JP2000088788A - 密封包装物の検査方法 - Google Patents

密封包装物の検査方法

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JP2000088788A JP11162937A JP16293799A JP2000088788A JP 2000088788 A JP2000088788 A JP 2000088788A JP 11162937 A JP11162937 A JP 11162937A JP 16293799 A JP16293799 A JP 16293799A JP 2000088788 A JP2000088788 A JP 2000088788A
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electrode
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JIYOOBEN DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】導電性を有する流動物や食品等の内容物を電気
絶縁性被膜で被包した密封包装物を高電圧を用いてピン
ホールを検査する場合、きわめて簡単な手順で検査時の
湿度その他雰囲気による誤動作の発生を完全に防止して
検査できる効率的な検査方法を提供する。 【解決手段】導電性を有する流動物等の内容物1を電気
絶縁性被膜2で被包した密封包装物の側面部31に直流高
圧電源6の電圧出力端子からの導電子4を接触乃至近接
させて密封包装物3の内容物1に帯電させる。次いで該
包装物の最もピンホールの発生する検知部3aに密接乃至
近接対面させた電極5の接続端子5aに導線8を接続して
該導線を接地させる。そして、ピンホールがある場合に
のみ流れる被検部3aからの放電電流を放電電流検知装置
7で検知して、放電電流の有無によりピンホールの有無
を検出する。この場合、交流高圧電源からの支持電極に
包装物を載せ内容物に帯電させて検査することもでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品や医療用消
耗品等の完全密封包装物のピンホールを検査するための
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】密封包装は、内容物の滅菌状態を保つた
め、当今、食品や生理食塩水等の医療用消耗品のほか多
くの商品に用いられており、食品の場合ピンホールがあ
ると、包装の中身が大気に接触して変質・腐敗の原因と
なり、また、医療用消耗品、例えば輸液瓶の場合は、汚
染、変質の原因となるため、之等密封包装物のピンホー
ル検査は極めて重要である。従来、このピンホール検査
方法としては、密封包装物では電極を中に入れられぬこ
とから食品の場合、完成した包装物に金属ピンを突き刺
しこれを一方の電極として、包装物に当接せしめた外部
電極の対向電極として、両電極の間に高電圧をかけてピ
ンホールを検査し、検査後ピン孔を別工程で封じること
も行われていたが、検査工程が煩雑でピン孔封鎖の後工
程を必要とする欠点があった。この欠点を解消して、完
成した密封包装物を傷つけずにピンホール検査を行うも
のが、例えば特公昭50−6998号公報に示されてい
るように、一対の電極の間に電気絶縁性被膜からなる包
装で密封した食品を挟み、各電極と食品間に形成される
静電容量に大差をつけて両電極間に電圧をかけて、一方
の電極と食品との間の閃落によって生じる電流を検出し
てピンホールを検出するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく閃落によ
って生じる短時間の電流を検出することによってピンホ
ールの有無を検出する場合、実際の作業面では、検出電
流の変化(大小)によってピンホールの有無を検出する
ようにしている。此の場合、密封包装物を挟む両電極に
電圧をかけるとピンホールの有無に拘らず漏れ電流や充
電電流が必ず流れ、このことは特に高電圧になると大き
くなる傾向があり、また、検査時の雰囲気を形成する被
検物外周の湿度や温度の影響を受け雨や湿度の高い場合
は漏れ電流が大きくなるなど天候によって左右され、さ
らに浮遊している微細な塵などの影響により検出部にお
ける電流に誤差を生じピンホールの有無を短時間の電流
の大きさの大小による判別ではピンホールがないのにあ
るように判別するなど誤動作の発生は避けられなかっ
た。
【0004】本出願人は先に特願平8−53816号及
び特願平10−158569号により、前記密封包装物
を、接地した電極板等の所定形状の支持電極上に該密封
包装物の側面部を接触させて載置する一方、該密封包装
物の被検端部に密接乃至近接対面せしめた電極と前記支
持電極との間に直流高電圧を印加して充電せしめ、次い
で前記支持電極の接地を外し又は接地を外さないで、前
記被検端部に接触せしめた前記電極を接地せしめ、被検
端部からの放電電流を検知して密封包装物のピンホール
の有無を検出するという方法の提案を行なった。
【0005】前記方法により密封包装物のピンホールの
検出を、誤動作を完全に防止して、最もピンホールの発
生する部位の被検端部の検査により、効率的に密封包装
物のピンホールの有無を検査することができたが、な
お、一連の検査手順を必要としていた。
【0006】本願発明は、このような点に鑑みなされた
ものであって、さらに簡単な手順で検査時の雰囲気によ
る誤動作の発生を完全に防止した効率的な密封包装物の
検査方法を提供することを目的とする。この場合、検査
の対象とすべき密封包装物は、食品としては、主たるも
のに、ソーセージを一本毎に密封包装した円柱状の包装
物の他、プラスチックフィルム製の平たい袋入りのレト
ルト食品が挙げられるが、医療用消耗品としては、ピン
ホールによる外気との接触に基づく内容物の汚染・変質
防止のために検査対象として、同じくプラスチックの輸
液瓶入りの生理食塩水やリンゲル液等の輸液剤のほかプ
ラスチックの袋入りの輸血用血液や血漿等の血液製剤が
挙げられる。さらに、炊いたごはんや固形物である鉄粉
など、粒体や粉体導電物をプラスチック製の袋に封入し
た密封包装物も検査対象となり得る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明に於ては、導電性を有する流動物乃至粉体又は
食品等の内容物1を電気絶縁性被膜2で被包した密封包
装物3のピンホールを検査するための方法として、該密
封包装物3の側面部31に高圧電源6の電圧出力端子から
の電極4を接触乃至近接せしめて該密封包装物3内の内
容物1に帯電せしめ、次いで該密封包装物3の被検部3a
に密接乃至近接対面せしめた電極5を接地せしめ、被検
部3aからの放電電流を検知して密封包装物3のピンホー
ルを検出することとした。この場合電極5には、導電性
液体又は導電性ゲルを使用することができる。
【0008】これにより、密封包装物3の側面部31に高
圧電源6の電圧出力端子からの電極4を接触乃至近接せ
しめるとき該密封包装物3内の導電性を有する内容物1
は、電極4にかかる高電圧(0.6kv〜30kv) のマイナス又
はプラスの電位により帯電してマイナス (−) イオン又
はプラス (+)イオンが発生する。
【0009】次に、該密封包装物3の被検部3aに密接乃
至近接対面せしめた電極5を接地せしめると、被検部3a
にピンホールがあるとき、内容物1 内にマイナス (−)
イオンが発生した場合は該マイナス (−) イオンはピン
ホールに集まり、マイナス(−)イオン内のマイナス
(−)電子は集中してピンホールを通して接地(アー
ス)側に流れマイナスの電荷が失われて放電する。ま
た、内容物1内にプラス(+)イオンが発生した場合、
該プラス(+)イオンはピンホールに集まりピンホール
を通して接地側から流れるマイナス(−)電子により、
プラスの電荷が失われ放電する。ピンホールがないとマ
イナス(−)イオン内マイナス(−)電子は接地側に流
れず、また、プラス(+)イオンに対し、接地側からマ
イナス(−)電子は流れず内容物の電荷は放電しない。
従って、この放電電流を検知することにより被検部にお
けるピンホールが検知され、被検部3aにピンホールがな
いと放電電流を検知できない。また、ピンホールがない
場合は、内容物1は帯電するが、静電気と同じく少しず
つ放電して帯電はなくなる。
【0010】この場合、充電電流の変化(大小)によっ
て判別するのではなく、被検部3a(最もピンホールの発
生する箇所)のピンホールの有無による放電電流の有無
により検査時の雰囲気に関係なくピンホールを誤差なく
検出することができる。また、内容物の帯電のため使用
する電極も従来のごとく一対の電極を必要とせず、高圧
電源の高電圧出力側からの単一の電極を使用することが
できる。
【0011】前記高電圧電源6として直流高圧電源を使
用すると良く、この直流高圧電源6の電圧出力端子から
の電極4には、自在に密封包装物3の側面部31に接触乃
至近接せしめることのできる導電子を用いることが効果
的である。
【0012】また、高圧電源6として交流高圧電源を使
用することも可能で、この交流高圧電源6の電圧出力端
子からの電極4には放電電流検知装置でプラス(+),
マイナス(−)交互に帯電する内容物電荷からのピンホ
ールを通した放電を検知できるように、密封包装物3の
側面部31を接触させて載置できる支持電極を使用するこ
とが望ましい。
【0013】前記高圧電源として交流高圧電源を使用す
ると、直流高圧電源を使用した場合に比べて検査が繰り
返し可能な利点がある。これは、直流を使用して内容物
に帯電した電荷がピンホールを通し数回放電する場合、
内容物によって何度かすると放電しにくくなるが交流で
はそのようなことはない。また、製品検査後は、直流の
場合は残った電荷が序々に放電するに対し、交流では製
品は帯電がプラス(+)、マイナス(−)交互に繰り返
されたため帯電したまま残らないという利点がある。さ
らに最大の利点は交流を直流に変換する整流装置を必要
とせず製品が安く出来ることである。
【0014】また、電極5として、被検部3aに密接装着
可能に形成された導電性ゴム又は導電性プラスチックを
用いることができる。すなわち、被検部3aが量産の型成
型品を使用している場合や之に類する場合は、一定乃至
ほぼ一定の形状を保っているのでこの導電性ゴム又は導
電性プラスチックの弾力性を利用して電極5を容易に被
検部表面に密接装着せしめて導通を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明において、検査すべき密封
包装物3の導電性を有する内容物1を被包すべき電気絶
縁性被膜2には、内容物に対応してプラスチック乃至プ
ラスチックフィルム又はガラスが用いられる。すなわ
ち、内容物1が例えば魚肉ソーセージの場合、塩化ビニ
リデンフィルム製の袋が用いられ、魚肉ソーセージのす
り身を充填した後、アルミワイヤーで両端部をクリップ
し、レトルト殺菌が行われる。また、レトルト食品で内
層にアルミ箔を含まない複合フィルム(ラミネートフィ
ルム)の袋を用いたものでも検査すべき密封包装物の対
象となり得る。この場合はナイロンとポリプロピレン又
はポリエステルとポリプロピレン、ポリエステルと塩化
ビニリデンとポリプロピレンの複合フイルムの袋が用い
られれる。一方、生理食塩水やリンゲル液等輸液の場合
は、夫々所定のプラスチックの輸液瓶が用いられ、ガラ
ス容器も用いることができる。さらに、内容物1には導
電性を有する流動物として、導電性の少ない蒸留水、紫
外線カット化粧品や固形物の流動物、例えば鉄粉等の導
電性粉体も同様に用いることができる。
【0016】密封包装物3の側面部31に電極4を接触乃
至近接せしめて内容物1に帯電せしめるに当って密封包
装物を支持する場合、電源が直流高圧電源の場合は任意
の支持部材、例えば平板状支持部材(使用状況によりプ
ラスチック製でも金属製でも良い。)又は小径ローラを
多数相互に隣接せしめて上面の接触面を平面上に配置し
た支持部材、さらに断面が円形のソーセージ類に対応す
るごとく内面が円弧状の支持部材等、任意形状のものを
使用することができ、また、電源が交流高圧電源の場合
は、支持電極として金属製の前記平板状のもの、小径ロ
ーラを多数上面の接触面を平面上に配置したもの、内面
が円弧状のもの等を使用することができる。そして、被
検部3aに密接乃至近接対面させる電極5には金属製のも
のを用いることができ、また、密接可能に形成された導
電性ゴム(多孔性導電性ゴム)や導電性プラスチックを
用いることも可能である。さらに、被検部3aからの放電
電流の検知には、放電電流の流れる導線に検知部を巻い
て使用するタイプの変流器(CT)や、該導線に直列に
電流検知器(残留電荷検知器)も使用することができ、
また、該導線を貫通せしめたカレントプローブの出力を
オシロスコープに入力して放電電流を測定することもで
きる。
【0017】
【実施例】
【実施例1】図1には、密封包装物3が生理食塩水を密
封した点滴用輸液瓶の場合の直流高圧電源用いた検査状
態を示す。該輸液瓶3は、プラスチックの稍厚い被膜2
で形成された本体部の横断面が65mm×90mmの角にRのつ
いた矩形断面の高さが 240mmの内容量1000mlのもので、
ピンホールのできやすい被検部3aは、外径28mm・厚さ8
mmの段差端部の開口部に、点滴針差込み用のゴム栓部3b
が気密に設けられ、その反対側に吊環部を設けたもので
ある。この被検部3aにおいて、ピンホール乃至それに該
当する隙間のでき易い箇所は、ゴム栓部3bを保持してい
るリング状の段差部周縁、及びゴム栓部3bを保持した段
差部の開口部とゴム栓部3bとの境界部分である。この輸
液瓶3の被検部3aのピンホール検査をするべく、該輸液
瓶3を任意の例えばプラスチック製の支持台(図示せ
ず)に載置した状態で、先ずプラス(+)側を接地した
直流高圧電源6のマイナス(−)側に接続した電極とし
ての導電子4の先端を、該輸液瓶3の側面部31に接触乃
至近接せしめ、該導電子4にかかる直流高電圧(0.6kv〜
30kv) のマイナス(−)の電位により輸液瓶3内の内容
物1に帯電せしめるようにする。また、被検部3aにピン
ホールがある場合に該被検部3aから放電電流を取出すた
めに、該被検部3aに密接せしめるべき電極5として、所
定の断面形状を有する2つ割り部分51, 51からなる金属
製リング部分と、該リング部分に嵌入して前記ゴム栓部
3b前面に密接するごとく形成された所定断面の金属製タ
ブレット部分52とからなるものを該被検部3aの側方と前
方から密接せしめて使用する。この電極5の被検部3aへ
の取付は、被検物の検査状況により、前記導電子4を輸
液瓶3の側面部31に接触乃至近接せしめた後、又は接触
乃至近接せしめる前のいずれかを選ぶことができる。
【0018】前記導電子4を輸液瓶3の側面部31へ接触
又は近接(電源電圧が高く例えば30kvの場合)せしめる
と、該導電子4のマイナスの高電位により輸液瓶3の絶
縁性被膜を通して内容物の輸液1に帯電される。
【0019】次に、被検部3a側の電極5の接続端子5aに
導線8を接続して該導線8を接地せしめる。この導線8
には、該導線8を流れる電流を検知するべく、該導線8
を囲繞した電流検知部7aを備えた放電電流検知装置7が
付設されている。この放電電流検知装置7には所定の変
流器(CT:current transformer )が使用されるが、
電流検知には前記電極5と接地の間を直列する電流検知
器を用いてもよい。また、導線8を貫通せしめたカレン
トプローブの出力をオシロスコープに入力して放電電流
を検知・測定することもできる。
【0020】これにより被検部3aにピンホールがある場
合、放電電流が導線8を流れるため、放電電流検知装置
7はこれを検知するが、ピンホールがない時は放電電流
検知装置7は之を検知しない。この場合、放電電流の流
れる時間、すなわち内容物1に帯電した電荷がなくなる
時間は一瞬であるが、電流値は数アンペア〜数十アンペ
ア程度で高い。従って、この電流検知出力を用いて、メ
ーターや警報ブザーや警報ランプ等、適当な表示手段で
表示することにより、容易に被検部3aのピンホールの有
無を知ることができる。なお、図では輸液瓶3の側面部
31に対し下方から導電子4の先端を接触させているよう
にみられるが、水平方向に横側から接触させても、ま
た、垂直方向に上方から接触させてもよいのは勿論であ
る。
【0021】
【実施例2】図2は、密封包装物3が、実施例1と同じ
く生理食塩水を密封した点滴用輸液瓶であって、該密封
包装物の側面部31に接触せしむべき電極4に該密封包装
物の支持電極を用い、交流高圧電源6から該支持電極4
に交流高電圧を印加して密封包装物3の被検部3aのピン
ホールを検査する場合を示す。該輸液瓶3は実施例1と
同一のものであるため、その詳細な説明は省略する。前
記支持電極4は輸液瓶3の側面部31全面を支持する平板
状の所定寸法の例えばアルミ板を用い、該支持電極4の
下部を導線を介して、出力側の一端を接地した交流高圧
電源6の高電圧出力側端子に接続する。被検部3aに密接
せしむべき電極5は実施例1と同じものを用い、実施例
1と同様に被検部3aに取付け使用する。
【0022】前記支持電極4に、点滴用輸液瓶3を載置
せしめると、支持電極4にかかる交流高電圧(例えばA
C5KV)のプラス(+)、マイナス(−)変動する高電
位により該輸液瓶3の内容物1は電気絶縁性被膜2を通
してプラス(+)、マイナス(−)交互に帯電せしめら
れる。
【0023】次に、被検部3a側の電極5の接続端子5aに
導線8を接続して該導線8を接地せしめる。この導線8
には、該導線を流れる放電電流を検知するべく、該導線
8を囲繞した電流検知部7aを備えた放電電流検知装置7
が付設されている。この放電電流検知装置7には実施例
1と同じく所定の偏流器(CT:current transforme
r)、又はオシロスコープ等が使用されるが、電流検知
には前記電極5と接地の間を直列する電流検知器を用い
ても良い。
【0024】これにより、被検部3aにピンホールがある
場合、支持電極4上に載置された輸液瓶3内のプラス
(+)、マイナス(−)交互に帯電されている内容物1
は、その帯電値がプラス、マイナス何れかの高電位にな
るとき、放電電流が導線8を流れるため放電電流検知装
置7は之を検知するが、ピンホールがないときは放電電
流は流れないため放電電流検知装置7は之を検知しな
い。ピンホールがある場合、放電電流の電流値は高いた
め、この電流検知出力を用いて、メーターや警報ブザー
や警報ランプ等適当な表示手段で表示することにより、
容易に被検部3aのピンホールの有無を知ることができる
のは実施例1と同様である。なお、交流高圧電源による
密封包装物のピンホール検査は大阪府立産業技術総合研
究所において、ブドウ糖溶液容器(内容物を含む)其の
他のピンホール検出用資料につき、支持電極に5KVの交
流高電圧を印加して、資料の被検部に放電電極を近づけ
てテストした結果、放電電流を確認することができた
(平成11年4月下旬)。
【0025】
【実施例3】図3は、密封包装物3の被検部3aが、内容
物1を電気絶縁性被膜2で密封した袋の緊縛部である場
合において、被検物3の側面部31に直流高圧電源6のマ
イナス側の出力端子からの電極としての導電子4を接触
せしめて直流高電圧電源6の高電圧(0.6kv〜30kv) によ
り内容物1に帯電させる場合を示す。この場合、電気絶
縁性被膜2に生じるピンホールは、この被検部3a近傍に
集中する。内容物1は、例えば魚肉ソーセージ類で、電
気絶縁性被膜2は塩化ビニリデンの単体フイルムが透明
で収縮性とバリア性にすぐれて使用され、内容物を充填
した袋端部はアルミワイヤで緊縛されている。緊縛部で
ある両端の被検部3a、3aに密着させるベき電極5,5は
それぞれ多孔性の導電性ゴムからなり中央片面側に該被
検部3aを収納可能な凹部を備えており、被検部3aへの押
込みによりほぼ被検部3aに密接するごとくキャップ状に
形成されている。両端の電極5,5は、一つの接続端子
5aに接続されており、該接続端子5aに導線8を接続して
該導線8を接地せしめ、被検部3aにピンホールがあると
きに導線8に流れる放電電流を変流器(CT)等の放電
電流検知装置7により検知して、該放電電流の有無によ
り被検密封包装物3のピンホールの有無を検出すること
ができるのは前記実施例1と同様である。
【0026】
【実施例4】図4は、被検端部3aがプラスチックフィル
ム製袋の熱シール部であるレトルト食品(カレーや炊い
たご飯等)の密封包装物3のピンホールの有無を直流高
電圧を用いて検出する場合を示す。之等の密封包装物で
は電気絶縁性被膜2に生じるピンホールは熱シール部で
ある両端の被検部3a近傍に集中する。導電性を有する内
容物1は袋入りの完全調理済みの食品で、電気絶縁性被
膜2は内層にアルミ箔を含まない前記複合プラスチック
フィルム(ラミネートフィルム)が用いられる。被検部
3aに密接させるべき電極5は、多孔性の導電性ゴムから
なる中央線上片側に被検部3aを挟持可能な所定形状のス
リットを備えており、スリット両側を開いて被検部3aを
挟み込むように挿入する。被検包装物3両側の熱シール
部である被検部3a,3aをそれぞれ密接挟持せしめた両端
の電極5,5は一つの接続端子5aに接続されている。ピ
ンホール検出に当たっては、前記実施例1,3と同様に
して、被検包装物3の側面部31に直流高圧電源6のマイ
ナス側の出力端子からの導電子4を接触せしめて直流高
圧電源6の高電圧(0.6KV〜30KV) により内容物1に帯電
させる。この後、前記接続端子5aに導線8を接続して該
導線8を接地せしめ、導線8に流れる放電電流を放電電
流検知装置で前記実施例と同様にして検知する。この放
電電流の検知により被検密封包装物3の最もピンホール
の発生しやすい箇所の熱シール部近傍のピンホールの有
無を検出することができる。
【0027】
【実施例5】図5は、前記実施例3と同じく密封包装物
3が、魚肉ソーセージ類等の内容物1を電気絶縁性被膜
2で密封して、端部を緊縛したものであって、該密封包
装物3のピンホールを交流高電圧を用いて検出する場合
を示す。この場合、電気絶縁性被膜2に生じるピンホー
ルは、密封した袋の緊縛部である両端の被検部3a,3aの
近傍に集中する。緊縛部である両端の被検部3a,3aに密
接させるべき電極5,5は実施例3と同じく多孔性の導
電性ゴムからなるキャップ状のものを被検部3aへの押込
みにより使用する。両端の被検部3a,3aへそれぞれ押込
んだ両端の電極5,5は一つの接続端子5aに接続されて
いる。該密封包装物3の側面部31に接触せしむべき電極
4には、断面が円形のソーセージ類に対応して、該側面
部31を接触させて載置できる内面が円弧状の支持電極4
を用い、該支持電極4の下部を導線を介して、出力側の
一端を接地した交流高圧電源6の高電圧出力側端子に接
続する。
【0028】前記内面が円弧状の支持電極4に、魚肉ソ
ーセージ類の内容物1を密封した密封包装物3を載置せ
しめると、支持電極4にかかる交流高電圧(例えばAC
5KV)の変動する高電位により前記内容物1は電気絶縁
性被膜2を通してプラス(+)、マイナス(−)交互に
帯電せしめられる。
【0029】この後、前記接続端子5aに導線8を接続し
て該導線8を接地せしめ、導線8に流れる放電電流を放
電電流検知装置7で前記実施例と同様にして検知する。
この放電電流の検知により被検密封包装物3の最もピン
ホールの発生しゃすい緊縛部近傍のピンホールを検出す
ることができる。
【0030】
【実施例6】図6は前記実施例4と同じく密封包装物3
が、カレーや炊いたご飯等の内容物1をプラスチックフ
イルム2で密封して両端を熱シールしたレトルト食品で
あって、該密封包装物3のピンホールを、該ピンホール
が集中する両端を熱シール部である被検部3a,3a近傍に
つき、交流高電圧を用いて検出する場合を示す。熱シー
ル部である両端の被検部3a、3aに密接させるべき電極
5,5は実施例4と同じく多孔性の導電性ゴムからな
り、中央線上の片側に被検部3aを挟持可能にスリットを
備えたもので、スリット両側を開いて被検部3aを挟み込
むように挿入使用する。被検密封包装物3両側の被検部
3a、3aをそれぞれ密封挟持せしめた両端の電極5、5は
一つの接続端子5aに接続されている。レトルト食品であ
る密封包装物3を載置する支持電極4は、該レトルト食
品の側面部31の大きさに対応した平板状のものであっ
て、該支持電極4の下部を導線を介して、出力側の一端
を接地した交流高圧電源6の高電圧出力側端子に接続す
るのは前記実施例5と同様である。
【0031】前記平板状の支持電極4に、レトルト食品
である密封包装物3を載置せしめると、支持電極4に印
加された交流高電圧の変動する高電位により、レトルト
食品の内容物1はプラスチックフイルム2を通してプラ
ス(+)、マイナス(−)交互に帯電せしめられる。こ
の後、前記電極5の接続端子5aに導線8を接続して該導
線8を接地せしめ、導線8に流れる放電電流を放電電流
検知装置で前記実施例2と同様に検知する。この放電電
流の検知により被検密封包装物であるレトルト食品3の
最もピンホールの発生しやすい熱シール部近傍のピンホ
ールの有無を検出することができる。
【0032】前記のごとく被検密封包装物の内容物に帯
電して、その放電電流を検知して検査する場合、被検部
にピンホールがないと放電電流を検知できないことから
検査時の雰囲気に関係なくピンホールを誤差なく検出す
ることができる。なお、前記実施例で、直流高圧電源6
の電圧出力を端子からの電極として導電子4を用いて被
検密封包装物3の内容物1に帯電せしめるに当り、プラ
ス(+)側を接地した直流高圧電源のマイナス(−)側
に該導電子を接続したが、マイナス(−)側を接地した
直流高圧電源のプラス(+)側に導電子4を接続して内
容物に帯電せしめることも無論可能である。
【0033】また、前記実施例以外に本発明による密封
包装物の検査方法は、注射液や飲み薬のアンプル類にも
同様にして用いることができる。例えば、アンプル類の
本体部を円弧状の内面を有する支持部材に載置し、直流
高圧電源からの導電子をアンプル側面に接触乃至近接せ
しめてアンプル内の内容液にプラス(+),マイナス
(−)何れかに帯電せしめ、もしくは、該支持部材を内
面が円弧状の支持電極として之に交流高圧電源の高電圧
出力端子からの交流高電圧を印加して、内容物にプラス
(+),マイナス(−)交互に帯電せしめた後、ピンホ
ールの発生しやすいネック部を含むアンプル先端部に電
極をかぶせて該電極からの導線を帯電せしめ、該導線を
流れるアンプルからの放電電流を検知してピンホールを
検査することができる。また,実施例では被検部に密接
せしめた電極の接続端子に導線を接続し該導線を接地せ
しめて該導線に流れる放電電流を検知して被検部のピン
ホールの検査をするようにしたが、使用する高電圧によ
り接地した導線の端部を、被検部に密接せしめた電極の
接続端子に近づけて放電電流を検知して被検部のピンホ
ールを検出することも可能であり、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内での種々の変更を行なうことができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の密封包装物の検
査方法によれば、導電性を有する流動物乃至粉体又は食
品等の内容物を電気絶縁性被膜で被包した密封包装物の
ピンホールを検査するに当り、高圧電源の電圧出力端子
からの単一の電極を用い之を密封包装物の側面部に接触
乃至近接せしめて被検密封包装物の内容物に帯電せしめ
るというきわめて簡単な手段で被検密封包装物の内容物
に帯電せしめるようにして、ピンホールのある場合にの
み該内容物からの放電電流を検知して被検部のピンホー
ルを検出するようにしたことにより、従来のごとく被検
物に一対の電極を用いて高電圧を印加して流れる電流の
大きさの大小によりピンホールの検出を行うときのよう
に湿度や浮遊している微細な塵その他検査時における雰
囲気に影響を受けることなく、きわめて簡単な手段で誤
動作の発生を完全に防止して、最もピンホールの発生す
る部位の被検部の検査と相俟って、効率的に密封包装物
のピンホールの有無を検査することができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、前記高圧電
源に直流高圧電源を用い、密封包装物の内容物に帯電さ
せるための電極として導電子を用いて密封包装物の側面
部に接触乃至近接せしめることができるようにしたの
で、きわめて簡単な構造で容易に操作しやすく密封包装
物の内容物に帯電せしめることができる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、前記高圧電
源に交流高圧電源を用い、密封包装物の内容物に帯電さ
せるための電極として支持電極を用いたことにより、プ
ラス・マイナス交互に帯電する内容物からの放電電流を
安定して検知することができる。而も検査を繰返しても
直流のときのように放電しにくくなることはなく、高電
圧の交流を直流に変換するための高価な整流装置が不要
で製品を安く提供することができる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、密封包装物
の最もピンホールの発生する被検部3aの形状が量産品で
一定している場合は、導電性ゴム又は導電性プラスチッ
クからなる電極をその弾性を利用して被検部に密接せし
め、容易に密接包装物の検査を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】密封包装物が生理食塩水等の輸液瓶の場合の直
流高圧電源による本発明の検査方法の構成図である。
【図2】密封包装物が生理食塩水等の輸液瓶の場合の交
流高圧電源による本発明の検査方法の構成図である。
【図3】密封包装物が端部を緊縛したソーセージ類の場
合の直流高圧電源による本発明の検査方法の前段階を示
す構成図である。
【図4】密封包装物がレトルト食品等の熱シールした袋
入り食品の場合の直流高圧電源による本発明の検査方法
の前段階を示す構成図である。
【図5】密封包装物が端部を緊縛したソーセージ類の場
合の交流高圧電源による本発明の検査方法の前段階を示
す構成図である。
【図6】密封包装物がレトルト食品等の熱シールした袋
入り食品の場合の交流高圧電源による本発明の検査方法
の構成図である。
【符号の説明】
1…内容物、2…電気絶縁性被膜、3…密封包装物、31
…密封包装物の側面部、3a…被検部、4…電極(導電子
又は支持電極)、5…電極(被検部側)、6…高圧電源
(直流高圧電源又は交流高圧電源)、7…放電電流検知
装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性を有する流動物乃至粉体又は食品等
    の内容物1を電気絶縁性被膜2で被包した密封包装物3
    のピンホールを検査するための方法であって、該密封包
    装物3の側面部31に高圧電源6の電圧出力端子からの電
    極4を接触乃至近接せしめて該密封包装物3内の内容物
    1に帯電せしめ、次いで、該密封包装物3の被検部3aに
    密接乃至近接対面せしめた電極5を接地せしめ、被検部
    3aからの放電電流を検知して密封包装物3のピンホール
    を検出することを特徴とする密封包装物の検査方法。
  2. 【請求項2】高圧電源6が直流高圧電源であって、高圧
    電源6の電圧出力端子からの電極4は導電子であること
    を特徴とする請求項1記載の密封包装物の検査方法。
  3. 【請求項3】高圧電源6が交流高圧電源であって、高圧
    電源6の電圧出力端子からの電極4は密封包装物3の側
    面部31の支持電極であることを特徴とする請求項1記載
    の密封包装物の検査方法。
  4. 【請求項4】電極5 は、被検部3aに密接装着可能に形成
    された導電性ゴム又は導電性プラスチックであることを
    特徴とする請求項1又は2又は3記載の密封包装物の検
    査方法。
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