JP6810760B2 - 液体貯留ケース - Google Patents
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Description
本発明は、オイル等の液体を注入する注入口の下方に、コネクタ部が設けられた液体貯留ケースに関する。
従来、オイル等の液体を注入する注入口と、該注入口から注入された液体の温度を検出する温度センサや液体の貯留量を検出するレベルセンサ等が取り付けられたコネクタ部とを備えた液体貯留ケースが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この種の液体貯留ケースにおいて、コネクタ部の上方に注入口が設けられると、注入口から溢れ出た液体がコネクタ部に到ることによってコネクタ部が電気的な不具合を引き起こすおそれがある。これを予防するために、コネクタ部の上方以外の場所に注入口を設けるようにすると、レイアウト上の制約が大きい。
本発明の一態様である液体貯留ケースは、液体を注入する注入口を有する注入部と、注入部の下方に設けられ、電装部品が直接的または間接的に接続されるコネクタ部とを備える液体貯留ケースであって、注入部とコネクタ部との間に設けられ、注入口から溢れた液体をコネクタ部から離れる方向に案内するガイド部を備える。ガイド部は、液体貯留ケースの外面から注入部の先端よりも水平方向外方に突出する板状に形成された液体受け部を有する。液体受け部は、注入部と対向する受け面を含む。受け面は、液体貯留ケースの外面に沿って下方に傾斜して設けられる。
本発明によれば、注入口から溢れた液体によって注入口の下方に位置するコネクタ部が電気的な不具合を引き起こすことを防止することができる。
以下、図1〜図8Cを参照して本発明の一実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る液体貯留ケースは、潤滑油や燃料油等のオイルや水等の液体を注入する注入口を有する注入部の下方に、電装部品または電装部品に接続されたハーネス等を接続するコネクタ部が設けられている貯留ケースであり、例えば、車両の変速機ケース等に好適に用いられる。以下においては、液体貯留ケースの一例として、電動車両10のパワーユニット1の有する電動機ユニット2に用いられる変速機ケース4を用いて説明する。また、図中、Frで示す方向は車両前方Fr、Rrで示す方向は車両後方Rr、Uで示す方向は車両上方U、Dで示す方向は車両下方D、Rで示す方向は車両右側R、Lで示す方向は車両左側Lを意味する。
図1は、本発明の実施形態に係る変速機ケース4を用いたパワーユニット1を電動車両10に搭載した状態を模式的に示す側面図である。図2は、本発明の実施形態に係る変速機ケース4を用いたパワーユニット1を車両右側Rから視た状態を模式的に示す右側面図であり、図3は、図2に示すパワーユニット1を車両後方Rrから視た分解斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係る電動車両10のパワーユニット1は、電動車両10の車両後方Rr、いわゆるリア側に配置される。パワーユニット1は、例えば、電動車両10の車体後部を構成する後部フレーム(図示せず)上に配置され、左右一対の車両後方Rrの駆動輪(後輪)11を連結する車軸(図示せず)に接続される。
図2および図3に示すように、パワーユニット1は、電動機ユニット2と、制御装置ユニット3とを備える。電動機ユニット2は車両左側Lに配置され、制御装置ユニット3は車両右側Rの斜め上方に配置されており、制御装置ユニット3が電動機ユニット2に取り付けられる構成となっている。
電動機ユニット2は、電動機21と、変速機22と、差動装置23と、を備える。電動機21は、車両左側Lに配置された電動機ケース25に収容され、変速機22および差動装置23は、車両右側Rに配置された変速機ケース4に収容される。電動機ケース25と変速機ケース4との間には、中央ケース24が設けられる。中央ケース24は、制御装置ユニット3の後述する電力供給部31が接続される被接続部241を有しており、被接続部241は、中央ケース24の車両右側Rの上方に設けられる。なお、変速機ケース4については、後に詳述する。
制御装置ユニット3は、電動機21を制御する制御装置30を有するユニットであり、いわゆるPCU(パワーコントロールユニット)である。制御装置ユニット3は、電動機ユニット2に電力を供給する電力供給部31を有する。電力供給部31は、制御装置ユニット3の車両左側Lに設けられており、制御装置ユニット3を中央ケース24の車両右側Rに取り付け、ボルトB1で中央ケース24に固定することで被接続部241に接続される。
制御装置ユニット3は、車両上方Uから視たときにその一部が変速機ケース4と重複するように配置される。すなわち制御装置ユニット3は、その一部が変速機ケース4の上方に位置し、他の部分が変速機ケース4から車両右側Rに食み出した状態で配置される。そして、制御装置ユニット3は、変速機ケース4から車両右側Rに食み出した部分に取り付けられるブラケット32によって、変速機ケース4に固定される。
図2および図3に示すように、ブラケット32は、制御装置ユニット3の下部を支持する支持部321と、支持部321から下方に延びる一対の脚部322,323とを備える。支持部321は、略矩形板状に形成される。支持部321には、四方のそれぞれに上下方向(U−D方向)に貫通した第1締結穴321hが形成される。この第1締結穴321hを挿通させたボルトB2を、制御装置ユニット3の下部に形成されたボルト穴(図示せず)に螺合することで、ブラケット32は制御装置ユニット3の下部に固定される。
また支持部321は、車両前方Frに延出した第1延出部324と、車両後方Rrに延出した第2延出部325とを有する。第1延出部324および第2延出部325には、左右方向(L−R方向)に貫通した第2締結穴324h,325hが形成される。一対の脚部322,323には、車両下方Dの端部に、左右方向に貫通した第2締結穴322h,323hが形成される。このように、ブラケット32には、左右方向に貫通した4つの第2締結穴322h〜325hが形成される。この第2締結穴322h〜325hを挿通させたボルトB3を、変速機ケース4に形成された後述のボス部43に螺合することで、ブラケット32が変速機ケース4に固定され、以って、制御装置ユニット3が変速機ケース4に固定される。なお、左右方向(R−L方向)とは水平方向を意味し、水平方向には、水平方向に対して所定角度上下方向に振れた略水平方向を含む。
次に、上述した変速機ケース4について、図4から図7を参照しながら説明する。図4は、図2に示すパワーユニット1の制御装置ユニット3を固定するブラケット32を取り外した状態を車両右側Rから見た右側面図であり、図5は、図4に示す電動機ユニット2のAで囲む部分を模式的に示す部分拡大図である。図6は、図5に示す電動機ユニット2の部分拡大図を車両前方Frから視た状態を模式的に示す正面図であり、図7は、図5に示す電動機ユニット2の部分拡大図を車両下方Dから視た状態を模式的に示す底面図である。
図4に示すように、変速機ケース4は、車両右側Rの外面に、車両右側Rの駆動輪11を連結する車軸(図示せず)を差動装置23に接続するための接続部41と、変速機ケース4内のオイルを循環させるオイルポンプ(図示せず)を駆動する駆動モータ42と、ブラケット32を固定するボス部43と、変速機ケース4の内部にオイルを注入する注入口44hを有する注入部44と、変速機ケース4内のオイルの温度を検出する温度センサ(図示せず)に接続されたコネクタ部45と、注入口44hから溢れたオイルをコネクタ部45から離れた方向に案内するガイド部5とを備える。
接続部41は、車両右側Rの外面において、車両前方Frであって上下方向における略中央部に設けられる。接続部41は、変速機ケース4内に収容される差動装置23の接続部(図示せず)と連通しており、左右方向を軸方向として延びる車軸を挿通可能に形成される。すなわち、変速機ケース4内において、差動装置23は車両前方Frに配置され、変速機22は車両後方Rrに配置される。接続部41は、車軸の軸方向(左右方向)に開口した開口部41hを有しており、該開口部41hの内方に差動装置23の接続部が位置している。
駆動モータ42は、車両右側Rの外面において、車両後方Rrであって上下方向における略中央部に設けられる。駆動モータ42は、箱型に形成されており、変速機ケース4の車両右側Rの外面に対して着脱可能な構成となっている。駆動モータ42によって駆動されるオイルポンプは、変速機ケース4内に組み込まれており、駆動モータ42は、例えば、停車中にオイルポンプを駆動するために用いられる。駆動モータ42とオイルポンプとは、シャフトを介して接続されており、駆動モータ42を駆動させることでシャフトが回転し、オイルポンプが駆動する。
ボス部43は、車両右側Rの外面において、該外面から左右方向(車軸の軸方向)外方に突出する。ボス部43は、略円筒状に形成されており、ブラケット32を固定するボルトB3を、その先端から突出方向に沿って羅合可能に形成される。ボス部43の外周面にはリブ43r(例えば、図5参照)が接続されており、リブ43rによって立設した状態を維持するように補強される。
ボス部43は、ブラケット32の第1延出部324の第2締結穴324hに対応する第1ボス部43aと、第2延出部325の第2締結穴325hに対応する第2ボス部43bと、車両後方Rrに位置する脚部322の第2締結穴322hに対応する第3ボス部43cと、車両前方Frに位置する脚部323の第2締結穴323hに対応する第4ボス部43dとを有する。
第1ボス部43aは、接続部41に対する車両後方Rr側の斜め上方、かつ駆動モータ42に対する車両前方Fr側の斜め上方に設けられており、車両右側Rから視て差動装置23と重なる位置に設けられる。第2ボス部43bは、駆動モータ42に対する車両後方Rr側の斜め上方に設けられる。第3ボス部43cは、駆動モータ42に対する車両後方Rr側の斜め下方に設けられる。第4ボス部43dは、接続部41に対する車両後方Rr側の斜め下方、かつ駆動モータ42に対する車両前方Fr側の斜め下方に設けられており、前後方向(Fr−Rr方向)における変速機ケース4の略中心部に位置している。
第1〜第4ボス部43a〜43dは、左右方向先端部が同位置となるように、左右方向外方に突出形成される。第1〜第4ボス部43a〜43dの左右方向先端部は、ガイド部5の後述する規制部51の左右方向先端部よりも左右方向外方に突出しており、本実施形態では、ガイド部5の後述する液体受け部50の左右方向先端部よりも左右方向外方に突出する。すなわち、第1〜第4ボス部43a〜43dの突出長さは、ガイド部5の液体受け部50および規制部51の突出方向の長さよりも長い。
注入部44は、車両右側Rの外面において、接続部41と駆動モータ42との間に設けられる。具体的には、注入部44は、第4ボス部43dの車両前方Fr側の斜め上方に設けられており、前後方向における変速機ケース4の略中心部に位置する。図5に示すように、注入部44は、変速機ケース4の外面から左右方向外方に突出した略円筒状に形成されており、その中心に、オイルを注入する注入口44hが設けられる。注入口44hは、左右方向に開口しており、変速機ケース4の内部に設けられる変速機22が収容される収容部(図示せず)と連通する。注入口44hには、フィラーボルト44bが羅合されており、注入口44hにフィラーボルト44bを羅合することで注入部44が封止される。
図6および図7に示すように、注入部44の左右方向先端部(注入部44の座面44m位置)は、第4ボス部43d(ボス部43)の左右方向先端部よりも左右方向内方に位置する。同様に、注入部44の左右方向先端部は、ガイド部5の後述する液体受け部50の左右方向先端部よりも左右方向内方に位置する。すなわち、注入部44の突出方向における長さは、ボス部43の突出方向における長さおよび液体受け部50の突出方向の長さよりも短い。
コネクタ部45は、車両右側Rの外面において、注入部44の下方で、かつ前後方向における変速機ケース4の略中心部に設けられる。具体的には、コネクタ部45は、接続部41と駆動モータ42との間に設けられた注入部44の下方で、第4ボス部43dの車両前方Fr側の斜め下方に設けられる。本実施形態では、コネクタ部45は、変速機ケース4内のオイルの温度を測定する温度センサ(図示せず)が有するコネクタであり、該温度センサが測定した温度は、コネクタ部45に接続されるハーネス(図示せず)を介して、制御装置ユニット3の制御装置30に送信されるように構成される。コネクタ部45の左右方向先端部は、第4ボス部43d(ボス部43)、注入部44および後述の液体受け部50の左右方向先端部のそれぞれよりも、左右方向内方に位置する。すなわち、コネクタ部45の左右方向の長さ(突出方向の長さ)は、第4ボス部43d(ボス部43)、注入部44および後述の液体受け部50それぞれの突出方向の長さよりも短い。
ここで、注入部44は、注入口44hから溢れ出たオイルがコネクタ部45に到ることで、コネクタ部45が電気的な不具合を引き起こすことを防止するために、コネクタ部45から離れた位置に設けることが一般的である。しかしながら、本実施形態の変速機ケース4のように、コネクタ部45の上方に注入部44を設ける必要が生じる場合がある。
具体的には、電動車両10のパワーユニット1では、電動車両10の加減速によって変速機ケース4内のオイルの油面の状態が変わることから、油面の状態変化に対応した位置にオイルセンサ(コネクタ部45)を設ける必要がある。例えば、電動車両10が停止している場合や一定速度で走行している場合には、貯留されたオイルの油面は、図4で示すラインL0上に位置する。一方、電動車両10が加速すると、貯留されたオイルの油面は図4で示すラインL1のように変動する。また電動車両10が減速すると、該オイルの油面は図4で示すラインL2のように変動する。このように、電動車両10のパワーユニット1では、電動車両10の加減速によって変速機ケース4内のオイルの油面の状態が変わることから、コネクタ部45は、油面の変動の影響の少ない、前後方向における変速機ケース4の略中心部に設ける必要がある。
一方で、本実施形態の変速機ケース4のように、車両前方Frに接続部41が設けられ、車両後方Rrに駆動モータ42が配置されている場合、注入部44を配置するためのレイアウト上の制約が大きい。そのため、注入部44を接続部41と駆動モータ42との間、すなわち、前後方向における変速機ケース4の略中心部となるコネクタ部45の上方に、上下方向にコネクタ部45と並んで設ける必要が生じる。
そこで、本実施形態の変速機ケース4では、上下方向に並ぶ注入部44とコネクタ部45との間に、注入口44hから溢れたオイルをコネクタ部45から離れる方向に案内するガイド部5を設ける。これにより、コネクタ部45の上方に注入部44が位置する場合においても、注入口44hから溢れたオイルがコネクタ部45に到り、コネクタ部45が電気的な不具合を引き起こすことを防止することができる。このような動作を良好に実現するため、本実施形態は、以下のような変速機ケース4のガイド部5を構成する。
図4および図5に示すように、ガイド部5は、車両右側Rの外面において、注入部44およびコネクタ部45と同様に、前後方向における変速機ケース4の略中心部に位置しており、上下方向における注入部44とコネクタ部45との間に設けられる。
ガイド部5は、液体受け部50と、液体受け部50から車両下方Dに突設する規制部51と、規制部51と連続して設けられる突出部とを有する。本実施形態では、突出部は、第4ボス部43dにより構成される。すなわち、本実施形態のガイド部5は、液体受け部50と、規制部51と、第4ボス部43dとを有して構成される。以下においては、第4ボス部43dをガイド部5の突出部として説明する。
図5に示すように、液体受け部50は、上下方向における注入部44とコネクタ部45との間に設けられる。具体的には、液体受け部50は、注入部44の直下であって、コネクタ部45の直上に設けられる。液体受け部50は、コネクタ部45との距離よりも、注入部44との距離の方が短い方が好ましい。液体受け部50と注入部44との距離が近い、言い換えるとと、液体受け部50とコネクタ部45との距離が遠いと、液体受け部50に垂れたオイルがコネクタ部45に到ることをより好適に防止することができる。
液体受け部50は、変速機ケース4と一体成型される。液体受け部50は、図6および図7に示すように、変速機ケース4の外面から左右方向外方に突出しており、突出方向の長さよりも外面に沿う長さの方が長い矩形板状に形成される。また液体受け部50は、変速機ケース4の外面に沿って車両下方Dに傾斜して設けられており、車両後方Rr側の端部位置が車両前方Fr側の端部位置よりも車両下方Dに位置している。すなわち、液体受け部50は、車両前方Frから車両後方Rrに向かって下り傾斜している。液体受け部50の車両前方Frの端部位置は、注入部44の車両前方Frの端部位置よりも車両前方Fr側に位置しており、液体受け部50の車両後方Rrの端部位置は、第4ボス部43d(突出部)の外周面の近傍まで到っている。液体受け部50は、液体受け部50の車両後方Rrの端部と第4ボス部43d(突出部)の外周面との間に僅かな隙間が形成されるように配置されている。なお、液体受け部50の車両後方Rrの端部と第4ボス部43d(突出部)の外周面とを接触させた状態で液体受け部50を配置してもよい。
液体受け部50は、基端から先端に向けて厚みが薄くなる先細り形状に形成される。具体的には、液体受け部50は、注入部44と対向する受け面50uが左右方向外方に向けて下り傾斜し、コネクタ部45と対向するコネクタ対向面50dが左右方向外方に向けて上り傾斜している。
規制部51は、液体受け部50のコネクタ対向面50dに形成される。規制部51は、コネクタ対向面50dの車両後方Rrの端部、すなわちコネクタ対向面50dの車両下方Dの端部において、車両下方Dに突設されており、液体受け部50の車両後方Rrの端部と第4ボス部43dの外周面とを繋ぐように形成されている。規制部51は、コネクタ対向面50dと第4ボス部43dの外周面とを連続的に繋ぐ傾斜面51kを有している。傾斜面51kは、コネクタ対向面50dと連続する第1傾斜面51aと、第4ボス部43dの外周面と連続する第2傾斜面51bとを有しており、第1傾斜面51aの方が第2傾斜面51bよりも傾斜角度が大きくなっている。
規制部51の左右方向先端部51cは、略平面状に形成されており、左右方向先端部51cが液体受け部50の左右方向先端部よりも左右方向内方に位置している。規制部51の左右方向先端部51cが液体受け部50の左右方向先端部よりも左右方向内方に位置することで、液体受け部50の車両後方Rrの左右方向先端部において、コネクタ対向面50dに対して規制部51が段状になる。規制部51をこのような段状とすることで、液体受け部50の車両後方Rrの端部から流れ落ちたオイルが液体受け部50の基端に向けて流れることを、規制部51の左右方向先端部51cによって規制され、以って、オイルがコネクタ部45に到ることが防止される。
上述したように、本実施形態では、突出部は、第4ボス部43dにより構成されていることから、上述した第4ボス部43dの説明を援用してその説明は省略する。なお、本実施形態のように、第4ボス部43dを、ガイド部5の突出部とする場合、第4ボス部43dを補強するリブを、上述の液体受け部50のように形成して、該リブをガイド部5の液体受け部とすることもできる。すなわち、液体受け部が突出部を補強するリブの役割を果たすように液体受け部を形成してもよい。
次に、上述のように構成された変速機ケース4において、注入口44hからオイルが溢れた場合に、ガイド部5がコネクタ部45から離れる方向にオイルを案内する状態について、図8A〜8Cを参照しながら説明する。図8A〜図8Cは、発明の実施形態に係るガイド部5がオイルをコネクタ部45から離れる方向に案内する状態を説明するための説明図である。
図8Aに示すように、注入部44の注入口44hからオイルが溢れると、溢れたオイルは重力により車両下方Dに流れ落ちる。注入部44の直下には、液体受け部50が設けられていることから、溢れたオイルは、液体受け部50の受け面50u上に流れ落ちる。
図8Bに示すように、液体受け部50は車両前方Frから車両後方Rrに向けて下り傾斜していることから、受け面50u上に流れ落ちたオイルは、受け面50uに沿って、車両前方Frから車両後方Rrに向けて移動する。
図8Cに示すように、受け面50uに沿って移動するオイルが液体受け部50の車両後方Rrの端部に到ると、オイルはこの端部から車両下方Dに流れ落ちる。この端部から流れ落ちたオイルは、規制部51によって、コネクタ対向面50dの基端に向けての移動が規制され、規制部51と連続して形成された第4ボス部43dの外周面に沿って車両下方Dにさらに流れ落ちる。
また、液体受け部50の受け面50uが左右方向外方に向けて下り傾斜していることから、受け面50uからコネクタ対向面50dに到ったオイルは、重力によりコネクタ対向面50dの車両下方Dの端部に向けて移動し、該端部に設けられた規制部51の第1傾斜面51aおよび第2傾斜面51bを介して、規制部51と連続する第4ボス部43dの外周面に到る。第4ボス部43dの外周面に到ったオイルは、外周面に沿って車両下方Dにさらに流れ落ちる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)オイルを注入する注入口44hを有する注入部44と、該注入部44の車両下方Dに設けられ、オイルセンサが接続されたコネクタ部45とを備える変速機ケース4であって、注入部44とコネクタ部45との間に設けられ、注入口44hから溢れたオイルをコネクタ部45から離れる方向に案内するガイド部5を備える。ガイド部5は、変速機ケース4の外面から注入部44の先端よりも左右方向外方に突出する板状に形成された液体受け部50を有する。液体受け部50は、注入部44と対向する受け面50uを含み、受け面50uは、変速機ケース4の外面に沿って車両下方Dに傾斜して設けられる。
(1)オイルを注入する注入口44hを有する注入部44と、該注入部44の車両下方Dに設けられ、オイルセンサが接続されたコネクタ部45とを備える変速機ケース4であって、注入部44とコネクタ部45との間に設けられ、注入口44hから溢れたオイルをコネクタ部45から離れる方向に案内するガイド部5を備える。ガイド部5は、変速機ケース4の外面から注入部44の先端よりも左右方向外方に突出する板状に形成された液体受け部50を有する。液体受け部50は、注入部44と対向する受け面50uを含み、受け面50uは、変速機ケース4の外面に沿って車両下方Dに傾斜して設けられる。
この構成により、例えば、注入部44の下方(好ましくは直下)にガイド部5が設けられるので、コネクタ部45の上方に注入部44が設けられる構成であっても、注入口44hから溢れ出たオイルがコネクタ部45に到ることによってコネクタ部45が電気的な不具合を引き起こすことを防止することができる。特に、ガイド部5は液体受け部50を有し、液体受け部50は注入部44と対向する受け面50uを含み、受け面50uが変速機ケース4の外面に沿って下方に傾斜して設けられているので、受け面50uに流れ落ちたオイルは、重力により、受け面50uに沿ってコネクタ部45から離れる方向に流れていく。これにより、注入口44hから溢れ出たオイルがコネクタ部45に到ることによってコネクタ部45が電気的な不具合を引き起こすことを防止することができる。
(2)液体受け部50は、コネクタ部45と対向するコネクタ対向面50dをさらに含む。ガイド部5は、コネクタ対向面50dの下方側の端部に、コネクタ対向面50dから車両下方Dに突設され、コネクタ対向面50dに沿うようなオイルの流れを規制する規制部51をさらに有する。これにより、例えば、受け面50uに沿って流れたオイルが受け面50uの車両後方Rrの端部でコネクタ対向面50dに沿って液体受け部50の基端側に移動しようとしても、規制部51によってその流れが規制されることから、コネクタ対向面50dの基端側への流れが防止される。その結果、コネクタ部45にオイルが到ることを効果的に防止することができる。
(3)規制部51の左右方向先端部51cは、液体受け部50の左右方向先端部よりも左右方向内方に位置する。そのため、例えば、受け面50uの車両後方Rrの端部に移動したオイルが、規制部51の左右方向先端部51cによって、コネクタ対向面50dの基端に移動することが規制される。これにより、コネクタ部45にオイルが到ることを防止することができる。
(4)ガイド部5は、変速機ケース4の外面から規制部51の左右方向先端部51cよりも左右方向外方に突出し、規制部51と連続して設けられる第4ボス部43dをさらに有する。これにより、例えば、規制部51の左右方向先端部51cでコネクタ対向面50dの基端側への流れが防止されたオイルを、第4ボス部43dの外面に沿って移動させることができ、その結果、より確実に、オイルをコネクタ部45から離れた方向に移動させることができる。
(5)液体受け部50は、基端から先端に向けて厚みが薄くなっている。これにより、例えば、液体受け部50を変速機ケース4と一体成型することが可能となり、ガイド部5を変速機ケース4に設けることが容易となる。
(6)液体がオイルであり、液体貯留ケースが、変速機22が収容される変速機ケース4である。これにより、例えば、コネクタ部45を前後方向(Fr−Rr方向)における変速機ケース4の略中心部に設ける必要がある変速機ケース4において、コネクタ部45の上方に注入部44を設けた場合においても、注入口44hから溢れ出たオイルがコネクタ部45に到ることによってコネクタ部45が電気的な不具合を引き起こすことを防止することができる。
(7)変速機ケース4は、変速機22が接続され、電動車両10の車軸に動力を分配する差動装置23を収容可能に形成されており、注入部44は、電動車両10の前後方向における車両前方Frに配置される差動装置23と、車両後方Rrに配置される駆動モータ42との間に設けられており、注入口44hは、左右方向に開口している。これにより、例えば、差動装置23および駆動モータ42の配置位置により、注入部44がレイアウト上の制約を受けて、コネクタ部45の上方に注入部44を設ける場合においても、注入口44hから溢れ出たオイルがコネクタ部45に到ることによってコネクタ部45が電気的な不具合を引き起こすことを防止することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態により本発明が限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、液体貯留ケースとして、オイルを注入する注入口の下方に、注入されたオイルの温度を検出する温度センサ(図示せず)が接続されたコネクタ部45が設けられた変速機ケース4を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。液体貯留ケースは、液体を注入する注入口の下方に、電装部品を直接的または間接的に接続するコネクタ部が設けられたものであればよい。例えば、液体貯留ケースに貯留される液体としては、潤滑油や燃料油等のオイル、水および洗浄液等が挙げられる。コネクタ部としては、電装部品が直接的に接続されるもの、および電源供給や信号通信等に用いられるワイヤーハーネス等を接続するもの(電装部品を間接的に接続されるもの)等が挙げられる。例えば、電動機が収容される電動機ケースや、内燃機関が収容される内燃機関ケース等が挙げられる。また、これら変速機ケース、電動機ケースおよび内燃機関ケースは、車両に搭載されるものに限定されるものではない。
上記実施形態では、左右方向(水平方向)に開口した注入口44hを有する注入部44を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。注入部の注入口は、必ずしも水平方向に開口する必要はなく、例えば、鉛直方向に開口したものであってもよい。注入口から溢れた液体の流れる方向が規制されるように開口されたものが好ましく、例えば、鉛直方向に対して傾く方向に開口し、液体が傾斜した方向の下端部から流れるように規制したものであってもよい。
上記実施形態では、ガイド部5の液体受け部50を一体成型した変速機ケース4を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。ガイド部5の液体受け部50は、必ずしも変速機ケース4と一体成型される必要はなく、例えば、ガイド部の液体受け部を変速機ケースと別体に形成して、液体受け部を変速機ケースに固定する構成であってもよい。液体受け部を変速機ケースと別体に形成することで液体受け部の形状の自由度が増すことから、例えば、液体受け部を自由な形状に形成して変速機ケースに固定することが可能になり、液体をよりスムーズにコネクタ部から離れる方向に案内することができる。
上記実施形態では、ガイド部5の液体受け部として、矩形板状に形成したものを用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。液体受け部の外形は必ずしも矩形である必要はなく、注入口から溢れた液体を受けうる形状であればよい。例えば、注入部の外周面から延出する円環形状であってもよい。
上記実施形態では、ガイド部5の有する突出部として、ボス部43の第4ボス部43dを用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。ガイド部の有する突出部は、必ずしも第4ボス部43dである必要はなく、変速機ケース4の外面から規制部51の水平方向先端部よりも水平方向外方に突出し、規制部51と連続して設けられるものであればよい。例えば、第4ボス部43dに変えて、別途、上述のような突出部を設ける構成であってもよい。
上記実施形態では、液体受け部50の受け面50uが左右方向外方に向けて下り傾斜した液体受け部50を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。液体受け部50の受け面50uは、必ずしも左右方向外方に向けて下り傾斜する必要はなく、左右方向外方に沿って形成されていてもよい。
1 パワーユニット、2 電動機ユニット、3 制御装置ユニット、4 変速機ケース、5 ガイド部、22 変速機、23 差動装置、43 ボス部、43d 第4ボス部、44 注入部、44h 注入口、45 コネクタ部、50 液体受け部、50u 受け面、50d コネクタ対向面、51 規制部
Claims (7)
- 液体を注入する注入口を有する注入部と、該注入部の下方に設けられ、電装部品が直接的または間接的に接続されるコネクタ部とを備える液体貯留ケースであって、
前記注入部と前記コネクタ部との間に設けられ、前記注入口から溢れた液体を該コネクタ部から離れる方向に案内するガイド部を備え、
前記ガイド部は、前記液体貯留ケースの外面から前記注入部の先端よりも水平方向外方に突出する板状に形成された液体受け部を有し、
前記液体受け部は、前記注入部と対向する受け面を含み、
前記受け面は、前記液体貯留ケースの外面に沿って下方に傾斜して設けられることを特徴とする液体貯留ケース。 - 請求項1に記載の液体貯留ケースにおいて、
前記液体受け部は、前記コネクタ部と対向するコネクタ対向面をさらに含み、
前記ガイド部は、前記コネクタ対向面の下方側の端部に、前記コネクタ対向面から下方に突設され、前記コネクタ対向面に沿うような液体の流れを規制する規制部をさらに有することを特徴とする液体貯留ケース。 - 請求項2に記載の液体貯留ケースにおいて、
前記規制部の水平方向先端部は、前記液体受け部の水平方向先端部よりも水平方向内方に位置することを特徴とする液体貯留ケース。 - 請求項2または3に記載の液体貯留ケースにおいて、
前記ガイド部は、前記液体貯留ケースの外面から前記規制部の水平方向先端部よりも水平方向外方に突出し、前記規制部と連続して設けられる突出部をさらに有することを特徴とする液体貯留ケース。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の液体貯留ケースにおいて、
前記液体受け部は、基端から先端に向けて厚みが薄くなっていることを特徴とする液体貯留ケース。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の液体貯留ケースにおいて、
前記液体がオイルであり、
前記液体貯留ケースが、変速機が収容される変速機ケースであることを特徴とする液体貯留ケース。 - 請求項6に記載の液体貯留ケースにおいて、
前記変速機ケースは、前記変速機が接続され、車両の車軸に動力を分配する差動装置を収容可能に形成されており、
前記注入部は、前記車両の前後方向における一方側に配置される前記差動装置と、他方側に配置されるオイルポンプとの間に設けられており、
前記注入口は、前記車軸の軸方向に開口していることを特徴とする液体貯留ケース。
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