JP6825695B2 - 光海底ケーブルシステムおよび光海底中継装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光海底ケーブルシステム、およびその光海底ケーブルシステムに設けられ、光直接増幅技術を採用した光海底中継装置に関する。
近年、光海底ケーブルシステムの分野においては、LD(Laser Diode:半導体レーザ)による励起レーザ技術とEDF(Erbium-Doped Fiber:エルビウムドープ光ファイバ)による光直接増幅技術とを採用した光海底中継装置が導入され、さらに、波長多重伝送技術を組み合わせることにより、大容量の光海底ケーブルシステムが実用化されている。而して、光海底ケーブル1本当たりの伝送可能容量を飛躍的に増加させることが可能になり、インターネットを始め、国際間大容量データ伝送を支えるバックボーンの通信システムとして不可欠な存在になっている。
図6Aは、本発明に関連する現状の光海底ケーブルシステムの構成を示す構成図である。図6Bは、光海底中継装置10Mの内部構成、およびその光海底中継装置10Mにおける励起用LD駆動装置11Mの回路構成を示す。励起用LD駆動装置11Mは、光増幅器(EDFA:Erbium-Doped Fiber Amplifier)を励起するための光信号を出力する。
光海底ケーブルシステムは、図6Aに示すように、それぞれ陸上に設けられ、対向させるようにして設置した陸上端局装置30M相互の光通信を行うために、陸上端局装置30Mを互いに接続するように海底に敷設した光海底ケーブル20Mと、該光海底ケーブル20Mの中継区間ごとに多段に配置されている1ないし複数の光海底中継装置10Mとによって構成されている。
図6Aにおいて、海底に配置される各光海底中継装置10Mに対して電力を供給するために、陸上端局装置30M内には、電流源として給電装置(PFE:Power Feeding Equipment)が配置されていて、該給電装置からの給電線が、光海底ケーブル20Mとして、光信号伝送用の光ファイバとともに、各光海底中継装置10Mに対して直列的に接続されている。
また、各光海底中継装置10Mは、図6Bに示すように、励起用LD駆動装置11M、合波部12M、光増幅器(EDFA)13Mを含んで構成されている。励起用LD駆動装置11Mは、光増幅器13Mに対する励起駆動用の励起光を出力する。合波部12Mは、波長多重化した光信号として光ファイバから入力されてくる波長多重光信号をその励起駆動用の励起光と合波させ、光増幅器13Mを駆動して、入力してくる波長多重光信号を光増幅器13Mにより励起増幅して、出力する。
なお、励起用LD駆動装置11Mは、図6Bにおいて光海底中継装置10Mのブロックの下に内部構成フロック図で示すように、LD駆動回路111Mと定電圧供給回路112Mとから構成されている。LD駆動回路111Mは、LD(Laser Diode:半導体レーザ)を駆動して、光増幅器13Mを励起駆動するための所定の励起光を出力させるものであり、該LDを駆動するためには電力を要する。また、定電圧供給回路112Mは、陸上端局装置30M内の給電装置から給電されてくるシステム電流IがLD駆動回路111Mの駆動に要する総所要電流量を上回っている場合に、バイパスさせて流すための回路である。定電圧供給回路112Mは、その余剰電流を流すように、LD駆動回路111Mと並列に接続されている。
ここで、光増幅器13Mを励起駆動するための励起用LD駆動装置11Mは、以下に示すような理由から、図7に示すように、各光海底中継装置10M内に複数個配置することが望ましい。
(1)光海底ケーブルシステムとしての信頼性向上を図るために、例えば特許文献1の国際公開第2014/208048号等にも記載されているように、励起用LD駆動装置11Mを冗長化した構成とすることが望ましい。
(2)伝送容量を増大するために、複数の光海底伝送システム(双方向伝送用の光ファイバ2本の組み合わせ×システム数を含む伝送システム)を並行敷設した光海底ケーブルシステムを構築することが望ましい。
(3)さらに、近年、伝送容量の増加に伴い、光ファイバの利用効率の向上を図るために、現状の光通信で使用されているCバンドの波長帯域に加えて、該Cバンドよりも波長の長いLバンドの併用が検討されており、異なるバンドの複数の光信号を対象とする光海底ケーブルシステムを構築することが望ましい。
図7は、本発明に関連する現状の光海底ケーブルシステムを構成する光海底中継装置の図6Bとは異なる内部構成を示す構成図であり、各光海底中継装置として、複数個の合波部、励起用LD駆動装置および光増幅器を備えた場合の構成を示している。なお、図7に示す構成例においては、Cバンドの波長帯域とLバンドの波長帯域の光信号を併用した(C+L)バンド構成の第1系列を備え、かつ、第1系列とは異なる光伝送システムの第2系列も備え、かつ、該第1系列、該第2系列それぞれを冗長化した二重化構成とした場合について示している。
すなわち、図7に示す光海底中継装置10Nは、第1系列として、CバンドおよびLバンドの励起を行う励起用LD駆動装置11Na1と励起用LD駆動装置11Nb1との二重化構成と、励起用LD駆動装置11Na1と励起用LD駆動装置11Nb1とのいずれかからのCバンドおよびLバンドの励起光の合波・分波を行う合波部12Nab1と、Cバンド用の合波部12NCおよび光増幅器13NCと、Lバンド用の合波部12NLおよび光増幅器13NLと、を備えている。また、第2系列として、Cバンド、Lバンドとは異なる光伝送システムの2つの励起光を出力する励起用LD駆動装置11Na2と励起用LD駆動装置11Nb2との二重化構成と、励起用LD駆動装置11Na2と励起用LD駆動装置11Nb2とのいずれかからの2つの励起光の合波・分波を行う合波部12Nab2と、一方の励起光用の合波部12NXおよび光増幅器13NXと、他方の励起光用の合波部12NYおよび光増幅器13NYと、を備えている。
国際公開第2014/208048号
近年のインターネットの急激な普及に伴い、長距離、大容量通信の需要が益々高まっている。海底ケーブルシステムも例外ではなく、給電装置(PFE:Power Feeding Equipment)の電流供給量が決まっている中で、長距離通信を実現しなければならない。そのために、光海底中継装置における消費電流の低減が強く求められている。
しかしながら、前述したような本発明に関連する現状の光海底ケーブルシステムにおいては、光海底中継装置内の定電圧供給回路側に流れる余剰電流を削減することが困難である。例えば、図7に例示したような、Cバンドの波長帯域とLバンドの波長帯域とを併用する(C+L)バンド構成の光海底中継装置においては、Cバンドの励起用に用いるLD駆動回路の駆動に要する所要電流値IとLバンドの励起用に用いるLD駆動回路の駆動に要する所要電流値Iとは異なっている。なお、図7に示したように、Cバンド用の光増幅器とLバンドの光増幅器とはそれぞれ異なる光ファイバ上に配置されている。
つまり、一般的に、Cバンドよりも波長の長いLバンド用のLD駆動回路の方が、Cバンド用のLD駆動回路よりも多く電流を要する傾向にある。その結果、陸上の給電装置から光海底ケーブルを介して直列的に電流が供給される光海底ケーブルシステムにおいては、例えば図7の励起用LD駆動装置11Na1内に備えられたLバンド用のLD駆動回路とCバンド用のLD駆動回路とに直列的に電流を供給した場合、図8に示すように、Lバンド用のLD駆動回路111Lの負荷に流れる電流IとCバンド用のLD駆動回路111Cの負荷に流れる電流Iとの消費電流の差により、Cバンド用の定電圧供給回路112C側には余剰電流Iが流れることになる。このため、光海底中継装置としての電流の低減を十分に図ることができないという不都合が発生してしまう。図8は、Cバンドの波長帯域とLバンドの波長帯域とを併用する(C+L)バンド構成の光海底中継装置の現状の技術における問題を説明するための説明図である。すなわち、図8は、現状の技術における光海底中継装置の励起用LD駆動装置内における給電線の接続構成上の問題点について、Cバンドの波長帯域とLバンドの波長帯域とのそれぞれの励起用のLD駆動回路に対する給電線の接続構成を例にして説明している。
ここで、図8に示す説明図を参照して光海底中継器における余剰電流について、補足して説明しておく。前述したように、光海底中継器を駆動するための電流は、陸上端局装置内の給電装置から光海底ケーブルを介してシステム電流として給電されてくる。図8に示すような接続構成において、Lバンド用のLD駆動回路111Lに流れる消費電流をIとし、Cバンド用のLD駆動回路111Cに流れる消費電流をI(ただし、I>I)とした場合、陸上端局装置内の給電装置から光海底ケーブルを介して給電されてくるシステム電流Iは、
=I
に設定される。
したがって、Lバンド用のLD駆動回路111Lに並列接続された定電圧供給回路112Lに流れる余剰電流は発生しないが、Cバンド用のLD駆動回路111Cに並列接続された定電圧供給回路112Cには、余剰電流Iとして、
=I−I
で与えられる電流が流れることになる。
(本発明の目的)
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたものであり、必要とする所要電流が異なる複数のLD駆動回路を備えた構成であっても、余剰な電流を抑制した効率的な電流供給を可能にする光海底ケーブルシステムおよび光海底中継装置を提供することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による光海底ケーブルシステムおよび光海底中継装置は、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)本発明による光海底ケーブルシステムは、
光海底ケーブルの中継区間ごとに光海底中継装置を配置した光海底ケーブルシステムにおいて、
前記光海底中継装置は、光増幅器と該光増幅器を励起するための励起光を出力する励起用LD(Laser Diode)駆動装置とを有し、
前記励起用LD駆動装置は、複数のLD駆動回路を有し、複数の前記LD駆動回路それぞれに給電するための給電線を並列に接続していることを特徴とする。
(2)本発明による光海底中継装置は、
光海底ケーブルシステムにおける光海底ケーブルの中継区間ごとに配置される光海底中継装置であって、
光増幅器と該光増幅器を励起するための励起光を出力する励起用LD(Laser Diode)駆動装置とを有し、
前記励起用LD駆動装置は、複数のLD駆動回路を有し、複数の前記LD駆動回路それぞれに給電するための給電線を並列に接続していることを特徴とする。
本発明の光海底ケーブルシステムおよび光海底中継装置によれば、以下のような効果を奏することができる。
すなわち、本発明においては、光海底中継装置内に所要電流が異なる複数のLD駆動回路を設置した場合であっても、余剰な電流を抑制した効率的な電流供給を可能にし、光海底ケーブルシステム全体に必要とする所望電流を低く抑えることができるという効果が得られる。その理由は、光海底中継装置内にそれぞれの駆動に要する所要電流が異なる複数のLD駆動回路を設置する場合、各LD駆動回路に対する給電線の接続経路を並列に接続した構成にしていることにある。
本発明に係る光海底ケーブルシステムの構成例を示す構成図である。 図1に示した光海底中継装置の内部構成の一例を示すブロック構成図である。 図2に示した光海底中継装置内の励起用LD駆動装置の内部構成の一例を示すブロック構成図である。 図2に示した光海底中継装置内の励起用LD駆動装置を冗長化構成にした場合の接続構成例を示す構成図である。 図4Aに示した励起用LD駆動装置を冗長化構成にした光海底中継装置内におけるその冗長化励起用LD駆動装置の接続構成例を示す構成図である。 図3に示した光海底中継装置内の励起用LD駆動装置の変形例を示すブロック構成図である。 本発明に関連する現状の光海底ケーブルシステムの構成を示す構成図である。 図6Aに示した光海底ケーブルシステムにおける光海底中継装置10Mの内部構成、およびその光海底中継装置10Mにおける励起用LD駆動装置の回路構成を示す図である。 本発明に関連する現状の光海底ケーブルシステムを構成する光海底中継装置の図6Bとは異なる内部構成を示す構成図である。 Cバンドの波長帯域とLバンドの波長帯域とを併用する(C+L)バンド構成の光海底中継装置の現状の技術における問題を説明するための説明図である。
以下、本発明による光海底ケーブルシステムおよび光海底中継装置の好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の各図面に付した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではないことも言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、複数の光増幅器それぞれに対する励起光の出力に要する所要電流が異なる複数のLD駆動回路を備えた光海底中継装置において、複数の前記LD駆動回路の給電線を並列に接続して、複数の前記LD駆動装置を同時に駆動させることを主要な特徴としている。而して、光海底中継装置を含む光海底ケーブルシステム全体として、必要とする所要電流すなわちシステム電流を有効に活用することができ、無駄な電流の消耗を抑制することを可能にしている。
例えば、Cバンドの波長帯域とLバンドの波長帯域とを併用する(C+L)バンド構成の光海底中継装置の場合、本発明に関連する現状の技術においては、図8に示したように、Lバンドの励起用のLD駆動回路111LとCバンドの励起用のLD駆動回路111Cとのそれぞれの給電線を直列に接続した接続構成を用いている。
その結果、前述したように、Lバンドの励起用のLD駆動回路111Lに流れる消費電流をIとし、Cバンドの励起用のLD駆動回路111Cに流れる消費電流をI(ただし、I>I)とした場合、陸上の給電装置から光海底ケーブルを介して給電されてくるシステム電流Iは、
=I
に設定される。
したがって、Lバンドの励起用のLD駆動回路111Lに並列接続されている定電圧供給回路112Lには、余剰電流が流れないが、Cバンドの励起用のLD駆動回路111Cに並列接続されている定電圧供給回路112Cには、余剰電流Iとして、
=I−I
で与えられる電流が流れることになる。
これに対して、本発明においては、光海底ケーブルの中継区間ごとに配置される光海底中継装置のいずれについても、Lバンドの励起用のLD駆動回路111LとCバンドの励起用のLD駆動回路111Cとの給電線を並列に接続した接続構成を採用する。したがって、陸上の給電装置から光海底ケーブルを介して給電されてくるシステム電流Iは、
=I+I
に設定されることになる。
その結果、光海底ケーブルが接続されるどの光海底中継装置においても、図8の場合とは異なり、励起用LD駆動装置内に並列接続されたLバンド用のLD駆動回路111LとCバンド用のLD駆動回路111Cとのそれぞれに消費電流IとIとが流れ、定電圧供給回路に流れる余剰電流は発生しない。よって、光海底ケーブルシステムのシステム電流を有効に活用することができ、光海底ケーブルシステム全体に必要とする所望電流を低く抑えることができる。
(本発明の実施形態)
次に、本発明に係る光海底ケーブルシステムおよび光海底中継装置の実施形態について、図面を参照しながらその一例を説明する。図1は、本発明に係る光海底ケーブルシステムの構成例を示す構成図であり、本発明に関連する現状の技術として図6Aを示した構成と同じ構成からなっている。すなわち、図1に示すように、光海底ケーブルシステムは、陸上に対向させるようにしてそれぞれ設置した陸上端局装置30相互の光通信を行うために、両陸上端局装置30を接続するように海底に敷設した光海底ケーブル20と、該光海底ケーブル20の中継区間ごとに多段に配置されている1ないし複数の光海底中継装置10とによって構成されている。この図1の光海底ケーブルシステムでは、陸上端局装置30から入力されてくる波長多重光信号を、光海底ケーブル20上に適切な間隔毎に多段に接続された光海底中継装置10でもって励起増幅を繰り返しながら、対向する陸上端局装置30まで伝送していく。
そして、海底に配置される各光海底中継装置10に対して電力を供給するために、図6Aの場合と同様、陸上端局装置30内に、電流源として給電装置(PFE:Power Feeding Equipment)31が配置されていて、該給電装置31からの給電線が、光海底ケーブル20として、光信号伝送用の光ファイバとともに、各光海底中継装置10に対して直列的に接続されている。なお、図1においては、給電装置31は、陸上端局装置30内に備えられている場合を示したが、陸上端局装置30とは別個に配置するように構成しても差し支えない。
次に、図1に示した光海底中継装置10の内部構成について、その一例を説明する。図2は、図1に示した光海底中継装置10の内部構成の一例を示すブロック構成図である。なお、本発明に係る光海底ケーブルシステムにおいては、並行敷設された複数の系列の光海底伝送システムを含んで構成されている。図2においては、第1系列、第2系列の2つの光伝送システムを含んでいる場合を例示しているが、本発明は、かかるシステム数に限るものではなく、任意のシステム数であって構わない。例えば、Cバンドの波長帯域を用いる光伝送システムとLバンドの波長帯域を用いる光伝送システムとを少なくとも含む複数の系列のシステムから構成されるようにすることも可能である。
つまり、2つの系列の光伝送システムを含む図2に示す本実施形態においては、第1系列の光海底伝送システムは、光海底ケーブル20内の第1系列光ファイバ20aを介して伝送され、第2系列の光海底伝送システムは、光海底ケーブル20内の第2系列光ファイバ20bを介して伝送される。ここで、第1系列の光海底伝送システムと第2系列の光海底伝送システムとのそれぞれの光信号を励起増幅するために、光海底中継装置10に備えられている励起用のLD(半導体レーザ)それぞれの駆動に要する所要電流値は異なる値であるものと仮定している。
なお、光海底ケーブル20上に多段に配置されている各光海底中継装置10は、同一の内部構成からなっており、いずれも、図2に示すように、励起用LD駆動装置11、合波部12ab、第1合波部12a、第1光増幅器(EDFA)13a、第2合波部12b、第2光増幅器(EDFA)13bを少なくとも含んで構成されている。
図2の光海底中継装置10の励起用LD駆動装置11が、第1系列、第2系列それぞれの光海底伝送システムの光信号の増幅励起を行うための第1励起光、第2励起光を出力すると、合波部12abにおいて、第1励起光と第2励起光とに合波・分波させて、第1励起光を第1合波部12aに、第2励起光を第2合波部12bに入力する。
そして、第1系列光ファイバ20aから入力されてくる第1系列の光海底伝送システムの光信号は、第1合波部12aにおいて第1励起光と合波されることにより、第1光増幅器13aを駆動して、入力してくる光信号を第1光増幅器13aにより励起増幅させて出力する。同様に、第2系列光ファイバ20bから入力されてくる第2系列の光海底伝送システムの光信号は、第2合波部12bにおいて第2励起光と合波されることにより、第2光増幅器13bを駆動して、入力してくる光信号を第2光増幅器13bにより励起増幅させて出力する。
次に、図2に示した光海底中継装置10内の励起用LD駆動装置11の内部構成について、その一例を説明する。図3は、図2に示した光海底中継装置10内の励起用LD駆動装置11の内部構成の一例を示すブロック構成図である。なお、励起用LD駆動装置11は、前述したように、第1系列の光海底伝送システムの光信号の増幅励起を行うための第1励起光と、第2系列の光海底伝送システムの光信号の増幅励起を行うための第2励起光との双方を出力する。
励起用LD駆動装置11は、図3に示すように、第1LD駆動回路111aと第2LD駆動回路111bと定電圧供給回路112とから構成されている。第1LD駆動回路111aは、LD(Laser Diode:半導体レーザ)を駆動して、第1光増幅器13aを励起駆動するための所定の第1励起光を出力するものであり、第2LD駆動回路111bは、LDを駆動して、第2光増幅器13bを励起駆動するための所定の第2励起光を出力するものである。なお、定電圧供給回路112は、陸上端局装置30内の給電装置31から給電されてくるシステム電流Iが第1LD駆動回路111aおよび第2LD駆動回路111bの双方の駆動に要する総所要電流量を上回っている場合に、余剰電流を定電圧供給回路112側にバイパスさせて流すための回路であり、第1LD駆動回路111aおよび第2LD駆動回路111bと並列に接続されて構成される。
ここで、それぞれのLDを駆動するためには電力を要するが、前述したように、第1系列の光海底伝送システム用の第1励起光を出力する第1LD駆動回路111aの駆動に要する所要電流値Iaと第2系列の光海底伝送システム用の第2励起光を出力する第2LD駆動回路111bの駆動に要する所要電流値Ibとは異なっている。図3に示すように、本実施形態における励起用LD駆動装置11においては、本発明に関連する現状の技術の場合とは異なり、各励起光の出力を行う各LD駆動回路に関して、駆動に要する所要電流値が異なるLD駆動回路が存在している場合には、各LD駆動装置の給電線すなわち第1LD駆動回路111aと第2LD駆動回路111bとの給電線を並列に接続して、各LD駆動装置すなわち第1LD駆動回路111aと第2LD駆動回路111bとを同時に駆動するように構成している。つまり、図3に示すように、第1LD駆動回路111aと第2LD駆動回路111bと定電圧供給回路112との給電線は並列に接続されている。
したがって、光海底ケーブル20の中継区間ごとに配置される光海底中継装置10のいずれについても、第1LD駆動回路111aと第2LD駆動回路111bとが並列に接続されているので、陸上端局装置30内の給電装置31から光海底ケーブル20を介して給電されてくるシステム電流Iは、
=Ia+Ib
に設定されることになる。
その結果、光海底ケーブル20が接続されるどの光海底中継装置10においても、本発明に関連する現状の技術として図8に示した場合とは異なり、図3に示すように、励起用LD駆動装置11内に並列接続された第1LD駆動回路111aと第2LD駆動回路111bとのそれぞれに消費電流IaとIbとが流れ、定電圧供給回路112に流れる余剰電流は発生しない。よって、光海底ケーブルシステムのシステム電流を有効に活用することができ、光海底ケーブルシステム全体に必要とする所望電流を低く抑えることができる。而して、長距離大容量通信システムを実現する光海底ケーブルシステムを構築することが可能になる。
次に、海底ケーブルシステムとしての信頼性の向上を図るために、励起用LD駆動装置11を冗長化させて二重化構成にした場合について説明する。図4Aは、図2に示した光海底中継装置10内の励起用LD駆動装置11を冗長化構成にした場合の接続構成例を示す構成図である。なお、図4Aは、励起用LD駆動装置の冗長化構成として0系励起用LD駆動装置11Aと1系励起用LD駆動装置11Bとの二重化構成を採用した場合の接続構成例を示しており、0系励起用LD駆動装置11Aと1系励起用LD駆動装置11Bとを図2に示した合波部12abと接続している状態を示している。また、図4Bは、図4Aに示した0系励起用LD駆動装置11Aと1系励起用LD駆動装置11Bとの2つの装置に対する給電線の接続状態を示している。
図4Aに示す接続構成は、図2に示した励起用LD駆動装置11の代わりに、二重化構成の0系励起用LD駆動装置11Aと1系励起用LD駆動装置11Bとが、合波部12abに接続された構成となっている。しかし、この他の構成部位については、図2の構成と同じ構成である。なお、合波部12abは、0系励起用LD駆動装置11Aと励起用LD駆動装置11Bとのいずれかから出力されてくる励起光の合波・分波を行って、対応する第1合波部12a、第2合波部12bそれぞれに対して出力する。ここで、図3において説明した場合と同様、第1系列の光海底伝送システム用の第1励起光を出力する0系第1LD駆動回路111aA、1系第1LD駆動回路111aBそれぞれの駆動に要する所要電流値Iaと第2系列の光海底伝送システム用の第2励起光を出力する0系第2LD駆動回路111bA、1系第2LD駆動回路111bBそれぞれの駆動に要する所要電流値Ibとは異なった電流値になっている。
また、図4Bに示すように、0系励起用LD駆動装置11Aと1系励起用LD駆動装置11Bとのそれぞれの内部における電流の供給ルート(すなわち給電線の接続経路)に関しては、図3に示した並列接続構成の場合と同様、それぞれ、0系第1LD駆動回路111aA、0系第2LD駆動回路111bA、0系定電圧供給回路112Aが並列に接続され、また、1系第1LD駆動回路111aB、1系第2LD駆動回路111bB、1系定電圧供給回路112Bが並列に接続されて、構成される。そして、0系励起用LD駆動装置11Aと1系励起用LD駆動装置11Bとの間の電流の供給ルート(すなわち給電線の接続経路)に関しては、直列にカスケード接続された構成からなっている。
したがって、二重化構成の励起用LD駆動装置を採用した場合においても、図3に示した場合と同様、陸上端局装置30内の給電装置31から光海底ケーブル20を介して給電されてくるシステム電流Iは、0系励起用LD駆動装置11Aと1系励起用LD駆動装置11Bとのいずれにおいても、図4Bに示すように、
=Ia+Ib
に設定されることになる。
その結果、光海底ケーブル20が接続されるどの光海底中継装置10においても、図4Bに示すように、0系励起用LD駆動装置11A内においては給電線が並列接続された0系第1LD駆動回路111aAと0系第2LD駆動回路111bAとのそれぞれに消費電流Iaと消費電流Ibとが流れ、0系定電圧供給回路112Aに流れる余剰電流は発生しない。同様に、1系励起用LD駆動装置11B内においても給電線が並列接続された1系第1LD駆動回路111aBと1系第2LD駆動回路111bBとのそれぞれに消費電流Iaと消費電流Ibとが流れ、1系定電圧供給回路112Bに流れる余剰電流は発生しない。
さらに説明すれば次の通りである。複数の系列の光海底伝送システムを収容する光海底中継装置を構築する際に、LD駆動回路としてN重化(N:2以上の自然数)した冗長化構成を適用する場合には、図8に示したような本発明に関連する現状の技術においては、同じ系列の光海底伝送システム用のLD駆動回路同士すなわち同じ所要電流を必要とするLD駆動装置同士の給電線を冗長化した個数分すなわちN個分並列に接続したものを、系列数分(システム数分)カスケード接続する構成を採用している。したがって、所要電流が少ない方の系列の光海底伝送システム用のLD駆動回路側には余剰電流が生じることになり、無駄な電力を消費するとともに、さらには、所要電流が大きい方の系列の光海底伝送システム用のLD駆動回路側に流れる電流を並列個数分つまりN個分加えた電流が光海底ケーブルシステム全体のシステム電流として必要になってしまう。
これに対して、図4Bに例示したような本実施形態においては、LD駆動回路の冗長化構成を適用する場合、異なる所要電流を必要とするLD駆動装置が存在している場合、異なる系列の光海底伝送システム用の各LD駆動回路、すなわち、異なる所要電流が必要なLD駆動回路も含む全ての系列用の各LD駆動回路それぞれの給電線を系列数分(システム数分)並列に接続する構成としたものを、冗長化した個数分すなわちN個分カスケード接続する構成を採用している。
したがって、本発明に関連する現状の技術とは異なり、余剰な電流が発生することはなく、かつ、本発明に関連する現状の技術に比し、光海底ケーブルシステム全体のシステム電流を少ない電流値に抑制することができる。よって、光海底ケーブルシステムのシステム電流を有効に活用することができ、光海底ケーブルシステム全体に必要とする所望電流を低く抑えることができる。而して、長距離大容量通信システムを実現する光海底ケーブルシステムを構築することが可能になる。
次に、本発明に係る光海底中継装置の異なる構成例について説明する。すなわち、図3に示した光海底中継装置10内の励起用LD駆動装置11の変形例として、図5に示すようなLD駆動制御用IC(Integrated Circuit)を備えるようにしても良い。図5は、図3に示した光海底中継装置10内の励起用LD駆動装置11の変形例を示すブロック構成図であり、各LD駆動回路それぞれに分岐させて給電するための電流分岐回路を少なくとも含むLD駆動制御用ICを備えている場合を示している。ここで、図5に示す構成例においては、励起用LD駆動装置11は、LD駆動制御用IC11Kと定電圧供給回路112とから構成されている例を示している。
LD駆動制御用IC11Kは、給電線からシステム電流Iとして供給される電流値(Ia+Ib)の電流を、所要電流Iaの第1LD駆動回路111a側と所要電流Ibの第2LD駆動回路111b側とに分岐する電流分岐回路111Kを備えているとともに、該電流分岐回路111Kの出力側の分岐したそれぞれの給電線に接続された第1LD駆動回路111aと第2LD駆動回路111bとを備えている。ただし、前述したように、場合によっては、LD駆動制御用IC11Kは、電流分岐回路111Kのみとし、分岐したそれぞれの給電線に第1LD駆動回路111aと第2LD駆動回路111bとを外部接続するようにしても良い。以上のような構成とすることにより、LD駆動制御用IC11K内の第1LD駆動回路111aは、電流分岐回路111Kにより分岐された駆動電流Iaにより第1LDを駆動して第1の励起光を出力させ、第2LD駆動回路111bは、電流分岐回路111Kにより分岐された駆動電流Ibにより第2LDを駆動して第2の励起光を出力させることができる。
また、以上の実施形態の説明においては、本海底ケーブルシステムに収容する光海底伝送システムの系列数(システム数)として、2系列の場合について説明したが、本発明は、かかる2系列のみの場合に限るものではなく、2系列以上の任意の系列数(システム数)であっても、適用することができることは言うまでもない。さらには、同一の系列の光海底伝送システム用として備えるLD駆動装置の個数についても、1個に限るものではなく、冗長化構成に関して前述した場合と同様に、2個以上の個数からなっていても、本発明を適用することが可能である。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年3月17日に出願された日本出願特願2017−052921を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 光海底中継装置
10M 光海底中継装置
10N 光海底中継装置
11 励起用LD駆動装置
11A 0系励起用LD駆動装置
11B 1系励起用LD駆動装置
11K LD駆動制御用IC
11M 励起用LD駆動装置
11Na1 励起用LD駆動装置
11Na2 励起用LD駆動装置
11Nb1 励起用LD駆動装置
11Nb2 励起用LD駆動装置
12M 合波部
12NC 合波部
12NL 合波部
12NX 合波部
12NY 合波部
12Nab1 合波部
12Nab2 合波部
12a 第1合波部
12ab 合波部
12b 第2合波部
13M 光増幅器(EDFA:Erbium-Doped Fiber Amplifier)
13NC 光増幅器
13NL 光増幅器
13NX 光増幅器
13NY 光増幅器
13a 第1光増幅器(EDFA)
13b 第2光増幅器(EDFA)
20 光海底ケーブル
20M 光海底ケーブル
20a 第1系列光ファイバ
20b 第2系列光ファイバ
30 陸上端局装置
30M 陸上端局装置
31 給電装置
111a 第1LD駆動回路
111aA 0系第1LD駆動回路
111aB 1系第1LD駆動回路
111b 第2LD駆動回路
111bA 0系第2LD駆動回路
111bB 1系第2LD駆動回路
111C LD駆動回路
111K 電流分岐回路
111L LD駆動回路
111M LD駆動回路
112 定電圧供給回路
112A 0系定電圧供給回路
112B 1系定電圧供給回路
112C 定電圧供給回路
112L 定電圧供給回路
112M 定電圧供給回路
システム電流
Ia 所要電流値
Ib 所要電流値
電流
電流
余剰電流

Claims (8)

  1. 光海底ケーブルの中継区間ごとに光海底中継装置を配置し、
    前記光海底中継装置は、光増幅器と該光増幅器を励起するための励起光を出力する励起用LD(Laser Diode)駆動装置とを有し、
    前記励起用LD駆動装置は、複数のLD駆動回路を有し、複数の前記LD駆動回路それぞれに給電するための給電線を並列に接続していることを特徴とする光海底ケーブルシステム。
  2. 前記励起用LD駆動装置は、Cバンドの波長帯域の光信号を対象とするLD駆動回路とLバンドの波長帯域の光信号を対象とするLD駆動回路とを有することを特徴とする請求項1に記載の光海底ケーブルシステム。
  3. 複数の前記LD駆動回路それぞれをN重化(N:2以上の自然数)した冗長化構成とする場合、前記LD駆動回路それぞれに給電するための給電線を並列接続したものを、冗長化した個数分を示すN個分カスケード接続した構成とすることを特徴とする請求項1または2に記載の光海底ケーブルシステム。
  4. システム全体に必要とするシステム電流を、複数の前記LD駆動回路それぞれが必要とする所要電流に相当する電流ごとに分岐して前記LD駆動回路それぞれに給電する電流分岐回路を含んで構成されるLD駆動制御用IC(Integrated Circuit)を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光海底ケーブルシステム。
  5. 光海底ケーブルシステムにおける光海底ケーブルの中継区間ごとに配置され、
    光増幅器と該光増幅器を励起するための励起光を出力する励起用LD(Laser Diode)駆動装置とを有し、
    前記励起用LD駆動装置は、複数のLD駆動回路を有し、複数の前記LD駆動回路それぞれに給電するための給電線を並列に接続していることを特徴とする光海底中継装置。
  6. 前記励起用LD駆動装置は、Cバンドの波長帯域の光信号を対象とするLD駆動回路とLバンドの波長帯域の光信号を対象とするLD駆動回路とを有することを特徴とする請求項5に記載の光海底中継装置。
  7. 複数の前記LD駆動回路それぞれをN重化(N:2以上の自然数)した冗長化構成とする場合、前記LD駆動回路それぞれに給電するための給電線を並列接続したものを、冗長化した個数分を示すN個分カスケード接続した構成とすることを特徴とする請求項5または6に記載の光海底中継装置。
  8. システム全体に必要とするシステム電流を、複数の前記LD駆動回路それぞれが必要とする所要電流に相当する電流ごとに分岐して前記LD駆動回路それぞれに給電する電流分岐回路を少なくとも含んで構成されるLD駆動制御用IC(Integrated Circuit)を備えていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の光海底中継装置。
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