JP6822835B2 - レバー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用のレバー装置に関する。
特許文献1には、車両用のレバー装置が開示されている。
特許第4695310号公報
図10は、従来例にかかるレバー装置100を説明する図であり、(A)は、分解斜視図であり、(B)は、(A)における面Aで、可動部品104を切断した断面図である。
図10に示すように、この種のレバー装置100には、例えば、ターンシグナルを点灯/消灯させる際に、操作ノブ101を軸線X回りに回動させ、パッシングを行う際に、操作ノブ101を軸線Xに直交する軸線Y回りに回動させる構成のものがある。
そのため、操作ノブ101は、可動部品104に挿入した基端部103が、可動部品104で軸線X回りに回動可能に支持されていると共に、可動部品104は、極盤111の上部開口をカバー112で塞いで形成した固定部品110内で、軸線Y回りに回動可能に支持されている。
可動部品104では、当該可動部品104を軸線Y回りに回転させるための軸状突起105が、軸線Y方向の上下に設けられている。固定部品110の極盤111とカバー1112には、可動部品104の軸状突起105を回動可能に支持するための円筒状の支持部113が、それぞれ軸線Y方向に厚みを持って設けられている。
図10の(B)に示すように、可動部品104は、操作ノブ101を軸線X回りに回動可能に支持するために一対の支持腕部106、106を有している。
この支持腕部106、106には、軸線X方向に貫通する支持孔106a、106aが設けられており、この支持孔106a、106aでは、基端部103の軸線X方向の両側から突出する支持軸103a、103aが、回動可能に支持されている。
ここで、操作ノブ101が、可動部品104を軸線Y回りに回動させる方向に強引に操作されると、操作ノブ101側の支持軸103a、103aを支持する支持腕部106、106に、当該支持腕部106、106を軸線X方向で離間させる方向の応力が作用する。
そして、支持腕部106、106の軸線X方向の移動が規制されていない場合には、操作ノブ101が可動部品104から脱落する可能性がある。
そのため、従来例にかかるレバー装置100では、操作ノブ101と可動部品104との連結部を保護するための保護部102に、支持腕部106、106の軸線X方向の変位を規制する規制部102a、102aが設けられている。
ここで、操作ノブ101の基端部103を可動部品104に組み付ける際には、基端部103の支持軸103a、103aを、支持腕部106、106の支持孔106a、106aに係合させる必要がある。
そのため、可動部品104の支持腕部106、106を軸線X方向で離間させて、基端部103の支持軸103a、103aを挿入する隙間を確保する必要がある。
しかし、規制部102a、102aを有する保護部102は、操作ノブ101と一体に形成されている。
そのため、操作ノブ101の基端部103を可動部品104に組み付けるために、支持腕部106、106の間に基端部103を挿入しようとすると、規制部102a、102aが、支持腕部106、106の軸線X方向への変位を規制してしまう。
そのため、支持腕部106、106の間に、基端部103の支持軸103a、103aを挿入する隙間を十分に確保することができないので、操作ノブの脱落対策が施された操作ノブの場合、可動部品との組み付け性に難があった。
そこで、操作ノブの可動部品からの脱落を対策しつつ、操作ノブの可動部品への組み付け性を向上させることが求められている。
本発明は、
一対の支持腕部を有する可動部品と、
前記一対の支持腕部の間に挿入した基端部が、前記一対の支持腕部で第1の軸線回りに回動可能に支持された操作ノブと、
極盤とカバーとを、第1の軸線に直交する第2の軸線方向で組み付けて構成した固定部品と、を有し、
前記固定部品において前記可動部品が、前記第2の軸線回りに回動可能に支持されたレバー装置であって、
前記極盤と前記カバーの互いの対向面に、前記第2の軸線方向から見て、前記第2の軸線を所定間隔で囲む弧状のガイド溝をそれぞれ設けると共に、
前記一対の支持腕部に、前記極盤のガイド溝と、前記カバーのガイド溝に係合する突起を設けた構成のレバー装置とした。
本発明によれば、支持腕部に設けた突起が、極盤側のガイド溝に係合することで、支持腕部の第1の軸線方向の変位が規制される。
これにより、可動部品が固定部品で回動可能に支持されたレバー装置では、一対の支持腕部は、第1の軸線方向で互いに離間する方向への変位が規制される。
よって、基端部が一対の支持腕部で支持された操作ノブの可動部品からの脱落を防ぐことができる。
また、固定部品で支持される前の可動部品では、一対の支持腕部は、第1の軸線方向に変位可能であるので、一対の支持腕部の間に基端部を挿入して、操作ノブの基端部を一対の支持腕部で支持させることができる。
よって、操作ノブを可動部品に組み付ける際の組み付け性が向上する。
レバー装置を説明する図である。 レバー装置を説明する図である。 カバーを説明する図である。 極盤を説明する図である。 極盤の要部拡大図である。 可動部品を説明する図である。 可動部品を説明する図である。 レバー装置の作用を説明する断面図である。 レバー装置の動作を説明する断面図である。 従来例にかかるレバー装置を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、レバー装置1を説明する図であって、レバー装置1を操作ノブ2に沿って切断した断面図である。
図2は、レバー装置1を説明する図であって、レバー装置1を、図1のA−A線に沿って切断した断面図である。
図1に示すように、レバー装置1は、ユーザにより操作される操作ノブ2を有しており、この操作ノブ2では、筒状のカバー部21の長手方向の一端21a側に、回転ノブ22が設けられている。
操作ノブ2は、カバー部21の内部に、当該カバー部21一体に連結された軸部材23を有している。
軸部材23の基端側の操作部24(基端部)は、カバー部21の他端21bに設けた保護部210から突出して、可動部品3に挿入されている。
図2に示すように、可動部品3は、一対の支持腕部32、32を有しており、この一対の支持腕部32、32の間に挿入された操作部24は、一対の支持腕部32、32で軸線X(第1の軸線)回りに回動可能に支持されている。
そのため、図1に示すように、操作ノブ2が、図中D1方向に操作されると、操作部24が軸線X周りの周方向で図中d1方向に変位し、図中D2方向に操作されると、操作部24が軸線X周りの周方向で図中d2方向に変位するようになっている。
さらに、図1および図2に示すように、操作ノブ2は、軸線Xに直交する軸線Y周りにも回動操作されるようになっており、この操作ノブ2の軸線Y回りの回動を可能にするために、操作ノブ2を支持する可動部品3が、当該可動部品3を収容する固定部品4で、軸線Y(第2の軸線)回りに回動可能に支持されている。
図2に示すように、可動部品3を収容する固定部品4は、プリント基板Pを収容する極盤5と、カバー6とを、軸線Y方向で組み付けて形成されている。
[カバー6]
図3は、カバー6を説明する図であり、(A)は、カバー6を、極盤5側から見た平面図であり、(B)は、カバー6を、極盤5側から見た斜視図であり、(C)は、(A)における領域Aの拡大図である。
なお、図3の(C)では、ガイド溝65の位置を明確にするために、ガイド溝65の両側に位置するガイド壁66、67にハッチングを付して示している。
平面視においてカバー6は、略矩形形状を成す天板部60を有しており、この天板部60の幅方向の両側には、極盤5側に延出して側壁61、61が設けられている。
側壁61、61では、側壁61、61の一方の端部61a、61aに隣接して、ネジ孔62aを有する取付部62、62が設けられている。
取付部62、62は、天板部60の幅方向(図3の(A)における上下方向)の中心を通る仮想線Lm(第3の軸線)を挟んで対称に設けられている。
なお、この仮想線Lmは、軸線Xと軸線Yとの交点を通って、軸線Xと軸線Yとに直交している。
取付部62、62の仮想線Lm側には、リブ64、64が設けられている。これらリブ64、64は、天板部60の側縁60aに沿って、互いに近づく方向に延出している。
これらリブ64、64は、仮想線Lmを挟んで対称に設けられており、仮想線Lmの直交方向(軸線X方向)で、間隔W1をあけて互いに対向している。
リブ64、64の内側には、極盤5側から見て弧状を成すガイド溝65が、一対のガイド壁66、67の間に形成されている。
実施の形態では、図3の(C)に示すように、極盤5側から見てガイド壁66、67は、操作ノブ2の軸線Yを所定間隔で囲む仮想円Im1、Im2上に、それぞれ内周661と外周672を位置させており、これらガイド壁66、67の間が、ガイド溝65となっている。
このガイド溝65は、軸線Yを所定間隔で囲む仮想円Imcに沿って弧状に形成されており、ガイド溝65は、軸線Y回りの周方向の全長に亘って同じ幅Waで形成されている。
図3の(A)に示すように、軸線Y周りの周方向におけるガイド溝65の一端65a側と他端65b側は、軸線Xを、仮想線Lm方向における一方側から他方側に横切っており、一端65aと他端65bは、仮想線Lm方向における軸線Xの他方側に位置している。
極盤5側から見て、天板部60のガイド溝65の内径側には、円筒状の支持筒68が、仮想線Lmと交差する位置に設けられている。
この支持筒68は、操作ノブ2の回動軸である軸線Yと同心に設けられており、この支持筒68の支持孔68aに、後記する可動部品3の軸部37(図7参照)が挿入されるようになっている。
[極盤5]
図4は、極盤5を説明する図であり、(A)は、極盤5を、カバー6側から見た平面図であり、(B)は、極盤5を、カバー6側から見た斜視図である。
図5は、極盤5におけるガイド溝55と支持筒54周りの要部拡大図である。
なお、図5では、ガイド溝55と支持筒54の位置を明確にするために、ガイド溝55の両側に位置するガイド壁56、57と、支持筒54に、ハッチングを付して示している。
図4に示すように、カバー6側から見た平面視において極盤5は、前記した天板部60に略平行な仕切壁部50を有しており、この仕切壁部50の幅方向(図5の(A)における上下方向)の両側には、カバー6側に延出して側壁51、51が設けられている。
これら側壁51、51の一方の端部51a、51aは、カバー6側に延出した奥壁58により接続されており、仕切壁部50では、これら側壁51、51と奥壁58とで囲まれた内側領域に、可動部品3が収容されるようになっている。
図4の(A)に示すように、側壁51、51では、他方の端部51bに隣接して、ネジ孔52a、52aを有するボス部52、52が設けられている。
カバー6側から見てボス部52、52は、仕切壁部50の幅方向の中心を通る仮想線Lmを挟んで対称となる位置に設けられている。
カバー6側から見て、ボス部52、52の仮想線Lm側には、仮想線Lm側に延びるリブ53、53が、仕切壁部50の側縁50aに沿って設けられている。
これらリブ53、53は、仮想線Lmを挟んで対称に設けられており、仮想線Lmの直交方向(軸線X方向)で、間隔W2をあけて互いに対向している。
カバー6側から見て、仕切壁部50におけるボス部52、52の間には、円筒状の支持筒54が、仮想線Lmと交差する位置に設けられている。
この支持筒54は、操作ノブ2の回動軸である軸線Yと同心に設けられており、この支持筒54の支持孔54aに、後記する可動部品3の軸部34(図6参照)が挿入されるようになっている。
図5に示すように、リブ53、53の軸線Y側(図中、左側)には、カバー6側から見て弧状を成すガイド溝55が、一対のガイド壁56、57の間に形成されている。
実施の形態では、カバー6側から見てガイド壁56、57は、操作ノブ2の回転軸である軸線Yを所定間隔で囲む仮想円Im1、Im2上に、それぞれ内周561と外周572を位置させており、これらガイド壁56、57の間がガイド溝55となっている。
このガイド溝55は、軸線Yを所定間隔で囲む仮想円Imcに沿って弧状に形成されており、ガイド溝55の各々は、軸線Y回りの周方向に同じ幅Waで形成されている。
ガイド壁56、57の間のガイド溝55、55は、仮想線Lmを挟んで対称となる位置に設けられており、軸線Y周りの周方向で、それぞれ同じ角度範囲θに設けられている。
ガイド溝55、55は、仮想線Lmに直交すると共に軸線Yを通る軸線Xを横切って設けられている。ガイド溝55、55では、軸線Xを基準として、仕切壁部50の挿通孔502側(図中、左側)に位置する領域のほうが、反対側(図中、右側)に位置する領域よりも仮想円Imcに沿う方向の長さが長くなっている。
さらに、仕切壁部50では、ガイド壁56の延長上に、補強リブ501、501が設けられており、これら補強リブ501、501は、仕切壁部50をカバー6側に窪ませて形成されている。
これら補強リブ501は、仮想円Im1に沿って弧状に形成されており、軸線Yを基準として、仮想円Imcから仮想円Im1の内径側まで及ぶ径方向の幅Wbを有している。
[可動部品3]
図6は、可動部品3を説明する図であり、(A)は、極盤5側から見た平面図であり、(B)は、極盤5側から見た斜視図である。
図7は、可動部品3を説明する図であり、(A)は、カバー6側から見た平面図であり、(B)は、カバー6側から見た斜視図である。
図6に示すように、可動部品3では、軸線Yに直交する仮想線Lmを挟んだ両側に側壁31、31が設けられており、これら側壁31、31に跨がって、円筒状の軸部34を有する支持板33が設けられている。
支持板33において軸部34は、仮想線Lmと軸線Xとが交差する位置で、軸線Yに対して同心に設けられている。
軸部34は、支持板33から極盤5側に突出しており、軸線Y方向から見て軸部34は、前記した極盤5の支持筒54の支持孔54a(図4の(A)参照)に整合する外径D1で形成されている。
軸線Y方向から見て、支持板33における側壁31、31と重なる領域には、支持板33の外周を切除して形成した弧状の摺動面331が形成されている。
この摺動面331は、操作子(図示せず)の挿通孔300と重なる領域を除いて、前記したガイド壁56の内周561(図5参照)に沿う仮想円Im1に沿って設けられている。
この摺動面331は、軸線Yと仮想線Lmに直交する軸線Xを、当該軸線Xの一方側から他方側に跨いで設けられており、周方向における摺動面331の一端331aと他端331bは、軸線Xよりも操作ノブ2側(図中、右側)に位置している。
支持板33における極盤5との対向面には、軸線Xと交差する位置に、摺動片332、332が設けられており、これら摺動片332、332は、軸部34を挟んで対称に設けられている。
摺動片332、332は、摺動面331に沿って設けられており、軸線Xから挿通孔300側(図6の(A)における左側)に離れるにつれて軸線Yの径方向の厚みが薄くなる先細り形状で形成されている。
これら摺動片332、332は、可動部品3が、極盤5とカバー6との間に組み付けられた際に、極盤5の仕切壁部50に設けた補強リブ501、501(図5参照)に当接するようになっており、可動部品3が軸線Y回りに回動すると、摺動片332、332が、仕切壁部50の補強リブ501、501の部分を摺動するようになっている。
可動部品3の底壁部30では、摺動面331との間に所定間隔をあけてストッパ333、334が設けられている。操作ノブ2の操作により、可動部品3が軸線Y回りに大きく回動すると、これらストッパ333、334が、ガイド壁56(図5参照)に衝突して、可動部品3(操作ノブ2)の回動を阻止するようになっている。
図6の(A)に示すように、底壁部30の幅方向の両側に位置する側壁31、31には、これら側壁31、31の外方に延出して支持腕部32、32が設けられている。
支持腕部32、32は、側壁31、31における挿通孔300と支持板33との境界部から、外方に延びたのち、側壁31に沿って延びており、この支持腕部32、32の先端32a、32aは、前記した軸線Xを操作ノブ2側(図中右側)に超えた位置に達している。
この支持腕部32、32では、軸線Xよりも、支持腕部32、32の基端32b、32b側の位置の外周に、円柱状のガイド軸321、321が設けられている。
支持腕部32、32は、側壁31で片持ち支持されており、ガイド軸321、321が設けられた先端32a、32a側が、底壁部30の幅方向(図6の(A)における上下方向)に弾性変位可能となっている。
図6および図2に示すように、支持腕部32、32では、軸線Y方向における略中央部に、当該支持腕部32、32を厚み方向に貫通して支持孔320、320が設けられている。
これら支持孔320、320に、操作ノブ2の操作部24側から延びる係合軸241(図2参照)が係合することで、可動部品3において操作ノブ2が軸線X回りに回動可能に支持されている。
そのため、側壁31、31における支持腕部32、32の内側に位置する領域には、この係合軸241との干渉を避けるための切欠き310、310が設けられている(図6の(B)参照)。
図6の(B)に示すように、支持腕部32、32では、支持孔320、320を挟んで、ガイド軸321、321の反対側にも、ガイド軸322、322が設けられている。
これらガイド軸322、322と、ガイド軸321、321は、軸線Yに平行な軸線Y1、Y2上で同軸に配置されている。
図7に示すように、カバー6側から見て、ガイド軸322、322は、軸線Yを中心とする仮想円Imc上に位置している。
可動部品3の上壁部35では、ガイド軸322とガイド軸322との間の領域に、ガイド部36が設けられている。
ガイド部36は、上壁部35からカバー6側に突出しており、仮想線Lmと軸線Xとに跨がる範囲に設けられている。
ガイド部36のカバー6との対向面36aは、軸線Yに直交する平坦面となっており、軸線Y方向から見て、ガイド部36におけるガイド軸322、322に対向する領域には、ガイド部36の外周を切除して形成した弧状の摺動面361、361が形成されている。
摺動面361、361は、前記したガイド壁66の内周661(図3の(C)参照)に沿う仮想円Im1に沿って設けられており、軸線Xを、当該軸線Xの一方側から他方側に跨いで設けられている。
ガイド部36のカバー6との対向面36aには、軸線Xと交差する位置に、摺動片362、362が設けられている。
これら摺動片362、362は、対向面36aからカバー6側に突出しており、摺動面361、361の内径側(軸線Y側)を、摺動面361、361に沿って設けられている。
軸線Y方向から見て、摺動片362、362は、弧状を成しており、軸線Y回りの周方向に、ほぼ同じ幅Wdで形成されている。
これら摺動片362、362は、可動部品3が、極盤5とカバー6との間に組み付けられた際に、カバー6の天板部60に当接するようになっている。
実施の形態では、これら摺動片362、362は、天板部60におけるガイド壁66の内側(軸線Y側、図3の(A)参照)の領域に当接するようになっており、可動部品3が軸線Y回りに回動すると、摺動片362、362が、天板部60におけるガイド壁66の軸線Y側を摺動するようになっている。
図7に示すように、カバー6側から見て、ガイド部36では摺動片362と摺動片362との間の領域に、凹溝363が設けられている。凹溝363は、ガイド部36を仮想線Lm方向における一方側から他方側に横切って設けられており、軸線X方向に所定幅W3を有している。
この凹溝363では、仮想線Lmと軸線Xとが交差する位置に、円筒状の軸部37が設けられており、この軸部37は、軸線Yに対して同心に設けられている。
軸部37は、支持筒68の支持孔68a(図3の(A)参照)の内径と略整合する外径D3で形成されており、軸部37は、カバー6と極盤5とを組み付けた際に、前記したカバー6の支持筒68の支持孔68aに、軸線Y方向から挿入されるようになっている(図2参照)。
そのため、可動部品3は、軸線Y回りに回動する際に、軸部37がカバー6側の支持筒68で支持された状態で回動するようになっており、可動部品3は、可動部品3の軸線Yに対して傾くことなく回動できるようになっている。
以下、かかる構成のレバー装置1の作用を説明する。
図8は、レバー装置1の操作ノブ2と、可動部品3との組付けを説明する図であって、操作ノブ2と可動部品3を、図2におけるA−A線に沿って切断した断面の可動部品3と操作ノブ2側の部品のみを示した図である。
図8の(A)は、操作ノブ2の操作部24を、可動部品3の一対の支持腕部32、32の間に挿入している途中を示した断面図である。
図8の(B)は、操作部24の係合軸241を、可動部品3の一対の支持腕部32、32の間に挿入している途中を示した断面図である。
図8の(C)は、操作部24の係合軸241が、一対の支持腕部32、32の間の支持孔320に係合されて、操作ノブ2の操作部24の可動部品3への組付けが完了した状態を示す断面図である。
図8の(A)に示すように、操作ノブ2の操作部24を、可動部品3に組み付ける際には、操作部24の先端24a側を、仮想線Lmの軸方向から、一対の支持腕部32、32の間に挿入する。
ここで、操作部24の係合軸241が設けられた部分の軸線X方向の外径D4は、軸線X方向における支持腕部32、32の間隔D5よりも大きい外径に設定されている。
そのため、操作部24の先端24a側の一対の支持腕部32、32の間への挿入が進行すると、操作部24の係合軸241が、支持腕部32、32の先端32aに最初に接触する。
ここで、係合軸241には、操作部24の挿入方向側(図中、左側)に、傾斜面241aが設けられており、この傾斜面241aは、支持腕部32に近づくにつれて(図中、左側に向かうにつれて)外径D4が小さくなる向きで傾斜している。
そのため、支持腕部32、32の先端32a、32a側は傾斜面241aにより押されて、互いの離間距離(間隔D5)を広げる方向に変位する。
これにより、操作部24の係合軸241は、支持腕部32、32を弾性的に変形させながら、支持腕部32、32の間に挿入される(図8の(B)参照)。
ここで、操作部24の基端24b側(軸部材23(図1の(A)参照)との連結部側)が、筒状のカバー部21と一体に形成された保護部210で覆われている。
この保護部210には、従来例にかかるレバー装置100のように、規制部102a(図10参照)が設けられておらず、操作部24において係合軸241は、カバー部21の保護部210から外側に突出した領域に設けられている。
そのため、支持腕部32、32の先端32a側では、軸線X方向における外側に、操作ノブ2側の部材(カバー部21、保護部210)が位置していないので、支持腕部32、32の先端32a側の互いに離れる方向への変位が規制されないようになっている。
そのため、操作ノブ2は、操作部24の係合軸241が支持腕部32、32の支持孔320、320に係合する位置(図8の(C)参照)まで、操作部24を支持腕部32、32の間にスムーズに挿入できる。
図9は、レバー装置1の操作ノブ2が操作された際の可動部品3の変位を説明する図であり、図2におけるA−A断面図に相当する図である。
可動部品3が、極盤5とカバー6との間に組み付けられた状態では、可動部品3からカバー6側に延びるガイド軸322、323は、カバー6のガイド溝65内に位置している(図2参照)。また、可動部品3からカバー6側に突出した軸部37は、カバー6の支持筒68の支持孔68aに位置している。
さらに、可動部品3から極盤5側に延びるガイド軸321、321は、極盤5のガイド溝55内に位置すると共に、可動部品3から極盤5側に延びる軸部34が、極盤5の支持筒54の支持孔54a内に位置している(図2参照)。
前記したようにガイド溝55、65は、それぞれ軸線Yを所定間隔で囲む仮想円Imcに沿って設けられている。そのため、操作ノブ2の操作により、可動部品3が軸線Y回りに回動すると、可動部品3から延びるガイド軸321は、ガイド溝55に沿って軸線Y周りの周方向に変位し、ガイド軸322、323は、ガイド溝65に沿って軸線Y周りの周方向に変位する。
さらに、支持腕部32、32は、軸線X方向で互いに離間する方向への変位が、カバー6側のガイド溝65と極盤5側のガイド溝55に係合させたガイド軸321、322により規制されている(図2、図9参照)。
例えば、図9の場合には、ガイド軸321が、極盤5側のガイド溝55に係合しており、支持腕部32、32は、軸線X方向で互いに離間する方向に変位できないようになっている。
そのため、操作ノブ2が、可動部品3を軸線Y回りに回転させる方向に強引に操作されても、支持腕部32、32が軸線X方向に変形することがない。
これにより、支持腕部32、32の間隙が広がって、操作部24の係合軸241が、支持腕部32、32の支持孔320から脱落することがないので、操作ノブ2の操作部24が、可動部品3から分離して脱落することがない。
よって、従来例にかかるレバー装置100のように、支持腕部106の変位を規制するための規制部102aを、操作ノブ101の保護部102に設ける必要がない。
したがって、固定部品110と可動部品104との間に、規制部102aを挿入するための隙間を確保する必要が無いので、隙間を無くすことができる分だけ、レバー装置1の軸線X方向の幅を狭めることができる。
以上の通り、実施の形態では、
(1)一対の支持腕部32、32を有する可動部品3と、
一対の支持腕部32、32の間に挿入された基端側の操作部24が、一対の支持腕部32、32で軸線X(第1の軸線)回りに回動可能に支持された操作ノブ2と、
極盤5とカバー6とを、軸線Xに直交する軸線Y(第2の軸線)方向で組み付けて構成した固定部品4と、を有し、
固定部品4において可動部品3が、軸線Y回りに回動可能に支持されたレバー装置1であって、
極盤5とカバー6の互いの対向面に、軸線Y方向から見て、軸線Yを所定間隔で囲む弧状のガイド溝55、65をそれぞれ設けると共に、
支持腕部32、32に、極盤5側のガイド溝55に係合するガイド軸321(突起)と、カバー6側のガイド溝55に係合するガイド軸322(突起)を設けた構成とした。
このように構成すると、支持腕部32、32に設けたガイド軸321、322が、極盤5側のガイド溝55と、カバー6側のガイド溝65にそれぞれ係合することで、支持腕部32、32は、軸線X方向で互いに離間する方向への変位が規制される(図2、図9参照)。
そのため、操作ノブ2が、可動部品3を軸線Y回りに回転させる方向に強引に操作されても、支持腕部32、32が軸線X方向で互いに離れる方向に変形して、操作ノブ2の操作部24が、可動部品3の支持腕部32、32から分離して脱落することがない。
また、固定部品4で支持される前の可動部品3では、支持腕部32、32は軸線X方向(互いの間隔を広げる方向)に変位可能である。そのため、操作ノブ2の操作部24を支持腕部32、32の間に挿入して、操作ノブ2を可動部品3の支持腕部32、32で回動可能に支持させることができる。よって、操作ノブ2を可動部品3に組み付ける際の組み付け性が向上する。
さらに、支持腕部32、32の変形を規制するための規制部(例えば、図10、規制部102a参照)を、操作ノブ2の保護部210に設ける必要がない。
規制部102aを設ける場合には、固定部品4と可動部品3との間に、規制部102aを挿入する隙間を設ける必要がある。これに対して本願の場合、規制部に相当するものが必要ないので、例えば、図9の場合には、ボス部52と支持腕部32との間の隙間Sを広く取る必要が無い。よって、隙間Sを広く取る必要がない分だけ、レバー装置1の軸線X方向の幅を狭めることができる。
(2)操作ノブ2の基端側の操作部24では、軸線X方向の両側に、軸線Xに沿って突出する係合軸241(軸状突起)が設けられており、
支持腕部32、32の各々には、係合軸241、241を回転可能に支持する支持孔320が、支持腕部32、32を軸線X方向に貫通して設けられており、
係合軸241は、操作部24を一対の支持腕部32、32の間に挿入する際の挿入側(図8における左側)に、一対の支持腕部32、32を軸線X方向で互いに離間させる方向に変位させる傾斜面241aが設けられている構成とした。
このように構成すると、操作部24を支持腕部32、32の間に挿入する際に、支持腕部32、32を軸線X方向で互いに離間させる方向に変位させて、操作部24の係合軸241を挿入する隙間を、支持腕部32、32の間に確保できる。
操作ノブ2は、操作部24の係合軸241が支持腕部32、32の支持孔320、320に係合する位置(図8の(C)参照)まで、操作部24を支持腕部32、32の間にスムーズに挿入できる。
これにより、操作ノブ2を可動部品3に組み付ける際の組み付け性が向上する。
(3)操作ノブ2は、
筒状のカバー部21と、
カバー部21の内部でカバー部21に連結されると共に、基端側の操作部24をカバー部21から突出させた軸部材23と、を有しており、
係合軸241は、操作部24におけるカバー部21(保護部210)から突出した部位に設けられており、カバー部21(保護部210)の先端210aと、支持腕部32、32の先端32aとが、操作部24の挿入方向に沿う仮想線Lm方向で間隙Saをあけて設けられている構成とした(図8の(C)参照)。
このように構成すると、支持腕部32、32の先端32a側では、軸線X方向における外側に、操作ノブ2側の部材(カバー部21、保護部210)が位置していないので、支持腕部32、32の先端32a側の互いに離れる方向への変位が規制されないようになっている。
そのため、操作ノブ2は、操作部24を支持腕部32、32の間に挿入する際に、支持腕部32、32を軸線X方向で互いに離間させる方向に変位させることができる。
よって、操作ノブ2は、操作部24の係合軸241が支持腕部32、32の支持孔320、320に係合する位置(図8の(C)参照)まで、操作部24を支持腕部32、32の間にスムーズに挿入できる。
(4)極盤5のガイド溝55は、軸線Y方向から見て弧状を成す一対のガイド壁56、57の間に形成されており、カバー6のガイド溝65は、軸線Y方向から見て弧状を成す一対のガイド壁66、67の間に形成されており、
軸線Y方向から見てガイド溝55、65は、軸線Yを中心とした仮想円Imcに沿って設けられている構成とした。
このように構成すると、軸線Y方向における極盤5とカバー6との間に形成したガイド溝55、65で、支持腕部32、32のガイド軸321、322が支持される。
これにより、支持腕部32、32は、軸線X方向で互いに離間する方向への変位が規制される。
よって、操作ノブ2が、可動部品3を軸線Y回りに回転させる方向に強引に操作されても、支持腕部32、32が軸線X方向に変形して、操作ノブ2の操作部24が可動部品3から分離して脱落することがない。
(5)軸線Y方向から見て極盤5側のガイド溝55は、仮想線Lmを挟んで対称となる位置関係で2つ設けられており、
極盤5側のガイド溝55、55の各々は、軸線Xを、仮想線Lm方向における一方側から他方側に跨いて設けられていると共に、軸線Y回りの周方向で、それぞれ同じ角度範囲θ(図5)に設けられており、
支持腕部32、32に設けられていると共に極盤5側のガイド溝55に係合するガイド軸321、321は、軸線Y方向から見た仮想線Lmの一方側(図6の(A)における下側)と他方側(図6の(A)における上側)で、仮想線Lmを挟んで対称となる位置関係で仮想円Imc状に位置している構成とした。
このように構成すると、仮想線Lmを挟んで一方側に位置する支持腕部32と、他方側に位置する支持腕部32の軸線X方向の変位を均等に防止できるので、支持腕部32、32に変形が生じて、支持腕部の間から操作部24が脱落する事態の発生を好適に防止できる。
(6)軸線Y方向から見て、仮想線Lmの一方側に位置する支持腕部32と、他方側に位置する支持腕部32では、カバー6側のガイド溝65に係合するガイド軸322と、極盤5側のガイド溝55に係合するガイド軸321とが、共通の軸線Y1、Y2上に位置しており、軸線Y1と、軸線Y2は、軸線Yを挟んで対称、かつ互いに平行である構成とした(図6参照)。
このように構成すると、可動部品3の軸線Yに対する傾きを防止しつつ、可動部品3を軸線Y回りに回動させることができる。
また、操作ノブ2が、可動部品3を軸線Y回りに回転させる方向に強引に操作されても、仮想線Lmの一方側に位置する支持腕部32と、他方側に位置する支持腕部32とが、軸線Y方向でねじれて変形することがない。そのため、操作ノブ2の操作部24が可動部品3から分離して脱落することがない。
さらに、極盤5にカバー6を組み付けると、極盤5側のガイド壁57の内周に、支持腕部32、32に設けられたガイド軸321、321が弾性的に当接すると共に、カバー6側のガイド壁67の内周に、支持腕部32、32に設けられたガイド軸322、322が弾性的に当接する。
特に、軸線Y方向から見て、一方側に位置する支持腕部32と、他方側に位置する支持腕部32において、ガイド軸321、322が軸線Xの近傍に位置しているので、可動部品3の軸線X方向のガタツキを、好適に防止できる。
(7)支持腕部32、32では、カバー6側のガイド溝65に係合するガイド軸322と、極盤5側のガイド溝55に係合するガイド軸321とが、軸線Yに平行な軸線Y1、Y2方向で間隔をあけて設けられており、
支持腕部32、32では、カバー6側のガイド溝65に係合するガイド軸322と、極盤5側のガイド溝55に係合するガイド軸321との間の領域に、操作ノブ2の操作部24の両側に設けられた係合軸241の支持孔320、320が設けられている構成とした。
このように構成すると、操作ノブ2が、可動部品3を軸線Y回りに回動させる方向に強引に操作されると、操作ノブ2側の係合軸241、241を支持する支持腕部32、32に、当該支持腕部32、32を軸線X方向で離間させる方向の応力が作用する。
ここで、支持腕部32、32を軸線X方向で離間させる方向の移動が規制されていない場合には、操作ノブ2が可動部品3から脱落する可能性がある。
実施の形態のレバー装置1では、支持腕部32、32の軸線X方向の変位が、ガイド軸321、322と、これらに係合するガイド溝55、65により規制されているので、かかる事態の発生を好適に防止できる。
また、従来のレバー装置1では、かかる事態の発生を防止するために、例えば、操作ノブ側の係合軸(回転軸)の支持壁の変形を防止するための部品や形状を追加する必要があったが、実施の形態にかかるレバー装置1では、係る部品や形状の追加を必要としない。
1 レバー装置
2 操作ノブ
21 カバー部
210 保護部
22 回転ノブ
23 軸部材
24 操作部(基端部)
241 係合軸
241a 傾斜面
3 可動部品
30 底壁部
31 側壁
32 支持腕部
321、322 ガイド軸
33 支持板
331 摺動面
332 摺動片
333、334 ストッパ
34 軸部
35 上壁部
36 ガイド部
361 摺動面
362 摺動片
4 固定部品
5 極盤
50 仕切壁部
51 側壁
53 リブ
54 支持筒
54a 支持孔
55 ガイド溝
56 ガイド壁
561 内周
57 ガイド壁
572 外周
58 奥壁
6 カバー
60 天板部
61 側壁
64 リブ
65 ガイド溝
66 ガイド壁
661 内周
67 ガイド壁
672 外周
Im1、Im2 仮想円
Imc 仮想円
Lm 仮想線(第3の軸線)
P プリント基板
X 軸線(第1の軸線)
Y 軸線(第2の軸線)
Y1、Y2 軸線

Claims (3)

  1. 一対の支持腕部を有する可動部品と、
    前記一対の支持腕部の間に挿入した基端部が、前記一対の支持腕部で第1の軸線回りに回動可能に支持された操作ノブと、
    極盤とカバーとを、第1の軸線に直交する第2の軸線方向で組み付けて構成した固定部品と、を有し、
    前記固定部品において前記可動部品が、前記第2の軸線回りに回動可能に支持されたレバー装置であって、
    前記極盤と前記カバーの互いの対向面に、前記第2の軸線方向から見て、前記第2の軸線を所定間隔で囲む弧状のガイド溝をそれぞれ設けると共に、
    前記一対の支持腕部に、前記極盤のガイド溝と、前記カバーのガイド溝に係合する突起を設けたことを特徴とするレバー装置。
  2. 前記基端部では、前記第1の軸線方向の両側に、前記第1の軸線に沿って突出する軸状突起が設けられており、
    前記支持腕部の各々には、前記軸状突起を回転可能に支持する支持孔が、前記第1の軸線方向に貫通して設けられており、
    前記軸状突起は、前記基端部を前記一対の支持腕部の間に挿入する際の挿入側に、
    前記一対の支持腕部を、前記第1の軸線方向で互いに離間させる方向に変位させる傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のレバー装置。
  3. 前記操作ノブは、
    筒状のカバー部と、
    前記カバー部の内部で前記カバー部に連結されると共に、前記基端部側を前記カバー部から突出させた軸部材と、を有しており、
    前記軸状突起は、前記基端部における前記カバー部から突出した部位に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のレバー装置。
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