JP6083473B2 - 給電路切替回路、分岐装置、海底ケーブルシステム、及び給電路切り替え方法 - Google Patents

給電路切替回路、分岐装置、海底ケーブルシステム、及び給電路切り替え方法 Download PDF

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Description

本発明は、海底ケーブルシステムで利用される給電路切替回路、分岐装置、海底ケーブルシステム、および給電路切り替え方法に関する。
海底ケーブルシステムにおいては、中継装置や分岐装置へ直流定電流を供給する給電路に障害が発生した場合、その影響が及ぶ範囲を少なくするため、給電路を切り替える(再構成する)ようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている海底ケーブルシステムは、図7に示すように、分岐装置70と端局71〜73との間に、中継装置74〜76が配置されている。また、分岐装置70と端局装置71〜73は、給電路を構成するパス77〜79と、光ファイバ80〜82とによって接続されている。パス77〜79に障害が発生していない状態では、分岐装置70内の給電路接点回路(図示せず)によって、パス77とパス78とを接続すると共に、パス79とシーアースとを接続する。そして、端局71(+)からパス77,78を介して端局72(−)へ直流定電流を流すことにより中継装置74,75に電力を供給し、シーアース(+)からパス79を介して端局73(−)へ直流定電流を流すことにより中継装置76に電力を供給する。
次に、給電路に障害が発生した場合の動作を説明する。今、例えば、分岐装置70と端局72との間のパス78に障害が発生したとする。
パス78に障害が発生すると、端局71〜73の何れかが光ファイバ80〜82を介して送信している信号に、給電路を切り替えるための制御信号を重畳して分岐装置70へ送信する。これにより、分岐装置70内の制御部(図示せず)が、上記重畳されている制御信号に従って給電路接点回路を制御し、給電路を切り替える。具体的には、パス77とパス79とを接続し、パス78とシーアースとを接続する。これにより、端局71(+)からパス77,79を介して端局73(−)に直流定電流が流れ、中継装置74,76に電力が供給される。
また特許文献1では、分岐点における給電路を切り替えるスイッチの電位をモニタするモニタ手段と、このモニタ手段がモニタした電位を光ファイバを通じて端局へ送信するモニタ信号出力手段とを分岐装置に備えている。そして、給電路と接続した端局は、光ファイバを通じて受信した上記分岐点における給電路を切り替えるスイッチの電位をモニタしながら、制御信号により分岐点における給電路の切替えを行う構成を備えている。これにより、給電路を切り替えるスイッチにかかる電気的ストレスを低減している。
特開2002−57607号公報
特許文献1に記載されている技術によれば、分岐点における給電路を切り替えるスイッチの電位をモニタしながら、遠隔制御により分岐点における給電路を切り替えることができる。しかし、特許文献1に記載されている技術は、給電路を切り替えるスイッチにかかる電気的ストレスを低減するための技術であり、給電路を切り替えるスイッチが動作したか否かを確認する技術ではない。そのため、給電路を切り替えるスイッチが動作したか否かを遠隔の地から確認することができないという課題がある。
[発明の目的]
そこで、本発明の目的は、給電路を切り替えるスイッチが動作したか否かを遠隔の地から確認することができないという課題を解決した給電路切替回路を提供することにある。
本発明の第1の観点に係る給電路切替回路は、
複数の給電線間の接続状態を切り替える給電路切替回路であって、
前記複数の給電線間の接続状態を切り替えるための複数のスイッチ回路と、
切替前後の給電線間の接続経路上に配置され、前記複数のスイッチ回路の動作に連動して抵抗値が変化する可変抵抗部と
を有する。
本発明の第2に観点に係る給電路切替方法は、
複数の給電線間の接続状態を切り替えるための複数のスイッチ回路と、切替前後の給電線間の接続経路上に配置された可変抵抗部とを有する給電路切替回路が実行する給電路切替方法であって、
前記複数のスイッチ回路の動作に連動して前記可変抵抗部の抵抗値を変化させる。
本発明の第3の観点に係る分岐装置は、
複数の端局に接続される複数の光ファイバに接続されると共に複数の給電線に接続される分岐装置であって、
前記複数の給電線間の接続状態を切り替える給電路切替回路を有し、
前記給電路切替回路は、
前記複数の給電線間の接続状態を切り替えるための複数のスイッチ回路と、
切替前後の給電線間の接続経路上に配置され、前記複数のスイッチ回路の動作に連動して抵抗値が変化する可変抵抗部と
を有する。
本発明の第4の観点に係る海底ケーブルシステムは、
複数の端局と、
前記複数の端局に接続される複数の光ファイバに接続されると共に複数の給電線に接続される分岐装置と
を有し、
前記分岐装置は、前記複数の給電線間の接続状態を切り替える給電路切替回路を有し、
前記給電路切替回路は、前記複数の給電線間の接続状態を切り替えるための複数のスイッチ回路と、切替前後の給電線間の接続経路上に配置され、前記複数のスイッチ回路の動作に連動して抵抗値が変化する可変抵抗部とを有し、
前記複数の端局のうちの少なくとも1つの端局は、
前記分岐装置との間の前記給電線に定電流を供給する給電部と、
前記分岐装置に対して前記複数のスイッチ回路を切り替える制御信号を送信する制御信号送信部と、
前記分岐装置との間の前記給電線の電位を検出する電位検出部とを有する。
本発明によれば、給電路を切り替えるスイッチが動作したか否かを遠隔の地から確認することができるという効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る海底ケーブルシステムの構成例を示すブロック図である。 給電路切替部11の構成例を示すブロック図である。 可変抵抗部12の構成例を示すブロック図である。 制御部13の構成例を示すブロック図である。 端局21の構成例を示すブロック図である。 可変抵抗部12aの構成例を示すブロック図である。 背景技術を説明するためのブロック図である。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[本発明の第1の実施の形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態に係る海底ケーブルシステムは、分岐装置1と、端局21〜23とを備えている。端局21と分岐装置1とは、信号伝送路を構成する光ファイバ51と給電路を構成するパス41とで接続されている。また端局22と分岐装置1とは、信号伝送路を構成する光ファイバ52と給電路を構成するパス42とで接続されている。また端局23と分岐装置1とは、信号伝送路を構成する光ファイバ52と給電路を構成するパス43とで接続されている。パス41〜43は給電線とも呼ばれる。分岐装置1と端局21〜23との間には、光ファイバ51〜53を介して端局21〜23間で送受信される光信号を増幅する中継装置31〜33が配置されている。分岐装置1及び中継装置31〜33には、給電路を構成するパス41〜43を介して電力が供給される。
分岐装置1は、給電路切替部11と、可変抵抗部12と、制御部13と、光カプラ14〜16とを備えている。分岐装置1は、光ファイバ51〜53の分岐機能を有しているが、図示は省略している。
給電路切替部11は、制御部13の制御に従って給電路を切り替える。即ち、給電路切替部11には、端局21に繋がるパス41と端局22に繋がるパス22と端局23に繋がるパス43とアースに繋がるパスとの合計4つのパスに接続されており、これらのパス間の接続状態を切り替える。可変抵抗部12は、給電路を構成するパスの内、給電路の切り替え前後で共通に使用するパスの部分(共通パス部分)に直列に挿入され、制御部13の制御に従って抵抗値を切り替える。光カプラ14〜16は、光ファイバ51〜53に接続されており、光ファイバ51〜53を伝送する信号を抽出して制御部13へ出力する。制御部13は、光ファイバ51〜53及び光カプラ14〜16を介して端局21〜23から送られてくる制御信号に従って給電路切替部11を制御することにより給電路を切り替えると共に、上記制御信号に従って可変抵抗部12を制御することにより、その抵抗値を切り替える。
図2を参照すると、給電路切替部11は、給電路接点回路111と、ダイオードブリッジ回路112とを備えている。給電路接点回路111及びダイオードブリッジ回路112は、給電路の一部を構成する。
給電路接点回路111は、給電路を切り替えるための回路であり、制御部13によって制御される4個のリレー接点RL1〜RL4を備えている。リレー接点RL1〜RL4はスイッチ回路とも呼ばれる。全てのパス41〜43が正常な場合は、例えば、図2に示すように、リレー接点RL1,RL2がa側にされ、リレー接点RL3,RL4がb側にされる。なお、リレー接点RL1〜RL4には、識別子ID1〜ID4が付与されている。
ダイオードブリッジ回路112は、端局21〜23の極性にかかわらず、一定方向の定電流を可変抵抗部12および制御部13に供給するための回路である。ダイオードブリッジ回路112は、ダイオードD1,D2を同じ向きで直列に接続した第1のダイオード対と、ダイオードD3,D4を同じ向きで直列に接続した第2のダイオード対と、ダイオードD5,D6を同じ向きで直列に接続した第3のダイオード対と、ダイオードD7,D8を同じ向きで直列に接続した第4のダイオード対とを並列に接続した構成を有している。また、第1〜第4のダイオード対における2つのダイオードの接続部には、それぞれリレー接点RL1〜RL4が接続されている。また、ダイオードブリッジ回路112の各ダイオード対に対して並列に、可変抵抗部12と制御部13とを含む直列回路が接続されている。
このように、リレー接点RL1は、パス41を、2つのダイオードD1、D2の接続点およびアースに繋がるパスの何れか一方に接続するスイッチ回路を構成する。またリレー接点RL2は、パス42を、2つのダイオードD3、D4の接続点およびアースに繋がるパスの何れか一方に接続するスイッチ回路を構成する。またリレー接点RL3は、パス43を、2つのダイオードD5、D6の接続点およびアースに繋がるパスの何れか一方に接続するスイッチ回路を構成する。またリレー接点RL4は、アースに繋がるパスを、2つのダイオードD7、D8の接続点に接続するスイッチ回路を構成する。
図3を参照すると、可変抵抗部12は、直列に接続された複数の抵抗R1〜R4と、抵抗R1〜R4と並列に接続されたリレー接点RL101〜RL104とから構成されている。リレー接点RL101〜RL104はスイッチ回路とも呼ばれる。リレー接点RL101〜RL104は、短絡状態(a側)と開放状態(b側)との2つの状態をとることができる。
本実施の形態では、抵抗R1〜R4の抵抗値r1〜r4は異なっている。但し、抵抗R1〜R4の抵抗値は全て同一であっても構わない。リレー接点RL101〜RL104は、それぞれ給電路接点回路111内のリレー接点RL1〜RL4と対応しており、リレー接点RL1〜RL4がa側に切り替えられた場合には、リレー接点RL101〜RL104がa側に切り替えられ、リレー接点RL1〜RL4がb側に切り替えられた場合は、リレー接点RL101〜RL104がb側に切り替えられる。このようにリレー接点RL101〜RL104は、リレー接点RL1〜RL4の動作に連動する。この結果、可変抵抗部12の抵抗値は、リレー接点RL1〜RL4の動作に連動して変化する。
図4を参照すると、制御部13は、3個のフォトダイオードPD1〜PD3と、給電路切替制御部131と、可変抵抗制御部132と、制御回路133とを備えている。図4では、制御部13と可変抵抗部12および給電路切替部11との間の接続経路は図示を省略している。
フォトダイオードPD1〜PD3は、端局21〜23から光ファイバ51〜53を介して送られ、光カプラ14〜16で検出された制御信号を光電変換する。制御回路133は、フォトダイオードPD1〜PD3によって電気信号に変換された制御信号を給電路切替制御部131および可変抵抗制御部132に供給する。
給電路切替制御部131は、制御回路133から供給された制御信号に従って、給電路接点回路111内のリレー接点RL1〜RL4の状態を切り替える。より具体的には、上記制御信号は、切り替え対象にするリレー接点の識別子と、切り替え後のリレー接点の状態(a側あるいはb側)を示す状態情報とを含んでおり、給電路切替制御部131は、制御情報中の識別子によって示されるリレー接点の状態を、制御情報中の状態情報によって示される状態に切り替える。
可変抵抗制御部132は、制御回路133から供給された制御信号に従って、可変抵抗部12内のリレー接点RL101〜RL104の状態を切り替える。より具体的には、制御信号中の識別子によって示される給電路接点回路111内のリレー接点と対応する可変抵抗部12内のリレー接点の状態を、制御信号中の状態情報が示す状態に切り替える。例えば、制御信号中の識別子がリレー接点RL3を示すID3であった場合は、リレー接点RL103の状態を、制御信号中の状態情報によって示される状態に切り替える。
なお、給電路切替制御部131および可変抵抗制御部132は、CPU(中央処理装置)によって実現可能であり、その場合は例えば次のようにする。CPUを給電路切替制御部131および可変抵抗制御部132として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、CPUに上記プログラムを読み取らせる。CPUは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自CPU上に給電路切替制御部131および可変抵抗制御部132を実現する。
図5を参照すると、端局21は、給電部211と、制御信号送信部212と、電位検出部213と、キーボード等の入力部214と、LCD等の表示部215とを備えている。なお、他の端局22,23も同様の構成を有している。
給電部211は、給電路を構成するパス41を介して分岐装置1へ直流定電流を供給する。
制御信号送信部212は、管理者によって入力部214から入力される指示に従って、給電路接点回路111内のリレー接点RL1〜RL4の状態を切り替えるための制御信号を作成し、光ファイバ51を介して分岐装置1へ送信する。本実施の形態では、制御信号は、切り替え対象にするリレー接点の識別子と、切り替え後のリレー接点の状態を示す状態情報とを含むものとするが、これに限られるものではない。
電位検出部213は、パス41の電位(対地電位)を検出し、検出結果を表示部215に表示する。
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
今、例えば、給電路接点回路111内のリレー接点RL1〜RL4の状態および可変抵抗部12内のリレー接点RL101〜RL104の状態が、それぞれ図2および図3に示すものであり、端局21,22,23の給電に係る極性がそれぞれ(+),(−),(−)であるとする。この状態では、次の2つの経路で給電が行われる。第1番目の経路は、端局21(+)→パス41→リレー接点RL1→ダイオードD1→可変抵抗部12→制御部13→ダイオードD4→リレー接点RL2→パス42→端局42(−)である。第2番目の経路は、シーアース24→リレー接点RL3→パス43→端局23(−)である。
上記した2つの経路で給電しているときに、例えば、パス42に障害が発生すると、次のような処理が行われる。
先ず、端局21の管理者が、切り替え対象にするリレー接点RL4の識別子ID4と、切り替え後の状態を示す状態情報(a側)とを含んだ制御信号送信指示を入力部214から入力する。これにより、制御信号送信部212が、識別子ID4と状態情報(a側)とを含んだ制御信号を作成し、光ファイバ51を介して分岐装置1へ送信する。
上記制御信号は、フォトカプラ14を介して制御部13に入力され、フォトダイオードPD1によって光電変換された後、給電路切替制御部131および可変抵抗制御部132に入力される。
これにより、給電路切替制御部131は、給電路接点回路111のリレー接点RL4をa側に切り替える。また、可変抵抗制御部132は、リレー接点RL104をa側に切り替える。
リレー接点RL4がa側に切り替えられることにより、端局21(+)→パス41→リレー接点RL1→ダイオードD1→可変抵抗部12→制御部13→ダイオードD8→リレー接点RL4→リレー接点RL3→パス43→端局43(−)という給電の経路が形成される。また、リレー接点RL4,RL104がa側に切り替えられることにより、可変抵抗部12の抵抗値が「r3+r4」から「r3」に変化する。その結果、端局21の電位検出部213で検出されるパス41の電位が変化するので、管理者は、リレー接点RL4の切り替えが完了したことを確認することができる。
その後、端局21の管理者は、給電路接点回路11内のリレー接点RL3の識別子ID3と、状態情報(a側)とを含んだ制御信号送信指示を入力部214から入力する。この制御信号送信指示に従って、制御信号送信部212は、識別子ID3と、状態情報(a側)とを含んだ制御信号を分岐装置1へ送信する。
これにより、分岐装置1内の給電路切替制御部131は給電路接点回路111内のリレー接点RL3をa側に切り替え、可変抵抗制御部132は可変抵抗部12内のリレー接点RL103をa側に切り替える。リレー接点RL3がa側に切り替えられることにより、端局21(+)→パス41→リレー接点RL1→ダイオードD1→可変抵抗部12→制御部13→ダイオードD6→リレー接点RL3→パス43→端局43(−)という給電の経路が形成される。また、リレー接点RL103がa側に切り替えられることにより、可変抵抗部12の抵抗値が「r3」から「0」に変化する。その結果、端局21の電位検出部213で検出されるパス41の電位が変化するので、管理者は、リレー接点RL3の切り替えが完了したことを確認することができる。
その後、端局21の管理者は、給電路接点回路111内のリレー接点RL2の識別子ID2と、状態情報(b側)とを含んだ制御信号送信指示を入力部214から入力する。この制御信号送信指示に従って、制御信号送信部212は、識別子ID2と、状態情報(b側)とを含んだ制御信号を分岐装置1へ送信する。
これにより、分岐装置1内の給電路切替制御部131は給電路接点回路111内のリレー接点RL2をb側に切り替え、可変抵抗制御部132は可変抵抗部12内のリレー接点RL102をb側に切り替える。リレー接点RL102がb側に切り替えられることにより、可変抵抗部12の抵抗値が「0」から「r2」に変化する。その結果、端局21の電位検出部213で検出されるパス41の電位が変化するので、管理者は、リレー接点RL2の切り替えが完了したことを認識することができる。なお、リレー接点RL2がb側に切り替えられた後も、端局21(+)→パス41→リレー接点RL1→ダイオードD1→可変抵抗部12→制御部13→ダイオードD6→リレー接点RL3→パス43→端局43(−)という給電の経路が形成されている。
その後、端局21の管理者は、リレー接点RL4の識別子ID4と、状態情報(b側)とを含んだ制御信号送信指示を入力部214から入力する。この制御信号送信指示に従って、制御信号送信部212は、識別子ID4と、状態情報(b側)とを含んだ制御信号を分岐装置1へ送信する。
これにより、分岐装置1内の給電路切替制御部131は、給電路接点回路111内のリレー接点RL4をb側に切り替え、可変抵抗制御部132は、可変抵抗部12内のリレー接点RL104がb側に切り替える。リレー接点RL104がb側に切り替えられることにより、可変抵抗部12の抵抗値が「r2」から「r2+r4」に変化する。その結果、端局21の電位検出部213で検出されるパス41の電位が変化するので、管理者は、リレー接点RL4の切り替えが完了したことを認識する。なお、リレー接点RL4がb側に切り替えられた後も、端局21(+)→パス41→リレー接点RL1→ダイオードD1→可変抵抗部12→制御部13→ダイオードD6→リレー接点RL3→パス43→端局43(−)という給電の経路が形成されている。以上で、給電路の切り替えは、完了する。
なお、上述した実施の形態では、端局21から分岐装置1へ制御信号を送信するようにしたが、端局22または端局23から分岐装置1へ制御信号を送信するようにしても良い。
[第1の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、給電路接点回路内のリレー接点が正常に動作したか否かを確認することができるという効果を得ることができる。その理由は、給電路接点回路内のリレー接点の状態が変化する毎に抵抗値が変化する可変抵抗部を、給電路を構成するパスの内の、給電路の切り替え前後で共通して使用するパスに挿入するようにしたからである。
[本発明の第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態に比較して構成を簡単なものにしたことを特徴とする。
本実施の形態では、図3に示した可変抵抗部12の代わりに図6に示した可変抵抗部12aを使用する。同図を参照すると、可変抵抗部12aは1個の抵抗Rcomと、抵抗Rcomに並列に接続されたリレー接点RLcomとから構成されている。リレー接点RLcomは、短絡状態(a側)と開放状態(b側)との2つの状態をとることができる。
また、本実施の形態では、可変抵抗制御部132に前述した処理の代わりに、以下の処理を行わせる。可変抵抗制御部132は、その内部にリレー接点RLcomの状態(a側あるいはb側)を記録する状態記憶部(図示せず)を備えている。そして、端局21〜23から給電路接点回路111内のリレー接点RL1〜RL4の状態を切り替える制御信号が送られてくると、リレー接点RLcomの状態を、状態記憶部に記録されている状態と反対の状態に切り替え、その後、状態記憶部の内容を切り替え後のリレー接点RLcomの状態に変更する。このように可変抵抗制御部132は、リレー接点RL1〜RL4が動作する毎に、リレー接点RLcomの短絡状態(a側)と開放状態(b側)との2つの状態を交互に切り替える。
[第2の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、第1の実施の形態で得られる効果に加えて、分岐装置1の構成を経済的なものにすることができるという効果を得ることができる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
複数の接点を有する給電路接点回路を有し、前記複数の接点の状態を変更することにより給電路を切り替える分岐装置において、
各々の前記接点の状態が変化する毎に抵抗値が変化する可変抵抗部を、給電路を構成するパスのうち給電路の切り替え前後で共通に使用する共通パス部分に挿入したことを特徴とする分岐装置。
(付記2)
付記1記載の分岐装置において、
端局から送られてくる制御信号に従って、前記給電路接点回路の接点の状態を変更すると共に前記可変抵抗部の抵抗値を変化させる制御部を備えることを特徴とする分岐装置。
(付記3)
付記1または2記載の分岐装置において、
前記可変抵抗部は、
前記共通パス部分に挿入された抵抗と、
該抵抗に対して並列に接続され、短絡状態と開放状態との2つの状態をとることができるリレー接点とを備えることを特徴とする分岐装置。
(付記4)
付記1または2記載の分岐装置において、
前記可変抵抗部は、
前記共通パス部分に挿入された、直列に接続された複数の抵抗と、
前記抵抗毎のリレー接点であって、対応する抵抗に対して並列に接続され、短絡状態と開放状態との2つの状態をとることができるリレー接点とを備えたことを特徴とする分岐装置。
(付記5)
付記3記載の分岐装置において、
前記制御部は、前記端局から制御信号が送られてくる毎に、前記リレー接点の状態を、短絡状態と開放状態との内の、現在の状態と異なる状態に変更することを特徴とする分岐装置。
(付記6)
付記4記載の分岐装置において、
前記制御部は、前記端局から制御信号が送られてくる毎に、前記複数のリレー接点の内の前記制御信号の内容に応じたリレー接点の状態を、短絡状態と開放状態との内の、前記制御信号の内容に応じた状態にすることを特徴とする分岐装置。
(付記7)
付記1乃至6の何れか1項に記載の分岐装置において、
前記接点毎のダイオード対を並列に接続すると共に、各ダイオード対における接続部に対応する接点を接続したダイオードブリッジ回路を備え、且つ、
前記可変抵抗部は、前記ダイオードブリッジ回路に並列に接続されることを特徴とする分岐装置。
(付記8)
分岐装置と複数の端局とを含み、
前記分岐装置と前記複数の端局とは、それぞれ光ファイバと給電路の一部を構成するパスとにより接続され、
前記複数の端局は、それぞれ、
自端局と前記分岐装置とを接続する前記パスに定電流を供給する給電部と、
自端局と前記分岐装置とを接続する前記光ファイバを介して前記分岐装置へ制御信号を送信する制御信号送信部と、
自端局と前記分岐装置とを接続する前記パスの電位を検出する電位検出部とを備え、
前記分岐装置は、
複数の接点を有し、該複数の接点の状態が変更されることにより給電路を切り替える給電路接点回路と、
給電路を構成するパスのうち給電路の切り替え前後で共通に使用する共通パス部分に挿入された可変抵抗部と、
前記制御信号に従って前記複数の接点の状態を変更すると共に、前記可変抵抗部の抵抗値を変化させる制御部とを備えたことを特徴とする海底ケーブルシステム。
(付記9)
付記8記載の海底ケーブルシステムにおいて、
前記可変抵抗部は、
前記共通パス部分に挿入された抵抗と、
該抵抗に対して並列に接続され、短絡状態と開放状態との2つの状態をとることができるリレー接点とを備えることを特徴とする海底ケーブルシステム。
(付記10)
付記8記載の海底ケーブルシステムにおいて、
前記可変抵抗部は、
前記共通パス部分に挿入された、直列に接続された複数の抵抗と、
前記抵抗毎のリレー接点であって、対応する抵抗に対して並列に接続され、短絡状態と開放状態との2つの状態をとることができるリレー接点とを備えたことを特徴とする海底ケーブルシステム。
(付記11)
付記9記載の海底ケーブルシステムにおいて、
前記制御部は、前記端局から制御信号が送られてくる毎に、前記リレー接点の状態を、短絡状態と開放状態との内の、現在の状態と異なる状態に変更することを特徴とする海底ケーブルシステム。
(付記12)
付記10記載の海底ケーブルシステムにおいて、
前記制御部は、前記端局から制御信号が送られてくる毎に、前記複数のリレー接点の内の前記制御信号の内容に応じたリレー接点の状態を、短絡状態と開放状態との内の、前記制御信号の内容に応じた状態にすることを特徴とする海底ケーブルシステム。
(付記13)
端局が、光ファイバを介して分岐装置へ制御信号を送信し、
前記分岐装置が、前記端局から送られてくる前記制御信号に従って、給電路接点回路が備えている複数の接点の状態を変更することにより給電路を切り替えると共に、給電路を構成するパスのうち給電路の切り替え前後で共通に使用する共通パス部分に挿入された可変抵抗部の抵抗値を変化させ、
前記端局が、前記給電路の電位を検出することを特徴とする給電路切り替え方法。
(付記14)
付記13記載の給電路切り替え方法において、
前記可変抵抗部は、
前記共通パス部分に挿入された抵抗と、
該抵抗に対して並列に接続され、短絡状態と開放状態との2つの状態をとることができるリレー接点とを備えることを特徴とする給電路切り替え方法。
(付記15)
付記13記載の給電路切り替え方法において、
前記可変抵抗部は、
前記共通パス部分に挿入された、直列に接続された複数の抵抗と、
前記抵抗毎のリレー接点であって、対応する抵抗に対して並列に接続され、短絡状態と開放状態との2つの状態をとることができるリレー接点とを備えたことを特徴とする給電路切り替え方法。
(付記16)
付記14記載の給電路切り替え方法において、
前記制御部は、前記端局から制御信号が送られてくる毎に、前記リレー接点の状態を、短絡状態と開放状態との内の、現在の状態と異なる状態に変更することを特徴とする給電路切り替え方法。
(付記17)
付記15記載の給電路切り替え方法において、
前記制御部は、前記端局から制御信号が送られてくる毎に、前記複数のリレー接点の内の前記制御信号の内容に応じたリレー接点の状態を、短絡状態と開放状態との内の、前記制御信号の内容に応じた状態にすることを特徴とする給電路切り替え方法。
(付記18)
複数の接点を有し、該複数の接点の状態が変更されることにより、給電路を切り替える給電路接点回路と、給電路を構成するパスのうち給電路の切り替え前後で共通に使用する共通パス部分に挿入された可変抵抗部とを備えたコンピュータを、
端局から送られてきた制御信号に従って、前記複数の接点の状態を変更すると共に、前記可変抵抗部の抵抗値を変化させる制御部として機能させるためのプログラム。
(付記19)
付記18記載のプログラムにおいて、
請求項1または2記載の分岐装置において、
前記可変抵抗部は、
前記共通パス部分に挿入された抵抗と、
該抵抗に対して並列に接続され、短絡状態と開放状態との2つの状態をとることができるリレー接点とを備えることを特徴とするプログラム。
(付記20)
付記18のプログラムにおいて、
前記可変抵抗部は、
前記共通パス部分に挿入された、直列に接続された複数の抵抗と、
前記抵抗毎のリレー接点であって、対応する抵抗に対して並列に接続され、短絡状態と開放状態との2つの状態をとることができるリレー接点とを備えたことを特徴とするプログラム。
(付記21)
付記19記載のプログラムにおいて、
前記制御部は、前記端局から制御信号が送られてくる毎に、前記リレー接点の状態を、短絡状態と開放状態との内の、現在の状態と異なる状態に変更することを特徴とするプログラム。
(付記22)
付記20のプログラムにおいて、
前記制御部は、前記端局から制御信号が送られてくる毎に、前記複数のリレー接点の内の前記制御信号の内容に応じたリレー接点の状態を、短絡状態と開放状態との内の、前記制御信号の内容に応じた状態にすることを特徴とするプログラム。
なお、本発明は、日本国にて2013年8月23日に特許出願された特願2013−173376の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
本発明は、海底ケーブルシステムに利用可能である。
1・・・分岐装置
11・・・給電路切替部
111・・・給電路接点回路
112・・・ダイオードブリッジ回路
RL1〜RL4・・・リレー接点
D1〜D8・・・ダイオード
12,12a・・・可変抵抗部
R1〜R4・・・抵抗
RL101〜RL104・・・リレー接点
13・・・制御部
131・・・給電路切替制御部
132・・・可変抵抗制御部
133・・・制御回路
PD1〜PD4・・・フォトダイオード
14〜16・・・光カプラ
21〜23・・・端局
211・・・給電部
212・・・制御信号送信部
213・・・電位検出部
214・・・入力部
215・・・表示部
31〜33・・・中継装置
41〜43・・・パス
51〜53・・・光ファイバ

Claims (7)

  1. 複数の給電線間の接続状態を切り替える給電路切替回路であって、
    前記複数の給電線間の接続状態を切り替えるための複数のスイッチ回路と、
    切替前後の給電線間の接続経路上に配置され、前記複数のスイッチ回路の動作に連動して抵抗値が変化する可変抵抗部と
    2つのダイオードを同じ向きに直列に接続した第1乃至第4のダイオード対を並列接続したダイオードブリッジ回路とを有し、
    前記複数の給電線は、第1の端局に接続される第1の給電線と第2の端局に接続される第2の給電線と第3の端局に接続される第3の給電線とアースに接続される第4の給電線とを有し、
    前記複数のスイッチ回路は、前記第1の給電線を前記第1のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点および前記第4の給電線の何れか一方に接続する第1のスイッチ回路と、前記第2の給電線を前記第2のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点および前記第4の給電線の何れか一方に接続する第2のスイッチ回路と、前記第3の給電線を前記第3のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点および前記第4の給電線の何れか一方に接続する第3のスイッチ回路と、前記第4の給電線を前記第4のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点に接続する第4のスイッチ回路とを有し、
    前記可変抵抗部は、前記第1乃至第4のダイオード対に並列に接続され、前記第1乃至第4のスイッチ回路の動作に連動して抵抗値が変化する
    給電路切替回路。
  2. 請求項1に記載の給電路切替回路において、
    前記第1乃至第3の端局から送られてくる制御信号に従って、前記第1乃至第4のスイッチ回路の状態を変更すると共に前記可変抵抗部の抵抗値を変化させる制御部
    を備える給電路切替回路。
  3. 請求項1または2に記載の給電路切替回路において、
    前記可変抵抗部は、
    抵抗と、
    前記抵抗に並列に接続され、前記第1乃至第4のスイッチ回路が動作する毎に短絡状態と開放状態との2つの状態を交互に切り替える第5のスイッチ回路とを備える
    給電路切替回路。
  4. 請求項またはに記載の給電路切替回路において、
    前記可変抵抗部は、
    直列に接続された第1乃至第4の抵抗と、
    前記第1の抵抗に並列に接続され、前記第のスイッチ回路の動作に連動してスイッチ状態を切り替える第5のスイッチ回路と
    前記第2の抵抗に並列に接続され、前記第2のスイッチ回路の動作に連動してスイッチ状態を切り替える第6のスイッチ回路と、
    前記第3の抵抗に並列に接続され、前記第3のスイッチ回路の動作に連動してスイッチ状態を切り替える第7のスイッチ回路と、
    前記第4の抵抗に並列に接続され、前記第4のスイッチ回路の動作に連動してスイッチ状態を切り替える第8のスイッチ回路とを備える
    給電路切替回路。
  5. 複数の給電線間の接続状態を切り替えるための複数のスイッチ回路と、切替前後の給電線間の接続経路上に配置された可変抵抗部と、2つのダイオードを同じ向きに直列に接続した第1乃至第4のダイオード対を並列接続したダイオードブリッジ回路とを有する給電路切替回路が実行する給電路切替方法であって、
    前記複数の給電線は、第1の端局に接続される第1の給電線と第2の端局に接続される第2の給電線と第3の端局に接続される第3の給電線とアースに接続される第4の給電線とを有し、
    前記複数のスイッチ回路は、前記第1の給電線を前記第1のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点および前記第4の給電線の何れか一方に接続する第1のスイッチ回路と、前記第2の給電線を前記第2のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点および前記第4の給電線の何れか一方に接続する第2のスイッチ回路と、前記第3の給電線を前記第3のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点および前記第4の給電線の何れか一方に接続する第3のスイッチ回路と、前記第4の給電線を前記第4のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点に接続する第4のスイッチ回路とを有し、
    前記可変抵抗部は、前記第1乃至第4のダイオード対に並列に接続され、
    前記複数のスイッチ回路の動作に連動して前記可変抵抗部の抵抗値を変化させる
    給電路切替方法。
  6. 複数の端局に接続される複数の光ファイバに接続されると共に複数の給電線に接続される分岐装置であって、
    前記複数の給電線間の接続状態を切り替える給電路切替回路を有し、
    前記給電路切替回路は、
    前記複数の給電線間の接続状態を切り替えるための複数のスイッチ回路と、
    切替前後の給電線間の接続経路上に配置され、前記複数のスイッチ回路の動作に連動して抵抗値が変化する可変抵抗部と
    2つのダイオードを同じ向きに直列に接続した第1乃至第4のダイオード対を並列接続したダイオードブリッジ回路とを有し、
    前記複数の給電線は、前記複数の端局のうちの第1の端局に接続される第1の給電線と前記複数の端局のうちの第2の端局に接続される第2の給電線と前記複数の端局のうちの第3の端局に接続される第3の給電線とアースに接続される第4の給電線とを有し、
    前記複数のスイッチ回路は、前記第1の給電線を前記第1のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点および前記第4の給電線の何れか一方に接続する第1のスイッチ回路と、前記第2の給電線を前記第2のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点および前記第4の給電線の何れか一方に接続する第2のスイッチ回路と、前記第3の給電線を前記第3のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点および前記第4の給電線の何れか一方に接続する第3のスイッチ回路と、前記第4の給電線を前記第4のダイオード対の前記2つのダイオードの接続点に接続する第4のスイッチ回路とを有し、
    前記可変抵抗部は、前記第1乃至第4のダイオード対に並列に接続され、前記第1乃至第4のスイッチ回路の動作に連動して抵抗値が変化する
    分岐装置。
  7. 複数の端局と、
    前記複数の端局に接続される複数の光ファイバに接続されると共に複数の給電線に接続される分岐装置とを有し、
    前記分岐装置は、前記複数の給電線間の接続状態を切り替える給電路切替回路を有し、
    前記給電路切替回路は、前記複数の給電線間の接続状態を切り替えるための複数のスイッチ回路と、切替前後の給電線間の接続経路上に配置され、前記複数のスイッチ回路の動作に連動して抵抗値が変化する可変抵抗部とを有し、
    前記複数の端局のうちの少なくとも1つの端局は、
    前記分岐装置との間の前記給電線に定電流を供給する給電部と、
    前記分岐装置に対して前記複数のスイッチ回路を切り替える制御信号を送信する制御信号送信部と、
    前記分岐装置との間の前記給電線の電位を検出する電位検出部とを有する
    海底ケーブルシステム
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