置した。この測定には、1:1000の比のTektronix P6015A電圧プローブとTektronix TDS2024オシロスコープを使用した。
試験結果は、欠陥が存在しない場合、製品(この場合は水道水)がADHV技術による試験中に高電圧にさらされないことを示している。高いDC電圧は、容器の容量性インピーダンスによって強く減衰した。この結果と比較して、慣用型のHVLDシステムにおけるバイアル内部の測定電圧は7kVPkであった。要約すると、ADHVに基づくHVLD技術は、医薬品およびバイオテクノロジー産業で使用される唯一のHVLD法であり、真に非破壊的である。
[例3]
[オゾン生成]
ADHVに基づくHVLD技術のもう1つの重要な利点は、慣用型のHVLD技術よりもずっと少ないオゾンしか生成しないことである。ADHV法によって生成されるオゾンの量は、慣用型のHVLD法によって生成されるオゾンの量に比べて無視できる程度である。ADHVに基づくHVLD技術と比較して、試験中に、慣用型のHVLDシステムがどれだけのオゾンを生成するかを決定する実験が行われた。0.001ppm分解能の校正済みAeroqual 200シリーズオゾン検出器を両方のシステムの試験室内に設置した。両方のシステムは密閉されていた。
慣用型のHVLDシステムにおける交流高電圧振幅は、18.5kVPkに設定された。交流高電圧を5分間ターンオンした。オゾン検出器は、試験終了時にチャンバ内で0.150ppmのオゾンを検出した。ADHVシステムでの高電圧振幅を−18.5kVPkに設定し、5分間ターンオンした。チャンバ内のオゾンは、試験終了時に0.004ppmであった。
この実験は、ADHVシステムが、慣用型のHVLDシステムと比較して、動作中のオゾン生成の点でより安全な検査ツールであることを示している。これは、コンベアベルト上でHVLDシステムをオンラインで連続稼働させる場合に特に重要である。HLVDは、このような設定で作業員の周りにオゾンを常に生成する。
[例4]
[感度]
ADHVは、低導電性の水性生成物で満たされた容器内のリークを検出する際、慣用型のHVLDシステムより高い感度を有する。図12は、水道水で満たされた欠陥のないシリンジの試験中に検出電極で検出されたADHV電圧のグラフ表示を示す。水の伝導率は87.5μSであった。図13は、容器に印加されるADHV電流のグラフ表示を示す。
同一の試料を用いて2つの系の感度を決定し、比較することによって実験を行った。欠陥のある1mLシリンジと欠陥のない1mLシリンジを試験した。欠陥のあるシリンジには、Lenox Laserによって製造され、認定された2ミクロンのレーザー穴あきピンホールがあった。
慣用型のHVLDシステムの試験では、高電圧は12kVPkに設定された。慣用型のHVLDシステムの結果を図18に示す。実線は不良シリンジの信号を示し、破線は不良のないシリンジの信号を示す。電圧は12kVPkであった。シリンジを320rpmで回転させた。検出されたシグナルは、欠陥のないシリンジについては約3.6Vであり、欠陥のあるシリンジについては約5.4Vであった。欠損の有無によるシリンジの信号レベルの比は、5.4V/3.6V=1.5であった。
ADHVシステムの試験のために、電圧は12kVPkに設定された。欠損あり、および欠損なしの、1mLシリンジをADHVシステムで試験した。図19に示すように、実線は不良のシリンジを表している。破線は、シリンジの欠陥のない信号を示す。慣用型のHVLDシステムと異なり、ADHVシステムの実線は、信号の最大振幅の位置であるリークの位置を通知する。高電圧は12kVPkに設定した。試験した両方のシリンジを320rpmで回転させた。欠陥のないシリンジについて検出された信号は、不良なシリンジについて2.2Vおよび7.7Vであった。不具合のないシリンジに対する欠陥のあるシリンジの信号レベルの比は、7.7V/2.2V=3.5であった。
この実験は、ADHV技術が慣用型のHVLD技術の2倍以上の感度を示し、慣用型のHVLD技術では漏とさらないものも正確に突き止めることを示す。
001 参照バイアル
002 欠陥バイアル
003 検査電極
005 検出電極
007 容器
023 AC高電圧
105 容器
107 カソードプレート
109 アノードロッド
111 補助電極ロッド
115 直流高電圧源
117 測定抵抗
119 スイッチ
121 弁別回路
200 リーク検出回路
201 検査電極
202 パッケージ
203 高電圧ケーブル
204 空隙
205 高電圧整流器
208 高電圧パルス自動変換器(高電圧パルス変換器)
209 第1のDC電圧電源
211 高電圧制御ボード
213 第2のDC電圧電源
215 ディスプレイ
217 プログラマブルロジックコントローラ
219 電流検出ボード
225 シールドケーブル
227 検出電極
301 検査電極
303 検出電極
305 パッケージ
323 AC高電圧
329 DC高電圧オフセット
400 リーク検出システム
401 検査電極
402 試験インターフェース
403 検出電極
405 高電圧ケーブル
407 シールドケーブル
409 パッケージ
411 ホルダ
413 回転機構
415 検出用スライド機構
417 検査用スライド機構
500 リーク検出システム
501 検査電極
501 パッケージ
502 試験インターフェース
503 検出電極
505 パッケージ
507 検出用スライド機構
509 検査用スライド機構
511 高電圧ケーブル
513 シールドケーブル
515 トレイ
517 ホルダ
519 回転機構
600 リーク検出システム
601 検査電極
602 検査インターフェース
603 検出電極
605 検査用スライド機構
607 検出用スライド機構
609 ホルダ
611 回転機構
613 パッケージ
615 トレイ
700 リーク検出システム
701 検査電極
702 試験インターフェース
703 検出電極
705 電極用スライド機構
707 コンベア
709 パッケージ
800 リーク検出システム
801 検査電極
802 検査インターフェース
803 検出電極
805 検査用スライド機構
807 検出用スライド機構
813 パッケージ
815 トレイ

Claims (9)

  1. DC高電圧オフセットを伴う交流電圧を用いるリーク検出装置において、
    高電圧整流器に電気的に接続された検査電極であって、上記高電圧整流器は、高電圧パルス自動変換器、または、DC高電圧オフセットを伴うAC電圧を生成する他の手段に電気的に接続される、上記検査電極と、
    上記高電圧パルス自動変換器に電気的に接続された第1のDC電圧電源であって、上記高電圧パルス自動変換器はさらに高電圧制御ボードに電気的に接続された、上記第1のDC電圧電源と、
    上記高電圧制御ボード、検出ボード、プログラマブルロジックコントローラ、およびディスプレイに電気的に接続されてこれらに電力を供給する第2のDC電圧電源と、
    上記検出ボードに電気的に接続された検出電極であって、上記検出ボードはさらに上記プログラマブルロジックコントローラに電気的に接続され、上記プログラマブルロジックコントローラはさらに上記ディスプレイに電気的に接続される、上記検出電極とを有し、
    上記検出電極および上記検査電極の間にパッケージがフィットするように上記検出電極および上記検査電極が配置され、DC高電圧オフセットを有するAC高電圧が上記検査電極を通じて印加されることを特徴とするリーク検出装置。
  2. 上記高電圧制御ボードは、マイクロプロセッサとMOSFETまたはIGBTとの組み合わせであり、
    上記マイクロプロセッサは、所定のデュレーションおよびデューティサイクルのパルスを発生することにより、上記MOSFETまたはIGBTをオン・オフに切り替え、上記MOSFETまたはIGBTが上記第1のDC電源から上記高電圧パルス自動変換器を通じて流れる電流のオン・オフを切り替え、
    上記高電圧パルス自動変換器を通じた電流のオン・オフの切り替えが、上記高電圧パルス自動変換器の出力端にAC高電圧を生成し、
    上記高電圧制御ボードは、上記マイクロプロセッサにより生成される上記パルスの上記デュレーションおよび上記デューティサイクルを変更することにより、上記生成されたAC高電圧の振幅を調整する、請求項に記載の装置。
  3. 上記検出電極は電流を検出して上記電流を上記検出ボードに伝達し、
    上記検出ボードは上記電流を処理し、上記処理された信号を上記プログラマブルロジックコントローラに送り、
    上記プログラマブルロジックコントローラは、測定された電流と非欠陥の電流との間の変化を処理し、
    上記プログラマブルロジックコントローラは、電流における上記変化によって容器内のリークを識別し、
    試験の結果を上記ディスプレイに表示する、請求項に記載の装置。
  4. 上記電流における上記変化ΔIは、ΔI=I−IWDで計算され、ここで、Iは欠陥のある容器の電流であり、IWDは欠陥のない容器の電流である請求項に記載の装置。
    Figure 0006830673
  5. ホルダをさらに有し、
    上記ホルダは、試験中に検査電極と検出電極との間に上記パッケージを固定する、請求項に記載の装置。
  6. ホルダをさらに有し、
    上記ホルダは、試験中に上記パッケージを軸に沿って回転させる、請求項に記載の装置。
  7. 上記検査電極および上記検出電極は、試験中に上記パッケージの長さに沿って移動可能である、請求項に記載の装置。
  8. パルス変換器および上記高電圧整流器は、上記高電圧パルス自動変換器および上記高電圧整流器に替えて、用いられ、上記DC高電圧オフセットを伴う上記AC高電圧を生成する、請求項に記載の装置。
  9. コンベアシステムをさらに有し、複数のパッケージが、ユーザの作業なしに、上記検査電極および上記検出電極の間においてパッケージを自動的に移動させるコンベアによって試験される、請求項に記載の装置。
JP2018559666A 2016-02-01 2016-10-14 交流−直流高電圧リーク検出のためのシステムおよび方法 Active JP6830673B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662289579P 2016-02-01 2016-02-01
US62/289,579 2016-02-01
US201662317873P 2016-04-04 2016-04-04
US62/317,873 2016-04-04
PCT/US2016/056976 WO2017136007A1 (en) 2016-02-01 2016-10-14 System and method for alternating-direct high voltage leak detection

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021003176A Division JP7056998B2 (ja) 2016-02-01 2021-01-13 交流-直流高電圧リーク検出のためのシステムおよび方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019505006A JP2019505006A (ja) 2019-02-21
JP2019505006A5 JP2019505006A5 (ja) 2019-11-14
JP6830673B2 true JP6830673B2 (ja) 2021-02-17

Family

ID=59500492

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018559666A Active JP6830673B2 (ja) 2016-02-01 2016-10-14 交流−直流高電圧リーク検出のためのシステムおよび方法
JP2021003176A Active JP7056998B2 (ja) 2016-02-01 2021-01-13 交流-直流高電圧リーク検出のためのシステムおよび方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021003176A Active JP7056998B2 (ja) 2016-02-01 2021-01-13 交流-直流高電圧リーク検出のためのシステムおよび方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US10859464B2 (ja)
EP (1) EP3411685B1 (ja)
JP (2) JP6830673B2 (ja)
KR (2) KR102417975B1 (ja)
WO (1) WO2017136007A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102417975B1 (ko) 2016-02-01 2022-07-05 팩키징 테크놀로지스 앤드 인스펙션, 엘엘시 교류-직류 고 전압 누출 탐지용 시스템 및 방법
WO2019157036A1 (en) * 2018-02-06 2019-08-15 Packaging Technologies & Inspection, LLC Device and method for testing and inspecting the integrity of an autoinjector
SG10201803574YA (en) * 2018-04-27 2019-11-28 Nat Univ Singapore Method and system for integrity testing of sachets
IT201800007905A1 (it) * 2018-08-06 2020-02-06 Convel Srl Apparecchiatura per l’ispezione di contenitori e procedimento per la realizzazione di una pista per detta apparecchiatura
US11067473B2 (en) * 2019-06-07 2021-07-20 Packaging Technologies & Inspection, LLC System and method for high voltage leak detection
US11397126B2 (en) * 2020-02-20 2022-07-26 Packaging Technologies and Inspection, LLC System and method for grounded high voltage leak detection
WO2022209234A1 (ja) 2021-03-31 2022-10-06 日本電気株式会社 Ranノード、ue及び方法
DE102021133158A1 (de) * 2021-12-15 2023-06-15 Körber Pharma Inspection Gmbh Vorrichtung und System zur Dichtigkeitsprüfung eines Behälters sowie Verfahren hierfür

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5386294A (en) * 1976-12-18 1978-07-29 Takeda Chemical Industries Ltd Inspecting method and apparatus for defect in insulation vessels
DE2715399A1 (de) * 1976-07-15 1978-01-19 Takeda Chemical Industries Ltd Verfahren und vorrichtung zur pruefung geschlossener behaelter auf defekte
JPS5476284A (en) 1977-11-30 1979-06-18 Otsuka Pharma Co Ltd Method of checking whether or not there is pinhole in enclosed package
JPS58613B2 (ja) * 1978-02-28 1983-01-07 武田薬品工業株式会社 絶縁物容器の欠陥検査方法及び装置
DE3204762C2 (de) 1982-02-11 1986-02-06 REHAU AG + Co, 8673 Rehau Technisches Zubehör für medizinische Arbeitsgeräte
JPS59125035A (ja) * 1982-12-31 1984-07-19 Terumo Corp 不良検査装置
JPS59195140A (ja) * 1983-04-20 1984-11-06 Sanpo:Kk 容器の気密度測定方法及びその装置
JPS6270725A (ja) * 1985-09-25 1987-04-01 Nikka Densoku Kk 密封食品におけるピンホ−ル等の検出装置
US5010761A (en) * 1990-03-01 1991-04-30 Superior Industries International, Inc. Automated leak detection apparatus and method therefor
JP3154588B2 (ja) * 1993-05-19 2001-04-09 松下電器産業株式会社 陽極酸化膜の欠陥発生の評価方法
US6110148A (en) 1994-07-22 2000-08-29 Health Hero Network, Inc. Capacitance-based dose measurements in syringes
US5628309A (en) 1996-01-25 1997-05-13 Raya Systems, Inc. Meter for electrically measuring and recording injection syringe doses
US6288554B1 (en) 1996-02-16 2001-09-11 Joven Denki Kabushiki Kaisha Method for inspecting hermetically sealed package
JP2000088788A (ja) * 1998-07-10 2000-03-31 Jiyooben Denki Kk 密封包装物の検査方法
JP3818831B2 (ja) * 2000-06-15 2006-09-06 シャープ株式会社 系統連系インバータ装置
US6636031B1 (en) * 2000-10-05 2003-10-21 Sanko Electronic Laboratory Co., Ltd. Method and device for detecting pinholes in organic film on concrete surface
JP2003194663A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Nihon Tetra Pak Kk シール状態検査装置
US7148659B2 (en) * 2003-06-20 2006-12-12 Comarco Wireless Technologies, Inc. Programmable AC/DC power supply
DE102004040441A1 (de) 2004-08-20 2006-06-14 Disetronic Licensing Ag Vorrichtung und Verfahren zur Bestimmung des Füllstandes einer Ampulle
US7560872B2 (en) * 2005-01-31 2009-07-14 Intersil Americas Inc. DC-AC converter having phase-modulated, double-ended, half-bridge topology for powering high voltage load such as cold cathode fluorescent lamp
JP2006300541A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Jiyooben Denki Kk 密封包装物の検査方法および検査装置
US7636151B2 (en) * 2006-01-06 2009-12-22 Qualcomm Mems Technologies, Inc. System and method for providing residual stress test structures
US8879218B2 (en) * 2007-12-14 2014-11-04 True-Safe Technologies, Inc. Arc fault circuit interrupter, systems, apparatus and methods of detecting and interrupting electrical faults
US8698504B2 (en) * 2010-10-09 2014-04-15 Rockwell Automation Technologies, Inc. System for detection of a ground fault in a high resistance ground network
GB201107692D0 (en) * 2011-05-09 2011-06-22 Snowball Malcolm R Sterilisation of packed articles
GB201218913D0 (en) 2012-10-22 2012-12-05 Ucb Pharma Sa Auto-injector and drive unit therefor
KR102417975B1 (ko) 2016-02-01 2022-07-05 팩키징 테크놀로지스 앤드 인스펙션, 엘엘시 교류-직류 고 전압 누출 탐지용 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017136007A1 (en) 2017-08-10
KR20180132617A (ko) 2018-12-12
US11300476B2 (en) 2022-04-12
KR102554891B1 (ko) 2023-07-11
JP7056998B2 (ja) 2022-04-19
EP3411685A4 (en) 2019-09-25
JP2021060425A (ja) 2021-04-15
US20190376873A1 (en) 2019-12-12
KR102417975B1 (ko) 2022-07-05
EP3411685B1 (en) 2024-05-15
KR20220057666A (ko) 2022-05-09
US20210072112A1 (en) 2021-03-11
JP2019505006A (ja) 2019-02-21
EP3411685A1 (en) 2018-12-12
US10859464B2 (en) 2020-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7056998B2 (ja) 交流-直流高電圧リーク検出のためのシステムおよび方法
JP2019505006A5 (ja)
EP3749275B1 (en) Device and method for testing and inspecting the integrity of an autoinjector
JP4008173B2 (ja) 蓄電器の絶縁抵抗測定方法および絶縁抵抗測定装置
Ebihara et al. Application of the dielectric barrier discharge to detect defects in a teflon coated metal surface
JP2003307509A (ja) 絶縁被覆物のピンホール検査方法
JP2002372509A (ja) 密封容器のリーク検査方法及び装置
JPH03150440A (ja) 密封容器の検査方法
CN101292136A (zh) 用于检测容器的料位的装置和方法及用于填充容器的装置
JP2011028931A (ja) 電池絶縁検査装置
JPS59125035A (ja) 不良検査装置
RU2613571C1 (ru) Способ контроля сплошности диэлектрического покрытия на элементах радиоэлектронной аппаратуры
JP2004184079A (ja) ピンホール検査装置およびピンホール検査方法
JPH03150439A (ja) 密封容器の検査方法
JP3728483B2 (ja) ピンホール検査装置及びそのピンホール検出方法
US9638664B2 (en) Method of analyzing a material
JP2000214123A (ja) 密封包装物の検査方法
Jolic et al. A non-destructive technique for detecting pinholes in hermetically sealed flexible packaging1
JP2004020474A (ja) 被膜欠陥検査装置および被膜欠陥検査方法
WO1982001418A1 (fr) Procede permettant de tester electriquement un emballage scelle
JP2021012031A (ja) ピンホール検査方法及びピンホール検査装置
Chubb et al. Measurements for the assessment of ignition risks from static electricity
JPH01227033A (ja) 密閉瓶内部の真空度を検出する方法
JP2008164363A (ja) 密封包装物検査装置およびピンホール検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190926

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6830673

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250