JP2011217883A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度検知手段が設けられた箇所が熱を有していても、安全な状況であれば扉のロックを解除して、使用勝手を良くし得るようにする。
【解決手段】ロック手段により扉を閉鎖状態にロックした状態での運転を中断したとき、水位検知手段の検知結果から水槽内の水位がドラムの底部より低い水位であると判断された場合(S2でYES)は、洗濯水が残っていてそれが温水であっても、それに触れることがなく、又、扉を開けても洗濯水が洗濯物出入口からこぼれ出すこともないので、安全であり、よって、その場合、温度検知手段の検知結果から洗濯水の温度が高いと判断された状況(S4でYES)でも、安全のための所定の条件(S6、S8、S9、S10、S11)が満たされれば、ロック手段による扉のロックを解除することにより、扉を開けることができ、使用勝手を良くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、扉を閉鎖状態にロックするロック手段を有するドラム式洗濯機に関する。
従来より、ドラム式洗濯機においては、洗濯物出入口を開閉する扉を閉鎖状態にロックするロック手段を有するものが供されている。このものの場合、ドラムの回転中には、安全のため、扉を閉鎖状態にロックするようになっており、更に、洗濯水を加熱して温水化する加熱手段と共に、洗濯水の温度を検知する温度検知手段が設けられ、その検知結果から洗濯水の温度が高いと判断される状況では、ドラムの回転が停止された状況でも、扉を閉鎖状態にロックし続けるようになっている。
このため、温水で洗濯を行った場合、温度検知手段が高い温度を検知し続ける限り、蓋を開けることができないものであり、安全ではあるが、洗濯後に直ちに洗濯物を取り出したい場合には不都合である。
そこで従来、温水で洗濯を行った後に給水をして温度検知手段が検知する温度を下げ、扉のロックを解除するようにする考えがある(例えば特許文献1参照)。
特開2007−68680号公報
しかしながら、上述のように温水で洗濯を行った後に給水をしても、あるいは洗濯水が残っていなくても、温度検知手段が設けられた箇所が熱を有していることが構造上あり、その場合には、扉のロックを解除して良い状況であるにもかかわらず、扉のロックが解除されないという不具合を生じていた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、温度検知手段が設けられた箇所が熱を有していても、安全な状況であれば扉のロックを解除して、使用勝手を良くし得るドラム式洗濯機を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明のドラム式洗濯機においては、洗濯物出入口を有する外箱と、前記洗濯物出入口を開閉する扉と、この扉を閉鎖状態にロックするロック手段と、前記外箱の内部に配設され、内部が前記洗濯物出入口と通じた水槽と、この水槽の内部に配設されたドラムと、このドラムを回転駆動する駆動装置と、前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、洗濯水を加熱して温水化する加熱手段と、前記洗濯水の温度を検知する温度検知手段とを具備し、前記ロック手段により前記扉を閉鎖状態にロックした状態での運転を中断したとき、前記水位検知手段の検知結果から前記水槽内の水位が前記ドラムの底部より低い水位以下であると判断された場合は、前記温度検知手段の検知結果から洗濯水の温度が高いと判断された状況でも、所定の条件が満たされれば、前記ロック手段による前記扉のロックを解除するようにしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
上記手段によれば、ロック手段により扉を閉鎖状態にロックした状態での運転を中断したとき、水位検知手段の検知結果から水槽内の水位がドラムの底部より低い水位以下であると判断された場合は、洗濯水が残っていてそれが温水であっても、それに触れることがなく、又、扉を開けても洗濯水が洗濯物出入口からこぼれ出すこともないので、安全であり、よって、その場合、温度検知手段の検知結果から洗濯水の温度が高いと判断された状況でも、安全のための他の所定の条件が満たされれば、ロック手段による扉のロックを解除することにより、扉を開けることができ、使用勝手を良くすることができる。
本発明の一実施例を示す、主要な作用説明のためのフローチャート ドラム式洗濯乾燥機全体の、一部を破断した縦断側面図 主要部品の正面から見た関係を概略的に示す図 電気的構成のブロック図 水槽内の水位がドラムの底部より低い水位以下に到達した時点からの待機時間と、脱水行程でのドラムの所定の回転速度を示すタイムチャート 温水の設定温度別に異なる待機時間を示す図 待機延長時間を示すタイムチャート 脱水行程でのドラムの回転の試行状況を示すタイムチャート 脱水行程でのドラムの回転が所定の回転速度に到達しないコースを選択した場合における最高回転速度の所定の維持時間を示すタイムチャート ドラムの不足分の回転速度別の最高回転速度の所定の維持時間を示す図
以下、本発明をドラム式洗濯乾燥機に適用して、その一実施例(一実施形態)につき、図面を参照して説明する。
まず、図2には、ドラム式洗濯乾燥機の全体構造を示しており、外箱1を外殻としている。この外箱1の前面部(図2で右側)のほゞ中央部には、洗濯物出入口2を形成しており、この洗濯物出入口2を開閉する扉3を外箱1に枢支して設けている。又、外箱1の前面部の上部には、操作パネル4を設けており、その裏側(外箱1内)に運転制御用の制御装置5を設けている。
外箱1の内部には、水槽6を配設している。この水槽6は軸方向が前後(図2で右左)の横軸円筒状を成すものであり、それを外箱1の底板1a上に、左右一対(図2では一方のみ図示)のサスペンション7によって前上がりの傾斜状にて弾性支持している。
水槽6の背部には、モータ8を取付けている。このモータ8は、この場合、例えば直流のブラシレスモータから成るもので、アウターロータ形であり、ロータ8aの中心部に取付けた回転軸(図示省略)を、軸受ハウジング9を介して水槽6の内部に挿通している。
水槽6の内部には、ドラム10を配設している。このドラム10も軸方向が前後の横軸円筒状を成すもので、それを後部の中心部で上記モータ8の回転軸の先端部に取付けることにより、水槽6と同心の前上がりの傾斜状に支持している。又、その結果、ドラム10はモータ8により回転されるようになっており、従って、ドラム10は回転槽であり、モータ8はドラム10を回転駆動する駆動装置として機能するようになっている。
ドラム10の周側部(胴部)には、小孔11を全域にわたって多数形成している。又、ドラム10及び水槽6は、ともに前面部に開口部12,13を有しており、そのうちの水槽6の開口部13と前記洗濯物出入口2との間を環状のベローズ14で連ね、水槽6の内部が洗濯物出入口2と通じるようにしている。又、その結果、洗濯物出入口2はドラム10の内部とも通じている。
水槽6の底部には水溜器15を取付けており、水槽6の内部と連通したこの水溜器15の内部には、洗濯水を加熱する加熱手段であるヒータ16を配設している。又、水溜器15の最低部である後端部には、排水弁17を介して、排水管18を接続している。そして、水槽6の背部から上方そして前方には、乾燥ユニット19を配設している。この乾燥ユニット19は、除湿器20と、送風機21、及び加熱器22を有しており、水槽6内の空気を除湿し、次いで加熱して、水槽6内に戻す循環を行わしめることにより、洗濯物を乾燥させるようになっている。
次いで、図3は、前記洗濯物出入口2(扉3)と、水槽6、ドラム10、ヒータ16の、正面から見た関係を概略的に示しており、ドラム10より洗濯物出入口2がやゝ上位にあり、水槽6とドラム10は既述のように同心である。又、この図3には、前記扉3を閉鎖状態にロックするロック手段であるロック装置23と、洗濯水の温度を検知する温度検知手段である温度センサ24をも示しており、そのうちのロック装置23は例えば電磁石を駆動源として扉3を閉鎖状態にロックするようになっている。一方、温度センサ24は例えばサーミスタから成るものであり、前記ヒータ16の近傍で水溜器15の外部から内部に挿通して設けている。
このほか、図3には、扉3を開けても洗濯物出入口2から水がこぼれ出ない(洗濯物出入口2の最下縁部と合致する)水位H1と、ドラム10の底部より低い水位H2、並びに排水完了水位であるリセット水位H3をも示しており、そのうちの、扉3を開けても洗濯物出入口2から水がこぼれ出ない水位H1と、ドラム10の底部より低い水位H2は図2にも示している。
図4には、前記制御装置5を中心とした電気的構成をブロック図で示している。制御装装置5は、例えばマイクロコンピュータから成るもので、ドラム式洗濯乾燥機の運転全般を制御する制御手段として機能するようになっており、この制御装置5に、前記操作パネル4が有する各種の操作スイッチから成る操作入力部25より各種操作信号が入力されるようになっている。
制御装置5には、そのほか、前記水槽6内の水位を検知するように設けた水位検知手段である水位センサ26から水位検知信号が入力されると共に、前記モータ8の回転を検知するように設けた回転センサ27から回転検知信号が入力されるようになっている。
なお、制御装置5は、回転センサ27からの回転検知信号に基づき、モータ8の回転数ひいてはドラム10の回転数を検知所要時間で除する演算をするようになっており、それによってドラム10の回転速度を検知する回転速度検知手段としても機能するようになっている。
そして、制御装置5は、それらの入力とあらかじめ記憶された制御プログラムに基づいて、前記水槽6内に給水するように設けた給水弁28と、モータ8、前記排水弁17、前記乾燥ユニット19における送風機21の送風羽根21a(図2参照)を駆動するモータ21b(同図参照)、同乾燥ユニット19における加熱器22のヒータ22a(同図参照)、及び前記ロック装置23の駆動源電磁石23a、を駆動する駆動回路29に駆動制御信号を与えるようになっている。
次に、上記構成のものの作用を述べる。
操作パネル4の操作に基づき、制御装置5が運転を開始させると、標準的には、洗い行程、脱水行程、すすぎ行程、…の順に運転が実行される。そのうち、洗い行程では、最初に、ドラム10内に収容された洗濯物の量を検知する重量検知動作が行われ、続いて、給水弁28を開放させて検知洗濯物量に応じた水位まで水槽6内に給水する給水動作が行われる。又、このときには、図示しない洗剤ケースにセットした洗剤の供給が給水と併せて行われる。
給水動作の後には、ドラム10を回転させて、ドラム10内に収容された洗濯物の布質を検知することを行いつつ、洗濯物を主にたたき洗いする洗い動作が行われる。なお、洗い動作では、ヒータ16を発熱させることにより、洗濯水を加熱して生成する温水で洗濯物を洗うことが可能である。洗い行程の終了後には、排水弁17を開放させて水槽6内から排水管18を通じて排水する排水動作が行われる。
この後の脱水行程では、ドラム10を回転させ、その回転速度を漸次上昇させて、洗濯物に残留する水を遠心力により振り切り排出する脱水動作が行われる。
この後のすすぎ行程では、洗い行程同様の給水動作、洗い動作が行われる。なお、このすすぎ行程でも、ヒータ16を発熱させることにより、洗濯水を加熱して生成する温水で洗濯物をすすぐことが可能である。
この後、図示しないが、最終の脱水行程、乾燥行程と続くもので、最終の脱水行程は前記脱水行程と同様に行われ、乾燥行程は、ドラム10を回転させつつ、乾燥ユニット19を機能させて洗濯物を乾燥させることが行われる。
さて、このように運転が行われるとき、中でもドラム10の回転中には、ロック装置23を作動させて扉3を閉鎖状態にロックするようにしているが、図1にステップS1で示すように運転が中断されると、制御装置5は、中断時の状況として、水位センサ26の検知結果から水槽6内の水位がドラム10の底部より低い水位H2以下であるか否かの判断をする(ステップS2)。このステップS2で、以下ではない(NO)と判断されれば、ロック装置23を作動させ続けて扉3を閉鎖状態にロックし続ける(ステップS3)。
これに対して、上記ステップS2で、運転が少なくとも最初の排水動作まで進んでいて、以下である(YES)と判断されれば、次に、温度センサ24の検知結果から水槽6内の水温(洗濯水の温度)が所定の温度(例えば40〔℃〕)より高いか否かの判断をする(ステップS4)。このステップS4で、高くない(NO)と判断されれば、ロック装置23の作動を停止させて扉3のロックを解除する(ステップS5)。
一方、上記ステップS4で、高い(YES)と判断されれば、次に所定の条件の一つとして、所定の待機時間が経過したか否かの判断をする(ステップS6)。図5は、この待機時間T1を示しており、具体的には、この場合、上記水槽6内の水位がドラム10の底部より低い水位H2以下に到達した時点から脱水行程が開始されるまでの時間を示している。又、図6は、この待機時間T1を具体的に示しており、前記ヒータ16を発熱させて生成する温水の設定温度により異なるもので、一例として、温水の設定温度が40〔℃〕であれば、待機時間T1は5〔秒〕間であり、温水の設定温度が90〔℃〕であれば、待機時間T1は10〔秒〕間である。
上記ステップS6で、経過していない(NO)と判断されれば、ステップS3に進む。それに対し、同ステップS6で、経過した(YES)と判断されれば、次に、上記温水の設定温度は高いか否かの判断をする(ステップS7)。このステップS7での判断温度は例えば60〔℃〕であり、高くない(NO:例えば60〔℃〕未満である)と判断されれば、ステップS5に進む。
上記ステップS7で、高い(YES:例えば60〔℃〕以上である)と判断されれば、所定の条件の他の一つとして、脱水行程が選択されていなかった場合において、所定の待機延長時間が経過したか否かの判断をする(ステップS8)。図7は、この待機延長時間T2を示しており、具体的には、この場合、前記ステップS6で判断した待機時間T1の経過後、更に所定の時間として例えば5〔分〕の延長時間としている。このステップS8で、経過した(YES)と判断されれば、ステップS5に進む。
上記ステップS8で、経過していない(NO)と判断されれば、次に、所定の条件の更に他の一つとして、脱水行程でのドラム10の回転の所定の試行回数の到達があったか否かの判断をする(ステップS9)。図8は、この脱水行程でのドラム10の回転の試行状況を示しており、ドラム10内における洗濯物の片寄りを因としてドラム10が異常振動を起こし、いわゆる立ち上がりに失敗すると、ドラム10の回転を下げて再度回転の上昇(立ち上げ)を試行する。この試行回数(具体的にはドラム10の回転を0に落とした回数)が所定の回数(例えば5回)に到達していれば、ステップS9では到達した(YES)と判断されるので、ステップS5に進む。
上記ステップS9で、到達していない(NO)と判断されれば、次に、所定の条件の更に他の一つとして、脱水行程でのドラムの回転が所定の回転速度に到達しないコースを選択した場合において、最高回転速度の所定の維持時間の到達があったか否かの判断をする(ステップS10)。図9は、この脱水行程でのドラム10の回転が所定の回転速度N(一例として600〔rpm〕)に到達しないコースを選択した場合における最高回転速度の所定の維持時間T3を示しており、具体的には、図10に示すように、ドラム10の回転が所定の回転速度Nに到達していないことによる不足分の回転速度が200〔rpm〕であれば、最高回転速度の所定の維持時間T3は15〔秒〕間であり、不足分の回転速度Nが400〔rpm〕であれば、最高回転速度の所定の維持時間T3は25〔秒〕間である。このステップS10で、到達した(YES)と判断されれば、ステップS5に進む。
上記ステップS10で、到達していない(NO)と判断されれば、次に、所定の条件の更に他の一つとして、脱水行程でのドラム10の所定の回転速度の到達があったか否かの判断をする(ステップS11)。上記図9及び先の図5は、この脱水行程でのドラム10の所定の回転速度Nを示しており、一例として上述の600〔rpm〕である。この所定の回転速度Nに到達していれば、ステップS11では到達した(YES)と判断されるので、ステップS5に進む。一方、ステップS11で、到達していない(NO)と判断されれば、ステップS3に進む。
そして、ステップS3並びにステップS5の後には、運転が再開であるか否かの判断をし(ステップS12)、再開ではない(NO)と判断されれば、ステップS12を繰り返すが、再開である(YES)と判断されれば、運転を再開する(ステップS13)。
このように上記構成のものでは、ロック装置23により扉3を閉鎖状態にロックした状態での運転を中断したとき、水位センサ26の検知結果から水槽6内の水位がドラム10の底部より低い水位以下であると判断された場合は、温度センサ24の検知結果から洗濯水の温度が高いと判断された状況でも、所定の条件が満たされれば、上記ロック装置23による扉3のロックを解除するようにしている。
これにより、上記運転中断時に洗濯水が残っていてそれが温水であっても、それに触れることがなく、又、扉3を開けても洗濯水が洗濯物出入口2からこぼれ出すこともないので、安全であり、よって、その場合、温度センサ24の検知結果から洗濯水の温度が高いと判断された状況でも、安全のための他の所定の条件が満たされれば、ロック装置23による扉3のロックを解除することにより、扉3を開けることができるので、扉3のロックを解除して良い状況であるにもかかわらず、温度センサ24が設けられた箇所が熱を有していることで扉3のロックが解除されないという従来のもののような不具合を生じることがなく、使用勝手を良くすることができる。
又、上記構成のものの場合、上記所定の条件に、所定の待機時間T1の経過を含むものであり(ステップS6)、この待機時間T1の経過で、温水で洗濯した洗濯物であってもその温度が下がり、安全になるので、扉3のロック解除をより安全な状況で行うことができる。
併せて、この場合、待機時間T1を温水の設定温度により異ならせているので(図6)、洗濯物の温度降下を温水の設定温度に応じて行うことができ、それだけ更に安全になるので、扉3のロック解除を一層安全な状況で行うことができる。
更に、上記構成のものの場合、上記所定の条件に、脱水行程でのドラム10の所定の回転速度Nの到達を含むものであり(ステップS11)、このドラム10の所定の回転速度Nの到達で、温水で洗濯した洗濯物であってもそれが脱水されることで、温度が下がり、安全になるので、扉3のロック解除をより安全な状況で行うことができる。
加えて、上記構成のものの場合、上記所定の条件に、脱水行程でのドラム10の回転の所定の試行回数Rの到達を含むものであり(ステップS9)、このドラム10の回転の所定の試行回数Rの到達で、温水で洗濯した洗濯物であってもそれが少しずつでも脱水されることで、温度が下がり、安全になるので、扉3のロック解除をより安全な状況で行うことができる。
又、上記構成のものの場合、上記所定の条件に、脱水行程でのドラム10の回転が所定の回転速度に到達しないコースを選択した場合の、最高回転速度の所定の維持時間T3の到達を含むものであり(ステップS10)、この最高回転速度の所定の維持時間T3の到達で、脱水行程でのドラム10の回転が所定の回転速度に到達しないコースを選択した場合であって、洗濯物を温水で洗濯した場合であっても、それが脱水されることで、温度が下がり、安全になるので、扉3のロック解除をより安全な状況で行うことができる。
そして、上記構成のものの場合、上記所定の条件に、脱水行程が選択されなかった場合の、所定の待機延長時間T2の経過を含むものであり(ステップS8)、この待機延長時間T2の経過で、脱水行程が選択されなかった場合であって、洗濯物を温水で洗濯した場合であっても、やはりその温度が下がり、安全になるので、扉3のロック解除をより安全な状況で行うことができる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、特に乾燥機能の有無その他の点につき、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
図面中、1は外箱、2は洗濯物出入口、3は扉、5は制御装置(制御手段)、6は水槽、8はモータ(駆動装置)、10はドラム、16はヒータ(加熱手段)、23はロック装置(ロック手段)、24は温度センサ(温度検知手段)、26は水位センサ(水位検知手段)を示す。

Claims (7)

  1. 洗濯物出入口を有する外箱と、
    前記洗濯物出入口を開閉する扉と、
    この扉を閉鎖状態にロックするロック手段と、
    前記外箱の内部に配設され、内部が前記洗濯物出入口と通じた水槽と、
    この水槽の内部に配設されたドラムと、
    このドラムを回転駆動する駆動装置と、
    前記水槽内の水位を検知する水位検知手段と、
    洗濯水を加熱して温水化する加熱手段と、
    前記洗濯水の温度を検知する温度検知手段とを具備し、
    前記ロック手段により前記扉を閉鎖状態にロックした状態での運転を中断したとき、前記水位検知手段の検知結果から前記水槽内の水位が前記ドラムの底部より低い水位以下であると判断された場合は、前記温度検知手段の検知結果から洗濯水の温度が高いと判断された状況でも、所定の条件が満たされれば、前記ロック手段による前記扉のロックを解除するようにしたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 所定の条件に、所定の待機時間の経過を含むことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 待機時間が、温水の設定温度により異なることを特徴とする請求項2記載のドラム式洗濯機。
  4. 所定の条件に、脱水行程でのドラムの所定の回転速度の到達を含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
  5. 所定の条件に、脱水行程でのドラムの回転の所定の試行回数の到達を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
  6. 所定の条件に、脱水行程でのドラムの回転が所定の回転速度に到達しないコースを選択した場合の、最高回転速度の所定の維持時間の到達を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
  7. 所定の条件に、脱水行程が選択されなかった場合の、所定の待機延長時間の経過を含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108457039A (zh) * 2017-02-17 2018-08-28 无锡小天鹅股份有限公司 洗衣机及其解锁控制方法、装置
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