JP6825460B2 - 電源装置 - Google Patents
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Description
実施形態における電源装置は、複数の電源回路ユニット1を含んでいる。そこで、まず電源回路ユニット1の構成について説明する。図1は、電源回路ユニット1のブロック図を示している。図1に示すように、電源回路ユニット1は、複数の電池回路モジュール10(10a,10b,10c,・・・,10e)と、電池回路モジュール10a,10b,10c,・・・,10eにゲート信号を出力して電池回路モジュール10a,10b,10c,・・・,10eをONOFF駆動する制御回路11とを備えている。
次に、電池回路モジュール10の動作について図2、3を参照して説明する。図2は、電池回路モジュール10の概略構成図を、図3は電池回路モジュール10の動作に関するタイムチャートをそれぞれ示している。また、図3において、符号D1は、電池回路モジュール10aを駆動するゲート信号の矩形波を、符号D2は、第1のスイッチング素子S1のONOFF状態を示す矩形波を、符号D3は、第2のスイッチング素子S2のONOFF状態を示す矩形波を、符号D4は、電池回路モジュール10aにより出力される電圧Vmodの特性をそれぞれ示している。
図1に戻り、制御回路11による電源回路ユニット1の制御について説明する。制御回路11は、電池回路モジュール群100の全体を制御する。すなわち、電池回路モジュール10a,10b,10c,・・・,10eの動作をそれぞれ制御して電源回路ユニット1としての出力電圧を制御する。
次に、具体例について説明する。図5において、例えば、電源回路ユニット1としての所望の出力電圧が400V、電池回路モジュール10の電池電圧が15V、電池回路モジュール10a,10b,10c,・・・,10e数が40個、遅延時間が200nsであるとする。なお、この場合は、電源回路ユニット1の出力電圧(400V)が、電池回路モジュール10の電池電圧(15V)で割り切れない場合に相当する。
電池BとコンデンサCはRLCフィルタを形成しているので、電源回路ユニット1にはフィルタリングされて平準化された電流が出力される(図5中、符号J2参照)。
図6に実施形態に係る電源装置の構成を示す。このように、電源装置は、複数の電源回路ユニット1を有している。図においては、電源回路ユニット1を2つのみ示し、最上流側の電源回路ユニット1の正側端子+OTが電源装置の正側出力端子+OUTとなる。また、最下流側の電源回路ユニット1の負側端子−OTが電源回路ユニット1の負側出力端子−OUTとなる。
本実施形態における動作について、図7に基づいて説明する。この例では、4つの電源回路ユニット1(ユニットA〜D)を有する構成としている。そして、動作モードとして、(i)非PWM制御モード、(ii)PWM制御モードの2つを有する。
上述したように、本実施形態では、統括制御回路200からのゲート制御信号に基づいて、各電源回路ユニット1毎にデューティー比を設定できる。例えば、図7の下図の左端のように、ユニットAおよびBをデューティー比100%、ユニットCおよびDをデューティー比0%とすると、ユニットAおよびBに含まれる電池回路モジュール群100をすべて直列接続した電圧が出力として得られる。この動作モードでは、離散的な電圧しか出力できないが、PWM制御しないためスイッチング損失が発生しない。
図6において、もし各電源回路ユニット1が、電池出力(強電系)だけでなく、制御回路11の遅延回路13も直列接続しているならば、図1の回路と全く同じ構成になる。すなわち、4つの電源回路ユニット1が1つの電源回路ユニット1として動作する。
図7では、非PWM制御モードにおいて、デューティー比100%指令を与えるモジュール群を切り替えるシーケンスの例を示している。すなわち、ユニットAおよびBを全接続している状態から、ユニットCのみを全接続している状態に切り換える場合、これを瞬時に行ってしまうと、出力電圧が突然1/2になる。従って、電源装置から電力供給を受けている負荷に接続されている容量成分(コンデンサなど)から突入電流が流れて電源装置が故障するおそれがある。
以上説明したように、電池回路モジュール群100を駆動する場合、最上流側の電池回路モジュール10aに出力したゲート信号を、下流側の電池回路モジュール10bに一定時間遅延して出力して、さらに、このゲート信号を一定時間遅延して下流側の電池回路モジュールに順次伝達するので、電池回路モジュール10a,10b,10c,・・・,10eは、一定時間遅延しながら、接続状態の期間において順次電圧をそれぞれ出力する。そして、これらの電圧が合計されることによって、電源回路ユニット1としての電圧が出力されることになり、所望の電圧を得ることができる。このため、昇圧回路が必要なくなり、電源回路ユニット1の構成を簡素化することができ、小型化、低コスト化することができる。また、構成が簡素化されるので、損失が発生する部分が減少して昇圧効率が向上する。さらに、複数の電池回路モジュール10a,10b,10c,・・・,10eから略均等に電圧を出力しているので、特定の電池回路モジュールに駆動が集中することもなく、電源回路ユニット1の内部抵抗損失を低減することができる。
次に、電池回路モジュール10の構成の変形例について説明する。図8に示すように、電池回路モジュール10の構成として、図1に示す電池回路モジュール10のチョークコイルLと電池Bとの配置位置(接続位置)を入れ替えてもよい。また、第2のスイッチング素子S2を、第1のスイッチング素子S1に対して正側端子+OTの反対側に配置してもよい。すなわち、第1のスイッチング素子S1と第2のスイッチング素子S2とのスイッチング動作により電池B(コンデンサC)の電圧を正側端子+OTに出力できるのであれば、電池回路モジュール10における各素子、電気部品の配置を適宜変更することができる。
Claims (3)
- 直列接続された複数の電源回路ユニットを含み、各電源回路ユニットに対し、デューティー比の異なるゲート信号が入力可能な電源装置であって、
各電源回路ユニットは、
電池を正側端子と負側端子に接続し電池からの電力を出力する接続状態と、電池を正側端子または負側端子から切り離し正側端子と負側端子を短絡するスルー状態とが、ゲート信号によって切り換えられる電池回路モジュールを、正側端子および負側端子を介して複数直列接続した電池回路モジュール群と、
各電池回路モジュールに対応して設けられ、ゲート信号を一定時間ずつ遅延させて伝達する複数の遅延回路を含み、各電池回路モジュールに対してゲート信号を一定時間ずつずらせて供給する、制御回路と、
を含む、
電源装置。 - 請求項1に記載の電源装置であって、
複数の電源回路ユニットに入力するゲート信号のうち、いずれかのゲート信号のデューティー比が100%に設定されている動作モードを有する、
電源装置。 - 請求項1に記載の電源装置であって、
複数の電源回路ユニットに入力するゲート信号のデューティー比および周期が等しい動作モードを有する、
電源装置。
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JP2017073776A JP6825460B2 (ja) | 2017-04-03 | 2017-04-03 | 電源装置 |
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