JP2005012628A - ラマン増幅中継器 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送システムの完成後においても外部から励起光のパワー調整を可能にすると共に、伝送する信号光の信号帯域の拡大を図ることができるラマン増幅中継器を提供する。
【解決手段】ラマン増幅を得るための励起光源として中心波長の異なる複数の励起光源12−1〜12−nを設け、伝送路上の信号光の平坦度を監視する入力平坦度モニタ回路3−1、3−2と、外部から遠隔監視制御信号に基づき、励起光源を制御すると共に、信号光の平坦度によって制御する励起光源を決定する監視制御回路9−1、9−2と、監視制御回路9−1、9−2の制御により、平坦度に関する情報を特定波長の遠隔監視制御信号として伝送路を介して他の中継器に出力する波長選択型反射器7−1、7−2またはLDモジュール14−1、14−2を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、励起LDを伝送路ファイバに入力した場合のラマン散乱による信号光の増幅作用を用いたラマン増幅中継器に関し、特に信号帯域の拡大と外部からのラマン増幅の制御を可能としたラマン増幅中継器に関する。
【0002】
【従来の技術】
現状の伝送システムにおいて波長多重技術が進み多重する波長数が増えると中継器(例えば海底中継器等)の広帯域化が必要となり、その広帯域化のための技術として1480nm帯の励起LDを伝送路ファイバに入力した場合のラマン散乱による信号光の増幅作用を用いたラマン増幅中継器が近年研究されている。
【0003】
このようなラマン増幅中継器としては、例えば、特開2001−15845号公報(特許文献1)や特開2001−235772号公報(特許文献2)等に開示されるものがある。
【0004】
上記特許文献1は、利得調整用の可変光アッテネータを使用することなく、ラマン増幅された出力パワーの一部を取り出し、その取り出した光を利用して、出力パワーの制御を自動的に行うラマン増幅中継器を開示している。
【0005】
また、特許文献2は、伝送路に検査光を導入し、その検査光が伝搬する際に生じた後方散乱光を受信し、後方散乱光の受信結果に基づいて励起光のパワーを制御するようにしたラマン増幅中継器を開示している。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−15845号公報
【特許文献2】
特開2001−235772号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のラマン増幅中継器では、伝送システムの完成後においては、外部から調整を加えることができないという問題点がある。
【0008】
伝送路ファイバへの励起光の中心波長が固定的に設定されているため、伝送する信号光の信号帯域が狭い範囲に決まってしまうという欠点がある。
【0009】
本発明の目的は、伝送システムの完成後においても外部から励起光のパワー調整を可能にすると共に、伝送する信号光の信号帯域の拡大を図ることができるラマン増幅中継器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明は、励起LDを伝送路ファイバに入力した場合のラマン散乱による信号光の増幅作用を用いたラマン増幅中継器において、ラマン増幅を得るための励起光源として中心波長の異なる複数の励起光源を設け、伝送路上の信号光の平坦度を監視する平坦度モニタ手段と、外部から遠隔監視制御信号に基づき、前記励起光源を制御すると共に、平坦度モニタ手段による信号光の平坦度によって制御する前記励起光源を決定する監視制御手段と、前記監視制御手段の制御により、前記平坦度に関する情報を特定波長の遠隔監視制御信号として前記伝送路を介して他の中継器に出力する制御信号出力手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項2の本発明によるラマン増幅中継器は、前記複数の励起光源、前記平坦度モニタ手段、前記監視制御手段及び前記制御信号出力手段を、上り側と下り側の双方に設け、上り側と下り側で独立に、励起光源の制御と、遠隔監視制御信号の送信を行うことを特徴とする。
【0012】
請求項3の本発明によるラマン増幅中継器は、前記制御信号出力手段が、伝送路より取り出した信号光から特定波長の信号光を反射する波長選択型反射器を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項4の本発明によるラマン増幅中継器は、前記制御信号出力手段が、前記特定波長の信号光を出力する制御信号用の光源と駆動回路を内蔵した構成であることを特徴とする。
【0014】
請求項5の本発明によるラマン増幅中継器は、伝送路上の信号光として、前記伝送路上に出力する信号光を、前記平坦度モニタ手段に入力する構成としたことを特徴とする。
【0015】
請求項6の本発明によるラマン増幅中継器は、前記平坦度モニタ手段が、前記信号光を、前記励起光源の数に応じた数だけ分岐する分波回路と、分岐した信号光毎に設けられた複数のバンドパスフィルタと、分岐した信号光毎に設けられた複数の受光手段と、受光した信号光を保持する受光信号保持回路を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項7の本発明によるラマン増幅中継器は、前記平坦度モニタ手段が、可変バンドパスフィルタと、受光手段と、受光した信号光を保持する受光信号保持回路と、受光信号保持回路の出力に基づいて前記可変バンドパスフィルタを制御するバンドパスフィルタ制御回路を備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
図1に本発明の第1の実施の形態によるラマン増幅中継器の構成を示す。図1に示す本実施の形態によるラマン増幅中継器は、上り下り方向で同一構成となっており、上り側の分岐カプラ1−1、1−2、103と下り側の分岐カプラ1−4、1−5、1−6、上り側のWDM(Wavelength Division Multiplex)カプラ2−1と下り側のWDMカプラ2−2、上り側の入力平坦度モニタ回路3−1と下り側の入力平坦度モニタ回路3−2、上り側のバンドパスフィルタ4−1と下り側のバンドパスフィルタ4−2、上り側のPD(Photo Diode)モジュール5−1と下り側のPDモジュール5−2、上り側の変調器6−1と下り側の変調器6−2、上り側の波長選択型反射器7−1と下り側の波長選択型反射器7−2、上り側の変調器制御回路8−1と下り側の変調器制御回路8−2、上り側の監視制御回路9−1と下り側の監視制御回路9−2、上り側の基準電圧切り替え回路10−1と基準電圧切り替え回路10−2、上り側のLD駆動回路11−1と下り側のLD駆動回路11−2、上り側の1480nmLD(Laser Diode)モジュール12−1〜12−nと下り側の1480nmLDモジュール12−n+1〜12−2n、上り側の合波回路13−1と下り側の合波回路13−2を備えて構成されている。
【0019】
各構成要素の接続関係は上下方向で同一であるため、以下上り方向における構成要素間の接続関係を説明する。
【0020】
伝送路ファイバを通る信号光が入力する分岐カプラ1−1の一方の出力が、WDMカプラ2−1の一方の入力に接続される。そのWDMカプラ2−1の出力は分岐カプラ1−2の一方の入力に接続され、分岐カプラ1−2の一方の出力より信号光が伝送路へと出力される。
【0021】
上記分岐カプラ1−2の他方の入力は、下り側の分岐カプラ1−5の一方の入力に接続されている。上記分岐カプラ1−1の他方の出力は、分岐カプラ1−3の入力に接続され、分岐カプラ1−3の一方の出力が入力平坦度モニタ回路3−1に接続され、さらにその出力が監視制御回路9−1の一方の入力に接続される。
【0022】
上記分岐カプラ1−3の他方の出力は、バンドパスフィルタ4−1に接続された後、PDモジュール5−1に接続され、さらに監視制御回路9−1の他方の入力に接続される。
【0023】
上記監視制御回路9−1の一方の出力は、基準電圧切り替え回路10−1に接続され、さらにLD駆動回路11−1に接続される。さらにLD駆動回路11−1の出力は、複数の1480nmLDモジュール12−1〜12−nに接続され、それぞれの光出力は合波回路13−1で合波された後、WDMカプラ2−1の他方の入力に接続される。
【0024】
上記分岐カプラ1−2の他方の出力は変調器6−1に接続され、さらに波長選択型反射器7−1に接続される。また、上記監視制御回路9−1の他方の出力は変調器制御回路8−1に接続された後、上記変調器6−1に接続される。また、上記監視制御回路9−1は下り側の監視制御回路9−2と相互に接続されている。
【0025】
図1に示すような構成の第1の実施の形態によるラマン増幅中継器は、上り下りの励起レーザ出力をそれぞれ独立に、中継器の外部より可変することができる機能を有することを特徴とし、その機能を実現するために上り下り側の監視制御回路9−1、9−2を備えている。
【0026】
次に、第1の実施の形態において、励起光を制御するための動作及び遠隔監視制御信号の送信のための動作について説明する。
【0027】
第1の実施の形態によるラマン増幅中継器において、ラマン利得を得るための1480nmLDモジュール12−1〜12−nからのレーザ光が、WDMカプラ2−1より中継器入力側伝送路ファイバへ出力されることにより、ラマン散乱による増幅が得られることになる。中継器の帯域拡大のために上記1480nmLDモジュールは中心波長の異なる複数のモジュールで構成されている。
【0028】
分岐カプラ1−1から信号光のうち、分岐カプラ1−3より取り出した信号光を入力平坦度モニタ回路3−1に入力することにより中継器入力における平坦度を監視し、監視制御回路9−1にその平坦度に関する情報を格納する。
【0029】
また、分岐カプラ1−3のもう一方の出力からは端局(他の中継器)からの遠隔監視制御信号のみが取り出され、その遠隔監視制御信号を監視制御回路9−1で受信する。この信号に基づき基準電圧切り替え回路10−1を制御し、入力平坦度モニタ回路3−1から得た平坦度に関する情報により、制御する1480nmLDモジュール12−1〜12−nを決定する。これにより、外部から入力される遠隔監視制御信号により、1480nmLDモジュール12−1〜12−nの制御、すなわちラマン増幅の制御が可能となる。
【0030】
監視制御回路9−1に格納された中継器の内部情報である上記平坦度に関する情報は、分岐カプラ1−2より取り出した信号から、波長選択型反射器7−1により反射した特定波長の信号(遠隔監視制御信号)を監視制御回路9−1に接続された変調器6−1にて変調した後、分岐カプラ1−2、下り側の分岐カプラ1−5を通った後、下り側伝送路を通して遠隔監視制御信号として端局(他の中継器)に送信される。あるいは、下り側の監視制御回路9−2の制御により上述した上り側と同様の方法で遠隔監視制御信号が上り側伝送路を通して端局(他の中継器)へ送信される。
【0031】
上述した第1の実施の形態によるラマン増幅中継器によれば、伝送路ファイバへ励起光を送出する1480nmLDモジュールを中心波長の異なる複数のモジュールで構成することで、信号帯域の拡大を図ることができる。また、また、上り下りを別々にLD制御を可能とすることで制御が容易となる。
【0032】
さらに、入力平坦度をモニタしてその情報に基づいてLD制御を可能とし、かつ外部からの制御を可能としているため、システム完成後も調整することが可能となる。
【0033】
また、本実施の形態のラマン増幅中継器では、端局(他の中継器)への遠隔監視制御信号の送信方法として、特定波長を中継器内部で変調させる方式をとっているため、ラマン増幅中継器において一般的な変調方式である励起LDを変調する方式に比べ主信号に影響を与えないという利点がある。
【0034】
次に、本発明の第2の実施の形態によるラマン増幅中継器について説明する。図2に本発明の第2の実施の形態によるラマン増幅中継器の構成を示す。なお、第2の実施の形態において、図1に示した第1の実施の形態と同じ構成要素については共通の符号を付し、その説明を省略する。
【0035】
この第2の実施の形態によるラマン増幅中継器は、上記第1の実施の形態と比べ、上り側の波長選択型反射器7−1と下り側の波長選択型反射器7−2代わりに、上り側の変調器6−1と分岐カプラ1−2の間に上り側の監視制御波長LDモジュール14−1を設け、下り側の変調器6−2と分岐カプラ1−5の間に下り側の監視制御信号LDモジュール14−2を設けると共に、LD駆動回路11−3を新たに設けている。その他の構成については、第1の実施の形態と同じである。
【0036】
上り側の監視制御回路9−1の一方の出力が、変調器制御回路8−1に接続された後、変調器6−1に接続され、さらに上り側の監視制御信号LDモジュール14−1に接続され、上記上り側の分岐カプラ1−2の一方の出力に接続される。また、下り側の監視制御回路9−2の一方の出力が、変調器制御回路8−2に接続された後、変調器6−2に接続され、さらに下り側の監視制御信号LDモジュール14−2に接続され、上記下り側の分岐カプラ1−5の一方の出力に接続される。また、LD駆動回路11−3は、上り側の監視制御信号LDモジュール14−1及び下り側の監視制御信号LDモジュール14−2に接続されている。
【0037】
上記のように構成される第2の実施の形態では、中継器の内部情報である遠隔監視制御信号の送信方法が第1の実施の形態と相違するだけであり、その他の動作は第1の実施の形態と同じである。以下、その遠隔監視制御信号の送信方法について以下に説明する。
【0038】
本実施の形態では、上記のように監視制御信号LDモジュール14−1と14−2とそれらのLD駆動回路11−3を内蔵した構成になっており、この監視制御信号LDモジュールからの信号光が監視制御回路9−1、9−2の制御により変調器6−1、6−2によって変調され、分岐カプラ1−2、分岐カプラ1−5を通った後、下り側伝送路または上り側伝送路を通して遠隔監視制御信号として端局(他の中継器)に送信される。
【0039】
次に、本発明の第3の実施の形態によるラマン増幅中継器について説明する。図3に本発明の第3の実施の形態によるラマン増幅中継器の構成を示す。なお、第3の実施の形態において、図1に示した第1の実施の形態と同じ構成要素については共通の符号を付し、その説明を省略する。
【0040】
この第3の実施の形態によるラマン増幅中継器は、上記第1の実施の形態と比べ、上り側の分岐カプラ1−2の出力に分岐カプラ1−3が接続され、その分岐カプラ1−3の一方の出力が上り側のバンドパスフィルタ4−1、上り側のPD(Photo Diode)モジュール5−1から上り側の監視制御回路9−1に入力されている。また、下り側の分岐カプラ1−5の出力に分岐カプラ1−6が接続され、その分岐カプラ1−6の一方の出力が下り側のバンドパスフィルタ4−2、下り側のPD(Photo Diode)モジュール5−2から下り側の監視制御回路9−2に入力されている。その他の構成については、第1の実施の形態と同じである。
【0041】
第3の実施の形態におけるラマン増幅中継器の動作については、遠隔監視制御信号が、中継器出力側の分岐カプラ1−2の出力に接続した分岐カプラ1−3から監視制御回路9−1で受信する以外は図1の第1の実施の形態の動作と全く同じである。
【0042】
次に、本発明の第4の実施の形態によるラマン増幅中継器について説明する。図4に本発明の第4の実施の形態によるラマン増幅中継器の構成を示す。なお、第4の実施の形態において、図1に示した第1の実施の形態及び図2に示した第2の実施の形態と同じ構成要素については共通の符号を付し、その説明を省略する。
【0043】
この第4の実施の形態によるラマン増幅中継器は、上記第2の実施の形態と比べ、上り側の分岐カプラ1−2の出力に分岐カプラ1−3が接続され、その分岐カプラ1−3の一方の出力が上り側のバンドパスフィルタ4−1、上り側のPD(Photo Diode)モジュール5−1から上り側の監視制御回路9−1に入力されている。また、下り側の分岐カプラ1−5の出力に分岐カプラ1−6が接続され、その分岐カプラ1−6の一方の出力が下り側のバンドパスフィルタ4−2、下り側のPD(Photo Diode)モジュール5−2から下り側の監視制御回路9−2に入力されている。その他の構成については、第2の実施の形態と同じである。
【0044】
第4の実施の形態におけるラマン増幅中継器の動作については、遠隔監視制御信号が、中継器出力側の分岐カプラ1−2の出力に接続した分岐カプラ1−3から監視制御回路9−1で受信する以外は図2の第2の実施の形態の動作と全く同じである。
【0045】
次に、本発明の第5の実施の形態によるラマン増幅中継器について説明する。図5は、第5の実施の形態によるラマン増幅中継器の入力平坦度モニタ回路3−1、3−2の構成を示すブロック図である。なお、ラマン増幅中継器全体の構成は、図1〜図4に示す第1から第4の実施の形態の何れでもよい。
【0046】
ここでは、上り側の入力平坦度モニタ回路3−1について示すが、下り側の入力平坦度モニタ回路3−2についても全く同じである。
【0047】
図5において、分岐カプラ1−1を通して入力してきた信号光は、分波回路15で1480nmLD12−1〜12−n(または12−n+1〜12−2n)の数に応じた数に分岐され、それぞれバンドパスフィルタ40−1〜40−nに接続された後PDモジュール50−1〜50−nに入力される。そのPD50−1〜50−nの出力は、受光信号保持回路16−1に接続され、その出力が入力平坦度モニタ回路の出力となるように構成されている。
【0048】
ここで、分波回路15により信号光を1480nmLDモジュールの数分に分岐させる理由は、個々の1480nmLDモジュールの増幅する波長範囲のパワーを正しくモニタするためである。
【0049】
次に、本発明の第6の実施の形態によるラマン増幅中継器について説明する。図6は、第6の実施の形態によるラマン増幅中継器の入力平坦度モニタ回路3−1、3−2の構成を示すブロック図である。なお、ラマン増幅中継器全体の構成は、図1〜図4に示す第1から第4の実施の形態の何れでもよい。
【0050】
ここでは、上り側の入力平坦度モニタ回路3−1について示すが、下り側の入力平坦度モニタ回路3−2についても全く同じである。
【0051】
図6において、分岐カプラ1−1を通して入力してきた信号は可変バンドパスフィルタ17を通過した後、PDモジュール51を通過し、受光信号保持回路16−2に入力される。また、上記受光信号保持回路16−2の一方の出力は、バンドパスフィルタ制御回路18に接続された後、可変バンドパスフィルタ17に接続されこれを制御する構成である。
【0052】
図5の構成と異なり、可変バンドパスフィルタ17によって1480nmLDの数量分のLDモジュールの増幅する波長範囲のパワーを正しくモニタするような動作をしている。
【0053】
以上好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のラマン増幅中継器によれば、以下に述べるような優れた効果が得られる。
【0055】
第1に、伝送路ファイバへ励起光を送出する1480nmLDを中心波長の異なる複数のLDで構成することで、信号帯域の拡大を図ることができる。
【0056】
第2に、上り側と下り側のLD制御を別々に行うことができるので、制御が容易となる。
【0057】
第3に、中継器の入力平坦度をモニタし、その情報に基づきLD制御を可能とすると共に、外部からの遠隔監視制御信号による制御を可能としているため、伝送システム完成後も調整することが可能となる。
【0058】
第4に、遠隔監視制御信号の送信方法として、特定波長を中継器内部で変調させる方式をとっており、従来のラマン増幅中継器における一般的な変調方式である励起LDを変調する方式に比べ主信号に影響を与えない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるラマン増幅中継器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるラマン増幅中継器の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態によるラマン増幅中継器の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態によるラマン増幅中継器の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態によるラマン増幅中継器の入力平坦度モニタ回路の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態によるラマン増幅中継器の入力平坦度モニタ回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1−1〜1−6:分岐カプラ
2−1、2−2:WDMカプラ
3−1、3−2:入力平坦度モニタ回路
4−1、4−2、40−1〜40−n:バンドパスフィルタ
5−1、5−2、50−1〜50−n、51:PDモジュール
6−1、6−2:変調器
7−1、7−2:波長選択型反射器
8−1、8−2:変調器制御回路
9−1、9−2:監視制御回路
10−1、10−2:基準電圧切り替え回路
11−1〜11−3:LD駆動回路
12−1〜12−n、12−n+1〜12−2n:1480nmLDモジュール
13−1、13−2:合波回路
14−1、14−2:監視信号波長LDモジュール
15:分波回路
16−1、16−2:受光信号保持回路
17:可変型バンドパスフィルタ
18:バンドパスフィルタ制御回路

Claims (7)

  1. 励起LDを伝送路ファイバに入力した場合のラマン散乱による信号光の増幅作用を用いたラマン増幅中継器において、
    ラマン増幅を得るための励起光源として中心波長の異なる複数の励起光源を設け、
    伝送路上の信号光の平坦度を監視する平坦度モニタ手段と、
    外部から遠隔監視制御信号に基づき、前記励起光源を制御すると共に、平坦度モニタ手段による信号光の平坦度によって制御する前記励起光源を決定する監視制御手段と、
    前記監視制御手段の制御により、前記平坦度に関する情報を特定波長の遠隔監視制御信号として前記伝送路を介して他の中継器に出力する制御信号出力手段とを備えることを特徴とするラマン増幅中継器。
  2. 前記複数の励起光源、前記平坦度モニタ手段、前記監視制御手段及び前記制御信号出力手段を、上り側と下り側の双方に設け、上り側と下り側で独立に、励起光源の制御と、遠隔監視制御信号の送信を行うことを特徴とする請求項1に記載のラマン増幅中継器。
  3. 前記制御信号出力手段が、伝送路より取り出した信号光から特定波長の信号光を反射する波長選択型反射器を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラマン増幅中継器。
  4. 前記制御信号出力手段が、前記特定波長の信号光を出力する制御信号用の光源と駆動回路を内蔵した構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラマン増幅中継器。
  5. 伝送路上の信号光として、前記伝送路上に出力する信号光を、前記平坦度モニタ手段に入力する構成としたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のラマン増幅中継器。
  6. 前記平坦度モニタ手段が、前記信号光を、前記励起光源の数に応じた数だけ分岐する分波回路と、分岐した信号光毎に設けられた複数のバンドパスフィルタと、分岐した信号光毎に設けられた複数の受光手段と、受光した信号光を保持する受光信号保持回路を備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のラマン増幅中継器。
  7. 前記平坦度モニタ手段が、可変バンドパスフィルタと、受光手段と、受光した信号光を保持する受光信号保持回路と、受光信号保持回路の出力に基づいて前記可変バンドパスフィルタを制御するバンドパスフィルタ制御回路を備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のラマン増幅中継器。
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