JP6814193B2 - 車両用灯火器 - Google Patents

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    • F21W2107/10Use or application of lighting devices on or in particular types of vehicles for land vehicles

Description

本発明は、車両用灯火器に関するものである。
自動二輪車等の鞍乗り型車両のテールライトには、光源を囲うリフレクタとは別に、外光を反射する意匠面が設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、第1光源からの光が直接当たり、当たった光を外側に反射させる第1リフレクタ部と、第1リフレクタ部に連接して設けられ、且つ、第1光源からの光が直接当たらない外光反射部とを有する鞍乗型車両の灯火器が記載されている。
特開2017−121929号公報
しかしながら、外光反射部に光源からの光が当たらない場合、夜間等には外光反射部が発光しない。このため、従来の車両用灯火器にあっては、発光時の被視認性を向上させるという点で課題がある。
そこで本発明は、発光時の被視認性の向上が図られた車両用灯火器を提供するものである。
本発明の車両用灯火器は、光源(50)と、前記光源(50)の周囲を囲い、前記光源(50)よりも後方から前記光源(50)よりも前方にわたって配置され、前記光源(50)から離れるに従い後方に延びるリフレクタ(52)と、前記リフレクタ(52)の外方に延びる外光反射部(58)と、を備え、前記リフレクタ(52)の外縁は、前記外光反射部(58)に対応する部分に前記光源(50)よりも前方から前記光源(50)よりも後方まで延びる切欠部(56)を備え、前記外光反射部(58)は、前記切欠部(56)から前記切欠部(56)よりも前方に向けて延び、前記外光反射部(58)の少なくとも一部は、前記光源(50)からの光を反射可能な反射面(63)を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、リフレクタの切欠部を通じて光源からの光をリフレクタの外方まで放射し、外光反射部の反射面において反射させることができる。これにより、光源の点灯時にリフレクタのみならず外光反射部も発光させることができるので、外光反射部の被視認性が向上する。したがって、発光時の被視認性の向上が図られた車両用灯火器を提供できる。
上記の車両用灯火器において、前記リフレクタ(52)および前記外光反射部(58)を囲うエクステンション(65)をさらに備えていてもよい。
上記の車両用灯火器において、前記外光反射部(58)は、階段状に形成され、前記光
源(50)に面し前記反射面(63)を形成する複数の段差面(63)を有していてもよ
い。
本発明によれば、複数の段差面によって外光反射部の複数箇所で発光するので、発光部を分散して複数設けることができる。したがって、車両用灯火器の意匠性および被視認性を向上させることができる。
上記の車両用灯火器において、前記反射面(63)は、前記光源(50)から離れるように窪む曲線状に延在していてもよい。
本発明によれば、光源から広がるように放射された反射面に当たった光の反射方向を揃えることができる。これにより、光源からの光を反射面の全体において車両後方に反射することができる。したがって、車両用灯火器の被視認性を向上させることができる。
上記の車両用灯火器において、前記反射面(63)は、前記光源(50)からの光を上方に反射可能な凸曲面状に形成されていてもよい。
本発明によれば、外光反射部が発光する様子を上方から視認することができる。したがって、車両用灯火器の被視認性を向上させることができる。
上記の車両用灯火器において、前記反射面(63)は、光を乱反射可能に表面加工されていてもよい。
本発明によれば、外光反射部が発光する様子を様々な方向から視認することができる。したがって、車両用灯火器の被視認性を向上させることができる。
上記の車両用灯火器において、前記外光反射部(58)に対向し、光を乱反射可能に表面加工された間接反射面(69)を備えていてもよい。
本発明によれば、光源から外光反射部の反射面に直接入射する光に加え、間接反射面において乱反射した光も外光反射部の反射面に入射させることができる。これにより、外光反射部の反射面に入射する光量を増やして、外光反射部の輝度を向上させることができる。したがって、車両用灯火器の被視認性を向上させることができる。
上記の車両用灯火器において、前記外光反射部(58)は、前記光源(50)から離れるに従い先細るように形成され、前記反射面(63)は、前記外光反射部(58)に複数設けられ、前記複数の反射面(63)のそれぞれの面積は、前記光源(50)から離れるに従い小さくなっていてもよい。
本発明では、反射面に届く光量は光源から離れた反射面ほど少なくなるので、光源から離れた反射面ほど暗く見えるように、外光反射部の発光にグラデーションが生じる。そこで、外光反射部を光源から離れるに従い先細るように形成し、かつ複数の反射面のそれぞれの面積を光源から離れるに従い小さくすることで、上述した光量の減少によるグラデーションに、反射面の反射面積の減少によるグラデーションが組み合わされる。これにより、外光反射部の発光のグラデーションをより自然にすることができる。したがって、車両用灯火器の意匠性の向上を図ることができる。
上記の車両用灯火器において、前記光源(50)は、テールライト用光源であり、前記反射面(63)の少なくとも一部は、上面視で前記光源(50)よりも車両後方に配置されていてもよい。
本発明によれば、光源の光の主な放射方向に反射面が配置されるので、反射面に光を確実に当てることができる。したがって、外光反射部を確実に発光させることができる。
上記の車両用灯火器において、前記光源(50)は、テールライト用光源であり、前記光源(50)の側方に配置されたウィンカ用光源(80)と、前記ウィンカ用光源(80)の周囲を囲い、切欠(84)が形成されたウィンカ用リフレクタ(82)と、前記ウィンカ用リフレクタ(82)の前記切欠(84)の外方に設けられたウィンカ用外光反射部(86)と、を備え、前記ウィンカ用外光反射部(86)は、前記ウィンカ用光源(80)の光が直接当たる副反射面(87)を有していてもよい。
本発明によれば、ウィンカ用リフレクタの切欠を通じてウィンカ用光源からの光をウィンカ用リフレクタの外方まで放射し、ウィンカ用外光反射部の傾斜面に当てて反射させることができる。これにより、ウィンカ用光源の点灯時にウィンカ用リフレクタのみならずウィンカ用外光反射部も発光させることができるので、ウィンカ用外光反射部の被視認性が向上する。したがって、ウィンカにおける発光時の被視認性の向上が図られた車両用灯火器を提供できる。
本発明によれば、発光時の被視認性の向上が図られた車両用灯火器を提供することができる。
実施形態の自動二輪車を示す左側面図である。 実施形態のリアコンビネーションライトのレンズを一部破断して示す斜視図である。 実施形態のリアコンビネーションライトのレンズを取り外した状態を示す背面図である。 実施形態のテールライト部の一部を示す斜視図である。 図3のV−V線における断面図である。 図3のVI−VI線における断面を模式的に示す図である。 実施形態のウィンカ部の一部を示す斜視図である。 実施形態のリアコンビネーションライトの作用を説明する図であって、図4に相当する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後上下左右等の方向は、以下に説明する車両における方向と同一とする。すなわち、上下方向は鉛直方向と一致し、左右方向は車幅方向と一致する。また、以下の説明に用いる図中において、矢印UPは上方、矢印FRは前方、矢印LHは左方をそれぞれ示している。
最初に、実施形態の車両用灯火器が搭載される鞍乗り型車両全体の概略構成について説明する。
図1は、実施形態の自動二輪車を示す左側面図である。
図1に示すように、本実施形態では、鞍乗り型車両の一例として、スクータ型の自動二輪車1について説明する。自動二輪車1は、シート7に着座した乗員が足を載せるステップフロア8を備えている。自動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、車体フレーム10と、シート7と、車体カバー20と、パワーユニット30と、リアコンビネーションライト40(車両用灯火器)と、を備える。
前輪2は、左右一対のフロントフォーク4の下端部に軸支されている。一対のフロントフォーク4の上端部は、車幅方向に延びるボトムブリッジ6により連結されている。フロントフォーク4は、ボトムブリッジ6に固定されたステアリングステム5を介して車体フレーム10の前端に操向可能に支持されている。ステアリングステム5の上部には、操向用のバーハンドル5aが取り付けられている。フロントフォーク4には、フロントフェンダ9が取り付けられている。
車体フレーム10は、複数種の鋼材を溶接や締結等により一体に結合して形成されている。車体フレーム10は、ヘッドパイプ11と、ダウンフレーム12と、左右一対のロアフレーム13と、左右一対のシートフレーム15と、クロスメンバ16と、を備える。ヘッドパイプ11は、車体フレーム10の前端に設けられている。ヘッドパイプ11は、前輪2を含むステアリング系部品を操向可能に支持する。ヘッドパイプ11には、ステアリングステム5が挿通されている。ダウンフレーム12は、ヘッドパイプ11から下方かつ後方へ延びている。一対のロアフレーム13は、ダウンフレーム12の下端部から後方に向けて水平に延びている。一対のシートフレーム15は、ロアフレーム13の後端部から後方かつ上方へ延びている。一対のシートフレーム15は、シート7を下方から支持している。クロスメンバ16は、車幅方向に延びて、一対のロアフレーム13の後端部に結合している。
車体カバー20は、車体フレーム10等を覆う。車体カバー20は、例えば合成樹脂によって形成されている。車体カバー20は、フロントカバー21と、インナカバー22と、フロアボード23と、フロアサイドカバー24と、リアカウル25と、リアフェンダ27と、を備える。フロントカバー21は、ヘッドパイプ11およびダウンフレーム12を前方から覆う。フロントカバー21およびインナカバー22は、乗員の脚部を前方から覆うレッグシールドを構成する。フロントカバー21には、ヘッドライトが取り付けられている。
インナカバー22は、ヘッドパイプ11およびダウンフレーム12を後方から覆う。フロアボード23は、インナカバー22の下端部の後方に連なる。フロアボード23は、ロアフレーム13を上方から覆う。フロアボード23は、ステップフロア8を構成する。フロアサイドカバー24は、左右に一対設けられ、フロアボード23の左右側縁部の下方に連なる。一対のフロアサイドカバー24の前端部は、フロントカバー21の下端部に連なる。フロアサイドカバー24は、ロアフレーム13を車幅方向外方から覆う。リアカウル25は、シート7の下方でシートフレーム15を前方および車幅方向外方から覆う。リアカウル25は、フロアボード23の後方に連なる。リアフェンダ27は、リアカウル25の後端部から後方かつ下方に延びる。リアフェンダ27は、後輪3を上方かつ後方から覆う。
パワーユニット30は、車体フレーム10の後下部に上下揺動可能に支持されている。パワーユニット30は、内燃機関であるエンジン31と、エンジン31の左方から後方へ延びて後輪3を左方から片持ち支持するアーム部32と、を備える。
リアコンビネーションライト40は、リアカウル25の後端部に設けられている。リアコンビネーションライト40は、リアカウル25の後端部に形成された開口から後方に露出するように配置されている。
図2は、実施形態のリアコンビネーションライトのレンズを一部破断して示す斜視図である。図3は、実施形態のリアコンビネーションライトのレンズを取り外した状態を示す背面図である。
図2および図3に示すように、リアコンビネーションライト40の外形は、車両後方から見て、上下方向に延びる左右両辺と、車幅方向に延びる下辺と、下方に窪むように延びる上辺と、を備える。リアコンビネーションライト40は、ハウジング41に複数の光源50,80を取り付けた後、ハウジング41および光源50,80を覆うレンズ71,94を取り付けることにより形成されている。レンズ71,94は、リアコンビネーションライト40の露出面を構成している。
リアコンビネーションライト40は、テールライトとして機能するテールライト部43と、ウィンカライトとして機能する左右一対のウィンカ部45と、を備える。テールライト部43は、車両後方から見てV字状に形成され、リアコンビネーションライト40を車幅方向に横断するように延びている。一対のウィンカ部45は、テールライト部43における車幅方向中央部を車幅方向両側から挟むように、テールライト部43の車幅方向両端部の下方に配置されている。ウィンカ部45は、車両後方から見て三角形状に形成され、下方から上方に向かうに従い車幅方向の寸法が小さくなるように形成されている。
ハウジング41におけるテールライト部43を構成する部分、および一対のウィンカ部45を構成する部分は、それぞれ前方に窪むとともに後方に開口する凹状に形成されている。ハウジング41の後方の開口のそれぞれは、レンズ71,94によって閉塞されている。これにより、テールライト部43、および一対のウィンカ部45のそれぞれには、ハウジング41とレンズ71,94との間に空間が形成されている。
図2に示すように、テールライト部43は、テールライト用光源50と、テールライト用光源50の周囲を囲うリフレクタ52と、リフレクタ52の外方に延びる一対の外光反射部58と、リフレクタ52および一対の外光反射部58を囲う枠状のエクステンション65と、エクステンション65に取り付けられたテールライト用レンズ71と、を備える。リフレクタ52、外光反射部58およびエクステンション65は、ハウジング41の一部である。
テールライト用光源50は、ハウジング41におけるテールライト部43を構成する部分と、テールライト用レンズ71と、の間に形成された空間に配置されている。テールライト用光源50は、テールライト部43における車幅方向の中央部に配置されている。例えば、テールライト用光源50は、ハロゲンランプ等のバルブである。なお、テールライト用光源50は、LED等、バルブ以外の光源であってもよい。
エクステンション65は、車両後方から見て、テールライト部43の外形を形成し、後方に開口する枠状の部材である。エクステンション65の後部開口縁65aは、テールライト用レンズ71の内面に沿って延びている。エクステンション65は、ハウジング41における車両後方から見た上縁を形成する枠上部66と、ハウジング41における車両後方から見た下縁の一部を形成する枠下部67と、枠上部66と枠下部67とを接続する一対の枠側部68と、を備える。
図4は、実施形態のテールライト部の一部を示す斜視図である。なお、図4では、テールライト用レンズ71を取り外した状態を示している。
図4に示すように、枠上部66は、下方に向く天井反射面69(間接反射面)を備える。天井反射面69は、メッキや金属蒸着等が施され、かつローレット加工や梨地状のシボ加工等の表面加工によって、光を乱反射可能な反射面とされている。天井反射面69は、車幅方向中央部が略水平に延びるとともに、車幅方向外方の両部が車幅方向中央部から上方に傾斜して延びるように形成されている。天井反射面69の車幅方向中央部は、テールライト用光源50に面するように、テールライト用光源50の上方に配置されている。これにより、天井反射面69には、テールライト用光源50の光が直接当たる。なお本願における「面する」とは、対象に視点を設定した場合に直接視認可能な位置に配置される意とする。
図3に示すように、枠下部67は、枠上部66よりも車幅方向に小さく形成されている。枠下部67は、枠上部66における車幅方向中央部の下方に配置されている。枠下部67は、略水平に延びている。
一対の枠側部68は、枠上部66の車幅方向外端部と、枠下部67の車幅方向外端部と、を接続するように延びている。一対の枠側部68は、それぞれ下方から上方に向かうに従い車幅方向外方に延びている。
図2に示すように、リフレクタ52は、エクステンション65の内側における車幅方向中央部に配置されている。リフレクタ52は、エクステンション65の後部開口縁65aにおける枠上部66を構成する部分よりも前方の部分から下方に延びている(図4参照)。リフレクタ52は、テールライト部43における車幅方向中央において、テールライト用光源50を後方に向けて突出させるように配置されている。
図5は、図3のV−V線における断面図である。
図2および図5に示すように、リフレクタ52は、前方に窪む凹曲面状に形成された主反射面53を備える。主反射面53は、リフレクタ52における後方に向く面であって、ハウジング41とテールライト用レンズ71(図2参照)との間の空間を画成する面である。主反射面53は、車両後方から見てテールライト用光源50の周囲全周を囲うように形成されている。主反射面53は、テールライト用光源50の後方から、テールライト用光源50よりも前方にわたって配置されている。主反射面53は、メッキや金属蒸着等が施された反射面とされている。主反射面53には、テールライト用光源50からの光が直接当たる。主反射面53は、テールライト用光源50からの光をおおよそ車両後方に向けて放射状に反射させる。
図4に示すように、リフレクタ52の外縁は、車両後方から見て車幅方向に沿って延びる上縁部54と、車両後方から見て上下方向に沿って延びる一対の側縁部55(図4では左方の側縁部55のみ図示)と、を備える。上縁部54は、車両後方から見てテールライト用光源50の上方に設けられている。上縁部54は、枠上部66の天井反射面69に沿って延びている。一対の側縁部55は、車両後方から見てテールライト用光源50を挟んだ車幅方向両側に設けられている(図3参照)。一対の側縁部55は、枠側部68の内面に沿って延びている。
リフレクタ52の外縁は、リフレクタ52における外光反射部58に対応する部分に形成された切欠部56をさらに備える。つまり、切欠部56は、リフレクタ52における一対の外光反射部58それぞれに近接する箇所に形成されている。切欠部56は、上縁部54と側縁部55との間で切り欠かれた形状を有する。切欠部56は、エクステンション65の内面、およびテールライト用レンズ71の内面から離間するように、車両後方から見てテールライト用光源50に向けてV字状に切り欠かれた形状を有する(図2も併せて参照)。切欠部56は、側縁部55の上端部から車幅方向内方に延びる第1部分56aと、上縁部54の端部から下方に延びて第1部分56aに接続する第2部分56bと、を備える。第1部分56aは、テールライト用光源50よりも前方から、テールライト用光源50よりも後方まで延びている(図5参照)。
図2に示すように、一対の外光反射部58は、リフレクタ52を挟んで車幅方向両側に設けられている。一対の外光反射部58は、エクステンション65の内側における車幅方向両端部に配置され、枠上部66と枠側部68とを接続している。外光反射部58は、リフレクタ52の切欠部56から車幅方向外方かつ前上方に延びている。外光反射部58は、ダミー反射面59を備える。ダミー反射面59は、ハウジング41とテールライト用レンズ71との間の空間を画成する面である。ダミー反射面59は、メッキや金属蒸着等が施された反射面とされている。ダミー反射面59は、リフレクタ52の切欠部56の第1部分56aから延びる第1エリア60と、リフレクタ52の切欠部56の第2部分56bから延びる第2エリア61と、を備える。
ダミー反射面59の第1エリア60は、テールライト用光源50から離れて車幅方向外方に向かうに従い先細るように形成されている。第1エリア60は、階段状に形成されている。第1エリア60は、第1エリア60の延在方向に延びる主面が複数の段差面63によって分割された形状を有する。第1エリア60は、複数の分割主面62と、互いに隣り合う一対の分割主面62の間に設けられた複数の段差面63と、を備える。
分割主面62は、上述した主面が複数の段差面63によって分割されることにより形成された各部であって、外光反射部58の延在方向に並んでいる。分割主面62は、法線ベクトルがテールライト用光源50に指向するベクトルに対して略直交するとともに、法線ベクトルが上方に指向するベクトル成分および後方に指向するベクトル成分を含むように形成されている。これにより、分割主面62は、テールライト用光源50の光がほとんど当たらないように形成され、かつ上方から照らされる外光を後方に反射することができる。複数の分割主面62は、第1エリア60の先細り形状に対応して、車幅方向外方に位置する分割主面62ほど幅狭となるように形成されている。
複数の段差面63のそれぞれは、隣接する一対の分割主面62に対して傾斜するように形成されている。各段差面63は、外光反射部58の延在方向に交差して、ダミー反射面59の第1エリア60を横断するように延びている。複数の段差面63のうち少なくとも一部は、テールライト用光源50よりも後方に配置されている(図5参照)。各段差面63は、隣接する分割主面62の外縁に沿って曲線状に延在している。具体的に、各段差面63は、上面視でテールライト用光源50から離れるように窪む曲線状に延在している。より詳細に、上面視で段差面63の外形を形成する外縁のうち、テールライト用光源50に向く部分は、テールライト用光源50とは反対側に向けて窪む仮想曲線に沿って延在している。各段差面63は、隣接する分割主面62よりも面積が小さくなるように形成されている。複数の段差面63は、第1エリア60の先細り形状に対応して、車幅方向外方に位置する段差面63ほど、第1エリア60を横断する方向に短く形成されている。複数の段差面63それぞれの面積は、テールライト用光源50から離れるに従い小さくなっている。複数の段差面63は、隣り合う一対の段差面63の間隔がテールライト用光源50から離れるに従い広くなるように形成されている。
段差面63は、テールライト用光源50に直接面するとともに、後方に面するように形成されている。すなわち、段差面63は、法線ベクトルがテールライト用光源50に指向するベクトル成分、および後方に指向するベクトル成分を含むように形成されている。これにより、段差面63は、テールライト用光源50の光を後方に反射することができる。
図6は、図3のVI−VI線における断面を模式的に示す図である。
図6に示すように、段差面63は、凸曲面状に形成され、少なくとも一部において法線ベクトルが上方に指向するベクトル成分を含むように形成されている。これにより、段差面63は、テールライト用光源50の光を上方に反射することができる。また、段差面63の少なくとも一部は、枠上部66の天井反射面69(図4参照)に面している。
図4に示すように、複数の段差面63は、ローレット加工や梨地状のシボ加工等の表面加工によって、光を乱反射可能に形成されている。これにより、枠上部66の天井反射面69において反射したテールライト用光源50の光は、段差面63に当たり、段差面63において後方に反射される。
ダミー反射面59の第2エリア61は、第1エリア60と枠上部66の天井反射面69との間を埋めるように配置されている。第2エリア61は、テールライト用光源50から離れて車幅方向外方に向かうに従い先細るように形成されている。第2エリア61は、後方かつ車幅方向外方に向くように形成されている。これにより、第2エリア61は、テールライト用光源50の光がほとんど当たらないように形成され、かつ車両後方から照らされる外光を反射することができる。
図2に示すように、テールライト用レンズ71は、エクステンション65の後方の開口を閉塞する。テールライト用レンズ71は、リフレクタ52および一対の外光反射部58を一体に覆っている。テールライト用レンズ71は、透明の樹脂材料により形成されている。
ウィンカ部45は、ウィンカ用光源80と、ウィンカ用光源80の周囲を囲うウィンカ用リフレクタ82と、ウィンカ用リフレクタ82の外方に延びるウィンカ用外光反射部86と、ウィンカ用リフレクタ82およびウィンカ用外光反射部86を囲う枠状のウィンカ用エクステンション91と、ウィンカ用エクステンション91に取り付けられたウィンカ用レンズ94と、を備える。ウィンカ用リフレクタ82、ウィンカ用外光反射部86およびウィンカ用エクステンション91は、ハウジング41の一部である。
ウィンカ用光源80は、ハウジング41におけるウィンカ部45を構成する部分と、ウィンカ用レンズ94と、の間に形成された空間に配置されている。ウィンカ用光源80は、テールライト用光源50の側方に配置されている。ウィンカ用光源80は、ウィンカ部45における中央部に配置されている。例えば、ウィンカ用光源80は、ハロゲンランプ等のバルブである。なお、ウィンカ用光源80は、LED等、バルブ以外の光源であってもよい。
ウィンカ用エクステンション91は、車両後方から見て、ウィンカ部45の外形を形成し、後方に開口する枠状の部材である。ウィンカ用エクステンション91の内面92は、メッキや金属蒸着等が施され、かつローレット加工や梨地状のシボ加工等によって、光を乱反射可能な反射面とされている。ウィンカ用エクステンション91の内面92の一部は、車幅方向内方および下方からウィンカ用光源80に面している。
ウィンカ用リフレクタ82は、ウィンカ用エクステンション91の内側における下部に配置されている。ウィンカ用リフレクタ82は、ウィンカ用光源80を後方に向けて突出させるように配置されている。ウィンカ用リフレクタ82は、前方に窪む凹曲面状に形成された主反射面83を備える。主反射面83は、ウィンカ用リフレクタ82における後方に向く面であって、ハウジング41とウィンカ用レンズ94との間の空間を画成する面である。主反射面83は、メッキや金属蒸着等が施された反射面とされている。主反射面83には、ウィンカ用光源80からの光が直接当たる。主反射面83は、ウィンカ用光源80からの光をおおよそ車両後方に向けて放射状に反射させる。ウィンカ用リフレクタ82の上縁には、切欠部84(切欠)が設けられている。切欠部84は、ウィンカ用光源80よりも後方において、ウィンカ用レンズ94の内面から離間するように、車両後方から見てウィンカ用光源80に向けてV字状に切り欠かれている。
ウィンカ用外光反射部86は、ウィンカ用エクステンション91の内側における上部に配置されている。ウィンカ用外光反射部86は、ウィンカ用リフレクタ82の上縁の切欠部84から上方かつ前方に延びている。ウィンカ用外光反射部86は、副反射面87を備える。副反射面87は、ハウジング41とウィンカ用レンズ94との間の空間を画成する面である。副反射面87は、メッキや金属蒸着等が施された反射面とされている。副反射面87の全体には、ウィンカ用光源80の光が直接当たる。副反射面87は、ウィンカ用光源80から離れるに従い先細るように形成されている。
図7は、実施形態のウィンカ部の一部を示す斜視図である。なお、図7では、ウィンカ用レンズ94を取り外した状態を示している。
図7に示すように、副反射面87は、階段状に形成されている。副反射面87は、ウィンカ用外光反射部86の延在方向に延びる主面が複数の段差面89によって分割された形状を有する。副反射面87は、複数の分割主面88と、互いに隣り合う一対の分割主面88の間に設けられた複数の段差面89と、を備える。
分割主面88は、上述した主面が複数の段差面89によって分割されることにより形成された各部であって、ウィンカ用外光反射部86の延在方向に並んでいる。分割主面88は、ウィンカ用光源80に直接面するように形成されている。すなわち、分割主面88は、法線ベクトルがウィンカ用光源80に指向するベクトル成分を含むように形成されている。さらに、分割主面88は、後方および上方に面するように形成されている。すなわち、分割主面88は、上方に指向するベクトル成分、および後方に指向するベクトル成分を含むように形成されている。これにより、分割主面88は、ウィンカ用光源80の光を後方に反射することができ、かつ上方から照らされる外光を後方に反射することができる。複数の分割主面88は、ウィンカ用外光反射部86の副反射面87の先細り形状に対応して、上方に位置する分割主面88ほど幅狭に形成されている。
複数の段差面89のそれぞれは、隣接する一対の分割主面88に対して傾斜するように形成されている。各段差面89は、ウィンカ用外光反射部86の延在方向に交差して、副反射面87を横断するように延びている。各段差面89は、隣接する分割主面88の外縁に沿って曲線状に延在している。具体的に、各段差面89は、ウィンカ用光源80から離れる方向に窪むように曲線状に延在している。複数の段差面89それぞれの面積は、ウィンカ用光源80から離れるに従い小さくなっている。
段差面89は、ウィンカ用光源80に直接面するとともに、後方に面するように形成されている。すなわち、段差面89は、法線ベクトルがウィンカ用光源80に指向するベクトル成分、および後方に指向するベクトル成分を含むように形成されている。これにより、段差面89は、ウィンカ用光源80の光を後方に反射することができる。
図2に示すように、一対のウィンカ用レンズ94は、ウィンカ用エクステンション91の後方の開口をそれぞれ閉塞する。一対のウィンカ用レンズ94は、それぞれウィンカ用リフレクタ82およびウィンカ用外光反射部86を一体に覆っている。ウィンカ用レンズ94は、透明の樹脂材料により形成されている。例えば、ウィンカ用レンズ94には、レンズカットが施されている。
次に、本実施形態のリアコンビネーションライト40の作用について説明する。
最初に、テールライト部43について説明する。
テールライト用光源50が点灯すると、テールライト用光源50から放射された光の一部は、テールライト用光源50に面するリフレクタ52の主反射面53に当たる。リフレクタ52の主反射面53に当たった光は後方に反射し、リフレクタ52が車両後方から視認可能となる。
また、図8において、矢印Aで示すように、テールライト用光源50から放射された光の一部は、リフレクタ52の切欠部56を通って、テールライト用光源50に面する外光反射部58の複数の段差面63に当たる。さらに、矢印Bで示すように、テールライト用光源50から放射された光の一部は、テールライト用光源50に面する枠上部66の天井反射面69に当たる。天井反射面69は、光を乱反射可能に形成されているので、天井反射面69に当たった光の一部は、天井反射面69に面する外光反射部58の複数の段差面63に当たる。外光反射部58の段差面63は、後方に面するように形成されているので、外光反射部58の段差面63に当たった光は後方に反射し、外光反射部58の段差面63が車両後方から視認可能となる。
以上により、テールライト部43は、リフレクタ52のみならず、外光反射部58もテールライト用光源50の点灯に伴って発光し車両後方から視認可能となる。
続いて、ウィンカ部45について説明する。
ウィンカ用光源80が点灯すると、ウィンカ用光源80から放射された光の一部は、ウィンカ用光源80に面するウィンカ用エクステンション91の内面92、およびウィンカ用リフレクタ82の主反射面83に当たる。ウィンカ用エクステンション91の内面92に当たった光は乱反射し、ウィンカ用エクステンション91が周囲から視認可能となる。ウィンカ用リフレクタ82の主反射面83に当たった光は後方に反射し、ウィンカ用リフレクタ82が車両後方から視認可能となる。
また、ウィンカ用光源80から放射された光の一部は、ウィンカ用リフレクタ82の切欠部84を通って、ウィンカ用光源80に面するウィンカ用外光反射部86の副反射面87に当たる。副反射面87は、分割主面88および段差面89のいずれも車両後方に面するので、副反射面87に当たった光は後方に反射し、副反射面87が車両後方から視認可能となる。
以上により、ウィンカ部45は、ウィンカ用リフレクタ82のみならず、ウィンカ用外光反射部86もウィンカ用光源80の点灯に伴って発光し、車両後方から視認可能となる。
以上に説明したように、本実施形態のリアコンビネーションライト40はリフレクタ52の外方に延びる外光反射部58を備え、リフレクタ52における外光反射部58に対応する部分には切欠部56が形成され、外光反射部58はテールライト用光源50からの光を反射可能な段差面63を有する。
この構成によれば、リフレクタ52の切欠部56を通じてテールライト用光源50からの光をリフレクタ52の外方まで放射し、外光反射部58の段差面63において反射させることができる。これにより、テールライト用光源50の点灯時にリフレクタ52のみならず外光反射部58も発光させることができるので、外光反射部58の被視認性が向上する。したがって、発光時の被視認性の向上が図られたリアコンビネーションライト40を提供できる。
また、外光反射部58は、階段状に形成され、テールライト用光源50に面する複数の段差面63を有する。この構成によれば、複数の段差面63によって外光反射部58の複数箇所で発光するので、発光部を分散して複数設けることができる。したがって、リアコンビネーションライト40の意匠性および被視認性を向上させることができる。
また、段差面63は、テールライト用光源50から離れるように窪む曲線状に延在している。この構成によれば、テールライト用光源50から広がるように放射されて段差面63に当たった光の反射方向を揃えることができる。これにより、テールライト用光源50からの光を段差面63の全体において後方に反射することができる。したがって、リアコンビネーションライト40の被視認性を向上させることができる。
また、段差面63は、テールライト用光源50からの光を上方に反射可能な凸曲面状に形成されている。この構成によれば、外光反射部58が発光する様子を上方から視認することができる。したがって、リアコンビネーションライト40の被視認性を向上させることができる。
また、段差面63は、光を乱反射可能に表面加工されている。この構成によれば、外光反射部58が発光する様子を様々な方向から視認することができる。したがって、リアコンビネーションライト40の被視認性を向上させることができる。
また、外光反射部58に対向し、光を乱反射可能に表面加工された天井反射面69を備える。この構成によれば、テールライト用光源50から外光反射部58の段差面63に直接入射する光に加え、天井反射面69において乱反射した光も外光反射部58の段差面63に入射させることができる。これにより、外光反射部58の段差面63に入射する光量を増やして、外光反射部58の輝度を向上させることができる。したがって、リアコンビネーションライト40の被視認性を向上させることができる。
また、外光反射部58はテールライト用光源50から離れるに従い先細るように形成され、段差面63は外光反射部58に複数設けられ、複数の段差面63のそれぞれの面積はテールライト用光源50から離れるに従い小さくなっている。この構成では、段差面63に届く光量はテールライト用光源50から離れた段差面63ほど少なくなるので、テールライト用光源50から離れた段差面63ほど暗く見えるように、外光反射部58の発光にグラデーションが生じる。そこで、外光反射部58をテールライト用光源50から離れるに従い先細るように形成し、かつ複数の段差面63のそれぞれの面積をテールライト用光源50から離れるに従い小さくすることで、上述した光量の減少によるグラデーションに、段差面63の反射面積の減少によるグラデーションが組み合わされる。これにより、外光反射部58の発光のグラデーションをより自然にすることができる。したがって、リアコンビネーションライト40の意匠性の向上を図ることができる。
また、段差面63の少なくとも一部は、上面視でテールライト用光源50よりも後方に配置されている。この構成によれば、テールライト用光源50の光の主な放射方向に段差面63が配置されるので、段差面63に光を確実に当てることができる。したがって、外光反射部58を確実に発光させることができる。
また、リアコンビネーションライト40は、ウィンカ用光源80と、ウィンカ用光源80の周囲を囲い、切欠部84が形成されたウィンカ用リフレクタ82と、ウィンカ用リフレクタ82の切欠部84の外方に設けられたウィンカ用外光反射部86と、を備え、ウィンカ用外光反射部86は、ウィンカ用光源80の光が直接当たる副反射面87を有する。この構成によれば、ウィンカ用リフレクタ82の切欠部84を通じてウィンカ用光源80からの光をウィンカ用リフレクタ82の外方まで放射し、ウィンカ用外光反射部86の副反射面87に当てて反射させることができる。これにより、ウィンカ用光源80の点灯時にウィンカ用リフレクタ82のみならずウィンカ用外光反射部86も発光させることができるので、ウィンカ用外光反射部86の被視認性が向上する。したがって、ウィンカ部45における発光時の被視認性の向上が図られたリアコンビネーションライト40を提供できる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、外光反射部58が一対設けられ、それぞれリフレクタ52から車幅方向外方かつ前上方に延びているが、これに限定されない。例えば、外光反射部は、リフレクタから車幅方向外方かつ前下方に延びていてもよい。また、外光反射部は1つだけ設けられていてもよいし、3つ以上設けられていてもよい。例えば、外光反射部は4つ設けられ、X字状に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、外光反射部58の全ての段差面63の全体がテールライト用光源50の光を反射可能に形成されているが、これに限定されない。外光反射部における複数の段差面のうちいずれかの段差面のみ、テールライト用光源50の光を反射可能に形成されていてもよい。また、各段差面のうち一部のみ、テールライト用光源50の光を反射可能に形成されていていてもよい。
また、上記実施形態では、本発明の車両用灯火器をスクータ型の鞍乗り型車両に適用した例を示したが、例えばステップフロアを有しない自動二輪車や、自動三輪車等に上記実施形態の構成を組み合わせてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
40…リアコンビネーションライト(車両用灯火器) 50…テールライト用光源(光源) 52…リフレクタ 56…切欠部 58…外光反射部 63…段差面(反射面) 69…天井反射面(間接反射面) 80…ウィンカ用光源 82…ウィンカ用リフレクタ 84…切欠部(切欠) 86…ウィンカ用外光反射部 87…副反射面

Claims (10)

  1. 光源(50)と、
    前記光源(50)の周囲を囲い、前記光源(50)よりも後方から前記光源(50)よりも前方にわたって配置され、前記光源(50)から離れるに従い後方に延びるリフレクタ(52)と、
    前記リフレクタ(52)の外方に延びる外光反射部(58)と、
    を備え、
    前記リフレクタ(52)の外縁は、前記外光反射部(58)に対応する部分に前記光源(50)よりも前方から前記光源(50)よりも後方まで延びる切欠部(56)を備え、
    前記外光反射部(58)は、前記切欠部(56)から前記切欠部(56)よりも前方に向けて延び、
    前記外光反射部(58)の少なくとも一部は、前記光源(50)からの光を反射可能な反射面(63)を有する、
    ことを特徴とする車両用灯火器。
  2. 前記リフレクタ(52)および前記外光反射部(58)を囲うエクステンション(65)をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯火器。
  3. 前記外光反射部(58)は、階段状に形成され、前記光源(50)に面し前記反射面(63)を形成する複数の段差面(63)を有する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用灯火器。
  4. 前記反射面(63)は、前記光源(50)から離れるように窪む曲線状に延在している、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用灯火器。
  5. 前記反射面(63)は、前記光源(50)からの光を上方に反射可能な凸曲面状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用灯火器。
  6. 前記反射面(63)は、光を乱反射可能に表面加工されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用灯火器。
  7. 前記外光反射部(58)に対向し、光を乱反射可能に表面加工された間接反射面(69)を備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用灯火器。
  8. 前記外光反射部(58)は、前記光源(50)から離れるに従い先細るように形成され、
    前記反射面(63)は、前記外光反射部(58)に複数設けられ、
    前記複数の反射面(63)のそれぞれの面積は、前記光源(50)から離れるに従い小さくなっている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用灯火器。
  9. 前記光源(50)は、テールライト用光源であり、
    前記反射面(63)の少なくとも一部は、上面視で前記光源(50)よりも車両後方に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用灯火器。
  10. 前記光源(50)は、テールライト用光源であり、
    前記光源(50)の側方に配置されたウィンカ用光源(80)と、
    前記ウィンカ用光源(80)の周囲を囲い、切欠(84)が形成されたウィンカ用リフレクタ(82)と、
    前記ウィンカ用リフレクタ(82)の前記切欠(84)の外方に設けられたウィンカ用外光反射部(86)と、
    を備え、
    前記ウィンカ用外光反射部(86)は、前記ウィンカ用光源(80)の光が直接当たる副反射面(87)を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用灯火器。
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