JP6830292B2 - 移載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器用のフィンを積み重ねるための集積部と、積み重ねられた熱交換器用のフィンの集積体を抜き取るための移動部とを具備する移載装置に関する。
熱交換器に用いられる熱交換器用のフィンは、アルミニウム等の金属薄板の長手方向にカラー付きの挿入孔が複数個形成されているものである。集積装置にはスタックピンが設けられ、スタックピンが設けられた位置に熱交換器用のフィンを移動させ、熱交換器用のフィンの挿入孔にスタックピンを差し込んで貫通させ、複数枚の熱交換器用のフィンを集積させる。スタックピン用のテーブルやスタックピンホルダに設けられたスタックピンに熱交換器用のフィンの挿入孔を差し込んで熱交換器用のフィンを集積させる方法、集積装置が特許文献1:特開昭59−150633号公報、特許文献2:特開平6−15391号公報に記載されている。
特開昭59−150633号公報 特開平6−15391号公報
特許文献1、特許文献2に示す装置や方法を含め、本来ならば、ホルダに垂直に立てたスタックピンに熱交換器用のフィンの挿入孔を挿入して集積させると、異なるスタックピンに挿入された水平方向に隣り合う熱交換器用のフィン同士は重ならずに集積される。しかし、上から熱交換器用のフィンが集積させると、スタックピンの上方はぐらつきや傾きによりスタックピン同士が近づき、集積されるに連れて中には水平方向に隣り合うフィン同士の重なりが生じてしまう箇所がある。これにより、水平方向に隣り合う熱交換器用のフィンが重なりながら集積された集積体が形成されることがある。従来では、スタック装置から1つの熱交換器用のフィンの集積体を抜き取るとき、熱交換器用のフィンの集積体を下方で支持しながら、スタック装置に設けられたスタックピンと共に真上を含む上方に移動させ、その後、スタックピンを取り外してフィンの集積体を得ていた。しかし、上記のような水平方向に隣り合うフィンの重なりが生じたフィンの集積体の場合は、一方のフィンの集積体を支持して上方に移動させようとすると、重なり部分が引っ掛かって上方へ移動させづらく、抜き取りが困難であるという課題がある。この引っ掛かりを解消して1つの熱交換器用のフィンの集積体を抜き取るため、仮挿しピンを斜めにしたり、フィンを上下にゆすったりすることがあるが、スタックピンやフィンを変形させてしまうという課題がある。
そこで本発明は上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、水平方向に隣り合う熱交換器用のフィンが重なりながら集積された集積体であったとしても、容易に重なりを解消して熱交換器用のフィンの集積体を熱交換器用のフィンの集積体群から抜き取ることができる移載装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の移載装置は次の構成を備える。すなわち本発明は、熱交換器用のフィンを積み重ねるための集積部と、前記集積部に積み重ねられた前記熱交換器用のフィンの集積体群から集積体を抜き取るための移動部と、を具備する移載装置であって、前記集積部は、前記熱交換器用のフィンの挿入孔に挿入されるスタックピンと、該スタックピンの一方の端部を先端部、もう一方の端部を根本部とし、前記スタックピンの根本部が抜き差し可能に保持されるスタックピンホルダと、該スタックピンホルダの上方に設けられ、前記スタックピンの根本部の上方が保持されるスタックピンガイドプレートと、該スタックピンガイドプレートに当接し、前記集積部の基底部に設けられたスタックピンガイドプレート用スペーサと、集積される前記熱交換器用のフィンを下方から支持するフィン受けプレートと、該フィン受けプレートに当接し、前記集積部の基底部に設けられたフィン受けプレート用スペーサと、を有し、前記移動部は、前記スタックピンの先端部を挟持する先端挟持部と、前記スタックピンの根本部を挟持する根本挟持部と、前記先端挟持部を上下動させる先端上下動機構と、前記先端挟持部または前記根本挟持部を前後動させる前後動機構と、を有し、前記先端挟持部は、前記スタックピンの先端部を挟持してから上方向に移動して前記スタックピンホルダから前記スタックピンを抜き取り、前記スタックピンの根本部を挟持して前記スタックピンが前記集積体に挿入された状態で、前記移動部を前記集積体群から離れる方向に移動させて前記集積体を移動させることを特徴とする。この構成によれば、水平方向に隣り合う熱交換器用のフィンが重なりながら集積された集積体であったとしても、スタックピンごと集積体を水平方向に移動して、熱交換器用のフィンの集積体を集積体群から抜き取ることができる。
また、本発明において、前記フィン受けプレート用スペーサの頭頂位置は、前記スタックピンガイドプレート用スペーサの頭頂位置より上方にあり、前記スタックピンガイドプレートを挟んで隣り合う前記フィン受けプレートの間に間隔を設け、前記根本挟持部が進入可能な根本挟持部進入領域を設ける。これによれば、根本挟持部を熱交換器用のフィンの集積体群の下方に進入させてスタックピンの根本を挟持することができる。そして、水平方向に隣り合う熱交換器用のフィンが重なりながら集積された集積体であったとしても、スタックピンごと熱交換器用のフィンの集積体を水平方向に移動して熱交換器用のフィン集積体群から抜き取ることができる。
また、本発明において、前記移動部は、前記熱交換器用のフィンの下面を支持するフィン支えを有している。これによれば、集積体を抜き取るときにフィンの変形を防ぐことができる。
本発明に係る移載装置によれば、水平方向に隣り合う熱交換器用のフィンが重なりながら集積された集積体であったとしても、容易に重なりを解消して熱交換器用のフィンの集積体を熱交換器用のフィンの集積体群から抜き取ることができる。
本実施形態に係る移載装置10の一部であり、集積部12に集積された熱交換器用のフィン16の集積体18および移動部14の正面図である。 本実施形態に係る移載装置10の集積部12に集積された熱交換器用のフィン16、フィン16の集積体18および移動部14の平面図である。 本実施形態に係る移載装置10の集積部12に集積された熱交換器用のフィン16の集積体18および移動部14の側面図を示す。 集積部12の側面図であり、複数枚(複数列)の熱交換器用のフィン16が同時に集積されて集積体18が形成される途中の状態である。 フィン受けプレート36およびスタックピンガイドプレート28であり、図5Aは平面図であり、図5Bは正面図である。 集積部12および移動部14の下方における拡大図である。 集積部12におけるプレート上下動機構34の正面図である。 図3における移動部14の動作であり、図8A、図8B、図8C、図8Dの順に、時間の経過を示す。 スタックピン22を集積体18から抜き取るときの動作である。
以下、図面を参照して、本実施形態に係る移載装置10の一例を説明する。なお、以下、熱交換器用のフィン16をフィン16と称することもある。図1に本実施形態の移載装置10の一部を示し、集積部12に集積された熱交換器用のフィン16の集積体18および移動部14の正面図を示す。図2に集積部12に集積された熱交換器用のフィン16、フィン16の集積体18および移動部14の平面図を示す。図3に集積部12に集積された熱交換器用のフィン16の集積体18および移動部14の側面図を示す。図4に集積部12の側面図を示し、複数枚(複数列)の熱交換器用のフィン16が同時に集積されて集積体18が形成される途中の状態を示す。図5Aにフィン受けプレート36およびスタックピンガイドプレート28の平面図を示し、図5Bにフィン受けプレート36およびスタックピンガイドプレート28の正面図を示す。図6に集積部12および移動部14の下方における拡大図を示す。図7に集積部12におけるプレート上下動機構34の正面図を示す。図8に、図3における移動部14の動きを示し、図8A、図8B、図8C、図8Dの順に、時間の経過を示す。図9にスタックピン22を抜き取るときの移動部14の動作を示し、図9A、図9B、図9C、図9Dの順に、時間の経過を示す。
本実施形態の移載装置10は、集積部12と、移動部14とを具備する。集積部12は、フィン16を積み重ねるための装置であり、フィン16を1枚(1層)ずつ上方から積み重ねていき、フィン16の集積体18を得ることができる。このとき、フィン16を水平方向に並列させると複数列のフィン16が並列して集積部12に水平方向に積み重ねられた状態となる。移動部14は、集積部12に積み重ねられた複数のフィン16の集積体18群の中から1つまたは2つ以上のフィン16の集積体18を抜き取って分離し、1つまたは2つ以上の集積体18を得るための装置である。なお、本実施形態において、集積部12は水平面に設置され、フィン16が鉛直方向に集積され、複数のフィン16が水平方向に並列している場合について述べるが、集積部12の設置面方向、フィン16の集積方向、並列される方向は限定されない。
1枚(1列)のフィン16は、アルミニウム等の金属薄板の長手方向に沿ってカラー付きの複数の挿入孔20が形成されている。図1、図2には、1枚のフィン16の挿入孔20のうち、2つの挿入孔20にそれぞれ1本のスタックピン22が挿入され、1枚ずつ積み重ねられた集積体18を示し、図2には、フィン16が4列に並列して積み重なって形成された4つの集積体18を示している。しかし、1枚のフィン16における挿入孔20の数、1枚のフィン16に挿入されるスタックピン22の数、集積部12に並列させて集積されるフィン16の集積体18の数は限定されない。なお、図1の1点鎖線は挿入孔20の中心を示し、図2は4列目までのフィン16の集積体18を示し、5列目以降のフィン16の集積体18を省略している。
集積部12は、スタックピン22と、スタックピンホルダ24を有する。スタックピン22は、一方の端部が先細りした棒状であり、先細りした端部を先端部とし、もう一方の端部を根本部とする。スタックピンホルダ24は、集積部12の下方に、スタックピン22を受ける位置に配置され、スタックピン22の根本からスタックピン22を抜き差し可能な状態で保持する。スタックピン22は、先端部を上方に向け、根本部を下方に向けスタックピンホルダ24に垂直に立てる。
スタックピンホルダ24の形状、スタックピンホルダ24が保持されるスタックピンホルダ24の保持部分の形状は限定されず、スタックピンホルダ24は、スタックピン22が差し込まれる位置に窪みを設けた平板であってもよい。また、各図に示すようにスタックピン22の根本の側周面を囲むことが可能な筒状体を、窪みを設けた平板から突出させ、筒状体から窪みへ挿通するように配置したスタックピンホルダ保持部26を有するものであってもよい。また、スタックピンホルダ24は、スタックピン22が抜き差し可能な状態になるよう、必要に応じて、スタックピンホルダ保持部26がスタックピン22の固定状態を設定、解除できるようにしてもよい。その他、スタックピン22の根本部に設けられた凹部(図示せず)と、スタックピンホルダ保持部26の内周面に設けられた弾性部材によって付勢される突起物(図示せず)とが係合して抜き差し可能な状態にして保持されていてもよい。
集積部12は、スタックピンガイドプレート28を有している。スタックピンガイドプレート28は、スタックピンホルダ24の上方に設けられ、スタックピン22を安定的に立てるためや、垂直に立てられたスタックピン22のぐらつきを防止するものである。スタックピンガイドプレート28は、平板状であり、スタックピン22を挿通させるための孔として、ガイドプレート挿通孔30が設けられている。スタックピンガイドプレート28の下方であり、スタックピンホルダ24との間には、スタックピンガイドプレート28を支持するスタックピンガイドプレート用スペーサ32が集積部12の基底部に設けられている。このとき、スタックピンガイドプレート28はフィン16を保持していない。また、設けられるスタックピンガイドプレート28の数は限定されない。
集積部12は、プレート上下動機構34を有してもよい。プレート上下動機構34は、スタックピン22に挿入されたフィン16を受け、フィン16が集積されながらフィン16を受けるためのフィン受けプレート36を順次下降させることが可能な装置である。フィン受けプレート36によって、フィン16はフィン16の下方から支持される。プレート上下動機構34は、昇降プレート38、ボールネジ40、リニアガイド42を有している。ボールネジ40、リニアガイド42は鉛直方向に沿って立設された部材であり、ボールネジ40に接続された昇降プレート38は、モータ(図示せず)が駆動してボールネジが駆動することで、リニアガイド42に沿って上下に移動可能である。フィン受けプレート36は平板状の部材であり、フィン受けプレート36の下方から昇降プレート38によって支持される。
図4に示すように、プレート上下動機構34は、フィン16を挟んで、フィン16および集積体18の側方に向かい合うように配置される。また、フィン受けプレート36の下方であり、フィン受けプレート36を支持するフィン受けプレート用スペーサ44が集積部12の基底部に設けられている。2つのプレート上下動機構34は、向かい合わせになった昇降プレート38によって、フィン受けプレート36の短辺側の端部が支持される。フィン16が集積され、フィン受けプレート36が下がると、フィン受けプレート用スペーサ44の頭部に当接する。このとき、フィン受けプレート36の上面からフィン16が積み重なり始める位置までの集積体18の高さが所望の高さになるよう、フィン受けプレート用スペーサ44の頭部の位置を設定し、フィン16が積み重なるのを停止するように設定してもよい。
水平方向から見たとき、スタックピンガイドプレート用スペーサ32の頭頂位置と、フィン受けプレート用スペーサ44の頭頂位置は異なり、スタックピンガイドプレート用スペーサ32の頭頂位置より上方にフィン受けプレート用スペーサ44の頭頂位置がある。この頭頂位置の高さの差をhとする。また、スタックピンガイドプレート28はフィン16を保持していないので、スタックピンガイドプレート28を挟んで隣り合うフィン受けプレート36の間に間隔を設ける。この間隔をwとする。h、wの大きさは、後述する移動部14の根本挟持部48が入る程度の大きさであり、根本用クランプの高さに合わせて設定する。高さの差hと間隔wとを設けることにより形成される根本挟持部48が入ることができる領域を根本挟持部進入領域とする。
移動部14は、スタックピン22の先端部を掴み挟持するクランプ型の挟持部を持った先端挟持部46と、先端挟持部の挟持部を動かすためのシリンダ47とを有する。さらに、スタックピン22の根本部を掴み挟持するクランプ型の挟持部を持った根本挟持部48と、根本挟持部48の挟持部を動かすためのシリンダ49を有する。その他に、移動部14は、先端挟持部46を上下動させる先端上下動機構50と、先端挟持部46または根本挟持部48を前後動させる前後動機構52とを有している。先端上下動機構50は、上下可動用シリンダ、前後動機構52は前後動シリンダを有する。また、各図に示すように、移動部14は、フィン支え54を有していてもよい。フィン支え54を有していることにより、集積体18の抜き取り時にフィンの変形を防ぐことができる。
移動部14の動作について説明する。移動部14は、移動部14全体の移動、回転が可能な状態となるよう、図示しないロボットアーム等によって支持されていてもよい。図8Aに示すように、まず、移動部14は、移動部14全体が水平方向に移動して、集積体18群の正面側から集積体18群に向かって進入する。このとき、先端挟持部46の挟持部と根本挟持部48の挟持部は開いた状態である。
続いて、図8Bに示すように、移動部14は、スタックピン22の手前まで移動し、根本挟持部進入領域に根本挟持部48が入り、先端挟持部46および根本挟持部48がスタックピン22を挟持できる位置に移動する。これと同時に、根本挟持部48は、スタックピンガイドプレート28の上方であり、集積された最下端のフィン16の下面に当接してフィン16を支持する位置に移動し、フィン16を支えることができる。そして、先端挟持部46の挟持部だけを閉じてスタックピン22を挟持する。一方で、各図に示すように、フィン支え54を有している場合、フィン支え54は、スタックピンガイドプレート28の上方であり、集積された最下端のフィン16の下面を支持する位置に移動し、フィン16を支えることができる。そして、先端挟持部46の挟持部だけを閉じてスタックピン22を挟持する。以降、フィン支え54を有している場合について述べる。
次に、図8Cに示すように、先端上下動機構50を稼働し、先端挟持部46だけを上昇させる。このとき、フィン支え54によって、集積体18の最下端が支持されているので、集積体18の上下方向の位置は変えず、抜き差し可能な状態で保持されたスタックピンホルダ24からスタックピン22だけを上方に持ち上げることができる。これにより、スタックピンホルダ24およびスタックピンガイドプレート28からスタックピン22を抜き取ることができる。
次に、根本挟持部48の挟持部を閉じ、図8Dに示すように、移動部14全体が集積体18群から離れる方向に(手前側に)水平に平行移動する。これにより、集積体18の一部だけを抜き取ることができる。そして、水平方向に隣り合うフィン16同士が重なり合った集積体18であったとしても、容易に重なりを解消して熱交換器用のフィン16の集積体18を抜き取ることができる。
図8Dにおいて、移動部14が集積体18群から離れる方向は水平方向であったが、これに限定されない。移動部14が集積体18群から離れる方向は、集積体18群の集積方向に対して垂直方向、または垂直方向より集積方向に向かって斜めに傾いた方向であり、水平方向に隣り合うフィン16同士の重なり合いを解消できる方向であればよい。
また、先端挟持部46および根本挟持部48のクランプ型の挟持部によって掴んで挟持されるスタックピン22の数は限定されず、1本だけ、または複数本を掴んで、1つだけの集積体18、または複数列の集積体18を抜き取ってもよい。
スタックピン22を抜き取るときの移動部14の動作について説明する。図8Dの続きとして、図9Aに示すように、スタックピン22を抜き取る前に、スタックピン22を保持し、積み重なりを維持しながら集積体18を水平に倒し、台56等の水平面上に載置する。
次に、図9Bに示すように、根本挟持部48の挟持部を開いたまま、根本挟持部48の前後動機構52を稼働し、根本挟持部48が後退する方向(図9の上方向)に移動させる。
次に、図9Cに示すように、移動部14全体をスタックピン22の先端がある方向に平行移動させ、集積体18からスタックピン22の一部が挿入された状態にする。このとき、根本挟持部48は、集積体18の最上面だったフィン16よりも上方(図9の右方向)になるような位置に移動させる。
続いて、図9Dに示すように、根本挟持部48の挟持部を開いたまま、根本挟持部48の前後動機構52を稼働し、根本挟持部48が前進する方向(図9の下方向)に移動させる。そして、根本挟持部48を閉じてスタックピン22を挟持し、集積体18からスタックピン22を抜き取る。
また、スタックピン22を抜き取る際にフィン16が移動しないようにストッパ60を設けてもよい。ストッパ60は、台56上に、集積体18の最上面だったフィン16よりも上方(右)位置に設けられる。U字溝のような形状でもよく、スタックピン22と共に集積体を上方から台56に載置してスタックピン22を溝に入れる。
なお、図9Cは、スタックピンを、集積体18の最上面だったフィン16よりも上方(図9の右方向)になるような位置に移動させて抜き取る様子を示しているが、集積体18の最下面だったフィン16よりも下方(図9の左方向)に抜き取ってもよい。この場合、根本挟持部48の前後動機構52は稼働せずにスタックピン22を挟持したまま、先端挟持部46の前後動機構52が稼働してスタックピン22を離したり挟持したりして、集積体18からスタックピン22を抜き取る。
また、スタックピン22を集積体18から抜き取り、熱交換器用のチューブがフィン16の挿入孔20に挿入される前後において、集積体18の積み重なりを維持して固定しておくための仮挿しピン58が設けられていてもよい。仮挿しピン58の集積体18への挿入、抜き取りは、手動で行ってもよい。
また、集積部12の下方に車輪を設けて天板上に集積部12を載せた台車としてもよい。


Claims (3)

  1. 熱交換器用のフィンを積み重ねるための集積部と、前記集積部に積み重ねられた前記熱交換器用のフィンの集積体群から集積体を抜き取るための移動部と、を具備する移載装置であって、
    前記集積部は、
    前記熱交換器用のフィンの挿入孔に挿入されるスタックピンと、
    該スタックピンの一方の端部を先端部、もう一方の端部を根本部とし、前記スタックピンの根本部が抜き差し可能に保持されるスタックピンホルダと、
    該スタックピンホルダの上方に設けられ、前記スタックピンの根本部の上方が保持されるスタックピンガイドプレートと、
    該スタックピンガイドプレートに当接し、前記集積部の基底部に設けられたスタックピンガイドプレート用スペーサと、
    集積される前記熱交換器用のフィンを下方から支持するフィン受けプレートと、
    該フィン受けプレートに当接し、前記集積部の基底部に設けられたフィン受けプレート用スペーサと、を有し、
    前記移動部は、
    前記スタックピンの先端部を挟持する先端挟持部と、
    前記スタックピンの根本部を挟持する根本挟持部と、
    前記先端挟持部を上下動させる先端上下動機構と、
    前記先端挟持部または前記根本挟持部を前後動させる前後動機構と、を有し、
    前記先端挟持部は、前記スタックピンの先端部を挟持してから上方向に移動して前記スタックピンホルダから前記スタックピンを抜き取り、前記スタックピンの根本部を挟持して前記スタックピンが前記集積体に挿入された状態で、前記移動部を前記集積体群から離れる方向に移動させて前記集積体を移動させることを特徴とする移載装置。
  2. 前記フィン受けプレート用スペーサの頭頂位置は、前記スタックピンガイドプレート用スペーサの頭頂位置より上方にあり、前記スタックピンガイドプレートを挟んで隣り合う前記フィン受けプレートの間に間隔を設け、前記根本挟持部が進入可能な根本挟持部進入領域を設けることを特徴とする請求項1に記載の移載装置。
  3. 前記移動部は、前記熱交換器用のフィンの下面を支持するフィン支えを有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移載装置。

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