JP2001249369A - 光増幅器とこれを用いた光増幅中継器及び波長多重光伝送装置 - Google Patents

光増幅器とこれを用いた光増幅中継器及び波長多重光伝送装置

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JP2001249369A
JP2001249369A JP2000057290A JP2000057290A JP2001249369A JP 2001249369 A JP2001249369 A JP 2001249369A JP 2000057290 A JP2000057290 A JP 2000057290A JP 2000057290 A JP2000057290 A JP 2000057290A JP 2001249369 A JP2001249369 A JP 2001249369A
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optical
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raman amplification
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隆 横山
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    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/30Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range using scattering effects, e.g. stimulated Brillouin or Raman effects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
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    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
    • H04B10/2912Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form characterised by the medium used for amplification or processing
    • H04B10/2916Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form characterised by the medium used for amplification or processing using Raman or Brillouin amplifiers
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
    • H04B10/298Two-way repeaters, i.e. repeaters amplifying separate upward and downward lines

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラマン増幅作用を利用した光増幅において波
長多重信号光を光増幅させたときにも、利得(光出力レ
ベル)の平坦度が維持されるようにする。 【解決手段】 第1及び第2の励起光を出力する第1及
び第2の2つのラマン増幅用励起光源と、波長多重信号
光が伝播する光ファイバ伝送路に信号光の伝播とは逆方
向に第1及び第2の励起光を入射するラマン増幅用波長
合波手段とを備え、両励起光によって信号光をラマン増
幅させる。第1の励起光の波長は、ラマン増幅により光
増幅される信号光の利得が右肩下がりになり、一方、第
2の励起光の波長は右肩上がりになるように設定されて
いる。第1及び第2の励起光によるラマン増幅における
波長と利得の関係を示す傾斜が互いに逆向きとなるよう
にし、ラマン増幅された波長多重信号光に含まれる各信
号光に対する利得が互いにほぼ等しくなるように第1及
び第2の励起光の光出力と波長をそれぞれ設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号光をラマン増
幅作用に基づいて光増幅する光増幅器と、この光増幅器
を用いて構成される光増幅中継器及び光伝送装置に関す
る。特に、互いに異なる複数の波長の信号光が波長多重
された信号光(以下「波長多重信号光」という。)を一
括して光増幅する光増幅器であって、各信号光に対する
利得の平坦化機能を備えた光増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ伝送路を伝播する信号光に対
して、所定の波長を有する励起光を入射することにより
ラマン増幅作用を生じさせ、これにより信号光の光増幅
を行うことができることが知られている(例えば、特開
平10−022931号公報参照)。ラマン増幅による
光増幅は、光ファイバ伝送路に当該光ファイバ伝送路を
伝播する信号光の進行方向とは逆方向に所定の波長の励
起光を入射させることにより行われる。
【0003】ところで、ラマン増幅作用を利用した光増
幅は、単独で用いられることも考えられるが、通常は希
土類元素添加ファイバを増幅媒体とした光増幅(以下こ
れを「通常の光増幅」という。)と併用されて用いられ
ることが多い。すなわち、光増幅器、とりわけ光ファイ
バ伝送路の途中や出力端において配置される光増幅中継
器や光受信端局内に配置される前置光増幅器では、利得
を向上させるために通常の光増幅に加えて、ラマン増幅
を行うための励起光が内臓されることが多い。
【0004】しかしながら、波長多重信号光に対してラ
マン増幅作用により光増幅を行うと、ラマン増幅自体に
利得の波長依存性があるため、光増幅後の波長多重信号
光に含まれる各信号光の光出力レベルに差異(偏差)が
生じる。このような光出力レベル差は、光増幅器が多段
接続された光増幅中継伝送システムにおいて、その差分
が加算されるため伝送特性に大きな影響を与える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、上述したよ
うな光増幅器の出力波長特性は、入力される波長多重信
号光が波長により光出力レベルに偏差を持たない状態で
設計されている。しかしながら、光増幅器の入力側に接
続された光ファイバ伝送路で生じるラマン増幅作用によ
り光増幅された波長多重信号光がさらに通常の光増幅さ
れるために光増幅器に入力される際に、波長多重信号光
に含まれる各信号光の間でその光入力レベルに偏差があ
ると、通常の光増幅によってさらに偏差が増大されるこ
とになって、結局所望の出力波長特性を得ることができ
なくなる。
【0006】また、ラマン増幅による利得は、信号光の
波長によって異なり波長依存性を有し、この波長依存性
自体が励起光源の波長に依存しているため、励起光源の
製造時における波長のばらつきや、励起光強度や使用温
度の違いによる波長変動等により信号光の波長特性を一
定に制御することが困難であるという問題もある。
【0007】本発明の光増幅器、光増幅中継器置は、ラ
マン増幅作用を利用した光増幅において、波長多重信号
光を光増幅させたときにも、利得に平坦が維持されるよ
うにする、あるいは波長多重信号光に含まれる各信号光
の光出力レベルが平坦化されるようにすることを目的と
している。また、本発明の光伝送装置は、波長多重信号
光を光伝送する場合にでも、各信号光の光出力レベルに
大きな偏差が生じないようにして安定な光伝送ができる
ようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の光増幅器は、第1の波長を有する第1の
励起光を出力する第1のラマン増幅用励起光源と、第2
の波長を有する第2の励起光を出力する第2のラマン増
幅用励起光源と、信号光が伝播する光ファイバ伝送路に
第1及び第2の励起光を入射するラマン増幅用波長合波
手段とを備え、第1及び第2の励起光によって信号光を
光ファイバ伝送路においてラマン増幅させることを特徴
としている。第1及び第2の励起光は、信号光の伝播方
向とは逆方向であってもよいし順方向(同一方向)であ
ってもよい。信号光は、単一の信号光に対しても適用で
きるが、特に互いに異なる波長の複数の信号光が波長多
重された波長多重信号光であることを特徴としている。
すなわち、本発明の光増幅器は、ラマン増幅をさせる励
起光について、互いに異なる波長を有する2の励起光を
光ファイバ伝送路に入射させることを特徴としている。
【0009】そして、波長多重信号光に対して、ラマン
増幅による光増幅の際に生じる利得の波長依存性による
影響を低減するために、第1の波長は、波長多重信号光
に含まれる信号光の波長よりラマン増幅による利得がピ
ークとなる波長が短くなるように信号光をラマン増幅さ
せる波長であり、一方、第2の波長は、波長多重信号光
に含まれる信号光の波長よりラマン増幅による利得がピ
ークとなる波長が長くなるように信号光をラマン増幅さ
せる波長であることを特徴としている。
【0010】ここで、第1の励起光によるラマン増幅に
おける波長と利得の関係を示す傾斜と、第2の励起光に
よるラマン増幅における波長と利得の関係を示す傾斜と
が互いに逆向きであり、第1の励起光と第2の励起光に
よってラマン増幅された波長多重信号光に含まれる各信
号光に対する利得が互いにほぼ等しくなるように第1の
励起光及び第2の励起光の光出力と波長がそれぞれ設定
されていることを特徴としている。
【0011】また、上記構成において、所定の波長を出
力する第1及び第2のラマン増幅用励起光源は、それぞ
れ第1及び第2の光を発振する第1及び第2の半導体レ
ーザと、第1及び第2の半導体レーザの前段に配置さ
れ、第1及び第2の波長の光に対して所定の割合で選択
的に透過させ残余の光を反射させる第1及び第2のグレ
ーティングファイバによって構成することができる。あ
るいは、第1及び第2の光をそれぞれ発振する第1及び
第2の半導体レーザと、第1及び第2の半導体レーザの
前段に配置され、第1及び第2の波長の光を選択的に透
過させる第1及び第2の光フィルタとを備えた構成とす
ることもできる。
【0012】本発明の光増幅器におけるラマン増幅用波
長合波手段は、より具体的には、光ファイバ伝送路に接
続された光ファイバに接続して配置され信号光を通過さ
せるとともに第1及び第2の励起光を光ファイバにそれ
ぞれ入射する第1及び第2のラマン増幅用励起光合波カ
プラにより構成することができる。あるいは、第1及び
第2の励起光とを合波して合波励起光を出力するラマン
増幅用励起光光合波器と、光ファイバ伝送路に接続され
た光ファイバに接続して配置され信号光を通過させると
ともに合波励起光を光ファイバに入射するラマン増幅用
励起光合波カプラとによっても構成することができる。
さらに、ラマン増幅用波長合波手段としては、第1及び
第2のラマン増幅用励起光源からそれぞれ出力される第
1及び第2の励起光は互いに直交する偏光状態にあり、
これら第1及び第2の励起光を偏波合成して合波励起光
を出力するラマン増幅用励起光偏波合成カプラと、光フ
ァイバ伝送路に接続された光ファイバに接続して配置さ
れ信号光を通過させるとともに合波励起光を光ファイバ
に入射するラマン増幅用励起光合波カプラとによっても
構成することができる。
【0013】また、上記構成によって得られるラマン増
幅作用による光増幅に対して、波長多重信号光に含まれ
る信号光の利得または光出力レベル自体の平坦度を向上
させることを目的として、フィードバック制御する構成
も採り得る。すなわち、上記構成に加えてさらに、波長
多重信号光の一部を分岐して分岐波長多重信号光を出力
する光分岐器と、分岐波長多重信号光に含まれる各信号
光から互いに異なる波長の2の信号光を抽出する信号光
抽出手段と、信号光抽出手段により抽出された2の信号
光の光出力レベルをそれぞれ検出する受光器と、2の光
出力レベルの差分に基づいて第1のラマン増幅用励起光
と第2のラマン増幅用励起光の光出力レベルまたは波長
を制御する励起光出力制御回路とを備えるようにするこ
ともできる。
【0014】上述した本発明の光増幅器は、ラマン増幅
作用のみによる単独の光増幅機能をもつものであるが、
希土類元素添加ファイバ(例えば、エルビウム添加ファ
イバ)を増幅媒体として光増幅を行う通常の光増幅機能
と併用させることもできる。すなわち、上記光増幅器に
おいて、さらに、信号光を光増幅する増幅媒体と、増幅
媒体を励起状態にする第3の励起光を出力する第3の励
起光源と、第3の励起光を増幅媒体に入射する波長合波
カプラとを備えることによりラマン増幅による光増幅と
通常の光増幅を併用していることを特徴としている。
【0015】このような構成における波長合波カプラを
増幅媒体に対して信号光が入力される側に配置し、第3
の励起光が信号光の伝播方向と同一の方向に入射される
ようにしてもよいし、波長合波カプラを増幅媒体に対し
て信号光が出力される側に配置し、励起光が信号光の伝
播方向と逆の方向に入射されるようにしてもよい。な
お、ラマン増幅用波長合波手段の信号光が出力される側
には、信号光と同一方向に伝播する光のみを選択的に透
過させ逆方向に伝播する光を阻止する光アイソレータを
配置することにより、反射戻り光、あるいは後段に配置
された光増幅器からのラマン増幅用励起光による影響を
低減しより安定化した光増幅を行うことができる。
【0016】なお、波長多重信号光に含まれる信号光の
利得または光出力レベル自体の平坦度を向上させること
を目的とするフィードバック制御の構成は、通常の光増
幅と併用する構成においても適用することができる。す
なわち、上記構成に加えてさらに、波長多重信号光の一
部を分岐して分岐波長多重信号光を出力する光分岐器
と、分岐波長多重信号光に含まれる各信号光から互いに
異なる波長の2の信号光を抽出する信号光抽出手段と、
信号光抽出手段により抽出された2の信号光の光出力レ
ベルをそれぞれ検出する受光器と、2の光出力レベルの
差分に基づいて第1のラマン増幅用励起光と第2のラマ
ン増幅用励起光の光出力レベルまたは波長を制御する励
起光出力制御回路とを備える。
【0017】光分岐器は、波長合波カプラに対して、波
長多重信号光が入力される側に配置してもよいし、ラマ
ン増幅用波長合波カプラに対して、波長多重信号光が出
力される側に配置することもできる。前者の構成であれ
ば光増幅器に入力される直前の波長多重信号光の平坦度
を対象にフィードバック制御することになるが、後者の
構成であれば、光増幅後の波長多重信号光を対象として
フィードバック制御することになる。
【0018】また、本発明の光増幅中継器は、上下回線
の途中に配置され、各方向に進行する信号光に対して光
中継増幅するものであって、基本構成として上述した本
発明の光増幅器が上下回線それぞれに対して配置される
構成からなることを特徴としている。具体的には、下り
信号光用光ファイバ伝送路中に配置された下り信号用光
増幅器と、上り信号光用光ファイバ伝送路に配置された
上り信号用光増幅器とを備えた光増幅中継器であって、
下り信号用光増幅器及び上り信号用光増幅器は、上記本
発明の光増幅器を備えている。
【0019】上記構成において、上下回線それぞれにつ
いてラマン増幅用励起光源を2個ずつ備えてもよいが、
より効率的な構成を図るため、下り信号光用光増幅器が
備える第1のラマン増幅用励起光源と上り信号光用光増
幅器が備える第1のラマン増幅用励起光源は共通の第1
のラマン増幅用励起光源を用いることとし、また、下り
信号光用光増幅器が備える第2のラマン増幅用励起光源
と上り信号光用光増幅器が備える第2のラマン増幅用励
起光源は共通の第2のラマン増幅用励起光源を用いるこ
ととし、共通の第1及び第2のラマン増幅用励起光源か
ら出力される第1及び第2のラマン増幅用励起光を光分
岐結合器により結合させるとともに分岐させて、下り信
号光用光増幅器が備えるラマン増幅用波長合波カプラ及
び上り信号光用光増幅器が備えるラマン増幅用波長合波
カプラにそれぞれ出力するようにしてもよい。このよう
な構成は、ラマン増幅単独に光増幅による場合であって
も、通常の光増幅と併用した場合であっても採り得る。
【0020】通常の光増幅を併用した構成においても、
下り信号用光増幅器及び上り信号用光増幅器がさらに増
幅媒体を励起状態にする第4の励起光を出力する第4の
励起光源をそれぞれ備えるようにし、下り信号光用光増
幅器が備える第3の励起光源と上り信号光用光増幅器が
備える第3の励起光源を共通の第3の励起光源とし、ま
た下り信号光用光増幅器が備える第4の励起光源と上り
信号光用光増幅器が備える第4の励起光源を共通の第4
の励起光源とし、共通の第3の励起光源から出力される
第3の励起光と共通の第4の励起光源から出力される第
4の励起光とを光分岐結合器により結合させるとともに
分岐させて、下り信号光用光増幅器が備える波長合波カ
プラ及び上り信号光用光増幅器が備える波長合波カプラ
にそれぞれ出力するようにしてもよい。
【0021】本発明の波長多重光伝送装置は、互いに異
なる波長の複数の信号光を波長多重して波長多重信号光
を送出する光送信端局と、波長多重信号光を伝播させる
光ファイバ伝送路と、波長多重信号光を受信する光受信
端局と、光ファイバ伝送路の途中に配置され、波長多重
信号光を中継増幅する本本発明の光増幅器とを備えてい
ることを特徴としている。
【0022】上下回線を備え、双方向に波長多重信号光
を光伝送させる波長多重光伝送装置についても同様に、
互いに異なる波長の複数の下り信号光を波長多重して下
り波長多重信号光を送出する下り信号光用光送信端局
と、下り波長多重信号光を伝播させる下り信号光用光フ
ァイバ伝送路と、下り波長多重信号光を受信する下り信
号光用光受信端局と、互いに異なる波長の複数の上り信
号光を波長多重して上り波長多重信号光を送出する上り
信号光用光送信端局と、上り波長多重信号光を伝播させ
る上り信号光用光ファイバ伝送路と、上り波長多重信号
光を受信する上り信号光用光受信端局と、下り光ファイ
バ伝送路及び上り光ファイバ伝送路の途中に配置され、
下り波長多重信号光及び上り波長多重信号光をそれぞれ
中継増幅する本発明の光増幅中継器とを備えた構成によ
り実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の光増幅器の実施の
形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の光増幅器の第1の実施の
形態の構成を示す図であって、本発明の光増幅器の基本
構成を示している。すなわち、本発明の光増幅器は、光
ファイバ伝送路1を伝播する信号光に対してラマン増幅
させる波長を有する励起光を出力する2つの励起光源
4,5を備えている。そして、各励起光源4,5からの
出力される励起光は、光ファイバ伝送路1の出力端また
はその途中に配置された波長合波カプラ2,3によって
信号光(波長多重信号光)が伝播する方向(図中実線の
矢印によって示される方向)とは逆向きの方向(図中破
線の矢印によって示される方向)に入射される。本発明
の光増幅器では、上記2つの励起光源からそれぞれ出力
される励起光によって信号光はラマン増幅されることに
なる。
【0025】ここで、本発明の光増幅器によるラマン増
幅における利得の波長依存性による影響の軽減、すなわ
ち光出力レベルの平坦化の原理、作用について説明す
る。本発明においては、まず下記の知見によることを前
提としている。すなわち、ラマン増幅は利得に波長依存
性を有しており、励起光の波長から所定の波長(概ね1
00〜120nm)だけ長い波長に利得のピークを生
じ、それよりも長くなる、あるいは短くなるに従って、
利得は徐々に減少するという特性を有している。なお、
この点については、実験等により確認をされており、波
長とラマン増幅による利得との関係を模式的に示したの
が図2である。
【0026】いま励起光の波長より概ね80nmから1
10nm長い波長において利得のピークが生じるものと
すると、波長がλ0−90nmである励起光によりラマ
ン増幅を行うとその利得は図2に示されるように、波長
λ0においてピークを示し、それから外れるに従って徐
々に低下する特性を有することとなる。そうすると、波
長多重信号光に含まれる信号光の波長領域のほぼ中心と
なる波長(以下「中心波長」という。)よりも概ね90
nm短い波長を有する励起光によってラマン増幅するこ
とにより最も高い利得を得ることができる。しかしなが
ら、このようなラマン増幅を行うと、波長多重信号光に
含まれる信号光数が多く(例えば、32波)、上記波長
領域が広い場合には、利得がピークとなる中心付近にあ
る信号光と波長領域の端にある信号光では利得に大きな
偏差が生じてしまうことになる。
【0027】そこで、本発明の光増幅器では、ラマン増
幅の利得がピークとなる波長が波長多重信号光の中心波
長よりも短くなるように設定された第1の波長を有する
第1の励起光と、これとは逆に長くなるように設定され
た第2の波長を有する第2の励起光との2つの励起光に
よりラマン増幅を生じさせることを特徴としている。図
2を参照して説明すると、第1の励起光によれば波長多
重信号光は波長領域A2が示す利得特性をもってラマン
増幅されることになる。一方、第2の励起光によれば波
長領域A1が示す利得特性をもってラマン増幅されるこ
とになる。すなわち、第1及び第2の励起光の個々の励
起光により利得が特定方向(右肩下がりと左肩下がり)
に傾斜をもつようにラマン増幅させる。そうして両励起
光によりそれぞれラマン増幅された結果、平坦になるよ
うにしている。
【0028】図3は、本発明の光増幅器によりラマン増
幅された波長多重信号光の波長と光出力レベルとの関係
を示す図である。(a)はラマン増幅される前の信号光
の波長と光出力レベルを示しており、光増幅器がラマン
増幅させる機能を備えていないとすれば波長多重信号光
に含まれる各信号光は光出力レベルが平坦化されている
ものとする。(b)及び(c)はそれぞれ単独のラマン
増幅を受けた場合の信号光の波長に対する各信号光の光
出力レベルを示しており、(b)は励起光が短く設定さ
れているために右肩下がりの特性を、(c)はその逆の
特性を有していることがわかる。(d)は(b)と
(c)の各特性が重畳され、最終的な信号光の波長と光
出力レベルの関係を示しており、光出力レベルの偏差が
解消され平坦化されることを示している。
【0029】次に、本発明の光増幅器の変形例について
説明する。
【0030】本発明の光増幅器の第1の実施の形態の構
成を示す図であって、図1に示される構成の変形例を示
している。
【0031】本発明の光増幅器は、ラマン増幅を行うた
めに2つの励起光を光ファイバ伝送路に入射させるもの
であるが、2つの励起光を入射させる構成については、
図1に示される第1の実施の形態に限られるものではな
い。すなわち、光ファイバ伝送路1の途中に波長合波カ
プラ2,3を配置する代わりに、図4に示されるよう
に、あらかじめ波長合波カプラ(光合波器)2により合
波しておき、この合波された2つの励起光を光ファイバ
伝送路1の途中に配置された波長合波カプラ3によって
光ファイバ伝送路1に入射するようにしてもよい。この
構成の方が光ファイバ伝送路1中に配置される波長合波
カプラが少ない分、信号光の損失が低減されるという特
長がある。
【0032】また、光合波器2に代えて、励起光源4,
5から出力される励起光の偏波を互いに直交する状態に
しておき、両励起光を偏光合波カプラにより合波するこ
ともできる。特に、両励起光の波長が近接しており、光
合波器による合波が困難な場合に適している。なお、上
記実施の形態では、図1に示されるように信号光に対し
て逆方向に励起光を入射しているが、順方向すなわち後
段に向けて入射しても同様の効果を得ることができる。
【0033】次に、上述したような2つの励起光による
ラマン増幅を行うに際しては、単一モードで所定の波長
で励起光が出力されることが必要になるが、このような
励起光源を実現する構成について説明する。
【0034】図5及び図6は、本発明の光増幅器におい
て行われるラマン増幅のための励起光源の構成の一例を
示す図である。図4に示される構成は、励起光を発振さ
せる半導体レーザ12とその前方に配置された波長選択
型光反射器(例えば、ファイバグレーティング)13に
よる構成を示している。ここで、ファイバグレーティン
グ13は、上述した所定の波長に対して数%から10%
程度の所定の割合で光を選択的に反射する特性を有して
いる。このような構成により、所定の波長のみが発振状
態になり、安定した波長の励起光が得られる。
【0035】また、図6は、ファイバグレーティング1
3に代えて所定の波長の光のみを選択的に透過させるバ
ンドパス光フィルタ14が配置された例である。この構
成によれば、所定の波長のみの光のみが励起光として励
起光源から出力されることになる。なお、いずれの構成
によっても、励起光源から出力される励起光の波長を可
変制御することができる。例えば、図5に示されるグレ
ーティングファイバを用いた構成では、グレーティング
の周期を変化させることにより、また図6に示される光
フィルタを用いた構成では誘電体多層膜への入射角度を
変化させることにより変化させることができる。
【0036】次に、本発明の光増幅器において、ラマン
増幅による光増幅と通常の光増幅とを併用した構成につ
いて説明する。すなわち、上述した本発明の光増幅器
は、ラマン増幅作用単独による光増幅を示したものであ
るが、通常の光増幅と併用することもできる。
【0037】図7は、本発明の光増幅器の第2の実施の
形態の構成を示す図である。基本構成は、図4に示され
る構成と同じであるが、波長合波カプラ3の前段に希土
類元素添加ファイバ(ここでは、信号光の波長を155
0nmとし、エルビウム添加ファイバ(EDF)が用い
られている。)と、この増幅媒体を励起状態にする励起
光を出力する励起光源7と、EDF6の前段に配置され
励起光を信号光と同じ向きでEDF6に入射する光合波
器8とを備えている。また、ここでは、増幅されて出力
される波長多重信号光の光ファイバ伝送路1からの反射
戻り光及び後段に配置された光増幅器から送出されたラ
マン増幅用励起光(図中右側からの光)がEDF6に入
射されるのを防ぐために光アイソレータ10が配置され
ている。なお、光合波器8はEDF6の前段でなく出力
側に配置し、後方励起としてもよいが、ラマン増幅に対
する影響を少なくするためには、図7に示されるように
前方励起型の方が好ましい。
【0038】本実施の形態によれば、ラマン増幅による
光増幅と通常の光増幅との併用によりより高い利得を得
ることができる。特に、図7に示されるように、EDF
6の後段にラマン増幅用の励起光源が4,5が配置され
る構成では、これらの励起光源から出力される励起光に
よってまずEDF6が励起され、EDF6を通過した残
存する励起光によってラマン増幅作用が生じるので、効
率のよい光増幅がなされる。ラマン増幅用励起光源4,
5及び通常の光増幅用励起光源7の配置形態によらず、
いずれの形態においてもEDF6に入力される波長多重
信号光は、すでに光ファイバ伝送路1においてラマン増
幅により光増幅されているが、光出力レベルの平坦度が
維持されているので通常の光増幅がなされた場合にもレ
ベル差が増大することはない。
【0039】上述したように、波長多重信号光の中心波
長が1550nmであることを想定すると、励起光の波
長より90nm遅い波長においてラマン増幅による利得
のピークがある場合には、1460nmの波長によりラ
マン増幅を行わせた場合に、その利得は信号光の中心波
長と同じ波長1550nmにおいてピークとなる。従っ
て、本実施の形態では励起光の波長は、1460nmよ
り短い概ね1450nmと長い1470nmの波長に設
定されている。通常の光増幅を行うための励起光源7か
ら出力される励起光の波長は1480nm又は980n
mであればよい。なお、ラマン増幅用の励起光の波長は
1480nmに近ければ、EDF6を通過する際に通常
の光増幅作用にも寄与することとなる。
【0040】次に、本発明の光増幅器の第3の実施の形
態について説明する。
【0041】図8は、本発明の光増幅器の第3の実施の
形態の構成を示す図である。本実施の形態の特徴は、ラ
マン増幅による光増幅がなされた波長多重信号光に対し
て、各信号光の光出力レベルの平坦度を検出してラマン
増幅作用にフィードバック制御する点にある。
【0042】図8に示されるように、基本構成は図4に
示される第1の実施の形態の変形例の構成と同じである
が、波長合波カプラ3の前段に配置された光分岐器15
により、すでにラマン増幅された波長多重信号光の一部
が分岐される。分岐された波長多重信号光は、さらにそ
の中から互いに波長が異なる2つの信号光が抽出され、
受光器19,20により各々電気信号に変換されて光出
力レベルが検出される。
【0043】両信号光の光出力レベルは励起光出力制御
回路21に入力され差分が算出され、この差分、すなわ
ち平坦度(波長に対する利得の傾斜)に基づいて励起光
源4,5が制御される。この制御は、各々の励起光によ
るラマン増幅の際の利得の平坦度を調整するものである
から、励起光出力自体、あるいは波長を調整することに
よってなされる。励起光出力自体は半導体レーザへの注
入電流によって、また波長が可変制御できることはすで
に説明した通りである。
【0044】なお、ここでは、波長多重信号光に含まれ
る信号光のうち任意の2つの信号光を抽出することとし
ているが、平坦度をより正確に算出する観点からはなる
べく離れた波長の信号光を抽出するのがよい。また、本
実施の形態では、分岐された波長多重信号光を光分岐器
16によってさらに2分岐し、抽出すべき波長の光のみ
を選択的に透過させる光フィルタ17,18により信号
光の抽出を行っているが、波長可変光フィルタを用いて
挿引することによってもできる。
【0045】図9及び図10は、本発明の光増幅器の第
4及び第5の実施の形態の構成をそれぞれ示している。
本実施の形態も基本的には図8に示される第3の実施の
形態と同様、ラマン増幅による光増幅がなされた波長多
重信号光に対してフィードバック制御機能を備えたもの
である。但し、本実施の形態では、図7に示される第2
の実施の形態と同様、通常の光増幅と併用している構成
において、フィードバック制御機能を備えたものであ
る。図9に示される第4の実施の形態では、ラマン増幅
のみにより光増幅された波長多重信号光の平坦度を検出
してフィードバック制御しているのに対して、図10に
示される第5の実施の形態ではラマン増幅により光増幅
され、さらに通常の光増幅を受けた波長多重信号光に対
してフィードバック制御している点で相違している。
【0046】次に、上下回線の途中に配置され、沿う方
の信号光に対して光中継増幅する機能を備えた光増幅中
継器に関する本発明の実施の形態について説明する。
【0047】図11は、本発明の光増幅中継器の第1の
実施の形態の構成を示している。上下回線を伝播する双
方の信号光をラマン増幅により光増幅する構成として、
まず単純に本発明の光増幅器を下り回線と上り回線の双
方に対して備えるという構成が考えられる。ここでは、
さらに効率のよい構成をなすために、図11に示される
ように、ラマン増幅用に用いられる2個の励起光源4,
5を上下回線で共用している点に特徴がある。励起光源
4,5それぞれから出力された励起光λ1,λ2は一旦
光分岐結合器9において結合され、そのまま2分岐され
て下り回線及び上り回線用に配置された波長合波カプラ
3a,3bにそれぞれ出力され、ここから光ファイバ伝
送路1に送出される(図中の破線参照)。なお、本発明
で用いられている光分岐結合器、光合波器、光分波器、
波長合波カプラ等は誘電帯多層膜フィルタを用いたもの
や融着型カプラ等を適用することができる。
【0048】図12及び図13は、本発明の光増幅中継
器の第2及び第3の実施の形態の構成をそれぞれ示して
いる。本実施の形態では、図7に示される本発明の光増
幅器についての第2の実施の形態と同様、通常の光増幅
と併用したものである。図12に示される第2の実施の
形態では、通常の光増幅をするための励起光源7a,7
bが下り回線/上り回線で別々に設けられている。これ
に対して、図13に示される第3の実施の形態では、励
起光源をそれぞれ共用し、図11に示される本発明の光
増幅中継器の第1の実施の形態において説明した光分岐
結合器9と同様の機能を果たす光分岐結合器11により
結合され、分岐されることを特徴としている。これによ
り、励起光源に冗長性を持たせることも可能であり、よ
り信頼性の高い光増幅中継器を構成することが出きる。
なお、通常の光増幅を行うための励起光については、図
中一転鎖線によりその経路が示されている。
【0049】次に、本発明の光増幅器又は光増幅中継器
を用いた波長多重光伝送装置について説明する。
【0050】図14は、本発明の波長多重光伝送装置の
第1の実施の形態の構成を示しており、一方向の光伝送
を行う光伝送装置を行うものである。また、図15は、
本発明の波長多重光伝送装置の第2の実施の形態の構成
を示しており、双方向光伝送を行うものである。
【0051】図14を参照すると、本実施の形態の波長
多重光伝送装置は、互いに異なる波長の複数の信号光を
波長多重して波長多重信号光を送出する光送信端局22
と、波長多重信号光を伝播させる光ファイバ伝送路29
(29a,29b、29c)と、波長多重信号光を受信
する光受信端局23と、光ファイバ伝送路の途中に配置
され波長多重信号光を中継増幅する光増幅器24とを備
えている。光増幅器24は、すでに説明した本発明の光
増幅器のいずれの実施の形態のものも適用し得る。
【0052】なお、光送信端局22は、例えば図14に
示されているように、各波長(チャンネル)の信号光を
送出する光送信器25とこれらの信号光を波長多重して
光ファイバ伝送路29aに送出する光合波器26により
構成することができる。一方、光受信端局は23、光フ
ァイバ伝送路29cから送出される波長多重信号光を分
波する光分波器27と、分波された各信号光をそれぞれ
受信する光受信器28を備えている。
【0053】本実施の形態では、一例として光ファイバ
伝送路29中には2個の光増幅器24a,24bが配置
されているが、光増幅器24aは光ファイバ伝送路29
aに向けてラマン増幅用励起光が送出されここで波長多
重信号光はラマン増幅による光増幅がなされて光増幅器
24aに入力される。光増幅器24bについては、同様
に光ファイバ伝送路29bにおいてラマン増幅がなされ
るように励起光が送出される。
【0054】図15に示される台本発明の波長多重光伝
送装置の第2の実施の形態は、上下回線を備え、双方向
に波長多重信号光を光伝送させる波長多重光伝送装置で
ある。これについても同様に、互いに異なる波長の複数
の下り信号光を波長多重して下り波長多重信号光を送出
する下り信号光用光送信端局22aと、下り波長多重信
号光を伝播させる下り信号光用光ファイバ伝送路29
と、下り波長多重信号光を受信する下り信号光用光受信
端局23aと、互いに異なる波長の複数の上り信号光を
波長多重して上り波長多重信号光を送出する上り信号光
用光送信端局22bと、上り波長多重信号光を伝播させ
る上り信号光用光ファイバ伝送路30と、上り波長多重
信号光を受信する上り信号光用光受信端局23bと、下
り光ファイバ伝送路及び上り光ファイバ伝送路の途中に
配置され、下り波長多重信号光及び上り波長多重信号光
をそれぞれ中継増幅する本発明の光増幅中継器24とを
備えている。光増幅中継器24については、本発明の光
増幅中継器のいずれの実施の形態のものを適用しても四
位。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光増幅器
は、第1及び第2の励起光を出力する第1及び第2の2
つのラマン増幅用励起光源と、波長多重信号光が伝播す
る光ファイバ伝送路に信号光の伝播とは逆方向に第1及
び第2の励起光を入射するラマン増幅用波長合波手段と
を備え、両励起光によって信号光をラマン増幅させる。
この際、第1の励起光の波長は、ラマン増幅により光増
幅される信号光の利得が右肩下がりになり、一方、第2
の励起光の波長は右肩上がりになるように設定してい
る。
【0056】従って、単独の励起光によりラマン増幅さ
せた場合に比べ、より平坦度の高い特性を得ることがで
きる。そして、ラマン増幅作用を利用した光増幅におい
て波長多重信号光を光増幅させたときにも、利得(光出
力レベル)の平坦度を維持し、光増幅器に入力される波
長多重信号光の波長特性がラマン増幅により変化しな
い、または常に一定の波長特性を有する状態に制御する
ことができるようになる。なお、ラマン増幅の波長特性
は励起光の波長に依存しているが、波長選択型反射器に
より励起光の波長を固定することにより、より安定した
ラマン増幅による光増幅が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光増幅器の第1の実施の形態の構成を
示す図である。
【図2】本発明の光増幅器の基本原理を説明するための
図であって、ラマン増幅における波長と利得との関係を
示す図である。
【図3】本発明の光増幅器の基本原理を説明するための
図で、ラマン増幅における波長多重信号光の波長と光出
力レベルとの関係を示す図であって、(a)はラマン増
幅される前の信号光の波長と光出力レベル、(b)及び
(c)はそれぞれ単独のラマン増幅を受けた場合の信号
光の波長と光出力レベル、(d)は最終的な信号光の波
長と光出力レベルとの関係を示している。
【図4】本発明の光増幅器の第1の実施の形態の構成を
示す図であって、図1に示される構成の変形例を示して
いる。
【図5】本発明の光増幅器において行われるラマン増幅
のための励起光源の構成の一例を示す図である。
【図6】本発明の光増幅器において行われるラマン増幅
のための励起光源の構成の他の例を示す図である。
【図7】本発明の光増幅器の第2の実施の形態の構成を
示す図である。
【図8】本発明の光増幅器の第3の実施の形態の構成を
示す図である。
【図9】本発明の光増幅器の第4の実施の形態の構成を
示す図である。
【図10】本発明の光増幅器の第5の実施の形態の構成
を示す図である。
【図11】本発明の光増幅中継器の第1の実施の形態の
構成を示す図である。
【図12】本発明の光増幅中継器の第2の実施の形態の
構成を示す図である。
【図13】本発明の光増幅中継器の第3の実施の形態の
構成を示す図である。
【図14】本発明の波長多重光伝送装置の第1の実施の
形態の構成を示す図である。
【図15】本発明の波長多重光伝送装置の第2の実施の
形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ伝送路 2 波長合波カプラ(光合波器) 3,3a,3b 波長合波カプラ 4 ラマン増幅用励起光源 5 ラマン増幅用励起光源 6,6a,6b 希土類元素(エルビウム)添加光フ
ァイバ(EDF) 7,7a,7b 励起光源 8,8a,8b 光合波器 9 光分岐結合器(光カプラ) 10,10a,10b 光アイソレータ 11 光分岐結合器(光カプラ) 12 励起光用半導体レーザ 13 グレーティングファイバ 14 狭帯域光フィルタ 15 光分岐器 16 光分岐器 17 光フィルタ 18 光フィルタ 19 受光器 20 受光器 21 励起光出力制御回路 22,22a,22b 光送信端局 23,23a,23b 光受信端局 24,24a,24b 光増幅中継器(光増幅器) 25 光送信器 26 光合波器 27 光分波器 28 光受信器 29,29a,29b,29c 光ファイバ伝送路 30,30a,30b,30c 光ファイバ伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 14/00 14/02

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の波長を有する第1の励起光を出力
    する第1のラマン増幅用励起光源と、 第2の波長を有する第2の励起光を出力する第2のラマ
    ン増幅用励起光源と、 信号光が伝播する光ファイバ伝送路に、前記第1の励起
    光及び前記第2の励起光とを入射するラマン増幅用波長
    合波手段とを備え、 前記第1の励起光及び前記第2の励起光によって前記信
    号光を前記光ファイバ伝送路においてラマン増幅させる
    ことを特徴とする光増幅器。
  2. 【請求項2】 前記ラマン増幅用波長合波手段は、前記
    第1の励起光及び前記第2の励起光を前記信号光の伝播
    方向とは逆方向に入射することを特徴とする請求項1記
    載の光増幅器。
  3. 【請求項3】 前記ラマン増幅用波長合波手段は、前記
    第1の励起光及び前記第2の励起光を前記信号光の伝播
    方向とは逆方向に入射することを特徴とする請求項1記
    載の光増幅器。
  4. 【請求項4】 前記信号光は、互いに異なる波長の複数
    の信号光が波長多重された波長多重信号光であることを
    特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの請求
    項に記載の光増幅器。
  5. 【請求項5】 前記第1の波長は、前記波長多重信号光
    に含まれる信号光の波長より前記ラマン増幅による利得
    がピークとなる波長が短くなるように前記信号光をラマ
    ン増幅させる波長であり、 前記第2の波長は、前記波長多重信号光に含まれる信号
    光の波長より前記ラマン増幅による利得がピークとなる
    波長が長くなるように前記信号光をラマン増幅させる波
    長であることを特徴とする請求項4記載の光増幅器。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光増幅器であって、 前記第1の励起光によるラマン増幅における波長と利得
    の関係を示す傾斜と、 前記第2の励起光によるラマン増幅における波長と利得
    の関係を示す傾斜とが互いに逆向きであり、 前記第1の励起光と前記第2の励起光によってラマン増
    幅された前記波長多重信号光に含まれる各信号光に対す
    る利得が互いにほぼ等しくなるように前記第1の励起光
    及び前記第2の励起光の光出力と波長がそれぞれ設定さ
    れていることを特徴とする光増幅器。
  7. 【請求項7】 前記第1のラマン増幅用励起光源は、 第1の光を発振する第1の半導体レーザと、 前記第1の半導体レーザの前段に配置され、前記第1の
    波長の光に対して所定の割合で選択的に透過させ残余の
    光を反射させる第1の波長選択型光反射器とを備え、 前記第2のラマン増幅用励起光源は、 第2の光を発振する第2の半導体レーザと、 前記第2の半導体レーザの前段に配置され、前記第2の
    波長の光に対して所定の割合で選択的に透過させ残余の
    光を反射させる第2の波長選択型光反射器とを備えてい
    ることを特徴とする請求項4から請求項6までのいずれ
    かの請求項に記載の光増幅器。
  8. 【請求項8】 前記第1のラマン増幅用励起光源は、 第1の光を発振する第1の半導体レーザと、 前記第1の半導体レーザの前段に配置され、前記第1の
    波長の光を選択的に透過させる第1の光フィルタとを備
    え、 前記第2のラマン増幅用励起光源は、 第2の光を発振する第2の半導体レーザと、 前記第2の半導体レーザの前段に配置され、前記第2の
    波長の光を選択的に透過させる第2の光フィルタとを備
    えていることを特徴とする請求項4から請求項6までの
    いずれかの請求項に記載の光増幅器。
  9. 【請求項9】 前記ラマン増幅用波長合波手段は、 前記光ファイバ伝送路に接続された光ファイバに接続し
    て配置され、前記信号光を通過させるとともに、前記第
    1の励起光を前記光ファイバに入射する第1のラマン増
    幅用励起光合波カプラと、 前記光ファイバ伝送路に接続された光ファイバに接続し
    て配置され、前記信号光を通過させるとともに、前記第
    2の励起光を前記光ファイバに入射する第2のラマン増
    幅用励起光合波カプラとを含んでいることを特徴とする
    請求項4から8までのいずれかの請求項に記載の光増幅
    器。
  10. 【請求項10】 前記ラマン増幅用波長合波手段は、 前記第1の励起光と前記第2の励起光とを合波して合波
    励起光を出力するラマン増幅用励起光光合波器と、 前記光ファイバ伝送路に接続された光ファイバに接続し
    て配置され、前記信号光を通過させるとともに、前記合
    波励起光を前記光ファイバに入射するラマン増幅用励起
    光合波カプラとを含んでいることを特徴とする請求項4
    から請求項8までのいずれかの請求項に記載の光増幅
    器。
  11. 【請求項11】 前記ラマン増幅用波長合波手段は、 前記第1のラマン増幅用励起光源から出力される前記第
    1の励起光と前記第2のラマン増幅用励起光源から出力
    される前記第2の励起光とは互いに直交する偏光状態に
    あり、該第1の励起光と該第2の励起光とを偏波合成し
    て合波励起光を出力するラマン増幅用励起光偏波合成カ
    プラと、 前記光ファイバ伝送路に接続された光ファイバに接続し
    て配置され、前記信号光を通過させるとともに、前記合
    波励起光を前記光ファイバに入射するラマン増幅用励起
    光合波カプラとを含んでいることを特徴とする請求項4
    から請求項8までのいずれかの請求項に記載の光増幅
    器。
  12. 【請求項12】 請求項4から請求項11までのいずれ
    かの請求項に記載の光増幅器であって、さらに、 前記波長多重信号光の一部を分岐して分岐波長多重信号
    光を出力する光分岐器と、 前記分岐波長多重信号光に含まれる各信号光から互いに
    異なる波長の2の信号光を抽出する信号光抽出手段と、 前記信号光抽出手段により抽出された2の信号光の光出
    力レベルをそれぞれ検出する受光器と、 前記2の光出力レベルの差分に基づいて前記第1のラマ
    ン増幅用励起光と前記第2のラマン増幅用励起光の光出
    力レベルまたは波長を制御する励起光出力制御回路とを
    備えていることを特徴とする光増幅器。
  13. 【請求項13】 請求項4から請求項11までのいずれ
    かの請求項に記載の光増幅器であって、さらに、 前記信号光を光増幅する増幅媒体と、 前記増幅媒体を励起状態にする第3の励起光を出力する
    第3の励起光源と、 前記第3の励起光を前記増幅媒体に入射する波長合波カ
    プラとを備えていることを特徴とする光増幅器。
  14. 【請求項14】 前記波長合波カプラは、前記増幅媒体
    に対して前記信号光が入力される側に配置され、 前記第3の励起光は、前記信号光の伝播方向と同一の方
    向に入射されることを特徴とする請求項13記載の光増
    幅器。
  15. 【請求項15】 前記波長合波カプラは、前記増幅媒体
    に対して前記信号光が出力される側に配置され前記励起
    光は、前記信号光の伝播方向と逆の方向に入射されるこ
    とを特徴とする請求項13記載の光増幅器。
  16. 【請求項16】 請求項4から請求項15までのいずれ
    かの請求項に記載の光増幅器であって、さらに、 前記ラマン増幅用波長合波手段の前記信号光が出力され
    る側に配置され、前記信号光と同一方向に伝播する光の
    みを選択的に透過させ、逆方向に伝播する光を阻止する
    光アイソレータを備えていることを特徴とする光増幅
    器。
  17. 【請求項17】 請求項13から請求項16までのいず
    れかの請求項に記載の光増幅器であって、さらに、 前記波長多重信号光の一部を分岐して分岐波長多重信号
    光を出力する光分岐器と、 前記分岐波長多重信号光に含まれる各信号光から互いに
    異なる波長の2の信号光を抽出する信号光抽出手段と、 前記信号光抽出手段により抽出された2の信号光の光出
    力レベルをそれぞれ検出する受光器と、 前記2の光出力レベルの差分に基づいて前記第1のラマ
    ン増幅用励起光と前記第2のラマン増幅用励起光の光出
    力レベルまたは波長を制御する励起光出力制御回路とを
    備えていることを特徴とする光増幅器。
  18. 【請求項18】 前記光分岐器は、前記ラマン増幅用波
    長合波カプラに対して、前記波長多重信号光が入力され
    る側に配置されていることを特徴とする請求項17記載
    の光増幅器。
  19. 【請求項19】 前記光分岐器は、前記ラマン増幅用波
    長合波カプラに対して、前記波長多重信号光が出力され
    る側に配置されていることを特徴とする請求項17記載
    の光増幅器。
  20. 【請求項20】 下り信号光用光ファイバ伝送路中に配
    置された下り信号用光増幅器と、 上り信号光用光ファイバ伝送路に配置された上り信号用
    光増幅器とを備えた光増幅中継器であって、 前記下り信号用光増幅器は、請求項4から請求項12ま
    でのいずれかの請求項に記載の光増幅器を含み、 前記上り信号用光増幅器は、請求項4から請求項12ま
    でのいずれかの請求項に記載の光増幅器を含んでいるこ
    とを特徴とする光増幅中継器。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の光増幅中継器であっ
    て、 前記下り信号光用光増幅器が備える前記第1のラマン増
    幅用励起光源と前記上り信号光用光増幅器が備える前記
    第1のラマン増幅用励起光源は共通の第1のラマン増幅
    用励起光源であり、 前記下り信号光用光増幅器が備える前記第2のラマン増
    幅用励起光源と前記上り信号光用光増幅器が備える前記
    第2のラマン増幅用励起光源は共通の第2のラマン増幅
    用励起光源であり、 前記共通の第1のラマン増幅用励起光源から出力される
    第1のラマン増幅用励起光と前記共通の第2のラマン増
    幅用励起光源から出力される第2のラマン増幅用励起光
    とを結合させるとともに分岐させて、前記下り信号光用
    光増幅器が備える前記ラマン増幅用波長合波カプラ及び
    前記上り信号光用光増幅器が備える前記ラマン増幅用波
    長合波カプラにそれぞれ出力するラマン増幅用光分岐結
    合器を備えていることを特徴とする光増幅中継器。
  22. 【請求項22】 下り信号光用光ファイバ伝送路中に配
    置された下り信号用光増幅器と、 上り信号光用光ファイバ伝送路に配置された上り信号用
    光増幅器とを備えた光増幅中継器であって、 前記下り信号用光増幅器は、請求項13から請求項21
    までのいずれかの請求項に記載の光増幅器を含み、 前記上り信号用光増幅器は、請求項13から請求項21
    までのいずれかの請求項に記載の光増幅器を含んでいる
    ことを特徴とする光増幅中継器。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の光増幅中継器であっ
    て、 前記下り信号光用光増幅器が備える前記第1のラマン増
    幅用励起光源と前記上り信号光用光増幅器が備える前記
    第1のラマン増幅用励起光源は共通の第1のラマン増幅
    用励起光源であり、 前記下り信号光用光増幅器が備える前記第2のラマン増
    幅用励起光源と前記上り信号光用光増幅器が備える前記
    第2のラマン増幅用励起光源は共通の第2のラマン増幅
    用励起光源であり、 前記共通の第1のラマン増幅用励起光源から出力される
    第1の励起光と前記共通の第2のラマン増幅用励起光源
    から出力される第2の励起光とを結合させるとともに分
    岐させて、前記下り信号光用光増幅器が備える前記ラマ
    ン増幅用波長合波カプラ及び前記上り信号光用光増幅器
    が備える前記ラマン増幅用波長合波カプラにそれぞれ出
    力するラマン増幅用光分岐結合器を備えていることを特
    徴とする光増幅中継器。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の光増幅中継器であっ
    て、 前記下り信号光用光増幅器が備える前記第3の励起光源
    と前記上り信号光用光増幅器が備える前記第3の励起光
    源は共通の第3の励起光源であり、 前記共通の第3の励起光源から出力される第3の励起光
    と前記共通の第3の励起光源から出力される第3の励起
    光とを結合させるとともに分岐させて、前記下り信号光
    用光増幅器が備える前記波長合波カプラ及び前記上り信
    号光用光増幅器が備える前記波長合波カプラにそれぞれ
    出力する光分岐結合器を備えていることを特徴とする光
    増幅中継器。
  25. 【請求項25】 請求項23記載の光増幅中継器であっ
    て、 前記下り信号用光増幅器及び前記上り信号用光増幅器
    は、さらに、前記増幅媒体を励起状態にする第4の励起
    光を出力する第4の励起光源をそれぞれ備え、 前記下り信号光用光増幅器が備える前記第3の励起光源
    と前記上り信号光用光増幅器が備える前記第3の励起光
    源は共通の第3の励起光源であり、 前記下り信号光用光増幅器が備える前記第4の励起光源
    と前記上り信号光用光増幅器が備える前記第4の励起光
    源は共通の第4の励起光源であり、 前記共通の第3の励起光源から出力される第3の励起光
    と前記共通の第4の励起光源から出力される第4の励起
    光とを結合させるとともに分岐させて、前記下り信号光
    用光増幅器が備える前記波長合波カプラおよび前記上り
    信号光用光増幅器が備える前記波長合波カプラにそれぞ
    れ出力する光分岐結合器を備えていることを特徴とする
    光増幅中継器。
  26. 【請求項26】 互いに異なる波長の複数の信号光を波
    長多重して波長多重信号光を送出する光送信端局と、 前記波長多重信号光を伝播させる光ファイバ伝送路と、 前記波長多重信号光を受信する光受信端局と、 前記光ファイバ伝送路の途中に配置され、前記波長多重
    信号光を中継増幅する請求項4から請求項12までのい
    ずれかの請求項に記載の光増幅器とを備えていることを
    特徴とする波長多重光伝送装置。
  27. 【請求項27】 互いに異なる波長の複数の下り信号光
    を波長多重して下り波長多重信号光を送出する下り信号
    光用光送信端局と、 前記下り波長多重信号光を伝播させる下り信号光用光フ
    ァイバ伝送路と、 前記下り波長多重信号光を受信する下り信号光用光受信
    端局と、 互いに異なる波長の複数の上り信号光を波長多重して上
    り波長多重信号光を送出する上り信号光用光送信端局
    と、 前記上り波長多重信号光を伝播させる上り信号光用光フ
    ァイバ伝送路と、 前記上り波長多重信号光を受信する上り信号光用光受信
    端局と、 前記下り光ファイバ伝送路及び前記上り光ファイバ伝送
    路の途中に配置され、前記下り波長多重信号光及び上り
    波長多重信号光をそれぞれ中継増幅する請求項13から
    請求項25までのいずれかの請求項に記載の光増幅中継
    器とを備えていることを特徴とする波長多重光伝送装
    置。
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