JP6812806B2 - ステアバイワイヤ式操舵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアバイワイヤ式操舵装置に関する。
例えば、特許文献1には、運転者が操作するステアリングホイールと、運転者の操作に応じて左右に切られる操舵輪とが機械的に分離したステアバイワイヤ式操舵装置が開示されている。特許文献1のステアバイワイヤ式操舵装置では、反力発生モータによってステアリングホイールに路面反力に相当する反力を発生させるとともに、第1操舵モータと、第2操舵モータとによって、操舵輪を左右に切るための動力を発生させるようにしている。これら各モータの動作は、運転者のステアリングホイールの操作に基づき検出される操作角に応じて、操舵輪を左右に切る動力を発生させるように制御されるようにしている。これにより、操舵輪は、操舵角を追従するように左右に切られるようになる。
特開2012−144111号公報
上記特許文献1のステアバイワイヤ式操舵装置では、例えば、運転者の急激なステアリングホイールの操作に基づき操作角が急変する場合、路面状態やモータの性能限界等、様々な要因によって、操舵輪が操作角を追従できなくなる可能性がある。この場合、運転者に対しては違和感を与えてしまう可能性がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転者に違和感を与え難くしたステアバイワイヤ式操舵装置を提供することにある。
上記課題を解決するステアバイワイヤ式操舵装置は、運転者が操舵する操舵部と、運転者の前記操舵部の操舵に応じて転舵輪を転舵させる転舵部とが機械的に連結可能な構造又は分離した構造を有し、前記操舵部に運転者の前記操舵部の操舵に抗する力である操舵反力を与える操舵側モータと、前記転舵部に前記転舵輪を転舵させる力である転舵力を与える転舵側モータと、運転者の前記操舵部への操舵入力に応じた前記操舵反力を発生させるように前記操舵側モータへの給電を制御するとともに、運転者の前記操舵部への操舵入力に基づき変化する操舵角を前記転舵輪の転舵角が追従すべく前記転舵力を発生させるように前記転舵側モータへの給電を制御する給電制御部と、を備え、前記給電制御部は、前記転舵側モータへの給電を制御するために生成するデューティ信号のデューティ比が、前記転舵角が前記操舵角を追従できなくなるとして定められる設定値の場合に前記操舵反力を増大させるように前記操舵側モータの給電を制御するものである。
上記構成によれば、転舵側モータにおいて、転舵角が操舵角を追従できなくなる場合、操舵部に付与される操舵反力が増大するようになる。つまり、運転者の操舵入力に抗する力が増大し、操舵入力に基づき変化する操舵角の変化速度が低減されるようになる。これにより、例えば、運転者の急操舵に基づき操舵角が急変する場合、路面状態やモータの性能限界等、様々な要因によって、転舵角が操舵角を追従できなくなる場合、操舵角に対する転舵角の追従性を相対的に高めることができる。しかも、転舵角が操舵角を追従できなくなる状況を判定するためにデューティ比を用いることによっては、転舵側モータの性能に関係なく一律の指標として、転舵側モータの状態を判定することができる。したがって、転舵輪が操舵角を追従することができなくなる状況の発生を転舵側モータの性能に関係なく抑制することができ、ステアバイワイヤ式操舵装置において運転者に違和感を与え難くすることができる。
上記ステアバイワイヤ式操舵装置において、前記給電制御部は、前記転舵側モータへの給電を制御するために生成するデューティ信号のデューティ比が前記設定値の場合に前記操舵反力を増大させる際、当該操舵反力を漸増させるものであることが好ましい。
上記構成によれば、操舵反力を増大させる場合、その増大させる過程における操舵反力の急変が抑制されるようになる。これにより、転舵輪が操舵角を追従することができなくなる状況の発生を転舵側モータの性能に関係なく抑制するために、操舵反力を与える際においても運転者に違和感を与え難くすることができる。
上記ステアバイワイヤ式操舵装置において、前記給電制御部は、前記転舵側モータへの給電を制御するために生成するデューティ信号のデューティ比が前記設定値の場合に前記操舵反力を増大させた後、前記転舵側モータへの給電を制御するために生成するデューティ信号のデューティ比が前記設定値でなくなった場合に増大後の前記操舵反力を減少させるものであり、前記操舵反力を減少させる際、当該操舵反力を漸減させるものであることが好ましい。
上記構成によれば、操舵反力を増大させた後、転舵角が操舵角を追従できなくなる状況の解消後、増大後の操舵反力を減少させることができる。この場合、増大後の操舵反力を減少させる過程における操舵反力の急変が抑制されるようになる。これにより、転舵輪が操舵角を追従することができなくなる状況の発生を転舵側モータの性能に関係なく抑制するために、操舵反力を与えた後においても運転者に違和感を与え難くすることができる。
上記ステアバイワイヤ式操舵装置において、前記設定値は、前記デューティ比の最大値として設定されるものであることが好ましい。
上記構成によれば、転舵側モータの状態が限界状態であることを好適に判定することができる。転舵側モータの状態が限界状態である場合、路面状態やモータの性能限界等、様々な要因によって、転舵角が操舵角を追従できなくなる状況であると言える。しかも、デューティ比の最大値として設定される設定値は、転舵側モータの性能に関係なく共通に設定することができる。これにより、転舵側モータの性能に関係なく変わらない精度で、転舵角が操舵角を追従できなくなる状況を判定することができる。したがって、転舵輪が操舵角を追従することができなくなる状況の発生を転舵側モータの性能に関係なくより好適に抑制することができる。
本発明によれば、ステアバイワイヤ式操舵装置において運転者に違和感を与え難くすることができる。
ステアバイワイヤ式操舵装置についてその概略を示す図。 ステアバイワイヤ式操舵装置についてその電気的構成のうち、特に操舵側制御部及び転舵側制御部の機能を示すブロック図。 操舵側制御部についてその追加反力設定処理部が実行する処理を示すフローチャート。 (a),(b)は、経過時間と反力ゲインとの関係を示す図。
以下、ステアバイワイヤ式操舵装置の一実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態にかかるステアバイワイヤ式操舵装置においては、運転者が操舵するステアリングホイール10と、ステアリングホイール10が固定されたステアリングシャフト11とを含む操舵部1が備えられている。ステアリングシャフト11には、運転者のステアリングホイール10の操舵に抗する力である操舵反力を付与する反力アクチュエータ20が設けられている。反力アクチュエータ20は、ステアリングシャフト11に連結された操舵側減速機21、操舵側減速機21に回転軸22aが連結された操舵側モータ22、及び操舵側モータ22を駆動するインバータ23を備えている。ここで、操舵側モータ22は、表面磁石同期電動機(SPMSM)である。
ステアリングシャフト11は、ピニオン軸13と、ピニオン軸13に連結されたラック軸14とを含む転舵部2にクラッチ12を介して連結可能、すなわち分離可能とされている。ピニオン軸13と、ラック軸14とは、所定の交差角をもって互いに噛合することによって第1ラックアンドピニオン機構15を構成している。なお、ラック軸14の両端には、タイロッドを介して転舵輪16が連結されている。
ラック軸14には、転舵輪16を転舵させる力である転舵力を付与する転舵アクチュエータ30がピニオン軸17を介して設けられている。転舵アクチュエータ30は、ラック軸14に連結された転舵側減速機31、転舵側減速機31に回転軸32aが連結された転舵側モータ32、及び転舵側モータ32を駆動するインバータ33を備えている。ここで、転舵側モータ32は、表面磁石同期電動機(SPMSM)である。ピニオン軸17と、ラック軸14とは、所定の交差角をもって互いに噛合することによって第2ラックアンドピニオン機構18を構成している。
反力アクチュエータ20及び転舵アクチュエータ30には、それぞれに備えている操舵側モータ22及び転舵側モータ32への給電(駆動)を制御する給電制御部40が接続されている。給電制御部40は、運転者のステアリングホイール10の操舵に応じた操舵反力を発生させるように操舵側モータ22への給電を制御する操舵側制御部41を有している。また、給電制御部40は、運転者の操舵に応じて転舵力を発生させるように転舵側モータ32への給電を制御する転舵側制御部42を有している。本実施形態では、通常、クラッチ12を遮断状態に維持しつつ、給電制御部40が操舵側モータ22及び転舵側モータ32への給電を制御することによって、運転者の操舵に応じて転舵輪16が転舵させられる。
この際、操舵側制御部41は、操舵側センサ24によって検出される操舵側モータ22の回転軸22aの回転角度θsや、トルクセンサ25によって検出されるステアリングシャフト11に加わる操舵入力である操舵トルクTrqを取り込む。また、操舵側制御部41は、車速センサ19によって検出される車速Vや、インバータ23において、スイッチング素子のそれぞれのソース側に接続された図示しないシャント抵抗の電圧降下を電流Isとして取り込む。また、転舵側制御部42は、転舵側センサ34によって検出される転舵側モータ32の回転軸32aの回転角度θtを取り込む。また、転舵側制御部42は、インバータ33において、スイッチング素子のそれぞれのソース側に接続された図示しないシャント抵抗の電圧降下を電流Itとして取り込む。
詳しくは、操舵側制御部41及び転舵側制御部42は、図示しない中央処理装置(CPU(Central Processing Unit))及びメモリをそれぞれ備えており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、操舵側モータ22や転舵側モータ32への給電が制御される。
図2に、操舵側制御部41及び転舵側制御部42が実行する処理の一部を示す。図2に示す処理は、上記メモリに記憶されたプログラムを上記CPUが実行することで実現される処理の一部を、実現される処理の種類毎に記載したものである。
操舵側制御部41及び転舵側制御部42において、操舵側センサ24及び転舵側センサ34によって検出された回転角度θs,θtは、それぞれ0〜360°よりも広い角度領域の数値に変換されて取り込まれる。
そして、操舵側制御部41において、換算処理部50は、操舵側センサ24の出力値に換算係数Ksを乗算して操舵角θhを算出する。ここで、換算係数Ksは、操舵側減速機21と操舵側モータ22の回転軸22aとの回転速度比に応じて定められており、これにより、回転軸22aの回転角度θsをステアリングホイール10の回転角度である操舵角θhに変換する。また、転舵側制御部42において、換算処理部60は、転舵側センサ34の出力値に換算係数Ktを乗算して転舵角θpを算出する。ここで、換算係数Ktは、転舵側減速機31と転舵側モータ32の回転軸32aとの回転速度比、及びピニオン軸17とピニオン軸13との回転速度比の積となっている。これにより、回転軸32aの回転角度θtを、クラッチ12が連結されていると仮定した場合におけるステアリングホイール10の回転角度である転舵角θpに変換する。
なお、図2における処理は、回転角度θs,θt、操舵角θh、及び転舵角θpが所定方向の回転角度の場合に正、逆方向の回転角度の場合に負とする。例えば、操舵側制御部41及び転舵側制御部42は、ステアリングホイール10が中立位置にある状態から回転軸22a,32aが所定方向とは逆回転する場合に、出力値を負の値とする。ただし、これは、制御系のロジックの一例に過ぎない。特に、本明細書では、回転角度θs,θt、操舵角θh、及び転舵角θpが大きいとは、中立位置からの変化量が大きいこととする。換言すれば、上記のように正負の値を取りうるパラメータの絶対値が大きいこととする。
操舵側制御部41において、操舵反力設定処理部51は、操舵トルクTrqに基づき、操舵反力指令値Trq*を設定する。操舵反力指令値Trq*は、操舵トルクTrqが大きいほど大きい値に設定される。加算処理部52は、操舵反力指令値Trq*に操舵トルクTrqを加算して出力する。
目標操舵角設定処理部53は、加算処理部52の出力値に基づき、目標操舵角θ*を設定する。ここでは、加算処理部52の出力値と、目標操舵角θ*とを関係づけるモデル式を利用する。このモデル式は、ステアリングホイール10と転舵輪16とが機械的に連結されたものにおいて、ステアリングホイール10の回転に伴って回転する回転軸のトルクと回転角度との関係を定めて表したものである。また、このモデル式は、操舵装置の摩擦等をモデル化した粘性係数C、操舵装置の慣性をモデル化した慣性係数Jを用いて表したものである。ここで、粘性係数C及び慣性係数Jは、車速Vに応じて可変設定される。
減算処理部54は、目標操舵角θ*から操舵角θhを減算して出力する。
目標電流設定処理部55は、減算処理部54の出力値に基づき、操舵角θhを目標操舵角θ*にフィードバック制御するための制御量として、操舵側モータ22が生成する操舵反力に対応した電流量の目標値である目標電流量Is*を設定する。具体的には、目標操舵角θ*から操舵角θhを減算した値を入力とする比例要素、積分要素及び微分要素のそれぞれの出力値の和を、目標電流量Is*とする。減算処理部56は、目標電流量Is*からインバータ23の電流Isを減算して出力する。
制御信号生成処理部57は、減算処理部56の出力値に基づき、インバータ23の電流Isを目標電流量Is*にフィードバック制御するための制御量として、当該インバータ23のスイッチング素子のそれぞれのデューティ比(Duty)を規定するPWM信号等の制御信号MSsを演算して出力する。具体的には、制御信号生成処理部57において、デューティ比設定処理部57aは、インバータ23の電流Isを目標電流量Is*にフィードバック制御することによって、電圧指令値を演算する。制御信号生成処理部57において、デューティ比設定処理部57aは、演算された電圧指令値に対応するデューティ信号を演算する。そして、制御信号生成処理部57は、デューティ比設定処理部57aが演算したデューティ信号と、三角波や鋸波等の搬送波としてのPWMキャリアとの比較を通じてベース信号MSs0を演算する。また、制御信号生成処理部57は、乗算処理部57bにより、ベース信号MSs0に反力ゲインGrを乗算し、制御信号MSsを算出して出力する。
また、転舵側制御部42において、減算処理部61は、目標操舵角θ*から転舵角θpを減算して出力する。
目標電流設定処理部62は、減算処理部61の出力値に基づき、転舵角θpを目標操舵角θ*にフィードバック制御するための制御量として、転舵側モータ32が生成する転舵力に対応した電流量の目標値である目標電流量It*を設定する。具体的には、目標操舵角θ*から転舵角θpを減算した値を入力とする比例要素、積分要素及び微分要素のそれぞれの出力値の和を、目標電流量It*とする。減算処理部63は、目標電流量It*からインバータ33の電流Itを減算して出力する。この目標操舵角θ*に対しては、操舵角θhがフィードバック制御されるので、転舵角θpを当該目標操舵角θ*にフィードバック制御することによって、操舵角θhを転舵角θpが追従する。
本実施形態のようなステアバイワイヤ式操舵装置では、操舵角θhと、転舵角θpとの偏差が大きくなると、運転者がステアリングホイール10を操舵する場合に、ステアリングホイール10と、転舵輪16との間で、動き出しのタイミングがずれる等、動作にずれが発生する。この場合、運転者に対しては違和感を与えることになる。このような違和感を運転者に与えないようにすべく、目標電流設定処理部62に係る処理を実行し、当該処理に基づき、操舵角θhと、転舵角θpとの偏差を解消するように、転舵角θpを目標操舵角θ*にフィードバック制御することによって、操舵角θhを転舵角θpが追従するように構成している。
制御信号生成処理部64は、減算処理部63の出力値に基づき、インバータ33の電流Itを目標電流量It*にフィードバック制御するための制御量として、当該インバータ33のスイッチング素子のそれぞれのデューティ比(Duty)を規定するPWM信号等の制御信号MStを演算して出力する。具体的には、制御信号生成処理部64において、デューティ比設定処理部64aは、インバータ33の電流Itを目標電流量It*にフィードバック制御することによって、電圧指令値を演算する。制御信号生成処理部64において、デューティ比設定処理部64aは、演算された電圧指令値に対応するデューティ信号を演算する。そして、制御信号生成処理部64は、デューティ比設定処理部64aが演算したデューティ信号と、三角波や鋸波等の搬送波としてのPWMキャリアとの比較を通じて制御信号MStを演算する。
転舵側制御部42において、デューティ比判定処理部65は、デューティ比設定処理部64aが演算したデューティ信号のデューティ比Dに基づき、転舵側モータ32の状態を判定し、判定結果を示す情報としてデューティFLGを設定して出力する。具体的には、デューティ比判定処理部65は、デューティ比Dが最大値(MAX)である100%(D=MAX)、すなわち転舵側モータ32の状態が限界状態の場合、当該転舵側モータ32が限界状態であることを示す値である「1」を設定して出力する(デューティFLG=1)。また、デューティ比判定処理部65は、デューティ比Dが最大値でない(D≠MAX)、すなわち転舵側モータ32の状態が限界状態でない場合、当該転舵側モータ32が限界状態でないことを示す値である「0(零値)」を設定して出力する(デューティFLG=0)。例えば、転舵側モータ32の状態が限界状態の場合、転舵角θpが操舵角θhを追従できなくなっていると言える。これは、路面状態やモータの性能限界等、様々な要因がある。なお、本実施形態において、デューティ比Dが最大値である100%は転舵角θpが操舵角θhを追従できなくなるとして定められる設定値の一例である。
操舵側制御部41において、追加反力設定処理部58は、デューティ比判定処理部65の出力値であるデューティFLGに基づき、反力ゲインGrを設定することによって、操舵反力の増大を設定する。これは、転舵側モータ32において、運転者の急操舵に基づき操舵角θhが急変する場合、路面状態やモータの性能限界等、様々な要因によって、転舵角θpが操舵角θhを追従できなくなる場合、操舵角θhに対する転舵角θpの追従性を相対的に高めるための設定である。以下、これについて説明する。
図3に、追加反力設定処理部58の処理手順を示す。図3に示す処理は、操舵側制御部41のメモリに記憶されたプログラムをCPUが所定周期で繰り返し実行することにより実現される。
図3に示す一連の処理において、追加反力設定処理部58は、まずデューティ比判定処理部65の出力値であるデューティFLGが「1」(D=MAX)であるか否かを判定する(ステップS10)。この処理は、転舵側モータ32の状態が限界状態であるか否かを判定するためのものである。なお、追加反力設定処理部58は、デューティFLGが「0」であると判定する場合(ステップS10:NO)、図3に示す一連の処理を一旦終了する。
一方、追加反力設定処理部58は、デューティFLGが「1」であると判定する場合(ステップS10:YES)、操舵反力を増大させる(ステップS20)。
追加反力設定処理部58は、図4(a)に示す反力ゲインGrと経過時間tとの関係を定めたマップを備えている。このマップは、経過時間tが進むにつれて反力ゲインGrとして大きい値が設定されている。追加反力設定処理部58は、通常、反力ゲインGrとして「1」を設定し、転舵側モータ32の状態が限界状態である場合、ステップS20の処理を通じて反力ゲインGrを1以上の範囲で漸増変化させる。この場合、反力ゲインGrの漸増変化に伴い操舵反力が漸増変化するようになる。反力ゲインGrが「1」の場合、制御信号生成処理部57で演算されたベース信号MSs0がそのまま制御信号MSsとして出力される。一方、反力ゲインGrが1以上の場合、制御信号生成処理部57で演算されたベース信号MSs0に対して操舵反力がさらに追加された制御信号MSsとして出力される。
次に、追加反力設定処理部58は、デューティ比判定処理部65の出力値であるデューティFLGが「0」(D≠MAX)であるか否かを判定する(ステップS30)。この処理は、転舵側モータ32の状態が限界状態から脱した状態であるか否かを判定するためのものである。なお、追加反力設定処理部58は、デューティFLGが「1」であると判定する場合(ステップS30:NO)、ステップS20の処理に戻り、デューティFLGが「1」の間、ステップS20及びステップS30の処理を繰り返し実行する。
一方、追加反力設定処理部58は、デューティFLGが「0」であると判定する場合(ステップS30:YES)、操舵反力を通常まで減少させる(ステップS40)。
追加反力設定処理部58は、図4(b)に示す反力ゲインGrと経過時間tとの関係を定めたマップを備えている。このマップは、経過時間tが進むにつれて反力ゲインGrとして小さい値が設定されている。追加反力設定処理部58は、ステップS20を通じて1以上に設定されている反力ゲインGrに対し、転舵側モータ32の状態が限界状態から脱した状態である場合、ステップS40の処理を通じて反力ゲインGrを通常の「1」まで漸減変化させる。この場合、反力ゲインGrの漸減変化に伴い操舵反力が漸減変化するようになる。なお、追加反力設定処理部58は、ステップS40の処理を通じて反力ゲインGrを通常の「1」まで減少させる間において、操舵反力の方向が変化(正から負、又は負から正)する場合、反力ゲインGrを通常の「1」に設定する。そして、追加反力設定処理部58は、反力ゲインGrを通常の「1」に設定し、図3に示す一連の処理を一旦終了する。
以下、本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)本実施形態によれば、転舵側モータ32において、転舵角θpが操舵角θhを追従できなくなる場合、ステアリングシャフト11に付与される操舵反力が増大するようになる。つまり、運転者の操舵トルクTrqに抗する力が増大し、操舵トルクTrqに基づき変化する操舵角θhの変化速度が低減されるようになる。これにより、例えば、運転者の急操舵に基づき操舵角θhが急変する場合、路面状態やモータの性能限界等、様々な要因によって、転舵角θpが操舵角θhを追従できなくなる場合、操舵角θhに対する転舵角θpの追従性を相対的に高めることができる。しかも、転舵角θpが操舵角θhを追従できなくなる状況を判定するためにデューティ比Dを用いることによっては、転舵側モータ32の性能に関係なく一律の指標として、転舵側モータ32の状態を判定することができる。したがって、転舵輪16が操舵角θhを追従することができなくなる状況の発生を転舵側モータ32の性能に関係なく抑制することができ、ステアバイワイヤ式操舵装置において運転者に違和感を与え難くすることができる。
(2)本実施形態において、追加反力設定処理部58は、転舵側モータ32の状態が限界状態である場合、ステップS20の処理を通じて反力ゲインGrを1以上の範囲で漸増変化させる。すなわち、操舵反力を増大させる場合、その増大させる過程における操舵反力の急変が抑制されるようになる。これにより、転舵輪16が操舵角θhを追従することができなくなる状況の発生を転舵側モータ32の性能に関係なく抑制するために、操舵反力を与える際においても運転者に違和感を与え難くすることができる。
(3)本実施形態において、追加反力設定処理部58は、転舵側モータ32の状態が限界状態であることに基づきステップS20の処理を通じて反力ゲインGrを1以上の範囲で増大させた後、転舵側モータ32の状態が限界状態から脱した場合に増大後の反力ゲインGrを減少させる。この場合、追加反力設定処理部58は、ステップS40の処理を通じて反力ゲインGrを通常の「1」まで漸減変化させる。すなわち、操舵反力を減少させる場合、その減少させる過程における操舵反力の急変が抑制されるようになる。これにより、転舵輪16が操舵角θhを追従することができなくなる状況の発生を転舵側モータ32の性能に関係なく抑制するために、操舵反力を与えた後においても運転者に違和感を与え難くすることができる。
(4)本実施形態において、追加反力設定処理部58は、ステップS10の処理を通じてデューティ比Dを用いて転舵側モータ32の状態を判定し、特に、デューティ比Dが最大値である100%の場合に転舵側モータ32の状態が限界状態であると判定する。すなわち、転舵側モータ32の状態が限界状態であることを好適に判定することができる。転舵側モータ32の状態が限界状態である場合、路面状態やモータの性能限界等、様々な要因によって、転舵角θpが操舵角θhを追従できなくなる状況であると言える。しかも、デューティ比Dの最大値である100%は、転舵側モータ32の性能に関係なく共通に設定することができる。これにより、転舵側モータ32の性能に関係なく変わらない精度で、転舵角θpが操舵角θhを追従できなくなる状況を判定することができる。したがって、転舵輪16が操舵角θhを追従することができなくなる状況の発生を転舵側モータ32の性能に関係なくより好適に抑制することができる。
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・デューティ比判定処理部65は、デューティ比Dが最大値近傍、例えば、95%以上の場合、転舵側モータ32の状態が限界状態であると判定するように設定してもよい。すなわち、デューティ比判定処理部65は、転舵側モータ32の状態が限界状態であることを幅を有する設定値によって判定するようにしてもよい。また、上記実施形態は、転舵側モータ32の状態が限界状態に陥る可能性がある状態を判定し、その場合に操舵反力を増大させるように構成してもよい。この場合には、デューティ比Dが最大値よりも小さい、例えば、80%以上の場合、デューティFLGに「1」が設定され、操舵反力が増大されるように構成してもよい。このように、操舵反力を増大させるデューティ比Dについては、ステアバイワイヤ式操舵装置の使用環境や用途等に最適化するように構成してもよい。
・追加反力設定処理部58は、転舵側モータ32の状態が限界状態から脱した場合(ステップS30:YES)、ステップS20を通じて1以上に設定されている反力ゲインGrを通常の「1」に設定するように構成してもよい。この場合には、転舵側モータ32の状態が限界状態から脱した時点で、図3に示す一連の処理を一旦終了するように構成してもよい。
・反力ゲインGrの増大変化及び減少変化について、経過時間tとの関係は変更可能である。例えば、反力ゲインGrの増大変化及び減少変化の勾配を上記実施形態と比較して急勾配としたり、経過時間tの最初の方では緩やかで途中から急となる勾配としたりしてもよいし、増大変化と、減少変化とで勾配を異ならせることもできる。また、反力ゲインGrについて、経過時間tの他、車速V等、他のパラメータとの関係が定められていてもよい。特に、反力ゲインGrの減少変化について、操舵角θhの変化量である操舵速度、転舵角θpの変化量である転舵速度、車両の重心点を通る鉛直軸回りの回転角速度(所謂、ヨーレート)、左右の転舵輪16に対してそれぞれ設けられる車輪速センサの車輪速差等のパラメータを用いるようにしてもよい。この場合、例えば、操舵速度が比較的小さいときは減少の勾配を緩やかにする等、操舵フィーリングを調整することができ、操舵フィーリングの調整の自由度を高めることができる。
・操舵反力を増大させる構成として、マップを用いる替わりに、反力ゲインGrを制御周期毎に所定値ずつ加算する構成してもよい。その他の構成として、反力ゲインGrを用いる替わりに、増大させる操舵反力に対応する目標電流量や制御信号を加算するように構成したりしてもよい。これは、操舵反力を減少させる構成についても同様である。
・操舵反力指令値Trq*を設定する際は、操舵トルクTrqを少なくとも用いていればよく、車速Vを用いなくてもよい。その他、操舵反力指令値Trq*を設定する際は、操舵トルクTrq及び車速Vと、これら以外の要素とを用いるようにしてもよい。
・操舵側制御部41の追加反力設定処理部58は、転舵側制御部42のデューティ比設定処理部64aが演算したデューティ信号(デューティ比D)を取り込むことによって、転舵側モータ32の状態を判定するようにしてもよい。この場合には、転舵側制御部42のデューティ比判定処理部65(デューティFLG)を削減することができる。また、転舵側制御部42のデューティ比設定処理部64aは、反力ゲインGrを設定することによって、操舵反力の増大変化及び減少変化を制御するようにしてもよい。この場合には、操舵側制御部41の追加反力設定処理部58を削減することができる。
・操舵側制御部41及び転舵側制御部42は、それぞれ別個に制御ユニットを構成するものであってもよいし、給電制御部40において一の制御部を構成するものであってもよい。
・操舵角θhは、ステアリングシャフト11に設けられる舵角センサによって検出されるように構成してもよい。また、転舵角θpは、ピニオン軸13に設けられる舵角センサによって検出されるように構成してもよい。
・目標操舵角設定処理部53において、サスペンションやホールアライメント等の仕様によって決定されるバネ係数Kを用いた、所謂、バネ項を追加してモデル化したモデル式を用いるようにしてもよい。
・操舵側モータ22や転舵側モータ32としては、SPMSMに限らず、例えばIPMSMを用いてもよい。
・上記実施形態は、クラッチ12を備えておらず、ステアリングシャフト11と、転舵部2とが分離した構造を有するステアバイワイヤ式操舵装置に適用してもよい。この場合、ピニオン軸13を削減することができる。
・転舵アクチュエータ30としては、ラックアシスト型であれば、例えば、ラック軸14の同軸上に転舵側モータ32を配置するものや、ラック軸14に平行に転舵側モータ32を配置するもの等であってもよい。
・各変形例は、互いに組み合わせて適用してもよく、例えば、転舵アクチュエータ30としては、ラック軸14の同軸上に転舵側モータ32を配置して具体化することと、その他の変形例の構成とは、互いに組み合わせて適用してもよい。
1…操舵部、2…転舵部、10…ステアリングホイール、11…ステアリングシャフト、12…クラッチ、13…ピニオン軸、14…ラック軸、15…第1ラックアンドピニオン機構、16…転舵輪、22…操舵側モータ、32…転舵側モータ、40…給電制御部、41…操舵側制御部、42…転舵側制御部、51…操舵反力設定処理部、53…目標操舵角設定処理部、55…目標電流設定処理部、57…制御信号生成処理部、57a…デューティ比設定処理部、58…追加反力設定処理部、62…目標電流設定処理部、64…制御信号生成処理部、64a…デューティ比設定処理部、65…デューティ比判定処理部、θh…操舵角、θp…転舵角、Trq…操舵トルク。

Claims (3)

  1. 運転者が操舵する操舵部と、運転者の前記操舵部の操舵に応じて転舵輪を転舵させる転舵部とが機械的に連結可能な構造又は分離した構造を有し、
    前記操舵部に運転者の前記操舵部の操舵に抗する力である操舵反力を与える操舵側モータと、
    前記転舵部に前記転舵輪を転舵させる力である転舵力を与える転舵側モータと、
    運転者の前記操舵部への操舵入力に応じた前記操舵反力を発生させるように前記操舵側モータへの給電を制御するとともに、運転者の前記操舵部への操舵入力に基づき変化する操舵角を前記転舵輪の転舵角が追従すべく前記転舵力を発生させるように前記転舵側モータへの給電を制御する給電制御部と、を備え、
    前記給電制御部は、
    前記転舵側モータへの給電を制御するために生成するデューティ信号のデューティ比が、前記転舵角が前記操舵角を追従できなくなるとして定められる設定値の場合に前記操舵反力を増大させるように前記操舵側モータの給電を制御するものであり、
    前記転舵側モータへの給電を制御するために生成するデューティ信号のデューティ比が前記設定値の場合に前記操舵反力を増大させた後、前記転舵側モータへの給電を制御するために生成するデューティ信号のデューティ比が前記設定値でなくなった場合に増大後の前記操舵反力を減少させるものであり、前記操舵反力を減少させる際、当該操舵反力を経過時間に対して漸減させるものであるステアバイワイヤ式操舵装置。
  2. 前記給電制御部は、前記転舵側モータへの給電を制御するために生成するデューティ信号のデューティ比が前記設定値の場合に前記操舵反力を増大させる際、当該操舵反力を漸増させるものである請求項1に記載のステアバイワイヤ式操舵装置。
  3. 前記設定値は、前記デューティ比の最大値として設定されるものである請求項1又は請求項に記載のステアバイワイヤ式操舵装置。
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