JP7159561B2 - 低雑音無色、無方向、無競合の再構成可能光アッド/ドロップマルチプレクサ - Google Patents

低雑音無色、無方向、無競合の再構成可能光アッド/ドロップマルチプレクサ Download PDF

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Description

本開示は、概して、光通信ネットワークに関し、より詳細には、低雑音無色、無方向、無競合の再構成可能光アッド/ドロップマルチプレクサに関する。
電気通信、ケーブルテレビシステム、データ通信システムは、光ネットワークを用いて、遠隔地点間で大量の情報を迅速に伝達する。光ネットワークでは、情報は、光ファイバを通じて光信号の形式で伝達され得る。光ファイバは、長距離に渡り信号を伝達可能なガラスの細い紐を有し得る。光ネットワークは、光ファイバを介して光信号で情報を伝達するために変調方式を用いる場合が多い。このような変調方式は、PSK(phase-shift keying)、FSK(frequency-shift keying)、ASK(amplitude-shift keying)、及びQAM(quadrature amplitude modulation)を有して良い。
光ネットワークは、ネットワーク内で種々の動作を実行するために、増幅器、分散補償器、マルチプレクサ/デマルチプレクサフィルタ、波長選択スイッチ(WSS)、光スイッチ、カプラ、等のような種々の光学要素も有して良い。特に、光ネットワークは、光信号の到達距離が単一の光経路の中に限られるとき、CDC ROADM(colorless, directionless, contentionless reconfigurable optical add-drop multiplexer)におけるコストのかかるO-E-O(optical-electrical-optical)再生を有し得る。
光ネットワークのデータレートが増大し続け、1テラビット/s(1T)以上に達すると、例えば、二重偏波を有するQAM及びPSKのような高機能変調フォーマットの使用に起因してOSNR(optical signal-to-noise ratio)に対する要求も増大する。特に、非常に高データレートで動作する光ネットワークの中で光増幅器のカスケード接続に起因する雑音累積は、所望のレベルのOSNRでの光信号の到達距離を制限することがあり、O-E-O再生成の回数の増大をもたらすことがあり、これは経済的に不利である。
一態様では、光トランスポートネットワーク内のROADMを作動させるための開示の方法は、ROADMの入力デグリーにおいて入力波長分割多重(wavelength division multiplexing:WDM)光信号を受信するステップと、位相感応増幅器(phase sensitive amplifier:PSA)段Iを通じて入力WDM光信号を送信するステップと、を有する。当該方法では、PSA段Iは第1非線形光要素(non-linear optical element:NLE)を有する。入力WDM光信号及び第1ポンプ波長が該第1NLEを通過して、入力WDM光信号、第1ポンプ波長、及びアイドラー信号を含むPSA段I光信号を生成する。当該方法は、第1波長選択スイッチ(wavelength selective switch:WSS)を通じてPSA段I光信号を送信するステップと、第2WSSにおいてPSA段II光信号の波長を受信するステップであって、PSA段II光信号は、出力WDM光信号に含まれる波長、第1ポンプ波長、及び対応するアイドラー信号を含む、ステップと、を更に有して良い。当該方法は、第2WSSに続き、PSA段II光信号をPSA段IIへ送信するステップを更に有して良い。当該方法では、PSA段IIは、第2NLEを有して良い。該第2NLEを通じて、PSA段II光信号が増幅されて、出力WDM光信号を生成する。
開示の実施形態のうちのいずれかで、当該方法は、PSA段II光信号に光帯域通過フィルタを通過させるステップであって、ポンプ波長及びアイドラー信号を除去して、出力WDM光信号を分離する、ステップと、ROADMの出力デグリーを通じて出力WDM光信号を送信するステップと、を更に有して良い。
当該方法の開示の実施形態のうちのいずれかで、ROADMの出力デグリーはドロップポートであって良い。
当該方法の開示の実施形態のうちのいずれかで、ROADMの入力デグリーはアッドポートであって良い。
開示の実施形態のうちのいずれかで、当該方法は、PSA段I光信号を位相調整するために、第1WSSを使用するステップを更に有して良い。当該方法では、入力WDM光信号、ポンプ波長、及びアイドラー信号のそれぞれの位相は揃えられて良い。
当該方法の開示の実施形態のいずれかで、それぞれの位相は、出力WDM光信号を監視する光チャネルモニタからのフィードバック信号に基づき、揃えられて良い。
開示の実施形態のいずれかで、当該方法は、PSA段IIにおいて、第2NLEの前に、第3NLEを通じてPSA段I信号を送信するステップであって、該第3NLEを通じて、第2ポンプ波長が逆伝搬される、ステップ、を更に有して良い。当該方法で、第3NLE及び第2ポンプ波長は、PSA段I信号に対してラマン増幅を実行して良い。
更なる態様では、開示のROADMは、ROADMの入力デグリーにおいて入力波長分割多重(wavelength division multiplexing:WDM)光信号を受信する位相感応増幅器(phase sensitive amplifier:PSA)段Iを有する。当該ROADMでは、PSA段Iは第1非線形光要素(non-linear optical element:NLE)を有する。入力WDM光信号及び第1ポンプ波長が該第1NLEを通過して、入力WDM光信号、第1ポンプ波長、及びアイドラー信号を含むPSA段I光信号を生成する。当該ROADMは、PSA段I光信号を受信可能な第1波長選択スイッチ(wavelength selective switch:WSS)を有する第1WSSクロスコネクトと、PSA段II光信号を受信可能な第2WSSを有する第2WSSクロスコネクトであって、PSA段II光信号は、出力WDM光信号に含まれる波長、第1ポンプ波長、及び対応するアイドラー信号を含む、第2WSSクロスコネクトと、を更に有して良い。当該ROADMは、PSA段II光信号を受信するPSA段IIを更に有して良い。当該ROADMでは、PSA段IIは、第2NLEを有して良い。該第2NLEを通じて、PSA段II光信号が増幅されて、出力WDM光信号を生成する。
開示の実施形態のいずれかで、ROADMは、光帯域通過フィルタであって、PSA段II光信号がPSA段IIの後に該光帯域通過フィルタを通過して、ポンプ波長及びアイドラー信号を除去して、ROADMの出力デグリーにおいて出力WDM光信号を分離する、光帯域通過フィルタ、を更に有して良い。
当該ROADMの開示の実施形態のうちのいずれかで、ROADMの出力デグリーはドロップポートであって良い。
当該ROADMの開示の実施形態のうちのいずれかで、ROADMの入力デグリーはアッドポートであって良い。
当該ROADMの開示の実施形態のうちのいずれかで、第1WSSは、PSA段I光信号を位相調整するために使用されて良い。当該ROADMでは、入力WDM光信号、ポンプ波長、及びアイドラー信号のそれぞれの位相は揃えられて良い。
当該ROADMの開示の実施形態のいずれかで、それぞれの位相は、出力WDM光信号を監視する光チャネルモニタからのフィードバック信号に基づき、揃えられて良い。
開示の実施形態のいずれかで、当該ROADMは、PSA段IIにおいて、第2NLEの前に、PSA段I信号を受信し及びPSA段I信号と逆伝搬方向で第2ポンプ波長を受信する第3NLEを更に有して良い。当該ROADMで、第3NLE及び第2ポンプ波長は、PSA段I信号に対してラマン増幅を実行して良い。
本発明並びにその特徴及び利点のより完全な理解のため、添付の図と共に以下の説明を参照する。
光ネットワークの一実施形態の選択された要素のブロック図である。 光位相感応増幅器を有する低雑音CDC ROADMの一実施形態の選択された要素のブロック図である。 位相感応光増幅段Iの一実施形態の選択された要素のブロック図である。 位相感応光増幅段IIの一実施形態の選択された要素のブロック図である。 低雑音CDC ROADMを作動させる方法の選択された要素のフローチャートである。
以下の説明では、開示の主題の議論を容易にするために例として詳細事項が説明される。しかしながら、当業者には、開示の実施形態が例示であること及び全ての可能な実施形態を網羅するものではないことが明らかである。
本開示を通じて、ハイフンで結んだ形式の参照符号は、1つの要素の特定のインスタンスを表し、ハイフンを有しない形式の参照符号は、要素を一般的又は集合的に表す。したがって、例として(図示しない)、装置12-1は、装置クラスのインスタンスを表し、装置12として集合的に言及されて良く、それらのうちの任意のものが装置12として一般的に言及されて良い。図及び説明の中で、同様の記号は同様の要素を表す。
図を参照すると、図1は、光通信システムを表し得る光ネットワーク101の例示的な実施形態を示す。光ネットワーク101は、光ネットワーク101のコンポーネントにより通信される1又は複数の光信号を運ぶために、1又は複数の光ファイバ106を有して良い。光ネットワーク101のネットワーク要素は、ファイバ106により互いに結合され、1又は複数の送信機102、1又は複数のマルチプレクサ(MUX)104、1又は複数の光増幅器108、1又は複数の光アド/ドロップマルチプレクサ(optical add/drop multiplexer:OADM)110、及び1又は複数のデマルチプレクサ(DEMUX)105、及び1又は複数の受信機112を有して良い。
光ネットワーク101は、端末ノードを有するポイントツーポイント型光ネットワーク、リング型光ネットワーク、メッシュ型光ネットワーク、又は任意の他の適切な光ネットワーク若しくは光ネットワークの組合せを有して良い。光ネットワーク101は、短距離都市域ネットワーク、長距離都市間ネットワーク、又は任意の他の適切なネットワーク若しくはネットワークの組合せの中で用いられて良い。光ネットワーク101の容量は、例えば、100Gbit/s、400Gbit/s、又は1Tbit/sを有して良い。光ファイバ106は、非常に低損失で長距離に渡り信号を伝達可能なガラスの細い紐を有して良い。光ファイバ106は、光伝送のために種々の異なるファイバから選択される適切な種類のファイバを有して良い。光ファイバ106は、SMF(Single-Mode Fiber)、E-LEAF(Enhanced Large Effective Area Fiber)、又はTW-RS(TrueWave(登録商標)Reduced Slope)ファイバのような任意の適切な種類のファイバを有して良い。
光ネットワーク101は、光ファイバ106を介して光信号を送信する装置を有して良い。情報は、波長に関する情報を符号化するために1又は複数の光の波長の変調により、光ネットワーク101を通じて送信及び受信されて良い。光ネットワークでは、光の波長は、光信号に含まれるチャネル(本願明細書では「波長チャネル」としても参照される)とも称されることがある。各チャネルは、光ネットワーク101を通じて特定量の情報を伝達して良い。
光ネットワーク101の情報容量及び伝送能力を増大するために、複数のチャネルで送信される複数の信号は、単一の広帯域光信号に結合されて良い。複数のチャネルで情報を通信するプロセスは、光学的にWDM(wavelength division multiplexing)として言及される。CWDM(Coarse wavelength division multiplexing)は、通常20nmより大きく16個の波長より少ない、少ないチャネル数を有する広く間隔の開けられた波長の、1本のファイバへの多重化を表す。また、DWDM(dense wavelength division multiplexing)は、通常0.8nmより狭い間隔で40個より多い、多くのチャネル数を有する密な間隔の波長の、1本のファイバへの多重化を表す。WDM又は他の複数波長多重送信技術は、光ファイバ当たりの集約帯域幅を増大するために、光ネットワークで用いられる。WDM無しでは、光ネットワークにおける帯域幅は、たった1波長のビットレートに制限され得る。より大きな帯域幅により、光ネットワークは、より多くの情報を送信できる。光ネットワーク101は、WDM又は何らかの他の適切な多チャネル多重化技術を用いて異なるチャネルを送信し、多チャネル信号を増幅して良い。
光ネットワーク101は、特定の波長又はチャネルで、光ネットワーク101を通じて光信号を送信する1又は複数の光送信機(Tx)102を有して良い。送信機102は、電気信号を光信号に変換し該光信号を送信するシステム、機器、又は装置を有して良い。例えば、送信機102は、それぞれ、レーザと、電気信号を受信し該電気信号に含まれる情報を特定の波長でレーザにより生成される光のビームに変調し光ネットワークを通じて信号を伝達するビームを送信する変調器と、を有しても良い。
マルチプレクサ104は、送信機102に結合されて良く、送信機102により、例えばそれぞれ個々の波長で送信される信号を、WDM信号に結合するシステム、機器又は装置であって良い。
光増幅器108は、光ネットワーク101の中の多チャネル信号を増幅して良い。光増幅器108は、特定長のファイバ106の前又は後に置かれて良い。光増幅器108は、光信号を増幅するシステム、機器又は装置を有して良い。例えば、光増幅器108は、光信号を増幅する光リピータを有して良い。この増幅は、光-電気又は電気-光変換により実行されて良い。幾つかの実施形態では、光増幅器108は、希土類元素をドープされた光ファイバを有し、ドープ光ファイバ増幅素子を形成して良い。信号がファイバを通過するとき、外部エネルギがポンプの形式で印可され、光ファイバのドープされた部分の原子を励起し、光信号の強度を増大する。一例として、光増幅器108は、エルビウムドープファイバ増幅器(erbium-doped fiber amplifier:EDFA)を有して良い。
OADM110は、ファイバ106を介して光ネットワーク101に結合されて良い。OADM110は、ファイバ106から光信号を(例えば、個々の波長で)アッド又はドロップするシステム、機器又は装置を有しても良いアッド/ドロップモジュールを有して良い。OADM110を通過した後に、光信号は、ファイバ106に沿って宛先へと直接進んで良く、或いは、信号は、宛先に達する前に、1又は複数の追加OADM110及び/又は光増幅器108を通過して良い。
光ネットワーク101の特定の実施形態では、OADM110は、WDM信号の個々の又は複数の波長をアッド又はドロップできるROADM(reconfigurable OADM)を表して良い。個々の又は複数の波長は、例えば、ROADMに含まれ得るWSS(wavelength selective switch)(図2も参照)を用いて光ドメインの中でアッド又はドロップされて良い。ROADMは、該ROADMが任意の波長をアッド/ドロップ可能であるとき、「無色」であると考えられる。ROADMは、該ROADMが伝搬方向に拘わらず任意の波長をアッド/ドロップ可能であるとき、「無色」であると考えられる。ROADMは、該ROADMが任意の現(contended)波長(既に占有された波長)を利用可能な任意の他の波長に切り換え可能であるとき、「無競合」であると考えられる。
図1に示すように、光ネットワーク101は、ネットワーク101の1又は複数の宛先に、1又は複数のデマルチプレクサ105を有して良い。デマルチプレクサ105は、単一の合成WDM信号をそれぞれの波長において個々のチャネルに分離することによりデマルチプレクサとして動作するシステム、機器又は装置を有して良い。例えば、光ネットワーク101は、40チャネルDWDM信号を伝送して良い。デマルチプレクサ105は、40個の異なるチャネルに従って、信号、40チャネルDWDM信号を40個の別個の信号に分割して良い。
図1で、光ネットワーク101は、デマルチプレクサ105に結合される受信機112も有しても良い。各受信機112は、特定の波長又はチャネルで送信される光信号を受信し、該光信号をそれらが含む情報(つまり、データ)を得る(例えば、復調する)ために処理しても良い。したがって、ネットワーク101は、ネットワークの各チャネル毎に少なくとも1つの受信機112を有して良い。
図1の光ネットワーク101のような光ネットワークは、光ファイバを介して光信号の中で情報を伝達するために、変調技術を用いて良い。このような変調方式は、変調技術の他の例の中でも特に、PSK(phase-shift keying)、FSK(frequency-shift keying)、ASK(amplitude-shift keying)、及びQAM(quadrature amplitude modulation)を有して良い。PSKでは、光信号により伝達される情報は、搬送波又は単にキャリアとしても知られる参照信号の位相を変調することにより変換されて良い。情報は、2レベル又はBPSK(binary phase-shift keying)、4レベル又はQPSK(quadrature phase-shift keying)、M-PSK(multi-level phase-shift keying)及びDPSK(differential phase-shift keying)を用いて信号自体の位相を変調することにより搬送されて良い。QAMでは、光信号により運ばれる情報は、搬送波の振幅と位相の両方を変調することにより伝達されて良い。PSKは、QAMの一部であると考えられる。ここで、搬送波の振幅は、一定に維持される。
さらに、PDM(polarization division multiplexing)技術は、情報送信のために、より大きなビットレートを達成できる。PDM伝送は、チャネルに関連する光信号の異なる偏光成分に情報を独立に変調することを含む。この方法では、各偏光成分は、他の偏光成分と別個の信号を同時に伝達できる。それにより、個々の偏光成分の数に従い、ビットレートを増大させることができる。光信号の偏波は、通常、光信号の振動方向を表し得る。用語「偏波」は、通常、光信号の伝搬方向に垂直な、空間内のある点における光信号の電場ベクトルの先端により追跡される経路を表し得る。
図1の光ネットワーク101のような光ネットワークでは、管理プレーン、制御プレーン、及びトランスポートプレーン(物理層と呼ばれることが多い)を言及することが通常である。中央管理ホスト(図示しない)は、管理プレーンに存在して良く、制御プレーンのコンポーネントを構成し管理して良い。管理プレーンは、トランスポートプレーン及び制御プレーンのエンティティ(例えば、ネットワーク要素)全てに渡る最終的な制御を有する。一例として、管理プレーンは、1又は複数の処理リソース、データ記憶コンポーネント、等を含む中央処理センタ(例えば、中央管理ホスト)を有して良い。管理プレーンは、制御プレーンの要素と電気的に通信して良く、トランスポートプレーンの1又は複数のネットワーク要素と電気的に通信して良い。管理プレーンは、システム全体の管理機能を実行し、ネットワーク要素、制御プレーン及びトランスポートプレーンの間の調整を提供して良い。例として、管理プレーンは、要素の観点から1又は複数のネットワーク要素を取り扱うEMS(element management system)、ネットワークの観点から多くの装置を取り扱うNMS(network management system)、及びネットワーク全体の動作を取り扱うOSS(operational support system)を有して良い。
本開示の範囲から逸脱することなく、光ネットワーク101に対し変更、追加又は省略が行われて良い。例えば、光ネットワーク101は、図1に示すものより多くの又は少ない要素を有して良い。また、上述のように、ポイントツーポイントネットワークとして図示されたが、光ネットワーク101は、リング、メッシュ、及び/又は階層構造のネットワークトポロジのような光信号を送信する任意の適切なネットワークトポロジを有して良い。
上述のように、光ネットワークを介して送信され得る情報量は、情報と共に符号化され1つの信号に多重化された光チャネルの数と共に変化して良い。したがって、WDM信号を用いる光ファイバは、単一チャネルにより情報を伝達する光ファイバよりも多くの情報を伝達できる。伝達されるチャネル数及び偏波成分の数に加えて、どれだけ多くの情報が光ネットワークを介して送信できるかに影響する別の要因は、送信のビットレートであり得る。ビットレートが高いほど、送信される情報容量は大きい。高いビットレートの達成は、広帯域電気ドライバ技術、デジタル信号プロセッサ技術の可用性により制限され、光ネットワーク101による送信のために要求されるOSNRを増大し得る。
光ネットワーク101の動作中、データレートが1Tに近付き、超えると、O-E-O再生器の過剰な数を回避することにより経済的実現可能性を維持するために、対応する高いOSNRが望ましくなる。OSNR低減の1つのソースは、送信経路の中の種々のポイントにおけるカスケード接続された光増幅器108から生じる雑音累積である。光増幅器では、OSNRは、式1により与えられる雑音指数(noise figure:NF)として表すことができる。ここで、OSNRinは入力OSNRであり、OSNRoutは出力OSNRであり、dBはデシベルである。
NF=10log(OSNRin/OSNRout)=OSNRin[dB]-OSNRout[dB] Equation(1)
光増幅器の現在の設計は、多くの場合に3dBより低いような低雑音特性を示し得る光位相感応増幅器(phase-sensitive amplifier:PSA)を含み得る。幾つかのPSA設計は、0dB雑音特性を示すことがある。より低い雑音特性は、所与の光信号の光到達距離を増大することを可能にできる。これは望ましい。
典型的な位相感応増幅器は、光ポンプを用いてアイドラー信号を最初に生成するアイドラー段と、光ポンプ及びアイドラー信号を用いて入力信号を増幅する増幅段と、を含む異なる段を有する。アイドラー段と増幅段との間に、位相感応光増幅器の中に中間段が実装されて良い。中間段は、入力信号及びアイドラー段のパワーレベルを調整するために、複雑な信号処理及びポンプパワー回復を含んで良い。標準的な位相感応光増幅器では、入力信号、光ポンプ、及びアイドラー信号の光経路は、各々の信号のパワーを独立に変調するために、中間段の中で分離されて良い。分離された光経路が再結合されるとき、信号の位相を再び揃えるために、位相調整が実行されて良い。位相調整は、入力信号及びアイドラー信号の位相を光ポンプと再び揃えるために、光位相ロックループを含んで良い。
CDC-ROADMは、光ネットワーク101の動作に大規模な柔軟性を提供し得る。しかしながら、CDC ROADMは、EDFAである場合の多い光増幅器108を用いて標準的に補償される光信号減衰を本来示す多くのコンポーネントを含む。CDC ROADMでは、2つのWSSは、通常、CDC ROADMを通過する各光経路上に存在する。一方で、合計減衰損失は、標準的に約20dBより大きく、これは長さ100kmに及ぶファイバスパン全長の等価減衰に匹敵する。
更に詳述するように、CDC ROADM内に存在するWSSの間のPSAを統合する低雑音CDC ROADMを実装する方法及びシステムが本願明細書に開示される。幾つかの実施形態では、ラマン増幅段は、CDC ROADM内に統合されたPSAでも使用されて良い。本願明細書に開示される低雑音CDC ROADMは、CDC ROADMのコンポーネントの中で、アイドラー段(本願明細書では「段I」としても参照される)及び増幅段(本願明細書では「段II」としても参照される)を含むことにより、PSAを統合する。本願明細書に開示される低雑音CDC ROADMは、CDC ROADM内に統合されたPSAを作動するために、波長選択切り換え及び位相整合機能のようなWSSに既に含まれている能力を利用して良い。本願明細書に記載され、低雑音CDC ROADM内の2つのWSSの前後に統合されるPSAは、例えば、利得等化ノードのような少なくとも2つのWSSを有する他のノードにも実装されて良い。
ここで図2を参照すると、光PSAを有する低雑音CDC ROADM200の例示的な実施形態の選択された要素が示される。図示のように、CDC ROADM200は、概略図であり、実寸通りではない。理解されるように、異なる実施形態では、CDC ROADM200は、図2に示したより少ない又は多いコンポーネントにより実装されて良い。特に、理解されるように、CDC ROADM200は、追加入力及び出力デグリー、並びに追加アッドポート及びドロップポートを追加することにより、異なるサイズ、トポロジ、及び複雑性の光ネットワークで使用するために拡張され得る。例えば、WSS214-1と共に示される追加出力デグリー208は、CDC ROADMの容量を拡張するために使用されて良く、対応する追加入力及び出力デグリーはCDC ROADM200の容量を拡張するために使用されて良いことが理解される。説明の明確化のために図2に示されないが、出力デグリー208のような追加出力デグリーは、WSS214-2と共に使用されても良い。
図2では、CDC ROADM200は、光ネットワーク101(図1を参照)のような光ネットワーク内でWDM光信号を送信することにより動作する。具体的に、CDC ROADM200は、ある伝搬方向でWDM入力信号210-1を受信し、同時に、同じ光経路から逆伝搬方向でWDM入力信号210-2を受信して良い。さらに、CDC ROADM200は、(1又は複数のチャネル又は波長を有する)WDM入力信号210-1、210-2の中の波長がドロップされWDM出力信号211-3として出力され得るドロップポート222と、WDM入力信号210-3の中の波長がWDM出力信号211-1、211-2にアッドされ得るアッドポート224と、を有する。したがって、アッドポート224及びドロップポート222は、それぞれ、伝搬方向のうちのいずれか1つで、WDM光信号をアッド/ドロップして良い。CDC ROADM200のCDC特性のために、CDC ROADM200は、例えばO-E-O変換器又は他の手段(図示しない)を用いて波長をシフトすることにより、WDM光信号のアッド中に生じ得る任意の波長衝突を本来解決できると想定される。次に、CDC ROADM200は、増幅したWDM出力信号211-2をある伝搬方向に出力し、同時に、逆伝搬方向に増幅したWDM出力信号211-1を出力して良い。
したがって、WDM入力信号210の中の種々の波長が、CDC ROADM200により受信され、増幅したWDM光信号211に直接送信されて良い。WDM入力信号210の中の幾つかの波長は、CDC ROADM200により光経路からドロップされて良く、ドロップポート222において出力のために利用可能である。新しい波長は、増幅したWDM光信号211にアッドされて良く、アッドポート224で受信される。CDC ROADM200はWDM入力信号210からの波長をアッド又はドロップするために使用されるので、増幅したWDM光信号211は、WDM入力信号210と異なる波長を有して良く、又は所与の波長に変調された異なる情報を有して良い。
標準的なCDC ROADMの前後で使用される典型的な光増幅器108の代わりに、CDC ROADM200は、異なる入力及び出力光経路に沿って、PSA段I204及びPSA段II206の種々のインスタンスを組み込む。CDC ROADM200の構成の結果として、各波長は少なくとも2つのWSSを通過する。CDC ROADM200内の各々の可能な光経路に沿って、PSA段I204は、第1WSSの前に配置され、PSA段II206は第2WSSの後に配置される。
例えば、WDM入力信号210-1がCDC ROADM200への入力として受信されるとき、PSA段I204-1(アイドラー段)は、高非線形ファイバ(highly non-linear fiber:HNLF)のような第1非線形要素(non-linear element:NLE)を用いて、光ポンプ及びアイドラー信号をアッドし、PSA段I光信号230-1を生成する。次に、PSA段I光信号230-1は、WSSクロスコネクト212-1の中のWSS214-1によりルーティングされる。WSS214-1は、1xK WSSであって良い。ここで、Kは、種々の実施形態において10、20、40、又はそれより多い出力デグリーのような出力デグリーの整数の数である。WSS214-1の1つの出力デグリー234は、WSSクロスコネクト212-2内のWSS216-2(Kx1 WSS)に接続して良く、光ポンプのような、PSA段I光信号230-1の少なくとも特定部分を、CDC ROADM200内に保持されるWDM入力信号210-1の波長と一緒に送信して良い。したがって、CDC ROADM200を通過するWDM入力信号210-1内の波長は、第1WSSとしてのWSS214-1及び第2WSSとしてのWSS216-2を通じてルーティングされる。WSS216-2の後に、CDC ROADM200を通過した波長は、アッドポート224においてアッドされたWDM入力信号210-3の中の新しい波長と一緒に、増幅を実行する第2NLEを含むPSA段II206-2へPSA段II光信号232-2として送信される。PSA段II光信号232-2は、PSA段I204-1又は204-3においてアッドされた個々のアイドラー信号と一緒に光ポンプを含んで良い。
CDC ROADM200では、ドロップされるべきWDM入力信号210-1の中の波長は、MxN WSSであって良く、ここでM及びNはスイッチ可能デグリーの整数の数である、WSSアッド/ドロップ218の中のWSS214-1~WSS220-1によりルーティングされて良い。WSS220-1から、ドロップされた波長は、PSA段II光信号236として、PSA段II206-3へ出力されて良い。PSA段II206-3は、ドロップされた波長を含むWDM出力信号211-3をドロップポート222へ出力して良い。
CDC ROADM200では、アッドされるべきWDM入力信号210-3の中の波長は、PSA段I204-3により受信されて良い。結果として生じるWDM入力信号210-3は、対応する光ポンプ及びアイドラー信号と一緒に、次に、WDM出力信号211-2として更に送信するためにWSS220-2~WSS216-2により、又はWDM出力信号211-1として更に送信するためにWSS216-1によりルーティングされて良い。
さらに、WDM入力信号210-1に関して上述したものと実質的に同様の方法で、WDM入力信号210-2は、PSA段I204-2を通じて送信され、PSA段I光信号230-2を生成して良い。PSA段I光信号230-2の中の通過波長は、次に、WSS214-2及びWSS216-1によりPSA段II206-1に切り換えられる。PSA段I光信号230-2の中のドロップされた波長は、次に、WSS214-2及びWSS220-1によりPSA段II206-3に切り換えられる。PSA段I光信号210-3の中のアッドされた波長は、次に、WSS220-2及びWSS216-1によりPSA段II206-1に切り換えられる。逆伝搬方向では(図2の紙面の右から左へ)、PSA段II光信号232-1が、PSA段II206-1により生成され増幅され、WDM出力信号211-1を生成する。
図2には、WDM出力信号211に関する情報をモニタし得る光チャネルモニタ226も示される。図2では、例示的な構成として、光チャネルモニタ226に光入力を提供するためにWDM出力信号211-2を分離するタップ228が示される。光チャネルモニタ226は、波長、パワー、残留色分散、偏波モード分散、及びOSNRのようなWDM出力信号211の種々の特性を監視して良い。光チャネルモニタ226は、例えば、WDM出力信号211-2の監視した光パワーに基づき、WDM光信号211-2、光ポンプ、及びアイドラー信号のような種々の波長の位相整合を可能にするためにWSS214-1及びWSS216-2に電気制御信号を提供するフィードバック構成で示される。光チャネルモニタ226は説明の明確化のために図2中のPSA段II206-2における伝搬方向にのみ示されるが、光チャネルモニタ226は、WDM出力信号211の調整及び制御のためにPSA段II206-1における逆伝搬方向で又はドロップポート222と共に使用されても良いことが理解される。同様に、内部位相調整能力を備えられたWSSは、CDC ROADM200の中で、図2に示すように、PSA段I及びIIの統合を可能にするために利用されるそれらの既存の能力を有し得る。
図3を参照すると、光PSA段I204の一実施形態の選択された要素が示される。図3では、光PSA段I204は、概略的表現で示され、実寸通りではない。留意すべきことに、異なる実施形態では、光PSA段I204は、図3に示すものより追加の又はより少ない要素により動作されて良い。
図3では、光PSA段I204は、WDM入力信号210を受信し、カプラ306を用いて光ポンプ308をアッドする。WDM入力信号210及び光ポンプ308を含む中間段I信号312は、次に、非線形光要素であるNLEアイドラー314へ送信される。光ポンプ308及びWDM入力信号210の存在により、NLEアイドラー314において単純な4波混合(four wave mixing:FWM)が生じて、アイドラー信号318を生成し、結果としてPSA段I光信号230を生じて良い。PSA段I204では、単純な4波混合(four wave mixing:FWM)が生じて、所謂「アイドラー信号」を生成して良い。これは、ポンプ波長に対して、WDM光信号210のような光信号の共役波長(conjugate wavelength)である。FWMでは、アイドラー信号は、光信号及びポンプ波長が、高非線形ファイバ(HNLF)を含み得る非線形要素(NLEアイドラー314)を通過するときに現れる。種々の実施形態では、FWMを実現するために、光学結晶又は他の光学材料のような他のNLEが使用されても良い。非線形光要素(NLE)は、ドープ光ファイバ、周期的に分極されたニオブ酸リチウム(PPLN)、アルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)又は所望の光非線形を示す別の半導体材料を含んで良い。NLEアイドラー314では、非線形処理により、光子はポンプ波長から変換され、光信号はアイドラー信号に変換される。
図3には、光PSA段I204の中で送信される異なる信号のスペクトルも示される。スペクトル210-Sでは、光信号310は、WDM入力信号210に含まれる1又は複数の波長を表す。中間段I信号312に対応するスペクトル312-Sでは、光ポンプ308が光信号310にアッドされる。PSA段I光信号230に対応するスペクトル230-Sでは、アイドラー信号318がアッドされており、光信号310の対応する1又は複数の波長を表すが、光ポンプ308に関して対照的にスペクトル間隔を空けられている。
図4を参照すると、光PSA段II206の一実施形態の選択された要素が示される。図4では、光PSA段II206は、概略的表現で示され、実寸通りではない。留意すべきことに、異なる実施形態では、光PSA段II206は、図4に示すものより追加の又はより少ない要素により動作されて良い。
図4では、光PSA段II206は、PSA段II光信号232を受信する。PSA段II光信号232は、アイソレータ402を通過して、PSA段II光信号232をNLEラマン増幅422へ送信する前に、ラマンポンプ424の後方伝搬を防ぐ。NLEラマン増幅422は、カプラ406を用いてラマンポンプ424を受信する。PSA段II光信号232は、対応するアイドラー信号318及び光ポンプ308と一緒に、上述のようなWDM出力信号211の中の波長を含む光信号310を含んで良い。CDC ROADM200の種々のコンポーネントにおける減衰のために、PSA段II光信号232の信号強度は、スペクトル232-Sの中の減少した強度レベルにより示されるように、相対的に低くて良い。
光PSA段II206では、NLEラマン増幅422は、処理されている光信号(PSA段II光信号232)と逆伝搬方向に、利得媒体としてNLEを通じて方向付けられる、レーザ光源であって良いラマンポンプ424を含むラマン増幅器を有して良い。ラマンポンプ424は、使用される利得媒体に基づき選択されて良い。例えば、13THz光ポンプは、NLEとしてのGeO/SiOシングルモードファイバ(single mode fiber:SMF)と共に使用されて良い。一方で、40THz光ポンプは、NLEとしてのPドープSiOリン酸塩ドープファイバ(phosphate-doped fiber:PDF)と共に使用されて良い。さらに、ラマンポンプ424の光パワーの変調又は変更は、NLEラマン増幅422の光利得を決定するため又は変更するために使用されて良い。ラマン増幅は、光PSA段II206の幾つかの実施形態では任意であって良いことに留意する。したがって、アイソレータ402、NLEラマン増幅422、カプラ406、及びラマンポンプ424は省略されて良い(図示しない)。
NLEラマン増幅422の出力は、ラマン増幅光信号412として示され、上述の非線形光要素であるNLE増幅418へ向けられる。ラマン増幅光信号412の存在により、NLE増幅418において1ポンプ4波混合(four wave mixing:FWM)が生じ、光ポンプ308により、WDM光信号及びアイドラー信号を増幅できる。NLE増幅418は、1ポンプ4波混合(four wave mixing:FWM)を実行するコンポーネントを含んで良い。1ポンプFWMは、ドープ光ファイバ、周期的に分極されたニオブ酸リチウム(PPLN)、アルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)又は所望の光非線形を示す別の半導体材料のような非線形光要素(NLE)を通じて、入力信号又はそのフィルタリングされた部分を通過させることにより、達成されて良い。
NLE増幅418の後に、光信号412は、強度の減少した光ポンプ308と一緒に、強度の増大した増幅WDM光信号310及びアイドラー信号318を含む。次に、WDM出力信号214を分離するために、光帯域通過フィルタ(optical bandpass filter:OBPF)408が適用されて良い。
図4には、光PSA段II206の中で送信される異なる信号のスペクトルも示される。スペクトル323-Sでは、光信号310は、WDM出力信号211に含まれる1又は複数の波長を表す。一方、アイドラー信号318は、光ポンプ308に関して光信号310の共役である。スペクトル232-Sは、PSA段II光信号232に対応する。PSA段II光信号232は、その中にアイドラー信号318がアッドされ、少なくとも2つのWSSを通じて切り換えられ、その結果、(スペクトル230-Sと比べて)減少した信号強度により示される、(PSA段I光信号230と比べて)光パワー減衰を生じる。ラマン増幅光信号412に対応するスペクトル412-Sでは、光信号310、光ポンプ308、及びアイドラー信号318は、ラマン増幅され、(スペクトル232-Sと比べて)より高い強度を示す。スペクトル414-Sでは、光信号310及びアイドラー信号318は、光ポンプ308により、NLE増幅418において(スペクトル412-Sと比べて)増幅される。スペクトル211-Sでは、光信号310は、アイドラー信号318及び光ポンプ308を除去する光帯域通過フィルタ408により、増幅された形式で分離される。したがって、スペクトル211-Sは、WDM出力信号211のスペクトルを示す。
図5を参照すると、本願明細書で記載されるような、低雑音CDC ROADMを作動するための方法500の一実施形態の選択された要素のブロック図がフローチャートの形式で示される。方法500は、CDC ROADM200(図2を参照)を用いて実行されて良い。留意すべきことに、方法500で記載される特定の動作は、異なる実施形態では任意であって良く或いは再配置されて良い。
方法500は、ステップ502で、ROADMの入力デグリーにおいて入力WDM光信号を受信することにより、開始して良い。ステップ504で、入力WDM光信号は、PSA段Iを通じて送信される。ここで、PSA段Iは、第1NLEを有する。入力WDM光信号及び第1ポンプ波長が該第1NLEを通過して、入力WDM光信号、第1ポンプ波長、及びアイドラー信号を含むPSA段I光信号を生成する。ステップ506で、PSA段I光信号は、第1WSSを通じて送信される。ステップ508で、PSA段II光信号の波長は、第2WSSにおいて受信される。PSA段II光信号は、出力WDM光信号に含まれる光信号波長、第1ポンプ波長、及び対応するアイドラー信号を有する。任意の光信号波長がROADMにより入力WDM光信号210からアッドされ又はドロップされる場合、出力WDM光信号211に含まれる光信号波長310は、アッドされた光信号波長を含んで良く、ドロップされた光信号波長を除外して良い、ROADMによりアッド又はドロップされる光信号が無い場合、出力WDM光信号211に含まれる光信号波長310は、入力WDM光信号210と同じである。ステップ510で、第2WSSに続き、PSA段II光信号が、PSA段IIへ送信される。ここで、PSA段IIは、第2NLEを有する。該第2NLEを通じて、PSA段II光信号が増幅されて、出力WDM光信号を生成する。
本願明細書に開示されるように、低雑音CDC ROADMを実装する方法及びシステムは、CDC ROADMに含まれるWSSの前後に光PSAの個々の段を組み込むステップを含む。WSSは、ポンプ及びアイドラー信号を方向付けるために、及び最適位相感応増幅のための位相調整を実行するために、使用されて良い。
以上に開示した主題は、説明のためであり、限定ではないと考えられるべきである。また、添付の特許請求の範囲は、本開示の真の精神及び範囲に包含される全ての変更、拡張及び他の実施形態を包含することを意図している。したがって、法により認められる最大範囲まで、本開示の範囲は、特許請求の範囲及びその等価物の最も広い許容可能な解釈により決定されるべきであり、前述の詳細な説明により限定又は制限されるべきではない。
以上の実施形態に加えて、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 光トランスポートネットワークにおける再構成可能光アッド/ドロップマルチプレクサ(ROADM)の作動方法であって、前記方法は、
ROADMの入力デグリーにおいて、入力波長分割多重化(WDM)光信号を受信するステップと、
位相感応増幅器(PSA)段Iを通じて前記入力WDM光信号を送信するステップであって、前記PSA段Iは、第1非線形光素子(NLE)であって、前記入力WDM光信号及び第1ポンプ波長が該第1NLEを通過して、前記入力WDM光信号、前記第1ポンプ波長、及びアイドラー信号を有するPSA段I光信号を生成する、第1NLEを有する、ステップと、
第1波長選択スイッチ(WSS)を通じて前記PSA段I光信号を送信するステップと、
第2WSSにおいてPSA段II光信号の波長を受信するステップであって、前記PSA段II光信号は、出力WDM光信号に含まれる波長、前記第1ポンプ波長、及び対応するアイドラー信号を有する、ステップと、
前記第2WSSの後に、前記PSA段II光信号をPSA段IIへ送信するステップであって、前記PSA段IIは、第2NLEであって、前記PSA段II光信号が該PSA段IIを通じて増幅されて、前記出力WDM光信号を生成する、第2NLEを有する、ステップと、
を有する方法。
(付記2) 前記PSA段II光信号に光帯域通過フィルタを通過させるステップであって、前記第1ポンプ波長及び前記アイドラー信号を除去して、前記出力WDM光信号を分離する、ステップと、
前記ROADMの出力デグリーを通じて前記出力WDM光信号を送信するステップと、
を更に有する付記1に記載の方法。
(付記3) 前記ROADMの前記出力デグリーは、ドロップポートである、付記2に記載の方法。
(付記4) 前記ROADMの前記入力デグリーは、アッドポートである、付記1に記載の方法。
(付記5) 前記第1WSSを用いて、前記PSA段I光信号を位相調整するステップであって、前記入力WDM光信号、前記第1ポンプ波長、及び前記アイドラー信号の個々の位相は揃っている、ステップ、
を更に有する付記1に記載の方法。
(付記6) 前記個々の位相は、前記出力WDM光信号を監視する光チャネルモニタからのフィードバック信号に基づき、揃えられる、付記5に記載の方法。
(付記7) 前記PSA段IIにおいて、前記第2NLEの前に、第3NLEを通じて前記PSA段I信号を送信するステップであって、第2ポンプ波長は該第3NLEを通じて反対方向に伝搬され、前記第3NLE及び前記第2ポンプ波長は、前記PSA段I信号に対してラマン増幅を実行する、ステップ、
を更に有する付記1に記載の方法。
(付記8) 再構成可能光アッド/ドロップマルチプレクサ(ROADM)であって、
ROADMの入力デグリーにおいて、入力波長分割多重化(WDM)光信号を受信する位相感応増幅器(PSA)段Iであって、前記PSA段Iは、第1非線形光素子(NLE)であって、前記入力WDM光信号及び第1ポンプ波長が該第1NLEを通過して、前記入力WDM光信号、前記第1ポンプ波長、及びアイドラー信号を有するPSA段I光信号を生成する、第1NLEを有する、PSA段Iと、
前記PSA段I光信号を受信可能にされた第1波長選択スイッチ(WSS)を有する第1WSSクロスコネクトと、
前記PSA段II光信号を受信可能にされた第2波長選択スイッチ(WSS)を有する第2WSSクロスコネクトであって、前記PSA段II光信号は、出力WDM光信号に含まれる波長、前記第1ポンプ波長、及び対応するアイドラー信号を有する、第2WSSクロスコネクトと、
前記PSA段II光信号を受信するPSA段IIであって、前記PSA段IIは、第2NLEであって、前記PSA段II光信号が該PSA段IIを通じて増幅されて、前記出力WDM光信号を生成する、第2NLEを有する、PSA段IIと、
を有するROADM。
(付記9) 光帯域通過フィルタであって、前記PSA段II光信号が前記PSA段IIの後に該光帯域通過フィルタを通過して、前記第1ポンプ波長及び前記アイドラー信号を除去して、前記ROADMの出力デグリーにおいて前記出力WDM光信号を分離する、光帯域通過フィルタ、
を更に有する付記8に記載のROADM。
(付記10) 前記ROADMの前記出力デグリーは、ドロップポートである、付記9に記載のROADM。
(付記11) 前記ROADMの前記入力デグリーは、アッドポートである、付記8に記載のROADM。
(付記12) 前記第1WSSは、前記PSA段I光信号を位相調整するために使用され、前記入力WDM光信号、前記第1ポンプ波長、及び前記アイドラー信号の個々の位相は揃っている、ステップ、
を更に有する付記8に記載のROADM。
(付記13) 前記個々の位相は、前記出力WDM光信号を監視する光チャネルモニタからのフィードバック信号に基づき、揃えられる、付記12に記載のROADM。
(付記14) 前記第2NLEの前にあり前記PSA段IIにある第3NLEであって、前記PSA段I信号を受信し、前記PSA段I信号と逆伝搬方向の第2ポンプ波長を受信し、前記第3NLE及び前記第2ポンプ波長は、前記PSA段I信号に対してラマン増幅を実行する、第3NLE、
を更に有する付記8に記載のROADM。
200 光PSAを備える低雑音CDC ROADM
204 PSA段I
206 PSA段II
210 WDM光信号
211 WDM光信号
212 WSSクロスコネクト
214 WSS
216 WSS
218 WSSアッド/ドロップ
220 WSS
222 ドロップポート
224 アッドポート
226 光チャネルモニタ
228 タップ

Claims (14)

  1. 光トランスポートネットワークにおける再構成可能光アッド/ドロップマルチプレクサ(ROADM)の作動方法であって、前記方法は、
    ROADMの入力デグリーにおいて、入力波長分割多重化(WDM)光信号を受信するステップと、
    位相感応増幅器(PSA)段Iを通じて前記入力WDM光信号を送信するステップであって、前記PSA段Iは、第1非線形光素子(NLE)であって、前記入力WDM光信号及び第1ポンプ波長が該第1NLEを通過して、前記入力WDM光信号、前記第1ポンプ波長、及びアイドラー信号を有するPSA段I光信号を生成する、第1NLEを有する、ステップと、
    第1波長選択スイッチ(WSS)を通じて前記PSA段I光信号を受信するステップと、
    第2WSSにおいて前記第1WSSからPSA段I光信号の波長を受信し新しい波長をアッドしてPSA段II光信号を生成するステップであって、前記PSA段II光信号は、前記入力WDM光信号に含まれる波長のうちの1つ以上、前記第1ポンプ波長、及び対応するアイドラー信号を有する、ステップと、
    前記第2WSSの後に、前記PSA段II光信号をPSA段IIへ送信するステップであって、前記PSA段IIは、前記PSA段II光信号を増幅して前記ROADMから出力される出力WDM光信号を生成する、第2NLEを有する、ステップと、
    を有する方法。
  2. 前記PSA段II光信号に光帯域通過フィルタを通過させるステップであって、前記第1ポンプ波長及び前記アイドラー信号を除去して、前記出力WDM光信号を分離する、ステップと、
    前記ROADMの出力デグリーを通じて前記出力WDM光信号を送信するステップと、
    を更に有する請求項1に記載の方法。
  3. 前記ROADMの前記出力デグリーは、ドロップポートである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ROADMの前記入力デグリーは、アッドポートである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1WSSを用いて、前記PSA段I光信号に含まれる前記入力WDM光信号、前記第1ポンプ波長、及び前記アイドラー信号の位相を揃えるステップ、
    を更に有する請求項1に記載の方法。
  6. 前記位相は、前記出力WDM光信号を監視する光チャネルモニタからのフィードバック信号に基づき、揃えられる、請求項5に記載の方法。
  7. 前記PSA段IIにおいて、前記第2NLEの前に、第3NLEを通じて前記PSA段I信号を送信するステップであって、第2ポンプ波長は該第3NLEを通じて反対方向に伝搬され、前記第3NLE及び前記第2ポンプ波長は、前記PSA段I光信号に対してラマン増幅を実行する、ステップ、
    を更に有する請求項1に記載の方法。
  8. 再構成可能光アッド/ドロップマルチプレクサ(ROADM)であって、
    ROADMの入力デグリーにおいて、入力波長分割多重化(WDM)光信号を受信する位相感応増幅器(PSA)段Iであって、前記PSA段Iは、第1非線形光素子(NLE)であって、前記入力WDM光信号及び第1ポンプ波長が該第1NLEを通過して、前記入力WDM光信号、前記第1ポンプ波長、及びアイドラー信号を有するPSA段I光信号を生成する、第1NLEを有する、PSA段Iと、
    前記PSA段I光信号を受信可能にされた第1波長選択スイッチ(WSS)を有する第1WSSクロスコネクトと、
    前記第1WSSクロスコネクトから前記PSA段I光信号を受信し新しい波長をアッドしてPSA段II光信号を生成する第2波長選択スイッチ(WSS)を有する第2WSSクロスコネクトであって、前記PSA段II光信号は、前記入力WDM光信号に含まれる波長のうちの1つ以上、前記第1ポンプ波長、及び対応するアイドラー信号を有する、第2WSSクロスコネクトと、
    前記PSA段II光信号を受信するPSA段IIであって、前記PSA段IIは、前記PSA段II光信号を増幅して前記ROADMから出力される出力WDM光信号を生成する第2NLEを有する、PSA段IIと、
    を有するROADM。
  9. 光帯域通過フィルタであって、前記PSA段II光信号が前記PSA段IIの後に該光帯域通過フィルタを通過して、前記第1ポンプ波長及び前記アイドラー信号を除去して、前記ROADMの出力デグリーにおいて前記出力WDM光信号を分離する、光帯域通過フィルタ、
    を更に有する請求項8に記載のROADM。
  10. 前記ROADMの前記出力デグリーは、ドロップポートである、請求項9に記載のROADM。
  11. 前記ROADMの前記入力デグリーは、アッドポートである、請求項8に記載のROADM。
  12. 前記第1WSSは、前記PSA段I光信号に含まれる前記入力WDM光信号、前記第1ポンプ波長、及び前記アイドラー信号の位相を揃えるステップ、
    を更に有する請求項8に記載のROADM。
  13. 前記位相は、前記出力WDM光信号を監視する光チャネルモニタからのフィードバック信号に基づき、揃えられる、請求項12に記載のROADM。
  14. 前記第2NLEの前にあり前記PSA段IIにある第3NLEであって、前記PSA段I信号を受信し、前記PSA段I信号と逆伝搬方向の第2ポンプ波長を受信し、前記第3NLE及び前記第2ポンプ波長は、前記PSA段I光信号に対してラマン増幅を実行する、第3NLE、
    を更に有する請求項8に記載のROADM。
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