JP2000228649A - 光wdm伝送システム並びに光送信装置及び方法 - Google Patents

光wdm伝送システム並びに光送信装置及び方法

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JP2000228649A
JP2000228649A JP11028755A JP2875599A JP2000228649A JP 2000228649 A JP2000228649 A JP 2000228649A JP 11028755 A JP11028755 A JP 11028755A JP 2875599 A JP2875599 A JP 2875599A JP 2000228649 A JP2000228649 A JP 2000228649A
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signal
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clock
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Hidenori Taga
秀徳 多賀
Tadami Yasuda
忠見 安田
Koji Goto
光司 後藤
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KDDI Submarine Cable Systems Inc
Original Assignee
KDD Submarine Cable System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計仕様の伝送特性を維持して、少数の波長
で信号光を伝送でき、信号波長数を容易に変更できるよ
うにする。 【解決手段】 光送信端局10は、それぞれ異なる波長
λ〜λの光を発生する光発生装置20−1〜20−
n、及び、光発生装置20−1〜20−nの発生する光
で搬送すべきデータ#1〜#nを発生するデータ発生装
置22−1〜22−nを具備する。データ発生装置22
−1〜22−nの発生するデータ#1〜#nは、スイッ
チ24−1〜24−nを介して光発生装置20−1〜2
0−nのデータ入力端子26−1〜26−nに入力す
る。スイッチ24−1〜24−nがオンのとき、対応す
る光発生装置20−1〜20−nは、データ発生装置2
2−1〜22−nの発生するデータ#1〜#nを搬送す
る信号光を発生する。スイッチ24−1〜24−nがオ
フのとき、対応する光発生装置20−1〜20−nは、
無変調の光を発生する。この無変調光は、光伝送路の非
線形効果を抑圧するアイドラ光として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光WDM(波長分
割多重)伝送システム並びに光送信装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の光波長分割多重伝送システムで
は、運用開始当初から設計容量全てを使用するのではな
く、需要の拡大に応じて信号波長を追加することで、初
期投資額を抑えるという利用法が知られている。例えば
16波長多重用に設計された光伝送システムでも、初期
的には、2乃至4波長のみで運用を開始し、運用開始後
数年を経過して通信需要が増大すると、通信需要に見合
う1又は2以上の信号波長を新たに追加する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、16波長
用に設計された光ファイバ伝送システムで2乃至4の信
号波長のみを伝送させる場合、16波長用に最適化され
た光中継器出力パワーでは、2乃至4波長の光伝送には
高出力すぎる。高出の結果、光ファイバの非線形性によ
り信号伝送特性が著しく劣化してしまい、所要の伝送特
性を達成できなくなってしまう。
【0004】光ファイバの非線形性による信号劣化を避
けるには、光中継器出力パワーを下げる必要がある。そ
のために、従来は、何らかの手段を用いて光中継器出力
パワーを陸揚げ局から制御できるように光中継器を構成
していた。
【0005】しかし、光中継器出力パワーの遠隔制御に
も、以下のような問題点がある。第1に、全ての光中継
器の出力パワーが陸揚げ局からの制御で同じように変化
しなければならない。励起光源の励起電流量を制御する
ことで、中継器出力パワーを制御できるが、ある特定の
励起電流で全光中継器の光出力パワーが互いに同じにな
っていたとしても、異なる励起電流でも互いに同じ出力
パワーになるとは限らない。換言すると、励起電流に対
する光中継器出力パワーの関係を、全ての光中継器で同
じにするための複雑な調整機構が必要になり、光中継器
のコストを大幅に増大させる。経年劣化も考慮すると、
すべての光中継器で励起電流に対する出力パワーの関係
を同じにするのは、極めて困難であり、現実的ではな
い。
【0006】第2に、ある特定のファイバペアでのみ信
号波長数を変化させることができない。光中継器内には
複数のファイバペアのための光増幅器が含まれるが、一
般的には、単一の励起光源の出力光がその光中継機器内
の全ての光増幅器に供給される。従って、励起電流の制
御により全光増幅器の出力パワーが同時に変化すること
になり、ある特定のファイバペアのみで信号波長数を変
化させることができない。
【0007】第3に、光中継器の製造時の試験項目が増
大するので、製造コストが増大し、生産性が落ちる。複
数の中継器出力レベルで試験を行わなければならないの
で、それだけ手間がかかるようになり、これもコスト上
昇につながる。
【0008】これらの点を考慮すると、光中継器出力は
一定のままとし、他の手段で少数の信号波長の光伝送を
可能にする方法が望ましい。一つの方法として、信号波
長以外に無変調光を追加し、信号波長の光パワーを減少
させることにより、光ファイバの非線形性を抑圧し、信
号伝送特性を改善する方法が考えられる。しかし、この
方法では、非線形抑圧用の無変調光の数が信号波長と同
じくらい必要になり、経済的でない。
【0009】そこで、本発明は、設計仕様より少ない信
号波長数でも非線形効果を抑圧できる光WDM伝送シス
テム並びに光送信装置及び方法を提示することを目的と
する。
【0010】本発明はまた、設計仕様より少ない信号波
長数で運用開始しても、より多い信号波長数での運用に
効率的に移行できる光WDM伝送システム並びに光送信
装置及び方法を提示することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、光伝送路の
設計仕様に応じて、異なる波長の信号光を発生可能な複
数の光発生手段を用意する。必要な伝送需要に見合う光
発生手段には送信すべきデータ信号を印加して、当該デ
ータ信号で変調された信号光を送出させる。残りの光発
生手段には信号を搬送しない非信号光を出力させる。そ
して、通信需要の変動に応じて、各光発生手段に信号光
を発生させるか、非信号光を発生させるかを切り換え
る。
【0012】これにより、本来の設計仕様よりも少ない
波長を信号伝送用に使用する場合でも、本来の設計仕様
の場合と同様の伝送特性を実現できる。
【0013】非信号光は、信号光に対する非線形効果を
抑圧するアイドラ光として機能する。非信号光は、一定
光強度の非データ変調光でも、所定周期で0/1が交互
するようなダミー信号を搬送するダミー信号光であって
もよい。後者の場合、ダミー信号光を、偏波変調又は位
相変調・偏波変調して光伝送路に出力することができ
る。
【0014】信号光を発生しうる光発生手段に、当面、
アイドラ光を出力させる構成を採用するので、アイドラ
光から信号光への切換えが容易であり、しかも、通信サ
ービス中でも可能になる。従って、サービスを停止する
こと無しに、伝送容量を柔軟に変更できるようになる。
【0015】本来の設計仕様よりも少ない波長を信号伝
送用に使用する場合でも、本来の設計仕様の場合と同様
の伝送特性を実現できる。光発生手段を信号光発生手段
としてもアイドラ光発生手段としても使用できるように
したので、インサービスでアイドラ光から信号光への変
更及びその逆が可能になり、サービスを停止させずに伝
送容量を柔軟に変更できるようになる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。光送信端局10は、n波長を多重した光
を光伝送路12に出力する。光伝送路12は、多数の光
ファイバ14と、各光ファイバ14を従属接続する光中
継器16からなる。光伝送路12を伝搬した光は光受信
端局18に入力する。
【0018】光送信端局10は、それぞれ異なる波長λ
〜λの光を発生する光発生装置20−1〜20−
n、及び、光発生装置20−1〜20−nの発生する光
で搬送すべきデータ#1〜#nを発生するデータ発生装
置22−1〜22−nを具備する。データ発生装置22
−1〜22−nの発生するデータ#1〜#nは、スイッ
チ24−1〜24−nを介して光発生装置20−1〜2
0−nのデータ入力端子26−1〜26−nに入力す
る。
【0019】光発生装置20−1の内部構成を説明す
る。レーザ光源28は、波長λ1でレーザ発振し、CW
レーザ光を出力する。データ変調器30は、データ入力
端子26−1から入力するデータ#1に従いレーザ光源
28の出力光をデータ変調する。クロック抽出回路32
はデータ入力端子26−1から入力するデータ#1のク
ロック成分を抽出する。位相変調器34は、クロック抽
出回路32から出力されるクロックに同期してデータ変
調器30の出力光を位相変調し、偏波変調器36は、ク
ロック抽出回路32から出力されるクロックに同期して
位相変調器34の出力光を偏波変調する。位相変調及び
偏波変調により伝送特性を改善できることは周知であ
る。
【0020】他の光発生装置20−2〜20−nも光発
生装置20−1と全て同じ構成からなる。但し、他の光
発生装置20−2〜20−nのレーザ光源は、異なる波
長λ 〜λでレーザ発振する。
【0021】波長多重器28は各光発生装置20−1〜
20−nから出力される波長λ〜λの光を波長分割
多重して、光伝送路12に出力する。
【0022】光受信端局18では、波長分離器40が光
伝送路12からの光を各波長λ1〜λnに分離し、分離
した各波長λ1〜λnの光を光受信装置42−1〜42
−nに供給する。光受信装置42−1〜42−nは、入
力する波長λ1〜λnの光からデータ#1〜#nを復調
する。アイドラ光として使用されている波長光からは、
データを復調する必要が無いことは明らかである。
【0023】図示した実施例では、設計仕様において波
長λ〜λのn波長を信号波長として使用できる。し
かし、当初はデータ伝送容量の需要が少なく、少数の信
号波長しか使用しない場合がありうる。図2(A),
(B),(C)は、光伝送路12上での信号波長の変更
例を示す。それぞれ、横軸は波長、縦軸は光強度をそれ
ぞれ示す。実線は信号光、破線は非線形効果を抑圧する
ためのアイドラ光を示す。
【0024】例えば、図2(A)に示すように、周辺の
波長λ〜λ及びλ〜λ(但し、1≦i<j≦n
である。)を信号伝送に使用しないとする。この場合に
は、スイッチ26−1〜26−i,26−j〜26−n
をオフにする。勿論、対応するデータ発生装置22−1
〜22−i,22−j〜22−nは、送信すべきデータ
を#1〜#i,#j〜#nを発生しない。これにより、
波長λ〜λ及びλ 〜λに対応する光発生装置2
0−1〜20−i,20−j〜20−nで、データ変調
器30、位相変調器34及び偏波変調器36が実質的に
スルー状態になり、光発生装置20−1〜20−i,2
0−j〜20−nはレーザ光源28の出力するCWレー
ザ光をそのまま出力する。
【0025】スイッチ26−1〜26−nをオフにする
ことは、対応するデータ入力端子26−1〜26−nに
一定値のダミー信号を入力することと等価である。
【0026】光発生装置20−1〜20−i,20−j
〜20−nの出力するCWレーザ光は、発生装置20−
(i+1)〜20−(j−1)の出力する信号光と多重
されて光伝送路12に送出される。すなわち、設計仕様
上では信号を搬送しうる波長λ〜λ,λ〜λ
光は、この使用条件では、光伝送路12上を伝搬する信
号光(波長λi+1〜λj−1)に対する非線形効果を
抑圧するアイドラ光として機能する。
【0027】データ伝送需要が増して、例えば、波長λ
でも信号を伝送したい場合には、スイッチ26−iを
オンにして、データ発生装置22−iからデータ#iを
出力させる。データ発生装置22−iの出力するデータ
#iは光発生装置20−iのデータ入力端子26−iに
入力し、光発生装置20−iは、データ#iを搬送する
波長λの信号光を発生する。光発生装置20−iの出
力光(波長λ)は、多重器28により他の波長の光と
多重されて光伝送路12に出力され、光伝送路12を伝
送して光受信装置18に入力する。これにより、光伝送
路12を伝搬する信号光は図2に(B)に示すように、
波長λ〜λj−1となり、1波長分、伝送容量を増す
ことができる。
【0028】波長λの光は、光伝送路12上では、信
号を搬送しているか否か、すなわち、データ#1に応じ
て強度変動しているかCW光かの相違しかないので、波
長λ の光をアイドラ光から信号光に切り換えても、光
伝送路12の非線形効果に及ぼす影響はほとんど変化し
ない。従って、波長λの光をアイドラ光として使用す
るか信号光として使用するかに関わらず、全体の伝送特
性を設計仕様上の良好な状態のままに維持できる。これ
は、当初の設計仕様通りにn波長を信号伝送に使用する
ようになっても、同様である。
【0029】最終的には、図2(C)に示すように、全
波長λ〜λの光を信号光とすることができる。
【0030】図1に示す実施例では、光発生装置20−
1〜20−nのデータ入力端子26−1〜26−nの全
てに、データ入力をオン/オフするスイッチ26−1〜
26−nを接続しているが、実際には、当面、出力光を
アイドラ光として使用する限定された光発生装置20−
1〜20−nに対してのみ、スイッチ26−1〜26−
nを設ければよいことは明らかである。また、スイッチ
26−1〜26−nは、対応する光発生装置20−1〜
20−nにデータ#1〜#nを選択的に印加する構成又
は機能を象徴的に示すものであり、データ発生装置22
−1〜22−nがデータ#1〜#nを出力しないことで
も、同様の作用効果を実現できることは明らかである。
従って、どちらの構成も、本出願に係る発明の範囲に含
まれる。
【0031】光伝送システムによっては、光発生装置2
0−1〜20−nが、位相変調器34及び偏波変調器3
6を具備しない、従って、クロック抽出機路32も具備
しない場合があるので、光発生装置20−1〜20−n
において、クロック抽出回路32、位相変調器34及び
偏波変調器36は必須ではない。
【0032】本実施例では、信号伝送に使用しない波長
の光も、信号伝送時と同じ強度で光伝送路12を伝搬さ
せるので、信号伝送光に対する非線形効果を当初の設計
仕様通りに抑制できる。多波長多重用に設計される光伝
送路は伝送帯域が広いので、非線形効果を抑圧するアイ
ドラ光は伝送帯域の両端のみならず、伝送帯域の中央部
分にも必要になることがある。しかし、本実施例では、
アイドラ光発生手段を信号光として使用可能な構成にし
ているので、即座に信号光発生手段として機能させるこ
とができ、経済的且つ効果的である。また、アイドラ光
発生手段を信号光として使用可能な構成にしているの
で、信号光発生手段として機能させる場合にインサービ
スでアイドラ光から信号光に切り換えることが可能にな
る。従来例では、アイドラ光発生手段を外して、別の信
号光発生手段を接続する作業が必要になり、その作業の
間、サービスを停止しなければならないが、本実施例で
は、そのような弊害が無い。
【0033】アイドラ光にも偏波変調が必要な場合があ
る。そのような場合には、光発生装置20−1〜20−
n及びスイッチ24−1〜24−nからなる部分を、図
2に示すように変更すればよい。50は光発生装置20
−1〜20−nに代わる光発生装置であり、そのデータ
入力端子52には、選択スイッチ54の共通端子Cが接
続する。選択スイッチ54の選択可能なA接点には、送
信すべきデータを発生するデータ発生装置56の出力が
接続し、選択可能なB接点には、’0’と’1’が交互
する2値信号(ダミー信号)を発生するダミー信号発生
装置58の出力が接続する。
【0034】光発生装置50では、レーザ光源60が、
特定の波長(λ〜λの何れか)でレーザ発振し、C
Wレーザ光を出力する。データ変調器62は、データ入
力端子52から入力する2値信号に従いレーザ光源60
の出力光をデータ変調する。クロック抽出回路64はデ
ータ入力端子52から入力する2値信号のクロック成分
を抽出する。偏波変調器66は、クロック抽出回路64
から出力されるクロックに同期してデータ変調器62の
出力光の偏波を変調する。
【0035】光発生装置50に信号光を発生させたいと
きには、スイッチ54をA接点に接続する。このとき、
データ発生装置56の出力データがスイッチ54及びデ
ータ入力端子52を介してデータ変調器62及びクロッ
ク抽出回路64に印加されるので、データ変調器62
は、データ発生装置56の出力データに従ってレーザ光
源60の出力光をデータ変調し、偏波変調器66は、デ
ータ発生装置56の出力データに同期してデータ変調器
62の出力光の偏波を変調する。従って、光発生装置5
0の出力光は、データ発生装置56の出力データを搬送
する信号光となる。
【0036】光発生装置50に信号光を発生させたいと
きには、スイッチ54をB接点に接続する。このとき、
ダミー信号発生装置58の出力するダミー信号がスイッ
チ54及びデータ入力端子52を介してデータ変調器6
2及びクロック抽出回路64に印加されるので、データ
変調器62は、ダミー信号発生装置58の出力する2値
のダミー信号に従ってレーザ光源60の出力光をデータ
変調し、偏波変調器66は、そのダミー信号に同期して
データ変調器62の出力光の偏波を変調する。従って、
光発生装置50の出力光は、ダミー信号発生装置58の
出力するダミー信号を搬送するダミー信号光となり、光
伝送路上では本体の信号を伝搬する信号光の非線形効果
を抑圧するアイドラ光として機能する。
【0037】このように、送信すべきデータと2値のダ
ミー信号とを切り換えるようにすることで、0/1変調
されたアイドラ光を光伝送路に送出できる。アイドラ光
をビット同期偏波スクランブルすることが可能になる。
アイドラ光は0/1変調されるが、これは信号光と干渉
しないので、信号光の伝送特性を劣化させない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、非常に簡単な構成で、使用する信
号波長及びその数を変更できる。本来の設計仕様よりも
少ない波長を信号伝送用に使用する場合でも、本来の設
計仕様の場合と同様の伝送特性を実現できる。光発生手
段を信号光発生手段としてもアイドラ光発生手段として
も使用できるようにしたので、インサービスでアイドラ
光から信号光への変更及びその逆が可能になり、サービ
スを停止させずに伝送容量を柔軟に変更できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 本実施例における光伝送路12上の信号波長
とアイドラ光の配分変更例である。
【図3】 信号光とアイドラ光を切り換え可能な別の構
成の概略構成ブロック図である。
【符号の説明】
10:光送信端局 12:光伝送路 14:光ファイバ 16:光中継器 18:光受信端局 20−1〜20−n:光発生装置 22−1〜22−n:データ発生装置 24−1〜24−n:スイッチ 26−1〜26−n:データ入力端子 28:レーザ光源 30:データ変調器 32:クロック抽出回路 34:位相変調器 36:偏波変調器 38:波長多重器 40:波長分離器 42−1〜42−n:光受信装置 50:信号発生装置 52:データ入力端子 54:選択スイッチ 60:レーザ光源 62:データ変調器 64:クロック抽出回路 66:偏波変調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 光司 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号ケイデ ィディ海底ケーブルシステム株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 BA06 CA15 DA02 DA09 FA01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれデータ入力端子を具備する複数
    の光発生手段であって、当該データ入力端子から入力す
    る信号に従って変調された互いに異なる波長の光を発生
    する複数の光発生手段、 当該光発生手段の出力光を波長多重する波長多重手段、
    及び当該複数の光発生手段の1以上のデータ入力端子に
    ダミー信号を印加し、当該複数の光発生手段の残りのデ
    ータ入力端子に、送信すべきデータ信号を印加するデー
    タ発生手段からなる光送信装置と、 当該光送信装置から出力される光を伝送する光伝送路
    と、 当該光伝送路を伝送した光を受信する光受信装置とから
    なることを特徴とする光伝送システム。
  2. 【請求項2】 当該各光発生手段が、更に、所定の波長
    でレーザ発振し、CW光を出力するレーザ光源と、当該
    データ入力端子から入力するデータ信号に従い当該レー
    ザ光源の出力光をデータ変調するデータ変調器を具備す
    る請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 【請求項3】 当該各光発生手段が更に、当該データ入
    力端子から入力する信号からクロックを抽出するクロッ
    ク抽出手段と、当該クロック抽出手段により抽出された
    当該クロックに同期して、当該データ変調器の出力光の
    位相を変調する位相変調器と、当該クロック抽出手段に
    より抽出された当該クロックに同期して、当該位相変調
    器の出力光の偏波を変調する偏波変調器とを具備する請
    求項2に記載の光伝送システム。
  4. 【請求項4】 当該各光発生手段が更に、当該データ入
    力端子から入力する信号からクロックを抽出するクロッ
    ク抽出手段と、当該クロック抽出手段により抽出された
    当該クロックに同期して、当該データ変調器の出力光の
    偏波を変調する偏波変調器とを具備する請求項2に記載
    の光伝送システム。
  5. 【請求項5】 当該データ発生手段が、当該複数の光発
    生手段のそれぞれに対応する複数のデータ信号源と、当
    該複数のデータ信号源のそれぞれと、対応する当該光発
    生手段のデータ入力端子との間の接続路を開閉する複数
    のスイッチとからなる請求項1に記載の光伝送システ
    ム。
  6. 【請求項6】 当該ダミー信号が一定値の信号である請
    求項1に記載の光伝送システム。
  7. 【請求項7】 当該ダミー信号が所定周期で’0’と’
    1’が交互する信号である請求項6に記載の光伝送シス
    テム。
  8. 【請求項8】 当該光伝送路が、光中継器を具備する請
    求項1に記載の光伝送システム。
  9. 【請求項9】 それぞれデータ入力端子を具備する複数
    の光発生手段であって、当該データ入力端子から入力す
    る信号に従って変調された互いに異なる波長の光を発生
    する複数の光発生手段と、 当該光発生手段の出力光を波長多重する波長多重手段
    と、 当該複数の光発生手段の1以上のデータ入力端子に一定
    値を印加し、当該複数の光発生手段の1以上のデータ入
    力端子に、送信すべきデータ信号を印加するデータ発生
    手段とからなることを特徴とする光送信装置。
  10. 【請求項10】 当該各光発生手段が、更に、所定の波
    長でレーザ発振し、CW光を出力するレーザ光源と、当
    該データ入力端子から入力するデータ信号に従い当該レ
    ーザ光源の出力光をデータ変調するデータ変調器を具備
    する請求項9に記載の光送信装置。
  11. 【請求項11】 当該各光発生手段が更に、当該データ
    入力端子から入力する信号からクロックを抽出するクロ
    ック抽出手段と、当該クロック抽出手段により抽出され
    た当該クロックに同期して、当該データ変調器の出力光
    の位相を変調する位相変調器と、当該クロック抽出手段
    により抽出された当該クロックに同期して、当該位相変
    調器の出力光の偏波を変調する偏波変調器を具備する請
    求項10に記載の光送信装置。
  12. 【請求項12】 当該各光発生手段が更に、当該データ
    入力端子から入力する信号からクロックを抽出するクロ
    ック抽出手段と、当該クロック抽出手段により抽出され
    た当該クロックに同期して、当該データ変調器の出力光
    の偏波を変調する偏波変調器とを具備する請求項10に
    記載の光送信装置。
  13. 【請求項13】 当該データ発生手段が、当該複数の光
    発生手段のそれぞれに対応する複数のデータ信号源と、
    当該複数のデータ信号源のそれぞれと、対応する当該光
    発生手段のデータ入力端子との間の接続路を開閉する複
    数のスイッチとからなる請求項9に記載の光送信装置。
  14. 【請求項14】 当該ダミー信号が一定値の信号である
    請求項9に記載の光送信装置。
  15. 【請求項15】 当該ダミー信号が所定周期で’0’
    と’1’が交互する信号である請求項14に記載の光送
    信装置。
  16. 【請求項16】 光伝送路の設計仕様に応じた複数の光
    発生手段を用意するステップと、 当該複数の光発生手段の内、必要な伝送需要に見合う光
    発生手段に送信すべきデータ信号を印加して、当該デー
    タ信号で変調された信号光を送出させるステップと、 残りの光発生手段には信号を搬送しない非信号光を出力
    させるステップと、 通信需要の変動に応じて、各光発生手段に信号光を発生
    させるか、非信号光を発生させるかを切り換えるステッ
    プとからなることを特徴とする光送信方法。
  17. 【請求項17】 当該非信号光がデータ変調されていな
    い非データ変調光である請求項16に記載の光送信方
    法。
  18. 【請求項18】 当該非信号光がダミー信号によりデー
    タ変調されたダミー信号光である請求項16に記載の光
    送信方法。
  19. 【請求項19】 当該各光発生手段が、データ入力端子
    と、当該データ入力端子から入力する信号によりデータ
    変調された光を出力する光源とを具備する請求項16に
    記載の光送信方法。
  20. 【請求項20】 当該各光発生手段が、データ入力端子
    と、所定の波長でレーザ発振し、CW光を出力するレー
    ザ光源と、当該データ入力端子から入力する信号に従い
    当該レーザ光源の出力光をデータ変調するデータ変調器
    を具備する請求項16に記載の光送信方法。
  21. 【請求項21】 当該各光発生手段が、当該データ入力
    端子から入力する信号からクロックを抽出するクロック
    抽出手段と、当該クロック抽出手段により抽出された当
    該クロックに同期して、当該データ変調器の出力光の位
    相を変調する位相変調器と、当該クロック抽出手段によ
    り抽出された当該クロックに同期して、当該位相変調器
    の出力光の偏波を変調する偏波変調器とを具備する請求
    項20に記載の光送信方法。
  22. 【請求項22】 当該各光発生手段が更に、当該データ
    入力端子から入力する信号からクロックを抽出するクロ
    ック抽出手段と、当該クロック抽出手段により抽出され
    た当該クロックに同期して、当該データ変調器の出力光
    の偏波を変調する偏波変調器とを具備する請求項20に
    記載の光送信方法。
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