JP6820456B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP6820456B2
JP6820456B2 JP2017146156A JP2017146156A JP6820456B2 JP 6820456 B2 JP6820456 B2 JP 6820456B2 JP 2017146156 A JP2017146156 A JP 2017146156A JP 2017146156 A JP2017146156 A JP 2017146156A JP 6820456 B2 JP6820456 B2 JP 6820456B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
washing machine
lid
detecting means
remote
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017146156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019024808A (ja
Inventor
一樹 坂本
一樹 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017146156A priority Critical patent/JP6820456B2/ja
Publication of JP2019024808A publication Critical patent/JP2019024808A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6820456B2 publication Critical patent/JP6820456B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

本発明は、蓋体の施錠手段と蓋体の施錠可否を判定する蓋体施錠判定手段を有する洗濯機に関するものである。
特許文献1は、外部機器と遠隔操作可能で蓋体の施錠を行う洗濯機を開示する。
この洗濯機は、筐体と、筐体に設けられた被洗濯物投入用の開口と、開口を開閉自在に閉塞する蓋体と、蓋体を閉塞状態に施錠する施錠手段と、運転状態に応じて蓋体の施錠可否を判定する動作状態施錠判定手段と、外部の機器からの出力信号を通信網を介して受信する受信部と、蓋体の施錠可否を決定して施錠手段を制御するコントローラと、を備える。
コントローラは、洗濯機が動作中の場合、又は、洗濯機が遠隔操可能な状態において、蓋体を施錠状態に制御する。これにより、洗濯運転が開始されている場合や、遠隔制御で運転が開始される可能性のある状況では、蓋体が施錠されるので、洗濯機の安全性を向上させることができる。
特開2014−50711号公報
しかしながら、前記従来の構成では、洗濯機が、遠隔制御可能な状態で、かつ、運転中の状況で、開口から洗濯物を出し入れするために施錠を解除するためには、洗濯運転を一時停止させるとともに、遠隔制御を不可能な状態に切り替える、という2つの操作が必要となる。このため、使用者に手間がかかり、操作性に課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、安全かつ容易に衣類を出し入れできる洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、筐体と、前記筐体に設けられた被洗濯物投入用の開口と、前記開口を開閉自在に閉塞する蓋体と、前記筐体に設けられ、前記蓋体を閉塞状態に施錠する施錠手段と、前記筐体に設けられ、前記外部の機器と通信を行う通信部と、運転状態を検知する動作状態検知手段と、前記通信部を介して前記外部の機器からの遠隔制御が可能な状態か検知する遠隔状態検知手段と、前記施錠手段等を制御して洗濯工程を遂次制御するコントローラと、を備え、前記動作状態検知手段により前記洗濯機が動作中と検出された場合、または、前記遠隔状態検知手段により前記洗濯機が遠隔操作可能な状態と検出された場合、前記コントローラは、前記施錠手段を施錠状態に制御し、前記遠隔状態検知手段により前記洗濯機が遠隔操作可能な状態と検出され、前記動作状態検知手段により前記洗濯機が動作中と検出されている状態で、前記洗濯機の運転を一時停止状態にした場合、前記コントローラは、遠隔操作可能な状態とするとともに前記施錠手段の施錠を解除し、前記遠隔状態検知手段により遠隔操作不可能状態と検出され、前記動作状態検知手段により一時停止中と検出されている状態で、前記洗濯機を再度動作中状態に設定した場合、前記コントローラは、前記遠隔状態検知手段を遠隔制御可能状態に復帰させるとともに前記施錠手段を施錠状態に制御するよう構成されている。
これにより、洗濯機が遠隔操作可能な状態でも、洗濯運転の途中で、安全かつ容易に衣類を出し入れすることができ、衣類の出し入れが完了後、洗濯機の運転を再開するだけで、遠隔制御可能な状態に復帰されるので、使用者の手間を省くことができ、利便性を向上させることができる。
本発明の洗濯機は、安全かつ容易に衣類を出し入れすることができ、使用者の利便性を向上できる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の断面図 本発明の実施の形態1における洗濯機の遠隔操作システムのブロック図 本発明の実施の形態1における洗濯機の蓋体の施錠手段に関するブロック図 本発明の実施の形態1における洗濯機の状態遷移図 本発明の実施の形態2における洗濯機のブロック図
第1の発明は、前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、筐体と、前記筐体に設けられた被洗濯物投入用の開口と、前記開口を開閉自在に閉塞する蓋体と、前記筐体に設けられ、前記蓋体を閉塞状態に施錠する施錠手段と、前記筐体に設けられ、前記外部の機器と通信を行う通信部と、運転状態を検知する動作状態検知手段と、前記通信部を
介して前記外部の機器からの遠隔制御が可能な状態か検知する遠隔状態検知手段と、前記施錠手段等を制御して洗濯工程を遂次制御するコントローラと、を備え、前記動作状態検知手段により前記洗濯機が動作中と検出された場合、または、前記遠隔状態検知手段により前記洗濯機が遠隔操作可能な状態と検出された場合、前記コントローラは、前記施錠手段を施錠状態に制御し、前記遠隔状態検知手段により前記洗濯機が遠隔操作可能な状態と検出され、前記動作状態検知手段により前記洗濯機が動作中と検出されている状態で、前記洗濯機の運転を一時停止状態にした場合、前記コントローラは、遠隔操作可能な状態とするとともに前記施錠手段の施錠を解除し、前記遠隔状態検知手段により遠隔操作不可能状態と検出され、前記動作状態検知手段により一時停止中と検出されている状態で、前記洗濯機を再度動作中状態に設定した場合、前記コントローラは、前記遠隔状態検知手段を遠隔制御可能状態に復帰させるとともに前記施錠手段を施錠状態に制御するよう構成されている。これにより、洗濯機が遠隔操作可能な状態でも、洗濯運転の途中で、安全かつ容易に衣類を出し入れすることができ、衣類の出し入れが完了後、洗濯機の運転を再開するだけで、遠隔制御可能な状態に復帰されるので、使用者の手間を省くことができ、利便性を向上させることができる。
の発明は、第の発明の洗濯機において、警報を発生させる報知手段を備え、前記遠隔状態検知手段により遠隔操作可能状態と検出され、前記動作状態検知手段により一時停止中と検出されている状態で、前記洗濯機を再度動作中状態に設定した場合、前記コントローラは、前記報知手段を作動させるよう構成されたものである。これにより、遠隔操作可能な状態に自動切換えされたことをユーザに促すことができるので、利便性を向上させることができる。
の発明は、第1の発明の洗濯機において、前記蓋体の開閉状態を検知する蓋体開閉検知手段を備え、前記コントローラは、前記蓋体開閉検知手段から前記蓋体が開放状態である蓋体開放信号を受信し、かつ、前記施錠手段から前記蓋体が施錠状態である信号を受信した場合、前記施錠手段を施錠状態に制御するよう構成されたものである。これにより、蓋体の施錠中に、蓋体の開放が誤検出されても、蓋体を閉状態と判断することができ、蓋体の開閉の誤検知を防止することができる。
の発明は、第の発明の洗濯機において、前記筐体に設けられ警報を発生する報知手段を備え、前記コントローラは、前記蓋体開閉検知手段から前記蓋体が開放状態である蓋体開放信号を受信し、かつ、前記施錠手段から前記蓋体が施錠状態である信号を受信した場合、前記報知手段を作動させるよう構成されたものである。これにより、蓋体が施錠中に、蓋体が開状態となっていることを周囲に報知できるので、洗濯機の異常や誤って蓋体を開放させようとする行為があった場合に警告することができる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分理解するために、提供されるのであって、これらにより、特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図4、及び表1を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
[1−1−1.洗濯機の構成]
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の断面図である。
図1において、洗濯機は、外郭を構成する筐体11と、筐体11の上部に設けられ衣類投入用の開口16aを有する上部枠体16と、上部枠体に設けられ開口を開閉可能に覆う蓋体17と、を備える。
筐体11内には、外槽12がサスペンション36により弾性支持される。外槽12内には、内槽13が回転可能に配設される。内槽13内底部には、攪拌翼14が配設される。外槽12の外底部には、モータ15が取り付けられる。モータ15は、洗濯・脱水軸20と連結される。洗濯・脱水軸20は、内槽13、及び、攪拌翼14とも連結される。
外槽12の外底部には、伝達機構部21が配設されている。伝達機構部21は、内部に洗濯時の減速ギア(図示せず)、洗濯・脱水軸20の切り換えクラッチ(図示せず)、及び内槽13を停止するためのブレーキ(図示せず)を内蔵している。
モータ15の回転は、洗濯・脱水軸20を介して、内槽13や攪拌翼14に伝達される。また、切り替えクラッチを制御することで、モータ15を用いて、攪拌翼14のみを回転させる状態と、攪拌翼14及び内槽13を同時に回転させる状態とを実現することができる。
上部枠体16には、被洗濯物を出し入れするための開口16aが形成される。上部枠体には、開口16aを開閉自在に閉塞する蓋体17が設けられている。上部枠体16には、蓋体17の開放を阻止するための錠18やユーザが操作を行う操作パネル19が設けられている。操作パネル19には、遠隔操作を可能にする遠隔切替スイッチ(図示せず)が設けられている。
蓋体17には、報知手段10が設けられている。
[1―1―2.遠隔操作システムの構成]
図2は、本発明の実施の形態1における洗濯機の遠隔操作システムのブロック図である。
図2において、洗濯機本体の通信部35は、ゲートウェイシステム32と無線通信可能に構成される。ゲートウェイシステム32は、公衆電話網33を介してサービスサーバ34と通信可能に接続される。サービスサーバ34は、公衆電話網33を介して通信端末30と通信可能に構成される。本実施の形態では、公衆電話網33、ゲートウェイシステム32を介してサービスサーバ34と洗濯機本体とが通信可能な構成を説明しているが、公衆電話網33、ゲートウェイシステム32には洗濯機の他にも冷蔵庫や掃除機等の他の家電機器とも接続可能である。
上記構成により、使用者は、通信端末30を用いて、公衆電話網33、サービスサーバ34、ゲートウェイシステム32、通信部35を介して、洗濯機に遠隔操作できる構成となっている。洗濯機の遠隔操作とは、通信端末30を用いて、洗濯機の予約運転時間を設定するなどである。
なお、本実施の形態では、宅外からの洗濯機への遠隔操作を行なうため、通信部35は、無線LANを用いてゲートウェイシステム32と相互に通信可能な状態を想定している。しかし、本発明はこれに限られず、通信部35は、近距離無線通信を利用した通信でもよい。
[1―2.動作]
上記構成における洗濯機において、以下に動作・作用を示す。
[1―2−1.洗濯機の運転動作]
使用者は、蓋体17を開け、上部枠体16から内槽13へ衣類及び洗剤を投入する。操作パネル19を操作し、洗濯運転を開始させる。外槽12内には、注水管路(図示せず)から所定量の注水がなされ、モータ15により攪拌翼14が回転駆動して洗い工程が開始される。攪拌翼14の回転により、内槽13に収容された衣類には、攪拌翼14によって攪拌され、衣類に付着した汚れ等を洗浄できる。所要の洗い時間の後、汚れた洗濯液は排水管路(図示せず)から排出される。洗い工程の後、すすぎ、脱水の各工程が実行される。
遠隔操作切替スイッチがONされると、洗濯機本体は、通信端末30からの遠隔操作を受け付ける遠隔操作活性化状態となる。
[1−2−2.錠18の施錠の流れ]
図3は、本発明の実施の形態1における洗濯機の蓋体17の施錠手段に関するブロック図である。
図3を用いて、コントローラ4が錠18を施錠するための流れを説明する。
動作状態検知手段5は、洗濯機の運転状態を検知する。動作状態検知手段5により検知される運転状態については、後述する。また、洗濯機が遠隔制御可能な状態か遠隔操作不可能な状態かは、遠隔状態検知手段6にて検知される。動作状態検知手段5及び遠隔状態検知手段6にて検知された情報は、遠隔状態検知手段6に送信される。
蓋体施錠判定手段7は、動作状態検知手段5、及び、遠隔状態検知手段6から受信される検知情報に基づいて施錠の可否判定を行い、判定結果をコントローラ4へと送信する。
コントローラ4は、蓋体施錠判定手段7から受信した判定結果に基づいて、施錠手段1を制御する。報知手段10は、コントローラ4により制御される。
図4は、本発明の実施の形態1における洗濯機の状態遷移図、表1は、図4の状態遷移表である。
Figure 0006820456
図4、表1に示すように、動作状態検知手段5は、洗濯機の運転状態を検知して、「動作中」または「停止中」を検出する。「動作中」状態は、洗濯運転などが運転中の状態であり、例えば、洗い工程やすすぎ工程、脱水工程、乾燥工程などがある。運転中状態の場合、モータやヒータなどの負荷系が動作する。一方、「停止中」状態は、洗濯運転などの運転がされていない状態(以下、運転停止状態)や、洗濯運転が一時停止中の状態(以下、一時停止状態)のことである。停止中状態では、モータ15やヒータなどの負荷系の運転は停止されている。動作中と停止中の切替方法については、操作パネル19にあるスタートスイッチ(図示せず)を用いて行う。
遠隔状態検知手段6では、「遠隔制御不可能状態」または「遠隔制御可能状態」を検知する。「遠隔制御不可能状態」は、遠隔操作システムを利用できない状態である。「遠隔制御可能状態」は、遠隔操作システムを利用でき、通信端末30を用いて、遠隔地から洗濯機を制御できる状態である。遠隔制御可能状態と遠隔制御不可能状態の切り替えは、操作パネル19にある遠隔切替スイッチ(図示せず)を用いて行う。
蓋体施錠判定手段7では、図4や表1のように、動作状態検知手段5と遠隔状態検知手段6の組み合わせにより施錠判定を行う。
表1において、「遠隔制御不可能状態」かつ「運転停止中」状態では、ユーザが内槽13に手を入れた際に遠隔制御で運転が開始して怪我をする虞が安全な状態である。このため、錠18の施錠は解除されている(表1のパターン1)。「遠隔制御不可能状態」かつ「動作中」状態では、遠隔制御可能な状態ではないが、モータ15が駆動中であるため、安全性を高めるため錠18を施錠状態とする(表1のパターン2)。「遠隔制御可能状態」の状態では、例えば、親が外出中に子供が開口16aから内槽13に入り込み、親が気づかないまま外出先から運転を開始してしまうという危険性がある。このため、洗濯機が「動作中」においても「停止中」においても、「遠隔制御可能状態」状態では、錠18により蓋体17が施錠される(表1のパターン3、パターン4)。
「一時停止中」状態では、内槽13からの洗濯物の出し入れを可能にするため、錠18による蓋体17の施錠は解除される(パターン5)。
図4を用いて、洗濯機の運転状態の遷移について説明する。
パターン1(施錠解除状態)の状態で、使用者は、衣類を投入して、蓋体17を閉塞してスタートスイッチを押すことで、錠18は施錠され、洗濯機の運転が開始される(パターン1⇒パターン2へ遷移)。洗濯機の運転動作中に、再度衣類を内槽13に投入するときや、内槽13から衣類を取り出す際は、スタートスイッチを押下する。これにより、洗濯機の運転が一時停止状態となるので、錠18の施錠が解除される(パターン2⇒パターン5へ遷移)。内槽13からの衣類の出し入れが完了後、蓋体17を閉じ、スタートスイッチを押下することで、洗濯機の運転が再開され、錠18が施錠される(パターン5⇒パターン2へ遷移)。パターン2において、洗濯運転が完了すると錠18の施錠が解除される(パターン2⇒パターン1へ遷移)。
外出先から運転を開始する際は、あらかじめ、ユーザは衣類を投入し、蓋体17を閉塞して遠隔切替スイッチを「ON」に設定する。これにより、洗濯機は、遠隔制御可能な状態となり、錠18が施錠される(パターン1⇒パターン3へ遷移)。また、遠隔切替スイッチを「OFF」に設定することで、遠隔制御状態を解除でき、錠18の施錠が解除される(パターン3⇒パターン1へ遷移)。
パターン3の状態で、スタートスイッチを押すことにより、外出先などから遠隔操作を可能な状態としながら、洗濯運転を開始することができる(パターン3⇒パターン4へ遷移)。
パターン4の状態で、遠隔切替スイッチを押下すると、錠18が施錠された状態で、遠隔制御状態が解除される(パターン4⇒パターン2へ遷移)。パターン2の状態で、遠隔切替スイッチを押下すると、錠18が施錠された状態で、再度遠隔操作可能な状態となる(パターン2⇒パターン4へ遷移)。
パターン4の状態で、再度衣類を内槽13に投入するときや、内槽13から衣類を取り出す際は、スタートスイッチを押下する。これにより、洗濯機の運転が一時停止されるとともに、遠隔制御状態が解除される。すなわち、パターン4からパターン5へ遷移するため、錠18の施錠が解除される。使用者は、内槽13からの衣類の取り出し、または内槽13への衣類の投入が完了すると、再度スタートスイッチを押下する。これにより、錠18が施錠され、洗濯機の運転が再開されるとともに、遠隔制御が可能な状態となる(パターン5⇒パターン4)。パターン4において、洗濯運転が完了すると錠18の施錠が解除される(パターン4⇒パターン3へ遷移)。
これにより、運転動作中に洗濯機の運転を一時的に停止させた場合、遠隔操作できない状態とすることにより、施錠手段1の施錠が解除され、洗濯物の追加投入などを容易に行うことができる。また、洗濯物を内槽13内に投入中に、外出先から遠隔運転を開始してしまうことも防止できる。従って、安全に洗濯物の投入を行うことができる。
また、パターン4からパターン5に遷移したとき、及び、パターン5からパターン4に遷移したとき、コントローラ4は、報知手段10を制御して、報知手段10を制御してブザー音やメロディ等を発生させる。これにより、遠隔操作状態が変更されたことを洗濯機の周囲にいる使用者に報知でき、安全性を向上させることができる。
以上にように、本実施の形態の洗濯機は、動作状態検知手段5で検出される状態として、洗濯機の運転を一時的に停止する「一時停止中」状態を設ける。また、遠隔状態検知手段6が「遠隔制御可能状態」状態で、動作状態検知手段5が「一時停止中」状態の場合、コントローラ4は、動作状態検知手段5が再度、「動作中」状態となるまで施錠手段1の施錠を解除する。
上記構成とすることで、遠隔制御可能な状態で、洗濯機が動作中であっても、使用者が洗濯機の運転を一時停止するだけで、洗濯機を遠隔制御不可能な状態に制御するとともに、錠18の施錠が解除するので、内槽13からの衣類の出し入れが容易に行える。また、洗濯機の運転が一時停止状態の場合、遠隔制御が不可能な状態となるため、洗濯機の安全性を向上させることができる。さらに、内槽13への衣類の出し入れが完了後、洗濯機の運転を再開するだけで、洗濯機が遠隔制御可能な状態に復帰するので、利便性を向上させることができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における洗濯機の要部ブロック図である。
実施の形態2の特徴は、施錠手段1が施錠状態ならば、蓋体開閉検知手段8が蓋体17の開放を検知した場合でも、蓋体開閉判定手段9が蓋体開閉検知手段8からの蓋体開放状態情報を取り消し、蓋体17が閉状態であると判断することで、蓋体17の開閉状態の誤検知を無効化することである。
本実施の形態では、蓋体17の開閉状態を検知する蓋体開閉検知手段8、及び、蓋体開閉判定手段9が設けられている。蓋体開閉判定手段9には、蓋体開閉検知手段8により検出された蓋体17の開閉状態の情報と、施錠手段1の施錠状態の情報が入力される。
他の構成は、実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1にものを援用する。
上記構成における動作・作用を以下に説明する。
施錠手段1によって蓋体17を施錠している状態においても、施錠手段1及び蓋体開閉検知手段8の配置関係や、蓋体17に加わる力の場所や方向等により、施錠された状態の蓋体17の一部が浮き上がり、蓋体開閉検知手段8が蓋体17は開放状態であると誤検知する虞がある。例えば、親が外出中に、子供のいたずらなどにより、無理やり蓋体17が開放される場合などが想定される。これにより、洗濯動作に支障が生じることなどが想定される。
本実施の形態では、蓋体開閉判定手段9は、施錠手段1から蓋体17の施錠状態を検出する蓋体閉信号が入力され、かつ、蓋体開閉検知手段8から蓋体17が開放状態である蓋体開放検出信号が入力された場合、蓋体開閉判定手段9は、蓋体開閉検知手段8の蓋体開放検出信号を取り消し、コントローラ4に蓋体閉信号を出力する。コントローラ4は、蓋体開閉検知手段8から信号を受信すると、施錠手段1を施錠状態に制御する。また、コントローラ4は、報知手段10を制御して、報知手段10を制御してブザー音やメロディ等を発生させる。
これにより、洗濯機の振動等で蓋体開閉検知手段8が誤検知した場合でも、洗濯動作を阻害することなく、洗濯動作を継続することができる。また、洗濯機の傍にいる使用者(例えば、子供)に対して警告を発するとともに、外出先にいるユーザ(例えば、親)に対して蓋体17の状態が変化したことを通知する。
以上の形態により、蓋体17の施錠中に、蓋体17の開放が検出されても、蓋体17を閉状態と判断して蓋体17の開閉の検知を無効化するとともに、各ユーザへの警告や通知などを行うことにより、安全性を高めることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1,2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1,2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1、2では、縦型洗濯機を用いて説明したが、本発明は、ドラム式洗濯機においても同様の作用効果を得られる。
実施の形態1では、スタートスイッチのボタンを用いて動作中と停止中を切り替える構成を説明したが、本発明はこれに限られず、操作方法により洗濯機の動作中と停止中を切り替える構成としても良い。
実施の形態1では、遠隔切替スイッチを用いて、遠隔制御不可能状態と遠隔制御可能状態とを切り替える構成を説明したが、本発明はこれに限られず、他の操作方法により遠隔制御不可能状態と遠隔制御可能状態とを切り替える構成としても良い。
なお、上記の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機または乾燥機は、動作中かつ遠隔制御可能状態としても、ユーザが動作中を停止中に切り替えるという1つの操作だけを行うことで衣類を取り出すことができ、食器洗い機や乾燥機やドラム式洗濯機等の用途にも適用できる。
1 施錠手段
2 動作状態施錠判定手段
3 遠隔状態施錠判定手段
4 コントローラ
5 動作状態検知手段
6 遠隔状態検知手段
7 蓋体施錠判定手段
8 蓋体開閉検知手段
9 蓋体開閉判定手段
10 報知手段
11 筐体
12 外槽
13 内槽
14 攪拌翼
15 モータ
16 上部枠体
16a 開口
17 蓋体
18 錠
19 操作パネル
20 洗濯・脱水軸
21 伝達機構部
30 通信端末
32 ゲートウェイシステム
33 公衆電話網
34 サービスサーバ
35 通信部
36 サスペンション

Claims (4)

  1. 外部の機器からの遠隔操作が可能な洗濯機であって、
    筐体と、
    前記筐体に設けられた被洗濯物投入用の開口と、
    前記開口を開閉自在に閉塞する蓋体と、
    前記筐体に設けられ、前記蓋体を閉塞状態に施錠する施錠手段と、
    前記筐体に設けられ、前記外部の機器と通信を行う通信部と、
    運転状態を検知する動作状態検知手段と、
    前記通信部を介して前記外部の機器からの遠隔制御が可能な状態か検知する遠隔状態検知手段と、
    前記施錠手段等を制御して洗濯工程を遂次制御するコントローラと、を備え、
    前記動作状態検知手段により前記洗濯機が動作中と検出された場合、または、前記遠隔状態検知手段により前記洗濯機が遠隔操作可能な状態と検出された場合、前記コントローラは、前記施錠手段を施錠状態に制御し、
    前記遠隔状態検知手段により前記洗濯機が遠隔操作可能な状態と検出され、前記動作状態検知手段により前記洗濯機が動作中と検出されている状態で、前記洗濯機の運転を一時停止状態にした場合、前記コントローラは、遠隔操作可能な状態とするとともに前記施錠手段の施錠を解除し、
    前記遠隔状態検知手段により遠隔操作不可能状態と検出され、前記動作状態検知手段により一時停止中と検出されている状態で、前記洗濯機を再度動作中状態に設定した場合、前記コントローラは、前記遠隔状態検知手段を遠隔制御可能状態に復帰させるとともに前記施錠手段を施錠状態に制御する洗濯機。
  2. 警報を発生させる報知手段を備え、
    前記遠隔状態検知手段により遠隔操作可能状態と検出され、前記動作状態検知手段により一時停止中と検出されている状態で、前記洗濯機を再度動作中状態に設定した場合、前記コントローラは、前記報知手段を作動させる請求項に記載の洗濯機。
  3. 前記蓋体の開閉状態を検知する蓋体開閉検知手段を備え、
    前記コントローラは、前記蓋体開閉検知手段から前記蓋体が開放状態である蓋体開放信号
    を受信し、かつ、前記施錠手段から前記蓋体が施錠状態である信号を受信した場合、前記施錠手段を施錠状態に制御する請求項1に記載の洗濯機。
  4. 前記筐体に設けられ警報を発生する報知手段を備え、
    前記コントローラは、前記蓋体開閉検知手段から前記蓋体が開放状態である蓋体開放信号を受信し、かつ、前記施錠手段から前記蓋体が施錠状態である信号を受信した場合、前記報知手段を作動させる請求項に記載の洗濯機。
JP2017146156A 2017-07-28 2017-07-28 洗濯機 Active JP6820456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017146156A JP6820456B2 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017146156A JP6820456B2 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019024808A JP2019024808A (ja) 2019-02-21
JP6820456B2 true JP6820456B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=65476915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017146156A Active JP6820456B2 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6820456B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110409117A (zh) * 2019-07-04 2019-11-05 四川长虹电器股份有限公司 智能洗衣机远程监测调控系统
KR102169730B1 (ko) * 2019-09-27 2020-10-23 (주) 즐거운미래 제설함 원격 관리 시스템 및 방법
JP2020058898A (ja) * 2020-01-22 2020-04-16 東芝ライフスタイル株式会社 ランドリー機器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140032262A (ko) * 2012-09-06 2014-03-14 엘지전자 주식회사 가전제품 및 이를 포함하여 이루어지는 온라인 시스템
JP6145714B2 (ja) * 2014-04-17 2017-06-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019024808A (ja) 2019-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6820456B2 (ja) 洗濯機
EP3178982B1 (en) Drum washing machine
CN108203869B (zh) 一种滚筒洗衣机及其中途开门的控制方法
JP6660828B2 (ja) 衣類処理装置
JP5690999B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP6145714B2 (ja) 洗濯機
JP2006180960A (ja) 電気洗濯機
JP6620179B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2009065994A (ja) 洗濯機
CN113167004B (zh) 洗衣机
JP2018130411A (ja) 洗濯機
JP2013103058A (ja) ドラム式洗濯機
JP2009142612A (ja) 洗濯機
JP2011217883A (ja) ドラム式洗濯機
JP2018027445A (ja) ランドリー機器
JP7285414B2 (ja) 洗濯機
JP6605880B2 (ja) 衣類処理装置
CN114250578B (zh) 多桶洗衣机的洗涤控制方法和装置
JP2006198148A (ja) 洗濯機
JP7360119B2 (ja) 洗濯機
JP6754947B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2017148187A (ja) 衣類処理装置
WO2019129778A1 (en) Washer with later load adding function/ a load adding method for washer-dryers
JP2020058898A (ja) ランドリー機器
CN116427134A (zh) 波轮洗衣机及其控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190121

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201130

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6820456

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151