JP6532775B2 - 部品位置決め構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用スイッチ装置等に用いられる部品位置決め構造に関する。
基準部品に他の部品を組み付ける際には、ボルトナット又は係止爪部等の固定手段を用いて固定する方法が一般的である。固定手段により固定する作業は、基準部品に対して他の部品を正規組付位置に位置決めした状態で行われる。特許文献1には、基準部品に位置決めピンを設けるとともに、組み付ける他の部品に位置決め孔を設けることで、基準部品に対して他の部品を簡単に位置決めできるようにした部品組付構造が開示されている。
特開平8−121430号公報
しかしながら、基準部品に2以上の部品を組み付ける場合には、各部品に対応する位置決めピンをそれぞれ基準部品に設ける必要がある。よって、基準部品には多くの位置決めピンを設けるスペースを確保する必要があるため、基準部品の設計の自由度が低下する。
本発明は、基準部品に2以上の部品を高精度に位置決めできる部品位置決め構造を提供することを課題とする。
本発明の第1態様は、第1の幅を有する基端側の第1位置決め部と、前記第1の幅より狭い第2の幅を有する先端側の第2位置決め部とを備える位置決め用突出部を有する基準部品と、前記第1の幅に対応する寸法の第1穴が設けられた第1部品と、前記第2の幅に対応する寸法の第2穴が設けられた第2部品とを備え、前記第1位置決め部に前記第1穴を圧入して前記第1部品を前記位置決め用突出部に位置決めし、前記第2位置決め部に前記第2穴を圧入して前記第2部品を前記位置決め用突出部に位置決めしている部品位置決め構造であって、前記第1位置決め部は、外周部の一部である第1基準部と、前記第1基準部と対向する第1対向部と、前記第1対向部の軸方向に沿って延びる第1突部とを備え、前記第2位置決め部は、外周部の一部である第2基準部と、前記第2基準部と対向する第2対向部と、前記第2対向部の軸方向に沿って延びる第2突部とを備え、前記第1基準部から前記第1対向部までの前記第1の幅が、前記第2基準部から前記第2対向部までの前記第2の幅より大きく形成され、前記第1基準部が前記第1穴の一部に当接するとともに、前記第1突部が前記第1穴の他の一部に圧接されて、前記第1部品が前記第1位置決め部に位置決めされ、前記第2基準部が前記第2穴の一部に当接するとともに、前記第2突部が前記第2穴の他の一部に圧接されて、前記第2部品が前記第2位置決め部に位置決めされており、前記第2位置決め部の前記第2対向部側に、前記位置決め用突出部の先端側から基端側に向けて外方へ傾斜するように、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部との境界となる段部を設けるとともに、前記段部と前記第2部品との間に隙間が形成されるように、前記第2部品を位置決めする位置決め手段を設けた、部品位置決め構造を提供する。
また、本発明の第2態様は、第1の幅を有する基端側の第1位置決め部と、前記第1の幅より狭い第2の幅を有する先端側の第2位置決め部とを備える位置決め用突出部を有する基準部品と、前記第1の幅に対応する寸法の第1穴が設けられた第1部品と、前記第2の幅に対応する寸法の第2穴が設けられ、前記第1部品に重ねて配置された第2部品とを備え、前記第1位置決め部に前記第1穴を圧入して前記第1部品を前記位置決め用突出部に位置決めし、前記第2位置決め部に前記第2穴を圧入して前記第2部品を前記位置決め用突出部に位置決めしている部品位置決め構造であって、前記第1位置決め部は、外周部の一部である第1基準部と、前記第1基準部と対向する第1対向部と、前記第1対向部の軸方向に沿って延びる第1突部とを備え、前記第2位置決め部は、外周部の一部である第2基準部と、前記第2基準部と対向する第2対向部と、前記第2対向部の軸方向に沿って延びる第2突部とを備え、前記第1基準部から前記第1対向部までの前記第1の幅が、前記第2基準部から前記第2対向部までの前記第2の幅より大きく形成され、前記第1基準部が前記第1穴の一部に当接するとともに、前記第1突部が前記第1穴の他の一部に圧接されて、前記第1部品が前記第1位置決め部に位置決めされ、前記第2基準部が前記第2穴の一部に当接するとともに、前記第2突部が前記第2穴の他の一部に圧接されて、前記第2部品が前記第2位置決め部に位置決めされており、前記第2位置決め部の前記第2対向部側に、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部との境界となる段部を設けるとともに、前記段部と前記第2部品との間に前記第1部品の前記第1穴で囲まれた隙間が形成されるように、前記第2部品を位置決めする位置決め手段を設けた、部品位置決め構造を提供する。
さらに、本発明の第3態様は、第1の幅を有する基端側の第1位置決め部と、前記第1の幅より狭い第2の幅を有する先端側の第2位置決め部とを備える位置決め用突出部を有する基準部品と、前記第1の幅に対応する寸法の第1穴が設けられた第1部品と、前記第2の幅に対応する寸法の第2穴が設けられた第2部品とを備え、前記第1位置決め部に前記第1穴を圧入して前記第1部品を前記位置決め用突出部に位置決めし、前記第2位置決め部に前記第2穴を圧入して前記第2部品を前記位置決め用突出部に位置決めしている部品位置決め構造であって、前記第1位置決め部は、外周部の一部である第1基準部と、前記第1基準部と対向する第1対向部と、前記第1対向部の軸方向に沿って延びる第1突部とを備え、前記第2位置決め部は、外周部の一部である第2基準部と、前記第2基準部と対向する第2対向部と、前記第2対向部の軸方向に沿って延びる第2突部とを備え、前記第1基準部から前記第1対向部までの前記第1の幅が、前記第2基準部から前記第2対向部までの前記第2の幅より大きく形成され、前記第1基準部が前記第1穴の一部に当接するとともに、前記第1突部が前記第1穴の他の一部に圧接されて、前記第1部品が前記第1位置決め部に位置決めされ、前記第2基準部が前記第2穴の一部に当接するとともに、前記第2突部が前記第2穴の他の一部に圧接されて、前記第2部品が前記第2位置決め部に位置決めされており、前記第2位置決め部の前記第2対向部側に、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部との境界となる段部を設けるとともに、前記段部と前記第2部品との間に隙間が形成されるように、前記第2部品を位置決めする位置決め手段を設けた、部品位置決め構造を提供する。
これらの態様によれば、基準部品に設けた同一の位置決め用突出部に、第1部品の第1穴と第2部品の第2穴の両方を圧入して位置決めできる。よって、基準部品に対して第1部品及び第2部品を確実に位置決めできる。また、基準部品に第1部品と第2部品を位置決めする位置決め用突出部をそれぞれ設けた場合には、成形誤差等により第1部品に対する第2部品の位置決め精度が低下することがあるが、この態様によれば、第1部品に対して第2部品を高精度で位置決めすることが可能である。また、基準部品には組み付ける部品毎に位置決め用突出部を形成する必要はない。よって、基準部品に形成する位置決め用突出部の数を削減でき、形成するためのスペースの確保も不要であるため、基準部品の設計の自由度を向上できる。また、第2位置決め部の第2基準部から第2対向部までの幅は、第1位置決め部の第1基準部から第1対向部までの幅より小さい。そのため、基準部品の位置決め用突出部に第1部品を位置決めする際には、第1部品の第1穴の縁を第2位置決め部の第2突部に干渉させることなく、第1位置決め部に第1穴を圧入できる。ここで、第2位置決め部を第2部品の第2穴に圧入した際には、第2突部又は第2穴が塑性変形することで分離片(削りカス)が生じることがある。この分離片が第1部品と第2部品の間に入り込むと、第2部品を第1部品に対して設定した組付位置に位置決めすることができない。そして、この態様によれば、段部と前記第2部品との間に形成される隙間を、分離片を収容する収容空間とすることができる。よって、分離片が第1部品と第2部品の間に入り込むことを防止できるため、基準部品の設定した組付位置に第1部品と第2部品を高精度に位置決めできる
前記段部は、前記位置決め用突出部の先端側から基端側に向けて外方へ傾斜している。この態様によれば、基準部品に第1部品を位置決めする際に、傾斜した段部が第1部品を設定した組付位置に案内するガイド部として機能する。詳しくは、第1部品の第1穴の縁が段部に干渉すると、第1部品が傾斜した段部に沿って設定した組付位置に移動する。そのため、組付作業性を向上できる
前記第1位置決め部を前記第1穴に圧入することで前記第1突部又は前記第1穴の縁が塑性変形し、前記第2位置決め部を前記第2穴に圧入することで前記第2突部又は前記第2穴の縁が塑性変形して、前記基準部品に対して前記第1部品と前記第2部品とが位置決めされている。この態様によれば、基準部品に対して第1部品及び第2部品をガタツキなく位置決めできる。特に、第2位置決め部の第2突部を塑性変形させて位置決めする場合、第1位置決め部と第2位置決め部の幅設定により第1部品が第2突部に干渉することを防止できるため、第1部品の配置より第2突部が塑性変形することを防止できる。よって、第2位置決め部に第2部品を圧入した際に、ガタツキなく位置決めできる
前記第1位置決め部の前記第1基準部から前記第1突部の先端までの寸法は、前記第2位置決め部の前記第2基準部から前記第2突部の先端までの寸法より大きい。また、前記第1部品の前記第1穴における前記第1位置決め部の幅方向と対応する方向の寸法は、前記第2位置決め部の前記第2基準部から前記第2突部の先端までの寸法より大きく、前記第1位置決め部の前記第1基準部から前記第1突部の先端までの寸法より小さい。これらの態様によれば、基準部品に対して第1部品を位置決めする際に、第1穴の縁が第2位置決め部に干渉することを確実に防止できる。また、第1穴に第1位置決め部を圧入して確実に位置決めできる
前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とは、前記第1突部と前記第2突部とが同一方向に突出され、前記第1基準部と前記第2基準部が同一直線上に配置されている。また、 前記基準部品に前記位置決め用突出部を2以上設け、それぞれの前記位置決め用突出部の前記第1基準部及び前記第2基準部が同一平面上に配置されている。この態様によれば、基準部品に対する第1部品及び第2部品の位置決め精度、及び第1部品に対する第2部品の位置決め精度を更に向上できる。
前記第2位置決め部は、前記位置決め用突出部の先端側の外周部を切り欠くことで前記第2対向部を平坦面とした横断面D字形状であり、前記第2対向部を正面から見ると、前記第1突部と前記第2突部とが同一直線上に配置されている。この態様によれば、組み付ける際の基準となる基準部側が連続した同じ径の円弧面によって形成されるため、第1穴及び第2穴の縁が線接触した状態になる。よって、より高精度に位置決めを行うことができる。
なお、本発明の部品位置決め構造を用いる車両用スイッチ装置は、第1の幅を有する基端側の第1位置決め部と、前記第1の幅より狭い第2の幅を備える位置決め用突出部を有するベース部材と、前記第1の幅に対応する寸法の第1穴を有するプリント基板と、前記第2の幅に対応する寸法の第2穴を有するカバー部材と、前記カバー部材に配置され、前記プリント基板に実装したスイッチを操作する操作部材とを備えている。
本発明の部品位置決め構造では、基準部品に設けた位置決め用突出部に、第1部品と第2部品の両方を圧入して位置決めするため、基準部品に対して第1部品と第2部品を高精度に位置決めできる。また、基準部品は、位置決め用突出部を部品毎に設ける必要がないためスペース的に有効であり、基準部品の設計の自由度を向上できる。
本発明の部品位置決め構造を用いた車両用スイッチ装置を示す分解斜視図。 ベース部材にプリント基板を位置決めした正面図。 ベース部材にプリント基板とカバー部材を位置決めした正面図。 組付前の状態を示す部分断面図。 組付状態を示す部分断面図。 図3Bの一部を拡大した部分断面図。 ベース部材の正面図。 第1実施形態の位置決め用突出部の斜視図。 第1実施形態の位置決め用突出部の正面図。 第1実施形態の位置決め用突出部の側面図。 プリント基板の正面図。 カバー部材の正面図。 カバー部材の背面図。 第2実施形態の位置決め用突出部の正面図。 第2実施形態の位置決め用突出部の平面図。 第3実施形態の位置決め用突出部の正面図。 第3実施形態の位置決め用突出部の平面図。 第4実施形態の位置決め用突出部の平面図。 第5実施形態の位置決め用突出部の正面図。 第5実施形態の位置決め用突出部の平面図。 第6実施形態の位置決め用突出部の平面図。 第7実施形態の位置決め用突出部の正面図。 第7実施形態の位置決め用突出部の平面図。 第8実施形態の位置決め用突出部の平面図。 第9実施形態の位置決め用突出部の正面図。 第9実施形態の位置決め用突出部の平面図。 第10実施形態の位置決め用突出部の平面図。 第11実施形態の位置決め用突出部の平面図。 第11実施形態の他の位置決め用突出部の平面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
(第1実施形態)
図1から図3Cは、本発明の第1実施形態に係る部品位置決め構造60を用いた車両用スイッチ装置10を示す。部品位置決め構造60は、基準部品に設けた位置決め用突出部65A〜65Cと、第1部品と第2部品に設けた位置決め用穴85A〜85C,90A〜90Cとを備え、基準部品に対して第1部品と第2部品とを高精度に位置決めする。車両用スイッチ装置10は、基準部品であるベース部材20と、第1部品であるプリント基板30と、第2部品であるカバー部材40とを備える。また、車両用スイッチ装置10は、プリント基板30に実装したスイッチ31を操作する操作部材として、図示しないダイヤルノブとスイッチノブ50とを備える。
(車両用スイッチ装置の詳細)
車両用スイッチ装置10は、例えば車両のセンターパネルに配置され、車内空気を温度調節する空気調和機を操作(制御)する。ベース部材20の内部には、図2Aに示すようにプリント基板30が設定位置に配置された後、図2Bに示すようにプリント基板30を覆うようにカバー部材40が配置されている。図3Aから図3Cに示すように、プリント基板30とカバー部材40とは、ベース部材20に設けた位置決め用突出部65A〜65Cによって設定位置に位置決めされている。なお、ベース部材20の開口部は、車両用スイッチ装置10をセンターパネルに組み付けることで塞がれる。
図1及び図4Aに示すように、ベース部材20は、概ね四角筒形状の外周壁21の背面側が閉塞壁22によって塞がれている。閉塞壁22には、ダイヤルノブを回転可能に配置する筒状部23A〜23Cが3箇所に設けられている。中央の筒状部23Bの左側には、プリント基板30のコネクタ32を背面側から露出させるコネクタ挿通部24が設けられている。また、ベース部材20には、プリント基板30及びカバー部材40をネジ26によって固定する4個のボス25が突設されている。このボス25は、プリント基板30をベース部材20の設定位置に位置決めする位置決め手段の機能を兼ね備える。
図1及び図5に示すように、プリント基板30は、ダイヤルノブ及びスイッチ31の操作を受け付け、その操作に応じた信号を車両のメインマイコンに出力する。メインマイコンは、入力した操作信号に応じて空気調和機を制御する。プリント基板30には、スイッチノブ50の操作を受けるスイッチ31、メインマイコンに電気的に接続するためのコネクタ32、及び空気調和機の動作状態や設定状態を表示するLED33が実装されている。また、プリント基板30には、中央のダイヤルノブを貫通させる貫通溝34と、両側のダイヤルノブを貫通させる切欠部35,35とが設けられている。また、プリント基板30には、4箇所のボス25に対応する位置に、ネジ26を貫通させるネジ孔36が設けられている。
図1及び図6Aに示すように、カバー部材40は、プリント基板30を覆うようにベース部材20の内部に組み付けられることで、プリント基板30に水等が付着することを防止する。カバー部材40には、スイッチノブ50を進退可能に保持するノブガイド41が突設されている。ノブガイド41は四角筒状で、スイッチノブ50の操作部51を貫通してプリント基板30側に突出させるとともに、LED33の光を正面側に導く光路の役割をなす。また、カバー部材40には、プリント基板30の他のLED33の光を正面側に導く筒状の照明用孔42が設けられている。また、カバー部材40には、中央のダイヤルノブを貫通させる貫通孔43と、両側のダイヤルノブを貫通させる切欠部44,44とが設けられている。また、カバー部材40には、4箇所のボス25に対応する位置に、ネジ26を貫通させるネジ孔45が設けられている。
この車両用スイッチ装置10は、ベース部材20に対してカバー部材40が設定位置から位置ズレした状態で組み付けられると、センターパネルの開口とスイッチノブ50の位置が一致せず、正常に組み付けることができない。また、プリント基板30に対してカバー部材40が設定位置から位置ズレした状態で組み付けられると、スイッチ31に対してスイッチノブ50の位置が一致せず、正常に動作させることができない。
そのため、ベース部材20、プリント基板30、及びカバー部材40に部品位置決め構造60を設けることで、ベース部材20に対してプリント基板30とカバー部材40とを設定位置に位置決めする。そして、この位置決め状態で、カバー部材40側からネジ26を貫通させ、ボス25に対して締め付けることにより、ベース部材20に対してプリント基板30及びカバー部材40を固定するようにしている。
(部品位置決め構造の詳細)
図2Aから図3Bに示すように、部品位置決め構造60は、ベース部材20に設けた位置決め用突出部65A〜65Cと、プリント基板30に設けた第1穴である第1位置決め用穴85A〜85Cと、カバー部材40に設けた第2穴である第2位置決め用穴90A〜90Cとを備える。そして、第1位置決め用穴85A〜85C及び第2位置決め用穴90A〜90Cに、位置決め用突出部65A〜65Cを順番に圧入することで、ベース部材20に対してプリント基板30とカバー部材40とを設定位置に位置決めしている。
図4Aに示すように、位置決め用突出部65A〜65Cは、ベース部材20の閉塞壁22の上部に横(左右)方向へ間隔をあけて3箇所に設けられている。第1の位置決め用突出部65Aは、右側の筒状部23Aと中央の筒状部23Bの間に設けられている。第2の位置決め用突出部65Bは、中央の筒状部23Bと左側の筒状部23Cの間に設けられている。第3の位置決め用突出部65Cは、中央の筒状部23Bと第1の位置決め用突出部65Aの間に設けられている。そのうち、第1及び第2の位置決め用突出部65A,65Bは、プリント基板30及びカバー部材40を貫通する全長で形成されている。第3の位置決め用突出部65Cは、プリント基板30を貫通するが、カバー部材40を貫通しない全長で形成されている。
図5に示すように、プリント基板30には、第1から第3の位置決め用突出部65A〜65Cに対応する3箇所に第1位置決め用穴85A〜85Cが設けられている。そのうち、第1位置決め用穴85A,85Bは、平行に延びる一対の直線縁86,86と、これらの両端にかけて延びる一対の円弧縁87,87とで画定されている。この第1位置決め用穴85A,85Bは、図5において横方向に延びる長円形状の貫通穴からなる。また、第1位置決め用穴85Cは、プリント基板30の外周縁から平行に延びる一対の直線縁88,88と、これらの下端にかけて延びる1つの端縁89とで画定されている。この第1位置決め用穴85Cは、図5において上端を開放したU字形状(半長円形状)の貫通溝穴からなる。
図5において縦(上下)方向である第1位置決め用穴85A,85Bの幅(寸法)W1と、図5において横方向である第1位置決め用穴85Cの幅W2とは、同一に形成されている。また、第1位置決め用穴85A〜85Cの幅方向は、プリント基板30を位置決めする規制方向である。即ち、プリント基板30は、第1位置決め用穴85A,85Bによって上下方向が規制され、第1位置決め用穴85Cによって左右方向が規制されている。
図6A及び図6Bに示すように、カバー部材40には、第1から第3の位置決め用突出部65A〜65Cに対応する3箇所に第2位置決め用穴90A〜90Cが設けられている。そのうち、第2位置決め用穴90A,90Bは、平行に延びる一対の直線縁91,91と、これらの両端にかけて延びる一対の円弧縁92,92とで画定されている。この第2位置決め用穴90A,90Bは、図6Aにおいて横方向に延びる概ね長円形状の貫通穴からなる。図6Bに示すように、第2位置決め用穴90Cは、カバー部材40のプリント基板30と対向する面に形成されている。第2位置決め用穴90Cは、図6Bにおいて縦方向に平行に延びる一対の第1壁部93,93と、これらの両端間にかけて横方向に延びる一対の第2壁部94,94とで画定され、概ね長方形状に囲まれた非貫通穴(窪み)からなる。
図6Aにおいて縦方向である第2位置決め用穴90A,90Bの幅W3と、図6Bにおいて横方向である第2位置決め用穴90Cの幅W4とは、同一に形成されている。また、第2位置決め用穴90A〜90Cの幅W3,W4は、第1位置決め用穴85A〜85Cの幅W1,W2より小さい(W3,W4<W1,W2)。また、第2位置決め用穴90A〜90Cの幅方向は、カバー部材40を位置決めする規制方向である。即ち、カバー部材40は、第2位置決め用穴90A,90Bによって上下方向が規制され、第2位置決め用穴90Cによって左右方向が規制されている。
図3A及び図3Bに示すように、各位置決め用突出部65A〜65Cは、プリント基板30を位置決めする基端側(閉塞壁22側)の第1位置決め部70と、カバー部材40を位置決めする先端側(開口側)の第2位置決め部75とを備える。第1位置決め部70は、第1位置決め用穴85A〜85Cに圧入(貫通)されることで、プリント基板30を位置決めする。第2位置決め部75は、第2位置決め用穴90A〜90Cに圧入されることで、カバー部材40を位置決めする。
図3A及び図3Bを併せて図4Aから図4Dを参照すると、第1位置決め部70は、閉塞壁22から円柱状に突出したベース部66から、閉塞壁22に対して直交方向に突出するように設けられている。第1位置決め部70は円柱状であり、軸線に沿った外周部の一部が、プリント基板30の第1位置決め用穴85A〜85Cの一方の直線縁86,88に当接される第1基準部71である。また、第1位置決め部70には、第1基準部71に対して径方向に対向する第1対向部72を越えて外向きに突出する第1突部73が設けられている。第1対向部73は、第1基準部71から最も離れた頂部だけでなく、頂部を含む設定角度範囲(例えば頂部を中心とした±90度の範囲)を含む。本実施形態の第1突部73は、第1対向部72を基端として突設され、第1位置決め用穴85A〜85Cにおいて第1基準部71と逆側の直線縁86,88に圧接される。また、第1突部73は、第1位置決め部70の上端から下端にかけて軸方向に沿って延びるように設けられている。
第2位置決め部75は、第1位置決め部70の先端から同一軸線上に突設されている。第2位置決め部75は横断面D字形状であり、軸方向に沿った外周部の一部が、ベース部材20の第2位置決め用穴90A〜90Cの一方の直線縁91又は一方の第1壁部93に当接される第2基準部76である。また、第2位置決め部75には、第2基準部76に対して径方向に対向する第2対向部77を越えて外向きに突出する第2突部78が設けられている。本実施形態の第2対向部77は、第1位置決め部70と同一直径の第2位置決め部75の外周部の一部を軸方向に切り欠くことで形成された平坦面である。また、第2突部78は、平坦な第2対向部77を基端として突設され、第2位置決め用穴90A〜90Cにおいて第2基準部76と逆側の直線縁91又は第1壁部93に圧接される。また、第2突部78は、第2位置決め部75の下端から上端側に向けて軸方向に沿って延びるように設けられている。第2突部78は、カバー部材40を位置決めした状態で、第2位置決め用穴90A〜90Cを貫通して露出しない全高で形成されている。
第1基準部71と第2基準部76とは、断面円形状の第1位置決め部70と断面D字形状の第2位置決め部75において、円弧状をなす外周部の一部である。本実施形態の基準部71,76は、互いに同一直線上に位置するように設定されている。第1対向部72は、第1基準部71に対向する第1位置決め部70の円弧状の外周部の一部である。第2対向部77は、第2基準部76に対向する第2位置決め部75の平坦部全体である。第1対向部72と第2対向部77は、互いに同方向に位置する。第1突部73と第2突部78とは、各対向部72,77から平面視三角形状をなすように突設されている。第1突部73と第2突部78とは、図4Cに示すように径方向に所定間隔をあけて位置するが、図4Dに示すように対向部72,77を正面から見ると同一直線上に位置するように配置されている。
図4Aに示すように、第1の位置決め用突出部65Aは、突部73,78が下向きに突出するように配置されている。第2の位置決め用突出部65Bは、突部73,78が上向きに突出するように配置されている。第3の位置決め用突出部65Cは、突部73,78が右向きに突出するように配置されている。これにより、第1及び第2の位置決め用突出部65A,65Bによって上下方向の位置決めを行い、第3の位置決め用突出部65Cによって左右方向の位置決めを行うようにしている。また、図4Aに二点鎖線で示すように、第1の位置決め用突出部65Aの基準部71,76と、第2の位置決め用突出部65Bの基準部71,76とは、ベース部材20の閉塞壁22に対して直交方向に延びるとともに水平方向に延びる同一平面P上に位置するように配置されている。
ここで、平面Pは、車両用スイッチ装置10を車両に取り付けた状態で水平に延びる面であり、車両用スイッチ装置10を設計する場合の基準面となる。そして、プリント基板30、及びカバー部材40の右上部に位置する第1の位置決め用突出部65Aの基準部71,76は上側に向けて設けられ、左上部に位置する第2の位置決め用突出部65Bの基準部71,76は下側に向けて設けられている。この構成によれば、組み付け時に、プリント基板30、及びカバー部材40をベース部材20に位置決めした後、ネジ26をカバー部材40側からネジ孔36,45に挿入してボス25に対して締め付ける時に、プリント基板30、及びカバー部材40に時計周りに回転する力が作用するが、この時計周りの回転力を受ける側に、各基準部71,76を設けることで、プリント基板30、及びカバー部材40を基準となる平面Pに沿って正確に位置決めすることができる。
図4Cに示すように、第1位置決め部70の第1基準部71から第1対向部72までの第1の幅w1は、第2位置決め部75の第2基準部76から第2対向部77までの第2の幅w2より大きく形成されている(w1>w2)。図2Aを参照すると、第1位置決め部70の幅w1は、第1位置決め用穴85A〜85Cの幅W1,W2より小さく形成されている(w1<W1,W2)。図2Bを参照すると、第1位置決め部70の幅w1は、第2位置決め用穴90A〜90Cの幅W3,W4より大きく形成されている(w1>W3,W4)。また、第2位置決め部75の幅w2は、第1位置決め用穴85A〜85Cの幅W1,W2及び第2位置決め用穴90A〜90Cの幅W3,W4より小さく形成されている(w2<W1〜W4)。
第1位置決め部70の第1基準部71から第1突部73まで寸法(全幅)w3は、第2位置決め部75の第2基準部76から第2突部78までの寸法w4より大きく形成されている(w3>w4)。また、第2位置決め部75の寸法w4は、第1位置決め部70の幅w1より小さく形成されている(w4<w1)。図2Aを参照すると、第1位置決め部70の寸法w3は、第1位置決め用穴85A〜85Cの幅W1,W2より大きく形成されている(w3>W1,W2)。勿論、第1位置決め部70の寸法w3は、第2位置決め用穴90A〜90Cの幅W3,W4より大きい(w3>W3,W4)。図2Bを参照すると、第2位置決め部75の寸法w4は、第2位置決め用穴90A〜90Cの幅W3,W4より大きく形成されている(w4>W3,W4)。また、第2位置決め部75の寸法w4は、第1位置決め用穴85A〜85Cの幅W1,W2より小さく形成されている(w4<W1,W2)。
プリント基板30の第1位置決め用穴85A〜85Cを基準にすると、第1位置決め用穴85A〜85Cの幅W1,W2は、第1位置決め部70の幅w1及び第2位置決め部75の幅w2より大きく形成されている(w1,w2<W1,W2)。また、第1位置決め用穴85A〜85Cの幅W1,W2は、第1位置決め部70の寸法w3より小さく、第2位置決め部75の寸法w4より大きく形成されている(w4<W1,W2<w3)。カバー部材40の第2位置決め用穴90A〜90Cを基準にすると、第2位置決め用穴90A〜90Cの幅W3,W4は、第1位置決め部70の幅w1より小さく、第2位置決め部75の幅w2より大きく形成されている(w2<W3,W4<w1)。また、第2位置決め用穴90A〜90Cの幅W3,W4は、第1位置決め部70の寸法w3及び第2位置決め部75の寸法w4より小さく形成されている(W3,W4<w3,w4)。
このような寸法設定で形成した位置決め用突出部65A〜65Cは、ベース部材20を形成する材料又は突部73,78の肉厚設定等により、位置決め用穴85A〜85C,90A〜90Cに圧入されることで突部73,78が塑性変形するように設定されている。即ち、位置決め用突出部65A〜65Cと第1位置決め用穴85A〜85Cとは、圧入により第1突部73が塑性変形することで、ベース部材20に対してプリント基板30をガタツキなく位置決めする。また、位置決め用突出部65A〜65Cと第2位置決め用穴90A〜90Cとは、圧入により第2突部78が塑性変形することで、ベース部材20に対してカバー部材40をガタツキなく位置決めする。
図4Aから図4Dに示すように、第2位置決め部75の第2対向部77側には、第1位置決め部70と第2位置決め部75との境界となる段部80が設けられている。この段部80は、位置決め用突出部65A〜65Cの先端側から基端側に向けて外方へ傾斜した傾斜面からなる。この段部80は、プリント基板30を第1位置決め部70に配置する際に、第1位置決め用穴85A〜85Cの縁が干渉することで、傾斜に沿って第1位置決め用穴85A〜85Cを設定した組付位置に移動させるガイド部として機能する。本実施形態では、第1突部73の上端にもガイド部として機能する傾斜部74が設けられるとともに、第2突部78の上端にもガイド部として機能する傾斜部79が設けられている。
図3B及び図3Cを参照すると、カバー部材40は、段部80との間に隙間(収容空間)81が形成されるように、ベース部材20に対して位置決めされている。本実施形態の位置決め手段は、ボス25によって位置決めされたプリント基板30である。プリント基板30は、ボス25の先端に当接することで、第1位置決め用穴85A〜85Cが段部80の外周部に位置するように配置される。このプリント基板30に当接するようにカバー部材40を配置することで、第1位置決め用穴85A〜85Cの内壁とカバー部材40とで囲まれた隙間81が形成される。
次に、この部品位置決め構造60を用いた車両用スイッチ装置10の組み立てについて説明する。
まず、ベース部材20の開口側にプリント基板30を配置し、プリント基板30の第1位置決め用穴85A〜85Cにベース部材20の位置決め用突出部65A〜65Cを挿入する。この際、第1位置決め部70の第1基準部71と直線上に位置する第2位置決め部75の第2基準部76に第1位置決め用穴85A〜85Cの縁(一部)を当接させ、摺接するように差し込む。これにより、プリント基板30の第1位置決め用穴85A〜85Cをベース部材20の第1位置決め部70に簡単に配置できる。
なお、本実施形態では、第1位置決め用穴85A〜85Cの寸法W1,W2を、位置決め用突出部65A〜65Cの先端側の第2位置決め部75の寸法w2,w4より大きくしている。そのため、第1位置決め用穴85A〜85Cの縁を第2基準部76に摺接することなく配置し、第1位置決め用穴85A〜85Cの縁が第2位置決め部75の第2突部78に干渉しても、第2突部78が塑性変形することを抑制できる。また、第2位置決め部75と第1位置決め部70の境界部分には、ガイド部の役割をなす段部80を設けているため、段部80の傾斜に沿って第1位置決め用穴85A〜85C(プリント基板30)を設定位置に誘導できる。よって、組付作業性を向上できる。
そして、図2A及び図3Bに示すように、第1位置決め用穴85A〜85Cを位置決め用突出部65A〜65Cの第1位置決め部70まで挿入すると、ベース部材20に対してプリント基板30を押圧する。すると、第1突部73が第1位置決め用穴85A〜85Cの対向する縁(他の一部)に当接し、塑性変形しながら第1位置決め部70がプリント基板30の第1位置決め用穴85A〜85Cに圧入される。これにより、ベース部材20に対してプリント基板30がガタツキなく位置決めされる。なお、ベース部材20に対するプリント基板30の圧入は、プリント基板30がベース部材20のボス25に当接した状態で終了する。
次に、ベース部材20の開口側にカバー部材40を配置し、カバー部材40の第2位置決め用穴90A〜90Cにベース部材20の位置決め用突出部65A〜65Cを挿入する。この際、第2位置決め部75の第2基準部76に第2位置決め用穴90A〜90Cの縁(一部)を当接させ、摺接するように差し込む。これにより、カバー部材40の第2位置決め用穴90A〜90Cをベース部材20の第2位置決め部75に簡単に配置できる。
また、第2位置決め用穴90A〜90Cの寸法W3,W4を、第2位置決め部75の寸法w2より大きく、寸法w4より小さくしている。また、第2突部78の上端に傾斜部79を設けている。そのため、第2位置決め用穴90A〜90Cの縁を第2基準部76に摺接することなく配置しても、ガイド部の役割をなす傾斜部79によって、第2位置決め用穴90A〜90C(カバー部材40)を設定位置に誘導できる。
そして、図2B及び図3Bに示すように、第2位置決め用穴90A〜90Cを位置決め用突出部65A〜65Cの第2突部78の上端まで挿入すると、ベース部材20に対してカバー部材40を押圧する。すると、第2突部78が第2位置決め用穴90A〜90Cの対向する縁(他の一部)に当接し、塑性変形しながら第2位置決め部75がカバー部材40の第2位置決め用穴90A〜90Cに圧入される。これにより、ベース部材20に対してカバー部材40がガタツキなく位置決めされる。なお、ベース部材20に対するカバー部材40の圧入は、カバー部材40がプリント基板30に当接した状態で終了する。
ここで、第1突部73及び第2突部78を塑性変形させてプリント基板30及びカバー部材40を圧入すると、第1突部73及び第2突部78から分離片(削りカス)が生じることがある。プリント基板30の組み付けにより生じる分離片は、ベース部材20の閉塞壁22側に脱落する。しかし、カバー部材40の組み付けにより生じる分離片は、カバー部材40とプリント基板30の間に入り込むことがある。この場合、カバー部材40をプリント基板30に対して設定した組付位置に位置決めすることはできない。これに対して、本実施形態では、図3Cに示すように、段部80とカバー部材40との間に収容空間として機能する隙間81を形成している。よって、分離片が生じても隙間81内に保持し、プリント基板30とカバー部材40との間に入り込むことを防止できるため、カバー部材40を確実に設定位置に組み付けることができる。
このようにしてベース部材20に対してプリント基板30とカバー部材40を位置決めすると、ネジ26をカバー部材40側からネジ孔36,45に挿入し、ボス25に対して締め付ける。これによりベース部材20に対してプリント基板30とカバー部材40とを固定することができる。
ここで、ベース部材20に、プリント基板30を位置決めする位置決め用突出部と、カバー部材40を位置決めする位置決め用突出部をそれぞれ設けた場合には、成形誤差等によりプリント基板30に対するカバー部材40の位置決め精度が低下することがある。しかし、本実施形態では、ベース部材20に設けた同一の位置決め用突出部65A〜65Cに対して、プリント基板30の第1位置決め用穴85A〜85Cとカバー部材40の第2位置決め用穴90A〜90Cの両方を圧入して位置決めする。よって、ベース部材20に対してプリント基板30及びカバー部材40を高精度で設定位置に位置決めできる。
また、ベース部材20には組み付ける部品毎に位置決め用突出部65A〜65Cを形成する必要はない。よって、ベース部材20に形成する位置決め用突出部65A〜65Cの数を削減できるため、スペース的に有効であり、ベース部材20の設計の自由度を向上できる。しかも、位置決めしたプリント基板30及びカバー部材40は、第1及び第2の位置決め用突出部65A,65Bによってベース部材20に対して上下方向が規制され、第3の位置決め用突出部65Cによってベース部材20に対して左右方向が規制される。よって、設定位置に高精度で位置決めできる。
また、プリント基板30の第1位置決め用穴85A〜85Cの寸法W1,W2は、ベース部材20の第2位置決め部75の第2突部78の先端までの寸法w4より大きいため、ベース部材20にプリント基板30を位置決めする際には、第2突部78に干渉させることなく第1位置決め部70に配置できる。また、第2突部78に干渉しても第2突部78が塑性変形することを抑制できる。よって、第2位置決め部75にカバー部材40を圧入した際に、正常に第2突部78が機能して、ガタツキなく確実に位置決めできる。
また、第2位置決め部75は、位置決め用突出部65A〜65Cの先端側の外周部を切り欠くことで横断面D字形状に形成され、しかも、第1位置決め部70と第2位置決め部75とは第1基準部71と第2基準部76が同一直線上に配置されている。そのため、プリント基板30を配置する際の組付作業性を向上できる。また、各位置決め用穴85A〜85C,90A〜90Cの縁が同一直線上で線接触した状態になるため、高精度に位置決めを行うことができる。しかも、ベース部材20の位置決め用突出部65A,65Bは、それぞれの第1基準部71及び第2基準部76が同一平面上に配置されているため、ベース部材20に対するプリント基板30及びカバー部材40の位置決め精度、及びプリント基板30に対するカバー部材40の位置決め精度を更に向上できる。
(第2実施形態)
図7A及び図7Bは第2実施形態の部品位置決め構造60の位置決め用突出部65を示す。この第2実施形態では、第1位置決め部70の第1基準部71と第2位置決め部75の第2基準部76の周方向の位置と、第1位置決め部70の第1突部73と第2位置決め部75の第2突部78の突出方向とを、異なるようにした点で第1実施形態と相違する。
詳しくは、第1位置決め部70は円柱状であり、図7Bにおいて上端が第1基準部71とされ、図7Bにおいて下向きに突出するように第1突部73が設けられている。なお、プリント基板30の第1位置決め用穴は、第1基準部71側と第1突部73側をそれぞれ直線縁とする長円形状に形成される。
第2位置決め部75は断面D字形状であり、図7Bにおいて左端が第2基準部76とされ、図7Bにおいて右側を切り欠いて第2対向部77としている。そして、この平坦な第2対向部77の中央から右向きに突出するように、第2突部78が設けられている。なお、カバー部材40の第2位置決め用穴は、第2基準部76側と第2突部78側をそれぞれ直線縁とする概ね長円形状に形成される。
(第3実施形態)
図8A及び図8Bは第3実施形態の部品位置決め構造60の位置決め用突出部65を示す。この第3実施形態では、第1位置決め部70の第1基準部71と第2位置決め部75の第2基準部76の位置、及び第1位置決め部70の第1突部73と第2位置決め部75の第2突部78の位置を、径方向の対向位置(逆側)に配置した点で第1実施形態と相違する。
第2実施形態及び第3実施形態に示すように、第1位置決め部70と第2位置決め部75は、互いの基準部71,76と突部73,78を直線上に配置する構成に限らない。そして、これらのようにしても、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
(第4実施形態)
図9は第4実施形態の部品位置決め構造60の位置決め用突出部65を示す。この第4実施形態では、平坦面とした第2位置決め部75の第2対向部77に、一対の第2突部78を設けた点で第1実施形態と相違する。このように、第2突部78は1箇所に設ける構成に限らず、2箇所に設けてもよいし、3以上設けてもよい。勿論、第1突部73も1箇所に設ける構成に限らず、2以上設けてもよい。但し、円弧状の外周部から第1突部73を突出させる第1位置決め部70の場合、少なくとも一方は第1対向部72を基端として突出させることはできないため、第1対向部72を越えて外向きに突出させる。
(第5実施形態)
図10A及び図10Bは第5実施形態の部品位置決め構造60の位置決め用突出部65を示す。この第5実施形態では、第2位置決め部75の第2基準部76を第2対向部77と同様の平坦面とした点で第1実施形態と相違する。この第5実施形態では、第2位置決め部75の第2基準部76が平坦面であるため、ベース部材20に対してカバー部材40を確実に位置決めできる。勿論、第1位置決め部70の第1基準部71を平坦面としてもよい。
(第6実施形態)
図11は第6実施形態の部品位置決め構造60の位置決め用突出部65を示す。この第6実施形態では、第1位置決め部70に一対の第1突部73,73を設けるとともに、第2位置決め部75に一対の第2突部78,78を設けた点で第1実施形態と相違する。詳しくは、第1突部73,73は、円筒状の第1位置決め部70の径方向に対向する位置から突出されている。第2突部78,78は、第5実施形態と同様に第2位置決め部75の第2基準部76を平坦面とし、第2基準部76と第2対向部77から突出されている。このように、第1位置決め部70の第1突部73は、異なる方向に突出するように2以上設けてもよく、同様に第2位置決め部75の第2突部78も異なる方向に突出するように2以上設けてもよい。
(第7実施形態)
図12A及び図12Bは第7実施形態の部品位置決め構造60の位置決め用突出部65を示す。この第7実施形態では、第1位置決め部70と第2位置決め部75とを異なる直径の円柱状とした点で第1実施形態と相違する。詳しくは、第2位置決め部75は、第1位置決め部70の軸線と同一の軸線で、第1位置決め部70より小径の円柱状に形成されている。第1位置決め部70には、第1基準部71と対向する第1対向部72から第1突部73が突設されている。同様に、第2位置決め部75には、第2基準部76と対向する第2対向部77から第2突部78が突設されている。そして、第1突部73と第2突部78を正面側から見ると、これらは直線上に位置するように配置されている。このように、第1位置決め部70と第2位置決め部75は、同一直径の円柱を基調とする構成に限らず、希望の直径で形成してもよい。
(第8実施形態)
図13は第8実施形態の部品位置決め構造60の位置決め用突出部65を示す。この第8実施形態では、第1位置決め部70と第2位置決め部75を異なる直径の円柱状とし、かつ、互いの軸線が直線上に位置しないように配置した点で、第1実施形態と相違する。このように、第1位置決め部70と第2位置決め部75とは、直径だけでなく、軸線も異なる位置に配置してもよい。
(第9実施形態)
図14A及び図14Bは第9実施形態の部品位置決め構造60の位置決め用突出部65を示す。この第9実施形態では、直径が異なる第1位置決め部70と第2位置決め部75の外周部の一部が直線上に連続するように配置し、その部分に直線上に連続する第1突部73と第2突部78を設けた点で、各実施形態と相違する。このように、第1基準部71から第1突部73の先端までの寸法を、第2基準部76から第2突部78の先端までの寸法より大きくすれば、第1突部73と第2突部78の先端は一致させてもよい。
(第10実施形態)
図15は第10実施形態の部品位置決め構造60の位置決め用突出部65を示す。この第10実施形態では、位置決め用突出部65を軸線に沿った方向から見て長円形状に形成した点で各実施形態と相違する。詳しくは、第1位置決め部70は、図15において左側に位置する平坦な第1基準部71と、図15において右側に位置する平坦な第1対向部72とを備える。そして、この第1対向部72の中央には、外向きに突出する第1突部73が形成されている。同様に、第2位置決め部75は、図15において左側に位置する平坦な第2基準部76を備える。この第2基準部76の右側部を切り欠いて第2対向部77が形成され、この第2対向部77の中央に第2突部78が形成されている。
(第11実施形態)
図16A及び図16Bは第11実施形態の部品位置決め構造60の位置決め用突出部65A,65Cを示す。この第11実施形態では、位置決め用突出部65A,65Cを軸線に沿った方向から見て概ね四角形状に形成した点で各実施形態と相違する。図16Aの位置決め用突出部65Aは、図4Aに示すベース部材20の右側に配置され、貫通穴からなる位置決め用穴85A,90Aに圧入することで、これらを位置決めする。図16Bの位置決め用突出部65Cは、図4Aに示すベース部材20の中央に配置され、一辺が外周壁21に沿うように、外周壁21から突出して一体的に設けられている。この位置決め用突出部65Cは、U字形状の貫通溝穴からなる位置決め用穴85C,90Cに圧入することで、これらを位置決めする。
第10実施形態及び第11実施形態に示すように、位置決め用突出部65は円柱状に限らず、希望に応じて変更することが可能である。そして、これらのようにしても、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
以上のように、本発明の部品位置決め構造60は、第1位置決め部70の第1基準部71から第1対向部72までの幅を、第2位置決め部75の第2基準部76から第2対向部77までの幅より大きくし、第1対向部72を越えて突出するように第1突部73を設けるとともに、第2対向部77を越えて突出するように第2突部78を設けることで、2以上の部品を高精度に位置決めできる。
なお、前記実施形態では、第1位置決め部70にプリント基板30の第1位置決め用穴85A〜85Cを圧入することで第1突部73が塑性変形する構成としたが、第1位置決め用穴85A〜85Cが塑性変形するようにしてもよい。同様に、第2位置決め部75にカバー部材40の第2位置決め用穴90A〜90Cを圧入することで第2突部78が塑性変形する構成としたが、第2位置決め用穴90A〜90Cが塑性変形するようにしてもよい。また、突部73,78は、平面視三角形状をなすように突設したが、形状は希望に応じて変更が可能である。
また、前記実施形態では、本発明の部品位置決め構造60を車両用スイッチ装置10に適用したが、本発明は、基準部品に対して2以上の部品を組み付ける物品であれば、いずれでも適用可能であり、同様の作用及び効果を得ることができる。
10…車両用スイッチ装置
20…ベース部材(基準部品)
21…外周壁
22…閉塞壁
23A〜23C…筒状部
24…コネクタ挿通部
25…ボス
26…ネジ
30…プリント基板(第1部品)
31…スイッチ
32…コネクタ
33…LED
34…貫通溝
35…切欠部
36…ネジ孔
40…カバー部材(第2部品)
41…ノブガイド
42…照明用孔
43…貫通孔
44…切欠部
45…ネジ孔
50…スイッチノブ
51…操作部
60…部品位置決め構造
65,65A〜65C…位置決め用突出部
66…ベース部
70…第1位置決め部
71…第1基準部
72…第1対向部
73…第1突部
74…傾斜部
75…第2位置決め部
76…第2基準部
77…第2対向部
78…第2突部
79…傾斜部
80…段部
81…隙間
85A〜85C…第1位置決め用穴(第1穴)
86…直線縁
87…円弧縁
88…直線縁
89…端縁
90A〜90C…第2位置決め用穴(第2穴)
91…直線縁
92…円弧縁
93…第1壁部
94…第2壁部

Claims (10)

  1. 第1の幅を有する基端側の第1位置決め部と、前記第1の幅より狭い第2の幅を有する先端側の第2位置決め部とを備える位置決め用突出部を有する基準部品と、
    前記第1の幅に対応する寸法の第1穴が設けられた第1部品と、
    前記第2の幅に対応する寸法の第2穴が設けられた第2部品とを備え、
    前記第1位置決め部に前記第1穴を圧入して前記第1部品を前記位置決め用突出部に位置決めし、前記第2位置決め部に前記第2穴を圧入して前記第2部品を前記位置決め用突出部に位置決めしている部品位置決め構造であって、
    前記第1位置決め部は、外周部の一部である第1基準部と、前記第1基準部と対向する第1対向部と、前記第1対向部の軸方向に沿って延びる第1突部とを備え、
    前記第2位置決め部は、外周部の一部である第2基準部と、前記第2基準部と対向する第2対向部と、前記第2対向部の軸方向に沿って延びる第2突部とを備え、
    前記第1基準部から前記第1対向部までの前記第1の幅が、前記第2基準部から前記第2対向部までの前記第2の幅より大きく形成され、
    前記第1基準部が前記第1穴の一部に当接するとともに、前記第1突部が前記第1穴の他の一部に圧接されて、前記第1部品が前記第1位置決め部に位置決めされ、
    前記第2基準部が前記第2穴の一部に当接するとともに、前記第2突部が前記第2穴の他の一部に圧接されて、前記第2部品が前記第2位置決め部に位置決めされており、
    前記第2位置決め部の前記第2対向部側に、前記位置決め用突出部の先端側から基端側に向けて外方へ傾斜するように、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部との境界となる段部を設けるとともに、
    前記段部と前記第2部品との間に隙間が形成されるように、前記第2部品を位置決めする位置決め手段を設けた、部品位置決め構造。
  2. 第1の幅を有する基端側の第1位置決め部と、前記第1の幅より狭い第2の幅を有する先端側の第2位置決め部とを備える位置決め用突出部を有する基準部品と、
    前記第1の幅に対応する寸法の第1穴が設けられた第1部品と、
    前記第2の幅に対応する寸法の第2穴が設けられ、前記第1部品に重ねて配置された第2部品とを備え、
    前記第1位置決め部に前記第1穴を圧入して前記第1部品を前記位置決め用突出部に位置決めし、前記第2位置決め部に前記第2穴を圧入して前記第2部品を前記位置決め用突出部に位置決めしている部品位置決め構造であって、
    前記第1位置決め部は、外周部の一部である第1基準部と、前記第1基準部と対向する第1対向部と、前記第1対向部の軸方向に沿って延びる第1突部とを備え、
    前記第2位置決め部は、外周部の一部である第2基準部と、前記第2基準部と対向する第2対向部と、前記第2対向部の軸方向に沿って延びる第2突部とを備え、
    前記第1基準部から前記第1対向部までの前記第1の幅が、前記第2基準部から前記第2対向部までの前記第2の幅より大きく形成され、
    前記第1基準部が前記第1穴の一部に当接するとともに、前記第1突部が前記第1穴の他の一部に圧接されて、前記第1部品が前記第1位置決め部に位置決めされ、
    前記第2基準部が前記第2穴の一部に当接するとともに、前記第2突部が前記第2穴の他の一部に圧接されて、前記第2部品が前記第2位置決め部に位置決めされており、
    前記第2位置決め部の前記第2対向部側に、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部との境界となる段部を設けるとともに、
    前記段部と前記第2部品との間に前記第1部品の前記第1穴で囲まれた隙間が形成されるように、前記第2部品を位置決めする位置決め手段を設けた、部品位置決め構造。
  3. 第1の幅を有する基端側の第1位置決め部と、前記第1の幅より狭い第2の幅を有する先端側の第2位置決め部とを備える位置決め用突出部を有する基準部品と、
    前記第1の幅に対応する寸法の第1穴が設けられた第1部品と、
    前記第2の幅に対応する寸法の第2穴が設けられた第2部品とを備え、
    前記第1位置決め部に前記第1穴を圧入して前記第1部品を前記位置決め用突出部に位置決めし、前記第2位置決め部に前記第2穴を圧入して前記第2部品を前記位置決め用突出部に位置決めしている部品位置決め構造であって、
    前記第1位置決め部は、外周部の一部である第1基準部と、前記第1基準部と対向する第1対向部と、前記第1対向部の軸方向に沿って延びる第1突部とを備え、
    前記第2位置決め部は、外周部の一部である第2基準部と、前記第2基準部と対向する第2対向部と、前記第2対向部の軸方向に沿って延びる第2突部とを備え、
    前記第1基準部から前記第1対向部までの前記第1の幅が、前記第2基準部から前記第2対向部までの前記第2の幅より大きく形成され、
    前記第1基準部が前記第1穴の一部に当接するとともに、前記第1突部が前記第1穴の他の一部に圧接されて、前記第1部品が前記第1位置決め部に位置決めされ、
    前記第2基準部が前記第2穴の一部に当接するとともに、前記第2突部が前記第2穴の他の一部に圧接されて、前記第2部品が前記第2位置決め部に位置決めされており、
    前記第2位置決め部の前記第2対向部側に、前記第1位置決め部と前記第2位置決め部との境界となる段部を設けるとともに、
    前記段部と前記第2部品との間に隙間が形成されるように、前記第2部品を位置決めする位置決め手段を設けた、部品位置決め構造。
  4. 前記段部は、前記位置決め用突出部の先端側から基端側に向けて外方へ傾斜している、請求項2に記載の部品位置決め構造。
  5. 前記第1位置決め部を前記第1穴に圧入することで前記第1突部又は前記第1穴の縁が塑性変形し、前記第2位置決め部を前記第2穴に圧入することで前記第2突部又は前記第2穴の縁が塑性変形して、前記基準部品に対して前記第1部品と前記第2部品とが位置決めされている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の部品位置決め構造。
  6. 前記第1位置決め部の前記第1基準部から前記第1突部の先端までの寸法は、前記第2位置決め部の前記第2基準部から前記第2突部の先端までの寸法より大きい、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の部品位置決め構造。
  7. 前記第1部品の前記第1穴における前記第1位置決め部の幅方向と対応する方向の寸法は、前記第2位置決め部の前記第2基準部から前記第2突部の先端までの寸法より大きく、前記第1位置決め部の前記第1基準部から前記第1突部の先端までの寸法より小さい、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の部品位置決め構造。
  8. 前記第1位置決め部と前記第2位置決め部とは、前記第1突部と前記第2突部とが同一方向に突出され、前記第1基準部と前記第2基準部が同一直線上に配置されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の部品位置決め構造。
  9. 前記基準部品に前記位置決め用突出部を2以上設け、それぞれの前記位置決め用突出部の前記第1基準部及び前記第2基準部が同一平面上に配置されている、請求項8に記載の部品位置決め構造。
  10. 前記第2位置決め部は、前記位置決め用突出部の先端側の外周部を切り欠くことで前記第2対向部を平坦面とした横断面D字形状であり、前記第2対向部を正面から見ると、前記第1突部と前記第2突部とが同一直線上に配置されている、請求項8又は請求項9に記載の部品位置決め構造。
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