JP6822559B2 - サイクロン分離装置および電気掃除機 - Google Patents

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Description

この発明は、サイクロン分離装置および電気掃除機に関する。
特許文献1に、サイクロン分離装置を備えた電気掃除機が記載されている。サイクロン分離装置は、塵埃を含む空気を旋回させて空気と塵埃とを分離する旋回室と、旋回室で分離された塵埃を溜める集塵室と、を備えている。
日本特開2015−150145号公報
サイクロン分離装置において、集塵室の内部には、塵埃と共に少なからず空気が流れ込む。このため、集塵室の内部には気流が発生する。この気流により、集塵室から旋回室に塵埃が戻ることがある。旋回室へ塵埃が戻ることを防止するためには、集塵室から塵埃がより離れにくい方がよい。
一方で、集塵室が捕集した塵埃を外部に廃棄する際には、集塵室から塵埃がより離れやすい方がよい。このように、塵埃を捕集する際と塵埃を廃棄する際とでは、集塵室に求められる特性が異なる。従来のサイクロン分離装置では、塵埃を捕集する性能と捕集した塵埃を廃棄する性能とを両立することができなかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、塵埃を捕集する性能と塵埃を廃棄する性能とを両立したサイクロン分離装置およびこのサイクロン分離装置を備えた電気掃除機を提供することである。
本発明に係るサイクロン分離装置は、内部において含塵空気を側壁に沿って旋回させて、含塵空気から塵埃を分離する旋回室と、旋回室の内部に通じ、旋回室で分離された塵埃を内部に捕集するための捕集状態と捕集した塵埃を廃棄するための廃棄状態とになりえる集塵室と、を備える。集塵室は、捕集状態であるときに外力を受けることによって廃棄状態になる。集塵室の内壁は、外力を受けると表面に凹凸が生じる材料によって形成される。この材料は、軟質材と当該軟質材の表面に積層された繊維材とを有し、繊維材は、横糸と縦糸とが交互にくぐった状態で織られた平織布の構造を有する。集塵室の内壁の表面は、集塵室が捕集状態である場合には第1状態であり、集塵室が廃棄状態になると、第2状態になる。集塵室の内壁の表面が第1状態から第2状態になると、繊維材にしわが生じ、集塵室の内壁の表面と当該表面に付着した塵埃との接触面積が小さくなる。
本発明に係る電気掃除機は、上記のサイクロン分離装置と、上記のサイクロン分離装置が備える旋回室の内部に気流を発生させる送風機と、を備える。
本発明に係るサイクロン分離装置およびこのサイクロン分離装置を備えた電気掃除機であれば、塵埃を捕集する性能と塵埃を廃棄する性能とを両立することができる。
実施の形態1の電気掃除機を示す斜視図である。 実施の形態1の電気掃除機から集塵ユニットを取り外した状態を示す斜視図である。 実施の形態1の電気掃除機から集塵ユニットを取り外した状態を示す背面図である。 図3のA−A断面を示す図である。 実施の形態1の集塵ユニットを示す斜視図である。 実施の形態1の集塵ユニットを示す正面図である。 実施の形態1の集塵ユニットの分解図である。 図6のB−B断面を示す図である。 図8のC−C断面を示す図である。 図8のD−D断面を示す図である。 実施の形態1の電気掃除機を図3のA−A断面と同じ断面で切断した図である。 実施の形態1の集塵ユニットを形成する複合材を示すイメージ図である。 実施の形態1の繊維材の構造の一例を示すイメージ図である。 実施の形態1の塵埃の溜まり方を示す図である。 実施の形態1の捕集状態における集塵室の内壁の表面と塵埃との関係を示す図である。 実施の形態1の集塵室が廃棄状態になるときの当該集塵室の内壁の表面と塵埃との関係を示す図である。 実施の形態1の変形例の1つを示すものである。 実施の形態2の集塵ユニットを示す断面図である。 実施の形態2の集塵ユニットを示す断面図である。
以下、添付の図面を参照して、実施の形態について説明する。各図における同一の符号は、同一の部分または相当する部分を示す。また、本開示では、重複する説明については適宜に簡略化または省略する。なお、本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得るものである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の電気掃除機1を示す斜視図である。図1は、コードレスタイプの縦型の電気掃除機1を一例として示す。コードレスタイプの電気掃除機1は、充電池を備える。充電池は、図示しない充電台を介して充電される。充電台は、電源ケーブルによって外部の電源に接続される。充電台に電気掃除機1が載せられると、電気掃除機1の充電池が充電台に電気的に接続される。これにより、充電池が充電される。
なお、電気掃除機1はコードレスタイプのものに限られない。電気掃除機1は、外部の電源に接続するための電源コードを備えても良い。
電気掃除機1は、例えば、吸込口体2、吸引パイプ3および掃除機本体6を備える。吸込口体2の下面には、外部と通じる開口が形成される。また、吸込口体2には、円筒形状の接続部が設けられる。接続部は、吸込口体2の長手方向の中央部に設けられる。吸込口体2の底面に形成された開口と上記の接続部とは、吸込口体2の内部を介して通じている。
吸引パイプ3は、例えば、直線状に伸びる円筒形状の部材である。吸引パイプ3の一方の端部は、吸込口体2に設けられた接続部に接続される。吸込口体2は、吸引パイプ3に対し、着脱可能である。吸引パイプ3の他方の端部は、掃除機本体6に接続される。吸引パイプ3は、掃除機本体6に対し、着脱可能である。
吸込口体2および吸引パイプ3は、外部から掃除機本体6に塵埃を含む空気を流入させるための風路を形成する。なお、本開示では、ごみ、塵、埃、毛髪、繊維等のように、電気掃除機1の清掃対象となるものを総称して、「塵埃」と称する。また、本開示では、塵埃を含む空気を、「含塵空気」と称する。
掃除機本体6は、含塵空気から塵埃を分離する機能を有する。また、掃除機本体6は、分離した塵埃を捕集する機能を有する。掃除機本体6は、例えば、本体ユニット12と集塵ユニット13とを備える。集塵ユニット13は、本体ユニット12に着脱可能である。集塵ユニット13は、含塵空気から塵埃を分離して、当該塵埃を捕集する装置である。
図2は、実施の形態1の電気掃除機1から集塵ユニット13を取り外した状態を示す斜視図である。図3は、実施の形態1の電気掃除機1から集塵ユニット13を取り外した状態を示す背面図である。図4は、図3のA−A断面を示す図である。
本体ユニット12は、例えば、吸気風路形成部16、把持部7および収容体14を備える。また、本体ユニット12は、例えば、充電池、電動送風機10および排気風路形成部17を備える。充電池、電動送風機10および排気風路形成部17は、収容体14の内部に収容される。
吸気風路形成部16の内部には、吸気風路19が形成される。吸気風路19は、含塵空気を吸引パイプ3から集塵ユニット13に導くための風路である。吸気風路形成部16は、例えば、直線状に伸びる円筒形状の部材である。上述したように、吸引パイプ3の一方の端部は、吸込口体2に設けられた接続部に接続される。吸引パイプ3の他方の端部は、吸気風路形成部16の一方の端部に接続される。掃除機本体6に適切に接続された吸引パイプ3は、吸気風路形成部16に対して一直線状に配置される。また、吸気風路形成部16の他方の端部には、側方を向く接続口20が形成される。接続口20は、吸気風路19と集塵ユニット13とを繋ぐ開口である。
集塵ユニット13は、吸気風路19を介して流入した含塵空気から塵埃を分離する。集塵ユニット13は、含塵空気を旋回させ、遠心力によって塵埃を分離する。すなわち、集塵ユニット13は、サイクロン分離機能を有する。本実施の形態の集塵ユニット13は、サイクロン分離装置の一例である。集塵ユニット13は、分離した塵埃を捕集する。集塵ユニット13は、捕集した塵埃を一時的に溜めておく。集塵ユニット13のより具体的な構成および機能については後述する。
把持部7は、電気掃除機1の使用者が持つ部分である。上述したように、吸気風路形成部16の一方の端部には、吸引パイプ3が接続される。一例として、把持部7は、吸気風路形成部16の他方の端部側に配置される。また、把持部7には、操作スイッチ8が設けられる。操作スイッチ8には、例えば、電気掃除機1の運転を制御するための複数のボタンが含まれる。
収容体14は、本体ユニット12の要部の外郭を形成する。収容体14は、例えば、樹脂成型品である。一例として、収容体14は、集塵ユニット13の直上に配置される。
排気風路形成部17は、本体ユニット12内に、排気風路21を形成する。排気風路21は、集塵ユニット13によって塵埃が取り除かれた空気を排気口に導くための風路である。排気風路21には、集塵ユニット13から清浄な空気が流入する。なお、排気口の図示は省略する。また、排気風路形成部17は、収容体14の下面に接続口22を形成する。排気風路21と接続口22とは通じている。
電動送風機10は、電気掃除機1に形成された風路に気流を発生させる装置である。電気掃除機1に形成された風路には、例えば、外部から掃除機本体6に含塵空気を流入させるための風路、吸気風路19、集塵ユニット13に形成された風路および排気風路21等が含まれる。一例として、電動送風機10は、排気風路21内に配置される。
電動送風機10は、操作スイッチ8に対する操作に応じて、予め設定された動作を行う。電動送風機10が動作することにより、電気掃除機1に形成された風路に気流が発生する。これにより、吸込口体2の下面に形成された開口から、床面上の塵埃が空気と一緒に吸い込まれる。すなわち、吸込口体2に含塵空気が吸い込まれる。吸込口体2に吸い込まれた含塵空気は、吸引パイプ3を通り、掃除機本体6の内部に取り込まれる。
掃除機本体6の内部に取り込まれた含塵空気は、吸気風路19を通り、接続口20から集塵ユニット13に送られる。集塵ユニット13の内部で発生する気流についてのより詳細な説明は後述する。集塵ユニット13から排出された空気は、接続口22を通って排気風路21に送られる。集塵ユニット13から排出された空気は、排気風路21内で電動送風機10を通過する。電動送風機10を通過した空気は、排気風路21を更に進み、排気口から掃除機本体6の外部に放出される。電動送風機10を通過した空気は、例えば、排気口から掃除中の部屋に戻される。
次に、集塵ユニット13についてより詳細に説明する。図5は、実施の形態1の集塵ユニット13を示す斜視図である。図6は、実施の形態1の集塵ユニット13を示す正面図である。図7は、実施の形態1の集塵ユニット13の分解図である。集塵ユニット13に関する以下の説明においては、図6における紙面上の向きを基準にして、上下を特定する。
集塵ユニット13全体の概形は、円柱形状である。集塵ユニット13は、例えば、フィルタ部ケース61、流出部ケース24、流入部ケース25および集塵部ケース26を備える。フィルタ部ケース61、流出部ケース24、流入部ケース25および集塵部ケース26は、例えば、樹脂成型品である。
フィルタ部ケース61、流出部ケース24、流入部ケース25および集塵部ケース26は、予め設定された操作により、図7に示す状態に分解することができる。また、フィルタ部ケース61、流出部ケース24、流入部ケース25および集塵部ケース26は、予め設定された操作により、図5に示す状態に組み立てることができる。
例えば、フィルタ部ケース61、流出部ケース24、流入部ケース25および集塵部ケース26を固定するロック機構に対して解除操作を行うことにより、図7に示す状態に分解できる。また、図5に示す状態から集塵部ケース26のみを取り外すこともできる。また、フィルタ部ケース61には、フィルタ62が収納される。なお、フィルタ部ケース61およびフィルタ62は、集塵ユニット13に備えられていなくても良い。また、フィルタ62は、集塵ユニット13以外の場所に設けられていても良い。
また、図8は図6のB−B断面を示す図である。図9は図8のC−C断面を示す図である。図10は図8のD−D断面を示す図である。
流入部ケース25は、例えば、円筒部33、円錐部34、隔壁部35、流入管36および外壁部38を備える。円筒部33は、中空の円筒形状である。円筒部33は、中心軸が上下方向を向くように配置される。円錐部34は、先端部が切り取られた中空の円錐形状である。円錐部34は、中心軸が上下方向を向くように配置される。例えば、円錐部34の中心軸と円筒部33の中心軸とは、一直線状に並ぶ。
円錐部34の上端部は、円筒部33の下端部に接続される。円錐部34は、上端部から下方に向かうにしたがって径が小さくなる。円錐部34の下端部には、下方を向く開口が形成される。円錐部34の下端部に形成されたこの開口を、本実施の形態では、一次開口39とする。
円筒部33の内側の空間と円錐部34の内側の空間とは、一続きの空間を形成する。本実施の形態では、この一続きの空間および当該空間を形成している部分を、旋回室29とする。すなわち、本実施の形態において、集塵ユニット13は、旋回室29を備えている。旋回室29は、内部において含塵空気を旋回させる。旋回室29の中心軸は、上下方向を向く。旋回室29の側壁は、旋回室29の中心軸に直交する断面形状が円形状である。旋回室29は、この側壁に沿って含塵空気を旋回させる。旋回室29は、含塵空気を旋回させることで、当該含塵空気から塵埃を分離する。
旋回室29の側壁には、0次開口48が形成される。0次開口48は、例えば、円筒部33の下端部から円錐部34の上端部にかけて形成される。0次開口48は、一次開口39より高い位置に形成される。すなわち、0次開口48は、一次開口39の上流側に形成される。また、0次開口48は、外壁部38より低い位置に形成される。
隔壁部35は、例えば、円筒形状である。隔壁部35の径は、円筒部33の径より小さい。円錐部34と隔壁部35とは、円錐部34が隔壁部35の内側の空間に上方から挿入されるように配置される。隔壁部35の上端部は、円錐部34の外周面に接続される。一例として、隔壁部35の中心軸は、円錐部34の中心軸と一致する。
外壁部38は、例えば、円筒形状である。外壁部38の径は、円筒部33の径より大きい。外壁部38は、円筒部33の上端部の周囲を囲むように設けられる。また、外壁部38は、円筒部33の上端よりも上方に延びるように設けられる。外壁部38の中心軸と円筒部33の中心軸とは、一定の間隔を空けて平行に配置される。すなわち、外壁部38の中心軸は円筒部33の中心軸に一致しない。外壁部38と円筒部33との間には、外壁部38と円筒部33とを接続する部材が設けられる。外壁部38と円筒部33との間は、この部材によって完全に塞がれる。
流入管36は、流入風路27を形成する。流入風路27は、集塵ユニット13に形成された風路である。流入風路27は、吸気風路形成部16からの含塵空気を旋回室29に導くための風路である。吸気風路19からの含塵空気は、流入風路27を通って旋回室29に流入する。
流入管36は、例えば、四角筒形状である。流入管36の内側には、流入風路27が形成される。流入管36の一端部は、外壁部38に接続される。流入管36の一端は、外壁部38の外面で開口する。流入管36のこの一端は、ユニット流入口40を形成する。ユニット流入口40は、集塵ユニット13に含塵空気を取り込むための開口である。流入管36の他端部は、円筒部33に接続される。流入管36の他端は、円筒部33の内面で開口する。流入管36のこの他端は、流入口41を形成する。流入口41は、流入風路27を通過した含塵空気を旋回室29に取り込むための開口である。
流入管36は、円筒部33の上部に接続される。流入口41は、円筒部33の上部に形成される。流入口41は、例えば、旋回室29の側壁の最上部に形成される。0次開口48は、流入口41より低い位置に形成される。すなわち、0次開口48は、流入口41の下流側に形成される。流入管36は、例えば、一直線状の部材である。流入管36は、流入風路27から含塵空気が旋回室29に当該旋回室29の接線方向から流入するように、円筒部33に接続される。流入管36の軸は、例えば、円筒部33の中心軸に対して直角をなす。
また、集塵部ケース26は、例えば、底部46および外壁部47を備える。底部46の全体形状は、円形状である。外壁部47は、例えば、円筒形状である。外壁部47の径は、円筒部33の径より大きい。外壁部47は、例えば、底部46の縁から直立するように設けられる。底部46および外壁部47により、上方が開口し且つ下方が閉じた筒状の部材が形成される。
集塵部ケース26が流入部ケース25に対して適切に配置されると、外壁部47の内側に隔壁部35が配置される。隔壁部35の下端部は、底部46に接触する。隔壁部35の中心軸と外壁部47の中心軸とは、一定の間隔を空けて平行に配置される。隔壁部35の中心軸は外壁部47の中心軸に一致しない。外壁部47の上端部は、外壁部38の下端部に接触する。外壁部47の中心軸と外壁部38の中心軸とは、一直線状に配置される。集塵部ケース26が流入部ケース25に対して適切に配置されると、集塵部ケース26の内部に、隔壁部35によって区切られた2つの空間が旋回室29以外に形成される。
また、本実施の形態の集塵ユニット13は、集塵室を備えている。集塵室とは、塵埃が溜められる空間および当該空間を形成する部材である。集塵室は、旋回室29で分離された塵埃を捕集する機能を有する。本実施の形態の集塵室には、0次集塵室30と一次集塵室31とが含まれる。0次集塵室30には、ごみαが溜められる。一次集塵室31には、ごみβが溜められる。ごみαは、例えば、繊維ごみおよび毛髪といった比較的嵩の大きな塵埃である。ごみβは、例えば、砂ごみおよび細かい繊維ごみといった比較的嵩の小さな塵埃である。
隔壁部35の内側に形成された空間のうち、円錐部34の内側に形成された空間を除く空間が一次集塵室31である。一次集塵室31は、一次開口39を介して旋回室29に通じる。一次集塵室31は、円錐部34の下方を覆うように形成される。一次集塵室31は、円錐部34の下端部の周囲を取り囲むように形成される。
外壁部47の内側に形成された空間のうち、旋回室29および一次集塵室31を除く空間が0次集塵室30である。0次集塵室30は、外壁部47と隔壁部35との間、外壁部47と円筒部33との間、ならびに外壁部47と円錐部34との間に形成された、一続きの空間である。隔壁部35、円筒部33および円錐部34は、0次集塵室30の内壁を形成する。外壁部47は、0次集塵室30の外壁を形成する。
0次集塵室30の全体形状は、円筒形状である。0次集塵室30の上方部分は、円筒部33と外壁部38とを接続する部材によって塞がれる。0次集塵室30の下方部分は、底部46によって塞がれる。0次集塵室30は、旋回室29の大部分の周囲を取り囲む。また、0次集塵室30は、一次集塵室31の周囲を取り囲む。0次集塵室30は、0次開口48を介して旋回室29に通じる。0次開口48は、0次集塵室30の最上部に形成される。0次集塵室30は、0次開口48から下方に延びるように設けられる。なお、0次開口48は、円筒部33の周方向に沿った幅より円筒部33の中心軸方向に沿った幅の方が小さくなるように形成されることが好ましい。すなわち、0次開口48の形状は、横長形状であることが好ましい。
図10に示すように、円筒部33は、外壁部47に接触しない範囲で、外壁部47に対してずらして配置される。円筒部33の中心軸と外壁部47の中心軸とは同一直線上に配置されない。円筒部33の中心軸は、外壁部47の中心軸に対して一定の間隔を空けて平行に配置される。円筒部33と外壁部47との間隔が小さい部分を、狭隘部59とする。円筒部33と外壁部47との間隔は、円筒部33の外面と外壁部47の内面との距離に等しい。
図10において、円筒部33と外壁部47との間隔は、狭隘部59から離れるにつれて徐々に大きくなる。円筒部33と外壁部47との間隔は、狭隘部59から最も離れた箇所において、最も大きい。流入管36は、例えば、円筒部33と外壁部47との間隔が最も大きい箇所の上方に配置される。
図9に示す点Pは、流入風路27から旋回室29に流入した空気の進行方向が旋回室29の接線方向に一致する点を示す。円筒部33の軸方向に直交する断面において、円筒部33の中心軸を中心に、点Pから旋回室29で空気が旋回する方向に回転した角度をθ1とする。狭隘部59は、角度θ1が0°から180°である範囲に配置されることが好ましい。
また、円筒部33の軸方向に直交する断面において、円筒部33の中心軸を中心に、円筒部33と外壁部47との間隔が最も狭い箇所から旋回室29で空気が旋回する方向に回転した角度をθ2とする。0次開口48は、角度θ2が90°〜270°である範囲に配置されることが好ましい。より好ましくは、0次開口48は、角度θ2が180°である位置に形成される。図10は、角度θ2が180°である位置に0次開口48が形成されている例を示す。図10に示す例では、0次開口48は、円筒部33と外壁部47との間隔が最も大きい箇所に配置される。
流出部ケース24は、例えば、蓋部49および流出部51を備える。蓋部49は、例えば、板状である。流出部ケース24が流入部ケース25に対して適切に配置されると、蓋部49は、円筒部33の上方を塞ぐ。本実施の形態において、旋回室29の上壁は、蓋部49によって形成される。
蓋部49と流入部ケース25の外壁部38とは、フィルタ部ケース61を収納するための空間を形成する。フィルタ部ケース61は、流出部ケース24を上方から覆うように、外壁部38の内側の空間に設けられる。フィルタ部ケース61は、流出部ケース24に上方から密着するように載せられる。フィルタ部ケース61の上面には、ユニット流出口58が形成される。ユニット流出口58は、集塵ユニット13から空気を流出させるための開口である。
流出部51は、旋回室29内の空気を旋回室29の外に流出させるための部材である。流出部51は、蓋部49の中央部に設けられる。流出部51は、蓋部49から下方に突出する。流出部ケース24が流入部ケース25に対して適切に配置されると、流出部51は、旋回室29の上壁から旋回室29の内部に突出する。
流出部51の予め設定された位置より上方の部分は、円筒状である。流出部51の上部は、蓋部49の上面で開口する。流出部51の下方の部分は、下方に向かうにしたがって径が小さくなる中空の円錐状である。流出部51の下端は、例えば、0次開口48の下端より下方に配置される。流出部51の中心軸は、円筒部33の中心軸と一致する。
流出部51の内側に形成された空間は、流出風路32の一部を形成する。流出風路32は、旋回室29内の空気を集塵ユニット13の外に流出させるための風路である。流出風路32の上記の一部、旋回室29および一次集塵室31は、ほぼ同心状に配置される。
流出部51には、流出口54が形成される。流出口54は、旋回室29内の空気を旋回室29の外に流出させるための開口である。旋回室29内の空気は、流出口54を介して流出風路32に取り込まれる。本実施の形態において、流出口54は、多数の微細な孔によって形成される。例えば、これらの微細な孔の一部は、流入口41の下端より上方に形成される。微細な孔の一部は、0次開口48の下端より下方の位置に形成される。また、流出部51の円筒形状の部分のうち、流入口41が対向する部分には、上記の微細な孔は形成されない。
また、図11は、実施の形態1の電気掃除機1を図3のA−A断面と同じ断面で切断した図である。図11において、集塵ユニット13は、本体ユニット12に取り付けられている。集塵ユニット13が本体ユニット12に適切に取り付けられると、フィルタ部ケース61の上面が収容体14の下面に密着する。ユニット流入口40は、本体ユニット12の接続口20に接続される。ユニット流出口58は、本体ユニット12の接続口22に接続される。
また、集塵ユニット13の少なくとも一部は、複合材80によって形成されている。複合材80は、複数種類の素材を含む材料である。本実施の形態では、0次集塵室30を形成する内壁及び一次集塵室31を形成する内壁の少なくとも一部が、この複合材80によって形成される。例えば、隔壁部35、円筒部33および円錐部34の少なくとも一部が、複合材80によって形成される。
図12は、実施の形態1の集塵ユニット13を形成する複合材80を示すイメージ図である。上述したように、複合材80は、複数種類の素材を含む。一例として、複合材80は、図12に示すように、繊維材81、軟質材82及び樹脂材83を含む。繊維材81には、例えば、シート状の織布が用いられる。なお、繊維材81は、FRP等に用いられるカーボンファイバーおよびガラスファイバー等であってもよい。軟質材82は、例えば、シリコンゴム等である。樹脂材は、例えば、ABS等である。
複合材80の製法の一例について、簡単に説明する。まず、軟質材82の基材の表面に、繊維材81が載置される。次に、硬化前の液状の軟質材82を、繊維材81が載置された基材に含浸させ、硬化させる。これにより、軟質材82の表面の近傍に、繊維材81が埋め込まれる。また、繊維材81が埋め込まれた状態の軟質材82は、樹脂材83の上に固定される。これにより、図12に示すように、繊維材81、軟質材82及び樹脂材83が積層された状態となる。図12に示す例において、繊維材81は、軟質材82を挟んで樹脂材83の反対側に位置している。
図12に示す例においては、複合材80の両面のうちの一方側に繊維材81が設けられている。複合材80の構成は、上記の例に限られない。例えば、複合材80の両面が繊維材81によって形成されてもよい。また、複合材80には、樹脂材83が含まれていなくてもよい。言い換えると、複合材80は、繊維材81と軟質材82とから形成されていてもよい。また、複合材80には、軟質材82が含まれていなくてもよい。言い換えると、複合材80は、樹脂材83と、当該樹脂材83の表面に配置された繊維材81とから形成されていてもよい。また、複合材80は、当該複合材80の中心部に位置する樹脂材83と、当該樹脂材83の両側を挟む軟質材82および繊維材81と、から形成されてもよい。
図13は、実施の形態1の繊維材81の構造の一例を示すイメージ図である。上述したように、繊維材81には、例えば、シート状の織布が用いられる。図13は、繊維材81の構造の一例として、横糸85と縦糸86とが交互にくぐった状態で織られた布である平織布の構造を示している。繊維材81を構成する横糸85同士の間隔および縦糸86の間隔は、塵埃よりも小さくなるように設定される。横糸85同士の間隔および縦糸86の間隔は、例えば、数100[nm]から数100[μm]である。
上述したように構成された複合材80は、外力を受けると表面形状が変わる材料である。このため、本実施の形態では、0次集塵室30を形成する内壁の表面の形状及び一次集塵室31を形成する内壁の表面の形状は、集塵ユニット13が外力を受けると変わる。
より具体的に述べると、複合材80は、圧縮することによりその表面形状が変化する。例えば、横糸85が圧縮すると、この横糸85の圧縮に伴って縦糸86が伸びる。これにより、繊維材81にしわが生じる。すなわち、複合材80の表面に凹凸が生じる。このようにして、複合材80は、外力を受けるとその表面形状が変わる。また、複合材80に加わっていた外力がなくなると、複合材80の表面形状はもとに戻る。本実施の形態の複合材80は、その表面形状が可逆的に変化する材料である。
本実施の形態において集塵ユニット13は、塵埃が付着する面に繊維材81が位置するように、複合材80によって形成される。言い換えると、集塵ユニット13は、集塵室の内壁の表面が繊維材81によって形成されるように構成されている。例えば、外壁部47の内面には繊維材81が設けられ、外壁部47の外面側は樹脂材83で形成される。また、例えば、円筒部33および円錐部34は、外面側と内面側との両側に繊維材81が設けられてもよい。このように、集塵ユニット13のうち塵埃が付着する可能性がある部分は、複合材80によって形成されることが好ましい。
次に、集塵ユニット13の機能について、より具体的に説明する。電動送風機10が動作を開始すると、上述したように、吸込口体2に含塵空気が吸い込まれる。吸込口体2に吸い込まれた含塵空気は、吸気風路19を通過して接続口20に達する。接続口20に達した含塵空気は、流入風路27に流入する。流入風路27に流入した含塵空気は、流入風路27を通過し、流入口41から旋回室29に流入する。流入風路27を通過した含塵空気は、円筒部33の内面、すなわち旋回室29の側壁に沿うように旋回室29に流入する。含塵空気の上記の経路は、図9および図11において、経路fとして実線の矢印で示される。
旋回室29に流入した含塵空気は、旋回室29を形成する側壁に沿って旋回する。本実施の形態において含塵空気は、旋回室29内で旋回気流を形成する。旋回室29内の旋回気流は、中心軸近傍の強制渦領域と外側の自由渦領域とを形成しながら、下向きに流れていく。
図14は、実施の形態1の塵埃の溜まり方を示す図である。図14は、図6のB−B断面に対応する。図14は、電気掃除機1による清掃時の、集塵ユニット13の内部の状態を示す。旋回室29内の旋回気流に含まれる塵埃には、遠心力が作用する。例えば、比較的嵩の大きなごみαは、遠心力によって円筒部33に押し付けられながら落下する。ごみαは、0次開口48の高さに達すると、当該0次開口48を通過する。また、ごみαと共に空気も0次開口48を通過する。
0次開口48を通過したごみαは、0次集塵室30に送られる。また、0次開口48を通過した空気は、旋回室29で空気が旋回する方向と同じ方向に旋回しながら0次集塵室30内を進む。すなわち、電動送風機10が動作を開始すると、0次集塵室30にも気流が発生する。0次開口48から0次集塵室30に進入したごみαは、旋回室29での空気の旋回方向と同じ方向に移動しながら落下する。
0次開口48から0次集塵室30に進入しなかった塵埃は、旋回室29内の気流に乗って旋回しながら下方に移動する。例えば、比較的嵩の小さなごみβは、一次開口39を通過する。一次開口39を通過したごみβは、一次集塵室31内に落下して捕集される。
旋回室29内の旋回気流は、旋回室29の最下部に達すると進行方向を上向きに変える。進行方向を上向きに変えた旋回気流は、旋回室29の中心軸に沿って上昇する。この上昇気流を形成する空気からは、ごみαとごみβとを含む塵埃が除去されている。塵埃が除去された清浄な空気は、流出口54を通過して旋回室29から流出する。流出口54を通過した清浄な空気は、流出風路32を通過してユニット流出口58に達する。そして、清浄な空気は、ユニット流出口58および接続口22を通過して排気風路21に送られる。
上記のようにして、本実施の形態の集塵室は、ごみαおよびごみβを含む塵埃を捕集する。電動送風機10が動作することにより、ごみαが0次集塵室30に溜まる。また、ごみβが一次集塵室31に溜まる。使用者は、集塵ユニット13を本体ユニット12から取り外し、集塵部ケース26を流入部ケース25から取り外すことによって、0次集塵室30および一次集塵室31に溜まった塵埃を廃棄することができる。
上述したように、集塵室は、旋回室29によって分離された塵埃を捕集することができる。本開示では、集塵室が塵埃を捕集するための状態を、捕集状態とする。具体的には、集塵ユニット13が本体ユニット12に取り付けられているときの集塵室の状態が、捕集状態に該当する。集塵室は、捕集状態であるときに、塵埃を捕集することが可能である。
また、集塵室は、上述したように、捕集した塵埃を外部に廃棄することができる。本開示では、集塵室が塵埃を廃棄するための状態を、廃棄状態とする。具体的には、集塵ユニット13が本体ユニット12から取り外されているときの集塵室の状態が、廃棄状態に該当する。また、集塵部ケース26が流入部ケース25から取り外されているときの集塵室の状態も、廃棄状態に該当する。集塵室は、廃棄状態であるとき、塵埃を廃棄することが可能である。
上記のように構成された集塵ユニット13において、集塵室は、捕集状態と廃棄状態とになりえる。言い換えると、集塵ユニット13は、集塵室が捕集状態と廃棄状態とになりえるように構成される。
集塵室が捕集状態から廃棄状態になる際には、集塵ユニット13の少なくとも一部に、使用者等によって力が加えられる。これにより、複合材80の表面形状が変化する。すなわち、集塵室の内壁の表面の状態が変わる。集塵室が廃棄状態になるときに、当該集塵室の内壁の表面状態は、捕集状態の集塵室の内壁の表面状態と異なる状態になる。
図15は、実施の形態1の捕集状態における集塵室の内壁の表面と塵埃との関係を示す図である。図15は、第1状態の一例を示している。また、図16は、実施の形態1の集塵室が廃棄状態になるときの当該集塵室の内壁の表面と塵埃との関係を示す図である。図16は、上記の第1状態と異なる第2状態の一例を示している。本実施の形態において集塵室が廃棄状態になるとき、集塵室の内壁の表面は、図15に示す状態から図16に示す状態に変化する。
上述したように、旋回室29内の旋回気流に含まれる塵埃には、遠心力が作用する。また、電動送風機10が動作を開始すると、0次集塵室30にも気流が発生する。このため、旋回室29から0次集塵室30に送られたごみαにも、遠心力が作用する。0次集塵室30に送られたごみαは、0次集塵室30を形成する内壁の表面に沿って旋回する。0次集塵室30に送られたごみαは、例えば、外壁部47の内面に接触しながら旋回する。
0次集塵室30内を旋回するごみαと0次集塵室30を形成する内壁の表面との間には、摩擦力および静電気力が働く。また、0次集塵室30内を旋回するごみαには、空気抵抗が働く。また、0次集塵室30内を旋回するごみα同士は、互いに衝突しうる。0次集塵室30内を旋回するごみαの速度は、摩擦力、静電気力、空気抵抗および塵埃同士の衝突を要因として低下する。これにより、0次集塵室30に送られたごみαの一部は、0次集塵室30を形成する内壁の表面に付着して留まる。0次集塵室30に送られたごみαの一部は、例えば、外壁部47の内面に付着して留まる。
0次集塵室30に送られたごみαと同様に、一次集塵室31に送られたごみβの一部も、一次集塵室31を形成する内壁の表面に付着して留まる。一次集塵室31に送られたごみβの一部は、例えば、隔壁部35の内面に付着して留まる。すなわち、本実施の形態において、0次集塵室30および一次集塵室31を含む集塵室に送られた塵埃の一部は、当該集塵室の内壁の表面に付着して留まる。また、電動送風機10の動作が停止した後も、集塵室に送られた塵埃の一部は、当該集塵室の内壁の表面に付着したままとなる。すなわち塵埃は、捕集状態の集塵室の内壁の表面にも廃棄状態の集塵室の内壁の表面にも付着しうる。
図15に示すように、捕集状態において、集塵室の内壁の表面を形成する繊維材81は、滑らかな状態である。一方で、集塵室が廃棄状態になるとき、図16に示すように、集塵室の内壁の表面を形成する繊維材81には凹凸が生じる。集塵室の内壁の表面の塵埃に対する状態は、捕集状態と廃棄状態とで異なる。例えば、捕集状態においては、図15に示すように、集塵室の内壁の表面と塵埃との接触面積は比較的大きい。一方、集塵室が廃棄状態に変化すると、図16に示すように、集塵室の内壁の表面と塵埃との接触面積は比較的小さくなる。
集塵室の内壁の表面と塵埃との接触面積とが変化すると、集塵室の内壁の表面と塵埃との間に働く摩擦力および静電気力が変化する。集塵室の内壁の表面と塵埃との間に働く摩擦力および静電気力は、集塵室の内壁の表面と塵埃との接触面積が小さいほど、小さくなる。すなわち、集塵室の内壁の表面が塵埃を吸着する力は、集塵室の内壁の表面と塵埃との接触面積が小さいほど、小さくなる。言い換えると、集塵室の内壁の表面が塵埃を吸着する力は、集塵室の内壁の表面と塵埃との接触面積が大きいほど、大きくなる。
本実施の形態では、図15および図16に示すように、捕集状態の集塵室の内壁の表面と塵埃との接触面積は、廃棄状態の集塵室の内壁の表面と塵埃との接触面積よりも大きい。すなわち、捕集状態の集塵室の内壁の表面と塵埃との間に働く摩擦力および静電気力は、廃棄状態の集塵室の内壁の表面と塵埃との間に働く摩擦力および静電気力よりも大きい。本実施の形態であれば、捕集状態の集塵室の内壁の表面に付着した塵埃は、より離れにくくなる。これにより、例えば、電動送風機10が動作している際、集塵室の内壁の表面に付着した塵埃が再び旋回することが防止される。本実施の形態であれば、集塵室内に捕集された塵埃が再び旋回室へ戻ってしまうことを防止できる。
また、塵埃が再び旋回室へ戻ることが防止されることで、本体ユニット12へ塵埃が戻ることも同様に防止される。これにより、例えば、本体ユニット12内の風路が塵埃によって狭くなってしまうこと及び電動送風機10に塵埃が詰まること等が防止される。本実施の形態であれば、塵埃を分離する性能を維持可能な電気掃除機1が得られる。
また、例えば、フィルタ62に塵埃が蓄積した場合、集塵ユニット13内を流れる空気の風量の低下が起きる。すなわち、フィルタ62に塵埃が蓄積した場合、電気掃除機1の吸引力の低下が起きる。本実施の形態であれば、集塵室の内壁の表面により多くの塵埃が付着するため、フィルタ62に蓄積する塵埃の量をより少なくすることができる。これにより、集塵ユニット13および電気掃除機1の性能が維持される。また、本実施の形態であれば、使用者によるフィルタ62のメンテナンスの頻度がより少なくなる。
上述したように、集塵室が廃棄状態になる際には、集塵ユニット13の少なくとも一部に、使用者等によって力が加えられる。これにより、集塵室の内壁の表面の状態は、図15に示す状態から図16に示す状態に変化する。集塵室が廃棄状態になる際、集塵室の内壁の表面と塵埃との接触面積は小さくなる。これにより、集塵室の内壁の表面と塵埃との間に働く摩擦力および静電気力が小さくなる。本実施の形態であれば、集塵室が廃棄状態になる際に、集塵室の表面に付着した塵埃が当該集塵室の表面から離れる。使用者は、集塵室を捕集状態から廃棄状態に変化させることで、集塵室に捕集された塵埃を容易に廃棄することができる。本実施の形態であれば、使用者は、集塵室に捕集された塵埃を廃棄する際に、例えば、ブラシによる掃き掃除および布による拭き掃除をしなくてもよい。
上記の実施の形態において、集塵室の内壁の表面は、集塵室が捕集状態であるときに図15に示す状態になる。集塵室の内壁の表面は、集塵室が廃棄状態になるときに図16に示す状態になる。集塵室の内壁の表面は、塵埃に対する性質が、図15に示す状態と図16に示す状態とで異なる。このように構成された集塵室を有する集塵ユニット13であれば、塵埃を捕集する性能と捕集した塵埃を廃棄する性能とを両立することができる。
また、本体ユニット12から取り外された集塵ユニット13が再び取り付けられることで、集塵室は廃棄状態から再び捕集状態に戻る。捕集状態に戻った後、集塵ユニット13には使用者からの力が付与されない。すなわち、集塵室が再び捕集状態に戻ると、当該集塵室の内壁の表面状態は、図15に示す状態に戻る。このように、集塵室の内壁の表面の状態は、集塵室の内壁が複合材80によって形成されることで、可逆的に変化する。
また、使用者は、例えば、集塵部ケース26を流入部ケース25から取り外した後、集塵部ケース26内の塵埃を廃棄する際に当該集塵部ケース26を軽く叩いてもよい。すなわち、使用者は、集塵室を廃棄状態にする際だけでなく、塵埃を廃棄する際にも集塵ユニット13に力を加えても良い。また、使用者は、例えば、集塵部ケース26内の塵埃を廃棄する際、当該集塵部ケース26を握って変形させてもよい。使用者は、例えば、集塵部ケース26内の塵埃を廃棄する際、当該集塵部ケース26を変形させ続けてもよい。上記の各例において使用者は、塵埃をより容易に廃棄することができる。
また、集塵ユニット13は、集塵室が捕集状態であるときには当該集塵室の内壁が一定以上変形しないように構成されてもよい。集塵ユニット13は、捕集状態である集塵室の内壁の変形を規制する部材を有していてもよい。例えば、集塵部ケース26の変形は、流入部ケース25によって規制されてもよい。これにより、例えば、集塵室が捕集状態である際に集塵ユニット13が外力を受けても、集塵室の内壁の表面の状態は塵埃を捕集することに適した状態に維持される。
本実施の形態では各部材の形状について言及したが、これらは文字通りの完全な形状を意味するものではない。例えば、円形状の部材は、完全な円形の部材でなくても良い。円筒形状の部材は、完全な円筒形の部材でなくても良い。例えば、円筒形状の部材の表面には、他の部材との接続等のための凹凸が含まれていても良い。また、各部材の表面の一部は、他の部材との接続等のために平坦に形成されていても良い。
サイクロン分離装置の一例である集塵ユニット13およびこれを備えた電気掃除機1は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。以下に、いくつかの変形例を示す。
例えば、電気掃除機1は縦型のものに限定されない。電気掃除機1は、本体部分に車輪を備えたものでも良い。電気掃除機1は、キャニスタ型のものでもよい。例えば、キャニスタ型の電気掃除機1は、電源コードの巻取りによって集塵部ケース26を振動させる機構を有していてもよい。この機構が集塵部ケース26を振動させることで、当該集塵部ケース26の内壁の表面形状を変化させてもよい。このように、例えば、キャニスタ型の電気掃除機1は、電源コードの巻取りを利用して塵埃を集塵部ケース26から離す機構を有していてもよい。
また、集塵室の内壁を形成する材料は、上記の実施の形態で示した複合材80に限定されない。集塵室の内壁を形成する材料は、例えば、圧電素子および導電性ポリマー等、外力によって電気的な特性が変化する材料であってもよい。集塵室の内壁を形成する材料は、集塵室が廃棄状態になる際に除電される材料であってもよい。本例であれば、集塵室が廃棄状態になる際に当該集塵室の表面と塵埃との間に働く静電気力が小さくなることで、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。また、集塵室が捕集状態に戻る際に当該集塵室の表面と塵埃との間に働く静電気力が大きくなることで、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
集塵室の内壁を形成する材料は、例えば、親水性の薬剤を含浸させた樹脂材料であってもよい。集塵室の内壁は、外力を受けることで親水性の薬剤が染み出すように構成されてもよい。本例であれば、集塵室が廃棄状態になる際、当該集塵室の内壁の表面が親水性の薬剤によって覆われる。これにより、使用者は、集塵室の内壁の表面を水洗いによって効果的に洗浄することができる。また、使用者は、水洗いした後の集塵室の内壁の表面を布等で吹くことで、集塵室の内壁の表面を元の状態に戻すことができる。
また、上記の実施の形態において集塵室の内壁を形成する複合材80は、透光性を有していてもよい。すなわち、繊維材81、軟質材82および樹脂材83は透光性を有していてもよい。この場合、使用者は、集塵ユニット13の取り外しおよび分解をせずに、0次集塵室30および一次集塵室31に蓄積したごみの量を容易に確認できる。集塵室の内壁を形成する複合材80が透光性を有していることで、使用者にとってより使い勝手がよい集塵ユニット13およびこれを備えた電気掃除機1が得られる。
旋回室29、0次集塵室30、一次集塵室31、流入管36、および0次開口48の個数および配置は、上記の実施の形態において説明したものに限定されない。集塵ユニット13を構成する各部材の仕様は、例えば、旋回室29内の気流の速度、集塵ユニット13の大きさ、質量、集塵性能、メンテナンス性および電動送風機10の出力等によって適宜設定される。集塵ユニット13を構成する各部材の仕様は、電気掃除機1に要求される性能等に合わせて最適なものが選択されることが好ましい。
例えば、集塵ユニット13が備える集塵室は、0次集塵室30および一次集塵室31の一方のみを含むものであってもよい。集塵室は、ごみαおよびごみβを同一の空間に溜めるものであってもよい。
また、図17は、実施の形態1の変形例の1つを示すものである。図17は、図14に対応する図である。図17に示すように、集塵ユニット13は、解除ボタン91を備えていてもよい。解除ボタン91は、集塵部ケース26の外壁部47の外面に設けられる。
上述したように、使用者は、流入部ケース25および集塵部ケース26を固定するロック機構に対して解除操作を行うことにより、集塵部ケース26を取り外すことができる。このロック機構は、例えば、集塵部ケース26の外壁部47の上部に形成される。解除ボタン91は、外壁部47を変形させながら外壁部47のロック機構を解除するためのものである。使用者は、解除ボタン91を集塵部ケース26の中心側に向かって押すことにより、外壁部47を変形させながら外壁部47のロック機構を解除することができる。
図17に示す変形例であれば、使用者は解除ボタン91を操作することで、集塵室を廃棄状態にする際に集塵部ケース26を大きく変形させることができる。これにより、集塵室が廃棄状態になる際、集塵部ケース26の内面に付着したごみα等の塵埃が、集塵部ケース26の内面から容易に離れる。
使用者が解除ボタン91から手を離すと、外壁部47は変形した状態から変形前の状態に戻る。本変形例における解除ボタン91は、集塵室の内壁を可逆的に変形させる変形手段の一例である。集塵ユニット13は、集塵室の内壁を可逆的に変形させる変形手段のその他の例として、ラッチ式またはトリガー式等の機構を備えていてもよい。また、集塵ユニット13は、例えば、解除ボタン91を押された状態のまま保持する機構をさらに備えていてもよい。すなわち、集塵ユニット13は、集塵室の内壁を変形したまま保持する機構を備えていてもよい。
また、集塵ユニット13は、集塵室の内壁を可逆的に変形させる変形手段のその他の例として、振動を発生させる機構を備えていてもよい。振動を発生させるこの機構は、例えば、フィルタ部ケース61に設けられる。振動を発生させる機構は、例えば、集塵ユニット13全体または集塵部ケース26を振動させる。これにより、集塵室の内壁が振動、すなわち変形する。集塵ユニット13は、集塵室の内壁の表面の状態が振動によって変化するように構成されてもよい。
また、本発明に係るサイクロン分離装置は、集塵ユニット13に限定されるものではなく、電気掃除機1以外にも利用可能である。例えば、本発明に係るサイクロン分離装置は、粉体を分離する装置および冷媒を分離する装置等にも応用可能である。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明する。図18および図19は、実施の形態2の集塵ユニット13を示す断面図である。図18および図19は、実施の形態1における図8に対応する。図18および図19を参照し、実施の形態1との相違点を中心に、実施の形態2について説明する。実施の形態1と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、説明を簡略化または省略する。
本実施の形態の集塵ユニット13は、実施の形態1と同様、集塵部ケース26を備える。集塵部ケース26は、底部46および外壁部47を備える。底部46の全体形状は、円形状である。外壁部47は、円筒形状である。なお、外壁部47は円筒形状でなくてもよい。外壁部47は、例えば、角型の筒状でも良い。また、底部46の全体形状は、例えば、多角形状でもよい。
本実施の形態において、底部46と外壁部47とは、それぞれ別体として形成される。本実施の形態において底部46と外壁部47とは、図18および図19に示すように、ヒンジ104を介して接続される。底部46は、ヒンジ104を軸にして、外壁部47に対して回動可能である。底部46は、回動することによって開閉する。図18は、底部46が閉じている状態を示している。図19は、底部46が開いている状態を示している。底部46が開くことで、図19に示すように、0次集塵室30および一次集塵室31が開放される。使用者は、底部46を開くことで、0次集塵室30および一次集塵室31内の塵埃を外部に廃棄することができる。
本実施の形態において、底部46には、係合部102が設けられる。また、外壁部47の下部には、係合部103が設けられる。係合部102と係合部103とは、互いに噛み合うように形成される。また、外壁部47の外面には、解除ボタン101が設けられる。解除ボタン101は、実施の形態1における解除ボタン91と同様の部材であり、変形手段の一例である。
使用者は、解除ボタン101を押すことで、外壁部47を変形させることができる。外壁部47が変形することにより、当該外壁部47に設けられた係合部103が係合部102から外れる。これにより、底部46がヒンジ104を軸にして回動する。すなわち、底部46が、図19に示すように開く。本実施の形態であれば、使用者は、0次集塵室30および一次集塵室31を開放すると同時に外壁部47を大きく変形させることができる。このため、使用者は、より容易に塵埃を廃棄することができる。
本実施の形態の集塵ユニット13は、底部46以外の場所が開閉するように構成されてもよい。例えば、外壁部47の一部が開閉してもよい。また、0次集塵室30および一次集塵室31を開放するための機構は、解除ボタン101に限定されない。0次集塵室30および一次集塵室31を開放するための機構は、例えば、集塵部ケース26の上部から集塵部ケース26の下部に向かって押しこまれる機構であってもよい。
本発明に係るサイクロン分離装置およびこのサイクロン分離装置を備えた電気掃除機は、例えば、室内の清掃等に利用することができる。
1 電気掃除機、 2 吸込口体、 3 吸引パイプ、 6 掃除機本体、 7 把持部、8 操作スイッチ、 10 電動送風機、 12 本体ユニット、 13 集塵ユニット、 14 収容体、 16 吸気風路形成部、 17 排気風路形成部、 19 吸気風路、 20 接続口、 21 排気風路、 22 接続口、 24 流出部ケース、 25 流入部ケース、 26 集塵部ケース、 27 流入風路、 29 旋回室、 30 0次集塵室、 31 一次集塵室、 32 流出風路、 33 円筒部、 34 円錐部、 35 隔壁部、 36 流入管、 38 外壁部、39 一次開口、 40 ユニット流入口、 41 流入口、 46 底部、 47 外壁部、 48 0次開口、49 蓋部、 51 流出部、 54 流出口、 58 ユニット流出口、 59 狭隘部、 61 フィルタ部ケース、 62 フィルタ、 80 複合材、 81 繊維材、 82 軟質材、 83 樹脂材、 85 横糸、 86 縦糸、 91 解除ボタン、 101 解除ボタン、 102 係合部、 103 係合部、 104 ヒンジ

Claims (8)

  1. 内部において含塵空気を側壁に沿って旋回させて、含塵空気から塵埃を分離する旋回室と、
    前記旋回室の内部に通じ、前記旋回室で分離された塵埃を内部に捕集するための捕集状態と捕集した塵埃を廃棄するための廃棄状態とになりえる集塵室と、
    を備え、
    前記集塵室は、前記捕集状態であるときに外力を受けることによって前記廃棄状態になり、
    前記集塵室の内壁は、外力を受けると表面に凹凸が生じる材料によって形成され、
    前記材料は、軟質材と当該軟質材の表面に積層された繊維材とを有し、
    前記繊維材は、横糸と縦糸とが交互にくぐった状態で織られた平織布の構造を有し、
    前記集塵室の内壁の表面は、前記集塵室が前記捕集状態である場合には第1状態であり、前記集塵室が前記廃棄状態になると第2状態になり、
    前記表面が前記第1状態から前記第2状態になると、前記繊維材にしわが生じ、前記集塵室の内壁の表面と当該表面に付着した塵埃との接触面積が小さくなるサイクロン分離装置。
  2. 前記第1状態の前記表面が塵埃を吸着する力は、前記第2状態の前記表面が塵埃を吸着する力よりも大きい請求項1に記載のサイクロン分離装置。
  3. 前記表面が前記第1状態から前記第2状態になると、前記表面と当該表面に付着した塵埃との間に働く摩擦力が小さくなる請求項2に記載のサイクロン分離装置。
  4. 前記表面が前記第1状態から前記第2状態になると、前記表面と当該表面に付着した塵埃との間に働く静電気力が小さくなる請求項2に記載のサイクロン分離装置。
  5. 前記材料は透光性を有する請求項1から請求項4の何れか1項に記載のサイクロン分離装置。
  6. 前記集塵室の前記内壁を可逆的に変形させる変形手段を備える請求項1から請求項のいずれか一項に記載のサイクロン分離装置。
  7. 前記変形手段は、前記集塵室を開放して前記集塵室に捕集された塵埃を外部に廃棄する請求項に記載のサイクロン分離装置。
  8. 請求項1から請求項の何れか1項に記載のサイクロン分離装置と、
    前記サイクロン分離装置が備える前記旋回室の内部に気流を発生させる送風機と、
    を備える電気掃除機。
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