JP6825959B2 - 貫通スリーブ、および貫通孔の耐火構造 - Google Patents

貫通スリーブ、および貫通孔の耐火構造 Download PDF

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この発明は、防火区画壁を貫通する貫通孔に設置されて配線・配管材が通される貫通スリーブ、および貫通孔の耐火構造に関するものである。
従来、防火区画壁を貫通する貫通孔に、配線・配管材を通すにあたって、その貫通孔に、配線・配管材を通すための貫通スリーブが配置された。そこで、貫通孔あるいは貫通スリーブ内を介しての延焼を防ぐための耐火構造として、貫通スリーブ内に耐火剤を充填することがあった。そして、特許文献1に示される耐火構造においては、図10に示されるように、防火区画壁21にあけられた貫通孔21aに壁貫通筒体22(貫通スリーブ)が貫通配置され、その壁貫通筒体22に、電線管23が通された。そして、壁貫通筒体22の開口端部部分に、耐火剤24の充填空間を確保するための区画壁形成体25が配置された。
特開平11−193887号公報
しかし、前記従来の耐火構造にあっては、壁貫通筒体22(貫通スリーブ)内に、区画壁形成体25を配置したり、耐火剤24を充填したりしなければならず面倒であった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、貫通孔を介しての延焼を簡単に防ぐことができる、貫通スリーブ、および貫通孔の耐火構造を提供することにある。
この発明に係る貫通スリーブ、および貫通孔の耐火構造は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る貫通スリーブは、防火区画壁を貫通する貫通孔に両端が前記防火区画壁の外に突出するようにして設置されて配線・配管材が通される貫通スリーブであって、熱膨張材を含む合成樹脂材料によって形成されて両端が前記防火区画壁の外に突出する筒状のスリーブ本体を備える。そして、貫通スリーブは、両端に、前記配線・配管材が通される波付管が抜け止め状態で接続可能な接続口を有する。
この貫通スリーブは、防火区画壁を貫通する貫通孔に配置される。そして、貫通スリーブの両端にあるそれぞれの接続口に波付管が接続され、波付管および貫通スリーブ内に配線・配管材が通される。ここで、貫通スリーブは、そのスリーブ本体が、熱膨張材を含む合成樹脂材料によって形成されている。そこで、防火区画壁で隔てた一方の側で火災が発生し、その火災の火が貫通孔に達すると、その火の熱によって、スリーブ本体に含まれる熱膨張材が膨張する。そして、その膨張した熱膨張材で、貫通孔が塞がれる。このため、防火区画壁で隔てた他方の側への延焼を防ぐことができる。
また、請求項2に記載の発明に係る貫通スリーブは、請求項1に記載の貫通スリーブにおいて、前記接続口は、前記波付管の端部が挿入される受け口からなり、その受け口に、前記波付管の外面に係合する係合爪が設けられる。
また、請求項3に記載の発明に係る貫通スリーブは、請求項2に記載の貫通スリーブにおいて、前記受け口は、弾性片を備え、その弾性片に前記係合爪が設けられる。
また、請求項4に記載の発明に係る貫通スリーブは、請求項3に記載の貫通スリーブにおいて、前記受け口には、貫通スリーブの長手方向に沿って互いに並走する二つの第1切欠きと、それら第1切欠きの、前記受け口の先端とは反対側の反先端側の端部を繋ぐ第2切欠きとからなる、コ字状の切欠きが設けられ、その切欠きで囲まれた内側が、前記弾性片となっている。
また、請求項5に記載の発明に係る貫通スリーブは、請求項1に記載の貫通スリーブにおいて、前記スリーブ本体の端部に取付け固定されるコネクタを備え、そのコネクタに前記接続口が設けられる。
また、請求項6に記載の発明に係る貫通スリーブは、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の貫通スリーブにおいて、前記貫通スリーブにおける前記防火区画壁の外に突出する部分の外面は、金属テープで覆われている。これにより、火の熱による熱膨張材の膨張が、金属テープで遮られて、効率よく内側に向き、貫通孔を膨張した熱膨張材で的確に塞ぐことができる。
また、請求項に記載の発明に係る貫通孔の耐火構造は、防火区画壁を貫通し配線・配管材が通される貫通孔の耐火構造であって、前記貫通孔に両端が前記防火区画壁の外に突出するようにして設置されて前記配線・配管材が通される貫通スリーブを備える。この貫通スリーブは、熱膨張材を含む合成樹脂材料によって形成されて両端が前記防火区画壁の外に突出する筒状のスリーブ本体を備える。そして、この貫通スリーブは、両端に、配線・配管材が通される波付管が抜け止め状態で接続される接続口を有する。
この耐火構造によると、貫通スリーブは、防火区画壁を貫通する貫通孔に配置される。そして、貫通スリーブの両端にあるそれぞれの接続口に波付管が接続され、波付管および貫通スリーブ内に配線・配管材が通される。ここで、貫通スリーブは、そのスリーブ本体が、熱膨張材を含む合成樹脂材料によって形成されている。そこで、防火区画壁で隔てた一方の側で火災が発生し、その火災の火が貫通孔に達すると、その火の熱によって、スリーブ本体に含まれる熱膨張材が膨張する。そして、その膨張した熱膨張材で、貫通孔が塞がれる。このため、防火区画壁で隔てた他方の側への延焼を防ぐことができる。
また、請求項8に記載の発明に係る貫通孔の耐火構造は、請求項7に記載の貫通孔の耐火構造において、前記貫通スリーブにおける前記防火区画壁の外に突出する部分の外面は、金属テープで覆われている。これにより、火の熱による熱膨張材の膨張が、金属テープで遮られて、効率よく内側に向き、貫通孔を膨張した熱膨張材で的確に塞ぐことができる。
また、請求項9に記載の発明に係る貫通孔の耐火構造は、請求項7または8に記載の貫通孔の耐火構造において、前記防火区画壁は、中空壁であり、前記貫通孔の内面と前記貫通スリーブの外面との間の隙間が、シール材で埋められている。
また、請求項10に記載の発明に係る貫通孔の耐火構造は、請求項7または8に記載の貫通孔の耐火構造において、前記防火区画壁は、中実壁であり、前記貫通スリーブは、前記貫通孔に隙間なく設けられる。
この発明に係る貫通スリーブ、および貫通孔の耐火構造によれば、貫通孔に配置される貫通スリーブのスリーブ本体に熱膨張材を含ませることで、貫通孔を介しての延焼を簡単に防ぐことができる。
この発明の一実施の形態の、貫通スリーブの使用形態(耐火構造)を示す断面図である。 同じく、貫通スリーブの断面図である。 同じく、図2におけるA−A線による断面図である。 同じく、貫通スリーブの斜視図である。 貫通スリーブの他の使用形態を示す、図1相当図である。 この発明の他の実施の形態の、貫通スリーブの分解斜視図である。 同じく、貫通スリーブの正面図である。 同じく、貫通スリーブの側面図である。 この発明のさらに他の実施の形態の、貫通スリーブの部分断面図である。 従来の耐火構造を示す断面図である。
以下、この発明に係る貫通スリーブ、および貫通孔の耐火構造を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、本発明に係る一実施の形態を示す。図中符号1は、防火区画壁を示す。1aは、前記防火区画壁1を貫通する貫通孔を示す。2は、配線・配管材(配線材または配管材)を示す。3は、波付管(保護管)を示す。4は、前記貫通孔1aに設置されて配線・配管材2が通される貫通スリーブを示す。5は、耐火構造を示す。
この貫通スリーブ4は、熱膨張材を含む合成樹脂材料によって形成された筒状のスリーブ本体6を備える。そして、貫通スリーブ4は、両端に、前記配線・配管材2が通される波付管3が抜け止め状態で接続可能な接続口7を有する。
詳細には、接続口7は、波付管3の端部が挿入される受け口7aからなり、その受け口7aに、波付管3の外面(詳しくは、波の谷部)に係合する係合爪7bが設けられる。より詳細には、受け口7aは、弾性片7cを備え、その弾性片7cに前記係合爪7bが設けられる。
具体的には、防火区画壁1は、例えば、中空壁であって、間隔を空けて向き合う一対の壁体1b、1bからなる。
貫通スリーブ4は、スリーブ本体6からなる。このスリーブ本体6(貫通スリーブ4)は、外方に突出する突起部を有することなく円筒状に形成されている。そして、このスリーブ本体6(貫通スリーブ4)は、前述したように、熱膨張材を含む合成樹脂材料によって形成される。ここで、熱膨張材としては、例えば、熱膨張性黒鉛を用いることができ、また、合成樹脂材料としては、例えば、ポリエチレン樹脂とかポリプロピレン樹脂などを用いることができるが、いずれの材もこれらに限定されるわけではない。
また、前記受け口7aには、貫通スリーブ4の長手方向に沿って互いに並走する二つの第1切欠き7d、7dと、それら第1切欠き7d、7dの、受け口7aの先端とは反対側の反先端側の端部を繋ぐ第2切欠き7eとからなる、コ字状の切欠き7fが設けられ、その切欠き7fで囲まれた内側が、前記弾性片7cとなっている。すなわち、弾性片7cは、切欠き7fによって形成される。そして、弾性片7cは、受け口7aにおいて、その受け口7aの先端側が基端となり、反先端側が自由端となる。そこで、前記係合爪7bは、弾性片7cの自由端側にあって、受け口7a内に突出するように形成される。図示実施の形態においては、弾性片7cは、それぞれの受け口7a、7aに、径方向に対向するように対となって設けられる。また、貫通スリーブ4には、波付管3の挿入長さを規制するために、挿入された波付管3の先端に当接するストッパ4aが設けられており、このストッパ4aは、貫通スリーブ4の内面から突出するように形成される。そこで、貫通スリーブ4において、その貫通スリーブ4の先端からストッパ4aに至るまで(詳しくは、ストッパ4aの前面まで)が、受け口7a(接続口7)として機能する。
耐火構造5は、防火区画壁1を貫通し配線・配管材2が通される貫通孔1aの耐火構造であって、前記貫通スリーブ4を備える。すなわち、貫通スリーブ4は、防火区画壁1の貫通孔1aに設置され、その貫通スリーブ4には、配線・配管材2が通される。詳細には、貫通スリーブ4は、貫通孔1aを貫通し、両端の接続口7は、その全体が、防火区画壁1の外に突出する。したがって、この接続口7に接続される波付管3は、貫通孔1a内に進入することなく(図示実施の形態においては、ストッパ4aによって挿入が規制されて、貫通孔1a内に進入することなく)、貫通孔1aの外に留まる。また、図示実施の形態においては、貫通スリーブ4における防火区画壁1の外に突出する部分の外面は、アルミテープ(アルミ箔)などの金属テープ(金属箔)8で覆われる。そして、貫通孔1aの内面と貫通スリーブ4の外面との間の隙間は、シール材9で埋められる。
次に、以上の構成からなる貫通スリーブ4、および貫通孔1aの耐火構造5の作用効果について説明する。貫通スリーブ4は、防火区画壁1を貫通する貫通孔1aに配置される。そして、貫通スリーブ4の両端にあるそれぞれの接続口7に波付管3が接続され、波付管3および貫通スリーブ4内に配線・配管材2が通される。ここで、貫通スリーブ4は、そのスリーブ本体6が、熱膨張材を含む合成樹脂材料によって形成されている。そこで、防火区画壁1で隔てた一方の側で火災が発生し、その火災の火が貫通孔1aに達すると、その火の熱によって、スリーブ本体6に含まれる熱膨張材が膨張する。そして、その膨張した熱膨張材で、貫通孔1aが塞がれる。このため、防火区画壁1で隔てた他方の側への延焼を防ぐことができる。すなわち、貫通孔1aに配置される貫通スリーブ4のスリーブ本体6に熱膨張材を含ませることで、貫通孔1aを介しての延焼を簡単に防ぐことができる。
また、貫通スリーブ4における防火区画壁1の外に突出する部分の外面は、金属テープ(金属箔)8で覆われる。このため、火の熱による熱膨張材の膨張が、金属テープ8で遮られて、効率よく内側に向き、貫通孔1aを膨張した熱膨張材で的確に塞ぐことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、貫通スリーブ4の受け口7aに設けられる弾性片7cは、コ字状の切欠き7fによって形成されなくとも、受け口7aの先端から切り欠かれる一対の切欠きを設けることで、それら切欠きで挟まれる部分を弾性片とし、その弾性片に係合爪を設けてもよい。
また、貫通スリーブ4の両方の接続口7、7に、波付管3を接続する以外に、例えば、図5に示すように、一方の接続口7には、波付管3を接続し、他方の接続口7には、波付管3を接続しないようにしてもよい。図示実施の形態においては、波付管3が接続されていない接続口7の開口が、アルミテープ(アルミ箔)などの金属テープ(金属箔)10で塞がれる。また、図示を省略するが、貫通スリーブ4の両方の接続口7、7に、波付管3を接続しないようにしてもよく、この場合においても、接続口7、7の開口が、アルミテープ(アルミ箔)などの金属テープ(金属箔)10で塞がれるのがよい。
また、金属テープ(金属箔)8、10は、片面に粘着性を備えるのが好ましいが、粘着性を備えていなくてもよい。
また、スリーブ本体(貫通スリーブ)は、一体に形成されていなくとも、図6〜図8に示すように、例えば、半円形状の分割体11が、二つ組み付けられて形成されてもよい。ここで、係合爪7bは、一方の分割体11あるいは両方の分割体11、11に設けられる。図示実施の形態においては、係合爪7bは、受け口7a(接続口7)の内面から突出する突起(詳しくは、弧状の突起)からなる。そして、両分割体11、11で、波付管3の端部を挟み込むことで、係合爪7bは、波付管3の外面(詳しくは、波の谷部)に係合する。
また、スリーブ本体6に接続口7を設けなくとも、図9に示すように、貫通スリーブ4が、スリーブ本体6の他に、スリーブ本体6の端部に取付け固定されるコネクタ12を備え、そのコネクタ12に接続口7が設けられてもよい。図示実施の形態においては、コネクタ12は、接続口7から後方(スリーブ本体6側)に突出する筒状の被固定部12aを備え、その被固定部12aとスリーブ本体6の端部とが螺合することで、コネクタ12は、スリーブ本体6の端部に取付け固定される。詳細には、被固定部12aの外面には雄ねじが形成され、スリーブ本体6の端部内面には雌ねじが形成されて、それら雄ねじと雌ねじが螺合する。
そして、このコネクタ12における接続口7は、波付管3の端部が挿入される受け口7aからなり、その受け口7aに、波付管3の外面(詳しくは、波の谷部)に係合する係合爪7bが設けられる。詳細には、受け口7aは、弾性片7cを備え、その弾性片7cに係合爪7bが設けられる。図示実施の形態においては、弾性片7cは、受け口7aの内側において、受け口7aの先端から奥方に延びるように形成(一体形成)され、その延びた先端において、係合爪7bが、受け口7aの内側に突出するように設けられる。また、この図9においては、ストッパ4aは、奥側が径小となる段部からなる。なお、このコネクタ12は、スリーブ本体6と同様に、熱膨張材を含む合成樹脂材料によって形成されるのが好ましい。もっとも、コネクタ12は、熱膨張材を含まなくてもよい。
また、貫通スリーブ4における防火区画壁1の外に突出する部分の外面は、アルミテープ(アルミ箔)などの金属テープ(金属箔)8で覆われているが、金属テープ(金属箔)8で覆われることなく露出していてもよい。
また、貫通スリーブ4の接続口7は、その全体が、防火区画壁1の外に突出しなくとも、一部または全部が貫通孔1a内に入っていてもよい。
また、防火区画壁1は、中空壁でなくとも、中実壁であってもよい。
1 防火区画壁
1a 貫通孔
2 配線・配管材
3 波付管
4 貫通スリーブ
5 耐火構造
6 スリーブ本体
7 接続口
7a 受け口
7b 係合爪
7c 弾性片
7d 第1切欠き
7e 第2切欠き
7f 切欠き
8 金属テープ
9 シール材
12 コネクタ

Claims (10)

  1. 防火区画壁を貫通する貫通孔に両端が前記防火区画壁の外に突出するようにして設置されて配線・配管材が通される貫通スリーブであって、
    熱膨張材を含む合成樹脂材料によって形成されて両端が前記防火区画壁の外に突出する筒状のスリーブ本体を備え、かつ、
    前記貫通スリーブは、両端に、前記配線・配管材が通される波付管が抜け止め状態で接続可能な接続口を有する、貫通スリーブ。
  2. 前記接続口は、前記波付管の端部が挿入される受け口からなり、その受け口に、前記波付管の外面に係合する係合爪が設けられる、請求項1に記載の貫通スリーブ。
  3. 前記受け口は、弾性片を備え、その弾性片に前記係合爪が設けられる、請求項2に記載の貫通スリーブ。
  4. 前記受け口には、貫通スリーブの長手方向に沿って互いに並走する二つの第1切欠きと、それら第1切欠きの、前記受け口の先端とは反対側の反先端側の端部を繋ぐ第2切欠きとからなる、コ字状の切欠きが設けられ、その切欠きで囲まれた内側が、前記弾性片となっている、請求項3に記載の貫通スリーブ。
  5. 前記スリーブ本体の端部に取付け固定されるコネクタを備え、そのコネクタに前記接続口が設けられる、請求項1に記載の貫通スリーブ。
  6. 前記貫通スリーブにおける前記防火区画壁の外に突出する部分の外面は、金属テープで覆われている、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の貫通スリーブ。
  7. 防火区画壁を貫通し配線・配管材が通される貫通孔の耐火構造であって、
    前記貫通孔に両端が前記防火区画壁の外に突出するようにして設置されて前記配線・配管材が通される貫通スリーブを備え、
    前記貫通スリーブは、熱膨張材を含む合成樹脂材料によって形成されて両端が前記防火区画壁の外に突出する筒状のスリーブ本体を備え、かつ、前記貫通スリーブは、両端に、配線・配管材が通される波付管が抜け止め状態で接続される接続口を有する、貫通孔の耐火構造。
  8. 前記貫通スリーブにおける前記防火区画壁の外に突出する部分の外面は、金属テープで覆われている、請求項7に記載の貫通孔の耐火構造。
  9. 前記防火区画壁は、中空壁であり、
    前記貫通孔の内面と前記貫通スリーブの外面との間の隙間が、シール材で埋められている、請求項7または8に記載の貫通孔の耐火構造。
  10. 前記防火区画壁は、中実壁であり、
    前記貫通スリーブは、前記貫通孔に隙間なく設けられる、請求項7または8に記載の貫通孔の耐火構造。
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