JP7153708B2 - 電気掃除機およびその集塵装置 - Google Patents
電気掃除機およびその集塵装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7153708B2 JP7153708B2 JP2020216092A JP2020216092A JP7153708B2 JP 7153708 B2 JP7153708 B2 JP 7153708B2 JP 2020216092 A JP2020216092 A JP 2020216092A JP 2020216092 A JP2020216092 A JP 2020216092A JP 7153708 B2 JP7153708 B2 JP 7153708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- filter
- vacuum cleaner
- inner cylinder
- dust collector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
突出する摺動機構を備えた電気掃除機が記載されている。
図2に示すように、掃除機本体1は、上ケース1aと下ケース1bとが組み合わされ外殻が形成されている。上ケース1aおよび下ケース1bは、軽量な樹脂材料で形成されている。下ケース1bの前部には、塵埃を含む空気が吸い込まれるホース取り付け口(本体吸気口)11が開口されている。
3、図4参照)に接続されている。
参照)での吸引力を発生する電動送風機14が収納されている。また、電動送風機14で
吸引した塵埃を除去した後の空気の流路には排気を清浄化するプリーツ状の高捕塵フィルタ29が配置されている。
集塵装置10は、図2の矢印α1に示すように、掃除機本体1の前上部が後側に傾斜した状態で着脱自在に取り付けられる(図1参照)。集塵装置10は、塵埃が外筒30内に溜まった際に、図2に示す矢印α1と反対方向に移動させることで、掃除機本体1から取り外され、塵埃排出(ごみ捨て)後に矢印α1方向に移動させることで、掃除機本体1に取り付けられる。
電動送風機14を収納するモータケース16は、図3に示すように、掃除機本体1右側後方に配置され、左側後方にはコンセント等から電動送風機14などへ電力を供給するための電源コード23aを収納するためのコードリール23が配置されている。
本実施形態では、モータケース16およびコードリール23の配置の関係上、導入管20および導入管出口12を左側に配置しているが、この限りではなく、右側に配置しても構わない。
次に、集塵装置10について図4から図10を用いて説明する。図4に集塵装置10の正面図を示し、図5に集塵装置10の左側面図を示す。また、図6に集塵装置10の背面図を示し、図7に集塵装置10の分解図を示す。図8には、後述する捕塵フィルタ32、フィルタケース34の着脱を図示している。図9は、図5に示すA-A断面図を示す。なお、図5以降で集塵装置10を単体で説明するときは、底蓋31側を下方向とする。
外筒30は、図7に示すように、上下が開口した上開口30iと下開口30jを有する略円筒形状を有し、側面に導入管出口12から塵埃を含む空気(気体)が流入される流入管38を備えている。流入管38の外側内面(図6では左側に位置する内面)は、外筒30の内周面30nと略接線方向で繋がるように形成されている。流入管38には、導入管12への接続部であり、導入管出口12から塵埃を含む空気が流入される開口部38aが形成されている(図6参照)。また、流入管38の開口部38aとの対面(流入管38と外筒30が接続する部分の開口)には絞り部38bを備えており、開口部38aよりも開口面積を小さくして、流速を速くしている。
取っ手35の上部には、ごみを排出(廃棄)する際に押下するごみ捨てボタン35aを備えている。外筒30の前方下側には、後述する底蓋31が外筒30の底面側の下開口30jを開閉するよう回動自在に支持される。取っ手35には、ごみ捨てボタン35aを押下した際の力を後述するスライドクランプ81に伝えるロッド80を内蔵しており(図9参照)、ロッド80およびスライドクランプ81をスムーズに動作させるためには、取っ手35を設ける外筒30の側面は、段差や傾斜面でなく略垂直(略上下方向を向いた)面が良い。つまり、本実施形態のように、外筒30を下方から見て開口部38a側を略D字状(図示せず)にした位置に後述するクランプ機構を設けることで、ロッド80が垂直方向に動作できるため、スライドクランプ81をスムーズに動作させることができ、塵埃の排出をより容易に行なえる。
外筒30の上部に設けられるフィルタケース33は、上面部が蓋構造となっており、フィルタケース上部(上蓋)33aとフィルタケース下部33bとに分割される。フィルタケース下部33bは外筒30上部と一体に形成され、捕塵フィルタ32を受けるフィルタ受け部34が収納されている。また、詳細は後述するが、フィルタケース下部33bとフィルタケース上部33aは上部ヒンジ機構70により接続されている(図8参照)。
捕塵フィルタ32は、通気面積を拡大するためにプリーツ状(山折状)に折られており、円状の枠体32aに接着されている。フィルタ受け部34の略中心部は開口にしており、後記する内筒40と流体的に連通している。
)、およびフィルタケース上部33aを開いた状態の集塵装置10の外観図(図8(b)
)を示す。
蓋体19は、掃除機本体1上部に設けられる回転軸部に回転自在に支持され、該回転軸部に蓋体19が開く方向に付勢されるねじりバネ(図示せず)を備えている。
次に、内筒40について説明する。
同心状となるように集塵装置10に設けられている。
図9に示すように、上部内筒41の吸気部(第1のフィルタ部)42は、格子状の枠体(支骨)によって形成されている。吸気部(第1のフィルタ部)42は、略筒状の部分である。本実施形態では上下方向の枠体(支骨)としているが、上下左右方向に枠体(支骨)のある格子状でも構わない。吸気部42は、外周面に亘ってメッシュ部材42aが掛け渡されている。メッシュ部材42aは被覆またはインサート成型などによって枠体(支骨)に保持されている。吸気部42にメッシュ部材42aを設けることで、上部内筒41はフィルタ機能を有し、内筒40内部への微細な塵埃の流入を抑制している。上部内筒41は、上方向に開口41bを備えている。
内筒40の下部には、傘部44を備えている。傘部44は、上部内筒41と同心状に一体に略円筒状に設けられている。上部内筒41と傘部44の内側は、第2のフィルタ部85によって、流体的に連通している。第2のフィルタ部85のメッシュ部材は、ポリエステルを使用しているが、金属(例えば、ステンレスなど)でもよい。
傘部44は、上下方向に摺動する機構により、ごみ捨て時の排出のアシストが行われている。
次に、集めたごみの排出をアシストする摺動機構について説明する。
このような構造で、内筒40は構成されている。従って、傘部44の摺動距離は、傘部
44の凹部44dの深さに依存し、上部内筒41の凸部49の高さが摺動距離となる。本実施形態においては、摺動距離を凸部49の高さとしているが、集塵装置10の高さや、内筒40、傘部44の高さが変わると変化するため、適宜変更されるものである。
図10に示すように、底蓋31は、中央部が下方に突出した深さをもった皿状に形成され、中央部に突出した部分の反対側に凹みとなる窪み部31bを有している。底蓋31は皿状にすることで構造体に曲率をもたせて強度を向上させている。また、底蓋31の窪み部31bは、筒体46の底面46tの球形状の球半径(曲率)よりも大きくしており、窪み部31bの深さは、底蓋31が開状態(外筒30の底面に対して垂直状態となる開状態)(図10参照)で窪み部31bに水平になる面ができないようにしている。換言すると、窪み部31bの深さは極力浅くしている。これは、ごみ排出の際に窪み部31bに塵埃が残らないようにするためである。
次に、集塵装置10内でのごみの集積作用について説明する。
図9に底蓋31を閉じた状態の図4のA-A断面図を示し、図10に塵埃を排出する
際(底蓋31が開いた状態)の図4に示すA-A断面図を示す。
そのため、傘部44が下向きに飛び出し、傘部44の内部に蓄積された塵埃86を外部空間に排出する。このとき、軽い塵埃86は圧縮され、塵埃はドーナツ状に堆積しているため、塵埃の舞い上がりを抑制することができる。
集塵装置10が掃除機本体1に取り付けられた状態では、ホース取り付け口11から高捕塵フィルタ29に至るまで、一連の流路となっている。
Claims (5)
- 吸引力を発生させる電動送風機と、前記吸引力で吸引された塵埃を収容する集塵装置と、を備える電気掃除機であって、
前記集塵装置は、外筒と、前記外筒内に配置された内筒と、を備え、
前記内筒は、第1のフィルタを有する上部内筒と、前記上部内筒の下部に配置された傘部と、前記傘部の上部内側に配置された第2のフィルタと、を備え、
前記第2のフィルタは、前記傘部の内側と前記上部内筒の内側を流体的に連通することにより、前記傘部の上部内側から出ていくすべての流体は、前記第2のフィルタを介して前記上部内筒の内側に直接入るように構成され、
前記電動送風機の吸引力によって前記第2のフィルタに塵埃を圧縮し、前記傘部の内側に圧縮された塵埃を堆積させ、
前記傘部は、前記上部内筒とは別体で構成され分離可能であることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1に記載の電気掃除機において、
前記傘部は、略中心付近に上部から下方向に向かって伸びる筒体を含む突起体を有し、
前記第2のフィルタは前記傘部の上部であって、前記突起体の周囲に設けられていることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1または2に記載の電気掃除機において、
前記傘部が底蓋に向かって広がった逆テーパー形状にすることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載の電気掃除機において、
前記内筒は前記外筒と同心状に設置されていることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載の電気掃除機において、
前記外筒の下部は直径が異なる円筒形状の拡大部を重ねた階段形状になっていることを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020216092A JP7153708B2 (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | 電気掃除機およびその集塵装置 |
JP2022127905A JP2022145901A (ja) | 2020-12-25 | 2022-08-10 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020216092A JP7153708B2 (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | 電気掃除機およびその集塵装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019093327A Division JP6818808B2 (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | 電気掃除機およびその集塵装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022127905A Division JP2022145901A (ja) | 2020-12-25 | 2022-08-10 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021058658A JP2021058658A (ja) | 2021-04-15 |
JP7153708B2 true JP7153708B2 (ja) | 2022-10-14 |
Family
ID=75381803
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020216092A Active JP7153708B2 (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | 電気掃除機およびその集塵装置 |
JP2022127905A Pending JP2022145901A (ja) | 2020-12-25 | 2022-08-10 | 電気掃除機 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022127905A Pending JP2022145901A (ja) | 2020-12-25 | 2022-08-10 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7153708B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017060848A (ja) | 2016-12-01 | 2017-03-30 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機 |
JP2017113444A (ja) | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 塵埃分離集塵装置および電気掃除機 |
JP2017192408A (ja) | 2016-04-18 | 2017-10-26 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機 |
-
2020
- 2020-12-25 JP JP2020216092A patent/JP7153708B2/ja active Active
-
2022
- 2022-08-10 JP JP2022127905A patent/JP2022145901A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017113444A (ja) | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 塵埃分離集塵装置および電気掃除機 |
JP2017192408A (ja) | 2016-04-18 | 2017-10-26 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機 |
JP2017060848A (ja) | 2016-12-01 | 2017-03-30 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気掃除機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021058658A (ja) | 2021-04-15 |
JP2022145901A (ja) | 2022-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1629758B1 (en) | Dust collection unit for vacuum cleaner | |
RU2328961C1 (ru) | Пылесос (варианты) | |
EP1725156B1 (en) | Compact cyclonic bagless vacuum cleaner | |
US6868578B1 (en) | Upright vacuum cleaner with cyclonic separation | |
JP4084323B2 (ja) | 真空掃除機の集塵ユニット | |
KR101248722B1 (ko) | 집진장치 및 이를 가지는 진공 청소기 | |
KR100651907B1 (ko) | 진공 청소기 | |
JP3442351B2 (ja) | 電気掃除機 | |
CN108463152B (zh) | 电动吸尘器 | |
KR100964699B1 (ko) | 진공 청소기의 집진장치 | |
WO2006026414A2 (en) | Cyclonic separation device for a vacuum cleaner | |
JP2002051952A (ja) | 真空掃除機 | |
JP2006508725A (ja) | 吸引式掃除機用の塵埃分離器及び収集器の配置 | |
JP2018175521A (ja) | 電気掃除機 | |
JP7153708B2 (ja) | 電気掃除機およびその集塵装置 | |
JP7244370B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP6818808B2 (ja) | 電気掃除機およびその集塵装置 | |
JP7130020B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP6491779B2 (ja) | 集塵装置、及び電気掃除機 | |
JP2017192406A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2008043792A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2005021469A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2004089263A (ja) | 電気掃除機 | |
KR20080006056A (ko) | 이물 분리 기구 및 이를 구비한 진공 청소기 | |
JP2017192407A (ja) | 電気掃除機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201228 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20211202 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20211217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220418 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220810 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20220810 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20220819 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20220823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221003 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7153708 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |