本明細書で使用される、以下の単語、語句、及び記号は、それらが使用される文脈が、異なった形で示唆している場合を除き、一般的に以下に記載される意味を有することが意図される、
本明細書において、用語“アルキル”は、1から18、例えば、1から12、さらに例えば、1から10、よりさらに例えば、1から8、又は1から6、又は1から4、の炭素原子を含む、直鎖及び分岐鎖の飽和炭化水素基から選択される炭化水素基を意味する。1から6の炭素原子を含むアルキル基(つまり、C1−6アルキル)の例は、特に限定されるものではないが、メチル、エチル、1−プロピル又はn−プロピル(“n−Pr”)、2−プロピル又はイソプロピル(“i−Pr”)、1−ブチル又はn−ブチル(“n−Bu”)、2−メチル−1−プロピル又はイソブチル(“i−Bu”)、1−メチルプロピル又はs−ブチル(“s−Bu”)、1,1−ジメチルエチル又はt−ブチル(“t−Bu”)、1−ペンチル(n−ペンチル、−CH2CH2CH2CH2CH3)、2−ペンチル(−CH(CH3)CH2CH2CH3)、3−ペンチル(−CH(CH2CH3)2)、2−メチル−2−ブチル(−C(CH3)2CH2CH3)、3−メチル−2−ブチル(−CH(CH3)CH(CH3)2)、3−メチル−1−ブチル(−CH2CH2CH(CH3)2)、2−メチル−1−ブチル(−CH2CH(CH3)CH2CH3)、1−ヘキシル(−CH2CH2CH2CH2CH2CH3)、2−ヘキシル(−CH(CH3)CH2CH2CH2CH3)、3−ヘキシル(−CH(CH2CH3)(CH2CH2CH3))、2−メチル−2−ペンチル(−C(CH3)2CH2CH2CH3)、3−メチル−2−ペンチル(−CH(CH3)CH(CH3)CH2CH3)、4−メチル−2−ペンチル(−CH(CH3)CH2CH(CH3)2)、3−メチル−3−ペンチル(−C(CH3)(CH2CH3)2)、2−メチル−3−ペンチル(−CH(CH2CH3)CH(CH3)2)、2,3−ジメチル−2−ブチル(−C(CH3)2CH(CH3)2)及び3,3−ジメチル−2−ブチル(−CH(CH3)C(CH3)3基を含む。
本明細書において、用語“アルキルオキシ”は、上記で定義されたアルキル基に酸素が結合したものを意味し、−Oアルキルにより示される。アルキルオキシの例、例えば、C1−6アルキルオキシ又はC1−4アルキルオキシの例は、特に限定されるものではないが、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、tert−ブトキシ、ペントキシ、及びヘキソキシ等を含む。
本明細書において、用語“ハロアルキル”は、1以上の水素原子が、ハロゲン原子、例えば、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨードにより置換されたアルキル基を意味する。ハロアルキルの例は、C1−6ハロアルキル又はC1−4ハロアルキルを含むが、F3C−、ClCH2−、CF3CH2−、CF3CCl2−等に限定されない。
本明細書において、用語“アルケニル”は、2から18、例えば2から8、さらに例えば2から6の炭素原子を含み、少なくとも1つのC=C二重結合を含む、直鎖状及び分岐鎖状の炭化水素から選択される炭化水素基を意味する。アルケニル基、例えばC2−6アルケニルの例は、特に限定されるものではないが、エテニル又はビニル(−CH=CH2)、プロプ−1−エニル(−CH=CHCH3)、プロプ−2−エニル(−CH2CH=CH2)、2−メチルプロプ−1−エニル、ブト−1−エニル、ブト−2−エニル、ブト−3−エニル、ブタ−1,3−ジエニル、2−メチルブタ−1,3−ジエニル、ヘキサ−1−エニル、ヘキサ−2−エニル、ヘキサ−3−エニル、ヘキサ−4−エニル、及びヘキサ−1,3−ジエニル基を含む。
本明細書において、用語“アルキニル”は、2から18、例えば2から8、さらに例えば2から6の炭素原子を含み、少なくとも1つのC≡C三重結合を含む、直鎖状及び分岐鎖状の炭化水素から選択される炭化水素基を意味する。アルキニル基、例えばC2−6アルキニル基の例は、特に限定されるものではないが、エチニル(−C≡CH)、1−プロピニル(−C≡CCH3)、2−プロピニル(プロパルギル、−CH2C≡CH)、1−ブチニル、2−ブチニル、及び3−ブチニル基を含む。
本明細書において、用語“シクロアルキル”は、単環及び多環(例えば、2環及び3環)基を含め、飽和及び部分的に不飽和の環状炭化水素基を意味する。例えば、シクロアルキル基は、3から12、例えば3から10、さらに例えば3から8、さらに例えば3から6、3から5、又は3から4の炭素原子を含んでいてもよい。例としてさらには、シクロアルキル基は3から12、例えば3から10、さらに例えば3から8、3から6の炭素原子を含む、単環基から選択されてもよい。単環式シクロアルキル基は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、1−シクロペンタ−1−エニル、1−シクロペンタ−2−エニル、1−シクロペンタ−3−エニル、シクロヘキシル,1−シクロヘキサ−1−エニル、1−シクロヘキサ−2−エニル、1−シクロヘキサ−3−エニル、シクロヘキサジエニル、シクロへプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、シクロウンデシル、及びシクロドデシル基を含む。特に、シクロアルキル基、例えば、C3−8シクロアルキルの例は、特に限定されるものではないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、及びシクロオクチル基を含む。2環式シクロアルキル基の例は、[4,4]、[4,5]、[5,5]、[5,6]及び[6,6]環系から選択される、2環に配置された、又はビシクロ[2.2.1]へプタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、及びビシクロ[3.2.2]ノナンから選択される橋渡しされた2環に配置された、7から12の原子を含むものを含む。2環式シクロアルキル基のさらなる例は、[5,6]及び[6,6]環系から選択された2環に配置された基を含み、例えば、
である(ここで、波線は結合点を示す)。この環は、飽和であってもよく、少なくとも1つの二重結合を有していてもよいが(つまり、部分的な不飽和)、完全に共役しておらず、本明細書で定義される芳香族ではない。
例えば、アリール基は、N、O、及びSから選択されるヘテロ原子を含んでいてもよい、5から7−員のシクロアルキル又はヘテロ環に縮合した、5及び6−員の炭素環式芳香族環から選択されるが、ただし、炭素環式芳香族環がヘテロ環式環に縮合するときは、結合点は、炭素環式芳香族環にあり、炭素環式芳香族がシクロアルキル基に縮合するときは、結合点は、炭素環式芳香族環又はシクロアルキル基にあるものである。置換されたベンゼン誘導体類から形成され、環原子に自由原子価を有する、2価の基は、置換フェニレンラジカルと称する。自由原子価を有する炭素原子から水素原子を除去することにより得られる、名前の末尾に“−イル”を有する単価の多環式炭化水素基に由来する2価の基は、対応する単価の基の名前に“−イデン”を追加した名前で称される、例えば、結合点が2つあるナフチル基は、ナフチリデンと称される。しかしながら、アリールは、どのような場合においても、以下に別々に規定されるヘテロアリールを含まず、ヘテロアリールと重複しない。したがって、もし、1以上の炭素環式芳香族環がヘテロ環式芳香族環と縮合した場合、結果として得られる環系は、ヘテロアリールであり、本明細書において定義されるアリールではない。
例えば、ヘテロアリール基は、5−から7−員のシクロアルキル環に縮合した5−から7−員のヘテロ環式芳香族環を含む。そのような、1のみの環しか少なくとも1つのヘテロ原子を含まない、縮合して、2環式のヘテロアリール環系において、結合点はヘテロ芳香族環にあってもよいし、シクロアルキル環にあってもよい。
ヘテロアリール基におけるS及びO原子の総数が1を超えるとき、それらのヘテロ原子は、互いに隣接しない。一部の態様においては、ヘテロアリール基におけるS及びO原子の総数は2以下である。一部の態様においては、芳香族ヘテロ環におけるS及びOの総数は1以下である。
ヘテロアリール基の例としては、特に限定されないが、(結合部位を優先度1として番号付けした)ピリジル(例えば、2−ピリジル、3−ピリジル、又は4−ピリジル)、シノリニル、ピラジニル、2,4−ピリミジニル、3,5−ピリミジニル、2,4−イミダゾリル、イミダゾピリジニル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、テトラゾリル、チエニル、トリアジニル、ベンゾチエニル、フリル、ベンゾフリル、ベンゾイミダゾリル、インドリル、イソインドリル、インドリニル、フタラジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピロリル、トリアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、ピラゾリル、ピロロピリジニル(例えば、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)、ピラゾロピリジニル(例えば、1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)、ベンゾオキサゾリル(例えば、ベンゾ[d]オキサゾール−6−イル)、プテリジニル、プリニル、1−オキサ−2,3−ジアゾリル、1−オキサ−2,4−ジアゾリル、1−オキサ−2,5−ジアゾリル、1−オキサ−3,4−ジアゾリル、1−チア−2,3−ジアゾリル、1−チア−2,4−ジアゾリル、1−チア−2,5−ジアゾリル、1−チア−3,4−ジアゾリル、フラザニル、ベンゾフラザニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、フロピリジニル、ベンゾチアゾリル(例えば、ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)、インダゾリル(例えば、1H−インダゾール−5−イル)及び5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリンが含まれる。
本明細書において、用語“ヘテロ環式”又は“ヘテロ環”又は“ヘテロ環の”は、酸素、硫黄、及び窒素から選択される、少なくとも1つのヘテロ原子、例えば1から4のヘテロ原子、さらに例えば1−3のヘテロ原子、又はさらに例えば1又は2のヘテロ原子に加えて少なくとも1つの炭素原子を含む、4−から12−員の単環、2環、及び3環の、飽和及び部分的に不飽和の環を意味する。本明細書において、“ヘテロ環”はまた、5−、6−、及び/又は7−員のシクロアルキル、炭素環式芳香族又はヘテロ芳香族環と縮合した、N、O、及びSから選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む、5−から7−員のヘテロ環式環を意味すし、ここで、ヘテロ環式環が炭素環式芳香族又はヘテロ芳香族環と縮合しているときは、結合点はヘテロ環式環にあり、ヘテロ環式環がシクロアルキルと縮合しているときは、結合点はシクロアルキル又はヘテロ環式環にある。本明細書において、“ヘテロ環”はまた、N、O、及びSから選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む、脂肪族スピロ環式環を意味し、ここで、結合点はヘテロ環式環にある。その環は、飽和であっても、少なくとも1つの二重結合を有していてもよい(つまり、部分的に不飽和)。ヘテロ環は、オキソで置換されていてもよい。結合点は、ヘテロ環式環の炭素であってもよいし、ヘテロ原子であってもよい。ヘテロ環は、本明細書において定義されるヘテロアリールではない。
ヘテロ環の例は、特に限定されるものではないが、(結合部位を優先度1として番号付けした)1−ピロリジニル、2−ピロリジニル、2,4−イミダゾリジニル、2,3−ピラゾリジニル、1−ピペリジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル、2,5−ピペラジニル、ピラニル、2−モルフォリニル、3−モルフォリニル、オキシラニル、アジリジニル、チイラニル、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニル、1,2−ジチエタニル、1,3−ジチエタニル、ジヒドロピリジニル、テトラヒドロピリジニル、チオモルフォリニル、チオキサニル、ピペラジニル、ホモピペラジニル、ホモピペリジニル、アゼパニル、オキセパニル、チエパニル、1,4−オキサチアニル、1,4−ジオキセパニル、1,4−オキサチエパニル、1,4−オキサアゼパニル、1,4−ジチエパニル、1,4−チアゼパニル、及び1,4−ジアゼパン、1,4−ジチアニル、1,4−アザチアニル、オキサゼピニル、ジアゼピニル、チアゼピニル、ジヒドロチエニル、ジヒドロピラニル、ジヒドロフラニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、1−ピロリニル、2−ピロリニル、3−ピロリニル、インドリニル、2H−ピラニル、4H−ピラニル、1,4−ジオキサニル、1,3−ジオキソラニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、ジチアニル、ジチオラニル、ピラゾリジニル、イミダゾリニル、ピリミジノニル、1,1−ジオキソ−チオモルフォリニル、3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニル、3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタニル、及びアザビシクロ[2.2.2]ヘキサニルを含む。置換ヘテロ環はまた、1以上のオキソ部分で置換された環系、例えば、ピペリジニルN−オキサイド、モルフォリニル−N−オキサイド、1−オキソ−1−チオモルフォリニル、及び1,1−ジオキソ−1−チオモルフォリニルを含む。
本明細書において、用語“縮合環”は、多環式環系、例えば、二つの環が2個のみの環原子を共有し、1個の結合が共通する、2環系又は3環系を意味する。縮合環の例は、例えば、上記で挙げられた[4,4]、[4,5]、[5,5]、[5,6]及び[6,6]環系から選択される、2環として配置された7から12の環原子を有する縮合した2環アルキル環;例えば、上記で挙げられた7から12員の2環のアリール環系のような縮合2環アリール環、例えば、上記で挙げられた10から15員の3環のアリール環系のような縮合3環アリール環;例えば、上記で挙げられた8−から12−員の2環ヘテロアリール環のような縮合2環ヘテロアリール環、例えば、上記で挙げられた11−から14−員の3環ヘテロアリール環のような縮合3環ヘテロアリール環;及び上記で挙げられたような縮合2環式又は3環式ヘテロ環式環を含んでいてもよい。
本明細書に記載された化合物は、不斉中心を含んでいてもよく、それゆえ、エナンチオマーとして存在していてもよい。本明細書に記載された化合物が2以上の不斉中心を有する場合、それらは、追加的に、ジアステレオマーとして存在していてもよい。エナンチオマー及びジアステレオマーは、より広い分類である立体異性体に含まれる。全ての可能な立体異性体は、純粋に分割されたエナンチオマー、そのラセミ混合物、及びジアステレオマーの混合物として含まれる。本明細書に開示される化合物の全ての立体異性体及び/又はその薬学的に許容される塩が、含まれることが意図される。特に異なる様式に言及しない限り、一つの異性体への言及は、他の可能な異性体にも適用される。異性体組成が特定されていないときはいつでも、全ての可能な異性体が含まれる。
本明細書で使用される、用語“実質的に純粋な”は、目的の立体異性体が、重量にして、35%以下の、例えば、30%以下の、さらに例えば、25%以下の、よりさらに例えば、20%以下の任意の他の立体異性体を含むことを意味する。一部の態様においては、用語“実質的に純粋な”は、目的の立体異性体が、重量にして、10%以下の、例えば、5%以下の、例えば1%以下の他の立体異性体を含むことを意味する。
本明細書に記載される化合物がオレフィン性二重結合を含む場合、異なる様式に特定されない限り、そのような二重結合は、E体の異性体と、Z体の異性体の両者を含むことを意味する。
互いに及び/又は出発物質から、反応生成物を分離することが好ましい可能性がある。当業界において一般的な技術により、それぞれの工程で又は連続する工程で、所望の生成物が、所望の均一度まで分離され及び/又は生成される(以下、分離される、と称する)。典型的には、そのような分離には、多相抽出、溶媒又は溶媒混合物からの結晶化、蒸留、凝華、又はクロマトグラフィーを含む。クロマトグラフィーは、任意の数の方法、例えば、逆相及び順相;サイズ排除;イオン交換;高、中、及び低圧液体クロマトグラフィー法及び装置;小スケール分析;疑似移動相(“SMB”)、及び分取薄層又は厚層クロマトグラフィー、及び小スケール薄層及びフラッシュクロマトグラフィーの技術を含みうる。当業者は、所望の分離を達成するために最も好ましい技術を適用する。
ジアステレオマー混合物は、当業者に周知の方法、例えば、クロマトグラフィー及び/又は分別結晶により、物理的化学的差異に基づいて、個々のジアステレオマーに分離することができる。エナンチオマーは、適切な光学活性化合物(例えば、キラル補助基、例えばキラルアルコール又はモシャーの酸塩化物)との反応により、エナンチオマー混合物をジアステレオマー混合物に変換し、ジアステレオマーを分離し、個々のジアステレオマーを対応する純粋なエナンチオマーに変換(例えば、加水分解)することにより、分離することができる。エナンチオマーは、キラルHPLCカラムを使用することにより、分離することもできる。
単独の立体異性体、例えば、実質的に純粋なエナンチオマーは、例えば、光学的に活性な分割剤を使用したジアステレオマーの形成のような方法を使用して、ラセミ混合物の分割により得ることができる(Eliel,E.and Wilen,S.Stereochemistry of Organic Compounds.New York:John Wiley & Sons,Inc.,1994;Lochmuller,C.H.,et al.“Chromatographic resolution of enantiomers:Selective review.”J.Chromatogr.,113(3)(1975):pp. 283−302)。本発明のキラル化合物のラセミ混合物は、(1)キラル化合物とのイオン性ジアステレオマー塩の形成、及び分別結晶又はその他の方法による分離、(2)キラル誘導化薬剤とのジアステレオマー化合物の形成、ジアステレオマーの分離、及び純粋な立体異性体への変換、及び(3)直接的なキラル条件下で、実質的に純粋な又は濃縮された立体異性体の分離、を含む任意の好適な方法により、分離し、単離することができる。Wainer,Irving W.,Ed.Drug Stereochemistry:Analytical Methods and Pharmacology.New York:Marcel Dekker,Inc.,1993を参照。
“薬学的に許容される塩”は、正当な医学的判断の範囲内において、不適切な毒性、刺激性、アレルギー反応等を起こすことなく、ヒト及び下等動物の組織と接触させる際に使用されるのに好適なものであり、合理的な利益/リスク比にふさわしい、それらの塩を意味する。薬学的に許容される塩は、本明細書に記載された化合物の最終単離及び精製の間に、in situで調製されてもよく、又は遊離の塩基基を、好適な有機酸と反応させることにより、又は酸性基を好適な塩基と反応させることにより、分離して調製されてもよい。
さらに、本明細書において開示される化合物が、酸付加塩として得られる場合、当該酸塩の溶液を塩基化することにより、遊離塩基を得ることができる。逆に、もし、生成物が遊離塩基である場合、塩基化合物類から酸付加塩を調製するための慣用の手法に従って、当該遊離塩基を好適な有機溶媒に溶解させ、当該溶液を酸により処理することにより、薬学的に許容される付加塩のような付加塩を生成させることができる。当業者は、非毒性の薬学的に許容される酸付加塩を調製するために、過度の実験を行うことなく、様々な合成の方法論を使用できることを認識する。
本明細書において定義される、“その薬学的に許容される塩”は、式(IA)及び/又は(IB)の少なくとも1つの化合物の塩、及び式(IA)及び/又は(IB)の少なくとも1つの化合物の立体異性体の塩、例えば、エナンチオマーの塩及び/又はジアステレオマーの塩を含む。
“治療する”、“治療”、又は“治療すること”又は“緩和”は、本明細書に開示された、少なくとも1つの化合物、及び/又はその少なくとも1つの立体異性体、及び/又はその少なくとも1つの薬学的に許容される塩を、例えば、癌に罹患した対象のような、それを必要とすると認識されている対象に投与することを意味する。
用語“有効量”は、本明細書に開示された、少なくとも1つの化合物及び/又はその少なくとも1つの立体異性体、及び/又はその少なくとも1つの薬学的に許容される塩の、対象における疾病又は疾患を、上記で定義された“治療する”ために必要な量を意味する。
本明細書において、用語“少なくとも1つの置換基”は、原子価が許容する限り、1から4の、例えば、1から3の、さらに例えば、1又は2の置換基を含む。例えば、本明細書において、“少なくとも1つの置換基R9”は、本明細書に記載されるR9のリストの中から選択される、1から4、例えば、1から3、さらに例えば1又は2の置換基を含む。
一部の態様においては、式(IA)の化合物は、nが0である。もう一つの態様においては、式(IA)の化合物は、nが1である。さらにもう一つの態様においては、式(IA)の化合物は、nが2である。
一部の態様においては、式(IA)の化合物は、イミダゾ[1,5−a]ピリジン構造に結合するキラルα−炭素原子が、S−又はR−配置である。好ましくは、式(IA)の化合物は、イミダゾ[1,5−a]ピリジン構造に結合するキラルα−炭素原子が、S−配置である。
一部の態様においては、式(IB)の化合物は、nが0である。もう一つの態様においては、式(IB)の化合物は、nが1である。さらにもう一つの態様においては、式(IB)の化合物は、nが2である。
一部の態様においては、式(IB)の化合物は、イミダゾ[1,5−a]ピリジン構造に結合したキラルなα−炭素がS−又はR−配置である。好ましくは、式(IB)の化合物は、イミダゾ[1,5−a]ピリジン構造に結合したキラルなα−炭素が、S−配置である。
本件明細書の“生物学的アッセイ”部分の結果は、イミダゾ[1,5−a]ピリジン構造の5位又は8位の位置に結合したキラルα−炭素上のヒドロキシル基の置換、及び/又はイミダゾ[1,5−a]ピリジン構造のピリジン部分におけるヒドロキシル−置換キラルα−炭素原子との関係での、オルト又はメタ置換が、本明細書に開示された新規の5又は8−置換イミダゾ[1,5−a]ピリジン類に予想外の酵素活性及び細胞活性を付与していることが示された。例えば、実施例A101からA165及び実施例B101からB143のそれぞれは、IDO1及びTDOを0.1nMから10μMのIC50値で阻害する活性、及びHela細胞をベースとするIDO1を、1000nMより低いEC50値で阻害する活性を示した。
この結果は、また、5位にヒドロキシル基により置換されたキラルα−炭素原子を有し、さらに、イミダゾ[1,5−a]ピリジン構造のピリジン部分にオルト置換を有する5−置換イミダゾ[1,5−a]ピリジン類、及び8位にヒドロキシル基により置換されたキラルα−炭素を有し、さらに、イミダゾ[1,5−a]ピリジン構造のピリジン部分にオルト置換を有する、8−置換イミダゾ[1,5−a]ピリジン類はTDOよりもIDO1に対する、選択的阻害を示すことを示している。例えば、実施例A119は、22nMのIDO1に対する酵素IC50値、及び12000nMのTDOに対する酵素IC50値を示し;実施例A117は、28nMのIDO1に対する酵素IC50値及び9700nMのTDOに対する酵素IC50値を示し;及び実施例B105は、33nMのIDO1に対する酵素IC50値及び4900nMのTDOに対する酵素IC50値を示した。
式(IA及びIB)の化合物は、実施例に記載された例示的方法、及び当業者により使用される関連する公開文献に記載の手法により調製することができる。これらの反応のための例示的薬剤及び手法は、以下の記載、及び実施例に記載されている。以下の方法の保護及び脱保護は、当業界に一般的に知られている手法により実施することができる(例えば、Greene,T.W.et al.,eds.,Protecting Groups in Organic Synthesis,3rd Edition,Wiley(1999)を参照)。有機合成及び官能基変換における一般的方法は、Trost,B.M.et al.,eds.,Comprehensive Organic Synthesis:Selectivity,Strategy&Efficiency in Modern Organic Chemistry,Pergamon Press,New York,NY(1991);March,J.,Advanced Organic Reactions,Mechanisms,and Structure.4th Edition,Wiley&Sons,New York,NY(1992);Katritzky,A.R.et al.,eds.,Comprehensive Organic Functional Groups Transformations,1st Edition,Elsevier Science Inc.,Tarrytown,NY(1995);Larock,R.C.,Comprehensive Organic Transformations,VCH Publishers,Inc.,New York,NY(1989)、及びその中の引用文献に見出すことができる。
発明(IA)の化合物は、有機/医薬品化学の当業者によく知られている化学的変換を利用する以下のスキームに従って調製することができる。これらの変換の多くに対する言及は、Marchの、Advanced Organic Chemistry Reactions,Mechanisms,and Structure,Fifth Edition by Michael B.Smith and Jerry March,Wiley−Interscience,New York,2001又は、合成有機化学のトピックについての、他の標準的な教科書において見出すことができる。
第5の態様においては、それを必要とする対象、例えば、哺乳類又はヒトに対して、薬学的有効量の、本明細書に記載される、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物を投与する工程を有する、例えば、癌のような、過剰増殖性の疾患を治療する又は防止するための方法が提供される。
また、それを必要とする対象、例えば、哺乳類又はヒトに対して、薬学的有効量の、本明細書に記載される、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物を投与する工程を有する、IDOを阻害することによる、例えば、癌のような、過剰増殖性の疾患を治療する又は予防するための方法が提供される。
また、それを必要とする対象、例えば、哺乳類又はヒトに対して、薬学的有効量の、本明細書に記載される、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物を投与する工程を有する、例えば、特に限定されるものではないが、メラノーマ、甲状腺癌、バレット腺癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、胃癌、肺癌、腎癌、頭頚部癌、肝臓癌、胃癌、食道癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、血液癌、肝臓−胆嚢−胆管の癌、非小細胞肺癌、子宮内膜癌、血液癌、大腸結腸癌、組織球性リンパ腫、肺腺癌を含む、癌を治療するための又は予防するための方法が提供される。
また、それを必要とする対象、例えば、哺乳類又はヒトに対して、薬学的有効量の、本明細書に記載される、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物を投与する工程を有する、HIV/AIDSを治療する又は予防するための方法が提供される。
また、それを必要とする対象、例えば、哺乳類又はヒトに対して、抗レトロウイルス剤、及び薬学的有効量の、本明細書に記載される、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物を投与する工程を有する、抗レトロウイルス療法の有効性を増強するための方法が提供される。
また、本明細書においては、癌のために治療することを必要とする対象、例えば、哺乳類又はヒトに対して、薬学的有効量の、本明細書に記載される、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物を投与する工程を有する、IDO及び/又はTDOの阻害に反応性の癌を治療する方法が提供され、ここで、この癌には、特に限定されるものではないが、例えば、メラノーマ、甲状腺癌、バレット腺癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、胃癌、肺癌、腎癌、頭頚部癌、肝臓癌、胃癌、食道癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、血液癌、肝臓−胆嚢−胆管の癌、非小細胞肺癌、子宮内膜癌、血液癌、大腸結腸癌、組織球性リンパ腫、肺腺癌が含まれる。
また、本明細書においては、IDO及び/又はTDOの阻害に反応する癌の治療のための医薬の製造における、本明細書に記載される、式(IA)又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物から選ばれる化合物の使用が提供され、ここで、この癌には、特に限定されるものではないが、例えば、メラノーマ、甲状腺癌、バレット腺癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、胃癌、肺癌、腎癌、頭頚部癌、肝臓癌、胃癌、食道癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、血液癌、肝臓−胆嚢−胆管の癌、非小細胞肺癌、子宮内膜癌、血液癌、大腸結腸癌、組織球性リンパ腫、肺腺癌が含まれる。
また、本明細書においては、IDO及び/又はTDOの阻害に反応する癌の治療における、本明細書に記載される、式(IA)又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物から選ばれる化合物の使用が提供され、ここで、この癌には、特に限定されるものではないが、例えば、メラノーマ、甲状腺癌、バレット腺癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、胃癌、肺癌、腎癌、頭頚部癌、肝臓癌、胃癌、食道癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、血液癌、肝臓−胆嚢−胆管の癌、非小細胞肺癌、子宮内膜癌、血液癌、大腸結腸癌、組織球性リンパ腫、肺腺癌が含まれる。
式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物から選ばれる化合物は、単独で採用されてもよく、治療のための、少なくとも1つの他の治療剤との組み合わせで採用されてもよい。一部の態様においては、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物は、少なくとも1つの追加の治療剤と組み合わせて使用することができる。少なくとも1つの追加の治療剤は、例えば、抗過剰増殖性、抗癌剤、及び化学療法剤から選択することができる。本明細書に開示される、少なくとも1つの化合物、及び/又は少なくとも1つの薬学的に許容される塩は、少なくとも1つの他の治療剤と共に、単一の剤形で、又は別個の剤形として投与することができる。別個の剤形として投与される場合、少なくとも1つの他の治療剤は、本明細書に開示される少なくとも1つの化合物、及び/又は少なくとも1つの薬学的に許容される塩の投与の前、投与と同時に、又は投与の後に投与することができる。
“化学療法剤”は、作用機序にかかわらず、癌の治療に有用な化学化合物である。化学療法剤には、“標的療法”及び従来の化学療法で使用される化合物が含まれる。適切な化学療法剤は、例えば、アポトーシスを誘導する薬剤;ポリヌクレオチド(例えば、リボザイム);ポリペプチド(例えば、酵素);薬物;生物模倣物;アルカロイド;アルキルエージェント;抗腫瘍抗生物質;代謝拮抗剤;ホルモン;白金化合物;抗癌剤、毒素、及び/又は放射性核種と結合したモノクローナル抗体;生物学的応答修飾物質(例えば、IFN−αなどのインターフェロン、及びIL−2などのインターロイキン);養子免疫療法剤;造血成長因子;腫瘍細胞の分化を誘導する薬剤(例えば、オールトランスレチノイン酸);遺伝子治療試薬;アンチセンス療法試薬、及びヌクレオチド;腫瘍ワクチン;及び血管新生の阻害剤が含まれる。
化学療法剤の例としては、Erlotinib(TARCEVA(登録商標)、Genentech/OSI Pharm);ボルテゾミブ(VELCADE(登録商標)、Millennium Pharm);フルベストラント(FASLODEX(登録商標)、AstraZeneca);スニチニブ(SUTENT(登録商標)、Pfizer);レトロゾール(FEMARA(登録商標)、Novartis);イマチニブメシレート(GLEEVEC(登録商標)、Novartis);PTK787/ZK222584(Novartis);オキサリプラチン(Eloxatin(登録商標)、Sanofi);5−FU(5−フルオロウラシル);ロイコボリン;ラパマイシン(Sirolimus、RAPAMUNE(登録商標)、Wyeth);ラパチニブ(TYKERB(登録商標)、GSK572016、Glaxo Smith Kline);ラナファーニブ(SCH66336);ソラフェニブ(NEXAVAR(登録商標)、Bayer);イリノテカン(CAMPTOSAR(登録商標)、Pfizer)及びゲフィチニブ(IRESSA(登録商標)、AstraZeneca);AG1478、AG1571(SU5271、Sugen);トラメチニブ(GSK1120212);セルメチニブ(AZD6244);ビニメチニブ(MEK162);ピマサテブ;チオテパ及びCYTOXAN(登録商標)シクロホスファミド等のアルキル化剤;ブスルファン、インプロスルファン、及びピポスルファン等のアルキルスルホン酸塩;ベンゾドパ、カルボコン、メトレドパ、及びユーレドパ等のアジリジン;アルテレタミン、トリエチレンメラミン、トリエチレンホスホルアミド、トリエチレンチオホスホラミド、トリメチロールメラミン等のエチレンアミン及びメチルアミン;アセトゲニン(ブラタシン及びブラタシノン等);カンプトテシン(合成アナログトポテカン等);ブリオスタチン;カリースタチン;CC−1065及びそのアドゼレシン、カルゼレシン、及びビゼレシン合成類似体;クリプトフィシン(例えば、クリプトフィシン1、及びクリプトフィシン8);ドラスタチン;デュオカルマイシン及び合成類似体、例えば、KW−2189及びCB1−TM1;エリュテロビン;パンクラティスタチン;サルコジチイン;スポンジスタチン;クロラムブシル、クロロマファジン、クロロホスファミド、エストラムスチン、イフォスファミド、メクロレタミン、メクロレタミンオキシド塩酸塩、メルファラン、ノベムビシン、フェンセリン、プレドニムスチン、トロホスファミド、ウラシルマスタード等の窒素マスタード;カルムスチン、クロロゾトシン、フォテムスチン、ロムスチン、ニムスチン、及びランニムナスチン等のニトロソ尿素;エイジイン抗生物質等の抗生物質(例えば、カリケアマイシン、例えばカリケアマイシンガンマ1I、及びカリケアマイシンオメガI1(Angew Chem.Intl.Ed.Engl.(1994)33:183−186);ダイネマイシンAのようなダイネマイシン;クロドロネートのようなビスホスホネート類;エスペラマイシン;並びにネオカルジノスタチン発色団及び関連する色素タンパク質エイジイン抗生物質発色団、アクラシノマイシン類、アクチノマイシン、オートマイシン、アザセリン、ブレオマイシン、カクシノマイシン、カラビシン、カミノマイシン、カルジノフィリン、クロモマイシン、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、デトルビシン、6−ジアゾ−5−オキソ−L−ノルロイシン、ADRIAMYCIN(登録商標)(ドキソルビシン)、モルホリノ−ドキソルビシン、シアノモルホリノ−ドキソルビシン、2−ピロリノ−ドキソルビシン、及びデオキシドキソルビシン)、エピルビシン、エソルビシン、イダルビシン、マルセロマイシン、マイトマイシンC等のマイトマイシン、ミコフェノール酸、ノガラマイシン、オリボマイシン、ペプロマイシン、ポルフィロマイシン、ピューロマイシン、ケラマイシン、ロドルビシン、ストレプトギンリン、ストレプトゾシン、ツベルシジン、ウベニメックス、ジノスタチン、ゾルビシン; メトトレキセート及び5−フルオロウラシル(5−FU)等の抗代謝物;デノプテリン、メトトレキセート、プテロプテリン、トリメトレキセート等の葉酸類似体; フルダラビン、6−メルカプトプリン、チアミプリン、チオグアニン等のプリン類似体;アンシタビン、アザシチジン、6−アザウリジン、カルモフール、シタラビン、ジデオキシウリジン、ドキシフルリジン、エノシタビン、フロクスウリジンなどのピリミジン類似体;カロテストロン、プロピオン酸ドロモスタノロン、エピチオスタノール、メピトステスタン、テストラクトンなどのロゲン類;フォリン酸等の葉酸補充剤; アセグラトン;アルドホスファミドグリコシド;アミノエブリン酸;エニルウラシル;アムサクリン;ベストラブシル;ビスアントレン;エダトレキサート;デフォファミン;デメコルシン;ジアジキノン;エルフォルミチン;酢酸エリプチニウム;エポチロン;エトグルシド;硝酸ガリウム;ヒドロキシウレア;レンティナン;ロニダイニン;メイタンシン及びアンサマイトシン等のマイタンシノイド;ミトグアゾン;ミトキサントロン;モピダンモール;ニトラエリン;ペントスタチン;フェナメット;ピラルビシン;ロゾキサントロン;ポドフィリン酸;2−エチルヒドラジド;プロカルバジン;PSK(登録商標)多糖複合体(JHS Natural Products、ユージーン、オレゴン);ラゾキサン;リゾキシン;シゾフラン;スピロゲルマニウム;テヌアゾン酸;トリアジクノン;2,2’,2’’−トリクロロトリエチルアミン;トリコテセン(例えば、T−2毒素、ベラクリンA、ロリジンA、及びアンギジン);ウレタン;ビンデシン;ダカルバジン;マンノムスチン;ミトブロニトール;ミトラクトール;ピポブロマン;ガシトシン;アラビノシド(“Ara−C”);シクロホスファミド;チオテパ;TAXOL(登録商標)(パクリタキセル;Bristol−Myers Squibb Oncology、プリンストン、ニュージャージー)、ABRAXANE(登録商標)(発色団なし)、パクリタクセルのアルブミン加工ナノ粒子製剤(American Pharmaceutical Partners、ショーンバーグ、イリノイ)及びTAXOTERE(登録商標)(ドキセタクセル;Rhone−Poulenc Rorer、アントニー、フランス)等のタキソイド類;クロランブシル;GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン);6−チオグアニン;メルカプトプリン;メトトレキサート;プラチナ類似体、例えば、シスプラチン及びカルボプラチン;ビンブラスチン;エトポシド(VP−16);イホスファミド;ミトキサントロン;ビンクリスチン;NAVELBINE(登録商標)(ビノレルビン);ノヴァントロン;テニポシド;エダトレキセート;ダウノマイシン;アミノプテリン;カペシタビン(XELODA(登録商標));ib及びロナティ;CPT−11;トポイソメラーゼ阻害剤RFS2000;ジフルオロメチルオルニチン(DMFO);レチノイン酸等のレチノイド類;上記のいずれかの薬学的に許容される塩、酸及び誘導体を含む。
“化学療法剤”は、例えば、(i)抗エストロゲン及び選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERMs)等の腫瘍に対するホルモン作用を調節又は阻害するよう作用する抗ホルモン剤であって、例えば、タモキフェン(NOLVADEX(登録商標);クエン酸タモキフェンを含む)、ラロキシフェン、ドロロキシフェン、4−ヒドロキシタモキシフェン、トリオキシフェン、ケオキシフェン、LY117018、オナプリストン、及びFARESTON(登録商標)(クエン酸トレミフェン)を含む抗ホルモン剤;(ii)例えば、4(5)−イミダゾール類、アミノグルテチミド、MEGASE(登録商標)(酢酸メゲステロール)、AROMASIN(登録商標)(エキセメスタン;Pfizer)、ホルメスタニ、ファドロゾール、RIVISOR(登録商標)(ボロゾール)、FEMARA(登録商標)(レトロゾール、Novartis)、ARIMIDEX(登録商標)(アナストロゾール;AstraZeneca)等、副腎皮質ステロイド中のエストロゲン産生を調節する酵素アロマターゼを阻害するアロマターゼ阻害剤;(iii)フルタミド、ニルタミド、ビカルタミド、ロイプロリド、及びゴセレリン等の抗−ロゲン類及びロゲン類;並びにトロキサシタビン(1,3−ジオキソランヌクレオシドシトシン類似体);(iv)MEK1/2阻害剤、例えばトラメチニブ、セルメチニブ、ピマセルチブ及びGDC−0973のようなタンパク質キナーゼ阻害剤;(v)脂質キナーゼ阻害剤;(vi)例えばPKC−アルファ、Ralf、及びH−Rasのような、異常な細胞増殖に関与するシグナル伝達経路における遺伝子の発現を阻害するものようなアンチセンスオリゴヌクレオチド;(vii)VEGF発現インヒビター(例えば、ANGIOZYME(登録商標))及びHER2発現インヒビター等のリボザイム;(viii)ロピナビル、インジナビル、ネルフィナビル、アンプレナビル、ダルナビル、及びアタザナビル等の抗レトロウイルスプロテアーゼ阻害剤;(ix)例えば、ALLOVECTIN(登録商標)、LEUVECTIN(登録商標)、及びVAXID(登録商標)等の遺伝子治療ワクチン等のワクチン;PROLEUKIN(登録商標)rIL−2;LURTOTECAN(登録商標)のようなトポイソメラーゼ1阻害剤;ABARELIX(登録商標)rmRH;(x)ベバシズマブ(AVASTIN(登録商標)、Genentech)のような抗血管新生剤;及び(xi)上記のいずれかの薬学的に許容される塩、酸、及び誘導体から選択することができる。
“化学療法剤”は、例えば、アレムツズマブ(Campath)、ベバシズマブ(AVASTIN(登録商標)、Genentech);セツキシマブ(ERBITUX(登録商標)、Imclone);パニツムマブ(VECTIBIX(登録商標)、Amgen)、リツキシマブ(RITUXAN(登録商標)、Genentech/Biogen Idec)、ペルツズマブ(OMNITARG(登録商標)、2C4、Genentech)、トラスツズマブ(HERCEPTIN(登録商標)、Genentech)、トシツモマブ(Bexxar、Corixia)、及び抗体薬物複合体であるゲムツズマブオゾガマイシン(MYLOTARG(登録商標)、Wyeth)等の治療用抗体から選択することもできる。
式(IA)及び/又は(IB)又は(IV)の化合物、その立体異性体、及び薬学的に許容される塩から選択される化合物と組み合わせて、化学療法剤としての治療可能性を有するヒト化モノクローナル抗体は、例えば、アレムツズマブ、アポリズマブ、アセリツマブ、アトリズマブ、バピノイズマブ、ベバシズマブ、BGB−A317、BGB−A333、ビバツマブ・メルタンシン、カンツズマブ・メルタンシン、セデリズマブ、セトリズマブ・ペゴール、シドフスツズマブ、シドツズマブ、ダクリズマブ、エクリズマブ、エファリズマブ、エロツズマブ、エプラツズマブ、エルリズマブ、フェルビズマブ、フォントリズマブ、ゲムツズマブ・オゾガミシン、イノツムマブ・オゾガミシン、イピリムマブ、ラベツズマブ、リンツズマブ、mpdl3280A、マツズマブ、medi4736、メポリズマブ、モトビズマブ、モトビズマブ、ナタリズマブ、ニモツズマブ、ノロビズマブ、ヌマビズマブ、オクレリズマブ、オマリズマブ、パリビズマブ、パスコリズマブ、ペコフシツズマブ、ペツズマブ、ペムブロルジマ、ペムツズマブ、ペキセリズマブ、ラリビズマブ、ラニビズマブ、レスリビズマブ、レスリズマブ、レシビズマブ、ロベリズマブ、ルプリズマブ、シブロツズマブ、シプリズマブ、ソンツズマブ、タカツズマブ・テトラキセタン、タドシズマブ、タリズマブ、テフィバズマブ、トシリズマブ、トラリズマブ、トラスツズマブ、トレメリズマブ、トコツズマブ・セルモリューキン、トゥクシツズマブ、ウマビズマブ、ウルトキサズマブ、及びビシリズマブから選択することができる。
第6の態様においては、本明細書に記載の式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩、及び薬学的に許容される担体、希釈剤、又はアジュバントを含む医薬組成物が提供される。
また、本明細書においては、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩、及び少なくとも1つの薬学的に許容される担体から選択される化合物を含む組成物が提供される。
任意の所定の場合における最も適切な経路は、特定の宿主、及び活性成分が投与される状態の性質及び重症度に依存するが、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物を含む組成物は、経口、局所的に、経直腸的に、非経口的に、吸入スプレーによって、又は移植されたリザーバーによって、等、様々な公知の方法により投与される。本明細書で使用される用語“非経口”は、皮下、皮内、静脈内、筋肉内、関節内、動脈内、滑液嚢内、胸骨内、くも膜下腔内、病巣内、及び頭蓋内注射又は注入技術を含む。本明細書に開示された組成物は、単位投薬形態で簡便に提供され、当業者に周知の方法のいずれかによって調製することができる。
式(IA)及び/又は(IB)から選択される化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩は、カプセル剤、錠剤、トローチ剤、糖衣錠、顆粒剤等の固体剤形、又はエリキシル剤、シロップ剤、エマルジョン剤、分散剤、及び懸濁剤のような液体剤形で投与することができる。本明細書に開示される式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物は、滅菌液体剤形、例えば分散液、懸濁液、又は溶液の形で非経口投与することもできる。本明細書に開示される式(IA)及び/又は(IB)から選択される化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩を投与するために、局所投与のための軟膏、クリーム、滴剤、経皮パッチ、又は粉末としての、眼内投与用の眼科用溶液又は懸濁液製剤、すなわち点眼剤としての、吸入又は鼻腔内投与用のエアロゾルスプレー又は粉末組成物としての、直腸投与又は膣投与用のクリーム、軟膏、スプレー、又は坐薬としての他の投与剤形を使用することもできる。
本明細書に開示される少なくとも1つの化合物及び/又はその少なくとも1つの薬学的に許容される塩と、ラクトース、デンプン、セルロース誘導体、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸等の粉末キャリアを含むゼラチンカプセルもまた、使用することができる。圧縮錠剤を製造するために、同様の希釈剤を用いることができる。錠剤及びカプセルの両方は、ある期間にわたって薬物の連続的な放出を提供するための持続放出製品として製造することができる。圧縮錠剤は、不快な味をマスクし、錠剤を大気から保護するために、糖衣又はフィルムコーティングされてもよく、又は胃腸管における選択的崩壊のために腸溶性コーティングがなされてもよい。
一般に、水、適切な油、生理食塩水、水性デキストロース(グルコース)、及び関連する糖溶液及びプロピレングリコール又はポリエチレングリコールのようなグリコール類は、非経口溶液に適した担体の例とすることができる。非経口投与のための溶液は、本明細書に記載の少なくとも1つの化合物の水溶性塩、少なくとも1つの適切な安定化剤、及び必要に応じて少なくとも1つの緩衝物質を含んでいてもよい。亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、又はアスコルビン酸等の抗酸化剤は、単独で又は組み合わせて、適切な安定化剤の例となりうる。適切な安定化剤の例として、クエン酸及びその塩及びEDTAナトリウムを使用することもできる。さらに、非経口溶液は、例えば、塩化ベンザルコニウム、メチル−及びプロピルパラベン、及びクロロブタノールから選択される少なくとも1つの保存剤をさらに含んでいてもよい。
薬学的に許容される担体は、例えば、組成物の有効成分と適合する(及びいくつかの態様では、有効成分を安定化することができる)担体であって、治療される対象に有害でない担体から選択される。例えば、シクロデキストリン(本明細書に開示される少なくとも1つの化合物及び/又は少なくとも1つの薬学的に許容される塩と特異的でより可溶性の複合体を形成することができる)等の可溶化剤は、有効成分の送達のための医薬賦形剤として利用することができる。他の担体の例には、コロイド状二酸化ケイ素、ステアリン酸マグネシウム、セルロース、ラウリル硫酸ナトリウム、及びD&C Yellow#10のような顔料が含まれる。適切な薬学的に許容される担体は、当該技術分野における標準的な参考文献であるRemington’s Pharmaceutical Sciences,A.Osolに記載されている。
本明細書に開示される式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物は、インビボアッセイによって癌を治療する有効性について更に試験されることができる。例えば、本明細書に開示される少なくとも1つの化合物及び/又はその少なくとも1つの薬学的に許容される塩は、癌を有する動物(例えば、マウスモデル)に投与することができ、その治療効果にアクセスすることができる。そのような試験の1以上における肯定的な結果は、知識の科学的な貯蔵庫を増加させるために十分であり、したがって、試験した化合物及び/又は塩の実用性を実証するために十分である。その結果に基づいて、ヒト等の動物のための適切な用量範囲及び投与経路も決定することができる。
吸入による投与のために、本明細書中に開示される式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又は薬学的に許容されるその塩から選択される化合物は、加圧パック又は噴霧器からのエアロゾルスプレーの提示の形態で都合よく送達されてもよい。本明細書に開示される式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物はまた、調剤されてもよい粉末として送達されてもよく、粉末組成物は、吹送粉末吸入器の補助の下、吸入されてもよい。吸入のための1つの例示的な送達系は、本明細書に開示される式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物の、例えば、フルオロカーボン及び炭化水素から選択される、少なくとも1つの適切な噴射剤中での懸濁液又は溶液として調剤されてもよい、定量吸入(MDI)エアロゾルであってもよい。
眼内投与のためには、適切な眼科用ビヒクル中の、本明細書に開示される式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物の、適切な重量百分率の溶液又は懸濁液を用いて眼科用調製物を処方して、本明細書に開示される式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又は少なくとも1つのその薬学的に許容される塩から選択される化合物を十分な時間、眼表面と接触させて、上記化合物を眼の角膜及び内部領域に浸透させる。
本明細書に開示される、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物の投与のための有用な薬学的投与形態は、特に限定されるものではないが、硬質及び軟質ゼラチンカプセル、錠剤、非経口注射剤、及び経口懸濁液が挙げられる。
投与される投薬量は、年齢、レシピエントの健康及び体重、疾患の程度、同時治療の種類、もしあれば、治療頻度、及び望まれる効果の性質などの因子に依存する。一般的に、活性成分の1日投与量は、例えば、1日当たり0.1ミリグラムから2000ミリグラムで変動しうる。例えば、1日に1回又は複数回10ミリグラムから500ミリグラムが、望まれる結果を得るために有効でありうる。
いくつかの態様においては、本明細書に開示される、粉末の形態の、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、それらの立体異性体、及びそれらの薬学的に許容される塩から選択される化合物を100ミリグラム、ラクトース150ミリグラム、セルロース50ミリグラム、ステアリン酸マグネシウム6ミリグラムを、それぞれ、標準的な2ピース硬ゼラチンカプセルに充填することによって、多数の単位カプセルを調製することができる。
一部の態様において、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物と、大豆油、綿実油、又はオリーブ油等の消化性油との混合物は、容積式ポンプを用いて調製し、ゼラチンに注入して、有効成分100ミリグラムを含有する軟ゼラチンカプセルを形成する。このカプセルは洗浄し、乾燥される。
一部の態様においては、投与単位が、例えば式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物100ミリグラム、コロイド状二酸化ケイ素0.2ミリグラム、ステアリン酸マグネシウム5ミリグラム、微結晶性セルロース275ミリグラム、デンプン11ミリグラム、及びラクトース98.8ミリグラムを含むように、多数の錠剤を従来の手順によって調製することができる。適切なコーティングを施して嗜好性を高めたり、吸収を遅らせることができる。
いくつかの実施形態では、注射による投与に適した非経口組成物は、1.5重量%の、本明細書に開示される少なくとも1つの化合物、及び/又は少なくとも1つのエナンチオマー、ジアステレオマー、又は薬学的に許容されるその塩を、10体積%のプロピレングリコールで攪拌することにより調製することができる。この溶液を注射用水で予期された体積に調製し、滅菌する。
一部の態様においては、水性懸濁液を経口投与用に調製することができる。例えば、細かく分割された、式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物100ミリグラム、カルボキシメチルナトリウムセルロース100ミリグラム、安息香酸ナトリウム5ミリグラム、ソルビトール溶液,USP 1.0グラム、及びバニリン0.025ミリリットルを含む水性懸濁液それぞれ5ミリリットルを使用することができる。
式(IA)及び/又は(IB)の化合物、又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩から選択される化合物が段階的に、又は少なくとも1つの他の治療剤と一緒に投与される場合、同じ剤形を一般に使用することができる。薬物が物理的に組み合されて投与される場合、剤形及び投与経路は、併用薬物の適合性に応じて選択されるべきである。したがって、“共投与”という用語は、少なくとも2つの薬剤を同時に又は連続して、又は少なくとも2つの活性成分の固定用量組み合わせとして投与することを含むと理解される。
本明細書に開示される式(IA)及び/又は(IB)の化合物、その立体異性体、及びその薬学的に許容される塩から選択される化合物は、単独の活性成分として、又は例えば、患者の癌を治療するのに有用であることが知られている他の活性成分から選択された少なくとも1つの第2の活性成分と組み合わせて投与されうる。
以下の実施例は、純粋に例示的なものであり、決して限定するものではないと考えられるべきである。使用される数値(例えば、量、温度等)に関して正確性を確保するための努力がなされているが、多少の実験誤差及び偏差が考慮されるべきである。他に指示がない限り、温度は摂氏である。試薬は、Sigma−Aldrich、Alfa Aesar、又はTCIのような商業的な供給元から購入し、特に断らない限り、さらなる精製を行わずに使用した。
他に指示がない限り、以下に示す反応は、陽圧の窒素又はアルゴン下で、又は乾燥管を用いて無水溶媒中で実施した;反応フラスコに、シリンジを介して基質及び試薬を導入するためのゴム隔壁を取り付けた;そして、ガラス器具をオーブン乾燥及び/又は加熱乾燥した。
特に明記しない限り、シリカゲルカラムを有するBiotageシステム(製造業者:Dyax Corporation)又はシリカSepPakカートリッジ(Waters)上でカラムクロマトグラフィー精製を行ったか、又は事前にパックされたシリカゲルカートリッジを用いたTeledyne Isco Combiflash精製システムで行った。
1H NMRスペクトルは、400MHzで動作するVarian機器で記録した。1H−NMRスペクトルは、溶媒として、CDCl3、CD2Cl2、CD3OD、D2O、d6−DMSO、d6−アセトン、又は(CD3)2COと、参照標準として、テトラメチルシラン(0.00ppm)又は残留溶媒(CDCl3:7.25ppm;CD3OD:3.31ppm;D2O:4.79ppm;d6−DMSO:2.50ppm;d6−アセトン:2.05;(CD3)2CO:2.05)を使用して取得した。ピーク多重度が報告される場合、以下の略語が使用される:s(一重線)、d(二重線)、t(三重線)、q(四重線)、qn(五重線)、sx(六重線)、m(多重線)、br(広がった線)、dd(二重線の二重線)、dt(三重線の二重線)。結合定数は、与えられる場合、ヘルツ(Hz)で報告される。試薬を除くすべての化合物名は、ChemDrawバージョン12.0によって生成された。
以下の実施例では、以下の略語を使用する:
AcOH 酢酸
Aq 水溶液
ブライン 飽和塩化ナトリウム水溶液
Bn ベンジル
BnBr ベンジルブロマイド
CH2Cl2 ジクロロメタン
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
Dppf 1,1”−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
DBU 1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン
DIEA又はDIPEA N、N−ジイソプロピルエチルアミン
DMAP 4−N,N−ジメチルアミノピリジン
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
EtOAc 酢酸エチル
EtOH エタノール
Et2O又はエーテル ジエチルエーテル
g グラム
h又はhr 時間
HATU O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸
HCl 塩酸
HPLC 高速液体クロマトグラフィー
IPA 2−プロパノール
i−PrOH イソプロピルアルコール
mg ミリグラム
mL ミリリットル
Mmol ミリモル
MeCN アセトニトリル
MeOH メタノル
Min 分
ms又はMS 質量スペクトル
Na2SO4 硫酸ナトリウム
PE 石油エーテル
PPA ポリリン酸
Rt 保持時間
Rt又はrt 室温
TBAF フッ化テトラブチルアンモニウム
TBSCl tert−ブチルジメチルシリルクロライド
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
TLC 薄層クロマトグラフィー
μL マイクロリットル
実施例A:5−置換イミダゾ[1,5−a]ピリジン類の合成
実施例A001:シクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル
2,6−ピリジンジカルボン酸ジエチルエステル(27.9g、0.125mol)及びNaBH4(3.8g、0.1mol)を乾燥THF(250mL)に溶解し、湿気から保護しつつ2時間還流した。溶媒を除去し、水(50mL)を加えた。10分間撹拌した後、混合物をEA(200mL×2)で抽出した。有機相を合わせ、MgSO4で乾燥させ、溶媒を減圧下で蒸発させた。残渣をPE/EA=1:1のシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、生成物を無色固体として得た(収率41%で28g)。1H NMR(DMSO−d6)8.00(t,1H,J=7.6Hz),7.91(d,1H,J=7.2Hz),7.71(d,1H,J=7.6Hz),5.56(t,1H,J=6.0Hz),4.62(d,2H,J=6.0Hz),4.34(q,2H,J=7.2Hz),1.33(d,3H,J=7.2Hz)。
工程2:6−(クロロメチル)ピコリン酸エチル
十分に乾燥した6−(ヒドロキシメチル)ピリジン−2−カルボン酸エチルエステル(28g、154mmol)をDCM(400mL)に溶解し、これに0℃でSOCl2(56mL)を滴下して加えた。90分後、溶液を室温にし、過剰のSOCl2を加熱せずに減圧下で除去した。油状残渣にDCM(500mL)を加え、溶液を飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を蒸発させると、橙色の油状物として2−(クロロメチル)ピリジン−6−カルボン酸エチルエステル(収率100%で31g)が得られた。1H NMR(DMSO−d6)8.01−8.08(m,2H),7.81(d,1H,J=7.2Hz),4.86(s,2H),4.37(q,2H,J=6.0Hz),1.34(t,3H,J=7.2Hz)。
工程3:6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル
無水DMF(210mL)中の2−(クロロメチル)ピリジン−6−カルボン酸エチルエステル(59g、270mmol)に、室温でナトリウムフタルイミド(54g、320mmol)をゆっくりと加え、混合物を一晩撹拌した。次いで、反応混合物を遠心分離し、溶媒を減圧下で除去し、残渣をH2O(200mL)及びEA(300mL)に懸濁し、次いで濾過して粗生成物を白色固体として得た。(収率88%で74g)。1H NMR(DMSO−d6)δ7.88−7.96(m,6H),7.64(dd,1H,J=7.2Hz),4.98(s,2H),4.24(q,2H,J=6.4Hz),1.17(t,3H,J=7.2Hz)。
工程4:6−(アミノメチル)ピコリン酸エチル
EtOH(1000mL)中の6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル(80g、258mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(13mL、98%)を室温で添加し、混合物を80℃で2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、濾過して白色の沈殿物を除去し、濾液にHCOOH(400mL)を加え、再度濾過して白色沈殿物を除去し、濾液を減圧下で蒸発させて粗生成物を、HCOOHを含有する油として得て、この粗生成物をさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程5:6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル
HCOOH(500mL)中の粗6−(アミノメチル)ピコリン酸エチル(258mmol)の溶液を80℃で4時間加熱した。次いで、室温に冷却し、溶媒を減圧下で蒸発させた後、HCl(500mL、1N)を残渣に添加した。次いでEA(200mL)で抽出し、水層をNaOHの飽和水溶液でpH=7から8に調整し、次いでEA(500mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を減圧下で蒸発させ、粗生成物を黄色油状物として得た(最後の2工程で収率40%で23g)。この粗生成物をさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程6:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
トルエン(400mL)中の6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル(23g、110mmol)の溶液にPOCl3(23mL)を室温で加え、混合物を80℃で2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、減圧下で溶媒を蒸発させた後、残渣にHCl(400mL、1N)を加え、EA(200mL×2)で抽出し、水層を単離し、NaOHの飽和水溶液でpHを7から8に調整した後、EA(400mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、減圧下で溶媒を蒸発させて粗固体(13g、収率62%)を褐色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ9.13(s,1H),7.98(d,1H,J=8.8Hz),7.67(s,1H),7.64(dd,1H,J=6.8Hz),4.24(q,2H,J=6.4Hz),1.39(t,3H,J=7.2Hz)。
工程7:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イルメタノール
EtOH(1L)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(36g、189mmol)の溶液に、80℃でNaBH4(14.3g、379mmol)をバッチ方式で添加し、混合物を80℃で1時間攪拌した。次いで溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣に水(100mL)を加え、EA(400mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、ろ過して固体を除去し、粗生成物(27.9g)を得て、この粗生成物をさらに精製することなく次の工程に使用した。1H NMR(DMSO−d6)δ8.33(s,1H),7.53(d,1H,J=8.8Hz),7.79−6.83(m,1H),6.68(dd,1H,J=6.4Hz),5.73(s,1H),4.76(s,2H)。
工程8:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イルメタノール
DCM(1L)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イルメタノール(17g、115mmol)の溶液に、Dess−Martin(59g、1.2当量)を一度に室温で加え、混合物を5時間撹拌した後、飽和NaHCO3水溶液をゆっくり加えてpH=6から7に調整し、有機層を単離し、H2O(500mL)を加え、次いで濃HClを添加してpH=2から3に調整し、水層を単離し、Na2CO3を加えてpH=7から8に調整し、EA(500mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、溶媒を減圧下で蒸発させて粗生成物を10g収率60%で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ9.95(s,1H),9.32(s,1H),8.11(d,1H,J=9.2Hz),7.78(dd,1H,J=6.4Hz),7.75(s,1H),7.10(dd,1H,J=8.8Hz)。
工程9:シクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
乾燥THF(200mL)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(1.46g、10mmol)の溶液に、N2気球を保護した状態で、0℃でシクロヘキシルマグネシウムクロリド(10mL、2M)を滴下して加えた。混合物を室温まで温めながら2時間ゆっくりと攪拌した。混合物に水(100mL)を加え、EA(100mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶出液PE/EA=3:2)で精製して1.4gを収率61%で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.48(s,1H),7.48(d,1H,J=6.8Hz),7.40(s,1H),6.78(dd,1H,J=8.8Hz),6.60(d,1H,J=6.4Hz),5.71(d,1H,J=4.4Hz),4.61(dd,1H,J=6.8Hz),1.87(m,2H),1.70(m,1H),1.60(m,2H),1.87(m,2H),1.31(m,1H),1.11(m,5H)。
実施例A001a及びA001b:(S)−シクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール化合物、及び(R)−シクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
ラセミ体A001a及びA001bのそれぞれのエナンチオマーは、25%メタノル/二酸化炭素を溶出液として使用した、Chiralpak AD上で分取HPLCを用いて分離された。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で溶出液として25%メタノル/二酸化炭素を含むChiralpak AD上でHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマーは4.8分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは6.9分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は1.1のものと同一であった。A001a及びA001bの絶対配置は、より有効な異性体A001aの結合モデルが、IDO1酵素とのA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ仮に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A001に記載されたものと同様の手順に従って、イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド及び対応するグリニャール試薬から実施例A002からA008を合成した。
実施例A002:シクロペンチル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ8.52(s,1H),7.51(d,1H,J=9.2Hz),7.43(s,1H),6.82(m,1H),6.67(d,1H,J=6.4Hz),5.75(d,1H,J=5.2Hz),4.64(dd,1H,J=5.2Hz),1.02−1.73(m,9H)。
実施例A003:シクロプロピル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ8.52(s,1H),7.55(d,1H,J=8.8Hz),7.44(s,1H),6.81(m,2H),5.73(d,1H,J=5.6Hz),4.33(dd,1H,J=6.0Hz),1.42(m,1H),0.61(m,1H),0.48(m,2H),0.36(m,1H)。
実施例A004:1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2,2−ジメチルプロパン−1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ8.68(s,1H),7.46−7.48(m,1H),7.37(s,1H),6.78−6.81(m,1H),6.59−6.61(m,1H),5.73−5.74(m,1H),4.81−4.82(m,1H),0.93(s,9H)。MS(ESI)m/e[M+1]+205。
実施例A005:1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−メチルプロパン−1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ8.53(s,1H),7.48−7.50(m,1H),7.41(s,1H),6.77−6.79(m,1H),6.63−6.64(m,1H),5.82−5.83(m,1H),4.65−4.68(m,1H),3.75−3.80(m,2H),3.17−3.20(m,1H),2.10−2.12(m,1H),1.68−1.72(m,1H),1.32−1.38(m,1H),1.12−1.16(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+233。
実施例A006:1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)プロプ−2−イン−1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ8.45(s,1H),7.60(d,1H,J=8.8Hz),7.48(s,1H),6.88(m,2H),6.59(d,1H,J=6.0Hz),5.82(m,1H),3.68(s,1H)。
実施例A007:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル(フェニル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.27(s,1H),7.49−7.55(m,3H),7.30−7.39(m,5H),6.85(t,1H,J=7.2Hz),6.69(d,1H,J=6.0Hz),6.48(d,1H,J=4.4Hz),6.08(d,1H,J=4.4Hz)。
実施例A008:(4−フルオロフェニル)(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ8.29(s,1H),7.52−7.56(m,3H),7.41(s,1H),7.19(t,2H,J=8.8Hz),6.84(dd,1H,J=8.8Hz),6.66(d,1H,J=6.4Hz),6.57(m,1H),6.09(d,1H,J=4.4Hz)。
実施例A009:シクロヘプチル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
窒素雰囲気下、Mg(2.4g、10mmol)とI2(100mg)をTHFに懸濁させ、ブロモシクロヘプタン(1.0mmol)を滴下し、反応が終了したとき、50℃でブロモシクロヘプタン(9.0mmol)を滴下して滴下し、混合物を2時間、室温で攪拌し、シクロヘプチルマグネシウムブロミドを得た。
THF(20mL)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(146mg、1mmol)の溶液にシクロヘキシルマグネシウムブロミド(4mmol)を0℃で10分間滴下した。混合物をNH4Cl水溶液(50mL)及びEA(50mL)でクエンチし、ブライン(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をPre−TLCにより精製して、黄色固体(W=20mg)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ8.46(s,1H),7.48−7.50(m,1H),7.41(s,1H),6.78−6.82(m,1H),6.63−6.65(m,1H),5.71−5.72(m,1H),4.63−4.66(m,1H),1.98−2.02(m,1H),1.32−1.79(m,13H)。MS(ESI)m/e[M+1]+245。
実施例A010:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタノール
実施例A009と類似の手順に従って、イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド及び4−ブロモテトラヒドロ−2H−ピランから実施例A010を合成した。1H NMR(DMSO−d6)δ8.46(s,1H),7.48−7.50(m,1H),7.41(s,1H),6.78−6.82(m,1H),6.63−6.64(m,1H),5.71−5.72(m,1H),4.59−4.61(m,1H),2.14−2.19(m,1H),0.95(d,3H,J=6.4Hz),0.84(d,3H,J=6.4Hz)。MS(ESI)m/e[M+1]+191。
実施例A013:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル(ピペリジン−4−イル)メタノール塩酸塩
工程1.4−(2−トシルヒドラゾノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−オキソピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(3.98g、20mmol)及び4−メチルベンゼンスルホノヒドラジド(3.92g、20mmol)をMeOH(50mL)に懸濁し、混合物を室温で一晩撹拌した。次いで減圧下で溶媒を除去して、精製せずに生成物として白色固体を得た(W=7.4g)。MS(ESI)m/e[M+1]+368
工程2.4−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボニル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−メチルプロパン−1−オール(146mg、1mmol)、4−(2−トシルヒドラゾノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(367mg、1mmol)及びCs2CO3(487.5,1.5mmol)を1,4−ジオキサン(10mL)に懸濁し、混合物を5時間還流した後、混合物をEA(100mL)及びブライン(50mL)でクエンチし、有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(EA/石油エーテル=1:10から1:0で溶出)で精製して、実施例A011(黄色油状物、w=80mg)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ9.42(s,1H),8.05−8.08(m,2H),7.69(s,1H),6.98−7.01(m,1H),4.00−4.04(m,2H),3.74−3.77(m,1H),2.93(m,2H),1.81−1.84(m,2H),1.38−1.50(m,12H)。MS(ESI)m/e[M+1]+330。
工程3.4−(ヒドロキシ(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
MeOH(5mL)中の4−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボニル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(75.80mg、0.23mmol)の溶液に、NaBH4(44mg、1.15mmol)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。残渣をPre−TLCにより精製して、実施例A012(W=60mg)を得た。1HNMR(DMSO−d6)δ8.51(s,1H),7.48−7.50(m,1H),741(s,1H),6.77−6.79(m,1H),6.63−6.64(m,1H),4.66−4.69(m,1H),3.90−4.02(m,2H),2.50−2.51(m,2H),1.99−2.04(m,1H),1.75(m,1H),1.20−1.38(m.,12H)。MS(ESI)m/e[M+1]+332。
工程4.イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル(ピペリジン−4−イル)メタノール塩酸塩
4−(ヒドロキシ(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(50mg)をHCl(気体)/EtOHに懸濁し、室温で3時間撹拌した後、減圧下で溶媒を除去して、実施例A013(w=41mg)を得た。1H NMR(CD3OD−d4)δ 9.69(s,1H),8.09(s,1H),7.08(m,1H),7.17−7.29(m,2H)),4.8(m,1H),3.28−3.31(m,2H),2.87−2.95(m,2H),2.18−2.33(m,2H),1.63−1.67(m.,3H)。MS(ESI)m/e[M+1]+232。
実施例A014:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル(1−メチルピペリジン−4−イル)メタノール
イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル(ピペリジン−4−イル)メタノール塩酸塩(30mg、0.13mmol)及び40%HCHO水溶液(0.1mL)をTHF/Et3N(5mL/0.1mL)に懸濁し、混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(49mg、0.26mmol)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。次いで、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(49mg、0.26mmol)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物をEA/H2O(50mL/50mL)でクエンチし、有機層をNa2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をPre−TLCにより精製して、実施例A014(w=6.0mg)を得た。1H NMR(CD3OD−d4)δ8.77(s,1H),7.48−7.49(m,2H),6.73−6.88(m,2H)),4.8(m,1H),3.20−3.35(m,2H),2.73−2.89(m,2H),2.45(s,3H),1.92−2.08(m,2H),0.81−1.75(m.,4H)。MS(ESI)m/e[M+1]+246。
実施例A015:5−(シクロヘキシルメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン
工程1:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸
THF(20mL)及び水(5mL)の混合物中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(2.0g、10.5mmol、実施例A001の工程6の化合物)に、室温で水酸化リチウム水和物(881mg、2当量)を加え、混合物を一晩撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、水(80mL)を残渣に加え、HCl(4N)でpH=6から7に調整し、黄色の沈殿物を濾過により集めて1.1gを収率65%で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ9.20(s,1H),7.90(d,1H,J=9.2Hz),7.61(s,1H),7.57(dd,1H,J=6.8Hz),6.90(dd,1H,J=9.2Hz)。
工程2:N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボキシアミド
EA(250mL)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸(0.5g、3.1mmol)の溶液に、Et3N(1.26g、4当量)、HATU(2.4g、2当量)を加え、混合物を15分間撹拌した後、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン(302mg、1当量)を加え、混合物を一晩撹拌した。水(50mL)を加え、有機層を単離し、ブライン(50mL×3)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を減圧下で蒸発させて粗生成物を得て、さらに精製することなく次の工程で使用した。1H NMR(DMSO−d6)δ8.35(s,1H),7.71(d,1H,J=9.2Hz),7.50(s,1H),7.01(dd,1H,J=6.8Hz),6.85(d,1H,J=9.2Hz),3.62(s,3H),3.38(s,3H)。
工程3:シクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノン
乾燥THF(20mL)中のN−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボキサミド(150mg、0.73mmol)の溶液に、−70℃、N2気球保護下で、シクロヘキシルマグネシウムクロライド(1.5mL、2M)を滴下し、混合物を2時間撹拌した後、水(20mL)を添加して、EA(20mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を減圧下で蒸発させて粗生成物を得て、Pre−TLC(PE/EA=3:1)によりさらに精製して化合物4を得た(収率18%で30mg)。1H NMR(DMSO−d6)δ9.44(s,1H),8.00−8.05(m,2H),7.68(s,1H),6.97−7.00(m,1H),3.53(s,1H),1.69−1.86(m,5.5H),1.43−1.51(m,4.5H)。
工程4:5−(シクロヘキシルメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン
エタン−1,2−ジオール(10mL)中のシクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノン(30mg、0.13mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(1mL)及びKOH(30mg、1.0当量)を加え、混合物を130℃で4時間加熱した。次いで、水(20mL)を加え、EA(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を減圧下で蒸発させて粗生成物を得て、さらにPre−HPLCにより精製して、収率18%で5.06mgを得た。1H NMR(DMSO−d6)δ8.39(s,1H),7.45(d,1H,J=9.2Hz),7.40(s,1H),6.76(dd,1H,J=9.2Hz),6.46(d,1H,J=6.4Hz),2.82(d,2H,J=7.2Hz),1.62−1.81(m,4H),1.02−1.23(m,5H)。
実施例A016:1−シクロヘキシル−1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール
乾燥THF(15mL)中のシクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノン(50mg、0.22mmol)の溶液に、メチルリチウム(0.3mL、1.6M)を−70℃で滴下し、混合物を15分間撹拌した。次いで、飽和NH4Cl水溶液(15mL)を加え、EA(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を減圧下で蒸発させて、Pre−TLCにより精製して4.36mgを収率8%で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ8.86(s,1H),7.49(d,1H,J=8.8Hz),7.43(s,1H),6.78(dd,1H,J=8Hz),6.57(d,1H,J=6.8Hz),5.64(s,1H),2.03−2.09(m,1H),1.91−1.94(m,4H),1.72−1.76(m,1H),1.53−1.58(m,5H),0.93−1.23(m,6H)。
実施例A001に記載のものと同様の手順に従って、イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド、及び対応するグリニャール試薬から実施例A017からA019を合成した。
実施例A017:1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ8.47(s,1H),7.50(d,1H,J=8.8Hz),7.43(s,1H),6.81(dd,1H,J=8.4Hz),6.67(d,1H,J=6.8Hz),5.85(d,1H,J=5.6Hz),5.08(m,1H),1.52(d,3H,J=6.8Hz)。
実施例A018:シクロブチル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ8.48(s,1H),7.48(d,1H,J=9.2Hz),7.40(s,1H),6.76(dd,1H,J=8.8Hz),6.55(d,1H,J=6.8Hz),5.79(m,1H),4.80(t,1H,J=6.8Hz),2.87−2.93(m,1H),1.97−2.06(m,2H),1.78−1.87(m,4H)。
実施例A019:1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−フェニルエタン−1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ8.53(s,1H),7.49(d,1H,J=9.2Hz),7.43(s,1H),7.18−7.23(m,5H),6.75(d,1H,J=8.8Hz),6.59(d,1H,J=6.4Hz),5.94(s,1H),5.11−5.13(m,1H),3.09−3.21(m,2H)。
実施例A020:7−クロロ−5−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)フルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン
DCM(10mL)中の4−((7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オン(30mg、0.1mmol))に0℃でDAST(32mg、2当量)を添加し、混合物を4時間撹拌した。次いで、飽和NaHCO3水溶液(10mL)を加え、DCM(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を減圧下で蒸発させて、粗生成物を得て、この粗生成物をPre−HPLCで精製して4.2mgを収率14%で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ8.52(s,1H),7.83(s,1H),7.48(s,1H),6.86(s,1H),5.78−5.91(m,1H),2.00−2.07(m,4H),1.81−1.90(m,2H),1.43−1.51(m,3H)。
実施例A021:7−クロロ−5−(シクロヘキシルフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン
1H NMR(DMSO−d6)δ8.52(s,1H),7.82(s,1H),7.47(s,1H),6.82(s,1H),5.70(dd,1H,J=8.0Hz),1.90−1.92(m,1H),1.73−1.76(m.1H),1.60−1.67(s,2H),1.09−1.34(m,7H)。
実施例A022:シクロヘキシル(8−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:6−ブロモ−2−(ブロモメチル)−3−フルオロピリジン
CCl4(40mL)中の6−ブロモ−3−フルオロ−2−メチルピリジン(1.9g、10mmol)及びN−ブロモスクシンイミド(NBS、1.98g、11.15mmol)の懸濁液に過酸化ベンゾイル(BPO、0.12g、0.5mmol)を添加した。得られた混合物を還流下で4時間撹拌した。混合物を室温に冷却した。沈殿物が形成され、固体が濾過された。濾液を濃縮して、褐色固体(3g、100%)を得て、これをさらに精製することなく次の工程に直接使用した。MS:M/e 270(M+2)+
工程2:2−((6−ブロモ−3−フルオロピリジン−2−イル)メチル)イソインドリン−1,3−ジオン
DMF(20mL)中の工程1の生成物(3g、10mmol)の溶液に、カリウム1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル(1.85g、10mmol)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。 この混合物に水(40mL)を添加し、白色沈殿物を形成させた。固体を濾過し、水(20ml)及びPE(20ml)で洗浄し、乾燥して、所望の生成物(2.2g、2工程で65%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.93−7.88(m,2H),7.78−7.74(m,2H),7.36(dd,J=8.4,3.6Hz,1H),7.29−7.23(m,1H),5.05(d,J=1.6Hz,2H)。ppm.MS:M/e 335(M+1)+
工程3:(6−ブロモ−3−フルオロピリジン−2−イル)メチルアミン
EtOH(20mL)中の工程2の生成物(2.2g、6.59mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(0.3g、6.59mmol)の溶液を添加した。溶液を還流下で3時間撹拌した。混合物を室温に冷却した。固体を濾過し、濾液を濃縮した。残渣にEA/PE(20mL/20mL)の溶液を加えた。得られた残渣を濾過し、濾液を濃縮して、所望の生成物(1.2g、粗収率として89%)を黄色油状物として得た。MS:M/e 205(M+1)+
工程4:N−((6−ブロモ−3−フルオロピリジン−2−イル)メチル)ホルムアミド
ギ酸(10mL)中の工程3の生成物(1.2g、5.88mmol)の溶液を100℃で56時間撹拌した。反応物を水(40mL)でクエンチし、EA(40mL×2)で抽出した。有機層を飽和NaHCO3水溶液、続いて飽和ブライン溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物(0.7g、51%)を固体として得て、これを次の工程で直接使用した。MS:M/e 233(M+1)+
工程5:5−ブロモ−8−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン
トルエン(10mL)中の工程4の生成物(0.7g、3mmol)の溶液に、POCl3(450mg、3mmol)を加えた。混合物を90℃で30分間撹拌した。反応物を室温に冷却し、飽和NaHCO3水溶液でクエンチし、(30mL×2)で抽出した。有機層を飽和ブライン溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をPE:EA=3:1で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(0.4g、62%)を黄色固体として得た。MS:M/e 215(M+1)+
工程6:8−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
EtOH(8mL)及びトルエン(1mL)中の工程5の生成物(0.3g、1.4mmol)の溶液にTEA(0.28g、2.8mmol)及びPd(dppf)Cl2(0.1g、0.14mmol)を加えた。得られた混合物を100℃で8時間、CO(約0.5MPa)下で撹拌した。得られた溶液を濃縮した。残渣をPE:EA=3:1で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(0.2g、69%)を黄色固体として得た。MS:M/e 209(M+1)+
工程7:(8−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH(5mL)中の工程6の生成物(0.2g、1mmol)の混合物に、NaBH4(76mg、2mmol)を添加した。得られた混合物を80℃で2時間撹拌した。反応をアセトン(2mL)でクエンチした。得られた溶液を濃縮した。残渣を水で洗浄し、EA(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで濃縮して、所望の生成物(160mg、粗製物)を白色固体として得た。MS:M/e 167(M+1)+
工程8:8−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
Dess−Martin試薬(424mg、1mmol)をCH2Cl2(10mL)中の工程7の生成物(160mg、粗製物)の溶液に加えた。溶液を室温で0.5時間撹拌した。溶液を水で洗浄し、CH2Cl2(30mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで濃縮し、PE:EA=3:1で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(150mg、100%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ9.93(s,1H),9.41(d,J=3.2Hz,1H),7.90−7.85(m,2H),7.04(dd,J=10.0,7.6Hz,1H)。ppm.MS:M/e 165(M+1)+
工程9:シクロヘキシル(8−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
THF(3mL)中の工程Hの生成物(33mg、0.2mmol)の溶液に、THF(0.17mL、1.3mol/L)中のシクロヘキシルマグネシウムクロライドの溶液を添加した。溶液を室温で0.5時間撹拌した。溶液を水で洗浄し、EA(30mL)で抽出した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで濃縮し、分取TLC(EA:PE=1:1)で精製して、所望の生成物(1.7mg)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ8.63(d,J=3.2Hz,1H),7.56(s,1H),6.70−6.55(m,2H),5.75(d,J=4.0Hz,1H),4.62(dd,J=7.2,3.6Hz,1H),1.91−1.58(m,5H),1.35−1.03(m,6H)ppm。MS:M/e 249(M+1)+
実施例A023:(8−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
実施例A023は、出発物質として5−ブロモ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル(実施例A118の合成における工程4の副生成物)を適切な条件下で使用して、実施例A118について記載したのと同様の手順に従って調製したが、これは、当業者には認識できるであろう。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ8.96(s,1H),7.68(s,1H),7.26(d,J=7.2Hz,1H),6.68(d,J=7.2Hz,1H),4.66(d,J=6.8Hz,1H),1.86(m,2H),1.65(m,4H),1.32(d,J=8.8Hz,1H),1.11(m,6H)ppm。MS:M/e 309/311(M+1)+。
実施例A024:(8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
工程1:5−クロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリノニトリル
EtOH:THF=2:1(30mL)中の3−クロロ−6−シアノピコリン酸エチル(6g、28.6mmol)の撹拌した溶液に、NaBH4(1.13g、30mmol)を加え、室温で湿気から保護しつつ、1.5時間撹拌した。溶媒を除去し、水(50mL)を加えた。10分間撹拌した後、混合物をEA(20ml×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=20:1から4:1)で精製して、生成物(2g、20%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO)δ8.20(d,J=8.2Hz,1H),8.03(d,J=8.2Hz,1H),4.67(s,2H)。LC−MS(M+H)+=169
工程2:5−クロロ−6−(クロロメチル)ピコリノニトリル
DCM(40mL)中の5−クロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリノニトリル(4.5g、26.6mmol)の撹拌した溶液に、0℃でSOCl2(6.37g)を滴下した。90分後、溶液を室温にし、過剰のSOCl2を加熱せずに減圧下で除去した。油状残渣にDCM(50mL)を加え、溶液を飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を蒸発させて、生成物(5.1g、98%)をオレンジ色の油状物として得た。LC−MS(M+H)+=187。
工程3:5−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリノニトリル
無水DMF(40mL)中の5−クロロ−6−(クロロメチル)ピコリノニトリル(4.3g、23mmol)の混合物に、室温でフタルイミドナトリウム(4.04g、21.85mmol)をゆっくり加え、混合物を一晩撹拌した。次いで、反応混合物を遠心分離し、溶媒を減圧下で除去し、残渣をH2O(20mL)及びEA(30mL)に懸濁し、次いで濾過して、生成物(6.8g、86%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO)δ8.30(d,J=8.2Hz,1H),8.05(d,J=8.2Hz,1H),7.98−7.88(m,4H),5.06(s,2H)。LC−MS(M+H)+=298
工程4:6−(アミノメチル)−5−クロロピコリノニトリル
EtOH(40mL)中の5−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリノニトリル(6.8g、23mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(4.04g、98%)を室温で添加し、混合物を80℃で2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、濾過して白色沈殿物を除去し、濾液にHCOOH(100mL)を添加し、再度濾過して白色沈殿物を除去し、濾液を蒸発させて粗生成物をHCOOH含有油として得て、この粗生成物をそれ以上精製することなく次の工程に使用した。LC−MS(M+H)+=168。
工程5:N−((3−クロロ−6−シアノピリジン−2−イル)メチル)ホルムアミド
HCOOH(40mL)中の6−(アミノメチル)−5−クロロピコリノニトリル(3.0g、17.86mmol)の混合物を80℃で4時間加熱した。室温に冷却し、溶媒を蒸発させた後、HCl(50mL、1N)を残渣に添加した。水層を飽和NaOH水溶液でpH=7から8に調整し、EA(20ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を蒸発させて粗生成物を 黄色油状物(1.5g)として得た。この粗生成物をさらに精製することなく次の工程に使用した。LC−MS(M+H)+=196。
工程6:8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボニトリル
トルエン(20mL)中のN−((3−クロロ−6−シアノピリジン−2−イル)メチル)ホルムアミド(1.8g、9.2mmol)の撹拌溶液に、POCl3(28g)を室温で添加した混合物を80℃で2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、溶媒を蒸発させた後、HCl(40mL、1N)を残渣に加え、EA(20mL×3)で抽出し、水層を単離し、飽和NaOH水溶液でpH=7から8に調整した後、EA(20ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、溶媒を蒸発させて、生成物(1.1g、67.9%)を褐色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO)δ8.72(s,1H),7.78(s,1H),7.67(d,J=7.4Hz,1H),7.16(d,J=7.4Hz,1H)。LC−MS(M+H)+=178。
工程7:8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸
EtOH(20ml)中の化合物9(0.2g、1.13mmol)及びKOH(0.19g、3.39mmol)の混合物を90℃で2時間撹拌した。TLC(DCM:MeOH=5:1、Rf=0.2)は、反応が完了したことを示した。室温に冷却し、溶媒を蒸発させた後、HCl(20mL、1N)を残渣に添加した。水層をpH=7から8に調整し、溶媒を減圧下で除去して、粗化合物7(0.3g、90%)を黄色固体として得た。この粗生成物をさらに精製することなく次の工程に使用した。LC−MS(M+H)+=197
工程8:8−クロロ−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボキサミド
化合物10(0.2g、1.02mmol)、HOBT(0.165g、1.22mmol)、EDCI(0.234g、1.22mmol)、Et3N(0.2g、2.04mmol)及びN,O−ジメチルヒドロキシルアミン(0.12g、1.22mmol)を室温で4時間撹拌した。TLC(PE:EA=1:1、Rf=0.2)は、反応が完了したことを示した。溶媒を減圧下で蒸発させた。混合物に飽和NH4Cl(20ml)を加え、EA(20ml×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させた。濾過し、濃縮して化合物8(0.29g、90%)を灰色固体として得た。LC−MS(M+H)+=240。
工程9:8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
EtOH(10mL)中の化合物8(0.29g、1.2mmol)の攪拌溶液に、NaBH4(68mg、1.8mmol)を加え、室温で2時間、湿気から保護しつつ撹拌した。溶媒を除去し、水(10mL)を添加した。10分間撹拌した後、混合物をEA(20ml×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物9(92mg、42%)を黄色固体として得た。LC−MS(M+H)+=183。
工程10:8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(10ml)中の化合物9(92mg、0.52mmol)の溶液に、Dess−Martin(424mg、1mmol)を一度に室温で加え、混合物を2時間撹拌した後、飽和NaHCO3水溶液をゆっくり加えてpH=6から7に調整し、有機層を単離し、H2O(50mL)を添加し、続いて濃塩酸を加えて、pH=2から3に調整し、水層を単離し、Na2CO3を加えてpH=7から8に調整し、EA(10mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、溶媒を蒸発させて、生成物(50mg、50%)を黄色固体として得た。LC−MS(M+H)+=181。
工程11:(8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
乾燥THF(15mL)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(146mg、1.0mmol)の溶液に、フェニルマグネシウムクロライド(1.0mL、2M)を0℃で、N2気球を保護しながら、滴下した。混合物を2時間室温までゆっくりと攪拌して温められた。混合物に水(20mL)を加え、EA(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を濃縮し、粗生成物をPre−TLC(溶出液としてDCM/MeOH=9:1)で精製して5.25mgを収率4%で得た。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.53(s,1H),7.42(s,2H),6.80(d,J=7.2Hz,1H),6.51(d,J=7.2Hz,1H),4.51(d,J=7.8Hz,1H),1.96(d,J=12.8Hz,1H),1.90−1.78(m,1H),1.69(dd,J=12.9,2.4Hz,1H),1.60−1.49(m,3H),1.29−1.01(m,4H),0.86−0.68(m,2H)。
実施例A025:1−(8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール
実施例A025は、8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド及び(シクロヘキシルメチル)マグネシウムクロライドを出発物質として使用し、当業者であれば理解できるであろう認識され得る適切な条件下で、実施例A024に記載の手順に従って調製した。1H NMR(400MHz,CD3OD−d4)δ8.45(d,J=0.8Hz,1H),7.43(d,J=0.8Hz,1H),6.32(d,J=7.2Hz,1H),6.57(d,J=7.2Hz,1H),4.95(dd,J=8.8,4.8Hz,1H),1.38−1.62(m,7H),1.09−1.21(m,4H),0.89−0.96(m,2H)。MS:M/e 309/311(M+1)+。
実施例A026:7−クロロ−5−(シクロヘキシルメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン
工程1:7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸
THF(15mL)及び水(5mL)の混合物中の7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(0.5g、2.2mmol)の溶液に、水酸化リチウム(370mg、4当量)を室温で加え、混合物を一晩撹拌した。減圧下で溶媒を蒸発させ、水(10mL)を残渣に加え、HCl(4N)でpH=6から7に調整し、黄色の沈殿物を濾過により回収して、収率59%で256mgを得た。[M+H]+=197。
工程2:7−クロロ−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボキサミド
DMF(15mL)中の7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸(256mg、1.3mmol)の溶液に、Et3N(265mg、2当量)、HATU(494mg、1当量)を加え、混合物を15分間撹拌した後、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン(127mg、1当量)を加え、混合物を一晩撹拌した。水(35mL)を加え、有機層を単離し、ブライン(20mL×3)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を減圧下で蒸発させて粗生成物を得て、粗生成物を、さらに精製することなく次の工程に移した。[M+H]+=240。
工程3:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノン
乾燥THF(20mL)中の7−クロロ−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボキサミド(311mg、1.3mmol)の溶液に、N2気球を保護した状態で、−70℃でシクロヘキシルマグネシウムクロライド(2.6mL、2M)を滴下し、混合物を2時間撹拌した後、水(20mL)を加え、EA(20mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を減圧下で蒸発させて粗生成物を得て、Pre−TLC(PE/EA=1:1)によりさらに精製して18mgを収率で30mgを得た。[M+H]+=263。
工程4:7−クロロ−5−(シクロヘキシルメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン
エタン−1,2−ジオール(10mL)中の(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノン(30mg、0.13mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(1mL)及びKOH(30mg、1.0当量)を加え、混合物を130℃で4時間加熱した。次いで、水(20mL)を加え、EA(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を減圧下で蒸発させて粗生成物を得、Pre−HPLCで更に精製して4.6mgを18%の収率で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.46(s,1H),7.64(d,1H,J=2.0Hz),7.39(s,1H),6.55(d,1H,J=2.0Hz),2.84(d,2H,J=7.2Hz),1.78−1.79(m,1H),1.62−1.81(m,5H),1.02−1.23(m,5H)。
実施例A101:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
工程1:4−クロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル
4−クロロピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル(32g、123mol)及びNaBH4(2.4g、62mmol)をEtOH(100mL)に溶解し、湿気から保護した状態で2時間還流した。溶媒を除去し、水(100mL)を添加した。10分間撹拌した後、混合物をEA(100mL×3)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、溶媒を減圧下で蒸発させた。残渣をPE/EA=1:1のシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、生成物を白色固体として得た(収率41%で11g)。
工程2:4−クロロ−6−(クロロメチル)ピコリン酸エチル
DCM(80mL)中の4−クロロ−6−(ヒドロキシシル)ピコリン酸エチル(11g、51mmol)の溶液に、室温でSOCl2(11mL)を滴下した。3時間後、溶液を室温に到達させ、過剰のSOCl2を加熱せずに減圧下で除去した。残渣を飽和NaHCO3水溶液でpH>7に調整し、EtOAc(100mL×2)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させた。溶媒を蒸発させると、2−(クロロメチル)ピリジン−6−カルボン酸エチルエステル(12.3g)が褐色の油状物として得られ、これをさらに精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI)m/e[M+1]+234。
工程3:4−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル
DMF(80mL)中の4−クロロ−6−(クロロメチル)ピコリン酸エチル(12.3g、53mmol)の溶液に、室温でナトリウムフタルイミド(12g、63.6mmol)をゆっくりと加え、混合物を一晩撹拌した。固体を濾過し、H2O(200mL)で洗浄した。残渣の固体をEt2Oに懸濁し、濾過し、濾過し、真空下で乾燥して、生成物(10g、56%)を白色固体として得た。1H NMR(CDCl3)δ 7.99(d,J=1.6Hz,1H),7.9−7.94(m,2H),7.76−7.81(m,2H),7.34(d,J=1.6Hz),5.11(s,2H),4.42(q,J=7.2Hz,2H),1.34(t,J=7.2Hz,3H)。MS(ESI)m/e [M+1]+345。
工程4:6−(アミノメチル)−4−クロロピコリン酸エチル
EtOH(60mL)中の4−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル(10g、29mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(1.5g、29mmol)を室温で添加し、混合物を90℃で2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、濾過して白色沈殿物を除去し、濾液にHCOOH(70mL)を加え、再び濾過して白色沈殿物を除去し、濾液を蒸発させて、HCOOH(9g)を含む粗生成物を褐色油として得て、この粗生成物を更に精製することなく次の工程に使用した。MS(ESI)m/e[M+1]+215。
工程5:4−クロロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル
HCOOH(100mL)中の粗6−(アミノメチル)−4−クロロピコリン酸エチル(9g、42mmol)の溶液を90℃で2時間加熱した。室温に冷却し、溶媒を蒸発させた後、HCl(500mL、1mmol/mL)を残渣に添加した。次いで、EA(80mL×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して固体と液体の混合物を得た。混合物にEtOAc(30ml)を添加し、固体を濾過し、濾液を濃縮して生成物(4.7g、47%)を褐色固体として得て、これをさらに精製することなく次の工程で使用した。
工程6:7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
トルエン(30mL)中の4−クロロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル(4.7g、19.3mmol)の溶液にPOCl3(4.7mL)を室温で加え、混合物を80℃で2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、溶媒を蒸発させた後、HCl(10mL、濃)及びH2O(20mL)を残渣に加え、EA(50mL×2)で抽出し、水層を単離し、飽和NaOH水溶液でpH=7.8に調整した後、EA(100×2)で抽出し、有機層を合わせ、溶媒を蒸発させて粗固体を得て、これをシリカ(100g)上、カラムクロマトグラフィーでさらに精製し、EtOAc(500mL)で溶出して生成物(2.25g、52%)を黄色固体として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+225。
工程7:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH(50mL)中の7−クロロイダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(2.25g、10mmol)の溶液に、室温で、NaBH4(0.5g、12mmol)をバッチ式で加え、混合物を90℃で2時間撹拌した。次に溶媒を蒸発させ、H2O(100mL)を残渣に添加した。固体を濾過し、乾燥して、生成物(2.1g、117%)を黄色固体として得て、これをさらに精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI)m/e[M+1]+183。
工程8:7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(60mL)及びTHF(40mL)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イルメタノール(2g、11mmol)の溶液に、Dess−Martin(9.3g、22mmol)を室温で加え、混合物を一晩撹拌した。得られた混合物にH2O(30mL)及びHCl(6mL)を加えた。水層をEtOAc(20ml×2)で抽出し、Na2CO3でpH>8に調整した。水層をEtOAc(50mL×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、生成物(770mg、39%)を褐色固体として得て、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI)m/e[M+1]+181。
工程9:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
乾燥THF(15mL)中の7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒドの溶液に、0℃でシクロヘキシルマグネシウムクロライド(1.3mL、1.3M)を、N2気球を保護した条件で滴下した。混合物を室温で30分間ゆっくりと加温しながら攪拌した。混合物に水(10mL)を加え、EA(20mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を濃縮し、粗生成物をpre−HPLC(PE/EA=1:1)で精製して、実施例A101の化合物(化合物2.1)(18mg、収率12%)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.53(s,1H),7.67(s,1H),7.40(s,1H),6.64(s,1H),5.85(d,1H,J=4.0Hz),4.65−4.68(m,1H),3.07−3.10(m,3H),1.57−1.83(m,5H)及び1.11−1.40(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+265。
実施例A101a及びA101b:(S)−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール化合物、及び(R)−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
ラセミA101a及びA101bのそれぞれのエナンチオマーを、25%メタノール/二酸化炭素を溶出液とするChiralpak IC上の分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で溶出液として25%メタノル/二酸化炭素を使用したChiralpak AD上でのHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマーは4.1分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは6.2分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性はA101のスペクトル特性と同一であった。
酵素及び細胞アッセイにおけるより強力な化合物A101aの絶対立体化学は、IDO1酵素との、その共結晶構造に基づいて、キラルα−炭素原子上の(S)−立体配置として割り当てられる。
A101a/IDO1共結晶(解像度=50.00−2.90オングストローム)
実施例A102:1−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール
実施例A101に記載したように、7−クロロイダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド及び(シクロヘキシルメチル)マグネシウムブロミドから実施例A012を合成した。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.42(s,1H),7.68(d,1H,J=2.0Hz),7.41(s,1H),6.67(s,1H),5.96(d,1H,J=3.2Hz),4.97−5.02(m,1H),1.87−1.90(m,1H),1.55−1.73(m,7H),1.11−1.23(m,3H),0.91−0.99(m,2H)。
実施例A102a及びA102b:(S)−1−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール化合物及び(R)−1−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール
ラセミA102a及びA102bのそれぞれのエナンチオマーを、100%メタノルを溶出液とするChiralpak ADでの分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で溶出液として100%メタノルを用いたChiralpak AD上でのHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマーは保持時間3.15分で溶出し、他のエナンチオマーは保持時間4.85分で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は、A102のものと同一であった。A102a及びA102bの絶対配置は、より強力な異性体A102aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A103:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロペンチル)メタノール
実施例A103は、実施例A101に記載のように、7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド及びシクロペンチルマグネシウムブロミドから合成した。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.55(s,1H),7.67(s,1H),7.40(s,1H),6.68(s,1H),5.88(d,1H,J=5.2Hz),4.68−4.72(m,1H),3.30(s,1H),2.45−2.51(m,1H)及び1.15−1.68(m,7H)。MS(ESI)m/e[M+1]+251。
実施例A104:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(4−メチルシクロヘキシル)メタノール
工程1:4−メチル−N'−(4−メチルシクロヘキシリデン)ベンゼンスルホヒドラジド
MeOH(10mL)中の4−メチルシクロヘキサン−1−オン(2.0g、17.85mmol)の溶液に、4−メチルベンゼンスルホノヒドラジド(3.32g、17.85mmol)を室温で添加し、混合物を一晩撹拌した。濃縮乾固した後、粗生成物に5mLのMeOHを加え、5分間超音波処理し、白色固体を分離し、濾過し、濃縮乾固して白色固形物2.99gを収率60.69%で得た。1H NMR(CDCl3)δ 7.85(d,2H,J=8.0Hz),7.44(s,1H,NH),7.30(d,2H,J=8.0Hz),2.64(m,1H),2.42(m,4H),2.11(m,1H),1.83(m,3H),1.62(m,1H),1.12(m,1H),0.92(d,2H,J=8.0Hz)。
工程2:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(4−メチルシクロヘキシル)メタノン
1,4−ジオキサン(15mL)中の(E)−N’−(ジヒドロ−2H−ピラン−3(4H)−イリデン)−4−メチルベンゼンスルホノヒドラジド(181mg、1.00mmol)の溶液に、室温で、4−メチル−N’−(4−メチルシクロヘキシリデン)ベンゼンスルホヒドラジド(276mg、1.00mmol)及びCs2CO3(487mg、1.50mmol)を加え、混合物を110℃でN2気球を保護しつつ、一晩撹拌した。濃縮して乾燥させた後、粗生成物に水20mLを加え、EA(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過して濃縮し、粗生成物をPre−TLC(溶出液DCM/MOH=15:1)で精製して、20.2%の収率で56mgを得た。ESI−MS m/z 277.1([M+H]+)。
工程3:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(4−メチルシクロヘキシル)メタノール
MeOH(5mL)中の(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(4−メチルシクロヘキシル)メタノン(56mg、0.2mmol)の溶液に、NaBH4(15mg、0.4mmol)を室温で添加し、混合物を5分間超音波処理した。0.5mLの水でクエンチし、濃縮乾固後、粗生成物をPre−TLC(溶出液 EA/PE=1:1)で精製して、淡黄色固体9.78mgを17.6%の収率で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.53(s,1H),7.67(d,1H,J=1.6Hz),7.40(s,1H),6.63(d,1H,J=1.6Hz),5.85(d,1H,J=1.6Hz),4.67(m,1H),1.59−1.84(m,4H),1.12−1.34(m,4H),0.81−0.94(m,5H)。
実施例A105:3−クロロ−N−(3−((7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキシル)ベンズアミド
工程1:(E)−(3−(2−トシルヒドラゾノ)シクロヘキシル)カルバミン酸tert−ブチルの合成
MeOH(50mL)中の(3−オキソシクロヘキシル)カルバミン酸tert−ブチル(8.4g、39mmol)の溶液に、4−メチルベンゼンスルホノヒドラジド(7.3g、39mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、溶媒を真空下で除去して、生成物(15.7g、100%)を白色固体として得て、これをさらに精製することなく次の工程で使用した。
工程2:(3−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボニル)シクロヘキシル)カルバミン酸tert−ブチルの合成
1,4−ジオキサン(50mL)中の7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(1.5g、8.2mmol)の溶液に、Cs2CO3(5.3g、16.4mmol)及び(E)−(3−(2−トシルヒドラゾノ)シクロヘキシル)カルバミン酸tert−ブチル(6.2g、16.4mmol)を加えた。混合物をN2下で110℃で一晩撹拌した。固体を濾過し、濾液を濃縮して粗生成物を得て、これをEA:PE=1:1で溶出するシリカ(100g)上のカラムクロマトグラフィーによりさらに精製して、生成物(1.2g、39%)を褐色油として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+378。
工程3:3−クロロ−N−(3−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボニル)シクロヘキシル)−ベンズアミドの合成
DCM(50ml)中の(3−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボニル)シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチル(500mg、1.3mmol)の溶液に、CF3COOH(3ml)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、混合物を濃縮して、(3−アミノシクロヘキシル)(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノンを得て、これを更に精製することなく次の工程に使用した。
THF(30ml)中の(3−アミノシクロヘキシル)(7−クロロイダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノンの溶液にEt3N(3ml)及び塩化3−クロロベンゾイル(0.2ml)を加えた。混合物を室温で5時間撹拌し、反応が完了した後、混合物にNaHCO3(飽和、20ml)を加え、EtOAc(50ml×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、生成物(500mg、92%)を褐色油状物として得て、これをさらに精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI) m/e[M+1]+416。
工程4:3−クロロ−N−(3−((7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)−シクロヘキシル)ベンズアミドの合成
EtOH(30ml)中の3−クロロ−N−(3−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボニル)シクロヘキシル)−ベンズアミド(500mg、1.2mmol)の溶液に、NaBH4(91mg、2.4mmol)を添加した。混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣にH2O(30ml)を加え、EA(30ml×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、これをさらにpre−HPLCで精製して、生成物(3mg、0.6%)を白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.71(s,1H),8.37−8.42(m,1H),7.71−7.88(m,3H),7.46−7.60(m,3H),6.72(s,1H),5.98(s,1H),4.74−4.84(m,2H),3.76−3.79(m,2H),1.94−2.03(m,3H),及び1.31−1.78(m,4H)。MS(ESI)m/e[M+1]+418。
実施例A106:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(1−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)メタノール
エーテル(5mL)中の1−((7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−カルボキシラート(50mg、0.15mmol)の溶液に、水素化アルミニウムリチウム(11mg、0.3mmol)を加え、混合物を濃縮乾固させた後、室温で24時間攪拌した。粗生成物に20mLの水を加え、EA(20mL×3)で抽出し、水層を濃縮乾固し、粗生成物をPre−TLC(EA/PE=1:1 溶出液)で生成し、5mgを11.3%の収率で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.68(s,1H),7.54(d,1H,J=1.6Hz),7.36(d,1H,J=0.4Hz),6.68(d,1H,J=1.6Hz),5.10(s,1H),4.84(s,1H),3.83(d,1H,J=11.2Hz),3.58(d,1H,J=11.2Hz),1.0−1.71(m,10H)。
実施例A107:シクロヘキシル(7−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール2,2,2−トリフルオロ酢酸
1H NMR(DMSO−d6)δ 9.08(s,1H),8.17(s,1H),7.71(s,1H),7.04(s,1H),4.67(m,1H),4.40(s,1H),1.60−1.82(m,5H),1.10−1.31(m,6H)。MS(ESI)m/e[M+1]+357。
実施例A108:シクロヘキシル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール2,2,2−トリフルオロ酢酸
工程1:7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
7−ヨードイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(948mg、3mmol)、シクロプロピルボロン酸(387mg、5mmol)、4,5−ビス−ジフェニルホスファニル−9,9−ジメチル−9H−キサンテン(174mg、0.3mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(275mg、0.3mmol)、及びK 2 CO 3(1251mg、9.0mmol)をトルエン(50mL)に懸濁し、混合物を窒素雰囲気下、5時間かけて、110℃に加熱した。混合物をH2O(150mL)及びEA(150mL)でクエンチし、ブライン(150mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(EA/石油エーテル=1:5−1:1で溶出)で精製して、黄色固体(w=600mg)を得た。MS(ESI)m/e[M+1]+231。
工程2:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH(20mL)に7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(400mg、1.74mmol)を懸濁し、室温でNaBH4(198mg、5.22mmol)を加えた。混合物を室温で4時間撹拌した。混合物をEA(100mL)及びH2O(100mL)でクエンチし、有機層をブライン(100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(EA/石油エーテル=1:5−1:0で溶出)で精製して、黄色油状物を得た(w=280mg)。MS(ESI)m/e[M+1]+189。
工程3:7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(10mL)中の(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール(140mg、0.76mmol)の溶液に、Dess−Martin試薬(647mg、1.53mmol)を室温で加えた。混合物を室温で4時間撹拌した。混合物をEA(100mL)及びH2O(50mL)でクエンチし、有機層をブライン(100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(EA/石油エーテル=1:10−1:1で溶出)で精製して、黄色固体(w=60mg)を得た。MS(ESI)m/e[M+1]+187。
工程4:シクロヘキシル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール2,2,2−トリフルオロ酢酸
THF(6mL)中の7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(60mg、0.32mmol)の溶液に、シクロヘキシルマグネシウムクロリド(0.5mmol、トルエン中1.3N)をN2雰囲気下、室温で0.5時間かけて滴下した。混合物を室温で0.5時間撹拌した。混合物を水性NH4Cl(50mL)及びEA(50mL)でクエンチし、ブライン(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をPre−HPLCで精製して白色固体(W=3.0mg)を得た。.1H NMR(DMSO−d6)δ 9.50(s,1H),7.81(s,1H),7.42(s,1H),6.80(s,1H),4.67(m,1H),4.40(s,1H),1.67−2.01(m,5H),0.81−0.88(m,10H)。MS(ESI)m/e[M+1]+271。
実施例A109:シクロヘキシル(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:4−ヨウ化ピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチルの合成
CH3CN(570mL)中の4−クロロピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル(70g、266mmol)の溶液に、塩化アセチル(56mL)及びNaI(280g、1862mmol)を室温で添加した。次いで、混合物を65℃で一晩攪拌した。固体を濾過し、濾液を真空下で濃縮した。残渣にNa2CO3(水溶液)を加えてpH>7に調整し、EtOAc(500mL×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して、粗生成物を得て、これをEA:PE=1:1で溶出するカラムクロマトグラフィーにより更に精製し、生成物(59.5g、64%)を褐色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.56(s,2H),4.40(q,4H,J=7.2Hz),1.35(t,6H,J=7.2Hz)。MS(ESI)m/e[M+1]+350。
工程2:4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチルの合成
DMF(50mL)中の4−ヨウ化ピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル(6.5g、19mmol)の溶液に、Cu(7.3g、38mmol)、Pd(dppf)Cl2(0.7g、0.95mmol)及びFSO2CF2CO2CH3(9.1g、47.5mmol)を加えた。混合物をN2下100℃で一晩撹拌した。固体を濾過し、濾液をH2O(150mL)に注ぎ、EtOAc(50mL×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、これをEA:PE=1:1で溶出するカラムクロマトグラフィーによりさらに精製し、生成物(2.8g、51%)を褐色固体として得た。
工程3:6−(ヒドロキシメチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチルの合成
EtOH(20mL)中の4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル(2.8g、9.6mmol)の溶液に、NaBH4(182mg、4.8mmol)を添加した。混合物を90℃で1時間撹拌した。溶液を真空下で除去した。残渣にH2O(50mL)を加え、EtOAc(50mL×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、生成物(1.6g、67%)を褐色固体として得て、これを更に精製することなく次の工程で使用した。
工程4:6−(クロロメチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチルの合成
DCM(20mL)中の6−(ヒドロキシメチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチル(1.6g、6.4mmol)の溶液に、室温でSOCl2(2mL)を滴下した。室温で3時間置いた後に、過剰のSOCl2を加熱せずに減圧下で除去した。残渣を飽和NaHCO3水溶液でpH>7に調整し、EtOAc(30mL×2)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させた。溶媒を蒸発させると、6−(クロロメチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチル(1.8g)が得られ、これを更に精製することなく次の工程に使用した。
工程5:6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチル
DMF(30mL)中の6−(クロロメチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチル(1.8g、6.7mmol)の溶液に、室温でフタルイミドナトリウム(1.5g、8.04mmol)を添加し、混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、固体を濾過し、濾液を水(50mL)に注ぎ、EtOAc(50mL×3)で抽出した。有機層を、EA:PE=1:1で溶出するシリカ上のカラムクロマトグラフィーにより精製して、生成物(1.4g)を得た。MS(ESI)m/e[M+1]+379。
工程6及び7:6−(ホルムアミドメチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチル
EtOH(80mL)中の6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチル(1.4g、3.7mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(222mg)を添加した。混合物を90℃で3.5時間撹拌した。次いで、室温に冷却し、濾過して白色沈殿物を除去し、濾液にHCOOH(20mL)を加え、再び濾過して白色沈殿物を除去し、濾液を蒸発させて、HCOOHを含む粗生成物を褐色油として得て、さらに、この粗生成物6−(アミノメチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチルを更に精製することなく次の工程に使用した。粗生成物の6−(アミノメチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチルをHCOOH(60mL)Ac2O(20mL)に溶解し、50℃で2時間撹拌した。室温に冷却し、溶媒を蒸発させた後、HCl(30mL、0.5N)を残渣に添加した。EA(30mL×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、生成物を得た(880mg、86%(2段階で))。MS(ESI)m/e[M+1]+277。
工程8:7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
トルエン(30mL)中の6−(ホルムアミドメチル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリネート(0.88g、3.2mmol)の溶液にPOCl3(1.5mL)を室温で加え、混合物を80℃2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、溶媒を蒸発させた後、HCl(5mL、濃)を加え、残渣にH2O(20mL)を加え、EA(20mL×2)で抽出し、水相を分離して、飽和NaOH水溶液でpH=7−8に調整した後、EA(100mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、溶媒を蒸発させて、生成物(480mg、58%)を褐色の油状物として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+259。
工程9:(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH(50mL)中の7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(480mg、1.9mmol)の溶液に、NaBH4(144mg、3.8mmol)を室温でバッチ方式で添加し、混合物を90℃で2時間撹拌した。溶媒を真空下で除去した。残渣にH2O(20mL)及びHCl(37%、5mL)を添加し、次いでEtOAc(30mL×2)で抽出した。水層をNa2CO3(固体)でpH>8に調整し、EtOAc(30mL×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、生成物(230mg、56%)を褐色固体として得た。
工程10:7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(50mL)中の(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール(230mg、1.1mmol)の溶液にDess−Martin(932mg、2.2mmol)を一度に室温で加え、混合物を一晩撹拌した。得られた混合物にH2O(20mL)及びHCl(5mL)を添加した。水層をDCM(20ml×2)で抽出し、Na2CO3でpH>8に調整した。水層をEtOAc(50mL×3)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、生成物(130mg、55%)を褐色固体として得て、これを更に精製することなく次の工程で使用した。MS(ESI)m/e[M+1]+215。
工程11:シクロヘキシル(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
乾燥THF(20mL)中の7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(50mg、0.23mmol)の溶液に、シクロヘキシルマグネシウムクロライド(0.29mL、1.6M)を、0℃で、窒素気球を保護した条件下で滴下した。混合物を攪拌しながらゆっくり室温まで30分間温めた。混合物に水(20mL)を加え、EA(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過してNa2SO4を除去し、濾液を濃縮し、粗生成物をpre−TLC(溶出液 PE/EA=1:1)で精製して20mgを28%の収率で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.70(s,1H),8.08(s,1H),7.73(s,1H),6.80(s,1H),5.89(d,1H,J=4.0Hz),4.76(q,1H,J=4.8Hz),1.59−1.81(m,5H),1.23−1.32(m,1H)及び1.11−1.16(m,6H)。MS(ESI)m/e[M+1]+299。
実施例A109a及びA109b:(S)−シクロヘキシル(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール及び(R)−シクロヘキシル(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
ラセミA109a及びA109bの各エナンチオマーを、溶出剤:ヘキササン/IPA=90/10(V/V)を溶出液として用いたChiralpak IC上の分取HPLCを用いて分離した。ヘキサン/IPA=90/10(V/V)を溶出液として2.0mL/分の流速でChiralpak IC上のHPLCを用いてエナンチオマー過剰率を決定した。最初の1つのエナンチオマーは4.17分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは5.84分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は、A109のものと同一であった。A109a及びA109bの絶対配置は、より強力な異性体A109aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ仮に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A110:シクロペンチル(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
実施例A110は、実施例A109と同様の手順に従って、7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド及びシクロペンチルマグネシウムクロライドから合成した。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.72(s,1H),8.09(s,1H),7.73(s,1H),6.84(s,1H),5.92(d,1H,J=6.0Hz),4.80(q,1H,J=4.8Hz)及び1.44−1.63(m,9H)。MS(ESI)m/e[M+1]+285。
実施例A111及びA112は、当業者によって認識され得る適切な条件下で類似の手順に従って合成された。
実施例A111:(7−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 9.64(t,J=3.6Hz,1H),7.80(s,1H),7.76(s,1H),6.98(s,2H),4.75(d,J=2.0Hz,1H),2.31−1.65(m,5H),1.41−1.02(m,6H)ppm。MS:M/e309(M+1)+
実施例A112:(7−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロペンチル)メタノール
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.68(s,1H),7.74(s,1H),7.45(s,1H),6.80(s,1H),4.63(d,J=8.4Hz,1H),2.60−2.40(m,1H),2.16−1.75(m,2H),1.71−1.40(m,6H)ppm。MS:M/e295(M+1)+
実施例A113及びA114を、対応するアルデヒド及びグリニャール試薬を用いて、実施例A109の手順と同様の手順に従って合成した。
実施例A113:1−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−3−シクロヘキシルプロパン−1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.47(s,1H),7.67(d,J=2.0Hz,1H),7.41(s,1H),6.66(d,J=2.0Hz,1H),5.83(d,J=4.2Hz,1H),4.86−4.90(m,1H),2.49−2.51(m,2H),1.74−1.75(m,5H),1.12−1.20(m,6H),0.81−0.85(m,2H)。
実施例A114:2−シクロヘキシル−1−(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.56(s,1H),8.10(s,1H),7.74(s,1H),6.84(s,1H),5.86(d,1H,J=5.6Hz),5.05−5.10(m,1H),1.59−1.91(m,7H),0.89−1.23(m,6H)。
実施例A114a及びA114b:(R)−2−シクロヘキシル−1−(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール及び(S)−2−シクロヘキシル−1−(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール
ラセミA114a及びA114bの各エナンチオマーを、溶出液として溶出剤(ヘキササン/IPA=90/10(V/V))を用いたChiralpak ADの分取HPLCを用いて分離した。ヘキサン/IPA(90/10、(V/V))を溶出液として2.0mL/分の流速でChiralpak AD上、HPLCを用いてエナンチオマー過剰率を決定した。最初の1つのエナンチオマーは3.81分の保持時間で溶出し、1H NMR(DMSO−d6)δ 8.56(s,1H),8.10(s,1H),7.74(s,1H),6.84(s,1H),5.86(d,1H,J=5.6Hz),5.05−5.10(m,1H),1.59−1.91(m,7H),0.89−1.23(m,6H)、MS(ESI)m/e[M+1]+313であり;残りのエナンチオマーは4.54分の保持時間で溶出し、1H NMR(DMSO−d6)δ 8.56(s,1H),8.10(s,1H),7.74(s,1H),6.84(s,1H),5.86(d,1H,J=5.6Hz),5.05−5.10(m,1H),1.59−1.91(m,7H),0.89−1.23(m,6H)、MS(ESI)m/e[M+1]+313であった。A114a及びA114bの絶対配置は、より強力な異性体A114bの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(R)及び(S)として割り当てられる。
実施例A115:シクロヘプチル(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
実施例A115は、実施例A109の手順と同様の手順に従って、対応するアルデヒド及びグリニャール試薬を用いて合成した。1H NMR(DMSO−d6)8.67(s,1H),8.08(s,1H),7.73(s,1H),6.82(s,1H),5.90(d,J=4.8Hz,1H),4.68(dd,J=4.8,10.2Hz,1H),1.99−2.01(m, 1H),1.02−1.67(m, 12H)。LC−MS(M+H)+=313。
実施例A116:(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
工程1:3,6−ジクロロピコリン酸エチル
EtOH(400mL)中の化合物1(100g、520.8mmol)の溶液に、0℃でSOCl2(155g、1.3mol)を滴下した。次いで、混合物を90℃で2時間撹拌した。TLC(PE:EA=3:1、Rf=0.5)は反応が完了したことを示した。溶媒を減圧下で蒸発させた。混合物に飽和NaHCO3を加えpH=7に調整し、EA(200ml×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物(120g、100%)を黄色の油状物として得た。LC−MS(M+H)+=220。
工程2:3−クロロ−6−シアノピコリン酸エチル
DMF(300mL)中の化合物2(50g、90.816mmol)の混合物(20g、170.45mmol)及びPd(pph3)4(26g、227.3mol)を添加し、N2下で95℃で2時間撹拌した。TLC(PE:EA=3:1、Rf=0.5)は反応が完了したことを示した。溶媒にH2O(100ml)を添加して濾過して白色沈殿物を除去し、EA(200ml×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=20:1から8:1)により精製して、化合物3(22g、47%)を黄色油状物として得た。
工程3:6−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−3−クロロピコリン酸エチル
EtOH(30mL)中の化合物3(3.6g、17.1mmol)及び(Boc)2O(5.95g、34.2mmol)の溶液に、Raney−Ni(3.6g)を添加し、室温で16時間60psiのH2下で攪拌した。次いで濾過し、溶媒を真空下で除去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=5:1)で精製して化合物4(4.6g、85.4%)を無色固体として得た。LC−MS(M+H)+=259,315。
工程4:6−(アミノメチル)−3−クロロピコリン酸エチル
DCM(30mL)中の化合物4(5.35g、16.98mmol)の撹拌溶液に、CF3COOH(15mL)を加え、室温で3時間撹拌した。次いで、溶媒を減圧下で除去して生成物を得て、それを更に精製することなく次の工程に使用した。LC−MS(M+H)+=215。
工程5:エチル3−クロロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル
HCOOH(30mL)中の化合物5(4.3g)の混合物を50℃で30分間撹拌した。次に(AcO)2O(10mL)を加え、更に50℃で2時間撹拌した。室温に冷却後、溶媒を減圧下で除去して、粗生成物(3.5g)を得て、これを更に精製することなく次の工程に使用した。LC−MS(M+H)+=243.1。
工程6:6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
トルエン(20mL)中の化合物6(3.5g、14.5mmol)の混合物にPOCl3(2mL)を加え、混合物を80℃で2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、溶媒を減圧下で除去し、残渣に飽和NaHCO3水溶液を添加し、DCM(100mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲル(PE:EA=1:5、次いでDCM:MEOH=100:1)で精製して、生成物を黄色固体として得た(2.0g、62%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.63(s,1H),7.84−7.86(d,J=9.2Hz,1H),7.62(s,1H),6.91−6.93(d,J=9.2Hz,1H),4.49−4.55(m,1H),1.37−1.41(m,3H)。LC−MS(M+H)+=225。
工程7:(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH(60mL)中の化合物7(2.0g、8.93mmol)の溶液にLiBH4(0.45g、22.3mmol)を加え、室温で4時間撹拌した。次に水(100mL)を加え、DCM(100mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を蒸発させて粗生成物を黄色油状物として得た(1.9g)。この粗生成物を更に精製することなく次の工程に使用した。LC−MS(M+H)+=183.0。
工程8:6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(50mL)中の化合物8(1.9g、10.43mmol)の溶液に、Dess−Martin(6.64g、15.65mmol)を室温で加え、混合物を室温で12時間撹拌した。次いで、水(80mL)を添加し、DCM(75mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲル(PE:EA=1:5ついで1:1)で精製し、黄色固体として生成物を得た(1.5g、83%)。LC−MS(M+H)+=181。
工程9:(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール(実施例A116)
THF(10mL)中の化合物9(0.1g、0.56mmol)の溶液に、−60℃で臭化シクロヘキシルマグネシウム(0.6mL、1.12mmol)を添加し、混合物を−60℃で2時間撹拌した。次いで、水(20mL)を加え、DCM(20mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を蒸発させ、残渣をpre−HPLCで精製して、白色固体として生成物を得た(25mg、21%)。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 9.58(s,1H),7.93(s,1H),7.65(d,J=10Hz,1H),7.11(d,J=10Hz,1H),5.19(d,J=9.6Hz,1H),2.16−2.19(m,1H),1.98−2.03(m,1H),1.72−1.76(m,1H)。1.57−1.61(m,2H),1.03−1.24(m,7H)。LC−MS(M+H)+=265.1。
実施例A116a及びA116b:(S)−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール化合物及び(R)−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
ラセミA116a及びA116bのそれぞれのエナンチオマーを、溶出液としてヘキサン/IPA/TEA=70/30/0.1を用いたChiralpak ODでの分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、1.0mL/分の流速で溶出液としてヘキサン/IPA/TEA=70/30/0.1を用いたChiralpak OD上でHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマーは3.42分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは4.65分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は、A116のものと同一であった。A116a及びA116bの絶対配置は、より強力な異性体A116aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ仮に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A116と類似の手順に従って、6−クロロミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド及び対応するグリニャール試薬から実施例A117を合成した。
実施例A117:1−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール
1HNMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.71(s,1H),7.54(d,J=10Hz,1H),7.47(s,1H),6.79(d,J=10Hz,1H),6.03(d,J=4Hz,1H),5.48−5.52(m,1H),1.96−2.01(m,1H),1.47−1.77(m,7H),0.88−1.25(m,5H)。LC−MS(M+H)+=279.1。
実施例A117a及びA117b:(S)−1−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール及び(R)−1−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール
ラセミA117a及びA117bのそれぞれのエナンチオマーを、ヘキサン/EtOH/TEA=90/10/0.1を溶出液とするChiralpak ASの分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、ヘキサン/EtOH/TEA=90/10/0.1を溶出液とし、流速1.0mL/分で、Chiralpak AS上、HPLCを用いて測定した。最初の1つのエナンチオマーは5.15分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは7.99分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は、A117のスペクトル特性と同一であった。A117a及びA117bの絶対配置は、より強力な異性体A117aの結合モデルが、IDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A118:(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
工程1:3−ブロモピリジン−2,6−ジカルボン酸
H2O(300mL)中の3−ブロモ−2,6−ジメチルピリジン(20g、0.107mol)の溶液にKMnO4(85g、0.537mol)を10回に分けて加えた。最初の5回は70℃で5時間かけて加え、次の5回を90℃で5時間かけて加えた。添加が完了した後、混合物を90℃で12時間撹拌した。反応混合物を熱時濾過し、残渣を熱H2O(100mL)で洗浄した。濾液を濃縮し、濃HCl(60mL)を添加し、100℃に加熱して沈殿した白色固体を溶解した。混合物を室温に冷却し、濾過した。ケーキを集め、乾燥させて、白色固体として目的化合物(12g、45.6%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 13.82(s,2H),8.36(t,J=18.8Hz,1H),8.02(d,J=8.4Hz,1H)ppm。MS:M/e246(M+1)+。
工程2:3−ブロモピリジン−2,6−ジカルボニルジクロライド
SOCl2(20mL)中の工程1の生成物(12g、48.8mmol)の混合物を完全に溶解するまで100℃で2時間撹拌し、次いで濃縮して標的化合物を得て、これを更に精製することなく直接次の工程に使用した。
工程3:3−ブロモピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル
EtOH(50mL)中の工程2の生成物(48.8mmol)の混合物を4時間還流した。その後、反応混合物を濃縮して、黄色油状物として目的化合物(14.7g、100%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.12(d,J=8.4Hz,1H),8.05(d,J=8.4Hz,1H),4.58−4.43(m,4H),1.44(m,6H)。MS:M/e302(M+1)+。
工程4:3−ブロモ−6−(ヒドロキシシチル)ピコリン酸エチル
EtOH(100mL)中の工程3の生成物(14.7g、48.8mmol)の撹拌混合物に、NaBH4(0.92g、24.4mmol)を少しずつ添加した。添加後、反応混合物を50℃で4時間撹拌した。次いで、工程Cの生成物が消費されるまで、さらにNaBH4(0.2g)を4回に分けて添加した。反応をアセトンでクエンチし、濃縮して残渣を得て、これをEtOAc/H2O(100mL/100mL)で処理した。有機層を分離し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=6:1から2:1)により精製して、目的化合物(4g、31.5%)及び副生成物(2g、15.7%)を 無色油状物として得た。目的化合物(5b):1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 7.96(d,J=8.4Hz,1H),7.31(d,J=8.4Hz,1H),4.77(s,2H),4.48(q,J=7.2Hz,2H),1.44(t,J=7.2Hz,3H)ppm。MS:M/e 260/262(M+1)+。5a(副生成物):1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.01(d,J=8.2Hz,1H),7.96−7.91(d,J=8.2Hz,1H),4.81(s,2H),4.48から4.42(q,J=7.2Hz,2H),4.32(s,1H),1.45から1.41(t,J=7.2Hz,3H)ppm。MS:M/e 260/262(M+1)+。
工程5:3−ブロモ−6−(クロロメチル)ピコリン酸エチル
CH2Cl2(4mL)中の工程4の生成物(4g、15.4mmol)の撹拌溶液に、0℃でSOCl2(3.6g、30.8mmol)を滴下した。添加後、反応物を室温で4時間撹拌した。反応混合物をH2O(20mL)で洗浄した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥し、濃縮して、黄色油状物として目的化合物(3.75g、87.7%)を得た。MS:M/e 278/280(M+1)+。
工程6:3−ブロモ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル
DMF(10mL)中の工程5の生成物(3.75g、13.5mmol)の撹拌溶液に、カリウム1,3−ジオキソイソインドリン−2−イド(2.5g、13.5mmol)を添加した。添加後、反応混合物を一晩撹拌した。反応混合物をH2O(50mL)に注ぎ、30分間撹拌し、次いで濾過した。ケーキを集め、乾燥して、白色固体として目的化合物(4.59g、87.6%)を得た。1H NMR(400 MHz,DMSO−d6)δ 8.19(d,J=8.4Hz,1H),7.91(m,4H),7.55(d,J=8.4Hz,1H),4.91(s,2H),4.29(q,J=7.2Hz,2H),1.19(t,J=7.2Hz,3H)ppm。MS:M/e 389/391(M+1)+.
工程7:6−(アミノメチル)−3−ブロモピコリン酸エチル
EtOH(100mL)中の工程6の生成物(4.59g、11.82mmol)の撹拌懸濁液に、N2H4H2O(0.59g、11.82mmol)を添加した。添加後、反応混合物を90℃で5時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、HCOOH(1mL)を加え、30分間撹拌し、濾過した。濾液を濃縮して残渣を得て、これをEtOAc(100mL)で処理し、濾過した。濾液を濃縮して、黄色油状物としての目的化合物(3g、100%)を得て、これを直接次の工程に使用した。MS:M/e 259/261(M+1)+。
工程8:3−ブロモ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル
HCOOH(10mL)中の工程7の生成物(3g、11.82mmol)の溶液を100℃で一晩撹拌した。反応混合物をH2O(60mL)に注ぎ、EtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、目的化合物(3.1g、91.3%)を得て、これを次の工程に使用した。MS:M/e 287/289(M+1)+。
工程9:6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
トルエン(20mL)中の8の生成物(3.1g、10.8mmol)の撹拌溶液にPOCl3(3mL)を加え、次いで反応混合物を90℃で3時間撹拌した。反応混合物をH2O(20mL)に注ぎ、K2CO3水溶液でpH=9から11に塩基性化し、次いでEtOAc(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、黄色油状物として目的化合物(1.95g、67.1%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.55(s,1H),7.74(d,J=9.6Hz,1H),7.60(s,1H),7.02(d,J=9.6Hz,1H),4.52(q,J=7.2Hz,3H),1.39(t,J=7.2Hz,4H)ppm。MS:M/e 269/271(M+1)+。
工程10:(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノル
EtOH(20mL)中の工程9の生成物(1.95g、7.5mmol)の撹拌溶液に、NaBH4(0.285g、7.5mmol)を添加した。次いで、反応混合物を60℃で2時間撹拌した。反応をアセトン(2mL)でクエンチし、濃縮して残渣を得、これをEtOAc/H2O(50mL/50mL)で処理した。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、黄色の油状物として目的化合物(1.2g、70.4%)を得た。MS:M/e 227/229(M+1)+。
工程11:6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
Dess−Martinペルヨージナン(2.2g、5.28mmol)をCH2Cl2(10mL)中の工程10の生成物(1.2g、5.28mmol)の撹拌溶液に添加した。添加後、反応混合物を2時間撹拌した。反応混合物をK2CO3水溶液、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=4:1から2:1)で精製して、黄色個体として目的化合物(500mg、42%)を得た。MS:M/e 225/225(M+1)+。
工程12:(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
乾燥THF(10mL)中の工程11の生成物(200mg、0.89mmol)の攪拌溶液に、0℃でシクロヘキシルマグネシウムクロライド(0.67mL、1.34mmol)を滴下した。添加後、反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応物をH2Oでクエンチし、EtOAc(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、分取HPLCによって精製して、目的化合物を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.16(s,1H),7.81(s,1H),7.61(d,J=9.6Hz,1H),7.11(d,J=9.6Hz,1H),6.23(s,1H),5.10(d,J=9.6Hz,1H),2.14(m,2H),1.76(d,J=13.6Hz,1H),1.59(d,J=8.2Hz,2H),1.32から0.91(m,6H)ppm。MS:M/e 309/311(M+1)+。
実施例A118a及びA118b:(S)−(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール及び(R)−(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
ラセミA118a及びA118bの各エナンチオマーを、ヘキサン/EtOH=80/20を溶出液とするChiralpak ODでの分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、ヘキサン/EtOH=80/20を溶出液として用いた、1.0mL/分の流速でのChiralpak ODでのHPLCを用いて測定した。最初の1つのエナンチオマーは2.32分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは3.15分の保持時間で溶離した。表題化合物のスペクトル特性は、A118のものと同一であった。A118a及びA118bの絶対配置は、より強力な異性体A118aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A119:1−(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール
乾燥THF(10mL)中の6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(化合物A118の合成におけるステップ11の生成物、200mg、0.89mmol)の撹拌溶液に、(シクロヘキシルメチル)マグネシウムブロミド(7mL、3.56mmol)を0℃で滴下した。添加後、反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応をH2Oでクエンチし、EtOAc(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、分取HPLCによって精製して、目的化合物を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.13(s,1H),7.74(s,1H),7.57(d,J=9.6Hz,1H),7.06(d,J=9.6Hz,1H),6.20(s,1H),5.51(dd,J=9.6,4.4Hz,1H),1.98(m,1H),1.79(t,J=12.8Hz,2H),1.67(m,2H),1.52−1.43(m,2H),1.30−1.08(m,4H),0.94(m,2H)ppm。MS:M/e 323/325(M+1)+。
実施例A119a及びA119b:(S)−1−(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール化合物、及び(R)−1−(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール
ラセミA119a及びA119bの各エナンチオマーを、ヘキサン/EtOH=80/20(V/V)を溶出液とするChiralpak ODの分取HPLCを用いて分離した。ヘキサン/EtOH=80/20(V/V)を溶出液とするChiralpak ODで、2.0mL/分の流速でHPLCを用いてエナンチオマー過剰率を決定した。最初の1つのエナンチオマーは2.28分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは3.28分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は実施例A119のスペクトル特性と同一であった。A119a及びA119bの絶対配置は、より強力な異性体A119aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ仮に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A120:(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロペンチル)メタノール
実施例A120を6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド及びシクロペンチルマグネシウムクロライドから、実施例A118の手順と同様の手順に従って合成した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.18(s,1H),7.80(s,1H),7.60(d,J=9.6Hz,1H),7.11(d,J=9.6Hz,1H),6.28(br.s,1H),5.15(d,J=10.4Hz,1H),2.69−2.66(m,1H),2.03−1.88(m,1H),1.63−1.56(m,6H),1.30−1.22(m,2H)ppm。MS:M/e 295/297(M+1)+。
実施例A121:1−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルプロパン−1−オール
工程1:(E)−N’−(1−シクロヘキシルエチリデン)−4−メチルベンゼンスルホノヒドラジド
30mLのMeOH中の4−メチルベンゼンスルホノヒドラジド(化合物1、2.95g、15.85mmol)及び1−シクロヘキシルエタン−1−オン(化合物2、2.0g、15.85mmol)の溶液を、室温で4時間撹拌した。LC−MSは反応が完了したことを示した。溶媒を濃縮して粗生成物を得て、これを濾過し、PE/EA=(2:1)で洗浄して化合物3(4.5g、96.5%)を白色固体として得た。LC−MS(M+H)+=295.1。
工程2:1−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルプロパン−1−オン
ジオキサン(30mL)中の化合物3(0.3g、1.68mmol)、6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(0.49g、1.68mmol)、及びCs2CO3(0.81g、2.50mmol)の混合物を、110℃で4時間、N2下で撹拌し、溶媒を減圧下で除去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=5:1)で精製して化合物4(20mg、4.7%)を黄色固体として得た。LC−MS(M+H)+=291.1。
工程3:1−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルプロパン−1−オール
EtOH(10mL)中の化合物4(20mg、0.07mmol)の溶液に、LiBH4(4.0mg、0.18mmol)を加え、室温で4時間撹拌した。次に水(20mL)を加え、DCM(20mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、次いで濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を蒸発させて粗生成物を黄色油状物として得た(1.9g)。次いで、粗生成物をpre−HPLCで精製して、生成物(5mg、25%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.63(s,1H),7.38(d,J=9.6Hz,1H),7.35(s,1H),6.68−6.70(d,J=9.6Hz,1H),5.34−5.37(d,J=10.4Hz,1H),1.92−2.21(m,2H),1.61−1.75(m,4H),1.01−1.26(m,6H),0.47−0.49(d,J=7.2Hz,3H)。LC−MS(M+H)+=293.1。
実施例A122:シクロヘキシル(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノン
CH2Cl2(10mL)中の(6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール(225mg、0.75mmol)の撹拌溶液に、Dess−Martinペルヨージナン(636mg、1.5mmol)を加えた。添加後、反応物を2時間撹拌した。反応をK2CO3水溶液(30mL)でクエンチし、有機層を分離し、濃縮して残渣を得、これをカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=5:1)で精製して、目的化合物(120mg)を黄色油状物として得た。MS:M/e 307/309(M+1)+。
工程2:シクロヘキシル(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノン
乾燥THF(10mL)中の工程Aの生成物(120mg、0.39mmol)の撹拌溶液に、MeMgBr(1mL、1.6mmol)を加えた。添加後、反応物を45℃で2時間攪拌した。反応をH2O(10mL)でクエンチし、EtOAc(5mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して残渣を得て、これをそのまま次の工程に使用した。MS:M/e 243(M+1)+。
工程3:シクロヘキシル(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
MeOH(2mL)中の生成物B(0.39mmol)の撹拌溶液に、NaBH4(15mg、0.39mmol)を添加した。10分後、反応物をアセトン(2mL)でクエンチし、濃縮して残渣を得て、これを分取HPLCで精製して、白色固体として目的化合物を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.48(s,1H),7.99(s,1H),7.65(d,J=9.6Hz,1H),7.01(d,J=9.6Hz,1H),4.88(d,J=9.6Hz,1H),2.30(s,3H),2.19(d,J=11.6Hz,1H),2.02−1.99(m,1H),1.74−1.71(m,1H),1.57−1.51(m,2H),1.21−0.94(m,7H)ppm。MS:M/e 245(M+1)+。
実施例A123:シクロヘキシル(6−エチニルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:6−((トリメチルシリル)エチニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DMF(5mL)中の6−ブロモイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(100mg、0.44mmol)及びエチニルトリメチルシラン(52mg、0.53mmol)の撹拌溶液に、CuI(8.4mg、0.044mmol)、Pd(PPh)2Cl2(31mg、0.044mmol)及びEt3N(90mg、0.88mmol)を加えた。添加後、反応物を2時間撹拌した。反応物をH2O(20mL)に注ぎ、EtOAc(15mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=5:1から2:1)で精製して、黄色固体として目的化合物(60mg、56.3%)を得た。MS:M/e 243(M+1)+。
工程2:シクロヘキシル(6−((トリメチルシリル)エチニル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
THF(10mL)中の工程Aの生成物(60mg、0.248mmol)の撹拌溶液に、室温で臭化シクロヘキシルマグネシウム(2M、0.25mL)を添加した。30分間撹拌した後、反応混合物をH2O(10mL)でクエンチし、EtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮して、更に精製することなく目的化合物を得た。MS:M/e 327(M+1)+。
工程3:シクロヘキシル(6−エチニルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
DMF(5mL)中の工程Bの生成物(0.248mmol)の撹拌溶液に、CsF(38mg、0.248mmol)を添加した。添加後、反応混合物を一晩撹拌した。反応混合物をH2O(15mL)に注ぎ、EtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、分取HPLCによって精製して、白色固体として目的化合物(32mg、50%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.26(s,1H),7.82(s,1H),7.68(d,J=9.2Hz,1H),7.00(d,J=9.2Hz,1H),5.14(d,J=9.6Hz,1H),4.64(s,1H),2.23(d,J=12.4Hz,1H),2.05(s,1H),1.76(d,J=12.6Hz,1H),1.58(s,2H),1.11(m,7H)ppm。MS:M/e 255(M+1)+。
実施例A124:2−シクロヘキシル−1−(6−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール
工程1:6−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
NMP(25mL)中の6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(2.0g、11.1mmol)の撹拌溶液に、NaI(12.0g、80.0mmol)を室温で加え、得られた混合物を130℃で10時間撹拌した。混合物に50mLのEAを加え、得られた混合物をセライトパッドで濾過し、濾液をブライン(50mL×3)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィーで精製して、生成物(320mg、11%)をオレンジ色の固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 10.09(s,1H),9.43(s,1H),7.80(d,J=9.2Hz,1H),7.74(s,1H),7.37(d,J=9.2Hz,1H)。MS:M/e 273(M+1)+。
工程2:2−シクロヘキシル−1−(6−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール
N2下、THF(5mL)中の6−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(100mg、0.37mmol)の撹拌溶液に、THF(0.5M、1.5mL)中の(シクロヘキシルメチル)マグネシウムブロミドを、室温で滴下した。得られた混合物を2時間撹拌した。5mLのH2Oを加え、混合物をEA(5mL×3)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(10mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。得られた残渣を分取HPLCで精製して、標記生成物(35mg、11%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(400 MHz,DMSO−d6)δ 9.21(s,1H),7.78(s,1H),7.40(d,J=9.6Hz,1H),7.24(d,J=9.6Hz,1H),6.24(s,1H),5.43(dd,J=10.0,4.0Hz,1H),1.91−1.74(m,2H),1.74−1.55(m,5H),1.32−1.11(m,4H),1.06−0.87(m,2H)。MS:M/e 371(M+1)+。
実施例A124a及びA124b:(S)−2−シクロヘキシル−1−(6−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール及び(R)−2−シクロヘキシル−1−(6−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール
ラセミA124a及びA124bのそれぞれのエナンチオマーを、溶出液としてCO2/MeOH=80/20(V/V)を用いた、Chiralpak ODでの分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で、溶出液としてCO2/MeOH=80/20(V/V)を用いたChiralpak OD上のHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマーは6.94分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは8.62分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は、化合物A124のスペクトル特性と同一であった。A124a及びA124bの絶対配置は、より強力な異性体A124aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A125:シクロヘキシル(6−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
実施例125は、実施例A124について記載した手順に従って、当業者によって認識され得る適切な条件下で調製された。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.23(s,1H),7.85(s,1H),7.45(d,J=9.6Hz,1H),7.31(d,J=9.6Hz,1H),6.30(br s,1H),5.07(d,J=9.2Hz,1H),2.28−2.08(m,2H),1.83−1.75(m,1H),1.67−1.57(m,2H),1.35−1.00(m,6H)。MS:M/e 357(M+1)+。
実施例A125a及び125b:(S)−シクロヘキシル(6−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール及び(R)−シクロヘキシル(6−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
ラセミA125a及びA125bの各エナンチオマーを、溶出液としてACN/MeOH/DEA=90/10/0.1(V/V/V)を用いたChiralpak IC上の分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、1.0mL/分の流速で溶出液としてACN/MeOH/DEA=90/10/0.1(V/V/V)を用いたChiralpak IC上でのHPLCを使用することによって決定した。最初のエナンチオマーは3.07分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは4.16分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は、化合物A125のスペクトル特性と同一であった。A125a及びA125bの絶対配置は、より強力な異性体A125aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ仮に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A126:シクロヘキシル(6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:3−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチル
EtOH(50mL)中の3−(トリフルオロメチル)ピコリン酸(3.8g、20mmol)の溶液に、濃H2SO4(3mL)を加えた。得られた混合物を一晩還流した。混合物を濃縮し、水(40mL)に注ぎ、1N NaOHで処理してpH=8とした。混合物をEA(40mL×3)で抽出し、飽和ブライン溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して、所望の生成物(2.5g、57%)を油状物として得た。MS:M/e 220(M+1)+
工程2:2−(エトキシカルボニル)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン1−オキサイド
DCM(30mL)中の工程1の生成物(2.5g、11.4mmol)の溶液に、m−CPBA(3.9g、22.8mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。懸濁液を濾過し、固体をDCM(30ml)で洗浄した。濾液を飽和NaHCO3溶液で希釈し、DCM(40mL×2)で抽出した。有機層を10%NaHSO3溶液、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣をPE:EA=1:1で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(1.6g、59%)を油状物として得た。MS:M/e 236(M+1)
工程3:6−シアノ−3−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチル
CH3CN(40mL)中の工程2の生成物(1.6g、6.77mmol)及びTEA(2.7g、27mmol)の溶液に、TMSCN(0.8g、8.12mmol)及びジメチルカルバミン酸塩化物(0.8g、7.45mmol)を加えた。溶液を還流下で一晩撹拌した。TMSCN(0.8g、8.12mmol)及びジメチルカルバミン酸塩化物(0.8g、7.45mmol)をもう一度を加えた。次いで、溶液を還流下でさらに16時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、水(50mL)でクエンチし、EA(40mL×3)で抽出し、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をPE:EA=10:1で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(1.3g、78%)を油状物として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.25(d,J=8.4Hz,1H),7.94(dd,J=8.0,0.8Hz,1H),4.51(q,J=14.4,7.2Hz,2H),1.43(t,J=7.2Hz,3H).ppm。MS:M/e 245(M+1)+
工程4:6−(アミノメチル)−3−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチル
EtOH(20mL)及びギ酸(3mL)中の工程3の生成物(1.3g、5.32mmol)の溶液に、Pd/C(0.13g、10%)を加えた。反応混合物を室温で、H2雰囲気(バルーン)下で一晩撹拌した。溶液を濾過し、EtOH(20ml)で洗浄し、濾液を濃縮して、所望の生成物を黒色油状物として得た。MS:M/e 249(M+1)
工程5:6−(ホルムアミドメチル)−3−(トリフルオロメチル)ピコリン酸エチル
ギ酸(12mL)及び無水酢酸(4mL)中の工程4の生成物(粗生成物)の溶液を50℃で5時間撹拌した。反応物を水(30mL)でクエンチし、EA(40mL×3)で抽出した。有機層を飽和NaHCO3水溶液、続いて飽和ブライン溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物(0.6g)を油状物として得て、これを次の工程で直接使用した。MS:M/e 277(M+1)+
工程6:6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
トルエン(10mL)中の工程5の生成物(0.6g、粗生成物)の溶液に、POCl3(0.8g、5.32mmol)を添加した。混合物を90℃で2時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、飽和NaHCO3水溶液でクエンチし、EA(40mL×2)で抽出した。有機層を飽和ブライン溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をPE:EA=3:1で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として所望の生成物(0.24g、3工程で17.5%)を得た。MS:M/e 259
工程7:(6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH(10mL)中の工程6の生成物(0.24g、0.93mmol)の混合物にNaBH4(70mg、1.86mmol)を添加した。得られた混合物を80℃で2時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、EtOHの2/3を減圧下で除去した。残渣に水(20mL)を加え、懸濁液を形成した。固体を濾過により回収して、所望の生成物(120mg、60%)を淡黄色固体として得た。MS:M/e 217(M+1)+
工程8:6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
CH2Cl2(20mL)中の工程7の生成物(120mg、0.55mmol)の溶液にDess−Martin試薬(280mg、0.66mmol)を加えた。溶液を室温で0.5時間撹拌した。次にDess−Martin試薬(100mg、0.23mmol)をもう一度加え、反応物を室温で20分間撹拌した。溶液を水で洗浄し、CH2Cl2(50mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで濃縮し、PE:EA=2:1で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(90mg、75%)を黄色固体として得た。MS:M/e 215(M+1)+
工程9:シクロヘキシル(6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
THF(4mL)中の工程8の生成物(45mg、0.2mmol)の溶液に、THF中のシクロヘキシルマグネシウムクロライドの溶液(0.15mL、2mol/L)を添加した。溶液を室温で0.5時間撹拌した。溶液を水で洗浄し、EA(30mL)で抽出した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで濃縮し、分取TLC(EA:PE=1:1)で精製して、所望の生成物(15mg)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.84(s,1H),7.70(d,J=9.2Hz,1H),7.55(s,1H),6.97(d,J=9.2Hz,1H),6.34(d,J=4.0Hz,1H),4.83(dd,J=9.2,4.0Hz,1H),2.36−2.26(m,1H),2.24−2.12(m,1H),1.85−1.70(m,1H),1.65−1.45(m,2H),1.32−0.74(m,6H)ppm。MS:M/e 299(M+1)+
実施例126a及び126b:(S)−シクロヘキシル(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール及び(R)−シクロヘキシル(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
ラセミA126a及びA126bの各エナンチオマーを、溶出液としてACN(0.1%DEA)を使用したChiralpak IC上の分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、1.0mL/分の流速で溶出液としてACN(0.1%DEA)を用いたChiralpak IC上でHPLCを使用することによって決定した。最初のエナンチオマーは4.76分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは7.33分の保持時間で溶離した。表題化合物のスペクトル特性は実施例A126のスペクトル特性と同一であった。A126a及びA126bの絶対配置は、より強力な異性体A126aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ仮に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A127:2−シクロヘキシル−1−(6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタンー1−オール
実施例A127は、実施例A126について記載された手順に従って、当業者によって認識され得る適切な条件下で調製された。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.03(d,J=4.8Hz,1H),7.72(d,J=9.2Hz,1H),7.64(d,J=4.0Hz,1H),7.02(dd,J=10.0,2.8Hz,1H),6.35(br.s,1H),5.38(d,J=10.0Hz,1H),2.25−2.14(m,1H),1.95−1.80(m,1H),1.75−1.55(m,5H),1.40−0.78(m,6H)ppm。MS:M/e 313(M+1)+
実施例A127a及びA127b:(S)−2−シクロヘキシル−1−(6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール及び(R)−2−シクロヘキシル−1−(6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタン−1−オール
ラセミA127a及びA127bの各エナンチオマーを、溶出液としてCO2/MeOH=85/15(V/V)を用いたChiralpak ODでの分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で、溶出液としてCO2/MeOH=85/15(V/V)を用いたChiralpak OD上でのHPLCを使用することによって決定した。最初のエナンチオマーは4.86分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは5.53分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は、化合物A127のスペクトル特性と同一であった。A127a及びA127bの絶対配置は、より強力な異性体A127aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A128:1−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−3−シクロヘキシルプロパン−1−オール
実施例A128を、実施例A116について記載したのと同様の手順に従って、6−ブロモミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(実施例A116の合成における工程8の中間体)を出発物質として使用して、当業者によって認識され得る適切な条件下で調製した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δH 8.69(s,1H),7.47−7.57(m,2H),6.78−6.80(m,1H),6.05−6.06(m,1H),5.35−5.40(m,1H),1.83−1.86(m,2H),1.58−1.59(m,5H),1.03−1.18(m,7H),0.77−0.83(m,2H)。MS(ESI)m/e [M+1]+293。
実施例A129:シクロヘキシル(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
トルエン/H2O(5mL)/(2mL)中の6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(50mg、0.29mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(24.5mg、0.087mmol)、Pd(OAc)2(6.5mg,0.029mmol)、及びシクロプロピルボロン酸(74.7mg、0.87mmol)の撹拌溶液を、N2雰囲気下、100℃で4時間撹拌した。反応混合物を濃縮して残渣を得て、これをEtOAc/H2O(10mL/5mL)で処理した。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=4:1から1:1)で精製して、黄色固体として目的化合物(40mg、74.1%)を得た。MS:M/e 187(M+1)+。
工程2:シクロヘキシル(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
THF(5mL)中の工程1の生成物(40mg、0.215mmol)の撹拌溶液に、室温でTHF(2M、0.2mL)中の臭化シクロヘキシルマグネシウムを添加した。30分間撹拌した後、反応混合物をH2O(10mL)でクエンチし、EtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、分取HPLCによって精製して、TFA塩としての標的化合物(15mg)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.56(s,1H),8.02(s,1H),7.68(d,J=9.6Hz,1H),6.81(d,J=9.6Hz,1H),6.12(s,1H),5.27(d,J=9.6Hz,1H),2.26(d,J=11.2Hz,1H),2.18−2.00(m,2H),1.78(m,1H),1.61(m,2H),1.31−0.94(m,8H),0.89−0.66(m,2H)ppm。MS:M/e 271(M+1)+。
実施例A129a及びA129b:(S)−シクロヘキシル(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール及び(R)−シクロヘキシル(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
ラセミA129a及びA129bの各エナンチオマーを、溶出液としてACN/MeOH/DEA=90/10/0.1(V/V/V)を用いたChiralpak IC上の分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、1.0mL/分の流速で溶出液としてACN/MeOH/DEA=90/10/0.1(V/V/V)を使用したChiralpak IC上でのHPLCを使用することによって決定した。最初のエナンチオマーは3.02分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは4.33分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は実施例A129のスペクトル特性と同一であった。A129a及びA129bの絶対配置は、より強力な異性体A129aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A130:シクロヘキシル(6−フェニルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.48(s,1H),8.03(s,1H),7.78(d,J=9.2Hz,1H),7.59−7.41(m,5H),7.00(d,J=9.2Hz,1H),6.18(s,1H),4.68(d,J=10.0Hz,1H),2.09(m,2H),1.78−1.57(m,2H),1.42(m,2H),1.27−1.10(m,1H),0.94(m,2H),0.71(m,1H),0.41(m,1H)ppm。MS:M/e 307(M+1)+。
実施例131:シクロヘキシル(6−メトキシイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:6−メトキシイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
MeOH(5mL)中の6−クロロイダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(50mg、0.29mmol)の撹拌溶液に、MeONa(5.4M、0.5mL)を加えた。70℃で4時間後、反応物をHCl水溶液(2.0M、5mL)でクエンチした。MeOHの大部分を除去して残渣を得て、これをEtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、目的化合物(50mg、100%)を得て、これを次の工程に直接使用した。MS:M/e 177(M+1)+。
工程2:シクロヘキシル(6−メトキシイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
THF(5mL)中の工程1の生成物(50mg、0.29mmol)の撹拌溶液に、室温でTHF(2M、0.3mL)中の臭化シクロヘキシルマグネシウムを添加した。30分間撹拌した後、反応混合物をH2O(10mL)でクエンチし、EtOAc(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、分取HPLCによって精製して、TFA塩としての標的化合物(12mg)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.35(s,1H),7.98(s,1H),7.80(d,J=10.0Hz,1H),7.36(d,J=10.0Hz,1H),5.90(s,1H),5.05(d,J=9.6Hz,1H),3.88(s,3H),2.18(d,J=12.4Hz,1H),2.00(m,1H),1.75(m,1H),1.57(m,2H),1.22−0.86(m,6H)ppm。MS:M/e 261(M+1)+。
実施例A132からA142は、当業者によって認識され得る適切な条件下でA126について記載された手順に従って調製された。
実施例A132:シクロプロピル(6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.11(s,1H),7.77(d,J=9.6Hz,1H),7.69(s,1H),7.05(d,J=9.6Hz,1H),4.58(d,J=8.4Hz,1H),1.66−1.54(m,1H),0.80−0.60(m,2H),0.51−0.38(m,1H),0.32−0.18(m,1H)ppm。MS:M/e 257(M+1)+
実施例A133:シクロペンチル(6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.99(s,1H),7.74(d,J=10.0Hz,1H),7.63(s,1H),7.02(dd,J=10.0,1.6Hz,1H),6.42(br.s,1H),4.94(d,J=10.0Hz,1H),2.80−2.69(m,1H),2.08−1.98(m,1H),1.70−1.35(m,5H),1.12−0.94(m,2H)ppm。MS:M/e 285(M+1)+。
実施例A134:シクロプロピル(6−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.22(s,1H),7.78(s,1H),7.42(d,J=7.6Hz,1H),7.25(d,J=7.6Hz,1H),4.76(d,J=10.0Hz,1H),1.57−1.60(m,1H),0.41−0.67(m,4H)ppm。
実施例A135:シクロヘキシル(6−イソプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.09(s,1H),7.66(s,1H),7.58(d,J=7.6Hz,1H),7.04(d,J=7.6Hz,1H),5.91(s,1H),4.99(d,J=6.0Hz,1H),2.22−2.23(m,1H),2.02−2.04(m,1H),1.58−1.75(m,3H),1.01−1.19(m,13H)ppm。MS:M/e 273(M+1)+。
実施例A136:シクロヘキシル(6−(プロプ−1−エン−2−yl)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.31(s,1H),7.88(s,1H),7.67(d,J=9.2Hz,1H),6.90(d,J=9.2Hz,1H),6.03(s,1H),5.35(s,1H),5.05(s,1H),4.82(d,J=9.6Hz,1H),2.22−2.23(m,1H),2.05(s,3H),1.58−1.75(m,3H),0.78−1.19(m,7H)ppm。MS:M/e 271(M+1)+。
実施例A137:シクロプロピル(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.49(s,1H),7.91(s,1H),7.64(d,J=9.6Hz,1H),6.76(d,J=9.6Hz,1H),6.07(s,1H),4.95(d,J=8.4Hz,1H),2.08(m,1H),1.69−1.49(m,1H),0.98(m,2H),0.80(m,1H),0.68(m,3H),0.39(m,2H)ppm。MS:M/e 229(M+1)+。
実施例A138:シクロペンチル(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.52(s,1H),7.95(s,1H),7.65(d,J=9.6Hz,1H),6.78(d,J=9.6Hz,1H),6.08(s,1H),5.32(d,J=10.4Hz,1H),2.67(m,1H),2.14(m,1H),1.99(m,1H),1.78−1.52(m,4H),1.44(m,1H),1.19(m,2H),1.10−0.94(m,2H),0.85(m,1H),0.73(m,1H)ppm。MS:M/e 257(M+1)+。
実施例A139:2−シクロヘキシル−1−(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタンー1−オール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.37(s,1H),7.86(s,1H),7.61(d,J=9.6Hz,1H),6.80(d,J=9.6Hz,1H),5.98(s,1H),5.82−5.66(m,1H),2.06−1.94(m,2H),1.78(m,2H),1.65(m,3H),1.56−1.47(m,2H),1.25(m,8H),0.81(m,1H),0.69(m,1H)ppm。MS:M/e 285(M+1)+。
実施例A139a及びA139b:(S)−シクロヘキシル(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール及び(R)−シクロヘキシル(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
ラセミA139a及びA139bの各エナンチオマーを、溶出液としてACN/MeOH/DEA=90/10/0.1(V/V/V)を用いたChiralpak AD−Hでの分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、1.0mL/分の流速で溶出液としてACN/MeOH/DEA=90/10/0.1(V/V/V)を使用したChiralpak IC上でのHPLCを使用することによって決定した。最初のエナンチオマーは3.02分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは4.33分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は、化合物A139のスペクトル特性と同一であった。A139a及びA139bの絶対配置は、より強力な異性体A139aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A140:シクロヘキシル(6−(3,5−ジメチルイソオキサゾル−4−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.24(d,J=14.4Hz,1H),7.84(s,1H),7.73(d,J=9.2Hz,1H),6.82(dd,J=20.8,9.2Hz,1H),6.24(s,1H),4.38(dd,J=52.0,9.6Hz,1H),2.39−2.23(d,J=36Hz,3H),2.12(d,J=14.4Hz,3H),2.00(m,1H),1.69(m,1H),1.48(m,2H),1.24−0.77(m,6H),0.50(m,1H)ppm。MS:M/e 326(M+1)+。
実施例A141:2−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.64(s,1H),7.42(d,1H,J=9.6Hz),7.32(s,1H)6.44(d,1H,J=9.6Hz),6.35(s,1H),5.65(d,1H,J=8.0Hz),5.52(d,1H,J=3.2Hz),3.70−3.74(m,1H),2.17−2.20(m,1H),1.99−2.07(m,1H),1.88−1.91(m,1H),1.59−1.62(m,1H),1.42−1.45(m,1H),1.17−1.33(m,2H),0.88−1.04(m,5H),0.73−0.77(m,1H),0.61−0.65(m,1H)。
実施例A142:4−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール
工程1:((4−ブロモシクロヘキシル)オキシ)トリメチルシラン
乾燥DCM(500mL)中の7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン(32.8g、334mmol)の溶液に、室温でTMSBr(54g、1.2当量)を滴下した。完全に滴下した後、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を蒸留して、所望の生成物50gを収率60%で得た。
工程2及び3:4−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール
乾燥THF(20mL)中のMg(1.0g)の懸濁液に、((4−ブロモシクロヘキシル)オキシ)トリメチルシラン(1.0g)及び触媒量のI2を加え、混合物を50℃で0.5時間加熱した。次いで、混合物に((4−ブロモシクロヘキシル)オキシ)トリメチルシラン(6.0g)を添加し、グリニャール試薬が形成されるまで0.5時間反応させ、室温に冷却し、6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(1.0g)の乾燥THF(10mL)溶液に0℃で滴下し、混合物を0.5時間撹拌した後、飽和NH4Cl水溶液を加え、EA(20mL×3)で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を蒸発させ、CC(D:M=10:1)で精製して、所望の生成物1.0gを収率70%で得た。1H NMR(DMSO−d6)8.57(s,1H),7.39(d,1H,J=9.6Hz),7.29(s,1H),6.46(d,1H,J=9.6Hz),5.73(d,1H,J=4.0Hz),5.26(dd,1H,J=9.6,3.6Hz),4.26(d,1H,J=3.2Hz),3.74(s,1H),2.08−2.13(m,1H),1.91−1.95(m,2H),1.62−1.71(m,5H),1.18−1.24(m,1H),0.89−0.98(m,2H),0.73−0.81(m,2H),0.62−0.67(m,1H)。
実施例A142a、A142b、A142c及びA142d:(1R,4s)−4−((S)−(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール、(1S,4r)−4−((S)−(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール、(1R,4s)−4−((R)−(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール及び(1S,4r)−4−((R)−(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール。
溶出液として30%プロパン−2−オール/二酸化炭素を用いたChiralcel AD−Hでの分取HPLCを使用して、各エナンチオマーを分離した。 エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で30%プロパン−2−オール/二酸化炭素を溶出液として用いたChiralcel AD−H上のHPLCを使用することによって決定した。第1の異性体は9.137分の保持時間で溶出し、1H NMR(DMSO−d6)8.57(s,1H),7.39(d,1H,J=9.6Hz),7.29(s,1H),6.46(d,1H,J=9.6Hz),5.73(d,1H,J=4.0Hz),5.26(dd,1H,J=9.6,3.6Hz),4.26(d,1H,J=3.2Hz),3.74(s,1H),2.09−2.13(m,1H),1.91−1.95(m,2H),1.62−1.71(m,5H),1.18−1.24(m,1H),0.89−0.98(m,2H),0.73−0.81(m,2H),0.63−0.67(m,1H)であり;第2の異性体は12.750分の保持時間で溶出し、1H NMR(DMSO−d6)8.57(s,1H),7.39(d,1H,J=9.6Hz),7.29(s,1H),6.45(d,1H,J=9.6Hz),5.74(d,1H,J=4.0Hz),5.17(dd,1H,J=9.6,3.6Hz),4.45(d,1H,J=3.2Hz),2.25−2.27(m,1H),1.89−2.03(m,3H),1.66−1.69(m,1H),0.89−0.98(m,2H),0.73−0.81(m,7H),0.63−0.73(m,3H)であり;第3の異性体は保持時間15.375分で溶出し、1H NMR(DMSO−d6)8.57(s,1H),7.38(d,1H,J=9.6Hz),7.29(s,1H),6.45(d,1H,J=9.6Hz),5.72(d,1H,J=4.0Hz),5.27(dd,1H,J=9.6,4.0Hz),4.26(d,1H,J=4.0Hz),3.74(s,1H),2.10−2.13(m,1H),1.91−1.95(m,2H),1.21−1.70(m,7H),0.91−0.98(m,2H),0.74−0.81(m,2H),0.63−0.65(m,1H)であり;第4のエナンチオマーは17.955分の保持時間で溶出し、1H NMR(DMSO−d6)8.57(s,1H),7.38(d,1H,J=9.6Hz),7.30(s,1H),6.45(d,1H,J=9.6Hz),5.75(d,1H,J=4.0Hz),5.17(dd,1H,J=9.6,4.0Hz),4.46(d,1H,J=4.0Hz),2.25−2.27(m,1H),1.89−2.03(m,3H),1.6−1.70(m,1H),0.89−1.23(m,2H),0.74−0.81(m,5H),0.63−0.75(m,2H)であった。A142a、A142b、A142c及びA142dの絶対配置は、より強力な異性体A142a及びA142bの結合モデルが、IDO1酵素とA101aの結合モデルと同一であるとの課程の下、それぞれ仮に(S)、(S)、(R)、及び(R)と割り当てられるものであるが、シクロヘキササンの相対的な立体配置は不明である。
実施例A143:シクロヘキシル(6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:4−ヒドロキシピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル
EtOH(1500ml)中の4−ヒドロキシピリン−2,6−ジカルボン酸(183g、1.0mol)の溶液に、塩化チオニル(200ml、2.0mol)を室温で加え、混合物を90℃で3時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、濃縮乾固した。粗生成物に1Lの水を加え、室温で撹拌し、ろ過した後、炭酸ナトリウムで中和し、水(200ml×3)で洗浄して白色固体(201g、収率:83.92%)を得た。1H NMR(CD3OD−d4)δ 7.45(s,1H),4.40(dd,4H,J=7.2Hz),1.40(t,3H,J=6.8Hz)。
工程2:3,4−ジクロロピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル
DCM(1400ml)中の4−ヒドロキシピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル(140g、0.585mol)の溶液に、トリエチルアミン(47ml、0.703mol)及びN−クロロコハク酸イミド(N−クロロピロリジン−2,5−ジオン)(86.3g、0.644mol)を添加した。 反応混合物を室温で1時間撹拌し、濃縮乾固した。粗生成物をEA500mLに溶解し、6N HCl(500mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。粗生成物をアセトニトリル800mlに溶解し、オキシ塩化リン(80ml)を加え、75℃で1時間撹拌した後、濃縮乾固した。粗生成物を、溶出液としてPE:EA=20:1を使用したシリカゲル(400g)上のカラムクロマトグラフィーにより精製して、白色固体(収率17.56%で30.0g)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.40(s,1H),4.42(m,4H),1.35(m,6H)。
工程3:3,4−ジクロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル及び4,5−ジクロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル
エチルアルコール(1000ml)中の3,4−ジクロロピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル(30g、103.09mmol)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム(1.96g、51.55mmol)を加え、混合物を50℃で2時間撹拌し、室温に冷却し、水5mlでクエンチし、濃縮乾固した。粗生成物に水500mlを加え、EA(500ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。 粗生成物をシリカゲル(50g)、PE:EA=1:1でのカラムクロマトグラフィーにより精製し、淡黄色の油状物(混合物、収率35.06%で9.00g)を得た。ESI−MS m/z 250.0([M+H]+)。
工程4:3,4−ジクロロ−6−(クロロメチル)ピコリン酸エチル及び4,5−ジクロロ−6−(クロロメチル)ピコリン酸エチル
ジクロロメタン(100ml)中の3,4−ジクロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル及び4,5−ジクロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル(9.00g、36.14mmol)の溶液に、塩化チオニル(6.6ml、90.36mmol)を滴下し、混合物を45℃で2時間撹拌し、室温に冷却し、水2mlでクエンチし、濃縮乾固した。粗生成物に飽和炭酸水素ナトリウム溶液50mlを加え、EA(50ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。この粗生成物(11.19g)をさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程5:3,4−ジクロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル及び4,5−ジクロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル
3,4−ジクロロ−6−(クロロメチル)ピコリン酸エチル及び4,5−ジクロロ−6−(クロロメチル)ピコリン酸エチル(11.19g、41.95mmol)を無水DMF(100ml)に溶解し、フタルイミドカリウム(9.26g、50.10mmol)を室温でゆっくり加え、混合物を一晩撹拌した。次いで、反応混合物に水100mlを加え、EA(150ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。粗生成物をPE:EA=10:1(50ml)で再結晶して、淡黄色の固体(混合物、収率59.91%で9.50g)を得た。1つの異性体:1H NMR(DMSO−d6)δ 8.11(s,1H),7.86−7.97(m,4H),5.11(s,2H),4.08(dd,3H,J=7.2Hz),0.93(t,2H,J=7.2Hz)。他の異性体:1H NMR(DMSO−d6)8.08(s,1H),7.86−7.97(m,4H),4.92(s,2H),4.34(dd,3H,J=7.2Hz),1.19(t,2H,J=7.2Hz)。
工程6及び7:6−(アミノメチル)−3,4−ジクロロピコリネート及び6−(アミノメチル)−4,5−ジクロロ−ピコリン酸エチル
EtOH(100ml)中の3,4−ジクロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル及び4,5−ジクロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル(9.50g、25.13mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(1.25ml、98%)を室温で加え、混合物を2時間80℃に加熱した。次いで、室温に冷却し、HCOOH(5ml)を添加し、濾過し、EtOHで洗浄し、濾液を蒸発させて粗生成物を油状物として得た。この粗生成物をHCOOH(40ml)及び無水酢酸(8ml)に溶解し、混合物を90℃で2時間撹拌し、次いで室温に冷却し、濃縮乾固させた。この粗生成物に飽和炭酸水素ナトリウム(100ml)を加え、EA(80ml×3)で抽出し、有機層を合わせて水で洗浄し、飽和Nalco(200ml×2)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、黄色油状物を得た(混合物、6.84g)ESI−MS m/z 277.0([M+H]+)。
工程7:6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル及び7,8−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
アセトニトリル(50ml)中の6−(アミノメチル)−3,4−ジクロロピコリネート及び6−(アミノメチル)−4,5−ジクロロピコリン酸エチル(6.84g、24.78mmol)の溶液に、POCl3(4.54ml、49.56mmol)を室温で添加し、混合物を80℃で2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをHCl(400ml、1N)に溶解し、EA(200ml×3)で抽出し、水層を単離し、炭酸ナトリウムでpH=7に調整し、EA(400ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、溶媒を蒸発させて粗生成物を得て、これを溶出液としてPE:EA=1:1を用いたシリカゲル(50g)上のカラムクロマトグラフィーで精製し、淡黄色固体(2.8g、6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル)を得た:1H NMR(DMSO−d6)δ 9.15(d,1H,J=6.4Hz),7.75(d,1H,J=0.8Hz),7.66(s,1H),4.44(q,2H,J=7.2Hz),1.39(t,3H,J=7.2Hz)。さらに、他のもう一つの異性体(7,8−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル):1H NMR(DMSO−d6)δ 8.44(s,1H),7.72(s,1H),7.52(s,1H),4.59(m,2H,J=7.2Hz),1.49(m,3H,J=7.2Hz).
工程8:(6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH(100ml)中の6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(2.80g、10.85mmol)の溶液に、NaBH4(1.23g、32.56mmol)を室温で添加し、混合物を室温で2時間撹拌し、次いでH2O(5ml)でクエンチした。濃縮乾固した後、残渣に水100mlを加え、濾過し、濃縮乾固して白色固体を得た(1.85g、収率78.62%)。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.49(s,1H),8.02(s,1H),7.49(s,1H),5.84(t,1H,J=5.6Hz),5.03(d,2H,J=5.6Hz)。
工程9:6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(15ml)中の(6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール(1.85g、8.53mmol)の溶液にDess−Martin試薬(5.42g、12.79mmol)を室温で添加し、混合物を一晩撹拌した後、水(40ml)を添加し、DCM(100ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。粗生成物を、溶出液としてPE:EA=1:1を使用してシリカゲル(50g)上のカラムクロマトグラフィーにより精製して、淡黄色固体(収率55.07%で1.01g)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 10.62(s,1H),9.64(s,1H),7.99(s,1H),7.70(s,1H)。
工程10:シクロヘキシル(6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
乾燥THF(10ml)中の6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(500mg、2.32mmol)の溶液に、シクロヘキシルマグネシウムクロライド(5.35ml、1.3mmol/ml)を0℃でN2下で滴下した。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物に水(30ml)を加え、EA(30ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固し、粗生成物をpre−TLC(溶出液としてPE:EA=1:1)で精製して、生成物を固体として得た(52mg、収率7.23%)。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.82(s,1H),7.55(s,1H),7.41(s,1H),5.40(d,1H,J=9.6Hz),3.06(s,1H),1.67−2.27(m,5H),1.07−1.33(m,6H)。
実施例A143a及びA143b:(S)−シクロヘキシル(6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール、及び(R)−シクロヘキシル(6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
ラセミA143a及びA143bの各エナンチオマーを、ヘキサン/IPA=80/20(V/V)を溶出液として用いたChiralpak OZ−H上の分取HPLCを用いて分離した。エナンチオマー過剰率は、ヘキサン/IPA=80/20(V/V)を溶出液として流速1.0mL/分でChiralpak OZ−H上でHPLCを使用することによって決定した。最初のエナンチオマーは5.98分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは7.68分の保持時間で溶離した。表題化合物のスペクトル特性は、実施例A143のものと同一であった。A143a及びA143bの絶対配置は、より強力な異性体A143aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例A143からA146は、実施例A143と同様の手順に従って、対応するアルデヒド及びグリニャール試薬から合成した。
実施例A144:2−シクロヘキシル−1−(6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタンー1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.87(s,1H),7.57(s,1H),7.53(s,1H),5.83(dd,1H,J=4.0Hz),1.59−2.14(m,7H),0.97−1.35(m,6H)。
実施例A144a及びA144b:(R)−2−シクロヘキシル−1−(6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタンー1−オール及び(S)−2−シクロヘキシル−1−(6,7−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタンー1−オール
ラセミA144a及びA144bの各エナンチオマーを、ヘキサン/EtOH=90/10(V/V)を溶出液として用いたChiralpak AS−H上の分取HPLCを用いて分離した。ヘキサン/EtOH=90/10(V/ V)を溶出液とするChiralpak AS−H上のHPLCを1.0mL/分の流速で使用することにより、エナンチオマー過剰率を決定した。最初のエナンチオマーは4.45分の保持時間で溶出し、他のエナンチオマーは7.21分の保持時間で溶出した。表題化合物のスペクトル特性は、実施例A144のスペクトル特性と同一であった。A144a及びA144bの絶対配置は、より強力な異性体A144bの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(R)及び(S)として割り当てられる。
実施例A145:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル(フェニル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.45(s,1H),7.52(s,1H),6.70(s,1H),5.02(dd,2H,J=3.2Hz),1.59−1.91(m,8H),0.96−1.30(m,6H)。
実施例A146:シクロヘキシル(7,8−ジクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.94(s,1H),7.62(s,1H),6.70(s,1H),4.68(d,2H,J=7.6Hz),1.70−2.05(m,5H),1.10−1.40(m,6H)。
実施例A147:1−(7−ブロモ−8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタンー1−オール
工程1:4−ブロモ−3−クロロピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル
DCM(1400ml)中の4−ヒドロキシピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル(200g、0.837mol)の溶液を、室温で攪拌し、トリエチルアミン(101g、1mol)、N−クロロコハク酸イミド(N−クロロピロリジン−2,5−ジオン)(65.13g、0.488mol)をバッチ式で加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、濃縮乾固した。粗生成物にEA 500Lを加え、6N HCl(500mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。粗生成物をアセトニトリル800mlに溶解し、POBr3(219g、0.7664mol)を加え、混合物を75℃で1時間撹拌し、濃縮乾固した。粗生成物をシリカゲル、PE:EA=20:1のカラムクロマトグラフィーにより精製し、白色固体を得た(収率32.0%で50.0g)。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.50(s,1H),4.40−4.42(m,4H),1.28−1.34(m,6H)。
工程2:4−ブロモ−3−クロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル、及び4−ブロモ−5−クロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル
エチルアルコール(200ml)中の化合物2(21g、62.7mmol)の溶液にナトリウムNaBH4(1.54g、40.47mmol)を加え、混合物を50℃で2時間撹拌し、室温に冷却し、水5mlでクエンチし、濃縮乾固した。粗生成物に水500mlを加え、EA(100ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。粗生成物をシリカゲル(50g)のPE:EA=1:1でのカラムクロマトグラフィーにより精製し、淡黄色の油状物(7g、38%)を得た。1つの異性体:1H NMR(400MHz,DMSO)δ 9.21(dd,J=11.6,6.7Hz,1H),7.93−7.75(m,1H),7.73−7.58(m,1H),4.76−4.32(m,3H),1.57−1.32(m,4H)。他の異性体:1H NMR(400MHz,DMSO)δ 8.71−8.47(m,1H),8.45−8.32(m,0H),8.32−8.18(m,1H),7.58(dd,J=8.8,1.6Hz,1H),4.68−4.41(m,3H),1.50−1.28(m,4H)。
工程3:4−ブロモ−3−クロロ−6−((トシルオキシ)メチル)ピコリン酸エチル、及び4−ブロモ−5−クロロ−6−((トシルオキシ)メチル)ピコリン酸エチル
ジクロロメタン(150ml)中の化合物3a及び3b(14g、48mmol)、Et3N(9.7g、96mol)及びDMAP(0.58,4.8mol)の溶液に、TosCl(11g、57.6mmol)を加え、室温で2時間撹拌し、LCMSは反応が完了したことを示した。粗生成物にNHCl4水溶液を加え、EA(100ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。この粗生成物(23g、>99.9%)をさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程4:4−ブロモ−3−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル及び4−ブロモ−5−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル
無水DMF(200ml)中の化合物4a及び4b(23g、51.54mmol)及びカリウム1,3−ジオキソイソインドリ−2−イド(9.54g、51.54mmol)の混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、反応混合物に水100mlを加え、EA(150ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固させた。粗生成物をPE:EA=10:1、50mlで再結晶し、淡黄色の油状物を得た(2つの化合物は収率78.3%で17g)
工程5及び6:4−ブロモ−3−クロロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル、及び4−ブロモ−5−クロロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル
EtOH(100ml)中の化合物5a及び5b(17g、40.28mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(2g、98%)を室温で加え、混合物を80℃で2時間加熱した。次いで室温に冷却し、HCOOH(10ml)を添加し、濾過し、白色沈殿物を除去するために洗浄し、濾液を蒸発させて粗生成物を油状物として得た。この粗生成物にHCOOH100ml及び酢酸オキサイド8mlを加え、混合物を90℃で2時間撹拌し、室温に冷却した後、濃縮乾固した。粗生成物に飽和重炭酸ナトリウム100mlを加え、EA(80ml×3)で抽出し、有機層を合わせて飽和塩(200ml×2)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過して濃縮乾固して黄色の油状物(11.5g、純粋ではない、91.3%)を得た。
工程7:7−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル、及び7−ブロモ−8−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
トルエン(150ml)中の化合物7a及び7b(11.5g、36mmol)の溶液に、室温でPOBr3(15.4g、54mmol)を加え、混合物を80℃で2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、溶媒を蒸発させた後、残渣にHCl(400ml、1N)を加え、EA(200ml×3)で抽出し、水層を単離し、炭酸ナトリウムでpH=7から8に調整した後、EA(200ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、溶媒を蒸発させて粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルPE:EA=1:1でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物8a(3.6g)を得た、9 1HNMR(400MHz,DMSO)δ 8.57(s,1H),8.39(d,J=0.4Hz,1H),7.59(s,1H),4.56(q,J=7.1Hz,2H),1.40(t,J=7.1Hz,4H)。
工程8:(7−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH(10ml)中の化合物9(3.6g、12mmol)の溶液に、室温でNaBH4(0.67g、18mmol)をバッチ方式で加え、混合物を室温で2時間撹拌し、次いでH2O(1ml)でクエンチした。濃縮乾固した後、残渣に水10mlを加え、ろ過し、濃縮乾固して黄色固体を得た(3.1g、収率99.3%)。
工程9:7−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(30ml)中の化合物10(3.1g、11.9mmol)の溶液に、Dess−Martin(7.58g、17.88mmol)を一度に室温で加え、混合物を5時間撹拌した後、水20mlを添加し、DCM(20ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。粗生成物をシリカゲルPE:EA=1:1でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、化合物11(1.8g、58%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO)δ 10.53−10.38(m,1H),9.41(d,J=26.4Hz,1H),8.65(d,J=18.0Hz,1H),7.83−7.67(m,2H)。
工程10:1−(7−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタンー1−オール
乾燥THF(20ml)中の化合物11(1g、3.78mmol)の溶液に、0℃でシクロヘキシルマグネシウムクロライド(5ml、1.3mmol/ml、1.50mmol)をN2気球を保護した条件下で滴下して加えた。混合物を室温に1時間ゆっくりと加温し攪拌した。混合物に水(10ml)を加え、EA(10ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、濃縮乾固し、粗生成物をpre−TLC(溶出液としてPE:EA=1:2)で精製して、4%の収率で5mgを得た。1H NMR(400MHz,cdcl3)δ 8.81(s,1H),7.71(s,1H),7.38(s,1H),7.29(d,J=26.9Hz,2H),5.81(dd,J=9.6,3.9Hz,1H),4.53−4.40(m,1H),1.70−1.53(m,1H),1.31−1.17(m,8H),0.93−0.78(m,2H)。
実施例A147と同様の手順に従って、対応するアルデヒド及びグリニャール試薬から実施例A148からA150を合成した。
実施例A148:(7−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
1H NMR(400 MHz,DMSO−d6)δ 8.70(s,1H),8.13(s,1H),7.45(s,1H),6.19(d,J=4.4Hz,1H),5.17(dd,J=9.6,4.4Hz,1H),2.07−2.19(m,2H),1.61−1.72(m,3H),1.04−1.25(m,6H)。
実施例A149:(7−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロペンチル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.74(s,1H),8.14(s,1H),7.46(s,1H),6.21(d,J=4.0Hz,1H),5.22(dd,J=9.6,4.0Hz,1H),1.93−1.95(m,1H),1.45−1.58(m,5H),1.20−1.23(m,3H)。
実施例A150:(7−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロプロピル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.82(s,1H),8.14(s,1H),7.47(s,1H),6.25(d,J=4.0Hz,1H),4.87(dd,J=8.8,4.0Hz,1H),1.51−1.59(m,1H),0.51−0.68(m,2H),0.39−0.43(m,2H)。
実施例A151:(6−クロロ−7−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
工程1:3−クロロ−4−フルオロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル
DMSO(100mL)中の3,4−ジクロロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル(4.3g、15.5mmol、1.0当量)及びCsF(6.1g、40.1mmol、2.6当量)の混合物を、一晩かけて120℃まで加熱し、冷却した後、混合物を水に注ぎ、EAで抽出し、有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、シリカゲルで精製して、粗生成物(2.5g)を得た。ESI−MS m/z 261([M+H]+)。
工程2:6−クロロ−7−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
ACN(100mL)中の3−クロロ−4−フルオロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル(2.5g、<9.6mmol)及びPOCl3(1mL)の溶液を70℃に2時間加熱し、冷却した後、混合物を濃縮し、NaHCO3飽和水溶液を加え、EAで抽出し、EA層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮し、シリカゲルで精製して、生成物(1.6g)を得た。ESI−MS m/z 243([M+H]+)。
工程3:(6−クロロ−7−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH(50mL)中の6−クロロ−7−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(1.6g、6.6mmol、1.0当量)およびNaBH4(500mg、13.2mmol、2.0当量)を80℃で2時間加熱し、冷却した後、水100mLを加え、混合物を濃縮して、EtOHを除去し、黄色固体を回収し、空気中で乾燥させて生成物(780mg)を得た。ESI−MSm/z201([M+H]+)。
工程4:6−クロロ−7−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(20mL)中の化合物1(0.3g、1.5mmol)の溶液に、Dess−Martin(1.23g、3.0mmol)を室温で加え、混合物を室温で12時間撹拌した。次いで、水(80mL)を添加し、DCM(75mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲル(PE:EA=1:5、次いで=1:1)で精製し、黄色固体(0.21g、70%)として生成物を得た。LC−MS(M+H)+=199.1
工程5:(6−クロロ−7−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
THF(10mL)中の化合物2(0.1g、0.51mmol)の溶液に、0℃で臭化シクロヘキシルマグネシウム(0.6mL、0.77mmol)を加え、混合物を0℃で2時間撹拌した。次いで、水(20mL)を添加し、DCM(20mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を蒸発させ、残渣をpre−HPLCで精製して、白色固体として生成物を得た(25mg、21%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.70(s,1H),7.63(d,J=8.8Hz,1H),7.44(s,1H),6.02(s,1H),5.07−5.10(d,J=9.2Hz,1H),2.18−2.22(m,1H),2.07−2.10(m,1H),1.74−1.77(m,1H),1.58−1.60(m,1H),1.02−1.26(m,7H)。
実施例A152:1−(6−クロロ−7−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)−2−シクロヘキシルエタンー1−オール
実施例A152は、実施例A151と同様の手順に従って、対応するアルデヒド及びグリニャール試薬から合成した。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.75(s,1H),7.61−7.63(d,J=8.8Hz,1H),7.44(s,1H),6.19(s,1H),5.50−5.53(d,J=8.8Hz,1H),0.83−2.0(m,13H)。LC−MS(M+H)+=297.1。
実施例A153:(8−クロロ−7−メトキシイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
工程1:3−クロロ−4−メトキシピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル
DMF中の3−クロロ−4−ヒドロキシピシンジ−2,6−ジカルボン酸ジエチル(11g、40mmol、1.0当量)、MeI(10g、70mmol、1.75当量)及びK2CO3(11g、80mmol、20当量)の混合物を室温で一晩撹拌し、反応混合物を水に注ぎ、EAで抽出し、有機層を水及びブラインで洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濃縮し、シリカで精製して6.6g(収率57%)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 7.83(s,1H),4.35−4.44(m,4H),4.09(s,3H),1.31−1.36(m,6H)。ESI−MS m/z 288([M+H]+)。
工程2:5−クロロ−6−(ヒドロキシメチル)−4−メトキシピコリン酸エチル
50℃で、EtOH(100mL)中の3−クロロ−4−メトキシピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル(6.6g、23mmol、1.0当量)の溶液に、NaBH4(400mg、10.5mmol、0.46当量)をゆっくりと添加し、80℃に加熱して、冷却した後、混合物を濃縮し、水を加え、EAで抽出し、有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮し、シリカゲルで精製し、750mgの白色固体を得た(収率13%)。1H NMR(DMSO−d6)δ 7.69(s,1H),4.64(s,2H),4.37(q,J=7.2Hz,2H),4.04(s,3H),1.34(t,J=7.2Hz,3H)。
工程3:5−クロロ−6−(クロロメチル)−4−メトキシピコリン酸エチル
DCM(10mL)中の5−クロロ−6−(ヒドロキシメチル)−4−メトキシピコリン酸エチル(750mg、3.05mmol、1.0当量)及びSOCl2(0.3mL)の溶液を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮し、EAを添加し、NaHCO3水溶液及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮して粗生成物(700mg)を得て、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程4:5−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−4−メトキシピコリン酸エチル
DMF(15mL)中の5−クロロ−6−(クロロメチル)−4−メトキシピコリン酸エチル(700mg、2.65mmol、1.0当量)及びカリウム1,3−ジオキソイソインドリン−2−イド(740mg、4.0mmol、1.3当量)の溶液を一晩攪拌した。混合物を氷中に注ぎ、白色固体を集め、空気中で乾燥して960mg(2工程の収率84%)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 7.88−7.96(m,4H),7.64(s,1H),5.01(s,1H),4.03−4.09(m,5H),0.87−0.91(t,J=7.2Hz,3H)。ESI−MS m/z 375([M+H]+)。
工程5:6−(アミノメチル)−5−クロロ−4−メトキシピコリン酸エチル
EtOH(30mL)中の5−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−4−メトキシピコリン酸エチル(960mg、2.56mmol、1.0当量)及びN2H4・H2O(128mg、2.56mmol、1.0当量)の溶液を2時間かけて90℃まで加熱し、冷却した後、混合物を濾過し、5mLのHCOOHを濾液に添加し、濃縮して、粗生成物(1.3g)を得て、この粗生成物をさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程6:5−クロロ−6−(ホルムアミドメチル)−4−メトキシピコリン酸エチル
HCOOH(30mL)及びAc2O(10mL)中の6−(アミノメチル)−5−クロロ−4−メトキシピコリン酸エチル(1.3g、5.3mmol、1.0当量)の溶液を、50℃に2時間加熱し、濃縮し、EAを加え、飽和NaHCO3水溶液、水、及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して粗生成物(605mg)を得て、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程7:8−クロロ−7−メトキシイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
ACN中の5−クロロ−6−(ホルムアミドメチル)−4−メトキシピコリン酸エチル(600mg、2.2mmol、1.0eq)の溶液にPOCl3(0.3mL)を加え、反応混合物を2時間かけて70℃に加熱し、冷却した後、混合物を濃縮し、飽和NaHCO3水溶液を加え、EAで抽出し、EA層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮し、シリカゲルで精製して生成物を黄色固体(350mg、3工程の収率54%)として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 9.02(d,J=0.8Hz,1H),7.64(s,1H),7.48(d,J=0.8Hz,1H),4.43−4.49(q,J=7.2Hz,2H),3.99(s,3H),1.38−1.42(t,J=7.2Hz,3H)。ESI−MS m/z 255([M+H]+)。
工程8:(8−クロロ−7−メトキシイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH(30mL)中の化合物8−クロロ−7−メトキシミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(0.5g、1.98mmol)の溶液に、LiBH4(0.15g、6.25mmol)を添加し、室温で4時間撹拌した。次いで、水(100mL)を添加し、DCM(50mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を蒸発させて粗生成物を白色固体(1.9g)として得て、これを精製することなく精製した。LC−MS(M+H)+=213.1。
工程9:8−クロロ−7−メトキシイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(20mL)中の化合物(8−クロロ−7−メトシキイミシダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノル(0.31g、1.46mmol)の溶液にDess−Martin(1.24g、2.92mmol)を室温で加え、混合物を室温で12時間撹拌した。次いで、水(40mL)を添加し、DCM(30mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を蒸発させ、残渣をシリカゲル(PE:EA=1:5、次いで1:1)で精製し、黄色固体として生成物を得た(0.11g、35.6%)。LC−MS(M+H)+=211.1
工程10:(8−クロロ−7−メトキシイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
THF(10mL)中の化合物8−クロロ−7−メトキシミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(0.05g、0.24mmol)の溶液に、シクロヘキシルマグネシウムブロミド(0.3mL、0.36mmol)を0℃で加え、混合物を0℃で2時間撹拌した。次いで、水(20mL)を添加し、DCM(20mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥し、濾過してNa2SO4を除去し、溶媒を蒸発させ、残渣をpre−HPLCで精製して、白色固体として生成物を得た(6.5mg、10.3%)。1H NMR(400MHz,DMSO)δ 9.44(s,1H),7.78(s,1H),7.16(s,1H),3.96(s,3H),1.97−1.99(m,1H),1.82−1.89(m,1H),1.71−1.74(m,1H),1.58−1.60(m,3H),1.03−1.29(m,5H)。LC−MS(M+H)+=295.1。
実施例A154:シクロヘキシル(6,7,8−トリクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:4−ヒドロキシピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル
EtOH(1500ml)中の4−ヒドロキシピリジン−2,6−ジカルボン酸(183g、1.0mol)の溶液に、塩化チオニル(200ml、2.0mol)を室温で加え、混合物を90℃で3時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、濃縮乾固した。粗生成物に水1Lを加え、室温で撹拌し、炭酸ナトリウムで中和し、濾過し、水(200mL×3)で洗浄して白色固体(収率83.92%で201g)を得た。1H NMR(CD3OD−d4)δ 7.45(s,1H),4.40(d,J=7.2Hz,4H),1.40(t,J=7.2Hz,6H)。
工程2:3,4,5−トリクロロピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル
4−ヒドロキシピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル(24g、100mmol)及びN−塩化コハク酸イミド(N−クロロピロリジン−2,5−ジオン(33g、250mmol))をアセトニトリルに溶解した。反応混合物を70℃で一晩攪拌した。混合物に水100mlを加え、EA(200ml×3)で抽出し、有機層を合わせて飽和食塩水500mlで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過して濃縮乾固した。粗生成物(14.1g)をアセトニトリル200mlに溶解し、オキシ塩化リン25mlを加え、混合物を70℃で2時間撹拌した。濃縮乾固した後、EA500mlを加え、飽和食塩水(500ml×3)で抽出し、有機層を炭酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。粗生成物をシリカゲル(200g)、PEを溶出液として用いたカラムクロマトグラフィーにより精製し、透明な黄色油状物(28g、63.62%)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 4.42(m,4H),1.34(m,6H)。
工程3:3,4,5−トリクロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル
エチルアルコール(200ml)中の3,4,5−トリクロロピリジン−2,6−ジカルボン酸ジエチル(28g、85.89mmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(1.66g、42.95mmol)を加え、混合物を70℃で2時間撹拌し、室温に冷却し、水5mlでクエンチし、濃縮乾固させた。粗生成物に水200mlを加え、EA(200ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。粗生成物をシリカゲル(80g)のPE:EA=2:1でのカラムクロマトグラフィーにより精製し、淡黄色油状物(3.31g、収率13.57%)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 4.67(s,2H),4.42(q,J=8.8Hz,4H),1.34(t,J=8.8Hz,3H)。
工程4:3,4,5−トリクロロ−6−(クロロメチル)ピコリン酸エチル
DMF(40ml)中の3,4,5−トリクロロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル(3.31g、11.65mmol)の溶液に、パラトルエンスルホニルクロライド(2.66g、14.00mmol)、トリエチルアミン(2.35g、23.30mmol)及びジメチルアミノピリジン(141mg、1.16mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。水(80ml)を加えた後、淡黄色固体を少量分離し、濾過し、水5mlで洗浄し、濃縮乾固して淡黄色固体(2.50g、収率71.05%)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 4.92(s,2H),4.43(q,J=8.0Hz,2H),1.34(t,J=8.0Hz,3H)。
工程5:3,4,5−トリクロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル
無水DMF(20ml)中の3,4,5−トリクロロ−6−(クロロメチル)ピコリン酸エチル(11.19g、8.28mmol)の溶液に、室温で、フタル酸イミドカリウム(5.21g、28.16mmol)をゆっくりと加え、混合物を一晩攪拌した。 次いで、反応混合物に水30mlを加え、濾過し、水10mlで洗浄し、黄色固体(3.97g、収率116.37%)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 7.96−7.89(m,4H),5.07(s,2H),4.16(q,J=7.2Hz,2H),0.95(t,J=7.2Hz,3H)。
工程6:3,4,5−トリクロロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル
EtOH(20ml)中の3,4,5−トリクロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピコリン酸エチル(3.93g、8.28mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(0.5ml、9.94ml)を室温で加え、混合物を80℃で2時間加熱した。その後、室温に冷却し、HCOOH(5ml)を加え、濾過し、洗浄して、白色沈殿物を除去し、濾液を蒸発させて粗生成物を油状物として得た(2.41g)。この粗生成物にHCOOH 25ml及び酢酸オキサイド5mlを加え、混合物を50℃で3時間撹拌し、室温まで冷却した後、濃縮乾固した。粗生成物は、さらなる精製なしに次の工程に使用した(2.30g、89.31%)。ESI−MS m/z 312.8([M+H]+)。
工程7:6,7,8−トリクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
アセトニトリル(20ml)中の3,4,5−トリクロロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル(2.30g、7.39mmol)の溶液に、POCl3(4.0ml)を室温で添加し、混合物を80℃で2時間加熱した。次いで、室温に冷却し、混合物を80℃で2時間加熱した。次いで、室温まで冷却し、溶媒を蒸発させた後、残渣にHCl(400ml、1N)を加え、EA(200ml×3)で抽出し、水層を単離し、炭酸ナトリウムでpH=7から8に調整した後、EA(400ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、溶媒を蒸発させて粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲル(50g)上、PE:EA=1:1でのカラムクロマトグラフィーにより精製し、淡黄色固体(1.03g、47.73%)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.69(s,1H),7.72(s,1H),7.66(s,1H),4.54(q,J=7.2Hz,2H),1.39(t,J=7.2Hz,3H)。
工程8:(6,7,8−トリクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH/THF=2/1(14ml)中の6,7,8−トリクロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(1.03g、3.53mmol)の溶液に、NaBH4(268mg、7.05mmol)をバッチ方式で、室温で加え、混合物を40℃で1時間撹拌し、次いで水(1ml)でクエンチした。濃縮乾固した後、残渣に水10mlを加え、ろ過し、濃縮乾固して淡黄色固体を得た(0.70g、収率78.69%)。ESI−MS m/z 250.8([M+H]+)。
工程9:6,7,8−トリクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(20ml)中の(6,7,8−トリクロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール(0.70g、2.78mmol)の溶液に、Dess−Martin(2.35g、5.56mmol)を室温で一度に加え、混合物を一晩撹拌して濃縮乾固させた。粗生成物をシリカゲル(50g)のPE:EA=1:1でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、淡黄色固体593mgを収率87.55%で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 10.42(s,1H),9.49(s,1H),7.89(s,1H)。
工程10:シクロヘキシル(6,7,8−トリクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
乾燥THF(10ml)中の6,7,8−トリクロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(100mg、0.4mmol)の溶液に、シクロヘキシルマグネシウムクロライド(1.54ml、1.3mmol/ml、2.0mmol)を0℃で加えた。混合物を室温までゆっくりと1時間撹拌した。混合物に水(10ml)を加え、EA(10ml×3)で抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、濃縮乾固し、粗生成物をHPLCで精製して、生成物(27.50mg)を収率15.38%で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.84(s,1H),7.63(s,1H),6.29(s,1H),5.13(d,J=7.6Hz,1H),1.07−2.08(m,11H)。
実施例A155:(6−クロロ−7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
実施例A151は、実施例A151と同様の手順に従って、対応するアルデヒド及びグリニャール試薬から合成した。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.85(s,1H),8.30(s,1H),7.79(s,1H),5.90(d,1H,J=4.0Hz),4.80(m,1H),2.10−2.21(m,2H),1.72−1.77(m,1H)及び1.03−1.26(m,6H)。MS(ESI) m/e [M+1]+333。
実施例A156:(7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
工程1:2−カルボキシ−5−フルオロピリジン1−オキシド
DCM(500mL)中の5−フルオロピコリン酸(42.3g、0.3mol)の溶液に、室温で3−クロロ過安息香酸(77.85g、0.45mol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/EA=100:1から5:1)により精製して、2−カルボキシ−5−フルオロピリン1−オキシドとして白色固体を得た(w=38.0g、収率=81%)。MS(ESI) m/e [M+1]+158。
工程2:6−クロロ−5−フルオロピコリン酸
室温でPOCl3(300mL)に2−カルボキシ−5−フルオロピリジン−1−オキシド(37.5g、238.8mmol)をゆっくり加え、混合物を60℃で6時間加熱し、溶媒を減圧下で除去した。残渣を氷/H2O及びEA(500g/1000mL)でクエンチし、有機層をブライン(500mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮して粗6−クロロ−5−フルオロピコリン酸(w=30g、71%)を得た。MS(ESI)m/e [M+1]+176。
工程3:2−クロロ−3−フルオロ−6−(メトキシカルボニル)ピリジン1−オキシド
TFA(200mL)中の6−クロロ−5−フルオロピコリン酸(25.0g、141.3mmol)の溶液に、80℃でH2O2(35mL、水中30%)を加えた。混合物を80℃で4時間撹拌した。溶媒を除去した。残渣は粗6−カルボキシ−2−クロロ−3−フルオロピリジン1−オキシドであった。粗6−カルボキシ−2−クロロ−3−フルオロピリジン1−オキシドをMeOH(500mL)に懸濁し、次いでSOCl2(33.5g、282mmol)を0℃で5時間かけて添加した。溶媒を減圧下で除去した。残渣をブライン(200mL×2)及びEA(500mL)でクエンチし、有機層をNa2SO4で乾燥し、濃縮して、粗2−クロロ−3−フルオロ−6−(メトキシカルボニル)ピリジン1−オキシド(w=24g、83%)を得た。MS(ESI)m/e[M+1]+206。
工程4:(4,6−ジクロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)メタノール
室温でPOCl3(150mL)に2−クロロ−3−フルオロ−6−(メトキカルボニル)ピリジン1−オキシド(24.0g、117mmol)をゆっくり加え、混合物を60℃で6時間加熱し、減圧下で溶媒を除去した。残渣をブライン及びEA(500g/500mL)でクエンチし、有機層をNa2SO4上で乾燥し、濃縮して、粗(4,6−ジクロロ−5フルオロピリジン−2−イル)メタノールを得た。(4,6−ジクロロ−5フルオロピリジン−2−イル)メタノールをMeOH(150mL)に懸濁し、NaBH4(13.3g、351mmol)を2時間かけてゆっくりと加えた。残留物をH2O(500mL)及びEA(500mL)でクエンチし、有機層をNa2SO4上で乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲル(石油エーテル/EA=100:1−5:1)上でのクロマトグラフィーで精製し、白色の固体を(4,6−ジクロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)メタノール(w=13.0g、収率=56%)として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+197。
工程5:4−クロロ−3−フルオロ−6−(ヒドロキシメチル)ピコリン酸エチル
(4,6−ジクロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)メタノール(12.0g、61mmol)、Et3N(18.5g、183mmol)及びPd(dppf)2Cl2(2.23g、3.05mmol)をEtOH(150mL)に懸濁し、この混合物をCO雰囲気下で、6時間、60psiで80℃に加熱し、減圧下で溶媒を除去した。残渣をシリカゲル(石油エーテル/EA=100:1から1:1)上のクロマトグラフィーで精製して、4−クロロ−3−フルオロ−6−(ヒドロキシシリル)ピコリン酸エチルとしての黄色固体を得た(w=8.0g、収率=56%)。MS(ESI)m/e [M+1]+234。1H NMR(DMSO−d6)δ 7.88(d,1H,J=5.2Hz),5.73(s,1H),4.57(s,2H),4.35−4.41(m,2H),1.30−1.35(m,3H)。
工程6:4−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−3−フルオロピコリン酸エチル
DCM(200mL)中の4−クロロ−3−フルオロ−6−(ヒドロキシシル)ピコリン酸エチル(7.5g、32mmol)の溶液に、室温でSOCl 2(10mL)を加えた。混合物を室温で一晩インキュベートした。溶媒を除去して、粗4−クロロ−6−(クロロメチル)−3−フルオロピコリン酸エチルを得た。粗4−クロロ−6−(クロロメチル)−3−フルオロピコリン酸エチル及び1,3−ジオキソイソインドリン−2−イドカリウム(8.88g、48mmol)をDMF(100mL)に懸濁し、混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をH2O(500mL)及びEA(500mL)でクエンチし、有機層をNa2SO4上で乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲル(石油エーテル/EA=100:1から1:2)上のクロマトグラフィーで精製して、白色の固体を4−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−3−フルオロピコリン酸エチル(w=6.3g、収率=54%)として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+363。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.1(d,1H,J=4.8Hz),7.86−7.94(m,4H),4.93(s,2H),4.25−4.30(m,2H),1.15−1.18(m,3H)。
工程7:6−(アミノメチル)−4−クロロ−3−フルオロピコリン酸エチル
EtOH(50mL)中の4−クロロ−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−3−フルオロピコリン酸エチル(2.1g、5.7mmol)の溶液に、80℃で0.5時間かけて、ヒドラジン水和物(570mg、11.4mmol)添加した。混合物を80℃で4時間撹拌し、室温で10mLのHCOOHでクエンチした後、溶媒を約80%EtOHで除去し、沈殿物を濾過し、濾液を濃縮して粗6−(アミノメチル)−4−クロロ−3−フルオロピコリン酸エチル(w=1.28g)を得た。MS(ESI)m/e [M+1]+233。
工程8:4−クロロ−3−フルオロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル
6−(アミノメチル)−4−クロロ−3−フルオロピコリン酸エチル(1.28g、5.4mmol)をHCOOH/CH3CN(12mL/4mL)に懸濁し、次いで混合物を60℃で4時間加熱し、減圧下で溶媒を除去した。混合物をH2O(150mL)及びEA(150mL)でクエンチし、有機層をブライン(150mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮して、4−クロロ−3−フルオロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル(w=800mg)を得た。MS(ESI)m/e[M+1]+261。
工程9:7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル
CH3CN(50mL)中の4−クロロ−3−フルオロ−6−(ホルムアミドメチル)ピコリン酸エチル(800mg、3.07mmol)の溶液にPOCl3(939mg、6.14mmol)を室温で添加した。混合物を80℃で2時間撹拌し、減圧下で溶媒を除去した。混合物をH2O(100mL)及びEA(100mL)でクエンチし、有機層をNa2SO4で乾燥し、乾燥し、濃縮して、7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(w=650mg)を得た。
工程10:(7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
EtOH/THF(8mL/4mL)中の7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボン酸エチル(650mg、2.67mmol)の溶液に、NaBH4(203mg、5.34mmol)を加え、混合物を室温で4時間撹拌した。混合物をH2O(100mL)及びEA(100mL)でクエンチし、有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮して黄色の固体を粗生成物(7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール(w=400mg)として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+201。
工程11:7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド
DCM(10mL)中に、(7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール(400mg、2mmol)及びDess−Martinペルヨージナン(1.27g、3mmol)混合物を懸濁させ、混合物を室温で4時間撹拌し、次いで溶媒を除去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/EA=100:1から1:2)により精製して、黄色個体を7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(w=240mg)として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+199。
工程12:(7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(シクロヘキシル)メタノール
THF(20mL)中の7−クロロ−6−フルオロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(60mg、0.3mmol)の溶液に、シクロヘキシルマグネシウムブロミド(3mmol)を0℃で10分間かけて滴下した。混合物をNH4Cl水溶液(50mL)及びEA(50mL)でクエンチし、ブライン(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をPre−TLCにより精製して、黄色固体(W=20mg)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.61(s,1H),7.94(d,J=6.8Hz,1H),7.47(s,1H),6.05(d,J=4.4Hz,1H),4.87−4.89(m,1H),1.98−2.20(m,3H),1.57−1.59(m,2H),0.97−1.19(m,6H)。MS(ESI)m/e[M+1]+283。
実施例A157からA158は、当業者によって認識され得る適切な条件下でA126について記載された手順に従って調製された。
実施例A157:シクロヘキシル(6−(シクロペンタ−1−エン−1−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6).δ 8.58(s,1H),7.34−7.44(m,2H),6.58−6.61(m,1H),5.73−5.77(m,2H),4.77−4.81(m,1H),2.67−2.71(m,1H),1.93−24(m,4H),1.48−1.57(m,4H),0.76−1.17(m,7H)MS(ESI)m/e[M+1]+297.0。
実施例A158:シクロヘキシル(6−シクロペンチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6).δ 8.58(s,1H),8.13(s,1H),7.27−7.47(m,2H),6.73−6.75(m,1H),5.70−5.71(m,2H),4.95(m,1H),1.56−1.77(m,10H),0.97−1.10(m,8H)。MS(ESI)m/e[M+1]+299.0。
実施例A159:3−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸
工程1:3−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸メチル
乾燥THF(20mL)中の3−ヨード安息香酸メチル(1.15g、4.4mmol、1.0当量)の溶液を−30℃に冷却し、i−PrMgCl(THF中1.3M、3.7mL、4.8mmol、1.1当量)を、内部温度を−20℃から−30℃に保ちながら滴下し、30分間撹拌し、乾燥THF(20mL)中の6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒドの溶液を滴下し、反応混合物を−20℃から−30℃で30分間撹拌し、室温に温め、MeOH(10mL)でクエンチし、水に注ぎ、EAで抽出し、有機層を水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮し、シリカゲルで精製して220mgを得た。収率63%。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.08−8.10(m,1H),7.60−7.64(m,1H),7.45−7.51(m,2H),7.28(s,1H),6.86−6.87(d,1H,J=4.4Hz),6.74−6.75(d,1H,J=4.0Hz),6.61−6.63(d,1H,J=9.2Hz),3.84(s,3H),2.21−2.29(m,1H),0.97−1.03(m,2H),0.86−0.93(m,1H),0.73−0.78(m,1H)。
工程2:N−シクロプロピル−3−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)−ベンズアミド
MeOH/THF/H2O中の3−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)−メチル)安息香酸メチル及びLiOH・H2Oの混合物を室温で一晩撹拌し、濃縮し、残渣のpH値を1N HCl水溶液で6に調整し、白色固体を集め、風乾して130mgを得た。収率62%。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.57(s,1H),8.05(s,1H),7.84−7.86(d,1H,J=7.6Hz),7.59−7.63(m,3H),7.45−7.50(t,1H,J=7.6Hz),6.90(s,2H),6.78−6.81(d,1H,J=9.6Hz),2.26−2.36(m,1H),1.00−1.09(m,2H),0.90−0.96(m,1H),0.77−0.85(m,1H)。
実施例A160:N−シクロプロピル−3−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)ベンズアミド
DMF中の3−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)−安息香酸、シクロプロパンアミン、HATU、及びEt3Nの混合物を室温で2時間撹拌し、反応混合物を水に注ぎ、EAで抽出し、有機層を水及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、シリカゲルで精製して実施例A160(40mg)を白色固体として得た。収率59%。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.51(d,1H,J=3.6Hz),8.15(s,1H),7.98(s,1H),7.71(d,1H,J=7.6Hz),7.35−7.50(m,3H),7.28(s,1H),6.83(d,1H,J=3.6Hz),6.60−6.65(m,2H),2.76−2.85(m,1H),2.20−2.28(m,1H),0.98−1.02(m,2H),0.73−0.93(m,3H),0.65−0.70(m,2H),0.53−0.58(m,2H)。
実施例A161:3−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オン
THF中の(1S、4R)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オン(440mg、4mmol)の溶液に、N2雰囲気下、−70℃でLDA(THF中1.0M)を添加した。混合物をこの温度で0.5時間撹拌した。次いで、THF中の6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒド(362mg、2mmol)を混合物に滴下した。混合物をこの温度で0.5時間撹拌した。反応混合物をEA(50mL)及び飽和NH4Cl溶液(50mL)でクエンチし、有機層をブライン(50mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をPre−TLCで精製し、黄色個体として3−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オンを得た。1H NMR(DMSO−d6)δH 7.30−7.32(m,2H),6.22−6.24(m,1H),5.73−5.76(m,1H),5.53(s,1H),5.13−5.17(m,1H),2.96−2.98(m,1H),2.51−2.53(m,1H),2.04−2.09(m,2H),1.41−1.52(m,3H),0.85−0.86(m,3H),0.58−0.84(m,2H),0.38−0.41(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+297.0。
実施例A162:(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
工程1:6−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−3−シクロプロピルピコリン酸エチル
6−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−3−クロロピコリン酸エチル(37.8g、120mmol)、Pd(dppf)Cl2(13.16g、18mmol)、シクロプロピルボロン酸(12.38g、144mmol)、及びCs2CO3(46.8g,144mmol)をトルエン(750mL)に懸濁した。得られた混合物をN2雰囲気下で、90℃で4時間撹拌した。室温まで冷却した後、残渣にEA(200mL)を添加し、濾過し、セライトで濾過し、濃縮して、6−((((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−3−シクロプロピルピコリン酸エチル(26.0g)を黄色固体として得た。1H NMR(DMSO−d1).δH 7.45−7.47(m,2H),7.28−7.31(m,1H),4.34−4.38(m,2H),4.17−4.19(m,2H),2.09−2.14(m,1H),1.23−1.40(m,12H),0.95(m,2H),0.67−0.70(m,2H)。
工程2:6−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−3−シクロプロピルピコリン酸
6−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−3−シクロプロピルピコリン酸エチル(28.0g、87.5mmol)及びLiOH(7.0g、1750mmol)をMeOH/H2O(200mL/20mL)に懸濁し、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、1N HClでpH=6から7に酸性化し、EA(500mL)で抽出し、ブライン(200mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮し、粗6−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−3−シクロプロピルピコリン酸(25.0g)を黄色油状物として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+293.0。
工程3:((5−シクロプロピル−6−(メトキシ(メチル)カルバモイル)ピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル
6−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−3−シクロプロピルピコリン酸(25.0g、87mmol)、HATU(33.0g、87mmol)、Et3N(26.0g、262mmol)及びN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(9.8g、100mmol)をDCM(350mL)に懸濁させた。得られた混合物を室温で4時間、N2雰囲気下で撹拌した。混合物にDCM(200mL)を加え、ブライン(200mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をクロマトグラフィーで精製して、((5−シクロプロピル−6−(メトキシ−(メチル)カルバモイル)ピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(27g)を黄色油状物として得た。1H NMR(DMSO−d6).δH 7.35−7.43(m,2H),7.18−7.21(m,1H),4.21−4.22(m,2H),3.53(s,3H),3.29(s,1H),1.79(m,1H),1.19(s,9H),0.93(m,2H),及び0.67−0.70(m,2H)。
工程4:((6−アクリロイル−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル
乾燥THF(500mL)中の((5−シクロプロピル−6−(メトキシ(メチル)カルバモイル)ピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(26.0g、77mmol)の溶液に、窒素雰囲気下、0℃で、臭化ビニルマグネシウム(194mL、THF中1.0M)を滴下した。得られた混合物を0℃で1時間、N2雰囲気下で撹拌した。反応混合物を0.5N HCl(50mL)でクエンチし、EA(200mL×2)で抽出し、ブライン(200mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をクロマトグラフィーで精製して、((6−アクリロイル−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(15.2g)を黄色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δH 7.44−7.49(m,2H),7.27−7.34(m,2H),6.23−6.27(m,1H),6.03−6.06(m,1H),4.21−4.22(m,1H),2.39−2.43(m,1H),1.40(s,9H),0.94−0.98(m,2H),及び0.68−0.71(m,2H)。
工程5:((6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボニル)−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル
DCM中のZnBr2(2.0g)の溶液に、N2雰囲気下、−78℃でシクロペンタ−1,3−ジエン(3mL)を添加した。得られた混合物を−78℃で0.5時間N2雰囲気下で撹拌し、次いでDCM中の((6−アクリロイル−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(2.1g、7mmol)を、−78℃でN2雰囲気下で滴下して、混合物を−78℃で、更に0.5時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO3溶液(150mL)及びDCM(200mL)でクエンチし、ブライン(200mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をクロマトグラフィーで精製して、((6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボニル)−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(2. 2g)を油状物として得た。1H NMR(DMSO−d6)δH 7.26−7.46(m,3H),6.15−6.18(m,1H),5.75−5.78(m, 1H),4.13−4.24(m,3H),3.10(s,1H),2.91(s,1H),2.18−2.21(m,1H),1.81−1.85(m,1H),1.15−1.30(m,12H),0.91−0.96(m,2H),及び0.61−0.66(m.2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+369.0。
工程6:((6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボニル)−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル
MeOH(100mL)中の((6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボニル)−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カーバミン酸tert−ブチルの反応混合物(9.2g、25mmol)及びPd/炭素(920mg)の反応混合物を周囲温度でH2(4気圧)下で2時間撹拌した。得られた溶液をセライトで濾過し、濃縮して((6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボニル)−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(W=9.2g)を黄色油状物として得た。
工程7:((6−((ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(ヒドロキシ)メチル)−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル
乾燥THF中の((6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボニル)−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(9.2g、25mmol)の溶液に、(S)−3,3−ジフェニル−1−メチルピロリジノ[1,2−c]−1,3,2−オキサザバロール(5mL、トルエン中1.0M)及びボラン−ジメチルスルフィド複合体(25mL,THF中2.0M)を、室温で一度に加えた。得られた混合物をこの温度で5時間撹拌し、次いで6N HCl(5mL)で2時間クエンチし、EA(200mL×2)で抽出し、ブライン(200mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥して濃縮した。残留物をクロマトグラフィーで精製して、((6−((ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(ヒドロキシ)メチル)−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(4.2g、45%)を油状物として得た。1H NMR(DMSO−d6)δH 7.26−7.35(m,2H),6.99−7.01(m,1H),4.80−4.86(m,2H),4.14−4.16(m,2H),2.51−2.53(m,1H),2.43(m,1H),2.21−2.25(m,1H),2.07(m,1H),1.77−1.82(m,1H),1.05−1.50(m,14H),0.90−0.97(m,2H),0.70−0.73(m,2H),及び0.38−0.43(m, 2H)。
工程8:(6−(アミノメチル)−3−シクロプロピルピリジン−2−イル)((1R、4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)メタノール塩酸塩:
((6−((ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(ヒドロキシ)メチル)−5−シクロプロピル−ピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(1.2g、3.2mmol)を、HCl(ガス)/EA(20mL、EA中4.0M)上に懸濁させた。得られた混合物をこの温度で5時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、(6−(アミノメチル)−3−シロプロピルピリジン−2−イル)((1R、4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)メタノール塩酸塩(0.96g、97%)を白色固体として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+273.0。
工程9:(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
HCOOH/Ac2O(6mL/20mL)を55℃で2時間加熱した。次いで、(6−(アミノメチル)−3−シクロプロピルピリジン−2−イル)(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)メタノール塩酸塩(0.95g、3.0mmol)をHCOOH/Ac2O溶液に加えた。得られた混合物を55℃で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を飽和NaHCO3溶液(100mL)及びEA(150mL)でクエンチし、ブライン(200mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をMeOH(15mL)に溶解し、次いでLiOH・H2O(0.95g、24mmol)を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。残留物を飽和NaHCO3溶液(50mL)及びEA(50mL)でクエンチし、ブライン(20mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をMTBE/石油エーテルで生成して、再結晶、((ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノルを黄色固体として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+283.0。
実施例A162a及びA162b:(1S)−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール及び(1R)−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール
ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール(1.9g、6.7mmol)を85℃でCH3CN(90ml)に溶解し、次いで、CH3CN 10mL中のL−(−)−ジベンゾイル−L−酒石酸(2.78g、7.38mmol)を85℃で添加した。混合物をゆっくりと室温に冷却し、室温で一晩撹拌した。ろ過して白色固体を得た。白色固体をEA(100mL)に溶解し、飽和NaHCO3溶液(100mL)で洗浄し、有機層をブライン(50mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をEA/石油エーテルで再結晶し、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メタノール(590mg)を白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δH 8.62(s,1H),7.38(d,1H,J=9.6Hz),7.30(s,1H),6.48(d,1H,J=9.6Hz),5.63(d,1H,J=3.2Hz),5.41−5.45(m,1H),2.67−2.74(m,1H),2.51−2.53(m,1H),1.99−2.08(m,2H),1.80−1.82(m,1H),1.45−1.50(m,2H),1.32(m,2H),1.09−1.16(m,2H),0.95−0.99(m,1H),0.85−0.86(m,1H),0.61−0.64(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+283.0。母液を実施例A162aと同じ手順を用いて(+)−ジベンゾイル−D−酒石酸で処理してA162bを白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6).δH 8.61(s,1H),7.38(d,1H,J=9.6Hz),7.30(s,1H),6.48(d,1H,J=9.6Hz),5.63(d,1H,J=3.2Hz),5.43(dd,1H,J=11.2,3.2Hz),2.68−2.74(m,1H),2.51−2.53(m,1H),1.99−2.08(m,2H),1.80−1.82(m,1H),1.45−1.50(m,2H),1.32(m,2H),1.09−1.16(m,2H),0.95−0.99(m,1H),0.85−0.86(m,1H),0.61−0.65(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+283.0。A162aの絶対配置は、より強力な異性体A162aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、暫定的に(S)として割り当てられる。
実施例A163及びA164は、当業者によって認識され得る適切な条件下で、A129について記載された手順に従って調製された。
実施例A163:2−(アダマンタン−1−イル)−1−(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)エタンー1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.65(s,1H),7.38(d,J=9.2Hz,1H),7.32(s,1H),6.51(d,J=9.2Hz,1H),5.83−5.77(m,1H),5.55(d,J=3.6Hz,1H),2.08−1.88(m,4H),1.70−1.33(m,14H),1.00−0.90(m,2H),0.88−0.75(m,1H),0.65−0.57(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+337.2。
実施例A164:3−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール
所望の生成物を、実施例A126の手順と同様の手順に従って調製した。Pre−HPLCによる分離後、オフホワイトの固体としてA164a(35mg、2つのラセミ異性体を含む)を得た。1H NMR(DMSO−d6)δH 8.59(s,1H),7.41(d,J=9.4Hz,1H),7.32(s,1H),6.59(d,J=9.4Hz,1H),5.79(d,J=3.6Hz,1H),5.23(dd,J=3.6,9.6Hz,1H),4.42(br s,1H),3.20−3.08(m,1H),2.24−2.10(m,2H),2.04−1.92(m,1H),1.90−1.70(m,2H),1.30−1.12(m,3H),1.06−0.82(m,4H),0.77−0.62(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+287.2。黄色個体としてA164b(135mg,4種の異性体を含む)1H NMR(DMSO−d6)δ 8.57(s,1H),7.39(d,J=9.2Hz,1H),7.30(s,1H),6.45(d,J=9.2Hz,1H),5.79(d,J=4.0Hz,0.65H),5.70(d,J=3.6Hz,0.35H),5.25−5.17(m,1H),4.63−4.53(m,0.65H),4.20−4.14(m,0.35H),3.80−3.73(m,0.35),2.48−2.38(m,1H),2.20−2.10(m,1H),2.04−1.90(m,1H),1.80−1.70(m,1H),1.65−1.42(m,2H),1.20−0.80(m,6H),0.79−0.69(m,1H),0.68−0.58(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+287.2。淡黄色個体としてA164c(40mg,2つのラセミ異性体を含む)1H NMR(DMSO−d6)δ 8.57(s,1H),7.39(d,J=9.6Hz,1H),7.30(s,1H),6.45(d,J=9.6Hz,1H),5.70(d,J=2.6Hz,1H),5.20(dd,J=2.6,9.2Hz,1H),4.35(br s,1H),3.97(br s,1H),2.24−2.14(m,1H),2.24−1.92(m,1H),1.85−1.20(m,6H),1.10−0.85(m,4H),0.80−0.70(m,1H),0.68−0.58(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+287.2。
実施例A165:5−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール
工程1:(シクロペンタ−1,4−ジエン−1−イルオキシ)トリメチルシラン
シクロペンタ−2−エン−1−オン(2g、24.4mmol)及びEt3N(3.7g、36.6mmol)の0℃の溶液に、トリエチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(5.42g、24.4mmol)を加えた。15分後、反応混合物を、シリンジを介してトリフルオロメタンスルホネートで酸性化し、減圧下で濃縮した。残留物をさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程2:((5−シクロプロピル−6−(5−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボニル)ピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル
DCM中のZnBr2(1.3g)の溶液に、N2雰囲気下、−78℃で(シクロペンタ−1,4−ジエン−1−イルオキシ)トリメチルシラン(1.3g、4.3mmol)を添加した。得られた混合物を、−78℃で0.5時間N2雰囲気下で攪拌した。DCM中の((6−アクリロイル−5−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(0.99g、6.45mmol)をN2雰囲気下、−78℃で滴下して、混合物を−78℃で0.5時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO3溶液(150mL)及びDCM(200mL)でクエンチし、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。残渣をクロマトグラフィーで精製して、生成物(80mg)を黄色油状物として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+384.7。
工程3:5−(6−(アミノメチル)−3−シクロプロピルピコリノイル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オン
DCM(10ml)中の((5−シクロプロピル−6−(5−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボニル)ピリジン−2−イル)メチル)カルバミン酸tert−ブチル(80mg、0.2mmol)の溶液に、TFA(1ml)を滴下して、混合物を室温で2時間撹拌した。LCMSにより反応が完了したことが示された。次に溶媒を減圧下で除去して粗生成物(60mg、99%、黄色油状物)を得て、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程4:5−(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルボニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オン
HCOOH/Ac2O(6mL/20mL)を55℃で2時間加熱した後、5−(6−(アミノメチル)−3−シクロプロピルピコリノイル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オン(60mg、0.2mmol)を混合物に添加し、混合物を55℃で一晩撹拌した。 溶媒を減圧下で除去し、残渣を飽和NaHCO3溶液(100mL)及びEA(20mL)でクエンチし、ブライン(20mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=20:1から1:1)により精製して、生成物(40mg、68%)を黄色固体として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+294.7。
工程5:5−((6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール
MeOH(10mL)中の5−(6−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−5−カルビニル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オン(20mg、0.068mmol)の溶液に、NaBH4(5.2mg、0.136mmol)を滴下し、室温で2時間攪拌した。LCMSは反応が完了したことを示した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をPre−HPLCで精製して、生成物(15mg、75%)を白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 9.70(s,1H),8.07(s,1H),7.71(d,J=9.6Hz,1H),6.86(d,J=9.6Hz,1H),5.23(d,J=10.4Hz,1H),4.01(d,J=10.4Hz,1H),2.51(m,3H),2.31(dd,J=13.8,9.6Hz,1H),2.10(d,J=16.3Hz,2H),2.03−1.86(m,1H),1.50(d,J=5.8Hz,2H),1.28(d,J=9.8Hz,1H),1.05(d,J=8.4Hz,2H),0.95−0.82(m,2H),0.72(d,J=5.0Hz,1H)。[M+1]+298.7。
実施例B:8−置換イミダゾ[1,5−a]ピリジン類の合成
実施例B001:シクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
工程1:N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド
DMF(5mL)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸(50mg、0.31mmol)の溶液に、TEA(94mg、0.37mmol)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(36mg、0.37mmol)及びHATU(140mg、0.37mmol)を加え、反応物を周囲温度で約2時間撹拌した。減圧下で濃縮して溶媒を除去し、残渣に水(5mL)を加えた。混合物をCH2Cl2(3×10mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(5mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製して、約100mg(>95%、粗)を淡黄色の油状物として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+206.1。
工程2:シクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノン
THF(10mL)中のN−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド(100mg、0.30mmol)の溶液に、シクロヘキシルマグネシウムクロライド(2M、0.45mmol、0.9mmol)を添加し、反応物を周囲温度で約2時間撹拌した。飽和NH4Cl(5mL)を添加して反応をクエンチした。EA(3×10mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(5mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生成物(約100mg)を黄色固体として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+229.1。
工程3:シクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
EtOH(5mL)中のシクロヘキシル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノン(100mg、0.30mmol)の溶液に、NaBH4(23mg、0.60mmol)を添加し、周囲温度で約3時間撹拌した。飽和NH4Cl(3mL)を反応物に加え、次いで減圧下で濃縮して有機溶媒を除去し、CH2Cl2(3×10mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(5mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、粗生成物をPre−TLC(DCM:MeOH=15:1)で精製して、生成物(5.0mg、7.2%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.34(s,1H),8.21(d,J=6.8Hz,1H),7.39(s,1H),6.68(d,J=6.8Hz,1H),6.62(dd,J=6.8,6.8Hz,1H),5.24(d,J=4.4Hz,1H),4.47(dd,J=4.4,6.0Hz,1H),1.82−1.52(m,5H),1.40−1.00(m,6H)。MS(ESI)m/e[M+1]+231.1。
実施例B002:シクロペンチル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
当業者によって認識されうる適切な条件下、実施例B001のための同様の手順(工程2から工程3)を用いて、N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド及びシクロペンチルマグネシウムブロミドから所望の生成物を調製した。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.40(s,1H),8.23(d,J=6.8Hz,1H),7.44(s,1H),6.73(d,J=6.4Hz,1H),6.63(dd,J=6.4,6.8Hz,1H),5.33(d,J=3.6Hz,1H),4.51(dd,J=3.6,4.8Hz,1H),2.37−2.28(m,1H),1.65−1.20(m,8H)。MS(ESI)m/e[M+1]+217.1。
実施例B003:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル(フェニル)メタノン
当業者に認識される適切な条件下で、実施例B001と同様の手順(工程2)を用いて、N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド及びフェニルマグネシウムブロミドから所望の生成物を調製した。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.67−8.63(m,1H),8.54(d,J=0.8Hz,1H),8.78−8.74(m,2H),7.72−7.66(m,2H),7.61−7.55(m,2H),7.23(dd,J=0.8,6.8Hz,1H),6.82(dd,J=6.8,6.8Hz,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+223.1。
実施例B004:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル(フェニル)メタノール
当業者によって認識される適切な条件下で、実施例B001のための類似の手順(工程3)を用いて、所望の生成物を実施例B003から調製した。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.43(s,1H),8.23(d,J=6.8Hz,1H),7.47(d,J=7.6Hz,2H),7.32−7.27(m,3H),7.24−7.18(m,1H),6.93(d,J=6.8Hz,1H),6.68(dd,J=6.8,6.8Hz,1H),6.05(d,J=4.2Hz,1H),5.85(d,J=4.2Hz,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+225.1。
実施例B005:シクロヘプチル(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
当業者によって認識される適切な条件下で、実施例B001のための同様の手順(工程2から3)を使用して、N−メトシシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド及びシクロヘプチルマグネシウムブロミドから所望の生成物を調製した。生成物(20mg、15%)をオフホワイトの固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.37(s,1H),8.22(d,J=7.2Hz,1H),7.38(s,1H),6.72(d,J=6.4Hz,1H),6.63(dd,J=6.4,7.2Hz,1H),5.28(d,J=4.0Hz,1H),4.53(dd,J=4.0,5.2Hz,1H),2.00−1.20(m,13H)。MS(ESI)m/e[M+1]+245.2。
実施例B006:2−シクロヘキシル−1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタン−1−オール
工程1:イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド
60mLの乾燥THF中のN−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド(4.2g、20.5mmol)の溶液に、LiAlH 4(3.9g、102.5mmol)を、室温で少しずつ加た。混合物を室温で0.5時間撹拌した。50mLの飽和NH4Cl水溶液及び150mLの飽和ブラインを添加した。次いで、300mLの酢酸エチルを加えた。有機層を水層から分離した。飽和ブライン(200mL×2)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。シリカゲル(DCM/MeOHで溶出)上のクロマトグラフィーカラムで精製して、0.9g(30%)のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒドを黄色固体として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+147.1。
工程2:2−シクロヘキシル−1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタンー1−オール
THF(5mL)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(50mg、0.34mmol)の溶液に、(シクロヘキシルメチル)塩化マグネシウム(2.0mL、0.5M、1.0mmol)を添加し、反応物を周囲温度で約1時間撹拌した。反応をクエンチさせるために飽和NH4Cl(5mL)を添加し、次いでEA(3×10mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(5mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、粗生成物をPre−TLC(DCM:MeOH=15:1)で精製し、生成物(45mg、53.6%)を白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.42(s,1H),8.24(d,J=7.0Hz,1H),7.34(s,1H),6.77(d,J=6.8Hz,1H),6.66(dd,J=6.8,7.0Hz,1H),5.31(d,J=4.4Hz,1H),4.84−4.80(m,1H),1.99−0.79(m,13H)。MS(ESI)m/e[M+1]+245.2。
実施例B007:2−シクロプロピル−1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタンー1−オール
当業者によって認識される適切な条件下で、実施例B006のための類似の手順(工程2)を使用して、イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド及び(シクロプロピルメチル)マグネシウムブロミドから所望の生成物を調製した。生成物(50mg、60.2%)を褐色油状物として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.40(s,1H),8.24(d,J=6.8Hz,1H),7.39(s,1H),6.76(d,J=6.6Hz,1H),6.65(dd,J=6.6,6.8Hz,1H),5.89−5.78(m,1H),5.41(d,J=4.4Hz,1H),5.03−4.92(m,2H),4.79−4.74(m,1H),2.15−2.07(m,2H),1.88−1.70(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+203.1。
実施例B008:3−シクロヘキシル−1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロパン−1−オール
当業者により認識される適切な条件下、実施例B006と同様の手順(工程2)を用いてイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド及び(2−シクロヘキシルエチル)マグネシウムブロミドから所望の生成物を調製した。生成物(45mg、42.4%)を白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.42(s,1H),8.24(d,J=6.8Hz,1H),7.34(s,1H),6.75(d,J=6.6Hz,1H),6.66(dd,J=6.6,6.8Hz,1H),5.33(d,J=4.0Hz,1H),4.72−4.68(m,1H),1.77−1.53(m,8H),1.38−1.00(m,7H)。MS(ESI)m/e[M+1]+259.2。
実施例B009:1−シクロヘキシル−2−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロパン−2−オール
工程1:2−シクロヘキシル−1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタン−1−ノン
CH2Cl2(5mL)中の2−シクロヘキシル−1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタン−1−オール(40mg、0.16mmol)の溶液にDess−Martin(204mg、0.48mmol)を加え、反応物を周囲温度で約3時間撹拌した。反応物に飽和NH4Cl(5mL)を加え、次いでCH2Cl2(3×10mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaClで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、粗生成物をPre−TLC(DCM:MeOH=15:1)で精製し、生成物(30mg、75.6%)を黄色固体として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+243.2。
工程2:1−シクロヘキシル−2−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロパン−2−オール
THF(5mL)中の2−シクロヘキシル−1−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタン−1−オン(30mg、0.12mmol)の溶液にメチルマグネシウムブロマイド(0.5mL、2.0M、1.0mmol)を加え、反応物を周囲温度で約1時間撹拌した。反応物に飽和NHCl(5mL)を添加し、次いでEA(3×10mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(5mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、粗生成物をPre−TLC(DCM:MeOH=15:1)で精製し、生成物(15mg、46.9%)を褐色油状物として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.33(s,1H),8.20(d,J=6.8Hz,1H),7.43(s,1H),6.81(d,J=6.8Hz,1H),6.63(dd,J=6.8,6.8Hz,1H),5.03(s,1H),1.73−1.63(m,2H),1.53(s,3H),1.52−0.80(m,11H)。MS(ESI)m/e[M+1]+259.2。
実施例B010:1−シクロヘキシル−3−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロパン−1−オール
工程1:(E)−1−シクロヘキシル−3−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロプ−2−エン−1−オン
H2O(10mL)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(60mg、0.41mmol)の溶液に1−シクロヘキシルエタン−1−オン(52mg、0.41mmol)及びNaHCO3(18mg、0.21mmol)を加え、反応物を加温して還流させ、約40時間撹拌した。CH2Cl2(3×10mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaClで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生成物をPre−TLC(DCM:MeOH=15:1)で精製し、生成物(10mg、9.6%)を淡黄色固体として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+255.1。
工程2:(E)−1−シクロヘキシル−3−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロプ−2−エン−1−オール
EtOH(5mL)中の(E)−1−シクロヘキシル−3−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロプ−2−エン−1−オン(10mg、0.039mmol)の溶液に、NaBH4(4.5mg、0.12mmol)を添加し、反応物を周囲温度で約3時間撹拌した。飽和NH4Cl(3mL)を反応物に加え、次いで減圧下で濃縮して溶媒を除去し、CH2Cl2(3×10mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaClで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生成物をPre−TLC(DCM:MeOH=15:1)で精製し、生成物(5.0mg、49.6%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(CDCl3−d)δ 8.59(s,1H),7.97(d,J=6.8Hz,1H),7.75(s,1H),6.90(d,J=6.8Hz,1H),6.76(dd,J=6.8,6.8Hz,1H),6.70(d,J=16.0Hz,1H),6.48(dd,J=6.2,16.0Hz,1H),4.14(dd,J=5.8,6.2Hz,1H),2.20−1.00(m,11H)。MS(ESI)m/e[M+1]+257.2。
工程3:1−シクロヘキシル−3−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロパン−1−オール
EtOH(5mL)中の(E)−1−シクロヘキシル−3−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロプ−2−エン−1−オール(3.0mg、0.012mmol)の溶液に、Pd/C(3mg)を添加し、反応物をH2と3回交換し、次いで周囲温度でH2雰囲気下で約3時間攪拌した。濾過し、EtOH(5mL)で洗浄し、濾液を濃縮し、Pre−TLC(DCM:MeOH=15:1)で精製し、生成物(1.0mg、33.1%)をオフホワイトの固体として得た。1H NMR(CDCl3−d)δ 8.42(s,1H),7.92(d,J=4.8Hz,1H),7.56(s,1H),6.65−6.61(m,2H),5.39−5.30(m,2H),2.00−1.00(m,15H)。MS(ESI)m/e[M+1]+259.2。
実施例B011:シクロヘキシル(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
工程1:エチル2,5−ジメチルニコン酸エチル
AcOH(150mL)中の2−クロロ−3−オキソブタン酸エチル(10.0g、61.0mmol)、メタクリルアルデヒド(5.12g、73.2mmol)及びNH4OAc(11.74g、152.5mmol)の混合物を加熱して1.0時間還流し、次いで混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して残渣を得た。残渣をDCM(200mL)及びH2O(200mL)に分配した。有機層をNaHCO3水溶液(200mL)、ブライン(200mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮して黄色固体の2,5−ジメチルニコチン酸エチル(6.2g、56.8%)を得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+179.9。
工程2:2−(クロロメチル)−5−メチルニコチン酸エチル
DCM(200mL)中の2,5−ジメチルニコチン酸エチル(6.0g、33.52mmol)、1,3,5−トリクロロ−1,3,5−トリアジナン−2,4,6−トリオン(11.3g、50.3mmol)の混合物を室温で16時間撹拌した。混合物をNaHCO3水溶液(100mL)に注ぎ、有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮し、PE中の20%EAを溶出液として用いてシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製して、2−(クロロメチル)−5−メチルニコチン酸エチル(4.5g、63.0%)を黄色油状物として得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+214.0。
工程3:2−((ビス(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−メチルニコチン酸エチル
DMF(40mL)中のジ−tert−ブチルイミノジカーボネート(6.87g、31.6mmol)の溶液に、t−BuOK(3.54g、31.6mmol)を加えた。2時間後、DMF(10ml)中の2−(クロロメチル)−5−メチルニコチン酸エチル(4.5g、21.1mmol)の溶液を混合物に加え、次いで50℃で16時間撹拌した。混合物をH2O(200mL)に注ぎ、EA(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮し、溶出液としてPE中10%のEAを用いてシリカゲル上のクロマトグラフィーカラムにより精製して、2−((ビス(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−メチルニコチン酸エチル(6.5g,78.3%)を黄色個体として得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+394.9。
工程4:2−(アミノメチル)−5−メチルニコチン酸エチルTFA塩
DCM/TFA(50mL/5mL)中の2−((ビス(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−メチルニコチン酸エチル(6.5g、16.50mmol)の溶液を室温で16時間撹拌した。混合物を濃縮して、2−(アミノメチル)−5−メチルニコチン酸エチル(2.6g、81.3%)を黄色の固体として得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+194.9。
工程5:6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸エチル
Ac2O(2.0mL)及びHCOOH(4mL)の混合物を60℃まで3.0時間かけて加熱した。次いで混合物を室温に冷却し、2−(アミノメチル)−5−メチルニコチン酸エチル(2.0g、10.3mmol)を混合物に添加した。混合溶液を室温で16時間撹拌したが、LCMSにより反応はなかったため、混合物を加熱して16時間還流した。混合物を濃縮して残渣を得て、DCM中の10%MeOHを溶出液として用いたシリカゲル上のクロマトグラフィーカラムにより精製して、6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸エチル(1.0g、47.7%)を黄色固体として得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+204.9。
工程6:6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸
THF(15mL)及びH2O(2.0mL)中の6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸エチル(800mg、3.92mmol)、LiOH(330mg、7.84mmol)を室温で16時間撹拌した。混合物のpHを約1から2に調整し、濃縮して、6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸(1.2g、粗)を得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+176.9。
工程7:N−メトキシ−N,6−ジメチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド
DMF(10mL)中の6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸(1.2g、6.8mmol)、O,N−ジメチルヒドロキシルアミンHCl塩(6.6mg、6.8mmol)、HATU(2.58g、6.80mmol)、Et3N(1.38g、13.6mmol)の溶液を室温で16時間撹拌した。混合物をH2O(50mL)に注ぎ、EA(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮し、溶出液としてDCM中の5%MeOHを用いたシリカゲル上のクロマトグラフィーカラムにより精製して、N−メトキシ−N,6−ジメチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド(320mg、20%)を黄色固体として得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+219.9。
工程8:シクロヘキシル(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノン
THF(5mL)中のN−メトキシ−N,6−ジメチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド(100mg、0.46mmol)の溶液に、シクロヘキシルマグネシウムクロライド(Et2O中2.0M、0.35mL)を室温で加えた。5分後、反応物をNH4Cl水溶液(5mL)でクエンチし、EA(5mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮して、シロヘキシル(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノン(60mg、54.0%)を黄色固体として得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+242.9。
工程9:シクロヘキシル(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
MeOH(5mL)中のシクロヘキシル(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノン(60mg、0.25mmol)の溶液に、NaBH4(38mg、1.0mmol)をRTで添加した。5分後、反応をH2O(5mL)でクエンチし、EA(5mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮し、分取TLC(MeOH/DCM=1/10)により精製して、シクロヘキシル(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール(5.0mg、8.2%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.28(s,1H),8.22(s,1H),8.01(s,1H),6.91(s,1H),5.50(br s,1H),4.51(d,J=6.4Hz,1H),2.27(s,3H),1.8−1.08(m,13H)。MS (ESI,m/e)[M+1]+244.9。
実施例B012:2−シクロヘキシル−1−(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタノール
工程1:6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド
THF(5mL)中のN−メトキシ−N,6−ジメチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド(200mg、0.91mmol)の溶液に、LiAlH4(64mg、1.82mmol)を室温で添加した。5分後、反応物をH2O(5mL)でクエンチし、EA(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL×3)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮して6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(40mg、27.4%)を黄色固体として得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+160.9。
工程2:2−シクロヘキシル−1−(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタノール
THF(10ml)中の6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(40mg、0.25mmol)の溶液に、(シクロヘキシルメチル)マグネシウムブロミド(THF中1.0M、0.5mL)を室温で添加した。5分後、反応物をNH4Cl水溶液(5ml)でクエンチし、EA(10ml×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濃縮し、分取TLC(MeOH/MeOH=1/10)で精製して、2−シクロヘキシル−1−(6−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタノール(25mg、38.5%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.26(s,1H),8.01(s,1H),7.26(s,1H),6.63(s,1H),5.30(d,J=4.6Hz,1H),4.81(m,1H),2.20(s,3H),1.89−0.95(m,13H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+258.9。
実施例B013:1−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール
工程1:5−クロロ−2−メチルニコチン酸エチル
THF(100mL)中の3−オキソブタン酸エチル(6.5g、50mmol)及びt−BuOK(5.85g、52.5mmol)を0℃から5℃で1時間撹拌した。次いで、DABCO(5.85g、52.5mmol)及び2−クロロ−1,3−ビス(ジメチルアミノ)トリメチニウムヘキサフルオロホスフェート(16.2g、53mmol)を加え、室温で3時間撹拌し、NH4OAc(10.8g、140mmol)を室温で16時間撹拌した。次いで、混合物を濃縮し、残渣をシリカ(EA/PE=1/5)上のクロマトグラフィーカラムで精製して、生成物(7.85g、78.9%)を白色固体として得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+200.0,202.0。
工程2:2−(ブロモメチル)−5−クロロニコチン酸エチル
CCl4(100mL)中の5−クロロ−2−メチルニコチン酸エチル(4.6g、23mmol)、NBS(4.52g、25mmol)及びBPO(556mg、2.3mmol)の混合物を65℃で24時間撹拌した。次いで、混合物を室温に冷却し、水(200mL)に注ぎ、DCM(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、生成物(6.4g、99.2%)を黄色の油状物として得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+277.9,279.9。
工程3:エチル2−((ビス(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−クロロニコチン酸エチル
THF(100mL)中のt−BuOK(5.13g、45.8mmol)及びイミノジカルボン酸ジ−tert−ブチル(7.4g、34.4mmol)の混合物を室温で1時間撹拌した。次に、2−(ブロモメチル)−5−クロロニコチン酸エチル(6.4g、22.9mmol)を加え、65℃で16時間加熱した。混合物をブライン(200mL)に加え、EA(200mL×2)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、これをさらに精製することなく次の工程で使用した(9.47g、100%).MS(ESI,m/e)[M+1]+415.1,417.1。
工程4:6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸エチル
TFA(5mL)とトリメトキシメタン(100mL)の混合物中の2−((ビス(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−5−クロロニコチン酸エチル(9.0g、21.7mmol)の溶液を100℃で5時間撹拌した。次いで、得られた溶液を濃縮し、残渣をクロマトグラフィーシリカゲル(EA/PE=1/5からMeOH/DCM=1/10の勾配で溶出)で精製して、生成物を黄色固体(2.82g、57.7%)。MS(ESI,m/e)[M+1]+225.1,227.1。
工程5:6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸
THF(20mL)及び水(20mL)中の6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸エチル(2.82g、12.5mmol)の溶液に、LiOH(1.05g、25ミリモル)を添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、THFを減圧下で除去し、残渣をpH=5に調整し、濃縮した。残留物をさらに精製することなく次の工程で使用した(2.4g、100%)。MS(ESI、m/e)[M+1]+197.1,199.0。
工程6:6−クロロ−N−メチルキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド
DM(30mL)中の6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸(2.4g、12.5mmol)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.46g、15mmol)、HATU(5.7g、25mmol)及びTEA(2.5g、25mmol)の混合物をRTで16時間撹拌した。次いで、混合物を水(150mL)でクエンチし、EA(70mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して、所望の化合物を油状物として得た(2.4g、81.6%)。MS(ESI,m/e)[M+1]+240.1,242.0。
工程7:6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド
THF(20mL)中の6−クロロ−N−メトキシ−N−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキサミド(367mg、1.6mmol)の溶液を−78℃に冷却した。DIBAL−H(1.2M、1.5mL、1.8mmol)を加え、−78℃で1時間撹拌した。次いで、混合物をMeOH(2mL)でクエンチし、濃縮した。残渣をEA(100mL)に溶解し、ブライン(50mL×2)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物を黄色固体として得た(115mg、40.5%)。MS(ESI、m/e)[M+1]+181.1,183.0。
工程8:1−(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−シクロヘキシルエタン−1−オール
THF(10mL)中の6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(115mg、0.64mmol)の溶液に、(シクロヘキシルメチル)マグネシウムブロミド(1M、1.5mL)を0℃で添加し、1時間撹拌した。次いで、反応物を飽和NH4Clでクエンチし、EA(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それをpre−HPLCで精製して、生成物を黄色固体として得た(7mg、3.9%)。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 9.15(s,1H),8.43(s,1H),7.90(s,1H),7.06(s,1H),4.90(dd,J=9.6,3.2Hz,1H),1.84(d,J=12.4Hz,1H),1.71−1.42(m,6H),1.27−1.06(m,4H),0.99−0.84(m,2H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+279.1,281.1。
実施例B014:(6−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(シクロヘキシル)メタノール
実施例B014は、実施例B012と同様の手順に従って、当業者によって認識される適切な条件下で合成された。
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 9.09(s,1H),8.45(s,1H),7.96(s,1H),7.00(s,1H),4.52(d,J=6.6Hz,1H),1.85−1.77(m,1H),1.74−1.51(m,4H),1.40−1.31(m,1H),1.17−0.99(m,5H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+265.1,267.1。
実施例B101:2−シクロヘキシル−1−(7−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタンー1−オール
実施例B101は、実施例B006の手順と同様の手順に従って、当業者によって認識される適切な条件下で合成された。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.23(s,1H),8.11(d,J=7.1Hz,1H),7.41(s,1H),6.42(d,J=7.1Hz,1H),5.24−5.18(m,1H),5.08−5.01(m,1H),2.20(s,3H),1.83−1.71(m,2H),1.67−1.59(m,4H),1.48−1.42(m,1H),1.36−1.32(m,1H),1.23−1.11(m,3H),0.97−0.86(m,2H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+259.1。
実施例B102からB105は、実施例B012と同様の手順に従って、当業者によって認識される適切な条件下で合成された。
実施例B102:シクロヘキシル(7−methylイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.21(s,1H),8.11(d,J=7.2Hz,1H),7.37(s,1H),6.42(d,J=7.2Hz,1H),5.18(d,J=3.6Hz,1H),4.62(dd,J=8.4,3.6Hz,1H),2.22(s,3H),2.16−2.13(m,1H),1.85−1.80(m,1H),1.74−1.71(m,1H),1.59−1.54(m,2H),1.19−0.92(m,6H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+245.1.
実施例B102a及びB102b:(S)−シクロヘキシル(7−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール及び(R)−シクロヘキシル(7−メチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
溶出液として溶出薬剤(CO2/MeOH0.1%DEA=80/20(/V/V))を用いたChiralpak AS上の分取HPLCを用いて、ラセミ体B102a及びB102bの各エナンチオマーを分離した。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で、溶出液としてCO2/MeOH0.1%DEA=80/20(V/V)を用いたChiralpak AS上のHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマーは6.73分の保持時間で溶出し、1H NMR(DMSO−d6)δ 8.21(s,1H),8.11(d,J=6.8Hz,1H),7.36(s,1H),6.41(d,J=6.8Hz,1H),5.18(d,J=3.2Hz,1H),4.60(dd,J=8.4,3.2Hz,1H),2.20(s,3H),2.13−2.16(m,1H),1.54−1.91(m,4H),0.91−1.19(m,6H)。MS(ESI)m/e[M+1]+245;他方のエナンチオマーは9.31分の保持時間で溶離し、1H NMR(DMSO−d6)δ 8.21(s,1H),8.11(d,J=6.8Hz,1H),7.36(s,1H),6.41(d,J=6.8Hz,1H),5.18(d,J=3.2Hz,1H),4.60(dd,J=8.4,3.2Hz,1H),2.20(s,3H),2.13−2.16(m,1H),1.54−1.91(m,4H),0.91−1.19(m,6H)。MS(ESI)m/e[M+1]+245。B102a及びB102bの絶対配置は、より強力な異性体B102aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ仮に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例B103:シクロヘキシル(7−ヨウ化イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,CD3OD−d4)δ 9.36(s,1H),8.09(d,J=7.2Hz,2H),7.40(d,J=7.6Hz,1H),4.82(d,J=7.2,1H),1.64−1.99(m,5H),1.16−1.37(m,5H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+357.1。
実施例B104:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(シクロヘキシル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.34(s,1H),8.25(d,J=7.2Hz,1H),7.54(s,1H),6.62(d,J=7.2Hz,1H),5.53(d,J=3.6Hz,1H),4.62(dd,J=8.4,3.6Hz,1H),2.06−2.09(m,1H),1.57−1.87(m,4H),1.03−1.23(m,6H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+265.1。
実施例B105:1−(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)−2−シクロヘキシルエタンー1−オール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.36(s,1H),8.25(d,J=7.2Hz,1H),7.59(s,1H),6.62(d,J=7.2Hz,1H),5.55(d,J=4.0Hz,1H),5.18(dd,J=7.2,4.0Hz,1H),1.40−1.82(m,9H),0.87−1.23(m,4H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+279.1。
実施例B106:シクロヘキシル (7−イソプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
工程1:シクロヘキシル(7−(プロプ−1−エン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
所望の生成物を、実施例A136と同様の手順を用いて7−(プロプ−1−エン−2−イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒドから、当業者には認識される適切な条件下で調製した。生成物(150mg、粗)を淡黄色の油状物として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+271.0。
工程2:シクロヘキシル(7−イソプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
MeOH(20mL)中のシクロヘキシル(7−(プロプ−1−エン−2イル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール(100mg、0.37mmol)の溶液に、湿ったPd/C(50mg、50%m/m)を添加した。混合物をH2と3回交換し、H2雰囲気下で約16時間攪拌した。濾過し、MeOH(20mL)で洗浄し、濾液を減圧下で濃縮して約150mgの粗生成物を得、これをシリカゲル(200メッシュから300メッシュ、DCM/MeOH=50/1)上のカラムクロマトグラフィーで精製し、約40mgの生成物を得て、これをpre−TLC(DCM/MeOH=15/1)によりさらに精製して、生成物を淡黄色固体として得た(15mg、14.9%)。1H NMR(CD3OD−d4)δ 8.18(s,1H),8.01(d,J=7.6Hz,1H),7.44(s,1H),6.61(d,J=7.6Hz,1H),4.73(d,J=9.2Hz,1H),3.37−3.27(m,1H),2.20−0.80(m,17H)。MS(ESI)m/e[M+1]+273.0.
実施例B106a及びB106b:(S)−シクロヘキシル(7−イソプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール及び(R)−シクロヘキシル(7−イソプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
溶出薬剤:CO2/MeOH0.1%DEA=80/20(V/V)を溶出液とするCHIRALCEL AS−Hカラムでの分取HPLCを使用して、ラセミB106a及びB106bの各エナンチオマーを分離した。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で、溶出液としてCO2/MeOH0.1%DEA=80/20(V/V)を使用したCHIRALCEL AS−HカラムでHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマーは6.45分の保持時間で溶出した;他方のエナンチオマーは10.76分の保持時間で溶離した。B106a及びB106bの絶対配置は、より強力な異性体B106aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ仮に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例B107:シクロヘキシル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
工程1:7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
1,4−ジオキサン(250mL)中の7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル(7.0g、33.3mmol)の溶液に、シクロプロピルボロン酸(5.72g、66.6mmol)、Pd(PPh3)2Cl2(2.34g、3.33mol)及びK3PO4(17.65g、83.3mmol)を加えた。混合物をN2で3回交換し、次いで約16時間かけて100℃に温めた。周囲温度に冷却し、減圧下で濃縮して溶媒を除去し、残留物をCH2Cl2(200mL)及び水(100mL)で分け、水層をCH2Cl2(3×100mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(20mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して約9.0gの粗生成物を得て、これをシリカゲル(200メッシュから300メッシュ、DCM/MeOH=50/1)上のカラムクロマトグラフィーで精製し、生成物(5.1g、71.5%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.38(d,J=7.4Hz,1H),8.34(s,1H),7.35(s,1H),6.21(d,J=7.4Hz,1H),3.93(s,3H),2.69−2.60(m,1H),1.07−0.98(m,2H),0.86−0.79(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+217.0。
工程2:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
THF(40mL)中の7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル(1.1g、5.09mmol)の溶液に、LiAlH4(580mg、15.28mmol)を−40℃で添加し、次いで0℃にゆっくりと加温し、約30分間撹拌した。−40℃に冷却し、Na2SO4・10H2Oを加え、周囲温度まで温め、濾過し、濃縮して、粗生成物(850mg)を淡黄色固体として得て、これを精製せずに直接次の工程に使用した。MS(ESI)m/e[M+1]+189.0。
工程3:7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド
CH2Cl2(40mL)中の(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール(850mg、4.52mmol)の溶液にDess−Martin(2.30g、5.43mmol)を周囲温度で添加し、反応物を約30分間撹拌した。飽和Na2S2O3(10mL)を添加し、水層をCH2Cl2(3×100mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物(1.0g)を得て、これをシリカゲル(200メッシュから300メッシュ、DCM/MeOH=50/1)でのカラムクロマトグラフィーにより精製し、生成物(500mg、59.4%)を黄色固体として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+187.0。
工程4:シクロヘキシル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
THF(40mL)中の7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(500mg、2.69mmol)の溶液に、シクロヘキシルマグネシウムクロライド(6.2mL、1.3M、8.07mmol)を添加し、反応物を0℃で約30分間撹拌した。反応物に飽和NH4Cl(10mL)を加え、水性物をEA(3×100mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物(約600mg)を得て、これをシリカゲル(100メッシュから200メッシュ、DCM/MeOH=50/1)上でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、生成物(300mg、41.1%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.19(s,1H),8.10(d,J=7.2Hz,1H),7.38(s,1H),6.14(d,J=7.2Hz,1H),5.24(d,J=3.6Hz,1H),4.91(dd,J=3.6,8.4Hz,1H),2.23−2.08(m,2H),1.98−1.85(m,1H),1.77−1.68(m,1H),1.62−1.51(m,2H),1.25−0.85(m,8H),0.75−0.60(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+271.0。
実施例B107a及びB107b:(S)−シクロヘキシル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール及び(R)−シクロヘキシル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
溶出薬剤:CO2/EtOH0.1%DEA=75/25(V/V)を溶出液として使用するChiralpak AY上での分取HPLCを用いて、ラセミB107a及びB107bの各エナンチオマーを分離した。 エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で、溶出液としてCO2/EtOH0.1%DEA=75/25(V/V)を有するChiralpak AY上のHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマーは5.01分の保持時間で溶出した;他方のエナンチオマーは7.35分の保持時間で溶出した。B107a及びB107bの絶対配置は、より強力な異性体B107aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ暫定的に(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例B108からB114は、実施例B107の手順と同様の手順に従って、当業者によって認識される適切な条件下で合成された。
実施例B108:2−シクロヘキシル−1−(7−イソプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタン−1−オール
1H NMR(CD3OD−d4)δ 9.25(s,1H),8.26(d,J=7.6Hz,1H),7.99(s,1H),7.06(d,J=7.6Hz,1H),5.30(dd,J=4.4,9.6Hz,1H),3.30−3.20(m,1H),1.90−0.70(m,19H)。MS(ESI)m/e[M+1]+287.0。
実施例B109:2−シクロヘキシル−1−(7−イソプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタン−1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.19(s,1H),8.09(d,J=7.6Hz,1H),7.41(s,1H),6.13(d,J=7.6Hz,1H),5.29(d,J=3.6Hz,1H),4.97(dd,J=3.6,9.2Hz,1H),2.50−2.51(m,1H),1.90−0.64(m,13H)。
実施例B110:2−シクロヘキシル−1−(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタンー1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.21(s,1H),8.09(d,J=7.2Hz,1H),7.43(s,1H),6.18(d,J=7.2Hz,1H),5.24−5.40(m,1H),5.25(d,J=3.6Hz,1H),1.98−2.09(m,1H),1.85−0.64(m,17H)。
実施例B110a及びB110b:(S)−シクロヘキシル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール及び(R)−シクロヘキシル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
溶出薬剤:CO2/MeOH=80/20(V/V)を溶出液とするCHIRALCEL AS−Hカラムでの分取HPLCを使用して、ラセミB110a及びB110bの各エナンチオマーを分離した。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で、溶出液としてCO2/MeOH=80/20(V/V)を有するCHIRALCEL AS−HカラムでのHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマーは5.04分の保持時間で溶出した;他方のエナンチオマーは8.87分の保持時間で溶出した。B110a及びB110bの絶対配置は、より強力な異性体B110aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、仮にそれぞれ(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例B111:シクロヘキシル(7−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.51(s,1H),8.38(d,J=7.4Hz,1H),7.85(s,1H),6.80(d,J=7.4Hz,1H),5.77−5.75(m,1H),4.66(d,J=8.6Hz,1H),2.25−2.22(m,1H),1.97−1.94(m,1H),1.75−1.72(m,1H),1.61−1.55(m,2H),1.28−0.84(m,6H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+298.9。
実施例B112:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.21(s,1H),8.12(d,J=7.2Hz,1H),7.42(s,1H),6.15(d,J=7.2Hz,1H),5.38(d,J=3.6Hz,1H),4.96(dd,J=8.7,3.6Hz,1H),3.93−3.87(dd,J=11.2,3.0Hz,1H),3.73(dd,J=11.2,3.0Hz,1H),3.29−3.24(m,1H),3.12−3.06(m,1H),2.23−2.08(m,2H),2.01−1.96(m,1H),1.44−1.24(m,2H),0.97−0.88(m,3H),0.73−0.63(m,2H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+273.1。
実施例B113:(7−(tert−ブチル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(シクロヘキシル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.20(s,1H),8.11(d,J=7.2Hz,1H),7.48(s,1H),6.68(d,J=7.2Hz,1H),5.19(d,J=4.0Hz,1H),5.02(dd,J=8.8,4.0Hz,1H),2.34(br d,J=10.8Hz,1H),2.12(m,1H),1.76(m,1H),1.64−1.53(m,1H),1.49(m,1H),1.38(s,9H),1.31−1.14(m,2H),1.14−0.72(m,4H)。MS(ESI)m/e[M+1]+287.2。
実施例B114:(7−シクロブチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(シクロヘキシル)メタノール
1H NMR(CD3OD)δ 9.30(s,1H),8.36(d,J=7.5Hz,1H),8.01(s,1H),7.33(d,J=7.5Hz,1H),4.01−3.84(m,1H),2.37−0.99(m,18H)。MS(ESI)m/e[M+1]+285.2。
実施例B115:1−(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロプ−2−エン−1−オール
THF(20mL)中の7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(500mg、2.74mmol)の溶液に、臭化ビニルマグネシウム(THF中1.0M、4.12mL、4.12mmol)を−78℃で添加した。反応混合物を−78℃で45分間撹拌し、次いで飽和NH4Cl水溶液(10mL)でクエンチした。混合物をDCM(50mL)で希釈し、有機相を分離し、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=30:1)で精製し、1−(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)プロプ−2−エン−1−オール(301mg、51%)を黄色固体として得た。1H NMR(CDCl3)δ 7.93(s,1H),7.71(d,J=7.2Hz,1H),7.51(s,1H),6.27−6.14(m,2H),5.96(m,1H),5.43(d,J=11.2Hz,1H),5.20(d,J=10.4Hz,1H),2.12−1.98(m,1H),1.01−0.91(m,2H),0.74−0.62(m,2H)。MS(ESI)m/e 215.1。
実施例B116:(7−クロロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(シクロヘキサ−3−エン−1−イル)メタノール
実施例B116は、実施例B115の手順と同様の手順に従って、当業者によって認識される適切な条件下で合成された。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.36(s,1H),8.27(d,J=7.2Hz,1H),7.56(s,1H),6.64(d,J=7.2Hz,1H),5.67(dd,J=17.9,4.0Hz,1H),5.65(dd,J=17.9,4.0Hz,1H),5.58−53(m,1H),4.92−4.87(m,1H),2.32−1.24(m,7H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+263.1,265.1。
実施例B117:(アダマンタン−2−イル)(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.23(s,1H),8.10(d,J=6.6Hz,1H),7.38(s,1H),6.14(d,J=6.6Hz,1H),5.51(br s,1H),5.14(br s,1H),2.45−2.30(m,2H),2.15−1.15(m,15H),1.00−0.80(m,2H),0.65−0.50(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+323.2。
実施例B118:2−(アダマンタン−1−イル)−1−(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタンー1−オール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.31(s,1H),8.11(d,J=7.6Hz,1H),7.47(s,1H),6.22(d,J=7.6Hz,1H),5.50(d,J=8.8Hz,1H),5.15−5.05(m,1H),2.13−2.03(m,1H),1.96−1.82(m,3H),1.71−1.55(m 12H),1.34−1.20(m,2H),0.97−0.90(m 2H),0.75−0.62(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+337.2。
実施例B119:4−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール
工程1:4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロヘキサン−1−オール
THF(1000mL)中のシクロヘキサン−1,4−ジオール(100g、862mol)の溶液に、イミダゾール(58.6g、862mmol)及びTBSCl(130g、862mmol)を添加し、反応物を周囲温度で約16時間撹拌した。固体を濾過し、THF(100mL)で洗浄し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物(約60g)をAl2O3のカラムで精製して、生成物を無色油状物として得た(172g、86.7%)。MS(ESI)m/e[M+1]+231.0。
工程2:((4−ブロモシクロヘキシル)オキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン
THF(800mL)中の4−((tert−ブチルメチルシリル)オキシ)シクロヘキサン−1−オール(80g、348mmol)の溶液に、CBr4(138g、417mmol)及びPPh3(108g、417mmol)を0℃で添加し、反応物を0℃で約6時間撹拌した。水(200mL)を反応物に加え、水性物をEA(3×200mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生成物をPE(3×500mL)で抽出し、合わせた有機相をシリカゲル(200メッシュから300メッシュ、PE)でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、生成物を無色油状物として得た(73.0g、71.6%)。
工程3:(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロヘキシル)マグネシウムブロミド
THF(5.0mL)中の((4−ブロモシクロヘキシル)オキシ)(tert−ブチル)ジエチルシラン(2.5g、8.53mmol)の溶液に、Mg(1.03g、43.0mmol)及びI2を周囲温度で、N2雰囲気下に添加し、反応が起こるまで加温し、THF(35mL)中の((4−ブロモシクロヘキシル)オキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン(8.0g、27.3mmol)の溶液を、反応物に滴下した。添加後約3時間撹拌して、反応物を50℃に加温し、周囲温度に冷却し、次の工程に直接使用した。
工程4:(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロヘキシル)(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロヘキシル)マグネシウムブロミド(40mL、35.8mmol、THF中)の溶液に、THF(30mL)中の7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(1.2g、6.45mmol)の溶液を周囲温度で添加し、反応物を周囲温度で約1時間撹拌した。飽和NH4Cl(10mL)を反応物に加え、水性物をEA(15mL×3)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲル(200メッシュから300メッシュ、溶出液:DCM:MeOH=50:1)上のカラムクロマトグラフィーで精製し、生成物を白色固体として得た(1.5g、58.1%)。MS(ESI)m/e[M+1]+401.2。
工程5:4−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール
(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロヘキシル)(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール(2.5g、6.25mmol)をHCl(ジオキサン中のガス、30mL)に添加し、反応物を周囲温度で約1時間撹拌した。減圧下で濃縮して溶媒を除去し、約2.0gの粗生成物を得た。MS(ESI)m/e[M+1]+287.1。
工程6:(トランス)−4−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール及び(シス)−4−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール
4−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−オール(2.0g、6.25mmol)をpre−HPLCで分離して、トランス異性体750mgを白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.20(s,1H),8.10(d,J=7.2Hz,1H),7.38(s,1H),6.14(d,J=7.2Hz,1H),5.27(d,J=3.2Hz,1H),4.88(dd,J=3.2,8.8Hz,1H),4.43(d,J=4.0Hz,1H),3.34−3.24(m,1H),2.20−2.08(m,2H),1.90−1.78(m,2H),1.75−1.65(m,1H),1.20−0.85(m,7H),0.72−0.62(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+287.1。300mgのシス異性体を白色個体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.20(s,1H),8.10(d,J=7.2Hz,1H),7.38(s,1H),6.14(d,J=7.6Hz,1H),5.24(d,J=3.6Hz,1H),4.97(dd,J=3.6,9.0Hz,1H),4.22(d,J=2.8Hz,1H),2.20−2.08(m,1H),2.00−1.90(m,1H),1.88−1.80(m,1H),1.70−1.45(m,3H),1.45−1.29(m,2H),1.25−1.15(m,2H),0.96−0.85(m,3H),0.75−0.62(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+287.1。
次いで、溶出薬剤:EtOH(100%)を溶出液とするCHIRALCEL OJ−Hカラムでの分取HPLCを使用して、トランス異性体を分離した。エナンチオマー過剰率は、流速1.0mL/分で、EtOH(100%)を溶出液として用いたCHIRALCEL OJ−HカラムでHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマー(B119a)は7.02分の保持時間で溶出した;他のエナンチオマー(B119b)は9.45分の保持時間で溶出した。溶出薬剤:EtOH/DEA=100/0.1(V/V)を溶出液として用いたCHIRALCEL AD−Hカラムでの分取HPLCを用いてシス異性体を分離した。0.4mL/分の流速でEtOH/DEA=100/0.1(V/V)を溶出液として用いたCHIRALCEL AD−HカラムでHPLCを使用することにより、エナンチオマー過剰率を決定した。最初の1つのエナンチオマー(B119c)は5.27分の保持時間で溶出した;他のエナンチオマー(B119d)は6.85分の保持時間で溶出した。B119a、B119b、B119c及びB119dの絶対配置は、より強力な異性体B119a及びB119dの結合モデルが、IDO1酵素とA101aの結合モデルと同一でであるとの仮定に基づき、それぞれ仮に、(S)、(R)、(R)及び(S)と割り当てられる。
実施例B120:(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロヘキシル)(7−イソプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
白色固体として所望の生成物を、実施例B119と同様の手順に従って調製した。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.24(s,1H),8.18(d,J=7.4Hz,1 H),7.40(s,1H),6.62(d,J=7.4Hz,1H),5.35−5.25(m,1H),4.73−4.63(m,1H),3.60−3.45(m,1H),2.20−2.12(m,1H),1.90−1.40(m,4H),1.30−1.10(m,11H),0.90−0.78(m,9H),0.06−0.04(m,6H)。MS(ESI)m/e[M+1]+403.3。
実施例B121(トランス)−4−(ヒドロキシ(7−イソプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メチル)シクロヘキサン−1−オール(実施例B121a及びB121b)及び(シス)−4−(ヒドロキシ(7−イソプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メチル)シクロヘキサン−1−オール(2種の異性体:実施例B121c及びB121d)
所望の生成物を、実施例B119の手順と同様の手順に従って調製した。トランスは白色固体として得られる。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.21(s,1H),8.17(d,J=7.2Hz,1H),7.38(s,1H),6.60(d,J=7.4Hz,1H),5.30(br s,1H),4.65(d,J=7.2Hz,1H),4.45(br s,1H),3.50−3.30(m,1H),2.21−2.14(m,1H),1.90−1.84(m,1H),1.78−1.55(m,2H),1.17−0.85(m,12H)。MS(ESI)m/e[M+1]+289.2.シスも白色固体として得られる。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.20(s,1H),8.17(d,J=7.2Hz,1H),7.37(s,1H),6.61(d,J=7.2Hz,1H),5.23(d,J=3.2Hz,1H),4.73(dd,J=3.2,8.8Hz,1H),4.22(d,J=3.6Hz,1H),1.92−1.82(m,2H),1.72−1.66(m,1H),1.60−1.33(m,3H),1.30−1.10(m,9H),0.88−0.78(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+289.2。シスも白色固体として得られる。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.20(s,1H),8.17(d,J=7.2Hz,1H),7.37(s,1H),6.61(d,J=7.2Hz,1H),5.23(d,J=3.2Hz,1H),4.73(dd,J=3.2,8.8Hz,1H),4.22(d,J=3.6Hz,1H),1.92−1.82(m,2H),1.72−1.66(m,1H),1.60−1.33(m,3H),1.30−1.10(m,9H),0.88−0.78(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+289.2。溶出液として溶出薬剤:CO2/MeOH=80/20(V/V)を用いたCHIRALCEL AD−Hカラムでの分取HPLCを用いてトランス異性体を分離した。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で、溶出液としてCO2/MeOH=80/20(V/V)を用いたCHIRALCEL AD−HカラムでHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマー(B121a)は6.68分の保持時間で溶出した;他のエナンチオマー(B121b)は7.60分の保持時間で溶出した。溶出液として溶出薬剤:CO2/MeOH0.1%DEA=75/25(V/V)を用いた、CHIRALCEL AS−Hカラムでの分取HPLCを用いてシス異性体を分離した。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で、溶出液としてCO2/MeOH0.1%DEA=75/25(V/V)を使用したCHIRALCEL AS−HカラムでのHPLCを使用することによって決定した。最初の1つのエナンチオマー(B121c)は6.93分の保持時間で溶出した;他方のエナンチオマー(B121d)は11.18分の保持時間で溶出した。B121a、B121b、B121c及びB121dの絶対配置は、より強力な異性体B121a及びB121cの結合モデルが、IDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるとの仮定に基づき、それぞれ仮に、(S)、(R)、(S)及び(R)として割り当てられる。
実施例B122:ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
工程1:ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルバルデヒド
乾燥DCM(1.5L)中のZnBr2(83g、0.37mol)の懸濁液に、−70℃でアクリルアルデヒド(208g、3.7mol)を添加し、続いてシクロペンタ−1,3−ジエン(320g、3.7mol)を−70℃でゆっくりと添加した。そして、混合物を、添加が完了したときまでに0.5時間撹拌した。濾過して固体を除去し、濾液を蒸発させて粗生成物を得た。1H NMR(DMSO−d6)9.42(m,1H),6.21−6.23(m,1H),5.99−6.01(m,1H),3.26(s,1H),2.99(s,1H),2.91−2.95(m,1H),1.89−1.95(m,1H),1.42−1.50(m,2H),1.31−1.33(m,1H)。
工程2:ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルバルデヒド
MeOH(1.1L)及びEA(1.1L)の混合物中の(1S、2S、4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−カルバルデヒド(300g、2.5mol)の懸濁液に、室温でPd/C(25g)を加え、混合物をH2(0.4MPa)下で一晩撹拌した。濾過してPd/Cを除去し、濾液を蒸発させて粗生成物を得た。1H NMR(DMSO−d6)9.78(s,1H),2.71−2.75(m,2H),2.33(m,1H),1.34−1.70(m,11H)。
工程3:N−ベンジル−3−((−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(ヒドロキシ)メチル)−4−クロロピコリンアミド
乾燥THF(0.4L)中のN−ベンジル−4−クロロピコリンアミド(70g、0.28mol)の溶液を乾燥THF(1.1L)中のnBu−Li(0.3L、2.4M)の溶液に、−70℃でゆっくりと添加した。 次いで、−70℃でビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルバルデヒド(174g、1.4mol)をゆっくり添加し、EA(0.3L)及び水(0.3L)を添加する前に混合物を2時間撹拌し、有機層を単離し、溶媒を蒸発させ、残渣を激しく撹拌しながらPE(3.0L)に注ぎ、濾過して粗生成物を得た。粗生成物を最初にEtOHで再結晶化し、次いでEAで再結晶化して38gを白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)8.41−8.43(dd,1H,J=5.2Hz),8.29(s,1H),8.24−8.25(dd,1H,J=2.0Hz),7.42−7.11(m,1H),7.28−7.36(m,5H),4.67(d,2H,J=6.0Hz)。
工程4:5−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−4−クロロフラン[3,4−b]ピリジン−7(5H)−オン
AcOH(0.5L)中のN−ベンジル−3−((ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(ヒドロキシ)メチル)−4−クロロピコリンアミド(38g、0.1mol)の混合物を50℃で一晩加熱した。溶媒を蒸発させた後、EA(0.5L)を添加して飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、有機層を単離し、溶媒を蒸発させて27gを白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)8.88(d,1H,J=5.2Hz),7.98(d,1H,J=5.2Hz),5.90(d,1H,J=8.0Hz),2.49−2.50(m,1H),2.34(s,1H),2.19(s,1H),1.89−1.95(m,1H),1.54−1.58(m,2H),1.26−1.42(m,5H)。
工程5:5−((ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−4−シクロプロピルフロ[3,4−b]ピリジン−7(5H)−オン
1,4−ジオキサン(0.6L)中の5−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−4−クロロフロ[3,4−b]ピリジン−7(5H)−オン(27g、102mmol)の溶液に、シクロプロピルボロン酸(17.5g、204mmol)、Pd(dppf)Cl2(7.5g、10.2mmol)及びK2CO3(56g、408mmol)を加え、混合物を90℃で3時間加熱した。室温に冷却し、固体を除去するために濾過し、濾液を蒸発させてからEA(1.0L)を添加し、シリコーンパッドで濾過し、濾液を蒸発させて24gの粗生成物を褐色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)8.65(s,1H),7.22(d,1H,J=5.2Hz),5.96(d,1H,J=6.8Hz),2.45−2.48(m,2H),2.26−2.28(m,1H),2.02−2.13(m,2H),1.80−1.88(m,1H),1.45−1.52(m,2H),1.07−1.34(m,8H),0.78−0.84(m,1H)。
工程6:(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(4−シクロプロピル−2−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル)メタノール
乾燥THF(0.5L)中のLAH(5.1g、135mmol)の懸濁液に、0℃で、5−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−4−シクロプロピルフロ[3,4−b]ピリジン−7(5H)−オン(12g、45mmol)を添加し、混合物を2時間撹拌して添加を完了させた。次いで、水(5.1mL)をゆっくり加え、続いてNaOH(10.2mL、10%)及び水(15.3mL)を添加し、混合物を1時間撹拌した後、濾過し、濾液を蒸発させて、12gを粗生成物を得た。
工程7:(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(2−(クロロメチル)−4−シクロプロピルピリジン−3−イル)メタノール
乾燥DCM(1.4L)中の(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(4−シクロプロピル−2−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル)メタノール(32g、117mmol)の溶液に、室温でEt3N(36.5g、351mmol)、TsCl(44.8g、234mmol)及び4−DMAP(1.5g、11.7mmol)を加え、混合物を一晩撹拌した。混合物を水で洗浄し、カラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=95:5)で精製して、27gを褐色固体として得た。
工程8:N−((3−((ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(ヒドロキシ)メチル)−4−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)−N−ホルミルホルムアミド
乾燥DMF(0.5L)中の(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(2−(クロロメチル)−4−シクロプロピルピリジン−3−イル)メタノール(27g、93mmol)の溶液に、ジホルムアミドナトリウム(17.7g、186mmol)を室温で加え、混合物を80℃で2時間加熱した。溶媒を蒸発させた後、EA(0.5L)を添加してブラインで洗浄し、有機層を単離し、蒸発させて粗生成物を褐色固体として得た。
工程9:(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メチルホルメート
Ac2O(0.4L)中の粗N−((3−((ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(ヒドロキシ)メチル)−4−シクロプロピルピリジン−2−イル)メチル)−N−ホルミルホルムアミド(93mmol)の溶液に、室温でHCOOH(0.2L)を加え、混合物を60℃で3時間加熱した。溶媒を蒸発させた後、EA(0.6L)を加え、飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、有機層を単離し、溶媒を蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(PE:EA=1:1からEA)により精製して15gを明褐色固体として得た。
工程10:(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
THF(0.4L)及び水(0.1L)の混合物中の(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メチル蟻酸メチル(15g、48mmol)の溶液に、室温でLiOH・H 2 O(4.0g、96mmol)を加え、混合物を1時間撹拌した。EA(0.2L)を添加し、有機層を単離し、溶媒を蒸発させ、EA/PE=1:1で洗浄して13gを白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.24−8.21(m,1H),8.13−8.08(m,1H),7.44−7.38(m,1H),6.20−6.13(m,1H),5.35−5.15(m,1H),5.10−4.80(m,1H),2.70−2.50(m,1H),2.30−2.00(m,3H),1.72−0.60(m,12H)。MS(ESI)m/e[M+1]+283.2。
実施例B122a:(S)−((1R,2S,4S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
CH3CN(100mL)中の(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノル(0.9g、3.2mmol)の懸濁液に、混合物が完全に溶解するまで60℃でCH3CN(36mL)中のL−DBTA(1.26g、1.1当量)の溶液を滴下した。次いで、ゆっくりと室温に冷却し、濾過して0.7gを白色固体として得た。続いてCH3CN(70mL)で再結晶して、490mgを白色固体として得た。次に、固体をDCM(50mL)に分散させ、K2CO3(5mL)の飽和水溶液を激しく撹拌しながら添加した。有機層を単離し、溶媒を蒸発させて白色固体として230mgを得た。1H NMR(DMSO−d6)8.20(s,1H),8.09(d,1H,J=7.2Hz),7.40(s,1H),6.14(d,1H,J=7.2Hz),5.13−5.19(m,2H),2.59(s,1H),2.06−2.17(m,2H),1.81−1.85(m,1H),1.38−1.54(m,2H),0.58−1.29(m,10H)。
酵素及び細胞アッセイにおける実施例B122aのより強力な化合物の絶対立体化学は、IDO1酵素とその共結晶構造に基づいてキラルα−炭素原子上の(S)、(S)−配置として割り当てられる。
実施例B122b:(1S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール(エクソエナンチオマー)
工程1:ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノン
EA(150mL)中のビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール(2.0g、7.09mol)の溶液にIBX(6.0g、21.3mmol)を添加し、反応物を60℃に加温し、約6時間撹拌した。周囲温度に冷却し、濾過し、固体をEA(20mL)で洗浄し、濾液を濃縮して、粗生成物をシリカゲル(200メッシュから300メッシュ、溶出液:DCM:MeOH=100:1)上のカラムクロマトグラフィーで精製し、生成物を黄色油状物として得た(1.8g、90.6%)。MS(ESI)m/e[M+1]+281.1。
工程2:(1S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
THF(100mL)中のビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノン(1.8g、6.43mol)の溶液に、(S)−ME CBS(CAS:112022−81−8、1M、1.65mL、0.064mmol)を添加した。約15分間撹拌した後、ボラン−メチルスルフィド錯体(2.0M、6.5mL、13.0mmol)を反応物に滴加し、反応物を周囲温度で約16時間撹拌した。反応物に濃HCl(5.0mL)を加え、固体を濾過し、THF(10mL)で洗浄し、CH2Cl2(20mL)に溶解し、この溶液に飽和Na2CO3を添加してpH値を8から9に調整し、水溶液をCH2Cl2(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相を飽和NaCl(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して、生成物を淡褐色固体として得た(1.3g、71.7%)。
この固体(1.3g、4.61mmol)をCH3CN(65mL)に加え、すべての固体が溶解するまで攪拌しながら56℃まで加温した。L−DBTA(1.65g、4.61mmol)を溶液に添加し、反応物をゆっくりと周囲温度に冷却し、約16時間撹拌した。固体を濾過し、CH3CN(15mL)で洗浄し、固体をCH2Cl2(20mL)に添加し、飽和Na2CO3を溶液に添加してpH値を8から9に調整し、水層をCH2Cl2(3×10mL)で抽出し、合わせた有機相を飽和NaCl(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、生成物を淡黄色固体として得た(900mg、69.2%)。
工程3:(1S)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール(エクソエナンチオマー)
溶出薬剤:CO2/IPA=50/50(/V/V)を溶出液として用いたCHIRALCEL IC−Hカラムでの分取HPLCを用いて淡黄色固体(100mg)を分離し、第1のピークを回収した。流速1.0mL/分で溶出液としてヘキサン/EtOH0.1%DEA=70/30(/V/V)を用いたCHIRALCEL AC−Hカラム上のHPLCを用いてエナンチオマー過剰を決定した。エナンチオマー(20mg、20%)は4.59分の保持時間で溶出した。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.30(s,1H),8.12(d,J=7.4Hz,1H),7.46(s,1H),6.19(d,J=7.4Hz,1H),5.34(br s,1H),4.85(d,J=8.8Hz,1H),2.57−2.52(m,1H),2.22−2.07(m,3H),1.59−1.37(m,3H),1.27−0.60(m,9H)。MS(ESI)m/e[M+1]+283.2。
実施例B123:ビシクロ[2.2.2]オクタ−5−エン−2−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
所望の生成物は、実施例B122の手順と同様の手順に従って調製した。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 9.12(s,1H),8.00(s,1H),7.97(s,1H),6.51−6.27(m,4H),4.98(d,J=9.7Hz,1H),3.04−3.02(m,1H),2.49−2.30(m,2H),2.03−1.98(m,1H),1.58−1.55(m,1H),1.41−1.36(m,2H),1.29−1.23(m,2H),1.11−1.08(m,2H),0.77−0.74(m,3H)。
実施例B124:ビシクロ[2.2.2]オクタン−2−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
所望の生成物を、実施例B122と同様の手順に従って還元した。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 9.08(s,1H),8.02(d,J=7.4Hz,1H),7.95(s,1H),6.51(d,J=7.4Hz,1H),5.44(d,J=10.3Hz,1H),2.30−0.75(m,18H)。MS(ESI)m/e[M+1]+297.2。
実施例B125:N−シクロプロピル−3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ベンズアミド
工程1:3−((2−(ベンジルカルバモイル)−4−クロロピリジン−3−イル)(ヒドロキシ)メチル)−安息香酸tert−ブチル
乾燥THF(40mL)中のnBu−Li(40mL、2.4M)の溶液に、乾燥THF(50mL)中のN−ベンジル−4−クロロピコリンアミド(12g、48mmol)を窒素下、−70℃でゆっくり添加し、混合物を30分間撹拌した後、を−70℃で滴下し、混合物を1時間撹拌した後、3−ホルミル安息香酸tert−ブチル(20g、120mmol)を−70℃で滴下し、混合物を1時間撹拌した後、水(0.2L)でクエンチし、EA(40mL×3)で抽出し、合わせ、Na2SO4で乾燥させ、ろ過して固体を除去し、ろ液を蒸発させて粗生成物を得て、この粗生成物をさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程2:3−(4−クロロ−7−オキソ−5,7−ジヒドロフロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)安息香酸tert−ブチル
AcOH(0.2L)中の3−((2−(ベンジルカルバモイル)−4−クロロピリジン−3−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸tert−ブチル(粗、48mmol)の混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させてEA(0.4L)を加え、水、飽和NaHCO3水溶液及びブラインで洗浄し、有機層を蒸発させて粗生成物を得て、さらにカラムクロマトグラフィー(PE:EA=5:1からPE:EA=1:1)で精製して、11gの淡色の固体を得た。
工程3:3−(4−シクロプロピル−7−オキソ−5,7−ジヒドロフロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)安息香酸tert−ブチル
1,4−ジオキサン(0.1L)中の3−(4−クロロ−7−オキソ−5,7−ジヒドロフロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)安息香酸tert−ブチル(3.5g、10mmol)の溶液に、シクロプロピルボロン酸(1.7g、20mmol)、Pd(dppf)Cl2(0.8g、1.0mmol)及びK2CO3(5.5g、40mmol)を加え、混合物を90℃で6時間加熱した。室温に冷却し、固体を除去するために濾過し、濾液を蒸発させてからEA(1.0L)を加え、シリコーンパッドで濾過し、濾液を蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(PE:EA=1:1)で精製して、3.3gを褐色固体として得た。
工程4:3−((4−シクロプロピル−2−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸tert−ブチル
EtOH(0.3L)中の3−(4−シクロプロピル−7−オキソ−5,7−ジヒドロフロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)安息香酸tert−ブチル(12g、34mmol)の溶液に、NaBH4(2.6g、68mmol)を室温でバッチ式で加え、混合物を50℃で2時間加熱した。溶媒を蒸発させ、水(0.1L)を加え、EA(0.2L×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を蒸発させて粗生成物を得て、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濾液を蒸発させて粗生成物を得て、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程5:3−((4−シクロプロピル−2 − ((トシルオキシ)メチル)ピリジン−3−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸tert−ブチル
乾燥DCM(0.3L)中の3−((4−シクロプロピル)−2−(ヒドロキメチル)ピリジン−3−イル)(ヒドロキシ)−メチル)安息香酸tert−ブチル(粗、34ミリモル)の溶液に、Et3N(7.0g、68mmol)及びTsCl(7.8g、41mmol)を室温で加え、混合物を4時間撹拌した。水(0.2L)を添加し、有機層を単離し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濾液を蒸発させて粗生成物を得た。そして、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程6:3−((4−シクロプロピル−2−((N−ホルミルホルムアミド)メチル)ピリジン−3−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸tert−ブチル
乾燥DMF(0.3mL)中の3−((4−シクロプロピル−2−((トシルオキシ)メチル)ピリジン−3−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸tert−ブチル(粗、34mmol)の溶液に室温でジホルムアミドナトリウム(6.4g、68mmol)を加え、混合物を80℃で2時間加熱した。溶媒を蒸発させた後、EA(0.5L)を加えてブラインで洗浄し、有機層を単離し、蒸発させて粗生成物を褐色固体として得た。そして、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程7:3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ホルミルオキシ)メチル)安息香酸tert−ブチル
Ac2O(0.2L)中の3−((4−シクロプロピル−2−((N−ホルミルホルムアミド)メチル)ピリジン−3−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸tert−ブチル(粗、34mmol)に、室温でHCOOH(0.1L)を加え、混合物を50℃で4時間加熱した。溶媒を蒸発させ、EA(0.2L)を添加し、飽和NaHCO3水溶液及びブラインで洗浄し、溶媒を蒸発させて、粗生成物を得て、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程8:3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸tert−ブチル
MeOH(60mL)中の3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ホルミルオキシ)メチル)安息香酸tert−ブチル(粗、34mmol)に、室温でLiOH・H2O(3.0g、68mmol)を加え、混合物を4時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、水(0.1L)を加え、EA(40mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、溶媒を蒸発させ、カラムクロマトグラフィー(EA/PE=1:1からEA)により精製して2.0gを白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)8.18(s,1H),8.14(d,1H,J=7.2Hz),8.00(s,1H),7.67−7.72(m,2H),7.40(t,1H,J=7.6Hz),7.20(s,1H),6.18−6.23(m,2H),2.30−2.31(m,1H),1.50(s,9H),0.90−0.98(m,2H),0.70−0.80(m,2H)。
工程9:3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸
乾燥DCM(50mL)中の3−((7−シクロピロイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸tert−ブチル(2.0g、5.5mmol)の溶液に、室温でTFA(10mL)を加え、混合物を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させて粗生成物を得て、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。
工程10:N−シクロプロピル−3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ベンズアミド(実施例B125)
乾燥DMF(10mL)中の3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)安息香酸(0.1g、0.32mmol)の溶液に、室温でHATU(243mg、0.64mmol)、DIEA(165mg、1.28mmol)を加え、混合物を0.5時間撹拌した後、シクロプロパンアミン(37mg、0.64mmol)を加え、混合物を6時間撹拌した。水(20mL)を添加し、EA(20mL×3)で抽出し、合わせ、ブラインで洗浄し、溶媒を蒸発させて粗生成物を得て、さらにpre−HPLCで精製して15mgを収率14%で得た。1H NMR(DMSO−d6)8.43(d,1H,J=4.0Hz),8.21(s,1H),8.16(d,1H,J=6.8Hz),7.95(s,1H),7.63(d,1H,J=7.6Hz),7.53(d,1H,J=7.6Hz),7.33(t,1H,J=7.6Hz),7.23(s,1H),6.49(d,1H,J=3.2Hz),6.25(d,1H,J=7.2Hz),6.15(s,1H),2.79−2.81(m,1H),2.29−2.32(m,1H),0.92−0.96(m,2H),0.74−0.76(m,2H),0.65−0.69(m,2H),0.55−0.57(m,2H)。
実施例B126:シクロヘキシル(7−(シス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
工程1:(シス−2−フルオロシクロプロピル)エタン−1−オン
無水Et2O(60mL)中のシス−2−フルオロシクロプロパン−1−カルボン酸(3.63g、35mmol)の冷却溶液に、MeLi(Et2O中1.6M、44mL、70mmol)を−78℃で1.5時間かけてゆっくり添加した。得られた混合物を−78℃で15分間撹拌し、0℃までゆっくりと加温し、2時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)で注意深く処理し、MeOt−Bu(100mL×2)で抽出し、Na2SO4で乾燥し、濃縮して、(シス−2−フルオロシクロプロピル)エタン−1−オン(2.8g、77%)を無色油状物として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 5.01−4.82(m,1H),2.27(m,1H),2.23(s,3H),1.69−1.59(m,1H),1.12−1.06(m,1H)。
工程2及び3:4−((シス−2−フルオロシクロプロピル)−2−メチルニコチノニトリル
氷浴で冷却したDCM(50mL)中のβ−アミノクロトンニトリル(3.4g、42mmol)及びNEt3(10.7mL、77mmol)の溶液に、TiCl4(DCM中1M、21mL、21mmol)の溶液を攪拌しながらゆっくりと加えた。続いて、DCM(20mL)中の(シス−2−フルオロシクロプロピル)エタン−1−オン(2.8g、27.5mmol)を一度に加えた。4時間後、反応混合物を濃縮し、MeOt−Bu(300mL)を添加した。得られたスラリーを室温で1時間撹拌し、次いで濾過し、MeOt−Bu(200mL)で洗浄した。溶媒を蒸発させると、粗生成物が得られ、これを次の工程に直接使用した。
DCM(200mL)中の粗β−エナミノニトリルに、イミニウム塩(11g、52.5mmol)を一度に加えた。反応混合物を室温で20時間撹拌し、2N NaOH(200mL)を添加した。その後15分撹拌した後、有機相を分離し、水相をDCM(100mL×2)で抽出した。合わせた有機相をブライン(200mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1)で精製して、4−((シス−2−フルオロシクロプロピル)−2−メチルニコチノニトリル(1.92g、40%)を無色油状物として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.58(d,J=5.2Hz,1H),7.26(d,J=5.2Hz,1H),5.16(m,1H),2.68(s,3H),2.46−2.34(m,1H),1.69(dtd,J=23.2,7.7,3.0Hz,1H),1.51−1.38(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+177.1。
工程4:4−(シス−2−フルオロシクロプロピル)−2−メチルニコチンアルデヒド
DCM(25mL)中の4−((シス−2−フルオロシクロプロピル)−2−メチルニコチノニトリル(1.76g、10mmol)の撹拌溶液に、DIBAL−H(PhMe中1.0M、25mL、25mmol)を、−78℃で滴下し、同じ温度で1時間撹拌した。 反応混合物を2N HCl(100mL)に0℃で注ぎ、次いで、NaOHで中和した。その後、EA(100mL×100mL)で抽出し、ブライン(100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1)で精製して、4−(シス−2−フルオロシクロプロピル)−2−メチルニコチンアルデヒド(1.42 g、79%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 10.67(s,1H),8.55(d,J=5.2Hz,1H),7.33(d,J=5.2Hz,1H),5.17−4.96(m,1H),2.72(s,3H),2.69(m,1H),1.54−1.47(m,1H),1.40−1.27(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+180.1。
工程5:2−(クロロメチル)−4−(シス−2−フルオロシクロプロピル)ニコチンアルデヒド
DCM(40mL)中の4−(シス−2−フルオロシクロプロピル)−2−メチルニコチンアルデヒド(1.42g、7.9mmol)の撹拌溶液に、1,3,5−トリクロロ−1,3,5−トリアジナン−2,4,6−トリオン(2.21g、9.5mmol)を室温で添加した。20時間撹拌した後、混合物を濾過し、濾液をNaHCO3水溶液(50mL)で洗浄した。Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、2−(クロロメチル)−4−(シス−2−フルオロシクロプロピル)ニコチンアルデヒド(1.7g、定量値)を白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 10.69(s,1H),8.66(d,J=5.2Hz,1H),7.51(d,J=5.2Hz,1H),5.17−5.00(m,3H),2.73(m,1H),1.60−1.54(m,1H),1.40−1.34(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+214.0。
工程6及び7:7−(シス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド
DMF(30mL)中の2−(クロロメチル)−4−(シス−2−フルオロシクロプロピル)ニコチンアルデヒド(1.69g、7.9mmol)の撹拌溶液にジホルムアミドナトリウム(1.5g、15.8mmol)を添加した。反応混合物を室温で5.5時間撹拌した。次いで、混合物を濃縮し、EA/水(100mL/100mL)を添加した。有機相を分離し、水相をEA(100mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮して、N−((4−(シス−2−フルオロシクロプロピル)−3−ホルミルピリジン−2−イル)メチル)ホルムアミドを得た。MS(ESI)m/e[M+1]+223.1;HCOOH及びAc2Oの1:1混合物(20mL)を50℃で1.5時間撹拌した。室温に冷却後、混合物を同じ温度でN−((4−(シス−2−フルオロシクロプロピル)−3−ホルミルピリジン−2−イル)メチル)ホルムアミドに加えた。20時間後、反応混合物を濃縮し、飽和NaHCO3水溶液(50mL)を注意深く添加した。次に2NNaOHを加えてpH>12を維持した。水相をEA(3×50mL)で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=50:1)で精製して、7−(シス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(1.32g、82%)をワックス状固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 10.62(s,1H),8.62(d,J=7.2Hz,1H),8.43(s,1H),7.84(s,1H),6.79(d,J=7.2Hz,1H),5.25−4.98(m,1H),2.80−2.73(m,1H),1.55−1.37(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+205.1。
工程8:シクロヘキシル(7−(シス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
THF(2mL)中の7−(シス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(114mg、0.56mmol)の溶液に、シクロヘキシルマグネシウムクロライド(PhMe/THF中1.3M、0.64mL、0.84mmol)を0℃で加えた。反応混合物を0℃で40分間撹拌し、次いで飽和NH4Cl水溶液(10mL)でクエンチした。混合物をDCM(50mL)で希釈し、有機相を分離し、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、シリカゲルクロマトグラフィー(DCM/MeOH=100:3)で精製して、シロヘキシル(7−(シス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノールを2つのジアステレオマー(95mg、59%)として得た。主なもの(実施例B126a):淡黄色の固体、1H NMR(CDCl3)δ 8.09(s,1H),7.82(d,J=7.2Hz,1H),7.67(s,1H),6.51(d,J=7.2Hz,1H),5.02−4.82(m,1H),4.94(d,J=9.2Hz,1H),2.37(br d,J=12.4Hz,1H),2.20−2.06(m,2H),1.83(br d,J=12.4Hz,1H),1.65−1.58(m,2H),1.28−1.06(m,7H),0.95−0.86(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+289.1;副次的なもの(実施例B126b):淡黄色個体,1H NMR(CDCl3)δ 8.05(s,1H),7.77(d,J=7.2Hz,1H),7.63(s,1H),6.46(d,J=7.2Hz,1H),5.04(d,J=9.0Hz,1H),4.94−4.74(m,1H),2.30−2.27(m,1H),2.14−2.05(m,1H),1.89−1.60(m,3H),1.38−1.06(m,7H),0.97−0.88(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+289.1。
実施例B127a及びB127b:2−シクロヘキシル−1−(7−(シス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタン−1−オール
THF(2mL)中の7−(シス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(52mg、0.25mmol)の溶液に、シクロヘキシルメチルマグネシウムブロミド(THF中0.5M、0.76mL、0.38mmol)を0℃で加えた。反応混合物を0℃で1.5時間撹拌し、次いで飽和NH4Cl水溶液(10mL)でクエンチした。混合物をDCM(50mL)で希釈し、有機相を分離し、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、分取TLC(DCM/MeOH=100:5)で精製して、2−シクロヘキシル−1−(7−(シス−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)エタン−1−オール(12mg、16%)を2つのジアステレオマーとして得た。主要なもの(実施例B127a:淡黄色個体、1H NMR(DMSO−d6)δ 8.30(s,1H),8.15(d,J=7.2Hz,1H),7.51(s,1H),6.51(d,J=7.2Hz,1H),5.31(br d,J=3.6Hz,1H),5.27−5.24(m,1H),5.10−4.91(m,1H),2.16−2.08(m,1H),1.94−1.81(m,2H),1.77−1.49(m,4H),1.45−1.03(m,7H),0.96−0.85(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+303.2;副次的なもの(実施例B127b:淡黄色個体、1H NMR(DMSO−d6)δ 8.29(s,1H),8.14(d,J=7.2Hz,1H),7.50(s,1H),6.49(d,J=7.2Hz,1H),5.46−5.33(m,1H),5.26(d,J=3.2Hz,1H),5.06−4.71(m,1H),2.24−2.10(m,1H),1.93−1.82(m,2H),1.76−1.45(m,5H),1.45−1.05(m,6H),0.96−0.87(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+303.1。
実施例B128:シクロヘキシル(7−((トランス)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
4種の異性体を含むこの化合物は、実施例B126と同様の手順に従って調製した。1H NMR(CDCl3)δ 8.04(s,1H),7.76(d,J=7.2Hz,1H),7.62(s,1H),6.11(d,J=7.2Hz,0.5H),6.06(d,J=7.2Hz,0.5H),5.08(d,J=8.8Hz,0.5H),5.02(d,J=7.2Hz,0.5H),4.79−4.71(m,0.5H),4.63−4.55(m,0.5H),3.75−3.62(m,0.5H),3.43−3.35(m,0.5H),2.60−2.42(m,1H),2.35−1.95(m,2H),1.90−0.80(m,11H)。MS(ESI)m/e[M+1]+289.1。
実施例B128a,B128b及びB128c:シクロヘキシル(7−((トランス)−2−フルオロシクロプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
溶出液として溶出薬剤:CO2/EtOH 0.1%DEA=60/40(V/V)を用いたCHIRALCEL AS−Hカラムでの分取HPLCを用いて、4種の異性体を含むこの化合物を分離した。エナンチオマー過剰率は、2.0mL/分の流速で、溶出液としてCO2/EtOH 0.1%DEA=60/40(/V/V)用いたCHIRALCEL AS−HカラムでのHPLCを使用することによって決定した。ピーク1(B128a)は、オフホワイトの固体として4.60分の保持時間(20mg、2種の異性体)で溶出する2種の異性体を含む。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.35(s,1H),8.13(d,J=7.2Hz,1H),7.43(s,1H),5.38−5.28(m,1H),5.04−4.80(m,2H),2.25−2.13(m,1H),2.04−1.85(m,2H),1.81−1.41(m,3H),1.30−0.80(m,8H)。MS(ESI)m/e[M+1]+289.1;ピーク2(B128b)は、5.60分の保持時間で溶出した単一の異性体であり(6.0mg、単一の異性体)、オフホワイトの固体である。1H NMR(CDCl3−d1)δ 8.06(s,1H),7.76(d,J=7.0Hz,1H),7.62(s,1H),6.06(d,J=7.0Hz,1H),5.08(d,J=8.8Hz,1 H),4.77−4.55(m,1H),3.10−2.90(m,1H),2.62−2.48(m,1H),2.38−1.96(m,3H),1.90−1.45(m,4H),1.40−0.80(m,6H)。MS(ESI)m/e[M+1]+289.1;及びピーク3(B128c)は、保持時間7.14分(6.0mg、単一の異性体)として溶出した単一の異性体であり、オフホワイトの固体として得られた。1H NMR(CDCl3−d1)δ 8.07(s,1H),7.77(d,J=7.0Hz,1H),7.63(s,1H),6.11(d,J=7.0Hz,1H),5.03(d,J=8.8Hz,1H),4.90−4.57(m,1H),3.10−2.95(m,1H),2.62−2.48(m,1H),2.38−1.96(m,3H),1.90−1.50(m,4H),1.40−0.80(m,6H)。MS(ESI)m/e[M+1]+289.1。
実施例B129:3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル
実施例B129は、実施例B107と同様の手順に従って、当業者によって認識される適切な条件下で合成された。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.27−8.25(m,1H),8.20−8.10(m,1H),7.42−7.29(m,5H),6.17(d,J=7.4Hz,1H),5.52−5.49(m,1H),5.08−5.05(m,1H),4.99−4.93(m,1H),4.49−4.47(m,0.5H),3.94−3.91(m,1H),3.60−3.57(m,0.5H),2.88−2.62(m,2H),2.28−1.98(m,2H),1.71−0.68(m,8H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+406.2。
実施例B130a及びB130b:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル)メタノール
工程1:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ピペリジン−3−イル)メタノール
EtOH(10ml)中の3 − ((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(1.0g、2.47mmol)、Pd/C(50mg)の溶液を室温で16時間撹拌し、次いで混合物を濾過し、濾液を濃縮して、500mg(74.6%)の(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ピペリジン−3−イル)メタノールを黄色固体として得た。MS(ESI,m/e)[M+1]+272.2。
工程2:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル)メタノール
DCM(10mL)中の(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ピペリジン−3−イル)メタノール(100mg、0.37mmol)、Et3N(56mg、0.56mmol)の溶液に、塩化メタンスルホニル(42mg、0.37mmol)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで水性NH4Cl(10mL)でクエンチし、EA(10mL×3)で抽出した。有機層を濃縮して粗生成物を得て、分取HPLCにより精製して、2つのジアステレオマー2.6mg(2.0%)をオフホワイトの固体(B130a)として得た。1H NMR(CD3OD)δ 8.09(s,1H),7.94(d,J=7.4Hz,1H),7.42(s,1H),6.18(d,J=7.4Hz,1H),5.18(d,J=8.4Hz,1H),3.49−3.36(m,1H),3.19−3.12(m,1H),2.72−2.63(m,1H),2.60(s,3H),2.57−0.60(m,11H)。MS(ESI)m/e[M+1]+350.2,及び3.5mg(2.7%)をオフホワイトの固体(B130b)として得た。1H NMR(CD3OD)δ 8.09(s,1H),7.95(d,J=7.4Hz,1H),7.42(s,1H),6.17(d,J=7.4Hz,1H),5.12(d,J=9.4Hz,1H),4.10−3.99(m,1H),3.53−3.49(m,1H),2.76(s,3H),2.69−0.60(m,12H)。MS(ESI)m/e[M+1]+350.2。
実施例B131:(2−(3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)−2−オキソエチル)カルバミン酸tert−ブチル
DMF(5mL)中の(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ピペリジン−3−イル)メタノール(150mg、0.55mmol)、(tert−ブトキシカルボニル)グリシン(96mmol、0.55mmol)、HATU(210mg、0.55mmol)、Et3N(56mg、0.56mmol)の溶液を室温で16時間撹拌した後、混合物をH2O(10mL)でクエンチし、EA(10mL×3)で抽出した。有機層を濃縮して粗生成物を得て、分取TLCにより精製して、120mgの(2−(3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)−2−オキソエチル)カルバミン酸tert−ブチルを黄色の固体として得た。1H NMR(CDCl3)δ 8.29−8.16(m,1H),7.82−7.80(m,1H),7.55−7.54(m,1H),6.19−6.16(m,1H),5.56−5.43(m,1H),5.20−5.17(m,1H),4.43−0.72(m,25H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+429.2。
実施例B132:2−アミノ−1−(3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル) ピペリジン−1−イル)エタン−1−オン
DCM(5mL)中の、(2−(3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)−2−オキソエチル)カルバミン酸tert−ブチル(100mg、0.23mmol)、TFA(1mL)の溶液を室温で2時間撹拌した後、混合物をNaHCO3水溶液でクエンチし、DCM(10mL×3)で抽出した。有機層を濃縮して粗生成物を得て、分取TLCにより精製して、35mg(46.7%)の(2−(3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)−2−オキソエチル)カルバミン酸tert−ブチルを黄色の固体として得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.24−8.22(m,1H),8.15−8.13(m,1H),7.47(s,1H),7.37−7.35(m,1H),7.20(br s,2H),6.18−6.15(m,1H),5.58−4.85(m,1H),4.14−0.73(m,16H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+329.2。
実施例B133a及びB133b:1−(3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)エタン−1−オン
所望の化合物は、実施例B107の手順と同様の手順に従って、当業者によって認識される適切な条件下で合成され、分取HPLCによって精製されて、2つのジアステレオマーを得た。(回転異性体であるB133a):1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.23(s,0.4H),8.22(s,0.5H),8.15(d,J=7.2Hz,0.4H),8.13(d,J=7.2Hz,0.5H),7.44(s,0.4H),7.37(s,0.5H),6.17(d,J=7.2Hz,1H),5.52(d,J=3.7Hz,0.4H),5.43(d,J=3.7Hz,0.5H),5.11−5.02(m,0.4H),5.02−4.94(m,0.5H),4.21−0.64(m,14H),1.89(s,1.7),1.59(s,1.3H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+314.2;(回転異性体であるB133b):1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.23(s,0.5H),8.22(s,0.5H),8.14(d,J=7.2Hz,0.5H),8.12(d,J=7.2Hz,0.5H),7.43(s,0.5H),7.37(s,0.5H),6.17(d,J=7.2Hz,0.5H),6.15(d,J=7.2Hz,0.5H),5.54(d,J=3.0Hz,0.5H),5.46(d,J=3.0Hz,0.5H),5.08−4.75(m,1H),4.17−3.99(m,1H),3.71−0.64(m,14H),2.05(s,1.5H),1.98(s,1.5H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+314.2。
実施例B134:(3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)(フェニル)メタノン
所望の化合物は、実施例B107と同様の手順に従って、当業者によって認識される適切な条件下で合成された。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.43−8.39(m,1H),8.15(s,1H),7.40−7.33(m,6H),6.21(s,1H),5.61−3.98(m,3H),2.92−0.70(m,14H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+376.2。
実施例B135a及びB135b:3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−スルホアミド
工程1:((3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)スルホニル)カルバミン酸tert−ブチル
DCM(5mL)中の(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ピペリジン−3−イル)メタノール(50mg、0.19mmol)、硫黄イソシアナチジククロリド(26mg、0.19mmol)t−BuOH(14mg、0.19mmol)、Et3N(37mg、0.37mmol)の溶液を室温で2時間撹拌し、次いでH2O(5mL)でクエンチし、DCM(5mL×3)で抽出した。有機層を濃縮して粗生成物を得て、DCM中の5%MeOHを用いたカラムクロマトグラフィーにより精製して、45mg(54.2%)の((3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)スルホニル)カルバミン酸tert−ブチルを黄色固体として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+450.2。
工程2:3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−スルホンアミド
DCM(10mL)中の((3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン−1−イル)スルホニル)カルバミン酸tert−ブチル(45mg、0.10mmol)、TFA(2mL)の溶液を室温で16時間撹拌し、次いで、混合物をNaHCO3水溶液でクエンチし、DCM(10mL×3)で抽出した。有機層を濃縮して粗生成物を得て、分取HPLCにより精製して、2つのジアステレオマーを得た。(5.5mg、15.7%,B135a):1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.22(s,1H),8.13(d,J=7.2Hz,1H),7.40(s,1H),6.61(s,2H),6.22(d,J=7.2Hz,1H),5.46(d,J=3.4Hz,1H),5.11−4.99(m,1H),3.06−2.97(m,1H),2.55−0.63(m,13H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+351.1;(9.0mg,25.7%,B135b):1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.23(s,1H),8.13(d,J=7.2Hz,1H),7.40(s,1H),6.72(s,2H),6.17(d,J=7.2Hz,1H),5.52(d,J=2.8Hz,1H),5.07−4.91(m,1H),2.47−2.36(m,2H),2.28−2.09(m,2H),1.70−1.55(m,1H),1.37−0.64(m,9H)。MS(ESI,m/e)[M+1]+351.1。
実施例B137:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(1−((2,2−ジエトキシエトキシ)メチル)シクロヘキシル)メタノール
工程1:1−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−カルボン酸メチル
THF(20mL)中の(i−Pr)2NH(518mg、5.13mmol)の溶液に、N2下、−30℃でN−BuLi(3.2mL、1.6mol/L)を加えた。混合物を30分間撹拌した。THF(5mL)中のシクロヘキサンカルボン酸メチル(767mg、5.4mmol)の溶液を−70℃で添加し、1時間撹拌した。次いで、THF(10mL)中の7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(500mg、2.7mmol)の溶液を−70℃で添加した。次いで、ゆっくりと室温に温め、一晩撹拌した。 反応を水(30mL)でクエンチし、DCM(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL×3)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物をプレHPLCで精製して、所望の生成物を淡緑色固体(61mg、7%)として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.33(s,1H),8.37(d,J=7.4Hz,1H),7.82(s,1H),6.53(d,J=7.4Hz,1H),6.13(br s,1H),5.39(s,1H),3.47(s,3H),2.28−0.75(m,15H)。MS(ESI)m/e[M+1]+329.2。
工程2:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(1−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)メタノール(実施例B136)
THF(5mL)中のLiAlH4(13mg、0.33mmol)の混合物に、THF(1mL)中の1−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(シクロヘキサン−1−カルボン酸メチル(36mg、mmol)の溶液を5℃で滴下した。次に、混合物を3時間撹拌し、4N NaOH(5mL)でクエンチした。得られた混合物をDCM(15mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL×2)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣をpre−HPLCで精製して、所望の生成物を白色固体(61mg、7%)として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.14(s,1H),8.10(d,J=7.2Hz,1H),7.46(s,1H),6.05(d,J=7.2Hz,1H),5.47(d,J=8.8Hz,1H),5.24(d,J=8.8Hz,1H),4.52−4.49(m,1H),3.85−3.55(m,2H),2.08−0.76(m,13H)。MS(ESI)m/e[M+1]+301.2。
工程3:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(1−((2,2−ジエトキシエトキシ)メチル)シクロヘキシル)メタノール(実施例B137)
DMF(1mL)中の(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(1−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)メタノール(300mL、1mmol)の溶液に、氷水浴で、60%NaH(120mg)を添加した。次いでそれを室温で30分間撹拌した。2−ブロモ−1,1−ジエトキシエタン(1.18g、6mmol)を加え、60℃に加熱し、一晩攪拌した。反応物を室温に冷却し、水(10mL)を加えた。得られた混合物をEA(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL×2)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をpre−HPLCで精製して、所望の生成物(81mg、19%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.19(s,1H),8.10(d,J=7.3Hz,1H),7.44(s,1H),6.04(d,J=7.3Hz,1H),5.39(s,1H),5.19(s,1H),4.52(t,J=5.1Hz,1H),3.62−3.32(m,8H),2.06−1.99(m,1H),1.74−0.73(m,20H)。MS(ESI)m/e[M+1]+417.3。
実施例B138:3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−カルボン酸
工程1:シクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸ジメチル
MeOH(130mL)中のシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸(10.32g、60mmol)の溶液に濃H2SO4(2.5mL)を加え、還流下で16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣を飽和NaHCO3水溶液でpHを7に調整し、EA(200mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、所望の化合物を無色の油状物として得た(12g、100%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 3.61(s,6H),2.69−1.13(m,10H)。MS(ESI)m/e[M+1]+201.1。
工程2:3−(メトキシカルボニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸
MeOH(20mL)中のシクロヘキサン−1,3−ジカルボン酸ジメチル(2g、10mmol)の溶液に、0℃で20分間かけて1N NaOH(10mL)を滴下した。得られた混合物を0℃で30分間、RTで2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣溶液をEAと水との間で分配した。水相を分離し、濃HClで酸性化し、NaClで飽和させた後、EAで抽出した。抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、所望の化合物を無色油状物として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 12.12(br s,1H),3.60(s,3H),2.40−1.15(m,10H)。
工程3:3−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン−1−カルボン酸メチル
THF(300mL)中の3−(メトキシカルボニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸(30g、160mmol)の溶液に、−78℃に冷却した。次いで、BH3・S(CH3)2(81mL、2.0M)を2時間かけて滴下した。次いで、溶液を−78℃で2時間及び室温で16時間撹拌し、2N HCl(20mL)及び水(200mL)でクエンチし、EA(200mL×3)で抽出した。合わせた有機層を飽和NaHCO3で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、所望の化合物を無色油状物として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+173.1。
工程4:3−ホルミルシクロヘキサン−1−カルボン酸メチル
DMSO(100mL)中の3−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン−1−カルボン酸メチル(8.7g、50.6mmol)及びトリエチルアミン(30.3g、300mmol)の溶液に、ピリジン硫黄三酸化物(24.1g、150mmol)を添加し、室温で16時間撹拌した。次いで、溶液を水(300mL)及びEA(300mL)に注ぎ、分離した。水相をEA(200mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(EA/PE=1/10で溶出)により精製して、所望の化合物を油状物として得た。MS(ESI)m/e[M+1]+171.1。
工程5:3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−カルボン酸メチル
3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−カルボン酸メチルは、実施例B122に記載された手法と同様の手法に従って調製した。
工程6:3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−カルボン酸
THF(1mL)及びH2O(1mL)中の3−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)シクロヘキサン−1−カルボン酸メチル(126mg、0.38mmol)の溶液に、LiOH(18mg、0.76mmol)を加え、室温で16時間撹拌した。ついで、THFを減圧下で除去し、残渣をDCM(2mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、残渣をpre−HPLCで精製して、所望の化合物(混合異性体)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ 9.30(s,1H),8.34(d,J=7.4Hz,1H),7.96(s,1H),6.57(d,J=7.4Hz,1H),5.58−5.55(m,1H),5.01(d,J=8.1Hz,1H),2.46−2.19(m,3H),1.91−1.65(m,3H),1.24−1.15(m,3H),1.10−1.00(m,4H),0.80−0.77(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+315.1。
実施例B139からB141は、実施例B107と同様の手順に従って、当業者によって認識される適切な条件下で合成された。
実施例B139:ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
1H NMR(CDCl3−d1)δ 9.08(s,1H),7.96(s,2H),6.52−6.40(m,1H),5.33−5.12(m,1H),2.20−1.99(m,3H),1.80−1.76(m,1H),1.64−1.58(m,1H),1.40−0.80(m,10H)及び0.31−0.07(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+269。
実施例B140:ビシクロ[4.1.0]ヘプタン−3−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ 9.22(s,1H),8.31(d,1H,J=7.6Hz),7.90(d,1H,J=7.6Hz),6.51−6.55(m,1H),5.57−5.59(m,1H),4.81−4.98(m,1H),1.15−2.37(m,7H)及び0.42−0.89(m,9H)。MS(ESI)m/e[M+1]+283。
実施例B141:シクロヘキサ−2−エン−1−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メタノール
1H NMR(DMSO−d6)δ 8.14(d,1H,J=7.6Hz),7.40(s,1H),6.81−6.85(m,1H),6.36−6.43(m,1H),6.25(d,1H,J=7.6Hz),4.77−4.79(m,1H),3.87−3.89(m,1H),1.45−2.05(m,7H),0.96−0.97(m,2H),0.79−0.85(m,1H)及び0.68−0.70(m,2H)。MS(ESI)m/e[M+1]+269。
実施例B142:5−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール
工程1:5−(アセトキシ(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルアセテート
AcOH(10mL)中のビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−イル(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メチルアセテート(化合物1は、実施例B122に記載されたものと同様の手法に従って合成された、140mg、0.43mmol)の溶液に、室温でBF3・Et2O(5滴)をゆっくりと添加した。次に、混合物をN2下、80℃で2時間撹拌した。反応物をNa2CO3溶液でクエンチし、EtOAc(30ml×3)で抽出し、有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、これをさらにpre−HPLCで精製して、5−(アセトキシ(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルアセテート(20mg)を得た。MS(ESI)m/e[M+1]+382.7。
工程2:5−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール
MeOH(10mL)及びH2O(2mL)中の5−(アセトキシ(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)メチル]ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イルアセテート(20mg、0.052mmol)の溶液に、LiOH(6.24mg、0.26mmol)を加え、N2下、室温で0.5時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残るH2O(20mL)を混合物に加え、EtOAc(25ml×3)で抽出し、有機層をNa2SO4で乾燥し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、これをさらにpre−HPLCで精製して、生成物5−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール(5mg)を得た。1H NMR(CD3OD)δ 8.11(s,1H),7.96−7.91(m,1H),7.41−7.35(m,1H),7.26−7.23(m,1H),6.23−6.18(m,1H),3.63−3.52(m,2H),2.50−2.47(m,1H),2.11−2.01(m,3H),1.64−1.21(m,4H),0.95−0.92(m,3H),0.64−0.60(m,1H)及び0.45−0.35(m,1H)。MS(ESI)m/e[M+1]+299。
実施例B143:5−((7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オール
工程1:4−メチル−N’−(4−フェニルシクロヘキシルアミン)ベンゼンスルホニルヒドラジド
メタノール(50mL)中の4−フェニルシクロヘキサン−1−オン(5.00g、28.74mmol)の溶液に、p−トルエンスルホニルヒドラジド(5.34g、28.74mmol)を加えた。 この混合物を70℃で3時間撹拌し、室温に冷却した後、水(50mL)を加え、3分間超音波処理し、濾過し、フィルターケーキをメタノールで洗浄して、白色固体を得た(4.81g、収率:48.94%)。1H NMR(DMSO−d6)δ 10.17(s,1H),7.73(d,J=8.0Hz,2H),7.39(d,J=8.0Hz,2H),7.15−7.29(m,5H),3.77(s,1H),2.92(m,1H),2.78(m,1H),2.38(s,3H),2.25(m,2H),19.3(m,2H),1.51(m,2H)。
工程2:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(4−フェニルシクロヘキシル)メタノンの合成
1,4−ジオキサン(200mL)中の4−メチル−N’−(4−フェニルシクロヘキシリデン)ベンゼンスルホノヒドラジド(3.40g、10mmol)及び7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(1.90g、10mmol)の溶液に、炭酸セシウム(4.90g、15mmol)を添加した。混合物を110℃で8時間撹拌し、室温に冷却した後、濃縮乾固した。粗生成物をシリカゲル(150g)(溶出液としてPE/EA=1:2)でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、1.01gを29.07%の収率で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.29(m,2H),7.20(m,6H),6.24(m,1H),3.18(m,1H),2.64(m,1H),2.36(m,1H),2.01(m,1H),1.79(m,4H),1.53(m,2H),0.91(m,2H),0.78(m,2H)。
工程3:(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(4−フェニル シクロヘキシル)メタノールの合成
エタノール(100mL)中の(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(4−フェニルシクロヘキシル)メタノン(1.01g、2.9mmol)の溶液に水素化ホウ素ナトリウム (220mg、5.8mmol)を添加した。 混合物を室温で一晩撹拌し、水(5mL)でクエンチし、混合物を濃縮乾固した。粗生成物をシリカゲル(150g)(溶出液としてDCM/MeOH=40:1)でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、0.88gを87.70%の収率で得た。1H NMR(DMSO−d6)δ 8.14(m,2H),7.20(m,6H),6.15(m,1H),5.32(m,1H),4.96(m,1H),6.15(m,1H),1.15−2.67(m,11H),0.92(m,2H),0.70(m,2H)。
実施例B143a及びB143b:(S)−(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(トランス又はシス−4−フェニルシクロヘキシル)メタノール及び(S)−(7−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イル)(シス又はトランス−4−フェニルシクロヘキシル)メタノール
溶出液としてCO2/EtOH(0.1%DEA)=70/30(V/V)を用いたChiralpak OD−Hでの分取HPLCを用いてB143(4ジアステレオマー混合物)を光学的に純粋な異性体に分離した。エナンチオマー過剰率は、1.0mL/分の流速で、溶離液としてCO2/IPA(0.1%DEA)=60/40(V/V)を用いたChiralpak OD−H上のHPLCを用いて決定した。保持時間7.077分(B143a)で溶出された最初のエナンチオマー(最初のピーク)、1H NMR(DMSO−d6)δ 8.20(s,1H),8.12(d,1H,J=7.2Hz),7.43(s,1H),7.11−7.26(m,5H),6.15(d,1H,J=7.2Hz),5.30(m,1H),4.96(d,1H,J=8.4Hz),1.15−2.45(m,11H),0.92(m,2H),0.70(m,2H);9.332分の保持時間で同時に溶出する2種の異性体(第2のピーク)の可能な混合物であるが、この混合物は溶液を減圧下で凝縮すると分解する。12.13分の保持時間(B143b)で溶出された第3のエナンチオマー(第3のピーク)、1H NMR(DMSO−d6)δ 8.20(m,1H),8.12(m,1H),7.55(s,1H),7.16−7.29(m,5H),6.15(m,1H),4.60(m,1H),4.24(d,2H,J=5.6Hz),1.65−2.81(m,11H),0.94(m,2H),0.77(m,2H)。B143a及びB143bにおけるキラル炭素の絶対配置は、より強力な異性体B143aの結合モデルがIDO1酵素とA101aの結合モデルと同じであるという仮定に基づいて、それぞれ仮に(S)及び(S)として割り当てられる。
実施例C:生物学的アッセイ
IDO1酵素アッセイ
組換えIDO1を、N末端Hisタグとともに、大腸菌細胞から過剰発現させ、精製した。文献(J.Biol.Chem.(1980),255,1339−1345)に記載されているものと同様の方法を用いてIDO1酵素アッセイを実施した。反応混合物は、50mMリン酸カリウムpH7.5及び0.1%BSAを含む緩衝液中に50nMのIDO1、1.3mMのD−トリプトファン、5mMのL−アスコルビン酸、6.25μMのメチレンブルー、0.4mg/mLのカタラーゼ及び化合物(又はDMSO)を含む。24℃で1.5時間インキュベートした後、反応混合物の吸光度を321nmで連続的に読み取って、FULOstar OMEGAプレートリーダー(BMG LABTECH)によりN’−ホルミルキヌレニンの形成を1時間モニターした。酵素活性は、線形吸光度の増加の傾きを時間の関数として測定することによって決定した。IC50は、増加する濃度の化合物の存在下での残存する酵素活性に基づいて計算される。
TDO酵素アッセイ
組換えTDOを、C末端Hisタグとともに、E.coli細胞から過剰発現させ、精製した。TDOアッセイにおいて100nMのTDO及び0.5mMのL−トリプトファン(Km濃度)を使用したことを除いて、TDO酵素アッセイをIDO1酵素アッセイと同じ方法を用いて行った。
HeLa細胞ベースのIDO1 Kyn(キヌレニン)産生アッセイ:
IDO1阻害剤の阻害活性は、IFN−γによるIDO1誘導後のHeLa細胞における細胞IDO1によるL−Trp(L−トリプトファン)酸化から生じるKynを測定するための比色反応を用いることによって決定される。
Hela細胞は、American Type Tissue Culture Collectionから入手し、0.4mM L−Trpを補充した10%FBS含有フェノールレッドを含まないDMEM培地中に回収した。細胞を96ウェルプレート(100μl/ウェル)上に8000細胞/ウェルで播種した。内因性IDO1を刺激するために、ヒト組換えIFN−γ(8901SC、CST)を細胞に添加した(最終濃度100ng/mL)。ジメチルスルホキシド(DMSO)で希釈した異なる濃度の化合物をIFN−γと同時に添加した。細胞は、5%CO2を供給した加湿インキュベーター内で37℃に保った。48時間のインキュベーションの後、各ウェルからの上清100μlを新しいプレートに移した。8μlの6Nトリクロロ酢酸を添加して、培地中のタンパク質を沈殿させた。プレートを60℃で45分間インキュベートし、次いで2500rpmで10分間遠心分離して沈殿物を除去した。80μlの上清を慎重に新しい清浄なプレートに移し、氷酢酸に溶解した等量の2%4−(ジメチルアミノ)ベンズアルデヒド(D2004、シグマ)を添加した。FULOster OMEGAプレートリーダー(BMG LABTECH)を用いて、Kynに由来する波長480nmでの吸光度を測定した。各化合物についてのIC50は、Graphpad Prismソフトウェアを使用して用量反応データを4パラメータロジスティックモデルに適合させたものから得た。
タンパク質精製及び共結晶化(A101a)
IDO1タンパク質は、文献(Biochimica et Biophysica Acta 1814(2011)1947−1954)に記載されたプロトコルと同様のプロトコルに従って発現され、精製された。IDO1タンパク質を、10mM MES pH6.5,25mM NaCl、及び0.5mM TCEPを含有する緩衝液中で40mg/mlに濃縮した。タンパク質溶液をA101aと1:5のモル比で20℃で1時間インキュベートし、次いで0.1M HEPES pH6.5及び10%PEG6000を含有する貯蔵溶液と混合した。IDO1とA101aとの共結晶は、20℃の液滴からの蒸気拡散によって得られた。
X線データの収集と構造決定(A101a)
IDO1結晶を採取するためにナイロンループを使用し、次いで結晶を30%キシリトールを補充した母液に1分間浸漬した。シンクロトロンデータは、上海シンクロトロン放射施設のADSC Q315 CCD検出器で収集した。回折像をプログラムHKL2000で処理した.IDO1の予備構造は、プログラムPHASERを用いた分子置換によって解決した。IDO1結晶構造(PDBコード2D0T)を検索モデルとして用いた。REFMAC5を使用して剛体、TLS、X線データに対する適度な精密化を行い、続いてCOOTプログラムでの手動調整、及びREFMAC5プログラムでのさらに精密化を実行した。
タンパク質精製及び共結晶化(B122a)
IDO1タンパク質は、文献(Biochimica et Biophysica Acta 1814(2011)1947−1954)に記載されたプロトコルと同様のプロトコルに従って発現され、精製された。IDO1タンパク質を、10mM MES pH6.5、25mM NaCl、及び0.5mM TCEPを含有する緩衝液中で40mg/mlに濃縮した。タンパク質溶液をB122aと1:4のモル比で20℃で1時間インキュベートし、次いで0.1M HEPES pH7.5及び10%PEG8000を含有する貯蔵溶液と混合した。IDO1とB122aとの共結晶は、20℃の液滴からの蒸気拡散によって得られた。
X線データの収集と構造決定(B122a)
ナイロンループを使用してIDO1結晶を採取し、次いで結晶を20%エチレングリコールを補充した母液に1分間浸漬した。シンクロトロンデータは、上海シンクロトロン放射施設のADSC Q315 CCD検出器で収集した。回折像をプログラムHKL2000で処理した。IDO1の予備構造は、プログラムPHASERを用いた分子置換によって解決した。IDO1結晶構造(PDBコード2D0T)を検索モデルとして用いた。REFMAC5を使用して剛体、TLS、X線データに対する適度な精密化、続いてCOOTプログラムでの手動調整、およびREFMAC5プログラムでのさらなる精密化を実行した。
表1:5−置換イミダゾ[1,5−a]ピリジン類の酵素活性データIC
50
(IDO1及びTDO)及び細胞活性データEC
50
(Hela細胞ベースIDO1)
表2:8−置換イミダゾ[1,5−a]ピリジン類の酵素活性データIC
50
(IDO1及びTDO)及び細胞活性データEC
50
(Hela細胞ベースIDO1)
実施例A101からA165及び実施例B101からB143は、IC50値が0.1nMから10μMの範囲のIDO1及びTDOの両方を阻害する活性、ならびに10000nM未満のEC50値を有するHela細胞ベースのIDO1を阻害する活性を示した。
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