JP6823127B2 - 油圧駆動式建設機械の走行制御機構及び走行制御方法 - Google Patents
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Description
本発明が適用される建設機械1としては、例えば油圧ショベル、油圧式トラックローダ及び油圧式キャリヤ等を挙げることができる。また、これらの建設機械1の走行機構8は、クローラ式とホイール式の両方を挙げることができる。図1を参照し、建設機械1の構成の概要について、クローラ式の油圧式トラックローダの構成を例に挙げ、その概略を説明する。
本発明に係る走行制御機構は、図2に示すように、建設機械1の左右に、HST回路30からなる走行機構8がそれぞれ設けられ、走行機構8を制御する制御機構である。走行制御機構は、リモコンバルブ21,22,23,24、圧力調整ソレノイドバルブ61,62、設定機構70及びコントローラ60を備えている。リモコンバルブ21,22,23,24は、建設機械1の動作を制御している。圧力調整ソレノイドバルブ61,62は、リモコンバルブ21,22,23,24に供給する作動油の1次圧を調整している。設定機構70は、建設機械1に所望の動作をさせるために一定の設定を可能にしている。コントローラ60は、走行機構8を含む建設機械1の動作全体を制御している。走行機構8は、リモコンバルブ21,22,23,24の操作量に応じ、高速と高速よりも走行速度が遅い低速との間で建設機械1の走行速度を切り換え可能に構成されている。HST回路30には、ポンプ31,32と走行モータ33とが設けられている。ポンプ31,32は、P1ポンプ31とP2ポンプ32とで構成されている。P1ポンプ31及びP2ポンプ32には、リモコンバルブ21,22,23,24から延び、リモコンバルブ21,22,23,24から供給される作動油が流れるパイロットライン41,42,43,44が接続されている。パイロットライン41,42,43,44には、パイロットライン41,42,43,44を流れる作動油の圧力を計測する圧力センサ45がそれぞれ取り付けられ、走行モータ33には、走行モータ33の回転数を計測する回転センサ65が取り付けられている。
図2は、本発明を実施するためのシステムの概要を示している。このシステムは、油圧系統とコントロール系統とから構成されている。図2において、実線及び破線で示したラインは油圧系統を表し、一点鎖線で示したラインがコントロール系統を表している。油圧系統は、HST回路30、パイロットライン41,42,43,44、リモコンバルブ21,22,23,24、及び圧力調整ソレノイドバルブ61,62を備えている。また、油圧系統は、P3ポンプ53及びP4ポンプ54を備えている。一方、コントロール系統は、コントローラ60を有している。コントローラ60は、油圧系統からの出力を受けて一定の処理を行った後に、圧力調整ソレノイドバルブ61,62に対して指令を出力している。
(HST回路)
HST回路30は、建設機械1の走行機構8を構成する油圧回路である。図2は、発明を容易に説明するために、HST回路30を簡略化してモデル的に示している。HST回路30は、P1ポンプ31、P2ポンプ32、2つの走行モータ33、及びP1ポンプ31及びP2ポンプ32と各走行モータ33とを連絡する油圧ホースや配管から主に構成されている。HST回路30は、建設機械1の左右両側の走行機構8にそれぞれ設けられている。
P3ライン46は、図2に示すP3ポンプ53に接続された油圧ラインである。P3ライン46は、特に図面には示していないが、ブーム5等から構成される作業機構4の制御を行うコントロールバルブに作動油を供給している。
P4ライン47は、図2に示すP4ポンプ54に接続された油圧ラインである。P4ライン47は、特に図面には示していないが、パイロットライン47から分岐して、作動油を走行モータ33に流入し、パーキングブレーキのオンオフ、及び高速と低速との切替えを行っている。また、P4ライン47は、図2に示すように、圧力調整ソレノイドバルブ61,62に接続されている。圧力調整ソレノイドバルブ61,62は、後述するように、リモコンバルブユニット20に1次パイロットライン49によってつながれている。この1次パイロットライン49は、リモコンバルブユニット20を構成している4つのリモコンバルブ21,22,23,24に作動油を供給している。
パイロットライン41,42,43,44は、P1ポンプ31及びP2ポンプ32から吐出される作動油の流量を制御する油圧ラインである。すなわち、2次パイロットラインを構成している。ただし、ここでは、2次パイロットラインを「パイロットライン41,42,43,44」として説明する。
図2に示したリモコンバルブユニット20は、4個のリモコンバルブ21,22,23,24から構成されており、4個のリモコンバルブ21,22,23,24が1つのリモコンバルブユニット20を構成している。リモコンバルブ21,22,23,24は、オペレータがジョイステック(図示せず)を手動によって操作される。リモコンバルブ21,22,23,24は、手動操作に応じ、パイロットライン41,42,43,44に作動油を供給する。具体的に、第1リモコンバルブ21と第3リモコンバルブ23とは、第1圧力調整ソレノイドバルブ61から作動油が供給され、オペレータの手動によるジョイステックの操作に応じ、P1ポンプ31に作動油を供給することによって、P1ポンプ31が吐出する作動油の流量を制御する。一方、第2リモコンバルブ22と第4リモコンバルブ24とは、第2圧力調整ソレノイドバルブ62から作動油が供給され、オペレータの手動によるジョイステックの操作に応じ、P2ポンプ32に作動油を供給することによって、P2ポンプ32が吐出する作動油の流量を制御する。
本発明ではコントロール系統として、コントローラ60、圧力センサ45、回転センサ65、及び設定機構70が用いられている。コントローラ60は、例えば、メインフレーム2の内部に設けられ、建設機械1全体の動作を制御しているコントローラ60が用いられる。
<第1の制御形態>
第1の制御形態は、リモコンバルブ21,22,23,24から供給される作動油の圧力を調整し、左右の走行機構8の一方又は両方の速度を高速から低速に自動的に切り換える制御形態である。図3は、建設機械1の速度を高速から低速に自動的に切り換える制御形態の流れを簡略的に示したフローチャートである。図3に示すように、第1の制御形態では、圧力センサ45でパイロットライン41,42,43,44を流れる作動油の圧力を計測し、パイロットライン41,42,43,44を流れる作動油の圧力が予め設定された条件を満たすかどうかをコントローラ60が判断している。条件を満たす場合には、コントローラ60が左右の走行機構8の一方又は両方の速度を高速から低速に自動的に切り換えるように走行機構8を制御している。第1の制御形態の代表的な2つの制御形態として、スピンターン及びピボットターンについて説明する。
スピンターンとは、左右の走行機構8のうち、一方の走行機構8を前進させ、他方の走行機構8を後進させることによって、建設機械1全体の向きをその場で旋回させる動作である。スピンターンを行う場合の制御を図3に則して説明する。
ピボットターンとは、左右の走行機構8のうち、一方の走行機構8を前進又は後進させ、他方の走行機構8を止めておくことによって、建設機械1全体の向きを旋回させる動作である。ピボットターンを行う場合の制御を図3に則して説明する。
第2の制御形態は、建設機械1の走行形態として、高速モード、低速モードの他に、低速モードよりもさらに低速な超低速モード(以下、「クリープモード」という。)を加えた場合において、建設機械1がクリープモードで走行するように建設機械1の走行速度を制御する制御形態である。第2の制御形態では、建設機械1の走行速度が所定の速度を超えないようにするために、建設機械1の走行速度を設定するための設定機構70が用いられる。設定機構70としては、例えば、ディスプレイ装置やダイアル機構等を挙げることができる。こうした設定機構70によって設定された建設機械1の走行速度を制御する制御形態の流れの概要を図4に則して説明する。
建設機械1が、例えば、上り坂を登坂しているとき、走行機構8の負荷が、平坦な地面を走行しているときよりも増大する。第3の制御形態は、走行機構8の負荷が増大した場合に走行機構8を制御する形態である。走行機構8の負荷が増大したかどうかは、走行モータ33の回転数及びエンジントルクを計測することによって判断する。すなわち、走行モータ33の回転数が減少した場合に走行機構8の負荷が増大したと判断する。走行負荷が増大した場合の図5に則して説明する。
上記した各制御形態において、変速機能は、2速での走行時に段々と速度が落ちて1速程度の速度まで落ちたとき、自動で1速に切り替わる。その後、負荷が小さくなったら自動で2速に復帰する。この2速への復帰は、エンジン負荷率を見て制御される。
2 メインフレーム
3 オペレータキャビン
4 作業機構
6 アーム
7 バケット
8 走行機構
9 クローラ
10 トラックローラ
11 駆動機構
12 スプロケット
13 トラックローラ
20 リモコンバルブユニット
21,22,23,24 リモコンバルブ
21 第1リモコンバルブ
22 第2リモコンバルブ
23 第3リモコンバルブ
24 第4リモコンバルブ
30 HST回路
31,32 ポンプ
31 P1ポンプ
32 P2ポンプ
33 走行モータ
41,42,43,44 パイロットライン
45 圧力センサ
46 P3ライン
47 P4ライン
49 1次パイロットライン
53 P3ポンプ
54 P4ポンプ
60 コントローラ
61,62 圧力調整ソレノイドバルブ
61 第1圧力調整ソレノイドバルブ
62 第2圧力調整ソレノイドバルブ
65 回転センサ
70 設定機構
Claims (7)
- 建設機械の左右にHST回路からなる走行機構がそれぞれ設けられ、前記走行機構を制御する走行制御機構において、
前記走行制御機構には、前記建設機械の動作を制御する4つのリモコンバルブと、前記リモコンバルブに供給する作動油の1次圧を調整する1又は2つの圧力調整ソレノイドバルブと、前記建設機械に所望の動作をさせるために一定の設定をするための設定機構と、前記走行機構を制御するためのコントローラとが設けられ、
前記走行機構は、前記各リモコンバルブの操作量に応じ、高速と該高速よりも走行速度が遅い低速との間で前記建設機械の走行速度を切り換え可能に構成され、
前記各HST回路には、ポンプと走行モータとが設けられ、
前記各ポンプには、前記リモコンバルブから延び、前記4つのリモコンバルブから供給される作動油が流れるパイロットラインが前記各リモコンバルブに接続され、
前記各パイロットラインには、該パイロットラインを流れる作動油の圧力を計測する圧力センサがそれぞれ取り付けられ、
前記各走行モータには、該走行モータの回転数を計測する回転センサがそれぞれ取り付けられ、
前記コントローラは、前記設定機構からの設定信号、前記各圧力センサからの圧力信号、及び前記各回転センサからの回転数信号に基づいて、前記各リモコンバルブから供給される作動油の圧力を調整するように、前記各リモコンバルブの手動による操作から独立して前記各リモコンバルブを作動させ、
前記各リモコンバルブは、前記各パイロットラインを流れる作動油の圧力を変化させるか又は一定に維持することによって、前記各ポンプから吐出される作動油の流量を調整し、
前記設定機構は、前記建設機械の走行速度を、前記低速よりも前記建設機械の走行速度が遅いクリープモードに設定できるように構成され、
前記コントローラは、前記回転数信号に基づいて算定される前記建設機械の走行速度と、前記設定機構によって設定されたクリープモードにおける設定速度とを比較し、前記走行速度が前記設定速度を超える場合に、前記1又は2つの圧力調整ソレノイドバルブに対して供給される電流値を変化させ、前記各リモコンバルブに対して供給される作動油の1次圧を決定し、前記各リモコンバルブから供給される作動油の2次圧を前記1次圧に対応する圧力に調整して作動油を前記各ポンプに供給するように作動させ、
前記各ポンプは、前記2次圧に応じ、前記各ポンプから吐出される作動油の流量を一定に維持することによって、前記設定機構によって設定されたクリープモードにおける設定速度で前記建設機械が走行するように作動させる、ことを特徴とする走行制御機構。 - 前記コントローラは、前記圧力センサからの圧力信号に基づいて、前記各リモコンバルブが左右の前記走行機構の一方を前進又は後進させるか、若しくは、前記各リモコンバルブが左右の前記走行機構の一方を前進させ、他方を後進させる操作をしたかを判断し、
前記コントローラは、前記1又は2つの圧力調整ソレノイドバルブに対して供給される電流値を変化させ、操作された前記各リモコンバルブに対して供給される作動油の1次圧を決定し、前記各リモコンバルブから供給される作動油の2次圧を前記1次圧に対応する圧力に調整して作動油を前記各ポンプに供給するように作動させ、
前記各ポンプは、前記2次圧に応じ、前記各ポンプから吐出される作動油の流量を一定に維持することによって、操作された前記各リモコンバルブに対応する左右の走行機構の一方又は両方の走行速度を高速から低速に切り換えるように作動させる、請求項1に記載の走行制御機構。 - 前記各リモコンバルブの操作が前記建設機械を前記高速で走行させる形態であるにもかかわらず、前記コントローラが、前記回転数信号に基づいて前記建設機械が前記低速で走行していると判断した場合、
前記コントローラは、前記1又は2つの圧力調整ソレノイドバルブに対して供給される電流値を変化させ、前記各リモコンバルブに対して供給される作動油の1次圧を決定し、前記各リモコンバルブから供給される作動油の2次圧を前記1次圧に対応する圧力に調整して作動油を前記各ポンプに供給するように作動させ、
前記各ポンプは、前記2次圧に応じ、前記各ポンプから吐出される作動油の流量を減少することによって、前記建設機械の走行速度を前記低速に切り換えるように作動させる、請求項1又は2に記載の走行制御機構。 - 前記建設機械における前記走行モータの回転数が低くエンジントルクが大きい形態から、前記走行モータの回転数が高くエンジントルクが小さい形態に変化した際に、
前記コントローラは、前記1又は2つの圧力調整ソレノイドバルブに対して供給される電流値を変化させ、前記各リモコンバルブに対して供給される作動油の1次圧を決定し、前記各リモコンバルブから供給される作動油の2次圧を前記1次圧に対応する圧力に調整して作動油を前記各ポンプに供給するように作動させ、
前記各ポンプは、前記2次圧に応じ、前記各ポンプから吐出される作動油の流量を増大することによって、前記建設機械の走行速度を前記低速から前記高速に自動的に切り換えるように作動させる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行制御機構。 - 前記各リモコンバルブの操作をフルレバーにして前記各圧力センサからの圧力信号がフルレバー相当の圧力を検知しているときに、走行速度が設定値以下になったら高速から低速に自動的に切り替わり、一方、走行速度が設定値以上になったら低速から高速に自動的に切り替わる、請求項1又は2に記載の走行制御機構。
- 建設機械の左右にHST回路からなる走行機構がそれぞれ設けられ、前記走行機構を制御する走行制御機構を備えた走行制御方法において、
前記走行制御機構に、前記建設機械の動作を制御する4つのリモコンバルブと、前記リモコンバルブに供給する作動油の1次圧を調整する1又は2つの圧力調整ソレノイドバルブと、前記建設機械に所望の動作をさせるために一定の設定をするための設定機構と、前記走行機構を制御するためのコントローラとを設け、
前記走行機構を、前記各リモコンバルブの操作量に応じ、高速と該高速よりも走行速度が遅い低速との間で前記建設機械の走行速度を切り換え可能に構成し、
前記各HST回路に、ポンプと走行モータとを設け、
前記各ポンプに、前記各リモコンバルブから延び、前記4つのリモコンバルブから供給される作動油が流れるパイロットラインを前記各リモコンバルブに接続し、
前記各パイロットラインに、該パイロットラインを流れる作動油の圧力を計測する圧力センサをそれぞれ取り付け、
前記各走行モータに、該走行モータの回転数を計測する回転センサをそれぞれ取り付け、
前記コントローラが、前記設定機構からの設定信号、前記各圧力センサからの圧力信号、及び前記各回転センサからの回転数信号に基づいて、前記各リモコンバルブから供給される作動油の各圧力を調整するように、前記各リモコンバルブの手動による操作から独立して前記リモコンバルブを作動させ、
前記各リモコンバルブが、前記各パイロットラインを流れる作動油の圧力を変化させるか又は一定に維持することによって、前記各ポンプから吐出される作動油の流量を調整し、
前記設定機構は、前記建設機械の走行速度を、前記低速よりも前記建設機械の走行速度が遅いクリープモードに設定できるように構成され、
前記コントローラは、前記回転数信号に基づいて算定される前記建設機械の走行速度と、前記設定機構によって設定されたクリープモードにおける設定速度とを比較し、前記走行速度が前記設定速度を超える場合に、前記1又は2つの圧力調整ソレノイドバルブに対して供給される電流値を変化させ、前記各リモコンバルブに対して供給される作動油の1次圧を決定し、前記各リモコンバルブから供給される作動油の2次圧を前記1次圧に対応する圧力に調整して作動油を前記各ポンプに供給するように作動させ、
前記各ポンプは、前記2次圧に応じ、前記各ポンプから吐出される作動油の流量を一定に維持することによって、前記設定機構によって設定されたクリープモードにおける設定速度で前記建設機械が走行するように作動させる、ことを特徴とする走行制御方法。 - 以下の(1)〜(4)のいずれかを動作する、請求項6に記載の走行制御方法。
(1)前記コントローラは、前記圧力センサからの圧力信号に基づいて、前記各リモコンバルブが左右の前記走行機構の一方を前進又は後進させるか、若しくは、前記各リモコンバルブが左右の前記走行機構の一方を前進させ、他方を後進させる操作をしたかを判断し、
前記コントローラは、前記1又は2つの圧力調整ソレノイドバルブに対して供給される電流値を変化させ、操作された前記各リモコンバルブに対して供給される作動油の1次圧を決定し、前記各リモコンバルブから供給される作動油の2次圧を前記1次圧に対応する圧力に調整して作動油を前記各ポンプに供給するように作動させ、
前記各ポンプは、前記2次圧に応じ、前記各ポンプから吐出される作動油の流量を一定に維持することによって、操作された前記各リモコンバルブに対応する左右の走行機構の一方又は両方の走行速度を高速から低速に切り換えるように作動させる、
(2)前記各リモコンバルブの操作が前記建設機械を前記高速で走行させる形態であるにもかかわらず、前記コントローラが、前記回転数信号に基づいて前記建設機械が前記低速で走行していると判断した場合、
前記コントローラは、前記1又は2つの圧力調整ソレノイドバルブに対して供給される電流値を変化させ、前記各リモコンバルブに対して供給される作動油の1次圧を決定し、前記各リモコンバルブから供給される作動油の2次圧を前記1次圧に対応する圧力に調整して作動油を前記各ポンプに供給するように作動させ、
前記各ポンプは、前記2次圧に応じ、前記各ポンプから吐出される作動油の流量を減少することによって、前記建設機械の走行速度を前記低速に切り換えるように作動させる、
(3)前記建設機械における前記走行モータの回転数が低くエンジントルクが大きい形態から、前記走行モータの回転数が高くエンジントルクが小さい形態に変化した際に、
前記コントローラは、前記1又は2つの圧力調整ソレノイドバルブに対して供給される電流値を変化させ、前記各リモコンバルブに対して供給される作動油の1次圧を決定し、前記各リモコンバルブから供給される作動油の2次圧を前記1次圧に対応する圧力に調整して作動油を前記各ポンプに供給するように作動させ、
前記各ポンプは、前記2次圧に応じ、前記各ポンプから吐出される作動油の流量を増大することによって、前記建設機械の走行速度を前記低速から前記高速に自動的に切り換えるように作動させる、
(4)前記各リモコンバルブの操作をフルレバーにして前記各圧力センサからの圧力信号がフルレバー相当の圧力を検知しているときに、走行速度が設定値以下になったら高速から低速に自動的に切り替わり、一方、走行速度が設定値以上になったら低速から高速に自動的に切り替わる。
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