JP4668658B2 - 波長分割多重伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多波長光源から供給される多波長光を利用して波長分割多重により光信号を伝送する装置に関する。
今日、波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing,WDM)通信技術が実用化され、光通信の通信容量が飛躍的に増大している(例えば、下記特許文献1〜5を参照)。今後は、加入者系の伝送路をすべて光ファイバ化する流れが進むことで、さらなる通信容量の増加が必要になりつつある。
図25は、このようなWDM伝送システムの構成図である。図25のWDM伝送システムは、端局A、中継局B、および端局Cからなる。局Aは、送信部11−1〜11−5、受信部12−1〜12−5、および波長多重/分離装置13−1を備え、局Cは、送信部11−16〜11−20、受信部12−16〜12−20、および波長多重/分離装置13−4を備える。局Bは、送信部11−6〜11−15、受信部12−6〜12−15、波長多重/分離装置13−2、13−3、および電気的ADD/DROP装置14を備える。
送信部11−1〜11−20は、図26に示すように、所定波長の光源21および変調器22を含み、光源21からの光を送信データ列で変調して光信号を生成する。波長多重/分離装置13−1〜13−4は、波長多重部15、波長分離部16、光送信増幅部17、および光受信増幅部18を含む。
局Aの送信部11−1〜11−5から出力された各波長の光信号は、波長多重/分離装置13−1により多重化され、WDM光として局Bに送信される。局Bでは、受信したWDM光が波長多重/分離装置13−1により各波長の光信号に分離され、受信部12−1〜12−5により電気信号に変換される。電気的ADD/DROP装置14は、受信した一部の信号を分岐(DROP)したり、別の送信データ列を挿入(ADD)したりする。
次に、局Aから局Bへの伝送と同様にして局Bから局CにWDM光が送信され、局Cの受信部12−16〜12−20により各波長の光信号が受信される。局Cから局Aへの伝送の手順についても、局Aから局Cへの伝送の場合と同様である。
このようなWDM伝送システムにおいて、システム全体の通信容量を増やすために、波長数を増やすことは比較的簡単にできるが、波長帯域をどんどん広げると、光増幅帯域、光ファイバの伝送帯域、光デバイスの帯域等の制限により伝送が不可能となる。このため、波長帯域自体は最も効率の良い幅に限られるので、代わりに波長間隔を狭めて波長数を増やすことが必然となる。
光送信増幅部17や光受信増幅部18において、L帯域(L-band)、C帯域(C-band)、S帯域(S-band)等の帯域毎に配置される、一般の多波長用EDFA(Erbium Doped Fiber Amplifier)の利得波長帯域は、約28〜32nmである。したがって、図27に示すように、この利得波長帯域の範囲にどれだけの波長を詰めるかによって、波長多重数が変わってくる。
このとき、波長数の増加を妨げる要因として、各波長光源の精度が問題になる。図25および26に示したように、各波長の光源を各送信部に独立に設置して光信号を生成すると、図28に示すように、各波長の自律発振精度の誤差Δλcontが生じる。
また、例えば、アレイ導波路格子(Arrayed Waveguide Grating ,AWG)のような、波長多重部15や波長分離部16として用いられる光デバイス(波長フィルタ)の通過特性にも、製造ばらつきが生じるのは当然である。
例えば、図29のような波長フィルタのポートP3にWDM光が入射し、ポートP1およびポートP2から波長λ1およびλ2の光信号がそれぞれ出力される場合の通過特性は、図30のようになる。図30において、曲線31はポートP3→ポートP1の光損失を表し、曲線32はポートP3→ポートP2の光損失を表す。波長フィルタを用いてこれらの光信号を分離するには、製造ばらつきを考慮して、λ1とλ2がΔλfilterだけ離れている必要がある。
さらに、変調により光のスペクトルがΔλmod だけ広がるものと仮定すると、λ1とλ2の波長間隔Δλには以下の条件が課せられる。

Δλ>Δλcont+Δλfilter+Δλmod (1)

このように、光源の波長精度や波長フィルタの製造ばらつき等の要因を考慮すると、波長間隔を狭める方法には限界があることが分かる。一方、ラマン増幅技術を用いて光増幅帯域を広げることで、波長間隔を狭めることなく波長数を増やす方法も検討されている。
また、波長数が増加すれば、正確に異なる波長で、かつ、適正な波長間隔で発光するレーザ発振器を波長数分だけ用意する必要があり、この部分のコストがシステム全体のコストの大半を占めるようになる。
そこで、通信容量の飛躍的増大を支援するために、光源の構成を再検討してコストを削減することが有効となる。その方法の1つとして考えられているのが、多波長光源から複数の局へ多波長光を供給する方法である。
図31は、このような多波長光源を用いたWDM伝送システムの構成図である。図31のWDM伝送システムは、図25の構成において、送信部11−1〜11−20を送信部42−1〜42−20に置き換え、局A〜局Cに波長分離器41−1〜41−4を追加し、局Bに光カプラ43を追加し、さらに局Dを追加した構成を有する。
送信部42−1〜42−20は、図32に示すように、図26の構成から光源21を除いた構成を有し、外部から入力された光を送信データ列で変調して光信号を生成する。局Dは、多波長光源供給装置44を備え、多波長の光を含む連続(continuous wave ,CW)光である多波長光を局A〜局Cに供給する。局Bの光カプラ43は、供給された多波長光を2つに分岐して、それぞれ波長分離器41−2および42−3に出力する。
局Aでは、波長分離器41−1が、供給された多波長光を各波長の光に分離して、送信部42−1〜42−5に出力する。局Bおよび局Cの波長分離器41−2〜41−4も同様に、多波長光源供給装置43から供給された多波長光を各波長の光に分離する役割を果たす。
1つの多波長光源により生成される多波長光は、波長分離器41−1〜41−4を通過した後も、波長間の間隔を維持することができる。したがって、上述した発振精度の誤差Δλcontを考慮する必要がなくなる。また、送信部毎にレーザ発振器を設ける必要がないため、システム全体として光源部分のコストを削減することができる。
また、近年、多波長同時伝送に適したフォトニック結晶ファイバ(Photonic Crystal Fiber,PCF)の製品化や、多波長変換素子としての周期分極ニオブ酸リチウム(Periodically Poled Lithium Niobate,PPLN)に代表されるような、多波長一括変換技術が開発されている。これらの新しい技術の利用方法は未開拓の領域であり、今後の市場拡大が見込まれる。
特開2001−197006号公報 特開平11−261532号公報 特開平04−336829号公報 特開平07−177556号公報 特表2003−501943号公報
しかしながら、上述した多波長光源を用いたWDM伝送システムには、次のような問題がある。
図31の多波長光源を用いたWDM伝送システムでは、図25の一般的なWDM伝送システムに比べて、多波長光供給用の光ファイバを別に用意する必要がある。
しかし、実際のところそのような光ファイバがない場合、A局がすでに利用した波長をB局において利用するためには、図25の構成のB局のように、別途、その波長の光源をB局の送信部に配置してこれを変調する方法をとるしかない。
例えば、図33に示すように、4つの局A〜局Dがリング構成で配置されている場合、局Aは、多波長光源供給装置51から供給される多波長光を各波長の光に分離して変調し、隣接する下流の局Bまたは局Cへ送信することができる。しかし、変調された光を受け取った下流の局が同じ波長を利用する場合は、その波長の光源を自局内に持つ必要がある。
また、図34に示すように、3つの局A〜局Cが対向(Back To Back)構成で配置されている場合、両端の局Aおよび局Cは、多波長光源供給装置61および62から供給される多波長光を各波長の光に分離して変調し、隣接する下流の局Bへ送信することができる。しかし、変調された光を受け取った局Bが同じ波長を利用する場合は、その波長の光源を自局内に持つ必要がある。
ところが、多波長光源供給装置とは別に光源を個別に設置すると、上述したようにその光源の製造ばらつきを考慮した設計を行う必要が生じ、図31のようなシステムに比べて波長間隔をより狭めるといった対応が難しくなる。
本発明の課題は、多波長光源を用いたWDM伝送システムにおいて、各局に波長毎の光源を設置することなく、多波長光を供給する光ファイバの増設コストを抑えることである。
図1は、本発明に係る伝送装置の原理図である。図1の伝送装置は、受信手段101、平坦化手段102、変調手段103、および送信手段104を備える。
受信手段101は、複数の波長の光信号からなる波長分割多重光を受信し、平坦化手段102は、その波長分割多重光に含まれる1つの波長の光信号を平坦化して、同じ波長の無信号の光を再生する。変調手段103は、再生された光を送信データ列で変調して光信号を生成し、送信手段104は、生成された光信号を含む波長分割多重光を送信する。
平坦化手段102を備えることで、上流の伝送装置において光信号の生成にすでに利用された波長であっても、その光信号から同じ波長の無信号のCW光を再生することができる。変調手段103は、再生されたCW光を光源の代わりに用いて、送信データ列で変調された光信号を生成する。したがって、伝送装置内に波長毎の光源を設ける必要はなく、多波長光源から多波長光を直接供給する光ファイバを設ける必要もない。
受信手段101および送信手段104は、例えば、後述する図2および図16〜図20の受信アンプ201および送信アンプ209にそれぞれ対応する。平坦化手段102は、例えば、図2の平坦化部205、図16の平坦化部1608、または図17〜図20の平坦化部1705に対応する。変調手段103は、例えば、図2の変調器207、図16の変調器1609、または図17〜図20の変調器1706に対応する。
本発明によれば、多波長光源を用いたWDM伝送システムにおいて、すでにデータ送信に利用された波長を光源として再利用することが可能になる。したがって、多波長光源と各伝送装置を1対1で結ぶ光ファイバを増設することなく、かつ、多波長光源とは別に波長毎の光源を設置することなく、波長間隔を狭めた大容量のWDM伝送システムを実現することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
強度変調−直接検出(Intensity Modulation−Direct Detection )方式を採用するWDM伝送システムにおいて、多波長光源から生成された各波長の光のうち、ある区間で使用されているすでに変調された光を再利用し、変調されていないCW光を生成することができれば、その波長について再度変調を行うことができることになる。そこで、一旦変調された光を、信号符号の規則を考慮した光共振器に入力して振幅を一定にすることで、変調されていないCW光を生成する。
図2は、このようなWDM伝送システムの各局に設けられる伝送装置の構成例を示している。図2の伝送装置は、受信アンプ201、波長分離部202、光カプラ203、受信部204、平坦化部205、送信部206、波長多重部208、および送信アンプ209を備える。
受信アンプ201は、光ファイバ211から入射するWDM光を増幅して、波長分離部202に出力する。波長分離部202は、受信アンプ201からのWDM光をm個の波長λ1〜λmの光信号に分離して、波長λ1の光信号を光カプラ203に出力する。光カプラ203は、その光信号を2つに分岐してそれぞれ受信部204および平坦化部205に出力する。受信部204は、光カプラ203からの光信号を電気信号に変換する。
平坦化部205は、光カプラ203からの光信号の振幅を平均化して波長λ1にピークを持つCW光を生成し、送信部206に出力する。送信部206は変調器207を含み、平坦化部205からのCW光を送信データ列で変調して光信号を生成し、波長多重部208に出力する。
波長分離部202から出力される波長λ2〜λmの光信号に対しても、波長λ1の光信号と同様の構成により受信、平坦化、および変調が行われ、生成された光信号が波長多重部208に出力される。
波長多重部208は、送信部206を含むm個の送信部からの光信号を多重化してWDM光を生成し、送信アンプ209に出力する。送信アンプ209は、波長多重部208からのWDM光を増幅して、光ファイバ212に出力する。こうして、生成されたWDM光が次の局の伝送装置に送信される。
光ファイバ通信の信号生成では、通常、情報をスクランブル処理したものが変調に用いられる。これは受信部のゼロ連続耐力等の特性上の理由からであり、同じ値が一定時間以上連続しないような光信号を生成することを保証するものである。
このような光信号からCW光を再生するために、平坦化部205は、図3に示すようなファブリペロ光共振器を備える。この光共振器は、入射光の波長より長周期の共振器構造を有し、ミラー301に入射した変調光をミラー301とミラー302の間で反射共振させて、入射光と同じ波長にピークを持つCW光をミラー302から出力する。このとき、光が入射してから出射するまでの平均時間が上記一定時間より充分に長くなるように設計することで、光共振器の平均出力を一定にできる。
図4は、図3の光共振器の入出力の関係を示しており、図5は、信号1ビットのタイムスロット長(ビット幅)Tを示している。ここでは、光共振器の共振周波数を、タイムスロット長Tの1/4程度の周期に対応する周波数以上に設定することで、入射光の波形ゆがみを平坦化する。さらに、2つのミラーの反射率を調整して、光の平均往復長が充分なビット数分に相当する長さになるようにする。
このとき、2つのミラーの間隔に相当する共振器長Lとタイムスロット長Tの関係は、次式のように表される。

2L/(c/n)<T/4 (2)

ここで、cは光速を表し、nはミラー間の媒質の屈折率を表す。(2)式は、さらに以下のように変形できる。

L<(T/8)*(c/n) (3)

一般に、図3のような共振器構造ではある程度の光損失が発生するが、ファブリペロレーザダイオードを併用すれば、この光損失を補って出力が一定の同じ波長の光を再生することができる。しかも、このファブリペロレーザダイオードは、ある程度の波長帯域に対応できるため、適時、平坦化が必要なチャネルに対して動的に切り替えて利用することもできる。
図6は、このようなレーザダイオードを用いた平坦化部205の構成例を示している。図6の平坦化部は、図3のファブリペロ光共振器に加えて、光サーキュレータ601、波長フィルタ602、ファブリペロレーザダイオード(LD)603、およびAPC(Automatic Power Control )制御部604を備える。
光共振器のミラー302から出力された光は、光サーキュレータ601により波長フィルタ602に導かれる。波長フィルタ602は、平坦化部に入射する光信号の波長を通過させ、他の波長を遮断するような特性を持つ。波長フィルタ602を通過した光はファブリペロレーザダイオード603に入射する。ファブリペロレーザダイオード603はファブリペロ光共振器を含んでおり、入射した光と同じ波長にピークを持つような光を、波長フィルタ602に出力する。そして、波長フィルタ602を通過した光は、再生光として、光サーキュレータ601により平坦化部の外部に出力される。
このようにして変調光から再生光を生成することができるが、再生光にゆっくりとした出力変動が見られる場合がある。APC制御部604は、このような出力変動を抑えるために、ファブリペロレーザダイオード603のパワーを高速に制御する。
また、ファブリペロレーザダイオード603を複数の異なる波長で共用して、それぞれの波長の再生光を生成することも可能である。例えば、2つの波長の光信号が入射する平坦化部の構成は、図7のようになる。
図7の平坦化部は、図6のミラー302と光サーキュレータ601の間に合波器703を設け、合波器703の入力側にミラー701および702からなる別のファブリペロ光共振器を設けた構成を有する。この場合、2つのファブリペロ光共振器は、それぞれ異なる波長のCW光を合波器703に出力し、合波器703は、これらのCW光を合波して光サーキュレータ601に出力する。
さらに、波長毎に光強度調整部を設けることで、複数の波長の光強度を均一化することが可能になる。この光強度調整部としては、例えば、VOA(Variable Optical Attenuator )が用いられる。2つの波長の光強度を均一化する平坦化部の構成は、図8のようになる。
図8の平坦化部は、図7のミラー302と合波器703の間に光強度調整部801を設け、ミラー702と合波器703の間に光強度調整部802を設けた構成を有する。この場合、2つのファブリペロ光共振器は、それぞれ異なる波長のCW光を光強度調整部801および802に出力し、光強度調整部801および802は、それぞれのCW光の光強度を均一化して合波器703に出力する。
図6〜図8に示した構成では、ファブリペロレーザダイオードを用いて光損失を補償しているが、図9に示すように、光アンプを用いて光損失を補償する構成も考えられる。
図9の平坦化部は、図3のファブリペロ光共振器に加えて、光アンプ901、波長フィルタ902、およびALC(Automatic Level Control )制御部903を備える。光アンプ901としては、例えば、EDFAのような光ファイバアンプや、光半導体アンプ(Semiconductor Optical Amplifier )が用いられる。
光共振器のミラー302から出力された光は光アンプ901に入射し、光アンプ901は、その光を増幅して波長フィルタ902に出力する。波長フィルタ902は、平坦化部に入射する光信号の波長を通過させ、他の波長を遮断するような特性を持つ。波長フィルタ902を通過した光は、再生光として平坦化部の外部に出力される。ALC制御部903は、再生光の出力変動を抑えるために、光アンプ901の出力レベルを制御する。
また、光アンプ901を複数の異なる波長で共用して、それぞれの波長の再生光を生成することも可能である。例えば、2つの波長の光信号が入射する平坦化部の構成は、図10のようになる。図10の平坦化部は、図9のミラー302と光アンプ901の間に合波器703を設け、合波器703の入力側にミラー701および702からなる別のファブリペロ光共振器を設けた構成を有する。
さらに、波長毎に光強度調整部を設けることで、複数の波長の光強度を均一化することが可能になる。例えば、2つの波長の光強度を均一化する平坦化部の構成は、図11のようになる。図11の平坦化部は、図10のミラー302と合波器703の間に光強度調整部801を設け、ミラー702と合波器703の間に光強度調整部802を設けた構成を有する。
図9〜図11に示した構成において、光アンプの出力の一部を入力に帰還させるループを追加することも可能である。
図12は、図9の平坦化部にこのような帰還ループを追加した構成を示している。図12の平坦化部は、図9のミラー302と光アンプ901の間に合波器1201を設け、波長フィルタ902の出力側に分波器1202を設けて、ALC制御部903を利得制御部1203に置き換えた構成を有する。
合波器1201は、光共振器のミラー302から出力された光と分波器1202から出力された光を合波し、光アンプ901に出力する。分波器1202は、波長フィルタ902から出力された光を2つに分岐し、一方を再生光として平坦化部の外部に出力し、もう一方を合波器1201の入力に帰還させる。利得制御部1203は、再生光の出力変動を抑えるために、光アンプ901の利得を制御する。
図13および図14は、それぞれ図10および図11の平坦化部に図12と同様の帰還ループを追加した構成を示している。このようなループ構成によれば、FWM(Four Wave Mixing)等の非線形効果を発生させることで、入射光とは異なる波長のCW光を生成することが可能になる。ただし、この場合、生成されるCW光の波長間隔は、基準となる入射光の波長間隔により敏感に決定されるため、入射光の波長を正確に設定する必要がある。
図6〜図14に示した構成では、再生光の出力変動を抑えるためにAPC制御、ALC制御、または利得制御を行っているが、代わりに誘導ブリリューアン散乱(Stimulated Brillouin Scattering ,SBS)を利用して出力変動を抑えることも可能である。この場合、平坦化部により生成された再生光は、SBSを生じる光ファイバ導波路(光リミッタ)に入力される。
図15は、このような光リミッタを用いた構成を示している。光リミッタ1501としては、実効断面積Aeffを小さくしてSBSしきい値を故意に下げることで、通常の光ファイバと比べて低いパワーでもSBSが発生するようにした、PCFや非線形光ファイバ(NLPF)等が用いられる。
送信アンプ209から出力された再生光は光リミッタ1501に入射し、光リミッタ1501は、一定の出力をもどり光として除去することで入射光を平坦化する。
以上説明したように、各局の伝送装置に平坦化部を備えることで、上流ですでに利用された波長であっても下流で再利用することができるWDM伝送システムが実現される。
ところで、このようなWDM伝送システムを構築する場合、自局にて利用しない波長であっても下流での再利用を助けるために、受信した波長はすべてスルーで通過させるべきである。また、自局宛ての光についても、下流での再利用を助けるためにはスルーで通過させるべきである。このとき、自局宛ての受信波長はもはや下流には不要であるから、これを平坦化してスルーさせてもよく、または、そのまま下流に転送して、利用する局で平坦化するようにしてもよい。
しかし、マルチキャストされる信号をも扱うようなシステムでは、通常、再利用する局において受信波長を平坦化するべきである。いずれにしても、変調された光を再利用するための平坦化部は受信した光の波長に依存して発振する構造を持つため、WDM伝送される波長帯域をすべて共用にすることが可能である。
一方、受信部にて用いられるフォトダイード(PD)の光変換の波長帯域は、WDMの波長帯域に比べて十分に広い。したがって、複数の波長ポート間で受信部を必要に応じて共用化する構成や、平坦化部および変調器を共用化する構成をとることができる。
図16は、このような伝送装置の構成例を示している。図16の伝送装置は、図2に示した受信アンプ201、波長分離部202、波長多重部208、および送信アンプ209に加えて、光カプラ1601−1、1601−2、セレクタ1602−1、1602−2、1603−1、1603−2、1604、1605、1606、受信部1607、平坦化部1608、変調器1609を備える。
光カプラ1601−1は、波長分離部202から出力された波長λ1の光信号を2つに分岐して、それぞれセレクタ1602−1および1604に出力する。セレクタ1602−1は、光カプラ1601−1からの光信号をセレクタ1603−1または1605に出力する。セレクタ1603−1は、セレクタ1602−1からの光信号またはセレクタ1606からの光信号を選択して、波長多重部208に出力する。
波長λ2の光信号を受け取る光カプラ1601−2およびセレクタ1602−2、1603−2の動作についても、波長λ1の場合と同様である。さらに、波長分離部202から出力される波長λ3〜λmの光信号に対しても、波長λ1およびλ2の場合と同様の構成により分岐および選択が行われる。したがって、セレクタ1604および1605には波長λ3〜λmの光信号が入射する。
セレクタ1604は、光カプラ1601−1および1601−2を含むm個の光カプラからの光信号を切り替えていずれかの光信号を選択し、受信部1607に出力する。受信部1607は、セレクタ1604からの光信号を電気信号に変換する。
セレクタ1605は、セレクタ1602−1および1602−2を含むm個のセレクタからの光信号を切り替えていずれかの光信号を選択し、平坦化部1608に出力する。平坦化部1608は、セレクタ1605からの光信号の振幅を平均化して再生光を生成し、変調器1609に出力する。変調器1609は、平坦化部1608からの再生光を送信データ列で変調して光信号を生成し、セレクタ1606に出力する。
セレクタ1606は、変調器1609からの光信号を、セレクタ1603−1および1603−2を含むm個のセレクタのうち同じ波長のセレクタに出力する。
図16の構成では、波長分離部202を用いて各波長の光信号を分離しているが、可変光波長フィルタ等を用いて必要な波長を選択することも可能である。可変光波長フィルタとしては、例えば、ファイバグレーティングが用いられる。
図17は、このような伝送装置の構成例を示している。図17の伝送装置は、図2に示した受信アンプ201および送信アンプ209に加えて、可変光波長フィルタ1701、合波器1702、光カプラ1703、受信部1704、平坦化部1705、変調器1706を備える。合波器1702としては、光カプラまたは可変光波長フィルタが用いられる。
可変光波長フィルタ1701は、受信アンプ201からのWDM光から自局宛ての波長の光信号を抽出して、光カプラ1703に出力し、他の波長の光を合波器1702に出力する。光カプラ1703は、可変光波長フィルタ1701からの光信号を2つに分岐して、それぞれ受信部1704および平坦化部1705に出力する。
受信部1704は、光カプラ1703からの光信号を電気信号に変換する。平坦化部1705は、光カプラ1703からの光信号の振幅を平均化して再生光を生成し、変調器1706に出力する。変調器1706は、平坦化部1705からの再生光を送信データ列で変調して光信号を生成し、合波器1702に出力する。合波器1702は、可変光波長フィルタ1701からの光と変調器1706からの光信号を合波して、送信アンプ209に出力する。
このような構成によれば、自局宛ての光信号を平坦化してスルーさせることが可能になる。また、マルチキャストされる信号を扱う場合は、図18のような構成が用いられる。
図18の伝送装置は、図17の構成から光カプラ1703を削除し、光カプラ1801および可変光波長フィルタ1802を追加した構成を有する。
光カプラ1801は、受信アンプ201からのWDM光を2つに分岐して、それぞれ可変光波長フィルタ1701および1802に出力する。可変光波長フィルタ1701は、光カプラ1801からのWDM光から自局宛ての波長の光信号を抽出して、受信部1704に出力する。可変光波長フィルタ1802は、光カプラ1801からのWDM光から自局で利用する波長の光信号を抽出して、平坦化部1705に出力し、他の波長の光を合波器1702に出力する。
図17および図18の構成では、スルーさせる光をそのまま下流に転送しているが、中継伝送ではしばしば光アンプが多用される。光アンプを用いた中継伝送では、伝送による信号劣化に対処するために再生中継が必要になる場合がある。再生中継においては、ある程度の距離だけ光を伝送した後に、一旦、電気信号に変換し、得られたデータ列で再び光を変調する操作が行われる。
図19および図20は、それぞれ図17および図18の伝送装置において再生中継を行うための構成を示している。これらの構成では、ともにセレクタ1901が追加されている。
セレクタ1901は、受信部1704で得られた受信データ列および自局送信データ列を切り替え、いずれかのデータ列を変調器1706に出力する。変調器1706は、セレクタ1901からのデータ列を用いて再生光を変調し、光信号を生成する。
このような構成によれば、自局送信データ列だけでなく受信データ列も送信することができるため、伝送装置を再生中継装置として利用することが可能になる。
図16の平坦化部1608および図17〜図20の平坦化部1705としては、例えば、図6〜図14に示した構成が用いられる。また、APC制御、ALC制御、または利得制御の代わりに、図15に示した光リミッタ1501を用いて出力変動を抑えてもよい。
ところで、図6〜図8に示したファブリペロレーザダイオード603が外部から入射した光により確実に発振するためには、内部の光共振器が入射光の波長付近で連続して発振可能である必要がある。このため、光共振器を構成する2つのミラーの間隔(共振器長)が連続的に変化するような構造を採用することが望ましい。したがって、これらのミラーの形状としては、図21のような形状より、図22、23、および24のような形状が推奨される。
(付記1) 複数の波長の光信号からなる波長分割多重光を受信する受信手段と、
前記波長分割多重光に含まれる1つの波長の光信号を平坦化して、同じ波長の無信号の光を再生する平坦化手段と、
再生された光を送信データ列で変調して光信号を生成する変調手段と、
生成された光信号を含む波長分割多重光を送信する送信手段と
を備えることを特徴とする伝送装置。
(付記2) 前記平坦化手段は、入射した光信号を該光信号の波長より長周期で共振させて、該光信号の波長にピークを持つ光を出力する光共振器と、該光共振器から出力される光と同じ波長にピークを持つ光を生成するレーザダイオードを含むことを特徴とする付記1記載の伝送装置。
(付記3) 前記平坦化手段は、複数の波長の光信号をそれぞれ共振させる複数の前記光共振器と、該複数の光共振器から出力される光を合波して前記レーザダイオードに出力する合波器を含むことを特徴とする付記2記載の伝送装置。
(付記4) 前記平坦化手段は、入射した光信号を該光信号の波長より長周期で共振させて、該光信号の波長にピークを持つ光を出力する光共振器と、該光共振器から出力される光と同じ波長にピークを持つ光を生成する光アンプを含むことを特徴とする付記1記載の伝送装置。
(付記5) 前記平坦化手段は、複数の波長の光信号をそれぞれ共振させる複数の前記光共振器と、該複数の光共振器から出力される光を合波して前記光アンプに出力する合波器を含むことを特徴とする付記4記載の伝送装置。
(付記6) 前記平坦化手段は、前記光アンプの出力の一部を該光アンプの入力に帰還させるループを含むことを特徴とする付記4または5記載の伝送装置。
(付記7) 前記生成された光信号を含む波長分割多重光に誘導ブリリューアン散乱を発生させて出力変動を抑える光リミッタをさらに備えることを特徴とする付記1乃至5記載の伝送装置。
(付記8) 前記波長分割多重光に含まれる複数の波長の光信号のうち1つの波長の光信号を選択して、前記平坦化手段に出力する選択手段と、前記変調手段から出力される光信号を選択されなかった光信号と合波して前記送信手段に出力する合波手段をさらに備えることを特徴とする付記1記載の伝送装置。
(付記9) 前記波長分割多重光に含まれる1つの波長の光信号を電気信号に変換して、受信データ列を生成する変換手段をさらに備え、前記変調手段は、該受信データ列を前記送信データ列として用いて前記再生された光を変調することを特徴とする付記1または8記載の伝送装置。
本発明の伝送装置の原理図である。 第1の伝送装置の構成図である。 ファブリペロ光共振器を示す図である。 ファブリペロ光共振器の入出力を示す図である。 タイムスロットを示す図である。 レーザダイオードを用いた第1の平坦化部の構成図である。 レーザダイオードを用いた第2の平坦化部の構成図である。 レーザダイオードを用いた第3の平坦化部の構成図である。 光アンプを用いた第1の平坦化部の構成図である。 光アンプを用いた第2の平坦化部の構成図である。 光アンプを用いた第3の平坦化部の構成図である。 光アンプを用いた第4の平坦化部の構成図である。 光アンプを用いた第5の平坦化部の構成図である。 光アンプを用いた第6の平坦化部の構成図である。 光リミッタを用いた構成を示す図である。 第2の伝送装置の構成図である。 第3の伝送装置の構成図である。 第4の伝送装置の構成図である。 第5の伝送装置の構成図である。 第6の伝送装置の構成図である。 第1のミラー形状を示す図である。 第2のミラー形状を示す図である。 第3のミラー形状を示す図である。 第4のミラー形状を示す図である。 波長毎の光源を用いたWDM伝送システムの構成図である。 第1の送信部の構成図である。 利得波長帯域を示す図である。 波長精度のばらつきを示す図である。 波長フィルタを示す図である。 波長フィルタの通過特性を示す図である。 多波長光源を用いたWDM伝送システムの構成図である。 第2の送信部の構成図である。 リング構成を示す図である。 対向構成を示す図である。
符号の説明
11−1〜11−20、42−1〜42−20、206 送信部
12−1〜12−20、204、1607、1704 受信部
13−1〜13−4 波長多重/分離装置
14 電気的ADD/DROP装置
15、208 波長多重部
16、202 波長分離部
17 光送信増幅部
18 光受信増幅部
21 光源
22、207、1609、1706 変調器
31、32 曲線
41−1〜41−4 波長分離器
43、203、1601−1、1601−2、1703、1801 光カプラ
44、51、61、62 多波長光源供給装置
101 受信手段
102 平坦化手段
103 変調手段
104 送信手段
211、212 光ファイバ
201 受信アンプ
205、1608、1705 平坦化部
209 送信アンプ
301、302、701、702 ミラー
601 光サーキュレータ
602、902 波長フィルタ
603 ファブリペロレーザダイオード
604 APC制御部
703 合波器
801、802 光強度調整部
901 光アンプ
903 ALC制御部
1201、1702 合波器
1202 分波器
1203 利得制御部
1501 光リミッタ
1602−1、1602−2、1603−1、1603−2、1604、1605、1606、1901 セレクタ
1701、1802 可変光波長フィルタ

Claims (5)

  1. 複数の波長の光信号からなる波長分割多重光を受信して出力する受信手段と、
    前記受信手段から出力される前記波長分割多重光に含まれる複数の波長の光信号のうち1つの波長の光信号を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段から出力される前記1つの波長の光信号を平坦化して、同じ波長の無信号の光を再生して出力する平坦化手段と、
    前記平坦化手段から出力される再生された光を送信データ列で変調して光信号を生成して出力する変調手段と、
    前記変調手段から出力される光信号を選択されなかった光信号と合波して波長分割多重光を出力する合波手段と、
    前記合波手段から出力される前記波長分割多重光を送信する送信手段とを備え
    前記平坦化手段は、入射した光信号を該光信号の波長より長周期で共振させて、該光信号の波長にピークを持つ光を出力する光共振器と、該光共振器から出力される光と同じ波長にピークを持つ光を生成する光ファイバアンプを含むことを特徴とする伝送装置。
  2. 複数の波長の光信号からなる波長分割多重光を受信して出力する受信手段と、
    前記受信手段から出力される前記波長分割多重光に含まれる複数の波長の光信号を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段から出力される前記複数の波長の光信号を平坦化して、それぞれの波長と同じ波長の無信号の光を再生して出力する平坦化手段と、
    前記平坦化手段から出力される再生された光を送信データ列で変調して光信号を生成して出力する変調手段と、
    前記変調手段から出力される光信号を選択されなかった光信号と合波して波長分割多重光を出力する合波手段と、
    前記合波手段から出力される前記波長分割多重光を送信する送信手段とを備え、
    前記平坦化手段は、入射した前記複数の波長の光信号をそれぞれの波長より長周期でそれぞれ共振させて、該複数の波長のそれぞれにピークを持つ光を出力する複数の光共振器と、該複数の光共振器から出力される光を合波して出力する合波器と、該合波器から出力される光から該複数の波長と同じ波長にピークを持つ光を生成するレーザダイオードを含むことを特徴とする伝送装置。
  3. 前記選択手段から出力される前記1つの波長の光信号を電気信号に変換して、受信データ列を生成する変換手段をさらに備え、前記変調手段は、該受信データ列を前記送信データ列として用いて前記再生された光を変調して光信号を生成し、前記合波手段に出力することを特徴とする請求項記載の伝送装置。
  4. 複数の波長の光信号からなる波長分割多重光を受信して出力する受信手段と、
    前記受信手段から出力される前記波長分割多重光に含まれる複数の波長の光信号を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段から出力される前記複数の波長の光信号を平坦化して、それぞれの波長と同じ波長の無信号の光を再生して出力する平坦化手段と、
    前記平坦化手段から出力される再生された光を送信データ列で変調して光信号を生成して出力する変調手段と、
    前記変調手段から出力される光信号を選択されなかった光信号と合波して波長分割多重光を出力する合波手段と、
    前記合波手段から出力される前記波長分割多重光を送信する送信手段とを備え、
    前記平坦化手段は、入射した前記複数の波長の光信号をそれぞれの波長より長周期でそれぞれ共振させて、該複数の波長のそれぞれにピークを持つ光を出力する複数の光共振器と、該複数の光共振器から出力される光を合波して出力する合波器と、該合波器から出力される光から該複数の波長と同じ波長にピークを持つ光を生成する光アンプを含むことを特徴とする伝送装置。
  5. 前記平坦化手段は、前記光アンプの出力の一部を該光アンプの入力に帰還させるループを含むことを特徴とする請求項4記載の伝送装置。
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